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「PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
5599
棚に入れた
26470
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (5599)
物語
4.3
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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PSYCHO-PASS サイコパスの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

古典を超えるために。「まどか」と同じくシステムに対する恐怖がテーマ。

 production IGでSFといえば、もはや古典といって言っていい押井監督の劇場版「攻殼機動隊」、そして弟子の神山監督が手掛けた同作のテレビ版の存在は良い意味でも悪い意味でも大き過ぎる。これをいかに超克するか、別の方向性からアタックするとしたらどうやったらいいか?というのが本作の立ち位置だろう。


攻殼のテーマは、ブレードランナーから続く実存的な問いという面が強い。即ち、究極的な問いといってもいい、人間とは何か?である。


劇場版はそれがより前面に現れており、テレビ版では刑事ドラマとしての面が強くてよりエンタメ寄りといって言い。


それに対して本作は、攻殼テレビ版のエンタメ性に近づけつつ、虚淵さんの作家性によって明らかに違う物になっている。それは、システムという巨大な物に対する脅威と恐怖の感情であろう。


ディストピア作品は、少なくても近年の日本では伊東計画さんの「ハーモニー」くらいであまり目立つ存在はなかったが、本作は頭一つ抜けた輝きを放っている。それは、エンタメ性とテーマ性の両立に成功しているからである。


コウガミさんの復讐の物語、朱ちゃんの成長の物語としても楽しめるし、悪役も脇のキャラたちまで魅力的で、しっかり甘味が効いているからこそ引き込まれてぐいぐい見ていくことができるのだ。


しかし、本作の味わいを深くしているのは絶望的なシステムの巨大さであり、その中で苦悩しつつも人間たらんとする少数の人々の希望としての姿であろう。


本作のディストピアの肝は、決して単なる悪ではない点にある。というか、大抵の人々にとっては望ましい社会であり、一部の人にとってはユートピアかもしれないのだ。故にこの世界は、「1984」よりザミャーチンの「われら」に近い。全体主義が真に恐ろしいのも、単なる悪ではなく、かなり多くの人にとって自由主義よりも魅力的で望ましいという点である。


全体主義社会では、自由より規律が、個人より全体が、健全さと従順さが賛美される。どっかの国でも、こういう主張をする人々を嫌でも見かけないだろうか?。ドストエフスキーが「カマラーゾフの兄弟」で述べた大審問官のテーマ、即ち大衆は自由なんか不要であり、パンと娯楽さえ提供されれば文句はないという主張は今も生きている。大抵の人にとって物理的な必要が全てであり、それ以上の価値に対しては色盲同然なのだ。


本作の人々が輝いているのは、そんな世界の中でも人間は必要を超えた価値があると信じており、それに命を捧げているからだろう。


結末が単なるハッピーエンドではないのは、この物語の必然といって言いだろう。規律と自由、これは近代社会のアンビバレントであり、決して安易に解決されえないことだからだ。しかし、朱ちゃんはニヒリズムに陥らず、前に進み続ける。


この物語もまた祈りでもって終わりを告げる。決して到達できない程に巨大な願いに向かって進み続ける意志だけが、人をして大きく高めうる。

投稿 : 2024/11/20
閲覧 : 1174
サンキュー:

42

ネタバレ

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SF作品の新たなる金字塔、社会性の是非と意思の自由への向き合い方を描いた傑作、おすすめ度★★★★★

法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです

SFドラマとリアリティの融合とも言える極致のようなシナリオは見ていて引き込まれる。物語の雰囲気は管理社会特有の閉塞感と、監視官達による刑事ドラマ的な側面をも含み、凶悪犯との戦闘だけに留まらない複雑多様な内容。

シビュラシステムは一見理想的でこそあるが人間への厳重な管理体制や犯罪を起こしていない人間も数値化したデータで起こしそうだと判断されたら即処刑というシビア極まる恐ろしさがあり、異常性も同時に感じられるつくりになっている。

そんな中で上述の犯罪係数が上がらない凶悪犯、槙島聖護というシビュラシステムへのアンチテーゼとも言える存在は、まさに抜け穴とも言えてしまう。彼のカリスマ性とシビュラシステムのあり方に相反するスタンス、人間の意思の自由を掲げるという、悪ながらも管理社会の否定を描く立場としてかなりいい悪役であった。

狡噛と常守のバディを中心に話が進み、常守は青い所がありながらも最終的にシビュラと対等に渡り合う関係となるほどに成長し、自らの信念を強く持ち続けるキャラで好感触。狡噛や宜野座も最初はスカしたキャラだなぁと思いつつも(特にギノは口うるさいキャラで鬱陶しいとは感じた)話の起因や経験を経るごとに見方が変わる。狡噛と槙島の対決は、試合に勝って勝負で負けたという感じの終わり方で、槙島は死亡したが思考の面では槙島に1歩上を行かれた終わり方はやるせなさを感じる。

作画や音楽面でも印象的で、ディストピアと近未来感溢れる風景のビジュアルやダークな世界観がうまくハマっている。1度見るととんでもない勢いでのめり込める作品だと思っている。とはいえメディア展開が多くて劇場版と小説も追い切れないよ…

投稿 : 2024/10/22
閲覧 : 17
サンキュー:

2

くまモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好き

これが二周目なのですが、設定、世界観、キャラクター、内容、作画、曲の全てが完璧。よく一期が面白くて、二期以降が微妙と言われているけど個人的には二期以降も少し話の色は変わるけどめちゃくちゃ面白いと思う。EGOIST復帰して欲しい。

投稿 : 2024/08/17
閲覧 : 20
サンキュー:

0

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何が理想的なのか…

オリジナルアニメで楽しみにしてたんですが、1話は暗いしグロイしで、うーんと放置。
しばらくして2話みたらおやっ?と思って視聴決定。
甲殻機動隊系が好きなら観れるんじゃないでしょうか?バイオレンス系苦手な人は最初引くかも知れませんが、主人公が女性なので常に血みどろになる展開はないので大丈夫じゃないかと(私感)…。
犯罪を起こす可能性を数値で判断できるシステム(危険人物スカウターとでもいいましょうか…)が構築された近未来…そこは人類の理想郷だと思います?

私のツボ:そのエンブレム…星界の紋章じゃないの

PSYCHO-PASS 2
2期視聴済み(評価は変わらず)
1期からの続きであり、主人公の監視官が管理システムと向き合う姿が描かれています。新人から頼もしい監視官になった主人公の成長が1つの見せ場です(なので1期は見ておきましょう)。前作より更に進化していくシステム・・・常に管理される社会どこまでが人間らしさなんでしょうね・・・。

私のツボ:素晴らしい位、制服なのにエロさを感じない主人公


劇場版・SS(三部作)・PSYCHO-PASS 3視聴済(2020.1)
当然、1期から通じて視聴してないとちょっと厳しい(登場人物の相関図や世界観の理解)。個人的にオリジナルでありながら3期まで一貫した人物や設定の踏襲はやはり嬉しい。急に別物にしたりスピンオフものにしたりされるとちょっと残念だし・・・。ただ3期は途中なので続きは劇場版でとなるのかな?

