当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)」

総合得点
86.8
感想・評価
1963
棚に入れた
9964
ランキング
185
★★★★★ 4.2 (1963)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

"愛する"がゆえ円環の理に叛逆した哀憐な少女…

まず、このアニメを観た感想を…

マミさんお帰り~笑(≧▽≦)
そしてピュエラ・マギ・ホーリー・クインテットの結成おめでとう!?
{netabare}一瞬で解散したのは内緒…ww{/netabare}
変身シーンでは思わず鳥肌が立った!!

ということで…

来週の日曜日朝8時30分から新番組始まりま~す!!(嘘)ww
(いや、もしピュエマギ(勝手に考えた略称w)が始まったら
たぶん世の中の少女は皆鬱になりますねww)

あとやはり忘れてはいけないのが…

マミさんのバスタオルs…ゴホンッゴホンッ

マミさんとほむほむの近距離銃撃戦!!笑
二人の動きがあまりにもスピード感ありすぎて時間が止まっているのを忘れてました!!
いや、正確に言うと現実世界では息をのんで観ていたので時間は止まってましたが…
(↑これぞまさに相対性理論ギャグ!!ww
皆さん、我慢しないで~笑っていいですよぉ~ww)


で、では気をとり直してここからはキュゥべえの目的について考察してみる!!(汗)

キュゥべえの一番の目的はもちろん宇宙の総エネルギーの補充であるが
円環の理の仕組みについては理解していなかった
キュゥべえは円環の理の解明及び介入の可能性について模索し続け
ソウルジェムを干渉遮断フィールドにより隔離することで
魔女になる瞬間に何が起きているのか確かめようと試みた
ここでまどかの存在がソウルジェム内部のキュゥべえに知られることになる

ここからはあくまで僕の推測ですが…
キュゥべえはおそらくソウルジェム内部に新しい世界を創り
ソウルジェムを干渉遮断フィードにより隔離することで
円環の理の影響を受けずにソウルジェム内部の者から
円環の理への介入及び操作が可能であるという結論に至ったのだと思う
そしてまどかに円環の理を存在しないものとして認識させ
昔(正確には別の時間軸の昔)のように魔女になる際のエネルギーを利用しようと考えた

ただ、そんなキュゥべえの悪巧みを知ったほむらは
自身が完全な魔女となり他の魔法少女によって殺されることで
アルティメットまどかによる円環の理の介入を拒絶し
ソウルジェム内部にいるキュゥべえの外部への干渉(逃避?)を妨害して消滅するという道を選んだ
一方、さやかやなぎさ(マミった張本人ww)はまどかの記憶の異変に気づき
ほむらに円環の理を齎すため助けにやってきた(∵魔女もまたこの世の因果から外れているため)
そして、ソウルジェム内部にいるキュゥべえを破壊しほむらを円環の理へ導こうと図ったが…

ここから先は映画を観てからのお楽しみということで…^^
ただ、ここからは神の宇宙論的存在証明がめちゃくちゃなので深く考えない方が良いかも
(はぁ?こいつ何言ってんの?と思う方は素直に観ていただければ何の問題もありませんww)

は~い、ということで最後は少し賢ぶってみましたが
このアニメは『丸いケーキ』が誰のものか皆で話s…じゃなくて…ww
マミさんの復活(?)を喜ぶと共にさやかと杏子の友情に感動し
ほむらのまどかに対する"愛"が宇宙の理を変えてしまうという壮絶で展開の激しい映画なので
興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか(^_-)

投稿 : 2013/11/11
閲覧 : 302
サンキュー:

22

Orcha さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは

まどかわいい

投稿 : 2013/11/11
閲覧 : 194
サンキュー:

1

ネタバレ

でくのぼう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱり難しいですね

最初はみんな仲良くやってていい感じでしたが、
やっぱり仲良くしてるだけじゃ終わらなくて段々と
現実を見せられて暁美ほむらの辛さがわかるようになっていて、すごくよかったと思います。
暁美ほむらは愛の力で摂理を変えましたが、
私には鹿目まどかは優しさという名の愛で摂理を変えたのかなあと思えます。
最後を見た限り中々意味が深そうな終わり方で次もありそうな気がします。というかあってほしいです。

みんなの魔女化した絵ってないのかな?
もしあったら見てみたいなぁ~

投稿 : 2013/11/11
閲覧 : 215
サンキュー:

3

aroe さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大満足!

いやーーー、めっちゃ良かった!!(゚д゚)
大満足ですよ!

最近見た映画の中では、断トツで銀魂だと思ってたんですが、私の中ではほんのちょびっとまどマギが上回ったかも!
うっかりちょこっとうるっと来ちゃいました。

私、実はキャラ的には杏子が好きなんですよねー。
ただ、見た目的にそんな好みじゃないんで、ガッツリどっぷりハマるって感じじゃないんですが(笑)

でも、映画で杏子ちゃんの楽しそうな様子とか、切なそうな様子とか、どっちも見ててかなりグッと来たんで、
「あ、やっぱ好きだったんだな、自分…」
て再認識したりして。

あと、TV見てる時はあまりいいイメージでなかったさやかちゃんが、かなりいいイメージに書き換えられたので、それはすごい、嬉しいなって…w


今回の映画を見に行く方には、絶対に予習をオススメ。

特に、リアルタイムオンエアを見てて、そのまま少し忘れてしまってるかな、みたいな状態の場合は、ぜひ、前回の映画前編後編、あれだけでも見て、記憶を蘇らせておく方がいいと思います!

