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「十二国記(TVアニメ動画)」

総合得点
88.2
感想・評価
1685
棚に入れた
9125
ランキング
124
★★★★☆ 4.0 (1685)
物語
4.3
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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十二国記の感想・評価はどうでしたか?

かみさん3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

続きが観たい

中華風古代異世界ファンタジーって呼べば良いんでしょうか。
普通の高校生だった陽子が異世界に王として連れて行かれ、ウダウダめそめそしながらも、良き王として民のために生きていく決心をするまでのお話。
序盤は陽子の情け無さっぷりにイライラしますが、中盤ネズミの半獣楽俊との出会いあたりから俄然面白くなってきます。
作画が今イチですけど、大河ドラマ的歴史ファンタジーが好きな人は気に入ると思います。
続きが観たい所ですが、原作も止まったままみたいなので難しいかなあ。

85点。

投稿 : 2015/01/20
閲覧 : 163
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NHKさん頑張ってた・・今はチョッと寂しい

純文学よりの原作を丁寧にアニメにした作品だと思います。エンタメ性大事ですけどNHKさんにはこっち方面で頑張ってほしい。
物語の作りこみが半端無いですね、ファンタジー苦手な私でも即座に引き込まれました。原作が大作なだけに途中で終わった感じですが、十分楽しませて頂いたので不満はございません。
NHKさんは民放さんのようにDVDや原作の売れ行きを心配する必要ないのだから、独自路線を走ってほしい感じです。

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 131
ネタバレ

しかchan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生きるということは嬉しいこと半分、辛いこと半分なのですよ

古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー作品である。

【良い】

・物語の構成
{netabare} 特に、「風の万里、黎明の空」は完成度が非常に高い。
主人公である中嶋陽子の物語を軸に据え、大木鈴と祥瓊のそれぞれの物語が展開される。
鈴と祥瓊は共通して「自分の境遇に納得できない、訴えてもそれを理解してくれない」という思い込みを持っているが、次第にそれは大きく変化していく。
この変化は「月の影、影の海」における陽子の成長と重なる部分があり、そして、境遇は違えど慶王に関心を持ったことから、必然であるかの如く同じ事件に巻き込まれる。
分散された三つのストーリーが最終的には上手く一つに収束するという面白い作りになっている。{/netabare}

・独特の世界観
細かい設定を生かし、考え抜かれた独特の世界観がある。
難しい専門用語が出てくるが、主人公と同じ視点で物語を追いかけると十二国の世界の仕組みや価値観を徐々に理解できるようになり、その世界観に引き込まれる。

【悪い】

・オリジナルキャラクターとしての杉本優香の描き方
原作に登場しないオリジナルキャラクターをストーリーに深く関わるキャラクター、そうではないキャラクターに大別できると考える。
前者の場合はそのオリジナルキャラクターが物語を進めるにあたって重要な存在であることが多く、また、ストーリーに深く関わるということで必然的にアニメの物語は原作と少なからず異なるものになる。
そして、本作のオリジナルキャラクターである杉本が前者の類型に属することは明白である(原作に「杉本」という少女が登場するが、これは杉本がオリジナルキャラクターであることを実質的に否定するものではない)。
しかし、本作での杉本の扱いは全く不当である。
{netabare} 序盤での杉本のインパクトは物凄く強烈であり、勘違いを起こして突っ走る姿には迫力があり、その存在感は主人公である陽子を圧倒するほどである。
中盤では日本に戻っていた泰麒(高里要)と出会い、今後とも物語に深く関わっていくことを期待させる展開だったが、泰麒の話自体が中途半端に終わってしまったためか、急にストーリーから消えてしまう。
これまでの物語に深く関わっていたキャラクターを何の手当てもなく退場させたことにより、大きな欠落が生じ、違和感を抱かざるを得ない状態になっている。
まさに竜頭蛇尾、一発屋のような扱いなのが残念である。{/netabare}

