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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(TVアニメ動画)」

総合得点
89.4
感想・評価
6810
棚に入れた
30727
ランキング
82
★★★★★ 4.1 (6810)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.3

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の感想・評価はどうでしたか?

ああああああ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まあ普通

1期はそれなりに面白い
主人公を好きになれるかで評価は真っ二つでしょうね
自分は平凡な主人公よりはこういうやつのほうが好きです
ただ2期や3期はシリアス方面にいってしまってつまらなかったです

投稿 : 2020/09/16
閲覧 : 191
サンキュー:

4

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

氷菓のベクトル違いと評価したい

1期2期を視聴。

タイトルに「ラブコメ」とあるものの、その実、他のラブコメ作品と比較すると、主人公:比企谷八幡自身のラブコメ要素は1期では明らかに薄い。
というより、ほとんどないと言っても過言ではないのでは?

私の第一印象では、この作品は別ベクトルではあるものの(なんなら、色も匂いも違う矢印かもしれないが)「氷菓」と同じ要素を含む作品と感じた。
これは似ているとかパクリとかと言ったようなネガティブな意味では無く、構成要素が似ているという意味だ。
そして1期については「氷菓」のように、主人公八幡がそのヒネクレタ知見を駆使して問題を解決していく。

これは、教師である平塚静によって奉仕部への入部を半ば強制されたことがきっかけである。
そこで、先住部員である雪ノ下雪乃と出会い、色々と絡んでいくわけなのだが・・・。


しかし、平塚先生はいい味出しているよねぇ。
1期2期共に影のMVPなんじゃないかなぁ。
深いセリフも多いし、主に八幡たちにはなるが、生徒への深い愛情、特に青春時代を大切に過ごすという事について、強く助言を送っていることが感じられる。
うん、良い先生キャラだと思います。

並みのラブコメアニメなら、この奉仕部入部によって知り合ったキャラ達と協力し、信頼関係を深め、ラブラブもしつつ、ハッピーエンドで終了するのかもしれないが、この作品は、そう単純ではなったです。

話の折々に、チクリと胸の痛むポイントがあるのです。
確かに青春とはそういうものかもしれませんが、自身の心の弱さや計算高さなど汚さ、傲慢さなど人間関係の中で生まれてくる「心」の本質を問いかけてくるのです。

これは、誰でも思い当たる節がある場合が多く、なかなかに痛烈です。
かといって、小難しい話にするわけではなく、しっかりとストーリとして成立しています。
そこを指摘した上で解決方法としては八幡が自己犠牲的な振る舞いをして解決することが多々あるのです。

しかし、八幡自体は「自己犠牲」などという表現は認めません。
自意識とプライドとトラウマと覚悟。
この意地のようなものがネガティブマインドを超えて、八幡の行動原理となっているようです。

時に本質(心)への踏み込む切れ味は痛いほどです。
本質、本物を求めれば、痛みもまた本物となる。
キツイ生き方、損な生き方をしているものですね。



作品自体は、キャラも多彩で面白く、魅力的です。
そしてストーリーも個性的、これほどまでに痛みを伴う作品をちゃんとみせることが出来るってすごいと思います。
一歩間違えば、不快なキャラ、不快な作品と言われてしまいそうです。
そこを回避している作品の力もスゴイと思いました。


八幡くんよ、1期を見る限り、「やはりお前の青春ラブコメは間違っているぜ」そもそもラブコメってないじゃんかよ。
だが、青春は間違いなくしていると思うぞ。



今更、言うまでもないかもですが、観る価値はある作品と思います。
どうぞ、機会があれば、ご覧ください。


ああ、それと小町最高。
妹キャラの中でも1,2を争うくらい欲しい妹像です。

投稿 : 2020/09/09
閲覧 : 310
サンキュー:

21

涼宮 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

陰キャラ夢見すぎ

だいたい主人公が容姿端麗、身長175cm、成績優秀で陰キャラな訳ないだろ。今作の主人公は陰キャの理想像である。捻くれた発言で周囲を困らせ、自己犠牲に酔いしれる。難解な言語でストーリーを取り繕うのがクソむかつく。「本物」ってなんやねんwシンプルに好きって言えや!

とまあ愚痴はここまでにしてヒロインはそれぞれいいキャラしてると思う。ストーリーも普通に面白いし、作画もいい。人気なのも理解できるしなんだかんだ好き。

投稿 : 2020/08/31
閲覧 : 303
サンキュー:

3

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超個性的キャラによる変則三角ラブコメディー<追記;再視聴>

主人公ヒッキー、洞察力が高いゆえにひねくれ、ボッチとなる。
ヒロイン雪乃、プライドが高く世間の理不尽さに抗し、ボッチとなる。
ヒロイン由比ヶ浜、自分を守るために周りに迎合し、ビッチとなる。

このアニメはこの3人の織り成す変則三角ラブコメディーです。
由比ヶ浜以外はラブ要素がわかりにくいので、一般的なラブコメの範疇から逸脱する。
だから、このアニメタイトルなのでしょう。