前回の前編後編は、完全なTVの総集編の映画なので、新鮮味は全くないんですが。

思い出すには最適。

今回の映画、TVから細かい部分まで完全にリンクして、シナリオが練られているので、直前に見ておいたほうがすんなり納得しやすい!
私はたまたま見に行く直前にTVで映画を二本とも流してくれたので、ホント良かったです。

私自身はそんなに分かりづらいとは思わなかったんですが、隣の席の人や、一緒に見に行った友達なんかは、わからないトコがあった。あれは結局どういう意味?とか色々言ってたので、そういう分かりづらさを少しでも防止するために、ぜひ記憶の蘇生を(笑)

と言いつつ、このアニメは、見終わった後、リアルなりネットなりで皆が感想を述べ合ったり議論したりして、自分なりに色々納得するのも、楽しいんだと思うんですけどねw

あと…私、実はこれってもう一本完結編があると思ってて。
見終わった後に、「続編いつ?」て聞いたら、「え、これで完結でしょ?」と言われてビックリ(笑)

あ、、、、


そうだったんだっけ!?

最近映画も複数構成が多すぎてわけが分かんなくなるよー。
えっと、タイバニも次で終わり…なのよね?コードギアスはまだ続くのよね…?w

続編があると思い込んでたので、この作品の終わり方は、次回への引きだと思ってたのですが。

なるほど、これで終わり、後は余韻を残して視聴者の想像にお任せします、なのかーと思うと。



うん、こういう終わり方も、私的にはありです!!

投稿 : 2013/11/11
閲覧 : 262
サンキュー:

13

ネタバレ

arca さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まどマギっぽい展開

ネタバレあり。

見終わったあとにもう1度整理してなんとなく理解しました。

{netabare}
まどかがほむらを救ってハッピーエンドじゃないあたりがらしー展開でしたね。

最終的には
ほむらがダークサイドにおちたけど、QBとの闘いには勝ったということかな。

何もマイナスなことなく、全てがうまくいくことはないということですね・・

以下簡単に感想を

・opすごくいい。鳥肌たった。
・やっぱりまみさんが一番。
・変身シーンとチーズの歌はなんだったのだろうか?w

{/netabare}

投稿 : 2013/11/10
閲覧 : 200
サンキュー:

3

ふろあがり さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

うーん・・・

まどマギがメディアやジャンルを越えてメジャーに評価されているのは、壮大で奥深いテーマを多くの聴衆に分かりやすく表現している所だと個人的には思ってます。
そういう観点では今回の作品にはかなり疑問が残りますね。

新房監督が賛否分かれるだろうと言ったのはエンディングについてなのか、構成の複雑さについてなのかは分かりません。

しかし今回は多くの予備知識を要すだけでなく、足早な展開に状況を理解するだけで手いっぱいな聴衆もいたのではないか、、、と思います。こういった作風は作品をいたずらに踏み絵と化してしまう可能性もあり、あまり健全とも思えません。

少なくとも過去のまどマギを越えるような感動は、私には感じられませんでした。
ちょっと残念。

<追記>
今回本当に残念だったのはテレビ版や前編・後編であれだけ印象的だった音楽が何も聞こえて来なかった(効果的に使われていなかった)事でしたね。

後編のさやか魔女化のくだりは誰もがその映像美と音楽に心打たれたと思うのですが、新編では何一つ心を打たれるシーンはありませんでした。むしろ折角揃えた素材のアレンジがあまりにも酷くて心を痛めた、というが正直なところでしょうか。

それまで普通の映画は好きでもアニメはほとんど観ていなかった私が初めて心を打たれた作品だけに無念極まりない結果でした。過去が変えられるなら新編は「無かった事に」したいなあ・・・

<更に追記>
見終えた後の映画館内のポカーン状態があんまりにも酷かったのに平均点あにこれでは評価高め。

本当はみんな駄作だと思ってるんじゃないかな?
私はおかしいと思いますよ。
ある程度の社会性を持っている方なら理解出来ると思いますけど、この映画ってカルト教団的ですよね。

投稿 : 2013/11/09
閲覧 : 451
サンキュー:

12

ネタバレ

ネモ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

この映画

やっぱりアルティメットまどかと一緒に行くかどうかがこの映画の分かれ目ですね。
個人的には行って終わってもちょっと物足りなさを感じるだろうから
あれで良かったと思うんですけど

投稿 : 2013/11/09
閲覧 : 227
サンキュー:

5

ぷれんばにら さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ史上屈指の”問題作”

公開初日の今日10月26日、観てきました。


もちろん良い意味で、とんでもない作品です。


上映終了後、見せつけられたものがあまりに深く、強大だったため、しばらく放心状態になりました。


しかし劇場を出、帰りの電車の中で、本作品やTVアニメで描かれてきたまどか達の様々な運命について考えるうち、この映画で描かれた結末の独尊性に驚愕しました。


その中で思い浮かんだのが、このレビューのタイトルです。


「日本のアニメはここまでやれる」そんな風に感じる大作です。


P.S:一部の感想スレで、映画の最後に魔法語で次回作の告知がされていたというコメントを見ましたが、それは本当ですか?私にはそれは確認できませんでした…

投稿 : 2013/11/07
閲覧 : 286
サンキュー:

9

Squall さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わけがわからないよ

序盤があまり面白くなかったけど、戦闘シーンがテレビ放送時より良かった。あとほむらちゃんどうしちゃったの

投稿 : 2013/11/07
閲覧 : 186
サンキュー:

2

ネタバレ

くま五朗 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに叛逆の物語

評価が両極端に分かれるだろう作品でした。
個人的にはあれでよかったのかなって。
ほむらちゃんは一切ブレる事なく自分の中での正義を見事貫いてくれました。お互いの正義は違くとも、ただまどかの為だけを思って。
まさにダークヒーローであるダースベイダーでした。

投稿 : 2013/11/07
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ネタバレ

シュウ@ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく面白かった!

やっぱ映画館だと迫力満点だね。序盤の変身シーンには思わず笑ってしまった。カラフルも良かった。さやかちゃんすごく可愛かったし大活躍だったけど、愚かさとか薄れてしまったのはちょっと残念…

投稿 : 2013/11/07
閲覧 : 186
サンキュー:

1

鹿目六花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「シャフトテイストに期待!」――通りだった!

1期は自分的には最終話が・・・
でも、全体を通してはとても楽しめた作品でした。

随所の散りばめられた「シャフトテイスト」に
「ef」好きな自分としては鳥肌ものでした(^^ゞ

27日に観に行きます!

