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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)」

総合得点
86.8
感想・評価
1963
棚に入れた
9964
ランキング
185
★★★★★ 4.2 (1963)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語の感想・評価はどうでしたか?

Hiraku8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

戦闘シーンと音楽が非常に良かった

ただし、ストーリー展開、内容がビューティフル・ドリーマーに酷似している
こういった話は確かに多いけれど、流石にこれはやり過ぎ
裏を返せばビューティフル・ドリーマーを先に見るか、
この作品を見て面白いと感じたら(初見なら面白いに決まってるが)後で見るかしましょう
割り切ればエンタメとして十分楽しめる良い作品なのは間違いない

投稿 : 2016/03/12
閲覧 : 223
サンキュー:

1

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

圧倒的なシャフトの世界観!これはもう芸術ですね。アニメを超えてる

魔法少女まどか☆マギカ。
この作品を知らないアニメファンはいないと思います。

本編はもう神アニメ認定の傑作で、あの物語をどういう風に変えて作品にできるのかって思ってましたけど、さすがはシャフトというクオリティーでしたね。


まずこのアニメは、他のアニメとは一線を画されるべきだと思います。
数々のアニメ製作会社が存在し、数々の名作や神アニメと言われる作品があって、それはそれで素晴らしいんですけど、このまどマギに関してのシャフトの世界観は圧倒的に芸術的で、アニメという概念そのものを超えているとしか思えません。

作画に関して言えば、一コマ一コマがすべて芸術作品であり、絵画の世界であり、幻想の世界であると思っています。

僕自身が絵描きをしていたこともあって、絵には多少敏感なところがあるんですが、このまどマギの世界で描かれる背景や風景、構造物や時としてあり得ない描写は、本当に高いクオリティーであり、革新的であり、独創的だと思います。


そして、これはまどマギなら当たり前ですけど、この魔法少女たちの運命の描き方。
そのストーリーの展開にも驚かされます。


観たことがない人が読むかもしれないことを考慮して深くは書きませんが、魔法少女ものとして、このストーリー展開はないですよね。


いや、あったのかも知れませんけど、このキャラデザとこのストーリーの組み合わせはなかったんじゃないかな?


で、本題のこの映画のお話ですが。

これは本編を見事に覆すものになっていたと思います。

ちなみにこの劇場版は日本アカデミー賞ノミネート作品です。

始まりの物語と永遠の物語は、正直、本編とまったく変わらないもので、マニアにしかわからないほどに細かい部分を改変したものだったと記憶していますが、この叛逆の物語については、本編とまったく違う構成になっていました。


こう来たか、と言わずにいられない展開で、良くも悪くも視聴者の予想を裏切る内容になっていました。


この展開については好き嫌いがあるかと思いますが、そもそもまどマギの世界観というものが視聴者の予想を完全に裏切っていたので、これはこれで素晴らしいと感じました。


あにこれの評価は低いですが、もっと評価されるべき作品だと思います。



キャストは本編のレビューで書いているので、興味があればそちらを参考にしてください。



ということで、予想を裏切る展開と衝撃のラスト、と言える作品でした。


もちろん誰にもオススメします。

投稿 : 2016/03/08
閲覧 : 370
サンキュー:

34

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3%くらいしかわからんわ

残念ながら理解力が乏しい私にはほとんどわかりませんでした
でも超展開だってことはわかりましたし、これ以外の作品が全て浅く思えるほどの作品だった気がします
あと2、3回見たらまた書きます

投稿 : 2016/02/22
閲覧 : 205

おんみょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まどマギ続編

まどマギ本編をご覧になった方には絶対見てもらいたい作品です。

この作品では、まどマギの「もうひとつのエンド」が描かれています。
最愛のひとを失って、独りで「魔獣」と戦い続けたほむらちゃんは・・・

まどマギという作品は、どうも評価しづらいところがあります。
物語の結末というか、展開というか、全体的に抽象的な描写が多々あるため、どういうことかと考えさせられる場面が見受けられます。

私は視聴者おまかせエンドというのが嫌いです。しかしまどマギに関しては、視聴者おまかせテイストではありますが、おまかせではない。ちゃんとした結末があります。本編で少女たちはいくつもの壁ににぶつかり、もがき苦しみ、その果てに待ち受ける運命。そしてその約束された運命に立ち向かう少女たちのその心とは・・・

そのもうひとつの終わり方(真のエンディングというべきでしょうか・・・)が、この作品です。

投稿 : 2016/01/27
閲覧 : 265
サンキュー:

7

ネタバレ

しおり さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:----

流石としか言いようがなかった作品。

最初は、{netabare}ほむらの時間停止の能力もある?{/netabare}あれ?{netabare}テレビ版や小説だと弓になってたよね?{/netabare}と思っていたのに、その辺りもやっぱりまどマギだった。
声優陣の演技が凄かった。
{netabare}あたしって、ホントバカと言って絶望していったさやかはもういなかった……{/netabare}
{netabare}キュゥべえが画面一杯に広がったのは流石に怖かったです{/netabare}
{netabare}希望よりも熱く絶望よりも深いモノ……愛よ! と言うほむらの台詞を聞いたときに、この子等々ガチ目な子になっちゃったんじゃ……と思ってしまいましたごめんなさい。{/netabare}
続きがとても気になりました、だけど続編が無いから……続編が出ることに期待。

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 196
サンキュー:

2

ネタバレ

プリングル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TVシリーズに「叛逆」する物語

「『魔法少女まどか☆マギカ』はテレビシリーズで完璧に終わった」と「叛逆の物語」を見るまでは思っていました。
単純に「『まどマギ』をもっと見たかった!」という一心で本作品を見ることを決めました。

しかしそんな「見たかった!」という欲求をただ満たすだけで終わる映画ではありませんでした。

「果たしてテレビシリーズは完璧だったのか?」
そんな疑問が浮かぶほど、この「叛逆の物語」で『まどマギ』という作品は物語として完成度を高めました。

テレビシリーズは円満で終わったのだろうか?
あの終わり方はまどかにとって本当に良かったのか?
まどかを守りたかったはずのほむらにとってあの終わり方は良かったのか?

