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「十二国記(TVアニメ動画)」

総合得点
88.2
感想・評価
1685
棚に入れた
9125
ランキング
124
★★★★☆ 4.0 (1685)
物語
4.3
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0

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十二国記の感想・評価はどうでしたか?

ゆ き さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いいよね。

高評価は多分に原作様様なことは大前提です。

アニメはメインラインを壊さない程度の改変だったこともありますし、わかりやすい演出は小説を読まない層の入口としてアリだと思いました。

そしてなにより、気持ちのこもった声優さんおかげで、数々の「名言」を聞いてテンションが上がる経験は、アニメ化の妙、だったと思います。

投稿 : 2016/01/14
閲覧 : 220
サンキュー:

3

白雨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

壮大な異世界での成長記

物語や世界観はとても練りこまれており、作品に没頭できました。
主人公の成長していく姿は観ていてすごく感動しましたし、元気づけられました。そして、主人公の相棒が人間大の鼠なのですが、これがすごくかわいい。
愛嬌があるだけでなく、主人公を正しい道に導いてくれる存在で、その言葉のひとつひとつが見ているこちらの身体にも染みわたるような気持ちでした。

小説が原作であり、アニメオリジナルの部分もありますが、大まかなところは原作通り。ただ、アニオリの良いところも悪いところもあるため、原作とアニメどちらが先がいいかは分かりませんが、個人的にはアニメのほうが感動しました。
原作も未完であり、アニメも途中で終わってしまいますが、見て損はない作品だと思います。

投稿 : 2016/01/09
閲覧 : 200
サンキュー:

9

ネタバレ

すーぱーゆるくちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度も見返したくなる!

架空の世界を舞台にした、いわゆる貴種流離譚です。世界観のベースは古代中国だと言われていますが、どこからがオリジナルの設定なのか分からないほど作り込まれており、驚く程の物語の広がりを感じます。願わくば、図南の翼の映画をぜひ

投稿 : 2016/01/04
閲覧 : 252
サンキュー:

2

ネタバレ

もふりんちょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過去最高のアニメ

ハッとさせられるような名言が沢山出てくる名作でした。
主人公・陽子の成長していく姿と景麒に騎乗しながらの啖呵を切るシーンではあまりにかっこよさに震えました。主上、シビれます。
個人的には祥瓊に感情移入して見ていたので、ねずみの半獣・楽俊に論される場面は本当に名シーンだと思いました。
親の罪を知ろうともせずに他人を恨み妬み、でもだってと責任転換してきた祥瓊が楽俊に出会った事により己の罪を知り、自分を見つめ直し変わっていく様子がいいですね。
「毛織物の服は恥ずかしいかい? けど世の中のほとんどの人はそれを着てる。誰もそれを恥じねえのはそれが自分の手で働いて得た最上のものだからなんだよ」
このセリフ胸に刺さりました。楽俊のような誠実な人間(鼠)になりたいです。

古い作品という事もあり最近の綺麗なアニメを見慣れている方には作画や動きに違和感を感じるかと思います。難しい単語もたくさん出てくるし、腹の立つキャラもいる。それでも是非見てほしい、見続けているうちに話に引き込まれて気にならなくなってくるから!って感じにおすすめしたいアニメです。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 223
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

続き

水戸黄門展開は見ていて気持ちいいです。
いなくなった麒麟の話しとか全然、中途半端だよね?
続きが放送されることを期待しときましょ
あさの君、犬死にだよね?良い感じで纏めてるつもりかもしれないけど
犬死にだよね?

つーか、けいきが全然役にたたないのなw

投稿 : 2015/12/09
閲覧 : 213
ネタバレ

ryoma5045 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

皆さんおっしゃっていますが、七話以降から面白くなります。
しかし、裏を返せば七話までは面白くないです。
せっかく独特な世界観をもっているのに、もっと上手く説明して見ている側を魅せながらストーリーを進められなかったのでしょうか・・・。
構成によっては楽しくなりそうなのに、キャラクター全員が全く魅力がなく、不快にさえ感じます。
作品の序章と言うのは非常に大切な部分であり、アニメであれば視聴率も関わってくる部分です。・・・原作はどうなのか分かりませんが、その辺はさすがNHKと言った所でしょうか。
七話以降も一章 - 終章 (第23話 - 第39話)当りで中だるみします。全体として2クールで作れたような気もします・・・
以上の理由から、一部では楽しく感じましたが物語の評価は低めです。

投稿 : 2015/12/02
閲覧 : 233
サンキュー:

2

ネタバレ

_roro_ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

考えさせられるアニメ

原作、アニメ両方とも大好きな作品です。アニメと原作が若干違うのでアニメが気に入られたら原作もおすすめします。見るたびに、はっ!と考えてしまう言葉があって繰り返し見たい作品です

投稿 : 2015/11/02
閲覧 : 230
サンキュー:

2

megyumegyo さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

舞い上がれ~♪朱雀ぅ~♪ミラクルらあ~♪

なんとなーく ふしぎ遊戯を思い出させる世界の話です。

始めは、あまりにも嫌いな主人公と頭のイカれた友達もどきにイライラしっぱなしでしたが 評価が高い作品なので我慢し続け、ネズミが出てきて話がようやく面白くなってきました。

ただ顔が変わった髪の色が変わったなどと言うのがよく 出てくるのですが わかりづらいです。絵が好みではないからか?あんま変わんないじゃんと ツッコミしながら見てます(笑)

とりあえず毎日見続けるつもりです。見終わったら追記します(´ー`)σ
…………………………………………………………

追記します。3日で一気見でした‼楽しかった‼

迷ったり、逃げたり、八つ当たりしたり、都合よく物事を考えたり、自分自身にも所々当てはまるような人の心の愚かさを真正面から見させられるアニメでした。

これだけだと息が詰まる話だけど、ネズミが清涼剤の如く癒してくれます。

こんなモフモフのカウンセラーいたら、私も少しは素直になれるかも(*´ω`*)?

皆さんが書いてるように私もこの作品に出会えて良かったと思いました。

まだ話が終わってない部分があるので続編希望!


※※7話位までは辛抱です。

投稿 : 2015/10/30
閲覧 : 258
サンキュー:

4

ネタバレ

esam94 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なるほど納得。

全45話という長編アニメ。
ここのレビューでもとても高評価だったので長いけど勇気を出して視聴開始w

雰囲気的に三国志のようなものかと思って視聴し始めましたが、
全然違いましたww

NHKのアニメなのと、少し昔のアニメなので、
作画崩壊等は否めませんww

{netabare}最初の7話位までは、なかなか話も掴めず、
主人公たちの行動や、作画の不安定さにウダウダしてしまい視聴が進みませんでしたw

でもストーリーが進むにつれ、成長していく主人公の姿にどんどん引き込まれていき、
3日に分けましたが、連続でずーっと観てしまうほどでしたww

ストーリー自体が本当によく作られていて、
飽きる隙を与えません。

途中に回想回なども入ってきますが、
難しかったり、似たような名前の人物や、地名が沢山出てくるので、
回想で「なるほど!!」と思えるおさらいも出来るところが私的には凄く良かったww

世界観、音楽、キャラクター全てがとても際立っていて素晴らしい作品でした!!!

そして声優さんも何気に豪華ですね!!

物語が途中で終わってしまうような形になりましたが、
十分に楽しめました!!{/netabare}

45話(ほぼ4クール?)ととても長いですが、
ここのレビューに偽りなしです!!
あにこれやってなければ出会うことのなかった作品なので、とても良い作品に出合えたと感謝しています(≧▽≦)

視聴を検討されてる方は、是非着手してみて下さい!!
観て損のない作品です!!!!

投稿 : 2015/10/26
閲覧 : 238
サンキュー:

10

こねこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい

おもしろい 見て後悔しません

投稿 : 2015/10/25
閲覧 : 209
サンキュー:

2

たなーか さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高です。

この世界観が素晴らしい。一言でこういうアニメだとは説明が出来ません。
人の痛み幸せ有難味などを教えさせていただいた作品であります。
なによりかっこいいし、後半は終始鳥肌が止まらなかったです。

是非いろんな方に見てほしい作品です。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 200
サンキュー:

1

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品だからこそ残念

観終えました。流石に4クールは長かった(汗)
古い作品の上、比較的長丁場にもかかわらず評価高い本作ですが成程納得です。絵も今時とは違うし作画も相応に荒れますけどね。
銀英伝が最良の専制政治と最悪の民主政治を描いた作品とすれば、これは専制政治のいろんな姿と王たるものの資質とは何かを色んな姿を描いてる訳で。原作者の方も銀英伝とは縁の合った方みたいですし。
これが私達の実生活の糧となるかというと、まぁ職場や学校でのリーダーシップに生きるかもしれませんけど・・・ちょっと縁遠いのかもですね。
そう言う点では銀英伝もメインは将軍達ですから、縁遠いのは同じと言えなくも有りませんがw

主体性の無かった高校生の陽子が景国の王として立つ姿を描く第一部の「月の影 影の海」。
傀儡としての立ち位置に戸惑い市井に身を落として世界と民の現実を学び、自らの王としての所信表明である初勅を発布する第三部の「風の万里 黎明の空」。この二つに関しては私は視聴もサクサクと進み楽しんで観れました。まさに王道。
第三部の紆余曲折色々あった上での初勅は、ゾクゾクする良さ有りましたね。ラインハルトが即位したシーン思い出しましたです。

一方、戴国の麒麟として苦悩する泰麒を描く第二部「風の海 迷宮の岸」に関してはちょっと退屈でした。この世界の天意の象徴である麒麟と言う存在の説明として必要ではあった部分とは思いますが、私はここでくじけそうになりましたw
 それとアニメとしての本作を〆る第四部「東の海神 西の蒼海」が4クールの締めとしては爽快感も達成感も無い、逆臣と一概に一蹴しずらい男と延王のお話なもので個人的にはなんか微妙といいますかw
最期はやはり景王/陽子のお話で締めて欲しかった気がします。