マミさんに逢えるの楽しみぃ~!


【予定通り観てきましたぁ!】
良い意味で期待を裏切られましたw
映画版だから、良くも悪くも[light]な感じで来るかと
思いきや…
一緒に行った知人とは
「寝起き3分後に焼肉食い放題って感じだったね」
でしたw
まぁ9:20~の上映一本目だったので本当に朝一だったんですけどね。

個人的には凄いよかったです。
期待していた[シャフトテイスト]もたっぷり☆
ストーリーの展開とその演出、両方に鳥肌でした。

まどマギファンであれば、絶対行っていいと思います!


―――もう一回行く予定です!

投稿 : 2013/11/05
閲覧 : 309
サンキュー:

8

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

TV予告と印象が違うけど面白かった

 見始めたとき、また初めから続きでなく、違う次元の物語展開だと思った。
 先に進むと実は続きで、ほむらがいつものクールな感じになって、意外な展開に突入するのも見ごたいがあった。
 キュウベェもペットみたいな感じから、後半から自分の状況に気がつくほむらにいつもの様に、外見とは違う腹黒いというのか喋りだすのも見所だと思う。
 最後は、ほむらにとっても本当に望んでいたのか?自分が幸福な終わり方だったのか分からないのも魅力ととるべきか?納得いかないかと思える所もある意味では面白さなのかとおもった。
 続編があるようで、無い感じもする終わり方だった。今年見たアニメ映画では、断トツかなぁ。

投稿 : 2013/11/05
閲覧 : 332
サンキュー:

19

ネタバレ

pick さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さやかちゃん大活躍^w^

さやかちゃんとマミさんファンは何も言わずにみにいけぇww

ほむほむファンは覚悟してみてね^^www



(*´-ω・)ン?ワタシ


杏子ちゃんファンなので問題なし♪

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 191
サンキュー:

5

ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

dis-

そもそも自分はTV版の結末に納得がいってない。
具体的に言えば、ラストのまどかの願いに関してだ。
あれが魔法少女にとって真の意味で「救済」と呼べるものなのか?というところに疑問がある。

TV版のレビューにゴチャゴチャと長文を書き殴ったけど
要はあれ、安楽死させてるだけなんじゃない?と。
いや何も安楽死自体を否定するわけじゃないけど、本人の了承も何も得てないのが引っかかる。
キリスト教的救済の概念であるまどかの願いを、全ての魔法少女が望むとは限らないだろう。
そもそも現在過去未来、全ての魔法少女にとって「願い」とは美しく尊いものだという前提が
しっくりこない。歴史上、私利私欲の為だけに願った悪い魔法少女だってたくさんいただろうに。

結局のところ、まどかの「人の役に立ちたい」という思い=エゴが肥大化した結果であり
まどかのやったことは他者の意志を無視した独善的行為である、というのは流石に捻くれ過ぎか。

劇場版を観に行ったのは、そんなTV版の結末をこの新編で覆してくれるんじゃないかっていう
淡い期待があったから。で、実際どうだったかというと・・・


概念となったまどかの円環の力をもぎ取り、自らを悪魔と称し世界を創り変えた少女の姿があった。

暁美ほむら。
TV版の不満点の一つとして、ほむらの描写というものが自分の中にあった。
TV版では、まどかを救う為ひたむきになって奮闘するという演出のされ方だった。
そこにずっと引っかかりがあった。
「まどかとの出会いをやり直したい。まどかを守る自分(という立場)でありたい」
これがまどかの亡き骸を前にした最初のループ時のほむらの願いだ。
まどかのことを第一に考えてるように見えて、実際作中では自分本位でしかない描写が節々にある。
もちろん、純粋にまどかを思いやる気持ちもあっただろう。
しかしTV版ではその美点ばかりが強調され、
その裏にある本質が明確に浮き彫りにされることは遂になかった。

そして今回の新編。
ほむらの描き方に虚飾がなくなり、本質があらわとなる。これが見たかった。
ほむらのまどかへの思いは愛というより欲である(って悠木碧ちゃんが言ってたよ)
実際その通りだと思うし、愛があるとすれば、まどかへの愛より自己愛の方が強いと感じた。
自分の幸せの為にまどかの記憶を改竄し、理想の「鹿目まどか」とかけ離れそうになれば
何度でも宇宙の摂理に干渉し「リセット」をかけるだろう。
自分の都合で、まどかだけでなく他の多くの人の人生や世界を弄ぶことなんて厭わずに。

TV版のまどかの否定。そのアプローチの仕方が期待したものとは違ったけど
これはこれで面白かったし、観に行って良かった。
でも改めて思った。ほむらの歪みは元来の性格にもよるが、極度に歪んでしまったのは
何度でも時間を巻き戻せる力を持ってしまったからだろう。
それに加えて今回、世界を創り変える力も身に付けてしまった。
やはりこれは魔法少女になってしまったが故の悲劇であり、
続編があるとすれば魔法少女そのものを否定する展開を期待したいが・・・流石に無理か。

そう言えば、まどマギはディスコミュニケーションがテーマだという記事をどこかで見かけたが
この新編でその傾向は特に顕著になったと言える。
まどかとほむら、両者が抱く望みは全く異なるもので、想いが全く通じ合っていないのである。
TV版のラストで、ほむらはまどかの想いを汲んだように見えて
実際は到底納得できていなかったことがこの新編で判明した。
ただ思うのは、TV版ラストを綺麗にまとまったと思える人は多いだろうけど
そういう人にとってこの新編は蛇足でしかないんじゃないだろうか。
あまりそういう意見を見かけないのは結構不思議。

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 465
サンキュー:

34

ネタバレ

るびぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アクマと来たか・・・

待望の新作見てきました!

前回の劇場版と違い、完全新作なのでとても楽しめました。
バトルシーンは前回同様迫力があり、話の内容も同様ダークファンタジーで面白かった。

賛否両論って言われてるけど、僕はアリだと思います。
最後のどんでん返しはビックリしましたもん!

ってことで、まだ見てない人はお早めに!

