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「空の境界 未来福音(アニメ映画)」

総合得点
72.9
感想・評価
484
棚に入れた
3521
ランキング
1088
★★★★★ 4.1 (484)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.1

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☆の総合評価
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空の境界 未来福音の感想・評価はどうでしたか?

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

~今も僕の青春には“らっきょ”という作品が共にあること、そしてこれからも続いていくこと~

何度かぼやいたことがあるんですが『らっきょ』というシリーズは今のオイラのアニヲタ人生の中でも中核をなしているとても思い出深い作品です


それこそ当時、長編小説のアニメ化という難題に対して1本1時間前後の作品を全七章連続で制作し、1年以上の時間を掛けて連続公開
なにより単館あるいは小規模劇場でのみの配給展開というフォーマット
これは今日まで続くアニプレ系映画、及びアニメ業界全体に影響を与えた一つの歴史だと思ってます


そして、今でこそブルーレイ媒体等で誰しもが気軽に全七章を制覇することが可能になりましたが公開当時の“興奮”は完全にオイラの人生の一部となってクッキリと足跡を残しています


新しい章の公開に胸ときめかせた期待
公開延期の知らせが流れるたび感じた不安
次章公開の合間に謎を語り合った仲間との時間
狭くて古びれたテアトルの椅子が深夜に満席になっていた熱気
エンドロールとKalafina歌声に合わせて押し寄せる高揚感
そして「次章予告」にまた心躍らせる日々が始まる・・・


そんな『らっきょ』の新作が七章の公開から数えて4年が経つ今日に再降臨しました
原作は発表からの10年を機に再登場した未来福音という同人誌
今作はシリーズの「ミッシングリンク」を埋めるカタチとなる小説を本編に据え、同時に漫画として発表された3つの短編を同時上映の『未来福音 extra chorus』にまとめることで群像劇風の作風に仕上がっております
時系列を組み立て直す楽しみはこのシリーズ独特のものなので、あえて作中のどの章の間なのかは秘密にしておきますね


本編では未来を視ることが出来る「未来視」を持った二人の能力者
職業的爆弾魔の「倉密メルカ」と礼園女学院の生徒「瀬尾静音」を軸に進行していきます


サブタイトルにもある通り、キーワードになるのは「未来」、そして「福音」
これまでのシリーズには無い、物語全体を包む「ハッピーエンドへ向おうとする強い力」に支えられた不思議な魅力の作品でして
旧作のサスペンス性やスペクタクル性とはまた少し違った味わいがある作品だと思います


そしてこの倉密メルカ、そして終盤に登場する「マナ」と呼ばれる少女
この二人の登場によって物語は壮大な結末『未来福音・序 Möbius link』へと繋がっていきます
これは『空の境界』というシリーズが“未来永劫に不滅である”ということを意味するエピローグとなっておりまして、これにはもう力一杯の拍手を送りたいです
また思い出のページが増えてしまいそうですね(笑)
もはやこれ無しではらっきょ語れません

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 1037
サンキュー:

25

ネタバレ

babylon913 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全ての原作ものアニメはこれを見て手本とすべし

スタッフの愛情を感じざるを得ないですね
原作の一文一文から読み取れる情報、文章の奥に隠れた情景を事細かに再現してくれています
今回は荒耶が絡んでいないため大きな話の動きはなく日常と非日常の間といった感じの描写
そのためバトルメインで楽しんできたファンにとっては多少おとなしめで物足りなく映るかもしれませんね

投稿 : 2014/06/14
閲覧 : 336
サンキュー:

1

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話の構成が面白かった

空の境界の最新劇場版!
レンタルショップで新作から落ちていたので借りてきました。

今回は「未来福音」ということで
未来視(と過去視)が主題の章です。

未来視には2種類あり危険な部類と安全な部類の2つに分けられる。
映画では
公式や動画サイトのPVにあった通り「式が爆弾魔を追う場面」と
「幹也が未来視の子と会話をする場面」の大きく2つに分かれ
最初の幹也と静音の場面を現在とすると
式と爆弾魔が過去
爆弾魔のその後、が未来にあたり

内容の構成も現在→過去→現在→過去→現在……未来と中々面白い構成になっています。
過去の会話が現在に活きてくるシーンが一際面白く感じられてくるので
見ていて飽きませんでした
特に未来編に出てきた未那が可愛すぎでした@


全体の長さは90分(本編)ですが
今回は空の境界の中でも残虐なシーンが少なく初見の人もギリ見れるようなとっつきやすい内容でした。
調べてみるとこの時期の映画の中では満足度1位という盛況ぶりだったので公開されている時に見に行けばよかったです。


主題歌はお決まりのKalafinaさんで「アレルヤ」
空の境界シリーズの曲では明るい感じのいい曲でした。
希望、明るい未来を表しているような曲ですかね。
●アレルヤ・・・キリスト教で神を賛美し喜びを表す言葉。=ハレルヤ

ストーリーだけでなく曲にも注目です!