もしかして間をおかずに続きがアニメ化される計画だったんですかね。
ちょっとそこら辺だけが残念と言うか。
4クールが既定の事だったのであれば、初勅でラスト締めた方が良かった気はします。

今時のアニメは1クール・2クールの構成がホント良く練られてるなと個人的に思ってまして、そういう点では本作は良くも悪くも古い作りだと思います。ですから若い方にも是非お勧め♪ とは私は言いませんけど、銀英伝が観れる方ならばコレも合うと思います。
私もこの作品続きが気になるので、叶う事なら2期を観たいです。
もっとも未だに原作未完ですしね・・・小説買おうかなと思ったら私の持ってる電子リーダーでは売られてないみたいで(汗)

 くれぐれも現代の女子高生が異世界に渡って剣で無双して、ラブコメの波動もね~的なのではないので勘違いしないでネ(汗)
///////////////////////////////////////////////////
私、バンダイチャンネル使うこと多いんですけどね。
コレの見放題が9/30で終了と知り、慌てて観始めました(汗)
ほぼ4クールの長丁場ですから無課金の間に観終えるか自信が有りませんw
バンダイチャンネルの会員の方でコレ観ようと思ってた方は、ご留意を。

1話だけ見ましたが、掴みはバッチリすね。
絵的には最近のアニメに慣れちゃった方は馴染めないのかもしれませんが、落ち着いたいい絵だと思います。

投稿 : 2015/09/20
閲覧 : 541
サンキュー:

16

にゃんころくぽ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公の成長っぷりに感動

話がすすむにつれ、いろいろみえてくるのと同時に
続きが気になり物語にひきこまれていく。

主人公が成長していくのがよくわかる。

3章終盤の主人公の台詞とBGMに感動して鳥肌たった。

投稿 : 2015/09/10
閲覧 : 273
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

政治や王がどういう物なのか考えさせられる

ストーリーは難しめ。

理解できるまで結構時間がかかるため、好き嫌いは大きいかもしれない。

作画もいまどきではないから・・・見難いと思う人も入るかも?


だけど、私はお気に入りに入れたい作品。

政治や王がどういう存在なのかを考えさせられるのがポイント高いのだろう。

それに、世界の構成も好きだ。

本当にそんな世界があったら・・・ いいかもねって思うのと同時に、想像でよかったと思う反面もある。

投稿 : 2015/09/01
閲覧 : 129

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

壮大な異世界ファンタジー作品でした〜♪

この作品の原作は未読ですが、アニメ全45話という大関級の作品であるため、ずっと視聴する機会がありませんでしたが、今年の盆休みにようやく視聴する事ができました。
この作品を感覚でチョイスする事はできないので、今回は予め皆さんのレビューをチラッとだけ拝見させて頂きましたが、「NHKの本気」や「異世界ファンタジー」など気になる単語を見受けたので視聴を決めましたが、ホント凄い・・・観て良かったと本気で思える作品でした。

原作は、1991年から執筆を始めて現在も連載中なのだそうです。
足掛け24年・・・この長い期間、一つの事を思い続けて執筆できるって本当に凄いと思います。

そのため、2002年にアニメ化された本作品は、以下の6つの章から成り立っています。
①.月の影 影の海 (第1話〜第14話)
②.風の海 迷宮の岸 (第15話〜第21話)
③.書簡(第22話)
④.風の万里 黎明の空(第23話〜第39話)
⑤.乗月(第40話)
⑥.東の海神 西の滄海(第41話〜45話)

①と④の骨太な章が本編、②と⑥はこの物語の深みを増してくれる添編で、③と⑤が章を切り替えるための繋ぎ・・・といった構成になっています。

この物語の主人公は、日本で生まれ育った高校生の中嶋陽子。真面目・・・というより、誰からも嫌われたくないという気持ちが先行し、自分の気持ちを殺してでも「良い子」を演じてしまう性格の持ち主なので、望まない学級委員を断りきれずに引き受けてしまう・・・そんな感じの女の子です。

穏やかに過ごしていたある日の教室・・・陽子の前に突如「ケイキ」と名乗る金髪の男が登場します。その男は陽子を主と呼んで傅くのですが、それとほぼ同時にこれまで見た事もない異形の鳥が学校に襲いかかってきたのです。
教室のガラスが割れ、怪我をする生徒達・・・辛くも異形の鳥の撃退には成功するのですが、その異形の獣が異世界から来ているということ、その獣は再びこちらにやってくるということから、陽子は半強制的に異世界に連れていかれ・・・ここから陽子と作中に登場するキャラの成長を壮大なスケールで描いたファンタジー作品が動いていきます。

陽子が連れていかれた異世界は、十二の国がありそれぞれの国に王と天啓により王を選ぶ麒麟が存在し、麒麟に選ばれた王は神に近い仙人となり不老不死となります。
王の行動は常に天が見ており、状況に応じて適切な処置が講じられるため、十二の国は、置かれている状況が様々です。
王の導きにより繁栄している国・・・王が良かれと思って出した勅命が国民の反感を買って没落した国・・・王が私利私欲に走ってしまった国・・・何らかの理由によって王と麒麟が不在となっている国・・・

