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「ハル(アニメ映画)」

総合得点
64.1
感想・評価
242
棚に入れた
1330
ランキング
4008
★★★★☆ 3.7 (242)
物語
3.6
作画
4.1
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ハルの感想・評価はどうでしたか?

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

京都のPR?

IG+wetによる美しい作画で京都の四季を彩り豊かに映し出します
シナリオは至極普通で『へーそうだったんだ』という感じ
強いて挙げれば女の子に主演女優賞をあげたい

投稿 : 2024/03/27
閲覧 : 54
サンキュー:

0

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

評価に値しない。悪いSF、演出、伏線の例として研究できるレベル。

 なんといいますか…作品としてやりたい事があって、そこから逆算してそれだけ表現したようなやっつけ感がなんとも残念な話です。
 カタルシスも弱いし、川の画面をいっぱい入れていましたが、心情にも思い出にもテーマにも何も絡まないのは単に水の表現をしたかったから?

 先にいうとSFとしても、ラブストーリーとしても評価に値しない出来だと思います。肝心の2つの要素の出来が悪すぎます。せめて、だめんずに恋をした女性の心情は丁寧に描きましょうよ。


以下ネタバレの文句ですが、正直書き切れません。特にSFや恋愛、脚本、仕掛け、演出の意味性などでツッコミどころ満載でした。

 {netabare} 飛行機が偶然目の前の空で爆発するの?飛行機事故なのに遺体が棺桶に入っているのは?冒頭のモノローグでくるみは「笑わなくなった、食べなくなった…」というのをハルの声でやっていました。この主体は誰?

 ハルが自分がロボットだと思いこむのはなぜ?それはどうして?その意味は?くるみがいなくなって壊れたのなら生きている(ロボット)のくるみを見せればいいんじゃないの?くるみを引きこもりにしたのはなぜ?世話を焼かせたのはなぜ? なんでクルミの祖父がハルを気にするの?他にロボットが出てこないのはなぜ?

 くるみの救済がゼロですよね?キュー1とハルのラブストーリーじゃんって思いました。だめんずに惹かれる依存症女に貶めてしまった感じもちょっとなあ、と思います。

 で、結局ハルだけなんか救済されて、いい感じですけど、くるみが死んだのはテロとか事故かもしれませんが、最後の最後でなんの救いもなかったのが、許せませんでした。いくら思い出を積み重ねてもあの空港の喧嘩が最後の思い出死んだくるみが不憫すぎでしょう?しかもキュー1まで殺しちゃってるし。{/netabare}

 また、halという英語表記ですけど、これって2001年宇宙の旅のhal9000としか思えません(SF史上もっとも有名と言って過言ではない知能を持ったAI。halはIBMのアルファベットの一文字ずつ前の文字をとった)。この印象操作というかミスリードはひどすぎます。だったら、タイトルロゴにhalを入れるべきじゃなかったと思います。ロボットの名前がキューイチなのも9000を連想させてややこしいです。
 冒頭数分でオヤ?と思ったのに、このhal表記が最後まで邪魔をしました。いくらなんでもそんなひどいことはしないだろうと。

(追記 いや確認したらそれ以前にアマプラとかのあらすじがおかしいです。{netabare}以下アマプラのあらすじ「彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのQ01(キューイチ)は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。」これははっきり嘘ですよね?これはいけません。{/netabare})

 ということで、近年の単発の劇場アニメとしては最悪に近い部類のストーリーだと思います。

 あらすじもこの作品の素性も知らないで視聴しましたので、ちょっとWIKIを覗きますと、脚本の方はSFどころかアニメがこの作品しかないんですね(ロボットもののドラマが2本くらいあるみたいです)。一般小説の脚本化ばかりみたいです。そりゃあSFや謎解きの作法はわからないでしょう。人選ミスですね。
 監督も初監督で本作以前は全部原画でした。なるほどねえ…という作品です。

 評価に値しません。ストーリー、キャラは1点やむなしですね。残念ながら劇場アニメはTVドラマのようなごまかしはききません。

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 147
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7

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何でキレイな死体が残るんだよ(笑)

どんでん返しの典型だけど、伏線は多かったな・・・・・

後、終盤の葬式の時にくるみの死体があったけど、飛行機の爆発で死体がキレイに残るわけねえだろ、それとも模しただけの人形とか立体映像みたいなやつなのかな?

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 377
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0

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見どころがわからない

何を伝えたかったのかよくわからなかった。

{netabare}ラストの展開には驚いたけど、その驚き以外にみどころがないように感じた。

ハルがショックで自分をロボットと思い込んでいるというのも意味不明。
その症状が、くるみの姿をしたロボットと触れ合うことで改善するというのもよくわからなかった。結局、くるみがロボットであると気付いたから現実を受け入れられたわけだから、ロボット療法は意味がなかったのではなかろうか。

あと、キューイチが、あのロボット然とした姿からいったいどうやったらくるみの姿になるのか、全く想像できない。

ハルを殴るあたりの宮野さんの演技が、ものすごく素人くさくて、いったいどうしたんだろうと心配になってしまった。
{/netabare}

投稿 : 2019/02/19
閲覧 : 396
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1

さぁ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

あんまり

何が言いたかったんかわからん

特に観んで良かったかな

作画と京都の風景が良かったくらい

投稿 : 2018/07/01
閲覧 : 370
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0

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すごく好き♪ 今見ると泣いちゃうっす…

ロボットが普及した世界。その京都が舞台である。
飛行機の事故でハルという男性が亡くなる。
恋人であるくるみは悲しみ、祖父がロボットであるハル、ロボハルをおくる。

{netabare} くるみはロボハルを拒絶する。ロボハルはそれで世話をしていきながら、ルービックキューブを見つける。ハルには、『くるみと暮らす』という文字のルービックキューブがあり、くるみのものには別の願いが。そういって仲良くなっていく。 {/netabare}

