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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)」

総合得点
86.8
感想・評価
1963
棚に入れた
9964
ランキング
185
★★★★★ 4.2 (1963)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

erimingo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ええーこれ続くの?...

アニメ版ではまどかが犠牲となることで綺麗に幕を終えたまどマギ。
続編が映画で始まるということで即劇場へ行って見ましたが、
初回視聴したとき、キャラが何言ってるのかさっぱりわからず半分くらい理解不能でした。結局もう一度見に行ってやっと内容を理解しましたが、最後の展開は完全に蛇足なのでは..?
ファンの間でも意見が分かれそうですが、このままいくとまどマギは1人の美少女のわがままで世界を壊して作り直してまたそれを繰り返すようななんだかすごいスケールの痴話喧嘩になっちゃいますよ。さすがにくだらなさ過ぎる...。三回目視聴した時はセリフの意味が全部理解できると同時に、アホかって言いたくなるようなツッコミどころのあるセリフが多かったです。まあまどマギのキャラがそんななのはアニメ版のころからだし今更か。
あと、変身シーンが凄く斬新で良かったです。なんだか見たことない絵だった。
ほむほむとマミさんの戦闘シーンでは息が詰まるような演出がGOODでした。
ちなみにいくら魔女の結界内とはいえ序盤のストーリーはかなり酷いです。

それでもやっぱり映像や音楽は一級品。ダークな世界観に重い設定、そして魔法少女。こんな発想を思いつくなんて凄いですね。
なんにせよこの終わり方はちょっとマイナスだと思います。

投稿 : 2014/05/26
閲覧 : 267
サンキュー:

3

take550 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

視聴者を飽きさせることのないストーリー

全てにおいて面白いが、とくに素晴らしいのはストーリーであり、見る人を飽きさせることのない内容になっていると思う。

また、作画も素晴らしく世界観に引き込まれそうになる。

問答無用の満点である。

投稿 : 2014/05/25
閲覧 : 244
サンキュー:

3

ネタバレ

はとぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見れば見るほど新しいことに気付く作品

この作品はアニメ版の続編という扱いになります。
当然ながら見ていないとさっぱりわかりません。

一度映画館で見ましたが、はっきり言って何が何だかさっぱりわかりませんでした。
そして発売日当日にBDを購入して、もう7度ほど見ましたが、
見れば見るほど「あれ、ここってこんな演出さりげなくしてたんだ…」という
細かく、見落としてしまいそうなところまで丁寧に演出を盛り込んでいます。


{netabare}
しかし初めて見たときは、ほむらが魔女化するあたりで完全な蛇足だと思いました。
いや、もう何度も見ていますが、やはり蛇足に感じる部分はあります。

魔女化せずにハッピーエンドでも良かったんじゃないかなあと思いますが、
まどかの望みや、全ての人たちの記憶も思い出も踏みにじってでも、
まどかを大切に思う「愛」の形を表現したかったんだろうなあと思いますが…。
(ついでに言えば出すかわかりませんが続編にもつなげやすい伏線として)

とはいえあの結末も決して悪い評価にはなりません。

それとあのエンディングの演出もいろいろと考えがあってのことなのかなと思うのですが、これは個々の解釈にもよりそうなので控えておきます。
{/netabare}


なんにせよ、若干のもやもや感はあっても、それでも良い作品だと感じています。
初回生産限定版を購入して何も後悔はありません。大満足です。

投稿 : 2014/05/22
閲覧 : 224
サンキュー:

5

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シュール

この作品をもう一度見終えて シュールって言葉が浮かびましたので
ググってみたら シュールレアリズムって名前がでてきました

1920年にフランスで起こった前衛芸術運動の名前だそうです
まるで夢の中を覘いているような独特の現実感をもった作品だそうです

今回の物語に当てはまらなくもない言葉だな~って思いましたが
それは他のファンタジー物でも言えなくもないかな?

ついでに書いてあった事を此処に移しますと
略語のシュールは、超現実的な・不条理な・奇抜な・難解な様子

だそうですけど 超現実的ってなんぞ?
アニメじゃない! アニメじゃない!って歌っちゃいましょうか?

どういうことでしょうね? 気になる方はググってみてくださいな
話が逸れちゃいましたが シュールって言葉が

私の中ではこの作品の感想に当てはまるかなっと思いました?
うん? それって感想じゃないかも? しれないですねw

※感想としては足らないかなっと思い追記
最初観たとき 物語と食い違ってるし 魔法少女の変身が微妙で

正直言うと最初の展開で失望してたのですが
そんな気持ちを裏切ってくれましたので良かったです

ただ大風呂敷を広げ過ぎな感があります
物語が複雑な形になってしまい

頭から煙が立ち上った方も少し居そうな気がします
そんで続きは何時 観られるんでしょうね

色々と気になっちゃいましたが とりあえず
終わりが宜しく無ければ 大破炎上して良作も駄作に転じる

が私の思う考えですので 良い形で〆括って欲しいと思ってます
とは言っても これ以上の凄い展開って起こるのかな?

今回の終え方から更に面白くするのって
難しそうだな~っと思いました

※どうでも良い事を更に追記w
この あにこれの広告にキューベーのイラストで
「僕と契約してカード会員になってよ」って宣伝がありました
どうしても悪徳商法w?って 思っちゃうのですが私だけでしょうかwww

投稿 : 2014/05/20
閲覧 : 256
サンキュー:

8

ネタバレ

手乗りラビット さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なかなかヘヴィな内容です。心して…

色々な意見があると思いますが、私は劇場に足を運んだ価値があったと思いました。ただ、もうこれ以上の続編は正直いらない。

一回の視聴で理解するのは難しいです。ですのでレンタルになって最近もう一度見直しました。やはり難しい。

捉えよう次第では、それってイタチごっこなんじゃないの?後付けでなんとでもこのあとも伸ばせそう、とも思える作品ですが、この終わり方が綺麗に終わってると思います。

テレビシリーズでは、ほむらちゃんが好きで、この作品では主人公の立ち位置で動いています。彼女の求めていたものがこの映画にはあります。見ていて辛い部分もありました。終盤でこんなにどんでん返しがくるのかという感じでした。見終わった後は結構きついです。ドンとお腹に重いものがたまります。だけどテレビシリーズを見ていた人は絶対に見てほしい。裏切られる展開ですが、決して期待は裏切らない出来だと思います。

投稿 : 2014/05/15
閲覧 : 279
サンキュー:

5

tonakai* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待値が高いぶん

作画は劇場版だけあってよかったです。
ただ観終わった後にそこまで印象がないというか、やはりアニメ版および前編&後編のが個人的に物語りも音楽もすごいすきだったのでそれと比較しての評価になるため全体的に低めの評価になってしまいました。。。

投稿 : 2014/05/14
閲覧 : 266
サンキュー:

3

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まどマギは続くのか

衝撃的なアニメシリーズの続きということで、期待と不安が入り混じったまま見に行った作品。不安を払拭するような思い切った話の流れに満足です。

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 294
サンキュー:

4

ぐりん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あのラストにビックリ!予想を超えてました!!

TVシリーズ(全12話)で既に完成された作品でしたので心配しておりました。よくある蛇足のような感じにならなければいいなーと。

観賞しましたら、始めは??でしたが、その後どんどん作品の世界に引きずり込まれてラストまでドキドキ、目が離せませんでした!!
映像も素晴らしかったです。

で、あのラストの想像だにしなかった展開に
「えええーーー!そうきたかーっ!!」そんな感じでした。
1本とられました。

観終えると、なんだかモヤモヤした気分。。
TVシリーズが好きだった方からも、新編劇場版は賛否両論だったというのがなんとなく分かりました。

ただ、よく考えると現実でも皆、綺麗ごとだけでは生きてはいない、、
あの人の、今までの苦悩や願望を考えれば、あの選択はごく自然だったのでは、とさえ思えてきます!
ある意味、リアルで生々しいラストと思えます。

結果、とても楽しめました!!素晴らしい映画でした。

続編の映画制作されないかなー、大いに期待してます!!

