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「十二国記(TVアニメ動画)」

総合得点
88.2
感想・評価
1685
棚に入れた
9125
ランキング
124
★★★★☆ 4.0 (1685)
物語
4.3
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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十二国記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

イシカワ(辻斬り) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

神様がいるとしたら、このような世界になる

記載されているレビューに対する反論・論戦を行いたい人は、メッセージ欄やメールで送りつけるのではなく、正しいと思う主張を自らのレビューに記載する形で行ってもらいたい。したくない時、受諾しない時は以降の文章を読み進めないこと。受諾する方のみ文面を読んでもらいたい。参考になったと思うときのみ、参キューしてほしい。

十二国の領土が同じ面積であるのはなぜか?
小国が大国によって隷属化、または植民地化してしまう過去があった。未だに米帝辺りは周辺諸国からの搾取によってその経済を成り立たせており、えげつない行動に出ることも辞さない。現実に神がいるとしたらのなら、どうなるのか。公平にするため、領土を綺麗に均等分する。というのが作者である小野神天帝の意見なのだろう。そして、神自身は自らを完璧な存在ではないとはっきり作中でわかるよう、演劇のシナリオという形で伝えている。一度世界を破壊して作り直したというのである。完璧ならば作り直す必要性などないだろう。元々完璧ではなかったのである。
機会の平等をしようとした痕跡。それが十二国の領土の均等だ。

以下wikiからの転載。
他国への軍事的干渉は、その国の国主が助力を求めてこない限り天意によって厳しく禁止されており、理由の如何を問わず破った国は王・麒麟ともに悲惨な死に方をし国氏も変わる(覿面の罪)。王とそれを選ぶ麒麟、そして天意とは何なのかという問いが、作品全体の主題となっている。さらに、サイドストーリーとして最初に執筆された『魔性の子』では、この異世界が我々の暮らす現実世界に干渉したときに起こる脅威がホラー小説として描かれている。

天帝はその名を知られるのに、目に余る罪を見てみぬ振りをしているように思える。なぜか?
王や麒麟は、実質的に統治しているが、麒麟は神側からのサポート役である。慈悲深い性格であり、血の匂いを嗅ぐだけで失神してしまうような、清らかさを保つことを必要とさせる聖獣だ。
しかし、各種の能力を与えられているにも関わらず、まったく無能である。
景麒(けいき)のしたことは、陽子にいきなり言い寄り、説明もせずに、王様になるよう強要、危険が迫っているからといって、周囲に説明もせずに連れ去った。おかげで学校も両親も大混乱である。次は景麒自身が拘束されてしまう。結局陽子に助けられ、国政がはじまったら、ぜんぜん状況把握ができていなかった事実が発覚する。つまりまるで駄目男としかいいようがない。
最初に視聴したとき、なぜここまで無能な人物にしたのか。筆者なら首にし兼ねないと意見した覚えすらあった。
それに答えてくれた人曰く、有能であっては王のいる理由がないため、だった。
確かにその通りである。なら、王が居なければならない理由とは何か。天帝自身が国を治めない理由は何なのかである。世の中で最も優れた者が統治すればいい、という考えでないのは明白である。
人間は、不完全でも、良くも悪くも、独立してやっていってほしい。それが答えだと筆者は考えている。一人の人間として独立する。その独立した人間が集まって国を建てる。国もまた独立し、属国とはならないのだ。陽子が王に即位したときの初勅では、伏礼を廃すといっている。
他人に頼って生活するだけ、お偉いさんに政治は任せて、俺たちは自分のことだけしていればいい、そういう考えにならないでほしいということである。だから、へりくだるような礼をする必要はない。王も民も立場の違いだけで、独立した存在だ。独立した対等の立場なのだから、頭を地べたにこすり付けるような礼は要らない。これもまた、独立を意味しているのだ。人は拙くとも、例え無能でも、独立して生きていくことを望んでいるのだろう。

里木と呼ばれる木になる実。卵果に宿る人。
wikiより転載
十二国世界の人々は血筋に対する執着が薄いため、婚姻には子供を望むか否か以外の意義を見出されず、故に頻繁に離縁しては婚姻し、他人の子供でも嫌がらずに育てる。むしろ子連れの再婚は歓迎され、子供は卵果と言う形で天から賜ると言う考えから子供が多ければ多いほど親の資格があったのだから出来た人物だろう、と喜ばれる。子供が欲しくない場合は籍を入れない野合という選択をする場合も多い。
これが何を意味しているのかといえば、資格のない人間が結果として親になるような社会システムを構築しない、ということだろう。現実世界での人類は増殖の結果として争いを起こし、自然を破壊し、食い尽くして滅亡する。これは予測できる事態である。増減が一定化するような社会システムを構築しているものと推測される。
獣たちにしても乱獲で獣が絶滅種になったりすることがないように仕組まれているのだ。

