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「アシュラ(アニメ映画)」

総合得点
62.9
感想・評価
156
棚に入れた
577
ランキング
4653
★★★★☆ 3.6 (156)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

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アシュラの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ちゃみにすた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

漫画とは別の話

ジョージ秋山先生のアシュラを元に作られたCGアニメーション映画です。
大筋は漫画を沿って話は進んでいくが、大分端折っていて、スピード感がある。
物語中盤までは無理やりアニメ化したのかな〜と思っていて、まあ、しょうがないか、、そもそもアニメ化自体難しいだろうし、こんな物かと思って見ていましたが、終盤に若狭と問答するシーンから物凄く引き込まれて行きました。
終盤は漫画を沿ってはいますが、ほぼオリジナル展開で、橋でアシュラを追い詰めていく大人たちの狂気は常軌を逸していて、漫画よりゾッとする演出でした。
フィクションではありますが、この漫画の肝であるこの時代の大人が子供に対する扱い、命を何とも思わない描写は心にくるものがあります。
漫画と違うと拒否反応する人も居ると思いますが、自分は終盤の展開は漫画よりインパクトがある部分があったと思います。
そして、漫画よりアニメの方がアシュラに心がある様に感じました。
ジョージ秋山先生は良くも悪くもライブ感がありすぎて、漫画の後半の展開が雑すぎたので結局同じ仏門に入るならこのぐらいコンパクトで良いと思いました。
七郎に着いていくより畜生坊主が生きている方がアシュラも正しく生きていける様な気がするので安心ですし。
中盤までの展開に目を瞑ればとてもいい作品だと思いました。

残念なのが漫画はアシュラがとても可愛いですが、アニメのアシュラは余り可愛げがありません。

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 52
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何でアシュラの母親のはあって若狭のはないんだよ(怒)

原作だとこの後(?)に生きていたアシュラの母親が出てくるらしいけど、この作品も出して欲しかった。


それよりも何でアシュラの母親に乳首があったのに若狭の乳首はないんだよ、せっかく裸の水浴びシーンがあったのに。

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 275
サンキュー:

0

ネタバレ

burn さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後の法師の詞で涙腺崩壊

凄惨なアシュラの幼少期を見せ付けられたこそ、ラストが光る。

最後の法師の詞、そして成長して人の心を取り戻して仏門に入ったアシュラ。法師はアシュラにとって父のようなもの。不幸な生い立ちの彼にとって、良かったことは法師との出会いだろう。法師の最後の詞は男親のような愛に満ち溢れている。
ずるい、こんなん泣くわ。

原作通りでないと怒っている人がいるけど、原作読んでないから関係ないかな。
近頃、希に見る感動できるアニメでした。

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 246
サンキュー:

1

ネタバレ

タツヤ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

生き地獄

楽しめる人は楽しめるだろうが個人的には無理だった。




この作品を見て、感じたのは人間のあまりの愚かさだ。食べ物すら食えない世界にするのも人間、地獄は人間が作るもの、人間しか地獄を作らない。もっと救いが欲しかったけどテーマ的に無理。ラストで救いのシーンがあるが個人的に全く響かない、なぜ人間は生きるのにこんなに辛い世界を作るのか。宗教があるのは、救いが必要なのは人間が作る地獄があるからで、本当の救いは神仏じゃなく人間の生き方の完全否定しかない。

投稿 : 2020/08/30
閲覧 : 303
サンキュー:

2

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

(人を)食べなければ生き残れない!極限で「人間性」を問う問題作、残酷で鬱ですが、純粋で尊い名作です。

1970年に連載され、カニバリズム(人肉食い)で有害指定された伝説の問題作を、約70分のフルCGで劇場版アニメ化。
平安時代末期の地獄のような飢餓の中で、人を殺し食らう獣のような少年アシュラの生き地獄が描かれていく…

鬱!残酷!グロい!無修正で人肉食いや血飛沫があり、耐性の無い方は要注意。
極限の地獄で「生きる事」や「人間性」の尊さを問う、究極の問題提起をしており、考えさせられる名作です。