私のツボ:霜月ちゃんがいいキャラになった


劇場版 PSYCHO-PASS 3 FIRST INSPECTOR視聴済(2023.7)
一応、一つの決着を見たという所ですかね(2023年の劇場版は過去の補完話ですし)。できれば、常守が復帰再編される刑事課と今後のシステムと人類の折り合いや対立なんかを見てみたい気もしますが・・・霜月ちゃんが鬱になりそうなのでやめときますか(笑)。

私のツボ:ダンゴムシTUEEEE!


劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCE 視聴済(2024.6)
大まかに言えば、常守ちゃんが何故、「3」で隔離状態になっていたのかその事件のあらまし。
一応進化し続ける「AI」に対して、この作品なりの答えを常守ちゃんを通して出したというべきものなのかも知れない。共感というよりも結局、答えは、未来に委ねるしかないという答えのないものとしか言えないわけだが・・・考え続ける事こそが「人」である証明なのだろうか(笑)。
ただ、個人的には現在の見せかけの「共産主義」や「社会主義」を標榜するまがい物国家は即刻「AI」に支配された方がマシ?なのではないかと思う。一部の蒙昧な権力者に支配され、欺瞞と搾取に満ちた生活を続けるくらいならある程度、公正・公平さを持ちうる「AI」の方が納得できるだろう。無論、その「AI」の独立性が確立、保証されなければ意味がないわけだが・・・す・る・わ・け・な・い・わ・な・!人間だもの・・・。

私のツボ:榊原さんの愚問だな

投稿 : 2024/06/10
閲覧 : 635
サンキュー:

19

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

システムに管理された世界で

人気作品のファーストシーズンです。
最近、改めて見返しているシリーズです。

システムにより犯罪値数が数値化した世界を舞台にしたサスペンス作品です。
当時のノイタミナ作品であり個人的には私は「ギルティクラウン」の方が好きでギルクラのついでに見ていた様な記憶があります。

今見ても変わらない感想を抱く。
その感想とは「生きにくい世界」や「こんな世界に生まれたくない」ですね。

この世界での犯罪は全てシビラシステムにより管理されています。
その数値を上回らなければ裁かれないし捌けない。

おかしな世界ですよね。
逆に罪を犯してなくても数値が上昇して数値を上回ると潜在犯として確隔離されます…………

うん、こんな世界は嫌ですね。
この数値もあやふやで、「ストレス」や「不安」などで簡単に上がります。
例えば、犯罪に巻き込まれただけでも簡単に上がってしまうレベルです……
正直、こんな世界なら毎日が不安で生きていくのも窮屈だと私は思いましたね。

人間、生きているとストレスも溜まるし怒りも沸くし悩みもつきません。
それだけで、潜在犯と隔離されるのは辛いです。
私とかだと直ぐに上がっちゃいそうww
正直、色相クリアでいる地震はないかなww


見ながら思ったのは数値化するから抑止力に繋がると同時に、数値化するからそれに反発して犯罪を犯そうとする人間もいる訳で、結局は数値化しても数値化しなくても同じに感じます。

そして、シビラシステムの目を掻い潜る特殊体質の槙島聖護、彼もその1人です。
今回の重要人物であり最大の敵。


そんな、一定数値以上が出ないと捌けない世界で管理官として生きる主人公「常守あかり」
そんな彼女は犯罪を数値化でしか捌けない世界に疑問を持ち始めながらも事件を解決していく。

そして、犯罪係数を持ちながらも正義の為に執行官として生きる「狡噛慎也」

この2人がダブル主人公です。
人気作品だけあり面白いです。
ただ、グロいシーンやショッキングな映像や表現もあり見る人は選ぶと思います。

で、やっぱり驚くのは重要人物の殉職が衝撃です。
「狡噛慎也」「縢秀星」「征陸智己」と執行官が3人居なくなるのは正直、ビックリしましたね。
初期メンは私は好きなメンバーばかりなんですが、悲しいです。
「六合塚弥生」だけても生かしてくれたのは救いかな?と思うレベルで執行官の男性陣がラストまで見ると居なくなるはホントに辛い……

縢秀はちょっとやさぐれてるし(常守への説教?八つ当たりとか)危なかっしい人だけど正義の為に現場の状況をみて動いて行動出来る人で、時にはそれが足を引っ張る場面もあるけど、こういう刑事さんがいるから守れる命や状況もあると思いました。

潜在犯 征陸と宜野座 執行官は親子なんです。
宜野座さんは父の征陸を良くは思ってませんでした。
宜野座は多分、嫌いだった……けど、そんな父をしっかり尊敬してたんだと思います。
だから、父と同じ道を選び管理官として正義を執行していたのだと思うし、征陸はやっぱり嫌われても父で最後の瞬間に、刑事として犯人を捕まえるか、父として息子を助けるかを天秤に掛けて選んだのだと思いました。

この選択は当然かな?
親って子供が大切だと思うんですよ。
例え嫌われてても父は父で、やっぱり子供を心配していて、最後は刑事よりも父である事を選んだように思います。

けど、征陸智己は実は刑事として父として3つの物を守ったと思います。

1つは、息子の命です。
父としての選択

2つは、人の命です。
結果、犯人を取り逃しました。
でも、私は人の命を守るのも刑事さんの立派なお仕事であると思います。
だから、彼は守ったのです。
宜野座伸元と言う1人の管理官の命を

3つ目は、宜野座執行官がこれから守る命です。
宜野座は自分に自信がなくて、しっかりしていたけど自分に正義を執行出来るか不安に感じていたのだと思います。
それは、弱音として征陸智己に八つ当たりするシーンがあります。
それでも、きっと、征陸には解ってる。
宜野座伸元は自慢の息子であり、色相が濁りそうでも上官として頑張っていた管理官の姿を。

そんな彼に託したのだと思います。
彼がこれから救う命を、そして彼がこの先関わる事件を解決する事を信じて。

皆さんは、どう感じたでしょうか?


で、狡噛慎也はね。
シビラで捌けないから自らが槙島聖護を裁きに行くんですよね。
狡噛さんは個人的に1番好きなんですが居なくなるのは辛いね……

1番印象的なエピソードは狡噛慎也と常守朱の友人のユキが罠に嵌められるエピソードですね。
狡噛さんの洞察力とか戦闘シーンとかかっこいいですよね!
あのロボット犬にドミネーターで撃ち抜くシーンも激アツでした。

後は、常守朱の目の前で友人ユキが嬲り殺されるのも悪い意味で印象的でした。
ドミネーターでは捌けないから、猟銃を渡されるも槙島聖護を撃てずにユキが殺害されます。

これは、どうなんだろ?
友人を見殺しにしたって意見もあるみたいですね。
ただ、そう見えるよね....私も感じました。

って言うのも多分、私なら撃つ。
正直言うと、他人なら私も撃てません……
刑事としてと考えたら時間稼ぎとか救援を待つくらいしか出来ないかな?
結構、私は最低な事言ってる気がするけど、誰かを撃って誰かを守るのは正義なのかとか考えちゃうし、それが正しいのかも解らない。

大前提として、誰かを傷つけたり命を奪う様な人間に容赦する必要もないし酷い目にあっても結果命を落としても文句は言えない立場だと思う。
ただ、人質救出を前提としても、それを捌く事を私がしてもいいのか悩むから引き金は引けなさそうにないと言う本音かな?