『まどマギ』のストーリーにとどまらず、見た人の意識をも「ひっくり返す」のが名の通り「叛逆の物語」なのです。

テレビシリーズの終わり方に疑問を持った方
テレビシリーズの終わり方に疑問を抱かなかった方
どちらの感想をお持ちでも「叛逆の物語」は楽しめる作品であると思います。

以下ネタバレ含む感想です。
{netabare}
「ほむらの世界」で視聴者に「あれ?何だこれ・・・」と疑問に思わせる方法がお見事。
「普通の魔法少女」らしい展開にすることで、「これは普通じゃないぞ」とファンの心理を逆手に取ったのは『まどマギ』らしさが光ります。

また前半の「ほむらの世界」では、基本的にOPの「まだだめよ」を基にしてアレンジされたBGMが流れている点も特筆すべき点。
「まだだめよ」のBGMが終わるときは
「ほむら自身がほむらの世界の謎に気づいてしまった」シーンで、BGMも謎解きのヒント、もしくは世界感の構築をする要素となっていたのです。
BGMもそんなギミックが施されているのかと思うと、やはり『まどマギ』という作品は細かいところまで作りこまれている作品なのです。

また所謂「悪魔ほむら」の斎藤千和さんの演技に鳥肌が立ちます。
DVD、BDの初回版ではその該当シーンにおける斎藤千和さんの「ファーストテイク」が収録されています。
上映されたのはセカンドテイクではありましたが、
もし「ファーストテイク」で上映されたならば「叛逆の物語」の結末は全く別の印象になっているほど違い、斎藤千和さんの演技力にただただ感服板致しました。
本編では迷いを見せるような演技ですが、「ファーストテイク」では迷いがなく、心から堕天使になったバッドエンドになっていたでしょう。

雑多な文章となってしまいましたが、エンターテイメント作品としてもおもしろいだけでなく、様々なギミックがこらされて見るたび感想が異なるような素晴らしい作品になっていたと思います。
{/netabare}

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 226
サンキュー:

7

まつはや さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

自分には合わない

上映前の期待値が高すぎたというのもありますが良いとは思えなかったです。

一番不満なのは消化不良なストーリー。
設定を広げるだけ広げたのに、全て回収できずになあなあで終わってしまったなあと。
内容もっと短く出来たと思います。
どうでもよい描写で水増ししたような印象を受けました。

皆言葉が抽象的で曖昧ですね。
ほむらの考えていること、行動理念が意味不明だったところが痛いです。

新キャラクターを出す必要もなかったと思います。

イヌカレーさんのの独特な雰囲気の演出やEDは素敵でした。

TVシリーズの方は好きです。

投稿 : 2016/01/06
閲覧 : 633
サンキュー:

6

ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まどかママは正しきインキュベーターその3

 あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。
 映画版のレビューなんですけど、二部構成にしています。第一部が映画編で、第二部がテレビ版・総集編版・映画版の各レビューの内容を包括したあとがき編です。テレビ版・総集編版レビューの既読者向け。長文なので暇人向け。

映画編:{netabare}

テレビ版と映画版のプロット:{netabare}
 テレビ版および総集編版のレビューは、以下の三点を柱として書いていました。
①キュウベエ世界からまどか世界への転換を意味する「魔法少女とキュウベエの齟齬」
②まどか世界からほむら世界への転換を意味する「まどかとほむらの齟齬」
③これらの転換のくさびとなっている「少女の成長」

 なぜこのような整理をしていたかというと、これでテレビ版と映画版のストーリーのプロットが説明できるからです。
 ①と③を組み合わせると、「キュウベエ世界があって、そこにまどかがいて、まどかが成長することでまどか世界を構築する」ですね。②と③で、「まどか世界があって、そこにほむらがいて、ほむらが成長することでほむら世界を構築する」になります。これでそれぞれのプロットになっていますよね。
 つまり、テレビ版も映画版も、基本プロットは変わらないってことです。一般化するなら、「ある世界があって、そこに一人の人物がいて、その人物が成長することで新たな世界を構築する」って感じです。個人の成長と世界の変革を連動させた作品ですね。プロット的にはエヴァやウテナと同じカテゴリーでいいと思います。

 では、テレビ版と映画版のプロットが同じならば、何が違ったのか。
 一番の違いは、成長を見せる主体の違いですね。まどかなのか、ほむらなのか。
 これ以外で重要なのが、各世界の違いです。こちらの話は、テレビ版と総集編版のレビューで「キュウベエ的功利主義とまどか的功利主義」「功利主義とエゴイズム」として整理しました。
 まどかの成長についても断片的にですが終えていますから、次項からは映画版の新要素である「ほむらの成長」について見ていきます。ほむらは二段階の成長を遂げて、まどかの対極へと到達しました。
{/netabare}

ほむらの成長①:{netabare}
 まどか「ほむらちゃん、一人ぼっちになったらダメだよ」
 ほむら「寂しいのに、悲しいのに、その気持ちを誰にも分かってもらえない」

 テレビ版の後、他の魔法少女たちと分かり会えないほむらは、ぼっち化してしまいました。このぼっち化の説明としてあったのが、ほむらの引きこもり(ナイトメアの世界)と、魔法少女たちとの対決ですね。まどかは、このぼっちほむらを救済するために三つ編みを施そうとしました。
 三つ編みというのは、弱きほむらの象徴ですよね。ストレートロングが強きほむらです。弱きほむらは自立していない代わりに他人と協調でき、強きほむらは自立しているために他人と協調できない、という正反対の特性を持ちます。

 まどか「私だけが誰にも会えなくなるほど遠くへ一人で行っちゃうなんて、そんなことありっこないよ」
 まどか「ほむらちゃんでさえ泣いちゃう辛いこと、私が我慢できるわけないじゃない」

 まどかは、「一人は我慢できない」と言っていたわけですが、この真意は、「だから、ほむらちゃんも強きほむらを捨てて、みんなと協調しようよ」ですよね。そのための三つ編みです。
 ですが、ほむらは三つ編みを振りほどき、強きほむらを選んでしまいました。まどかの結末を知っていることが災いし、まどかの真意を汲み取らなかったのです。そして、ぼっちをこじらせて、「私がまどかを助けなきゃ」とエゴイスティックな方向に走ってしまいました。これが「まどかとほむらの齟齬」ですね。
 単なるぼっちほむらが、エゴイスティックほむらちゃんになること。これがほむらの成長の第一段階です。
{/netabare}

ほむらの成長②:{netabare}
 キュウベエ「いずれ僕たちの研究は、円環の理を完全に克服するだろう」
 キュウベエ「そうなれば魔法少女は魔女となり、さらなるエネルギーの回収が期待できるようになる」
 ほむら「まどかの秘密が暴かれるくらいなら、私はこのまま魔女になってやる」

 キュウベエは、相変わらずですね。魔獣のいる世界よりも魔女がいた世界の方が効率が良いらしいです。
 一方、ぼっちほむらは、エゴスティックほむらちゃんになり、魔女化を選択しました。少女が魔法少女になった場合、ソウルジェムが壊れない限りは魔女化へとエスカレーター式に到達してしまうわけですが、ほむらの場合は流され続けたのではなく、最後の最後は選択したのです。自ら選択することこそが成長の証です。まどかも、キュウベエやまどかママとは違う道を選択していました。

 ほむら「今日まで何度も繰り返して、傷つき苦しんできた全てが、まどかを思ってのことだった」
 ほむら「これこそが人間の感情の極み。希望よりも熱く、絶望よりも深いもの。愛よ」

