徳寿丸 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
男達のドラマが聞こえてくる
原作未読?(2021.8)
犬を扱った漫画と言えばスヌーピー・・・じゃない、やはり高橋よしひろ先生の作品だろう。
銀牙は1980年代のジャン〇全盛期時代に連載されていた。当時アニメを毎週楽しみに視聴してた覚えがある。
で今回、懐かしいので見直してみた。6話位までは一切犬は人語をしゃべらないがそれ以降は人語でコミュニケーションを取っている。
見直して驚いたが今だと動物虐待で訴えられそうな場面もある。まぁ、巨人の星とか昔のアニメはもっと酷い場面があるわけだが・・・何て言うか当時は当たり前位にしか思ってないんだよね。個人的にはそこに拳と同時に涙があったからじゃないかな。殴る方も痛いんだ、愛があるかないか。最近の体罰はそういうものが見えてこない。おっと、また脱線だ。
さて、このアニメは「赤カブト編」のみだが自分も原作漫画はこの「赤カブト編」しかほぼ記憶がない。人食いクマを主人公達が倒すんだがそこまでは犬と人間の絆みたいな部分もあるんだけどその後は犬同士の戦いに変わり、ジャンプお得意の必殺技バトルモノになって行った気がする。
その後もこの作品の後継作品は何作か描かれており高橋先生の代表作といえるだろう。
因みに北欧では大人気だったらしい。規制が厳しくアニメといってもほんとに子供向けしかない西洋において東北地方が舞台で北欧の景色を連想させるこの作品の影響は絶大だったらしい。この内容でも規制が入ってるらしいが自分の子供と見るのが夢という人もいるようだ。流石日本クオリティ。
私のツボ:当時はかなり使いまわし画多いよね