物語は進んでいき、なんだかんだ良い感じになっていく。だがどこかに違和感があった。

{netabare} りゅうというハルの親友だった彼が真実を突きつける。喧嘩のようになってしまったが、彼はロボハルに、死んだのは彼女の方だ。という。
そう、ハルは死んでおらず、事故で亡くなったのはクルミだったのだ。喧嘩別れをして責任を感じ、逃避してしまった。

そして、ロボクルミを助けに川に飛び込むハル。
くるみと会話する。そうしてハルは受け入れる。くるみの死を。
{/netabare}

切なく悲しいが、良い物語です。
特に曲の日笠さんの、終わらない詩はこの映画を表しています。

この作品で教えられたことは、相手のすべて、自分のすべてを受け入れる。それが良いことでも、不条理なことでも。それを抱えて前に進むということでしょうか。私はそう思いました!

ルービックキューブに込められた思い。

今日を後悔せずに生きていく。

投稿 : 2018/03/08
閲覧 : 565
サンキュー:

5

ネタバレ

あたま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なるほどなぁと思った。

客観的に見ていい話だと思う。傷ついて心を失った人が、誰かの心を取り戻すために奮闘する。その流れで自身の心を取り戻していく。そう言う話。

投稿 : 2018/03/07
閲覧 : 473
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0

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ずっと一緒だと思っていた――

2013年公開のアニメ映画。

技術が発展した近未来の京都が舞台。

飛行機事故で彼氏を亡くし、引きこもりになってしまった女の子を彼氏そっくりのロボット療法で回復を試みるというストーリー。

とにかくこの映画に言えるのは最後までネタバレなく見てほしい!

wikipediaにこと細かにネタバレ出てました!見る前に読むなよ!絶対だぞ!

自分の予想の斜め上の展開になってやられました

{netabare} まさかハルを正気に戻した方法がロボットじゃなくリョウのグー(物理)で殴るだったのは想定外でしたw {/netabare}

わずか1時間の映画ですが、すごく満足する作品だと思います

絵柄的にあー少女漫画っぽいなぁと避けそうな男でも十分楽しめる作品でした

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 353
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1

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハルとくるみとキューイチと。「危険な労働はロボットの代わりに人間がやるんだよ」←

2013年公開の劇場版アニメ 60分

監督 牧原亮太郎 脚本 木皿泉 キャラ原案 咲坂伊緒 制作 WIT STUDIO

「近未来の京都で生まれた、人とロボットの奇跡のラブストーリー」
がキャッチフレーズのオリジナルアニメです。

前情報なしで見始めた途端に、
「あーまたまたアンドロイドに引っ掛かったー」と声が出ました。
アンドロイド恋愛ものが苦手なのに何でこんなに引っかかるんでしょう。
何も考えずに見始めるのが悪いんですが。

で、ストーリーは変です。頭がおかしいのかと思いました。
その秘密はラストで明らかになるんですが、ネタバレはしません!
ラストを見終わってもう一度最初から見ると、あちこちに伏線が張られていました。
いやもう、気が付かないほうがおかしいというほど伏線だらけです。
恥ずかしくなって赤面したかもしれません。
でもまあ気が付かないほうが楽しめるでしょう。

キャッチフレーズは変です。ミスリードというほどでは無いですが変です。
正直に言うと2度見ても感動するタイプの物語ではなく、アイディア一発のびっくり物語。
まさかそんなはずは、と2度目は注意してみたんですが変さが少し減っただけでした。

作画は良いんですが風情が感じられず、あまり効果的ではないような気がしました。

超未来科学でも可能かどうかわからないアンドロイドですが、
この作品に限ってはなるほどとも思えました。2度見したので。

主人公の視点で描かれていることを考えれば、わかる気もする近未来SFアニメ。
言うほど難しいトリックでもないし、悪意を持ってみなければ楽しめる佳作かな。

アンドロイド好きなら必見。60分なので普通レベルでお勧めします。
ただし、最低2回は見ないとダメな作品ではあります。

ネタバレ回避したので分かりにくかったかもしれません。

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 422
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20

DEIMOS さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

視聴者を小馬鹿にした不誠実ラブストーリー。

恋人を亡くしたショックに対する療法として、外見がそっくりなロボットを作り、心を再生させていく美しい話、と見せかけて、、、実は、最後のオチを見せたいだけの作品。

序盤の説明的シーンに対するオチが極めて不誠実な類い稀なる駄作と呼ぶべき。
ヤラレター、でも、感動、なんて言っている人はよほどおめでたい脳みそを持っているのだろう。詐欺に騙されるようなお人好しなら楽しめるだろうが。

が、私は、最後のオチを見て、制作者側の意図に「気持ち悪さ」を感じた。設定を途中でひっくり返すような不誠実な作品はどうも好きになれない。有名な観光地を舞台にしているのも、浅はかで、「いやらしい」。本当の名作なら、まだ世に知られていない名所に光を当てる。

作画は一見綺麗に見えるが、難しい物体の動きを描くことから逃げている。濁流の中のシーンが夢の中にしか見えない。なんじゃそれ。

また、途中に出てきた友人の行動原理が謎。お前誰やねん、と何度心で唱えたか。圧倒的説明不足。

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 320
サンキュー:

1

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

暗い!

かなりダーク!
内容が浅すぎて最後まで観るとかなり理解不能。
期待外れの一応ラブストーリー?