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 249
サンキュー:

10

ネタバレ

くらうち さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

究極の愛の形

アニメシリーズは、ほむらが汚れた翼を広げながら魔獣達に立ち向かったところで終わりました。
この新編は、その後の物語を描いたものとなっています。

ほむらはインキュベーターに囚われ魔女化するも、無事に救出されて、まどか登場。
これでほむらも円環の理の一部になれる。まどかを永遠にひとりぼっちの空間に閉じ込めてしまうことを嘆いていたほむらも、ずっとまどかと一緒にいれる、ハッピーエンドだなぁ、と思いました。

しかし、まさかの二段構えでしたね…
人間としてのまどかだけを切り離し、世界を改変し、まどかを閉じ込めてしまう。それは究極の「愛」なんだと。

「この時を待っていた…」って、いつから考えてたんでしょうね。
おそらく、花の咲く丘でまどかと2人で語り合っていたときじゃないでしょうか。あの時、円環の理になってしまうことは、本当はまどかにとっても辛いことだったんだという本心を知ってしまった。
止めるべきだったという後悔が、ほむらを駆り立てたのでしょうか。

最後のほむらが身投げするシーン。あれは一体何を示唆しているのでしょうか。
まどかが円環の理として記憶を取り戻しそうにそうなるシーンがありました。欲望と秩序、どちらを大切にするかという問いに対して、まどかは秩序を選ぶ。
このとき、自分のしたことに少なからず後悔の念を抱いたのではないでしょうか。
いずれはまどかと戦わなければならない時が来ることを確信し、「自殺」したことを暗示するようにも見えますね。

ただ、現実的な話をすれば、このニ段階目のエンディングは物語を終わらせないために、当初の予定とは異なって付け加えられたもののようです。
そうすると、物語はまだ続くようですから、「自殺」の線はなさそうですね。

ほむらとマミの戦闘シーンやOPなど他にもたくさんの魅力があり語り尽くせませんが、次回作が楽しみです。

投稿 : 2014/05/09
閲覧 : 215
サンキュー:

7

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どんでん返し!押し寄せる怒涛の展開!!

開いた口が塞がらない、とはよく言いますが実際に体感したのは初めてです。ラスト30分くらいガチで口が開きっぱなしでした!
ミスリードに驚きの展開…ストーリーが何転したか…8転くらいしたんじゃないかな。
集中力理解力記憶力洞察力…自分が持ちうる限りの力をフル活用して観ましたが追いつかない部分もありました。前情報がCMくらいだと1度で全てを理解するのはきついですね。
でも、素晴らしい作品なのは間違いなく理解できました。
今年はアニメ映画大豊作の年でした!日本に生まれて良かった!!


魔法少女まどか☆マギカ新編
なかなか観に行けなかったのですが、録画してあったまどマギの11話を観たら居ても立ってもいられなくなりました。クリスマス特典があるということで、これはもう行くしかない!と全てを放り投げて最寄りの劇場に向かいました。
しかし、自分の番まであと5、6人というところで特典が無くなってしまった(^_^)もう少し早く辿り着けば…
ほむらだったら時を遡れたのに…鑑賞前にソウルジェムが濁りそうになりました。

視聴前は
そもそもA○Bみたいに特典とかで釣るのどうなんだろう、まどマギには必要ないんじゃ、ってか品位が落ちるだろとか批判的に思っていましたが
僕のように、観にいく後押しになりえますね。
本当に何度も観る価値がある、観たくなる映画ですし。
でも、そう思っても2回目以降となるとなかなか足が向かわないこともまた事実です。そういう人にとっては良い後押しにもなっていいのかもなーと思いました。
もっと早く観にいけていたら僕も何度も映画館に行っただろうと思います。

ただ、けいおんの劇場版のときも話題になりましたが
特典だけ貰って映画は観ないって人も世の中には居るんですよね。
信じられないです!
それこそ欲望に負けて秩序を見失ってますよね。
…なんか悲しい

無駄話が長くなってしまいましたが、以下は本編の感想です。超ネタバレ注意

{netabare} ~

謎の世界軸からのスタート。


WELCOME to CINEMAの文字から始まるし、いきなりまどかが!犬カレー氏の世界が!!存分に描かれています!!!ここは完全に劇場サービス、映画館に行って良かったと思いました。

でも、どういうことだ!?皆そろってる。
夢オチ…ではないのか!
杏子が同じ中学通ってるし、制服姿可愛いし。
ほむらは昔の眼鏡三つ編みスタイル。
QBとお菓子の魔女がマスコットキャラ的なポジションに!?

敵は…ナイトメアってなんだ!?
マミさんがリーダーポジションだからか!?なんか名前つけてるよ…
と混乱することだらけ。

TV版では望んでも見れなかった5人の魔法少女が勢ぞろいして共闘する姿、見たかったはずなのに…嬉しいはずなのに…なんでだろう、素直に喜べないよ…
狙いすぎたような変身シーンと、魔女の討伐方法。あざとすぎて変な感じ。
同じように、ほむらもどこか違和感を感じてるみたいで。
ここら辺から、観客はほむらを通してストーリーを追うことになります。


ナイトメアは居るものの楽しい日々は過ぎていく。
ある日、美しい高台で。
まどかとほむらは、お互い会えてよかったと話す。しかし、日常の中に残るのは違和感。時折はさまれるQBの目のアップのカットが怖い…。
先生の世界が壊れてしまえばいいって一連の発言がフラグにしか聞こえないし…。


記憶が残っている(?)ほむらは
なぜ杏子が同じ中学に通っているのか、どこに住んでいるかを問う。
以前の記憶が曖昧な杏子。ますます怪しいと思ったほむらは一緒に隣の市に行ってみることに。
しかし、何度試しても見滝原市の外に出られない!
⇨結界が張られている!
皆に知らせなきゃと焦る杏子。今はまだ矛盾に気づいてないふりをしたほうがいいと諭すほむら。距離の近さに顔を赤らめてる杏子が可愛かったですね(。-_-。)

この異変を魔女の仕業と考えるほむら。そうなると怪しいのは…

マミさんに聞くも、いつから一緒だったかあやふや
Bebeなんて名前で欺いてみんなの記憶を弄んでいる。
あいつ…許せない!とお菓子の魔女を襲撃します。
しかし、bebeを守るため現れたマミさん(絶好調)とバトルに!
ここは本当に圧巻でした。一瞬も目が離せない!熟練者同士の戦いだとここまで激しいバトルになるんですね(・・;)
しかし、絶好調のマミさんに敗北。絶好調なら仕方ない

そして話をする中で
絶好調なマミさんの口から魔獣という言葉が!
⇨では今戦っているナイトメアとは?と混乱するマミさん

そこに突如消火器が!煙幕のように広がっている間にほむらは姿を消す。
さやかがほむらを救出するとは!彼女に向かって消火器をぶちまけてたTVアニメ版と対照的な展開ですね

残されたマミは疑問を抱く。そんなとき謎の少女が…!

◇なぜ救ったのか?
さやかは魔女の存在を知っていた。お菓子の魔女がこんな広大な結界を張って、意味もなく自分たちを放っているはずがないと告げる。
ちょっと考えればわかるでしょ?と頭良さげなさやかちゃんです。

でもそうなると、恐らくこの中に魔女がいる。まどかの犠牲を無駄にする、こんな偽りの世界を望んだ誰かが。
まどかの想いを踏みにじるなんて許せない!と憤るほむら

でも、楽しいじゃん、マミさんも今が一番幸せって言ってたし。皆がいる、この世界は皆で戦える。
どうしても魔女を倒さないといけないの?この世界を望むことは本当に悪いことなの?と問いかけるさやか。
水たまりに映るのはオクタヴィアの姿!

あなたが!!と、ほむらは
攻撃をしかけるがさやかに逃げられる。奇跡的逃げ足のさやかちゃんは
まだ私の質問に答えてないよ?という言葉を残していきます。

(ここはさやかが、自分が魔女だとほむらに思わせることでもう少しこの世界を維持したかったのでは?と後で思ったり
でも、普通にほむら自身の願いだと気づかせたかったのかも)

ゴンドラに乗りながら考えるほむら。
確かにこの世界には皆がいる。でもここは偽られた世界。これではまどかの想いが無駄になってしまう。
私はそれを認めるわけにはいかない。とほむらは考えます。まどかの気持ちが第一なんです!

そして、ほむらを探していたまどかと出会います。橋の上からジャンプしてほむらが乗るゴンドラに。魔法少女ってすごい!改めてそう思いました。
突然いなくなってびっくりしたよ!とまどか。
押し倒された感じになり照れるほむら。イイね!