そしておまけの「空の境界 extra chorus」
こちらは10分×3話の約30分のおまけ映像。
未来福音の公開のついでに映像化されたらしいです。
1話目の猫の話が面白かったのと鮮花が可愛かったので大満足でした

本編とchorusで120分 楽しませてもらいました(^^
また映画が作られる可能性はないのでしょうか。。。

投稿 : 2014/05/15
閲覧 : 623
サンキュー:

32

ネタバレ

文太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幸あれ

これから見始めた人は意味がわからないかもしれません
一章からみていただければ良いかと思います
個人的には大満足な出来でした
EDも相まって感極まるものがあります

アレルヤ

投稿 : 2014/05/12
閲覧 : 265
サンキュー:

0

ネタバレ

リクポテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未来の定義(゜゜)

ラノベ原作 未読

空の境界シリーズの後日談にあたる外伝的な感じです。

新キャラとして黒桐鮮花のルームメートである瀬尾静音と{netabare} 式の娘が{/netabare}出てきます。


今回のテーマは「未来」。
未来を見ることを出来る目「未来視」を持つ人たち。
未来視には大きく分けて「予測」と「測定」があります。
未来に関しての定義をよく解説しています。
これ以上はネタバレなので(^^;
{netabare}
瀬尾静音は予測タイプの未来視。
目に映った未来は必ずしも起きるわけではなくあくまで可能性。
自分の行動次第で回避することも可能です。

倉密メルカは測定タイプの未来視。
目に映った未来を測定し、自分の行動で実現させることのできる能力。
未来が決まってしまっているので、選択肢がありません。

未来はあやふやだからこそ価値がある。
そのとおりですよね( ̄ー ̄)
{/netabare}
このシリーズはストーリーや世界観が難解なのが特徴ですが、未来福音は外伝的なポジションでもあるからなのか、とても分かりやすいです。
歴代のシリーズのファンには少し物足りなさを感じるかもしれませんが、頭の悪い自分にはこのくらいがちょうどいいですww

主題歌は「アレルヤ」。
このシリーズの主題歌はどれもホントに素晴らしい!
梶浦さんのつくる音楽はスゴいですね。

作画・演出ともにさすがはufotable。
歴代のシリーズと同じくとってもきれいで美しいです。

この未来福音は本編とextra chorusという2本立てになっています。
extra chorusは約30分ほどの短編で、1章 俯瞰風景と3章 痛覚残留を見ているとよく理解できます。

全体的に分かりやすい話なので、歴代のシリーズを見ていない方にはこれを見て興味を持ってもらえたら嬉しいなぁと思います。

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 374
サンキュー:

26

ちょっちゅね~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

安定して見れた

このアニメ映画は話が深いのであまり考えずに見たり、予備知識無しだと凡作で終わります。

内容は時系列順にやると、「第三章(痛覚がない少女の話)」の後日から「第六章(幹也の妹が活躍する話)」の前までと「終章/空の境界」の後日編の話です。


もしご視聴するなら一人で部屋を暗くして静かな場所で見たほうがよいです。

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 218
サンキュー:

0

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

予知って、予測や測定とはまったく異なるものと理解していましたが

劇場版としてシリーズ化しているアニメです
1~7章、終章がありました
本作は、「未来福音」と「未来福音 extra chorus」があります
観る順番としては、時系列を考えると"extra chorus"が先になりそうです
スタッフなんですが、"未来福音"のほうは監督が須藤友徳さん(作画監督兼任)だそうです
"extra chorus"のほうは武内崇さんが原作に加わっています
このアニメに関しては、スタッフがどうとか考えないほうがいいと思いますけどね

個人的な意見なんですが、両儀式などのキャラを楽しむアニメだと思っています
あまり世界観やストーリーなどは、深く考えないようにしていますね
そのほうが、楽しめるような気がします
立ち止まったり、走り出したりという感じの展開はおもしろいですね
音楽としても、盛り上げたり落ち着いたりを演出しています
"extra chorus"に出てきた浅上藤乃を担当していた能登麻美子さんはいい味出してました
いつも思うのですが、落ち着いて控えめな語り口の中に激しさが同居しているんですよね
この人の声は、ついつい引き込まれてしまう魅力があると思います

またも両儀式が好きになってしまったし、何を言いたいのかよくわからないアニメだなあという感想です

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 286
サンキュー:

9

ルルルル~シュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クオリティー高いです

 空の境界全体を通して
空の境界は、少し難しいし、グロいし、なじめない人も多いと思います。しかし、最初のシーンだけ見て切るというのはあまりしてほしくないですね。作者が皆に伝えたいことはちゃんとあります。そしてその伝えたいことというのは比較的分かりやすい形になっていると思います。作画と音楽、物語のクオリティーの高さに驚愕しつつ見ていくと、最後の方で作者の伝えたかったことが分かる…みたいな感じだと思います。まあ、所詮アニメですから気軽に見てほしいです。
あと、猟奇的で魅力的な登場人物がたくさん出て来ますが、真に受けちゃだめですよ!w

 空の境界 未来福音の感想
絵、曲、物語、すべてのクオリティーが高い
驚きもある
話の構成が良い
大満足!!!!

投稿 : 2014/04/15
閲覧 : 214
サンキュー:

3

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『過去』を経て『現在』を歩み『未来』へ至る。この作品は幹也と式を通して織が見ている夢の通い路なのかもしれない…

未来福音を観るのに本編も観なおそうと思い、
せっかくなのでDVDだったのをBD-BOXに買いなおしました。
うん、やっぱり綺麗な画質で観たいですしね。

空の境界本編で描かれなかった話や後日談を描いた補完作品。
時間軸的に第一章 俯瞰風景より少し前のお話かな?