野木(やぼく)について
wikiより転載
里木より小さい。枝は細いが堅牢で剣を以ってしても断ち切れない。枝に付いた黄金の実は溶接されたように取る事ができない。野木には勝手に卵果が実り、勝手に孵る。魚などの水棲動物の場合は水の中に野木がある。野木の下では殺生ができないことを利用して野宿する者の寝床にされる。

野木の周囲でなぜ殺生が不可能なのか。普通自然界では、親が子を守る形で生態系が作られる。しかしこの世界の動物の場合、親は木なのだから、独りで生きていかねばならない。つまり木は親代わりなのだ。だからこそ殺生ができない。独りで生きていく、つまり独立である。この世界では性交と生殖が結びついていないことが理解できる。
エルゴ・プラクシィというSFアニメでも、人工子宮による「生産ライン」という形で人類は管理されていた。
減りすぎず増えすぎずの調整が可能なのだ。
それをファンタジーでやるとこうなったという図式だ。

二人の同級生について。
杉本由香と浅野郁也の二人はなぜ存在しているのか。
杉本由香は現世が嫌で、ゲーム世界に行きたがっている子供の分身が、悪役の王様に操られているということを指している。浅野も十二国がゲームの世界だと思い込み、いつか現世に帰れると思い込んでいる。実際言葉も通じず、老人になるまで何もできないという登場人物もいる。
元々、作者である小野不由美が最初に書いた十二国記の最初の物語は、ファンタジーな世界が現世に浸蝕してきたことをリアルに描いたホラーものだった。ゲームと現実の垣根がなくなればいいと思い込んでいる学生に、本当にそんなことが起きたらどうなるのかを知らしめるため、記載した作品といっていいだろう。つまり、ゼロの使い魔のように、異世界にいったからといっても活躍もできなければハーレムでもない、それどころか、忌み嫌われる海客・難民として扱われ、老人になるまで何もできないという現実的なものを知らしめさせている。

大風呂敷を広げて、収拾不能のようにも一見して見える作品だが、実際作者の中ではきちんとまとまり、解決しているのではないだろうか。

wikiには、王とそれを選ぶ麒麟、そして天意とは何なのかという問いが、作品全体の主題となっている。と記載されてあるが、その天意の指し示すことは、政治家任せにして自らの生活の豊かさや享楽にのみ目を向けず、仮に不完全で失敗続きであったとしても、酷い有様になったとしても、自主独立の精神をもって行動し、政治にも目を向けて生きていくべきであるということだろう。

追記
レビューに記載された言論を規制したい人は、個人の意見を以てするのではなく、あにこれの法的論拠に基づいて規約に記載する必要がある。
運営諸氏に連絡し、説得し、規制を規約に付け加えてもらうこと。

投稿 : 2014/07/27
閲覧 : 915
サンキュー:

24

ネタバレ

いぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【感想】続きが観たい

初めて観たのは5年ほど前、3話だけ観て挫折。
暗い、地味、主人公が好きになれない。退屈。
そんな理由から、観るのをやめた。

次に観たのは2年ほど前、5話見て挫折。
同じような理由で、やっぱり受け付けなかった。

そして5日前に1話から観始め今日まで一気に、45話。
最後まで観終わった。

{netabare} ねずみの姿の楽俊との出会いからが
物語が面白くなって来たように思う {/netabare}

好きになれなかった主人公が
物語の中で成長して行く姿がカッコよく、
大好きになった。

最初受け付けなく、挫折したこの物語を
5日間で、
笑ってしまうほど夢中になって観た(笑)


今は、続きが観たい。

途中で観るのやめてしまうと
もったいない物語だと痛感した。

投稿 : 2014/07/24
閲覧 : 300
サンキュー:

11

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中盤から面白くなるアニメ

神アニメで検索するとよく名前の挙がる作品です。
最初らへんは正直微妙でしたが、中盤からめちゃくちゃ面白くなります。序盤で切ったら損するアニメだと思います。20話ぐらいまで観て合わなかったら観なくていいと思います。

序盤が微妙だったのと、いらない総集編がちょいちょいあったので自分の中では神アニメ認定にはなりませんでした。

しっかりしたストーリーで内容の濃いアニメが好きな人におすすめです。一般向けアニメだと思います。

投稿 : 2014/07/10
閲覧 : 254
サンキュー:

5

mew99 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自分のTOP3に入るかも

すごい長い。しかも続き気になるからどんどん先が見たくなっちゃう。
第1話とラストを見比べたら想像出来ない事になってると思う。


1話は普通の女子高生の主人公が変な男「ケイキ」によって王制の異世界(中国)に友達2人と一緒に連れ去られる、という話し。

主人公が女で萌え絵でもないし、格好いい男に囲まれてドッキリ異世界、とか思ったら大間違いなので男性でも見てほしい作品。


私はフルーツバスケットや薄桜鬼を「男性におすすめ」はしない。


異世界に入ってしまった主人公含め3人のうちの1人が主人公のクラスメイトの優香って子、何でも出来て頭がよくて自分は唯一の存在だと思ってるとことかいいねw
そしてその優香の彼氏の浅野も異世界へ。

異世界こそが自分の居場所だと確信する優香、元の世界に帰りたいのに選ばれてしまった主人公陽子。この2人の関係も面白いです。友達ではなくあくまでクラスメイトなので。


話しが進むにつれ、陽子はどんどん成長していきます。人間として。
そして世界も形を変え成長していきます。
話しが複雑でレビューでは書ききれないのですが見てほしいです。

投稿 : 2014/06/24
閲覧 : 252
サンキュー:

3

まさぴよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通

普通に面白かったけど終わり方が微妙だった

投稿 : 2014/06/23
閲覧 : 203
サンキュー:

0

ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

評判が良かったのでみました。(笑)さすがと感心しました。

この物語は広大で有限と無限、生死そして国をテーマにした政治的な
アニメなのでしょうか?とても奥は深くそれでいて人間の独特の味をうまく出している。そう、七つの大罪とも言われる中の傲慢・怠惰・嫉妬・貪欲・
憤怒・強欲(または貧欲)・色欲のうちNHKだからか、色欲を出している
シーンは無かった。それらは異国の12の国、芳、戴、舜、漣の4国の内側に柳、雁、慶、巧、奏、才、範、恭の8国そして8国の4つの海(黒、青、赤、白)の中央にこのアニメではあまり重要視されなかったが、神様、天帝
天神みたいな存在する黄海と言う大陸で成り立っている。話の中では、
外の東の海のはるか向こうに日本が存在していると言う設定になっている。
普段は12国からは日本にはいけないが麒麟と言う神獣のみが行き来する
逆に、なにかの拍子にこちら側の世界から12国に漂流する者もいるが、言葉は通じず、12の国のどこかで、ひっそり隠れ住んだり、仙女に泣きつき
下世話係をする者もいる。
12国では色欲が登場しないのは、子供は母親から生まれるのではなく、夫婦となった2人が木に願い授かるようになっている。
寿命は、普通の人間だが、例外に仙人や女仙、神獣、麒麟そして麒麟に選ばれた王は寿命は長い、ただし12国の王が全員いるわけではなく、
早い王は数年、長い王で500年以上の差が出る
それは、王が国を悪く導くと麒麟は不治の病に侵され死ぬ、そして麒麟が死ぬと王は死ぬとされている。ただし王が死ぬだけの場合は麒麟は次の王を見つけ王位を授ける。そんな12国の話であるが、各章に物語が有り内容は変わる。主人公は変わらないが、女子高校生~慶東国の景王~景王の王宮内での派閥争いや内乱、そして各国の王の古今東西の話に分けられている。
作品の紹介でしかないのですが、それでもこれだけの構成を作り
内容が濃い話が多く1話見てやめる事ないように(笑)
実際私が面白いと思いだしたのは7~8話くらいでしたか?
それまでは、内容は濃く良い感じに思えたので見てましたが、話が続くにつれて引き込まれる内容でした。誰かが、このアニメを見ないのは50%損をしているとコメントをしていたので、見ましたが確かにコメントされた方が
思った事を私も同じく思いました。付け加えるなら、続きを出して欲しいぐらいの話と、途中で切れている話が多々に残っているので、、、
でも40話以上の作品ですから、一気に見るのではなく見れる範囲で見て下さい。でないと面白い作品も疲れで評価出来ないと思います。
1日2~3話ぐらいで良いのでは?それでも1ヶ月ぐらいアニメに不充しなくてすみます(笑)
私も同じコメントでは芸が無いので、あえて、こう言います
『十二国記を見れば半分以上の人が良かったと答えれる作品だと思います』

投稿 : 2014/06/23
閲覧 : 274
サンキュー:

10

ネタバレ

クールジャパン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

初めの何話かは・・・、でもその後の展開は印象に残りました

観初めて何話かは、主人公のダメダメぶりが鼻につきました。

でも、その主人公が、いい仲間たちと出会い、経験を積み、いろいろな場面に遭遇することで、だんだん成長していき、名君となっていく様は印象に残りました。

特に、身を隠して地方の実情を探り、臣下の不正を認識し、それを正していくところ、詳しくは書きませんがじつにすっきりした気分になりました。

1度観て観ることをお薦めします。

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 243
サンキュー:

6

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

必見かな♪

ストーリーが確りしていてとても視やすい。
長編だけど常に次の展開が気になる構成に
なっていて可也嵌る作品でした。

ダークな雰囲気の映像も多くて重めですが、
展開に緩急があり疲れさせない感じも良い。

物語重視で登場人物の精神描写等を丁寧に
描く作品が好きな方には可也嵌れるかな♪


同じ絵に似た様な展開のアニメに食傷気味
の人にも是非視て欲しいと思う作品です。

キャラデザはシリアス系で好みが出ると思う
けれども、世界観には良く合っていて個性等
も確りイメージさせてくれました。

音関係も如何にもな雰囲気のものが多くて
世界観に嵌っていると思いました。

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 197
サンキュー:

4

天啓 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

国を統べるということ

これもハマッタ
めちゃくちゃ面白かった
45話ほとんど一気に見てしまった
続きが気になって気になって・・・

他人の顔色伺いながら生きるにあらず
特に上の地位に行けば行くほど、下を思い自分で何をなすべきか考えて
行動すなければならない
とこの作品に改めて教わりました(^^;;

いつでも上に行けば行くほど私利私欲に走りがちだということも
きっちり描いてくれてるし

政治家のセンセ方に是非見てもらいたいですね(笑)

投稿 : 2014/06/15
閲覧 : 247
サンキュー:

15

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

6話目超えたら面白くなってくるけど・・・

原作未読。

あにこれでの評価が高かったので視聴。
6話目超えると面白くなってくると思う。

序盤、主人公の同級生、中二病杉本さんがウザイのと、
鬱展開なので、かなり観るのが嫌になってくるけど、
そこを超えると、暫く面白いんだけど、主人公と関係ない
エピソードと最終的に巻き取りにくるのだけど、主人公を
含め3者3様の考え・苦悩などが描かれているが、ここを
もう少し省いてほしかった。(結構、話数を使っているし)

最終章も、主人公中心とは言いがたいので、全体を通して、
主人公を中心に魅せてほしかったかな。

投稿 : 2014/06/14
閲覧 : 256
サンキュー:

1

ネタバレ

愛ラブアニメ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

古い作品だけど!

名作でした。

小説がありますが、アニメを観るだけでも十分に楽しめる。

話もそんなに難しくなく、最終話までじっくり観れました。

最新の技術でリメイクして放送してくれたら最高のアニメになりますね。

ファンタジー好きなら絶対にみておきたい作品の一つです!

投稿 : 2014/06/13
閲覧 : 201
サンキュー:

3

氷血 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3度目です。

私の中で十二国記は最高の作品です。
最初は,絵があまり好きではありませんでしたが,今ではこの絵で良かったと思います。

話の内容としては後半になると難しいです。
どうしてこの人が裏切るのかなど説明がありますが,
はっきり言って私にはわかりませんでした(´;∀;`)

しかし,このアニメを見終わる度に自分の人生を振り返り
これで良かったのかと考えさせられます。

是非,自分は不幸だと感じたとき見てください。
何か変わると思います。

投稿 : 2014/05/19
閲覧 : 245
サンキュー:

5

kochiro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観を理解するまでに時間のかかる大作

ファンタジー作品は世界観をざっくり説明してくれるキャラクターがしょっぱなから登場し、遅くとも2話くらいで「説明乙」とコメントが流れるくらい説明してくれるのが当たり前なのだが、本作品はそんなことはしないので、主人公と同じように何もわからず、この世界(作品)は何なんだ?と思いながら観ることになるため、今の時代の若者には不向きな作品だと言える。

主人公とのシンクロ率を高める手法として有効なのだが、本作の場合、説明用キャラクターが登場する4話までは我慢のあまりできない私にとっても正直あまり面白いとは思えなかった。

最近のファンタジーはライトノベルが流行っていることからもわかるようにフィクションなんだから勢いがあれば何でもアリでしょ的で内容の乏しい作品ばかりだが、本作品はひと昔前の本当にマニアックで虐げられていた中二病患者が空想を膨らまし構築した大作であるため、世界観も物語も現実味を考慮していることがわかり痛々しくさえ感じた。

と、ここまでかなり否定的なコメントを書いてきたが世界観が理解できてしまえば見応えのある大作であるし、物語としても副題を配し、ちゃんと観終わることができるようになっていることからも名作であると高く評価できる。

「プラネテス」もそうなのだけれど、政治的な立場があるからかNHKはアニメでフィクション化しつつ、現代社会をやんわりと批判する作品が多いと感じる。

あと、どうでもいいことだがOP音楽の一部がパイレーツ・オブ・カリビアンのテーマに聴こえるのは私だけだろうか?

