publica さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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オハヨウの感想・評価はどうでしたか?
publica さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
tinzei さんの感想・評価
2.2
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
著名なアニメーターが1分で自由に描く作品集、まあ『アニメーター見本市』みたいなものだけど、こっちの方が先。
この作品は今敏。
当然知ってるけど、もう少し怖い展開になるのかと思った。ただ作画はまんまだったし、これが最後の作品とは悲しい。
天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
オブ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1分という短い時間で誰もが感じたことのある感覚をアニメでしか表現できないやり方で映像化したことに拍手。
以下はかなり個人的な感想
特に女性が観たら共感できるのではないでしょうか。化粧が終わった時、髪を乾かし終わった時、お気に入りの服で外に出る時、様々な場面でこの「オハヨウ」と言った瞬間になります。
今敏監督は女性の輝く時、醜い時、悩む時…など女性は普段意識しないところを女性よりも知っている気がします。
私にはオハヨウと言った瞬間が凄く魅力的に感じました。
刻様(こくさま) さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1分アニメの中で一目惚れ作品
朝なにげなしにおきて
鏡にむかって おはよう というだけのもの
けれど そこにはいろんな解釈ができる
朝おきて自分が ちゃんと起きるまでの再現
そのなかで 何気なしに 変わらない日常を描いて
それでも頑張っていこう とか
色々メッセージがあるとおもう
僕はそのメッセージせいもすごいなぁっておもうけど
密度 作画の
やっぱりすごい
この人の世界観はとってもいい
renton000 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初に申し訳程度の「オハヨウ」要素。女性のまどろみから覚醒までの1分間。以上。
何か書きたくなったら追記します。多分しませんけどね。
では、本題の今敏監督について。
私は、今敏監督をかなり高く評価しています。もしあと1本でも映画を作っていたら、最高のアニメ映画監督だと言っていたかもしれません。それほどに今敏監督を評価しています。
で、今敏監督ってどんな監督なの?って聞かれたら、「編集が上手い監督」だと答えると思います。このレビューでは、その辺りを中心に今敏監督の特長について考えていきたいと思います。
良い監督、悪い監督:{netabare}
良い監督と悪い監督をどこで分けるのか、ということについては、様々に意見のあるところとは思いますが、私の採点基準には「編集」というものがあります。個々のカットのつなぎ方とか象徴物を使ったストーリーのつなぎ方とかを見ています。もちろんこれが全てというわけではなくて、採点基準の一つだ、というだけですけどね。
編集って何だよ?と思われるかもしれないので、このレビューでの話の中心となる個々のカットのつなぎ方についての概論を述べておきます。
モンタージュ:{netabare}
基本中の基本ですね。広義では「カットとカットを組み合わせること」として編集と同義の場合もありますが、狭義では「カットとカットを組み合わせて新たな意味を生み出すこと」を言います。このレビューでは狭義を採用します。
具体的には、「燃えている家」と「軍隊の行進」という二つのカットがつなげられると、「軍隊が家を燃やしたように『見える』」とか「軍隊が悪いもののように『見える』」という付随的な効果が生まれるものです。「軍隊が家を燃やしている様子」や「軍隊が悪事を働いている様子」を描かなくとも、そのように「見えてしまう」のです。
単に「軍隊の行進」という映像があるだけなら、よほどの先入観がなければ本来はそこに善悪の概念はありません。ただ軍隊が行進しているという情報があるだけです。ですが、前のカットの影響を受けることで、単独の映像では得られなかった意味が後ろのカットに見出されてしまうのです。これがモンタージュです。
