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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)」

総合得点
86.8
感想・評価
1963
棚に入れた
9964
ランキング
185
★★★★★ 4.2 (1963)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夢の終わり、愛の帰結…。遂にキタ!、待望の続編制作決定。

テレビ版の時点でかなり好きだったが、劇場版はそれを遥かに超えるお気に入りな一本となった。


 劇場版の魅力の第一は、その美術であろう。テレビ版では限定的に使用されていたイヌカレー空間が、作中全てを塗りつぶしているアヴァンギャルドな異界を構築している。ここまで独特の魅力がある美術は、ウテナの劇場版くらいだろう。


 声優さんの実力は、いまさら言うまでもない素晴らしさである。しかし、テレビ版より、ほむらを完全に主役に据えたので千和さんの妙技を堪能できるので、ファンの方なら必見。


 そして最大のポイントは、なんといってもストーリーだろう。ほむらの為にみんなが立ち上がる展開まででも十分面白いが、正直通常のストーリーラインの枠を超えないものであった。テレビ版と同じく整合性と調和がとれているが、正直それ以上の喜びはなかった。そもそも菩薩的なまどかの愛は、ハッキリ申し上げてあまり共感し難いものだった。


 そんな調和を、反転したほむらがぶち壊す快感は他にないものであった。愛とは綺麗事でも、完全なる調和でも、物語の完結でもなく、一種の呪いのようなものであるという虚淵さんのスタンスが、この大ヒット作品でも突きつけられようとは!。ラストに流れる「君の銀の庭」ではないが、「未来や希望は全て、誰かが描く遠い庭の我儘な物語」なのだ。


 ドロドロで、割り切れなくて、みっともなくて、不完全なほむらの愛こそ人間の愛、そして人間の所業は全て悪魔に通ずる。完璧で調和のとれた憂いの無い神の世界よりも、たとえ苦悩と憂いに満ちていても、人間的な物こそ私の心の琴線に触れる。


 完璧とは勿論言い難いが、それ以上の美点があるから良し!。昨今ブームになった作品で、数少ない内容を伴っている傑作だから是非続きが見たいもんだ。

投稿 : 2024/11/21
閲覧 : 806
サンキュー:

32

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白いけど人には言えない

TV版1期の続き、面白いです。神を陥れる為には悪魔になるしかない、その思いの強さを楽しめました。ただ、「魔法少女まどか」面白いとか他人様に言うと、幼女好き変態と囚われかねないので、他人に紹介する事が出来ないのがこのアニメの最大の欠点だと思う

投稿 : 2024/01/18
閲覧 : 87
サンキュー:

0

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実はちょっと過小評価されているんですよね~(個人の意見)

『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』について、個人的な意見を述べさせていただきます。 『魔法少女まどか☆マギカ』は原作、劇場版を問わず、私の心の中でずっとかけがえのない名作です。 しかし、ほとんどの人がこの映画を私が予想していたよりも低く評価していることに気づき、驚きました。 私の意見では、この作品がもたらす体験は、これまで観たほぼすべての劇場映画を上回り、見た目や雰囲気の点でも原作を超えています。

まず最初に、この劇場版が原作の『魔法少女まどか☆マギカ』に絵、プロット、音楽、教育の点で及ばないことを認めます。 ただし、この現象はある程度正常であると思います。 アニメーション作品が広く受け入れられるための条件は非常に厳しく、文化的適合性、その後の品質の維持、視聴者の人生経験、好みの違い、論理的思考などを考慮する必要があります。 したがって、すべての人の期待に応えることができる作品はありません。

2011 年、『魔法少女まどか☆マギカ』は当時の社会の常識を打ち破り、これほど劇的な展開を遂げた史上初の作品となりました。 これにより、この作品は当時最も評価の高い作品の一つとなりました。 しかしそのあまりの功績が、特に同シリーズ作品においては本作の記録を超えることを困難にしている面もある。 そのため劇場版に対する観客の期待が非常に高くなっており、それが劇場版の評価を低くする人がいる一因となっているのかもしれない。 劇場版では、初めてオリジナルアニメを観たときのような衝撃をもう一度味わうことはできないと思いますし、また、メディアの宣伝によって期待値が高まり、劇場版アニメは期待に応えられずに観客を失望させてしまったのではないかと私は思っています。全体的なエクスペリエンスに影響を及ぼした映画視聴エクスペリエンス。

皆さんがより合理的な観点から各作品を分析し、コメントに個人的な好みを混ぜることによって他の人に影響を与えることを避けることができることを願っています。 誰もが意見を持っていますが、物事を額面通りに受け取って結論を急ぐのではなく、より慎重に考える必要があります。

ストーリーに深みが足りないという批判について、一例をあげたいと思います。 新しい章のプロットは十分に意味がなく、深みに欠け、前の作品と一貫性がないと考える人もいます。 ただし、本作は既存の小説を原作とする多くの劇場映画とは異なり、新たなオリジナルテレビアニメーションである。 これにより、プロットに事前に修正できないいくつかの欠陥が生じます。 この劇場版は、2013年の制作環境を考えると、これだけの成果と作品のクオリティを達成したという点で、非常に良い成績を収めたと言えるだろう。

また、曖昧なプロットと不快な結末に対する批判に関しては、それは本当に個人的な好みによるものです。 個人的には、この映画の多重ロジックと突然の狂気の逆転が、タイトルにある「反逆」というテーマを浮き彫りにし、衝撃的な体験をもたらしてくれると思います。 同時に、プロットの抽象性と曖昧さは想像力の余地を与え、原作と劇場版を繰り返し見て深く探求することに興味を持ちました。

全体として、この映画は一部の人が思っているほど悪くはありません。 劇場版には少々突飛なところもあるかもしれないという点には私も同意しますが、制作チームはそれでも他の劇場版ではできないこと(主人公たちが並んで戦うのを見たいという観客の欲求を満たすこと)を限られた範囲内で多く行うことができました。時間とリソース。 期待が大きければ大きいほど失望も大きいですが、この劇場版はコストパフォーマンスがかなり良いと思います。

最後に、期待が大きければ大きいほど失望も大きくなるという現象をもう一度強調したいと思います。 過度な期待は自分自身にネガティブな感情をもたらし、また制作チームに過度のプレッシャーを与え、最終的な作品の品質に影響を与える可能性があります。 これはあくまで私の見解ですので、ご理解いただけると幸いです。

(劇場版プロットの理由と結末についての私なりの分析「あくまで個人的な意見ですが」:

メインプロット終了後、まどかは魔女の誕生を阻止するために自らを犠牲にするが、その代償としてほむら以外の全員から彼女の存在は忘れ去られることになる。

ほむらはまどかを救えなかった自分に劣等感を抱き、うっかり新世界におけるまどかの存在と円環の理をQBに知られてしまう。 それを知ったQBは新世界で結界を張り、ヤンの心の中にある自己矛盾を頼りに魂と肉体を分離することに成功した。

