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「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略(アニメ映画)」

総合得点
65.6
感想・評価
169
棚に入れた
804
ランキング
3265
★★★★☆ 3.8 (169)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

栄光と凋落

 原作は未読。
 劇場公開3部作の2作め。
 展開的には着実に功を上げてきた鷹の団のドルドレイ要塞攻略による栄光と、その後の
グリフィスによる王女シャルロットとの姦通による凋落が山場といったところ。

 キャラクタードラマとしては、ガッツとグリフィスの訣別が大きく、これが反目による訣別では
なく、ガッツとしてはグリフィスと並ぶための離反であるところが興味深いが、グリフィスに
とってのガッツは大切な存在であっても、友人としてのガッツは必要ないという互いの認識の違いが
なんとも悲しさを感じさせてしまう。
 更にガッツの鷹の団での成長がグリフィスを凌駕するものであったところも興味深いところ。
 キャスカの方もそれまでグリフィスへの崇拝一辺倒という感がだったものが次第にガッツに好意を
感じるようになる心境の変化や、これまで戦士としての強さを求めるために女性らしさを否定して
いたのが、良くも悪くも女性らしさが出てきたところが印象深い。

 劇場公開版の第1作でテレビシリーズよりバイオレンス感が増した感があったが、本作では
エロさも同様に増した感があった。
 それを象徴するのがグリフィスとシャルロットの姦通シーンで、ままストレートなセックス描写は
もはやアダルトアニメといった感じのもの。
 そのセックスシーンだが、グリフィスの肉体としての相手はシャルロットなのに、心をぶつけて
いるのがガッツなのがなんとも言えないところ。

2019/01/14

投稿 : 2019/01/14
閲覧 : 400
サンキュー:

1

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

栄華と没落の第2作

ファンタジーアクション巨編、劇場版ベルセルクの第2作。
{netabare}
副題にもある通り本作の中心はドルドレイという難攻不落の城塞を攻め落とすことを主軸に、鷹の団がその地位を向上させていき、後半でガッツが団を抜け、グリフィスの失態により一転して没落するまでを描いた。

前作から続いて本作でもガッツとグリフィスとキャスカの微妙な関係性が描かれていた。
キャスカからはグリフィスへの憧れ、ガッツへの信頼が感じられ、かわいく描かれてた。
しかしガッツもグリフィスもいまいち何を考えているのかわかりにくかった。

ガッツはなんで団を抜けたのか。多分だけど、グリフィスの夢のために働くのではなく、対等な関係になりたかったのかもしれない。
グリフィスは今まで完璧な立ち振る舞いだったのに、なぜラストにヘマを犯したのか。やはりガッツが抜けたことが相当ショックだったのか。

姫様とのセックス中にガッツを思い浮かべる描写はなんか面白かった。そして姫様乳首だけで感じすぎや。

果たしてガッツの夢とはなんなのか。3人や鷹の団はどうなってしまうのか、やはり次が気になる展開にワクワクした。
{/netabare}

投稿 : 2017/05/14
閲覧 : 338
サンキュー:

1

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「訣別もまた、宿命。」

グリフィスの夢に取り込まれる自分に気づき、対等の友となるため鷹の団を離れる決意をするガッツ。同時に、ミッドランド王国より鷹の団に、難攻不落のドルドレイ要塞の攻略を託される。ミッドランド王国正規軍として栄光を手に入れたかに見えた鷹の団。だが、全ては破滅への序章にすぎなかったというストーリーです。
-------------------------------------------------------------

今作はかなり、戦闘シーンや残虐なシーン・過激なシーンが多いデス。
ドルドレイ要塞を落とした事で、一気に栄光をつかむも転落していくまでが描かれています。
戦闘シーンはかなり迫力があり、スゴイです。
後はガッツの百人斬りもすごかったデス。
目が離せない展開が続くので、今後の展開が気になります。

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 324
サンキュー:

3

ネタバレ

ケンシロウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語が大きく動く

原作未読。
7月からテレビアニメスタートという事で、
前々から気になっていた映画3部作を見てみた。

2部では鷹の団の全盛期からラストは一気に崩壊へと怒涛の展開を見せ、
内容的にも過激なシーンが多数みられる。

大きく物語が動く今作はかなりの見ごたえがあった。
続きが気になって我慢できず、結局3部をすぐ見てしまうことになった。

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 333
サンキュー:

3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャッチコピーは「訣別もまた、宿命。」

劇場版の第2作目です。この作品の特徴として内様が段々過激になっていくらしく、1作目はG指定でしたが、この作品はPG12指定になっています。
確かに、物語の核心に近づけば近づくほど描写が過激になっていると思います。

でも人間だから・・・その核心だからこそ過激になるんだと思います。
我々は通常理性で感情や思考をコントロールしています。
普通に生活する上において、感情や思考をコントロールできなくなる事はまずありません。
そこまで切羽詰った状況じゃないからなんですが、人間の核心に迫り理性という箍が外れた先に何が待っているか・・・
きっとこれまで抑え続けてきた欲求の爆発や反射による考え無しの言動なんじゃないかと思います。
そしてそれらは一切がオブラートに包まれることはないのでしょう・・・
だから核心に迫れば迫るほど過激になっていく・・・人間として当然の摂理なのだと思います。
また描写の過激さが増すことで、リアリティも向上していると思います。

今回の物語は、タイトル通りドルドレイという難攻不落の居城を攻略が中心となっています。
これまで何人たりとも寄せ付けず、既に多くの軍勢と共に戦意を失いかけようとしている中、「鷹の団」が立ち上がります。
この難攻不落にグリフィスやガッツがどう挑んでいくのか・・・この作品の見どころだと思います。

これだけだったら、タイトルとキャッチコむしピーとの間に何の繋がりもありません。
居城の襲撃と訣別との因果関係・・・むしろこちらの方が大きく心が揺り動かされると共に、過激な描写への一翼を担っていると思います。

全ては上手くいっていたと思います・・・
キャスカに訪れる絶対絶命の大ピンチ・・・でもちゃんと守ってくれました
華やかな晴れ舞台・・・雰囲気も決して悪くありませんでした。

それでも踏み出さずにはいられない・・・
何がそんなにせき立てるのか・・・

すべてが上手く機能していた歯車に入った亀裂がもたらすモノとは・・・?
これまで何より優先してきたモノを見失うほど打ちのめされ、行き場の無くなったその男の足が向かったのは・・・?
これまでと変わらない日常を過ごしている・・・何も知らないから・・・
それでも変化が急速に足元まで迫ってくる・・・それに気づいた時にとるべき行動は・・・

物語の中盤以降・・・片時も画面から目が離せませんでした。

3部作のうち2作品の視聴を終えました。
物語のラストに描かれていた眼・・・何を見据えていたのでしょう・・・
次が怒濤のクライマックスになると思うと期待もひとしおです。
引き続き、3作目を視聴したいと思います。

投稿 : 2016/05/28
閲覧 : 701
サンキュー:

18

babylon913 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

どうしようもない空虚感を味わいたい方ぜひご鑑賞を

一章がましなものだったんだなと思わせてくれる第二章
相変わらず迫力だけは一丁前の画面
CGが致命的に不適合なのはともかく映像で見ればアクションは悪くないのですがね
理解不能な原作改変の数々
丁寧に布石を打って行った原作たる食材を削って搾って搾りかすにかけた液体と謎の化学反応を起こす今宵のディナー
なんだったんだろうこれは…

投稿 : 2014/08/10
閲覧 : 324
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うん、まずまず

物語は大筋TV版を踏襲していますが、ある程度映画用に脚色が変えられています。

ドルドレイ攻略戦は見ごたえもあり、まずまずの出来と言えるのではないでしょうか。

続けてIIIの降臨も見てみたいと思います。

投稿 : 2014/06/30
閲覧 : 247

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作漫画ファン

劇場版ということもあり作画はハンパないですが、ストーリーは省いてる箇所がありちょっと残念でした。ストーリーだけならテレビアニメ版の方が面白いです。残酷な描写が多いので苦手な方は注意です。
一般向けのストーリー重視アニメです。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 400
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

訣別もまた、宿命。

2012年劇場公開作品

ただでさえ長編である黄金時代篇
劇場三部作、全部で4~5時間くらいに纏めるためにはカットするエピソードの選択やメインシーンに使う時間などかなり細かく計算しなければ原作の良さを出すのは大変だと思います

そのうえでなぜグリフィスとシャルロット姫のベッドシーン長時間使ったのか?
描写もあそこまで濃厚で赤裸々にする必要はあったのか?
個人的には必要性を感じず、それで興醒めしてしまった

このシーンに時間を取るなら他の戦闘シーンをクローズアップするなり、カットされたエピソードを映像化するなりして貰いたかった
グリフィスとガッツの一騎打ちなどは迫力があり素晴らしかっただけに残念だった

