当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「惡の華(TVアニメ動画)」

総合得点
65.0
感想・評価
1146
棚に入れた
4510
ランキング
3539
★★★★☆ 3.2 (1146)
物語
3.4
作画
3.0
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

惡の華の感想・評価はどうでしたか?

Dave さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

最低でした。

これまで視た全てのアニメのなかで最低でした。たまたま原作漫画見たことがあったので、結構面白いかと期待したんですが、勘違いしたオ○ニー芸大生みたいなanimatorに完全にゴミにされました。【漫画は癖のある画だけど、アニメでは可愛い】ってパターンは多いですが、これほどの逆は後にも先にもないんじゃないだろうか。

「但しイケメンに限る」じゃないけど、アニメも作画がこれほど酷いと全く見る気がしなくなることが分かりました。画は酷い、声優は学習発表会レベル、曲は○チガイ。

嫌がらせでしょうか?こういうの「斬新」で良いとか思ってるのかな??視聴者には媚びないって?それって○ナニーだよね。原作レイプの典型例。

投稿 : 2024/10/18
閲覧 : 870
サンキュー:

5

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

破滅へ向かうきっかけと心理が生々しい。「僕ヤバ」闇落ち版。

「僕の心のヤバイやつ」の市川が一つ間違えると、本作の主人公春日になっていたのかなと思います。正直「僕ヤバ」の1巻の途中までいつ体操着を盗むんだろう?と思ってました(いや、チョコレートの手を握るシーンまでそう思ってたかも)。
 本作あるいは原作と「僕ヤバ」の主人公は、青春期の潔癖と自分の内部にあるエロスとタナトス。持て余す性欲と破壊衝動。そこに理屈をつけるための読書。しかも読む本は…という比較が面白いと思います。

 ボードレールの「悪の華」はどこか図書館とかで数編読んだ記憶がありますが、主人公春日の言うところの悪とはちょっと違うかなと思います。むしろ神という絶対基準を相対化させるような詩の印象がありました。
 
 悪というのは特に青春期ではテーマですよね。本作でいう悪は、学校の破壊へと向かいますが、バブル期の尾崎豊氏の抱えていた「支配からの脱出」「既存の構造への疑問」のような、社会のレールへの疑問ではありません。

 犯罪を犯す機会が偶然訪れたことによる悪による破滅という感じでした。それを加速する支配者の存在ですね。そして破壊衝動へと突き進みます。巻き込まれ型のテロリストでもありました。それが教室の破壊でした。つまり、彼の悪はいつの間にか正義へと転嫁されやらなければならない悪=確信犯となっていきます。

 ただ、パンツ泥棒に至って彼の正義は仲村さんに認めてほしいという欲望に帰結していきます。「こんなに悪い事ができる」というアピールですね。つまり、彼の中にもはや「悪」はなく「悪い行為」が目的化してしまいました。

 本来好きだったはずの佐伯さんと付き合うことができた。体操着も許してもらえた。ですが春日の心は仲村の虜になります。この辺は宗教的支配も似てきます。そう、この辺って宗教テロのメカニズムなんですよね。あの小屋はまさにあの狂気の宗教施設でした。

 一方で佐伯の春日への執着ですね。悪…犯罪を糊塗しようとして、誰も出来ない善行を行う。胆力がついて女子を誘えるようになる。秘密を持ったが故に人にはない魅力を抱えてしまった。いままで女子に感じていたハードルの高さが、自分の行い故にどうでもよくなったのかもしれません。佐伯の優等生からすると今までの男子とは全然別に映ったでしょう。ここも「僕ヤバ」とつながる部分があります。

 そして最後。破瓜の血を流すところを見せつけても、仲村には勝てません。女の執着の怖さはこの続きですね。

 市川と山田の関係は春日と佐伯そのままです。少なくとも本作の春日や「僕ヤバ」の市川に共感できれば同じことをする可能性がある。ということです。「血の轍」よりも格段に自分にとってはリアリティがある話でした。

 で、アニメ表現ですね。まあ、アニメ的魅力があるかと言われると否定的になります。しかし、この作品はリアリティが大事な気がします。何度も言いますが自分に起きるかもしれない話です。
 ですので、この表現に寄せたくなる気持ちもわかります。少なくとも萌え絵ではダメです。ただ、実写にすると日本においては役者ありきになってしまうし、感情移入が難しくなることがあります。この表現で行きたいと思った意図は汲めると思います。

 評価は普通にオール5でもいいんですけどね。ストーリーの区切りも悪くないと思います。最後が原作勢じゃないとわかりづらいかもしれませんけど。
 OPEDがちょっと文学臭に作りすぎだったかなあ…でも…まあ類例のない怪作ですからね。うん、オール5にしておきます。「僕ヤバ」と読み比べすると面白いです。

投稿 : 2024/09/14
閲覧 : 45
サンキュー:

8

kana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

斬新で癖が強いけど好き

日本のテレビアニメ初の全編ロトスコープということで。
最初は驚いたけど自分は斬新で惹かれたし好きだった。
クラスのマドンナの体操着を盗んでしまって、それを後ろの席の頭のおかしい女の子に目撃されてしまったことでそこから日常が狂っていく。まずこのあらすじだけで面白いよね。

思春期の中学生が持つどす黒い感情を見事に描いている作品だと感じた。雰囲気や音楽、演出面でのちょいホラーな感じや、ずっと暗くて鬱っぽい雰囲気は好きなので最後までとても楽しめた。でも一つ言いたいのはあの終わり方は原作読んでない人間からしたら謎だわ。続編匂わせっぽいからしょうがないけど… 結末気になって気持ち悪いので原作読もうと思いました。

投稿 : 2024/07/09
閲覧 : 33
サンキュー:

2

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

1部完って、、続きあるの、、?

いや~これは観る物間違えた。
コメントもしたくないけど何も伝わって来なかった。
何か中村ってのも何したいのかよくわからないしさ、中学生ってことでしょうがないのかもしれないけどそれに内容的に逃げてない?
本当にある本みたいだけど哲学書かなんかなのかな?こういうので目覚めちゃうとヤバいな~完全に周りを巻き込んでるし、、と思ったな。中二病はその子の世界だから全然肯定派だけど。
結局8話あたりで全部話しちゃえば良かったのに。そしたらもっと内容というか何の色もない作品になったか。結局面白くなかったけどね。。
最初だけちょっとどうなるかな~と思ってそのまま下り坂でした。

投稿 : 2024/06/06
閲覧 : 51
サンキュー:

2

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かおが。。。

ロトスコープは完全に失敗
普通にリブート望む
特に佐和のキャラデザはかわいくして
あっ、EDはかえんでいいよ 草

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 44
サンキュー:

1

横浜ゆう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ロトスコープ全編アニメ化は実写が全て

<修正版>
なんでかって?酷評過ぎた内容だっかたらねぇ。うんうん。

視聴諦めました。
個人的な意見としては、ただただ、ムリ・・・

理由①>ロトスコープの利点が欠点になっている
理由②>トレース元の実写カメラワークが何かちょっと
理由③>トレース元の俳優達の演技が何かちょっと
理由④>ロトスコープの欠点をアニメ技術でカバー出来ていない

