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「惡の華(TVアニメ動画)」

総合得点
65.0
感想・評価
1147
棚に入れた
4512
ランキング
3546
★★★★☆ 3.2 (1147)
物語
3.4
作画
3.0
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.2

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☆の総合評価
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惡の華の感想・評価はどうでしたか?

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ロトスコープ

正直ストーリーは意味が分からない、なんじゃこれって感じ。
エロさはちょっとだけあったけど、いかんせんキャラがキャラなだけにくるものはない。

変な動きしてたからいろいろ調べたら、ロトスコープという実際の人間の動きをアニメーション化する手法を使っているらしい、だからか見てて気持ち悪さがあったのか。

さらに言えばedも気持ち悪い、なんじゃこの歌wwwとりあえず聞いてみてくれ。

投稿 : 2017/07/19
閲覧 : 334
サンキュー:

6

あかねです。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:途中で断念した

鬱アニメ枠の中ならトップクラス…

このアニメは鬱アニメみたいな感じで少し気になって興味本位で見たら想像を絶するほどヤバかったとしか言葉が出なかったです。

まず作画は実際の人間にものすごく近く表現されていて、詳しくは知らないのですがCGっぽく実際の人間にものすごく近い感じでビックリしました。個人的には普通のイラストが良かったのでそこは残念に思った感じですかね。
それで途中の5話ぐらいまで見て耐えきれなくなって見るのをやめたのですが、まず登場人物、特に赤髪の女の子が相当なきちがいで見てるこっちがぞわぞわしてくる演出をするのは、すごく生々してくかなり苦しくなってきます。アニメを見てるのにアニメを見てない?なんというか表現しずらいがものすごく息苦しくなる。

そして何より毎回くるエンデンィング。あれを初めて聞いたとき夜中でイヤホンして聞いたのですがかなり怖いです。怖いし不気味で吐き気してきますw
どれほどやばいかはあの1話の本編をみてエンデンィングを聞いてください。個人的にアニメ見てきた中で、あんなエンデンィング初めてで結構ビビりましたww
本編中の音楽もかなり怖いです。思い出したくもありませんw

最後に、途中で断念したのですが演出などは物凄く繊細かつ過激な感じで耐えられなかったのですが、鬱アニメ見たいとかきちがいアニメを見たいみたいな感じの人にはオススメですw

投稿 : 2017/07/04
閲覧 : 252
サンキュー:

9

ミミック さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

なんとか完走

見始めたきっかけは作画の繊細さからだったので、ストーリーなど知らずに観たのですが一言で終始「暗い」です。

個人的には人物描写や心理描写は作家性を感じるものがあり、高評価なのですが、ストーリーが重くて暗いため観るのがしんどかったです。

恋愛:ホラーは3:7くらいですかね

投稿 : 2017/06/25
閲覧 : 255
サンキュー:

12

ネタバレ

ラルぞう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロトスコープによる無機質な生々しさ!

原作大ファンですが楽しめました!

他のアニメには無い生々しさが良かった。

実写でやれという声がありますが実写でこの空気感は出なかったと思います。

OP、EDも自分は好きです。

{netabare} ただ残念だったのはラストの予告編ダイジェスト…。原作読んでる人は理解出来るけどそれ以外の人はポカーンなっても仕方ないのでは?なので−☆0.5{/netabare}

投稿 : 2017/06/12
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

アニウォタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

リアルだけどリアルじゃない

一目見て絵の質が他のアニメとはまったく別物だと分かりますが、これは物語に合わせた絵柄ってことなんでしょうか?
動き方とか表情とかがかなりリアルで、それであの1話じゃぁ流石にビビリます。
完全にホラーアニメかと思いましたが、実は思春期の中学生の心の葛藤を描くアニメでした。
今ではこのリアルすぎる絵柄も、リアルな心の動きが見て取れて良い物だったと思えます。特に主人公の焦りの表情や、所謂陰キャラの演出が全面に押し出されて生々しい感覚です。
ですが、ヒロインのさえきななこの心理はまったくリアルではありませんでした。
クラス一かわいい女の子が、この主人公のことを好きになるっていうのは流石に無理がありました。
普通は見向きもされないでしょう。
主人公の心理は所々理解できない事がありましたが、まぁ最初にも書いた通り思春期の中学生ですから何を考えるか分かりませんし、メインヒロイン?の中村さんは片親で怒ってくれる人もいないような状態ではリアルの子もこうなってしまっても無理はなさそうです。

ホラーとかは全く関係ありませんが、内面的な話だけど魅力がある、そんな作品です。

投稿 : 2017/06/09
閲覧 : 251
サンキュー:

5

まるめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

漫画を読めということ?

