あと さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
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最終兵器彼女の感想・評価はどうでしたか?
あと さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
2024.2.3(土)、なんで見ちまったかなぁ・・・。
原作は一部観ていた程度、内容はそこはかとなく認知していたレベル。
巷では「鬱アニメ」、「泣きアニメ」、いや「純愛アニメだ」などなど意見も分かれる作品ということも承知していました。
正直、原作者さまの他のマンガも別に好きとか得意とか言う訳でもなく、特に今作は心がザワザワしそうな気配をプンプン感じ、また自身としてもそれを強く自覚していたので見ないでいたはずなのですが・・・。
ついつい、観てしまいました。
ご存じのように、2024年1月1日、石川県能登地方を震央とする「令和6年能登半島地震」が発生いたしました。
さまざまな被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げ、再び日常を取り戻せるよう祈念いたします。
私の住まいする地域でも、経験したことのない揺れを体験し、軽微なものではありましたが家にも被害が出ました。また、日常生活をおくっているエリア、職場でも多くの被害があり、復旧作業で正月気分が吹っ飛ばされた思いでした。
能登地方の核心エリアほどでは無いですが、ニュースネタになる様な被害も散見されていました。
そして、能登地方。
さすがに、能登半島の先の方へは数回しか訪問したことは無いのですが、被災状況を報道等で拝見し、衝撃を受けたものです。
良く遊びに行っている能登島周辺あたりも、かなりの被害の様です。
もちろん、現地に足を踏み入られる状況ではないので、実際の状況は解らないのですが、なじみ深い風景がどうなっているのか、そこに住まいする皆様がご苦労なさっている事に思いをいたすと、本当に心が苦しくなります。
もしかすると、こういった状況にも影響を受けて、作品に引き寄せられてしまったのかもしれません。
なんでもかんでも、レビューのネタにするのはよろしくはないと思うのですが、何故だか、そのように思ってしまいました。
さて、なに呑気にレビュー書いているんだ、とお叱りをいただくかもしれませんが、短く、書くだけは書いておきます。
今作は、レビュータイトルに書いたとおり、ある意味「恐怖アニメ」だと私は感じました。
もちろん、主人公のシュウジ、ちせを初めとして何人かの恋愛エピソードも描かれています。そして、それは実に人間らしく、思いか交差し入り乱れます。
極限状況の中での恋愛模様ももちろん大きなテーマの一つではあると思うのですが、私が感じたのは日常が徐々に浸食されていく恐怖です。
これは、今現在の私の心持ちも影響しているのだとは思うのですが、どうしようもない≒避けようがない≒「仕方ない」状況って本当に突然起こって、容赦ないという事実を突きつけていたと思います。
この当たり前の、本来、忘れたい≒忘れたふりをしていたい≒「考えたくない」を許さない不快感と恐怖は恐ろしいと思いました。
大切な人を失いたくない、大好きな人とずっといたい、ずっと平和に日常を過ごしていたい ⇒ 事実として無理だけど、それを突きつける人って嫌われますよね。
それを、この作品は容赦なくやっています。
作品中で何度も発せられる、
「仕方がない」
「ごめんなさい」
どうしようもない時に出てくるセリフです。
このセリフを発して、なお戦い、もがき続ける人間の強さを描く作品も多く、本作も何とか抗ってはいるのですが、諸行無常感が常に漂っています。
その作品の中で、何を描き、何を伝え、受け手はどう感じるのか。
なかなかに試される作品です。
こういう作品も、あってもいいでしょう。
唯一無二のメッセージと雰囲気をもっている作品だと思います。
でも見るのキッツいですよねぇ。
{netabare} (キャラ絵が苦手、得意じゃない、可愛くないwという個人の感想のせいもありますw){/netabare}
ここでそれを言うか。
最後に、報道映像ではありますが、いわゆるアニメ化された作品に登場する石川県内の舞台も酷い状況になっているのを見ました。
本当に、心が痛みます。
もちろん、作品舞台だけではなく、被災した皆様全ての復興、日常への回帰を今一度お祈りいたします。
皆さま、どうぞ、余裕がありましたら、復興、被災者のフォローアクションにお力添えをお願いいたします。
・・・私のエリアでは震度5強を体験いたしました。
ほんとうに、ほんとうにシャレにならん揺れでした。
自宅で、PCの前にいたのですが、モニタが飛びます、家がつぶれると思いました、一応、ダメなら仕方ないくらいの覚悟もしました。