{netabare}『物語』
平安時代末期の生き地獄……マッポーの世に救いは無いのか!?
いや、「仏教」は本作のキーワードとして大事だったり。
私は仏教に疎いのですが、本作は仏教的な思想も根底にあるのかなと感じました。
肉食がまず禁忌、ましてや「人を殺して食う」というのは究極の禁忌のはず。
本作は、究極の醜さや非人間性の中にこそ、一滴の尊い人間性を見い出す…
究極のドラマかも。

序盤は生き地獄の中で獣のように生きる凄惨さに目を奪われますが、残酷ではあっても、まだ切なさはありません。
しかし…
アシュラにとって重要となる、ふたりの人物との交流を経て、獣だったアシュラが人間に近づいていく…
だが。それはアシュラに、生存本能のおもむくままに人肉を貪っていた獣だった頃には無かった苦しみを産んでいく。
アシュラに人のぬくもりをくれた優しいヒロイン・若狭との顛末が壮絶にして悲劇的過ぎた…。

本作が問題作とされる真の理由は、カニバリズムのグロさではなく「豊かな文明人の常識的倫理観を危うくさせる」危険な問題提起にあるのでは?


最大の山場(だと思う)、飢え死に寸前の若狭と、肉を食べて生きて欲しいと願うアシュラの想いが相容れないシーンが圧巻でした。
生きる為に人を殺し食らう、人間性とは対極なアシュラの方が、人の尊厳を貫く高潔な若狭よりも、人間的に思えてしまう…これは大変危険です。
視聴者視点ではアシュラの若狭への想いの純粋さ善意が痛い程分かる(肉はアシュラの言う通り、本当は人肉じゃないのもポイント)だけに、人間として高潔なはずの若狭の方に疑問感じてしまう。
「ひとでなし!」心抉られる悲しすぎる一言…アシュラかわいそうじゃん若狭そりゃないよ…
無論、若狭が悪いわけでは決して無いのですが、今までの徹底して地獄を生き抜くアシュラの生き様と、芽生えた人間性の尊さを描いてきた上での、この究極の選択を問う場面で、(心情的には)若狭憎まれ役になっている事で、暗に「我々文明人の既存の倫理観」に痛烈な疑問符を突き付けているように思いました。

「こんな苦しい場所に生みやがって!」と絶望するアシュラの慟哭が、最高潮に鬱でした…。
その後…
「何のために生きる?」までは示されず、若狭との離別が山場だった。


総じて、飢餓での人肉食いという究極の非人間性の中に、純粋で尊い人間性を見い出していく、恐るべき作品でした。
70分間全く目が離せない!
「飢え死にに瀕して、人肉を食らうか否か?」は各々の価値観の問題であり、本作の本質では無いと思います。
(私的には断固拒否したいが…真に飢えた事が無いので実の所分からない…)
物語としての醍醐味は、ただ純粋に、アシュラの若狭への想いの尊さにこそありと見ます。
それは一歩間違えれば危険な思想。有害指定図書は伊達では無い!だが!
漫画やアニメなんだし、たまにはこういう作品で揺さぶられてもいいじゃないか…
そう思います。

こんな漫画が連載される、70年代の週刊少年マガジンすごいな…。
続編も映画化されないかなー。


『作画』
フルCGながら、キャラデザも背景も違和感感じさせぬ。若狭かわいい。
残酷だがある種の美しさすら感じる、見事な作画でした。
アクションシーンも何気に凄いです。
…昨今の規制もなんのその!真っ赤な血飛沫や血肉が容赦なし。
ここまでやられると、逆にグロさがマヒしてくるような。

『声優』
初めは獣のようなアシュラを大ベテラン・野沢雅子さんが熱演。
後半の悲痛さも含め、圧倒されました。
若狭の林原めぐみさんも、前半の慈愛と後半の落差が凄まじい。
実力派の豪華声優陣の中で北大路欣也さんは俳優ですが、演技力はお見事でした。

