この男子、宇宙人と戦えます。（OVA）の感想/評価、レビュー一覧【あにこれβ】

退会済のユーザー さんの感想・評価

2.7
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

ＳＦ青春王道活劇ストーリー

ぶっちゃけると、主要のキャラクターを男性ではなく女性に
おきかえたならそこらへんに転がっているＳＦファンタジーアニメになるだろう。

作画は演出のために漫画風だが、アニメタッチではないため評価しがたい。

ストーリーの構成はＳＦアニメをギュッと凝縮したようなでき。
最終話目前の振り返り放送からの最終話を見せられているような感じ。

設定もねられているわけではないが単作にしては面白い。
そうゆうものだと受け入れられればの話だが、舞台設定としてあり
主人公の葛藤、ストーリーに絡んでくる分投げっぱなしのアニメよりましだ。

作風を受け入れられれば楽しめる作品だ。

３０分単作アニメとしては、そこそこの出来。
機会があれば手に取ってみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2016/04/14

閲覧 : 249

猫々飯店 さんの感想・評価

3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

青春だなあ……。

この一言に尽きるかなと。

アニメというよりは、パラパラ漫画を読んでいく感覚で面白かったです。
世界観の説明とかは全くありませんが、それが逆に色々な想像をさせてくれるのかもしれませんね。

悩みも、その解決方法も、若い。青い。青春でした。
ですが、誰しもが不安に思ったことがある。一種の通過点を掘り下げたものだと思います。
共感する出来事、というのは、やはり面白くするには重要なファクターであるのかもしれません。

実際、「お前しか宇宙人と戦えない」と言われて戦い続けている少年が、
俺が負けても世界が滅びないの？　滅びるかもしれないけど滅びないかもなの？
という可能性を知ってしまったら、錯乱するんじゃないでしょうか。
自分の命を懸けているかもしれないのだから。
しかも記憶がない。きっと、たった一つの自分の支えが崩れるような感覚ですよね。

なので、心情を想像すると中々辛いものがありましたが、最後がハッピーエンドだから、救われましたね。
個人的には、孤独への救いという展開は、最高のハッピーエンドを作るような気がします。
誰しもが孤独と寂しさを感じているからこそ、響くものが作れるんじゃないかなと。

投稿 : 2015/02/25

閲覧 : 314

サンキュー：

1

ゆたんぽ57 さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

さくーと鑑賞2

特典映像としてはまぁまぁ楽しめたかも。短編ものだから手っ取り早く見れるのはいいものの、あまり感想が残る作品ではないような。ただ独特な作画で定番アニメっぽくないとこは好みでした。

投稿 : 2014/01/31

閲覧 : 344

サンキュー：

1

arias さんの感想・評価

2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

自分用メモです

2013年4月に放送した時のBS11にて
オリジナル作品

止め絵が多い。動かない
演出が独特で癖がある。演出が好きになれるかどうかが最後まで見れるかの条件の一つかな

投稿 : 2013/09/25

閲覧 : 288

サンキュー：

0

ato00 さんの感想・評価

1.2
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態：観終わった

このアニメ何かの間違いでしょうか？

30分ものの短い作品。
ジャンル的には何かよくわかりません。
絵柄も何だか変な感じです。
きっと何かの間違いで制作されたとしか思えません。
この人たち何故泣いているのだろう？わかりません。

投稿 : 2013/09/12

閲覧 : 532

サンキュー：

11

｡mine｡ さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

世界は優しくない…？　心に触れる物語｡*゜

｡･*゜･*｡概要｡･*゜･*｡

山本蒼美によるオリジナルアニメ作品。
全1話(30分)