ただ、友達となると、多分私は刑事ではなく友達として引き金を弾きそうな気がするんですよね。
私って実は1番仲の良い友達と共通点がないんですよね。
それでも、仲良くて私もなんでも話すし、よく話してくれたりするし、興味無いアニメの話しでも聞いてくれたり、知らないアニソンを私が歌っても何回か歌ってると一緒に歌い出したりとかしてくれてて、多分、そう言う友達の良さとか思い出を思い出して、後先なんて考えないで、ただ友達に生きていて欲しいって私は弾丸を打ち込むんじゃないかな?と思います。

まぁ、私は刑事じゃないので実際は解りません。
ただ、私が常守朱であるならって想定で考えたら答えがコレでした。

ただ、このエピソードは辛くもありました。
狡噛さんが頑張ってくれたからこそユキちゃんに生きていて欲しかったと私は思いました。

さて、結構、残酷でサイコパスだけにサイコパスな作品ではありますが面白さは間違えないかと思います?
最後は宜野座さんが執行官になっていたのは、ビックリの様な気もします。

投稿 : 2024/05/14
閲覧 : 285
サンキュー:

13

ネタバレ

rokirokino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観の構築やテーマは良いが、後半は世界観の広さの割に規模が小さく見える

今のところシーズン1しか見ていません。

世界観の構築やテーマは良かったし、特に前半の大体1話完結のあたりは
未来の世界における多種多様な犯罪の在り方と犯罪の定義を問うもので
各キャラにスポットも当たる内容だったので良かったと思う。

後半も、シビュラシステムの真実については面白いと思ったが、
シビュラシステムが大層な物であるという描き方をしていながら、
たった1人の例外を追うのに苦労してる所がショボく見える。
ただの公安の1組織の内1人が欠けて1人が弱体化しつつあることを懸念して
主人公に情報を公開してしまうスケールの小ささも引っかかる。
全能の存在ならそんぐらいなんとかしたら?と思う。

常守朱の言っていることや考えは非常に好きだし正しいと思う。
法律を守るべき存在が法律を越えた正義に手を出してしまうという話の答えとして「それでも法律に従うべき」という考えに至る主人公
(LOST JUDGEMENTのキムタクのように)は好きだ。
「法律を守るべきだ」という意見は規律的で一見冷たく聞こえるが、
法律とは犯罪を憎む人々の思いの積み重ねであるという言い方をすることによってそこに温度を与えているのが良いなと思った。

だがシビュラシステムと常守の問答はシビュラシステム側がバカに見える。
やはり全能の存在でありながらいくらでも反論できる事しか言ってないのが引っかかるので、1期を通しても解決しないシビュラシステムという大きな敵の割にショボく見えてしまったのがこの評価の要因。

スケールがショボく見える要因として槙島も大した奴に見えなかったのもある。
やってる事はシビュラシステムに異議を呈するという点でまあまあ筋が通っている気はするが、前半も後半もけっこうすぐやられちゃってるのがうーんって感じ。
「狡噛が槙島の考えを極限まで理解できる」と言うのも、
そこに納得させるロジックがなくて、
全てにおいて狡噛がこうだと言えばその通りになる感が強い。
それは槙島の考えが読めているように描写できているのではなくて、
脚本上そう描いてるからそうなってるだけだよねっていうように見える。
あまりにも狡噛の予想通りに行き過ぎてるから脚本の都合感が凄い。

あと結局殺して終わるんかい、そこは常守が止めてほしかったけどな。
まあ狡嚙の失踪が次シーズンに続いてストーリーが展開していくだろうし
そこは許容範囲。

後はキャラの掘り下げも個人的には少ない。あまり感情移入できない。

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 71
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ザ・虚淵作品

視聴完了
全22話

ジャンル
サスペンス

タイトル由来
現実世界のサイコパスではなく、それを機械によって観測できるようになったアニメ内の用語を指すと同時にダブルやトリプルミーニングになっていると思われる。

設定
シビュラシステムというシステムが確立した近未来。
機械によって心が測定できるようになり、その人の将来予測や犯罪予防が行われており、日々の平穏な反面自由を失っている世界。

ストーリー展開
主人公つねもりあかねは公安の1年目(この世界の公安はイメージにある日本を守る陰の組織ではなく、シビュラシステムにより犯罪が撲滅される中で日本を守る警察みたいなもの)で,監視官として配属になった。そこには執行官という犯罪係数が一定値を超えた中から、シビュラシステムにより選ばれた存在がおり、協力して捜査に臨む。
事件としては導入→ドローン工場バラバラ殺人→電脳有名人殺人→女学院殺人標本事件
導入は作品のシステムとそれぞれその立場の紹介のためだったが、それ以外の3事件は殺人の芽を育てる黒幕、まきしまの存在が見え隠れしていた。
女学院事件で執行官であるこうがみに目をつけたまきしまは、あかねの友人を餌に自分の協力者である狩人にこうがみとのバトルを焚き付ける。
そのバトル自体はこうがみの勝利で終わったが、その場で気を失ってしまい、あかねの友人は再びまきしまに攫われる。そこにあかねが追いつきまきしまを止めようとするが、まきしまは犯罪係数が全く上がらない体質で、唯一の武器であるドミネーターは反応しなかった。
その状況に楽しみを見出したまきしまは、あかねに自分のショットガンを渡し、これから友人を殺す。止めたければそのショットガンで私を殺せ。と告げる。
警察であっても自らの判断で人を裁く、ということが必要なくなった世界。震えながらもあかねは銃を撃つが、震え目をつぶって撃った銃が当たるはずもなく、約束通りまきしまは友人を殺してその場を立ち去る。

その後立ち直ったあかねは敵討のため傷と向き合いながらモンタージュを作成し、まきしまを捕えようとする、がまきしまは犯罪係数を誤魔化すヘルメットを作成し、暴動を引き起こしながら、シビュラシステムそのものの破壊を目指し厚労省のとある施設に忍び込む。
それに気づいたあかねたちもまきしまを追う。
2手に分かれたまきしまたち。あかねとこうがみはまきしまを追い屋上に、かがりは地下へ向かった。
屋上はまきしまとこうがみのバトルになりマキシマの勝利!と思った瞬間にあかねの一撃が決まり捕縛。
一方で地下にはシビュラシステムの秘密が隠されており、それを見た人物は全員殺されてしまった。

黒幕であるまきしまが捕まり一件落着かと思いきや、シビュラシステムが自らの秘密を明かしまきしまを仲間に引き入れようとし、その隙をつかれまきしまは逃亡する。

その後まきしまはバイオテロを計画し、その道の権威に協力を求めるが拒否されたため殺害。それをこうがみが嗅ぎつけ、さらに公安も続き舞台はウイルスの管理施設に。

途中まきしまのトラップから息子を守るためおやっさんが死亡。最終的にはこうがみがまきしまをころして消息を断ち終了。


途中
感想
総評点
良かった点

悪かった点

レビュー

投稿 : 2024/04/03
閲覧 : 232
サンキュー:

2

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

整った歪み、決められた価値基準

数年前に視聴して下書きしていたようなので、サクッと書いてみます。

この作品が評価されているのは納得しました。

近未来の設定で犯罪指数的なものが測れるようだ。
その指数が高いもののうち使える人材を治安部隊の一つが利用している。

部隊が対応する事件はえぐいものが多く残酷な描写が多いものの、
その描写は制作陣の美学を感じ美しくも見えた。

他の作品も一つ二つは見たが、この作品が一番の完成形だろう。
シリーズはこの作品だけ見てほしい。

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 101
サンキュー:

3

ネタバレ

永チャン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的No.1アニメ

AIと人間という受験の面接で聞かれそうなテーマを扱った作品

哲学的な作品で、深く考えさせられた。登場人物一人一人が、加えて敵さえも魅力的だった。2周観たくなるアニメだった。

投稿 : 2023/11/26
閲覧 : 99
サンキュー:

2

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと怖い未来の治安と警察物語!