【総評】

人間という生き物の良い部分、悪い部分が描かれており、メッセージ性の強い作品である。
{netabare} 陽子を取り巻く環境は日本でも異世界でも不信や欺瞞や裏切りに満ちており、彼女は信じた相手に何度も裏切られる。
その度に陽子の中から甘さが消えていき、強くたくましくなっていくが、一方で心に不信や敵意を溜め込むようになり、自分を助けてくれた楽俊を裏切って生き延びようとする。
人に裏切られるとどんなに善良な人でも他人を信用できなくなり、逆に相手を利用して自分だけ生き延びようと利己的な性根を持つようになってしまう。
現実には悪人だけでなく、正しくあろうとする人がいるが、粗悪な環境で過ごすと出会う人間を全て悪人であるかのように邪推してしまうのである。
人に褒められれば、褒め殺しかと疑い、親切にされれば、裏があるのではないかと勘ぐり、善行を成している人を見ると偽善者だと決めつける。
陽子は苦しんだ末に楽俊と再会し、彼を信じることで救われるのだが、もし楽俊に出会えなかったら、どうなっていただろうか。
そのような人間の弱さを感じさせられ、そして、それを乗り越えることもできる人間の強さを感じさせられた。{/netabare}
生きている限り、誰かと関わることは避けられず、どのように関わって生きていけば良いのかを考えなければならない。
NHKということもあり、教育的で深く考えさせられる作品である。

投稿 : 2015/01/10
閲覧 : 279
サンキュー:

20

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異世界ファンタジーの域を遙かに超えた成長記。

人の顔色ばかり伺う、八方美人の陽子の成長を描く、小野不由美原作の異世界ファンタジー傑作であり
優柔不断で未熟者だった人格が、全く別人の如く、己の意思を力強く主張する39話の締め方は感無量。
突如、喚ばれた異世界空間の過酷な経緯を経て、漸く序盤の布石が実を結ぶ作中屈指の名場面であり
NHK特有のメッセージ性を投じる。序盤が鬱屈なのもあり、その反動は、並々ならぬ感動を醸成させる。
その上、十二国という異世界を完全なる空想世界とせず、ある程度、現実味のある世界とすることにより
現代社会の個人は政治的関心が希薄であり、メディアや周囲の考えに流されやすいというマイナス面を
明確な形で、クローズアップすることに成功しており、画一的かつ受動的な大衆へ喚起が促されている。
無類の才覚を陽子に宿さず、人間的に成長していく過程においても決して避けては通れない苦行があり
説教臭さが鼻に付くと感じる方もいるだろうが、これをなくしては「十二国記」シリーズは成り立ち得ない。

投稿 : 2015/01/09
閲覧 : 1370
サンキュー:

43

めたぼん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファンタジーサガの大作

原作は小野不由美の小説です。
「田中芳樹の銀河英雄伝説みたいな壮大なストーリーが書きたかった」という作者の談話があるらしいです。

舞台建ては中国神話をモチーフにした異世界召喚型のファンタジーです。銀英伝が政治や国家などの組織の在り方に言及しているのに対して、この作品は個人の在り方に焦点を当てている点で対照的なもう一つの名作だと思います。

楽俊をモフモフしたいです。(笑)

投稿 : 2014/11/30
閲覧 : 314
サンキュー:

5

ネタバレ

20kazuking さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

早く続きが見たい

もうオリジナルでいいから続きが見たい。

投稿 : 2014/11/25
閲覧 : 290
サンキュー:

1

オオカミ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

国とは、、、、

見る前は異世界のファンタジー系だろ
ぐらいの気持ちで見始めた作品www

でも、予想とは違いとても考えさせられるような作品でした
45話ぐらいあった長めの作品


はじめの頃は主人公にイライラしたり
友達の自意識過剰すぎの言動に若干引いたり
顔が変わったとか意味不な感じになったり
あまり展開についていけなかったですが

中盤ぐらいからやっと追いつきましたww

あと、登場人物多くてなかなか覚えられなくて;

心理描写はとても良くて好きだったけど
その辺が忙しい感じの作品


声優はキャラにあってて◎
音楽も◎


作画は、、、妖魔の感じとかいいけどその他は
今ひとつって感じ

物語は若干というかものすごくというか
消化不良なものが多いです

でも二期はなさそうなので少し残念です

投稿 : 2014/11/25
閲覧 : 292
サンキュー:

6

koaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハイファンタジー 原作の世界観を簡単に知るのには良いかも・・・

原作者(小野不由美さん)のファンなので、もちろん原作を読んでます。
設定が非常に細かくシッカリしているので
原作を読む前に世界観を知る上ではいいのかも・・・

アニメなのでしょうがないけれど、原作にはいない人物が
登場してるし、内容も少し弄られてますけど
短く放送する為の手段とするなら、大まかな流れは
変わっていないので良しとしましょう。
是非、原作を読んで欲しいと思います。

投稿 : 2014/11/07
閲覧 : 242
サンキュー:

13

らららひんひん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

視聴途中ですが、断念の予感

主人公の無能さ、状況判断能力の無さにイライラ(笑)
2話でいきなり顔が違うと言われても、意味不明でした。というか2話序盤程度で主人公の顔をそこまで覚えていないだろという。
視聴者置いてけぼり感が半端ないです。

7話くらいから面白くなるとありましたが、ちょっと断念。
見るものに困ったらみようかなと。

長編好きだし、こういう世界観も好きだけど、主人公と主人公の友達がもう無理な段階でこの作品は無理だなと。
そこを越えられれば、この作品は面白いんだと思います。
わたしには合いませんでした。残念。

投稿 : 2014/11/05
閲覧 : 215
サンキュー:

1

あーこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続編でないかなぁ

小説を読んでいたので物語は面白いだろうと思っていましたし、実際面白かったです。オリジナルキャラもいい味出してるのではないかと思いました。

序盤は退屈ですがネズミが登場すると盛り上がりはじめ主人公の成長を感じられます。
原作が未完なので謎が残ったまま終わってしまっているのが残念ですがそれを差し引いても主人公たちの内面の葛藤や成長がとても生々しいので面白いです。

まだ映像化されていいない部分もあるのでぜひ映像化してほしいなぁと思います。

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 175
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい。

大河ドラマ風アニメ。
古代人類のまだ幾分神々の威光が残る時代の物語。
45話と長いのでお時間がある方は観るといいかと思います。
NHKの宇宙ゴミの物語がお好きな方は特にお勧めです。

投稿 : 2014/10/27
閲覧 : 210
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

十二国記

39話までみました
39話が凄かった 
陽子の成長していく姿、王になるまでの過程がみていて面白いです

王としてのこれからはじまる物語
大変だけど陽子なら大丈夫でしょう


麒麟の黒い髪の子の話が少し中途半端なところで終わってしまったのが残念。
結局最後なんで失踪しちゃったのかな?

小説の方ではどんな感じか読んでみたいです。





 

投稿 : 2014/10/21
閲覧 : 256

keidesu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

序盤は完全に苦行

ラストは面白かった

投稿 : 2014/10/14
閲覧 : 278
サンキュー:

1

ネタバレ

kesubi さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

胸に響きます。

細部までとても丁寧に作られていて見応えがあり、すごく楽しめました。
アニメ視聴後、すぐに原作を揃えて読み込みました。

レビューなどであらすじを読んでみて、
この世界観に少しでも興味を持たれた方は、視聴して損はないと思います。
三国志、水滸伝が好きな友人がどっぷりハマっていたので、
中国の伝奇歴史小説作品などが好きな方にもおすすめします。


十二国記には、登場する舞台、歴史、文化など、そのどれもが史実であるかのように感じさせるリアリティがあり、ファンタジー作品とは思えない重厚感があります。


一般的なイメージのファンタジー世界、夢と希望に溢れた冒険や、可愛らしい生き物にメルヘンな町並みなどを期待される方には向いてないかもしれません。
不気味な生き物や、荒廃した町並み、極限の状況下に置かれた時の人間の絶望など、暗い描写がいくつも出てきますから。


凄惨なシーンが多く、胸が張り裂けるような気持ちに何度もなりましたが、
{netabare}楽俊の登場によって、陽子の心境の変化と、様々な苦難を乗り越えて互いが信頼し合える仲になるまでの過程は、とても心暖まるものでした。{/netabare}


登場人物達の心の葛藤や苦悩など、心理描写にはすごく説得力がありますし、胸に響く名言がいくつも出てきます。原作の小野不由美さんの精密な観察力と豊かな想像力に脱帽です!

歴史、政治、経済、人間ドラマなど様々な要素を含んだエンターテイメント性の高いアニメなので、多くの人に見てもらいたいです。

投稿 : 2014/10/06
閲覧 : 230
サンキュー:

14

ネタバレ

bkCaN62182 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絵が好みではないのですが…

絵が独特なので断念してしまう方もいるかなと思います。
友人何人かにオススメしたのですが、全員口を揃えて絵が…と言っていました。
しかし見続けているうちに話にのめり込み、見て良かった!となったようです。

考えさせられ、人生観が変わるアニメです。
奥が深く、一言一句聞き入ってしまいました。
月の影のラストではスカッと爽快感を覚えるラストでした。

文庫本から入ったのですが、小学生から読み始めた為か、読んでいる時は理解出来なかったり、読めない漢字が多かったのですが、アニメだと内容がよく分かりハマってしまいました。

今までみて来たアニメの中で1番好きです。

投稿 : 2014/10/06
閲覧 : 184
サンキュー:

3

ネタバレ

ふくみみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大作!