…場所は変わり、2人が以前話していた花畑に。
私でよければ相談に乗るというまどかに、ほむらは怖い夢を見たといって概念となったまどかの話をする。
「まどかが誰の手も届かない遠くに行ってしまって、だけど私以外だれもそれを覚えていないの」

「私はどこにも行かないよ?ほむらちゃんが泣いちゃうくらい辛いことなのに私が耐えられるわけないもん」

ここら辺かな
花畑が一気に枯れていったのはゾッとした

今思えば、ここからが叛逆の始まりだったのだろうか…

「やっぱりまどかも辛かったのね。私が間違っていた、あなたを止めるべきだった…。
あなたは、自分ができるとわかったらどんなに辛いことでも頑張ってしまうの」
まどかがほむらの髪を三つ編みしてあげるシーンが優しくてよかったけど、それがほぐれていくシーンは今後の展開を暗示されているようでなんだか不安な気持ちになった。

!!ほむらが魔女だった!!

杏子と電話しながらほむらはソウルジェムを置いてバスに乗る。
距離が離れても身体がコントロールできる…だと!?
ほむら自身がいつの間にか魔女になっていたことに気づく。
なぜ…!?全ての魔法少女は救済されるはずなのに

⇨鬼畜クソカスQBの仕業だった。
干渉遮断フィールド(?)に囲まれたほむらのソウルジェム。
外部からの干渉を防ぎ円環の理が手を出せなくするとどうなるか。
概念の観測、それに基づいた研究ひいてはまどかの制御が目的だった。彼女をコントロールして魔女が生まれるようにすることで、エネルギー回収の効率を上げるのが狙いなのだ。
その結果、魔女となったほむらはソウルジェム内の結界に一つの街を作り、そこに自分の呼びたいものだけを集めた。
だから、モブの顔が変だったのか!
そこでは、ほむらの力によりまどかが自分の役目を忘れてしまっていたため、しばらくは平穏な日々が続いていたのだが、ほむらが自分は魔女だと気づいたことでようやく話が進み出したのだというQB。

まどほむを実験モルモットのように扱うQBにおれもほむらも怒りが爆発!本当に理論的なだけの畜生どもめ!!でも声は可愛いんだよチクショウ!
現実世界でほむらを観測するGのような大量のQBの群れにはリアルでひいっ!と声が出た。
やっぱり人類とは分かり合えない存在だと再認識…

やつらにまどかを好き勝手させないために、ほむらは絶望とともに生きようと、自身を犠牲にしようとする。
そんな絶望的な終わり方やだよ!救いがなさ過ぎる…と泣きそうになっているところに
さっそうと現れたさやかとなぎさ!!
2人は円環の理に導かれたことで、まどかのお供みたいな存在になっていたようだ。だからさやかちゃんも頭良さげに見えたんだね!

まどかにのみ注目するQBたちの目から逃れ、奴らの企みを伺っていたっぽいです。
円環の理に導かれたことで魔女の力を使いこなせるようになったみたいで、二つの姿を駆使して戦うのはかっこよかった!

もちろん杏子とマミさんも!
ついにティロ・フィナーレいただきました!!
そして杏子の
「胸糞悪い夢を見たんだ…あんたが居なくなっちまう夢。」のくだり最高でした!こうやってレビュー書いてみると、自分が杏子好きだと気づきますね。TV版のときは全く気づかなかったのに…

そうして魔女化したほむらを抑えつつ、干渉遮断フィールドを内側から壊すことに成功する。良かった!!本当に良かった!!!
まどかの矢が天から降り注ぐ。
シリアスなシーンだけど、QBたちのわけがわからないよの合唱断末魔に思わず噴き出したのは俺だけじゃないはず(笑)
今年1番のざまああああ!でした。

なるほど、QBたちの概念に対する叛逆、そして彼らの計画に対する魔法少女達の叛逆だったのかと思ったら違った。
ここから、また超展開!

そうして、現実世界に戻ってこれた皆。
ウユニ塩湖みたいに綺麗な鏡面世界になってたのってここだっけ?

やっと本物のまどかに会える、円環の理に導かれるほむら…と思ったら、アルティメットまどかの手をがっちり掴ンダ!!?
刹那、頭をよぎったのはDBで神龍がピッコロ大魔王に殺されるシーン…嫌な予感しかしない

やっぱり私は間違っていた、本当はまどかだって寂しいし、辛い…それなら、概念という状態からまどかを救わないと…!とほむらは考えたのです!今作ではほむらの思い込みによる暴走が目立ちます


「ほむらちゃん、離して!じゃないと私が裂けちゃう!」というまどか。←ここで変な気持ちになった人は愛すべき馬鹿です

……
ナニガオキテル!!?必死で物語に着いていきます。

…そして再度書き換えられる宇宙の法則。
ほむらの濁りきったはずのソウルジェムは……壊れることなく別のカタチ、違う色になっている!(DQ風)
「これは怒りや怨みとは違う、あなた達には決してわからない人間特有の感情…愛よ!!」というほむら。本来なら正義の主人公的セリフなのに全然そうは聞こえないです!

君はいったい…と言葉を失うQBに対し、神のようなまどかを欺いてしまった、そんなことができる私はさしずめ悪魔かしら?と戦慄するほほ笑みを浮かべながら言うほむら。
この愛の重さは戦場ヶ原10人いても敵わないレベルでは…?

そして先ほどの展開とは逆に、QBすらも支配下に置いてしまいました…!←ここで魔女ほむに撫でられたいと思った人も愛すべき馬鹿です

いや、恐ろしい…悪魔ほむほむを魅力的に感じてしまった自分が!

そうして再び始まる日常。…いや、果たして日常なのか!?
マミさんや杏子は若干違和感を感じてる程度だが、かつて円環の理に導かれたさやかは何が起きたか把握できているようだ。
理に干渉するなんてあんたなんて事を…!とさやか。
私が引き剥がしたのは人格に当たるほんの一部。人間に戻れたからいいじゃない、やがてあなたの今の記憶も消えるわとほむら。
世界を完全に支配してます。しかし、目が…。

そして
今度は転校生としてまどかがやって来る。3年アメリカに住んでたことになっている…
以前とは逆に校内の案内を申し出るほむら。完全にまどかの周りの子が怯えてますけど…。

まどかと呼ぶから私のことはほむらと呼んでとグイグイ攻めるほむほむ。
会話の中で
以前と街は変わらない…むしろ変わったのは私…?と本来の自分を取り戻しそうになるまどかを、ほむらが抱きしめて止めます。

概念に戻りかけて解けた黄色いリボンの代わりに、かつて貰った赤いリボンをまどかに返してつけてあげるほむら。

やっぱり、あなたの方がよく似合うわ。と
…嬉しそうに

最後の問答は意味深です。

欲望と秩序どちらが尊くて大切なものだと思う?と聞くほむら。
まどかは尊いのは規律、ルールは大切だから守らないといけないと答える。
それに対し
いつかは私はあなたの敵になってしまうかもしれないわね。と答えるほむら→エンディング

…もう圧倒され過ぎて顔を覆ってしまい、EDしっかり見聞きできなかったのは愚かでした(~_~;)

…なんとED後に続きが!
ボロボロのQB。ざまああああ!と思っていたはずなのに少し哀れに感じてしまいました。

いつもと違うQBの瞳がアップになっていき、その先にリボンで封じられた扉。
先ほどまどかが我を取り戻しかけたときに無くなったのと同じ黄色いリボンじゃないか…
これは真のまどか(円環の理)をも ほむらが封じ込めているということを暗示しているのでしょうか…。

しかし、一度エンディングを迎えたまどマギをこういうストーリーで展開させてくるとは…。

ほむらの「愛」という欲望がついに暴走してしまい、世界の秩序に叛逆する物語でした。
確かにまどかが 寂しい、怖いという感情を持っていたことは間違っていない。だけどそんな感情を乗り越えて決めた願い
その覚悟をないがしろにしてしまっているという矛盾に
ほむら自身は気づいているのでしょうか?

花畑のシーンでまどかは怖い寂しいし、自分には無理だろうと答えた。でも、偽りの世界のまどかは概念となった記憶を失っている。概念となるに至るまでの悲痛な経験、多くの悲しみを知り、それらを乗り越えて決めた覚悟(願い)を!
そのまどかは体験しないで問いに答えているんだよ?

思いこみが激しく、暴走しちゃうほむらだからその矛盾に気づかなかったのか。

それとも、気づいてたけれど
概念となり、次に会えるのは自分が消滅するとき=それが最後で、もう会えないことを憂いていたのか。
ずっと時を繰り返して
まどかの安否を、幸せだけを祈ってきたほむら。実はその願いの裏にはずっと2人でいたい、2人だけで居たいという欲望が潜んでいたのだろう。そういう意味ではさやかと似てるかも

円環の理に導かれることで、まど神さまの従者のような存在になれることを知ったけど
(魔女として暴走していたから知らなかった可能性もあるが)
それを良しとしなかったのは、まどかを自分のものにしたいという独占欲、常人では理解できない深すぎる愛があったからではないか。

書き換えられた世界で皆がいて平和な日常。
これがほむらやまどか、皆の望んだ姿なんでしょうか?