第一部、第二部と劇場で鑑賞したが今回の事を踏まえ第三部はDVDレンタルにします

シャルロット姫を演じるのは豊崎愛生さん
けいおんの唯や超電磁砲の初春など天然キャラが似合う声優さんです

投稿 : 2014/01/06
閲覧 : 472
ネタバレ

yoh123 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

訣別の朝に

三部作には三人の夢描写がある
一部には主人公の、二部には女千人長の、三部には宿敵のという具合にそれぞれの土台に関するものが描かれてある
勿論寝てみる夢は起きてみるそれと違いがあるが表裏のような関係を持たせてあり、徐々に世界が綻びを見せ始めメビウスの輪の様に全体の話は捩れていく事になる

さて、BERSERKに於いて最も興奮する展開の連続するのがこの第二部だ
崖墜落とキャスカの夢、百人斬り、ドルドレイ攻略戦、犀将軍との一騎打ち、凱旋…と黄金時代の象徴ともいえるシーンが怒涛の様に続く
そして第二部クライマックスはBERSERK史上最も美しいシーンである払暁の訣別だ
必見としか言いようがない

おまけで鮫のオッサンも出る
コイツの下種さ加減も一々見ものではある、個人的に嫌いじゃない
因みに凱旋後の晩餐会には鎖騎士3人組も坊主供に混ざって参加しており、最後には主人公の家主も馬車で擦れ違う

ところで、よく言われる通り、コルカスの主人公に対する視点の描写は素晴らしい
彼にとってグリフィスは不可侵不可触だが、ガッツはそういう訳でもない
確かに段違いに強いが、白い鷹の色んな意味での別格さ具合に比べれば、寧ろガッツはコルカスと同じ側の世界にいると言ってもいい
にも拘らずグリフィスとは違う何かで皆を惹き付け轡を並べ、しかもコルカス自身のやりたい事を悉くやってしまう
女千人長と表裏をなしてガッツに惹かれる人物の代表格だろう
何より彼はグリフィスとガッツを最初に比較した人物であり、ガッツの強さを団で一番初めに思い知らされた人物だ

因みに原作では、ガッツは他者との接触の拒絶の意を時と共に軟化させ、グリフィスは他者の方がどこか畏れ遠慮し孤峰の色を強めていくという具合に鮮明な対比が見て取れるのだが、映画では省かれた…

それから、百人斬りやドルドレイ攻略戦に於けるアクションが矢張り素晴らしい
特に、城壁から敵を引っぺがして引きつけた後の第二波突撃で、白い鷹の切れ味の描写が秀逸だ
ただ、剣線と同一方向に逃げる物体は其の程度の斬撃で切れるのか?等と思うようなシーン等も幾つかあったが…

投稿 : 2013/08/31
閲覧 : 235
サンキュー:

1

ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

余韻が……すごい。

Ⅲを観たくなくなりました。展開を知っている故の褒め言葉です。
いや、結局観るんですけど……。
どうせなら一気に観たいと思ってⅢも待って同時レンタルは失敗でした。
すぐには観れない。……観ないで返却して日を改めようか……。
いや、結局観るんですけど……。
救いのない物語なのに、なぜこんなに繰り返しみたくなってしまうのだろう。(原作含め)

言葉少ないガッツとグリフィスの二人の別離はもう……。悲しくてやりきれません。
そしてその先に待つとんでもない絶望を考えると、やはり続きを映像として観るのが怖くなります。
こう何度かこの作品を目にすると、
言わなければ伝わらないことと言わなくても伝わっていることの境界が絶妙で、
……うん、とても考えさせられます。人間って難しい。

原作はまだ二色なので読んでいられますが、色がついた時、こんなにメンタルをやられるとは。
いや、二色でもメンタルえぐられるんですけど、吹き飛ぶ肉片、血の雨、
隠さない鮮やかな色が、戦う動きが、静止画では得られない感情が生まれます。
映像化するべきで、するべきでない。すごい完成度でした。
戦争のシーンは圧巻。劇場版クオリティを超えています。
馬ってどうしてあんなに人間の脚のように動くんだろう、何をしているのかわかっているのかな、とか
戦いが終わって、あれだけ転がった人、馬、鎧、武器はどうするんだろう、とか
今までいろんな、戦争の描写がある作品を観てきたというのに、初めてそういうことを思いました。
ガッツとグリフィスの別れの決闘も素晴らしかった。
二人の剣圧と(ほとんどガッツか)、雪についた足跡はとても胸打つものがありました。