ロトスコープの技術でアニメを撮るには、
まず実写撮影をし、それを元にして線でトレースします。
今回の作品は全編ロトスコープ制作なので、
人間の動き・演技・カメラワーク・カットをアニメ化します。

ロトスコープ自体の利点とは・・・
物理法則に則った動きが表現できる。
自然に近いというか本物の動きですからリアルです。
そのための技術と言って差し支えない。

ロトスコープをアニメ化する際に欠点となるのは・・・
物体の動き以外は極端に情報量が不足することです。
俳優の表情は殆ど反映されません。

演技(動き&セリフ)でどれだけ情報を補完できるか、
撮影技術(カメラワーク&カット)で強調できるか、
その情報量をアニメ技術でどれだけ補完して尚、凌駕するか。

ロトスコープの良し悪しは実写演技が全てだと思います。
作品の良し悪しを決定的に左右します。
コレが出来ていない実写をアニメ化しても良いものにはならない。

なぜなら、

大きな動きは良いかもしれないが、僅かな動きは不得手な技術。
線がぶるぶる震えて見ていて不快になる。

「止まる所はびしっと止まる!ユラユラしない!」
「動くときはオーバーリアクションで、技術を活かすように!」
と、技術に見合った演技指導する人間はいなかったのかな?

動きがロトスコープの「線」で限定表現されてしまい、
表情も分からない、ただ線の人型がグルグル回っている印象。

アニメ特有の動き表現である色や影の描き方で補完されていない。
アニメ技術で表情表現をカバーせず、表情もトレースしている。
何も考えずにトレースすることで精一杯って気がします。

個人的には、ロトスコープで制作する素材とするには、
むつかしい題材じゃなかったでしょうか?と思います。
他にいっぱいあるのに、チョイスした意味が分かりません。

投稿 : 2024/02/09
閲覧 : 267
サンキュー:

9

こま さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ただただ気持ち悪い…。

2019年10月時点で累計発行部数は300万部を記録している大人気作品。
『このマンガがすごい! 2011』(宝島社)のオトコ編で第10位にランクインした。
オトコ編てなんだろう?
中身はともかくとしてマンガは分かる。

マンガはまだ良かった。中身が気持ち悪くても絵がまともなのでまだ見ていられた。
とはいえ内容が内容なので途中で読まなくなった。

それに対してアニメは作画すら気持ち悪い、その中でも顔がとにかく気持ち悪かった。
リアルに近い描写が気持ち悪さをコレでもかと際立たせていた。
その上主人公のやってる事がやってる事なのと、ヒロインが更に追い討ちをかけるのがもうホント…。

1話途中切り。

投稿 : 2023/12/04
閲覧 : 91
サンキュー:

3

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

花が、華が、ハナが。。咲かなかった。。ワタシには

街に巨大な惡の華の絵
リアルたっちな作画
体操着を盗んだ主人公とそれを知る中村という同級生
どうなる?って展開でEDに不思議なテイストの唄
要所要所にはいるタブラ

面白そーっと数回は期待大

アングラに近いお芝居も観てたので特に抵抗もなく見てましたが。。
8話くらいで
あれ?偉そうに指示してるけど仲村って何にも成してないじゃん。。。っで急速に冷めてそっから早見
とはいえラストにどんでん返しなりちゃぶ台返しなり。。

ねーのかいっ
っとこちらが仲村になりかけました。。は、作者の意図か。。
なわけないか

こういう人達が
よくニュースで見る変な洗脳された他人で構成された家族
親にキレまくる引きこもり
DQN
集団でイジメするやつ
になるんだろうなぁとは思ったり

親は恐怖でしょうね。。

父子家庭になにか言いたいわけではないですが
あれでは結局は片親で不満を上手く消化できないから
操作できそうな同級生を捕まえただけじゃん。。
そうじゃなければ彼女は一人でも何かやるだろうしね

続きがあるのかもしれないけど13話まで観てこれかぁという落胆だけが残りました。。

前衛アート的ではあったけどね
唄も後半は歌詞変えればまだ良かったかな

こんな話作るとはすごい才能とは思いますけどね

投稿 : 2023/02/15
閲覧 : 126
サンキュー:

5

白毛和牛 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

とにかくキャラ作画がヒドイ

この作品はとにかくキャラ作画がヒドイし
またストーリー内容やキャラクター自体が不愉快で
全体的な印象としてはひたすら暗鬱としただけの作品でした。
そしてED曲はインパクトが物凄く強いけど完全にネタ曲にしか見えませんでした。

【評価】

17点・E級

投稿 : 2023/02/05
閲覧 : 119
サンキュー:

1

まるQ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現実より マシ

ガッキー似の同級生を桃李似の中学男子が好きになる物語。
性的に未熟な中学生の普通の日常を「端的に」描いた作品。
理性と生物の違いを理解できない未発達な脳と体の葛藤を描いている。
 
・人を独りぼっちにしてはいけない
・寂しんぼの琴線を見つければ支配できる
・核家族はしょうがないけど子供(兄弟)は沢山つくろう
 
『携帯、スマホ の向こうに繋がりを求める 変態達へ』
が主題なアニメでした。

私は、健全な剣道少年でした。 が、
小6の頃、蘭ちゃん似の女の子から 学校ですれ違う度に 股間をつかまれたり摩られたりされてました。
中2の夏休み 有馬稲子似の女子に、彼女の自宅のベッドに誘われ「して」と無理やり脱がされそうになり 驚いて逃げ出しました。
高2の夏の合宿の夜、ジュディーウォング似の高3の先輩に公園に誘われ
「できるよ・・」と 咥えられ そして導入されました。
学力や体力はあっても、性的な知識も欲求も無かった当時の私は
女子の欲求の強さに 押されるままでした。
高3の夏合宿が女子バレー部と同じ期間でした。
女子バレー部の美少女の股間 スポーツバッグの中の汗だらけの下着
吐き気がするほど クサい臭いでした・・・
 
このアニメを見ていると「俺よりマシだなぁ もっと恐ろしい現実が未来にあるよ。」と 感じます。
低評価の方が多いかと思われますが、
私にとって、現実にある リアルな物語です。
『独りぼっちって 世の中を知る事ができない。』
そんな、本当を伝える怖いお話しです。

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 218
サンキュー:

2

Aic さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

つらかった

5話ぐらいで断念したのですが、見るのが本当につらかったです。

主人公の行動に毎回すごくイライラして、さらに赤い髪の少女も謎な行動ばかりをとり、そしてその行動に主人公があたふたしすぎで、さらにイライラ。

これで、作画がまだ最近の感じであれば、我慢できたのかもしれませんが、ちょっとこのイライラを我慢させられるような作画ではなかったので、断念しました。

自分は一度見始めたアニメは最後までなるべく見ようという思いがあるので、断念するのは本当に迷いましたが、これは見る前に心構えが必要だし、30分間続けて見ることは毎回できないし(イライラで)、ちょっと時間を無駄にしすぎるなと判断したので断念することを判断しました。