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 211
サンキュー:

4

S15シルビア さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この発想はなかった!

映画館で観終わりました。
アニメでこんなに超満員なのは、「のびたの恐竜」以来ではないでしょうか?
ネタバレになるので言いませんが、
流石にこの展開は予想していなかった。とても、よい。バトルシーンも多く、音楽も音響たっぷりで、わざわざ、新宿の映画館までいった甲斐がありました。

難点をあげるとすれば、金の匂いがしたこと。
売店のまどマギセットが高かったことと、
その都度変わる入場者特典、
そして次回作を連想させるストーリー。

ひぐらしみたいに、コンテンツを吸い尽くすだけ吸い付くして、あとは干からびた見るに堪えない残骸しか残らないようなことにならないことを祈っています。

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 273
サンキュー:

7

ネタバレ

山中さわお さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なににしても面白かった!

この映画を見るに当たって先に見た友人たちが『覚悟しろ』等といってきたり、CMを見たりなどしていたので
ストーリー自体はほとんど予想した通りに進んでいった気がします
ただこの作品はストーリーもさることながらそれらの表現と使う世界観が最高なのでしらけることもなく終始満足して見れました
きっと全く情報皆無のまま見れていたならストーリーも予想できず更に満足できていたと思います
こういう作品ではネタバレじゃなくても意味深な発言はやめましょうね笑笑

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 189
サンキュー:

3

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

映画館行ってきました(暫定レビュー)

基本的に一回見ただけの作品にレビューは書かないのですが
円盤買うまでの暫定ということでレビュー書いておきます
点数評価はじっくり見れる環境が整ったらという事で未評価です

できるだけ事前情報に触れないようにして観に行きました
中盤までの展開は本当に完璧でした
あえて視聴者を混乱させるところからスタートし
少しずつ種明かしされていくストーリーの妙
ガン=カタを髣髴とさせるようなガンアクションに
イヌカレー空間とド迫力の魔女大決戦
終盤の部分無しですんなり終わってたら
たぶん絶賛してたと思いますね

といっても終盤に関しても展開が気に入らないとか
納得がいかないとかそういうわけではありません
バッドエンドが嫌だとかそういう話でもありません
むしろ凄惨なバッドエンドになる可能性も
十分に覚悟した上で臨みました
ええ、バッドエンドならまだいいんですよ・・・
バッドエンドなら!

ではどこに不満があるかといいますと
途中で気がついちゃうわけですよ
ああ・・・これはこの映画で完結しないんだなって
終盤ちょいちょい続編があることを匂わせる描写があっただけで
続きがあることを明示しているわけではないのですが
作品をきっちり締めくくるという作業を
TV版単品のほうがよっぽどしっかりやっているので
たぶんまだ続ける気なんだと思いますね

という事で以下は続きを作る気でいる前提で話を進めます

作品としてどう終わらせるべきなのかはともかく
商品としてはまだまだ稼げるコンテンツですから
商売としての判断は正しいのかもしれません
金のなる木を切り倒して収穫するよりは
もっともっと末永く実をつけ続けてほしい
という大人の事情はよーく分かります
でも3部作と銘打っておいて2作品がTVの総集編
大トリのはずのこれがこういう締めくくり方だと
どうしても売り方に不誠実さを感じますね

最近はTVアニメを観ていても
わざわざきれいに終わらせるのを避けて、続きは劇場で!
なんて視聴者を舐めきった作品も珍しくないですが
まさか劇場版でそれに近いことをやりますか・・・
まぁあくまで「新編」であって「完結編」ではないのだから
しっかり終わらせる義務はありませんし
一応の区切りはついた状態にはなってます
TV2期を想定しているのか
さらに劇場版を作っていくのかわかりませんが
まぁそのうち続編の発表があるんじゃないかと予想

終わったコンテンツ、略して「オワコン」
まるで終わることが悪いことであるかのような風潮を
非常に端的に象徴するネットスラングです
しかし昔から「終わり良ければすべて良し」
なんて言葉もあるように
作品が綺麗に終わることができるかどうかは
その作品にとって非常に重要なファクターです

アニメ・ゲーム・漫画・小説・etc
なまじ人気が出てしまったがゆえに
商業主義というか拝金主義に絡め取られ
作品としてのベストの終わらせ時を見誤った結果
商業的にも失速し無残な最期を遂げていく様を
今まで幾度となく看取ってきました

この作品がそういった轍を踏まないことを切に願います

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 356
サンキュー:

36

ネタバレ

DOLLmimoza さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

前半、TV版の1話のリメイクと思った

最初、TV12話のアフターストーリーと聞いていたので
魔女の存在しなくなった世界で、魔獣たちと一人戦う
ほむらのシーンから始まると思ったら、まったく違う。
まどかが何故か登場してるのだ。しかもあの1話の
ママに「起きろ~!」のシーン。
まどか、さやか、そして同じ制服を着る杏子まで一緒に
登校してるし違和感有りまくり。先生の玉子料理の
文句まで同じで、その後おさげ髪の(大人しい方の)
ほむらの転校生紹介シーン。マミさんは前日から
知っていたようでビックリさせようと思ってたとか
言ってるし。さては、まどか神化した後の話がうまく
作れずに、時間軸が違う世界を描いた話か!と
思ったのでした。
…アフターストーリーにしてはいないはずの人物が
いるし、魔法少女が5人揃ってるし、敵は魔獣ではなく
ナイトメアだし変すぎる。マミさんが抱っこしてるのは
お菓子魔女だしなんだこの筋立ては?
まあ、そのうちにほむらが何か変だと気づくのだが…

それにしてもマミさんとほむらのバトルはカッコよかった!

