ちゃみにすた さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
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アシュラの感想・評価はどうでしたか?
ちゃみにすた さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さてなんと表現したらいいのかわからないくらいのすさまじい作品でした。作品の中身をレビューするには、あまりに深すぎてちょっと混乱中です。本作を理解するには、仏教の勉強をしなきゃ、という気にはなりました。
また芥川龍之介の「羅生門」や宮沢賢治の「春と修羅」といった作品に立ち戻る方が良さそうな気もしました。
本作は、人が本来持つ「仏性」とどこまでも生きようとする野生。その対立がアシュラと僧侶、そして一人の少女の3人によって鮮やかに描かれます。その無駄のない描写をとにかく味わうしかありません。
飢饉による極限状態において食人まで含めたその描写には、妥協はありません。が、だからこそ仏…つまり生き方についての問いかけが明確になります。食べなければ死ぬ。その当たり前の枷をはめられた人間についての物語です。
人とは何かという事よりも、何をもって人になるのか?という問いかけの方が近い気がしました。
この作品の原作は当時有害図書指定されたそうですが、読んで理解してないでしょうね。思考停止状態だから残酷などという言葉で片付けるのでしょう。それこそ平和ボケもいいところです。
本来、子供は平和だからこそ残酷な世界を知る必要があります。安全な距離からでも創作物で人間の本質に触れることで、人間性について考えるべきでしょう。
そして、今は「幸せ」至上主義の世の中ですが「幸せ」などは所詮「食と性の保証」と「安全・怠惰・贅沢・刺激」の総称にすぎません。つまり今の幸せという概念は資本主義とイコールです。
だからこそこういう目を覆いたくなるような人間の本質に近い残酷さを創作物で見ることで、「ちょっと待て。幸せとか言う前に人間ってなんだ?」ということに立ち戻れる気がします。
戦争体験がある世代だからこそ描けたんだろうなあ、と思います。
そしてこの作品、演出が良くて説明を省略して話がポンポンと飛んでいきます。考えさせる作品に言葉は沢山必要ありません。
3DCGは悪くないですね。ひょっとしたら人間を描くのに、CGは極端なデフォルメがある作品の方が違和感がないのかもしれません。
まあ、すごいですね。頭がグチャグチャです。評価はとりあえず満点にしておきます。
なお、原作は多分小学生の頃、初めの数ページを読んで気持ち悪くて断念しています。まずは原作を読まざるを得ないですね。
ねるる さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読。2012年放映。フルCGアニメ映画。75分。
平安時代末期、飢餓により数え切れない人々が死ぬ時代に産み落とされた子ども"アシュラ"の物語。
強烈なインパクトのある幕開け、全編通して生きる事、生き抜く事、人の本質とは、を強烈に問いかけてくる作品。
全てに意味がある濃密な75分でした。
アシュラが心から吐き出す、嘆き、哀しみ、苦しみ、そして唯一自分が愛した人、大切にしたかった人への願いの言葉。
多くないセリフの中で真っ直ぐに伝わってくる重みのある一つ一つの言葉がグサリとささった。
ラストの法師のセリフも響く。
この作品見て、現代はそこまで生に執着がなく、人生の選択肢の中に死がある事がわりと受け入れられてる世の中だと思うけど、そんなんが狂ってるんだよなーと考えされられました。
メッセージ性が強い作品だったので一度は見てみるのもいいかもしれません。いつだって生きづらいけど、楽しくいきたいもんですね。これからもたくさんアニメみよ~
ウェスタンガール さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今は昔、家族団らんのお楽しみであった○曜洋画劇場。
放送倫理もゆるゆるであったその当時、数多くの恐怖映画が子供心にトラウマを植え付けた。
ミイラ男、半魚人、フランケンシュタイン等々。
顔を覆う指の隙間から見る、走査線いっぱいの白黒画面。
緊迫の場面になると、決まって「ぐわっ!」と脅し声を上げるクソ親父のお陰もあって、私は今も怖がりである。
テレビドラマだって負けてはいない。
今見れば陳腐な作品かもしれないが、アウターリミッツなど怖くて見れなかった覚えがある。
そんな時代の要請もあってか、漫画の世界でも、「おそ松くん」に代表される『ギャグ漫画』と肩を並べ、いわゆる『恐怖漫画』というジャンルが一世を風靡した。