ちなみにさっき作画を批判にとらえられてもおかしくない発言しましたが、こういう作画も普通に面白いとは思います。ただ、このアニメでするべきではなかったかな思うだけです。

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 324
サンキュー:

3

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ストーリー自体が人を選ぶと思う

鬱アニメということで視聴。
ひぐらしやまどマギ、Anotherのような救われない系というか、胸糞悪い気分になるようなもの(褒めている)かと思っていたが、違った。
胸焼けするというか、気持ち悪いというか、むかつきすぎて吐き気がするといった感じ。


個人的にはストーリーもキャラも大っ嫌いだが、ここまでのドロドロさ、気持ち悪さを出せるのはすごいとは思う。リアルかどうかはさておき。


主人公も仲村も頭がおかしい。主観しか持っていなくて、”普通でない自分”に酔っている。それが中二病と言われれば、大枠ではそうかもしれないが、そこまで独善的で周りの迷惑を全く考えていない人って少数なんじゃないだろうか。少なくとも、私の周りにはいなかった。

評判を見ていると、共感できるや哲学、心理学が好きな人におすすめというのが複数見受けられたが、哲学や心理学が好きで中二病な私には合わなかった。

主人公と仲村さんが何をしたいのかわからなかった。周りのことを見下しているのに学校にはちゃんと通うんだ笑と思ってしまった。不良のほうがまだ理解ができる。

後々、そんな言動をしていた理由がわかるようだが、そこまで見れなかった。

作画に関しては、個人的にはリアリティーや不気味さを出すのに合っていたと思う。EDも癖があったけど、不気味でよかった。
ただ、人物の塗が平面的過ぎて背景と浮いていたと感じた。女の子の唇は肌色のままなのにテカってたのが違和感がありすぎた。

投稿 : 2021/03/24
閲覧 : 320
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

学園ラブコメじゃなくって学園ラブホラー

背景はとってもきれいで本物みたいに見えた
それで人も本物みたいでアニメみたいじゃないの。。
なんだか映画のアニメの絵みたいな感じなのかな
人をかいてる線もずっとプルプルうごいててヘンな感じ

OPもEDも暗くっておはなしもコメディみたいなのなくって
音もちょっといつも雑音みたいなのはいってて
むかしの映画みたい?

見てて気もちがわるいアニメで
音とか音楽がだんだんホラーっぽくなってきて
おっかなーい感じ。。

おはなしはふつうのちょっと暗い男子の学校生活かな
そんな感じでこれからはじまってくみたい
ちょっと大人の人向けなのかも。。

2話目
{netabare}
春日くんが
佐伯さんの体操着にさわろうってしてたとき
にゃんは自分がやろうってしてるみたいにどきどきしちゃった。。
そのあとの春日くんの気持ち
すっごいつたわってきちゃった。。

中村さん。。わるい人。。
春日くんをおどかして
それで「逃げた。。」ってわらっちゃった。。でも
どうしてわらっちゃったんだろう。。

みんなにばれたらもう死んじゃう。。ってゆうくらい
にゃんだったらはずかしいけど。。

にゃんがされたら
した人ってぜったい変態だって思っちゃうなぁ。。

さいご中村さんと契約?
あんなことになっちゃってどうなるんだろう。。
どきどきしながらずぅっと見てたら
いつの間にかおわっちゃってた

ホラーよりもおっかないお話しだった☆
{/netabare}

3話目
{netabare}
このおはなしって春日くんが変態なのかなぁって思ってた
でも中村さんがほんとはそうだったんだ。。

暗い思いがいろいろありそう
でも中村さんも春日君も変態かもだけど
かってに決めつけちゃうクラスの人たちも
2人とあんまりかわらないんじゃないのかな。。

にゃんは小学校のときいじめられてて
学校なんかなくなっちゃえばいいのにって
ほんきで考えて{netabare}{netabare}{netabare}{netabare}{netabare}{netabare}{netabare}学校にマッチもって行ったことがあるから
2人の暗い気もちなんとなくわかる気がするよ。。

にゃんは放課後の教室でずっとどうしようってまよってて
やっぱりこわくってできなかった。。{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}
だれでも人にはゆえないこととかあるんじゃないのかなぁ。。
にゃんのほかの人ってみんないい人ばっかりなのかな。。
{/netabare}

4話目
{netabare}
いいことするときもわるいことしちゃうときも
ほんのちょっとしたことでやっちゃうんだよね。。

春日くんは変態かもだけど
いいところもあるふつうの人なんだって思う

佐伯さんはいい人だなぁ。。
にゃんは今までこんな人見たことない
クラスできらわれてる人をかばったり話しかけたりしたら
じぶんも仲間になっちゃうから。。

中村さんが出てくるときってとってもこわい。。
ホラー映画とかでお化けが近づいてくるときより
ずっとこわい。。

中村さんってとってもヘンな人
ほんとうの変態みたい。。
たぶんにゃんはぜったい仲よくなれないかも

でもにゃんは春日くんたちのクラスの人より
中村さんが好きかも。。
人のこと気にしないで自分のしたいようにしてる
中村さんがちょっとうらやましい。。

OPかわったけどやっぱりヘンな感じ。。

佐伯さんと春日くんどうなっちゃうんだろう。。
{/netabare}

5話目
{netabare}
いつも思うけど背景がとってもきれい
見なれてきたのかなぁ。。
人の顔もかっこよかったりかわいく見えてきた^^

中村さんが次に何をするんだろうって
すごいドキドキしちゃうんだ。。

ふつうのラブコメだったら
告ったりキス。。キス。。キス。。ってドキドキしちゃうのかも
でもこのおはなしってもっとドキドキする。。

水をかけてにげて
佐伯さんは気がつかなかったみたいだけど
中村さんこれからどうするつもりなのかな。。

春日くんは佐伯さんとつき合えるうれしい気もちと
いつばらされるか分からなくってこわい気もちと
毎日どんな気もちなんだろう。。
{/netabare}

6話目
{netabare}
やっと付き合いはじめたかなぁって思ったら
また中村さんのじゃまが入った。。

春日くんはきっと中村さんに会わなかったら
ふつうの男子だったのかも
でも
まちがった事しちゃったのかくして付き合ってて
心がいたくならないのかな。。
(本当のことゆったら絶対きらわれちゃうと思うけど)

中村さんはわるい人だけど
春日くんもわるいことしちゃったんだから
平気でたのしく付き合えるはずないって思う。。

ふつうのアニメがラブコメだったら
このお話しってラブホラーだよね
いつ本当のことがばれちゃうかもとか
いつ不幸になっちゃうのかなぁとか
見ててこわくなってきちゃう。。

でも
だんだんあきてきたかも。。
ホラーとかもただこわがらせてばっかりだと
だんだんあきてくると思うの
そんな感じかなぁ。。
{/netabare}

7話目
{netabare}
春日くんは佐伯さんのすなおな気もちを感じて
なやんで苦しんで
ほんとうの自分をかくしてられなくなっちゃって
自分もすなおになりすぎちゃったのかなぁ。。

