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「ヒカルの碁(TVアニメ動画)」

総合得点
88.6
感想・評価
1668
棚に入れた
8999
ランキング
108
★★★★☆ 4.0 (1668)
物語
4.3
作画
3.8
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.1

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ヒカルの碁の感想・評価はどうでしたか?

Amarok さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

囲碁で上を目指すだけのアニメですが、周りに囲碁好きの幽霊や将来を嘱望されるライバルなどを描く事で内容も深いものとなってます。既に原作読んでると話数の長さに飽きます。原作に忠実とは聞こえが良いだけで、もうちょっと構成を工夫してアニメならではの魅力をだして欲しかったです。

全て文句なしです

投稿 : 2014/04/14
閲覧 : 273
サンキュー:

1

アヤト さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごい!

キャラそれぞれが個性的で全員魅力的でした

囲碁を知らなくても楽しめるアニメでした

投稿 : 2014/03/30
閲覧 : 216
サンキュー:

1

ネタバレ

おじゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

題材が碁ってツマラナイと思ってましたがっ!

タイトルから受けた印象は最悪、囲碁かよ・・絶対つまらんだろうなと思ってたところ、見てみたら中身は最高だった!

いやぁ~素晴らしかった。面白い!なける!良作です。
漫画、アニメが好きな方は誰もが面白いと思うんじゃないでしょうか。碁がわからない方も絶対に楽しめます!
もうちょっと続いて欲しかったとも思いましたが、良作ってそう思わせるものが多いですよね。


{netabare}サイが消えたときの絶望感ときたらハンパなかったですわ~、泣けちゃいました。アニメを通じて棋士を尊敬できるようになりました。敗北した相手と対極を振り返って検討とかってすごいよね。きっと泣くほど悔しい時でも、それを糧に強くなっていく棋士ってカッコイイと思いましたね~。後半おじいちゃんがいってた台詞が印象深くて「等しく才たけた相手がいてこそ神の一手に一歩近づくかもしれない」みたいな事をいってたのだけど、ズキューンってきました。碁に限らず勝負事って相手があってのものなんだと・・・やっぱカッコイイよね!{/netabare}

投稿 : 2014/03/14
閲覧 : 210
サンキュー:

3

sana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思ってた展開とちょっと違った。

主人公が強い人たちに褒められるのが好きだった!
(半分はサイのおかげだけどw)

まだ見てない人へ、本当に簡単な感想だけど、
暇があれば、是非このアニメを見てみると良い!

最後に個人的には主人公が戦ってるシーンではなく、
サイが主人公に言って戦ってるシーンのが好きだ!

投稿 : 2014/03/10
閲覧 : 226
サンキュー:

1

ネタバレ

正義の味方 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

僕にとって非常に思い出がある作品

生まれて初めてみた漫画がヒカルの碁です

僕がまだとても小さい頃
親父が趣味で囲碁をやっていた時ヒカルの碁の漫画を購入してました

親父が僕を囲碁のプロにするために読ましていたそうです

なのでこの漫画にはとても想い入れがあります

アニメは途中までしか描かれてませんが

声優さんもキャラにあっていて

当時では非常にクオリティーが高い作品だと思います

この作品の魅力は
主人公の成長だと思います

全く囲碁に詳しくない少年がサイという幽霊に出会ってから才能を開花していく

主人公の潜在能力にワクワクしてみれました

それにライバルの存在

数々の作品のなかにライバルは存在しますが
やはりこの作品のライバルは格が違うと思う

間違いなく歴史に残る名作だと思います

投稿 : 2014/03/10
閲覧 : 246
サンキュー:

15

ネタバレ

misaki1994 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やめられないとまらない!

一度見始めたら止まらないアニメですね。

青春の幼くも複雑な想いが交差する人間関係の中笑いあり和みあり涙あり、それから痺れる戦いありの王道の成長ストーリーでありながらも飽きさせない魅力ある物語で、私は見始めて一週間で全75話をみてしまいましたが途中ダレることもなく最後までとても楽しめました。

何よりキャラクターが皆良くも悪くも個性的でありながらどこか親近感を抱かせるすてきなキャラばかりで思わず感情移入して泣けてしまうシーンも多々ありました。

今度またじっくり見たいなと思います。

投稿 : 2014/02/23
閲覧 : 166
サンキュー:

4

chikacham さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかった!