主人公は、唯一宇宙人と戦える高校生のカカシ。

世界は突如、宇宙人の侵略に遭っていた。
宇宙人と戦い、丘の上で気絶していたカカシは
｢宇宙人臨時対策本部｣の職員・有川に拾われる。

有川と上司のシロに保護され、男3人の奇妙な共同生活が始まる。
記憶を失っているカカシは、どこかにいるであろう両親や
友人の為に今日も戦っている。

そんなカカシを優しく見守る有川。厳しくもカカシを気遣うシロ。
しかし、ふとした疑問から不安が膨らみ、カカシは戦う理由を
見失ってしまい…。

｡･*゜･*｡感想｡･*゜･*｡

独特で斬新な色彩や、30分にギュッと凝縮されつつも
笑いあり、切なさあり、温かさありの素敵な作品でした♪

物語も綺麗にまとまっていて、声優さんも好みだったりで
お腹いっぱいです。

カカシの抱える不安に共感したり、3人の気持ちがすれ違う
切なさにキュンとしたり、心揺らされましたね。

作画も独特で、荒削りで斬新なので好みは分かれますが
心がほっこりすると思いますよ。

心温まるひとときになりますように…｡*゜

｡･*゜･*｡追記｡･*゜･*｡

オススメしてくれたmomomaxに感謝を込めて…。

投稿 : 2013/06/26

閲覧 : 441

サンキュー：

3

シャどる さんの感想・評価

2.4
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

タイトルなし

作画が無理。
良い話なのだが、やはり作画が気になって・・・
ファンには悪いが、bloodＣと並ぶダメさだった（最後）
見るべきじゃなかった・・・

投稿 : 2013/05/19

閲覧 : 228

サンキュー：

0

いのりん♪ さんの感想・評価

3.0
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

世界観が斬新デス！

これね、BLだろうが、少女マンガだろうが、
私としては、ちょっとでもLOVEを持ってくるなら、
きゅんきゅん系の要素がないと
なんとも感想が浮かばない、、、

＆

どーにもこのテの絵がニガテ；

っていうのが、まず、まずの感想なんだけど〜゛

しかし！
とてもストーリーが良かった。
あと、ひじょーに色彩がキレイだったー☆

短編だからみれたかな。。。ってカンジ。

投稿 : 2013/04/25

閲覧 : 315

サンキュー：

4

Etzali さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

人は誰だって、様々な不安と戦えます。

(2013.2/6)
この作品で監督を務めた、山本蒼美さんは14歳の時に新海監督の「ほしのこえ」を観て感銘を受け監督になったそうです。

冒頭の桜吹雪の作画が幻想的で儚い。
またキャラデザがBLチックで、観る人を選びそう…
毎日、一体ずつ宇宙人と戦う。宇宙人＝人がそれぞれ抱えている不安？
だとしたら、不安が一気に押し寄せてきた場合、自分自身の「セカイ」は滅んでしまう。

宇宙人から「セカイ」を守る為には、人との関わり合いが何より大切…
だから、カカシの不安が拭われた時、宇宙人は滅んだのかも。

まだ、23歳と若い監督さんなので、これからに期待したいですね。
と言うか、私とそんなに歳変わらない^^;

投稿 : 2013/02/06

閲覧 : 353

サンキュー：

9

maruo さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

この男子、自分の心と戦っています　Ｂ

世界で唯一宇宙人と戦える少年の話ですが、戦うこと自体はさして重要ではありません。宇宙人側は、毎日一体の宇宙人を送り込んで来るだけなので、その一体との戦いが終われば（勝てば）、後は平穏な日々が続いていきます。なので、決してこれはバトルアニメではありません。牧歌的な雰囲気すら感じさせるような描写もあるくらいなので、タイトルからするとかなりの違和感を感じると思います。

表現手法がいろいろ特徴的なものを用いています。全体的に光が上手く用いられており、背景に光が溢れているような描写が見られたり、光に滲んだような人物描写も良く見られたりします。また、人物を切り絵にして動かしたりしたかと思えば、モノクロームが多用されたりします。文字を多く使っているのも特徴的ですが、化物語と違って読める程度のものです。ＢＧＭはエリック・サティのジムノペディ第1番をはじめとして、どこか寂寥感を感じさせる音楽を使っています。

主人公は記憶喪失で、宇宙人と戦っているのは、どこかにいる両親、友達のためなのだと自分自身に思い込ませています。しかし、精神的には必ずしも安定しているとはいえません。実のところ彼は、宇宙人と戦っているのではなく、どこにも待ってくれている人がいないのではないだろうかという孤独感と戦っているのではないかと思うのです。少年期は人と繋がっていないと過剰な不安を感じる時期なので、主人公に少年を据えたというのは、この作品においては大きな意味があることに思えます。

そして、この作品で用いられている表現手法が、孤独感、不安感を表現するものとして非常に効果的に働いているように思いました。褒め言葉の羅列になってしまいましたが、人によっては表現手法やキャラデザにはかなりの違和感を感じるのではないかとも感じます。たまたま私のツボにははまったという程度にお考え頂いた方が宜しいかと思います。

最後に、主人公は大きな光に包まれます。それは、心を突き刺す冷たい光なのか、それとも全てを暖かく包み込む優しい光なのか。その答えは・・・敢えて書くのは無粋というものですね。

投稿 : 2013/01/20

閲覧 : 417

サンキュー：

12

ジェロニモ さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

独特！

結構な低予算で作られたアニメだと思った。

しかし、
低予算なりの雰囲気はあり、
最後まで何となく観ることができた。

面白いかっていわれると
正直微妙

作品名に魅かれて
観てみたのがきっかけ。

キャラデザが独特だったかな。
内容も独特。

うん、まぁ短いお話だし
気になる人は観てみたらいいと思うよ。

投稿 : 2013/01/19

閲覧 : 293

サンキュー：

4

takumi@ さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

古さと新しさが混在した演出

ここのあらすじ欄に、レビューで書くことがなくなるほどに
詳しく概要が書かれているので、まずそちらを参考いただければと思う。

このレビューのみご覧いただいている方へ簡単に説明すると
宇宙人の侵略に遭い、宇宙人と人間を１対１で戦わせている世界が舞台。
宇宙人と戦える能力を持った男の子・カカシが、宇宙人臨時対策本部の青年と出会い
己の心の内面と向き合っていくことになる物語。

まず、エリック・サティの「ジムノぺディ」と大きな満月が印象的だった。
設定的に平和じゃないはずなのに、危機感もなく穏やかな世界に見えて
ちょっと突っ込みたくもなったけれど、夜空に打ち上げられた花火が
なんとなく空と地球上の接点のようにも感じ、美しかった。

しかしながら、作画は決して丁寧とは言えない。
原色使いの多い色彩も、キャラデザも独特で演出も個性的。
でも、孤独な少年の悲しみを表現するにはちょっと不似合いなような
逆にこのほうがそれを強調できると思ってのことなのか少々悩んだ。

ただ、世界からの疎外感みたいなモヤモヤした気持ちはすごく理解できたし
思春期の頃の自分をふと思い出してみたりした。

ちなみにEDが透明感あって良いなぁって聴いていたら
エンドロールでその曲は「透明ノスタルジア」というものだった。
まさに、透明だったわけだね、と納得。

好みはすごく分かれるだろうけれど、ほっとして観れる全３０分ほどの
短編OVAなのでお時間のある方はどうぞ。