未来が見える未来視という能力を持つ爆弾魔の顔を見たことにより、
命を狙われることになった式と、
同じく未来視を持つ少女に出会った幹也のお話が結構な割合を占めます。

幹也が出会った少女の名前は瀬尾静音。
望まぬ未来視を持ち苦悩する女の子です。
彼女は未来が見えるぶん他の人よりも一回多く苦しまなければいけないそうだ。
一度は悲しい未来が見えたとき…そして二度目はその未来が訪れたときです。
未来視にも種類があるらしく彼女はよく言えば「回避可能な未来」
悪く言えば「あやふやな未来」を見ることのできる未来予測タイプ。
悪く言えばと言いましたが未来とはそもそもあやふやなものだし、
そう考えると彼女の未来視は幹也の言う通り、
そんな特別なものではないのかもしれません。
未来予測とは起きうる未来の可能性を見るのです。
起きうる未来の可能性なんてものは、
ちょっと勘のいい人なら予測できてしまったりするしね。
例えば仲のいい人同士ならその人がどういう行動に出るのか、
なんとなくわかってしまうこともあるでしょう。
それも立派な未来予測だと思うんです。
それが勘だろうが未来視だろうが可能性の段階ならば、
悪い方向へいってしまわないように導いてあげればいいんですよね。
そういう意味では彼女は人より少しだけ勘のいい子というだけのことです。
未来視に苦悩する彼女は幹也と出会い、
あやふやな未来なら変えられる、というような助言をされ、
幹也の言葉を胸に刻み学院へ戻るのでした。
このとき静音は幹也に対し恋愛感情にも似たような想いを抱くが、
式の存在を知り失恋します…
その話を友人に話したらそれは恋じゃないと一蹴されてました(笑)
後に彼女は幹也の妹である鮮花と出会いルームメイトになる。

そしてこの物語のもう一人の未来視所持者。
彼の名前は倉密メルカ…本名は瓶倉光溜。
依頼を受けては未来視と爆弾を駆使して荒稼ぎしてた犯罪者ですが
式に顔を見られたことにより式を狙いはじめます。
未来が見えるがゆえにその未来へ至る過程を淡々となぞるだけの人生を過ごしている。
行動するときそこに倉密メルカの意思はなく、
言うなれば「未来に媚びた」という感じ。
彼の未来視は「決定された未来」を見る未来測定タイプだそうだ。
未来測定は可能性ある未来の選択肢を潰して未来を限定させてしまう消去法のようなものらしい。
静音の未来予測タイプの上位互換のようなもの。
静音は予測にすぎないがメルカは決定された未来なので回避不可能。
ただその未来を実現するには未来が実現する風景を直接見なければいけないらしく、
何もしないで未来のほうからやってきてくれるわけじゃないみたいです。
未来視で見た結末通りにシナリオを進めるが未来視で見た未来ごと
式に右目を斬られる、むちゃくちゃだ(笑)
式が言うにはメルカは見えすぎたらしい、
未来はあやふやだから無敵なんですと。
例えばメルカが静音と同じ「未来予測」だったら
式を殺せたのかもしれません。
しかし確定した未来、形ある未来ならば式は斬ってしまうのです。
もしくはもっと単純な話で式がメルカに殺されるなんて可能性の未来は
どこにも存在しなかったのかも…存在しない未来に至る道などありはしません。
このとき式はメルカの顔を確認しますが驚いた表情を見せます。
なんと倉密メルカは14歳の少年だったのです。
式が驚いたということは実は顔なんて見てなかったのかな?
まぁメルカに電話で言ったように
本当に倉密メルカという存在に興味がなかったのかもしれない。
成功する未来が見えるがゆえにその未来しか選べないでいた哀れな少年の物語。

これらの出来事も式や幹也が歩んできた日常の一コマにすぎません。
でも未来というのはそういった過去や現在の積み重ねなんだと思います。
空の境界本編から始まり1998年、1999年と色々なことを経験し舞台は2010年…

そこに一人の青年がいます…彼の名前は瓶倉光溜。
かつて爆弾魔として世間を騒がせてた人物です。
式に右目を斬られ視力と未来視の能力を失いましたが
いまの彼には未来視では見えなかったものが見えてるように感じました。

(かつて私の世界は二つあった。左の視界は現在を。右の視界は結末を。
私は私の目的を望むことで一切の希望を見失う。私が見る未来は決して覆ることはない。
未来を築くようで…その実、未来に奉仕するだけの低俗な神の劣化品だったのだ。
それらはすべて妄想の類であれば…私も少しはマシな人間になれただろうに…)

これは未来福音の一番最初のセリフです、この語りを切欠に物語は始まるのですが
セリフ的に未来視を失った後のメルカの想いが語られてるようですね。
今のメルカは左の目で現在をしっかり見据えて生きてるからいい男に成長したのかも!
絵本作家と興信所の二足の草鞋で頑張ってるメルカさん。
そんな彼の絵本が好きでメルカを慕う少女。
彼女の名前は『両儀未那』
未那の存在こそがこの作品が「未来福音」である所以といっても過言じゃないですよね。
語る必要もないですが式と幹也のお嬢さんです。
ただ後日談で登場するのは式と未那のみで幹也は登場しません。
未那は年相応の可愛らしさと年不相応な大人びた発言をしたりします、
末恐ろしいというかメルカくんは完全に手綱をにぎられてる印象(笑)
式を倒して幹也を奪うことが目的らしく式は母であると同時に恋敵みたい。