ちょっと怖い未来の治安と警察物語!

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 119
サンキュー:

1

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原点にして頂点

近未来SF作品の金字塔。人間の感情、正義の性質について描いた物語が魅力的で、刑事ドラマ、SFものとして双方の観点的にクオリティが高い。狡噛慎也、常守朱の最高のバディ感が良く、狡噛は凄腕超人キャラ、常守は未熟ながら人間的な成長を遂げるという良い塩梅のキャラバランスで魅力的に感じた。槙島聖護という悪役も、シビュラシステムという本作における絶対的存在に意義を唱える独自のあり方や矜恃を持つ悪党として非常に出来ている。他のキャラも宜野座とか好きなキャラが多かった。

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 161
サンキュー:

2

ネタバレ

cabinmild さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンタメ×哲学、硬派なSF

攻殻機動隊以来の硬派なSFサスペンスといった印象です。随所に哲学的もしくは社会学的な問いを散りばめながらも、攻殻よりはずいぶんと分かりやすい脚本に落とし込まれており、人にも勧めやすい作品です。

常守朱の成長物語と、狡噛慎也と宿敵槙島聖護の因縁対決を2軸としたストーリー。しかし常守朱は視聴者目線の狂言回しとしての役割も強く、先に役割があって、後から肉付けされたキャラクターなのかもと思いました。

声優さんの演技も光ります。純朴な新人を花澤香菜さん、知的で武辺な骨太刑事を関智一さん、ニヒルでキザな悪役を櫻井孝宏さん、などそれぞれ好演されています。特に関さんがシュタインズゲートのダルと同一人物だと思うと、やはりプロはすごいなぁと驚きました。

キャラクターで特筆したいのは、槙島聖護。古い小説と哲学書に造詣が深く、たびたびセリフに引用する様は下手すれば痛くなりがちなものの、脚本と声優さんの演技が相まって決してチープな悪役になっていません。
{netabare} 管理社会の中で管理の範疇に入らなかった槙島がその孤独を動機として社会に反発する。槙島がとる最も非人間的な行動が、その実最も人間臭い理由によるものだと描くところは考えさせられるものがありました。 {/netabare}

ラストはしっかり決着はつけつつ考察の余地を残す終わり方で、最後まで楽しめました。

(タイトルに付随しましたが、期待して見た2期は別物の作品でした。IGが劇場版にとりかかっている間につなぎとしてタツノコプロに投げて製作されたというのが実際のところらしいので、仕方ないのかもと思いますが。)

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 340
サンキュー:

8

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間が考えた法律ってぇのは、人間が完全じゃねぇから、やっぱ完全じゃねんだっつー話。

人間の心理状態を数値化し、それを管理する「シビュラシステム」というネットワークが人々の治安を維持する近未来を舞台にした作品。

人間の心理状態を数値化できる設定のため、倫理観を問う作品といった意味では『攻殻機動隊』のテーマと似ている部分があるでしょう。犯罪に関する数値を「犯罪係数」と称し、たとえ罪を犯さずとも、数値が一定値を超えれば「潜在犯」として、ドミネーターと呼ばれる銃で裁かれてしまいます。

罪を犯していないのにもかかわらず、数値化された社会では裁かれてしまう。そんな社会は正しいのか、普通社会とは何なのか、人間という存在をデータとして管理する意義とは、そのような意義を問う作品になります。

投稿 : 2023/05/11
閲覧 : 122
サンキュー:

3

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全編通した評価とさせて頂きます。

未来の東京を舞台としたSFアニメです。簡単にまとめてしまうと
「犯罪、AI、そして刑事」これで何となく想像できると思います。
人間の心理状態や性格傾向などをAIテクノロジーにより数値化して管理されるようになり、犯罪を犯す前に裁かれる事になってしまう世界。
そのシステムは平和で安全な物なのか・・・それとも・・・。
といった感じです。テーマや用語など結構難しい作品です。
という事もありまして、文章にして説明するのもなかなか難しいですw
まぁ簡単に言えば、取り締まる側の公安局を中心に、犯罪組織の陰謀に立ち向かっていくという物語ですかね。声優さんは豪華で演技もとても自然で良かったです。全体的に夜のダークな雰囲気が多いですが作画も良かったですね。
緊張感の多い作品ですが性格のゆるいキャラも少しいるので、疲れ過ぎずに観れてよかったです!シーズン2、劇場版、劇場版123、シーズン3、劇場版と公開順に観るのが1番いいかもです!

投稿 : 2023/05/05
閲覧 : 115
サンキュー:

4

太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

近未来SFサスペンスの傑作!

人間の心理や性格の傾向を数値化して管理するっていう世界観の設定が今見てもとにかく秀逸なんですよね。IQとか体脂肪率とか戦闘能力とか、人間って数値化に弱いなぁとつくづく思いますね。

で、この作品はそんな管理社会で悪人かどうかを判断する指標となる「犯罪係数」が高い人を見つけて法の裁きを下す警察組織が主役。監督が踊る大捜査線と同じ方なので、刑事としての信念が強いほど異端になってしまう的な話は得意中の得意。格闘アクションあり、哲学あり、イケオジありの激シブ脚本は見応え抜群。もちろん近未来SF要素も満載。

目指したのが「現代版パトレイバー」なので、確かにその雰囲気はすごいありますね。見せ掛けの平和が生み出す歪みとか、「必要悪」に対する敵味方の認識とか。なのでパトレイバー好きなら是非見て欲しいですし、この作品が好きならパトレイバーはおすすめ。特に雰囲気が近いのは劇場版の2とかWⅩⅢ。(個人的には劇場版1が1番好きなんですが、どうでもいいですねハイ)
ちなみに踊る大捜査線もパトレイバーオマージュなのは割と有名な話。

自分は色相が濁りきってるので、実際にシビュラがあったら間違いなく潜在犯でしょうね。周りのオタクはみんなそう言ってましたけど。

投稿 : 2023/04/13
閲覧 : 169
サンキュー:

8

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この世界の専門用語を抑えたらますます楽しい

原作未読。2度目の鑑賞。
1度目の時はまだアニメを何も考えずに
サラッと観てた頃なので「なんかすごかったな〜」
という記憶しかありませんでしたw

今回の私と前回の私の違いは
"シビュラシステム"と"ドミネーター"と"犯罪係数"を
理解してるかしてないかです。

むしろ前回はよくこれを理解しないまま観終わったな
という自分の浅さに笑ってしまいましたwww
お陰で初見に近い新鮮な気持ちで鑑賞できて嬉しい。

{netabare}現実の方で最近AIって怖いな〜と
根拠も何も無くフッと思うことがあるのですが、
いくら二次元であったとしても
こういうコンピューター(シビュラシステム)に
支配されている世界を観ると、
これが謎の恐怖の理由に最も近い気がしてきます。

犯罪を未然に防ぐって素晴らしい事なのに、
コンピューターに従ってると人がどんどん死んでいく。
コンピューターがNOと言えば、
明らかな悪人が目の前にいても正義として裁けない。

言葉にすると難しくて何も書けないのですが
ただただ恐ろしいな〜って。

#16の縢秀星の死、
やるせない気持ちでいっぱいになりました。
本当、、「やってらんねーよ。クソが。」
彼が1番救われてほしい人物だっただけに
このセリフはドンピシャで刺さりまくりました。

人生に迷えるほど選択肢がある事は幸せだと
教えてくれた素敵なキャラでしたね。


そして終盤での征陸智己の死。
征陸が槙島を抑えていたんだけど、、
身動きの取れない宜野座に槙島がダイナマイトを投げ
征陸は槙島を放して爆発から宜野座を身を呈して守り、
最期は刑事としてではなく父として生きた。

宜野座がここで監視官ではなく
息子として悲しむ姿は観ていて苦しすぎました。
これがきっかけで犯罪係数が爆上がりし、
最終話では朱の元で執行官として刑事を続ける姿が。

槙島を撃ったとされる狡噛は
死んでいなければ逃走中という扱い。

最後に執行官の六合塚とnew執行官の宜野座と
監視官の朱の3人が映し出されたのを見た時、
え!?これで全員!?とびっくりしたと同時に
いなくなったみんなを思い出して悲しくなりました。

終わりの流れで唐之杜と六合塚ができてる?と
思えるようなシーンも流れてニンマリw
百合百合してたんですね〜
作中にイチャイチャシーンを放り込まず
匂わせだけなのも世界観が保たれていて好印象です。

局長の皮を被った義体の黒幕っぽい人が
2期でどういう動きをするのか楽しみです!
(2期も1度観てるけど記憶が、、w)

あの義体にしてるおばさんの見た目が好きじゃないから
#17の局長&槙島のツーショットが続くシーンは
小難しい話ってのもあって2回寝落ちしちゃいましたw
ビジュって大事なんだな、、
{/netabare}

登場人物一人一人に焦点を当ててくれる作品は
入り込みやすくて大好きです。


〜キャラ&声優さんメモ〜
{netabare}
◇常守 朱(cv.花澤香菜)
  ヒロイン。監視官。サイコパスの色相が安定?。

◇狡噛 慎也(cv.関 智一)
  執行官。元監視官。槙島を殺すために逃走。

◇宜野座 伸元(cv.野島健児)
  監視官。最終話で執行官に。征陸智己の息子。
  父と似た目が嫌いで伊達メガネ→外した。

◇縢 秀星(cv.石田彰)
  執行官。5歳で潜在犯。明るい性格。
  局長に消され死亡。

◇征陸 智己(cv.有本欽隆)
  執行官。面倒見のいい優しいおじさん。左手義手。
  宜野座の実父。槙島との戦いで宜野座を守り死亡。
  シビュラシステム導入前は警察官。

◇六合塚 弥生(cv.伊藤静)
  狡噛に声をかけられ執行官に。黒髪ポニーテール。
  掴みどころがない。クール。元ギタリスト。

◇唐之杜 志恩(cv.沢城みゆき)
  分析官。セクシーお姉さん。口紅と煙草が似合う。

◇槙島 聖護(cv.櫻井孝宏)
  人に犯罪を犯させる犯罪者。めっちゃ強い。
  武器:剃刀。朱の友達を目の前で殺害。
  犯罪係数が上がらない「免罪体質者」。
  ドミネーターでの執行は不可能。
{/netabare}
※声の評価は、櫻井孝宏を覗いた評価です。

投稿 : 2023/04/13
閲覧 : 336
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19

HUMMER さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SF刑事ものとして秀逸

SF要素を大きく取り入れつつ、刑事ものらしい場面もしっかりありとても面白い作品だった。アニメーションや音楽も非常にクオリティが高く、作品の完成度が高いと思う。
同じ公安刑事ものの攻殻機動隊と比べるとこちらの方が一般受けしやすいかなと思う。
まあこちらは公安というよりはただの刑事に近いので当然と言えば当然なのだが、その分市民の心情や生活にかかわるシーンも多く、よりヒューマンドラマ色が出ていると思う。

投稿 : 2023/04/03
閲覧 : 79
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3

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

opが代わったあたりから

前半は正直な気持ち退屈つづきでしたが、それは
事件のラスボスがあまり正体を現さないでいたため、
ストーリーの本筋がなかなか進んでいないからではと思います。
孤独な黒幕の行動が頻繁に出てくるようになってくる
2クール目で突然面白く感じられるような展開になっていき、
公安との結末はかっこ良いものだと見ていて思いました。

"皆小さな独房の中で、自分だけの安らぎに浸っているだけだ。"

という台詞は槇島さんが言うと格好いいなぁ、とも思いました。
なかなか良い終わり方でをしていましたし、opが
かっこ良くて、最後は面白い作品だと思えました。
また、キャラの魅力にも惹かれるところがありました。

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 363
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10

笑ウ せぇるすまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

サイバーパンクプラス刑事もの

実に面白いです。
リドリースコットが大好きなんで、ブレードランナーの世界感、エイリアンの殺伐感、そしてブラックレインの刑事もの(踊る大捜査線含む)
満載です!実に周到な脚本は最後まで飽きさせないです。確かにあちこち何処かで見たな、この言い回し何処かで聞いたなと既視感は感じます。
特に最終話!これハリウッド映画の「セブン」に似てない?なんて思います。ですがそんなことどうでも良いくらい上手く纏めてて一級のエンターティメントに仕上げてます。
AKIRAや攻殻機動隊のように一部のマニアが楽しめる作品ではなくて、サイバーパンクを多くの人に楽しめるように制作されていてて大人向けアニメでは一押しです。
それでいて日本のアニメの実にリアルなデザイン(公安局ドローンのデザイン
そしてドミネーター)
音楽も前半は文句なしです!

これは日本のアニメの中で私の中では2000年代以降では五本の指に入ります。
虚淵さんの脚本は海外でurobutcheredと呼ばれるだけに実に醜い!

あと常守 朱監視官の花澤さん名演技です。

お勧めしますぜひ見てください!