第二期、、、あるのかな。最終回(第13話)の後半は今後の展開のダイジェスト(?)みたいなのが流れて意味が分からず、、、キョトンとしてしまいました。内容は好みが分かれると思いますが、結構好きだったのに最終話で台無しに・・・。

投稿 : 2017/05/22
閲覧 : 247
サンキュー:

4

κοκο さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

彼女のメガネはATフィールドだっ!

星5(★★★★★)個人的にとても大好きな物語です。

第2次性徴期の精神のモヤモヤをとても上手に表現した作品です。

ある事件をきっかけに主人公に急接近する少女。
少女の行動によって主人公はアイデンティーの変革にせまられるのだが・・・・

アイデンティーの再構築に苦しみ苦悩する主人公、ヒロインの葛藤がとても痛快です。
この葛藤に触れた大人なら、とてもグッとくる作品だと思います。
自らの経験を回想させ共感できれば、なお一層面白さに深みが増すと思います。


社会人で哲学好きな人におススメなアニメです。

投稿 : 2017/04/23
閲覧 : 225
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

staff

原作:押見修造
監督:長濱博史
助監督:平川哲生
シリーズ構成:伊丹あき
キャラクターデザイン:島村秀一
アニメーション制作:ZEXCS
製作:「惡の華」製作委員会
 

投稿 : 2017/04/14
閲覧 : 180
ネタバレ

橙色特別室 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

四話で断念…観るのが辛くなるのは久々でした…。
アニメがあまりにも肌に合わず、原作は一体どうなっているんだろうと気になり、電子書籍の購入を決意。購入ボタンを押した時、ふと気付く。ああ、これ完全に制作側の策略にハマってるなぁ…と。そして原作は普通に面白かった(中学までは)という、損したのか得したのか判然としない妙な気持ちになった作品でした。

おそらく、アニメを作った監督さんは、惡の華という漫画に強いメッセージ性があると勘違いしたんじゃないでしょうか。大仰な表現になりますが、ピカソやマティスの絵をあえて立体的に戻して見せつけられたようなコレジャナイ感がありました…。これなら、星の王子さまの最初の数ページの方が、よっぽど主人公みたいな男の気持ちを表現できているんじゃないかと思える、ちょっぴり複雑な心地になったアニメでした。

投稿 : 2017/04/06
閲覧 : 230
サンキュー:

8

ネタバレ

世界のノグチ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあ面白かった

人間の弱さや汚さ、そして醜さを見事に表現していたと感じた
作画や作品については賛否両論ある感じはするから好きな人もいれば嫌いな人もいるような作品だと思ったからこの場で批判している人に関しては特には言わないが、この話の真を知れば多分好きにはなれると思う。
はやく二期やらないかな?

投稿 : 2017/03/20
閲覧 : 216
サンキュー:

1

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

単行本の表紙を見ても全く興味がわかず読まなかった作品ですが、結構楽しく見れました。実写を活用した表現は効果的で間の取り方がよかった。ドロドロ感というものをちょっとわかった気がしましたww。関係ないけどクソムシって言われても自分はポカーンとするだけなのだが・・・

投稿 : 2017/02/20
閲覧 : 188
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

春日君、中の人ダメダメだね

いろいろ狙いすぎ。原作ファンは怒るでしょう、仲村さんは美人なのだよ!神々しい存在なのだよ!っていうか、主人公の演技ヘタすぎ。中の人違ってたらまだみられたかもね。

投稿 : 2017/02/18
閲覧 : 249
ネタバレ

あいき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よかった

よかった

投稿 : 2016/11/22
閲覧 : 235
サンキュー:

1

ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

恐怖と笑い、天使と悪魔、抑圧と開放のリバレッジ

ロトスコープを用いた実写的作画、そこはかとなく漂う不穏な雰囲気と気味の悪さ・・
とは裏腹に! 思春期独特の絶望(自己喪失)や葛藤を、緊迫感と共に*コミカル*に描いた作品。
作中のセリフに「恐怖と笑いの本質は同じものなんだぜ」といったものがあったが、
まさにこの作品はそれを体現したかのような出来栄えである。

もろく壊れそうな日常、差し迫る分岐点はホラーさながらの演出で恐怖心を煽り、
その緊迫感がキャラクターの珍行動に対する笑いに拍車をかける。
ゆるやかに緊張が高まっていき、一気に解放される展開はさながらジェットコースターのよう。
異質ながらも思春期の抑圧的・閉鎖的精神からの逸脱は、余韻を引く開放感に浸らせてくれる。
押し寄せる展開の中でも5話7話あたりは極まった回で、その後も飽きさせず盛り上がった。
印象が悪くとも、挑戦的な試みがあり、物語もテーマと筋があり、楽しく観れたこと。潜在的評価は高い。

それだけに最終話……、どうしてこうなったーwwwww

視聴時の感想
{netabare}
もろく壊れそうな日常 静かなる狂気 実験的挑戦的ともいえる作画・・
この目新しさにすごく惹かれた1話 めちゃくちゃ好きになるか、途中でリタイアするかになりそう。
青春期の絶望を描くというテーマらしいので、ここから堕ちていく様が見物・・・クックック・・・