{/netabare}
マッチカット:{netabare}
マッチカットというのは、画面内の類似性に着目して、本来はつながらない二つのカットをつなげる手法です。これも具体的にいきます。ここがこのレビューの本題になるので、少し多めに。
「自室の窓から月を見上げる」→「満月のアップ」→「満月がボールに変わる」→「飛んできたボールが顔に当たる」みたいなのですね。満月からボールに変わるのがマッチカット。丸いものを媒介にすることで、夜と朝という異なる時間や自室と屋外という異なる場所をつなげることができます。
「ギロチンにかけられた男性」→「ギロチンの刃が落ちる」→「野菜が包丁で切られる」→「奥さんと子供のほのぼの家庭風景」なんてのもそうですね。刃を媒介にしてカットをつないでいます。男性の首が落ちるところを描かなくても、野菜が切られたことで男性の死を伝えることができています。これはモンタージュ効果によるものですね。前後のイメージに大きな落差があるので、悲しみを増幅させる効果も出ています。
ビジュアルだけでなく、音でつなげることも出来ます。「今にも銃を打ちそうな男性」→「バンッ机を叩く女性」みたいな感じ。銃声が響きそうだ、という視聴者の心理を利用して、音が鳴る別のシーンへとつなぐことができます。
マッチカットで一番多いのは、扉を開けるシーンだと思います。最近では監獄学園の第6話にもありました。保健室でのキヨシとハナの絡みに千代ちゃんが介入するところを、生徒会長が理事長室に入るところにつなげていました。
「千代ちゃんが「失礼します」と保健室のカーテンを開ける」→「生徒会長が「失礼します」と理事長室のドアを開ける」となっていました。前半の続きを見せないことで、溜めを作って期待感を煽る効果が出ていました。
このシーンでは扉同士だと綺麗につなげるのですが、カーテンと扉だったために、両者に「失礼します」と言わせて少し重複気味につないでいました。通常の扉を用いたものでは重複をなくして「千代ちゃんが開ける」→「生徒会長が入る」とつないでいるのが多いと思います。
{/netabare}
クロスカッティング:{netabare}
クロスカッティングというのは、異なる二つの場面を交互に素早く切り替えることで、臨場感を生む手法です。良くあるのは「逃げる犯人」と「追う刑事」の追いかけっこですね。舞台を路地裏や商店街に切り替えながら、逃げる犯人と追う刑事を頻繁に切り替えるものが多いように思います。刑事ドラマの定番ですから、想像しやすいと思います。
こちらもアニメでの具体例を出しておきます。けいおん第1期の最終回第12話から。「」がギターを忘れて取りに帰るユイの場面で、『』が学園祭ライブの場面です。
『ユイの代わりにギターを弾くサワコ先生』→「玄関で雑に靴を脱いでから部屋に入るユイ」→「学校に向かって走るユイ※」→『歌っているミオ』→「踏切で足踏みしているユイ」→『ギターを弾くあずにゃん』→「信号待ちのユイ※」→到着、という流れです。急いでいるユイと、どんどんと進行していくライブを交互に移すことで「急がなきゃ!」という緊張感が生まれます。
ただ、実際には急いでいることが演出の中心ではありませんでした。ミオの歌に合わせて※の部分にユイの回想を入れることで、最終回としての締めをしていました。そのせいで緊迫感は減退しているのですが、回想を細目にはさむことで視聴者側のユイを応援したい気持ちを増幅させる効果が出ていましたね。
なお、この回想を入れる手法をフラッシュバックと言います。これがあるおかげで現在に過去を挟み込むことができ、10年でも20年でも作品内に描くことが出来ます。
{/netabare}{/netabare}
いずれも重要な編集による演出ですが、一番大事なのはモンタージュですね。これが基本ですから。とは言いながらも、以下の話の中心はマッチカットです。今敏監督の特長はマッチカットにあると私が思っているからです。
出来るだけ参考動画を入れるようにしますから、動画を見ながら読み進めていただければと思います。動画の引用元にはこの場を借りてお礼を申し上げます。言い忘れていましたけど、このレビューは暇人向けです。
今敏監督の演出①:{netabare}
今敏監督の特長の一つである、スピーディーなマッチカットをご紹介します。千年女優からです。次の動画を50秒くらいのところからご覧ください。