デスノートで月が完全勝利する未来を見たいと思っていたけど、もしそうなったら同じようにモヤモヤするエンディングになっていたのかな?

何が本当の幸いなのかわからなくなる作品です。

映画は素晴らしい出来でとても楽しめましたが、なんだかモヤモヤする…。
なぎさちゃんを含めて皆がいる世界だし、そういう意味では救われているんだけどやはり救われてないような、違和感が残る…。
魅力的で素敵なんだけど、やっぱり悪魔はダメだよ…

この作品では、真の意味でのハッピーエンドは迎えられないのでしょうか?
いや、希望を求めることを諦めてはダメですよね。
まだまだこの先に続く物語が観たいです!
叛逆の物語に対して、対義語だと帰服の物語、恭順の物語?
いや、それだと違うな。望むのは調和の物語、希望の物語
タイトルは違うだろうけど、続編があることは間違いないと思います。いつまでも思っています、待っています。

{/netabare}

投稿 : 2014/05/09
閲覧 : 359
サンキュー:

27

ネタバレ

クボデン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

わけがわからないよ!(見終わった後)→わからんけど面白かった!(現在)と

見たばっかでネタバレかなりあると思いますので
気をつけてください!


序盤は自分的にかなりつまんなかったなあ
なんかプリキュアみたいな感じで笑笑
{netabare}
まどか、ほむら、さやか、杏子、マミさん5人で
頑張って敵を倒す普通の魔法少女でした
なんか喋らないQBとかいたし
{/netabare}
まあそれがいいって人もいるのかな?

でもなんか面白くなりそうって雰囲気が出てて
マジでそうなった
特にその少し後の戦闘シーンは凄かったです
マミさんこんなに強かったんだあとか思いました笑笑
そこの作画は凄すぎの一言です
んでまた少しすると今度はホラー映画にしか
見えなくなった笑笑
あと、意味わかんなくなったりもしましたー

んでそこ終わるとまた戦闘シーンに移ったけど
ここはわけわかんなかったなあマジで
さやかがチートにしか見えないしね

さらにそこも終わるとラスト
ここで終わりかあと思ってたら…

まあ見てのお楽しみかなあ
個人的に
{netabare}
さやかの株は結構上がると思いますよ
あとマミさんもね
ほむらはアンチ増量しちゃうかもなあ
そこがいいとか言うひといたら知りませんが
{/netabare}

まどマギのあの終わり方が良かったと思う人は
行かない方がいいと思いました

自分は
あの終わり方で良かったんで
終わった後「金返せ〜」とか思いました笑笑
まあマミさんの
「ティロ・フィナーレ」が見れて良かったけどね

行くか行かないかは
あなた次第ですが
オススメはしませんよ〜

でも見終わってから何日かしたら
なんか急にまどマギ面白かったなあとか思い始めちゃうんですよー
友達も同じだったみたいでした
戦闘シーンは良かったしね
確かにマミさんが活躍するとこまでは糞映画と言っても
過言じゃあないけど
後半に繋げるためにはまあ必要だったのかな?
それでも後半は怒涛の展開で飽きさせない展開でした
見終わった後はなんかよくわからんけどその展開が
あんまよかったとは思えなかったんだけど
少し経つと良かったってなるのが不思議でした笑笑

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 339
サンキュー:

41

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

モジョモットカマンベール!モジョモットカマンベール!

続編としての接続は思っていたより良かった。やり残したことをきっちりやり遂げてくれた感じ。

全時空間の魔法少女がまどかによって救済されたは良いものの、唯一まどかだけが犠牲となった後の世界でほむらは当初の契約「まどかを救う」を時間遡行とは別の魔法で実現する。
まどか神への干渉にはきゅうべえとの契約の余波を読み取った方が設定上無理がないように思われます。つまり「自分以外の全てを救う」という奇跡と「まどかだけを救う」という奇跡は互いに消去し合わずに補完し合い、まどかが残した隙間をほむらが埋めようと反逆したのです。

ただしその隙間はほむらがまどかを愛しすぎた上での虚構に違いないわけです。いや、隙間が仮に実在したとしても自己の認識のフィルターを通されたどんな隙間も既に実物と同じではない。「魔法少女」=「世界からはぐれて一般常識や因果律とは異なる奇跡と受難の道を行く人」はこのような懐疑を持ちます。

他者にこのような隙間を認めて相手の意志を尊重するというのは大人の処世術でしょう。しかしほむらはこの隙間に限界まで接近しないではおられません。他者との一定の距離を保つ関係性からときに互いを傷付ける危険を冒しても接近に至らしめるもの、これが愛なのでしょう。概念化する神と概念を再び地上に引き戻そうとする悪魔という正反対の運動において、実は愛のその本質的な一面を露呈させていると言えます。
欠如としての愛。一体になることが不可能である絶対他者。満月にではなく、むしろ半月にこそ表層的でない愛が表現されるのです。

もう一つはきゅうべえへの反逆です。神を科学の支配下に置くこと、つまり神と人間を同一物にすることへの反逆が極論すれば善悪二元論だというわけです。つまり、神と人間との距離が近い神道的な価値観に対して、まずは神と悪魔という超越的な次元があり、その数段下に人間を置くモデルです。超越神を措定する点は浄土系の仏教、キリスト教にも近いですが、アニメでの救いがみんなを救う大乗仏教的であるのに対し、今回善悪二元論にまで展開させたところはアニメ版の(欺瞞的な)救済観への批判を明らかに含んでいます。

他者への寛容という名の無関心、人のなかに根源的な悪を認めない人間観、異物を排除して欲しい結果を求めるだけの静的なコミュニケーション、この映画が反逆するものはこういうものでしょう。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 1199
サンキュー:

5

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

気持ちはすっごく分かりますっ!でも・・・

新編ですっ!
その後のお話ですっ!

気持ちはすっごく分かる、うん、分かりますよw
でも・・私一人のわがままなのかもしれませんけど・・
期待してた方向とは少し違っていました・・
ちょっと残念なのです;;

さらに、でも・・
この先があるのかな??????
これで完結なのかな??????

完結でないのなら・・
もう少し期待していてもいいのかな??

「????」ばかりになってしまってすみません;;

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 235
サンキュー:

16

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エッ!?エッ?!・・・え?(:.;゜;Д;゜;.:)ハァハァ

まどまぎファンの方は観ることを強くオススメします。

他の方はレビューでネタバレ書きまくってますね(笑)
たしかにネタバレしないとなかなかレビュー書けないような気がします。

そして私は・・・ネタバレ出来るほどは理解出来なかったのがホンネ・・・orz

テレビ放送の続きの世界でありながら、映画の2時間程度の作品であるにもかかわらずこの出来の良さ・・・さすがです!

メインの主人公は、きっと「ほむほむ」です!・・・よね?

でも主人公って終わりであの立位置に行くの???
まどかどうなってしまったん???(:.;゜;Д;゜;.:)ハァハァ

テレビ放送にひけをとらない超展開はさすがまどまぎですね。
さすがです・・・脱帽です・・・。

投稿 : 2014/05/05
閲覧 : 222
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく面白かった☆

僕ね、そんなにマドカってほどでは無かったんだけどね、
やっぱりマドカかなってなった☆

ケーキの歌とかもうね・・・

フィギュアほしい!ってなった☆

まどかマギカまじか?ってなって、
間近にあってほしいと思ったもん・・・

これからもずっと一緒だよ☆

投稿 : 2014/05/05
閲覧 : 202
ネタバレ

北山アキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愛あるアンチテーゼ

TVシリーズ観たけど、劇場版の最初の2つは観てない。

まどかが願ったのは全ての魔法少女が救われる世界。
ほむらが願ったのはまどかが救われる世界。

対象を問わない大きな愛と特定に向ける小さな愛。

僕の感覚としては、小さな愛の拡大解釈が大きな愛であって、
大きな愛の部分適用が小さな愛なわけではない。
自分の中に原初に存在するのは小さい方だと思う。

だから、ほむらにしても、
感情に近い部分の愛を成就できたことはハッピーエンドと感じる。
自分の創った世界にまどかを閉じ込めることができたという禁忌の喜びも感じていることだろう。

スレにしたら
「全てを知ってしまったけどその記憶を消せない私の最高の幸せを実現してみたら…」
コメ1 悪魔になってた(・ω<) てへぺろ
くらいに満足してると思う。

ハッピーエンドと感じない人の場合は、
まどか達がそれで幸せになれたか懐疑的であったり、
ほむらがまどかに対する後ろめたさを払拭しきれていない点や、
ほむらとまどかの将来の衝突の芽が残った点を気にするかもしれない。

どちらに感じても
物語の重層的な構造が展開のどんでん返しに直結する
一級のエンターテイメントなのは変わらない。

投稿 : 2014/05/04
閲覧 : 239
サンキュー:

6

ネタバレ

old crow さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後の最後まで…

一言で言っちゃいますが…。

最後の最後までダークファンタジーかよっ!!