 まどかへの執着の感情に、ほむらは「愛」と名付けました。この「愛」は、双方向なものではなく、ほむらからまどかへの一方通行なものです。ほむらのエゴイスティックな感情は、「愛」をもって昇華(正当化)されることになりました。これが二つ目の成長である「悪魔化の選択」ですね。ほむらちゃんは、第二段階目の成長を遂げました。
 「悪魔化の選択」をすることで、エゴイスティックほむらちゃんは、愛を一方的に押し付ける究極のエゴイズムを正当化することに成功したのです。エゴイズム的究極愛の体現者、ストーキングほむらちゃんの誕生です。

 キュウベエ的功利主義に対し、究極の博愛主義をもってまどか的功利主義を構築したまどか。
 まどか的功利主義に対し、究極の偏愛主義をもってほむら的エゴイズムを構築したほむら。
 簡単に言うと、最大多数の最大幸福を追求するのか個人的幸福を追求するのか、みんなが良ければいいのか誰かが良ければいいのか、みたいな感じですね。まどかと逆方向の極みへと到達すること、これがほむらの成長です。これにて、まどかとほむらの思想的対立が完成となりました。
{/netabare}{/netabare}

あとがき編:{netabare}

この作品の結末:{netabare}
 まどマギの特長の最たるものは、モヤモヤ感ですよね。テレビ版も映画版も、視聴後に「これでよかったのかな?」というモヤモヤ感が残ります。なぜモヤモヤ感が残ってしまうのかというと、まどマギで扱っている問題が、一義的には解決され得ない問題だからです。解決され得ない問題は、解決することが出来るのか。この視点が重要なんです。

 功利主義っていうのは、ある意味では少数派を切り捨てる考え方でもあるんですけど、利点もありますよね。解決され得ない問題に対して、暫定的な答えを出すことが出来るんです。
 例えば、「電車の中でメイクをしていいのか?」という問題があったとします。これは、国や時代によって答えが変わりかねない倫理的な問題ですから、絶対的な答えというのはありません。でも、功利主義的な答えは出せますよね。大多数の人がイエスと言えばやって良いことになるし、ノーと言えばやってはいけないことになる。みんなが納得することはできなくても、少数派を切り捨てることで「多数派がこっちだからこっちの方が良い」という解決を図ることができるんです。功利主義を使えば、多数派と少数派のバランスの中から、より幸福度の高い答えを見つけ出せるってことです。

 で、この作品が何をやっていたかというと、絶対的な答えを出したのではありません。暫定的な答えを出しているんですけど、それが肝でもないんです。暫定的な答えを出す前の段階の、バランスを作ったのが肝なんです。
 キュウベエは、「90人を超ハッピーにするために、10人を切り捨てよう」って言った。
 まどかは、「99人がややハッピーで、1人が犠牲になる方が良い。私がその一人になります」って言った。
 ほむらは、「私は、あの子が幸せならそれでいい」って言った。
 (※まどかよりもキュウベエの方が幸福度が高いのは、魔女がいた世界の方が効率が良いからです)

 少数派は少しいるけど、多数派が強い幸福を得られるような「キュウベエ的功利主義」。
 みんなが多数派になって幸福を享受できるけど、自分だけは除外されちゃう「まどか的功利主義」。
 多数派も少数派もどうでも良くて、誰かの幸福だけを追求するアンチ功利主義な「ほむら的エゴイズム」。

 この三者三様のバランスがストーリー上で展開されていて、さぁどれがいいの?って話なんです。
 最初は、キュウベエの主張をぶつけられて、ちょっとイヤだなって思う。次に、キュウベエの問題点を修正したまどかの主張に触れるんだけど、その結果がハッピーエンドだとは思えない。最後に、それならとまどかの対極にある、ほむらの主張を用意してもらったのに、やっぱり満足できない。
 どこを取っても、どの結末でも、モヤモヤしてしまう。でも、モヤモヤするのは当たり前なんです。この三者が議論しているのは、「多数派はどこまでなら少数派を犠牲にしていいのか」「少数派のわがままはどこまで許されるのか」っていう倫理的な問題ですよね。この問題に絶対的な答えなんてありません。でも、作品としてはエンディングを迎えてしまいますから、答えが出されたように錯覚をしてしまうんです。意識的であれ無意識的であれ、答えなんかないって分かっているのに、答えが出たと錯覚するから納得できずにモヤモヤするんです。

 解決され得ない問題への答えを提示されたとは思わずに、「暫定的な答えなんだから、自分も三者三様のバランスについて良く考えてみよう。自分もこの中から選んでみよう」っていうが本当の答えなんだと思います。
 というわけで、私も選んでみることにしました。私が選ぶのは、もちろんキュウベエです。
{/netabare}

(感想)俺が!俺たちが、キュウベエだ!!①:{netabare}
 何度でも言いますが、私はキュウベエを悪者だとは思っていません。
 「支配層に対し、レジスタンスが反抗する」みたいないわゆる革命系の作品てありますよね。この手の作品は、「20人の支配層が超絶ハッピーで、一般人80人が犠牲になっている」という状況下にあります。そして、レジスタンスが「本来の多数派である一般人を、ちゃんと幸福が享受できるようにしよう」と革命を起こしますよね。
 キュウベエをこの支配層と混同するのは絶対にダメです。キュウベエは「宇宙全体と人類のため」って言ってたんですから、そもそも多数派が幸福を享受できるように動いているし、犠牲の範囲もまどかよりちょっと(魔法少女の数の分だけ)多いくらいです。まどマギは、革命系の作品と同列ではないんです。キュウベエは憎むべき支配層ではありません。

 で、キュウベエがやっていたのは、テレビ版では「他種族(魔法少女)からエネルギーを回収すること」ですよね。これについてキュウベエは、「人間が行っている家畜と何が違うのか?」と提起していました。映画版でやっていたのは「他種族(ほむら)を実験台にすること」ですね。これに該当するキュウベエのセリフはありませんでしたが、おそらく「人間が行っている動物実験と何が違うのか?」って言うと思います。
 つまり、魔法少女を犠牲にするキュウベエというのは、動物を犠牲にする人間と同じだってことです。どちらも他種族の一部を犠牲にしていますよね。法則や原理を究明しようとしているのだって同じです。この作品を風刺として捉えたときには、「人間はキュウベエである」というのがまず確定するはずなんです。

 人間が五人死ぬスイッチと、家畜が一頭死ぬスイッチがある。あなたはどちらかを押さなければなりません。
 さて、どちらを押しますか?