中でも、心に潜む恐ろしい部分を見せつけたという意味で、“楳図かずお”、“手塚治虫”と並んで、“ジョージ秋山”の作品が、昭和世代の子供たちに刻み付けた爪痕を消し去ることは出来ない。
これは、人間によって創造された怪物が、自我に目覚め嘆き苦しむ姿を描いたメアリー・シェリーの古典的名作『フランケンシュタイン』を、極限下での親と子の関係に落とし込み、否応なく生み出された怪物『アシュラ』の生きざまを通して、粗削りなストーリーと醜悪なタッチで迫ってくる怪作である。
土足で人の家に上り込み、無理矢理口の中に汚い手を突っ込まれるような胸糞の悪さの中、何を感じ取るかは人それぞれ…。
「ナムアミ…、ダブチュ」、涙が出たのである。
tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
burn さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
タツヤ さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
KANO さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
時代は平安時代末期
飢饉の中、ある狂女が赤ん坊を産み落とす。
救いの無い飢えの中、狂気に走ろうとする時、天災によって
離れてしまった赤ん坊は獣同然に生き抜く…
放浪の際に出会った法師により『アシュラ』と言う名と
言葉を教えて貰い。ある出来事を機に助けて貰った
村の娘、若狭により人の優しさを知る。
アシュラは少しづつ獣から人間へ変わって行くが…
ジョージ秋山先生原作。
1970年『週刊少年マガジン』連載開始
1話の描写が壮絶且つ倫理感に反する描写があり
有害図書指定として発禁になった問題作。
本作では飢饉の際に、生き抜く為の手段として
人としてのタブー(カニバリズム)が描かれています。
現代社会の猟奇的なものでは無く、時代背景によっての
ものとは言えやはり、衝撃的な描写です。
本作では直接的な描写では無いですが、恐らく原作は
露骨なのかも知れません。
声優さんは、
アシュラ役を野沢雅子さん
アシュラに人を説く法師役に北大路欣也さん
アシュラに人の優しさを教える若狭役に林原めぐみさん
豪華と言うか製作意欲が伝わる声優陣ですので、
演技は言うまでもないです。
(強いて言えば野沢雅子さんはキャライメージが強過ぎ…)
作中に出てくるアシュラが叫ぶ台詞は、
人としての魂の叫びであり、悲しい言葉です…
序盤を過ぎれば、時を感じさせ無い程に惹きつけられます。
75分と映画にすれば少し短い尺ですが、内容から
すれば程良い尺に思えます。
名作の類いだと思いますが、
鬱展開、グロ描写など万人に好まれるとは言い難いです。
しかし一見の価値は十二分に有り、重たい作品を好まれる方には、お勧め出来る作品です。
藤乃 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
飢餓によるカニバリズムをテーマに、人間の倫理観と生死について語られた衝撃的な問題作。
正直、重い話で見るのは辛かったですが、どんどん引き込まれていきました。
個人的にフルCGは苦手ですが、特徴的な日本画風タッチの作画は陰惨な空気を見事に表現していました。
劇伴もストーリーを盛り上げていましたが、主題歌は軽すぎて合っていない気がします。
個人的に違和感を感じたことが2つあります。
主人公を演じた野沢雅子さんの演技は素晴らしいと思います。
しかし、特徴的な声なので声優さんの顔が思い出されてしまい、話に集中できませんでした。
ヒロインから言葉を教えてもらった主人公の話し方が、方言のようだったのも不思議でした。
上記2点の除いてもハイクオリティな作品なので、過激な描写が苦手でなければ、一見の価値ありだと思います。
オブ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
自分の力で生きる言葉も話せない獣じみた少年
協力して生きている村の人々
価値観は違うが、皆、生きていれば腹は減る
食べ物に有り難みを感じる物語
お坊さんがとにかく凄い人
背景が綺麗だがキャラクターデザインが個々に差があり過ぎてビックリする
{netabare} 価値観や対象は違えど皆命を食らうことには変わりない。人肉を食らう少年を敵にしながら結局村の人々も米を貰う為人を殺す。打振る舞いや常識、社会性のない人物は抹消される。飢餓だけではなく色んな苦悩が描かれていた。{/netabare}
どらむろ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
DEIMOS さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ジョージ秋山の問題作をフルCGでアニメ化したもの。応仁の乱の荒廃した世界における人間同士の争い、その中で狂気的に生きる少年の話。