きちんと物語を理解していれば性的なシーンも「エロ」とは映りません。
そこらの下品なものとは一緒にしてほしくありません。同じ言葉を使ってほしくもない。
とはいえ豊崎さんの演技はファンにとっては嬉しいものでしょう。
個人的には無くても……と思いましたが、グリフィスの心情の居場所と、
グリフィスへの想いが募って、実ったかと思われたシャルロットの喜びと戸惑いの声、
繋がっているはずなのに心は通っていない描写はアニメならではでした。
もっと掘り下げるべきところを、きちんと描いてきていればより活きたシーンだったでしょうけど。

作中の音楽もさることながら、EDがかっこよすぎです。
少人数の不協和音から壮大で壮絶な雰囲気の曲は鳥肌が立ちました。
サントラ欲しいです。

カットは仕方のないことだけれど、Ⅰに比べてⅡは非常に満足いくものでした。
それはおそらく、Ⅰから間が空いて視聴しているせいです。
たしかⅠではキャラクターへの感情移入は難しい出来で、
原作を知らない人には面白さが伝わりにくいものだと思います。
今回もカットをされて残念なシーンがありましたが、個人的には割り切れます。
この劇場版から原作に興味を持って、読んで、また観れば違った見方が出来るでしょう。
そういう売り方でいいと思います。
大人の事情っていうのは何にでも付き物です。

まだⅡですが、よくこんな物語を映像化したな、と
他を寄せ付けない、一線を超える作品です。
さて。続きを観てまたメンタルをやられに行ってきます。

投稿 : 2013/07/29
閲覧 : 236
サンキュー:

2

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

要塞攻略とキャスカがメイン

印象としてはドルドレイの要塞戦とエロシーンが印象に残りました。

今回はキャスカがフューチャーされていました。R指定の映画らしく全裸シーンは多々あります。

他の団員の掘り下げをもう少ししても良かったかなと感じました。

投稿 : 2013/07/20
閲覧 : 311
サンキュー:

5

コヤン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さぁ、面白くなってきた

ドルドレイ攻略 ガッツとグリフィス雪原での決闘 グリフィスご乱心 グリフィス捕まる
蝕に向けて着々と物事が進み、盛り上がってきた

グリフィスを拷問する拷問官が原作そのままで嬉しい
TVアニメ版だと何故か普通の悪そうなオジサンだったから

投稿 : 2013/03/13
閲覧 : 299
サンキュー:

2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんというRシネマっぷりwww

前作はユリウス暗殺後のガッツがグリフィスの語った「友とは対等な関係」という言葉を聞いて、彼の中の価値観が変化しかけたところまででした


今作では100年戦争の天王山となるドルトレイ要塞の戦いがメインに描かれます


特に見所となるのは鷹の団、唯一の女千人長たるキャスカの過去が明らかとなる場面
グリフィスとキャスカの出会い、グリフィスに拘るワケ・・・
さらに彼女がトラウマを乗り越えて成長、宿敵との決着を果たすまでが最大のカタルシス


てかキャスカってこんなに可愛かったか?w
(いや、千羽由利作画でみやむーvoiceのキャスカはくぁわいかったがw)
間違いなく今作のヒロインはキャスカ
彼女の魅力が存分に描かれた章だったと思います


さてさてw
前作でも大胆な殺戮シーンや全裸のシーンなど、多々大人向けな要素を惜しむことなく映像化してみせた「ベルセルク・サーガ プロジェクト」
今作のラストでは原作ファンの皆様ご存知、シャルロット姫との×××が超じっくり描かれますwww


そりゃもう^q^


もはやファンタジーがメインなのかこっちがメインなのかわからんwww
豊崎さんの演技もしゅごいwwwいや、しゅっごいwww


と、いうことでレーティングは【PG12】にこそなってますが、【絶対に子供に見せてはいけません】www


あと最近になって気付いたのは何気に舞踏会にセルピコとファルネーゼがいますね(笑)

投稿 : 2013/03/05
閲覧 : 1114
サンキュー:

16

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エログロの極致。圧巻の映像美。(劇場版Ⅲ降臨のレビューです)

すいません。興奮のあまり作品追加を待てませんでした。
それでも読んで頂けると嬉しいです。
ネタばれがあるにゅ!とのご指摘を受け、考えられる箇所のネタばれを修正いたしました。申し訳ございません。

一応、ネタばれ無しを心がけますw
今回はどちらかというと絶賛レビュです。


ベルセルク黄金時代篇三部作の最終章。

コミック史上最も残酷なシーンと評され、ベルセルクの名を一気に世に知らしめることになったエピソード『蝕』ついに待望の映像化。今作一番の見所です!