このアニメの面白いところは、各キャラの掛け合いです。たとえば、ヒッキーのボッチ思考を、雪乃がこけおろし、由比ヶ浜がチャチャ入れると言う具合です。
入学式の事故を絡め、個性的な脇役陣との間でおこる様々な出来事の中で、徐々に3人の信頼感が醸成され、最終的には、一定の緊張感の中でここちよい関係となっていく様が、爽快でしかも楽しいと感じました。

ライトノベル原作のアニメなのであまり期待していなかったのですが、ここまで面白いアニメとは。収穫です。

<追記;再視聴>
{netabare}「完」放送中のため、復習として再視聴しました。

上記レビューは7年前のものです。
大筋はその通りですが、再視聴により深いものを感じました。

オープニングに「俯瞰」という歌詞がありますが、このアニメは様々な角度から俯瞰して真実をあぶり出しています。
例えば、八幡と雪乃は別の角度から物事を俯瞰しています。
その結果、議論という形になるのですが、行きつくところは同じです。
それは、見ているものが同じだからです。
だから、二人はぶつかりながらも共感し、相互に信頼しているんでしょう。
そんなことを考えながら、観ていました。

私の場合、高校時代にボッチ生活を送っていたので八幡の考え方に共感を覚えます。
でも、その考え方は所々間違っているんです。
彼のような人間は様々は経験を通して悩み苦しみ、問題を自分なりに解決することで成長できると思います。
だから、このアニメは若い人に観てもらいたいです。
もちろん、大人でも面白いですよ。
心をえぐられるかもしれませんがね。{/netabare}

投稿 : 2020/08/09
閲覧 : 624
サンキュー:

65

ネタバレ

わわわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:----

ぜひ一回見てほしい

個人的にこの作品は好きです。
長文注意

{netabare} (続の内容まで含まれています)
この作品の続まで見終わった前提で書いています。
あくまで個人の意見です。

八幡の人を助けるために自分を貶めるやり方や過去のトラウマによる他人からの好意を信用できないけれど誰よりも優しいのにめちゃくちゃ捻くれているとこが好きです笑
自分語りになるんですが中学のとき自分も八幡とは違うけどものすごいトラウマがありこの作品を見ていると中学のとき見ていればと後悔しました。
自分は部活に対してはバカ真面目で、でも授業や勉強は全然でした。でも部活だけは頑張ろうと決めてひたすらがんばりました。一年のときは同級生よりも下手くそで何回もやめようと思いました。でも悔しくてひたすら頑張って2年生冬には副部長に任命され県の強化指定選手にも選ばれました。雪ノ下の最低限の努力をしない者に才能を恨む資格はないという言葉は本当にその通りだなと思いました。正直言って下手くそだった自分が自分より上手い人をぬかせてこのときはすごい嬉しかったです。でもこのときから徐々に部内で亀裂ができいることに気づかずにいました。というか自惚れていました。でも前下手くそだった奴が急に自分たちより上の立場にたたれて面白くないと感じたんでしょうねでも2年間も一緒にやってきた仲間だし気付いてくれるだろうという淡い期待をしていました。でもそれはただの押し付けで気付いてくれていると思った自分が今ではバカみたいです。より亀裂が深くなり真面目にやる側と適当な側にいつしかなっていて顧問の先生に相談しても変わらず、むしろ適当な側の肩をもちどんどん追い込まれていきました。正直このころからあんまり人を信用できなくなりました。確かに気付かずわかってくれていると押し付けた自分もそうでしたが何より部活が好きだからみんな来ていると思っていたからです。思っていた、と言うかみんなそう言っていたからです。実のところはまわりの目や女子にちやほやされたいなどの考えで自分は裏切られた気分でした。さらに面倒な練習はサボったりする人まで出てきました同学年に9人部員がいて真面目にやっているのが自分含め4人でした。そしてもう一度顧問の先生に相談した結果話は聞くものの行動には何一つ移しませんでした。最後の希望として副顧問に相談するも顧問と同じでした。正直人が信じられないという状況になりました。そして自分が所属していた部活は冬が最後の大会なのですが受験もあるからそこまで続けるかは自由でした。続けようと思ってました。けれど夏の大会でスマホ持って来ている部員がいてそれを注意しても聞かず先生もろくに注意もしませんでした。本来スマホは禁止なので次がないように帰り側に言うと「部活の雰囲気を壊しているいのはお前達だ(真面目にやっているか4人)」と言われて自然と涙が溢れてきました。このとき(そんなふうに思われていたんだな)と今まで信じていた自分がバカらしくて自分の気持ちを弄ばれ人を信用できなくなりました。結局夏の大会で引退しました。こんなことがあり夏休みは半分以上引きこもりになってしいました。
部活以外にも席替えでカースト上位女子のグループと一緒になり給食中は他人の悪口しか聞こえてこず人の汚い部分を見せられてるようでした。これらのことがあり本当では続けたかった部活もトラウマでできなくなりました。
この作品を見ておこがましいですが八幡に共感してました。そしてめちゃくちゃこの作品が好きになりました。(馴れ合いの関係なんかいらない俺は本物がほしい)というセリフにものすごい考えさせられました。時間があればぜひ見てほしいです。
長々とすいません
{/netabare}