投稿 : 2014/05/18
閲覧 : 270
サンキュー:

6

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

……おいらには三歩だ

なぜこのアニメを観ようと思ったのかは忘れちゃいましたが

観てよかった、NHKあなどれず


ジャンルはファンタジーです

十二国はそれぞれ神獣の麒麟が天意に従って選んだ王により治められている

十二国の一つ、慶東国の王に日本に住んでいる至極普通の女子高生が

突然選ばれるところから始まる


この作品はまだ観ていない方に是非お勧めしたいが

おそらく、最初のほうはかなり退屈で理解し難いと思う

それを何とか乗り越えて6.7話あたりまで観ると

面白くなってくる筈です


最初は言葉の意味がわかり辛いが、Wikiなどで用語の下調べすると

随分とわかり易いです、漢字を見るだけでニュアンスがかわるよ


キャラは楽俊がお気に入りです

見た目と相まってよいキャラだと思います

各キャラが人と関り生長して行く姿が見て取れます

久しぶりに鳥肌が立つ様なアニメでした

作中で気になっている点がいくつかあるので

そのうち原作を読んでみたいと思います

投稿 : 2014/05/14
閲覧 : 394
サンキュー:

21

赤色ライ麦 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

思ったこと

・1話のテンポはよかったが、その後の展開がゆっくりで飽きてしまったので断念

投稿 : 2014/05/13
閲覧 : 286
サンキュー:

0

カットマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヤバすぎ!!

久しぶりにすごいアニメに巡り合えたと思います。
最初のほう主人公を見ていらいらしますが、とりあえず1クールぐらい見れば止まらなくなると思います!
主人公の成長もいいのですが、物語に出てくる王、女王たちがかっこよすぎてたまりません!
ぜひいろんな人にみてほしいです(^^)/

投稿 : 2014/05/09
閲覧 : 280
サンキュー:

6

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「月の影 影の海」の話が一番面白かった^^

神々が棲むという五山を戴く黄海を
慶・奏・範・柳・雁・恭・才・巧・戴・舜・芳・漣の十二の国々があり
それぞれの国には
霊獣である麒麟がおり天啓によって王を見出し、玉座に据える。
王は天啓がある限り永遠の命を持ち、国を治め、麒麟が補佐をする。
でも王が道を誤れば命はなくなってしまう。

↓各章のあらすじです^^


「月の影 影の海」
日本で生まれ育った普通の女子高生・中嶋陽子の前に
突如「ケイキ」と名乗る異装の男が現れる。
陽子を主と呼んで跪き
強引に陽子を月の影の向こうにある地図にない世界へと連れて行く。


「風の海 迷宮の岸」
蓬山の捨身木に戴極国の麒麟の卵果・泰果が実り麒麟の誕生を待っていたが
突如襲来した蝕に巻き込まれ、泰果が流されてしまう。
10年後、普通の人間として育った泰麒を連れ戻し麒麟として覚醒していく。


「風の万里 黎明の空」
陽子が景王となって1年
玉座にありながら冢宰の靖共ら官吏の
顔色をうかがう自らの姿に苦悩を感じていた。
陽子の王として奮闘していく話。


「東の海神 西の滄海」
延麒・六太は戦乱の中で親に捨てられた経緯から
国を統治する者の存在を嫌い、
蓬山に帰還した後も王を選べず蓬莱へと戻ってしまう。
そこで出会った尚隆との話。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 281
サンキュー:

4

0517 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★★★

普通に好き。

小説読み始めるほどおもしろかった。

世界観ヤバい。

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 214
サンキュー:

0

bratman さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

未完の名作

繰り返しみたくなる面白さ。

早く続きがみたい。

投稿 : 2014/04/15
閲覧 : 264
サンキュー:

3

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤は頑張って見て欲しい

全45話のファンタジー作品?ファンタジーって語弊がありそうだけど...
それを含んだ三国志みたいな感じですw

内容としては、良く出来た世界観や細かい設定も良かったし、
ストーリーも面白かったです。

人の感情の苦悩や葛藤など心理描写が詳細で、成長する過程を軸に
人間模様が濃く描かれているアニメです。

良い子でいる自分や他人の期待に応えようとしてる自分、自主性の無い
主人公が自問自答しながら成長していく姿が良かったです!!