前の劇場版二作は悪い意味で期待を裏切られ、不満をタラタラ言っていたわけですが
今作は良い意味で裏切られた。期待値を軽く飛び越えてきました。(期待値低めに構えていたからかもですけどw)

言葉を失うほどの、凄惨で過激なエログロシーンが長い尺をかけて展開されますが、圧巻の映像美によって生み出される凄まじい吸引力で目が釘付けに。
鬼気迫るガッツの表情・動き・声が印象的でした。

前作Ⅰ・Ⅱに比べ、モブの表情がより丁寧に描かれ、カクついていた3DCGの動きも気のせいか良くなっていた気がします。なので気が散ることなく、蝕のシーン本来の良さがかなり際立っていました。

私が今までに見てきた作品(アニメ・実写問わず)の中で、そのエログロさは間違いなく最高レベル。
まさに地獄絵図。あっという間に館内を絶望と恐怖が支配してしまいました。
視聴後は強烈な喪失感を味わうこと必至w
R15とかそういう問題じゃないw
TVでは決して味わえない映画の醍醐味!というやつなのかも知れません。

なので、観て楽しめる内容か?と聞かれると首を傾げてしまいますが
今作のビジュアルショックはヱヴァQをも凌ぐ一見の価値ある素晴らしいものだと思います。
(予算では圧倒的に負けてそうだけどw)
でも、それだけに映像面では良い仕事をされた。……ということなのでしょうね。
『蝕』のシーンに関しては、原作ファンの方でも十分満足できる作りになっているのではないでしょうか。

それだけに残念なのが、省略されたエピソードの数々ですね。
せっかくほぼ完全に再現された蝕なのに、感情移入できるキャラの掘り下げが十分になされなかったため、原作を読んだときに流れた涙を同じように流すことが出来ませんでした。
(でも、他からすすり泣く声も聞こえてはきたので、人によりけりなのでしょう)

前作での演出や構成の失敗が悔やまれます。予算のせい?尺の問題?
というよりは窪岡監督が描こうとしていたベルセルクと私の期待していたベルセルクがはなから違っていたんでしょうね。
この劇場版では主人公のガッツはもちろん、キャスカの描写に力が入っており、二人の関係を軸に物語が描かれている気がします。
ガッツ役の岩永さんは声優が本職でないとは思えない素晴らしい演技でしたし、キャスカ役の行成さんの声も合っていました。しかし、グリフィスの影がウッスーくなっている。
櫻井さんのせいではありませんがw描写が圧倒的に足りない。
むしろ原作では黄金時代篇のキャスカはおまけ程度なんですけどw
最後の最後で最高の映像を見せてもらい嬉しいのですが、最後だけ良くされても……意味無くね?
なんていう腹立たしさもあったり。複雑な心境ですw
ともあれ、今作は三部作の中では一番見応えがありました。

原作とちが~う!などと今まで散々不満を言ってきたわけですが、なんだかんだ言って映画の観賞自体は結構楽しんでいます。
実際、今作に関してはオールナイト一挙上映会イベントに参加して観ましたw
ゾッド役の三宅さんのキャラが面白かった。(あと、ファッションが胡散臭かったw)
ベルセルクがこんなにもメディアに取り上げられ、盛り上がることは恐らくこれが最後なので
思い出にと、中野ブロードウェイでこじんまりと催されているベルセルク展にも行ってきました。
(詳しくは http://pixiv-zingaro.jp/exhibition/berserk/ )
数々の原画が飾られていて、劇中にそれを発見できると嬉しくなります。
なので劇場で視聴する際、機会があれば前もって立ち寄っておくのがオススメです。
原画集を購入したら原画が1枚ついてきました。ガッツ15歳時の。
(でも原画ってもらって嬉しいけど、どう処理していいか悩みますよねw)
恩田尚之氏を中心とし完成された実写的な原画は惚れ惚れとするくらい美しく、最高の目の保養になります。

これで劇場版も終わり。なんか寂しくなります。
正直なところ「こんな中途半端に映像化されるんだったら最初から無いほうがマシだった」
という思いもあります。
でも、彼らの過酷な旅路の先に希望があると信じ、いつまでも追い続けていたいと願う。
そんなファン心なのでした。

投稿 : 2013/01/30
閲覧 : 810
サンキュー:

8

Oceans さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

1部も酷いが2部も最低

この映画は何を表現したいのか?
映像の綺麗さだろうか?背景美術のアニメーションの凄さだろうか?
3Dモデリングしたキャラをアニメに自然に入れていった技術だろうか?
とにかく酷い。
物語、音楽その他すべてが芸術作品に見える。
ここで皮肉に使う芸術とはアニメーションとは対極にあるものだと思ってます。
監督や脚本は漫画を読んだことあるのだろうか?(1部感想でも書いてたw)
文字に起こした台本のような物と挿絵だけ見て描いたのではないか?