自分が不甲斐ないこと・・・
人の顔色ばかり伺っていてはいけないということ・・・
苦しみや悩みを他人に見せてはいけないこと・・・
知る必要を認識し、知るために努力が必要であること・・・
陽子は連れてこられたこの異世界で様々な事を知り、悩み・・・そして成長していくのですが、成長の過程と行き着く先は是非本編でご覧下さい。

その他にも魅力的なキャラが登場します。

大木鈴(おおき すず)は、不幸の連続とひどい仕打ちに耐え続けている自分は、世の中で自分が一番不幸だと思っていた・・・
私より不幸な人なんていないと頭の中で決め付けている彼女・・・
自分が思っている以上に世界は広くてたくさんの人がいるのに・・・

紺青色の髪と紫紺色の瞳を持つ祥瓊(しょうけい)は、紆余曲折あって自分以外の全てを失ってしまいます。これまで親に言われた事だけを行ってきたので、自分に課せられた責任に対して一度も目を向けたことがありませんでした。
いざ、社会に出てみると世間はあまりにも冷たく厳しいと感じてしまった彼女・・・

この作品の良いところは、一度は底を見て落ち込むのですが、這い上がるために自分自身を知り、自分を変えようと努力するところだと思います。
何せ45話もあるのです・・・登場人物の心情がとても丁寧に描かれています。

オープニングテーマは、梁邦彦さん作の「十二幻夢曲」
エンディングテーマは、有坂美香さんの「月迷風影」
どちらもこの作品らしい曲だったと思います。

全45話の作品なので視聴には相応の時間が必要ですが、視聴した分だけ感動が得られる作品だと思います。気になるのは続きです・・・主人公の陽子は成長過程に見えますし、他にも動向の気になるキャラが存在します。もし続編が制作されるなら絶対視聴したいと思います。
NHKの本気・・・しっかり堪能させて頂きました^^

投稿 : 2015/08/15
閲覧 : 503
サンキュー:

36

ネタバレ

askima さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

独特の世界観、昔のNHKはいいアニメ作ってたよね。

物語の主人公が固定ではありません。
その点はバッカーノに少しだけ似ているのかも。

とは言え、メインは陽子の話で進んでいきます。
物語の舞台は日本とは別世界のお話。
蓬莱と呼ばれるその世界には12の国と12の王、王を選定する12頭の麒麟が存在します。

蓬莱とこちらの世界はどこかで繋がっていて、たまに物が流れて行ったりするようです。

物以外にも人の魂、本来蓬莱で産まれる予定だった赤子がこちらで産まれてしまう事もあるようで、これをたいかと呼んでいました。

陽子もたいかで日本に産まれ、麒麟が王を探しに蓬莱から日本にやってきて見つけます。

そこからが苦難の始まりですが、日本の学校で馴染めていなかった陽子が、蓬莱に行き様々な経験をする事で成長し、王になっていく様が見所です。

小説も読まないと登場人物や、物語の前後関係に関して唐突過ぎて理解ができない箇所もたまにでてきます。

小野不由美さんの世界観を活字で読んで、脳内で世界を膨らませるのも楽しめます。

アニメを見て面白かったら原作や、十二国記関連の小説も読んでみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2015/07/25
閲覧 : 261
サンキュー:

3

なみかぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんちゅーか(・・)中華風神話ね

久々に一筆入れてちょい緊張っす。

話の出来はなかなか硬いと言いましょうか(・・;)NHK色けっこう出てます。

我輩の年代観点では銀英伝なみの粛々とエピソードが進行するものが主流
できたんで、じっくりがっつり視聴出来る方には有効な一作。
選ばれた者が王となり国を治めていく話が永遠と続いてるんだなこれが・・・
ま!何事もアニメずきなら一度見るべし!
ちなみに我輩(^^)あんまり最初は気乗りしない話で敬遠してたんですが
ついつい引き込まれてしまいましたわ(^^)
若い方にはきついかもしれませんが、ミドルの方にお勧めです。

投稿 : 2015/06/12
閲覧 : 607
サンキュー:

2

ネタバレ

ノンリニア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観続けると、、、↗

まとまった時間ができたので、以前より気になっていた十二国紀「月の影 影の海」(1-14話)を観始めました。

NHKアニメは放送局の方針が露骨に出ますが、ことクォリティに関してはハズレが少ないので期待はしていました。

OPから受けた第一印象は「これはアタリかも!」

自分好みの世界観が丁寧な画(静止画)で表現されており、原作挿絵の山田章博氏の名前がキャラクター原案として出ています。

さらに、壮大で雰囲気のある音楽もすばらしく、「これは期待できる!」とモニターの前で正座をする勢いでした。

{netabare}
が、冒頭の数話は違和感の連続でしたね。

まず、原作には登場しない級友の存在がストーリーに馴染んでおらず、行動や心理描写の不自然さが目立つため、話に没頭できません。

私はストーリーそっちのけで登場人物の一挙手一投足に気を取られ「変な汗」が滲んでしまいました。

これは単純に原作との差異に起因するものではありませんので、アニメから入った方の中にもそう感じる方は少なくないのではと思います。

そのため、十二国の世界に場面が移った後も、その不自然さとともに日常のしがらみを引きずり、舞台の切り替えにキレがない印象です。

原作では主人公の心情が地の文で語られる場面がありますので、それを対話で表現するために立てられたキャラクターかもしれませんね。

それと、視聴者層の共感を得るために学生生活のエピソードを盛り込み、私事として捉え易くする狙いがあるようにも思います。

それが悪いとは言いませんが、原作の世界観からあまり外れない形で主人公の心情を表現する方法があったのではないかと少し残念です。

それができそうな力を持ったアイテム(水禺刀)や魅力的なキャラクター達がいるので、なおさらそう感じたのでしょう。

とはいえ、原作者の了解を得た上での設定変更には違いありませんので、それを尊重し、若干折れかけた心に添え木をあてつつ視聴を続けると、、、

第6話で化けました。
「楽俊」の登場により主人公が世界に馴染みはじめ、こちらも安心して感情移入できるような展開に突入、後は一気に14話まで。

{/netabare}

全45話と長丁場なので、これから腰を据えてじっくりと楽む予定ですが、とりあえず「月の影 影の海」(1-14話)を見終えた時点での感想は「観続けて正解」というとこでしょう。

硬派な異世界ファンタジーがお好みの方は気に入るかもしれません。
ではでは。

投稿 : 2015/05/06
閲覧 : 271
サンキュー:

9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

昔の中国っぽい設定の国の物語で日本の女子高生の奮闘記かな?

レビューというより個人的な感想メインですネ。
このアニメを最初に観たのはHNKのBSでした。
最初は妖魔が主人公の赤毛の女の子(陽子)が通っている高校に現れて不思議な現象が続き・・・だったと思います。
前半は見直していないの定かではないです。
物語は、主人公が物語の舞台の十二国(あたかも歴史の教科書に出てくるような中国)に渡り、その中のある国の王になるまでの成長の過程が描かれています。
渡りとは書いたけど,本編だと流されてが正しいですネ。
流された先が十二国なのです。
そして主人公は,その国で旅をします。
旅の中で,自分の心の中に住む黒い部分と向き合い戦います。
そして戦い葛藤を続け,自分のあるべき道を見つけます,それが王となることです。
でもネ,この物語は王となってハッピーエンドではなく,挫折を迎えます。
挫折により,また主人公は旅に出ます。
そう,自分の心の弱さを見つめて強くなるために。
そして・・・。
この物語の魅力は、主人公と取り巻く人々(麒麟や半獣や妖魔も含めて)と触れ合い,幾多の試練や困難を乗り越えて成長していく過程です。
人の裏々の部分や,えぐい描写もあるで好みは分かれそうですけど。
ちょいと歴史的な部分が強いから好みは分かれるよネ。
でも、観て損はない作品だと思いました。
ハッピーエンド指数は80点としておきます。
その理由は,この作品を最後まで観てのお楽しみと言うことでネ。
必ずしも本人と周りから見るハッピーエンドは違うからネ。
そうだね,観た人が感じて決めることだからネ。

投稿 : 2015/04/27
閲覧 : 229
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神話が誘う十二国記の世界

【個人的殿堂入り作品】
《神話》
大昔、天帝は九州四夷併せて十三州を滅ぼし、5人の神と12人の人を残して全てを卵に返した。
中央に五山を作り、西王母を主に据え、五山を取り巻く一州を黄海と変じ、
五人の神を竜王として、五海の王に封じた。
そして、12人の人にそれぞれ木の枝を手渡した。
枝には3つの実がなり、一匹の蛇が巻き付いていた。
蛇はほどけて空を持ち上げ、実も落ちると、それぞれ土地と国と玉座を作った。
そして、枝は変じて筆となった。
蛇は太綱を、土地は戸籍を、国は律を、玉座は仁道を、筆は歴史を意味する。

〔筆〕
創造主(作者)の筆によって歴史は作られる。
ここに河が流れているからこの国はそこから他国に攻められる。
この世界の歴史でこんなことがあったからこういった伝説が残された。
こうした地道な創造(作者の個人的趣味)の積み重ねによってこの世界は作られた。
それにどれくらいの時間が費やされたかは最早創造主にも計り知ることは出来ない。
しかしそしてそうして出来上がった世界(観)は実に揺るぎのない堅固なものだった。
そして物語は幕を開ける。

〔土地〕
戸籍のある土地を離れた人間の身分を証明する小さな木片のことを旌券(りょけん)という。
そしてその旌券を持たずに旅する者のことを浮民という。
蝕によって蓬莱から流されてきた海客は概ね浮民と同じ扱いを受けることになる。
海客としてこの世界にやってくることは、その人にとって運命的なことなのだろうか?
もしそうだとすれば、その『運命的なこと』を受け入れてしまえば後は全て上手くいくに違いない。
少なくとも杉本はそう思っていた。
しかし『見えない力』が働いたのはその発端だけである。
実際、陽子が王になることを受け入れる為には、
この世界の現実と向き合い悩み続けなければならなかった。
『月の影 影の海』
それは王に選ばれた者の苦悩と成長を描いた物語。