この作品で表面的に語られる未来視所持者は静音とメルカの二人ですが
実はもう一人登場します、観布子の母と呼ばれてる老婆で占い師。
静音やメルカよりも優れた未来視所持者?らしく的中率100%。

織が自分が消えれば式は幸せになれる…そう想いを馳せてた1996年1月の出来事。
死ぬのは怖くない…怖いのはもっと別の何か…昼休みの青空とか…放課後の夕焼けとか…
それらは即ち幹也と過ごした時間をあらわしてるんですよね。
この時の織の心情を考えると本当に切ない…
そんな織が観布子の母と出会い未来を見てもらうのですが
彼女から織の未来は回避できないと言われます、
何をやってもどうやっても織は死ぬ…織には未来そのものがないと。

「あなたはもうじき消える。道行は真っ暗で未来はどうしようもない。
残るものはないし、救われることもない…
なのに不思議ね、それでも…あなたの夢は生き続けるわ」

「それでも私の夢は生き続けるのか…そうか、それなら…いい」

「しっかし、お先真っ暗ってのも、オレらしい話だよなぁ」

このシーンは物語ラストのやりとりですが非常に印象に残ってるシーンで
個人的に「未来福音」で一番好きなシーンです。
観布子の母の言葉があったからこそ、
織は安心して消えることができたんじゃないかな。
こういった誰にも語られることのない物語の背景みたいなのは泣けますね。
織が老婆と出会う前とは別人のような清々しい表情をしてるのも印象的で
心弾ませ鼻歌うたいながらスキップのような歩みで
帰っていく織が可愛くもあり切ないです。
そしてお先真っ暗と言いつつも最後エピローグで朝日が昇り、
その朝日を見た後に笑みを浮かべ、
朝日とは逆の方向に歩んでいく終わり方も良かったです。
織の語られることのない想いのようなものが伝わってきて
本編の補完という意味では一番補完してほしい部分を描いてくれたんじゃないでしょうか。

残るものなど何もないのにそれでも織の夢だけは生き続ける…
『空の境界』とは織が見る夢の通い路なのかもしれません。

そして同時上映された『未来福音-extra chorus-』が
もう一枚のディスクに収録されてます。
約30分ほどで三つの短編を楽しむことが出来ます。

幹也が式に黒猫の世話をお願いするお話。

一章で登場した巫条霧絵。
彼女に墜落死させられた少女と友人だった
宮月理々栖と三章で能力を使い連続殺人を起こした浅上藤乃のお話。

式と幹也が初詣に行くお話。

上記の三つが収録されてました。
浅上藤乃の話が少しシリアスなだけで基本的に
何気ない日常を描写しており激動の日々続きだった
本編、未来福音を考えると貴重な映像だと思います。
浅上藤乃は視力を失ったけど能力は健在だったのね…
ちょっとぶるっちまったぜ。

異常な日々があるからこそ何気ない日常が映えるし、
とても安らかな気持ちになれるんだと思います。

『祈りは未来への福音であふれている』

人の祈りが積み重なり未来をつくっていくのだとしたら、
式と幹也の未来は織の祈りによってあたえられたものなのかもしれないね。

【A82点】

投稿 : 2014/04/15
閲覧 : 383
サンキュー:

4

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

空の境界」未来福音

「空の境界」の幻想的な映像にとても惹かれます。
坂本真綾さん演じる両儀式が猟奇的で不思議な感覚になります。
観終わった感想はなんともいえない感じになる・・・・


原作は奈須 きのこ氏のライトノベル。

アニメーション製作:ufotubleさん

CV(敬称略)
両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
瀬尾静音:井口裕香
瓶倉光溜:石田彰
両儀未那:金元寿子

投稿 : 2014/04/13
閲覧 : 282
サンキュー:

9

かみさん3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その後が見れて良かった

短篇をいくつも合わせた感じの構成になっていますが、メインとなるのは98年の爆弾魔の話と、2010年現在の式たちの現況の話になります。
式が家業を継いでたのは、ちょっと驚きましたが、可愛い娘もできて幸せそうで何よりって感じです。
物語としては、7章までで既に終わってる感覚が強いので、この「未来福音」はファンサービスのおまけという感じですね。
「空の境界」シリーズのファンの方は観て損はないと思います。

式を主人公にした「空の境界」シリーズは、もう打ち止めにした方が良いと思いますが、式の娘を主人公にしての新シリーズなんてのがあると、それはそれで面白いかも。

投稿 : 2014/04/09
閲覧 : 221
サンキュー:

1

ネタバレ

roro-k さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一応 シリーズ視聴済み 限定ってことで ヨロ。

「いつかお母様を倒してパパを取り戻すのがわたしの目標ですから。」
明るく○○発言するんじゃあねーヨ! アノ母親がそう簡単に倒せるわきゃーねぇーでしょうが。てか なぜか鮮花さんを思い出して ニヤついてしまった。この作品の 登場人物達のこのてのセリフはわりと本気(マジ)だからこまる。
相も変わらずの“アノヒト”らしいポジなのだが モテるのもここまでゆくと不幸のような気がする.....アハハ.....
と、いうことで「空の境界」明るい補完計画 未来福音です。