完全に大人向けアニメです。主人公は女子高生ですが、恋愛要素は皆無。多少のバトルはありますが、それはあくまで枝葉の部分で、物語は主人公達の葛藤と成長を中心に進んでいきます。商業的に成功する要素が少ない!?民法でのアニメ化は無理な内容に思われるところをNHKがアニメ化!!こういった内容のものをチョイスしてくるあたりが、さすがNHKいい仕事してますね!と思わせる作品でした。
NHKアニメ史上、最高傑作!

投稿 : 2014/10/06
閲覧 : 234
サンキュー:

4

シフォンアルティラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古代中国を彷彿させる異世界ファンタジー

普通の女子高生陽子がある日、ケイキと呼ばれる男に突如地図にない世界に連れ去られる、その世界の話
そこには十二の国があり、中国の春秋戦国時代のような世界を想像させる

話は陽子を中心に、寡黙で卑屈な性格な陽子が、裏切りや悩みにも、その世界の優しい人々により、様々な意味で成長していく話を中心に、他の国や世界の人々の人生模様も、幅広く感情豊かに見せてくれる

この類の大河的ファンタジーTVアニメは流石NHKといったところか

投稿 : 2014/10/01
閲覧 : 261
サンキュー:

5

ネタバレ

molee さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

東洋ファンタジーの傑作

一人の女子高生が、どこか古代中国のような雰囲気をもつ異世界へと連れていかれる、いわゆる異世界ファンタジー。
しかし、その手の作品によく見られる、現代知識を基にしたご都合主義的な展開は全く無く、むしろ「異世界」という舞台にいきなり放り込まれるという事態の、理不尽さや過酷さをリアルに描いています。

序盤はその過酷さが見ていて辛く、異世界特有の世界観や固有名詞が物語を理解しづらく感じさせるかもしれません。
しかし、主人公は人々との出会いや旅を続けるなかで成長を続け、数々の苦難を乗り越え、そしてひとつの区切りを迎える「39話、風の万里黎明の空」では、とてつもないカタルシスが待っています。

投稿 : 2014/09/26
閲覧 : 173
サンキュー:

2

風呂は熱め さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

敗者の論理を追いかけるアニメ

最初は視聴者置き去りの導入と壊滅的に無能な主人公に愕然とするので、2・3・4・5は省略してもいいと思う。

全45話と長いが、主人公本人が活躍する話は少ないし、主人公自身の技能で活躍するシーンにいたってはほぼない。架空の世界を舞台に、異邦人、異形の者、貧しい人、裕福な人、商人、農民、学生、武人、偽善者、聖人、政治家、国王、神、さまざまな人物の「悲しみ」をただ描いているのみである。そして「悲しみ」をもたらした憎むべき相手とは誰か(=悲しみの正体とは何か)。それが作品の主題であろうかと思う。

したがって、脇役目線のお話ばかりで本筋は遅々として進まない。だがそれこそがこの作品のねらいなのだろう。特段面白くはないが、一見の価値あり。

投稿 : 2014/09/25
閲覧 : 300
サンキュー:

2

やんやんやん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

精神的に成長できるアニメ!

子供が中学生から高校生くらいになったらぜひすすめたいアニメです.

何年たっても見てよかったとしみじみ思う良作!!

投稿 : 2014/09/16
閲覧 : 156
サンキュー:

1

ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい

数あるNHKの本気の中でも1番だと思う作品だった

最初はいろんな人の裏切られたりして
人間不信になっていた陽子。
でも楽俊と出会って明るくなっていき
最後は王様として立派になっていく姿は
心にくるものがあります。
やはり、サクセスストーリーはいいです

途中の陽子が猿と戦うシーンは何度見ても
鳥肌がやばかったですね・・・

でも残念ながら
話が変な所で終わってしまって
心残りがある感じです。

投稿 : 2014/09/14
閲覧 : 216
サンキュー:

12

ラドラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絵で食わず嫌いせず大人になった人には見て欲しい素晴らしい作品

アニメを何十作品も見てきましたが、原作まで買いたくなったほどのアニメはこれが初めてでした。(もちろん原作はすべて購入済)