投稿 : 2020/07/23
閲覧 : 392
サンキュー:

4

8bit さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

しっかりしている

良い
 ・誇張されつつもちゃんと等身大で描かれている
 ・演出/構成
 ・声の演技

良くない
 ・安定しない作画

突出して良い点も無ければ悪い点もない。
どちらの意味でも安定していた。
声の演技面は全体的に良かった。

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 284
サンキュー:

6

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはり俺の青春ラブコメに妹は不可欠である

略称、俺ガイル。
原作紹介は省略。
アニメーション制作はブレインベース。最近だと「虚構推理」が良かったかと。

本作は結構良い評価を目にはしてましたが、地方では視聴機会が少なく、タイミング的にも合わなかったのですが、ようやく観ることができました。
なるほど、人気があるのも分かります。

~{netabare}
三角関係、花火大会、文化祭とそこでのトラブル。
ラブコメ好きには欠かせないメニューですねw

個人的には、早見さんとか寿さんとか中原さんとかcvも好物でしたw

ツンキャラがちょっとずつデレを見せていくのも絶妙。

完璧に嫌なヤツも見当たらないし。
{/netabare}~

キャラの絡みや会話も飽きず、楽しい。

で、何よりも。。
妹の存在が大きいw
ストーリー的にも、個人の嗜好的にも。

さすがにアマガミなどと比べると妹の萌え感は控え目でしたが、ツボはちゃんと押さえてくれてたかとw

久々に妹属性を呼び覚ましてくれましたw

さて、この後どういう展開を見せてくれるのか楽しみです。

(2020年Amazon prime videoにて視聴)

投稿 : 2020/07/19
閲覧 : 408
サンキュー:

22

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

完を視聴するために

ボッチ主人公が強制的に奉仕部に入れられてしまい、他人のトラブルを独自思考で解決していく話。

他の作品と比べると全体的によくまとまっています。ラブコメがほどよくあり、主人公視点のリアリティがあり、自虐ネタで笑いを誘う感じで飽きが少ない作品と言えるのではないでしょうか。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 292
サンキュー:

3

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

緻密に計算された受けるラノベのマーケティング。

詳細は公式でも。

何度かチャレンジしてみたけど、初回のヒッキーと雪ノ下のやり取りにうんざりして断念してました。

ま、自粛期間で自宅警備していて、しかもいろんな作品が放送延期(まあ、これの3期もだけど)で、いろいろなとこで高い評価を得ているこの作品を、再チャレンジしてみようと思ったわけです。

ぼっちで人との関わりを拒んできたヒッキー。そんな彼を女教師の平塚が、性根を叩き直す意味で雪ノ下雪乃のいる「奉仕部」部室に連れていきます。さらに、その後に加わった由比ヶ浜結衣とともに学園のお悩みごとを解決する手助けをしていきます。ま、今さら説明するまでもないかもですが。

完走した印象としては、渡航氏の「売れるラノベ」のマーケティングが巧みだということ。

・ラノベで流行りの説明くさい長いタイトルで、
・ラブコメだけどハーレムにせず三角関係に留め、
・黒髪ロングのクールビューティーと赤髪巨乳の元気っ子というダブルヒロインにして、
・腐女子も取り込むためのBL要素を盛り込み、
・しかも妹萌えまでぶっ込んで、
・学園のよくわからない部活もので、
・見やすいように細かいエピソードを積み重ね、
・しかも続きを観たくなるように三角関係の結論も出さず、
・さらには雪ノ下のトラウマ(事故)の吐露も引っ張り、
・制作にも口出す系原作者らしいから、キャラデザにこだわりまくって、
・声優も手練れの役者を配役し、
・実写化も可能な特殊能力とか無茶な描写を省き、
・出身地である千葉を思いっきりフィーチャーして聖地巡礼とか地元感の盛り上げも考え…

ここまで数え役満レベルに積み重ねれば、そりゃ人気も出るでしょうよという感じです。悔しいのは、確かに面白いんだよなこれが。

まあ、ここまでやれるのは才能でしょう。好き嫌いは置いておいて。

とりあえず2期も観ますよ。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 402
サンキュー:

8

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青春ですね。

ぼっちすぎてこじらせている主人公が奉仕部という部活に無理やり入れられて、そこで出会った人たちと何やかんやありつつ、奉仕部なので悩み相談に来た生徒の悩みを解決する手助けをしていくっていう話。
ぼっちーずが、カースト上位のやつらと仲良くなってくみたいな感じもある。
カースト上位グループの男がいいやつすぎて・・・。

青春だねー。

可愛い男の子がマジで可愛い。
主人公とくっついてほしい。
文化祭実行委員長が胸糞。
主人公が自ら嫌われ役を買って出るのがすごいなー。

投稿 : 2020/06/19
閲覧 : 265
サンキュー:

5

ネタバレ

ミュー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

極端な類型論に戸惑いつつ奉仕部というのも… でも中身はリアルに感じる台詞部分やスレ違いなど 人間考察の重さと面白さの演出バランスを感じました!