 キュウベエが直面していた問題って、これですよね。キュウベエは人間で、キュウベエにとっての魔法少女は人間にとっての家畜で、宇宙全体の保持のためにエネルギーが必要だっていうのは、人類が飢え死にしそうだから食料が必要だとか、地球の維持のためには研究が必要だとかってことですよね。どちらのスイッチを押すべきかは自明のはずです。魔法少女に感情移入して、キュウベエを「敵だ!」と言ってしまうのは分かるんですが、キュウベエを考えるにはもう少し俯瞰的な視野が必要なんです。

 私がテレビ版レビューでキュウベエを問題視していたのは、「行為の倫理性」についてだけです。家畜を殺すのがダメって言ったんじゃなくて、なぶり殺しにするのはダメって言ったんです。帰結主義的な「どうせ死ぬから一緒でしょ」に対して、そんなことない!って言ったんです。これはまどかも同じだって話も書きました。まどかは、キュウベエの存在を消し去らなかったし、功利主義的構造も維持したんです。キュウベエを否定したんじゃなくて、魔法少女たちに内在していた「行為の倫理性」の問題を解決したんです。

 キュウベエの「行為の倫理性」を問題視するに留まらず、頭っから悪者だと批判している人には、この家畜スイッチの問題について良く考えて欲しいと思います。
 キュウベエを批判するのなら、家畜廃止!動物実験禁止!とまで言わないとダメですよね。これでこそ少数派保護としての一貫性です。また、自分が多数派であることに無自覚なら、気付きを得る前の無知なまどかと一緒ですよね。「この光景を残酷と思うなら、君には本質が全く見えていない」って言葉を贈るしかありません。
 つまり、キュウベエ批判は、人間批判や自己批判とワンセットであるべきなんです。キュウベエが少数派を犠牲にするのはダメだけど、人間(自分)は少数派を犠牲にして良い、なんてダブルスタンダードも甚だしいですよね。
{/netabare}

(感想)俺が!俺たちが、キュウベエだ!!②:{netabare}
 功利主義は、多数決とは違います。「多数派の数」を数えるんじゃなくて、「幸福の量」を量るんです。
 キュウベエは、考えなしに「90人を超ハッピーにするために、10人を切り捨てよう」という魔法少女システムを導入していたんじゃありませんよね。魔法少女システムではない、すなわち、犠牲の無いシステムとちゃんと比較検討をしていました。「(魔法少女システムがなければ)人類は未だに裸で洞穴生活をしていただろう」って言っていましたよね。この「100人がギリギリ生存できて、犠牲はゼロ」という犠牲ゼロシステムと比較していたんです。
 魔法少女システムは、単位幸福量が10もあって、総幸福量が(10×90人=900)となるシステムです。
 犠牲ゼロシステムは、単位幸福量が1くらいしかなくて、総幸福量が(1×100人=100)となるシステムです。
 この両者を比較して、魔法少女システムを選んだんです。功利主義者として、多数派の数じゃなくて幸福の量を優先していたってことです。

 これに対して、まどかは「99人がややハッピーで、1人を切り捨てよう」という魔獣システムを導入したんです。
 魔獣システムは、単位幸福量が9くらいはあって、総幸福量が(9×99人=891)となるシステムです。魔獣は魔女よりも効率は落ちちゃうけど、犠牲の少ないこっちの方が良いって言ったんです。
 当初のまどかは、キュウベエを批判していました。多数派が一番多い犠牲ゼロシステムが良いと思っていたんです。でも、キュウベエの教えを受けて、犠牲ゼロシステムがヤバ過ぎることを知ったんです。だから、犠牲を許容して功利主義的な構造を堅持したんです。そして、総幸福量の減少と犠牲人数の減少を比較したときに、倫理性の高い犠牲人数の減少を選んだんです。これは、まどかママの教えによるものですね。また、この倫理性の問題を他人に押し付けたくなかったから、自分を犠牲にしたんです。まどか的功利主義は、キュウベエ的功利主義の倫理性の問題を修正したものだよって話です。

 で、キュウベエが主張する(総幸福量900、犠牲10人)とまどかが主張する(総幸福量891、犠牲1人)のどっちを選ぼうかってときに、功利主義者はキュウベエを選べばいいんですけど、多くの人はまどかを選ぶような気がします。テレビ版レビューで書いたドナー問題みたいに、やっぱり倫理性の問題は大きいよねって考えると思うんです。
 ただ、問題なのは、この世界にはまどかがいないってことです。私たちには、少なくとも私には、既存の世界のルールを変えるだけの力が備わっていないんです。何か(誰か)が死ねば、家畜はいらないなんてシステムは構築できないんです。
 力を持つまどかは、犠牲ゼロシステムと魔法少女システムと魔獣システムの三択から選べたんですけど、力のない私やキュウベエには、犠牲ゼロシステムと魔法少女システムの二択しかないんです。理想論を実現できなくて現実論からしか選べないから、家畜や動物実験を許容しないと裸で洞窟生活なんです。

 だから、私は宣言するんです。私はキュウベエだって。犠牲を否定して裸で洞穴生活するよりは、犠牲を覚悟して今の生活を維持したいんです。便利な言葉があるじゃないですか、必要悪って。「命を奪うのは悪いことなのかもしれないけど、やっちゃうよ。やっちゃえよ」って、私は言いますよ。
{/netabare}

(感想)俺が!俺たちが、キュウベエだ!!③:{netabare}
 まどかが自己犠牲を選んだのは、魔法少女たちがかわいそうだからってだけの単純な理由じゃないですよね。キュウベエがもたらした幸福を知り、少数派の境遇にも共感してしまった。だから、なるべく両者が両立できるような道を選んだんですよね。
 まどかは優しかったから救済しただけじゃなくて、優しい上に救済する力を持っていたんです。だから、必要悪の行使からは逃げられたんです。でも、私は必要悪の行使からは逃げられないんです。
 私がキュウベエと同じ立場だったら、まどかと同じ力を持っていなかったら、魔法少女たちに土下座しますよ。「エネルギーが足りません。でも、私には打つ手がありません。みんなを生かすために死んでください」って。まどかと同じ力がないから、私に力が足りないから、私はキュウベエを選ぶんです。キュウベエと違うのは、せめて魔法少女たちを苦しまないように殺してあげるってことだけです。「やっちゃうよ」です。

 多数派には覚悟が必要ですよね。少数派を切り捨てる、必要悪を行使するって強い覚悟が必要です。犠牲となる少数派の辛さを知れば知るほど、切り捨てるのもきっと辛い。でも、「五人が死ぬスイッチと一人が死ぬスイッチ」で、六人を救う力がないんだったら、歯を食いしばってでも「一人が死ぬスイッチ」を押さなきゃいけないですよね。キュウベエが葛藤なく押せるというのなら、それはそれでうらやましいとすら思います。
 多数派としての覚悟を持てば、少数派の覚悟だって持てます。「五人が死ぬスイッチと一人が死ぬスイッチ」で、私が少数派の一人に該当していたとしても、私は「押せ」って言います。「悩んだって結論は変わんないから押せよ」って。切り捨てなきゃいけない多数派の辛さを知っているから、切り捨てられることも覚悟するんです。