花が咲いたよーぅ

2話
1話のような平凡な日常という描写もなくなり、話もサクサク進むし、
懸念してたロトスコープにもなんだか慣れてしまって、リアルすぎるモーション芸が面白いwww
もっとおぞましい・・感じなのかと思いきや、思春期的な迷走をコミカルに描いていて、
新しいギャグアニメと化している。逃げるとこやら変な髪型の女子やら田村やら笑うしかないww

面白かったよーぅ

5話 天使回
演出が神がかっていた今回。飽きさせないなー

7話 神回
なんて素晴らしい・・抑圧からの解放、破壊的な打開、重みのある爽快感を与えてくれた今話。

佐伯さんと付き合うことができて、浮かれていた春日は普通になりたいと願った。
しかし仲村さんは叫ぶ、つまらないつまらないつまらない...と。
そこで初めて春日は仲村さんに共感したのだと思う。
かつて自分も抱いていた、自分は人とは違うという感覚(他者への失望感)と似ていたのではないか。

社会的立場・道徳的観点からみれば、彼らのしたことは愚かでしかないが、だからこそ意味がある。
長い物に巻かれ、個性を没し、皮を被って善の人を演じるが、ドロドロしたものが見え隠れする。
仲村さんはそういう上辺しか持っていない周囲が大嫌いなんだろう。
それが春日と全く同じで共鳴しちゃったんだろう。惡の華が咲いたよ・・
春日は優柔不断にみえるけど芯が強いやつだ・・苦悩しつつもそこから逃げずに自分の答えをだす。

まぁこんなやつらが身の回りにいたら迷惑でしかないけど、これぞ人間って気がする。
身を縛るばかりの、誰かが正しいと決めたルールをぶち壊したくなる衝動はある。思春期ならなおさら。 {/netabare}

おススメレビュー
Kirov_7さん 作品の内側を丁寧に考察されてます http://www.anikore.jp/review/563929/
らしたーさん 作品の外側から鋭く切り込んでゆきます http://www.anikore.jp/review/577490/

投稿 : 2016/09/14
閲覧 : 412
サンキュー:

28

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作通り、奇妙な作品

非常に不思議な作画をしています。
それが良いのか悪いのかは判別しがたいてです。
声優は熱延しています。

投稿 : 2016/09/10
閲覧 : 256

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間くさい

原作は見たことない
だからアニメ?違和感なく見れる
なので作画についての評価は比較はできない
ただ、線の細かなブレ(人物静止時)が多くてフワフワした感じが目立つが
背景や建物、人の動きが際立って見える点で個人的に○
むしろ、実写じゃなくて良かった気がする
→リアルすぎて面白みにかけるし
アニメならではの演出が可能になるので映像的に実写+CGではチープになるから・・・・
人間の黒さはそういう意味でも伝わってくる

ストーリー的には
いいんじゃw
こういう話も人間くさくて嫌いじゃない

むしろ、ムズムズしてくるとこがいいw
エンディングの曲は中毒になるけどね

投稿 : 2016/09/04
閲覧 : 265
サンキュー:

3

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作は今風の萌え絵

絵が汚い気持ち悪いEDが意味不ってレビュー目立つけど、多少気持ち悪さが際立つ作画法とはいえこれが人間じゃんって。人間をリアルに描いてるんだから、そこは仕方ないし、全部の評価に1つけてる人は人間という生き物の汚さから目を背けたいだけだと思う。アニメにそういうのを求めていないって意見ならわかるけど。この作品は好きだけど、普通にかわいいキャラ絵で作り直したバージョンもあったら観てみたいとも思う。悲壮感漂うバイオリンの音色に、片言の歌が付けられたエンディング曲……自分は涙が込み上げてくる。悲しい気持ちっていうか、もう悲しさで心がこわれかけてた自分を思い出す。

投稿 : 2016/08/15
閲覧 : 307
サンキュー:

18

ato00 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

このアニメはアニメではありません。<もっと詳しく追記>

実写のようなアニメ。
はっきり言って、これはアニメではありません。
よって評価対象外です。
実写でもどうかと思いますが・・・

<もっと詳しく追記>
まず、動き・キャラ容姿がリアル過ぎて、気持ち悪い。
次に、主題歌が凝りすぎて耳障りが悪い。
エンディングに至っては最早歌ではない。
さらに、声優さんの演技が投げやりで聞いてられない。
もっと言うならば、話の進行が遅くてテンポが悪い。
その上、変な間が延々と続くことがあり、2倍速でも眠い。
致命的なのが、話の肝である変態性が理解できないし、理解したくもない。
とにかく、なにひとつ良い所がない。