人として大切なことを教えてくれます。
感動して涙するのもいいでしょう。ハラハラ、ドキドキするのもいいでしょう。切なくなって胸が苦しくなるのもいいでしょう。
しかしそれで終わってしまうアニメがほとんどです。

これらの感動を持ち合わせながらこれからの生き方、自分のあり方についてよい影響を与えてくれるアニメこそ自分がすべての人にオススメしたい作品です。

ただこの作品はいろいろ難しい言葉や独特な単語(主に中国系?)が出てくるのでアニメを1回見ただけではそのすべてを理解しきれません。
それを含めてもアニメだけでも内容はちゃんとわかりますが、理解を深めるには原作が必要なのは他のアニメよりも強いです。

自分はこのアニメ気になってましたが絵が好みではなかったので見ていませんでしたし、最初の方は意味もわからずただ気まぐれで見ていましたが、途中からはもう止まりませんでした。絵の印象だけで見ていなかった自分にお説教してやりたい!

声優も素晴らしい方々なのでそこでも推したい!

序盤がつまらないから、わからないからといって決して切ってはいけません!その判断は間違っていることをここのレビューが教えてくれています。

投稿 : 2014/09/08
閲覧 : 387
サンキュー:

13

HQUxd69614 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大切なことを教えてくれる

人として大切なことを教えてもらえるアニメです。最初は作画もちょい苦手で序盤の展開がつまらなかったのですが、それはとても短絡なことでした。とにかく多くの人に見てほしい。

投稿 : 2014/09/02
閲覧 : 201
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自主性の大切さ

■8月28日 文章を訂正


-------

小説原作。2002年~2003年にかけて、NHKで放送された作品です。

異世界ファンタジー。スケールはかなり壮大で、ストーリーは複雑な人間関係が絡むドロドロした物語です。
この作品を見ていると、癖があり、なんだか深みのある濃厚な雰囲気を感じます。心に染み渡るようなこってり感。

そう。まるで梅のような舌に残る味。
噛めば噛むほど旨みを増すような...そんな味。
私はそんな楽しみをこの作品を観て感じました。

とても味わい深いこの感覚....。
この苦痛と快感が混ざったような感覚こそが、この作品の魅力です。


■この作品の魅力

この作品は、三国志と比較されることがあります。作風も似ているという声もたくさん聞きます。
私は、三国志ファンですが、十二国記を観て抱いた感想は、三国志とは違った楽しさでした。
三国志は、人物の魅力や三国の入り乱れる野望などが、面白く感じて、ファンになりましたが、十二国記を好きになった理由は、これとは全く違います。

『王』とは何か?
『国』とは何か?
『民』とは何か?

といった壮大な世界観だから描くことが出来る『テーマ』や『中島陽子の成長』、『ドロドロした人間関係』などを好きになったのです。

強いメッセージ性を感じる『テーマ』
{netabare}
陽子が、他人の言葉を気にしすぎて、自分自身をしっかりと持っていない。
それが原因で、杉本さんから嫌われたり、景麒から諫められたりします。
それを揶揄するかのような目で見る家臣達。
陽子はそれにより、さらに周りを気にするようになりますが、最終的に自分で物事を決めるようになります。
{/netabare}
他人の顔ばかり伺っていては、他人の主観を押し付けられて、上手く利用される可能性があるということですね。
自主性の大切さ。それをしっかり描いてくれています。

最初は、こんな世界に連れてこられた悲しみを嘆く陽子。
彼女を見てみると、もっと普通の人生を送りたかったという悲しみが私の胸を突き刺すように襲います。
彼女を見ていると鬱陶しく見えることもありますが、私だって、無理矢理、別の世界に連れられれば、ああなるでしょう。
そういう普通の女子高校生が、少しづつですが王に相応しい人物に成長していく。
この変化を見ていく楽しみが十二国記の楽しみの一つです。
この書き方だと、なんだか苦しんでいる陽子を見て楽しんでいるような、悪趣味な楽しみ方だと思われそうですが(笑)

他の楽しみは、政治特有のドロドロした人間関係などなど。
また「陽子と杉本の関係」や、「大木鈴と浅野の関係」、「色々な所で人間が関わり合い」など
深い旨みがある関係性を見せてくれます。
ここも十二国記の魅力の一つです。

私はこれらの事を好きになり、十二国記に嵌りました。


■ストーリーや構成について。

1話~5話辺りまでは、冗長なシーンが続き、あまり面白くありませんでしたが、その後から、のめる込むように、この作品に嵌ってしまいました。
しかも、この作品は、私の思い描いていた展開とは全く違う展開を見せてくれたのです。