ストーリーに起伏がなく、カタルシスはほぼゼロ。
ただ狂気に溺れる少年の凄まじさだけを楽しむのだが、原作を知っていると、その狂気のインパクトも薄れてしまうので、ジョージ秋山氏のいつもの作風だなぁと思う程度。
アシュラよりも、銭ゲバの方がより狂気を激しく描かれるのではとも思った。
CGのレベルは平凡。絵的に驚く部分はなかった。
HG anime さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ぬらかべ さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 1.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ルカルカ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
色々と考えさせられる作品。
今の自分自信の抱えている悩みとか不満とか、この物語の人達、又は置き換えるとリアルの世界にもこんな生活をしている人達がいると思うと、私の今抱えている悩みなどとても小さなことかもしれない。
今の私達がいかに恵まれた生活をしているのかを再認識させられました。
このアニメは面白いとか面白くないとかの話ではなく、この作品のテーマが『生と死』とか『人の心』だと思うので、観たら何かを感じ取れる作品だと思います。
野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
70分程度 フルCG 超シリアス
確かにシリアス物を好むとは言いました。
言ったがまさかここまでのもんとは正直なところ多少舐めてた。
あらすじはあにこれのあらすじが完璧にあらすじしてるんでそちらでどうぞ。
このあらすじを見る限り中々興味を抱かせてくれます。
出だしから結構ハードモード全開なんで人によって合う合わないがはっきりするかもしれません。
絵柄も手伝ってか気味が悪いというか気持ち悪いというか。
なにより序盤を見る限りコレが主人公であることに軽い抵抗を示してしまうのです。
アシュラさんってさぁ・・・なんかそこら辺の連中と匂い違いますよね・・・・・・
危険というかアウトローっていうか・・・ もっとはっきり言うと・・・人喰いの匂いがするっていうか・・・・・・
(カイジ5巻 佐原AA省略)
そう。この主人公アシュラ君は時代背景や状況で止む無し?とは言え人間を食してしまう系男子なわけです。
「ちょっと男子ぃー人食べないでよねー!」
これにはさすがの星野氏も「アシュラはわし育ててない」(AA省略)と言うに違いありません。
人斬り抜刀斎は許されても人喰い抜刀斎だったなら間違いなくあそこまで人気にはなってなかったでしょう。
なんて言うか色んな意味で生々しい作品なんだと思います。
でもこの作品はそういうグロ系だけで終わるようなチンケな作品では当然ありません。
例えどのような状況でもどんなに苦しくても人は生きていかねばならない。
こういうことがこの作品の最大のテーマになっているのだと思います。
なんてドヤ顔で分かったふうに言っちゃってますが多分見れば誰でもそこらへんは理解出来るかと。
序盤こそ軽く引くような展開が続きましたが中盤そして後半に至る頃にはすっかり物語に入り込んでしまうのです。
只、アシュラの声があの有名な孫悟空の人なのでそのイメージが余りに強すぎて目を閉じればそこに悟空がいるかのようです。
しかも私、毎週リアルタイムでドラゴンボール超見てるもんだから尚更。
声だけ聞くとチチも「悟空さ、おめえ働きもしねえでこんなとこでなにしてるだ!」と耳の痛いお小言言いそうです。
つくづく思うけど余りに特定のキャラのイメージが強すぎる声優の人も大変そうだなあと。
例えばの話、シリアスな恋愛物があったとしてイケ面主人公がフリーザ様の人だったらもはやフリーザにしか見えないわけで。
あーでもそれはそれでアリなのか?なんか見たくなってきた。
そんなこんなで最初こそ悟空にしか聴こえないので軽く笑ってしまってた自分がいたんですが中盤?いや終盤?辺りのアシュラ君の叫びを聴くと「ああ、これはこの人で正解だわ」と思ってしまうのであります。
演技の影響もあるんでしょうがジワッと泣きかけるような一連の流れ。さすがなのです。
纏めますと非常に重いテーマを扱った極めて硬派な作品だと思います。
グロ描写も少なくはないのでどうしてもそこに目が行ってしまいますが全体的に見ると結構良作ではないかと。
色んな意味で人間と言うものの描写が良く出来てるように感じます。
平安とは名ばかりの荒んだ時代で生き抜いてきたアシュラ君。
強い影響を及ぼすことになる2人の人間との出会いで果たしてどのような結末を辿るのでしょうか?
