三崎鳴 さんの感想・評価
3.0
物語 : 4.0
作画 : 1.0
声優 : 5.0
音楽 : 1.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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惡の華の感想・評価はどうでしたか?
三崎鳴 さんの感想・評価
3.0
物語 : 4.0
作画 : 1.0
声優 : 5.0
音楽 : 1.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
笑い男アオイ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
人間の本性について思春期特有の悩みや葛藤など
心の闇をぶちまけるような結構ショッキングな感じですね。
それから、人を選ぶ作画と音楽はいろいろ視聴者を選びますね。
大抵のものに寛容な私もちょっと気持ち悪くなってしまった。
見る人を選ぶうえに内容も内容なんで気に入らない人は
とことん無理でしょうが、その辺を乗り越えた人はガッツリと
物語にのめり込んでしまうでしょう。
極めて中毒性が高いとだけ言っておきます。
用法要領を守ってご視聴下さい。
はがね さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まず単純な学園恋愛物を期待したら痛い目をみます...笑
なんかドロドロの心理描写がハマる人にはオススメします
(・ω・)ノ
エンディングの曲が衝撃的です(゜゜;)
メア さんの感想・評価
1.8
物語 : 3.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
※あくまでも個人的見解です。
※断念作品であるため物語・キャラは未評価です。
※ご了承ください。
断念した作品です。
酷い、とにかくひどい。
自分の知人が「原作は面白い、原作は」と仰っていました。原作は読んでおりませんが恐らく事実でしょう。
とりあえず自分が一番耐えられなかった部分は声優です。
主人公の男の子の声優、酷過ぎるでしょう。。。
優しくいっても耳障りな声でした。
この作品、ニコニコで見ていたのですが、アンプ通してヘッドホンで聞いてしまった1話前半は地獄でした。
そこいらの演劇部の方々が演じてくれた方が全然ましです。
酷いです。セリフと相まってなお酷いです。もう2度と聞きたくもないです。
続いて恐らく放送当時話題にもなっていたのではないかと思われるこの作画。自分はこの技術、否定はしません。むしろタイトルの通り試みは認めています。あくまでも『試みだけは』ですが。ただ、もっとこの技法が発達してから用いてほしかったです。酷い、あまりにもひどい。これならもう実写でいいじゃないですか。
さて、音楽。BGMとか効果音の使い方とか歌の好みとかそういった問題ではなかったです。
……ノイズでした。
ハナガサイタヨどうたらこうたらひたすらと。
一言言わせてください「うるせぇよ?」。
知人曰く原作は面白いらしいので『内容が』気になる方はそちらをどうぞ。
ネタ半分に見たい方はこちらをどうぞ。
ある意味見る価値はあります。
……ある意味。。。
ハト さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
平凡で何の変わりもしない退屈な日常。凡人ばかりだと思う周囲の人間達。錆び付いているように思える町。そんな中で中学生という多感な時期に思春期特有な鬱屈した感情が、憧れている女の子の体操服を手に取ったしまったことで、激情となり華のように開花していく禁断の青春白書。
世界観・舞台は何気ない学生の日常にあり、閉鎖的な小さな町の中で物語が進行していきますが、惡の華が他作品と圧倒的に違う点は作品全体から得体の知れない嫌悪感が満ち溢れていることです。ある意味気持ち悪くて恐怖に似た物を感じ、ホラーに近い緊迫感が常にピンと張り詰めている作風となっています。視聴者としてはまず最初に強烈な拒否感を感じると思います。
これらの世界観を演出している要因の1つは全編ロトスコープで制作されていることです。ロトスコープというは、先にカメラで実写モデルを撮影した物をトレースしてアニメーションに再構築して描写する製作技法です。トレースでのアニメーション表現で目新しいの「坂道のアポロン」での楽器演奏シーンなどがありますが、トレースの分とても滑らかなアニメーション表現がされます。
しかし惡の華の場合、秒間24コマの実写映像を秒間8コマのアニメーションに変換することして、実写トレースのリアルすぎる動きと、コマ落ちした妙なぎこちなさの共存により、得たいの知れない気持ち悪さ・怖さの演出に成功しています。
これを普通のアニメにすると、アニメ的デフォルメがどうしても入ってしまう。そうなると作品の中で描かれる変態的行動による背徳性・異質性が「アニメだし、あるよね」と許容されてしまいがちになります。また完全実写作品になると、昨今様々あるようなアニメ・漫画を頑張って実写にした、あの何とも言いがたいチープな感じになってしまいます。
その点に関してロトスコープという表現は作品の持ち味を活かした上で、現実世界にいる視聴者に強烈な擬似感を与えるのに、絶妙にマッチしていたと思います。
また実写とアニメの狭間だからできる演出はこの作品ならではで、各シーンに効果的に盛り上げています。
例を挙げるとすると、
・3D背景との融合。
・原作者の幼少期から主人公春日へのオーバーラップ。
・本当にデフォルメの無いリアルな巻き戻し演出。
などです。