あえて、欠点を書くのなら、少しスローペースなところですがね。
深夜アニメの話の進行速度に慣れている人なら、十二国記の話の進行速度は遅く感じるかもしれません。

この展開に驚かせられました。一本取られてしまいましたね。。。

また、主人公視点だけではなく、様々な視点から物語を描きます。
主人公とは関係ない話でも、後々になって主人公の話と絡めてきたり、そういった所もストーリーの魅力です。

ただ、中途半端な所でアニメが終了しているため、伏線が回収されていない部分があります。
そこが残念な所です。続きが見たくて見たくてたまらない。
原作が完結しておらず、アニメも中途半端な所で終わってしまったのが悔やまれます。

音楽は、十二幻夢曲という曲がとても好きになりました。
EDの月迷風影という曲も、作風とマッチしていて、尚且つとても深みのある曲で、好きです。


■多数の視点から描く十二国記


タグに人生観が変わるとありますが、主人公が正しいと思っていた事が別の人の視点から観ると、全く違う事を思ったいたり、とにかく一人の視点のみで物語を描きません。
「何が正しいのか、何が悪いのか」を一つの視点から描かず、多数の視点から描くのです。

そして、私自身も自分の思っていた正しさに対して、反対意見があることをこの作品に突きつけられます。
私は、とある登場人物{netabare}(祥瓊){/netabare}に強い思い入れを持ってしまいます。
その人物は、知らなかった事なのに、責任を強いられ、数々の人物から迫害を受けたのです。
私にとっては、この人物の気持ちが痛いほどよく分かり、その人物に強い共感を持ってしまいました。
しかしながら、この作品では祥瓊が自分の責任に気付けなかった事が、罪であることをらくしゅんが説いています。

私は、知らなかった人間が悪いのではなくて、教えなかった人間が悪いのだ、とずっと思っていました。
でも、このアニメを観て、それだけじゃないということに気づかされました。
気づける状況であったのにも関わらず気付けなかったというのは、それだけで責任を問われることがあるのだなぁ、ということを社会はそんなに甘く無い事を学びました。

私がこの作品を見て、世の中には違う見方を持つ人間がいることを知り、新たな視点から物事を見つめられるようになりました。
正しくタグの通りでした。
人生観が変わる...とは完璧に言えないものの、新しい視点で物事を見ることが出来るようになりました。


■総評
メッセージ性がある作品、主人公の成長物語、ドロドロした人間関係が好きな人はおすすめです。
作風がドロドロした作品でもあるので、そういうのが苦手な方はおすすめしません。
ただし、最近の作品のようなテンプレ化された娯楽要素は、あまりないのでご注意ください。
(萌えシーン、厨二的なシーンなどなど)

全体的にかなり味わい深いストーリーでした。
深いテーマ性を高く評価して、私の中でこの評価にします。

投稿 : 2014/08/28
閲覧 : 274
ネタバレ

nobura さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファンタジー

内容・展開が良い。

投稿 : 2014/08/18
閲覧 : 197
サンキュー:

1

ネタバレ

おじゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

流石の名作、面白かった

ファンタジー好きなので聞いたことがあったのだけど、主人公が女ということでスルーしてたところ、ある人の薦めから視聴。

パッと見したとたん、なぜか ふしぎ遊戯 が頭をよぎる。。
うっ・・この絵柄、これはひょっとして腐女子むけなのではと心配になる。

その心配をよそにのっけから超展開で異世界ファンタジーがはじまるも、
序盤ヒロイン(主人公)があまりに女々しくイライラが臨界点を突破するかと思いきや事を重ねる度に変化していく少女が見てて楽しめる。
単に話が進むだけでなくキャラの成長と共に進行する感じなのがヨカッタです。

ただ、主人公以外にも作中のサブキャラ数名の視点?で成長する様が描かれており、またかい・・・とおもいつつも終盤は納得。

投稿 : 2014/08/17
閲覧 : 252
サンキュー:

5

かざりね。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後半に面白くなった

 
見始めたときはとにかく主人公が何かにつけて嘆きまくるので
少しイライラしたのですが、それがこの主人公の成長の過程を際立たせて
いる要因の一部だったと考えれば納得がいきます。

一話と最終話ではかなり主人公は変わります!!(笑)
こんなに変わるのかというほどの変貌ぶりです。
そこがこの作品の魅力の一つだと私は思っています(´∀`)