投稿 : 2016/08/11
閲覧 : 572
サンキュー:

21

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいね

この初々しい感じなんかいい。

佐伯さんめっちゃかわいい。

主人公が糞すぎ注意。

終盤は、内容が意味不明。

序盤、中盤でのポイントが高い感じ

投稿 : 2016/07/18
閲覧 : 242
サンキュー:

1

Amarok さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ふつう

終わり方が台無し、とか前書いたけど、

生意気言ってすみません。早く二期見たい。原作読んでませんが、アニメは普通におもしろいです。

投稿 : 2016/06/21
閲覧 : 264
サンキュー:

2

アリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

10話で断念

自分用メモ
*1話
余計(と思われる)な会話が多く冗長
棒演技でしんどい
が、思ったよりもサクッと1話を見終えることができたので、もう少し辛抱して見てみる

*10話で断念
内容が薄っぺらく続きが見たいという気持ちにならなかった
待てども物語の膨らみがなく、退屈だった
また、「怖い」という評価をちらほら見かけたのでそれを楽しみに見ていたが、怖い要素は欠片もなく、ただおかしな青春物語という印象
尚ロトスコープなどの作画の点では個人的に好きな部類
EDは5拍子が多様されており非常に面白い曲で良かったと思う

投稿 : 2016/06/14
閲覧 : 214
サンキュー:

4

郎太桃← さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

作画が!

投稿 : 2016/06/11
閲覧 : 193
サンキュー:

1

ネタバレ

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

59点 気味悪イヨ 達人級のハイレベルアニメだと思う

よーわからんけど原作の作画は使わずに
人のモーションをそのまま2D化したアニメらしいですね。
いわゆる「ほぼ実写だけどアニメ」
人の直立してる時の微妙な揺らぎとかが無機質感がUPしてる
これを生かす為に展開が遅いのは頷ける。
個人的には5分に1回位の画像更新なピクチャードラマでもよかった
つまり映像は付加でしかないというのがこの作品の面白い所
より自分に置きかえドキドキしたり心理描写を置き換える事が出来たら面白い作品だと思う

1話見て・・・20点
{netabare}30分アニメで映画みたいなテンポは正直飽きるし
内容に光るものも無く、
内容事態はラジオでいいんじゃあ?と感じた。
好きな人には申し訳ないが・・・寝てしまう==;
そしてウトウトしてる時に鬱っぽいEDがががががw{/netabare}

2話見て・・・60点
{netabare}鬱アニメ?気持ち悪さに拍車が・・・
デスノートと同じ感覚「やめとけってw」感がw
2話の内容はギラギラ光ってたw{/netabare}

3話見て・・・25点
{netabare}展開遅いし飽きてきた。
2話にあった独特な魅力が全く感じ取れなかった。
次面白くなかったら挫折レベル{/netabare}

4話見て・・・50点
{netabare}なぜOPかわった?ケド・・・
気持ち悪いw
見ててメチャ不愉快なのに気になってしまう・・・
私なら中村さん殺してでも断るw{/netabare}

5話見て・・・60点
{netabare}怖いw怖すぎるw
中村さんのぶっ掛け強行==;
{/netabare}

纏めると
慣れって怖いもので徐々にインパクトが薄れてただただ
「どうなるんやろ?」
ってこわいもの見たさで視聴が続いてるのが現状になってきた。
そして・・・7話・・・(!?点)
{netabare}ああ・・・なぜそうなったw
「ヌルイ現実や己に渇」ってなら理解出来るが
恐らく7話の意味(心情)は私には一生理解出来ないでしょう
明日からどーすんだwww
確かに展開気になる
このラストシーンだけ表現力が段違いすぎるのにも驚いたw{/netabare}
8話
{netabare}彼女以外バレなかったみたいだがどうなるんだろ?もっと中村さんバリにぶっ壊れ系に変貌すると思ってたのにpq{/netabare}
9話
{netabare}春日君後悔処刑で逃亡{/netabare}
10話
{netabare}佐伯さんウザ回
佐伯さんもはやストーカーレベルだよ==;
佐伯「この本何度見ても解らないよ」
春日「俺も解んない」
には吹いた{/netabare}

ようやく原作者が何を伝えたい何を書きたいのか解ってきた気がしたけど最後まで見て結局解らんかったw

投稿 : 2016/05/08
閲覧 : 360
サンキュー:

6

ケンシロウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自分の中では他にない衝撃作だった

自分の好きなアニメランキングを振り返る。

第9位。
原作は未読の上視聴。
色んな意味で衝撃を受けた作品。
思春期のドロドロした関係を不気味な雰囲気で描く。
そしてあのED曲。

賛否が極端に分かれる本作だが自分はドハマりした側である。
ロトスコープを用いているため、
原作とキャラクターデザインが全く違う点が受け入れられない視聴者も多いが、
自分は原作を読まずに見たことが良かったのかすんなりと入ることができた。
加えてロトスコープ特有の実写に近いデザインが
ストーリーも相まって作品の不気味さを更に助長している気がする。