『音楽』
BGMが素晴らしいです。生き地獄のような世界を終始盛り上げていた。
本作が一瞬たりとも目が離せないのは、映像や物語の他にもBGMも大きい。
主題歌は、やや合ってない気がします。


『キャラ』
アシュラは獣としても人間としても、ある意味純粋な尊さを感じた。
若狭に懐いていく過程が小動物みたいで結構可愛い。

若狭は…
非の打ちどころの無い、高潔で慈愛に満ちた女性のはず。
でも作劇上是非もないとはいえ、印象良くないです…。

法師は、仏教の体現者なんだろうか?
求道者的な壮絶さを感じる。

モブは生きるのに必死で、アシュラとの対比で人間らしさって何だろう?と思いました。{/netabare}

投稿 : 2017/02/01
閲覧 : 459
サンキュー:

26

ネタバレ

HG anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人間として生きるということ

 物語の舞台はおそらく昔の日本でしょうね。
 人肉を食べることがそれほど禁忌じゃない文化も例があるし、現代においても戦争とかの極限状況だったり登山で遭難したりするときに死んだ者の人肉を食べたりして生き残ったとかいう話は実際にあるわけで。人としてはやっぱり人を食べたくないという感情は当然あるよね。人肉を食べるくらいなら死んだ方がましだと言って実際に死んでしまうのも一つの道。殺人をしてまで人肉を手に入れて食べようとするくらいなら普通の人なら死を選ぶだろうけど、序盤の阿修羅のように「万人の万人に対する闘争」よろしく人を殺してでも肉を食べるというのが本来の姿なのかもね。生まれ落ちた獣の状態である赤ん坊はだんだんと洗脳や契約によって人になり国民にされるわけだものね。どうかなぁ、私だったら状況によっては死人の新鮮な人肉なら食べるかも。空腹に抗うのって想像できないくらいキツイと思う。手元に拳銃があったり崖があったら人肉を食べるくらいなら死を選ぶかもしれないけど、人間の体はそこそこ頑丈だから死ぬのも大変ですからね。そういうことをちょっと考えちゃうような少し深い内容だった。人間らしくなるにつれて生きることがつらくなっていく阿修羅の様子が生々しかった。最後に阿修羅がお坊さんになってすごく意外だったけど、こんな経験をすれば悟りが開けそうだね。

 作画はCGをメインに描かれているような感じ。
 音楽はEDが2曲あるけど、そのうちの『Trash』がめっちゃ好きな感じの曲。短編作品に秀逸なのぶつけてくるね。このレビューもこの曲聞きながら書いてるもんね。二軍入り。(曲はすこぶるいいんだけど、歌手の人の声域ギリギリすぎるなぁ。81点の曲が76点になってるような感じ。Aimerさんにこの曲歌ってみてほしいなぁ。あ、またいらんこと言っちゃった。)

 70分強。良作。

投稿 : 2016/11/05
閲覧 : 279
サンキュー:

2

ネタバレ

ぬらかべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わからない

飢餓の物語。腹が減って腹が減って仕方ないときに食べるものがなかったら私は何をするだろうか。この飽食の時代ではあまりピンとくるところはありませんでした。印象的だったのは、町娘が主人公に言葉を教えたのになぜか広島弁風になっていたこと。野沢雅子さん。以上。

あ、あと映像はオールCGです。苦手な方はご遠慮を。

投稿 : 2016/09/28
閲覧 : 273
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 1.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

生きるために……

まず、人肉食などの過激な描写があるので苦手な方は
視聴をおすすめできません。

生きるために、喰うにも困る時代の中、生きていくために
必要に迫られて必然的に人を食べなければならない。

そんな主人公は、いくつかの人物と出会い変わっていく。
言葉を覚え、苦しさを感じ、それでも生きていく。

主人公以外の視点にも注目してみていただきたい作品です。

あなたは必要に迫られれば、人を食べる事が出来ますか。
あなたは一人息子を殺されたら、その恨みはどうしますか。
あなたは生きるため、子供を追い回し殺す事ができますか。