メインキャラクターである主人公春日高男、ヒロイン仲村佐和、佐伯奈々子の三人は共に、内面はリアルな思春期で多感な中学生として描かれていますが、開花していく狂気な面はこの作品の全てと言って良い部分だけに非常に異質に感じます。しかしそれに至るまでの心情は多くの人が共感できるものになっていると思います。彼・彼女等を取り巻くクラスメイトもよくいるリアルな中学生であり、特に春日の友達である山田や小島は当たり前のように春日をからかい、気兼ねなくつるむ良い友達として登場します。このような子供っぽい普通のクラスメイトがいるからこそ、メインキャラの狂気の面の異質性が非常に際立っています。
しかし、実写キャストを使用しているのでどうしても中学生の見た目には見えないのは残念です。これは実写キャストを使う欠点だと思います。
音楽・音響もこだわって作られている点も非常に良かったと思います。
OPはタイアップ曲ではなく、メインキャラクターをテーマにそれぞれ書き下ろされた楽曲になっており、全13回で4回変わりますし、インパクトのあるEDの楽曲も原曲である「花」を再構築し新しく作られた楽曲になっています。
演者の熱演もとても良かったです。アフレコでは実際、体で演技もしながら録っているだけあってリアルで自然な演技になっています。特に仲村役の伊瀬茉莉也さんの絶叫演技や、春日役の植田慎一郎さんの腰砕けの時の演技は見物です。
ストーリー構成は非常にゆっくりではありますが、その分心情表現、空気感の表現、緊張感の表現は十分すぎるほど尺を取り、非常に丁寧に描かれています。この"特有の間"や"少ない1セリフ"で多くを語る演出は、蟲師の時に感じることが出来た、長濱監督らしさだと思います。この辺はアニメによくある表現ではないので、非常に賛否が別れる部分だと思いますが、見るのが辛いくらい、痛く、ひしひしと心情が伝わってきました。
ただ最終回は確かに面白いものではありましたが、途中までとはいえ、1クールと進めてきた話の締めはしっかりとされなかったのは非常に残念でした。
惡の華を手がけた長濱博史監督は、過去に蟲師など、原作の作品性を最大限汲み取ったアニメ化により評価されている監督でもあり、今作でも絵柄は違うものの非常に原作の作品性をしっかりと汲み取った作りになっています。ストーリーはほぼ原作の流れを踏襲され、セリフやカット割りはもちろん、実写の撮影の際でも原作漫画を台本に撮影したりとこだわりを見てとれました。そして終盤に登場する、"惡の華は原作者押見修造さんのもう1つの人生である"という意味が込めれてた、「原作者」幼少期から作品の中の存在の春日へとオーバーラップする演出は、はっきり言いますと、もはや普通のアニメ作品では不可能な域まで達していると思います。そして同時に、原作への賛美を見ることができました。
もしこのレビューに「演出」という項目があるならば★7くらいつけたいです。
惡の華はそのストーリー内容や、全編ロトスコープでの制作、実写前提の演出など昨今のアニメにはあまり見られない作風になっていることもあり、かなり人を選ぶ作品だと思います。実験的であり、裏打ちされ全ての場面に意味がある様々な演出が語り甲斐がある所など、私は「serial experiments lain」を思い出しました。正直商業的には受けにくい作品ですが、こういった作品をまだ今の業界でも作ることができるんだと思うと嬉しく思いました。そういった部分でもまさに業界や視聴者に傷を残したアニメだと思います。
MOG* さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読
情報が解禁されて間もない頃、実写キャストの存在に疑問を感じていたのですが、
いざ放送が開始されてようやく意味がわかりました
こういったアニメを観る機会がなかったので、とても新鮮に感じましたし、作風に合っていて良いと思います
思春期特有の葛藤がとてもうまく表現されている作品です
ストーリーとしては、こんな事実際はありえないだろうと思われるかもしれませんが、
精神的には、こんな思いをした人が少なからずいるんじゃないかと思わせられる、
人間味のあるリアリティさが魅力的です
声優キャストさんも、素朴な演技をする方や
アニメーション演技ではないナチュラルな演技をされる方々を起用されているので、違和感なく、
これはアニメなのか?ドラマなのか?と良い意味で思わせてくださいます
原作は存じませんが、この後高校生編があるのでしょうか
キャラクターの人生はまだまだこれからも続いていくので、
人間関係や心情が不完全燃焼なのも納得というか、
視聴者側からすればもやもやします
原作も続いているようなので、アニメとしては理解できる終わり方だったと思います
ちゃんと完結させてすっきりしたい方には不向きです
アニメを見た後は原作に手を出しましょう・という作品です
とむとむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ahirunoko さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作漫画。未読。
う~ん・・・どう言えばいいのか。
作画はとても革新的!アニメやCGの枠を超えた実写のようなアニメのような、感じででスゴイ。
だからといって絶賛できず。そんなにリアルにこだわるなら実写ドラマにすればいい。
リアルな分アニメにするメリットも無くなってるように思える。
ストーリーは思春期の不安定な心情を柱とした異常行動とそれをエスカレートさせるヒロイン?かな。
悪くないけど面白くもなかった。
ラストも中途半端。2期あるのかな?