極端な分類分けの設定に戸惑いつつも
ヒッキーのメールのエピソードに関しては
ものすごく共感してしまうところがありしました…
アニメのタイトルにラブコメとありますが
中身はゴリゴリの実生活のようなところから
現実というか実情に訴えかけてくるような
そんな学生にだけでもとどまらない人間関係の問題を
取り上げているような…結構切実な一面も感じてしまいました。
雪乃だけではなく八幡もなんだかんだで相当
メンタルが強いなと個人的にはいくらぼっちの経験値が
高いとは言っても印象的でした。
実際の自分は…多分思い返せば雪乃や由比ヶ浜のような
人も居たのかもしれませんが、そう言った人とさえ
こんなに関わることもなく学校生活を終えてしまったので…
過去ばっかり言っても仕方ないですが、俺ガイルなどアニメで
繋がって話がとても合う友達を…までは難しいかもですが…
些細なすれ違いが何だかんだで一番難しい問題のような気もしました。
ヘコタレそうな時は俺ガイルを思い出したいですね。
{netabare}
なかなか自分1人では、思い返すのも辛いような過去も
ヒッキーや雪乃が饒舌に話したり由比ヶ浜の明るさに
自分もどこか助けられるような、平塚先生の
現実世界ではありえないようなヒッキーへの献身の
ようなそんな感じがして、自分的には認知療法を
受けているような部分もありました。とはいえ
今だからこそ理解できる人の残酷な部分とか
性質を諭す雪乃とヒッキーの台詞も
自分にはあったかなとは思いました。
雪乃が言うような自分に劣等感を抱いているから
見下されていると感じるというような言い回しの
台詞は印象的で何だかコンプレックスや劣等感など
誰でも人が陥りやすいような弱い心との
向き合い方に大事なことのような気がしました。
ぼっちもリア充と言うような言葉も死語?
になってきてるのかもですが、自分の過去の
学生時代には一応まだ生きてたと思いますし
そういう言葉が消えたからといって
スクールカーストが変わるわけでもないですが。
結局何と言うか自分の意志で孤立することは
平気でも孤立させられることが特に嫌だったと
改めながら思い知らされた気はします。
実行委員会だったりグループワークの難しさも
何と言うか否が応でも考えさせられました。

肝試しでの小学生に対する行動も現実だと
トラウマにしかならず、大人不信になりそうな
あるいもっと大事になるような気もしました。
また、最後の八幡のサガミに対しての台詞は
何というか間違ってないのだとしてもあまりにも
非現実的だったので、衝撃的な場面ではありました。
原作は読んでないので何ともですが実際にあんなことを
言ったらもっと大事になりそうですが…
そういうことを考える方が非現実的でしたね。
ただ、孤立して休み時間でも一人で退屈し
文化祭でも一人だったり、変なことを
思い出しましたが、そんな自分も思い出すと
本当に人の心は難しくて複雑だと思わせられるばかりでした。
全員が救われる物語なんてあるわけないですが…
また、そうやって最終的に八幡が自ら嫌われてまで
周りの人以外の人の友情を深めていくような皮肉というか…
ただでさえ普段から別々に分かれて行動している
人たちが集まって、思い思いのことを発言しても
結局どう終止符を打つのか?無意識な人は
その場の空気感の中を漂っているだけで
お人好しや少数派が結局面倒を押し付けられたり…
解釈の仕方とかも人それぞれ違う残酷さというか、、、
小学生の時の班長や自然学校だったり中学の部活だったり
グループワークの現実だったり…痛感してしまいました。
なので、当たり前かもしれませんが面白いとか
だけじゃない部分や何だかちょっとしたセリフにも
色々と考えさせられる部分が多々ありました。
僕個人の感想ですが、このアニメはイラストや台詞や
物語の内容以上に何か別にズッシリくるような
明るいシーンにもシリアスな人の一面も感じられました。
自分の性格がひねくれているのかもしれませんが、、、
色々なキャラの見方や考え方などを教えてくれたのも
様々な他のアニメのお陰でその分このアニメを
見やすかった部分もありました。
後半からは特に13話体育祭はアニメ!?万々歳という
感じでしたが、シリアス要素が案外多かっただけに
コメディ感で一気にそのようなちょっと暗いアニメと
いわれるだけの要素を排除した感じもありました。
{/netabare}

投稿 : 2020/06/14
閲覧 : 290
サンキュー:

11

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

社会とは本音と建前で出来ている

主人公の比企谷と雪ノ下は高校の奉仕部という部活で活動しているが共に校内で孤立した存在である。

二人に共通しているのは、ハッキリと物を言う事。
言っている事は間違ってはいないが、あまりにストレート過ぎて相手を傷付けたり怒らせたりしてしまう。

それが顕著なのが文化祭の話。
皆にチヤホヤされたいが為に文化祭の実行委員長になった相模という生徒だが、補佐を依頼した副委員長である雪ノ下の方が遙かに仕事が出来、他の委員会メンバーから注目を浴びる事で、相模は嫉妬と敗北感から仕事を放棄する。
そしてエンディングセレモニーでの登壇前に人前で恥を掻きたくないあまり失踪してしまう。
そんな相模に対して比企谷は痛烈な言葉を掻け、周りの人間は比企谷を軽蔑して相模を庇い、相模はセレモニーにも出て文化祭は無事終了。
比企谷が嫌われ役を買った事で相模は批判を受ける事は無かったが、
比企谷自体は正しい事を言っていて何も間違っていない。
クズなのは相模だと誰しもが思うだろう。
それでもそんな事は誰も言わない。
皆本音と建前で生きているから。

実際に子どもの頃からスクールカーストというものは存在していて、容姿端麗であったり、力のある人間が上位にいる。
由比ヶ浜の様にそうした奴らに嫌われたくないからと、八方美人に振舞っている人も沢山いるだろう。
社会に出てからも色んなタイプの人間がいて全ての人間と上手くやる事なんて不可能。
雪ノ下の様に完璧過ぎて融通も利かない人間も妬みの対象となり孤立する場合もある。
上手くバランスを取りながら生きていかなければならない。

このアニメはフィクションでありながら、リアルな面もかなりあると思いながら視聴した。
自分も学生の頃は流石に比企谷程ひねくれても無く、完全なぼっちでも無かったが、スクールカースト上位の人間では無かったので彼の気持ちは共感出来る面も多々あった。
弱いものイジメをするような奴や圧力をかける奴には嫌気がさしたが、力が無くて抵抗も出来なかった。
そんな奴らが今、そんな過去の事など知れず幸せに生きていたら正直腹立たしくも感じる。

何か自分の過去を思い出しながら観てしまった。

投稿 : 2020/06/13
閲覧 : 302
サンキュー:

12

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

繊細な冷めているところが、面白いかも。

長いタイトルにあるような青春ラブコメと言うのは無いに等しいですね。
そういう意味では、表題と中身のギャップにちょっと戸惑いました。

基本、八幡も雪乃も、世の中や良い人間関係を斜めに見ていて、不器用なんだなと思い思います。何か2人ともよく似ていて、傷つくのが怖いのかなと言うふうに見れてしまいました。

奉仕部という設定は、面白いのですが、顧問の先生が、ヘビースモーカーと言う設定はちょっと現実味がなくてささいなことですがとても気になりました。基本今公共の場や人の集まるところ、子供のいるところなど禁煙は、常識ですので。

結局、八幡の繊細さと雪乃の冷めた考え方が、よくマッチしていて王道の話の中に引き込まれる感じです。
2人の考えになるほどなぁと思うと同時にもうちょっと素直になればいいなと思うことも多々ありました。

投稿 : 2020/05/17
閲覧 : 272
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぼっちが織りなす痛快な群像劇。アニメ史に名を残す怪作にして傑作。

「自己肯定感が低い者は自己の能力を高く見積る」
を地で行くぼっちの主人公、八幡。
家庭環境が機能不全家庭かどうかの言及はないが
他者からの否定にさらされて育った者は
「好かれると不安になり嫌われる事で安心する」
他人の行為を素直に受け取れないばかりか、
好意を寄せた相手を疑いすらしてしまう。
こじらせまくりの八幡は自己防衛に終始する。

卑屈な八幡や傲慢な雪乃のふたりのぼっちは
「周りの人間はバカばかり、自分はまだマシ」と
自己防衛に徹する余り明らかに認知が歪んでいる。
それでも彼らが物語の主役足り得るのは、
不揃いながらも手持ちのカードで勝負するところ。
不器用を自覚し傷つき傷つけようとも、
自分はこういう人間だと主張することを厭わない。

スクールカーストの中での彼らの生存戦略は
オタクよりヤンキーのそれに近い。
つまり先制攻撃。
八幡は虚勢、雪乃は威嚇によりサバイブを試みる。
歪んだ認知はますます強化され、
ぼっちの座はより不動のものとなる。
当然これは間違っているし、
結衣の周りに調子を合わせヘラヘラした態度も
もちろん間違っている。こちらは回避行動。

八幡の態度は殆ど虚勢で、言葉はすべて屁理屈だ。
そんなやつが劇中ではリア充を差し置いて
大活躍なのだから、痛快の極みである。
だがタイトルにもある通り「間違っている」のだ。
八幡は確実に自覚している。
俺は「間違っている」と。
だが八幡はただ、こうする他なかった。
手持ちのカードを切る他に、手段がなかったのだ。