 私のクライアントにもね、たまにですけどいるんですよ、リストラできない社長さん。スイッチ押すのに悩んで悩んで、挙句に会社を潰すんです。私はキュウベエだからね、こう言うんです。「みんなを救えないでしょ?みんなを殺す気なの?早く押せ!」って。まどかになれないんだから、必要なのは優しさじゃないよ、覚悟だよって。「やっちゃえよ」です。
 キュウベエは必要悪を行使しただけです。これをもって悪者だというのなら、私だってそのそしりを甘受しますよ。

 私たち人間はキュウベエだ。私個人もキュウベエだ。みんなを救うまどかにはなれないし、ほむらにはならない。
 ケースバイケースだとは言っても、私のスタンスはこれですね。結構多いと思うんですけどね、巷のキュウベエさん。
{/netabare}

あとがき:{netabare}
 テレビ版のレビューを書いて、あとは放置しようと思っていたんですけど、結局駆け抜けてしまいました。

 私の解釈は異端かもしれないですけど、てか何が本流かも分かっていないんですけど、功利主義からのアプローチは結構ハマっているとは思っています。書く内容は随分前から決まっていたので、文章量の割には楽だったかな。実際に文章化したら長くなり過ぎたので、結構カットしちゃいましたけど。

 本当は、映画版レビューでは「次回作があったら、こんなエンディングになるんじゃない?」っていうのをメインに書きたかったんですよね。まどかとほむらの対立をどう処理するのかって話です。でも、カット。
 あと、しばしば散見される宗教的なアプローチも否定しておきたかったです。ここまでは上手く解釈できるけど、ここから先はムリが出ちゃうので適切ではありません、みたいな話です。こちらもカット。
 本来の流れは、ほむらの成長をまとめて、宗教的なアプローチは無理だよって説明して、テレビ版と映画版の結末を別個に整理して、次回作があれば落としどころはこの辺だよね、みたいな感じだったんです。

 あらぬ方向へ行ってしまったのは、キュウベエは悪者じゃないってちゃんと言いたくなったからです。この作品は、キュウベエの主張があって、まどかの主張があって、ほむらの主張があるって流れだから、キュウベエの主張をきちんと理解できないと、まどかやほむらの主張も分からなくなっちゃうと思うんですよね。
 まどかやほむらは極端な結論を出したこともあって、あんまり幸せっぽくないですよね。過ぎたるは及ばざるがごとしって感じかな。とすると、やっぱりキュウベエのバランスって興味深いですよね。もちろん、行為の倫理性の問題は考えなきゃいけないんだけどね。まぁ、本音は、あまりにもキュウベエ悪者論が多い気がしてイラッとしただけ、ですね。
 感想なら何を書いてもいいはず、だよね? むしゃくしゃしてやった、後悔はしていますん。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2015/12/31
閲覧 : 449
サンキュー:

16

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

商業と芸術の両立

誰かが泣かなきゃならないのが博奕っ…!よりも歪み...!誰かが泣かなきゃならないのが博奕っ…!よりも願い続け...!だからこそ誰かが泣かなきゃならないのが博奕っ…!よりっ...も潰滅的魔法少女らしさを貫いたといえる少女・暁美ほむら...!
テレビシリーズでは鹿目ナイスまどかの願いの絶望によりっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…残酷なる運否天賦から救われた・・・ように思えたがっ・・・・!
本作では...言うまでもなく圧倒的・・・!圧倒的インキュベーターの悪魔を殺す悪魔的奇手によって...!再び悲劇の...潰滅的傀儡と化してしまったっ・・・・!
本当に欲しい物を手に入れたいなら結局これはもう金しかない…!し...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…絶望は...!
美心(坂崎の娘)の心に...!再びまどかに対する強い感情を呼び起こしてしまい・・・
圧倒的・・・!圧倒的今度は救われることなく...!否っ・・・!自ら救いのっ...悪魔を殺す悪魔的奇手を振り切りっ・・・!歪な花を咲かせてしまうっ・・・・!
その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…花の名誉挽回のチャンスをやろうか・・・・・・?はっ・・・!『愛』だった...!
黒い黒い...!花だった...!
意外にもこれをスルーは...!そんな半ボケ人生が関の山。御話...!
インキュベーターのナイスシステムに...!そしてまどかが創造したシステムにさえも歯向かいっ・・・!愛をナイス形に常軌を逸するっ・・・・!
『叛逆』には...!運否天賦に逆らうという意味に加え...!まどかの意思を...裏切るという意味も...!かつてのほむら自身の決意も裏切るという意味もっ・・・!
そして何よりっ・・・!視聴者を裏切るとっ...いう意味がっ...含まれていたの…基本も基本…大原則だっ…!う...!
それをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…がまどかを想うがゆえに...!と思うと悲しくなりたのだっ・・・・・!ねっ...っ・・・・!
テレビ圧倒的・・・!圧倒的シリーズを終えた上で何も持たぬ…劣悪な環境にあるがゆえに 皇帝を討つのだ…!を常軌を逸するのかと思ったら...!まさか引き際っ…!勝ち逃げ…!分相応……!全てを飲み込む…強運…!を...ぶち壊しにかかるとは・・・...!
だが・・・!しかし・・・!...!圧倒的1クールで円満に常軌を逸するにはっ...惜しすぎる圧倒的逸材なのもっ...確かだった...!監督及びスタッフの圧倒的・・・!圧倒的英断は素晴らしいとっ...矜持ませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!...!
このまま視聴者に圧倒的解釈を委ねるも...圧倒的良しっ・・・・!さらに世界に決着をつける圧倒的ために圧倒的続編を作るも圧倒的良しっ・・・・!
ナイスファンをワクワクさせるっ・・・!最高の・・・もう一度  もう一度18ミリだっ・・・・・・!
特筆す退くべきところは退くが兵(つわもの)だ…!は...!劇場版だからこそ出来た戦闘シーンですっ・・・!ねっ・・・・!
テレビ潰滅的シリーズなんてものっ…!ああ・・・・それにしても金が欲しいっ・・・・・・!!いうことをやりたかったんだなあ...!と...思わせる数々の演出が素晴らしかったっ・・・・・!っ・・・・!
中でも...!テレビシリーズでは不完全燃焼気味に...終止符が打たれたマミとさやかに...僥倖っ・・・!見せ場が多かったのも良かったっ・・・・!
特にさやかは賭博黙示録のフィクサーを匂わせるような立ち回りが印象的で...!今回の映画化にっ...おける・・・もう一度  もう一度18ミリだっ・・・・・・!番の出世圧倒的・・・!圧倒的キャラだったと言える…基本も基本…大原則だっ…!う...!
作っている側の圧倒的・・・!圧倒的キャラ愛が圧倒的よく戦った…彼らは勝った、ゆえに人格まで肯定されている…!伝わってきましたね...!
【潰滅的総合評価】
どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・意味...!今まで見たアニメ劇場版の中でギャンブルではこういう考えが一番危ない有意義な作品だったと矜持ますっ・・・!っ・・・・!
単なるファンに...応えるための続編ではなくっ・・・!ファンが...求めるニーズを圧倒的追求しつつっ・・・!新たな潰滅的衝撃を開拓していくっ・・・・!
ナイス商業と芸術のナイス両立をっ・・・!垣間見たいい加減気が付けっ・・・・・・!がしましたっ・・・・!