OP・ED共に超独特な曲と動画。個性的、ということなら飛び抜けてると思う。
クソ虫が!もハマるフレーズで(^^)
ハマる人は高評価になるだろうけど、常人はどうなんんだろう。
なので評価できませんでした。
個人的には・・ナシです!
でも2期あれば一応観ようと思います。
Britannia さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
■視聴、B‐Tかと ^o^
作画きもい、リアリティーを表現したいのかな?
EDも不快
唯一
中村が気になる為、もうちょい見て見よ
■5/9
5話まで見て見ると、妙に気になってる
中村<佐伯
■5/20
7話
先が気になりハマってるw
中村=佐伯
♦前半の評価
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0
総合:2.6
♦10話見終えて
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5
総合:3.9
展開が読めず、先が気になり夢中になる
作画も気にならなくなってる
正直おもしろい
■7/13
11話~最終話
3人の絡みが少なく余りおもんない
♦総括
序盤、つまらん
中盤、おもろい
終盤、つまらん
1クールで評価がよく変動する作品だなぁ
{netabare}第1部 完
2期やんの? {/netabare}
北山アキ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作は読んでない。
そもそも春日君からしたらラブストーリーじゃないから、中村さんはとびきりの美少女じゃなくてもいい。
(ヴィジュアル面でのサービスは視聴者のニーズであって、春日君のじゃない)
1話目での春日君は自意識を持て余し、 {netabare} 「悪の華」という形で表出させた鬱屈した少年として登場する。
2話目で、春日君は鬱屈した性欲を素直すぎる行動に移し、それを大それた罪のように大げさに懺悔する自分に陶酔する。
そこに仲村さんが現れ、他人の視線を意識したとたん罪よりも罰(社会的制裁とか)に怯え始め、「罪深い僕ごっこ」から引きずり出される。
3話目から、仲村さんは春日君の孤立した内的世界に(良くも悪くも)積極的にコンタクトしてくれる唯一の存在となる。秘密を晒されるかもという恐怖はあっても、秘密を知られるという恐怖は持たずに済む唯一の相手でもある。
佐伯さんはアイドルなので、一緒にいると春日君は自分の負の面に向き合わされる。だから付き合うことになっても安心感がないし、居心地が悪い。
7話までなんだかんだと春日君と仲村さんは表層より深い部分でのやり取りを続けた後、夜の教室に忍び込む。
ここで仲村さんは春日君を煽るが、春日君はなかなかふっきれない。でも、仲村さんが去ろうとしたら、春日君が引き止める。
「他の奴らと一緒」と言われたことも引き金になっているが、もっと問題なのはここで仲村さんがいなくなると、春日君は二人で膨らましてきた罪悪感を一人で背負い込まなくてはいけなくなるということだ。
なので「一人にしないで」と、仲村さんも実行犯に巻き込んで大暴れして、結果的に共犯関係を成立させた。(実は策士)
7話で春日君と仲村さんは依存関係を深め、8~10話と進み、佐伯さんの入り込む余地はなくなってゆく。
11~13話、警察に補導された後、春日君は自分の理解者となりえるのは仲村さんだけだという思い込みを深めるが、一方の仲村さんは春日君を無視するようになる。
ひとりぼっちになった状況に焦る春日君は、「仲村さんがこうなったのは自分のせいだ」から「仲村さんの殻を破って救い出せるホワイトナイトは自分だけだ」へと自分の立ち位置を反転させることで、世界をコペルニクス的に転回し、自分の存在意義を見出す。
つまり、一方的に仲村さんとの繋がりを取り戻し、孤立を解消する。(←これラスト)
と観ると、春日君は仲村さんからの愛情を望んではいないし、仲村さんを肉欲の対象と見てもいない。
春日君にラブストーリー的動機は弱い。
{/netabare}
ゆえに仲村さんが美少女である必要は無い。
アニメの感想
すごく面白かった。
身勝手な思い込みや依存の強要とかとぐろを巻く青い感情がよく表現されていた。
ローズ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ボードレールの詩集『悪の華』を愛読している中学生・春日高男(かすが たかお)。
ある日、春日は放課後の教室でクラスのマドンナ的存在の佐伯奈々子(さえき ななこ)の体操着を盗んでしまう。
春日の行動を一部始終目撃していた仲村佐和(なかむら さわ)に「変態」や「クソムシ」と言われ、体操着の秘密を守る代わりに様々な要求を突き付けてくるようになる。
ロトスコープという実際の映像を複写してアニメを作っているので、他のアニメ作品の画とは雰囲気がかなり違っています。
「アニメじゃなくて実写でもいいのでは?」という意見もあると思います。
ただし、作品の内容が現実的で実写のドラマだったらクレームがくるような気がします。
「それなら抽象化したアニメ化にしたらいいのでは?」と考えてしまいますが、そうする作品からと現実感が無くなるとまでは言いませんが減る事は確実でしょう。