〔王座〕
麒麟とは慈悲深き生き物である。
仁道を重んじるこの世界の象徴のような存在だ。
そして彼らには重要な役割が与えられていた。
天啓を受け、王を選ぶことである。
では『天啓』とは一体何なのか?
残念ながらここでは徹底的にボカされている。
まるで触れてはいけないもののように。
それでも王は選ばれる。
それが『運命』であるかのように。
『風の海 迷宮の岸』
それは王を選ぶ者とそれを取り巻く不思議な世界の物語。

〔国〕
(祥瓊)
律とは刑法のことである。
この世界の国の法律は役人が作り、王がそれにお墨付きを与えることで成立する。
役人には実際に国を切り盛りしているのは自分たちだという自負がある。
だから王が道を誤ればこれを誅することも辞さない。
そして祥瓊は王宮を追われた。
私は何も悪くないのにと思いながら・・・。
(陽子)
役人たちは麒麟が連れてくる王に過度の期待はしていない。
何故なら『麒麟が選んだ王が必ず名君になるとは限らない』と知っているからだ。
今度の王は『また』女性だ。
しかもこの国のことを殆ど知らない海客だ。
下げた頭の下で溜息をつく。
こうなったら王に見切りをつけ玉座に押し込め、自分たちの意のままに国を動かす他ない。
それがたとえ民の為ではなく、自分たちの為であったとしても。
こうして居場所を失った陽子は王宮を後にする。
どうすればいいのか分からないと・・・。
(鈴)
海客はこの世界の言葉が分からない。
それ故に常に疎外感と孤独に付きまとわれる。
だから鈴は探していた。
私に救いの手を差し伸べてくれる人を・・・。

何も知らないということは恐ろしい。
多くのことを知って初めて正しい判断が出来るようになるからだ。
しかし何も知らなかったこと、
見て見ぬ振りをしてきたことを認めるのはもっと恐ろしく、勇気のいることだ。
『風の万里 黎明の空』
それは自分の愚かさを認め、勇気をもって一歩踏み出した者たちの物語。

〔蛇〕
太綱とは天帝が定めたとされる王を含めた十二国世界全体が守らなければならない法のことである。
すなわち『天の意思』である。
では本当に『天意』は存在するのだろうか?
『天帝』はいるのだろうか?
それはこの世界の『システム』の根本に関する疑問でもある。
特別な存在である麒麟の選ぶ王は果たして本当に『正しい王』なのか?
『東の海神 西の滄海』
それは『天意』の真偽に疑問を呈しつつ、王の資格を問う物語。

《神話》
この世界には『天意』の存在に疑問を持っている人が少なからずいることが分かる。
陽子も安易にその言葉で物事を片付けることを避けているようだ。
だが今ここにいるのは『天意』ではなく『自分の意思』だと言い切った。
「あいつは国そのものを変えてしまう気かもしれんな」と延王は言う。
陽子には国、そして世界をも変えてしまう力があるのかもしれないと考えるのは穿った見方だろうか?
しかしもしそうだとすれば・・・この世界で次に『神話』になるのは陽子だろう。

【追記】{netabare}
正直アニメ作品としての出来栄えは太鼓判を押せる程ではない。
作画は良いとは言えないし、演出面も普通である。
だからこの手の話に興味のない人は最初から観ない方がいいかもしれない。
逆に私のようにこうした話が大好きな人はもっと観たいと思うだろう。
原作が完結したら(いつのことになるか分からないがw)、
この続きを作るのではなく、リメイクして欲しいと切に願う!

【各話評価:平均6.26点】
1→45
☆☆◎☆◎☆☆☆神◎☆☆☆◎◎☆☆☆☆◎◎☆☆☆☆☆☆◎☆☆☆☆☆神神☆神神☆☆☆☆☆☆☆

【神回】
第9話「月の影 影の海 九章」
陽子の正体が分かる回。結構凄い設定だと思うのだが、話に全く無理がないことにひたすら感心。

第34話「風の万里 黎明の空 十一章」
3人の距離が近づき物語は大きく展開し出す。ワクワクが止まらない^^

第35話「風の万里 黎明の空 十二章」
ついに鈴と祥瓊が出会う。そして物語は加速する。続ワクワクが止まらない^^

第37話「風の万里 黎明の空 十四章」
王道ではあるが、航空騎兵登場からの展開に鳥肌が^^

第38話「風の万里 黎明の空 十五章」
作画がかなり微妙な回ではあるが、終盤の祥瓊と鈴が良かった。{/netabare}

投稿 : 2015/04/26
閲覧 : 175
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xxitsuki さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても深い作品