で、映画公開前に矛盾点が挙げられてたけど、
一応そういうことか、と納得する展開にはなるので。
何しろあの新キャラは誰かというのも見てるうちに
わかるし、ストーリーはまあ考えたともいえるでしょう
------------------------------------
ただ、エンディングタイトル後のキュゥベエが
ボロボロ(?)になってたのと、あれは何?
ほむらが崖?ビル?から飛び降りたのが自殺(?)にも
見えたし、そうじゃないとも言えるし、不明瞭すぎ。
それにキュゥベエの顔のアップで終わっている。
何が言いたいんだ?という疑問が残り、
個人的にはもやもやした終わり方だったということ。

劇場ではパンフレット売り切れ状態で中は見ていないが、
買った人の話だと、映画の尺の関係上アルティメット
まどかにほむらが救われてエンドになってしまうので、
続くようにああしたとか。で、TV2期か映画の続編は
ありそうらしい。

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 281
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ことばにならない気持ち いつか伝えたい~♪(BY宇多田ヒカル)

ほんとうにすごかったです!!
点数的には満点でした!
丁寧すぎる作画!ハラハラするスト―リー、
声優さん(特に千和さん)の期待を裏切らない演技、
OPとEDもとってもGOOD!!!!!!

ということで、見に行ってよかったです♪

しかし、内容が難しすぎたのと、あまりに素晴らしすぎたので
どうやってこの気持ちをレビューで書けばいいのか
分からないので
また更新します!!
そう、このタイトルのようにどう表現すればいいか
分からぬのです・・・

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 260
ネタバレ

ふるーつ缶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ほむらの気持ちの動きに焦点を当てて視聴してほしい

賛否両論があるのは百も承知ですが、本作を以て、まどマギに対する個人的な評価がかなり上がりました!!

レビューあまりしない僕が書きたくなったのは、ほむらに対して誤解を生みやすいと思ったからです。

視聴する際は、ほむらの感情の動き注意して見てください。あとスタッフロール後もシーンがありますので気を付けてください。

以下、ネタバレになります。(と言ってもあまり突っ込んだ内容じゃないです。)
{netabare}劇中、ほむらとまどかが二人で話すシーンが幾つかありますが、その中でも後半のシーンに注目して頂きたい。
このシーンでまどかが自分自身が円環の理になることに対して、ほんとはどう思っていたかが(ほむらの解釈ではあるものの)語られます。これが後の結果に繋がるわけです。

どんな姿に成り果てても、二人一緒なら平気だわ……みたいなセリフがありましたが、一見円環の理の一部になることを指しているように見えますが、ほむら自身は書き換えた後の世界のことを指していたのではないかと思います。

しかし、単純にほむらがまどかと一緒に居たかったから最後のような展開になったのではないと思います。というのも形はどうあれ円環の理になればその願いは達成されるからです。

 一見エゴに見えるほむらの選択も前述のまどかの思いを踏まえて相手の幸せを祈った結果に過ぎないのだと思います。

前作で犠牲になったのが、まどかだったのに対して、今回、結果犠牲になったのは、ほむらだったということではないでしょうか。

もちろん解釈は人それぞれですので異論はあると思います(笑)

見終わっている方はベルリオーズの幻想行進曲を調べてみると面白いことが分かるかもしれません(笑)
{/netabare}

と、まぁ、ほむらについてばっかり語ったりましたが、脚本がよくできていて、二転三転して、さやかちゃんの株が上って、終わった後満腹感がすごくて、未だに熱も冷めないわーで、非常によかったです!!←

言い過ぎかもしれませんが、傑作だと思います!

さやかちゃんの中の人が書いてた「もう残念だなんて言わせない!!」とはこのことだったのかww
残念さやかちゃんは卒業ですね!!←

次回作があるのを期待して待ちたいと思いますw

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 207
サンキュー:

7

水音 秋 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙しか出ないです

ほむらー!まどかー!さやかー!杏子ー!マミさんー!
とりあえず言わせてください。みんな素敵です。音楽も素敵です。
誘ってくれた友人に感謝します。

10月27日に映画館で鑑賞したのですが、私の周りの席の方は、全員泣いててまどマギの人気と素晴らしさを体感しました。

もう一度見たいと思えるような良作です。

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 276
サンキュー:

6

ネタバレ

しゅーねる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そういうもんだっけ・・・?愛と勇気が勝つストーリーって・・・

早速2回目観に行きました!
1回目は2転3転するストーリーで理解しながらという感じで見てたので
2回目はストーリーを理解した上でキャラクターが何考えてるか考えながら観てきました

いやー他の自分のレビューでも書いてあるのですが
私はさやかちゃんが大好きです
この映画はさやかちゃん好きにたまらない映画ですねえ

OPの遊園地で杏子と遊んでるシーン
宿題をやってない杏子に説教するシーン
開始10分のここらへんで既に感慨深いなってうるっときます
「胸くそ悪くなる夢を見たんだ」と言うシーンは
1回目は耐えましたが2回目は泣いてしまいました
映画館で泣いてしまったのははじめてですね
まどさや厨だったのですが杏さやもいいです
杏さや派の人今まで目の敵にしてすみませんでした

まあ個人的一番いいシーンは
「怖がらないであげて、ああ見えても一番辛いのはあいつ自身なんだ」的なこと言ってるとこです
さやかちゃんってほむらちゃんと仲悪かったし
今でも性格的にあんまお互い好きにはなれないと思うんですよ
それでも自分の過去の苦しみを糧にわかってあげられる
さやかちゃんはとても優しい
好き嫌いよりも人助けという信念は素敵です
まどさやも杏さやもいいですが
ほむさやという新ジャンルもワンチャンあると思います

ポストカードもさやかちゃんだったので大満足です
満足度評価も少しあげときました
また見たいのでもう一回くらい行くかもしれません

あー、さやかちゃん可愛い

------------------------------------------------


早速観てきました!