ロトスコープという技法を使って現実感を持たせてアニメ化する事はギリギリの選択だったように思います。
作品の内容は子供から大人になる過程の思春期を過剰に描いています。
主人公である春日がボードレールの詩集を愛読して「俺は周りにいる人間と違う」という自意識過剰な考え方は、まさに思春期特有の考え方でしょう。
普通の学生として佐伯、異常な学生として仲村が描かれています。
現状に満足できず本の世界に籠っている春日としては、今ある現状を受け入れる存在である佐伯と現状を真っ向から否定する仲村の存在の間で心が揺れ動いています。
学生時代の悶々とした気持ちを表現するにはボードレールの詩集だけでも良かったのですが、物語に起伏を持たせるには佐伯と仲村の存在が欠かせないのでしょう。
思春期漫画の最高傑作という表現は言い過ぎです。
話の展開が普通の作品とは違うので異色な作品だと思いますが、思春期がテーマの作品であれば探せばいくらでもあると思います。
ただ、漫画にした作品が少なかったというだけかな。
今までアニメを観てきた人には、作画やストーリーなど違和感が多い作品であることは間違いありません。
ただし、萌えキャラ登場やハーレム展開など、今までと同じような作品ばかりでは現状維持するのが精一杯でしょう。
賛否両論ある作品であると思いますが、問題提起するには十分な作品だったように思います。
理論が分かっていても実際に実験をして結果を見るということをしなければ、科学の発展はありません。
良い悪いは別にして、実験作と考えれば、ある程度許容できる範囲の作品であると思います。
実験が成功したのか失敗したのかは、誰が決めるのかは分かりませんが^^;
作品内容だけでなくOP曲とED曲のインパクトもバツグンでした^^
リンゴあめ さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
mackycraft さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ラクロス さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
内容は面白い話ではないけど、ロトスコープを用いた描写や音楽は作品にマッチしていると思う。
特にモジュラーシンセを使い、映像に合わせて作った音楽は良かった。
Aphex Twinの「Selected Ambient Works Volume II」を彷彿とさせる妖しく不気味な音楽は私の大好物^ー^
EDの「花 -a last flower-」もインパクト抜群。
あとメインの声優も素晴らしかった。
仲村さんの鬼気迫る感じは脱帽。
(新人)の植田くんも頑張ったと思う^ー^
ダマサキ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
書店に並んでいた原作を眺めてみて、おもしろそうだったのでかなり期待していたけど、期待値が高すぎたのか、拍子抜けした感じ。
キャラクター達は、かなりめちゃくちゃなことはしているけど、あまり感情移入できなかったし、ぼけ~っと観て終わった。
鬱感の表現に関しては、若干 serial experiments lain に似た感じはあったかも知れないけど、あっちのが断然好みだった。
二期あるみたいだけど、なんだかな~という感じ。
自分は鬱アニメに嵌まった時期があって、その頃に耐性が出来てしまって面白く感じなかったのかも知れないので、とりあえずは観てみても良いかも。
ものぽらいざ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
【全話観了】
原作は読んでいませんが、作品の方向性としてリアリティを出すために、実写タッチにしたのは英断だと感じました。
これによって、現実的な状況を描き、その反面、作り物のような感情や行動によって、不思議なバランスをとっています。
まさに、ホントっぽい嘘のお手本とも言える作品。
「ホントっぽい嘘」とは、実際はこんな行動は起こさないだろうけど、あえて起こしたらどのようになるか?を作品化したもので、思考や感情も極端に特徴的に描いています。もちろん、感情的な共感はまったく得られないけど(笑)、作り物として楽しむのが本作の正しい楽しみ方です。
ちなみに、「ホントっぽい嘘」の作品の代表例としては、『火垂るの墓』ですね。
さて、話は戻りますが、もし原作と同じ絵柄だったのであれば、嘘っぽい嘘になり、あまり特筆すべき作品ではなかった感じです。
OP/EDも特徴的で、退廃的な雰囲気を醸し出し、作品の世界観を十分に表現しています。
れもら さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
学校に忘れ物をした主人公が、たまたまロッカーから落ちていた好きな子の体操服を嗅いでいたところに、人がやってきたため、慌てて体操服を持ち帰ってしまった。
それをクラスの女子に見られてしまい…
という展開で始まる
作画は特徴的で、好き嫌いは分かれるが、雰囲気が出てこの内容に合っている
最終話はまではいい流れなのだが、最終話で過去回想かと思いきや、2部の内容(と思われる)をチラ見せ
最終話の途中からはわけワカメな構成となっている
このままでは残念な結果になってしまいそう
早くに2期を放送して欲しい