しかし、映像・音楽・脚本・声優すべてにおいて完璧でした。

ただ、世界観(理論)がよく理解しきれなかったかな…。

でもここまで感動できる映像や音楽は今までアニメではなかったと思う。

ひとつだけワガママを言わせてもらえれば…

頼むから俺の「ほむら」を返してくれ!!

新編作れ!!
これが完結であってはならない!!

そしてありがとう。

追伸
今回はバトルシーンが多くておもろかったぁー

投稿 : 2014/05/01
閲覧 : 216
サンキュー:

6

ネタバレ

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自己犠牲の真っ向からの否定 いいじゃん、これ  追記、DVDで再度観賞、研究の経過報告

前作はまどかの自己犠牲と新たな秩序の構築で幕を閉じたが、今回はほむらがまどかの自己犠牲と新秩序に対して叛逆を起こす。賛否両論あり、観客の「自分なりの解釈」が必要な映画だが、挑戦的でTV本編に対するアンチテーゼでもあり、いささか強引ではあるが、励みになる作品だ。大雑把に言えば神様まどかをほむらが襟首引っ掴んで人間社会に連れ戻す話だ。結局大勢を援ける自己犠牲って家族や友人や恋人など「身内の人間」のことは置いてけぼりで自分自身も幸福になれない。だから時にはぶん殴って「自分自身と身内のこと」を考えさせるのも大事だろう。現実社会に喩えると大勢を救うために紛争地域にボランティアに行った恋人ないし家族を「残される側を考えろ」と強引に日本に連れ帰るといえば解り易いかな。外に出れば凄い才能を発揮できる人を敢えて引き留めて「貴方の居るべき場所は此処でしょう、こんなにも貴方を愛し必要とする人たちがいるのだから」と自覚させることも必要だろう。あくまで個人的解釈だけど。「世の中全部の救いになるか」と「自分自身と家族、友達、恋人を幸福にするか」というテーマが見え隠れして、いろいろ考えさせられる。やっぱり人生について語ってるね。

もう一つ、自分自身の願いや欲望に忠実になれ。遠慮なんかしてたら幸福にはなれない。運命も不条理も力ずくでねじ伏せろ!!というメッセージも挑戦的だ。戦え、少女たち、そしてスクリーンの前の観客よ!!というメッセージ、確かに受け取りましたよ。虚淵さん、新房監督。素直に「一人ぼっちは嫌だ」といったまどか、運命に叛逆するほむら、いい具合に角がとれて共闘するマミ、さやか、杏子たち、それぞれ成長していた。どこかポジティブでアグレッシブで前向きに突っ走っててかっこいいぞ。


ラストのほむら、魔法少女でもなく魔女でもない「悪魔」になってしまうけど、よく見ればゼンゼン悪いことはしていない。仲間たちは全員生還させたしまどかも人間に戻したし、救済システムの「円環の理」も継続させた。悪魔というより「とても優しい大嘘つき」って表現がぴったりだ。やがてまどかも記憶を取り戻すだろうけど、その時は腹を割ってケンカするもよし、理想を語り合うもよし。今まですれ違ってばかりだった二人だけど、本気でぶつかったことって無いよね。少なくともこれからは時間はたっぷりあるからね。まだまだ人生先は長いぞ、魔法少女。戦って力ずくで未来を手に入れろ!!

さて、今回僕の中で株を上げたのはさやかかな。彼女のポジションは神様まどかの付き人だ。魔法少女の力と魔女オクタヴィアの力を使いこなす姿は人の(或いは自分自身の)善悪双方を受け止め肯定したようで、感慨深い。清濁併せ持ちながらの善意こそが本当の人間の善意だよね。以前の様な迷いとも無縁で苦難を乗り越えた戦士の強さがカッコイイ。
新キャラのなぎさはなんとシャルロッテだ。かつての敵キャラが味方入りだ。出番少ないけど重要な役だ。まどか本人も本格的に戦闘に参加。挿入歌に合わせて決戦のシーンはもう1つの魔法少女「なのは」を連想させられた。TVじゃ必殺技を決める場面が少なかったからこの点は嬉しい。梶浦由記さんの曲が冴え渡る。貴女こそ女神。いや、魔女と紙一重ですよ(勿論褒め言葉)。あとあの憎きインキュベーターが絶望に沈んだ挙句フルボッコにされる有様は拍手だ。人の心の尊厳を踏みにじってきた連中に鉄槌が振り下ろされた。せいせいするよ(笑)

悪い点  イヌカレー空間が多すぎで結構クドイ。序盤のタイムループ脱出作戦は「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」は越えられない。やはりあれは傑作だった。劇中の専門用語多過ぎ。あれじゃ確かに本来のテーマが解り辛い。評価が分かれるのも納得。

もう1つ似ている映画を紹介します。ミッキー・ローク主演、ロバート・デ・ニーロ競演の「エンゼル・ハート」。主人公の探偵が追いかける殺人犯が実は二重人格である自分自身であった。しかも今の自分は悪魔との契約により出来上がった偽の人格で殺人犯の方が本来の人格だった、というオチ。中盤のほむらが閉じた見滝原の真実に辿り着く場面に似ている。一番の違いは方や破滅し方や叛逆に成功という点だ。このリスペクトは実に見事。

この映画って働き始めてしばらくたち世の中に妥協しかけてしまった社会人に対する応援なんじゃないかな?或いは善悪の判断が完成された大人に対して改めて多角的な道徳観念
を問いかけたのかも。二人の主人公まどか、ほむら両方正しいし両方間違ってもいるから。でもこれから二人が意見をぶつけあえる環境は整ったしまだまだ最終結論は出ないだろう。我々の現実でもまど、ほむコンビの抱える問題って人間社会の昔からの二律背反なのだから。でもアニメはこれで終わってほしいな。一見ダークに見えても登場人物みんなにゆっくり話し合う時間が出来たわけだから。彼女達の人生、これからだよ。みんながんばれ!!

主題歌カラフル、フルコーラスで聞くと本編の内容にぴったり。歌詞を吟味するとこれまた物語のイメージが膨らむ仕組みだ。「モノクロだった瞳の奥の景色 裏返した日常でまた
走って行く先に君はいた」「間違えでも信じた道は新しい景色を照らす」
「始めようまた1から 辿り着いた儚い奇跡壊れないように」「透明な私たちどんな色にでも染まる」「君と誓ったあの日の記憶、今超えて過去からまだ誰も知らない明日へと」いやー、反則でしょう、歌聞かないと映画の意味理解できんよ。それだけ神曲だってことだよ。「コネクト」「ひかりふる」「ルミナス」「未来」どれも名曲だ。今回はカラフルが超神曲。前作「ひかりふる」に対する叛逆だよ。「私が何処にもいなくなっても・・・最後の安らぎに届くから」を見事にひっくり返している。主題歌も物語の一部だね。


長々と書いてきたけど最後に、美しい自己犠牲の真っ向からの否定、挑戦的で凄くいい。戦って未来を掴み取れ、魔法少女たち。

DVDの限定版をゲットしたのでタダイマ何度も見て研究しているので経過報告をします・・・映画館じゃ気がつかなかったポイントが次から次へと発見できますねー、すげー。

まずOP、カラフルのイントロにボーカルが入る。CDにもワンコーラスバージョンが収録されていたけど再生しなかったのでこれは見落としだった。OPムービーに悪魔ほむのシルエットが一瞬映る。これも見落とし。序盤からBGMに「君の銀の庭」の動機が使用され終盤への複線になっている。隙が無い。
ほむほむVSマミさんの銃撃戦のシーン、改めて見返すとファントムやNOIR思い出した。ここではほむほむの銃器に注目。基本TVと同じながらシルバー、ステンレス加工のモデルに変更。舞台がほむほむの妄想の世界だと考えると彼女は使い慣れつつ趣味に走った銃器を使っているのだろう。さりげない美意識だ。恐らく作り手は道具で別世界の事件だとヒントをばら撒いているのだろう。これもまた隙がない。

さやかについて・・・
手痛い絶望と転落を味わって大きく成長。映画のさやか、同じ虚淵作品「サイコパス」に登場する宜野座刑事と被る。あちらも壁にぶち当たり降格処分と引き換えに人間的に成長。同じ作者の作風に共通点を発見。まどか好きな方「サイコパス」もチェックしてみては?