どう気をつけてよいかもわからないかと思いますが、お気をつけて、備えることがあれば、備えておいてください。
私の日常は今のところ、かろうじて踏みとどまってくれましたが、一瞬でぶっ壊れる危機を感じました。
シキ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
〇ojima さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
昨年末にBDを5巻+OVAを購入しました。
ので、ゆっくり観て行こうと思っております。
私自身「最終兵器彼女」について知っていることは、作者が高橋しん先生であること、あにこれで時々見るサムネと皆さんのレビューのタイトル。それと、今回購入したBDの表紙絵程度です。
予測としては彼女がなぜか最終兵器で何かと戦って涙の完結となるのでしょうか。。。。予想が付きません。だから観たいのですけれどね。笑
高橋しん先生は以前から知っております。
古い話ですがビックコミックスピリッツで「いいひと。」が連載されていた頃に知りました。
あの頃のおこづかいかき集めて週刊化になったスピリッツを読んでいたのです。
「めぞん一刻」「F」「YAWARA」が連載されている頃、高橋しん先生は絵のタッチが淡くて鼻の線が薄くて陸上の描写が細かいなぁと思って読ませていただきました。クマのプー太郎や盗魂コーナーも面白かったなぁ。
第一話「ぼくたちは、恋して行く」1話使って謎を含みつつ掴みOK
{netabare}冒頭からシュウジ(高校生かな?回顧では部活を引退した高校3年生から始まります)が雪道を歩き何度も来た場所に向かっていると語っています。
眼鏡が壊れているところからこの地点での時系列は物語の最後の場面なのでしょうか。「ちせ」を失った直後で物語の中盤なのか、気になります。彼には能力がつくのか、つかないまま世界に翻弄されるままなのかまで考えてしまいます。
場面は二人が付き合いはじめた頃は高校3年生の夏休み前。場所は札幌の郊外。戦闘機が飛んでいることが日常のようです。テレビ番組はなく映画放送だけでネットは使えない環境。
二人がお互いを恋人と理解しあっていたところで札幌にて爆撃攻撃。
攻撃を撃退したのは最終兵器になった「ちせ」でした。心臓の音が聞こえないということは完全機械化してしまったのでしょうか。すっごく気になって2話へ進みます。{/netabare}
かがみ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
フリ-クス さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本作が公開されたのは2002年の7月だから、もう20年前の作品なんですね。
それでもいまなお『鬱アニメ』の代表格として語られる、
ある意味、大名作な『サイカノ』こと『最終兵器彼女』であります。
ちなみに僕はこの作品の本質が『鬱アニメ』だと思ってないのですが、
作品の捉え方は人それぞれ。
人さまの感想に文句言うつもりは毛頭ありません。
原作は『いいひと』などでおなじみ、高橋しんさん。
この方なんと、山梨学院大で箱根駅伝の最終区を走った人なんだとか。
もちろん『ただの頑張り屋さん』程度でハコネ出場はムリです。
極限まで自分を追い込む。
自分の弱さから目を逸らさず、その先にある自分に挑み続ける。
結果を出すためのプロセスを徹底的に考え、貫きとおす。
そういうことが『あたりまえ』にできる方なんでしょうね、たぶん。
だからこそ、この作品が描けたのでは、と僕は思っています。
ちなみに、お話自体は至ってシンプルで、
アタマ痛くなるような細かい設定はありません。
どちらかと言うと、なさすぎ。
彼氏(シュウジ)の知らない間に、
軍(自衛隊)によって『最終兵器』に改造されていた彼女(ちせ)。
二人は北海道で平和な高校生活を過ごしていたのですが、
ある日突然に『最終戦争的な何か』が起こり、
ちせは高校生でありながらも有事の都度、戦場に駆り出されていきます。
刻々と悪化していく戦況。
次々と死んでいく友人・仲間。
彷徨い、すれ違い、間違っていく二人。
壊れていくちせの心。
束の間の平穏、残酷な選択、終わる世界。
最後まで『なにと、なぜ』戦っているのかは開示されません。
おおよそ『種明かし要素』がほとんどないまま、物語は終焉を迎えます。
その間、シュウジとちせを中心に、
戦禍に巻き込まれた罪なき人々の心模様と死にざまが、
物悲しくもリアルなタッチで描かれていきます。
ただし、戦闘シ-ンの『リアルさ』はいまいちです。
爆撃機が「セスナかよ」と言いたくなる高度で飛んでいたり、
大規模侵略なのに歩兵が防衛線も敷かずわちゃわちゃ市街戦していたり、
正直「なんですか、これ?」的なアレが目白押しです。
そういうところに引っかかる方々にとっては、