→①〈https://www.youtube.com/watch?v=oeFGQpj4Z8o〉
1分7秒にあるのがマッチカットです。車輪を使ったマッチカットのために、非常にスピード感が出ています。今敏監督はこのような速い動きの中でマッチカットを使うことが多いように思います。お嬢の「ぅわっ!」という驚きの声の後に、女学生の清々しい顔が写るという対比もとてもいいですよね。
千年女優は、女優が出演した複数の映画をつなぎながら話が展開していきますが、出演映画の様々な時代を飛ぶときには、このようなスピーディーなマッチカットがたくさん使われていました。動画が見つからなかったのですが、「クノイチが転ぶ」→「倒れたら遊女」というのもありましたね。
{/netabare}
今敏監督の演出②:{netabare}
今敏監督は、カットを露骨に切らず、画面全体が変化するようなマッチカットも多用します。こちらも千年女優から。次の動画を回想の入りと出に注目しながら、40秒くらいまでご覧ください。
→②〈https://www.youtube.com/watch?v=hY8aQF-i71Q〉
13秒の回想の入りはフラッシュバックですが、30秒の回想の出の方にマッチカットが使われています。風に吹かれてふわっと持ちあがった髪や洋服が、身体に馴染んでいく様子とともに使われていますね。屋内と屋外の差を丁寧に描けていると思います。
カメラワークと併せたパターンもあります。こちらも千年女優。次の動画の18秒のところ。
→③〈https://www.youtube.com/watch?v=cJx1F3plxck&index=6&list=PLmz2WljKv_CFinQsgTp-gQHCH6bi1iuDm〉
上と違って、カメラを使った左向きから右向きへの変化に合わせて使っています。右向きになるにつれ、曇っていく表情の変化もいいですよね。どうでもいいことですけど、この動画内で使われているこれ以降のマッチカットは、動画作者のオリジナルものだと思います。結構うまいですよね(笑)そんなつなぎあったっけ?と見事に釣られてしまいました。
またまた千年女優からですが、エンディングですのでネタバレ注意。次の動画の1分40秒くらいからご覧ください。
→④〈https://www.youtube.com/watch?v=AY6Ufse_qDI〉{netabare}
作品の締めにもマッチカットを使っていますね。このマッチカットは②で紹介したものとほとんど使われ方が同じです。女優の目を閉じる動きに合わせてマッチカットが入ります。前後の表情の変化も見どころですね。
マッチカットとは関係ありませんが、④のエンディング全体についても少しだけ述べます。
20秒のところで蓮の花が写っています。そして、2分22秒のロケットが射出される基地も蓮の花の形をしています。蓮というこの作品の象徴物で、エンディングの入りと最後のセリフの手前をつないでいるのが分かります。
また、マッチカットで老婆から少女へと変わっていますが、2分50秒の少女のセリフは老婆の声で入っています。
つまり、<蓮>→<老婆・少女マッチカット>→<蓮の基地>→<少女の老婆セリフ>という流れです。象徴物である蓮と老婆の人生を複合的に組み合わせた良いエンディングだと思います。
なお、この作品の蓮が持つ意味については、私の千年女優のレビューで書いていますから、そちらをご参照ください。
{/netabare}{/netabare}
今敏監督の演出③:{netabare}
次はパプリカのオープニングから。複数の有名映画のオマージュをマッチカットの連続だけでつないでいます。1分40秒くらいから2分20秒くらいまでをご覧ください。
→⑤〈https://www.youtube.com/watch?v=C1PYRNXiywE〉
①の動画でスピーディーなマッチカットと紹介しましたが、動きが早いだけでなく、入れる頻度が多いために映像のリズム自体が速くなっています。本来つなげないところをマッチカットで大量につないでいるために、次々と切り替わる映像にこちらの理解が追いついていきません。今敏監督が視聴者を煙に巻くために用いる手法ですね。
{/netabare}
今敏監督の演出④:{netabare}
二つの演出を続けてご紹介します。
一つ目は、マッチカットで時間をスキップする演出です。5秒のところ。
→⑥〈https://www.youtube.com/watch?v=K91Sjjx0-Ow〉