長編でしたが、おもしろくてすぐ見終わりました!
続きが気になり、漫画でも読みました(^-^)
囲碁が分からなくても楽しめる作品です!
碁をうつのは地味なようですが、全然そんなことなくて勢いがあっていいですo(^▽^)o

投稿 : 2014/02/21
閲覧 : 284
サンキュー:

1

black-cat さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごい!!

熱い囲碁アニメです!
全75話と少し長めですが全然長く感じなかったです。
あと作画が古いのでちょっとって人も結構いると思いますが、数話見たら完全に慣れます!w

主人公の成長、感動シーン、主人公以外の囲碁などの細かい所等もしっかり描写されており、かなり出来が良いと思いました。

これを見た後は囲碁が無性にやってみたくなりましたw

投稿 : 2014/02/20
閲覧 : 218
サンキュー:

4

カビキラー! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメ、ゲームなどの感想

アニメ
全体的に面白い。opedも素晴らしいと思う。
ゲーム
AIが馬鹿なのでやり方次第で大差で勝てます。
※このアニメを見ても囲碁の打ち方は覚えられません。
※ゲームではちっちゃい碁盤を使います。なので初心者にお勧め
※ヒカル君の前髪が金髪なのは気にしちゃ駄目です。

投稿 : 2014/02/15
閲覧 : 176
サンキュー:

2

ネタバレ

giwatake さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

アニメを見ることが好きになりました。

投稿 : 2014/02/12
閲覧 : 258
サンキュー:

1

ネタバレ

るみるみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

だいすき★

ヒカルの碁は何度見ても
ほんとにあきないwww

とーやが大好きっ><

ヒカルの成長をサイと
一緒に見てる感じで
最後にはよくここまで
きたなあ偉い!!!!!!!
ってなるwwwwww

投稿 : 2014/02/09
閲覧 : 177
サンキュー:

1

ネタバレ

B,sべる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

囲碁

囲碁のルール知らなくても
余裕で観れます。

心理描写が多くそこが特におもしろい。
さいが創り出したハードルをヒカルが急成長して
追いつく事を目指し、ヒカルすげーって囲碁界の
人物から認められていくとこが好きです。

序盤のはじめて碁をうつヒカルがプロ目前のアキラや
部活の大会で
さいによって勝つ爽快感も最高

消えたときの喪失感も、、せつない…

それぞれのキャラの囲碁への想いがあって
それまでの道のりや心の葛藤を掘り下げていて、よかった、

アニメ化成功の代表的な漫画だと思う。

投稿 : 2014/02/03
閲覧 : 230
サンキュー:

12

1061000you さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い終わらせ方じゃないだろうか

私の中では数少ない原作⇒アニメの作品。
原作はこの後も続いていくし、
それはそれで面白いお話なのですが・・・

アニメの終わらせ方としては良かったのかなと。

投稿 : 2014/01/31
閲覧 : 184
サンキュー:

1

YAMA23 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これを見たら絶対囲碁がしたくなること間違いなし!

囲碁を始めたいと思ってるなら、説明書などを見る前にまずはこの作品を見ることを勧めます。
「所詮囲碁では面白いとは思わん。」と思ってる人がこの作品を見たら、囲碁への価値観が180度変わること間違いなし!
デスノートやバクマンを描いた小畑先生の作品の中でも傑作中の傑作!

投稿 : 2014/01/26
閲覧 : 219
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

囲碁アニメの傑作じゃなイカ?

75話があっという間じゃなイカ?ヒカル役の川上とも子さんの代表作でゲソ♪咲saki もこのアニメに影響されたんじゃなイカ?佐為との別れは泣けるじゃなイカ~☆また見たいでゲソ~♪

投稿 : 2014/01/24
閲覧 : 173

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

The art of the Japanese game, Go.

未だに囲碁のルールが分からないが、やはり日本に古くからある競技というだけでポイントが高い。
完全に個人の趣味です。

母が烏帽子の人を気に入っていたのが、今になってじわじわくる。

投稿 : 2014/01/14
閲覧 : 192

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マンガのみ。

名作だね。囲碁をここまで膨らますことができるとは!!

投稿 : 2014/01/11
閲覧 : 221

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どれだけ近づけるか 神の一手に・・・ッ!