ただ、物語の序盤は、内容がかなり暗くて見るのを途中で止めようかと
思うほどでしたw 序盤で面白くないって見切っちゃう人 わりと多そう...

でもまぁ、序盤を抜ければ ちゃんと面白くなってくるのでご安心をw


物語としては、最終話で完結しないので中途半端ですが、それでも39話までの
盛り上がりはすごかったし、見て良かったって素直に思えました!!
まぁ続編が出れば言うことなしなんだけどねww

見応えあるストーリーなので、ハマる人はどっぷりハマる作品だと思います。

全45話と長い作品ですが、時間をかけても見る価値はあると思うので、
興味のある人には是非一度見てほしい。 オススメですw

投稿 : 2014/04/07
閲覧 : 327
サンキュー:

45

モンゴル411 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

回を重ねるごとにワクワクが止まらなくなる。

初めの数話は主人公の適応力のなさにイライラするかもしれません。
ですがその心情こそあってしかるべきと思います。

そして専門用語の多さについていけなくなるかもしれませんが
総集編までみていただければしっかりと補填できます。

最後に世界観。これこそを理解してもらえばさらに物語が面白くなり
見たい衝動を次に次に突き動かせてくれます。

あらあらすじ
女子高生が!
急に現れた魔獣を操るにいちゃんに!
友人ともども!
異世界に連れていかれて!
悩んだり!
戦ったり!
●になったり!
●なのにお忍びで遊学したり!
する!アニメです。

なんといっても風の万里編のラストは鳥肌がとまりませんでした。
是が非でもオススメできる作品です。

投稿 : 2014/04/07
閲覧 : 186
サンキュー:

6

じろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

重いです┗(;´Д`)┛

悲しい話が結構多いです。救われないし、重い。
あんまり好きなタイプのアニメではありませんが、話自体はよくできていると思いますし、感動するシーンもありました。

イラストを求めるアニメではありませんが、あんまり綺麗な絵ではありません。

(批判的な文章が多いかもですが、アニメを見たあとに小説を揃えるくらいはまりましたw)

投稿 : 2014/03/27
閲覧 : 246
サンキュー:

1

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観がいい!もっと見たい作品でした。

前半はじれったい感じがしていましたが、後半になってもう目が離せない状態になりました。

ファンタジーの世界観、ストーリーが見事でした。
もっともっと続きが見たいと思わせる作品です。

投稿 : 2014/03/21
閲覧 : 257
サンキュー:

2

シン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

王とそれを選ぶ麒麟、そして天意とは何なのか

古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー作品。

本作の主人公である中嶋陽子は、景麒と言う異世界から来たと言う謎の人物景麒に十二の国が存在する謎の世界に連れ去られてしまう。あらすじを書くとコテコテですが、その内容はとても興味深いものでした。

全45話ですが6部に分類できます。1話~14話までの「月の影 影の海」を見ていただければ作品の雰囲気が十分伝わると思います。長編で古い作品は苦手という人はここまで我慢して見て欲しいです。

投稿 : 2014/03/16
閲覧 : 176
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2

ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この作品に出会えて良かった。

異世界ファンタジーもの、全45話。
物語は大きく分けて3つの章ごとに区切られています。


「月の影 影の海」(1~14話)

平凡な女子高生・陽子が異世界に連れて行かれ、その地で数々の困難を乗り越え成長していく。
異世界ファンタジー系(日常→非日常)の作品と言えば、主人公の華々しい活躍ぶりが
早い段階で描かれるケースが多いと思います。未知の世界であっても割りと柔軟に適応してしまう。
しかし本作の場合、連れて来られた世界のあまりの不条理な現実に弱音を吐き、逃避を繰り返す。
そんな陽子の負の面が強調される展開がしばらく続きます。

観ていて苛立ったり気が滅入ってしまう人も少なくないでしょうが
この極めて現実的な展開・陽子の丁寧な内面描写は、本作の良い点の一つだと思ってます。
何というか「急に成長させない」ところが良いです。
後の展開に説得力とカタルシスを持たせるためにも、間違いなく本作で必須な部分です。

第7話が分岐点、序盤最大の山場。個人的に39話に次いで印象に残ったエピソード。

{netabare}人間不信に陥っていた陽子が自らの迷い(仮面)を「剣で断ち切る」姿が爽快でカッコいい。
人間の真理を突いたセリフの一つ一つに重みを感じます。身に染みる思いです。
「私が相手を信じる事と、相手が私を裏切る事とは、何の関係もなかったんだ」
特にこの言葉にはハッとさせられました。