ヤンは何度も過去に戻っているため、ソウルジェムの汚染状態はリセットされるものの、その度に遡ることによる魂の侵食が忘れられない記憶とともに戻り、複数の面が重なり合うことになる。ほむらもまどか同様、数々の行いを積み重ねて魔女を超える存在となった(まどかは才能の重ね合わせ、ほむらは浸食の重ね合わせ)。

結界とエネルギーの相互反発により、ほむらが作り出した意識空間には円環の理が入り込むことができず、ほむらが魔女化する前に意識空間を浄化するには、かつて人間だった部分を変容させる必要があった。この世界に入ってからは現実世界の代理人の一人となり、フレイムの脅威としてQBに利用された。 ほむらは長年の後悔と精神汚染により歪んでおり、善と悪の二つの人格に分裂し、善の人格が悪の人格を積極的に受け入れて魔女となった。 結局、まどかへの執着だけが体に残って魔女になってしまい、シャンニアンはごめんなさいと言って爆発した紫色のトカゲでした。

これらは最終的に、ほむらがまどかを考えることをやめ、まどかを自分の願いに従って作成した新しい世界に閉じ込め、徐々に過去を忘れ、彼女の「私は決してしない」という言葉のように、二人は幸せな人生を一緒に過ごしました。もう一度手放してください。」 そして、まどかにとっても、ほむらにとっても、これはある意味グッドエンドと言えるでしょう…)

投稿 : 2024/01/11
閲覧 : 112
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0

ネタバレ

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

守りたいものの存在が、却って自分を苦しめる時がある。

本編の続編。そちらを観てからね!
観ないと多分分からないと思います。
以下映画のネタバレが多分に含まれるので、注意!
色々語りたいです。






































魔女によって結界に閉じ込められた魔法少女。悪魔を具現化した「ナイトメア」と闘うが、記憶の調査等から現在いる世界が改竄されていることを悟る。インキュベーターより、外の世界=現実では、ほむらが魔女化の寸前であることが明かされる。所謂輪廻転生である円環の理を断り、仲間たちにほむら自身が倒される未来を託すことにする。しかしそれは自身が悪魔たる存在になることを示唆していた為、絶望より深い概念である「愛」に心が蝕まれることの現れでもあった。
悪魔となったほむらによって再構築された世界では、記憶が薄れつつあるまどかに、本編で受け取ったリボンを返し、「あなたの方が似合うわね」と伝えて物語は終わる。
と、自分なりに整理しました。

強過ぎる愛は、相手を結界に閉じ込めるという表現は中々に考えさせられるテーマですね。
何回も見たくなります。

投稿 : 2023/09/09
閲覧 : 148
サンキュー:

2

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後の終わり方が気になる

最後の終わり方が気になる!続きはあるのだろうか!?

投稿 : 2023/08/21
閲覧 : 110
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0

pH さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

やばいこれ。ひでえ。

何から何まで説明不足。
ほんっとうにつまんなかったんだけど、これ面白いって言う人どうなってんのかな…?
考察…とかじゃなくてな!
まず作品を純粋に面白いと思えないし引き込まれないから、考察しようなんて興味も湧かないの!
普通に見ててまず面白くも何とも無い。

だって説明不足だもん。リアリティもクソもない。
ちゃんと説明すべきところを描写するという、制作側の義務が果たされていないように感じる。
普通に考えて、酷い脚本。

まどマギのガチファンは、何を見せても「好き」って言うんだろうが…
そこにあぐらをかいているかのようだ。

まどマギファンは無条件に称賛するんだろうな。
本当に面白いと思ってるのか?実に疑わしい。数人の知人と一緒に見た時、満場一致で「クソおもんない」ってなりましたよ。
ここのレビューに湧いてる人、みんな信者なのか。絶対こんな高評価受ける作品じゃないもん。

投稿 : 2023/06/06
閲覧 : 411
サンキュー:

4

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

蛇足だったかな

この作品は終盤におけるほむらのヤンデレ化が非常にインパクト強かったが
ただストーリー自体はTV版の時点で十分に纏まってたし、
その纏まってたTV版の続きとしては本作のストーリーは蛇足かなとも思いました。
まあ観て後悔したとかは無いけどわざわざTVシリーズからの続編を作る程でも無かったですね。

60点・2B級

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 149
サンキュー:

0

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

静かに寄り添って、どこにも行かないで

 全116分。

 完璧なTV版からどうやって続編を作るのか?と思ったけど、いやはや最高の続編でしたね!

 TV版ではほむらは最後割り切ってたと思ったけど、そりゃ人生の目標みたいな存在がいなくなったと思えば割り切れないよね・・・何回も繰り返したループによって彼女の「愛」が深くなったんですね。
 シナリオとしても段々謎が明かされていくストーリーはさすがだし、美術面も音楽も相変わらず最高。1回見ただけでは「?」だったので、繰り返し見たり解説を読んだりして理解できました。

 まどかの万民に対する愛とほむらの利己的な愛、この二人はどうなるんだろ、少なくとも今の段階では相容れないところが切ないですね。。。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/01/12
閲覧 : 761
サンキュー:

38

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ケーキ、ケーキ、まぁるいケーキ

『魔法少女まどか☆マギカ』劇場版三作目。
視聴者を中心に考えると、テレビシリーズ、あるいは、劇場版の前2作の後の話です。
前作のストーリーが前提となった、一応、パラレルストーリーで、前作までをテレビシリーズか劇場版で、事前に視聴しておく必要があります。

前作までで正直続編を作る余地はないくらいに完成されていて、どう続編を作るのだろうと思いつつの視聴でした。
序盤、ストーリーは謎だらけです。
鹿目まどか、美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子たち魔法少女が、怪物「ナイトメア」から守っている街、見滝原市。
ある日、まどかのクラスに魔法少女である大人しい女の子・暁美ほむらが転校してきます。
とても仲の良い5人組、歌って踊って怪物退治、マミのお友達であるお菓子の魔女、とても幸せで、何一つ問題のない日々。
視聴側からしてみれば違和感しか無い光景です。
時系列のどこかの部分か、あるいはパラレルワールドか、はたまた誰かの夢の世界か。
クエスチョンマークだらけの幕開けの中、ほむらが最初に違和感を感じ、今の世界の正体を探る展開です。

徐々に謎が解き明かされてゆく構成になっています。
序盤は謎だらけで、その原因もやや複雑ですが、展開はわかりやすいです。
ストーリーには強引なところがあり、無理を感じるところもありましたが、納得のいく終わり方になっています。
ただ、ラストはどちらかというとバッドエンドで、個人的には後味の悪さを感じました。
前作もですが、そこは視点、考え方によって変わるところかとも思います。
このストーリーの結末は、人によって捉え方が分かれるような気がしました。

前作以上に演出や音楽には力が入っていて、本作は日常風景すらも異世界感があります。
正直なところ演出過多ではないかと感じる部分もあって、場面がうるさく感じることもあります。
比較的評価の良い作品ですが、私的にはラストもすっきりしないこともあって、前作で完結でよかったんじゃないかな、と思ってしまいました。

投稿 : 2022/11/02
閲覧 : 184
サンキュー:

7

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ほむらの愛の物語

世界観:8
ストーリー:7
リアリティ:9
キャラクター:8
情感:6
合計:38

TV版で衝撃を受け、色々調べていたら続きがあることがわかり早速視聴しました。私の感覚ではあれだけの完成度を見せた後のストーリーが成り立つのかというのがまずもっての心配でしたが…、破たんしていません!