2001年放映作品

前々から興味を持っていたけど75話という長編のため中々手が出なかった
2013年に鑑賞開始した途端一気に物語に引きずり込まれ、あっという間に全75話&スペシャルを鑑賞終了

囲碁という珍しい題材をテーマにヒカルの小学生からプロ棋士までの成長、そしてその先の闘いを見事に描き切ってる
ストーリーも秀逸で、出てくるキャラも皆個性豊かで輝いてる
手合い(囲碁の試合)展開も息を呑む迫力で、毎回次が気になって仕方がない
音楽もシーンにマッチして物語を盛り上げてくれる
声優陣も熱演で完璧に演じきっている
主演のヒカルの声優さんを調べて、その時初めて主演役声優川上とも子さんが30代という若さですでに他界されているのを知って驚きました
ご冥福をお祈りします

プライドと情熱、夢を賭けた闘いと努力に目頭を熱くしながら見守っていました
相変わらず僕はこの手の熱い想いのぶつかり合いに弱いなと苦笑

ちなみに僕個人はまったく囲碁を知らないド素人だったけど、問題なく楽しめました
鑑賞終了と共に影響されて碁盤と碁石と囲碁入門書を購入w

投稿 : 2014/01/05
閲覧 : 335
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

このアニメで感じるのは、熱さやワクワク感よりも、ドキドキの緊張感

バリバリの世代アニメです。
コナン、犬夜叉、テニプリ、ヒカルの碁、こち亀、ワンピースなどなどこの世代なので、すごいハマっていたアニメでした。

【短い感想】
いわゆる初代「何やってるか分からないけど面白いアニメ」だと思っています。
最近では咲だったりちはやふるなどの文系アニメが増えてきましたが、その原点とも言える作品だと思います。
しかし、この作品は他とは圧倒的に違うものだと思っています。
他のアニメは、ちはやふるであれば文系+体育系という感じで、咲は異能やエフェクト、演出の派手さというものがあります。
つまりは熱いものにしやすい、ルール分からなくても面白いものにしやすくなっていると思います。
ヒカルの碁は何で攻めているかといえば、「緊張感」でしょう。
特殊能力があるわけではない、動きがあるわけではない、演出も派手といえるものではないはずです。
それでもこの緊張感にすごく惹き込まれる、そんな作品です。
ルールはよく分からないけど、「この場面はまずい…」「そんな手があったとは…」「ここさえ凌げば…」といったキャラの緊張感がビシビシ伝わってきて、思わず感情移入するアニメです。

対局の緊張感だけでなく、ヒカルを始めとするそれぞれのキャラの成長、佐為とのやり取り、因縁の対決などなど見どころ満載のアニメです。
主題歌やBGMもお気に入りで今でもよく聞いてます。
お気に入りの主題歌とBGM
主題歌:shela『Days』
BGM:交わる道 「一歩ずつ進んでいくんだ!」「よし!ここからだ!」みたいな前向きな気持ちになった時に流れるイメージです。


【長い感想】
・一番お気に入りのキャラ
この人なしでヒカルの碁は成り立ちません。
分かる人には分かっていただけるチョイスだと思います。
{netabare}門脇龍彦:私が思うに世界一かっこいいかませ犬、引き立て役
どういう人かというと、塔矢アキラ以外にヒカルと佐為と対局した数少ない人です。
門脇さんの引き立て具合がマジで半端ない、ヒカルの碁屈指の名場面を2度も作った最強の引き立て役です。
アニメでは北斗杯への道を見ればもう1つの名場面を見ることができます。

名場面①:門脇がプロ試験前の前哨戦で院生のヒカルに対局を申し込むも、相手がまさかの佐為で、ボコボコにされた後のやり取り
門脇「碁をはじめてどれくらいになる?」
ヒカル「千年」(佐為とともに親指をたてながら)

名場面②:ヒカル(佐為)を目標にしてきた門脇が、佐為ではなくヒカル本人に負けた後のやり取り
門脇「以前のキミの方が…それでもやっぱり強かったような………とは…」
門脇「いや!スマン、気にしないでくれ」
ヒカル「ううん、オレもそう思う」(ヒカル満面の笑みで)BGM:交わる道