投稿 : 2022/12/09
閲覧 : 168
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3

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

管理社会に対しての人間の意志を考える近未来SFサスペンス。

全22話、グロい要素や汚い要素などもあり、脚本虚淵玄による世界の構造が今とは違った管理社会となった日本で犯罪者のいない世界で起きる犯罪者との戦いが繰り広げられる。世界観や伏線の展開の仕方がお見事で、気になる要素がとても細かく作られていたところが好印象でした。近未来で人間の生活の仕方や考え方も変わり、何をどうするのか、何を選択するまでも決められてしまった社会を変えようとする悪役と法の下で世界を守る主人公たちの対比が良かったですね。世界観や話の展開に関してはツッコミどころはあれど、明確な矛盾点があるというわけでもなかったのでお話としてよく出来てたと思います。ダークな世界観でのシビアな戦いが好きなので面白かったです。
少し気になるところとしては作画が前半は綺麗だったものの後半は疎かになるところが目立ったので残念でした。また、キャラの掘り下げもアニメ本編部分では足りてないところもあったとは感じますが、そこは考察できる所なので評価したいですね。

投稿 : 2022/10/10
閲覧 : 167
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4

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現代版攻殻機動隊

だけど攻殻機動隊とかよりかはわかりやすいイメージ
狡噛と槙島のふたりが終始かっこよすぎた
後半はほとんど槙島メインのお話になってたけど
それが痺れるほどよく続きが気になったよね

犯罪係数が見れる世界線だと平和なのかなる
サイコパス係数高くて自分は殺されるのかなとか色々考えるとぞっとするよね
そして登場人物みんなかっこよすぎねww
これが10年も前のアニメかと思うとおそろしい、、、

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 194
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5

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心の在り方

ProductionI.G制作、SF×サスペンス。

視聴のポイントは2つでしょう。
物語の根幹であるシビュラを理解すること。
そしてシビュラシステムの名のもとに、
最大多数の最大幸福が実現した社会で、
3つの哲学(生き様)が語られていること。

シビュラシステムとは、
スキャンによって計測された生体力場を解析し、
市民の深層心理をサイコパスとして数値化する。
その数値を基に生き方を選択される、
生涯福祉支援システムである。
サイコパスの舞台では、科学の叡智は、
人の心の在り方を解き明かすに至り、
社会が激変した世界であります。

3つの哲学とは、
{netabare}シビュラの檻の中で法に従うものと、
時として己の信念や正義を優先させるもの、
そして法の支配に贖うものです。{/netabare}

槙島聖護が人気ですね。
生殺与奪の権利をシステムに握られている人間は、
人間ではないと憤怒し、犯罪を創造する。
贖うものだけに「生」の輝きを見ている。
{netabare}ラストシーンで微笑んだ彼に、
殉教者の徹底した救いのなさに畏怖し、
傑作映画「SEVEN」をそこに見ました。{/netabare}

最も心に響いた言葉を紹介しておきます。
1粒の麦は地に落ちて死なない限り1粒のままである。
引用したのは聖書の言葉だそうです。
原文ではこの後、だが死ねば多くの実を結ぶとあります。

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 840
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98

ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作品性は高く評価できる物の、差別用語として定着させたのは、この後の社会の爆弾化している

サイコパス
これは虚淵玄が世の中に広く浸透させてしまった言葉だが
今の多用されている、常用語になってしまったのは。当人自身も不本意であろう
自称識者から一般層まで多用されている現在の状況には、個人的にはある種の危険さを強く感じる
どこに危険さを感じるかというと、戦前戦中多用された「大和魂」並に使用者にとって有利な言葉と化しているから
どちらにもいえるんだが、はっきり言えば意味曖昧語でしょ
ただどちらも強い意味を持っている「と思われている、誰にも明確な定義なんて不可能」
使用者の用法によって、この一言を持って他者に対する、いかなる権利の蹂躙、剥奪も可能、生殺与奪権が発生しかねない
だから俺はネトウヨとかパヨクの用法にも断固反対側で
国粋も極左もいかなる原理主義も大嫌いだよ
ただネトウヨ、パヨクのレッテル張りをしただけで、何の論理批判せずにその人間のすべてを否定できてしまう、現状に対して危険さを感じているからこの言葉が嫌いで
その上位互換として「大和魂」だの「サイコパス」という言葉ができあがっていて
現在の状況ではこれを理由に、差別なんて生やさしい物ではなく、テロリズム、凶行、ジェノサイドに及んでもいいという、言葉の一人歩きは、超危険な状況を現在孕んでしまったと感じている
たぶん俺は終生この四語使った言説はしないだろうな
それってこういうレッテル張りをする、こういった用語を使用することは、自分の「地頭」の悪さ露呈しているだけだから
人がレッテル張りするのは、論理的に不可理由を説明できないから、こういう用語に頼る、つまり思考力も論理展開力も、私にはありませんよと代弁しているような査証で
あほはあほだと気違いは気違いだ、病気は病気だごみはごみだと、どんなにつたない言葉を用いたとしても、説明注釈を入れていく
それが正しい言説、開かれた言説という物だろう
これの一大問題は作り手側の作中で問いかけたかった、諸問題について「サイコパス」という用語の一人歩きによって
真逆の方向に現代社会で言葉が一人歩きし始めていることで
だからその危険性、時限爆弾孕んだような今の状況では
作品に対しての評価が付けられないんだよな、これから先の派生ルート考えたときに、そら恐ろしくなる未来予測しか思い浮かばないから
この一言を持って明日、長い水晶の夜にならないって誰が言い切れる
5.15、2.26に発展しないって誰が言い切れる
だからこそこういう用語が一人歩きしたときの恐ろしさがあるし、また安易に使用すべきではない
ナチ党のユダヤ人撲滅、ゲットーへのガス室送りの根拠とされた、シオンの賢者の議定書なんて、フランス革命期の出版もされなかった三文小説の切り取り部分で、それがロシアに渡り欧米に逆輸入された物だ
このサイコパスという一言で、将来それにならないと誰が言い切れるものか?
だからそこ差別用語として用例として安易に使う奴ほど、知恵足らずなんだ

投稿 : 2022/08/29
閲覧 : 249
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4

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思考を放棄した時点で人は人たり得るか?

近未来SFの金字塔的作品
脚本家が鬱展開で有名な虚淵玄だけあって世界観に凄くピッタリと当て嵌まる


今回が初視聴という訳ではないが感想を書く

人は管理されるべきか?否か?
管理されたとして得た平和は、真の平和と言えるのか?否か?
そういった――管理された仮初の平和を享受した――世界で、人は人で在り続けられるのか?
自ら考えることを止め、他人――シビュラシステム――の意思に全てを委ね〝責任〟の一切発生しない世界は〝社会〟と言えるのか?