ハルで事前検索してストーリーを把握してないと
理解出来ない作品。

投稿 : 2017/08/24
閲覧 : 310
サンキュー:

3

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

してやられた

.
ネタバレは避けて視聴していただきたい作品

おすすめした方に
観てよかったと言っていただけた時は
やっぱり嬉しいです

あらすじ など
あまり目を通さずに
とりあえず観ていただきたい

投稿 : 2017/08/14
閲覧 : 305
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

75点。不思議なボタンがつむぐハルとくるみのストーリー

75点。

若干、説明不足で流れていく人間関係があり、理解に苦しみます。
見終わっても、あいつは何で?という行動がありますし。

背景画は非常に美しく、キャラデザも良い。

60分のショートストーリーのため、さくっと見たい方にはオススメです。


俺は、好きだ。こういう設定の込んだ(混んだ?)作品は好きだ。

投稿 : 2017/08/13
閲覧 : 208

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バールのようなもので頭部を殴られた感じ。

『飛行機の爆破事故で恋人を失い身も心もしょうすいし切った人間と、その亡くなった恋人に姿・形を変えたアンドロイドとの交流を描く物語』 作品の時間はわずか60分。物語の舞台は京都です。


ハルを観てみました。春なので・・・・・・・( TДT)ゴメンヨー。 冒頭から文字通り最悪のスベり出しを迎えてしまいましたが、本題に入ろうかと思います。この作品を観てみようと思った動機はもちろん冒頭のダジャレではなくて、作品のトータル時間がわずか60分だったという事でした。というのも、時間が短いという事は、当然の事ながらそれだけ時間的制約を強く受けるわけで、物語の設定も詳細に描けませんし、登場人物もあまり多く出せません。にも関わらず、その短い時間で何か人の心に残るようなものを描こうという訳ですから、「よっぽどストーリーに自信があるんだろうなぁー」と思ったからでした。


で、観終えた感想ですが、「そう来たかっ!」という感じでしたね。やられましたよ思いっきり。凄いオチでした。全く油断していました。見事に心に一刺しされて残りましたよ。ので、この作品の内容に関しては一切レビュー出来ません。この作品は特にネタバレ厳禁です。60分だから観て下さいとしか言えません。予備知識も無く初見でこの作品を観て、先を読めた方はかなりの兵だと思います。凡庸が基本スペックの私は全く先が読めませんでした。


60分しかないためか、全編を通してセリフに無駄がありませんでした。結構短いセリフの中に、人の心理を突くような言葉が見え隠れしていました。その場面でのベストなセリフを選択し、精査し、という制作サイドの努力が伺えます。


近すぎない未来、この作品の中で行われいた「傷ついた人の心をアンドロイドが癒す」という、アンドロイド・セラピーと呼ばれる医療行為が、本当に行われる時代がいつの日か訪れるかもしれませんね。そしてそれは人間にとっては良い事かもしれません。機械であるアンドロイドだからこそ、人には言えない事も相談出来る......ありますよね、そんなこと。

投稿 : 2017/04/16
閲覧 : 1103
サンキュー:

40

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

事前知識全くなく見ましたw。時間も短い作品なので、感情移入できる仕掛けがあるかでだいぶ感想も違うのですが、キャラデザも絵もいいのに、全く共感できず、眠りそうになってしまったwww
いろいろと中途半端な作品でした。ちょっとおかしい京都の町にも(#^ω^)イラっ・・・

投稿 : 2017/02/13
閲覧 : 270
サンキュー:

4

コラッタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

上級者向け?

全体的に雰囲気は良かったのですが、いまいち入り込めませんでした。ちょっと説明が足り無すぎて途中???ってなりました。映画ではなく普通のアニメで1クールくらいで、登場人物たちの背景を描けば、かなり良いアニメになったのではないかと。映画一本に収めるには、ハードルが高かった作品なのではないかと思いました。万人向けではないと思います。作画はとても良かったです。

投稿 : 2016/12/15
閲覧 : 276
サンキュー:

5

ネタバレ

★光姫★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロボット

前掲のように、”近未来の京都で生まれた、人とロボットの奇跡のラブストーリー”である。公式サイトでは、恋人であるハルと死別したくるみのもとへ、「ロボハル」(ハルによく似たロボット)ことキューイチ(Q01)が赴き、心の支えとなる旨のストーリーとされている。しかし、実際には、帰らぬ人となったのはくるみであり、恋人を失ったハルは心を閉ざし、自分をロボットと思い込む。ハルは「ロボハル」としてくるみのもとへ赴き、キューイチはくるみとしてハルを出迎える。 wikiより

面白かったので、まだ見ていない人はぜひ見てみて下さい。m(__)m

投稿 : 2016/06/06
閲覧 : 264
サンキュー:

5

てんてん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いいね

よかった。

えいがにするのはもったいない

投稿 : 2016/05/22
閲覧 : 310
サンキュー:

3

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うん。終わってみれば・・なっとく。

悲しい事故、残された恋人
ちょっとありきたりかな?と思ってたけど。。。

最後まで見てもらわないと
分からないと思いますよ~~w

投稿 : 2016/05/16
閲覧 : 312
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

綺麗でした

ストーリーについては、納得しかねるところが多かったですが、綺麗な作品でした。
アオハライドの作者がキャラデザしたらしいですね。どうりで可愛らしい。このデザインはとても好きです。

投稿 : 2016/04/12
閲覧 : 492

maa.. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

休日にどうぞ^^

もしくは休日の前日
にとーぞw

私は泣きました・・・号泣とはいきませんでしたが・・・

この映画、面白いです!
おすすめです!

最後まで楽しめます!