単に作画枚数をケチっただけかもしれないですけど、きちんと演出として成立していますよね。通常の作品では、電車から降りる乗客と電車に乗る乗客の動きを全て描いてしまうのですが、途中の経過をスキップさせているためにテンポが良くなっています。
二つ目は、画面の前方に何らかの遮蔽物を横切らせて、その前後で変化を描く演出です。動画が見つからなかったので、文章での解説になりますが、例えば、左進行でオフィス街を歩くスーツ姿の女性がいて、そのOLが画面手前にアップで写る電柱の陰に隠してしまう。電柱が右にはけて行くと電柱の左側が山の景色に変わっていて、再登場した女性もハイキング姿になっている、というもの。
このとき、遮蔽物が高速で動いていると、スーツの女性とハイキングの女性のマッチカットや電柱と木のマッチカットに見えるのですが、ゆっくり横切るとあたかも電柱の前後で世界が変わったかのようにも見えます。これがマッチカットに入るのかどうかは私には分かりませんが、高速パターンもゆっくりパターンも今敏監督は多用しています。
次項では作中での使われ方を動画で具体的に確認します。次が最後です。
{/netabare}
今敏監督の演出⑤:{netabare}
最後になりますが、パプリカのオープニングクレジットです。マッチカットや遮蔽物の演出を意識しながら、動画全部を見てください。2分弱しかないから負担にはならない、はずです。
→⑦〈https://www.youtube.com/watch?v=xqg3Sw3s9Wg〉
最初のトラックの絵がパプリカに変わるところですが、これが遮蔽物で変化を描く演出です。ゆっくりパターンですね。他で使っているものよりもやや露骨に描かれています。バイクのパプリカとトラックがすれ違うタイミングでトラックの絵がパプリカに変わっています。
この次の飛行機?に乗ったパプリカが高速で画面の左にはけていき、画面奥にいる看板のパプリカが動くシーン、これも遮蔽物を使った演出の類型になるでしょうね。遮蔽物演出だと、「パプリカじゃない女性」→「ロケットが通過」→「女性がパプリカになっている」という感じなのですが、前半部分が省略されたと考えるのが良いのかな。
次の看板からパソコンモニターへのつなぎもマッチカットに入るんでしょうかね。私には断言できませんが、四角い枠から四角い枠への移動がフレームアウトとフレームインの連続になっているのは確かです。「非現実(看板)→非現実(モニター)→現実(モニター外でスーツをかける)→現実?(警備員に見えていない)」という描き方には、ただただ驚くばかりです。
バーガーショップから出て、Tシャツに入り込むところですが、これも遮蔽物演出の類型ですね。「スケーター男の後ろを過ぎたら、パプリカの洋服が変わっていた」みたいな演出になるところを「Tシャツに入っちゃった」にしたというイメージを私は持ちました。
Tシャツから出てくるシーンですが、これは画面枠と被写体を使ったマッチカットですね。この演出は一般にも多く使われています。例えば、「AさんとBさんの会話シーン」→「Aさんのアップ」→「カメラを引いたらAさんとCさんの会話シーンに変わってる」みたいなやつですね。エヴァにも使われてたと思います。ミサトとゲンドウの会話からミサトアップ、カメラを引いたら後ろにリツコのいる別時間の別の場所、だったかと思います。
ただ、今敏監督が使うと、同じ時間の同じ場所で非現実と現実をつなぐ、という表現になっていますから、大変な驚きを感じます。
最後は、道路のシーンですね。
左から来たバイクにパプリカが乗っていて、そのまま道路を走るようにつながります。遮蔽物の高速パターンですが、遮蔽物自体が被写体になっていますね。これ以降は遮蔽物の高速パターンだけが連続で使われて、遮蔽物が登場する度にパプリカからチバへの変化が起こっています。最後の遮蔽物でカット自体を大きく切り替えて、本編開始となっていました。
{/netabare}
おわりに:{netabare}
今敏監督は、虚構と現実を描いたと評されることが多いですが、その肝というのは、ここで紹介したマッチカットや遮蔽物の演出にあると思います。これらが使われる回数が他の監督よりも圧倒的に多くて、視聴者の理解が画面上の展開スピードに追い付いていかないのです。また、カットの前後や変化の前後が「現実から現実なのか」「現実から非現実なのか」「非現実から現実なのか」「非現実から非現実なのか」の予測がつきません。パプリカなんかはまさに特徴的で、この現実と非現実のごちゃごちゃ感自体がお話の中心にありました。