作中に登場する槙島聖護は上記の様な問いを狡噛慎也――視聴者――に問いて来る辺りが
作品が伝えようとしたいメッセージをビシビシ感じる
こういう風にメッセージ性のある作品は個人的に頗る興味のそそられるものである
何故なら作品と共に自身も思考し、認識の視野を広め成長することができるからだ

一期では常守朱がシビュラシステムの必要性と倫理的嫌悪感から葛藤し
それでもシビュラシステムの齎す仮初の平和を選ぶ
果たしてそれが正しい判断かどうか、まだ誰にもわからない……

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 254
サンキュー:

7

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その銃口(システム)は、正義を支配する。

 面白かったですね。全体的に登場人物がカッコいいし、シビュラシステムに翻弄されながらも強く生きる、正義を貫く刑事たちの姿が良かったです。

 近未来刑事もの。全22話。前半は何かしら事件と凶悪犯罪者が発生し、1つ1つの事件を解決する話です。前半を通して、シビュラシステムが社会にどう浸透しているのかを提示しています。

 ところが中盤から、{netabare}前半の事件を裏から操っていた槙島聖護という男が本格的に動き出します。朱の友人をさらい、狡嚙をおびき寄せてさながらデスゲームのように狡嚙を試します。刑事課一係のメンバーも駆けつけ、なんと朱が槙島と対峙します。槙島は銃を差し出しそれで僕を殺せ、と言われますが朱は引き金を引けず、そのままその友人が殺害されてしまいました。{/netabare}そこから話が急展開します。

 僕も「まどマギ」や「Fate/Zero」が好きなので虚淵玄さんが脚本を務めるこのアニメも見てみようと思い立って見てみました。前半は刑事モノでしたが、後半から正義とは、正しさって何なのかという哲学的な内容になって、「ああ、やっぱりこれも虚淵作品だなぁ」と感嘆したものです。

 このアニメの見どころは、大雑把に言えば①常守朱の成長、②狡嚙慎也と槙島聖護の対決、だと思います。

 ①から。{netabare}朱はテストを首席で卒業するエリートですが、とはいえ刑事課の新人です。まだ罪を犯していない人に銃口を向けることに違和感を覚えていました。ところが中盤の恐ろしい展開をきっかけに、悩みや葛藤が深まります。そして終盤でシビュラシステムの真相を知り、このシステムにどう向き合うか、システムに依存することなく自分で考えて行動する一人の立派な刑事として成長するところがとても良かったです。最後は後輩を堂々と引っ張れる、立派なリーダーになっていましたね。{/netabare}

 そして②。{netabare}二人ともシビュラシステムの被害者です(そもそもこのアニメの人物皆が被害者かもしれない)。狡嚙は親友の仕事仲間の無惨な死を目の当たりにし、黄色信号を出されたが元凶の槙島の登場によりもう法律では奴を裁けないと判断し、自ら社会のルールから外れてでも正義を貫こうとします。この覚悟はカッコイイですねぇ(-ω-)/

 槙島の方も、元凶ではありますが、彼もシビュラシステムに引っかからず犯罪を犯しても裁かれない、自分は普通の人とは違う、そういった点でこの社会に疑問を抱き、陰ながら反逆したのでしょう。一方で常人とは違うという孤独も抱えていたと思われます。{/netabare}

 こんなわけで僕はこのアニメ、好きです。サブキャラの印象がちょっと薄い、登場人物の名前の漢字がムズイ、とは思いましたが、、、。

 最終的に社会のシステム自体は変わっていません。今のシステムにどう向き合うか、ただ愚痴や不満を漏らすだけでなく自分の頭で考えたり心で正しいことを感じて行動に移していく、そういった結末にこの物語は行きついたんだと思いました。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくれてありがとうございました。

投稿 : 2022/05/31
閲覧 : 500
サンキュー:

27

ハル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私的この系統のアニメではNo1です

映画含め3シーズン観ていますが、何度も繰り返し見ても飽きない神アニメです。

投稿 : 2022/04/08
閲覧 : 271
サンキュー:

3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OVA版観ましたが

お客の入りは良く、特に「ヒットマンリボーン」の作者がキャラクターデザインをしているからか、サイバーパンクなのに女性が多かったのでキャラクターデザインは重要なんだろうと思いました。正直浅い見方ですが。

OVAの感想は後々書きますが、本当にサイバーパンク系の映画やアニメを散々見てきた人間にとってすれば、非常に内容の薄いSFなので正直プロダクションIGが作っているとは思えないのですが、攻殻やブレードランナーみたいな世界感を一般意識まで広めようという試みは成功しているように思います。

ただ、そういった映画やアニメを見てきた人間にとってはどっかで見たような設定ばかりで退屈そのものです。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 566
サンキュー:

10

ネタバレ

mizumi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現代の数字絶対主義に対するアンチテーゼ

サイコパスの世界では、シュビラシステムによって社会が運営されており、犯罪係数によって人々が裁かれ、その秩序が保たれている。しかし、免罪体質者である槙島の登場によって、その平穏が脅かされることとなる。

これは正しく、現代の数字絶対主義に対しての警告である。サイコパスの色相を逐一気にするサイコパス世界の住人と、感染者の上下動で一喜一憂する私達がよく重なって見えてしまう。技術が発展し、何でも可視化、数値化できてしまう時代だからこそ、そこに囚われない心持ちが必要なのかもしれない。

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 157
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スーパーコンピューター(?)が犯罪者を管理してる未来の世界のおはなし

深夜と正午? PSYCHO-PASS サイコパスの感想


未来の警察のお話

シビラシステムってゆうスーパーコンピュータみたいなのがあって
悪いことしそうな人がする前に分かっちゃうの
それで警察がその人たちを捕まえようってするんだけど。。


悪いことする前につかまえるとかってにゃんは考えられないけど
ほんとにあったらこわいよね。。

はじめはただ事件を解決してくおはなしなのかなぁ。。って思って見てたけど
だんだんいろんなことが分かってきて
そんなかんたんなおはなしじゃナイって分かってくるの

このおはなしで正しいことって何?とか
人間はコンピュータとかに全部まかせちゃっていいの?とか
いろんなこと考えながら見るアニメだって思う

ふつうの警事ドラマみたくいろんな性格の人とかいて
おわりの方はかっこよかった☆


ただ主人公のアカネちゃんの顔がちょっとヘンな感じで
しばらくなれなかった。。

コウガミさんははじめはいやな感じの人だなぁって思ったけど
だんだんかっこいいなぁ☆って^^


気もちわるいシーンとかもあったけど
マジメなおはなしだから終わりまで見たほうがいいかも。。


↓は1話ずつの感想
見おわって時間がいっぱいあったら読んでくれたらうれしいな^^

(*´I`)y─┛.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○

{netabare}
22話目
{netabare}
とってもよかった終わりだと思う

「法が人を守るんじゃない 人が法を守るんです」って
かっこよかったし
逃げたマキシマのトラックにつかまってタイヤをうったり。。
アカネちゃんすごかったね^^

マキシマが言ってた
「だれだって孤独だ。。もうだれも人を必要としない。。」って
本当はマキシマってコウガミさんが必要だったんだよね。。きっと

アカネちゃんが泣いてたから
コウガミさんも死んだのかなぁって思ってたら
マキシマは死んだみたいだけど
コウガミさんは逃げたみたい。。よかったぁ☆

シビラシステムはそのままだし
ギノザさんはしっこう官になって
新しいかんし官が来て。。

お話しは終わっちゃったけど
これから2期があるかも。。みたいな感じ
あったら見てみたいなぁ
{/netabare}

21話目
{netabare}
アカネちゃんかっこよかったぁ~
ヤヨイさんの気もちがよく分かった。。

お父さんもかっこよかったね。。
ギノザさんはコウガミさんにしっとしてたのかな?
でもお父さんはやっぱりお父さんだったんだ
死んじゃったのかなぁ?助かってほしいけど