もしまどマギ2期をやるとしたら
半分以上の魔法少女がリタイアしちゃってて
絶対微妙になるだろうって心配してました

その問題点うまい具合に・・・というかなんというか
解消しつつも中身もちゃんとあってなかなか好印象です


小難しいストーリーの解説をここにだらだら書いても仕方ないし
愛で勝つストーリー作ってくれたほむらちゃんの性格についての感想でも書こう。
生きる目標が"まどか"でしかないからほむらちゃんの性格は昔から危うすぎる

生きる目標を"まどか"に絞ると2つの問題があると思う

まず一つ
その目標を達成できるかどうかが自分じゃなくて
まどかに最終的に委ねられてるところ
他人を目標にしてしまうと努力したからどうこうとはならず
努力をしてる本人は非常に辛い
精神が安定するような目標を決めるなら
自分一人でほとんどどうにかできるようなことにしておきたい

ふたつめ
生きてる目標がひとつしかないこと
まどかが原動力となっているほむらちゃんは
まどかが普通の女子中学生に戻れたら楽しい人生なんでしょうか
私はそうなるわけないと思います
虚無感に襲われて今まで頑張ってきた結果が
たったこれだけと落胆するんじゃないでしょうか。。
いくつもどんどん新しい目標を作るのが
心に優しい生き方だと思います

上条くんのために努力し報われず絶望し散った
さやかちゃんに似てるようで全然違います
さやかちゃんの行動原理の中心は"正義"という道徳心であり
ほむらちゃんの行動原理は"まどかを守る"ということ

よくわからない例えかもしれませんが芥川龍之介の
羅生門の下人がさやかちゃん
羅生門の老婆がほむらちゃん
という印象が私の中ではぴったりです

今作でも悪魔!!!と開き直ってるしほむらちゃんは
道徳心とやらはやっぱりどうでもいいんでしょう
まあ両方好きなんですが
やっぱさやかちゃんが一番ですね!!
映画だとまた観たいと思ってもすぐ観れないのが辛い
早くブルーレイだしてください

スッキリを犠牲にして2期に続けられるような
終わらせ方をしたんだから
ちゃんと満足の行く続編を期待してます

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 209
サンキュー:

12

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛の果てにあるもの

 冒頭から皆が揃った普通に平和そうな展開。ハッ?と思ったが、これ逆にが尋常な状態では
ないことはすぐに気付く。
 詳細は書かないけど、違和感のある世界の設定として、それが作られた世界(一種の仮想
現実)というのは、タイムリープものなどによく出てくるパラレルワールドと並んで、二大
潮流といった印象があり、特にテレビシリーズでパラレルワールドを使っていたため、こっちに
行ったかといった感じ。

 ただ、そこで終わらないのがこの作品の凄いところで、最後にまさかの展開。
 本作でもヤンデレ傾向のあった暁美 ほむらだが、ついに最強のヤンデレヒロインになって
しまった感じで、このほむらの行動には賛否両論起きそうな感じ。
 ほむらにこういう役回りをさせることにはちょっと驚いたが、テレビシリーズにおいて、
鹿目 まどかが博愛精神を突き詰めた結果、神のような存在なったのに対して、ほむらの
悪魔化は独占的愛を極めた結果なのかなという感じ。
 悪魔という、神に対する対立概念とはいえ、ようやくまどかに手を伸ばせる位置に至った
わけだし。

 結末については、不安を残したまま終わらせたのは、この作品のカラーなら、ありだと
思えるし、更なる続きを作れる余地を残しているのは、いやらしい言い方だが商売として
うまいなと思う。

 論議を呼びそうな本作のほむらに対して、逆に株を上げた印象なのが美樹 さやか。
 テレビシリーズでは鬱展開担当といった感じで、ストーリー上では重要ながらも、見せ場
的には割を食った印象だが、本作ではかなりカッコいい役回り。
 まじでさやかファンって増えるんじゃないかなって気がする。

 映像に関して。
 テレビシリーズでは、劇団犬カレーによるアート的な異空間シーンが印象的だったが、
本作ではこういったアート的映像が拡大した印象で、現実世界もこうした映像で埋め尽くされて
いる。
 本作の現実世界が、実は作られた現実であるためこういった映像になったのかな?。
 まあ設定的なものは置いといて、より個性的な映像になったことは事実で、個人的には
こういう感じは大好きだったりする。

 描写としてのお楽しみとしては、テレビシリーズではなかった魔法少女5人の揃い踏み
なんかが印象的。
 まったく新しい変身シーンに加えて、戦隊ヒーローもののような決め。こういうのは
巴 マミの趣味かな?と思ったりして(笑)。

 他には、さやかと佐倉 杏子のコンビプレーや、まどかとマミの合体攻撃など。
 前者はもしさやかが魔女化せずに杏子と仲良くなっていたら?とか、後者はまどかがマミの
生存中に魔法少女になっていたら?などと想像していたようなシーンが映像化されるのは、
やはり観ていて楽しいものがある。

 圧巻だったのはほむらとマミの激闘シーン。
 テレビシリーズの序盤において、対立しながらも結局は正面きって戦うことがなかった
二人がガチでぶつかったわけだが、これは凄かった。
 ここで見られるマミは本当に強い。改めてテレビシリーズ3話での敗北は、本当に油断して
いたんだなあと思ってしまった。

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 199
サンキュー:

12

ネタバレ

イブ夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予測出来ない展開!!

まずは一言凄いです!!

最初は意味がわからないです。
まどかが普通に出て来るし杏子が同じ学校やし
ほむらがメガネの頃の状態で、続編か??ってなりました。

でも開始30分くらいで少しずつ理解できます。
ほむらとマミさんの戦いは凄かったです。
マミさんてこんなに強かったのか~!!
それにさやかも凄い物知りになってるし。

話は進んでキュウベエが真実を語った時は鳥肌ものでした。
やっぱり悪役なんだね。

最後はハッピーエンドに向かってまっしぐらだったが
まさかのほむらが神になって世界を思い通りに書き換えた!!

そして最後のシーンでキュウベエがほむらに完全に
屈してるシーンはお~!!って感じです。

一応これもハッピーエンドなのかな??
相変わらず予想を裏切ってくれました!!