だからこの作品は、主人公が逆境に立ち向かえば向かうほど、
荒波に揉まれれば揉まれるほど面白いと感じました(-^〇^-)

ラストもなかなかいいと思いますね。

投稿 : 2014/08/15
閲覧 : 258
サンキュー:

8

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

書きかけです。

NHKの一挙再放送で視聴(数年前)

OP曲がエキゾチックでとてもよかった。
かなり長めの作品

お勧めできる良作ではあるが、少し長すぎて、
いろんな話が交錯してわかりにくかったり、
ダレてしまうところがあったけど、
途中、とても好きなエピソードがあって、
感動できるところも多かった。

詳しくはもう少し思い出してから。

録画:あり BD-R

投稿 : 2014/08/12
閲覧 : 268
サンキュー:

2

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

余韻を残す完成度の高さ。いろんな人生が、ここには詰まっている。

これはすごい作品だという噂は聞いていたので、とても楽しみにしていました。

観終わって…。

素晴らしい作品でした。これはすごい。おもしろかった!

全45話です。


● ストーリー
周囲に合わせ、良い子でい続けてきた女子高生・中嶋陽子(なかじま ようこ)。

彼女はある日、景麒(けいき)と名乗る男によって、友人と共に異世界へ流れ着いてしまう。

たどり着いた異世界は、12の国々からなる世界であった。


見始めて数話は、何がどうなるのか全然つかめないストーリーに困惑していました(笑)

でもそれで観るのをやめなくて本当によかった。


この作品は、
【月の影 影の海】…1章~12章・終章・転章(1話~14話)
【風の海 迷宮の岸】…1章~5章・終章・転章(15話~21話)
【書簡】…22話
【風の万里 黎明の空】1章~8章・転章・9章~15章・終章(23話~39話)
【乗月】…40話
【東の海神 西の滄海】1~3章・終章・転章(41話~45話)

という編で構成されています。
(書簡と乗月は箸休めのような役割なので、本編は大きく4つです。)

それぞれのタイトルは、原作の小説のタイトルと同じです。

すべての物語は12の国のお話です。主となる人物もほぼ変わりませんが、

編ごとにスポットライトの当たる国は変わっています。


とりあえず、【月の影 影の海】を観てください。

そうすれば、この作品の深さ、おもしろさ、興奮がわかると思います。

おもしろすぎてあっという間に時間がたってしまうのは困ったところでしたが。笑



● 難解な言葉
この作品の難点を挙げるならば、”難解な言葉”です。

耳で聞きとり理解するにはかなり辛いところがあります。

中国に似た国々なので、名前もみんな似たり寄ったりで、誰が誰のことなのか、サブキャラになればなるほど、わかりませんでした^^;


各編の転章は、いわゆるまとめの章で、

その編全体を振り返りながらわかりやすく解説してくれます。

それが非常にありがたかったです。

もやもやっとしていたところがある程度すっきりして、次の編に進むことができました。

あとは、wikiとお友だちになって理解したり、あきらめたりしてました(笑)

誰の話なのかよくわかんなくても、雰囲気だけでも楽しめましたよ。
(きちんと理解した方がもっと楽しめたでしょうが…。)


● 【風の万里 黎明の空】
私が1番楽しめたのは、【風の万里 黎明の空】でした。

政治的な話で、役職とかさっぱり意味不明だったんですが、

よく練られた設定には感服しました。

また、観ているものの想像を上回る形で終末へ向かう物語。

これは今まで見てきた中で最高のシナリオのように感じました。

終章が終わった後、しばらく呆けてしまいましたよ(笑)

ただ「おもしろい。」では終わらない。余韻を残す完成度の高さでした。


● 生きるとは…人生とは…
このお話に出てくる人たちは皆、

生きること、幸せをつかむことに必死です。

その人たちから飛び出してくるのは、名言の数々。

「うーん。深い。」と思わずうなってしまうような、人生の欠片たち。

人生に対しても己に対しても、気持ちが引き締まります。

身に染みる言葉がたくさん詰まっていました。

名言名場面多すぎですよ。


● キャラクター
魅力的なキャラも多かったですね。

かわいいとか、かっこいいとか、そういうものとは離れています。

しかし、みんな魅力的。

それは、それぞれがまっすぐな信念を心に秘めているから。


主人公の陽子は、「できない。」ばかりを連呼する女子高生でした。

あまりの「できない。」発言に、私もイラッとしていました(笑)