コテコテ恋愛って感じではありませんが・・・

投稿 : 2016/04/01
閲覧 : 282
サンキュー:

3

ネタバレ

もろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作画がとても綺麗

背景、お店の作画がとても綺麗。

物語はハルの方ではなく、くるみがロボットというどんでん返しがあって良かった。

ただくるみとハルが喧嘩するシーンで、喧嘩の激しい感じを表現したのか、ハルの喋り方がヤンキーぽいというか、何だか違和感を覚える感じだった。
ロボットになった時と、真実に向き合った時の演技は素晴らしかった。

投稿 : 2016/01/23
閲覧 : 291
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大切な人を失ったとき… こんな形で癒されるのだろうか

できれば
あらすじ等の予備知識なしで
観ていただけたらと思います

もし
大切な人を失ってしまったら…
複雑な気持ちで観ていました

こんなことで、気持ちは癒えない…
と…

この作品の序章にある
大切な人を失ってしまったときの
心の癒し方に

ちょっと反発心さえ持っておりました

そして
この映画の
言わんとすることが
よくわからなかったのです



後半にきて
そんな心がとけていきます

謎解きではありませんが
自分の中の違和感が
モヤモヤの理由が…

そうだったのか… と…


1時間…
この短い時間の中に
それ以上の想いがつまっています

お時間のあるかた
是非

是非
ご覧になってみてください

投稿 : 2016/01/17
閲覧 : 290
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少女漫画的オリジナルSF恋愛アニメ

節々にSFが混じってますが、基本的には恋愛アニメですね。
ハルを失って生きる気力を失ったくるみとロボハルの恋愛ストーリー
オリジナルアニメとして制作されるのは珍しい内容だなと思いました。

この手の恋愛アニメはあまり好きではないので評価は低めです。
くるみの依存先がハルからロボハルに変わっただけじゃんと思ってしまって登場人物に共感できないのです。

まあ、最後のどんでん返しでやられた と思わせてくれたのは良かったのですが、よくよく考えると、じゃあ、序盤のロボハルと生きる気力を亡くしたくるみのやり取りって必要あったの?と思う訳です。
{netabare}ハルのセラピーが目的なら、くるみがおとされる過程なんて必要ないんじゃない?とさえ思いました。
ハルの少年時代のディストピアの最下層的な演出だって何のためにあったのかイマイチ理解できないし。
(どちらかといえば、この雰囲気の物語の方が見たかった。攻殻機動隊のIGっぽいし・・・)
・・・なるほど、IGっぽさを取り入れるための演出なのかもしれませんね{/netabare}

しかし、作画は良かった。
特に目を引いたのは背景の細かさ。祇園の風景を見事に再現しています。
特に好きなのはおばあちゃんが山車の写真を撮るシーンでした。

私は楽しめなかったけど、アオハライドとかそういうアニメが好きな人なら楽しめるんじゃないかなと思いました。

この作品のあにこれ類似作品はあてにならないかもね
SFは難しいやつじゃないから、そういうのに興味が無くても観られると思います。

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 391
サンキュー:

10

ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーん

 あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。60分の恋愛系ヒューマンドラマ。
 泣きはしたんですけど、視聴後にモヤモヤが残るんですよね。モヤモヤを解消しようと頑張ってみたんですけど、むしろモヤモヤが拡大するという結果になってしまいました。結論としては「60分では無理がある」って感じですね。公式HPでは「近未来の京都で生まれた、人とロボットの奇跡のラブストーリー」を謳っているんですけど、ラブストーリー以外の要素もかなりあって、それらの部分で消化不良を起こしてしまいました。

 いつも通りネタバレ込みのレビューです。この作品はオチを知ってしまうと面白さが半減してしまうタイプの作品ですから、未視聴の方には非推奨を強調しておきます。


クルミの夢とハルの現実①:{netabare}
 この作品では、クルミとハルの思いの齟齬が一つのキーになっているんですけど、この解消のされ方が分かったような分からないような、そんなモヤモヤを生んでしまいました。

 この作品のベースには「街が人を作る」という概念が置かれています。そのため、京都という街で育ったか否かという経験の違いが、そのままクルミとハルの差として表れて来ています。情をベースとして「将来の夢」を語るクルミと、経済原理をベースとして「過去の現実」を語るハルですね。簡単に言うと、両者の足元の安定性の違いなんですが、これについては一定の積み上げはされていたと思います。

 クルミが語る将来の夢(贅沢をしないで思いを届ける商売をすること)っていうのは、ある種の観念的理想とも言うべきものですよね。こういう理想が語られると「現実を見ていない!」という批判を浴びかねないのですが、クルミの理想には現実的な裏打ちがあったことが描かれています。彼女の生い立ちは、他人のパンを他意なく欲してしまう実直な子供たちと、厳しいながらも人情にあふれた老人たちによって支えられてきたものです。つまり、飢えから来る奪い合いがなく、また、精神的にも保護された世界でクルミは生きてきたのです。

 クルミを含む京都の人々とハルの考え方の違いが端的に表されたエピソードに、キリンの話があります。この話で語られているのは、ゼロ円は無価値であるという経済的合理性に基づくハルと、ゼロ円は値段の付けられない価値であるという心情的妥当性に基づく荒波の違いです。この話は、金銭ではなく、老人たちが持つ人とのつながりによって解決されることとなりました。
 また、この京都側の主張は別のシーンによっても補強されています。ケンカの映像を見た後にある「人の気持ちも数字で出ればいいのにね」というクルミのセリフです。このセリフは、心情は数値化できない、という荒波の主張と直接的に紐付いています(このセリフをロボクルミが発したことにも意味がありますが、別テーマなので省略します)。

 京都の街は数値化できない心情によって満たされており、クルミはその中で育ってきた。このようなクルミの背景を踏まえれば、「金を取るか心を取るか」という二者択一において、金銭よりも心情に寄った生活を願うクルミの主張は妥当性のあるものだったと思います。ですが、同時に限界も見えてしまうのです。この考えは、「京都という街の保護下において」という前提を必要とするものだからです。
 「京都という街の保護下において」というのは、換言すれば、クルミの生い立ちである「衣食住が充足された上で」「ゼロ円というボーダーよりも上で」ということです。つまり、クルミの主張は豊かさを求めたときに「心が大事!」だったと理解できるのです。