原作は完結しているがアニメは途中で終了しているため
続きが気になり過ぎて原作を読んだが、アニメはまだまだ序の口だった。
アニメの続きは更なるカオスが待っている。
あのカオスをアニメならどう描くのか非常に気になる。
個人的には是非2期を制作して欲しい。
がなかなか厳しいようである。

投稿 : 2016/04/10
閲覧 : 187
サンキュー:

3

ネタバレ

まつうら さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

原作はめちゃくちゃ面白いのに作画が好きになれない。
というか、なんで原作に忠実に作画を作らなかったのか…

投稿 : 2016/04/08
閲覧 : 183
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

琴線に触れてくる<追記>

大きく分けると

{netabare} ~
・中二病的
主人公:春日君は皆が知らないような小説に夢中で俺は平凡じゃないんだ、とATフィールド80%位に人との距離をとっている少年。彼が好きな佐伯さんは容姿端麗成績優秀。仲村さんはATフィールド全開で非社会的人間。

流れとしては春日君が、クラスで一番可愛い佐伯さんの体操着を盗み→そこを仲村さんに見つかってしまい→春日君が仲村さんに変態契約を交わしてしまい→、仲村さんに命令されて春日君が変態行為を行ってゆくと言うもの。

盗んだバイクで走り出す~♪みたいなノリを鬱屈的に描写する中二病感。学校に夜中忍び込み教室を滅茶苦茶にしたり、佐伯さんと付き合う事になった春日君は、盗んだ体操着を下に着てデートを一緒にしたりと派手さがある一方で、憂鬱さも顕著で惡の華の小説の内容、第1篇「憂鬱と理想」の葛藤を描いているとも思える(よんでないけど)

また、それをある種官能的に描いているのも深みを増す材料になっていたとも感じるし、ともあれ思春期の衝動作品は多くあるが、結構リアルで憂鬱さを溜めに溜めて、爆発させるようなシナリオは、※琴線に触れる部分があった。

・ラブコメ的
春日君、佐伯さん、仲村さん全員に当てはまる所が、自分を理解してほしいという部分。三人の癖は三者三様であるものの自分を分かってくれる春日君だから好きで偏った自我の空っぽさを肯定してもらいたいと言う、ひどく思春期的な恋だった。

最終的に春日は仲村さんを選ぶが、あの人は非社会的な人間、仲村さんを分かってあげられるのは自分しかいないと言う、これまた自分目線、自分神格化であるように思える。ただ本作は惡の華と言う元ネタがありそこになぞって文学的?にしたようにも見えるのは、古臭くも訴えてくるものがあったし、作画ホロスコープ手法によって心理描写が心象風景のようにセリフで話さづとも分かる作りになっていたのは良かったと感じる。

・青春的
色々と変態やら、文学的やらと散りばめているが、これは思いっきり青春作だと思う。中学生特有の閉塞感を色恋沙汰や、変態行為で理解して欲しい。繊細さ未熟さを大袈裟に掘り下げた作品。特に大袈裟に感じたのは大きな間。この演出で脳内補完出来るよう視聴者側に魅せている点は多きかった
_
※琴線
思い返してみて、仲村さんのキャラデザがどうのとか思いしまいましたが、本作の熱量と生々しさを観る側がどうとるか分からなくても「こうなんだ!」位の伝えようとする姿勢自体に感服って言うか、そんな気分にさせられる。ボードレールに傾倒してる様子にしても、自分もその位の年代の頃、同じような事やっていたし、その反面凄い不安に苛まれていたりもしていて、それを押しつぶす位に傾倒して安心させていた。それで、同じような感覚の仲間見つけたりしてまして。ここまで突っ切って伝えたい事を伝えようとする姿勢が大切だと改めた感じた作品に出会えた気がします。


{/netabare}

投稿 : 2016/03/20
閲覧 : 671
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごい心理描写

俺ガイル並に、すごい痛烈に心理をとらえていると思う。多数派を客観的に見ることができる。世間体や、クラスのカースト等からの圧力と自分の中身とで葛藤する様子が実に如実に描かれていると思う。

投稿 : 2016/02/24
閲覧 : 208

ソラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その人を知りたければ、その人が悪の華に対して何を感じてるかを知れ

レビュタイ通り本作も充分おもろいんだけど、本作を見た視聴者の反応を伺うってのもまたおもろいんですよね。
それは、これに対する反応でその人がアニメはもちろんのこと、アニメ以外について消費者としてどういう価値観を持っているのか、
どういう向き合い方しているのかが分かりやすく読み解くことができるからなんですよね。
あと、賛否両論以前にレビューの書き方のバリエーションが豊富でおもろいんだよね。
なので、あにこれのレビューとか定期的に覗かせてもらってます。