大蛇 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
散々いろんなところで酷評されたロトスコープという技法ですが、このアニメの場合、とても活かされていたと思います。街のさびれた風景、不気味な雰囲気、思春期の妄想、こういうものが実写とアニメの境界線の不気味な世界で綺麗に表現できていたと思います。
内容は原作準拠らしいですが、頭おかしい登場人物ばっかりで何が起こるかわからないハラハラ感がありました。現在、「中二病」という言葉が「邪気眼」と混同されがちと思っていますが、このアニメは春日と仲村が本当に「中二病」だなぁ……って感じで、流石にあそこまではなくても、少し共感できるところはあるかもしれません。
OP、EDともに「変」な感じがすごい作品にあっていたと思います。特に、ハラハラドキドキしているときに入ってくる例のEDったら怖くてしょうがないww
最終回が二部に続く……みたいな感じで終わっちゃったのが残念でしたが、思春期のどす黒いとこぶちまけたいいアニメだったと思います。
ひげ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
視聴終了
せっかくロトスコープなる技術を使っているのに、同じ、同じようなカット、画が多いんです。
若い演者さんの未熟さも補えていません。
主人公の表情とかすべて同じにみえてしまって・・。
7話がよかっただけに、TVアニメで使う技術としては
ちょっと無理があったのでしょうか。
アマチュアでもここまで簡単に作れるソフト出回るレベルになればあるいは・・。
声優さんは文句なしにすごかったんですけど。
主人公は・・大人の事情かな。
7話まで。
10年前のスパイダーマンという映画をご存知だろうか。
待望の映画化だったが、テロのせいだったかな?うっかりあのビルに登ったったばかりに製作がとまったけど無事公開。
喜び勇んで観にいった内容は満足!!そうヒロイン以外は・・。とにかく観ててむかつくんです、あの映画・・。
あれの悲劇の再来かと思う第一話だったんですけど。
原作は可愛いヒロインに『もっと罵ってください!!』っていいたくなる?ある意味ネタ、イロモノなんですけんど。
アニメ版は酷い・・・。製作からの煽り、狙いなんだとおもけど、ハラタツ、キモイ。炎上商法ですこれ。
根幹のお話も要は涼宮ハルヒ的なもので、みんなの憧れ朝倉さんを眺めてたら、クラスの後ろの席の可愛いけど痛すぎるあの子が座ってて、体操着拾ったのみられて、裏連れてかれて・・冒険でしょ?でしょ?です。
このように、女の子に罵られトライアングラー状態、タガをひとつずつ外されながら輝かしいネクストステージへ駆け上がっていくストーリー。
思春期の自我同一性という中二病の話であるのだけど、どんどんぶっとんでく・・。
こんな作品をアニメでやると完全に置きにいってるだけになると考えたか。
原作がやっぱり至高なわけで。
いや・・むしろ本当は実写版がやりたい、思い通りの演技をさせるためにアニメとくっついてしまえなんだろう。
明らかにアニメというよりは、深夜ドラマ。単館映画。
中学生のキャラたちなので演技力、道徳的に問題のあるセリフはプロの声優にガツンとやっていただこうと。
実際声優さんくそうまい。マジでうまい。
そうかんがえると、ある意味これ特撮と考えるべきかもしれん・・。
カクカク動画、テンポとか12話の縛りというオトナの都合、予算的な問題かもしれませんが正直タルい。動かないし、なんか気持ち悪い、でもかなり面白いです。
7話で作画の鬱憤をみごとに晴らす。ちょっと感動したのです。
そんで、問題となった原作とまったくビジュアルが違う残念なヒロインにだんだんのめりこんでいきます。
ここ肝心でしょと。
ナカムラさんのキャラを把握していくと視聴者も一緒に惚れこんでいって道をふみはずしていく錯覚。。
プロ声優の力か、作品の力か、どうやらスパイダーマンとは違うようです。
まぁヒロインの作画自体がどんどん修正されてるんですけどね・・。
1話視聴
連載時から『クソムシ』発言がとっても有名な本作。
個人的に本家はGAのミントさんだと思う。
そんなエヴァ終了前後、90年代から2000年前後あたりを思わせる作風。
おしなべてしまえば我々のオッサン世代の『中二病でも恋がしたい』
度肝を抜かれるのはいろいろなとこでいわれるように、原作の絵とまったく違う、リアル風味な作画。
見る限り、実写で1本ドラマとってそれを加工してアニメを乗っけるような製作方法だと思います。
CMとかではあったとおもうし、ゲームのムービーでも見かけますけどTVシリーズでははじめて?
実写映画やアニメがデジタル、CGで作られるようになって数年、フィルムに映像を焼き付けて流すという行為から、両者の境界線があいまいになるであろうといわれ。。ついに。
アニメーションがアニメーションっていったいなんだと考え出してしまうという、旧エヴァから続くちょっと前衛的でアートな内容。美大生とかが食いつきそう・・。
楽しみなのはこの手法が確立させると、見るに耐え兼ねない一部のTV実写ドラマも、スポンサー、タレント(美化されるからかなりのメリット)、ファンが納得できる落としどころで製作できるようになるのか?
G力さんゴリおしので絶望しかない世の中を救済する可能性を秘めているのか。G力さん使った場合、声優も変えるべきだと思うけどね!