メッセージ性の強い作品だとは感じるのですが、
なんとも伝え方がちぐはぐだと感じました。

苦しみ生きていく事の美しさを問うならば、
このような雰囲気の作品にすべきでないとすら思いました。

投稿 : 2013/08/03
閲覧 : 219
ネタバレ

trollkarl さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

とても残酷で厳しい世界。それでも人として生きこの世は美しいということができるのか。


ここからはネタバレ
というか突っ込むのは無粋ではあるのですが。
いきなり主人公がべらべら話しだしてびっくりしました。わかさが根気よく教えた、ともとれるのですがアシュラの言葉づかいが…わかさはもちろん、作中誰も使ってない言葉づかい。そんな気になる点がちょこちょこあり なぜ?と気になって集中できませんでした。

投稿 : 2013/06/13
閲覧 : 240
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

75分程の劇場版。
飢餓による人食いを主な題材として、残酷に痛烈に人間の倫理と生と死について語られている。暗く重い内容で、正否ではない。
人間らしく育ってきた人間は飢餓に瀕した時どうなるか。獣の様に育つことしかできなかったアシュラは人と触れ合う事で人間らしい心を取戻していけるのか。

投稿 : 2013/06/09
閲覧 : 226
ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

凄いけれど、原作の凄さは この数倍です。

一時間15分の中では 素晴らしい出来です!
映像の迫力、演出の素晴らしさ、声優さんの演技も凄く好かったです。

 でも、原作は もっと凄いですよ!!

投稿 : 2013/05/20
閲覧 : 337
サンキュー:

4

ネタバレ

りたそ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

だからこそ、この世は美しい

公開当時からかなり気になっていた作品です。
アニメを見ていたりするとよく流れていたんですよねー、この『アシュラ』のCMが。

劇場には行けなかったので最近までずっと忘れてたんですが、
ふと思い出しまして。
ワクテカしながら見たらめっちゃ面白かったです。



原作は1970年に描かれた漫画です。
私が生まれる前ですね。

原作を読んだことはありませんが、問題作として有名なので名前だけは知っていました。


と言うのも、

人肉を食べるという過激な描写が問題で、発売禁止にまでなったのです。

あ、でも、カニバリズムとかそういうわけではなく、
飢餓により限界状態に陥った人々が、仕方なくというか、そうせざるを得なくてとった行動です。



これは…

完全にりどが喜んで食いつきそうな作品ではないですか(^ω^)!



まず初端から切なくて胸が痛むような展開に目が釘付けになります。
なんかもう動悸がヤバかったです。

苦しい時代に生まれたものの母親には愛され大切にされたアシュラ。
しかし飢餓が母親を襲います。
空腹に耐えられず理性を失った母親はついにアシュラを食べようと火にかけてしまいます。


幸運にも(?)助かったアシュラは、
自らも人を食らいながら、ひとり獣のように生きてゆくのです。



人肉を食べるという行為に関してですが、
アンデス山脈での飛行機墜落事故で実際にそういった事例があったことが有名ですよね。

これを題材にした映画『生きてこそ』も以前見ましたが、

こういった環境でのこういった行為に関しては、
本当に肯定も否定もできないですよね。


生き抜くために人を食べるか、
人であり続けるために餓死を選ぶか、

どちらが正しいのか、
どちらが人らしいのかなんて、
誰にも判断できないでしょう。



アシュラのことを獣ではなく人として扱った若狭という女性は「もう人を殺してはいけない」と言っていたが、

阿修羅に「南無阿弥陀仏」を教えた法師は、
人を食べるなだとか人を殺すなだとかそういったことは一言も言わなかった(ような気がする)。
言っていたのはただ「人として生きろ」とかそんなニュアンスのことだけ。


人として生きるって一体なんだろうか。



そもそも動物と人間の違いって?