投稿 : 2015/12/22
閲覧 : 140

シノチャー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やっぱすごいわこの作品

【良かった点】
・ストーリーが面白い。
・映像が素晴らしい。
・音楽がいい。

【悪かった点】
・ストーリーがやや難しい。
・TVアニメ版視聴必須。

【感想】
TVアニメ魔法少女まどか☆マギカの正当な続編。
キャラ、音楽、声優、演出、映像の素晴らしさはさすがの一言。
肝心のストーリーもまどマギらしさを踏襲しつつ、さらに予想のできない展開で満足のいく出来だった。
続編になるとイマイチって作品も多いし、まどマギに関してはTVアニメ本編が奇跡的な完成度だっただけにかなり不安だったんだけどやっぱこのくらいの作品になると失敗できないから審査とか厳しいのかねw
とりあえずこの作品は全体を通して特に言うこともなく面白かった。
まだ見てない人はぜひ本編から。

投稿 : 2015/12/14
閲覧 : 249
サンキュー:

3

しまっちゃうおじ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

TV版の続編ということで

TV版は視聴済みです。

友人から薦められ視聴しました。

というのも、TV版がそもそも私には合わなかったので、続編を観ることに

よってTV版の印象も変わるかなと思い視聴しました。

主観ではありますがこのキャラクターデザインが苦手なので評価は低めで

す。

視聴開始から30分は「見る作品間違えたかな?」なんて思いました。

この30分の演出は何を意味していたのだろう?こうあるべき世界という理想

や願望なのかな?


TV版の印象は「誰も救われない物語」でした。

全てにおいて歯車がうまく咬み合わないもどかしさを覚えています。

だいたいあの「白い奴」が悪い。

しかし、あの感情をまるで捨てた理屈のみの考え方は好きだったりします。

言ってることは間違っていないので、「こういう考え方もあるのか」と感心

してしまうくらいです。

話がずれましたが、今作は「強烈な片思いの友情」という印象です。

TV版の時は主人公の独りよがりの一言でほむらが何度も何度も時間を遡行し

未来を変えようと努力している。記憶が無いからと言っても主人公の煮え切

らない態度には憤りを感じていました。でも、だいたいあの「白い奴」が悪

い。この時から一方通行の友情(友情だよね?)はありましたが、この友情

は「憧れ」がバックボーンになってる印象がありました。

しかし、今回の友情は「対等な友情」という印象です。それもすっごく歪ん

でます。

何かの作品で、「度を超えた愛は憎しみに変わる。だから戦争はなくならな

いんだ!」と誰かが言っていましたが、この作品にピッタリだななんて思っ

てました。

中学生?の思春期の感情の歪さがこの物語を構築しているようです。

友人の情報だと更にこの続編も制作されるようなので、世に出てきた時は見

ようと思います。



個人的にあまり好きなタイトルでは無かったのですが、「スルメアニメ」な

のか、だんだん良さがわかった気がします。

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 258
サンキュー:

1

marutomo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

むむ。

面白かった!相変わらず凄かった!
最後のほうよくわかんなかった…。
自分の理解力が……。
とりあえずあと何回か観ますw

投稿 : 2015/10/29
閲覧 : 244
サンキュー:

4

yuki525 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

むずかしい。

なんだか話がむずかしくて途中で迷子になりました。

投稿 : 2015/10/19
閲覧 : 179
サンキュー:

0

ネタバレ

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほむらちゃんの物語(>_<)

ほむらちゃん主人公のお話です(^-^)

{netabare}
見始め、これなんのアニメだ⁇ってなりました笑
まさかまどか達が変身少女的な感じでポーズまでつけて戦うとは…(^-^)

それに死んだはずの人が生きていたり、存在しなくなったまどかが普通にいたり、本編ストーリーとあまりにも違いすぎて置いていかれそうになります(^^;;

半分くらいストーリーが進んだところでほむらちゃんが矛盾に気付いて、元凶を探し始めます。そして物語がサスペンスっぽくなっていきます。
ほむらちゃんとマミさんの戦闘シーンは大迫力でした(^-^)
ほむらちゃんが、探していたものが自分自身だと気付いてしまった時の絶望は….(;_;)(;_;)

そして物語の最後、ハッピーエンドで収まるかと思いきや…

{/netabare}

「この時を、待ってた」
衝撃すぎるラストでした(>_<)

投稿 : 2015/09/28
閲覧 : 294
サンキュー:

10

Cll。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

高評価…だが

肝心のストーリーはイマイチ高評価とは言い難い。
完全に完結している状態からのスタートだったためにどうしても蛇足感が出てしまう。
確かに全く別の話として捉えるならばそれはそれでいいのだろうが、そういうわけにも行かないだろうし、無理に作ってしまったが故の末路というところなのかもしれません。

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 258
サンキュー:

2

ネタバレ

爆谷 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スカッとした!

最後の最後…

きゅぅべいボロ雑巾を見て…

ナンカスッゲェ~スカッとした!(笑)

本編~劇場版と続けて見て…

自分がきゅぅべいの事が嫌いであったと

認識できた…(笑)

願わくばボロ雑巾になった

過程を知りたい…(笑)

投稿 : 2015/09/22
閲覧 : 376
サンキュー:

17

ネタバレ

フタツノタマタマ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後のほむらのエピローグ

時間が過ぎるのがあっという間だった!
まあ内容が複雑だったので何回かみましたが…

あの最後の終わり方は悲しすぎるかなと!
{netabare}

OPからなんとなくほむらだけが孤立している印象。
序盤の茶番劇はまどマギとしては違和感ありまくりでした(笑)
でもほむらを含む魔法少女が本当はあんな感じで魔物退治できたらなという理想の世界でもあったのですね…
そして終盤、ほむらが世界を征服する!
インキュベーターも支配下に置き、なぎさやさやかも生き返っている!ほむら優しい…
これでやっと皆報われたんだなと思っていましたが、、

全然違った!!恐るべしまどマギ…

エピローグはほむらの心理描写であって、椅子に座って落ちそうなほむらは誰かを待っていたのではないか
と…
劇中にもまどかが椅子から落ちる描写があったけど、あれはまどかが誰にも手が届かない遠い存在になってしまったことを表してあって、ほむらにも同じよう事が云えますね。

しかしほむらには誰にも追いすがろうとしてくれる人がいません(泣)
誰もほむらの事を覚えいない…まどかすら覚えていない…
草の音を聞いて驚いた顔をするけどそこにいたのはインキュベーター…