なぜ改変したのか、なぜあのシーンを無くしたのか?
そのような疑問のオンパレードです。
かといってその重要シーンを削らなきゃいけない尺の取り方ではない。
無駄なシーンが本当に多い、それが上記のように映像美術に凝りました見てくださいというオナニーシーンにしか見えないです。

アニメはアニメでも映画化ときいて表現の規制が少ないだろうとか細かい作画で魅せてくれるんだろうなって期待した分、それ以外の点で大きく裏切られます。
1部で蔑ろにされた仲間のキャラクター性の薄さを補完してくれるかと思いきや2部もカットでした。

これで触に繋がってもキャスカとグリフィス、ガッツの関係性での悲劇以外さほどくるものが無さそうです。

戦闘に関しても技術を見てくれと言わんばかりの"無駄"な尺です。
どうしてこうなった。。。

投稿 : 2013/01/29
閲覧 : 265
サンキュー:

1

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私は良かったと思います

アニメとしての都合でしょうか?
原作の様々なシーンが割愛されてます

それらシーンもしっかりと描いて欲しかったけれど
長すぎるのも良くないですよね

それなりに上手に纏め上げられてるので
良しとしておきます

人によって好き嫌いが分かれるアニメですが
もしダークファンタジーが好きで

原作が未読でしたらお勧めします
次回は阿鼻叫喚の地獄絵図となります

グロイのが好きなわけでは無いけれど
どんな描写になるのか楽しみです

投稿 : 2013/01/02
閲覧 : 423
サンキュー:

1

ネタバレ

xxx さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい

通常版も見てみたい。

投稿 : 2012/12/29
閲覧 : 258
サンキュー:

0

ネタバレ

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

エロ以外は端折すぎだ

削られたエピソードがいっぱいあるのに、追加エピソードがダメだ。
もっと他の団員たちにもスポットを当てて欲しい。

脈絡がこの映画だけじゃ普通は分からないだろうが、シャルロット姫(豊崎愛生)の濡れ場だけは良かった(笑)

次は触なので期待大だが、この映画を見ただけじゃ、ストーリーが削られすぎてて感動も半減だわ。

ワーナーがかなり関わってるので、ハリウッド的解釈だったらこういう迫力のある名シーンの詰め合わせになるんだろうが、ベルセルクの本当の面白さはそこじゃないと思う。

投稿 : 2012/12/13
閲覧 : 419
サンキュー:

6

たま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 16

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/11/24
閲覧 : 30

終了 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 145

LYS さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 44

87丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 47

MOKO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/20
閲覧 : 59

オドル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/05
閲覧 : 35

わい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2020/07/08
閲覧 : 61

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/05/28
閲覧 : 36

塩ふりかけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/16
閲覧 : 72

紺碧-aoi- さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 62
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ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略のストーリー・あらすじ

グリフィスの夢に取り込まれる自分に気づき、対等の友となるため鷹の団を離れる決意をするガッツ。同時に、ミッドランド王国より鷹の団に、難攻不落のドルドレイ要塞の攻略を託される。ミッドランド王国正規軍として栄光を手に入れたかに見えた鷹の団。だが、全ては破滅への序章にすぎなかった……。(アニメ映画『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2012年6月23日
制作会社
STUDIO4℃
主題歌
≪OP≫主題曲:平沢進『Aria』

声優・キャラクター

岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子、藤原貴弘、松本ヨシロウ、矢尾一樹、豊崎愛生、小山力也、三宅健太

スタッフ

原作:三浦建太郎、 監督:窪岡俊之、脚本:大河内一楼、キャラクターデザイン・総作画監督:恩田尚之、アニメーションディレクター:岩瀧智、美術監督:竹田悠介/中村豪希、美術設定:有田満弘、音楽:鷺巣詩郎、世界観監修:岩尾賢一、西洋剣術指導:ジェイ・ノイズ

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