星野氏もドヤ顔で「アシュラはわしが育てた」(AA省略)と言えるようになるのでしょうか?
それは実際に視聴してからのお楽しみです。
出来れば絵柄等で敬遠せずにもっと多くの人に見て頂きたい作品だと思います。
密かにAAが使えるか実験したけどあかんかった・・悔しい(´・ω・`)
ittun さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
汚い悟空が。。。
まあ、内容知ってたら見なかったかな
まーぼー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
なかなか強烈なシーンが多く、物語に惹きつけられた感があります。
アシュラを演じる 野沢雅子さんの演技が光っています。
ラストシーンではアシュラのその後であろうシーンがありましたが、
当初は主人公が旅路での出会い等通じ、少年から青年を経て、
人間的に変化していく様を描いたものかと思っておりましたので、
何時までたっても外観等変わらない(ネガティブオーラの塊のような、
特に眼つきが!)に戸惑ったりもしました。
欲を言うならば、そういった長いスパンでの成長過程も見たかったです。
めがもん。 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
このお話1970年に漫画にあって、問題にもなったそうです。
グロ注意です。非情にハードな内容ですので苦手な方は充分注意を。
貧困の時代にアシュラが産まれ
一人一匹の獣のように育ったが、ある法師と女性の出会いで彼が変わります。
食べなければ死ぬ・生きるために食べる
産まれた限りどうやってでも生き延びるアシュラ・・
最初の展開は何度見ても怖いですね。
独特的な風貌、フルCGなのでCGらしく動きが残念な気がします。
ahirunoko さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作ジョージ秋山氏のかなり古い漫画。未読。
作画が素晴らしく綺麗!そして良く動く。
でも時々荒い画がチョロッと入るのは演出上?
これだけ背景がキレイなのに世界観に入っていけなかった。
理由は不明だがそれで評価を下げた。自分にとってそこはとても大事!
しかしこの、生きるとは他の命を喰うこと!というテーマをブレずに最後まで通し切ったのは見事!
分かりやすいがオーバーにすることなくリアリティある命のやり取りの描写は、まさに理性なき人(ホモサピエンス)の生態だなと。
人肉を食べなければならない理由もしっかりしているし。
声優さんで固めたCVもイイね!俳優さんやアイドル起用しない方が自分は好みだし断然良いと思う。野沢雅子御大はさすが!
あ!坊主のCVで北大路欣也氏出てるけどスマホCM観ての通り上手なので特別(^^)
かなりキツイ映像もあるので万人にはお勧めできませんが、出来れば広く観てほしい作品だと思います。
RX-178 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
最初から最後まで目が離せない映画だった。
人の狂気みたいなものがよく描かれていて、終始胸が苦しくなる映画でした。
ポール星人/小っさ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いろんな方のレビュー拝見してて、偶然知りまして。
昔、マンガ夜話か何かでちらっと名が出たので、ジョージ秋山の古い漫画という事と導入部だけを知っておりました。
ただ、私世代でもジョージ秋山って人は浮浪雲の世代ですのでこの作品知ってるのは年上な方かマンガがホントに好きな方だけでしょう。
アニメ化されてたなんて露とも知らず見過ごしておりましたが、この度拝見しました。
有難う御座いました としか言いようがないです。
見た後のこの何とも言えない感覚。
私はしょっぱなから涙腺ウルウルで御座いました。
生きる為に食う事を是とするのか、人としての尊厳を守って果てるのか。
この物語の人々は快楽ではなく、究極の選択の上での事。
旅の僧も言います。誰も食べたくて食べる訳ではないと。
モラルの間で悶え苦しむのは心を持った人だからこそ。
80分弱に描かれる、獣のごとく人を食らう事で生き残って来たアシュラが"人"になってゆく過程での苦悩とラストの姿。
この作品見た後でも私は正直迷いますね。
けなすようで申し訳無いけど、グリザイアの果実のレビューでも書きましたが本来あんなに浅く描いてはいけないテーマです。あの3話を見る時間と同じ分数でこの素晴らしい作品が見れますので、ほんと見た方がいいです。
非常に重いテーマ故に軽い気持ちで見てはいけない代物ですが、出来ればお勧めしたい作品ですね。
サブアカウント01 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、受賞作品
キャッチコピーは「眼を、そむけるな。」
人の絶望的状況の醜さをもう少し描かれてても
良かったかな。
なまいきっすゼロ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
約75分。主人公は孤児・命名アシュラ。
人とは何か?人の温もりとは何か?なぜ人は争いを起こすのか?