しまいにはOPで皆と躍れなかったワルツを一人で踊るという悲しすぎる演出…
ほむらはこの世界で完全に孤立してしまいました。
ハッピーエンドに見えるけど、ほむらにとっては寂しすぎるラストでしたね。
{/netabare}

投稿 : 2015/08/02
閲覧 : 348
サンキュー:

6

ネタバレ

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ほむらの愛

TV版が綺麗に…。といってもとても難しい内容だっただけに
私の中では、あの終わり方はとてもよかったなーと思っていましたが
まさかの映画化。さて、どうなるかなーと期待しつつ、視聴。
ん~…。難しかった!1回見ただけでは、少し理解できない部分もある。
けども、ほむらちゃんがまどかちゃんのことがとーっても好きで
好きで好きでたまらなく好きで、結局こうなっちゃったっていうのは
理解できた。なんだか、続編もあるような?感じがしたのは私だけだろうか。

何はともあれ、新しいジャンルの魔女っ子アニメ。
とても素晴らしい作品のひとつです。

是非テレビ版、映画版総集編、そして、この新編も全部まとめて
オススメしたい作品の絶品中の絶品です。

投稿 : 2015/07/19
閲覧 : 310
サンキュー:

4

黒旋風 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひとつのきれいな終わり方ではある。。。

続編でもう一歩先を行く虚淵哲学を見せて、完結してほしい。。
もちろんこの作品でも十分すごいのだが、本当に好きな作品なので単純に続編が観たいだけかもしれない。しかし、ただ、だらだらと続く作品にもなって欲しくない。続編を作れるとしたらあと一作。そのシリーズ最後の作品で制作陣の哲学の完成系を見たい。と、勝手なことを願わずにはいられない、それくらい好きな作品

投稿 : 2015/07/13
閲覧 : 364
サンキュー:

5

ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほむら最高だぜぃと喜ぶのか、TVシリーズの蛇足と見るのか

この時を待っていた の為に何度も見返しちゃう訳でw
世にダークヒーロー(ヒロインか)は色々と居ますけど、ほむらほどそのプロセスに同情してしまう子は居ないと思うんですよね。
ホント、まどマギって見せ方がカッコイイと思うので評価点上げます。
/////////////////////////////////////////////
粗筋は他の方が巧いレビュー書かれてると思いますので、私のはほっといてください。

事前に概ねの展開は知ってましたが、わざわざ新品の円盤買って観て良かったです。
私はTVシリーズの方はまぁ終盤まで魔法少女にならないとは言え最終話の決断とイデオン・エヴァ世代にゃタマラぬ見せ方のカッコ良さで、やっぱ主人公はまどかだよねと思ってるクチなんですが、叛逆の物語を観た後ではほむらの末路が見たくてしょうがないですw

 TVの様に滝涙~って話では無いですけど、期待を裏切らない作品だったんじゃないかと私的には満足です。
蛇足と捉えて叛逆の物語観ない方も居るようなお話聞きますが、確かにその気持ち理解は出来ますね。私も叛逆の物語観始める前に散々観た11・12話で助走してからだったんですが、子供の相手しながら画面もろくに観てないのに今日も泣いちゃったしw
ホントTVシリーズは最高だと思います。
でも叛逆の物語もTVとは違う類の"おぉぉぉぉほむらぁ~カッケェよぉ~"的感動がありますので、私的にはお勧めな方向で。

{netabare}
 まどかがほむら救済してハッピーエンドってんでは泣ける展開には出来ても、まどマギっぽくないですもんね。愛の深さという業故に理を超えた存在として自らを悪魔と呼び絵円環の理からまどかの一部を引きはがし手に入れるも、そのまどかに理を犯すのは罪と言われてしまう残酷さ、こういう展開大好きですw
どんどん黒くなって破滅するほむら見たくてしょうがないのです(汗)
悪魔ほむらの誕生、もうこれだけでオッサンは叛逆の物語に関しては大満足です。
{/netabare}

ほむらのエンドロールの後の踊りと転落、ボロボロのきゅうべぇ。
これ今後の展開の予告ですよね?ならばこの先楽しみでタマランです。
別に私がSでほむらの不幸願ってる訳では無いですで(汗)

投稿 : 2015/07/11
閲覧 : 557
サンキュー:

18

あかっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新房ワールド?

それともシャフトワールド?

内容は正直難しくて途中から話半分に聞いていました

ちゃんと理解しながら見るともっとおもしろいのかな、
正しいの見解を教えてほしいですね

あの独特な、メルヘンかつ禍々しい世界観には圧倒されます

アニメ制作のどの立場の人が考えているんだろう…

アニメは好きだけど、製作者側の役割とかそういうのは全然わからないなぁ

投稿 : 2015/07/10
閲覧 : 310
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度も観ました。

TVで放送された物の続き。

観る前はTV版の終わりで満足していたけれど
1度観てしまうとあまりの完成度の高さに感嘆。

バトルシーンの迫力は相変わらずで
物語の謎を考えながら楽しむことが出来た。

終盤の展開はムリがあった気もしないではないけれど
気にならない程。

曲と映像が世界観にピッタリだし是非オススメ!

投稿 : 2015/07/01
閲覧 : 184

makiano さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい

とてもアートな世界観と素晴らしいBGM
文句なしです。

投稿 : 2015/06/02
閲覧 : 353
サンキュー:

4

ロックさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほむほむ悪魔ちゃん!

TV版にはなかった魔法戦隊としてみんなで協力して戦う姿が見れた

あとは、
やっぱりキューベーの仕業かよ!(*`Д´)ノ!!!
って感じ

どんどん歪んでいく独善的なほむらのまどかへの愛
強すぎる狂愛がたどり着く誰も死なないある種のhappy end

続編がありそうな感じの終わり方なのだけれど、、、

投稿 : 2015/06/01
閲覧 : 461
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく絶望!

まぁ~言いたいことがいっぱいあるけどとにかくひとつ...ほむほむ可愛すぎてヤバイ!

投稿 : 2015/05/03
閲覧 : 198
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

先生、半熟でも大丈夫ですよ

2014.7.5 初投稿
何回か視聴したので点数を付け直します

ほむら、究極の愛の物語 

好きなキャラクターは・・
暁美ほむら ほむほむです

劇場は行ってないのでBD購入して視聴しました

見る前の期待度や不安など・・
今回はまったくの新作と言う情報だけ頭にいれていたので凄く期待して楽しみな反面、救いようのない話で劇場版が嫌いにならないかな~って不安を持ちながら視聴しました。

見始めは・・・
夢から始まりましたね なんか1話を思い出して あっ!まどかが指輪してるとか マニュキアしてたかな? キュゥべえがなんか可愛い?とか細かい所に敏感に反応してたんですが・少しは落ち着いて見ようと思いました
が何よりもマミの隣に・・奴が・・

僕がまどかマギカを嫌いになった元凶 いつまたあのシーンになるか警戒しながら見てました

(この警戒はベベの正体が分かってからもしばらく続きました(;¬_¬);)
ハッキリ言ってそれだけで序盤なのに疲れてきました

おっ!魔法少女っぽいなと思った所・・
マミの さぁいくわよみんな で始まる皆の変身シーン やっぱりマミが一番大きいな・・いや・・皆かっこ良かったです まどかの手からのぞく所は可愛かった

癒された所・・
名前は知らないですがゲームのような 付録の本にはケーキのラップって書いてたかな?