なんのリアリティもないちゃちなだぼら、に見えてしまうかも知れません。
ですが、本作のキモは、そういうところにはありません。
少なくとも僕のごときノンポリ小市民には、
登場人物それぞれの生きざまが圧倒的リアリティをもって迫ってきます。
生きることの意味、死ぬことの意味。
殺すことの意味、殺されることの意味。
愛することの意味、愛されることの意味。
そんなことを喉元にナイフの切っ先を突きつけながら問うように物語は進行していきます。
やがてそのナイフは地面に叩きつけられ、
あとは自分で考えろ、
と、すべての解答を留保したまま真っ白な幕が降ろされて、
いたずらな心象風景に過ぎない大団円に至ります。
その問いに真摯に向き合えなかった方にとっては、
本作はやっばり『何の救いもない鬱アニメ』ではなかろうかと思います。
もちろん高橋しんさんはそんな作品を描いたつもりはないのだろうけれど、
伝わらないものは伝わりません。
世の中の『思い』と呼ばれるものの多くがそうであるように。
そうではない人たち、この作品にきちんと向き合おうと決めた人たちは、
見たくもない自分と向き合い、
思い出したくもない自分を思い出し、
あえてうやむやにしてきた自分を現実的な言葉に置き換えることによって、
「しんさん、きついっスよ」と、
自嘲的な笑みを浮かべながら言うことになると思います。
もちろんその「きつさ」は鬱的なきつさではなく、
人生という長距離区間を『前を向いて』走り続けるにあたって、
避けては通れない上り坂みたいなものなのですが。
僕的な作品のおすすめ度は、けっこう限定的なAランクです。
限定的な、というのはかなり古い作品であることが最大の要因です。
映像、演出、芝居、音楽、脚本、
全てにおいて現在のアニメと比べると古くさく、
アスペクト比がワイドになっているのが唯一の救い、みたいな感じです。
根底に流れているのは普遍的な人間哲学みたいなものなんですが、
そこにたどり着く前、
二、三話ぐらいで表層的な古さにやられちゃう方、けっこういるかもです。
もちろん、萌え的なナニを期待している方にはおすすめできません。
かなりストレートな性描写もありますが、
あれで萌えられる人、感性が尖りすぎではあるまいかと。
あと、現実から逃避したくてアニメを見まくっている方にとっては、
まるっきり鬼門ではなかろうかと愚考いたします。
そうじゃない、そんなんじゃない、
オレは愛だの死だの戦争だので高橋しんと正面からぶつかりたいんだ、
そういう方は、夕日をバックに高橋さんとがっちり握手ができそうです。
映像は、いいカットはもちろんすごくいいのだけれど、
やっぱいかんせん古いかなあ、と。
人物作画も安定しておらず「えっと……誰?」的カットが少なくありません。
ただし、戦争の悲惨さを伝える、目を背けたくなるようなカットには、
アニメータ-の魂、宿っています。
キャラクターは、デザイン的にアクが強いので好みがわかれるかと。
僕はというと、キツネ目男子、好きくありません。
女子のビジュアルも、萌えるには難易度けっこう高めかも。
あと、ほとんどの登場人物が胸くそ悪い『間違い』を犯すので、
戦時という特殊状況下にあることを意識し続けないと、
いろんなところでいろんなことを見誤ってしまいそうです。
{netabare}
『愛』と『自己愛』の狭間で間違え続けるシュウジ。
『罪悪感・自己否定』の中で自分を肯定しようとし壊れていくちせ。
『愛』と『性愛』の境界線からあえて目を逸らすふゆみ先輩。
『自己犠牲』の奥に、ありもしない自己救済を求めるアケミ、アツシ。
『投影・代替』によって恐怖や寂しさを紛らわそうとするテツ。
{/netabare}
彼らを否定・糾弾することはすごく簡単ですし、
あるいは人によってそのことに愉悦を感じるかもしれませんが、
僕にはちょっとできそうにありません。
彼らが『鏡に映った自分自身』ではないと言える根拠みたいなものが、
どこをどう探しても、一つも出てこないんです。
お芝居は……う~ん……微妙、かなあ。
折笠さんの演じるちせはかなり凄味があると思うんですが、
シュウジ役の石母田史朗さんのお芝居が変にふわふわして接地感がなく、
素朴さの奥に『あざとさ』みたいなものを感じてしまいます。
三木眞一郎さんや伊藤美紀さんは「さすが」なんですが、
アケミ役の杉本ゆうさんも、実力のわりにピリッとしない感じですし。
北海道弁が演りにくかったのかも知れませんが、
『銀の匙』とか『僕だけがいない街』では誰もおかしくなかったし、
う~ん……演った本人に聞いてみないと、なんとも言えないです。
音楽は、OP・EDともに『まあまあ』としか言いようがなく。
両方ともきれいで聞きやすい曲なんですが、
作品の世界観をきっちり表現できているかというと、けっこう微妙。
挿入歌の『夢見るために』は、個人的に好きなんですが。
著名ア-ティストが歌ってたら大ヒットしてたかも的な名曲であります。