正直最初は何が何だか分からなかった。
おそらく主人公達も、何も分からない状況の中で、
右往左往しながら襲い来る妖魔と戦ってきた。

そんな中で異世界の中の現実を受け止めて、
自分の心と戦い続けた陽子の成長には深く考えさせられるものがある。

その全てが風の万里の最後の景王・陽子の「初勅」に込められていて、
あのシーンはとても感動した。


このアニメ観てから原作を読んでみたが、
アニメオリジナルの設定のおかげで、原作本来の設定が矛盾していたりするが、
それを補う演出がなされていて、トントンという感じ。


原作は現在も続いているのでアニメを見てから、原作を読んでもいいかも。

是非、図南の翼や黄昏の岸もアニメ化してもらいたい。

投稿 : 2015/04/22
閲覧 : 353
サンキュー:

6

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ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしい

こちらの紹介でアニメ観始め世界観にハマり原作揃えてしまった作品、
{netabare}
いきなり絶対王政な異世界に連れてこられた一女子高生が、
真の王になるまでが語られる、
序盤は帰りたい帰りたい疑心暗鬼泣くわ喚くわな主人公だが、
7話で主人公開眼というか覚醒エピソードがあり、
そこから物語の持つ魅力、吸引力がどんどん増してゆく、
{/netabare}

昨今の1クール展開に慣れた身からすると45という話数だけで、
構えるものもあるが上記理由でこの際7話からでもいいので見聞されたい、
人、友、社会、政治、ありとあらゆる人として生きる事の道義満載、
王になってからの政事が陥りやすい矛盾点への示唆も見事で、
二流政治家(本人自覚なし)や腐れ官僚にこそ観てもらいたい、
登場人物も魅力的で例えば楽俊(らくしゅん)という半獣(ねずみさん)、
つぶらな目でモフモフで造形も人間性?も最高で鼠好きになりそう、
絵も音楽も好みや時代はあるだろうけど丁寧だし個人的には好きだった、

原作が未完なこともあり収拾せずなエピソードもあるが、
根幹的筋は通ってて39話で一応の完があり、
そこに各話散りばめられたエピソードが各人の成長伴い終結する、
音楽も良かった、
{netabare}
https://www.youtube.com/watch?v=bV-VaP0fbmU
{/netabare}
精霊の守り人と共にアニメ化企画したNHK少し見直した。

投稿 : 2015/04/19
閲覧 : 359
サンキュー:

35

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直球 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いかにもNHK!

文庫本売り上げシリーズ累計750万部以上。アニメ全45話長編作。未完結であり、今後の製作については不明。しかし、45話の中で時系列が存在しているため、未完ではあるが区切りはしっかりしているので、観ても問題なし。

主な内容としては、設定上二つの世界が存在しており、一つが日本(倭)、二つめに十二の国と中央の黄海からなる世界。物語は十二国での話が中心で十二の王と麒麟が存在する。麒麟は一つの国に一人。要するに王と麒麟が各国一人ずつ存在している。この世界では麒麟は神という存在。役割が二つある。1つが王を選ぶこと。二つめが王の統治を支えていくことである。
それに加えて、日本と十二国の世界は異世界であるため普通では行き来することができない。しかし唯一麒麟だけはそれが可能。そして時間軸は両国とも同じである。
ここまでが設定上の説明。

そして物語だが、登場人物は日本の女子高生(中嶋陽子)とその友達二人。第一話で突如、陽子の前に麒麟が登場するところから始まっていく。ここからはぜひアニメで。

観終わった感想としては、人間の本質とはどいうものであるのか。どうでないといけないのか。いけないという表現はあまりにも決めつけが強すぎるのであまり良い言い方ではないのだが、それでも人の心のありようを学ぶことができるアニメだなと強く感じました。人生は楽しいことだけではない。悲しみや苦しみのほうが多いかもしれない。しかし、そんな困難な時こそ心の持ち方次第で世界(人生)を変えられる。主人公の生きざまが、そう教えてくれたように感じられました。いかにもNHKらしいテーマのアニメです。
最初は内容を理解するのに時間がかかりましたが回を追うごとに、このアニメの奥深さが際立ちます。
ぜひ45話すべて観ることをおすすめします。

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 254
サンキュー:

3

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白影 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

SF王道アニメ

小説を読んだ上でまた評価したい

2015.3.16

投稿 : 2015/03/16
閲覧 : 270
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

異世界ファンタジーものでは最高峰でした。
設定がかなり細かく作られてますね。

原作が途中で止まってしまったゆえに尻切れトンボとなってしまったのが残念。
それでも話数は40話を超えているので、楽しめました。

自分の中ではベスト3に入る面白さです。

投稿 : 2015/03/16
閲覧 : 186
ネタバレ

猫々飯店 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

か弱い少女から、強い女性へ

小野不由美さんの大人気作品をアニメにしたもの。
原作の楽しさを損なわず、綺麗にまとまった作品だと思います。
私はとても楽しめました(*´∇`*)楽俊が大好きです。