しかし、彼女が異世界の国を旅する中でいろんなことを悟り、変わっていく姿は大きな見どころ。

人ってこんなふうに変われるのかしら。私もまだ変われるのかしら。

そんな勇気ももらいました。


ちなみに、私は供王・珠晶(しゅしょう)が1番お気に入りです。

あのはきはきとした物言い、厳しい言動の中に見える優しさ。惚れた。笑

あまり出番がなかったのが悲しい。

彼女の物語も観たかった。


● まとめ
この作品のおもしろさをネタバレなしで伝えることは非常に困難であります。

しかし、おもしろさは保証します。

小説が好きな人、壮大な世界が好きな人には特に!

映像化されていない原作もあるようなので、というか原作はまだ未完ということなので、

ぜひぜひ続編を!!希望します!!お願いします!!

アニメが観終わってしまってさみしいので、原作をこれから読みたいと思います^^

投稿 : 2014/08/12
閲覧 : 353
サンキュー:

31

ruuse さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文句無し

正直、自分でもこの作品にここまで入れこむ理由がわからないw
この作品については何に対してもアンチ感情を持つ事が無い
捻くれている私にしては珍しい事です。

主人公の成長過程がいい
最初は気が弱くて流されやすい女子高生
誰か助けてぇ~と思いつつ周囲に流されていやいやながらも世話を焼く
でも、重責や責め苦に耐えかねて崩壊
「世の中すべて信じられねぇ」となるのだけど
そこまで至る経緯も納得の行くもので
その後、考えを改めるのだがそれも作品初期の気の弱さを上手く残して
謙虚さに変わっていく
主人公の成長物語は沢山あれど、完璧といわけでは無く卑屈でも無い
しっかりしていそうだけどなんだか協力したくなるそんな主人公に育て上げている作品はあまり多くは無いんじゃないかなぁ

他キャラも個性的
主人公を支え続ける半獣の楽俊、仁の生き物のはずなのに何故か冷たい景麒
自分の国の為に協力してやるんだぜぃとしながら優しさが見え隠れのおせっかいツンデレ延王・延麒
かわいい事泰麒が如しw
ほとんどのキャラにダークな部分があるんだけど
そこが人間くさくてとてもいい
完全無欠の良い人は楽俊と李斎だけでいいのだw

キャラ名などからもわかると思いますが
世界観は中華・日本ごっちゃ混ぜファンタジー?という感じで
精霊の守人や彩雲国に似た感じのものです。
上記に抵抗が無い方には是非お勧めしたい!

投稿 : 2014/07/29
閲覧 : 293
サンキュー:

7

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十二国記のストーリー・あらすじ

周囲に合わせるだけの日々を送ってきた平凡な女子高生・中嶋陽子。
ある日、ケイキと名乗る人物に連れられ、たどり着いた異世界。 そこは、十二人の王と十二頭の麒麟によって治められる十二の国々からなる不思議な世界だった。なぜ自分はここへ連れてこられたのか、ここはいったいどこなのか、異世界でケイキとはぐれてしまった陽子は疑問を抱えたまま、生き延びるために見知らぬ世界で生活することとなる…。(TVアニメ動画『十二国記』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年春アニメ
制作会社
ぴえろ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%9B%BD%E8%A8%98
主題歌
≪OP≫梁邦彦『十二幻夢曲』

声優・キャラクター

久川綾、石津彩、うえだゆうじ、子安武人、相沢まさき、山口勝平、鈴村健一、岡野浩介、釘宮理恵、勝生真沙子、ゆかな、藤原啓治、進藤尚美、石田彰、若林直美、桑島法子、高山みなみ、山崎和佳奈、鈴木れい子、西村知道、平松晶子、川上とも子、千葉千恵巳、大川透、中田和宏、野島健児、西凜太朗、松本保典、大倉正章、家中宏

スタッフ

原作:小野不由美、キャラクター原案:山田章博、 監督:小林常夫、脚色:曾川昇、キャラクターデザイン:田中比呂人/楠本祐子、コンセプトデザイン:森木靖泰/宮本治雄/若林厚史/清水恵子、美術監督:東潤一、色彩設定:佐藤祐子、撮影監督:松本敦穂、音楽:梁邦彦、音響監督:柏倉ツトム、アニメーションプロデューサー:本間道幸/押切万耀、プロデューサー:末川研、制作統括:渡辺俊雄/吉國勲/柏木敦子/ 冨永慎一

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