作中では「人間には感情や理性、心がある」というようなことが語られていたけど、
この映画に限らずこういった話題ではよく言われることだと思うけど、

どうして動物にはそれがないって思っているの?

誰かがそれを証明したの?


わたしにはちょっとよくわからない。


だから正直、
動物を殺して食べることは許されているのに人間を食べることは禁忌とされているということに関しては、
あんまり納得できていなかったりする。


でもきっと動物か人間かとかそういうことが問題なんじゃない。

命あるものを殺さなければ生きていけないという生き物の性、
そういった行為を罪として背負い、命をいただくことに感謝をしながら、必死に生きようとあがく。

「だからこそ、この世は美しい」のです。



仏教の教えは大切にするべきだなぁホントに。


「いただきます」と「ごちそうさまでした」
みんなちゃんと言おうね。



というわけで、
わたしが最近見た作品の中では(最近あんまり見てないし、最近見た作品はけっこうどれも面白かったんだけど、それでも)、群を抜いて面白かったです。

そもそもわたしがこういう問題提起作品好きってこともありますが。



ちなみにこれフルCGアニメーションなんですが、
以前見た『ベクシル』のような変な気持ち悪さというか不自然さとかそういうものもなく、
普通のアニメ映画のように気持ちよく見れました。

しかもアシュラが動く動く。

それでいて映像もキレイでした。
とても良かったです。


これはなかなかみんなにオススメできる良い作品。



「生まれてこない方が良かった」
「こんな苦しいところに生みやがって」

と、アシュラが叫ぶシーンがとても印象的でしたが、

現在の時代、そしてこの日本という国に生まれた我々は幸せだ。
そう実感せざるを得ない作品でした。



それにしても、

「人でなし」という言葉がこれほどまでに心にずーんと重くのしかかってくる言葉だなんて、
この映画をもってしてでなければ感じられないことだね。


なかなか過激な描写も多い作品です。
年齢指定がないことに関して少しびっくりもしましたが、たぶん子供にも見て欲しいという願いが込められているんだなと思いました。



眼を、そむけるな。

投稿 : 2013/05/12
閲覧 : 245
サンキュー:

3

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/13
閲覧 : 6

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/02
閲覧 : 9

giordano さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/12
閲覧 : 11

reco さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/03/19
閲覧 : 10

NOVEMBER さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 19

しるまりる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/11
閲覧 : 20

こげぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 23

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2021/03/24
閲覧 : 28

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/01/08
閲覧 : 32

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 36

ドウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 34

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 34

トト さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/18
閲覧 : 30

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 50

▲猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 61

クラーリィ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/11/19
閲覧 : 71

山本遼太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/08/25
閲覧 : 70

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/28
閲覧 : 67
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アシュラのストーリー・あらすじ

15世紀中期、相次ぐ洪水、旱魃(かんばつ)、飢饉で荒野と化した京都。
それに追い打ちをかけるように始まった日本史上最大の内戦・応仁の乱。その死者数・行方不明者はあまりに膨大で、歴史のページには刻むこともできなかった。こんな時代に産み落とされたアシュラは、ケダモノとしてサバイバルを続けながら生き抜いていく。
 そんな時一人の少女・若狭の優しさと愛、そして法師の教えに触れ、アシュラは次第に人間性を備えていく。
言葉を覚え、笑い、喜ぶ日々。しかしそれは苦しみと悲しみの始まりでもあった。やがて天災と貧困が起こり、人間性を失っていく人々。ついには若狭さえも……。
果たしてアシュラの運命は?(アニメ映画『アシュラ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2012年9月29日
制作会社
東映アニメーション
主題歌
≪ED≫小南秦葉『希望/Trash』

声優・キャラクター

野沢雅子、北大路欣也、林原めぐみ、玄田哲章、平田広明、島田敏、山像かおり、山口勝平、水島裕

スタッフ

原作:ジョージ秋山『アシュラ』、 監督:さとうけいいち、脚本:高橋郁子

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