八幡の態度で見習うべきはただ一点。
自分の手持ちカードを認識し、自己を肯定する。
虚勢でも偽物でも、それでも自己を肯定する。
肯定とはこのままでいいと諦めることではない。
それはどんなにクソカードしか持たなくても、
自分の意思でカードを切るという事だ。

この作品はぼっち側とリア充側の両端の視点から
見ることも可能な懐の広さをもっている。
八幡から見れば葉山はウザいし、
葉山から見て八幡ウザいとも感じる事が出来る。
人は自分に無いものは表現できない。
つまり両方の立場を描写出来る作者は、
ぼっちを卒業できた人なのだと思う。

その作者からこめられたメッセージは
けして「ぼっちのままでもいい」ではない。
「お前らアニメばかり見てんじゃねえ」であり
「人と関わる事を恐れるな」である。
これは多分間違ってないと思う。多分ね。

この作品に学生で出会えた人、本当に羨ましい。
アニメみてやり直したいと思ったのは初めてだ。

八幡の言葉は気持ちいいだろうが真似しちゃダメ。
他人を拒絶して孤立してしまう事と、
自ら孤独を選ぶという事は決して同じではない。

1期か2期か忘れたけど、私がこの作品で好きな言葉

「それしか選びようが無かったものを選んでも
 それを自分の選択とは言わないだろ」

間違っていいんだ。
大事なのは自分で決断すること。


もし見返す機会があるなら、
雪乃や結衣、葉山視点で見て欲しい。
ビックリするくらい印象が変わるはず。
スカッとする話にはなりませんけどね…。

オープニング、エンディングまでも素晴らしい。
実写化しないかな…。
一般人にも見て欲しいテーマ。
アニメ史に名を残すとてつもない怪作にして傑作。
1番間違ってるのはタイトルだった。

投稿 : 2020/05/06
閲覧 : 513
ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

仲良くする必要はない、上手くやれと言っているんだ

本作の構造を支えているのは「スクールカースト(本田由紀)」という学校内序列に対する「労働なき階級闘争(波戸岡景太)」という読みもあるが、ジャンル的観点から言えば、本作に代表される「残念系」とは「日常系」と表裏の関係にあると言える。

80年代から90年代にかけて成熟モードは物語批判から物語回帰へと変遷したが、物語回帰が自明なものとなったゼロ年代以降では、異なる物語を生きる他者との関係をいかに記述するかが新たな問題として提示された。

この点、他者との関係性が生み出す「きずな」を記述するのが「日常系」であり「生きづらさ」を記述するのが「残念系」という事になるだろう。

この点、平塚の「仲良くする必要はない、上手くやれと言っているんだ」という言葉は極めて印象的である。異なる他者を敵対でも無視するわけでもなく、さらっと無難にやり過ごすという事。

デリダ=東浩紀が言うように、コミュニケーションには不可避の誤配が伴う以上、誤配を排除するよりも誤配を受け入れるコミュニケーションがより生産的である。その意味で本作は、リア充と非リアという異なる物語を生きる他者同士が「上手くやる」ひとつの理想形の記述である。

当然の事ながら現実はこんなに上手くいかない。むしろ本作が秀逸なのは現実的解へ至る過程を各キャラクターに綺麗に振り分けている点である。「上手くやる」。その為に必要なのは必要なのは空気を懐疑するアイロニーと空気を書き換えるユーモアである。端的に言えば、比企ヶ谷的キモさへ一旦は突き抜けた上で、葉山的軽さに折り返すという事である。

投稿 : 2020/05/01
閲覧 : 314
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8

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ていくとどんどんハマっていく!

最初、主人公の卑屈っぷりになんだぁ!?って感じになりますが見ていくと、愛嬌ある主人公に思えてきますww
シスコンですが…小町的にポイント高い!って感じですww
由比ヶ浜が個人的に応援したいとこです(о´∀`о)

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 344
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10

ネタバレ

プラント浜口 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラブコメ&学園ものが嫌いな私も楽しめた一作!

ありがちな恋愛成長もの、ではない。
あまり見られないゲスな思考を展開する主人公には笑わせられるし、
三角関係の3人も三様に成長していくのも見応えがある。

奉仕部という名である一方で、当初の主人公達の課題は「自分のために考えること」であり、「最後の奉仕」はその課題の脱却。
シーズン3が楽しみで仕方がない

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 295
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9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

巧みな人間表現

俺ガイルは、人の内面表現が上手いです。
性格や価値観を繊細に表現しているので、キャラ立ちしています。
節々で、共感できたり理解できる点があると思います。
人気が出るのも納得ですし、トップクラスで好きですね。
1期は顕著ですが、ラブコメというより人間模様を観察している感覚になります。
2期は、更に深いところまでいくので、断然面白くなる稀有な作品です。