 ここまでの整理でこの物語が終わっていれば、特にモヤモヤも残らなかったはずです。ですが、残念ながらこの作品はここで終わりではありませんでした。ここにハルの過去が介入することで、何とも歪な構造を作り上げてしまいました。
{/netabare}

クルミの夢とハルの現実②:{netabare}
 ハルの抱える背景は、ゼロ円というボーダーを突き抜けてマイナス面にまで踏み込んでしまっています。

 「クルミさんはハルを何から助けたかったのですか?」というハルの問いに、クルミは「この世界の全部から」と言っていました。ここでの「世界」には「保護してくれる京都の街」は入っていないはずですから、「ハルを取り巻く世界」と解釈すべきなんだと思います。では、「ハルを取り巻く世界」とは何だったのか?

 トキオは、ハルの生い立ちについて「ハルは心臓が弱かった。両親が心臓を買った。その借金のせいで両親はハルを置いて逃げた」と明かしています。また、ハルの幼少期については、荒巻との回想の中で「不法労働をし、ロボットに使われる日々」だと判明し、さらには暴力を受ける姿まで描かれます。つまり、「ハルを取り巻く世界」というのは、両親の愛情の不確かさと経済的困窮、そして生命の危機によって基礎が形作られているのです。この「ハルを取り巻く世界」は、リュウと組んで暴力を振るい振るわれる「ハルの現実」へと変化をするものの、根本的な解決はされていません。

 このハルの過去が語られたことで、クルミの抱えていた背景に大きな欠損が生じてしまいました。クルミは、ハルから不法労働の実態を聞いた際に「でも、教科書には…」と述べ、自分の知らない現実があることに大きな衝撃を受けています。クルミの理想を支えていた現実的な裏打ちというのが、目の前に広がる温和な京都の街であり、また、教科書的常識までしか視野に入れていないことが明らかになってしまったのです。不法労働や臓器売買は、クルミの「現実」では想定すらされていませんでした。また、幸せな京都の街は、ロボットや不法労働で搾取される子供たちによって支えているのではないか、との疑惑も生まれてしまいます。

 いずれにせよ、京都の街とそこに住む人々の保護下で生きてきたクルミと、生命の危機にさらされながら生きているハルとでは、「現実」に対する射程が明らかに違うのです。クルミの「現実」がプラス側しか射程としていない狭小なものであるがゆえに、「(マイナス側も含めた)現実を見ていない!」という批判が再度想起されてしまいました。
 そのため、安定下で金を取るのか心を取るのか、という二択にはなり得ませんでした。危機的状況下も含めて命を取るのか心を取るのか、にまで対立の範囲が拡大してしまったのです。
 結局、クルミの主張は、「京都のお嬢様が、生きるか死ぬかの生活をしている人に対して、『お金より心が大事よ』とのたまう」というような歪さを孕んでしまうのです。清貧の教えではなく、単なる無知を垣間見てしまいます。
{/netabare}

クルミの夢とハルの現実③:{netabare}
 クルミとハルの齟齬がどのように解決されたのかを考えてみると、その結論として提示されたのは、リュウに殴られた後にある「一緒にいれば何とかなったかもしれない」というハルのセリフだと思います。このセリフは、「一緒にいれば飛行機テロから助けられたかもしれない」ではなくて、「一緒にいれば精神的な充足感を得られたかもしれない」と捉えるべきなんだと思います。これがエンディングにおける「昔苦しくてもクルミに会えたから…」というセリフと紐付いて、出会えたこと・一緒にいることがハルの救済となる、との結論になるんだと思われます。

 一緒に過ごした時間が情を生む、というのは、分からなくはありません。これは、踏切のシーンでの「他人の本当の苦しみは分からない。でも分からなくていいじゃないか。見守ってるだけでいいんだよ」という荒波のセリフによって支えられています。「一緒にいること」が一つの解決であったことは否定できません。

 ただ、ですね。これでは「ハルの現実」の全てが解決されはしないんですよね。ハルの抱えていた問題が両親の愛情の不確かさだけであったのなら「一緒にいること」で解決として良いのですが、経済的困窮と暴力までを含むのなら不適当だと言わざるを得ません。これらは、「一緒にいること」だけでは解決不可能です。

 「一緒にいること」で解決させるのであれば、私はもうワンステップ必要だったと思います。ハルを京都の街の保護下に入れる、というワンステップです。
 この作品が歪になってしまったのは、ゼロ地点を起点としてプラス側の「将来の夢」を語るクルミと、「過去の現実」というマイナス側を起点としてゼロ地点を目指すハルを、並列してしまったことにあると思います。「一緒にいること」という結論を動かさないのであれば、ハルをいったん京都の街の保護下に入れて、ハルの経済的困窮と生命の危機が解消される必要があったはずです。これによって、ハルのゼロ地点到達が説明され、初めてクルミと同じプラス側での議論が俎上に乗るのです。
 これをやろうとすると、リュウとの関係の再整理―リュウと手を切るか、リュウと一緒に更生するか―が必要になりますから、やはり60分では足りなかったかな、と思います。

 とはいえ、これでもこの作品の歪みは残りますけどね。
 もし仮に、「ロボットや不法労働の子供たちから搾取をすることで、京都の街は安定を保っていた」というのが事実だったとすると、エンディングは「クルミとロボクルミを犠牲にすることで、ハルは安定した生活を手に入れた」となり、途端に不吉さを増してきます。搾取されていたハルが、搾取していた側を犠牲にすることで搾取する側に回った、という不吉さです。