善意に見える他者の言動に裏があったとしても、それをどう受け取るかは自分次第。
現実的には、なかなか実践するのは難しい理想論ではあると思う。
それでも誰よりも弱さを知り、悩み苦しんできた陽子を今まで見てきたからこそ
その果てに出された数々の言葉がどれだけ力強く響くか。熱い共感を抱かざるを得ない。
そんな陽子の勇ましさが我が事のように嬉しい。私的、本作屈指の名シーンです。{/netabare}


「風の海 迷宮の岸」(15~22話)

本作「十二国記」の舞台は神仙や妖魔が存在する12の国から成り立つ世界。
各国それぞれに国を統治する王と、王に仕える神獣(人と獣の二つの姿を持つ)の麒麟がいる。
麒麟には王を選定する役目があり、それまでは蓬山という地で女仙によって育てられる。

本章では戴国の麒麟として生まれた泰麒というキャラにスポットが当てられ、
慣れない蓬山での生活を経て、自身の過酷な運命と向き合い、王を選定するまでが描かれます。

終盤の展開には非常にハラハラさせられたものの、あっけないオチであったり
結局その後どうなったの?という疑問が残る、イマイチ釈然としない終わり方でした。
原作通りであるならしょうがないけど・・・まあ泰麒の可愛さに免じて許します(笑)
ツンデレ声優で有名な釘宮理恵ですが、ショタキャラの破壊力も抜群で御座いました。


「風の万里 黎明の空」(23~39話)

陽子、そして本章から登場する祥瓊と鈴、3人の主人公の物語。
他人の顔色を覗ってばかりだったり、自分こそが世界で一番不幸であると思い込んだり・・・
多かれ少なかれ、そんな誰もが持つ心の弱さというものを各々の旅路の中で克服していく。

序盤はスローテンポ、状況の説明に手一杯な印象で退屈感は否めないものの
本格的にストーリーが動き出してからは、もう続きが気になり過ぎて視聴が止まりませんでした。
境遇の異なる三者三様の人生が交錯する瞬間や
3人の確かな成長を実感させるシーンの連続に、感慨深さもひとしおです。

そして迎える本章ラストの39話。
この回の素晴らしさは何と言ったらいいか・・・とにかくもう観てもらうしかないです。
「初勅」を発するシーンでの陽子の言葉、その一つ一つが心に突き刺さりました。
ちょっと自分でも驚く程に、鳥肌と涙が止まりませんでした。


・総評

欠点としては、地名や呼び名・役職名等の専門用語が多いので取っ付きにくいところ。
あとは全体的に作画の崩れが目立つぐらいでしょうか。
実質的な最終回は39話なので、40話以降の蛇足感は番外編として割り切りました。

しかしそんな欠点を補って余りある、骨太で壮大なストーリーに引き込まれました。
NHK教育アニメということで啓蒙的な要素も多分にありますが、説教臭さは感じさせません。
独特で良く練られた世界観、そして人間の素晴らしさと愚かさの両面を見事に描いた作品。
OP,ED,BGMどれも文句なしのクオリティ。
声優陣の熱演も光りました。特に陽子役の久川綾さんは本当に素晴らしかった。
魂のこもった演技に身震いする程でしたね。

とんでもないレベルの傑作。この作品に出会えて(あにこれやってて)本当に良かったです。
間違いなく一生忘れられない作品となりました。


多分、ちょっと興奮気味です。
でも、こんなに気持ちを揺さぶられたのも本当に久しぶりです。
原作も読んでみようと思います。

投稿 : 2014/03/11
閲覧 : 1003
サンキュー:

76

あやさく さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たのしい

原作は読んでないですが

平凡な子が突然、王だといわれ・・・

そういうシンデレラストーリーが好き。
キラキラなものでなく
どちらかというとシリアス感のあるところに
とてもひかれる。

おんなおんなしてないところも好感もてる。

続き気になる・・・

投稿 : 2014/03/11
閲覧 : 151
サンキュー:

1

あおじそ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

おもしろいです。
設定も内容もすべて引き付けられる作品。
主人公の成長だとか葛藤とかも良かったです。
原作の方も新潮で動きありますし、アニメも続編がほしいなあと思うこの頃

投稿 : 2014/03/09
閲覧 : 264
サンキュー:

1

イチャソ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい!

小説も読みましたが、個人的には好印象です!
他の話もみたいです!