とにもかくにも、精神的消費カロリーの大きな作品です。
あまりココロに余裕のない時や、
どうせあたしなんて的な気分のときには視聴を控えた方が無難かと。
そうは言っても最初の数話は比較的軽めの展開になっております。
二、三話ぐらいまでを流し見て、
はあ? ぜんぜんたいしたことないじゃん。
フリ-クスってひょっとしてヤキ回ってんの? ばっかみたい。
みたく感じる方も少なくないと思います。
精神の奥底にアレなものを抱えておられる方は、
そのへんで引き返すのも一つの見識ではなかろうかと。
その先、真っ白でなにもないエンディングにまでたどり着いたとき、
「ああ、きつかったけれど観てよかった」と思えるか、
「間違った。失敗した。あたしは失敗した」と思ってしまうか。
その答えはあなたの内側にしか存在しておりません。
大丈夫、たとえ間違ったところで、
失うものはちょっとした時間とちょっとした精神エネルギーだけです。
濃い目のココアでも淹れて時間をかけて飲み、
気分転換に『リコリコ』とか『異世界おじさん』とかを見たりして、
ゆっくりとこっち側に帰ってきてください。
ほんとうに、僕たちはいろいろなことを間違えます。
愛を語るときに『主語』や『目的語』を間違え、
自分を大切にしましょう、という言葉の『意味』をはき違え、
ありもしない『代償』を探して彷徨い、
まるっきり違うものを宝物のように思い込んで後生大事に抱えこみ、
放してはならないはずの手を放し
涙する資格すらないことに、涙してしまいます。
そういう意味で僕は、
本作のシュウジは僕たちであり、
ちせもまた、僕たちであり、
テツも、ふゆみも、アケミも、アツシも、ゆかりも、
ちせに撃墜された名もなきパイロットですらも、
鏡の向こう側にいる僕たち自身の姿ではなかろうかと思うわけです。
そうやって間違え続けながら走り切ったとき、
そこに何が待っているのか。
そんなことは誰にもわかりません。
なにも待っていないことの方が、ひょっとしたら多いのかも知れません。
ただ、道端にへたり込んで滴る汗をタオルで拭いながら、
空になったペットボトルを傍らにおき、
顔をあげて眩しそうな目で真っ青な空を見上げ、
まあ、いろいろ間違えたけど、がんばったよな僕。
そんなふうに独りごとを言って、
誰に見せるでもなくにっかりと笑えたなら、
つらい思いをしながら走った甲斐はあるんじゃないかと思うのですが。
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この話は彼女に恋し続けた男子高校生の話
まぁふざけたタイトルですよね。
しかし内容はふざけてなどいないのです。決して。
基本的に恋愛と戦争を描いた作品。
「火垂るの墓」のような命の儚さと少女漫画のような恋愛模様がメインであり、正直この文章じゃ伝わらないと思います。
「戦争中の恋愛模様」というのが一つのメインテーマですので、苦しい方には苦しいかもしれません。
友人が簡単に死んだり、殺されたり、殺したり…そんな時代の中で二人の男女は何を思い、何を考え、何を目指したのか。それは明記されません。多少のナレーション(自分語り)はありますが、細かくまでは語られないため、細かいところは各自で補正しなければなりません。
これが本作の面白いポイントの一つであり、明記されないことで個人によって差が出てくると思います。もちろん個人的意見を出した上で本作を面白くないと評価する人もいるでしょうが、ワタシ的には満足の行く良作品だったと思っています
迫力には欠けます
戦争がメインですから、戦闘がメインじゃありません。ですので戦闘シーンや戦車駆動や空中機動を見たい方にとってはつまらない作品になるかもしれません。
しかし、この質感。どうしようもなく、現実的な感覚であり、現実的な感情です。救いはなく、ただただ人の弱さ脆さが前面に出てます。
故に、本作は割と鬱アニメと判定されるのですが、私的には「これは鬱なのかなぁ…」という感じ。
分類としてはちょっとしたファンタジーに入るでしょう。
人の体をした最終兵器(自己成長を続ける機械の体)、なんて現実世界にはありえませんし、{netabare}最後の超爆発だってどういう原理なんだか{/netabare}。
でも本作はそこらの実話ヒューマンドラマや歴史書よりも「現実」です。
そこに人が居て、殺されて。じゃあ自分はどうしたいんだ、と聞かれてもわからなくて。彼女が大切であり、彼女と離れたくないが、彼女を救いたい。
そんな葛藤が顕著に出ている。素晴らしい作品です。
その表現方法も言葉ではなく、事象と描写からの予想である点も素晴らしい。
{netabare}