陰鬱で凄惨、血の色が生々しかった前シリーズからは随分とイメージが違う作風ながら けっこう丁寧にあのオハナシの後日談と欠損していたピースを埋めてゆくのが本作の趣旨のようで.。 ウーン、現在(いま)という時代にはああいう鬱陶しいオハナシって流行りませんかネ....、やはり。

未来視、実は現実にはあり得ない能力。このオハナシに登場する爆弾魔はなぜ式に敗れたのか? たぶんそれは彼が“未来”を望んでしまったから..... それは未来を決定する能力なんかではなく、チラ視するチカラであったからなのでしょう。 まあ、それに限らず異能のチカラなんてものは己のために使おうとすればたいていろくなことにならないようで... 「こんなもの 誰かの役にたてる以外、使い道はナイ......」 実はこの言葉が一番正しいそれらへの認識であったりするのでしょう......

さて、過去から現在、現在から過去へと語られる縁(えにし)の映像的モンタージュの果て、 物語はいままで一度も語られることがなかった 1996年1月の“ 彼 ”のエピソードで終了します。
えらく御機嫌じゃん、そう、そこでジーン・ケリー鼻歌で唄うんだ~。
「“彼女”がアイツと共に生きられる未来ならばそれはけっして ワルイ未来なんかじゃない。」  “ 彼 ”はそう確信したのでしょう
“ 彼 ”が実に愉しげで..... たしかに最後のピースが埋まったような気がしました。
だから、「コレで終わり」だとしても ソレでイイのかもしれません。

投稿 : 2014/04/07
閲覧 : 330
サンキュー:

7

ネタバレ

みやぎてれび さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ばきゅ~ん

やっとみれました!
小説だと顔がでなかった大人式が!

やっぱ幹也いけめんだな~
くやしいけど式の嫁はあなたです
そのかわり鮮花と橙子さんと未那はもらっていきますね

中野の画展も行ってきました!
一番でかいイラストを見た瞬間涙が・・・
ありがとうTYPE-MOON!
ありがとうufotable!

さぁ次はufoのFATEでヘブンズフィールだ!

投稿 : 2014/03/28
閲覧 : 218
サンキュー:

3

ネタバレ

Lio_ta さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すばらしい!!

本当に良い締めくくりになった!

驚いた点もいくつか。。
両儀が暴力団だったこと
まさかの爆弾真の男といる女の子が両儀未那!
本当にまさかの事実がいろいろと出てきて驚いた。
作画は完璧で本当に美しい出来。
式も幹也も藤乃もまなちゃんもみんな幸せになれて本当に良かった。

とても良い作品でした。
いつかブルーレイ購入したい。

投稿 : 2014/03/23
閲覧 : 288
サンキュー:

2

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未来福音

「空の境界」の時系列的前後が、ころころとシーンが入れ替わり描かれている。

見ていて年月時分が画面上に出ているのは、見ている人を置いていかない為の措置だと思うんだけど、初見だと置いていかれる。2回は見たい。置いていかれた。

式と幹也が中心に描かれるのかと思いきや見ていて、少しちがったと思う。{netabare} 瀬尾静香、瓶倉光溜かなー {/netabare}

あとは、{netabare} 子供を持った未来の式と娘の未那が見れます。幹也は出てこない。 {/netabare}

かなり、あっさり目なので、「空の境界」が好きな人には物足りないかも。90分短かったなぁ。

投稿 : 2014/03/02
閲覧 : 216
サンキュー:

1

esm24722 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今までとはちょっと違って

優しくて幸せに包まれるようなお話だった。気のせいかキャラの作画も暖かい感じだった。緊張感に包まれるような場面も勿論あるが、そんなに顔をこわばらせるまでもなく、むしろにんまりするようなところが沢山。私はもっと式のナイフ捌きを拝みたかったが。テーマとしては「未来」と、まあありふれたものだけど、変えられない未来の運命に振り回される物語も多いわけだけど、式は無敵だからね。空の境界としては、「未来は定まっていないから未来なのだ。(キリッ)」とまああんまりネガティブな雰囲気にはならない。キャー、式と黒桐まじイケメン。終盤にはサプライズな人物も登場し、「空の境界」の未来も暗示される。とにかく普通に良い出来なのでファンは必見だね。

投稿 : 2014/02/27
閲覧 : 228
サンキュー:

1

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

からのきょうかい みらいふくいん それぞれの先にある未来とは……

本編 約1時間28分
extra chorus 約32分

冒頭より一気に空の境界の世界に引き込まれました。変わらず作画が綺麗でしたね~

未来を空の境界ならではの切り口で表現してます。前回劇場版の難解なお話なのに対して、今回は明快で分かりやすくなってますね。
前回からのファンの方には物足りない感じもしますが、私にはちょうど良いお話でした。

急に時間が変わること、お話が徐々に繋がっていくこと、カメラアングルの動きとバトルのスピード感があること、メインキャラが持ち味発揮していること、前回も感じていたことが今回も十分にありました。
お話も詰め込み過ぎず短い時間ながらしっかり纏まっていたと思います。