中村さんはヘンな人だけど
「うまく佐伯さんにだけ。。 むしが良すぎる。。」って
やっぱりそうだよね。。

かくしごとはやっぱりよくないって思ったら
みんなからばかにされたって
ほんとのこと言ってあやまったほうがいいと思うなぁ

でもそれが出来ないんだったら
中村さんにクソムシ!とかいわれてもしょうがないよね
それでずっとかくしてかくして
みんなの目とか気にして生きてかないといけないのかも

春日くん
みんなにばかにされてもきらわれてもいいからあやまるか
ずっとかくして佐伯さんとかみんなとうまくやって
ほんとの自分と中村さんにばかにされてきらわれるか
どっちかしかなくなっちゃった。。んだよね。。きっと。。

だからさいごは「惡の華がさいた」んじゃなくって
春日くんがこわれちゃったんだって
にゃんは思うよ

ホラー映画とか見てて悪霊とかにとりつかれて
おかしくなっちゃう人がいるでしょ。。
たぶん春日くんって中村さんにとりつかれて
おかしくなっちゃったんだって思う

お話し見おわったら
なみだがいっぱい出てきちゃったよ。。
春日くんがかわいそう。。だったからかなぁ。。
{/netabare}

8話目
{netabare}
2人で手をつないでなんにもおしゃべりとかしないで
10分くらい歩いてたのかな。。
あんなことしちゃって
春日くんたちなにをかんがえながら歩いてたのかなぁ

中村さんはたのしかったみたい
春日くんは。。

夜明けのまちってにゃんはあんまり見たことないけど
なんだかフシギな感じだね。。
これから明るくなってくのにちょっとこわいの
でも10分くらいって長かったなぁ

あぁ。。これからどうなっちゃうのかなぁ。。って
どきどきしちゃって
これからなにかありそうなときって
こわくってだんだん気もちがわるくなってきちゃうから。。

ろうかを歩いてくときはもっとおっかなかったなぁ
音も心臓のどきっどきっ。。って
ほんとうにホラームービーみたいだった。。

このおはなしって春日くんが主人公だけど
なんだか中村さんが作ってるみたいってにゃんは思う

絵とかもかわいくなくって
線がいつもふるえてて
音とかもきもちわるくって
何もはなさないでずっとあるいて

わざと見てる人にきらわれようってしてるみたい。。
これってみんなからきらわれても
自分がやりたいことやってたのしんでる
中村さんみたいでしょう?

「おめーらクソムシなんかに分かんねーだろ!」
とかゆってわらってる中村さんの顔が見えるみたい。。
{/netabare}

9話目
{netabare}
すごいね。。このアニメ
にゃんにもみんなの気もちが分かるみたい
(中村さんがかんがえてることってよく分からないけど。。)

佐伯さんってとっても春日くんのこと好きなんだネ
きっとずっと前から春日くんのこと気になってたんだと思う。。
いつもむずかしい本とか読んでて
みんなとちょっとちがうこと考えてるみたいだし
(ちょっとイケメンってゆうのもあるのかも。。)

春日くんはそんなに思ってくれてる佐伯さんのこと
やっぱり好きすぎて
自分はダメすぎて
合わないって思ったのかな。。

お母さんにも知られちゃってどこにもいる場所がない。。って
でも中村さんなら大丈夫って思ってる
ほんとは佐伯さんとかお母さんにいった方がいいって思うけど
中村さんが春日くんのいる場所なのかなぁ。。

2人で自転車にのって。。
どんどんわるい方にいってるみたい
大丈夫なのかなちょっと心配
{/netabare}

10話目
{netabare}
春日くんは佐伯さんのこと天使みたいに思ってて
でも付き合うとふつうの人間になっちゃって
それって春日くんの思ってる佐伯さんとはちがう。。
そんな感じだったのかな。。

佐伯さんが春日くんを好きになったのって
自分には分からないむずかしい本を読んでて
自分には分からないむずかしいこと考えてそうだったから?
だからそんな春日くんのこと知りたいって思ってたのかな。。

でもほんとの春日くんって
ふつうのばかな男子。。
ふつのクソムシ。。

だから佐伯さんがいい人で
ほんとにほんとにいい人で
そんな春日くんでも好きでいてくれて
どんどんほんとの天使みたいに見えてきたのかなぁ

春日くんって
ほんとの天使には近づいたりできない人なんだ。。
でも中村さんって春日くんとおんなじ
ヘンタイでクソムシでやっぱり仲間。。になっちゃうのかなぁ

ぜんぜんコメディじゃなくって
とってもくらい。。

にゃんは見てて
だれのことか分からないし
どうしてかもよく分からないけど
でもなんだかとってもかわいそうで
とちゅうから泣きながら見てた。。

ほんとにかわいそうなのって
だれなのかな。。
春日くん?佐伯さん?それとも中村さん?
{/netabare}

11話目
{netabare}
からっぽだった春日くん
でも今まで生きてるみたいに見えてたけど
今はホントに死んじゃったみたいだ。。

死んでる時間ってゆっくりゆっくり

死んでる時間ってゆぅっくりゆぅっくり

ゆめの中で歩いてるながい道
惡の華がさきはじめて
惡の華がいっぱいさきはじめて
その中に中村さん1人ぼっち。。

春日くんって
やっと自分のしたいこと見つけたのかなぁ
中村さんを1人にさせないって

それってもしかして。。
わるいことなの?
でも
からっぽのまま生きてるよりいいのかも。。

春日くんどんな作文かくのかな
{/netabare}

12話目
{netabare}
春日くんとうとう中村さんの家まで行っちゃったね。。
にげてる中村さんをおいかけてなんだかストーカーみたい
そして中村さんの部屋ものぞこうって。。
ほんとのヘンタイさんになるつもりなの?

中村さんもとっても変わってる人だけど
お父さんたちってふつうでいい人みたいだけど
中村さんどうして?
にゃんも中村さんのこと気になってきちゃった。。
{/netabare}

13話目
{netabare}
とうとう入っちゃった。。
入るなクソムシって書いてあったけど
春日くんはほんとの変態になったから
クソムシじゃないのかも。。

今までのこと思い出してたの分かったけど
ナイフがでたり
血が出てたり
あれってなんだったのかな?

春日くんと契約して
この町で。。って言ってたけど
それから2人でいろんな事件をおこしちゃったのかな
いろんなことが分からないけどおわっちゃった。。

1部って書いてあったから
まだつづきがあるのかな
これから2人はどうなるのかな。。
{/netabare}


見おわって



「闇芝居」ってゆうホラーアニメがあって見てたけど
よくあるパターンって

ちょっとずつ気もち悪い影みたいのが近づいてきて
気がついた時には逃げられなくなってて
さいごは自分もお化けになっちゃう

ってゆう感じかな?
それだったらこのおはなしってほんとにホラーで
お化けの代わりにサイコな女子が。。


絵も音楽もお話しもホラー映画とか見てるみたいで
ぜんぶ気もちわるいからおすすめしない。。
見おわると暗くなっちゃうかも

でも
気もちがすごく伝わってくるお話しで
見ながらいろんなこと考えられるから
そうゆうのが好きな人向けなのかも?

もしかしたら本当の変態さん向けかな?