門脇さんマジ名場面製造機!
1つ目は佐為の強さを言葉で表し、ヒカルと佐為の一心同体となっている様子を表した最強の名場面。
門脇さんがその言葉に感銘を受けた気持ちがビシビシ伝わってきたし、その場でプロ試験の申込書を破いて鍛え直すと言った門脇さんもかっこいい!
ここがただのかませ犬と門脇さんの違いです。
2つ目は佐為と別れたあとのヒカルの気持ちを物の見事に表した名場面。
佐為との別れを受け入れ、佐為を目指しながら、門脇さんに以前のキミ(佐為)の方が強いと言われ、とにかく嬉しい気持ちになったことが伺える場面です。
佐為の強さを認めてくれた、目標はやはり大きい、これからも佐為を目指していくなど、様々な憶測は出来ますが、考えるよりもあの笑顔を見てヒカルの嬉しさを感じた方がいいなぁと思った場面でした。

ただの名場面じゃない、佐為と打ったことがあるという重要人物、そしてヒカルの気持ちを描写できる人物として、門脇さんの存在は非常に大きかったと思います。
つーかたった2つの場面だけでこれだけの存在感を出せる人はいないですよ。
すごく魅力あふれる人物でした。{/netabare}


【最後に】
これだけキャラが成長するアニメも珍しいと思います。
見た目も精神的にも別人かと思えるくらい、それでも場数や経験を踏まえれば納得出来ます。

対局のドキドキ感はやはり目を見張るものがあります。
そして、ヒカルと佐為の関係、これをぜひ最後まで見届けていただきたい。
かなり長い作品ですが、マンガの立ち読みでもいいから最後まで見ていただきたいなぁと思いました。
この作品の世代として本当に誇り高い一作です。

投稿 : 2013/12/13
閲覧 : 295
サンキュー:

13

アラジン♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【ネタバレ有】 「ジャンプ史に残る“最高のライバル”!」

                            

 “最高の主人公”、“最高のコンビ”、“最高のライバル”。この3つが全てそろった作品に出会ったのは本当に久しぶりだった―。
 いやむしろ、そんな作品に出会ったことはほとんど無いと言ったほうがいいだろう。


 その中でも、“最高の主人公”がいる作品は、この3つの中では多い。
 例えば、コードギアスの“ルルーシュ”や、とある科学の“御坂美琴”などがそうだが、ここではあえて
「ジャンプ作品」、「少年漫画原作の作品」で考えさせてもらう。


 歴代のジャンプ作品で、“最高の主人公”といえば―、“孫悟空”、“浦飯幽助”、“緋村剣心”、“桜木花道”、“モンキー・D・ルフィ”、“うずまきナルト”…と、挙げればきりがないが―、
―少年漫画で傑作となる作品たちには、100%と言っていいほど、最高の主人公がいるものである。


 となると、比較するには残りの2つを見る必要がある訳だが―、“最高のコンビ”で見てみると、これがなかなかいない…というかそもそも“コンビ”というのが、“ライバル”とどこで線引きするかで、非常に難しい。
 なので、最高の2人組を考えた後、その2人がコンビかライバルかをその2人の“立ち位置”で分けさせてもらう。

 そう考えると、“最高のコンビ”は例えば―、“遊戯と城之内”、“トレインとスヴェン”、“剣心と佐之助”、“ゴンとキルア”、“真城と高木”…などになってくるだろう。


 そして残りが、(残りというかむしろ一番大事だが…)“最高のライバル”であるが、これは意外とイメージしやすい。

 “最高のライバル”と聞いて、まず真っ先に頭に浮かぶのが、“悟空とベジータ”だろう。この2人の関係は“別格”である。お互いに決して隣に立つことはせず、誰よりも相手と戦うことを求め、誰よりも相手のことを認めている―。
 これこそまさに、ライバルと呼ぶにふさわしい関係であり、その最たるものがこの2人だということには異論はないだろう。

 そして、もう一つ忘れてはいけないのが、“花道と流川”だろう。
 この2人も悟空とベジータ同様、“ジャンプ史に残る名ライバル”である。
(ただ、悟空とベジータと違って(というか、悟空とベジータの関係が珍しいタイプなのだが…)主人公が、天才的な実力を持つライバルを追う―という構図になっている)。