私の各作品のレビューでは、「今敏監督の作品は密度が高い」なんて書いていた気もしますけど、マッチカットや遮蔽物の演出を使って、本来つながらないカットをどんどんとつなげていってしまうからですね。ダラダラと説明を入れてつないでいたら、到底90分では収まらなかったと思います。その分視聴者が処理する情報量が多くなって、上映時間以上に疲れてしまうんですけどね。
ちなみに、パプリカの有名映画をマッチカットでつないでいると紹介した動画ですけど、その後半には最後に紹介したパプリカのオープニングクレジットまで入っています。全部で7分30秒。7分半でここまで演出てんこ盛りにする監督は、今敏監督くらいしか浮かびません。
あと、今敏監督の魅力はここで書いたものが全てではありませんよ。一端をご紹介しただけですからね。今敏監督のいちファンとして、みなさま独自のいろいろな魅力を発見していただければな、と願っています。
このレビューの投稿日は、2015年8月24日です。
今敏監督が鬼籍に入られたのは、2010年8月24日です。
最後の長編映画となったパプリカからこのセリフを。
「続きはどうするんだよ!」(涙)
{/netabare}
夜。 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『アニ*クリ15』2007年に制作された
日本の短編テレビアニメ15作品中第3シーズン3作目
2010年に死去した今敏氏の遺作。
とても好きなショートアニメの1つ
何度も見返して「オハヨウ」と目覚める。
色々と楽しく考察する・させられる。
【memo】
《CYCLONE GRAPHICS inc.》
http://www.cyclone-graphics.com/news/
http://www.cyclone-graphics.com/works/anikuri/
《アニ・クリ 15》
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8994472
■全15作品
第1シーズン
「火男」 ソエジマヤスフミ
「ナミダの向こう・・」 林明美
「宇宙人襲来 ヒロシの場合」 西見祥示郎
「アタック オブ 東町2丁目」 木村真二
「三茶ブルース」 小林治
第2シーズン
「PROJECT_MERMAID」 押井守
「スポーツ大佐 第18話"刺客が山狩りに来た!!"」小田扉&清水保行
「ワンダバキッス」 竹内敦志
「ゆルルル 〜日常編〜」 中澤一登
「ジャイロソプター Gyrosopter」 村田蓮爾&籔田達也
第3シーズン
「猫の集会」新海誠
「おっかけっこ」 マイケル・アリアス
「オハヨウ」 今敏
「おんみつ☆姫」 前田真宏
「プロジェクトΩ」 河森正治
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
NHKで放送された『アニ*クリ15』の中の1作。
故・今敏監督の遺作にあたるショートアニメです。
なんというか……一目惚れです(笑)。
ショートアニメの中ではかなりのお気に入りになりました。
時間はわずか60秒。
内容は、女性が起床してから顔を洗い終わるまで。
それだけ。
たったそれだけの映像に、どうしてこんなに心惹かれてしまうのか。
考察の楽しさとラストの爽快さが不思議と心を掴んで離さない、そんな作品です。
初見ではその表現力に惹き付けられながらも「ん?」といった感じ。
2度目で「あ~」となり、3度目で「なるほど……」となりました。
今敏作品に一度でも触れたことのある方であれば、「らしいなぁ」とも思うはず。
そして同時に「これだけの才能がもうこの世に存在しないんだ」という寂しさも。
とにかく百聞は一見にしかず。
少しでも興味を引かれたのなら、すぐにでもチェックしてみてください♪
【以下はネタバレ注意】
{netabare}半透明の二人の女性。この映像から分かったコトは・・・。
①『朝のルーティーンって大事よね。』
どんなに早く起きたって、どんなに遅く起きたって、朝の行動はだいたい同じ。
そしてそれによって人は「今日も一日がんばろー」っていう気になり目が覚める。
あらためてこうやって見せられると、人間って面白い生き物だなぁなんて思います(笑)。
②『誕生日は文字通り”新しい自分”のバースディ。』
パックのお茶の直飲み、足癖の悪さ、整頓されてるとは言い難い室内。
そんな彼女がいつもより早く目覚ましをセットし、TVを付け頑張って起きている。
おそらく彼女なりに「今日からやるぞぉ」っていうヤル気を見せてるんだと思います。