今回はグロ要素もあまりないので、耐性のない方でも十分観れると思います。おススメです。

もしお時間があったら前回の劇場版 空の境界 第一章~第七章を観ることをオススメします(キャラクターの位置関係が分からないため)が、初見の方にも空の世界を知るのに良いかも知れませんね。

extra chorusは、前回の作品の第一章 俯瞰風景と第三章 痛覚残留を観ると分かりやすいです。OVAって感じでした。

ED 前回に引き続きどちらの作品もKalafinaが歌ってます。この季節にピッタリな儚げな感じの曲ですね。

最後に、この作品レンタルで借りて観たのですが、本編とextra chorusが別々になっていて、お財布にやさしくないようになってますw
DVDのパッケージデザインがほぼ同じなので借りるとき注意してくださいね^^
{netabare}未那(まな)ちゃん、狙っているんじゃないかというぐらい可愛かったですねw {/netabare}

投稿 : 2014/02/26
閲覧 : 922
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40

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teji さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やはり いいものは いい

かなり 楽しみにしていただけに・・・・
期待は 裏切らないですね・・ 面白いわ・・

投稿 : 2014/02/25
閲覧 : 305
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1

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てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

未来は未だ来ず

原作未読。

「空の境界」の後日談のような位置づけの外伝です。

さすがufotableによる劇場版といったところ。
絵はきれいですし音楽もかっこいいです。

そして、この映画では、式の{netabare}娘{/netabare}が見られます。
{netabare}ロリ{/netabare}に全力投球です。
やばいです。
目覚めます。
新キャラがあざといんだけど、とにかくかわいい(*ノノ)


さて、肝心の内容。
「未来視」を持った人々の話です。

死を予見し続けてきた少女。
理想とする未来を手に入れるために爆弾魔になった男。
人を導く役割を果たしてきた占い師の老婆。

未来視には2種類あります。
「予測」と「測定」。
その違いを通して、「運命」について論じています。

テーマに関しては、くどいくらい詳しく語ってくれます。
特に考察するようなことはありません。

ですが、整理をかねて簡単な解説を。
{netabare}
瀬尾静音(せおしずね)は、「予測タイプ」の未来視。
現在の状況から導き出される未来を見られました。
つまり、「このままだとどうなるという可能性」を予想できました。
あきらめかけていた彼女。
しかし、自分の行動次第で変えられると、幹也に教えられます。

一方、爆弾魔の倉密メルカは、「測定タイプ」の未来視。
自分の起こす行動の結果を完璧に把握できました。
つまり、「何をしたらどうなるという結果」がわかっていました。
未来がすでに来てしまっていたメルカは、その代わりに選択肢を失っていました。

「未来」は「未だ来ず」。
あやふやなものだからこそ価値があります。

式(織)は、すでに形になっていた未来を殺しました。
彼女(彼)はまた図らずして人助けをすることになります。
{/netabare}

なかなかおもしろい内容だと思います。

まあ、濃密で難解だった本編に比べれば、あっさり味です。
ですが、そのぶんわかりやすいです。
後日談なのに初心者向けという変な映画ですが、見て損なしの作品です。

投稿 : 2014/02/23
閲覧 : 802
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43

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雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

嬉しい同窓会

終始穏やかな空気が漂う不思議な魅力の映画だった。単独の映画というよりファンディスクでありシリーズ全体のエピローグでもあり同窓会でもあり嬉しい気分になった。でも本編7章見てないと意味不明だろう。でもそのことがマイナスにはなっていない。あくまでハッピーエンドのその後なのでオマケみたいなものだから(褒め言葉)

本編の式と幹也は巨大な敵と運命に立ち向かう戦士のような魅力があったが今回は戦いを終えて成長した彼らが日常を謳歌しつつ次なる戦いに備えているような新たな魅力があった。
事件が起きない日々の式と幹也の日常は彼らの戦いの目的そのものだろう。ヒーローでも平和な人生送れるんだね。ラストに登場する二人の子供は登場人物全員が幸福になった証明でもあり、見ているこちらまで嬉しくなる。主題歌「アレルヤ」を聞いたとき、式、幹也、鮮花、燈子さんたちに出会えたことが誇らしく思えた。

新キャラのメルカと両義魅那も魅力的だ。このコンビで新たな探偵物語ができそうだ。石田、金元コンビの掛け合いも楽しい気分にさせられた。二代目主人公コンビ結成だ。この二人も希望の象徴だろう。親子二代で事件を解決すうる日が来るのだろうか。

音楽に関しては言うことなし。梶浦さん、今回もいい仕事してます。特に初詣のシーンから「dolce」にかけてはまるでコンサートのよう。素晴らしいのひとこと。「アレルヤ」も空の境界全部の終幕にして原点回帰ともとれる名曲だ。まさに未来福音。

このシリーズ、原作と映像の相互補完が完璧に上手くいった稀有な作品だろう。TVシリーズ並の再生時間を映画でやらかした贅沢さ。しかも登場人物全員の結末を綺麗に描いておりまるで隙がない。尻切れトンボが多い中よくぞここまでやりきったと感動する。これからも「空の境界」は僕にとって大切な作品になるだろう。あと偏見さえなけりゃオタや萌え豚じゃない「一般人」でも十分楽しめるだろう。多くの人に自信を持ってお勧めできる傑作だと思う。本編7章+番外編2章みんなで見よう(笑)