 と、ここまでジャンプ作品の中でも“最高傑作の作品”を挙げ、その作品内の“最高の主人公”や“最高のコンビ”、“最高のライバル”を挙げてきたわけだが、その理由は―、

 この「ヒカルの碁」という作品、ヒカルの碁内の“主人公・ヒカル”、“ヒカルと佐為”というコンビ、そして何より“ヒカルとアキラ”というライバルが、今まで挙げてきた作品たちと同等、いや“最高のライバル”という点で見れば、“ジャンプ史上1,2を争う”ほどの、“最高のライバル”であるということを、“比較”することによって感じてほしいためである。


 まず「ヒカルの碁」という作品自体が、「テニスの王子様」や、「ブラックキャット」、「アイシールド21」などよりも1つ上のレベルの作品だということ、「ドラゴンボール」や「幽遊白書」、「スラムダンク」などの“伝説レベルの作品たち”と同等だということを伝えたい。


 そして、“ヒカル”という主人公が、まさに“ジャンプ作品の主人公”というのにふさわしいキャラだということ―。

 “ヒカルと佐為”が、他の名作と比べても何ら遜色(そんしょく)ない“最高の名コンビ”だということ―。

 そして何より(ここ特に強調)、“ヒカルとアキラ”という関係が、数あるジャンプ作品の名作・傑作たちの中でも、1、2を争う“最高のライバル”であるということ―。

 …を(声を大にして)伝えたい―。



 “囲碁”という世界は、(囲碁だけに限らず、スポーツ以外のほとんどがそうだが)、体の動きがない分、普通に描けばかなり地味な画になってしまう…が、この作品はそうではない。

 そこが大ヒットした理由の一つでもあるのだろうが、盤面の展開がスピーディーで、打っている本人たちの“手の動き”や、“髪のなびき方”など、囲碁というものをまるで“スポーツ系の作品”のように(といっても囲碁はスポーツだが)、“迫力ある”シーンに仕上げており、観ていてその迫力に息をのむことは必至である。


 また、キャラ一人一人の“実力の表現”が秀逸で、序列で言えば、“タイトルホルダー”が頂点で、その下に段ごとの“プロ”がいて、さらにその下にプロを目指す“院生”や“アマ”がいるわけだが―、

―その人の“碁の打ち方”、“考え方”、そして“力のあるキャラが感じる何か”によって、例え勝てなくても、そのキャラが持っている“潜在力”をうまく描写することに成功している。

 なので最終的に、段位としてはアキラが3段、ヒカルが初段と、大したことなく見えるが、(最後まで観た人ならわかると思うが)、アキラとヒカルの実力は“段位”とは比べ物にならない。

 そこに、(残念だが)“和谷(わや)”や“越智(おち)”との決定的な差があり、この2人(=ヒカルとアキラ)に“計り知れない強さ”と、“期待値”が感じられ、観ていてワクワクしてしまう存在になっているのだろう。



 また、“ライバル”としての2人の関係ばかりに目が行きがちだが―、この作品がジャンプ作品である以上、忘れてはいけないのが、“主人公たちの成長”である。

 (また前述を参考にすると、)例えば、「スラムダンク」がそうだが、“初め”と“終わり”の花道を比べると、もちろん実力もそうだが、それ以上に“精神的に”成長していることが分かるだろう。
 そしてそこに、観終わったとき、花道というキャラを身近に感じ、たくましくなった花道に好感を持つ人がほとんどなのはそれが理由の一つだと思う。


 そしてわざわざ引き合いに出したことから分かるだろうが―、この作品のヒカルも同じように、初めの
“小6の頃のヒカル”と、終わりの方の、プロになって上を目指していく“中3の頃のヒカル”を比べて見てみると、「本当に成長したな…」と言うのが痛いほど伝わる。

 特に、“佐為との決別”の後、心を整理できた後のヒカルは、中3どころか、今の自分やまわりの大人たちと比べても“大人”で、「“心の成長”とはこうあるべきだ!」と、言わんばかりに、精神的に大人になったヒカルに、好感を持たずにはいられない。

 それでいてアキラとの関係だけは、小学生張りの子どもなのだから、その“ギャップ”に、さらに魅かれてしまう、上手い描き方である。



 また、“作画”の評価を☆4.5にしているが、正直なところ、終盤だけで言えば☆5.0でもいいと思っている。

 もちろんこの作品よりも、丁寧で、よりリアルに近い作画力をもった作品はあるが、それだけが“作画の評価”ではない。

 この作品は(観た人にしか伝わらないのが残念だが)、“囲碁”という世界を(このレベルの完成度では)初めて描いた作品であり、碁盤をはさんだ2人の対局を、「“迫力”というのは体の激しいぶつかり合いだけではない。“最高の心理戦”もまた、迫力を感じる1つなんだ!」という作者の気持ちが観ていてビンビン伝わってくる…、そんな描き方に成功している。