これが何度目の生まれ変わりかは知りませんが(笑)、この気持ちはよくわかる。
鏡の中の自分への「オハヨウ」が清々しく感じたのは、言い方のせいだけではないはずです。
なんて書いてみましたが、正しい答えなんて必要ない。そんな気がします。
1分でこれだけのことを想像させてくれる。今敏という人の凄さを再認識できる作品でした。{/netabare}
トゥラン さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
dolcetto さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とある女性が完全に目覚めるまでの朝を描いた1分程のショートアニメ。
霊体の様にぼやけた感じで動く二つの体の動きを描いているだけです。一つはすぐ起床して支度を始める体。もう一つはまだ寝ており、送れるようにして支度を始める体。最後は{netabare}二つの体が一つに重なって「オハヨウ」となります。{/netabare}
1分間で表現した今敏監督らしい作品です。
ヴァッハ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
イブわんわん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
このアニメについてはいろんな方が素晴らしいレビューを書かれていますので、内容については省略します。
この1分間ははたして何を描いているのかな?
過去と現在? 理想と現実? 夢と現実? 心の裏と表?
見る人によって捕らえ方はさまざまで、どれも間違いとは言えないのではないかな。
☆ここからネタバレ含みます☆
60秒と言う時間に二人(三人?)の同一人物がそれぞれ違う行動をとる。
しかし、最後の数秒で全ての自分が一人に収束し、鏡に映った自分に笑顔で「オハヨウ」
これが自分(私たち)の現在であり現実の姿なんですよね。
そんな風に思いました。
監督らしい作品です。
(2013.9.12修正)
月夜の猫 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
1分のアニメ。
ユーチューブでもっと質の
高い自主制作とかあるね・・
目覚て歯磨きしてシャワー
浴びて・・日常の繰り返す
部分の・・おはようポイント。
大体は鏡に向かってか・・
一緒に住んでる相手・・
ぬいぐるみだったり写真とか
あれ?案外他にも色々あるか?
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うむ。
分身は別の日の自分なんだろうきっと。
朝の自分にオハヨウと言って気合を入れているのだろう。
出勤前の朝って感じですね。
個人的には朝一番気合が入るのはベルトを閉めた時。
その昔柔道部をやっていて帯を閉めると気持ちも引き締まるので、それ以来ずっとそうですね。
アニメはさておき皆さんのレビューが面白い考察がいっぱい。
manabu3 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
毎朝の行動は多少時間は違えどやってる事は同じな私。そんな過去の積み重ねを、私はゴーストのように追いかけている。楽しいひと時を過ごした次の日も、いつも通りに起きていつも通りに仕事に行かなくちゃいけない。そんな楽しい次の日の朝のルーティーンは、昨日の思い出に浸って更に上の空。ボーっとして、シャワーを浴びて、意識を自分の体に取り戻す。そして、「オハヨウ」と言った後、作中の私は半透明から意識を持った実体となった。ルーティーンからの逸脱?意識のない行動は生きているとは言えない?色々な解釈がありそうなショートアニメだ。一見すると何も変わらない毎日の生活の中で、生きるという「意識」を持って日々を過ごすこと、そんな大切さを思う。
とろろ418 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
他の方々の感想を読んでみて、気になったので視聴しました。
率直な感想としては、深く考察するほどのものではないかな、と。
だがしかし、無駄な考察は私も好きなので、皆さんに便乗して私なりの解釈を記述してみたいと思います。
解釈は大きく分けると2つに分かれるのではないでしょうか。
①日にちの違う自分
②次元の違う自分
どちらかと言えば、①の方が多数派かな?