投稿 : 2021/03/04
閲覧 : 2033
サンキュー:

240

しりゅう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ただの胸クソ鬱アニメ

作者?のアニメアニメしたキャラの可愛さの排除をしたい願望やリアルを追求したい願望によって。

せっかくのヒロインが本当に好きになれない顔であり、版画のようなガタガタな作画でストーリーも常に憂鬱になりそうな中学生活が描かれている為、精神衛生上良くない。

胸糞アニメだと分かってみる分には面白いが知らずに見たら時間を無駄にしたと、そう思うレベル。

投稿 : 2021/02/11
閲覧 : 194
サンキュー:

3

ネタバレ

ささはら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

春日は変態か、変態じゃないか

鬼滅みたいなアニメが世間では流行ってて理解できない!こういうアニメの方が面白いのに!私はみんなと違うんだッッ!
……あれ?私、春日じゃん(笑)

というのは置いといて。
究極の変態を求める厨二病の鑑、中村さん
変態性を受け入れ、なぜか春日に執着する佐伯さん
「自分は人と違う」と信じたい少年、春日。
前半の春日は、自分は変態じゃない、佐伯さんに見合った清く正しい人間になるといわば普通の人の道を選ぶ意思が見られます。
中村さんに脅され、意思の弱さゆえ変態に仕立て上げられている面が大きいし、
体操着を盗んだことを隠しながら佐伯と付き合うのは無理だ、と罪の意識に苛まれているのも変態ではない
事実かと思った。
このように、前半は「春日は本当に変態なのか?」と考えながら見ていたのですが…

8話あたり、中村か佐伯か選ぶシーンで春日は「どっちを選ぶ資格もない!」と叫んだとき、
これはどっちの女を選ぶか、という問題ではない
中村を選ぶ→ 変態性のある人と違う自分の道を選ぶ
佐伯を選ぶ→罪は認めつつも普通の人として生きる道を選ぶ
ということなのでは?と推測。
つまり春日は変態にも普通の人間にもなれない、と叫んだのです。
確かにそれは彼の答えとして正解かもしれない。これが前半、春日は変態なのか否か分からなかった理由だと思います。

そして後半、中村さんの本当に求めていたものは
ただの変態ではなく、鬱屈し大多数が正とみなされるこの世の中をぶっ壊してくれる仲間だったのだと。
きっと、「自分は人と違う」と信じたくて生きてきた春日と通ずるものがあったから、彼はなんだかんだ中村さんの横暴とも取れる行動を受け入れて来たんだなと思いました。
本気出して中村を拒否することもできた。佐伯が体操着のことは良いと言ってくれたのだから反省してまともに付き合う道もあった。
でも……元はと言えば、全ての始まりは体操着をぬすんだところから。中村と関わるようになったのも、佐伯と付き合えたのも、自分の異常性から起きた結果なんです。
この事実を受け入れたのか、それとも振り切ってまともな道に戻る勇気もなかったのか。(個人的には後者だと思います) 結果、春日は中村を選ぶ=人と違う自分としての道を選んだのではないでしょうか。

まあ…視聴者としては佐伯さんが許してくれたなら選べ〜〜!普通の道に戻ってくれ〜!という気持ちで見てました。だめでしたけどね( ; ; )

押見修造作品好きなので、アニメの絵面がホロスコープなのをなにこれ〜〜普通にアニメ化してよ!!とガッカリし食わず嫌いしてたのですが見て良かったです。ドラマのような感じで、キャラ化した人間の表情や表現に左右されずにリアリティのある心情描写が際立ったと思います。

こういう、見た後に何日も考えさせてられるような作品が好きです。ですが、アニメは中途半端なとこで急に終わってそこだけが残念……最後まで描き切って欲しかったなあ。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 227
サンキュー:

5

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後味の悪さではピカイチ、まさに悪の華

原作は未読ですが、出回っている絵柄を見たら、これも綾波のような美少女キャラですが、このアニメのものは違います。3Dアニメですが、この作品の場合悪意から描かれているとしか思えない作画の場面が多くて、見ていて不快感の方に針が触れる事が多かったですが、最後まで視聴してしまいました。この手のものは邦画作品に数多くあるようですが、「嫌だけど続きを見たくなる」欲望をうまく逆手に取られた形です。それぐらいストーリーがうまく作られている。ある地方都市の目立たない学生が主人公で、これもエヴァのシンジくんのようなキャラです。あとは言わぬが花ですが、ラスト、わりとあっけない幕切れになっています。え、そのクソムシの子の家庭問題で終わるのかと思いました。原作はまだ続いていたようですが、続きを見たいとは思いません。この三角関係が続いていくだけだと思います。しかし作劇のリアル感、いかにも学生の日常生活で起こりそうな事件の数々は、見ていて目が離せませんでした。ものすごくマニア向け作品だと思いますが、放映当時は少しは話題になっていたと思います。

投稿 : 2020/10/05
閲覧 : 285
サンキュー:

7

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 5.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

…やっと、吐き出したね、でも、おまえの中身は蝿よりただれてるよ

純文学的なアプローチというのか、ロトスコープという手法や極端に長い間の取りかた等、アニメやドラマのお約束を排した表現をしようとしている作品。
各種デザインや不気味なEDも大時代な雰囲気で純文学っぽさを表現していて、本棚にしまいこんだ本の古びた紙とインクの匂いがするような作品です。
ただし、観客には激しくストレスを感じさせ、娯楽要素はまったくありません。

作者は手間のかかるロトスコープや、朝焼けのシーンの背景に見られる芸術的な表現といった、
作画に関してなみなみならぬ意欲をもって製作にあたっていたことが見て取れます。
正直アニメに分類してよいのかと思える作品ですが、この手法によって作品で語られることがアニメの絵空事ではなく、
かといってドラマの作り物臭さもない奇妙なリアリティを身にまとっています。
また観る側にとってもアニメともドラマとも違う、お約束の観方が通用しないものになっていました。

思春期特有のモヤモヤや鬱屈した感情、自分は特別だと思いたい欲求とそれを裏付ける力も経験も知識も無い不安定さ。
そんな時期に急激に膨張する性的な衝動は、真面目な少年ほどそれを罪悪視しがちで、知識も経験もない彼らはそれを持て余してしまいます。
春日君はそこを仲村さんに衝かれてしまい、自分の身に生じた、自分だけの世界では解決できない問題に直面することになります。
仲村さんは自分だけでは満たせない欲求を春日君に抱きついて満たそうとしているだけで、彼女が言うことは出鱈目な決めつけでしかないのですが、
春日君にはそれを撥ねつけられるほどの論理がなくて、自分はそうなのかと思ってしまい、閉塞的な状況にどんどん追い込まれていってしまいます。

この作品は閉塞感に覆われています。
錆だらけの風景は観ている者に、街が衰退に任せるがままの不安と、それを打開する手立てが見つからない閉塞感を感じさせますが、
それはそのまま春日君の感じている閉塞感そのものです。
この作品の観客は春日君よりもずっと年上になるでしょうが、思いどおりに動いてくれない春日君を見て、
彼を救う方法を知っていることがかえって余計に閉塞感を感じさせる原因になり、半端ではないストレスを募らせることになるでしょう。