投稿 : 2013/12/15
閲覧 : 243
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7

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

左の視界は現在を。右の視界は結末を。

この未来福音は「空の境界」のサイドストーリーや後日談だ。
因って、根源、起源、抑止力といったファクターや荒耶宗蓮は出てこない。

私自身、1番好きなアニメは「空の境界」と答える信者だけど、それは第1章〜終章までのトータルで醸し出す雰囲気が自分の好みドンピシャだったからだ。
しかし、この作品はちょっとズレた印象がある。

1番残念なのが作画が多少変わったところだ。
私は前作までの方が好みだった。
あと、口の描き方が明らかに劣化したのもダメ。


映画は「未来福音 extra chorus」の短編3作と、「未来福音」で構成されていて、内容的に「未来福音」の方はまだいいんだけど、「extra chorus」が明らかに外伝って感じだから印象がそっちに引っ張られちゃったかな・・・
映画も先に「extra chorus」から始まったしw
せめて「未来福音」だけでも前の作画でやって欲しかった・・・


と、文句ばかりになってしまったが、何気に映画は複数回見に行ってしまったし、円盤も買うのだろうw
なんだかんだで「空の境界」は大好きな作品ですよ^ー^

投稿 : 2013/11/30
閲覧 : 266
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10

かかのん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想の追記ですw

原作は読了済です!原作本をある理由で買ってもないのに二冊ももってますw

爆弾魔と娘ちゃんの話なのでちと弱いかも?映像美で見せてくれたらそれで満足ですので、ヘンに構成で頑張らないでほしいかな?

ファン的には武内さんの漫画の部分のアニメ化とその周辺のシナリオを奈須さんが水増しして、映像化してくれる方がいいですね。あと日常とか後日談がソロソロ見たいです。


仕事がら平日に見れるので見てきました。

なんだかこれで本当に終わったなあ~という感じですね。
私にとっては足掛け7年以上で、まあ色々感慨深い。

真名ちゃんの動く姿が見れて良かったとか?実は武内さんの漫画の部分は漫画の方がインパクトあったとかw

感想は付きないですが。個人的にはこれで綺麗に終わって欲しい作品です。

梶浦さんの音楽がもう聞き慣れてしまってて終劇が近づくにつれて変にメランコリックになったり、全作新宿テアトルで見たんですが終わって出ると、劇中のロケーションを帰るとか色々と面白かった作品ですね。

真綾さんもホントに黒桐と結婚して今では奥さんだし。

面白かった7年間でした。

感謝!

投稿 : 2013/11/19
閲覧 : 222
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3

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カットマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

式かっこよすぎ!!

あいかわらずすごい作画で感動しました。
<空の境界>シリーズを見てないとよくわからいとこがあるので、<空の境界>見てから見たほうがいいと思います。
いろいろといいまわしがかっこよです。
内容的にはそこまで感動するもが自分的にはなかったのですが、戦闘シーンがとにかくかっこよくてヤバかったです!!
やっぱ空の境界は大好きです!!

投稿 : 2013/11/15
閲覧 : 239
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3

えっくっすかりばぁ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

皆に、幸あれ。

「空の境界」はすべて見ました。Zeroから型月にはまった俺ですが、らっきょも大好きです。

“Extra choras"は武内画全開。こういうところにUFOのらっきょ愛を感じます。ほのぼのとした時間が続く。藤野ん流石、雪降る神社は素敵でした。

そして本編、「未来福音」。
「《全ての結末は決まっている、、》そう決めつける爆弾魔と式との頭脳戦。 そして、未来と現実に困惑する少女に、手を差し伸べる“お人よし”。そして、、。」

数年前のエイプリルフールで嘘告知されたものの、本当に映画化した最後の“断章”と“未来”。シリーズの締めくくりというよりかは、ファンディスクのような感覚で見ました。らっきょに出会えて本当によかった、と思えるような収束、そしてこれからもこの世界は生き続けて行くという「福音」ー。本当に元気がもらえた。 式「未来は、あやふやだから、無敵なんだ。」

ある程度らっきょの知識がないと、人物関係や用語、式の行動がわからないかもしれませんが、雰囲気だけでもとても清々しい。独特の雰囲気が素晴らしいです。bgmも歌も作画もいい。きのこ・武内先生ありがとう!UFO、gjでした。

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 183
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2

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アニメ三昧 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

結末は・・・人それぞれ

今回の話は「未来視」の少年と少女のお話。

少年の名は倉密メルカ/瓶倉光溜。
職業は爆弾魔。彼は自分の「未来視」を「使えていた」
しかし両儀式に直死の魔眼により未来視の能力を失った。


少女の名は瀬尾静音。
職業は学生。彼女は自分の「未来視」を「使えていなかった」
しかし黒桐幹也と出会い自分の未来視を受け入れることにした。


少年と少女は「未来視」を持っていながらもそれぞれ違う結末になった。

同じ「何か」を持っていても結末は変わってしまう。

「未来は」・・・人それぞれ。




全部で210分だったが気が付けばあっという間だった。

是非観てください。

投稿 : 2013/10/24
閲覧 : 227
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ほっこり幸せな気持ちになりました。