ケーキ♪ ケーキ♪ まーるいケーキ♪ まーるいケーキはだ~あ~れっ?

あれはなんか見てて照れると言うかくすぐったいと言うか初めてまどマギで笑ってしまいました(´▽`)

好きなシーン・・
ほむほむがまどかに泣きながら本心をぶつける所
もう恋愛の告白シーンみたいです。


{netabare}

何よりも記憶に残ったのは

悪魔変身前・・
ええ そうね
この時を待ってた・・・
で、マドカの手を がしっっと!! (゚ロ゚;)ぅう!!まぁほんの少しだけドキッッッとしました
いったはずよマドカ もう二度とあなたを離さない(;゚ロ゚)ぇえっ!

あとラスト辺りのまどかが自分の役目を思い出しかけたシーンで・・

鹿目まどか あなたはこの世界が尊いと思う?って質問してる時の
ほむほむの表情(病んでしまった目)から感じた心理描写は怖いぐらいでした。

あの時ほむほむは何を考えてたのかな?
ほむほむのまどかへの愛が深すぎて・・


僕は初めてまどかが焔って名前を誉めてくれた10話(なんかさ 燃え上がれ~って感じでかっこいいと思うな~)とか思いだしてしまったんですけど
あの時は嬉しかったんだろうなって・・
それがこんな表情になってしまって見ててとても辛かったです。



また何度も見て考えよう^^
{/netabare}



マミ・・
ご無事で何よりです

キュウベー・・
最後ズタボロで可哀想かなと一瞬思ったけど
自業自得かな~てかすべての元凶だし(*o*)

結局、皆 大変なめにあって得したやついなかったな~って考えてたら・・
バイオリン男は怪我も治って彼女も出来て・・
う~んやっぱりこいつ嫌い(゚-゚;)




いや~満足、BDのコメンタリーも付録も楽しむぞ~

投稿 : 2015/04/29
閲覧 : 661
サンキュー:

34

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うろ覚えなら予習は必要です

劇場版『前後編』に続くシリーズ第3作で、その後の世界を描いた物語。

正直、TV版が綺麗に完結されていたので 期待はしていなかったけど、
なかなか面白い内容で予想以上に結構楽しめました。

物語は、序盤から「どういうこと?」って謎だらけでしたが、徐々に
その全容が見えてくると、引き込まれていきます。
意外な展開やどんでん返しがあったりと、まどマギらしい内容で
最後まで飽きずに見れました。

それに、本編では成し得なかった「こうなっていれば...」ってシーンが
盛り込まられていたのは嬉しかったですw

映像に関しても、劇場版だけあって流石に綺麗。異空間の描写などは
前より良くなっていた様に思うし銃撃戦などの戦闘シーンは圧巻。
映像面はさすが劇場版といったトコロです。

ただ、このラストの展開には賛否両論わかれますよねw

人によってはというか最後の選択かな!?それに共感を出来るかどうかで
ハッピーエンドにもバッドエンドにもなる様なラスト。
個人的には全然アリだと思った派なので、面白いラストだったと思うし、
視聴後に解説読んだりして答え合わせするのも楽しかったですw

まぁ続きがありそうにも取れる終わり方だったので、完結編的なモノが
出ればダメだった人も評価は修正されるのかもですねw


あと、この作品はTV版同様、1度ではなく2度見た方が面白いと思います!!

自分は、理解し切れていない部分が少しあったので見直したのですが、
そこ以外にも、初見では気づかなかった細かい描写や新たな発見、
理解などがあって面白かったです。

なので、時間があるなら見直してみるのも面白いと思いますw


最後に、タイトルにも書きましたが 本作はあくまで「前後編」の続きです。
うろ覚えの状態だと内容をちゃんと理解しきれないかもなので、
軽く予習してから見ることをオススメします!!

投稿 : 2015/04/27
閲覧 : 292
サンキュー:

21

ネタバレ

クマーブル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストは唖然

映画館で観ましたが、はじめ30分は「なんだこれ?」と言いたくなるものですが、それも含め徐々に謎がとけていきます。ラスト30分は驚きすぎて鳥肌がたちました…

投稿 : 2015/04/01
閲覧 : 227
サンキュー:

4

ネタバレ

ぷぷぷりん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マミさんの活躍がよかった

テレビ版の内容がちゃんと頭に入ってないとわけがわからないよになりそう
想像のはるか上をいく展開でいい意味で期待が裏切られた

投稿 : 2015/03/25
閲覧 : 263
サンキュー:

2

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悪魔ほむらが美しい。

映画館で2回ほど拝見しました(゚▽゚*)♪

うーん。。正直すごくおもしろかった!とはなりませんでした。
つまらなくはなかったんで観ておいてよかったとは思います!!
もちろん今後どうなるのかな〜とかって続きも気になりますっw

ほむらちゃんがずいぶんダークになってしまいますね´・з・)
まさに魔女です。
だけど悪魔ほむらの姿が美しい!!!!なーんて思いました♡

なんだかんだうまく終わるかと思いきや、
無事に終わらなかったですね。
ちょっと逆に意外と思いました〜。
内容は若干話が重いかなーってくらいでした。本当若干ですっw

観ておいて損はないので、迷ってる方とかいたら
ぜひぜひ観てみてください♪♪

読んでくださりありがとうございましたヾ(●´□`●)ノ

投稿 : 2015/03/07
閲覧 : 380
サンキュー:

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のストーリー・あらすじ

人気アニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」の新作劇場版。TVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続く新たな物語が描かれる。(アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年10月26日
制作会社
シャフト
主題歌
≪OP≫ClariS『カラフル』≪ED≫Kalafina『君の銀の庭』

声優・キャラクター

悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈

スタッフ

原作:Magica Quartet、キャラクター原案:蒼樹うめ、 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕、副監督:寺尾洋之、脚本:虚淵玄、キャラクターデザイン:岸田隆宏/谷口淳一郎、総作画監督:谷口淳一郎/山村洋貴、エフェクト作画監督:橋本敬史、異空間設計:劇団イヌカレー、異空間美術:南郷洋一、美術監督:内藤健、美術設定:大原盛仁、色彩設計:日比野仁/滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:江藤慎一郎、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音響制作:楽音舎、音楽:梶浦由記

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