中盤以降、前作の次回予告で流れた曲のアレンジ版が頻繁に流れるがあのメロディーが「叛逆の動機」だろう。梶浦さん、オペラ的なBGMの使用法、流石です。挿入歌「MISTERIOSO」、一部ボーカルがフルートに差し替えられていた。この点も改めて気付いた。この曲聞くと気分は魔法少女。女装コスプレ気分(笑)。いいなー、ヒラヒラしてて華麗なアクションやらかして。ボクも魔法少女になりたーい。ガキのころは変身願望は仮面ライダーだったけど月給取りになって魔法少女とは・・・我ながら情けねえ(笑)。

映画「エンゼル・ハート」との共通点。やはりシナリオ、映像ともに影響を受けている。ゲーテのファウストを下敷きにした基本設定、召喚者と被召喚者の魂を賭けたパワーゲームだ。ラストの解釈はミッキー・ロークがロバート・デ・ニーロ演じるメフィスト・フェレスを出し抜いた場合のシミュレートとも解釈できる。ちなみに我等がQBさんのモデルはメフィスト・フェレスでまどかさんはグレーチェン(ファウストの奥さん)。今回のイヌカレー空間は「エンゼル・ハート」のニューヨークそのまんまだ。錆びた鉄格子や天井からボタボタ汁が垂れて来る描写や窓に隙間から差し込む光とか。新房監督、TVでは日本映画のリスペクトが多かったけど映画版は洋画のリスペクトですか、センスいいですねー。

副音声のコメンタリーがこれまたおもしれー、中毒性がある。なんか映画公開バージョンにほぼ全カットに手直しが入っているらしい。今となっては比較しようが無いけど。悠木さんや千和さんのトークで発見するポイントもやたら多い。キタエリさんの物語シリーズに関したトークも聞けるぞ。

HOMURA 1ST TAKE VERSION
悪魔ほむのシーンの最初に録ったバージョンとのこと。斉藤千和さんの演技がかなり違う。本編より無機的で悪役っぽいイメージだ。同じシーンでも別物だ。声優ってすげー。こちらもなかなかいいぞ。でも「君の銀の庭」はラストシーンのほむほむの心情そのもので切ないよー。「窓辺で囀って、何処にも行かないで」だから・・・今回、「カラフル」「君の銀の庭」共に「正しくなくてもいいんだよ」という歌詞のフレーズが多い。「正解なんかないんだよ」という千和さんのコメントも感慨深い。

いやー、また長々と書いてしまった。でも何回も研究する価値がある映画ですねー。

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 336
サンキュー:

29

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

劇場版第3作目
2013年10月26日公開

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 219

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いろんな意味で満たされました^^。でも。

TV版視聴済です。
映画版は未視聴です。

>1回見終えた直後の素直な感想書きます。
終盤ちょい手前まではすごく良かった!!。
いろんな意味で満たされたなー^^。

こういうシナリオならアリだなあ・・って思ってました。

でも、最後の〆の手前で「んん??!!」ってなった。

で、「あれあれ??」って思ってたら終わってた><。

・・まさか、また続き作る気なんでしょうか??。


1回見ただけでは、正直よくわからなかったので、あと数回見てみるつもりです♪。
満足度はかなり高かったです!。

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 340
サンキュー:

19

ネタバレ

daruma さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

予想の裏側をいく展開

 前半はわけがわからない展開でしたが、全員そろっての戦いや、魔女同士の戦いは見ごたえがありました。

 中盤の魔女との戦いは長々と独特な作画が続いたので眠くなるくらいには飽きてしまいました。

終盤は大どんでん返しでした。
こういうオチのつけ方もアリなのかと目から鱗が落ちる気分でした。
TV版同様に予想を裏切る斬新な展開にやられました。
ほむらのまどかへの愛情の強さには正直ヒきましたが、今までのストーリーを考えるとそこまでになってしまうのもわかる気がします。
 
 {netabare}一見バッドエンドのような気がしますが、主人公のほむらは自分の正義(?)を貫くことができたのでダークなハッピーエンドと表現した方がいいような気がします。
世にも奇妙な物語にありそうなオチでした(笑)

解釈が間違っていたら申し訳ないんですが、ほむらが結界から出てきたときに周りの世界がTV版ラストシーンの砂漠のような場所になっていたのと、現実世界から連れてきた先生が途中で「世界が終わる」的な発言をしていたので私は現実世界はとっくに崩壊とまではいかなくてもボロボロになってしまったのだと解釈しました。
しかし、ほむらが世界を書き換えたおかげで一見平和な世界に戻れたし、なぎさも、さやかも、まどかもまた元通りに世界に戻ってくることができたのである意味ハッピーエンドだったのではないかと思います。(さやか自身も良くない的なことを言ってはいたけど、泣くほどには嬉しかったようですし)

せっかくの新キャラクターのなぎさがいまいち出番が少なかったような気がします。もうちょっとキャラを掘り下げてほしかったと思いました。

最後のボロボロになったキュウベイをみて、「なるほど、反逆か~」となぜか納得してしまいました(笑) {/netabare}

 TV版が完成された作品だっただけにわざわざ新作が作られるのには蛇足になってしまわないか心配もあったのですが、TV版の補完以上の素晴らしい作品でした。
 私は特にアニメのストーリー展開を重要視するので、この作品はかなりの好印象です。

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 218
サンキュー:

12

ネタバレ

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

究極のヤンデレ・・・暁美ほむら

総集編といえる劇場版がありまして、今回は新たな物語になります
主要スタッフは変わりがないようです

大まかなストーリーはこれです↓

{netabare} 現在の状況に疑問を感じた暁美ほむらがたどり着いた答えは、ほむら自身が魔女になってしまったという事実
そして、魔女に陥ったほむらのソウルジェムをインキュベーターが監視下に置き、円環の理(鹿目まどか)を観測するために利用しようとしていたことを知る
ほむらは、ソウルジェムの中で魔女として絶望の淵へ永遠に堕ちることを覚悟するが、円環の理に導かれていた美樹さやかと百江なぎさが助け出す
ですが、ほむらを円環の理(鹿目まどか)が救う直前に、ほむらは神となったまどかの一部を切り取り世界を改ざんしてしまう
それは、自らを悪魔と認めてまでもまどかを思う気持ちがさせたことだった・・・{/netabare}

作画なんですが、絵画っぽさというかサイケデリックさが増していますね
劇団イヌカレーさん、やりすぎかも
ですが、いい加減な部分はあったもののよかったと思います
OP曲をClariSが歌っているのですが、だんだん上手くなっている気がします
「ニセコイ」では、声が安定してきてますし大人っぽくなったのではないでしょうか
ClariSって実在するのかもしれませんね
ストーリーですが、劇場版ですからわかりやすくしたほうがいいような気がします

今回の劇場版は、魔法少女ほむら☆マギカって感じでしたwww
名言っぽいセリフも多かった気がします
まどマギの新たなストーリーは世界観を変えずに激しく動き出しましたね
この先も期待できそうです
次は、地上波でお願いします(どうかな)

投稿 : 2014/04/24
閲覧 : 466
サンキュー:

24

ネタバレ

ささぁ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お腹いっぱい

劇場に3回足を運び、BDを予約して、自宅で観賞していますが、何度見ても
ス・バ・ラ・シ・イの一言。
あそこまで意志(思い)を貫き通すほむらには感動しました。

投稿 : 2014/04/21
閲覧 : 190
サンキュー:

4

ネタバレ

☆ゆりりん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これを超える劇場版映画はない!!!