と、こういったあたりが語られる作品なわけですが、この作品にとって幸運なのか不幸なのか、
それよりもずっと、否応なく関心をもたれてしまうのが「ロトスコープ」をはじめとした映像や演出でしょう。
ロトスコープというものは実写から情報の一部を切り出したものですが、さらにこの作品では作画の手間とスケジュールの両立という事情のために、
実写や通常のアニメにくらべて情報量が大幅に削ぎ落とされています。
そのためアニメとして「笑った」「走った」というレベルの描写はできても、繊細な表現はほとんどできていませんでした。
これは若い役者の拙い演技をカヴァーする効用はあったと思いますが、
ほとんどの繊細な表現はカメラに写る役者の姿ではなく、声優の演技に頼っているものでした。

そういう手法を制作者がどういう狙いをもって採用したのかいまひとつ判然としないものがありましたが、無理矢理にでもその意図を忖度してみると、
大幅に情報が削ぎ落とされているために、観客は情報を脳内で補完することによって再び回復させることを強いられます。
そうしてその部分がリアリティを感じさせることを狙ったものなのかなと思います。
また別の面では情報の大幅な欠如は、キャラの表情から何を考えているのかを読み取りにくくするので、
これはその能力自体が未熟な思春期のとまどいを、観客に共有させることも目的にあるのかなとも思いました。

もっともそうだとするとこれは両刃の剣で、肝心の春日君の仲村さんに対するこだわりはこのために共有できませんでしたが。
モニター越しで観ている状況では、演じた役者さんには悪いんですが、仲村さんは超がつく美少女であってくれないと春日君と同じ思いにはなれないです、
嫌悪感の方がどうしても強くなって、「仲村さんと一緒に堕ちてもいいか」という気持ちにはなれません。
結局のところ、作品を観るかぎりこの手法は洗練がまだまだ全然足りていないと感じるものでした。

構成についても、最終話では後半が2部の予告編のようになっていたのは首を傾げるものがありました。
そこに垣間見えた映像からは、春日君はさらに堕ちてゆくらしいことが見て取れ、内容もかなりドラマチックな展開がありそうなのですが、
こうなると今まで観てきた1部の意義がよく判らなくなります。
予告映像からは春日君が犯罪めいたものまで関わるように、エスカレートしてしまうらしいことがうかがえ、
普通の少年の行動範囲に収まっていた印象の1部とはかなり事情が違っているように見えます。
ここまでは多少の暴走はあっても「当人にとっては大問題、でも成長がいずれそれを解決する」という少年の身辺世界限定の物語だったのが、
そこから乖離するらしいこの展開は物語としては大幅な変質です。

思春期の物語としては、春日君が中村さんの思いという「他者の思いの存在」に気付いた、精神の成長を描いた時点で、
綺麗に纏めることができたはずで、それをなげうってまでこの変質したものを予告編という形で唐突に突きつけてきたのでは、
作者がこの物語で何を見せたかったのか意図が見えにくくなりますし、また今期のうちに描いておくべきだった込み入った物語、
2部に向けての布石を置くことを、ブン投げてしまったようにも見えてしまいました。

特徴的な非常識なほどの長い間は、その間に春日君が何を思い、どういう気持ちなのか想像するのに充分な時間を与えてくれましたし、
ロトスコープで情報量を抑制して観客に脳内補完を要求したこと等々、
観客に対して作品に受身ではなく自らアプローチすることをいろいろと促していた作品だと思います。
それは非常に野心的で意義のあることですが、反面洗練度の低さや終盤の構成への疑問など、いろいろ課題も残った作品だと思います。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 315
サンキュー:

3

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしき青春謳歌卍アニメ

惡の華、という小説は読んだことがないので、読むとさらに面白いのだろうか?
ASA-CHANG&巡礼のあの名曲が主題歌ということを知って気になったのがきっかけで観た。
確かに、「アニメオタク」側の人間が好むような雰囲気は持ち合わせていないかもしれない。
寧ろ、アニメ感はほぼ無い。驚くほどリアル。
「声優が話している」感触が全く無い。そこが良い、そこが良いのである!

中二病を題材にした作品は他にも沢山あると思うが、私はその中でもダントツこの作品が中二病の痛々しさを物語った、最強に胸糞悪くも青春謳歌しているクソムシ卍アニメだと思います。(褒めてます)
ナカムラさんの動きが、マジこんなやついる…!って思う動き。
主人公が「本当痛い奴ばっかで疲れるな、俺はお前らとは違うんだよ、お前らに俺の気持ちなんかぜってーわからねーし、お前らの気持ちなんて知らねーよ」と叫ぶお話です。
これのどこが鬱アニメなのですか?
素晴らしき青春モノではないですか。
酷評しているそこのあなた、ナカムラさんから言われてますよ、クソムシってね!

心の底から、シーズン2を待っています!

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 332
サンキュー:

6

rikeryun さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いやもうぶっちゃけ

この作品は良くも悪くもぶっ飛んでますね。

全編ロトスコープ描写ということもあり、
映像はかなりリアリティです。
肝心な内容もリアリティです。
というか生々しいです。えぐいです。

ギャグアニメではないのですが、ぶっ飛びすぎてて
腹抱えて笑って観てました。

投稿 : 2020/02/25
閲覧 : 256
サンキュー:

4

MMA原理主義者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメでは完結しません

原作既読。
原作とずいぶん絵柄が違っていて、なおかつ人物を全編ロトスコープにしたのはかなり好き嫌いが別れそうですけど、内容が生々しいのでこれはこれでありかなと思いました。
物語も原作準拠でよくできていて、音楽の使い方もいいんですが、売れなさすぎて続編は作られそうもありません。
ちゃんと完結していればもっと評価は上がったんですが…。
続きが気になる人は原作の4巻の21話から読むといいでしょう。

主人公はともかく、両ヒロインを演じた伊瀬茉莉也と日笠陽子が素晴らしかった。

投稿 : 2020/01/17
閲覧 : 297
サンキュー:

3

うぐいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観ると暗い人間になる

「お母さんを泣かせるような事しちゃダメだろ」
似たように怒られた事を思い出し、こんな怒り方されてもいくら考えたって分からないはずだし、ただ「ごめんなさい」と謝るしかなかった。
説明しろと言われたって自分でも自分が分からない事だって沢山あった気がする。
それなのに頭を下げさえすればひとまず許される。
自分が大人になって、子供の頃大人が絶対だと思っていた事を悔しく感じた事を思い出した。
それにしても主人公は魔が差しまくり。
仲村さんを妙に色っぽく描いていた。
文学的なところはよく分からないが、こんなに暗くえげつなく表現する必要があるのだろうかと思った。
声優は主人公に新人を起用したのは良かった。
第一部完とは何なのか。

投稿 : 2019/12/21
閲覧 : 277
サンキュー:

2

ネタバレ

ostrich さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

必要になったら、勝手に観なよ。

本作の監督である長濱博史の監督デビュー作「蟲師」は、私にとってテレビアニメ作品のマスターピースであり、本作も監督名からたどり着いた。

彼はどちらかと言えば、職人的な監督だと思ってたので、原作の内容といい、ロトスコープといい、これほど挑戦的なことをするのは意外だったが、嬉しい誤算でもあった。
私は作家性のある監督のほうが好きだ。視聴者の顔色を窺うようなことはビジネスマンがやればいいのであって、そんなことに拘泥するクリエイターはクソムシだ。そんな輩はクソムシの海に沈めばいい。

いや、うそです。ごめんなさい。言ってみたかっただけです。すいません。

ただ、この原作ならば、やっぱり、挑戦的な姿勢は必要だったと思う。すべての作品が視聴者の顔色を窺ったようなものになるならば、アニメ業界全体がクソムシの海と化すだろう。
クソムシの海の中で、退屈し、苛立ちを抱え、「つまらない」と叫び続けている原作に対し、本作のアプローチは絶対に正しいと私は思う。絵柄を似せれば原作に忠実になるわけではない。

■ロトスコープ、および、作画

ロトスコープを用いたことで、思春期男子の重心の不安定さや、思春期女子の尻の重たい感じが表現された。ここが、個人的にはとてもよかった。
建物のシミまで描きこむ背景とあいまって、私は私の思春期を、さらに、段ボールに入れて、ガムテープでぐるぐるにまいて仕舞いこまれた体操服のような、当時の性衝動までもを思い出した。
まあ、思い出したいものばかりでもなかったのだが、こればっかりは仕方がない。「ドロドロをバーンと」解き放つ作品なのだ。このトリガーのおかげで(せいで)、仲村に詰め寄られる春日のように、作品から目が離せなくなる。

「実写でもいいじゃないか」という意見も当然あるだろう。
では、実写で上記のようなものを表現している作品がいくつあるだろうか?
実写だって、普通は役者に美男美女を使う。そうでない登場人物が出るときは、さらに記号化された特徴の役者を使う。もちろん実写でも表現可能なのだけど、実写なら必然的に表現できるというものでもないのだ。
少なくとも、私にここまで生々しい思春期の感触を思い起こさせた実写作品は寡聞にしてない。おそらく、本作の作り手の意思と技法による異化効果が、私の内なる体操服を段ボールから解き放ったのだ。

※もちろん、そのすべてがロコスコープを用いたことによる効果だと言うつもりもない。おそらく、原作者と監督と私が世代的に比較的近いことによる面も大いにある。
ただ、本作の風景は、ほんの20年程前にも関わらず、現代日本からあらかた失われていて、それをまざまざと蘇らせたり、作品に定着させたりすることができるのも、アニメーションの特色である。この方向性は、宮崎駿や高畑勲、最近なら「この世界の片隅に」の片渕須直監督に通じるものがある。まあ、ロトスコープは、若干、チート的かもしれないが。

■本作と華倫変と「花」

本作を視聴し強烈に思い出したのが、華倫変だ。
本作の原作者と同じくヤングマガジンでデビューして、28歳で夭折したマンガ家である。彼の作風をwikipediaから引用してみる。

「フェチズムな性をモチーフにすることが多く、怠惰な日常描写を得意とする」

本作と通じる作風であるのが、この一行から読み取れるだろう。
2000年代の初めに単行本が出て、当時の私は結構熱心に読んでいたのが、同時期によく聴いていたのが、本作のEDに使用されている「花」だった。だから、私は、華倫変と「花」を強く結び付けて、記憶している。
※私は本作の原作者は知らなかったのだが、どうやら華倫変の単行本発売と同時期にデビューしているようだ。

そういう個人的な経緯があったので、本作のEDで「花」が流れたときは、冷静ではいられなかった。
この曲により、私は、思春期だけでなく、華倫変を読んでいた時期も思い出すことになったからだ。

実はその時期の私は、思春期以上に精神的に危うい状態──しかも、精神的に危うい人と付き合っているために、自らも精神的に危うくなるという、まさに本作そのもののような状態──だったから、「そこも引きずり出すのか!」となったわけだ。

ただ、これらのことは、まったくの偶然でもない気がする。。
おそらく、本作は精神的に安定している時期には、あまりピンと来ないんじゃないかと思うのだが、逆に、不安定な時期に、寄り添ってくれるコンテンツというものがある。本作も華倫変も「花」も、さらに、ボードレールの「悪の華」も、そういうものなのだ。

まあ、そんな状態にはならないに越したことはないとは思うが、一生に一度もそういう状態になったことがないというのも、それはそれで何かが欠落している気はする。
だから、仮に本作のような作品を必要な精神状態になったとしても、それは、その人がクソムシではなく、まぎれもない人間だからだと私は思う。だからこそ、本作のような作品は、多くは必要とされていないかもしれないが、強い必然性があって生まれてくるのだ。

※使用楽曲「花」について

本作で使用されている「花」にはいくつかバージョンがあり、ひとつを除いて本作用(ED用)のバージョンなのだが、ここぞというシーン(たとえば、{netabare} 本作のひとつのピークである#7の教室で大暴れするシーン{/netabare} )では、思いっきり、オリジナルバージョンが流れる。
これは、オリジナルバージョンを聴き込んでいる私には悶絶ものだった。

ちなみに、「花」が映像作品で使用されるのは、本作が初めてではなく、町田康原作の実写映画「けものがれ、俺らの猿と」で使用されている。
また、演奏するASA-CHANG&巡礼(ユニット名)のASA-CHANG(個人名)は、元東京スカパラダイスオーケストラのリーダーかつ、発起人。曲中でポエトリーリーディングをしているのは元SUPERCARのフルカワミキ。

などと書きながら、漂うサブカル臭が気になってきたところだが、本作はまあ、間違いなく、そういう筋の作品ではある。

オリジナルバージョンを知っている人で、「花」が使用されているアニメがあること知っている人は多くないと思うが、知れば腕まくりで視聴し始めると思うので、近くにそういう人がいたら(あまりいないだろうが)、本作を教えてあげてほしい。
そもそも、私自身、あにこれで「花」について書くとは全然思っていなかった。

※「月光の囁き」

先に本作と華倫変の共通点について触れたが、より直接的な影響を与えた(と思われる)作品として「月光の囁き」を挙げておく。喜国雅彦によるマンガ作品で実写映画化もされているが、どちらにも熱狂的なファンがいる。本作の佐伯のキャラクター像は「月光」のヒロインが原型だろう。おそらく、華倫変にも影響を与えていると思う。

■彼が彼女を選んだ理由

あにこれのレビューではないが、本作についてネットで調べるうちに、「{netabare} 原作で春日が佐伯ではなく仲村を選ぶのは、仲村が佐伯と比べて容姿に遜色がないから{/netabare} 」という意見を読んだ。「{netabare} ところが、本作の場合は佐伯のほうが容姿がいいのに、仲村を選ぶから違和感がある{/netabare} 」のだそうだ。
この意見に、ちょっと、思うところがあったので下記させていただく。