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 235

O.Y さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公に好感が持てる珍しい作品[85.3点]

主人公は性格が少し曲がっているけど、言動はあながち間違っていないと思うし、珍しく好感が持てました、ストーリーの中でも共感できることが多々あるのではないでしょうか、キャラに「共感できるか」というのは大きなポイントだと思います、まあ個人差はかなりあるとは思いますが

作画はあまり線が細かいわけではないですが作品にはマッチしていると思います、2期は一変して綺麗になっていますが自分はこちらの作画もいいと思いました、ヒロインもかなり好み、キャラによる加点も大きいですね、声も非常に合っていると思います

投稿 : 2020/04/09
閲覧 : 355
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14

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観たい

1話のみ

拗らせてるとは聞いてたけど、拗らせてた。
正直観たいわけではないのですが、確認したい気持ちはあり、いつかなんとか全部観たいとは思います。

投稿 : 2020/04/02
閲覧 : 292
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2

老倉育 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いけど切ない。

問題を抱える彼、彼女ら奉仕部が依頼(お悩み相談)を解決していく話。
俺ガイルは本当に面白い。主人公比企谷八幡の発想というのかな。とにかくひねくれてるんだけどそれが面白すぎて笑っちゃう。と同時にものすごく切なくなる。胸の奥がギュッと締めつけられる。周りの人の表情や態度がまた倍増させる。渡航先生(作者)本当にすごいと思う。
誰もが何かを抱えてる、どんな青春学園ラブコメよりも綺麗で汚い。
opはやなぎなぎの「ユキトキ」。歌詞と内容がリンクしていてとても素敵な歌。アニソンメドレーとか聴くとよく流れてくるよ。

作画は少し崩壊してたかな?でも2期綺麗になってるから。あと原作よりも少しペースが早かった気が…。時間的な問題だと思うけどもう少し八幡の心情出てほしかったかも。

投稿 : 2020/04/01
閲覧 : 304
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9

moto1115 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やはり傑作です。

3期に備え、改めて1期、2期を試聴しました。
この作品ほど、登場人物の一挙手一投足を見逃すことの出来ない作品は他にないと思います。
理解するのは非常に難しいですが、本当に素晴らしい作品です
結末は気になりますが、敢えて原作は読まず、3期の放送を待ちたいと思います。

投稿 : 2020/02/25
閲覧 : 307
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5

ネタバレ

ナオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かったです。

コミュ力に問題がある人や、コミュ力を上げすぎて疲れてしまった人が集まり居場所を作っていくお話でした。

主人公は、中学時代、女子に優しくされると勘違いしてすぐ惚れる平均的男子だったのですが、それが災いして散々黒歴史を量産するという、割と分かりやすいですけど、リアルな少年でした。

ただ、容姿の問題なのか、喋る内容なのか、想像以上に人から避けられ馬鹿にされ、まあ、普通にいじられっ子だった感じです。

その経験からか、自己評価が著しく低く、口では自分の事を大仰に嘯いてますが、自分自身が傷付く事に驚くほど抵抗を示しません。

一般の人を見下す発言をしている割に、何故か行動は終始他人の為だけに動き回ります。

人からの評価より、自分で自分を好きになれれば良いという、ある種完全に他人の評価を切り離した行動のせいで、毎回驚くべき成果をあげていくのですが、それに反比例して、他人からの評価はだだ下がりして行くという、一風変わった作風でした。

本当は友達や彼女が欲しいけど出来なかった。
それどころか、虐められ蔑まれあげく、好きな子にまで笑い者にされてきた。

そんな自分を変えられないなら、いっそ、そんな自分のまんまで人と繋がろうとする。

対比して、容姿端麗で頭脳明晰なヒロインは、重度の努力家で、その厳しい性格故か、散々同性に妬まれ、異性からは避けられるという、また違ったコミュニケーションの不備があり、もう一人のヒロインは、コミュ力がとても高い天真爛漫なリア充でありながら、人を気遣い本音が話せない。

それぞれに悩みがあるけれど、相性の悪そうな三人が、少しづつお互いを理解して、近付いていきます。

ただ、主人公の根底にあるのは、実は猜疑心です。
仲良くなって、好きになって、裏切られたらどうしよう。
もう、人を信じて辛い思いをしたくない。
それなら、最初から嫌われている方が安心出来てしまう。

たくさんの人を救っていくのに、やり方があまりに酷い方法ばかり。

自分から悪役にならないと安心出来ない。
好かれようとして嫌われるより、嫌われようとして嫌われた方が、自分に言い訳が出来てしまう。

そんな主人公が、一体これからどう変わっていくのか、はたまた変わらずに生きていくのか、本当に先の気になる作品でした。

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 218
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5

yodel さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

最高

この作品の何が面白いかといえば、他のラブコメとは全然違う新しさと主人公のキャラの面白さにあります。
性根の腐った主人公と才色兼備だけど、毒舌で友達のいないお嬢様、そして周りに合わせることでスクールカースト上位にいる陽キャの女の子を中心に時に傷つけ合いながらも成長する話です。主人公の屁理屈がとにかく面白い

投稿 : 2020/02/17
閲覧 : 297
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6

ネタバレ

HANIHO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

おもしろい

おもしろい

投稿 : 2020/02/08
閲覧 : 214
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0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

上位のラブコメ

ラブコメの中ならまず上位に入るであろう作品。
青春ラブコメで問題解決って感じ。
まあ見れば面白さはわかるはず。

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 181

DOMANI さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラブコメ感ほぼなし!