投稿 : 2014/03/05
閲覧 : 205
サンキュー:

2

suisai さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い!

今迄で一番はまった作品。
色々と難しい専用用語が飛び交いますが
それだけ重厚で深く作りこまれた世界観。
何回も繰り返し鑑賞しています。

少々気になったのは序盤のオリジナル設定…
あれはあれで良かったのですが
物語に絡ませすぎじゃないか…と感じました。

図南の翼も映像化して欲しかったです。
というか小説の続きを…切望

投稿 : 2014/02/26
閲覧 : 188
サンキュー:

1

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

たくさんのことを学んだ作品です。

こことは別世界のお話。

あるとき突然「蝕」により中島陽子、杉本優香、浅野郁也の三人が見知らぬ土地に飛ばされて物語は始まります。
最初は彼らのことが語られある程度落ち着いたところで他の人の話になり
また戻って今度は陽子のことになり、それが終わったら知り合いの友の話になって終わりです。
こんなこと言っても分からないとは思いますがなにも知らずに観た方が面白いです。
口頭ではイメージしにくい言葉や情報が氾濫しますが今何が起こっているかくらいわかれば十分楽しめましたし、
話の区切りには一話分使って丁寧に説明してくれるので心配は杞憂に終わりました。

終始この物語で語られることは「人間」のことです。
それがどれだけ醜く、どこまでもずるく、底の無い井戸のような愚かさを持つものなのか、
また反対に、どんな者でも自分と世界と和解し誠実に道を歩むことができることを教えてくれます。
何人かの人に焦点を絞り、それぞれがそれぞれ別々の苦痛の運命をどうやって受け入れ、許せるのか。
描かれるその過程はリアリティ溢れるもので観ているこちらとしても、とても他人事のようには見えませんでした。
それくらい苦難と挫折がありありとしています。それを通して彼らが得たものは同時に僕らにとっても大切なものでした。
実際に観て共通した苦しみを持つ者を見つけられたならば彼らの答えを聴くことにそれなりの価値と意味があるはずです。

ただこのアニメは普通のアニメより画も地味ですし動きも少ないです。
さらに上にも書きました通り分かりにくい部分も出てきます。
だからもしかすると人によっては辛抱強く「観る」ことが要求されるかもしれません。
そのかわりと言っては何ですが、こちらが差し出したものよりもきっと多くのものが得られる作品に間違いはないです。
この作品には本当に多くのことを学ばせてもらいました。素晴らしいの一言と感謝の思いでいっぱいです。
他の方も言っておられますが僕も言わせて頂きます。「この作品に出逢えて本当に良かった!」と。
誇張でも何でもなくこれが本心です。

投稿 : 2014/02/24
閲覧 : 361
サンキュー:

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十二国記のストーリー・あらすじ

周囲に合わせるだけの日々を送ってきた平凡な女子高生・中嶋陽子。
ある日、ケイキと名乗る人物に連れられ、たどり着いた異世界。 そこは、十二人の王と十二頭の麒麟によって治められる十二の国々からなる不思議な世界だった。なぜ自分はここへ連れてこられたのか、ここはいったいどこなのか、異世界でケイキとはぐれてしまった陽子は疑問を抱えたまま、生き延びるために見知らぬ世界で生活することとなる…。(TVアニメ動画『十二国記』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年春アニメ
制作会社
ぴえろ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%9B%BD%E8%A8%98
主題歌
≪OP≫梁邦彦『十二幻夢曲』

声優・キャラクター

久川綾、石津彩、うえだゆうじ、子安武人、相沢まさき、山口勝平、鈴村健一、岡野浩介、釘宮理恵、勝生真沙子、ゆかな、藤原啓治、進藤尚美、石田彰、若林直美、桑島法子、高山みなみ、山崎和佳奈、鈴木れい子、西村知道、平松晶子、川上とも子、千葉千恵巳、大川透、中田和宏、野島健児、西凜太朗、松本保典、大倉正章、家中宏

スタッフ

原作:小野不由美、キャラクター原案:山田章博、 監督:小林常夫、脚色:曾川昇、キャラクターデザイン:田中比呂人/楠本祐子、コンセプトデザイン:森木靖泰/宮本治雄/若林厚史/清水恵子、美術監督:東潤一、色彩設定:佐藤祐子、撮影監督:松本敦穂、音楽:梁邦彦、音響監督:柏倉ツトム、アニメーションプロデューサー:本間道幸/押切万耀、プロデューサー:末川研、制作統括:渡辺俊雄/吉國勲/柏木敦子/ 冨永慎一

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