 なのでこの作品も、今までになかった描き方を成功させた“金字塔”という意味においても、最高評価をするにふさわしい作画だと思う。


 また、“キャラ”を描くとき、ただ画が綺麗であればいいというのではない。むしろ、キャラを描くうえで大切なのは“表情の変化”だと思っており、その点で言えば、作画の“小畑健(おばたたけし)”さんの画は一級品である(正確には、アニメでは小畑さんの画に似せて、別の人が描いているわけだが…)。

 特に、ヒカルやアキラが対局中に、“より厳しい場面に出くわすとき”や、“ヒカルが覚醒するとき”(広島での一局などがそうだが)の“目の力強さ”や、一見“冷酷にも見える表情”が―、いかにその一局に集中し、力を発揮しているかを測るうえで、大切なウエイトを占めている。



 (死ぬまでに、というのは大げさだが、少なくとも出来るだけ早く)、まだ現実の自分が“やる気を出せる”年齢である、“世界観を変えれる”年齢であるうちに、“観ないといけない作品”というものがある(と、自分は思っている)。

 それは“アニメ”だけではなく、“映画”だったり、“漫画”だったり、“小説”だったりするわけだが(あくまでそっち方面に絞って言っている)―、
―“ジャンプ作品”というジャンルに絞って言えば、「スラムダンク」と「ヒカルの碁」が、まさに“観ないといけない作品”である…と、(この作品を以前から見たことがある人からすれば今更な話だが)、この作品を観てようやく気付いた―。

 「スラムダンク」を観たこと、読んだことがある人は、「ヒカルの碁」に比べれば多いと思うが、スラムダンクという作品の価値を知っている人ほど、それと同等と言っているヒカルの碁という作品の“真価”が分かると思う。

 “バスケ”を知らなくてもスラムダンクを“ジャンプ史上最高傑作”と言っている人たちがいるように、“囲碁”を知らなくてもこの作品は楽しめ、そしてこの作品の素晴らしさに気付くだろう―。

 この作品によって、全国的な“囲碁ブーム”が起こったことからも分かる通り、“この作品に影響されて囲碁を始める”というのはストレートな話だが、別にそうでなくても、この作品は、観た人の“人生観”や
“世界観”を変えてくれる―。「頑張ろう!」とやる気にさせてくれる―。
 とにかく前を向きたい、向かなくてはいけない人たちにはぜひ観てもらいたい作品である―。


 最後になったが、“ヒロイン”は、“あかり”ではなく、“アキラ”である―と、その0.1%に目覚めてしまった人(自分含め)に忠告しつつ…終わり―。

 (終)

投稿 : 2013/12/13
閲覧 : 517
サンキュー:

8

バウム さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

囲碁を知らなくても楽しめるアニメ

少年の成長を描いたアニメです。

このアニメは放送当時にリアルタイムで見ていましたが
10年以上経った今見ても一気に見ることができるくらい
面白く感動できるアニメでした。
75話と長いですがヒカルの成長は見ていて
楽しいので飽きることなく見れると思います。

良いところ
・原作に忠実な内容
・囲碁に関する知識が無くても楽しめる
・音楽もとても良い
・分かりやすい心理描写

悪いところは
やはり全75話と長いので時間がないと見れないところですね。

万人に進められる作品で見て損はしないと思います。

投稿 : 2013/12/04
閲覧 : 219
サンキュー:

6

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

碁って面白いかも⁉︎

ひかるが、かっこ良くみえた。
幽霊が出たみたいで色々面白かった。
プロになってゆくところがすごかった。
最後のサイと別れが寂しかったなぁ。

投稿 : 2013/12/02
閲覧 : 183
サンキュー:

0

くかす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

デスノートとバクマンと同じ人の作品。囲碁をまったく知らない人でも楽しめる。アニメも漫画も同じぐらいおもしろい。アニメは途中で終わるが、北斗杯はちょっと微妙だと思うのでそれでも良いと思う。

投稿 : 2013/12/01
閲覧 : 212
サンキュー:

6

あさぺろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高( ;∀;)

ふと懐かしくなって見直しました。


75話+スペシャル一気に観れる!
ほんとーーーーーに面白い。
10年以上前の作品なのに当時より感動できたなぁ。
大人になってみるとまた新たな発見ができる!