滅茶苦茶考えさせられます。考えて欲しい、その意味なら見て頂きたい。
・・・しっかし、このアニメは、観れるだろうか?
グロイです。純粋な人の怖さ。狂気・争い。人肉。流血。
深い意味を持ったアニメだが・・・オススメし辛い^^;
まとめ方は端的にして、ほかの方のレビューなり、Wikipedia読むなりしてね!!
後記は見なくて結構→{netabare}
親が最悪の事態にして人肉を・・・確かに狂気になる。
親を失い、自らも狂気と化した。
言葉も話せず、坊主に命名されるし、
途中、人の温もり、やさしさを、更には言葉を覚えたが・・・
やはり悪印象は永遠と続くものだろう。チョッち可哀想。
再度坊主に逢い、人というものは?を気づいていくのであろうか?
現代社会では、のほほんと生活している日本人。
時代は変わりつつも(アニメとは連携しないが)、
争い(戦争)のある地域も存在しているのだ。人は協力し合うなり、
話し合うなり、そして信じるべきなのではないのか?
アシュラは、"人でなし"として追われる身に。
追う側にも、人として生きているのか?を問いたい!!
まぁ、色々考える事は有るんですが解釈次第です。{/netabare}
福田智晴 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作は1970年の週間少年マガジンでされていたらしく、非常に古い作品です!
残酷な描写が数多く出てきて驚きました(´・ω・`)
飢餓の中生まれた子供の話なんですが、親無くしてそだったので動物と同じ様に本能にそっていくさまは人の本性を感じました。。。
世の中に生まれたことの意味を一度は考えてしまうと思います。
『弱肉強食』今の時代にはない怖さでした。
米麹米子 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
以下はwikiの引用になります。
平安時代末期、飢饉によって屍が累々と横たわり、
ある者達は人を殺して人肉を貪り食らっていた。
その一人である妊娠した狂女は、やがて赤ん坊を産み落とす。
狂女は「アシュラ」と名付けたその子を可愛がるが、
やがて空腹に耐えかね焼いて食おうとする。
その時、落雷によってアシュラは川に押し流され、
岸に辿り着くも誰にも育てられないまま獣同然に生き抜く。
----------------------引用ここまで-------------------------
生まれながらにして悲しい宿命を背負ったアシュラの話です。
久々にダークでエグみがあって人間の醜さ、美しさ、優しさ、汚さを
75分という時間に閉じ込めた事
生きる美しささえ感じさせるのは見事なものだと。
映像不可と言われた問題作ですが素晴らしいです。
カニバリズム描写も入ってる為
この手のお話が苦手な方にはおすすめできませんが
出来れば一度見て欲しい。
胸に詰まる思いと言いますか
色んな人の気持ちがわかるぶん哀しみ辛さもひとしお。
10代の頃に見ていたら確実に号泣していたでしょうね。
原作はジョージ秋山先生。銭ゲバってドラマが有名かな。
監督はタイバニのさとうけいいち。
いくつかの受賞も納得の出来。
何故嫌われるかも怒られるかもわからないであろうアシュラ。
心の底のずっと奥にある優しさを見た時
愛おしいと感じました。
あなたはこの状況で「ひとでなし」でなく人間でいられますか?
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
孤独で、ひもじい思いをしながらも懸命に生きようとする姿に感動した。
アシュラの表情、叫びが心につきささり、悲しくやるせない気持ちになりました。
★ほのぽん★ さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
評価をつけるのが難しい作品。
人間の陰の部分というか、闇の部分を暴いたような作品。
過激な描写、憎悪渦巻くストーリー。
見ていて悲しくて、つらい。
のび太 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
戦や飢饉でそこらじゅうに骸がころがっているそんな時代。
あまりの飢えで、母親に焼いて食われそうになった赤子が、
火に落とされたその時、雨が降り出し生き延びた。
その後成長した子供は言葉も知らず、人をもを襲って
食ってしまう獣になっていた。
とうぜんですが、萌え要素は皆無ですw
人を食ってまで生き延びる、なりふりかまわない生への執着。
それが醜悪なものなのか、美しいものなのか?