▪️感想

とある郊外の文学少年・春日くんが自分で自分を客観視できるようになっていき、中二病から高二病へと成長していく良い意味で薄気味悪い物語。

この話、主に3つに分類すると、
自分の変態性を自覚していて開き直り、自覚のない人間を見下す仲村さん視点。
自分が少数派な存在だと自惚れながら少数側と多数派の間で揺れてる春日くん視点。
承認欲求が高いがために少数側の気持ちを承認しようとした佐伯さん視点。
この高い自意識からくる3つのタイプが入り混じり、それぞれに賛否、共感、達観しながら成立しているわけです。ま、こういう自意識って自分が多数派であることを信じ、少数派を否定する考え、いわゆる世論が引き起こしてるもんなんだけども。

自分の個性、変態性に必死にもがき苦しみながらも向き合い続ける心情や、自分が認識できる狭い範囲のマジョリティ側に背を向けマイノリティ側(山の向こう側)へ行こうとする探究心に関しては制作者気持ちと悪の華の登場人物達とはシンパシーを感じました。
そんな登場人物達の狂った描写なんかは貴重でおもろかったです。そうやって苦しんでもがいて悩んで狂った後の傷痕が後にいい思い出になるはず。ここらへんも二次創作に対して、シナリオがおもろいのが最優先と考えるか、シナリオの中で見え隠れする制作者の心理を最優先にするかどうかで、見え方も大分変わってくるだろうけど。

扱っているシナリオ、テーマ、技法が希少でありながら、どう作品として成立させるか。希少価値が高いほど難しいが、成功させた時の達成感が大きい。ま、それは一個人の視聴者側の勝手な都合による見解であって、書き手にとっては気にせず、ただ自分が表現したいもの自分の趣味思考が大衆の趣味思考とは違っただけと感じながら二次創作として成立させている人が多いのだと思う。だからこそ斬新で感情移入がしにくい設定やシナリオでも自然に演出ができているのでしょう。

実写トレースなんてせず、そのまま実写でやればいい。という意見を聞く、確かに実写で公開されたのはなかなか好評だったらしいけど、アニメでもやってくれてよかった。
そもそも私は『アニメはこうあるべきだ。』や『実写はこうあるべきだ。』という勝手な思い込みを捨てるようにして見ていて、失敗を恐れずどんどん新しいことに挑戦していって欲しい。と思っている身勝手なタイプの人なので、あまり目くじらを立てようとは思えない。そもそもそんな固定概念が表現の幅を狭めているみたいで好きになれない。
てか、最近は感情移入できる、できないか、という論争は二の次で、少数派か多数派か、新しいのか新しくないのか、という枠組みに重きを置いてるような気がします。なのでそういう面で物事に興味あるかないかの判断にきびしくなってきてます。

てか正直技術的なことは分らんけど全編ロトスコープでやる意味が分らないっていう批判が沸くってのは絵で物事を描こうとする限界を指しているのかもしれないですね。想像画とロトスコープの良いとこどりってやり方なら色々やりようがあるみたいだけど。ま、ネタとして楽しめました。
長濱監督は実写に関しては素人だから、うまいはずがない。という意見を目にした。ならば、実写に慣れている監督さんとかの作品でロトスコープを試してみたらどうなるのかな。と単純に疑問を持った。
最近ではロトスコ演出増えっていってるようなので手書きとCGとロトスコなどの技術を上手く組み合わせて頑張って欲しいですね。

まーそもそも私は4、5年くらい前までは実写ばかり見ていた人で、近年は実写の表現だけでは限界があるなと思いながらアニメも見ているので、アニメと実写の美味しいとこどりしてるって状態、アニメも住み分けして見てます。

それと、私、一見マイノリティを擁護しまくってるマイノリティ中毒者のように見えるけど、根はけっこうミーハーな野郎でして、流行りものや話題性のありそうなのはできるだけチェックしようとするスウィーツ(笑)的な部分もあったりします。でもなんか流行ってる一定のシステムというかロジックがある程度分かってしまったら、あっさりと手放して深くはのめりこもうとしない、というなんとも冷ややかな付き合いばかりしています。

投稿 : 2016/01/31
閲覧 : 971
サンキュー:

34

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

続きが観たいけど…

2013年、衝撃の話題作&問題作となった作品。

感想を書くにあたって、久々に観返してみた。

全編ロトスコープの手法を用いて作られた初のアニメであるが、

このサイトおよび、ネット上の評価など色々見てみると、見事に賛否両論なのが面白い。

まぁ原作ファンのことを考えると、裏切られたと感情的になってしまうのも無理はないと同情できるが..