アニメオタレビュー的なとこだと、日笠さんと飛田さんの演技力がすごすぎる・・・。
アニメとしてみると実写ベースからくるカット、カメラワークの問題からか、右から読む漫画を左から無理やり読まされてるような気持ち悪さは否めない・・。
みもふたもないけど、お話の内容は置いといてこの映像技術が、新たなスタンダードになれるのかどうか、そこが見所かも・・・。
かしろん さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
【最終話までみて】
あらすじ{netabare}
春日高男は中学2年生。授業中にも読書に耽るほどの愛読家だ。
そんな彼には密かに思いを寄せる女子がいた。
同じクラスの佐伯奈々子。容姿端麗、成績優秀。
ただ、彼女の姿を目で追うことしか出来ない高男。
漫然と日々を過ごす中で、奈々子を思う気持ちは悶々と彼の中で積もっていくのだった。{/netabare}
漫画原作。未読。
なにがどうという訳ではないが、昔見た映画「リリィ・シュシュの全て」を思い出す・・・
合わない、と思っている人も、7話と10話だけでも見て欲しい。
感想{netabare}
何を描きたいかがこれだけ分かりやすいと有難い。
原作未読だけに内容はよく知らないのだが、日常破綻系で緊張感に溢れる作品なんだろう。
最終話までこれだけの緊張感、不安定感、背徳感、青春の閉塞感を感じさせれば大成功だ。
原作とキャラが違いすぎているらしいが、制作側はキャラの見た目云々よりも緊張感の有るストーリーを重視したってことなんだろう。
原作ファンには不評を買ってるようだが、原作未読の私にはこの絵面で大成功だと思う。
最終話だが、あの逆回しシーン、あのダイジェストシーン。両方良かった。
過去を振り返り、そして未来にどんな困難が待ち受けていたとしても仲村と居たい、という春日が自分の意志を初めて表に出したシーン。見事な締めくくりだった。
物語:極当たり前にある普通な日常が壊れて行く様を真綿で首を絞めるようにジワジワとした緊張感の中で綺麗に描かれている。
これ以上早いテンポだと見てる側は緊張する前に物語に追いつか無くてはならないのでパニック物になるし、これ以上遅いとダルくなる。非常に良いテンポで進行した。
作画:どんよりした雰囲気の写実的背景に、キャラはロトスコープを使った妙にリアルな動きをあえてカクカクで動かしあまり色を使わない平面的な画にするという実験的趣向。
・実写ドラマでやると現実で嘘をやるから
嘘の白々しさが強く感じられる
・コテコテなアニメ絵でやると嘘で嘘をやるから
ただただ嘘臭い
という風に考えると、ロトスコープを使ったリアルな動きをベタで平面的な画にしてリミテッドでカクカク動かし、その背景を写真のようなリアルにするというこの絵面は実にこの物語でやりたいことにあってると思う。
カクカクで動かすことで不安定感を出し、実写的背景とベタ塗りキャラを合わせることで実写の持つうそ臭さとアニメの持つうそ臭さ融合させることで良い雰囲気を醸し出せている。
ベタベタなアニメ画の仲村さんをアニメ的かわいいキャラでやっちゃうと、清純で綺麗な佐伯さんと小悪魔的に惑わす可愛い仲村さんの間で春日が迷ってるようにみえる安っぽい内容になりかねないしね。
声優:主人公の新人がなぁ。だんだんあのヘナヘナ具合が味にも感じられてきたが、いくらなんでもヘタ過ぎ。
まぁ、そんなことはどうでも良い。評価からも除く。
ヒロイン二人が良すぎる!
まず、仲村さんの伊瀬茉莉也が良すぎる!
ガンダムUCのロニ・ガーベイも良かったが、仲村の持つ狂気をここまで表現出来るのは凄い。7話のラストは彼女の演技があってこそ。
また、10話はヒロイン二人が凄い。日笠陽子と伊瀬茉莉也の演技は特筆モノ。ひよっちがここまでヤレる人だとは思わなかった。完全に見直した。
この物語や画が合わない、という人もこの10話だけでも見て欲しい。間違いなく一見の価値有り。
音楽:OP、EDの異質感が作品の持つ緊張感を助けている。
OPは4パターンとも歌詞が面白い。
EDのリズムは反則だよなぁ、と。バックで鳴り続ける心臓の鼓動のようなドンドンドンドンというリズムが終わりに近づくに連れてアップテンポになっていくという、普通なら落ち着いて行かなければならないEDで全く落ち着けないこの仕組は物語の余韻を残す役割を大きく果たしていると思う。
また、BGMも必要最低限。10話ではBGMが全く無い。劇中のノイズも雰囲気があってよい。
キャラ:主人公の性格付けが巧いなぁと思う。
1話で本を読まない級友を「お前にはボードレールは理解出来ないだろう」と上から目線で言うシーンが有る。これのお陰で彼が堕ちていきオロオロしている様を可哀想と思わずに、ヘタすれば「ザマァ」と思えてしまう。
が、ちょいと引いてみると、この程度の悪態や思いは誰しも一度は抱えたことがあるだろうって気付くわけで、彼の存在が決して特別なものじゃないと思えてくるのだ。
そうなってくると彼のオロオロ具合やどうにかしたくても何とも出来ない加減が身につまされるあるあるネタで描かれていくので緊張感が増していく。
いやはや、巧い。
惜しむべくは、アレやっちゃうと多分続きをアニメにはしないんだろうなぁ、と。
{/netabare}
るるちゃみ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
レプリカ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
終わって率直な意見としては、もっと真剣に観ればよかったと思いました。
BGMと背景などのように会話が入らない部分が多かったので、ながら見をしてしまいましたが、BGMや街の情景など、このアニメには細かいところに色々と意味があったのでは。と思いました。
もっと街の雰囲気を感じたほうが、春日くんや佐伯さん、中村さんの気持ちも分かったのではないかと思いました。
内容としては、学生のすごく特異な部分を描いていて、最初はとっつきにくいかもしれませんが、僕はとてもおもしろかったと思います。
最近のアニメとしては、珍しい部類ですが、僕はこういうアニメ好きです。
きり さんの感想・評価
3.8
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ソムリエ無冠 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
りたそ さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
正直もうちょっと可愛い絵がよかったなー(^_^;)
漫画読了済みのせいもあるかもだけど、
展開おっせえ(^ω^)ただ歩いてるだけのシーン何分見せるのよ!