 もちろん、この作品でこれらの意図があったとは思いません。ですが、それを説得力をもって描き切れなかったことが問題なんです。クルミとハルの対立の歪さや京都の街が抱える歪さは、いずれもハルの過去を強いマイナス面に置いてしまったことに起因しています。社会風刺を描きたかったのかもしれませんが、そうであっても、安易に歪な構造を許容すべきではなかったと思います。
{/netabare}

演出関係:{netabare}
 良かった演出について、二つほど。

 オープニングタイトルの直前に、帽子が川にのまれて沈む、というシーンがあります。このときのハルのモノローグが、「僕は人間になった」ですね。一方で、山場においては、ロボクルミが川に沈んでいきます。このシーンは、ハルが人間の心を取り戻すきっかけとなった重要なシーンです。
 「心身の喪失状態にあったハルが、オープニングで身体が復帰し、山場で心を取り戻した」となっていたわけですが、この二つの回復過程は、二つの川に沈むシーンによって関連付けがされていたようです。
 オープニングでは光が上、山場では光が下、という逆転構図になっていたので少し分かりづらかったのですが、この関連性自体はとても良かったと思います。 

 ハルの初登場シーンも良かったです。左足の指で右足首を掻く、という動きですね。この動きからは、ロボットの持つ合理性よりは人間の持つ不合理性をイメージします。そのため、「ロボットは高性能で、極めて人間に近い動きが可能である」または「ハルはホントは人間である」という二択を自然に用意することが出来ました。
 この後にある川を渡るシーンでは、ハルの頷き方は非常にゆっくりで、人間の動きとしてはやや不自然に描かれています。「ロボットは低性能で、人間に近い動きは不可能である」または「ハルはやはりロボットである」という、初登場シーンとは違う感想を持たせてくれました。
 「ハルはロボットではない」「ハルはロボットである」という相反する表現を、物語の序盤で入れていたってことですね。これも良いアクセントになっていました。
{/netabare}

おわりにかえて:{netabare}
 「人間とロボット」についての考察も用意していたんですけど、結構長くなってしまったので全カットしました。結論だけ申し上げると、ダメダメでした、になります。

 一番気になったところをちょっとだけ述べます。
 この世界のロボットって、心か極めて心に近いものを持っているんですよね。これは、キューイチがトキオを気遣うシーンや、作業ロボットが明らかにイラつき暴力を振るう不法労働の現場のシーンなどから分かります。
 で、この心らしきものを持つロボットに対して、人間はどう見ているのか、というのは2パターンあります。仏壇に写真を飾り、人間と同等に扱うトキオと、復讐心から「売り飛ばそうぜ」と言い、物として見るリュウです。

 私が不可解に感じたのは、ハルがロボットをどう思っているのか、というのが描かれなかったことです。ハルは、リュウと同じ背景を持つものの、ロボットによって救済された人物でもあります。リュウとは違いトキオと同じになった、というのを最後にきちんと説明すべきだったのではないでしょうか?

 確かに、ラブストーリーとしての決着を優先すると、ハルに「ありがとう、キューイチ」と言わせるわけにはいかないと思います。シラケてしまいますからね。
 でも、そこまでする必要はありませんよね。キューイチを象徴する何かを用意しておいて、ルービックキューブやハルの心臓などと一緒に飾っておく。この程度の演出で、ハルがキューイチに感謝していることは分かります。ハルの流した灯篭が別の灯篭にぶつかるシーンで表現されていたのかもしれませんが、ちょっと分かりづらいです。

 ロボットはこの作品における設定上の中枢にあります。なおかつ、キューイチは物語上の最大の功労者でもあったはずです。なぜ、最後の最後でキューイチを使い捨ててしまったのか、疑問が残ってしまいました。
 やはり、ロボットと子供は搾取され…?


 ラブストーリー自体は良いんですけど、それ以外の追加要素が悉くひどかったように思えます。象徴物であるハルの心臓を語る以前の問題で、ストーリーの構造自体がおかしかったように感じました。大幅減点です。
 とはいえ、なんだかんだで泣いているんですけどね。感情って不思議!{/netabare}

投稿 : 2015/11/20
閲覧 : 533
サンキュー:

7

ネタバレ

もふ(´-ω⊂゛) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

どこか惜しい

物語3.0 キャラ2.5 作画3.5 音楽3.5 声優3.5
WIT STUDIO製作のアニメ映画ということで、以前から注目していました。「女の子がハルという名のロボットで」という話を想定していたのですが、実際には真逆でした笑

※☆平均値が3.2と低めになっていますので、わりと酷評です!