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 223
サンキュー:

10

ネタバレ

88. さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やばい

感想を書き直します。これは仮感想です。

Q.面白い?つまらない?
A.やばい
Q.良作?駄作?
A.問題作

化物語とのマナー注意のコラボのときの自分
「ひゃっはああああ楽しみすぎるぜええええええええ」
序盤
「お、おう…なんでこれ…え?あ、なるほd…ああ!おお!すげえ」
中盤
「ふむふむ…ああ、かわええなぁ」
中盤2
「なん…だと?」
終盤
「あーこうなるわけね…いやー良作良さk…!?!?!?!?!?!?」
ラスト
「……!?」
上映終了後
「………(放心状態)」

こんな感じでした。
深夜の最速上映に行ったのですが、コゼットとひだまりの内容を忘れてしまうぐらい、衝撃的でした。
そのうちにまた感想を書き直します。

以下追記:
衝撃作というか、なんというか…。
賛否両論別れる作品だと思います。
僕は、すごい映画だと思いました。
個人的なことをいうと、神まどかが思ってたよりあまり出てこないので、ちょっとそこだけが残念かなぁと思いました。

今回の映画のメインはほむらでした。
でも、みんなかわいくて、最高でした。

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 315
サンキュー:

4

椎名 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

納得の完成度

個人的満足度95点

まず最初に、この「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」を視聴した感想

想像以上に面白かった

ネット上ではそれなりに評価されていたが、オリジナルストーリーでは大コケする可能性もあったが、そんなことはなかった

やっぱり総集編じゃなくて、オリジナルストーリーは斬新でいい

特に、バトルシーンと、世界観はシャフトの本気が見れた気がする

実にまどマギらしさが出た作品だった

劇場では、オリジナルイラスト付きサイン色紙の複製品も貰えた

大体、無料配布のグッズはしょぼいものが多い中で、これは嬉しい

この映画により、アニメ本編の謎がいくつか解け、さらに謎をいくつか残していったあたりも、流石の虚淵玄だと思った

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 294
サンキュー:

23

ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

4転するストーリー。“叛逆“する”愛”のかたち

制作はシャフトのオリジナルアニメ映画です。
ジャンルは魔法少女ダークファンタジーです。
劇場に参戦してきました。


テレビシリーズのアフターストーリ。
暁美ほむらは一人、魔法少女として戦い続ける。
いつかたった一人の友達、鹿目まどかに会うために…


2時間というアニメ映画としては長い尺。
それに見合ったとても濃い内容でした。
これを本気で考察しようとしたらかなり大変そうw

本編は3部構成となっています。
テレビシリーズの続きから始まり、ダークな作風全開の展開、そしてアフターストーリーという流れ。
テレビシリーズ同様、急転直下でメリハリのあるストーリー展開でした。

ストーリーライン自体は若干難解ですが、訳わからんということは絶対ないと思います。
ほむらの心理描写がちょっと難しく、超展開気味になっていて複雑になっている感はあります。
ほむらの心理描写に関して、前半はとても丁寧で分かりやすかったのですが後半がいかんせん早かった。
終盤のスピード感は演出できているので、そこまでひどくはないような気もしますがね。
微妙にネタバレかもしれないので隠しますが、{netabare}なぎさちゃんの出番が少なくてちょっと悲しかったw{/netabare}

作画・音楽に関しては流石の劇場レベル。
まあ劇場版なので良くできているのは当たり前なのですが、シャフトがかなり頑張っているなあとは思いましたw
魔法少女との戦闘シーンはテレビシリーズなんて比べるのもおこがましいくらい迫力満点のぬるぬる映像。
カメラワークなどもufotableのような印象を受けました。
音楽も映画らしいクラシック調の荘厳なものが多め。
主題歌はおなじみのClariSとKalafinaですが、作品に合ったなかなか良い曲でした。
歌詞の意味を映画視聴後に考えると良いかと思います。


正直ネタバレなしではまったく説明できないので以下は見た人へのレビューです。
詳しいネタバレと感想。長文です。
{netabare}まずタイトルの「4転するストーリー」について。
この畳みかけは本当にすごいと思った。

まず序盤はいわゆる普通の魔法少女ものになっています。
誰もが幸せな夢のような世界。
まどかやら、さやかやら、キュウベエやら、お菓子の魔女やらがいるというカオス世界。
見当たった伏線はOP映像のほむら、先生の狂った宗教話が終盤のほむらに直結しているくらいかな?
途中の変身シーンとか見る作品を間違ったんじゃないかとw
近くで「プリキュア」やっていたので、それと間違えたかと本気で思ってしまったw

だんだんとこの世界がおかしいことに気が付くほむら。
実は誰かが作り出した世界だった。
ここが1転目。
戦闘シーンの凄さは前述済み。
マミさんは強いんだよっ!(私はマミさんが一番好き)
さやかが「魔女」という単語を使っていたのも以降の伏線ですね。

それを作ったのは誰か?
魔女化(正確には半魔女化)したほむらだった。
ここが2転目。
私は「まどかかぁ?」とか適当に思っていたのですが案の定外れましたw

魔女化したほむらをキュウベエが結界内で保存し、円環の理へと導かないようにしていた。
それはなぜか?
ほむらを利用し、概念と化した観察できない「鹿目まどか」を自分たちの手に落とそうとしたから。
そうしないと感情エネルギーを上手く回収できないからです。

それを防ぐために、ほむらは自分を呪うことで結界内に閉じこもり魔女になろうとした。
偏にまどかのために、です。
それを救うために魔法少女たちが戦う。
ここが3転目。
なぎさとさやかはほむらを救うために円環の理からやってきたということ。
そして神様まどかがほむらに手を差し伸べ、円環の理に導こうとする。

ここでまさかの衝撃展開。
軽く腰が抜けたw
ほむらがなんと神様まどかを堕天させます。
「ええええええええええええええええええええええええええええ」と思ったけど劇場なので叫べないw
ここが4転目。
彼女は悪魔と化す。
それはなぜか?
まどかと自分の世界で一緒にいたいから。
2転目するあたりのほむらとまどかの会話シーンを考えると十分に想定できるところではありますが、まあビックリするよねw
まどかは一人ぼっちになるのはつらいと言っていましたし、ほむらは選択をさせたことを後悔し始めていました。
自分を呪いすぎたこと、欲望に素直になってしまったこと。
彼女はもう駄目になってしまった。