これまでのアニメの既成概念を無視したうえで、一つの映像作品としてこの作品を考えてみると、

正当に評価されるべきものであると自分は思っている。

ただ、自分が評価する点も、嫌いな人、理解できない人にとっては、全てが反対の意見になるだろう、

というのは非常に興味深く、このような作品はなかなか無いのではないか、とも思える。


ロトスコープに批判的で、実写でやれば良いという意見が多く見受けられるが、

もしこのアニメが「萌え」を売りにしたようなものであるならば、

自分も全く同意見を持つだろうが、この作品の世界観には非常に合っていると思う。
(原作ファンには気の毒だけど)

そして実写とアニメ、両方の手法を用いることが効果的な場面が随所に見て取れる。

決して実験でも奇をてらって用いたものでもないのは明らかだと思う。

何故監督がこのような手法を採用したのか?意図を考えなければならない。

ロトスコープだからこそ、従来のアニメーションの、無駄を省いた動きでは表現できない、

本来の人間の動きを描け、それによって観る者に非常に生々しさ、

不快感を与える効果を生み出せるのだから。

「気持ち悪い」「こんなものはアニメではない」これは監督の思う壺である。

これだけどんよりとした生々しさを、映像として表現したアニメが、

今までにあっただろうか?


ロトスコープにばかり目が行きがちだが、

職人による昔ながらの「手書き」で制作されている背景描写は、

劇場版映画かと思うほどのクオリティで、非常に美しく風合いがあって素晴らしい。

これもロトスコープに合わせてリアリズムを追求した結果だろう。

そして、悪く言えば使い回しなのだろうが、これらの風景を繰り返し見せる演出も非常に印象に残る。
(余談だが舞台となった群馬県桐生市では背景美術展も開催されていたらしい。)


そして、演出面で非常に印象的なのが作中のBGM。

サスペンス、ホラーで使われるような手法は、

緊迫感、不安感、圧迫感など、なんとも言えない重々しい空気を醸し出し、

また時には幻想的でもあり、間の取り方、背景の見せ方と合わさって最高の演出となっている。

特に印象的なのは8話の冒頭、人物が歩いている場面では、

OP含めるとセリフ無しで9分以上も幻想的な音楽が続くのは、正直常識破り、圧巻だ。

この場面が如何に重要かつシンボリックな場面かという事が伝わってくる。

本編からのEDの入り方も毎回絶妙だが、...インパクトの塊だ。

しばらく頭から離れなかった、よくあんな曲作ったなと思わずに居られない、

もう笑うしかない、気持ち悪い、そして最高すぎる。。

しかも、この曲はこの作品の為に作られたものではないらしい..それもある意味凄い。


内容に触れるのが後になったが、

この物語は閉塞感、虚無感、劣等感、孤独感など、

思春期に抱くさまざまな感情を生々しくリアルに、かつ退廃的にも描いている。

中学高校、部活や恋愛で充実した日々を送っていたような人間には、

なかなか共感できないかもしれないが...自分には仲村さんの心情に共感できる部分は多かった。


キャラクターに関して、

とにかくインパクトの有る仲村さんの狂気がヤバい、怖すぎる。。

中盤まで何を考えてるのか、どういう気持ちなのかは、なかなか読み取れないが、

7話の教室でのやり取り、春日が仲村さんの家に行った辺りから察することが出来る。


佐伯さんは普通の感覚を持ち合わせているかと思っていたが、

実は劣等感を抱いていた、と言うのは意外だった。

佐伯さんの心情をうかがい知るには、今後の展開がカギになってくるのだろう。

それにしても、あれだけやらかした春日に大して、大して動じてない様子を観る限り、

もしかしたら一番変態なのは佐伯さんだったりするのかもしれない..


春日はある意味中二病なのだろう。

自身が他者と違う、特別な存在だと思い込んでいたが、

実は全くの空っぽで変態以下のクソムシ野郎(自分が見下していた只の一般人)であり、

佐伯さんに相応しくない人間であるということを理解し、打ちひしがれる。

大して魅力的なキャラではないが、一番生々しくリアルでもある。

声優(俳優)に新人を起用したのも、演技は上手くはないが、逆に作った感じがしなくて非常にリアル。

今後のヒロイン二人とどのように関わっていくのか、非常に気になる。


最終話まで観て、ここからがこの物語の真価が問われる核心部分だろうと思うのだが...