 すごく難しく、鉄我的な映画だったので、何回も見ないと分からないです。そして、何回も見ているうちに、理解してきて、感動やこの映画のすばらしいところが分かってすごく勉強にもなる作品です。
 ほむらが、まどかをどんなに大切にしているのかがすごく伝わりました。まどかはほむらたち魔法少女のために戦い、ほむらはまどか一人のために戦っているけど、どちらもが願いを叶えようとすると永遠に二人は合えることができないこの世のものとは思えない悲しみです。
 辛いことや悲しいことを知っている人にしかわからないような、見ていて苦しい話でした。
 絵も可愛いし、何より音楽がよかったです。ClariSのカラフルがとてもこの物語にあっていて、より物語を引き立たせていました。
 エンディングもとても胸が詰まるような感じでした。
 見て損はないです。

投稿 : 2014/04/20
閲覧 : 217
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほむらちゃん最強説な話

BDで視聴しましたが、見ている間は何かの幻想に囚われているかのような気分になって不思議でした。1回見ただけではすべてを把握しきれず最初に見終わったあとはもっと見たい!と思ったほどです。

投稿 : 2014/04/19
閲覧 : 181
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

叛逆の狼煙

まず、序盤はその世界観に圧倒されます。
総監督の新房昭之氏のもと、
虚淵玄氏による脚本、
蒼樹うめ先生原案のキャラクターたち、
劇団イヌカレーによるもはやアート作品とも呼べる前衛的な異空間デザイン、
そしてシャフト演出、
その他諸々が渾然一体となって奇跡的な化学反応を起こし
作り出される世界観はもはや魔法である。

その魔法空間で繰り広げられる夢にまで見た魔法少女5人組の共演。
(大仰な変身シーンと円卓を囲んでの変なケーキ連想ゲームはちょっと笑いましたがw)
まさに夢見心地のような世界なのですが、

でも何かが違う・・・

確かに感じる違和感・・・不気味さ・・不安

こういった演出はそれこそ「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 」を始めとして
様々な作品で使われてきたものですが、その雰囲気作りはやっぱり上手いですね。
そしてその違和感の正体は?と徐々に確信に迫っていくミステリ仕立ての進行は
なんだかんだ言ってもぞっくぞくしましたw
ついでにマミさんとほむらの戦闘シーンのクオリティにもぞっくぞくしましたw
まさに圧巻でしたね。

さて、問題はここからです。
非常に難解な本作をちょっと整理しながら振り返りたいと思います。
(大雑把な理解なので細かい所は間違っているかもしれません)

「大雑把な理解」

{netabare}まず、見滝原市はキュゥべえたちインキュベーターがほむらを使って仕込んだ
円環の理の力が及ばない干渉遮断フィールド(=ほむらのソウルジェム内)であり、
その目的は「円環の理」を観測、干渉、制御するためである。
インキュベーターらが調整し、外部からは隔離できるが
魔女(になりかけ)のほむらが無意識のうちに求めた標的を
内部から招き入れ具現化することができる。

で、干渉遮断フィールド内でのほむらの記憶操作はまどか(たち)にも作用しているので、
まどかは自らが円環の理という記憶をなくしている状態なのですが、
魔女化したことを認識したほむらが救済を望めばまどかも自らが円環の理であったことを思い出し、
その力を発動し、キュゥべえたちにとっては観測の機会到来ってことなのですが、
ほむらはまどかの秘密が暴かれるくらいなら自ら呪いを募らせ
一気に魔女化してやるって決意するわけです。
干渉遮断フィールド内で魔女化することは円環の理の救済を受けられない為
まどかにも会えず未来永劫絶望のまま死に絶えるってことなのですが
ほむらの決意に迷いはありません。

ここでそうはさせないぜ!!って魔法少女たちが登場するわけです。
ここで重要なことはかつて魔女化したさやかと百江なぎさ(ベベ)と
魔女に殺されたマミさんと杏子の間には大きな違いがあります。
前者は魔女化して円環の理によって救済された存在であり、つまり円環の理の一部であり
干渉遮断フィールドに閉じ込められたまどかがその記憶をなくしていたならば
それを伝える使者としての役割を担う者たちだったわけです。

そしてついに干渉遮断フィールドの破壊→円環の理発動となるわけですが、
ここで思い出して欲しいのは公園の丘でのまどかとほむらのやり取りです。
ほむらはまどかが円環の理という概念となることはまどかにとって辛いことで
望んでいることではないと解釈して
まどかをキュゥべえと契約させて魔法少女、ひいては円環の理になんかさせちゃいけない!
と決意しています。その時に一面の花がダークな色に染まっていってますね。
その後花々が枯れていって綿毛が光の粒に・・・
(これは魔女化することが希望になったメタファーかな???)
一度は干渉遮断フィールド内で死に絶えることを決意したほむらが
公園の丘での決意を思い出し、内に秘めてた計画を決行すべきと改めて決意し直します。
(もうためらったりしない!ってことですね)

円環の理が発動し、まどかが手を差し伸べた刹那その手を掴み
ほむらは不敵な笑みを浮かべながらこう言います「この時を待ってた」と。
この時のほむらのソウルジェムは呪いよりもおぞましい色に変色します。

まどか「私が裂けちゃう」
→世界の理が変革する→新たな概念の誕生、今までの概念の改変。
呪いに染まったソウルジェムが・・消え去るはずのほむらの魂が何故・・・
ほむらのソウルジェムを濁らせたのは呪いですらなかった。それは愛!!
独善的で偏狭的なまどかへの愛であったわけです。
もはやキュゥべえも匙を投げるレベルの理解し難い感情ということですね。

奪ったのは円環の理の一部。つまり、まどかの人としての記憶の一部。
その結果、円環の理の一部であったさやかや百江なぎさは元の居場所に帰れない。
さやかたちの記憶は徐々に変わりつつあります。
だけどさやかはこう言い放ちます「これだけは忘れない。暁美ほむら、あんたが悪魔だってことは!」

そしてほむらによって改変された世界で転校生としてまどかが現れる。
円環の理であった自分を思い出そうとするもそれを必死で抑えつけるほむら。
ほむらは「欲望」と「秩序」のどちらが大切かを問う。「秩序」と答えたまどかにほむらは言う。
「いずれ私達は敵対することになるかもしれない」と。
そして続けざまにこうも言います。
「でもかまわない、それでも私はあなたが幸せになれる世界を望むから」{/netabare}


「感想」

{netabare}まーここでレビューこそ載せていませんがTVシリーズの感想は
確かに完結なのかもしれないけど何かしこりが残るエンディングだな~でした。
まどかは円環の理という概念になり
魔女がいなくなって代わりに魔獣なる存在が誕生し、暁美ほむらは戦い続けるって
それでいいの!?

今回の劇場版はそんな私にとってその解を提示するものではありました。
まぁ蛇足と言えば蛇足なのかもしれませんが切り口としては非常におもしろかったです。
大どんでん返しって言葉が一番しっくりくるのかな。
なるほど。。叛逆の物語か。。
もっと言えば暁美ほむらの逆襲って意味合いで叛逆の狼煙って方が分かりやすいかもw
こうなってくると「ベルセルク」でいうところのガッツとグリフィスのような関係に
なっていくのかななんて想像も膨らみます。
この展開なら続編があればいいなじゃなくて続編がなければ駄目でしょ。
いや~本当に良き切り口を見つけたな~
TVシリーズはあれはあれで完結した物語だったのですが
物語を再び続けられるようにこういう形で蘇らせるとは大したものです。{/netabare}

「追記あれこれ」

{netabare}この短い期間に3回も観ましたw
1回目は普通に。
2回目は「大雑把な理解」の内容を書く為に一時停止してはカタカタと台詞をタイピングしながらw
3回目はこのレビューの調整の為というのと話を理解した上で楽しむってとこですかね。

今回は自分にとっては駄目な視聴の仕方だったかもしれませんw
やっぱレビューを書くためにアニメを観たら駄目だわw

まぁ本作はすごく好きな作品だし、
非常に難解だったのではっきりと理解したいって好奇心故に苦じゃなかったですけど
こんなことは当分したくないですw(次するとしたらヱヴァンゲリヲン新劇場版ラストかなw)
非常に細かい所まで観察している質の高い考察系レビューを書く人はあにこれにもいますが、
正直しんどいと思いますよ。やっぱレビューなんて適当に書いてるくらいが丁度いいと思いますw

あにこれだけじゃなく本作は様々な考察がなされていて
見てみるとおもしろい発見がたくさんあります。

例えば本作でほむらの取った行動は独善的で偏狭的なまどかへの愛というエゴではなく、
インキュベーターらに円環の理を解明されるくらいなら自らの手でその理を改変するという
あくまでまどかの為という苦渋の決断であったなんて考察もありましたし、
ほむらはどうして悪魔になり得たのかということに関しては
希望から生まれるのが魔法少女、絶望から生まれるのが魔女ならば
魔女化すること自体が「まどかへの再会」という希望となってしまった場合は、
それはもう既存の理では説明できないまったく新しい存在であるなんて考察もありました。