そんな問いかけをしている作品でした。
ちょっと宗教的(浄土宗?)な話です、気になった人は観てもいいかも。
chariot さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
75分のフルCG映画です。
飢饉に苦しむ時代に生きる少年と村人たちの「生」をテーマにした作品。
キャッチコピーは「眼を、そむけるな」だそうです。
そのコピー通り、生きる為には食わなければならない・・・けれど人として生きる為には人の道を踏み外してはいけない・・・
視聴者は厳しい選択を突きつけられます。
{netabare}人に触れ、アシュラが少しずつ変わって行くのに対し、
村の貧困は更に加速し、人である事を忘れ生きる事に執着を見せ始める村人。
最後まで人として生き、死んだ娘。{/netabare}
作中、常に流れ続ける陰惨な空気。
それを見事に表現する作画。
重いお話ではありますが、飽きる事なく観終える事が出来ました。
ちなみに人肉を喰らうような演出(モロではない)がありますので苦手な方はご注意ください。
アシュラのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
アシュラのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
15世紀中期、相次ぐ洪水、旱魃(かんばつ)、飢饉で荒野と化した京都。
それに追い打ちをかけるように始まった日本史上最大の内戦・応仁の乱。その死者数・行方不明者はあまりに膨大で、歴史のページには刻むこともできなかった。こんな時代に産み落とされたアシュラは、ケダモノとしてサバイバルを続けながら生き抜いていく。
そんな時一人の少女・若狭の優しさと愛、そして法師の教えに触れ、アシュラは次第に人間性を備えていく。
言葉を覚え、笑い、喜ぶ日々。しかしそれは苦しみと悲しみの始まりでもあった。やがて天災と貧困が起こり、人間性を失っていく人々。ついには若狭さえも……。
果たしてアシュラの運命は?(アニメ映画『アシュラ』のwikipedia・公式サイト等参照)
野沢雅子、北大路欣也、林原めぐみ、玄田哲章、平田広明、島田敏、山像かおり、山口勝平、水島裕
原作:ジョージ秋山『アシュラ』、 監督:さとうけいいち、脚本:高橋郁子
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
ひとり暮らしの高校生・龍己の家のおフロに、イケメン人魚・若狭が住みついちゃった!! ちょっとワガママだけどかわいい居候の若狭、そして、クールだけど世話焼き屋さんの龍己。ふたりの暮らしをのぞいてみよう!! 変なお客さんたちもやってくるよ。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
最近、巷に或る都市伝説めいた噂が流れていた…。深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからともなく「地獄少女」が現れて、憎い相手を地獄に堕としてくれる。地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と…...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2005年秋アニメ
最近、巷に或る都市伝説めいた噂が流れていた…。 深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからともなく「地獄少女」が現れて、憎い相手を地獄に堕としてくれる。晴らせぬ怨みや世に不条理はつきもの。納得できない理由や状況に抗えぬままに悲惨な運命を辿る者は多い。 ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2013年9月14日
皇歴2017 年(革命暦228 年)、ユーロ・ブリタニアとユーロピア共和国連合(E.U.)の戦争は続いていた。劣勢のE.U.軍は、イレヴン――ブリタニアに占領された亡国の日本人――を集めた特殊部隊、wZERO 隊を設立した。そして、wZERO 隊に新たな指令が下る。それは陽動のため敵中降下を命じる過酷な内容だ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年夏アニメ
ファン待望の新テレビアニメシリーズの舞台は、悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終え、平和を取り戻した地球のその後です。原作者・鳥山 明の原案によるストーリーを新たにテレビアニメーションで描きます。これまで原作でも描かれていないアニメ完全新作になります。誰もがワクワクする新しい「ドラ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年冬アニメ
2人で生きてきた長谷川現と夢。ある日、謎の赤い蝶を見た夢の体は未知のウィルスに冒され、ヒトを食べる異形になってしまった。現は、そんな妹に餌として自らの肉体を捧げる。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2012年7月1日
いまや全世界が待望する、細田守監督の最新作は「母と子の物語」。おとぎ話のような不思議な恋をした女性・花は、おおかみこどもの姉弟、"雪"と"雨"を育てることになる。「親と子」という普遍的なテーマを、人間とおおかみの二つの顔をもつ ≪おおかみこども≫ というファンタジ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年冬アニメ