自分の評価中の「リアリティ」は、現実的というだけでなく、物語の整合性の評価でもありますが、魔法少女物を裏切る作品という方向性による意図なのか、作者のこだわりなのか、非常に論理的に考えて作られていることを高く評価しています。

{netabare}このストーリーの重要点は、ほむらが円環の理を拒み、まどかの存在を現実世界に取戻したこと、その時から悪魔を名乗り、ダーク風に描かれたところです。

ほむらはTV版ストーリーで、まどかを生き延びさせるために、ワルプルギスの夜までの1か月をどれくらい重ねたのか。死んだ人をどれくらい見たかという問いに、「数えるのを諦めるくらい」と言っていますし、まどかが死ぬところを何度も見たとも言っていたはず。

その重みを踏まえつつ、その後の世界にはまどかの存在は消え去ったものの、ほむらの記憶だけには残ってしまった状況を考えると、ほむらは精神的にかなり追い込まれたことはまさに道理(TV版のラストの翼もそれを示唆していました)。

そして、魔女となったほむらのラビリンスに迷い込んだ、記憶を失っているまどかが発した、現世のつながりに未練を思わせるストレートな言葉で、ほむらは再度まどかを救うために身を挺していきます。もう、迷わないという思いは、神まどかを相手にしても怯むことがありませんでした。

概念上、悪魔となってしまったほむら。やつれた目や、虚無を思わせる口元、そしてラスト付近でのまどかへの言葉「将来敵になるかも」は、ほむらのイメージを変え、受け入れられないほむほむファンもいると思うのですが、見れば見るほどほむらの愛が伝わってきます。

「将来敵になるかも」という言葉で、当初、続編があるのかという印象を受けたりもしましたが、少なくともこれをもってこれから神まどかvs悪魔ほむらのようなストーリーが描かれることはないですね(リボンをまどかに返して、やっぱりまどかに似合うと言ったほむらを見て)。

周囲の評価の高まりで、興行的成果を求めて更なる続編をという流れになっても不思議はありませんが、この脚本は完結させようとして作られていると思いました。ラストの半月とほむらの倒れるシーンは少し気になりますが、新たな伏線とまでは現状言えないかなと。

劇団イヌカレーの作画に頼りすぎで、映像美で間延びしているシーンもあったかと思いますし、まどかとほむらの会話の部分くらいしか情感に訴えるシーンがないこと、家族ももう少し描いてほしかったことから、TV版より評価は下がりますが、それを割り引いても美しく深みのある作品です。{/netabare}

TV版を気に入った方は是非ご覧ください。劇場版を含めて、まどマギは完成されています。

※3回見てさらに感想が変化しています。1回目ではわからない部分が多く、2回目も見落としがありました。なにせ外人さんのlive reactionでTV版はもう10~20回は見ているので、前よりも描かれているものが理解しやすいです。

(2022.8追記)
まどマギ関連の評価調整は悩むところもありますが、叛逆の物語を単体で評価した場合、魔法少女が仲間になってのアクションや中盤からの謎解き等、楽しめる部分もあるものの、情感の面ではやはりTV版からは数段落ちてしまっていて、同評価作品と比較して思い入れが少ないことから、下げることとしました。
更なる続編の発表もされていますが、TV版以上の感動を生む物語となることを期待しています。

(2014.12初視聴、2022.8調整)

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 599
サンキュー:

60

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

カマンベール カマンベール

2022/07/11 初投稿
2022/07/14 加筆・タイトル変更(ネタバレ回避のため)

あの,「まどマギ」の新ストーリーでの劇場版です。
いやが上にも期待は高まります!
一方で,不安も禁じ得ません。
なんせ,「まどマギ」といえば1クール物の教科書のような完璧な着地を決めた伝説の作品です。
いかなる,ストーリーを持ってしても蛇足感が拭えない予感がします。
いいところ,「シュタゲゼロ」のように,繰り返しの途中の物語にスポットを当て上手いことTVシリーズの物語を拡張・補完する感じでしょうか。


というわけで,期待と不安が交錯する中,視聴を開始すると・・・

なんと言うことでしょう!!
映像が美しいです!尋常じゃ無いレベルです!!思わず驚嘆の声が出そうになります!!!
商業アニメーションというよりは,作中のどのシーン,どのカットも芸術として成立するレベルと感じました。
作画に注いだ労力・技術・拘り・資本そしてなによりセンスとアイディア賞賛しかありません。
とにかく,見ていて快感です。

一方,懸案のストーリーはと言うと
何か既視感がある,というか・・・
{netabare}
ズバリ「うる星やつら2 ☆ビューティフル・ドリーマー☆」でした
序盤 ナイトメアと戦う魔法少女達の日常=繰り返される文化祭前日
中盤 ほむらとさくらが喫茶店(?)で会話するシーン=温泉マークとさくらさんが喫茶店で会話するシーン
そこからの異常に気がついた後に見滝原から出られなくなるシーン=友引町から出られなくなるシーン
以下省略

おそらく
この作品は,ビューティフル・ドリーマーのリメイクなのでは無いでしょうか?
押井守が「うる星やつら」という作品を使いビューティフル・ドリーマーを作り上げた
そして,総監督か監督かは分かりませんが,本作は
「まどか☆マギカ」という作品を使い,現代のアニメーション技術でビューティフル・ドリーマーのリメイクを行った。と捉える事ができる
予想の斜め上を行ったストーリーでした。
{/netabare}

ちょっと終盤,ストーリーがごちゃごちゃしすぎて理解できないところもあったのが少し残念でしたが自分はかなり満足でしました。


2022/07/14 加筆部分
大切なことを書き忘れました!!
べべが可愛かったです(^0^)/
カワイイだけじゃ無くアートでした!!