{netabare}
ざけんな、クソムシ。
その程度の眼しか持ってねえから、おまえはクソムシなんだよ。

いいか、春日が仲村を選ぶのは、佐伯より仲村のほうがより切実に春日を必要としているからだ。セリフでも言ってんだろうが。
春日は、自分がより必要とされる方を選んだんだよ。その方がからっぽな自分が埋まるからだ。必要とされることで初めて、自分の存在が証明されるからだ。
こういうのは、容姿ごときじゃ絶対に埋らねえんだよ。そいつの有り様の問題なんだ。

このあたりがわからねえヤツは、本作に入るな、クソムシ!
{/netabare}

最後にお耳汚し、失礼。ただ、本項で思うところに偽りはない。

まあ、そもそも、本作は人に勧めるような作品でもない。不謹慎だからとか、人を選ぶとか、そんな理由じゃない。必要な人が必要な時に勝手に観る、そういう作品だ。
そして、私はそういう作品がとても愛おしい。

投稿 : 2019/03/12
閲覧 : 628
サンキュー:

13

jack さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

今みたいアニメじゃなかった

なんというか暗い

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 343
サンキュー:

1

bcnfne さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.5 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

漫画は傑作なんですけどね

原作がすきで楽しみしていたのに

【物語】
原作の話はすごく面白く、当作品も内容事態は原作に忠実です。
しかし、アニメは原作の半分くらいしかせず、イマイチピンとこない終わり方をします。


【声優】
合ってる合ってない以前に不用意な演出で聞きずらい。

【キャラ】
主人公も中村さんも歪んでる。でもその歪みは、誰もが青春時代に考えるようなこと。彼らはそれを実行に移しただけ、だからかかえって親近感があった

【作画】
声はもそうですが、表情も動作もキモすぎて最悪です。
演出なのだろうが、この作画のせいでストーリーが頭に入ってこない。


【音楽】
まあ不安になるような音楽は流れていました。

【総評】
ここまでおかしくなるならシャフトとかがアニメ化した方がかえってよかったのでは?
アニメの出来は最悪ですけど原作は最高ですので気が向いたら読んでみてください

投稿 : 2018/11/14
閲覧 : 342
サンキュー:

4

ぱくちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは神アニメ

いや、めっちゃくちゃ面白かった。

まず作画。多分これはリアルの人間の動きとか表情をトレースしてると思うんですけど、非常に物語に現実味を持たせています。最初はびっくりしましたけど、いや〜斬新でしかも本当にリアル。かなり複雑な表情まで描写できてるし、口の動きも再現されています。

次に物語、これもかなり最高でした。とても現実味があって(本当にある訳はないと思うけど)、うまくいかない青春期の心情が苦しいほど伝わってきます。主人公の成長も感じられて本当に素晴らしい。

重ねて言いますが本当に現実感がすごい。本当にすごい。心理もとても分かるし、主人公にめちゃくちゃ感情移入してしまった。

かなりおススメです!!

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 332
サンキュー:

6

ゆい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シリアス

絵が特徴的。似顔絵みたい、リアル。
そんな気持ち悪いとは感じなかった。
歌は独特な恐さ、不気味さがでていた。
内容はシリアスで、続きが気になってみてしまいました。おもしろかった!
春日くんあんな変な女はいいから、奈々子ちゃんのことだけ見てろよ…

投稿 : 2018/02/27
閲覧 : 273
サンキュー:

3

アヤト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なるほど

原作とアニメが少し違っていて戸惑いを隠せなかった
絵柄とか・・・
内容自体はすごく面白いし、よく出来てると思う

EDはこの作風の味をよく出していて、選曲は間違っていないと思う
ただ単に個人的に好きではなかったというだけの話

アニメだけで悪の華を評価している人は是非原作も読んでほしい

投稿 : 2018/02/13
閲覧 : 227
サンキュー:

6

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つい最後まで観てしまった

見始めてまず驚いたのは背景の細かさ。
凪のあすからや、ジブリ、蟲師など他にも背景の細かい作品はいくらでもありますが、惡の華はただ細かいだけでなく、空気感も再現されていて実写かと見まがうほどでした。
人物の方はぬるぬる動いているのですが、色味はアニメ独特の彩度の色なので浮いて見えました。
これ実写でも良いんじゃ・・とは私に限らずみんな思う事でしょう。
しかし、こんな中二病みたいなキャラの鬱展開の話なんて、私は実写では見たくないです。アニメだから観られるという所があったと思います。

声優に関して
主人公の春日君の声は上ずっていて残念でした。

音楽に関して
おしゃれなホラーをイメージしたような曲でした。あざとい感じがしてあまり好きではありませんでした。
ホラー要素のない作品なので、雰囲気が合ってなかったと思います。


数分使って歩いている描写を見せるところが印象的でした。
音も静かだし、絵があんまり変わらないし、長い!と思った記憶です。
それでも独特で不思議な雰囲気に惹きつけられて最終回まで観てしまいました。
新しいタイプのアニメだったと思います。

投稿 : 2018/02/12
閲覧 : 441
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間の黒さがすべて出てる

押見修造さんの作品は人間のドス黒さがよくでてる。
その中でも「惡の華」は別角、黒い、黒い、黒い ……
普通ここで終わるだろってとこが半分でまだあるってのがすごいところ

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 335

まめ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

邦画的雰囲気

アニメというより
邦画の2次元化という雰囲気。

2話までしか見ていないけど
「俺はこの世界の魔王になる!」的な話でしょうか?

一旦保留で
時間のある時にまとめ見しようかな。

投稿 : 2017/07/23
閲覧 : 252
サンキュー:

6

次の30件を表示

惡の華のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
惡の華のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

惡の華のストーリー・あらすじ

中学編 クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯とつきあうことになり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。そんな彼に呼応するかの如く、佐伯も内に秘めた意思を徐々に示すようになるが・・・。
現実社会の閉塞感に自己認識を見出せず、遣る瀬無い自我を抱える3人の中学生のアイデンティティは互いに交錯し、儚い逸脱へと向かっていく。
高校編 中学校編から3年後、春日高男は中学時代を過ごした群馬県から引っ越し、埼玉県で高校生活を送っていた。ある騒動以降仲村と離れ離れになりながらも春日は仲村への思いを捨て切れず、そして抜け殻のように毎日を過ごしていた。そんな春日はあるきっかけから男子の憧れの的である常磐と交流を深め、常磐の中に仲村の影を感じていく。(TVアニメ動画『惡の華』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2013年春アニメ
制作会社
ZEXCS
主題歌
≪OP≫『惡の華』≪ED≫ASA-CHANG&巡礼『花 -a last flower-』

声優・キャラクター

植田慎一郎、伊瀬茉莉也、日笠陽子、松崎克俊、浜添伸也、上村彩子、原紗友里

スタッフ

原作:押見修造(講談社『別冊少年マガジン』連載)、 監督:長濱博史、助監督:平川哲生、シリーズ構成:伊丹あき、キャラクターデザイン:島村秀一、美術監督:秋山健太郎、色彩監督:梅崎ひろこ、撮影監督:大山佳久、動画監督:佐藤可奈子、編集:平木大輔、実写制作:ディコード、音響監督:たなかかずや、音楽:深澤秀行、音楽制作:スターチャイルドレコード

このアニメの類似作品

この頃(2013年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