これらについては多くの方が語っていると思うので軽く流しますね。
ここから私の解釈。②の方に含まれると思います。
{netabare}彼女にとっては鏡に向かって『オハヨウ』と言うのが唯一の朝の習慣(確立事象)であり、他の行動はただの可能性にしか過ぎない。
おそらく量子力学の考え方に近いのではないでしょうか。
携帯のアラームで起きる可能性と起きない可能性があって、『オハヨウ』によって初めて事象が確立される。
半透過だったのが無透過になるのはそのため。
そして、タイトルが『オハヨウ』とカタカナなのは、無機質さ=習慣を示しているから。
誕生日の翌朝というのは、朝×新年で始まりの印象を強めて、無機質さの中にも変化を持たせようとした、かと。
(ここだけはしっくり来ませんね……)
蛇足→{netabare}私は新年を誕生日の翌日と勝手に思い込んでいます。{/netabare}
{/netabare}
わずか1分ほどのアニメですので、見てない方も気軽に見れますので、気が向いたらご覧になってみては如何でしょうか。
※タイトルは”後付け”を真似た造語です。
意味はほぼ同じで、もともとなかった理由が後から作られること。
作者が行う”後付け”に対し、読書が行う”尾は踊”……ごめんなさい、無理がありますね。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Etzali さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
(2013.2/7)
朝起きてからの一連の行動は人それぞれだ。けれども、その行動は大体決まったものになる。
少しずつだけど、変化している日々・行動。それに気づけるかどうかで始まりは変わり、未来(新しい自分)へと繋がる。
てけ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「パプリカ」で有名な今敏監督の作品。
とても綿密に描かれた背景と、リアリティのある動き、それでいて、ほんのり夢見心地を感じさせる動画です。
たった1分という作品ながら、見るたびに新しい「気づき」を与えてくれる作品。
さて、「気づき」の例を挙げてみます。
私の場合です。
気付いたことを数回分、順を追って書こうと思います。
↓ネタバレというか、私の解釈の流れです↓
{netabare}
【初見】
女の人が朝起きる。
誕生日の次の日?
良くみると体が半透明。
イラクの爆破テロが目につく。幽霊?
横からのカットで女性がもう一人いることに気付く。その姿は同じもの。
2つの半透明の影の行動が徐々に近づいてきて、最後に「おはよう」。
夢見心地…うーん、でもよくわからない。
{netabare}
【2回目】
女性の動きにとてもリアリティがある。
散らかった部屋や、冷蔵庫を足で閉める動き、シャワールームでの「あー」など、一人でいるときの性格が表れている。
{netabare}
【3回目】
最初から半透明の女性が2人いることに気付く。
グラスの質感やテレビの質感に驚く。他の背景が綿密に描かれていていて目を惹かれた。
{netabare}
【4回目】
2つの女性の影はほぼ同じ動きをしているようで、実はずれていることに気付く。
{netabare}
【5回目】
食器の数から、前日に誰かがいたことがわかる。
誕生日の次の朝だと確信。
2人の女性は、昨日の自分と誕生日の次の朝の自分?
{netabare}
【6回目】
シャワールームの扉を開くタイミングがおかしい。
後に起きた方が開けた扉に、開く描写なしに入っている。
いつもは閉めているけど、昨日は酔って閉め忘れたのか、それとも…?
{netabare}
【7回目】
最初の影は目を開けているが、次の影は目を閉じている。
もしかして、昨日の自分と今日の自分という二つの影ではなく、精神と肉体の感覚のずれなんじゃないだろうか?
{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}
では、「おはよう」にこめられた意味は…?
……とまあ、こんな感じです。この後にも何度も見ました。
もちろんこれが正解ではないでしょうし、見る人によって解釈が異なると思います。
視聴者はこの映像を見て、何に気づけるか。
単なるクイズではすぐ飽きてしまうところなのでしょうが、映像美、そして現実感と夢の狭間にいるような感覚になり、飽きがこない。
いったいどういう意図が隠されているのか、何度も何度も見てしまうんです。
たった1分間なのに、決して1分間では終わらない余韻。
こういう感覚、とても好きですね!