投稿 : 2022/07/14
閲覧 : 310
サンキュー:

18

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象度:80

テレビシリーズは視聴していますが、
テレビシリーズの総まとめの劇場版は観ていません。

テレビシリーズは近年まれにみる
衝撃的かつ綺麗な終わり方をした作品と評価していますので、
続編のハードルは高いなぁと思いつつ、
反面そのハードルを乗り越えることを期待していたのですが・・・

はたして結果的には、やはりテレビシリーズの衝撃は超えられず、
どちらかというと蛇足になってしまったかなという印象です。
本作の真実をひっくり返して昇華するような続編も可能だと思いますが、
回を重ねるごとにインパクトが薄れぐだぐだになりそうな気もします。

映像アートとしては力作で、堪能できました。

投稿 : 2022/03/31
閲覧 : 189
サンキュー:

4

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2022.3.31

2022.3.31

投稿 : 2022/03/31
閲覧 : 157
サンキュー:

0

のぞみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続編に期待

アニメ本編と比べると少し詰めが甘いように思えた。
今後、続編も公開されるようなので期待したい。
本作はアニメ視聴後に見ることをおすすめする。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 149
サンキュー:

3

ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファンサービス8割本編2割

以前まではまどマギに対してわりと辛辣な意見を持っていたのだが、最近見返したらわりと面白かったので、映画にも手を出してみた。

結論としては、退屈もしたが、終盤の話の進め方はそれなりに楽しめたという感じだった。
映像は華麗だが最初の1時間半くらいはつまらなかった。あくまで、TV版のキャラが総出で活劇することでアニメファンに対してサービスしているようにしか思われなかった。
創作論では予想できる展開を描くのは悪いことじゃない、と言うけれど、やっぱり想像の範疇を出ない話というのは興が醒める。予想ができる展開が面白いのはどんなときだろうか?展開は予想できるが結末は予想できない、というようなときだろうか?あるいは、予想できることが問題というより、物語自体が典型的すぎることが問題かもしれない。演出も絢爛ではあるが、衝撃を与えるものを作るというよりは今までのものを踏襲したものに見える。
{netabare}あと、前半の話はかなり「うる星やつらビューティフルドリーマー」のパロディっぽい。誰かの意思の空間に閉じ込められること、ビューティフルドリーマーで象徴的だった風鈴と今作の鈴の音、永遠に外に出ることがないバス。詳しい比較はここではしないけれど。{/netabare}

終盤の展開は{netabare}比較的楽しめた。終盤のほむらの変転自体は中盤のまどかとの対話とかから微妙に闇堕ちの波動を感じていたが、闇堕ちと欲望には目がない自分には好ましい展開でもあったし、そこに来てようやく先の見えなさが生まれた。
しかし、円環の理自体が機能して、精神だけ分離して一緒に暮らすことができるなら、普通にハッピーエンドにも感じて、ほむらのダークヒーロー感というのは若干伝わりづらい。なんならまどかの記憶を奪う必然性すらないように思える。(ママとか先生はいい迷惑だと思うが)
抽象的な形としては、純粋にまどかを想い続けたほむらが、神に対する悪魔と化することでまどかの隣に立つというのはエモいけれど、具体的な行動原理の因果とかは少し荒く、説得力は十分ではないように感じた。{/netabare}


既存作品の映画化というとどうしてもある種のファンサービスに徹する必要がある側面があって、物語自体も既存キャラの上に組み立てなければいけないから大変だ。
{netabare}ビューティフルドリーマーは類似の筋の話が原作ファンの願望とかけ離れたある種のアンチテーゼとして機能したのに、こちらではそれがまどマギファンが見たかったが見れなかった魔法少女たちの競演を見せる、ファンサービス的側面として機能しているのは不思議な対照と感じる。{/netabare}

と、正直全体での評価はそこそこ、という感じなのだが、TV版も見返したら評価が上がったので、こちらもそのうち見返せば面白いと感じるのかもしれない。

本作においてほむらは演劇監督の立場に収まったわけで、次作では演劇の魔女から舞台装置の魔女という道をたどったワルプルギスに変容していき、まどかを追って過去へと時間転移してという展開になるのかしらん

投稿 : 2022/03/25
閲覧 : 179
サンキュー:

2

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ようやく本作品の続編が発表されたが……

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』(げきじょうばん まほうしょうじょまどかマギカ)は、日本のアニメーション映画。テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版3部作である。
完全新作の『[新編] 叛逆の物語』は2013年10月26日に公開された(wikipedia)

本作品は一期或いは総集編的映画の続編という位置づけになると思うのですが、その時のオチの影響もあって半分はif世界というか別の世界線での話みたいになってました。相変わらずコラージュ技法を駆使した演出により彩られた魔女シーンに関しては掛け値なしにアニメ史上でも最高峰だと思いましたし、過去の魔女が現れて相対するというのも中々熱く燃える展開ではありました。ほむらのヤンデレ闇落ちに関しても良かったと思います。ただ、同時にあのオチは続編ありきだと思うんですよね。結果的に三幕目が落ちないまま次回に続くみたいな感じになっているのに、それでいて10年近く待たすのはどうなのかとは思いました。こういうのやるならある程度は早く回収しないと……

個人的にはテレビ放送された一期を見たのは相当たってからの話というのもあるのですが、このまどマギにはそれほどハマりませんでした。もっとも当時リアタイで見ていたのなら別の印象を抱いていた可能性は大いにありますが。

一期で個人的にすごくひっかかったのが序盤にキュゥべえが追われているシーンで、後にこのキュゥべえ自体は別に死んでも構わない個体だというのがわかったときに「ああ、あれは演出のためにやったんだな」ということがわかってしまい急に冷めた感じになってしまったんですよね。あれはせいぜい「殺さないよりはマシ」「死ぬよりはマシ」程度の掛け合いを大げさに演出していたに過ぎないと。確かに導入としては惹き付けられるシーンではあったのですが遡及的に作り手の意図が見えてしまったのが良くなかったのだと思います。あくまで個人的に、の話ですが。

本作品もそういう意味ではちょっと演出過多だったのかなあ、と。マミさんを食らった魔女が味方になってるとか展開自体は良かったですし総じてキャラの配置なんかも最適解なんだろうなあとは思ったのですが、前述したようにほむらのヤンデレ化以降の尺を長めにとった上でオチなかったせいで、そこに至るまでの流れがちょっと淡泊に感じました。逆に言うならばそれぐらいのめり込んで見れていたと言えるのかもしれませんが。

そういえば冒頭での語りの部分、あれ何であんなに早口にしたんだろうなあという疑問は残ります。映像とあまりタイミングがあってないんですよね。さすがに狙ってやったんだとは思うんですが意図がちょっとわからなかったです。

正直ちゃんと考察してないせいもあるんですが、さやかとなぎさがどういう理屈でまどかの代わりみたいな役割を得るに至ったのかが結局よくわからなかったです。一応ikipediaで調べてみると

--だが実は、まどかが「円環の理」としての記憶を持っていなかったのは、「円環の理」がほむらの結界世界へ潜入する段階で、あらかじめ自身の「記憶」と「力」を、同じ「円環の理」である(すでにまどかによって導かれていた)美樹さやかと百江なぎさに預けていたためであった。(wikipedia「鹿目まどか」の項目から引用)」--