辛辣になりますが、終始眠たいなーと思っていました。
{netabare}物語3.0:恋人(?)同士だったハルとくるみ。ある日、ハルは飛行機事故で死んでしまい、くるみの心は壊れてしまう。くるみを元気づけるため、ハルの代わりとなったロボハルがルービックキューブの面に書かれたくるみの願いをかなえていくことに。そうするうちに2人の距離が縮まっていく。王道的なラブストーリーなのかと思っていましたが、実はロボだったのはくるみの方で、ハルは自分のことをロボットだと思い込んでいただけだったという結末。若干ホラーでぞくっとしました。ハルは死んだはずなのに周りの反応がどこかおかしいなとは思っていたのですが、そういうことだったんですね。しかし、私がこの真相を知ったとき、「ああ!そういうことか!」と納得したというよりは、「え?」と余計に疑問が増えたように思います。くるみになっていたロボットは何者なのか、巨額の改造費(?)を誰が出したのかとか、あのボタンは何なのかとか、そもそも飛行機事故で亡くなった人の遺体がキレイすぎやしないかとか、ロボいるけどこれはいつの時代の話なのかとか、詳しい世界観が謎でした。セカイ系なのかな?借金地獄にいたハルがどうしてくるみと出会えたのかも謎ですし、くるみの家は何屋さんなの?なんだかよくわからないままきて、最後にむりくりどんでん返しをした挙句、予想できないストーリーどや感をたっぷりに感動シーンをぶっ込んできて泣かせにくるというパワフルな作品でした。私は脳フル回転で話を理解しようとしましたが、腑に落ちない点を持ち、キャラに感情移入できないままでの視聴だったので、はっきり言って1ミリも心に響きませんでした。最後にあのどんでん返しをもってきたのはとても面白くてよいと思ったのですが、それまでの心理描写や伏線が粗雑だったのか、本来ならば感動しなければならないいところを「え?」で済ませてしまいました。つまらないわけではないけれど、もっと丁寧に作ってほしかったと思いました、すみません。「生きて」というくるみのメッセージ、「あなたがいない世界でこれからも生きる」というハルの決意は感じ取れましたが、いまいちうーんといった感じです。

キャラ2.5:
好きでも嫌いでもない、普通です。感情移入が出来なかったのが残念。パンのにおいをかぐ子供たちがジブリっぽいなと思いました。くるみにされてしまったロボの心情が知りたかったかも。

作画3.0
これは本来ならば4.0くらいの評価をしなければならないところなのでしょうけど。この評価の理由は2つありまして、本当に主観なのですが。
①キャラデザがそんなに好ましくない。あにこれの作画の評価にはキャラデザも含まれるということなので。アオハライドの原作者さんが原案だからか、ハルが終始馬淵に見えて仕方なかった。それはそれとして、とりあえずキャラデザが個人的にはアレだったので、-0.2点です。
②CGが苦手。私は少し過剰なまでにCGに反応してしまいます。日本のアニメはジブリのようにCGチックでないものが主流ですし、そういったものをみて育ってきたので(ハイジやトム・ソーヤの冒険)。しかし、使いどころによってはCGで表現したほうが良いところやそうでないと表されないところがあるとは思います。雨や雪、桜など。自然をCGで表現して美しい画に仕上がってる作品はたくさんあるので。しかし、この映画はそれにしてもCG多くないか?と思いました。明らかに浮いて見える。冒頭の布(?)から うわっ とは思いましたが、一番違和感を持ったのは本(アルバム)の場面です。アルバムをめくるシーンにCGが必要なのか?と素人目には思えますが、きっと必要なのでしょう。そして祇園祭でのお神輿。なめらかではありますが。私の中での禁忌「人間にCGを使う」が施されていました。‐0.8点です。WIT STUDIOさんがCG技術をアピールしているようにしか見えませんでした。それが目的ならば、それはそれですごい技術だなーとは思うのですが。

音楽3.5:
やっぱ日笠さん歌唱力高いですね。

声優3.5:
良かったと思います。細谷さんはすぐにわかったのですが、日笠さんと宮野さんはエンディングまで気づかなかった・・・!まだまだです、反省。
{/netabare}

最後に
私がこれを人に勧める際には「見て損はない!」と自信を持って言えない というのがこの作品の総評。

投稿 : 2015/08/04
閲覧 : 342
サンキュー:

2

ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あらすじ読むだけで泣くじゃないすか、こんなの(汗)

お勧めされた作品でしたので見てみました。
航空機事故で死別した若手い男女と残された者の心のケアの為に派遣されるロボットのお話です。
っても、無駄にSFっぽい味付けして無いですけどね。60分の作品ですし、ロボットである事を主軸にしている話ではないですので、かえって良かったと思います。勿論話的にロボットである事に重要な意味は有るんですが・・・

 短い作品ですので、ちょっとでも内容書くとネタバレになるのが確かにもどかしいw
ロボットは残された者に対する心のケアとして、事故の被害者の姿を模して残されたものに接してくうちに二人の思い出の品の数々を通して生前の二人の時間を追体験してゆくんですけどね。
ここら辺でもう切ない訳すよ。こういう作品には有りがちな展開では有るけど、美しい祇園の町と祭りでオッサンの涙腺刺激してくるんすよねw
んで、ラストでロボットと残された者の真実が明かされてオッサンの涙腺に追い打ちをかけて来るんすよ。卑怯な戦術で御座います(滝汗)
短い作品ですので、泣かせる路線好きな方にお勧めします。

 人を模したものと人とのお話をなかば哲学的にやってる作品は多くありますけど、コレはそういう路線じゃないです。
15春期の某TVアニメに路線としては近いです。
ただ、こちらは一時間弱の物語の中で二人の思い出と死別の悲しみを巧く表現してます。{netabare}冒頭でQ01は川遊び出来てたんだし、川に落ちてしまったロボくるみ引上げ回収出来るんじゃね?とか疑問も有りますが。{/netabare}
なんか完全に某作品ディスりモードですが、ちとこの作品の感動と比較してしまいました。

投稿 : 2015/07/19
閲覧 : 448
サンキュー:

9

はぐりん@ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どんでん返しにやられた…!