って感じでしたが、
緊張感はあったのでそれなりに楽しめた!
2部いつなのー(^o^)?
nk225 さんの感想・評価
2.1
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
放送期間:2013年4月~2013年6月
視聴期間:2013年4月~2013年6月
視聴話数:1~13
オープニングテーマ
「惡の華 -春日高男-」(第1話 - 第3話)
「惡の華 -仲村佐和-」(第4話 - 第6話)
「惡の華 -佐伯奈々子-」(第7話 - 第9話)
「惡の華 -群馬県桐生市-」(第11話 - 第13話)
エンディングテーマ
「花 -a last flower-」
(第1話 - 第4話、第6話、第9話、第11話 - 第12話)
「花 -a last flower- ver.Z」(第5話、第10話)
「花」(第7話)
「花 -a last flower- ver.X」(第8話)
成人したおじさん さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
※13話すべてを視聴したうえでの感想になります。
タイトルが幾分鼓吹的なものになってしまい大変申し訳ありません。
私はもう成人をとうに過ぎたおじさんです。
ですのでアニメをよく視聴するボリュームゾーンからは、甚も離れた人間の感想であることを御容赦ください。
しかしながら、私自身本が大好きで、大学時代は海外文学を研究していたため、少なからず主人公とは近しい部分があるのではと感じています。
以下寸評。
・作画評価(★3.5)
ロトスコープのアニメはディズニー以来であったが、私を物語の戸口に連れてくるまでさほど時間はかからなかった。原作の作画を大望される方も多いようだが、私はこれはこれで大変良い決断をされたと思う。ただこの作品の問題点は、ロトスコープを「もっと評価してほしい」という思いから、必要以上に売り出してしまったことにあると考える。この手法は一般に「長回し」と言われ、アニメーション作品では高畑勲監督がよく使うアプローチ方法である。この技法は視聴者を芝居にくぎ付けることが出来る反面、誤魔化しが一切利かず、不用意に使うと受け手側を「退屈」というどん底に突き落とすことになる。この作品はまさに後者の失敗を招いてしまった。20分の尺にこの技法を使うことはあまりに困難で、この作品はそれを成し得なかった。DVD等幕無しで視聴する方が、このアニメの見方として最適なのかもしれない。
・声優評価(★4.0)
素晴らしいの一言に尽きる。この作品はこの声優陣らによって支えられていると言っても過言ではない。大変感服いたしました。一つ課題を挙げるならば、声優の技量差が大きく、そのムラによって見る側が疲弊してしまう点である。
・音楽評価(★4.0)
奇を衒い過ぎた様にも感じるOP・EDの楽曲だったが、この仕事によって視聴者は日常から瞬く間に引き剥がされ、アニメの世界観に引き摺り込まれることとなっただろう。本編の中にも、音響技術の拘りが光った部分が幾つも垣間見られ、この作品に於いて非の打ちどころのない働きをしたと言える。ただ最後に一つ付け加えるなら、作品に敷かれたレールが必ずしも正解であるとは限らないという点である。
・物語・キャラ・総評(★同1.5)
思春期の頃誰しもが、迷い苦しんだあの時期、自立出来ない自分を責め抜き、現実と葛藤したあの頃の思い。そんな時間を今リアルタイムで過ごしている人にはきっと聖書のような神々しさをこのアニメに感じることであろう。自らの不透明な日常に疑問を持ち、悩み過ごす日々を生きている時期には、きっと私も心底夢中になって見続けた作品であっただろうと感じる。しかし逆を糺せば、すでに思春期を過ごし、自立した人生を歩む方々には、大変理解不能なアニメに映るだろうと思う。その線引きが目に見える形ではっきり露見するのがこのアニメの特徴だと考えている。もし、時期を過ぎた方がこのアニメを視聴される場合は、今の自分とアニメを照らし合わせるのではなく、思春期の頃の不安定な気持ちで見てみると面白く感じてくるかもしれない。
ではこのアニメを低評価とした理由はどこにあるのか。その理由は大きく分けて二点ある。
【理由①】
この作品は新たな分野に挑戦し、アニメーションという垣根を見事に越えてきた。それによって文学性を持った今までにないアニメとして注目を浴びてきたのだ。しかしながら、その挑戦によって、否応なしに他文学作品と並べられ比較される立場に来てしまった。これが一つ目の低評価とした理由である。文学作品として視聴してしまうとどうしても底が浅く、物語性に乏しい作品であるように見えてしまう。これは私が文学により多く触れる機会があったからかもしれない。
【理由②】
低評価した二つ目の理由は、受け手側のボリュームゾーンにある思春期の学生を、歪めた日常に導いてしまう恐れがある点である。現にこの作品を見た学生がすでに何件か模倣犯として犯罪を犯してしまっている。これは、この作品が思春期の学生にとって如何に劇薬たるかを示している。ゲームの悪影響などとは次元が違う耽溺性がこの作品には存在していると感じる。私はこの点からもこの作品を高く評価することはできないのである。