らしいんですが……うーんよくわからん。何故預けてたの?予見してたの?予見してたのなら何故自分だけで対応できなかったの?預けられたさやかとなぎさは何故ほむらに取り込まれても無事だったの?まどかにかかりきりだったから?でも取り込まれた人数なんてたかが知れてたやん、インキュベーターなんか無数にいるのに?とか疑問満載です。

まどマギ自体、放送当時としてはおそらく魔法少女の裏面みたいな感じですごく衝撃的だったとは思いますが、次作でこれを綺麗に回収するのは相当大変だろうなと感じます。これもエヴァと一緒でさっさと回収しとけば変にハードル上がらずに済んだと思うんですが何でこんなに時間かかったんでしょうね?あっちは監督の気難しさが原因でしょうがこっちは何だろ?興行的にも大成功だったみたいなのに……

投稿 : 2022/03/10
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1

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観客の期待に応えなきゃ、という強迫観念で名作になり損ねた気がします。

 本作は、蛇足ですね。綺麗に終わった本編が自己犠牲による究極の愛を描いているとすると、本作は自己中心による執着が究極の愛だと言い換えてしまいました。

 円環の理というのが何度もでてきますが、これの説明不足がすごいですよね。普通輪廻とか再生とかそういうものを想起させますが、どうやら、さやかの扱いから言って本来いてはならない存在になる=魔女がいない世界ということのようです。ですけど、これはテーマ性として機能したでしょうか?

 どちらかといえばTV版で私が感心したのは、女性…とくに若い女性の性の搾取…大人になることの拒絶…力を手に入れるために魔女になること…安易な堕落を描いていたようなテーマ性でした。むろん制作者も意識していたと思いますが、これが劇場版では活かしきれていたでしょうか。


 さて、本作、新編のストーリーはまあダースベーダーですよね。執着による闇墜ちという奴です。これ自体はまったくテーマ性はない…あるいは古典的と言えるでしょう。
 前半部分を見れば虚構の世界であることはあきらかで、元の世界との関連はどうなっているんだろう、という謎を提示している振りをして、実はほむらが…というどんでん返しを狙った感じでしょうか。

 見ていて感じるのは、観客のまどマギに対する期待に応えなきゃ、というまどマギブランドありきに作られた感じが強烈でした。

 魔法少女=可愛らしい、ハッピーエンド、王子様…的な固定観念から脱却したTV版が余りに評判になりすぎました。震災の年であったのは偶然だと思いますが、人が新しい価値観を求めていた時に、パラダイムシフトを見せつけてくれました。

 その続編ということで「もう1度、観客を驚かせなきゃいけない」「視覚的に平凡であってはいけない」と言った、ニーズに応えようという脅迫観念的な作品作りになってしまった気がします。
 演出も過剰にまどマギっぽかったですよね。すごいとは思いますけど、過剰すぎて、しらけてしまいます。

 一方で視聴者側もまどかマギカ=少女のリアル、アニメの新しい何か=考察しなきゃ、になっていたと思います。ですので演出や象徴のようなギミックは凝って作ったんでしょう。そういう部分を掬い取って考察が流行っていた気がします。でも、テーマが見出せません。

 この構造…闇墜ちと裏切りをメタ的に考えるとちょっと面白いかもしれません。「まぎかマドカ」は深い、難解である、名作だ…という評判にある意味制作者側が捉われた結果、新作を作るにあたって闇墜ちした気がします。つまり、ほむらそのものです。これを意図しているならすごいですけどね。

 正直いえば、まどかマギカはこの劇場版があったがために名作になりそこなった気がします。そう…まどかマギカというストーリー内の設定とキャラを弄んだ結果、ストーリーとしての面白さは出ましたが、テーマ性も継続性も全てを犠牲にしてしまった気がします。

 ということで、TV版は、魔法少女という昭和から続く女子のあこがれ、夢のお話の概念を大きく変えて、少女の願望と安易な選択のリアルを描き切こうとして、途中までは成功したけど、どこか中途半端に終わってしまいました。

 劇場版でそれを補完する方向にいければ良かったのですが、うーん、まどマギブランドの呪縛に捉われて、闇墜ちしてしまった感じですね。大変残念でした。

 なお、作画は、引き画の時に、キャラが時折バランスが崩れた造形をしていた気がします。崩壊というよりは可愛らしさを感じない微妙なバランスの崩れ、非常に単純な省略になっていた気がします。


 

投稿 : 2022/03/03
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12

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終盤まで本当に素晴らしかったのですが

ラストは無かったことにしたい。
あくまで個人の感想です。

追記
2回目鑑賞。映像美術は心底凄いです。
ほむらとマミのゼロ距離銃撃戦なんてものすごい迫力です。
ミステリアスな展開もお見事。
劇が始まって感じる違和感(仲間が揃っている、魔女が味方にいる、ナイトメアという敵、飛行船の飛ぶ街の風景)に、「劇場版だから設定を変えてみたのかな?」などとメタなことを考えていると、製作者の罠にズッポリ嵌ります。
さて、完成度の高い本作ですが、私は最高評価を付けられません。
ほむらは前作から好きなキャラなんですが、本作ではあろうことか闇落ち?してしまいます。
その原動力は、まどかが「私は友達と別れたくない」と本心を吐露したことにあります。
ちょっと待って、たしかにそれは偽りのない本心だろうけど、それはまどかが覚悟を決める前のこと。
本編でもそれが本音でしょうが、それでも敢えて自らを捨てて魔法少女を救おうとする覚悟、それこそが尊いものだった筈です。
それを、ほむらは私情でグダグダに無かったことにして?しまいました。それはまどかの決断に対する冒涜に他なりません。
ほむらのその行動には少なからず失望しました。好きなキャラだっただけに残念です。

投稿 : 2022/02/18
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2

はく さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観に引き込まれる

不気味な世界観に引き込まれて映画館に何回も観に行きました。
音楽も好きだし、雰囲気も好き。スクリーンでまどマギが観れるのはとても良いですね。

投稿 : 2021/11/29
閲覧 : 260
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5

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったですよ

虚淵梶浦と声優陣はやっぱり有能なんですが、「パチンコとスマホゲームにしてどんどん続編作って儲けたいから続けれるような話にして」って最後に言われたような脚本でしたね。商業作品なんでそれも仕方ないかなと思います。
本作自体は作画音楽ともに非常にレベルが高く本当に面白い映画でした。

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 250
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3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

運命は「抗うもの」なのか「受け入れるもの」なのか

SFの世界ではよく「ループ」や「歴史改変」、「多元宇宙論」などの様々な語彙をよく耳にする。それはかつて巨匠と呼ばれたSF作家が果敢に挑んできた命題であり、「もし今とは違う次元や世界があったとしたら世界はどのようになってしまうのか?」という「IF~」から始まる発想である。

簡単に言ってしまえばどらえもんのひみつ道具「もしもボックス」が作り出す世界であり、「もし女性だけの世界があったら。。」「もし日本が戦争に勝ってアメリカが負けていたら。。」「もし魔法がこの世に存在したら。。」世界は?歴史は?われわれの生活は?一体どうなってしまうのだろうか?