同級生(ちせ)から告白を受けた主人公(シュウジ)は彼女が人の体ではないことを知る。だが、さも当たり前のような態度を取って見せる。シュウジは昔の初恋(ふゆみ)と再会し関係を持ちそうになるがすんでのところで回避。しかしちせと主人公は別れる。色々あって復縁気味。だが、ふゆみの旦那(テツ)はちせと何度も面識がありこちらも関係を持ちそうになるが回避。一方地震によって瀕死となった友人(アケミ)に「ずっと前から好きでした」と告白される主人公。アケミ死亡。完全復縁。土下座して後夜祭を実行する。二人で逃避行。自殺失敗。自我を無くした最終兵器と再会し自我を取り戻させた。最後の戦闘の時、ちせにより地球滅亡。概念化した心象風景の中で主人公とちせは永遠を知った。
て感じですかね。
まぁ正直概要だけみても良く分からないと思い出せないと思いますが、あの質感はたまりませんでしたね。
個人的にはアケミのラストがかなり好きです。あっけなく死んでいく人の象徴でありながら、死の身近さを描写のみで伝えられるあたり、ものすごく優秀なシーンです。これで全人類が生き残ったら私は迷わず批判しましたが、まぁ全人類死んだので賞賛してます。
アケミのブランコのシーンも好きです
{/netabare}
監督は加瀬充子さん。初監督だそう
シリーズ構成は江良至さん。初脚本だそう
キャラデザは香川久さん。七人のナナの方ですね
劇伴は見良津健雄さん。
アニメ制作はGonzoAnimationさん。Hellsingの所ですね
作画は特徴的でしたが、慣れればなんとかなります。が、慣れるまでに話の面白さがわかれば良いのですが、後半から面白くなってくるので、そこら辺が難しいところ。
さて。
時代が変わっても、時が変わっても、状況が変わっても、変わらないものって何だろう
という中二病のセリフで締めます
祇園 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
Prospero さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
石ころ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
この作品を見終えるのに10年かかりました…。1・2話観て何度も途中で挫折し続け、やっとのことで見終えた。とにかく重いし切ない。明るいのは1話のAパートぐらいまでかな?ラストの引きだけが合点がいかないので、やや評価を下げています。
同じセカイ系の作品で例えると「イリヤの空 ufoの夏」に悲壮感と恋愛要素を織り交ぜ、なおかつ戦争の悲惨さをふんだんに詰め込んだ作品。
評価に困りますが、ストーリーは申し分なく、戦争という非日常パートと、学校、恋愛という日常パートをうまく構成していることも評価できます。気になる方はセカイ系の走りである「イリヤの空 ufoの夏」を見てから、本作を視聴するといいと思われます。
レコンキスタ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観たい
ちあき さんの感想・評価
2.1
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ラストが残念でした。
どうやら原作の漫画はラストが若干違うようですね。
{netabare}
全く救いのないエンディングは、組み立てた積み木を全部壊すようなもので、
どんな話の構成(どんな積み木の組み立て方)でもできることなので、面白みを全く感じません。
{/netabare}
ひろたん さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
コンセプトがイイ。最終兵器な彼女です!
究極の結末もイイ。ハンパない「終末」です!
1話目がすごく面白くて掴みもイイ。これは期待せざるを得ない!
しかし、それだけに2話目以降が非常に残念なのです。
劇中では、登場人物はちゃんとドラマしていました。
人間の醜い部分もちゃんとさらけ出していました。
それだけに、背景がいまいちだったのです。
背景とは、「物語の背景」と「絵の背景」の両方です。
「物語の背景(設定や脚本)」について
ちょっと弱すぎると言うか、薄すぎると感じました。
人類が置かれている状況、何と戦っているのか、どこに向かおうとしているか。
そして、彼女が最終兵器になってしまった理由やそれに望みをかける人類の意図。
それらすべてが語られることなく、ただ何かと戦っているだけです。
ある意味、戦時下の末端の兵士や市民は、それが現実なのかもしれません・・・。
そう考えると、非常にリアリティがあるとも言えます。
見方を変えるとこの理由なき理不尽さに翻弄される姿を描いたのかもしれません。
しかし、作品として見た場合、筋道が無いように見えてしまうので辛いのです。
「絵の背景(演出も含む)」について
あれだけ大きなイベントが発生した後です。目の前で人が死んでいきます。
それなのに、綺麗な建物、棚に整然と並んだ本、きっちり置かれた観葉植物。
つまり、日常と変わらない風景(背景)がそこにありました。