自分で変革した世界でほむらはまどかに問います。
「秩序は大切だと思うか」と。
まどかは答えます。
「大切だと思う」と。
ここのやり取りが一話とダブって個人的に鳥肌が立ちまくった。
“秩序”を守るために概念になったまどか、“欲望”のために悪魔となったほむら。
“叛逆”を果たしたほむらは、まどかに“叛逆”されるのか?
ひどいよ…、あんまりだよ…。


とにかくこの作品はほむらの愛の重さにやられましたw
これはもうヤンレズといっていいのではないか?
愛が重いよw
良いように捉えれば、ほむらのまどかに対する一途なラブストーリーとも見ることができます。

まどかは魔法少女を救うために概念と化しました。
対してほむらは自分のためだけにまどかを自分の世界に閉じ込めます。
悪魔と言っていましたが、この世界での彼女は実質神です。
さやかの記憶を書きかえる描写からも分かるように自由自在。
果たしてこれが本当に彼女の望んだ世界だったのでしょうか?
また彼女は悩むことになるのでしょう。

でも気持ちは分かる。
あれだけの時間遡航をしているわけですからまどかを独占したい気持ちは分かる。
何といったってまどかのためだけに何度も時間遡航しているのですから。
それが概念になって、しかも彼女を自分しか覚えていないのですから。
二重で辛いことこの上ない状況でしょう。
それを考えると、テレビシリーズの時点で彼女は悪魔の原型ができていたのでしょうね。

“叛逆”という言葉がこういう意味だったというのは驚きです。
概念と化したまどかに対する“叛逆“。
本編もサプライズが上手かったですが、映画も上手かった。
とにかくこの作品は「魔法少女ほむら☆マギカ」だったとw

終わり方も非常に余韻の残る感じでした。
軽く放心状態になったのでw
本編は最高のバッドエンド、劇場版は最悪のハッピーエンドってところでしょうか。
実際、ほむらの作った世界はまどかが違和感を覚えているくらいで、冒頭と同じみんな幸せな世界ですからね。{/netabare}


総括して、個人的には超満足の映画でした。
私が「まどマギ」大好きなので評価が甘いような気がしますがそれはご愛嬌。
予測不能のストーリー、何度も見たくなる程よい難解さ、ufoみたいな戦闘シーン、劇団イヌカレーによる異空間設計、本編並みの鳥肌の立つ演出、良曲なOP・ED、斎藤千和劇場。
「まどマギ」を視聴しており、この世界観が好きな方は是非ご覧になって見てください。
私はほぼ絶賛していますが、賛否両論なのは容易に想像できますw
続編もやれないことはなさそう。

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 451
サンキュー:

74

三崎鳴 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ファンなら絶対に観に行くべき

2011年に放送され爆発的な人気を博したTVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の続編。劇場版としては総集編として制作された「始まりの物語」「永遠の物語」に続く3作目。名様はTV版最終回の内容の後の世界を描いた正統な続編。自分がこの作品を劇場で鑑賞して、ただ、「また虚淵にやられた」と感服するばかりだった。TV版では過大評価だ、といったものの、この「叛逆」がこれから評価された時は今度こそは認めざるを得ない出来栄えだった。まずは単なるアニメーションとしての評価。映像としての完成度は高くシャフトの作画・劇団イヌカレーの演出・kalafina,claris手がけるテーマ曲まで前作と比較して力の入り具合が違う。アクションシーンの迫力は素晴らしく高レベル。次に脚本としての評価。今回突いたテーマはTV版から引きずり続けていた明確なものだった。TV版が「鹿目まどか」の成長を描いた物語だったとするなら本作は「暁美ほむら」の一途な愛を描いた物語と受け取ることが出来る。すれ違い続けた感情が果たして友情なのか愛情なのか線引きが微妙だった所を本作ははっきりと表面化してみせた。随分と斬新な魅せ方ではあったものの皆一同の根本的に感じたものは平等に与えられたものだ。二転三転する壮絶で広大な展開かつ謎に謎を重ねるミステリアスな雰囲気は「エヴァンゲリオン旧劇場版」あるいは「新劇場版:Q」を彷彿とさせる事だろう。しかしそれぞれの時代の映像作品業界を盛り上げた二者、「エヴァ」と「まどか」には確かに共通点がある。硬派なSFとまではいかないまでも準SFの様な展開,宗教的な観念を意識した描写の切り抜き,結局は終始を通して主人公の成長を描く,と。いつの時代も視聴者の内面に抱えるニーズは同じだったということだろうか。エポック作としてもこれからの評価の動向が気になる作品だ。本作を視聴して自分で理解できなかった部分がネット上の考察サイトなどを利用すれば補完できるという点も今のインターネットが発達しきった時代を意識した脚本構成といえるだろう。TV版でファンになった層としては満点を付けられる映画作品だ。賛否両論を起こす作品となる可能性も孕む作品ではあるが…。

投稿 : 2013/11/01
閲覧 : 231
サンキュー:

9

次の30件を表示

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のストーリー・あらすじ

人気アニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」の新作劇場版。TVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続く新たな物語が描かれる。(アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年10月26日
制作会社
シャフト
主題歌
≪OP≫ClariS『カラフル』≪ED≫Kalafina『君の銀の庭』

声優・キャラクター

悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈

スタッフ

原作:Magica Quartet、キャラクター原案:蒼樹うめ、 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕、副監督:寺尾洋之、脚本:虚淵玄、キャラクターデザイン:岸田隆宏/谷口淳一郎、総作画監督:谷口淳一郎/山村洋貴、エフェクト作画監督:橋本敬史、異空間設計:劇団イヌカレー、異空間美術:南郷洋一、美術監督:内藤健、美術設定:大原盛仁、色彩設計:日比野仁/滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:江藤慎一郎、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音響制作:楽音舎、音楽:梶浦由記

このアニメの類似作品

この頃(2013年10月26日)の他の作品

ページの先頭へ