こういった様々な考察がなされているのもそれは本作が難解だからです。
それに本作には多数のメタファーが存在します。
公園の丘の花の「花言葉」とか、投げるつけられた柘榴の意味とか
それはもう数え上げればきりがない程です。
でもストーリーの難解さとか多数のメタファーとか
考察大好きアニメオタク向けではあるのでしょうけど
個人的にはもうちょっと分かりやすくしてもいい気がしますね。
こういうのってエヴァからの悪しき風潮だよななんてことも思ったりします。

最後に本作は元々虚淵玄氏の脚本ではほむらがまどかに救済されるエンドであったが、
総監督の新房昭之氏らの提案により続編ありきの今回のエンディングになったようです。
救済エンドなら確かに綺麗なエンディングです。
でもこのシリーズの人気がそれを許さないんでしょうね。
グダグタになるのはどうかやめて欲しいと1ファンとして願わずにはいられません。{/netabare}

投稿 : 2014/04/18
閲覧 : 514
サンキュー:

50

yama310 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予想を裏切る斬新なストーリー!

アニメ作品で世界観にどっぷりはまって映画を見に行ったのですが、いい意味で予想を裏切られる内容でした!

たった2時間の中で二転三転するストーリーとあまりにも予想外に結末に愕然としました.

何度見てもそのクオリティーの高さに驚くばかりでした。

投稿 : 2014/04/17
閲覧 : 157
サンキュー:

4

ネタバレ

悔いはないか? さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ほむほむ

2回見に行きました!
あの変身シーンとかマジいらねーだろ〜笑
チーガーウ♫
ほむちゃん悪者過ぎw
いやでもなるほどなーーとなる作品でした。
1度見ても理解できず、2度見ても深いことはわからずです。
理解したい人は何度か見て見てください。

投稿 : 2014/04/17
閲覧 : 241
サンキュー:

2

ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絶望と希望と・・・愛

DVD版を購入しました。
色んな方面から注目された魔法少女アニメの新作映画です。
魔法少女と魔女の戦いは終わり、平穏を取り戻した魔法少女達、しかし少女の悩みに付け入るナイトメアという存在がいた。それを唯一倒せるのは魔法少女だけだった
魔法少女鹿目まどかの中学校に転校してきた暁美ほむらも実は魔法少女!?という王道魔法少女アニメ展開でしたがところどころ「まどマギらしさ」が見え隠れしています。

まさか作中のほとんどの舞台がソウルジェム内の世界だったとは・・・
本編を一通り観た後、もう一回OPを観ると切ない感覚に襲われます。

キャラ評価(個人的見解が含まれます)
・暁美ほむら
 きゅうべぇ(インキュベーター)にソウルジェムを浄化されずそのまま封印したらどうなるかという実験をさせられ、円環の理であるまどかを誘い込む為の餌にされ悪魔化してきゅうべぇの鼻を明かしたわけですが彼女は被害者で、ある意味加害者であると体言したキャラだと言えるでしょう。
 遂にまどかと同等(?)の存在になれたようなのである意味幸せになったと感じます。

・美樹さやか
 円環の理の助手の立場になって様々な宇宙で活躍中だったがきゅうべぇに捕まったほむらを救出するべくソウルジェムの世界で、機会を待っていたチート魔法少女。
今回まるで主人公のようなかっこよさと立ち振る舞いで私個人的には一番救われてほしいキャラだったのですが残念ながらほむらの予想外の裏切りによりほむらの宇宙改変により弱体化(おそらくこれでも強い方)した。さやかが円環の理化したのはまどかをよく知る友人でメンタルが強いところでしょうか。

・佐倉杏子
 まどかの宇宙改変後の記憶を覚えている、宇宙改変前のさやかの最期を僅かに記憶している様子。ソウルジェム世界ではまどか達と同じ中学に入学している。
 さやかとは友人で相性は最高に良いようで仲がいいみたいでマミともくだけた会話をしました(一部の視聴者が夢見た世界ですね)
杏子の役割は美樹さやかのサポートと暁美ほむらの相談役でしょうか、苦労人なので危なっかしい人を放っておけない性質なので適任でしょう。個人的にはあまり活躍の機会が少なかったと感じました。

・巴マミ
 この映画で一番戦闘技術が高く、メンタルが最高に弱い魔法少女。
今回も頼れるお姉さんリーダーですがべべに指摘されている通りの「本当は寂しがりや」で前作では真実(魔法少女は魔女になってしまう、ソウルジェムに魂を移している)を知ると錯乱してしまうメンタルの脆さが弱点でした。しかし今回のソウルジェム世界では真実を知っても錯乱しなかったのはべべ=なぎさの存在で錯乱しなかったのでしょう。
 改変前であってもまどかが、べべの役割だったと考えますが状況が悪かったと思います。

・べべ=なぎさ
 マミと一緒にいるマスコット。まさかお菓子の魔女...シャルロッテが仲間になるとは驚きました。円環の理の助手としてソウルジェム世界に潜入した。
マミとはずっと一緒にいた設定でほむらの記憶が蘇るまで機会を伺いつつマミを交流を深めた。役割はマミの護衛、心のケア、ほむらの救出等。第二の魔法少女カウンセラーだと考えます。
 多分ファンサービスで映画で活躍されたキャラ。改変後では小学生として生きている。

・鹿目まどか
 すべての魔法少女と魔女を救うべく円環の理となった魔法少女。ソウルジェム世界では強大な力を持つ「普通の魔法少女」として活躍、円環の理のまどかの記憶を待たない分身。
魔法少女のカウンセラーでありほむらのカウンセラーとして活躍したが、円環の理の力を悪魔化したほむらに半分(?)奪われほむらの世界改変後では因果律を見守るまどか、中学校に転校してくるまどかに分裂した模様。
 ほむらと敵対する未来が待っているであろう苦労人
最善の自己犠牲ですべてを救おうとした少女は果たしてほむらを救うことが出来るのか。

・きゅうべぇ
飼い犬に手を噛まれるを体言してくれた。散々使い倒されてボロぞうきんになった哀れな宇宙人。


◯ほむらの宇宙改変後の世界
 まどかを普通の人間に戻せず拮抗した状態。
魔女や魔獣やナイトメアに変わる存在は描写も会話でも居ないがおそらくそういった存在は居るはず、理由はさやかが魔法少女であるから。

◎総評
こんなに感想を書いたのは久々です、観た直後ですから言いたいことが多いですよ。
この映画でまどかが終わるかどうかは分かりませんが終わってもおかしくないと感じました。とりあえずきゅうべぇは因果応報な最後だと思いました、散々人類を利用した報いですよアレは、マミに関しては加速する彼女のネーミングセンスに脱帽しました。杏子とさやかは仲良しでほっこりしました。
まどかとほむらが本当に笑い合える日が来るのを祈ります。

 

投稿 : 2014/04/13
閲覧 : 220
サンキュー:

9

ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほむらが。。。

{netabare}
最初は、( ‥) ン?続きじゃないの???とおもってたけど、続きだった。。。
途中から、最後にかけての展開が、難しくて何回かみなおさないとわからないと感じました。

劇場版 後編からのつづきと言えばつづきなんだけど、後編の最後の魔獣とのたたかいじゃなかったところがちょっとだけ残念だとおもった。

劇場版だけでも、みなおしてみます。(;^_^A
{/netabare}

投稿 : 2014/04/12
閲覧 : 235
サンキュー:

8

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のストーリー・あらすじ

人気アニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」の新作劇場版。TVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続く新たな物語が描かれる。(アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年10月26日
制作会社
シャフト
主題歌
≪OP≫ClariS『カラフル』≪ED≫Kalafina『君の銀の庭』

声優・キャラクター

悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈

スタッフ

原作:Magica Quartet、キャラクター原案:蒼樹うめ、 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕、副監督:寺尾洋之、脚本:虚淵玄、キャラクターデザイン:岸田隆宏/谷口淳一郎、総作画監督:谷口淳一郎/山村洋貴、エフェクト作画監督:橋本敬史、異空間設計:劇団イヌカレー、異空間美術:南郷洋一、美術監督:内藤健、美術設定:大原盛仁、色彩設計:日比野仁/滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:江藤慎一郎、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音響制作:楽音舎、音楽:梶浦由記

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