登場人物の状況と背景にギャップがありすぎてリアリティを感じられません。
少々、シラケてしまうのです・・・。
人間ドラマは、恋愛だけではなく、醜い部分も含めてよく描けていると思います。
それに、なによりもコンセプトがすごく良かっただけに非常に残念なのです。
背景をしっかり組み立ててリメイクしたら面白い作品になるなと思いました。
この究極の「終末」をちゃんと描き切れば、他のどの作品も太刀打ちできません。
nyaro さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
戦時下に於ける、年齢比未成熟な高校生主人公とアホの子である同級生ヒロインの恋愛プロセスループ物。
観るひとを選ぶ作品?鬱要素も感じず感動もせず自分には合わなかった。
ただしこれだけ高評価多い作品なので、設定や人物に、共感出来るかたなら良作なりえるのだろう。
森可成 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
良くも悪くも鬱アニメというのは
今やアニメにおいてそれなりに市民権のある
ジャンルになりました。
そんな鬱アニメ界における金字塔といえば
「火垂るの墓」だと思います。
当時は鬱アニメなんて言葉はありませんでしたが、
幼少のみぎりに初鑑賞した私は
一週間くらい悪夢を見るほどダメージを受けました。
その後「ぼくらの」とか「まどマギ」
「メイドインアビス」等
鬱アニメを色々見てきましたが、
「火垂るの墓」並に見てて苦しかった作品は
私にとっては一つだけでした。
それが本作「最終兵器彼女」です。
まああらすじは高校生カップルの話です、
だけで十分かな。
私は鬱アニメでも何回も見返す方なんですが、
「最終兵器彼女」に関しては、
原作、アニメ、小説をそれぞれ一回ずつ見たっきりです。
めちゃめちゃ好きな作品ですが、
見返す勇気が全然わきません。
憂鬱感、閉塞感、虚無感、無力感に打ちひしがれる作品なので、
この作品を見るにあたっては
心身ともに健康な状態であることが望ましいです。
そして、設定とかをやたら気にする人には
向いてない作品です。
この作品は恋愛描写感情表現に全振りの作品なので、
それ以外の切り口にフォーカスすると魅力激減です。
あと、「天気の子」の終わり方に納得できない人
にも向かないかな。
めっちゃ人に薦めたいけど、
つら過ぎて自分は二度とみたくない、
そんな困った作品をお求めの方にはぜひどうぞ。
スクエニのニーアシリーズを
ヘラヘラしながらクリアできるくらい
鬱に耐性がつきます。
byGar61324 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
主人公が棒読みすぎる
原作忘れてみれば十分良い作品
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
鬱アニメとして名高い最終兵器彼女。
正直メンタルに来すぎて、とてもじゃないけど一気見出来なかったです。
ラストに行き着くまでの過程で、人間の闇と人間の本質を残酷なまでに露骨に描いているので、途中で断念する人も多いかもしれません。
そこがこの作品の評価すべきところであり、ここまで人間の残酷さを描いた作品はもう作られないでしょう。
もう一度見返すことはもう無理だと思うけど、間違いなく名作だと思います。
buon さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
多分、これは世界のどこかで起こっている物語なんだろうな。
地球が終わるわけでもなく、
彼女が突然兵器になるわけでもなく、
戦いが終わらないわけでもないのかも知れないが、
恋人が殺されたり、
恋人が戦場に行ったり、
戦場に赴く人が二十歳にも満たなかったり、
それで最後として死んでしまって、
その人たちの世界が終わってしまう、
そんなことがどこかで起こっているんだろうな、
って思わせてくれた原作だった。
これはアニメ作品、
日常の些細なことが大事だったり、
原作ではエッチなことがとても大事だった。
たかが恋人、たかが高校生、たかがセックス、
それでも本人たちにはそれが全て、
少なくともその瞬間は全て。
我々が過ごしている日常が続くなど誰か保証しただろうか?
保険屋? 国? 政府? 会社? 上司? 親? 学校の先生?
日本だと割と守ってくれる方かもね。
それでも
病気になったり、
交通事故に巻き込まれたり、
株価暴落したり、
リストラされたり、
階段でこけたり、
なんかがあるだろうね。
終わりの瞬間、って思うことが。
誰かのせいにして生き残れたらいいよね。
元々原作の方が細かいところまで描写していない。
アニメではその原作を省略している。
ちょうど良かったものをさらに減らしてしまったので、
行間の幅が広がってしまった。