キャラがそれぞれたっていて
お話も単なる成長物語だけでなくて
友情とかあきらめないこととか
夢をおうこととか努力とか
そんなことを考えさせてもらえる。

どうしようもなくせつない気持ちになれるところが
ほんとうに好き!

ベスト5に入る作品です

投稿 : 2013/11/17
閲覧 : 197
サンキュー:

2

コック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

囲碁の世界!

平凡な小学生の少年が天才囲碁棋士の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品。

今まであまり注目されてこなかった囲碁の世界を子供でも分かるように描かれていて個人的には好きなタイプの作品。

投稿 : 2013/11/10
閲覧 : 258
サンキュー:

3

ビックリヤングコーン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんだかなぁー

え、それからはって感じでなんだかなー

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 188
サンキュー:

1

ユウキ55 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

囲碁に興味を持ちます。

最強の碁打ち藤原佐為。その影を追う塔矢アキラ。唯一佐為の意思を継ぐ進藤ヒカル。

まったく囲碁初心者でも楽しく観れます。佐為の圧倒的な強さが痛快です。

OPのGET OVERもいい曲ですが、佐為の声が少し違和感有り。

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 153
サンキュー:

0

ネタバレ

玄ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

やっぱり囲碁が分からないと・・・・

この作品は少し古い作品ですが主人公の成長を描く作品だと聞いたので見てみました。(以後の知識0状態でww)
序盤は解説らしいものがあったので見ることができますが主人公が院生(プロの育成機関)になったあたりから視聴者がわかったと判断したのか物語が重視してきて解説が添えられなくなってきたので見れなくなりました。暇だったら以後について学んでから見たいです。

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 187
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なつかしい

ジャンプ読んで 友達と囲碁広場にいったのを思い出す・・

投稿 : 2013/10/20
閲覧 : 204
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かみあにめ

数々の対局に消化試合は一切ナシ、モブキャラvsモブキャラも丁寧に描いてる

構想が素晴らしいし、恋愛要素が殆ど無いシナリオもイイ

抑ゝ全てを犠牲にしてでも成し遂げようとする姿勢がスポ根の醍醐味

よく某かるたアニメと比べられっけど、正直やめてくれって言いたいね

投稿 : 2013/10/16
閲覧 : 169
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ヒカルの碁のストーリー・あらすじ

主人公・進藤ヒカルはごく普通の小学校6年生。祖父の家の倉にあった古い碁盤に血痕を見つけたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。
囲碁のルールも佐為がかつて憑いていた碁聖・本因坊秀策(虎次郎)の強さも知らないヒカルは、「神の一手を極める」という彼の壮大な目標に付き合わされる。
佐為にせがまれるままに最初は嫌々ながら碁を打っていたヒカルだが、次第に碁の魅力に取り付かれ多くの仲間との出会いやライバル達との戦いを通して成長していくのだった…。(TVアニメ動画『ヒカルの碁』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2001年秋アニメ
制作会社
ぴえろ
公式サイト
www.tv-tokyo.co.jp/anime/hikaru/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A2%81
主題歌
≪OP≫片瀬那奈『FANTASY』、dream『Get Over』、HΛL『I'll be the one』≪ED≫dream『MUSIC IS MY THING』、Kids Alive『ボクらの冒険』、観月ありさ『ヒトミノチカラ』、dream『SINCERELY~ever dream~』、shela『Days』

声優・キャラクター

川上とも子、千葉進歩、小林沙苗、かかずゆみ、ゆきのさつき、津村まこと、伊藤健太郎、津田英三、藤原啓治、浅川悠、水田わさび、高木礼子、松岡洋子、鈴村健一、榎本温子

スタッフ

原作:ほったゆみ/漫画:小畑健(集英社『週刊少年ジャンプ連載)、監修:梅沢由香里五段(日本棋院)、 監督:えんどうてつや、シリーズ構成:大橋志吉、アニメーション・キャラクターデザイン:関口可奈味/上田美由紀、美術監督:高木佐和子、音響監督:高橋秀雄、音楽制作:avexmode

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