投稿 : 2013/10/24
閲覧 : 208

AKIRA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すばらしいシリーズに出会えたことに感謝

公開初日に観に行くために2週間で1~終章2回見てから行ってけどすばらしい出来だった!
一気に見てきた自分と1章の公開から長い年月かけて観てきた方だと感慨深さも違うと思うけれども。それでも最後のシーンやアレルヤが流れると胸が熱くなりました。

流れとしては前半が
1998年8月 01_feline -August, 1998-
1998年10月 02_daylight -October, 1998-
1998年12月 03_say grace -December, 1998-
の三本立て
過去の本編の間も物語ですね

後半が
未来福音 Möbius ring
未来福音・序 Möbius link
こっちがメイン

今回クローズアップされる未来視は主に2つあります
予測
視覚で得た全ての情報を棄てずに記録し、それらを元に導き出される結果を映像として視る能力。起き得る未来の可能性を視る
測定
現実の要素を測定し、その「数値」を埋めることで、自分が視た未来を実現させる能力。未来を確定するためには、本人がその風景を見ることが絶対条件。起きる未来を限定する。
(wikipediaより)
瀬尾 静音は前者、倉密 メルカは後者になります。

全体の中で圧倒的に短かったであろう戦闘シーンを鮮明に覚えています。特に式が魔眼を発動したあたりのシーンは鳥肌ものでした。

あとは未那ですね。ミツルとのやりとりもそうですが言動全てに癒されていました。

作品としてはこれで終わりですが未来へ語り継がれていく作品であると願っています。

投稿 : 2013/10/21
閲覧 : 247
サンキュー:

9

ネタバレ

isukanndal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観た甲斐があった

期待どおりの作画に真綾さんと鈴健のいい声。
やっぱり名作ですね。

投稿 : 2013/10/16
閲覧 : 216
サンキュー:

3

ネタバレ

泣きボクロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アレルヤ良い曲ですね!

すごい良かったです!前七章よりも明るい印象が残りました。
空の境界の美しい作画とシリアスなストーリーから生まれる独特の世界観は健在でした。

個人的に気になったんですが、前半のestra chorusのエンドロールが流れ始めたところで、3組ほど劇場から帰られた方がいらしたのですが、何でなんでしょう。気になります。

{netabare}原作未読なので、最後まで観て時系列が整理できたときの満足感は気持ち良かったです。
式が立体駐車場で爆風に巻き込まれる映像を冒頭に持ってくることでミスリードの意味もあるのでしょうが、この作品のテーマである未来視の感覚を観客にも体験させる演出は見事だと思います。
幹也と静音のやりとりも個人的には好きでした。静音は良いキャラしてますね♪
末那の存在には驚きました!式に子供ができる未来が想像できてなかった。幸せなその後になっているみたいで良かったです♪

劇場からの帰り道に占い師のいた路地を思わず探してしまいました(笑){/netabare}

投稿 : 2013/10/16
閲覧 : 291
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4

笑い男アオイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

空の境界の番外編

劇場公開の空の境界は7部作ですが
こちらはその後日談(本編の途中に起こった事件もあります)となっています。

最近TVシリーズとして大幅なカットを入れて空の境界を放送していますが、正直原作を読んでいないと作品として理解しにくいほどに映画版からのカットシーンが多くて、空の境界ってこんなもんか?って思ってる初見の方が多いかと思います。

TV版では尺の問題で興味をもってもらえる事を主題として放送しているような気がするので、気になった方は是非DVD等を借りてちゃんと7部を見てからの視聴をお勧めします。多少長いですが、原作を読んでからみるのも良いかもしれません。


追記:見てきました。流石のクオリティーで作られています。
劇場版となると、やはり細部までこだわって作り込みしてあるのが分かりらっきょファンとして言うことない作品でした。

ただ、原作未読の方は初見でこれだけ見させられても意味が分からない事が多いと思いますので、あまり詳しくない方と一緒に見に行くのは辞めたほうがいいとおもいます。

というか、原作を読んで思い描いていたイメージにぴたり過ぎてなんでここまで再現できるのか?ufotable(ユーフォーテーブル)はマジにTYPE-MOONの作品作らせたら外れなしです。思いっきり安心して身に言ってください。

投稿 : 2013/10/15
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空の境界 未来福音のストーリー・あらすじ

未来視の少女・瀬尾静音と出会った黒桐幹也と、同じく未来視の連続爆弾魔・倉密メルカと出会った両儀式。
ふたつの“未来”が重なり合う結末の行方は――!?
これぞ未来と過去を繋ぐ空白(ボーナストラック)にして未来への福音(原点回帰)!(アニメ映画『空の境界 未来福音』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年9月28日
制作会社
ufotable
主題歌
≪OP≫Kalafina

声優・キャラクター

坂本真綾、鈴村健一、本田貴子、井口裕香、石田彰、金元寿子

スタッフ

原作:奈須きのこ『空の境界』(講談社ノベルス)、キャラクター原案:武内崇、 監督:須藤友徳、脚本:桧山彬、脚本制作:ufotable、キャラクターデザイン・作画監督:須藤友徳/菊池隼也、美術監督:池信孝/衛藤功二/海老沢一男、色彩設計:千葉絵美、撮影監督:寺尾優一、音楽:梶浦由記、音響監督:岩浪美和

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