原作ファン以外はハテナ?が浮かんでいるだろうね。
登場人物の感情は感じやすいが、
足りない。
ただ、この作品で原作を知ってもらえて、
1人でも多くこの原作を読んでもらえたら幸いです。
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作読了してます。
漫画は全7巻。はしょれる部分は全力ではしょり、結果よくわからないアニメになってしまった、という印象。あの濃密な7巻分をたったの13話で完結させるには無理があるのでは…と感じました。せめて20話~25話で製作をお願いしたいところ。
アニメを見てがっかりした方には漫画を読むことをお勧めします。原作はアニメとは全然違う…もっとこう…濃密なんだよ!ということを伝えたい。アニメだけで評価してほしくないという、原作厨の言い分です。
kinnotsubu さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
小学生かご老人が書いたレベルの、青臭い、絵本以下のレベル。
シン☆ジ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
マンガ原作。略称はサイカノ。
2002年:GONZO制作でテレビアニメ化。
2003年:ゲーム化。
2005年:OVA化。
2006年:実写映画化。
~初見にて~
視聴の「☆はじめて記念☆」は2020年5月。
いつしか目にしたタイトル。結構有名な方じゃないかな。
でもロボット的な物語と思い込み手を伸ばしませんでした。。
こんな切ないラブストーリーだったとは。
(あまりジャンルで毛嫌いしない方がいいかもw)
■キャラについて。
原作に寄せているんだな、とは思ったものの、
最初、ヒロインのデザインはいかがなものかと思った。
でも、作画が安定したのか、自分が慣れたのか、観る内にどんどん可愛く見えてきた。
自分のツボである、応援したくなる美少女には合致。
というか、ちせの場合は応援したくなると言うよりも、かまってあげたくなるタイプ。これは応援したくなるよりも刺さったw
声は、心もとない感じや、たどたどしさが、とてもキャラにしっくりきて、まるでアニメキャラではなく、実際に存在する等身大の17歳の女子高生に思えて感情移入できた。
方言を使った演出も演技も良かった。
他のキャラがどうだろうと、ちせだけの出来で満点w
■設定やストーリーについて
シチュエーション、演出がけっこう刺さったw
~{netabare}
高校生活で初めてできたかわいい彼女。
(あ、自分の中では「センパイ」は彼女とは認識してないのでw
まぁそうだとしても中学の話だし)
しかも、ドジっ娘で守ってあげたくなるタイプ。
「ごめんね」などのイントネーションも自分の地元に近いもので、キュンとくる。
その彼女が、自分で制御しきれない大量殺りく兵器だったなんて。。
自分ならどうするだろう。。
きっと、彼女を抱きしめ、励まし、「世界のみんなが敵になっても俺だけはおまえの味方だ」とか・・・
いや、高校生じゃ言えなかったかなw
そんな風に感情移入ができ、それが大きかったかな。作品の世界に浸ることができました。
自分としては特にシュウジが、ヒロインの相手役にありがちな、じれったさが少なかったのも良かった。そこで彼女を抱きしてあげようよ、とか、いっそ二人で逃げようよ、とか、結構思い通りの行動をとってくれたかと。
まぁセンパイとの絡みは、ちせとテツのそれに比べれば軽い方かと。
途中、二人が離れ、「クズの本懐」的な展開もあって、正直、感受性の強い時期にこれを観ていたら、自分も闇落ちしていたかも、と思うところもありました。
その辺がキツいと思う人もいるみたいですね。
でも結果的には、そのエピソードがあったからこそ、後半の二人の同棲や再会が、超盛り上がったので、大事なエピソードだったと思います。
救いのない物語とも思いません。
AIRとかに比べたら二人でいられるんだから救われすぎw
サイカノは結局世界は救い得なかったんだから、ちせが消えたり、ちせだけ残る物語よりは、受け入れられるかと。世界が救われる結末も、この作品ではちょっと違うと想うし。
(そういえば3話あたりでの「僕たちは手を話さなかった」とのセリフ、AIRに絡めたものではと思ったのは自分だけでしょうか。。)
でも終末後の世界でシュウジが生き続けるのか、死ぬとしたらちせはその後どうなるのかはちょっと気になる。。でもそれを想像する事も楽しめれば良いかと(^_^;
そういえばマンガで後日譚があったそうですが観てみたいですね。
ちなみにちせの声優、折笠富美子さん、「灰羽連盟」ではヒカリ(メガネっ娘)でしたw
さらにちなみに、唐突な設定を自分はどう捉えたか。。
・なんで、ちせなの?
→OVAで触れてて一応納得しました。
ここではネタバレになるのでそちらで(^_^;
・どんな兵器技術?