原作は未読。

過去の度重なるトラウマにより、人と全く関わろうとせずぼっちを極める主人公比企谷、高すぎる能力ゆえにぼっちになってしまったヒロイン雪ノ下、周囲に合わせて流されてばかりのもう一人のヒロイン由比ヶ浜の奉仕部を通した一連の物語。

ラブコメがタイトルに入っているわりに、そして学園物であるにも関わらず恋愛要素はあまりなく、焦点も当てられていない。ちなみにコメディ要素はそれなりにある。由比ヶ浜を除いた二人はいわば社会性を身につけるために奉仕部へと強制的に入らされているわけだが、ぼっちでかつ拗らせてしまったがゆえに余りにも非常識なやり方で奉仕部へ持ち込まれた依頼を解決していく比企谷に対しては当然回りからヘイトを集めることになる。しかし、比企谷は気にしない(多少ダメージを受けることもあるが)。

原作はライトノベルであるということもあるからか、大衆、あるいはティーン受けするように作られているのだとは思うが、学校という社会(あるいは大人になって以降も)に必ずある問題を描き出しており、意外と内容は深く、主人公のトラウマも含めて何かしら心当たりのあることがほとんどの人にあるのではないだろうか。

2期も期待して見てみようと思う。

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 232
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7

ネタバレ

トオル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:----

ぼっち目線がいい!

ラブコメを拝見したのはこれで3本目です

{netabare} ぼっち高校生である比企谷八幡は友達がいない。そんな八幡がある先生の勧誘により奉仕部に入部することになった。そこには、学校全体で有名な美少女がいてその人と困っている人を助ける活動をすることになる。そこから、個性的な人と出会い高校生活を送る。 {/netabare}

八幡のボッチ目線の考え方が共感できた。それぞれのキャラの個性が濃く非常に面白かった!

投稿 : 2019/12/21
閲覧 : 221
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2

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そんな設定のハーレム

って、あるわけないのに。
ボッチにハーレムなんて…。涙目

投稿 : 2019/12/11
閲覧 : 355
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1

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シスコンぼっちをヒーローにした話

いさかい事が起こって優等生の葉山君じゃなくぼっちの比企谷が悪役になる事で解決する。
でもぼっち人生を歩んできたにしちゃあコミュ力高過ぎ→ぼっちにならないよねって思うし実際ぼっちになってないし。
個人的には優等生の葉山君の方が弱さを見せずに強く生きてるなと思う。

平塚先生、戸塚、小町など人気あるアニメにはキャラ立ちしていつつ好感持てる登場人物が多い。
キャラデザはギリギリ古い。

早見沙織は歌が上手だなと思った。
あと悠木碧はいろんなところに出てくる。

投稿 : 2019/12/05
閲覧 : 270
サンキュー:

5

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。のストーリー・あらすじ

千葉市立総武高等学校に通う高校2年生の比企谷八幡は幼少時から友達ができず、その結果友達を作ることをあきらめて「ぼっち」を極めようとしていたが、生活指導担当の教師、平塚静に目をつけられ、学校一の美少女、雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」に入部させられた。奉仕部は生徒の問題を解決する手助けをする部であり、表立ってはその活動が明らかにされておらず、静による紹介によって生徒が送り込まれて来る。

奉仕部に入部した八幡は、彼とは正反対のカーストに属する由比ヶ浜結衣、中二病全開の材木座義輝、テニス部員で可愛い女子にしか見えない戸塚彩加たちと行動を共にするようになる。(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2013年春アニメ
制作会社
ブレインズ・ベース
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『ユキトキ』≪ED≫雪ノ下雪乃(CV:早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV:東山奈央)『Hello Alone』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、小松未可子、檜山修之、悠木碧、柚木涼香、中原麻衣、近藤隆、井上麻里奈、ささきのぞみ、小清水亜美

スタッフ

原作:渡 航(小学館『ガガガ文庫』刊)、原作イラスト:ぽんかん⑧、 監督:吉村愛、シリーズ構成:菅正太郎、キャラクターデザイン:進藤優、プロップデザイン:樋口聡美、美術監督:池田繁美、色彩設計:辻田邦夫、編集:関一彦、美術デザイン:池田繁美/大久保修一、音楽:石濱翔/MONACA、音響監督:本山哲、音響効果:中野勝博、音響制作:デルファイサウンド

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