自分自身を消すように優等生を演じてきた少女が、
麒麟に導かれて異世界へ飛ばされ、立派な王になるまでの道程が
主に描かれています。

主人公の少女は、最初は自分の置かれている状況に怯えたり、
信じようとして裏切られたり、信じてくれた人を裏切ったりして
自分自身を探しながらも迷いの中にいるように感じました。

けれど、少女は色々な人と出会ったり、自分自身で世界を見たりすることで
「自分がどうなりたいか」「何をしたいか」をはっきり感じ、
言葉にできる強くて魅力的な一人の女性へと成長します。

陽子の話が終わると、ほぼ同じ境遇だけれど全く別の生き方をしている
女の子の話に変わりますが、二人の違いは周囲にいる人間の差かなと思いました。
そう思うと、陽子はとても恵まれていたのかもしれません。
(といってもかなり過酷な生活をしていましたが、まさに運命の歯車ですね)

世界観が中国風ファンタジーなので、全体のテーマとしては重いですが、
中華な雰囲気がお好きな方にとてもお勧めです。
特に、陽子のように『良い子』じゃないと駄目だと思っている子ども達には
見て欲しい作品です。

投稿 : 2015/03/02
閲覧 : 321
サンキュー:

11

★スフィア★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2度目の視聴ですが…

1度目はリアルタイムで視聴しましたが!
すこーし当時の私には難しく思えました(ー ー;)
今になり再度、視聴しましたが!
さすがNHKですね〜(^-^)/
最初の何話かは…ですがそれを越えると
物語にのめり込んで行けると思います。
空想の世界ですが何だか現代の社会にとてもいい刺激かもと思います(^-^)
長編でとても見応え有りですね〜
是非、視聴してみてください。

異世界に連れて来られた主人公の陽子が成長していくストーリー

投稿 : 2015/02/26
閲覧 : 414
サンキュー:

8

ネタバレ

imaginate さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心的成長&不思議な世界観

少し古い作品ではありますが、それほど古さには目がいきませんでした。
主人公の女の子の精神的成長が個人的には見所のひとつだと思います。{netabare}正直、最初の頃の主人公はぶっ飛ばしたくなるほど腹が立ちます、八方美人ってやつですね(*´・ω・`)b{/netabare}
バトル少なめの印象は受けましたが、他のところに焦点を当てている分それはそれでありなのかなー

投稿 : 2015/02/20
閲覧 : 302
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これ をもって初勅とする!

原作は小野不由美さんの小説。
他には「屍鬼」「ゴーストハント」の小説がアニメ化されています。

普通の女子高校生がある日突然異世界に…
ここまではありきたりなストーリーだが
諦めずに見ていただきたい。

とにかく設定が細かいのでファンタジーだがリアリティがある。
原作者曰く「ちまちました設定に拘った」らしいです。

前半はイライラ。後半はスッキリといった感じです。

食わず嫌いしていた作品でしたが、話が進むにつれて
どんどん引き込まれていきました。
見終わった後は小説を全て購入し一気に読むほどに。

続きが見たい!

 

投稿 : 2015/02/18
閲覧 : 183

ケイシ  さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

良作。
ただこの一言。
人の汚い部分とか、弱い部分、強い部分が見れる。
主人公がどんどん成長していくのがわかる。

投稿 : 2015/01/23
閲覧 : 229
サンキュー:

4

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十二国記のストーリー・あらすじ

周囲に合わせるだけの日々を送ってきた平凡な女子高生・中嶋陽子。
ある日、ケイキと名乗る人物に連れられ、たどり着いた異世界。 そこは、十二人の王と十二頭の麒麟によって治められる十二の国々からなる不思議な世界だった。なぜ自分はここへ連れてこられたのか、ここはいったいどこなのか、異世界でケイキとはぐれてしまった陽子は疑問を抱えたまま、生き延びるために見知らぬ世界で生活することとなる…。(TVアニメ動画『十二国記』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年春アニメ
制作会社
ぴえろ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%9B%BD%E8%A8%98
主題歌
≪OP≫梁邦彦『十二幻夢曲』

声優・キャラクター

久川綾、石津彩、うえだゆうじ、子安武人、相沢まさき、山口勝平、鈴村健一、岡野浩介、釘宮理恵、勝生真沙子、ゆかな、藤原啓治、進藤尚美、石田彰、若林直美、桑島法子、高山みなみ、山崎和佳奈、鈴木れい子、西村知道、平松晶子、川上とも子、千葉千恵巳、大川透、中田和宏、野島健児、西凜太朗、松本保典、大倉正章、家中宏

スタッフ

原作:小野不由美、キャラクター原案:山田章博、 監督:小林常夫、脚色:曾川昇、キャラクターデザイン:田中比呂人/楠本祐子、コンセプトデザイン:森木靖泰/宮本治雄/若林厚史/清水恵子、美術監督:東潤一、色彩設定:佐藤祐子、撮影監督:松本敦穂、音楽:梁邦彦、音響監督:柏倉ツトム、アニメーションプロデューサー:本間道幸/押切万耀、プロデューサー:末川研、制作統括:渡辺俊雄/吉國勲/柏木敦子/ 冨永慎一

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