侍 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
このアニメーションは1分の尺の中で一人の女性の起床から始まるのは他の方のレビューを拝見させていただくと分かるのですが、正直言って1回見ただけでは?でした。なので複数回見てようやく一応はついていけました。
{netabare}登場人物は一人の女性。※同一人物ですが仮に最初に起きた方を①、次に起きた方を②とします。
初めに①が起床するのですが半透明になり女性が2人に分身します。そのときは②はまだ寝ています。
①の方は、起きる→携帯を見る→冷蔵庫のお茶を飲む→
→※テレビを見ながら歯を磨く→(※この時②の方が起きて、携帯を見た後①と同じくお茶を飲む)①は歯を磨きながら洗面所・浴室に向かい、シャワーを浴びる→
→そのとき②はお茶を飲んだ後、そのまま洗面所・浴室に行き歯ブラシを持ってテレビの前で磨いたと思います(思うというのはその時②の描写はなく、①の描写しかなかったので)→
→そして①がシャワーを浴びて浴室を出るのとほぼ同時に②も浴室を出ます(①に続いて)→
→そして①、②は洗顔した後、女性は1人に重なり、半透明ではなくなります
一応行動をまとめてみたんですが、自分じゃ下手くそでめちゃくちゃですね。でも、自分なりの解釈ですがこの女性は前日?が誕生日だったからか、いつもと違う行動をとりますが最後は前の自分と同化し、お互いに「オハヨウ」という挨拶を交わし、前の自分とは一線を引いて新しい自分になるんだという決意の言葉のようにも聞こえました。{/netabare}
ネタバレ部分を読まれると分かるのですが、おそらく書いてることが意味不明で「どういうこと?」「何言ってんの?」と思われる方がいると思いますが正直、自分でも何を書いてるのか分からなくなったのでそう思うのも仕方がないです。ごめんなさい。
この作品は人それぞれの解釈の仕方があると思いますのでそれを見つけるのもこの作品の楽しいところかと思います。見てて楽しかったですし良かったです。
takumi@ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
たった1分間のショートアニメ。
オチや感動を視聴者に望んでいるのじゃなく
1人の女性の、ある日の起床を繊細かつ丁寧にスケッチしたアニメ作品。
だからレビューとしてどう成り立つか疑問だけれど、
自分が観察し、解釈した通りを書き出してみようと思う。
今敏監督らしい、隅々に至るまでの細かな描写。
ん?見落としてる小道具はなかったか?などと
これまた何度も見返したくなるわけで。
それが彼の作品の楽しみ方の1つでもあったりする。
さて、この作品についての解釈は以下のネタバレリンクのとおり↓
{netabare}
椅子の上のバースデーカード、リボンで結ばれたプリザーブドフラワー。
プレゼントにもらったらしき化粧ポーチや、
飲み明かしたままのワイングラスとワインの空き瓶2本。
デリバリーピザの箱やタバスコの瓶、空き缶数本。
誰かといて散らかったということがわかる。
酔ったまま片付けもせずに眠ってしまったのだろうが
目覚ましが鳴る前にすでに目が開いていたのは
精一杯楽しんだおかげで熟睡できたのか、
さっきまで一緒に寝ていた恋人が帰った直後なのかもしれない。
ベッドを抜け、ワインですっかり渇ききってしまった喉を
麦茶のガブ飲みで潤す。そして歯磨き、シャワーと進む間、
もう1人のいつもの彼女が同時に描かれていくのは、面白い演出だった。
はじまりは違っても、シャワーを浴びている間にいつもの彼女の映像が重なり、
ここでようやくシャキッと目が覚め、いつも通りの本調子が
戻ったということなんだろうと思う。
鏡に映った自分に「おはよう」と声をかける彼女の
清々しい瞳や顔つきは、誕生日を迎えた翌朝の
新しいスタートをも感じさせた。
また、冷蔵庫を足で閉めるとか、雑然と散らかった部屋やキッチンなど
彼女のセリフが皆無であっても、その性格や口調までもがイメージできる。
{/netabare}
たった1分の短い時間で語られる世界。
僕がショートアニメやCMが大好きなのは、短ければ短いほど
観ているこちらがその中にドラマを見出し、想像できるからなんだと思う。
hiroshi5 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
nana さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Dkn さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
きすぎ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ねっち さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
鸐 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Dolphy さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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