そういったことを真面目に考え、理屈を付け単に魔法少女ものアニメにまとまらず、思考を突き詰めたのが「魔法少女まどかマギカ」だったと思う。

前述した「多元宇宙」を題材にした映像作品は意外に多く「惑星ソラリス」、「スローターハウス5」などの古典から、「ウォッチメン」「バックトゥーザフューチャー」「バタフライエフェクト」「ミッション8ミニッツ」「メッセージ」などの近作、アニメやゲームだと代表的な「シュタインズ・ゲート」「AIR」「極限脱出シリーズ」などが該当する。(ほかにもごまんと存在する)

そこでよく議題に上がるのが、もし人間に「宿命」だとか「運命」などがあったとしたらその人は「受け入れるべき」なのかそれとも「抗うべき」ものなのかに焦点が当てられる。

あらかじめ決まっている(あるいは決まっていた)ことに対し、「反抗」するのか「従順」でいるのかといっても良い。

北米では自立の機会や独立自由の精神から、よく「反抗」する作品が多いと思われがちだが、「ウォッチメン」や「メッセージ」では逆手に「未来が予測できたりある揺るがない事実があったとしたら、それを受け入れることで、主人公なり読み手の人間的な絆や成長を深める」という主張をしているものもある。

さてこの「劇場版 新編まどかマギカ反逆の物語」では、TVシリーズで鹿目まどかは「宿命」を「受け入れる」ことによって人間的な成長とともに世界を救い永遠の存在(icon)へと昇華したが、その「宿命」を暁美ほむらのあくまで個人的な「愛」という名のエゴによって否定し「反逆」した結果、全く新たな戦いへと世界は変貌してしまった。

「たとへこの身が引き裂かれ朽ち果てたとしても、天国において奴隷たるよりは、地獄の支配者たる方がどれほどよいことか」

といったのは戯曲家ミルトンの「失楽園」における堕天使ルシファーことサタンのセリフなのだが。。。
人々の安寧のために自らを奴隷化し身を捧げた「まどか」と、地獄に落ちようが不幸になろうが、あくまで個人的な感情によりそれを退けた「ほむら」との対比が、現在における人々の葛藤そのものに僕には見える。

投稿 : 2021/09/29
閲覧 : 733
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26

ネタバレ

蜜爺 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか…

正直わからなかった
とりあえずマミさんやっぱり一番好きだなって思い出させられた笑
戦闘シーンがクソかっこよかったしまどマギらしい独特な世界観が映画でもっと大活躍してた気がする。
QBが利用されてたってのにはマジでびっくりした。
胸糞系なんだとは思うんだけどそこまでガッカリとかモヤモヤはしてないかな?だからバッドエンドなのかハッピーエンドなのか正直わかってない笑
でも完全にハッピーエンドだと思ってた時はめちゃくちゃ泣いたんだけど悪魔化した瞬間涙が一瞬で引きました。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 283
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3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この出来事でルールは劇的に変化した 本当に「訳が分からないよ」でしたwww DVD買いました 愛は人の感情の極み、光と闇に勝るもの

TV版ではまどかは神となった。その劇場版は前編後編扱いで放映された。魔法少女での言葉遊びは我々を驚かせてくれただろう。
しかし、戦は続いている。
まどかは神になったままなのか?ワルプルちゃんを倒したのなら今度は誰かが魔女になってしまうのか?
とりあえず見てみたいです

メガミマガジン12月号の記事
{netabare}全員が既に魔法少女になっており、魔女ではなく悪夢と戦っていた(カービィやプリ5を思い出す・・・プリ5は2013年11月からBDになります)
そんな中新しい魔法少女が現れた
彼女は百江なぎさ
声はゆのっちだった
彼女はベベというマスコットに変形ができる。しかしその姿が・・・

尚、きゅうベエの立場はアニメ版の時間軸のまどかの願いから一変してエネルギーを喰らうインキュベーターとして行動を共にしている。{/netabare}

願いで世界は変わるのだろうか?別の時間軸であろうと願いの先に待つのは
光か?
闇か?
見て確かめるしかなさそうだ

2013.11.14 駅前の劇場に行ってきました。人多かったwww
なのはに引けをとらず素晴らしかったです
ラバーストラップを購入、中身は筆頭(さやか)でした

1週間後、駅前に行く事情があったので、その際劇場行ったら「かぐや姫の物語」ばっかだったと同時にラバーストラップ無かったwwww買いたいのが無かったのでキーホルダーのマスコットのマミさんを購入、どういうわけかきゅうベエの着ぐるみを着てたwww悪意あるのか?
{netabare}まずは戦場ヶ原さんのマナーCMから始まるwwwwwwww素晴らしい同会社で且つ、中の人繋がりに感謝人人人

ここはTV版のまどかよって創られた新世界、ほむらはまたしても転校してきた

1回きりではあるが、悪夢の浄化方法が斬新過ぎるwwwべべが食べてたしwww変身してキメポーズも取り、悪夢を浄化する。だがこの路線ではプリキュアと何も変わらない。とにかくバレエではあるが踊ること自体プリキュアと一緒だwww
変身シーンには金をかけて貰いたい。プリキュアは毎回同じ作画だから金をかけられないのだろう{/netabare}

{netabare}ほむらは見滝原以外の場所にいけないことが杏子と共にして分かった。世界の謎を解くためベベを狙うが、それを阻止するマミさんと戦をすることに。これが著しくStylish過ぎるwwwだって互いに銃+タイムストップも絡んでくるんだもん
しかし殺せはしなかった。それは残像だったから...
次にさやかに問うが、剣を突き付けられ分からずじまいだった。魔法に頼ってたら魔法少女が泣くと思った矢先、マントにオクタヴィアの姿が!?