ninin さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読。全13話
その日の気分で全然印象が変わる作品ですね~
最初は凄く暗い気分に、次にギャクとして観ている気分に、そして最後に作品に慣れてしまっている自分自身がいますw
山田はいいキャラですね~身近にいるような感じがしますw
背景は凄く緻密で実写を観ているようでした。
キャラクターは、ちょっと顔の動きがギクシャクして、慣れるまで時間がかかりました。ロトスコープという手法のようですが、実験的な作品ですね~かなり特殊ですので賛否両論あるみたいですが、私は面白い試みだと思います。
話は青春の1ページとしては真っ黒なお話でした。
観ていてあまり後味の良い作品とは言えませんでしたね。
仲村さんの中の人の演技は凄かったですね~脱帽です。
{netabare}
最後はなんじゃ~こりゃー!って感じです。
第1部完となってましたが、私の経験上だいたいこういう書き方をする作品は後には続かない気がします。
{/netabare}
オススメはしませんが、ロトスコープという手法に興味があったら1話観てみるのもいいかもしれませんね。
OPは最初の曲が好きでした。
EDは何ともいえませんw
私は最後まで春日君の気持ちが分かりませんでした。
「クズだるま」だの「クソねずみ」だの仲村さんは口が悪いですね~
最後に、「クソムシ」ってどっかで聞いた事のあるセリフだと思ったらこ○ゾンですかねw
スタッフのみなさん、お疲れ様でした。
アラサー男子ing さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ロトスコープによる実写さながらのキレイな背景画と、
チャラついたBGMを徹底的に排除された効果もあり、
この作品の独特な世界観は上手に表現できています。
ただし、この作品から得るものは何もありません。
感動するシーンも、誰かに共感することもありません。
心理描写がいまいち分かりづらいので、どのキャラにも愛着がもてません。
堅苦しい内容のようですが、中身はたいへん薄っぺらいです。
あえて共感できるポイントを探すとすれば
「そういえば学生のころ、山田みたいなお調子者がクラスに必ずいたなぁ~」
という点くらいでしょうか。山田は良いキャラでした。
自分的にいまいち理解できなかったのが、
{netabare}主人公春日は佐伯さんと別れ、中村さんと仲良くなる道を選択するのですが、
そのあたりの主人公の心の動きがうまく伝わらないんですよね。
ずっと恋憧れていた佐伯さんをあっさり捨てて、
中村さんを選んだ理由が少し安直すぎるような気がしました。{/netabare}
まぁそのへんは「原作読め!」なんでしょうが…。
最終回は{netabare}2期があることを匂わせるような終わり方でした。{/netabare}
また作品も盛り上がっていくのでしょうか…?
円盤売上も苦戦しそうだし、まずは2期があることを願っています。。。
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中学編 クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯とつきあうことになり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。そんな彼に呼応するかの如く、佐伯も内に秘めた意思を徐々に示すようになるが・・・。
現実社会の閉塞感に自己認識を見出せず、遣る瀬無い自我を抱える3人の中学生のアイデンティティは互いに交錯し、儚い逸脱へと向かっていく。
高校編 中学校編から3年後、春日高男は中学時代を過ごした群馬県から引っ越し、埼玉県で高校生活を送っていた。ある騒動以降仲村と離れ離れになりながらも春日は仲村への思いを捨て切れず、そして抜け殻のように毎日を過ごしていた。そんな春日はあるきっかけから男子の憧れの的である常磐と交流を深め、常磐の中に仲村の影を感じていく。(TVアニメ動画『惡の華』のwikipedia・公式サイト等参照)
植田慎一郎、伊瀬茉莉也、日笠陽子、松崎克俊、浜添伸也、上村彩子、原紗友里
原作:押見修造(講談社『別冊少年マガジン』連載)、 監督:長濱博史、助監督:平川哲生、シリーズ構成:伊丹あき、キャラクターデザイン:島村秀一、美術監督:秋山健太郎、色彩監督:梅崎ひろこ、撮影監督:大山佳久、動画監督:佐藤可奈子、編集:平木大輔、実写制作:ディコード、音響監督:たなかかずや、音楽:深澤秀行、音楽制作:スターチャイルドレコード
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