観終わってから思い返せば、「ああ、あの描写はこのためだったのか」と思う場面がいくつか出てきますが、鈍い私はまんまとやられました、どんでん返しに。

基本的にSF要素がある作品で、一筋縄ではいかないし、終始不気味な雰囲気がある中で、ハルとくるみの切ない関係が描かれます。絶妙です。

声優さんの演技が素晴らしい。
細谷さんの冒頭のロボットゆえの感情が欠落したような演技や、宮野さんの泣きの演技など。
そして個人的に咲坂伊緒先生の絵が大好きなので、キャラの作画には大満足です。
加えて、京都の街並みや祇園祭の様子など風景描写が秀逸で、観ていて旅行しているような気分になれました。

投稿 : 2015/07/18
閲覧 : 416
サンキュー:

4

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「貴方と」「貴女と」

近未来の京都
飛行機の事故で最愛の人を失ったくるみを慰めるため、ロボット療法を用いることに。ロボットは彼の姿に変化し、彼女のもとを訪ねる。かつて2人が語りルーピックキューブに記した夢…2人は少しずつ距離を縮めながら2人のやり残したことを共に叶えていく…。



声質もいいけど、それより細谷さんも日笠さんも演技力高くて好きだなー
EDの「終わらない詩」がストーリーとシンクロしてて泣ける。最後にこれ流されたら涙流れるよ…
ハルとくるみ両方の気持ちを歌った詩

♪このまま貴女の居ない世界でも
始めから知らずに眠るなら
貴女の思い出を目を閉じればすぐに感じる今がいい
このまま私の居ない世界でも 貴方が幸せでいれるよう
貴方が私を必要とするなら 私は笑顔で見守っているからね


キービジュアルアートディレクターが清川あさみさん。写真に刺繍をして煌びやかなアートに変えることで知られる人気アーティストです。
そしてキャラクター原案が「アオハライド」の咲坂先生
うん、主人公は男の子だけどスタッフ的には女性の方が楽しめるかも。




ロボハルとくるみが心を通わせていく様や、2人を取り巻く人々の優しさに
ほっこりと暖かな気持ちになる。
しかし、最後には驚きの真実が待っていた。
{netabare}
実はロボットはハルでなく、くるみの方だった。
不法労働、劣悪な環境で働かされ、子供の時から辛い日々を送ってきたハル。
そんな彼にとって安らぎであり光となったくるみ。
喧嘩別れした後に彼女を事故で失って、ハルはそんな現実を受け止められなかった。
だから自分がロボットであると思い込み、心を閉ざすことで自分を守っていたのだ。
心を守るためロボットのように振る舞うハルと、彼を救うため人間のように振る舞うロボットのくるみ。初見ではまったく気づかなかった…!
本作はラブストーリーなので、ロボットがどうやって記憶を引継いでいるか?とかSF的な説明はなされなかった。そこは重要ではない、ということだね。
だって、ハルも物語を追ってきた私たちも彼女が人間であると、くるみであると感じていたから。けっしてただの紛い物ではない。彼女の、ハルを助けたいと想う気持ちはたしかに本物だった。
だからハルは真実を知った後、絶望することなく前を向いて歩き出せたのだと思う。


結末を知ってからもう一度見返してみると
博士が彼に話しかけるとき、ハル本人に(人間に)話しかけるように会話している。
初見では 人間と錯覚するほどロボが精巧な出来になっているから、そういう対応をしてしまったんだろうと思うところだが
結末を知ってから見直すと うっかりハルとして接してしまったのだとわかる。

それにハルの幼なじみのリュウも
くるみがロボットだと知ってたから売ろうとしたんだろう。あの子供時代を過ごしてきてさすがに人身売買はしねえよな。

キャラクターの言動の裏にある心情もはっきり理解できるし、二度目も、いや二回目の視聴のほうが楽しめたかもしれない。
{/netabare}


余談
予告CMというのは、その作品の最も良い部分を抽出して人々が映画を観に行きたくなるように編集されたモノ。そういう観点からするとこの作品の予告CMは最高だった、最高すぎた。本編を超えるレベル。初回視聴時は 面白かったけど予告の出来に本編が負けている印象だった。しかし
2度目視聴時はストーリーや人物の気持ちも より深く理解できて1度目に観た時より感動した。
最終的には
1、2回目の視聴>予告映像
もし
一度だけ見て「思ったより…なんか、うん。」って印象で止まってしまってる人がいたらぜひ二度目の視聴をオススメしたい。






メモ

ルーピックキューブに書かれた2人の願い

ハルの願い
くるみと暮らす!

くるみの願い
ハルと料理をする
キリンを飼う
ハルが暴力をふるいませんように
浴衣でお祭りに行く
ハルが生きることを思い出しますように(書き足されたロボくるみの願い。泣ける…)

投稿 : 2015/05/31
閲覧 : 266
サンキュー:

6

ネタバレ

鍵猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

泣ける

はるが死んだのではなく、くるみが死んでしまって、はるが自分はロボットだと勘違いしてしまうほど、現実を受け入れられなかったんだな…とおもった。
展開が凄かった!
まさか、こうなるとは…
マモさんと細谷さんがイケボ( ^ω^ )

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 325
サンキュー:

1

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ハルのストーリー・あらすじ

「くるみに、生きていることを思い出させるために、ボクは人間になった」ハルとくるみの幸せな日常。
いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのQ01は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。
ロボハルの頼りは、かつてくるみが願い事を書いた、ルービックキューブ。色がそろうごとに溢れてくる、くるみの想い。
少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったが・・・。(アニメ映画『ハル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年6月8日
制作会社
WIT STUDIO
主題歌
≪OP≫日笠陽子『終わらない詩』

声優・キャラクター

細谷佳正、日笠陽子、宮野真守、辻親八、大木民夫

スタッフ

原作・キャラクター原案:咲坂伊緒、 監督:牧原亮太郎、脚本:木皿泉、アニメーションキャラクター・総作画監督:北田勝彦、キービジュアルアートディレクター:清川あさみ、小物設定・作画監督:加藤寛崇/野崎あつこ、美術監督:竹田悠介、美術設定:塩澤良憲、色彩設計:藤田裕子、CGディレクター:西田映美子、撮影監督:田中宏侍、編集:肥田文、音響監督:はたしょうニ、音楽:大島ミチル

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