→昨今気にしてたら楽しめないので、気にしませんw
どっかで見つかったオーバーテクノロジーかなんかかとw
{/netabare}~
展開としては今や定番かも知れないけど、音楽や言葉の一つひとつが、ズンズン胸に響いて響いて。。
観終わって「君の名は。」の時と同じようなことを思った。。
自分のパートナーとの時間を大事にしなきゃ。
ちょっと重い部分もあるけどオススメしたい。
二話まで観ればどんな感じかわかるかと。
~原作購読後~
したっけ、ちょっとロス感があったしょや。
ブックオフオンラインを覗いたら、みっけたべさ。
「大人買い」ボタンをポチっとしてみたわけさ。
愛蔵版と外伝集をw
アニメは漫画と比べると、性描写がおとなし目だけど、ストーリーはほぼほぼ原作どおり。
やっぱ、ちさの声が聴けるのはかなりのアドバンテージだけど、漫画はデフォルメのちせが、めちゃカワイイw
(以下、アニメと漫画のネタバレ含みます)
~{netabare}
ちせ達が駆け落ちしてもHしなかった理由が何となくですが分かりました。それは、ちせが兵器に侵食され過ぎて、感じなくなっていたから。
これまで腑に落ちなかった点がスッキリしました。
ラスト近くで成し遂げる経緯は、やはりアニメで表現するのは色んな意味で難しかったんでしょうね。
別冊の外伝集にアフターストーリーがあったものの、求めていた内容ではありませんでした。
なので、自分としてはアナザーストーリーとして処理することにしましたw
{/netabare}~
原作を読んで良かったと思う反面、結局のところロス感が深まったのは気付かなかった事にしよう。。
BLEU62 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
かなり無理な設定だが、唯一無二の作品と言える。
ちせの北海道弁?が可愛い。
NvFLz73511 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
自粛中で知人に「心に来るマイナーアニメない?」と訊いたら、「ぼくらの」と、この作品をオススメされたので視聴しました
正直CLANNADより遥かに泣けたw
これほど胸にズキスキと突き刺さるアニメは滅多にない。マイナス点はエロ描写が多すぎるのと設定に所々突っ込みどころがあるくらい
が、そんなのどうでも良くなるくらい作者の思いどおり鬱の連続でした
毎話毎話「これからどうなるんだろう...」とハラハラドキドキさせられました
素晴らしいの一言につきる。もっと早く観とけばよかった。6.5時間一切退屈する場面が無かった
もっと評価されて欲しいわ
カツオのたたき さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
仁烏 さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
眠夢 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
千藤ちと さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:----
原作未読でアニメの感想、タイトル通り。
伝えたいことが何なのか分からない。戦争に翻弄される高校生の恋愛劇を表現したいのはわかるけど戦争、人間兵器、という設定で骨になるテーマが定まってないから最終回まで見終わっても「○○は大事」とか、「○○について考えさせられた」等の実感が伴わず肩透かしを食った感が半端ない。
そもそも戦争と恋愛の表現のバランスが悪いから恋愛が主軸のはずなのに戦争や反戦が主軸のテーマとも取れる。話の牽引を戦争という事象に委ねてしまっているから仕方ないが、肝心の恋愛に一貫したテーマが無いのが一番致命的。
さらに話を牽引するはずの戦争の設定自体が稚拙過ぎ。彼女が最終兵器彼女っていうテクニカルな設定にしたのに脇を固める設定がスカで感情移入どころか世界観にも満足に入り込めなかった。正直手抜きだとも思う。
戦争の現実のなか、しゅうじとちせの恋愛は結局なんだったの?という消化不良と繰り返す鬱展開によるストレスしかこの作品から得るものはなかったです。
老倉育 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
内容は題名の通りです。戦争と地球と愛です。
知人に名作だよと勧められ観始めました!実写映画化もされているそうです。とにかくシリアスです。最初から最後まで辛くて切なくて泣きそうになります。人によると思いますが私はストーリーが好きなのでお気に入りに登録しました。
まだらめ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。
ちせは以前から興味を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。
そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。
国籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれちせは兵器としての性能が向上していくが、故障をきっかけに肉体も精神も人間とは程遠いものとなってしまった。
二人のクラスメイトのアツシは、以前から想いを寄せていたアケミを守る為に自衛隊に入隊。戦場へ赴いていた。
TVアニメオリジナルエピソードで、ちせの親友四人組の一人のゆかりは自警団の白人兵狩りに参加。銃を持ってタケの仇を討つ為、山狩りへ向かう。
そんな中、アケミは大地震に巻き込まれて大怪我をし、シュウジの目の前で死んでしまう。歪んでいく日常。シュウジは再度姿を見せたちせを連れて町を出るが…。(TVアニメ動画『最終兵器彼女』のwikipedia・公式サイト等参照)
石母田史朗、折笠富美子、三木眞一郎、伊藤美紀
原作:高橋しん、 監督:加瀬充子、シリーズ構成・脚本:江良至、キャラクターデザイン:香川久、総作画監督:佐藤雅将、美術監督:東潤一、メカニクスデザイン:神戸洋行、3DCGディレクター:松浦裕暁、撮影監督:石黒晴嗣、編集:重村建吾/肥田文、音楽:見良津健雄、音響監督:三好慶一郎、選曲:合田豊
ジャンル:アニメ映画
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ジャンル:アニメ映画
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1945年(昭和20年)9月21日、清太は省線三ノ宮駅構内で衰弱死した。清太の所持品は錆びたドロップ缶。その中には節子の小さな骨片が入っていた。駅員がドロップ缶を見つけ、無造作に草むらへ放り投げる。地面に落ちた缶からこぼれ落ちた遺骨のまわりに蛍がひとしきり飛び交い、やがて静まる。太平洋...
ジャンル:アニメ映画
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ジャンル:TVアニメ動画
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ジャンル:TVアニメ動画
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ジャンル:OVA
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