第一部だけで終わらせるには、あまりにも惜しい。

終わり方を見る限り、第二部をある程度作ってるように思えるのだが、

円盤がサッパリ売れなかったようで、続きを観ることは難しいかも知れない。

本当に残念だ。。

こんな中途半端に終わるならアニメ化しない方が良かった、とも思えるし、

最終話の終わり方も続きがないなら、結果的にダメだと思う。


本作は既成概念を打ち破る手法で、

固定観念で凝り固まったアニメオタクだけでなく、原作ファンまでも、ある意味排除した。

本当に勇気の要ることであり、「芸術性の追求」という観点では賞賛に値するが、

ある意味売上げに反映されなかったのは、当然と言えるだろう。

たとえ業界人や玄人アニメファンに評価されようとも、

実際に金を落とす層にアピールしなければ、どんなに優れたものでも「商売としては」失敗である。

ここに現在のアニメ業界が抱える最大のジレンマがあるのではないだろうか。


監督は「蟲師」や「デトロイト・メタル・シティ」などを担当した長濱博史さんが担当されている。

どうりでこれほど拘った作品ができるわけだ。。
(なお、監督の拘りは円盤の副音声で、細かく解説を聴くことが出来るらしい)

自分はこの監督の作品をもっと観たいのだが、売れないと製作会社的にもコストが掛かり、

起用しにくいのかもしれない。

投稿 : 2016/01/27
閲覧 : 405
サンキュー:

6

なる@c さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

なぜアニメなのか

このアニメは全編をロトスコープで描写している。
つまり、実際の演技を映像として収録し、それをなぞってアニメ映像にしているということだ。

メリットは二つある。

一つ目は、線の多い充実した絵にできること。
単純に作画陣の作業量は増えるので、結果として主人公やクラスメイト、さらには背景までも描き込める。また、「描かない部分」も選べるので、メリハリのある絵にすることも可能だ。

二つ目は、デフォルメキャラには難しい繊細な表情をつけることができることだ。今作品は、主に春日たち思春期男女の苦悩を描く物語なので、表情のリアルさは良い要素となった。
物語後半に差し掛かるにつれ、春日の顔立ちが1話に比べて大人びて見えるのは、出来事を経て成長しているという表現なのか、ただの勘違いか。

さて、これらのメリットを軽く凌駕する大きいデメリットがある。

ロトスコープ技法を使ったことにより、大げさなパース表現や、キャラの角度がコロコロ変わるようなカメラ移動ができなくなったことだ。引きで二、三人の像を映したり、固定カメラで長々と映すことが多かった。
これだけインパクトのある内容のマンガをアニメ化するのだ。映像でも大いに暴れた方がいい。周りのクラスメイトへの不信感から、自分以外の人間が暗く巨大に見えたり、背景に黒いもやがかかったり。素人の自分なのでこの程度のアイデアしか出せないのが悔しいが、アニメ監督なら、アニメでしかできないやり方を模索してほしいものだ。

さて、こう考えると、前述のメリットがそこまで重要なものではないことがわかるだろう。
線の多い充実した絵にしたければ、本物の人間に本物の空間で演じてもらった方が良い。繊細な表情を付けたければ、繊細な表情を役者に頼めばいいだろう。後半の一部の回を除いてフィクション的表現をしていないので、正直、ドラマでいいというのが正直な感想だ。

アニメ独特の演出の中を春日が彷徨い歩く姿を予想していた筆者としては、終始、群馬県桐生市から移動しないことにがっかりしたものだ。
また、せっかくリアル路線にしたのに主人公の友人である山田役に芸人を起用し、あまつさえその芸人のへんてこな髪型を反映させるとはどういうことか。やりたいことがわからないアニメはおもしろくはないということがわかるアニメである。

投稿 : 2016/01/26
閲覧 : 312
サンキュー:

12

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惡の華のストーリー・あらすじ

中学編 クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯とつきあうことになり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。そんな彼に呼応するかの如く、佐伯も内に秘めた意思を徐々に示すようになるが・・・。
現実社会の閉塞感に自己認識を見出せず、遣る瀬無い自我を抱える3人の中学生のアイデンティティは互いに交錯し、儚い逸脱へと向かっていく。
高校編 中学校編から3年後、春日高男は中学時代を過ごした群馬県から引っ越し、埼玉県で高校生活を送っていた。ある騒動以降仲村と離れ離れになりながらも春日は仲村への思いを捨て切れず、そして抜け殻のように毎日を過ごしていた。そんな春日はあるきっかけから男子の憧れの的である常磐と交流を深め、常磐の中に仲村の影を感じていく。(TVアニメ動画『惡の華』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2013年春アニメ
制作会社
ZEXCS
主題歌
≪OP≫『惡の華』≪ED≫ASA-CHANG&巡礼『花 -a last flower-』

声優・キャラクター

植田慎一郎、伊瀬茉莉也、日笠陽子、松崎克俊、浜添伸也、上村彩子、原紗友里

スタッフ

原作:押見修造(講談社『別冊少年マガジン』連載)、 監督:長濱博史、助監督:平川哲生、シリーズ構成:伊丹あき、キャラクターデザイン:島村秀一、美術監督:秋山健太郎、色彩監督:梅崎ひろこ、撮影監督:大山佳久、動画監督:佐藤可奈子、編集:平木大輔、実写制作:ディコード、音響監督:たなかかずや、音楽:深澤秀行、音楽制作:スターチャイルドレコード

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