これは地獄のお話。戦後の人口爆発、悪霊の凶暴化、地獄に亡者があふれかえった今日、人手不足に喘ぐ地獄は前代未聞の混乱を極めていた。そんな中、あたふたする閻魔大王に代わって、さまざまな問題の後始末をする陰の傑物が。彼の名は閻魔大王の第一補佐官・鬼灯。亡者から仕事をサボる閻魔大王ま...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
これは地獄のお話。 あいもかわらず亡者で溢れかえっている地獄では、閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大王の補佐はもとより、亡者の呵責や獄卒たちの指導に、現世への視察と大忙しの日々を送っていた。 そんな鬼灯といつもの愉快な仲間たちに、鬼灯の幼なじみや双子の妖怪、自由気ままな雪鬼など...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2016年2月6日
「この世界を滅ぼすことが俺の目的だよ」 暴走するシンのギアス。兄との最後の戦いを決意するアキト。ユキヤの放った爆弾によりユーロ・ブリタニア軍を三分の一に減らすことは出来たが、ヴァイスボルフ城を包囲されたwZERO部隊が圧倒的に不利な状況にあることは変わらない。そこに敵であったア...
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放送時期:2012年秋アニメ
人間の心理状態や性格的傾向を、即座に計測し数値化できるようになった世界。あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は 「良き人生」 の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
美しき吸血鬼に出逢った春休みの後、空から女の子が降ってくる少し前。 ゴールデンウィーク最初の日、主人公・阿良々木暦は委員長・羽川翼とともに車に轢かれた、尾のない猫を埋葬する。 些細でありふれたはずの出来事。 しかし、ここから”悪夢の九日間”が幕を開ける。 知らぬまに、『落ち...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
学園の問題児の巣窟『さくら荘』に住む高校2年生の神田空太は、変人たちに振り回されながら、『脱・さくら荘!!』を誓う毎日。そんなある日、『さくら荘』に、可愛くて清楚で、しかも世界的な天才画家である椎名ましろが越してくる。彼女を寮の変人達から守らねば!と考える空太だったが、ましろに...
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放送時期:2012年秋アニメ
『ガールズ&パンツァー』は“美少女と戦車が織りなす、ひと夏のハートフル・タンク・ストーリー!”がキャッチフレーズのTVアニメーション。物語は戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界が舞台。県立大洗女子学園にやってきた転校生・西住みほ(声・渕...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
高校1年生の富樫勇太は中学生時代、邪気眼系中二病を患っていた。 しかし、そんな黒歴史を中学とともに卒業し、高校ライフを満喫していた。勇太は周りには中二病だったことを隠していたがひょんなことからある日、クラスメイトで現役中二病患者の小鳥遊六花と半ば強制的に契約を結ぶことになってし...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
渡辺早季は、閉鎖的だが穏やかな田舎町「神栖66町」で幸福に少女時代をおくった。ある日、町の外へ同級生たちと出かけて小型図書館端末ロボット「ミノシロモドキ」と出会う。質問することにより21世紀前半の超能力者誕生から非能力者との敵対、その抗争から能力者の勝利と文明の崩壊、その後の暗黒...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
ある日、魔法使いの姫君が、魔法が使えない無人島に閉じ込められた。またある日、一人の少年が復讐のために魔法使いと契約した。復讐と魔法が織り成す前代未聞の戦いが始まる。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
両親を戦争で失い、武器に関する一切を憎むようになった元少年兵ヨナは、ひょんな事から若き女性武器商人ココ・ヘクマティアルと、彼女が率いる私兵達と共に世界中を旅する事になるのであった……。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。
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放送時期:2012年秋アニメ
あの,一番辛かった日々。毎日ふさぎ込んでいた日々。そんな僕の前に,四人の男の子が現れて,僕に手を差しのばしてくれたんだ。「強敵があらわれたんだ! きみの力がひつようなんだ!」そう彼らは訴え,僕の名を訊いた。「…なおえ,りき」「よし,いくぞ,りき!」一方的に手を掴んで,僕を引きず...