それでも分かったことがあった。それは魔女の結界内だったってこと。だが、その魔女はほむら自体だった...これまでほむらはTV版の出来事を経験し続けていた。
スターダムのきっかけとなったシャルロッテにマミさんが殺されたことも。親友を救いたいが故にさやかも魔法少女になったことと同時に呪いを背負い、魔女になったことも。曲げられないルールがきっかけでほむほむもこのような出来事を何度も繰り返してきたことも
最後にまどかが魔女になる定め・エントロピー・概念を背負い自ら神になったことも覚えていた。
何故ほむほむは魔女になってしまったのだろう。怨念と戦った傷痕なのか?
いや、外の世界にいたきゅうベエの策略だった。これはソウルジェムの中にできた世界だから。干渉が起こらない世界だったから。

ほむらは自分を犠牲とする道を選ぶ...それを止めにかかるのは結界内のまどか達だった。
大勢いる使い魔達と戦うのは手間がかかる。じゃあどうするんだって?
ちょ!?TV版で戦ったはずの使い魔達が!?これはサービス過ぎる。援軍があれば何でもできるから!
そしてさやかはオクタヴィアを召喚して杏子の槍を持ってるしwww何だこのサービスショットwww{/netabare}

{netabare}そして結界を破壊し、戻ってきた。そこにはTV版で神となったまどかが待っており円環の理へ連れて行こうとした。それは魔女になった魔法少女が消滅に向かう道。しかし、ほむらは予想外の動きに出た

それは自らの意志でまどかを取り込んだことだった。
貴女を突き動かしたのは松永さんみたいな「満たされない欲望」なのか?それともシンみたいな「執念」だったのか!?まどかと一緒にいたかったという「愛情」なのか!?
そうだよ「愛情」だった...例え同性愛だろうとこれは『人の感情の極み』であり光より熱く、闇よりも深いものだった
これは俺でも同意してしまう。これこそお金よりも価値があるはずだから。
でも行き過ぎた愛は人をおかしくしてしまう一種の薬品でもあることも垣間見れた

これで世界は「一部」書き換えられ、別の新世界が出来上がった。
もう魔女も悪夢もない。いるのは「悪魔」
そう、ほむらは悪魔となった。所々に使い魔達が!?
いつまどか達に牙を向くのだろうかは分からない、まどかを取り込んだと同時にまどかの記憶も奪ったんだ。
さやかもまたオクタヴィアを使うのか?
因果を変えるのは転校してきたまどかだけしかいない。挨拶とばかりにTV版のまどかが持っていたリボンを手渡した...

新世界のまどかは神になっていたことを覚えていた...いや魔女だったのかもしれない。
また戦は始まるのだろうか。元神兼魔女と現悪魔の戦が...このルールを曲げることは可能だろうか。
きゅうベエも生きていた。本当に「訳が分からないよ」www
彼はまた策を巡らすのか?

さあ、足掻き続けるがいい魔法少女よ、この世界に終わりは似合わない...
最後に待ってたのは光でも闇でも無かった。じゃあ何だろうか。欲望なのだろうか。意志なのだろうか。愛だったのか。
これがnormal endなのかもしれないな
この世界にはHappy endもgood endもいらない。続けるのかどうかだ
そして人の感情は自由に変えることができることを忘れるなかれ
まだだめよ まだだめよ まだだめよ{/netabare}

12月にはVitaで新作が出ます
今度は「風来のシレン」のような迷宮探索型RPGではなく「戦国BASARA」や「テイルズバーサス」のようなコンビ3Dアクションです
「閃乱カグラ」みたいな操作性にはなってました。でも動きが少しぎこちなかったが能力で補正がかかるだろう
それよりもジャンプに個性が無かったのが痛い...

今は「閃乱カグラ」ぐらいしか置いてないので・・・増やせたらいいなと考えています。
とりあえず3人
(新生蛇女子学園ほむら、焔紅蓮隊さやか、半蔵学園マミ)がもうカグラの方にいますのでwww
ああそうだ、マミさんがコンビネーションマジックを使ったらキメポーズ取りやがったwwwwwwこれは反則&中二病過ぎるwwwwwww

ネットで買えるもの:水着や制服は勿論、体操服(なんでこの世界ではブルマなんだろう。ゆのっち達はショートパンツなのに)にアラカルトの服があった
同じ服を5人分全員買うと一部のステータスがカンストするようだが最初っからこれを使うわけにはいかないよね...1回はEDを見ましょう。それからです
何度も繰り返せばいいから...
ガングニールをまどかが装備してくれないかなwww絶対似合うと思うのだがwww
それよりもさやかってカグラの焔みたいに六ノ爪持てないのか?2刀流なのもいいけどね

1週目
結果:{netabare}大切な家族や友達が殺され、響(まどか)が魔女となった...ただワルプルちゃんを倒すだけでは終わらない。絆を得ないと...{/netabare}
2周目以降
響と柳生(マミ)の絆を深めたら...{netabare}ちょ...デ、デートだとぉ!!絆値溜めた結果がコレだよ!!www
レベルは99で打ち止めだろう、その手前80後半で本気のまどか達を倒しました。残りも倒しました。後は本気になったワルプルちゃんを倒しました。そして...{/netabare}
{netabare}1/16終わりました。次回作が出たらまた彼女達は足掻くだろう
だから自分も戦い続けます。
2014.1/15に仕事先が決まったから。これは冗談ではありません!!ホントです!!{/netabare}

兎にも角にも
この世界のルールをプリキュアやなのはや他の魔法少女(宮藤さんetc)達に贈りつけてもいいくらいだと思う
いわば、そうなって貰いたいと願う

MHの劇場版でやってみたのだが、教育上の問題となってしまった。そのため大きな壁が立ちはだかることだろう。
この方法ではなく別の方法で女の子向けアニメの常識を覆すしかないと思う
プリキュアでもまどマギや物語シリーズみたいに言葉で遊んでくれないかな
でもスイプリでは音楽をテーマに少しだけ言葉で遊んだはずだ。もっと言葉遊びをしてもいいと考える。

ああそうだ
叛逆した後、スマホで最新作が...!!
今度はまさかの、外伝だと...!

と思いきやついに
こ れ の 続 き が 訪 れ る
挑めワルプルギスの廻天へ
悪魔となったほむほむの運命は...
ガルパン終わるまでに公開を願う...

投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 792
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51

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

え、これで終わり?

頭の悪い自分にはなかなかに難解なストーリーでした。冒頭からあれ?となりました。
本作は魔法少女まどかマギカ本編の続編なのですがナイトメアとの戦いから始まり、翌朝三つ編みほむらちゃんが転校してきます。最初私はほむらちゃんが渡ってきた世界線のひとつかなと思ったのですがそれも違いそうだしわけが分かりませんでした。なにより異様だったのは基本的な流れが普通の魔法少女ものだったことと画面に写ってるのに何もしないキュウべえです。
しかしそれこそが制作側の狙いでその違和感にほむらも気づきます。見滝原市から出られない、当然のように存在するビビ、中盤からのストーリーは圧巻でした。
キュウべえが関わっていないはずもなくそんなキュウべえにほむらはここで死ぬかまどかの手によって円環の理に導かれるか選択を迫られます。そして当然ほむらは魔女になって死ぬことを選択します。そんなほむらをまどかたちが黙っているはずはなく救い出し、円環の理へと持っていきました。
とりあえずここまでのストーリーはこんな感じでしょうか。この辺りまではまだ何とかついていけたんですけどここからが難しかった。個人的な意見としてはこのままほむらが円環の理に導かれてまどかとの再会を果たしハッピーエンドでも良かったかなと思いますけどまどマギはそんなに甘くなかった。導かれる寸前にほむらはまどかの人間の頃の記録を取り込んだのです。その愛の重さは見ている側もまどかでさえもちょっと引くレベルでした。それから場面は変わり、まどかが見滝原の中学校に転入してきます。そこでほむらはまどかと話してエンディング。
ストーリーの壮大さの割には個人的には納得のいかない終わり方でした。最後ほむらにヘイトが溜まってしまうような話の運びは良くなかったですね。
そうですね、個人的に好きだったところはまず5人の変身シーンです。この正統派魔法少女の感じをまどマギで見られるとは、正直たまりませんでした。
次に暁美ほむらと巴マミの戦闘シーンです。これでもかとキャラをグリグリ動かし、表情も使って魅せる戦闘シーンは見ていてすごく面白かったです。
そしてOP。サビのほむらだけが絶望の最中にいて他のメンバーは何の気なしに踊っているシーンは異様で強烈に頭に残りました。
この終わり方では納得がいっていないので是非続編をやって欲しいです。トゥルーエンドとしてきちんと風呂敷を畳んで欲しい、そうすれば本作の評価も変わるかなと思いました。これは本編以上に賛否両論半端ないだろうな。

追記:マジで続編来たんだけど…
82/100点

投稿 : 2021/04/25
閲覧 : 296
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7

ネタバレ

れい78 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最初観たときは

初めて映画館で観た時私は、受け入れられませんでした。あんなに頑張って正義とまどかのために信念を貫いてきたほむらちゃんがなんで魔女に落ちたのかと。なんで円環の理を拒み、まどかをもぎ取ってしまったのかと。ほむらちゃんにはずっと強くいて欲しかったと残念に思いました。

でも家で何度も見返すうちに、やっと理解できました。この物語は本当はみんなと離れたくなかったまどかの本当の気持ちを聞きどうすれば実現できるかを考えて。ソウルジェムを濁らせ、まどかと再会、悪魔となり世界を改変。ほむらちゃんは自分の利益を1番に考えたんじゃなくて、まどかに辛い思いをしてほしくなかった。あの時まどかを止められなかった自分の間違いを正そうとしたのだと。

私の解釈は、みんなが望んでいた世界を作り出すことができた、ほむらちゃんの優しい世界。この世界はまどかによっていつか壊される日が来るのかもしれないけど、それはそれでほむらちゃんは納得できる終わり方で、奥が深くて頭が追いつかないぐらい素敵な愛の物語です。

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 260
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5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えーと、この続きはどこで観られるんでしょうか。。。?

今更ながらやっと観る機会を得ました。
好きだったころのシャフト作品、やはり期待を裏切らない。
{netabare}
全くネタバレを観ずに視聴したので、結論としては、
もう観終わった後のため息が深いですよ。。。
エヴァ旧劇「Air/まごころを君に」を観終わったあとのため息くらい。。。

予め申しておきますが、考察は大の苦手です。
なので、見方が浅いです。

冒頭から、魔法少女とナイトメアが戦うシーンが繰り広げられ、
その時点でいくつもの「?」がよぎる。
なぜまどかがいる?
魔獣ではなくナイトメアとは?
ベベってマミを殺した魔女だよね?
これはほむらが時間遡行している途中の話か?

と、いろいろ推測しながら物語が進んでいくと、
魔女となったほむらが作り出した世界であることが判明。

あー、なるほど。
そんで、円環の理がほむらの魂を救い出してハッピーエンドね。
めでたしめでたしと思い、安心して観ていましたが、、、

終盤で「えーーーーーっ?」という衝撃展開が待ってました。
ほむら、まさかの闇落ちエンド。。。

「叛逆」ってそういうことだったのかー。。。

個人的には、
無駄に長尺だった5人の魔法少女への変身シーンと、
同じく「まあるいケーキはだあれ?」のシーンが
可愛さ溢れててお腹いっぱいです。

はぁ、日曜の午前中からしんどいもの観てしまったな。。。笑 {/netabare}

投稿 : 2021/04/11
閲覧 : 190
ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後味の悪さを感じた方へ

2時間近くの映画。実に後味が悪い。


 ラストは、ほむらのエゴでまどかを囲っちゃうって結末だった。でも、ほむら自身自分の罪深さについては理解しているし、それが正しくないとも自覚している。単なる我儘だとわかっていての叛逆。
 反抗期の少年少女が、家出とか親に歯向かうとか、そういうことをしてみても、時がくればある程度満足してそのエネルギーは無くなっちゃうんだよね。反抗期の終わり。夏色キセキで、4人が終わらない夏休みを満喫して自分たちから終わりを迎えたように、ほむらもまたそういうことになるのだろうと想像できる。その時、自分を顧みた瞬間が、なんとも美しく、独特の充実感があるもの。つまり、自分が納得しての叛逆の終わり。だけれども、この映画は叛逆の始まりでラストを迎えている印象。
 何と言っても、ほむら自身が「いずれまどかとは対峙することになるかも」と、そういう結末を示唆している。そうなればほむらは当たり前のように白旗を挙げるだろう。感謝の言葉を口にするのか、謝罪するのか、突っ張りとおして力尽きるのかは分からないが、彼女は間違いなく納得するだろう。ほむらに感情移入している私(視聴者)としては、彼女が納得するまで物語は進めてほしいし、そのときの彼女の表情こそ観たい。絶対に感動的な結末を迎えられたはず。

 というわけで、後味の悪さだけが残った。TV版は納得のいく面白さだっただけに、残念。

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 371
サンキュー:

11

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:----

タイトルなし

嫌な予感しか感じさせないOPがとても秀逸

投稿 : 2021/01/28
閲覧 : 254
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4

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

え、何この展開?☆

最後の方は

こうくるかぁぁといった展開で
ネタバレしない主義のわたしは
何もレビューしませんけど、すごいの一言?(語彙なし)

まどマギはぜひ観てほしい作品の一つだから
知らない人はぜひ♫

投稿 : 2020/12/05
閲覧 : 207
サンキュー:

3

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のストーリー・あらすじ

人気アニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」の新作劇場版。TVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続く新たな物語が描かれる。(アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年10月26日
制作会社
シャフト
主題歌
≪OP≫ClariS『カラフル』≪ED≫Kalafina『君の銀の庭』

声優・キャラクター

悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈

スタッフ

原作:Magica Quartet、キャラクター原案:蒼樹うめ、 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕、副監督:寺尾洋之、脚本:虚淵玄、キャラクターデザイン:岸田隆宏/谷口淳一郎、総作画監督:谷口淳一郎/山村洋貴、エフェクト作画監督:橋本敬史、異空間設計:劇団イヌカレー、異空間美術:南郷洋一、美術監督:内藤健、美術設定:大原盛仁、色彩設計:日比野仁/滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:江藤慎一郎、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音響制作:楽音舎、音楽:梶浦由記

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