ギノザさんも「その手をはなすなぁ~!」って
言ってたけどね。。( ノω-、)クスン

コウガミさんもかっこよかったけど
今週はやっぱりアカネちゃんだったね^^
間に合ってほしいなぁ☆
{/netabare}

20話目
{netabare}
アカネちゃんとうとうシビラシステムのヒミツを知っちゃって
シビラシステムってほんとにアカネちゃんの考えてること
分かっちゃうんだね

シビラシステムとアカネちゃんの話し合いと
いろんな人と話したりしたこと
(アカネちゃんの頭の中で)って
いろんなこと考えられるみたい。。

でもにゃんはおばかだから考えはじめると
頭の中がくすぐったくなっちゃうから
スルーしちゃうね。。(ゴメン) 

きっとこのアニメを見たあにこれの頭がいい人が
かわりに考えてレヴュー書いてくれるって思う。。
ってゆうかだれか教えて☆人(^□^*) オネガイ

それからアカネちゃんの推理ってすごいなぁ。。
コウガミさんも頭がいいけど
アカネちゃんがこんなに頭がいいって思ってなかった^^
シビラシステムにゆうこと聞かせるのもすごいね
{/netabare}

19話目
{netabare}
サイコパスって何?
こころって何?

正義のためにじゃなくって
たぶん自分がそうしたいからするんじゃないのかなぁ。。
マキシマはそうしたいからそうするし
コウガミさんはそんなマキシマを許せないからそうするし

だから2人が似てるってそういうことかも。。

このお話って
正しいことってだれかが決めるんじゃない
自分で決めるんだ。。って言いたいのかな?

さいごにシビラシステムは
アカネちゃんに本当のことを教えるみたいだけど
アカネちゃんはどう思うんだろう。。

さいごは1話目のはじめのシーンになるのかな。。
{/netabare}

18話目
{netabare}
コウガミさんはマキシマをころさないと事件がまたおきるって
思ってるみたい
きっとそう。。だとにゃんも思う

でもほんとうにわるいのって
シビラシステムじゃないのかな?ってにゃんは思うんだ
だってマキシマをころさないようにしたのって
シビラシステムだよね

それだけじゃなくって
マキシマを仲間にしようって思ってるし。。
マキシマがいなくなればって思ってる
コウガミさんのことをころそうってしたし

コウガミさんってなんとなくそのことに気づいてないのかな。。
それでもマキシマだけをころせば
事件がおきなくなるってほんとに思ってるのかな?

コウガミさんってやっぱりバカだね。。
アカネちゃんに書いた手紙
聞いててにゃんは悲しくって泣いちゃったよ。。
{/netabare}

17話目
{netabare}
シビラシステムの正体が分かったね。。
だれがこんなにだめだめなシステムはじめにつくったの?って
にゃんは思ったけど

でもシビラシステムって機械じゃなくって
人間の脳だったんだから
裁判官の人のかわりに
シビラシステムがなっただけじゃないのかなぁ。。

それってわるいことなのかなぁ?
(きっとわるいことなんだよね。。たぶん。。)
にゃんってほんとにおばかだから
かんがえてもやっぱり途中で分からなくなっちゃう。。

それでこのお話ってどうなってくのかなぁ。。
さいごにマキシマが死んでおわりとかになっちゃうのかな?
{/netabare}

16話目
{netabare}
ナノタワーで3人が上と下に分かれたけど
にゃんは1人で下に行ったしっこう官って
あぶないなぁ。。って思って見てたけど
さいごに出てきた人(?)見て。。えっ!?。。

あれってひどいよね。。
てゆうかシビラシステムの正体ってなにかまだ分からないけど
ぜったいだめだめなシステムだよね。。

上の2人はバトルが多かったけど
マキシマってちゃんと逮捕されたのかな?
にゃんはなんとなくちょっと心配なんだけど。。

来週はシビラシステムの正体が分かるのかなぁ。。
{/netabare}

15話目
{netabare}
今週もかわいそうなところがいっぱいあった。。

マキシマがほんとにねらってたのってナノタワーだって
そこでシビラシステムがぜんぶのサイコパスをはんていしてるの?

でもどうしてかな?
わざとかくしてるみたいでなんとなくヒミツがあるみたい。。
{/netabare}

14話目
{netabare}
今週は見てるのがくるしかった。。
にゃんの犯罪けい数もあがったかなぁ。。

でも
このおはなしのほんとに言いたいことが分かってきたみたい
たぶん
機械とかシステムとかにぜんぶまかせてもいいの?って
みんなに聞いてるみたい。。

だってひどいよね。。
目のまえでだれかがころされそうになってても
だれも分からないなんて

これってイジメとかににてる気がする。。
だれかがいじめられてても
みんな知らんぷりして先生に言おうってもしない

でもみんな
どうしたらいいかなんて分からないんだって思う
にゃんも分からないよ。。

きっとサイコパスのおはなしに出てくる人たちだって
どうしていいか分からないんだって思うなぁ
{/netabare}

13話目
{netabare}
うぅん。。今週はいつもよりむずかしかったぁ。。

それで公安局のえらい人が言ってたのって。。

シビラシステムには欠点があるってもう分かってるけど
発表したらみんなの信用がなくなるから
かくさないといけない。。って
そのためにあなたたちがいるんだからなんとかしなさい。。

そんな感じかな(たぶん)

アカネちゃんはつよいしフシギな人みたい
でも。。おえっ。。ってしてて
にゃんはなんとなくお友だちになりたいなって
やっぱりシビラシステムがえらんだ人なんだ(いいイミで)

さいごのギノザかんし官とマサオカしっこう官のおはなしって
にゃんはびっくりしちゃった!
{/netabare}

12話目
{netabare}
ヤヨイさんがしっこう官になったときのおはなし
11話のつづきが気になってたのではじめは???
なんだかよく分からなかった

お友だちがシビラシステムに反対して
犯罪をしようってしてそれを止めたかったのにできなくって
しっこう官になった。。

おはなしの中でコウガミしっこう官が
シビラシステムは正しいとか言ってて
11話目を見たあとのこのおはなしって

正しいものってなに?
シビラシステムをかえようってするのがほんとに悪いこと?
とかって言ってるみたいってにゃんは思った
{/netabare}

11話目
{netabare}
マキシマショウゴとアカネちゃんが会って

マキシマはドミネーターが
犯ざい係数をちゃんとはかれないみたい
アカネちゃんのお友だちのユキを人質にしてても
うつことができないの

それでほんものの銃をアカネちゃんにくれて
自分を止めないとお友だちをころすって。。
ユキちゃんははたすけてー!ってさけんでて
でもアカネちゃんはうてなかった。。

お友だちがころされるのに
たすけることができるのに
何もできないアカネちゃん。。

自分できめられない。。

にゃんはただ
わー!どうしよう?どうしよう?って泣きながら見てるだけだった

ドミネーターがうってもいいって言ってうったら
それってうったのは自分でも
ドミネーターがうったのとおなじなのかな?

だれがいい人でだれがわるい人って
だれはころしてもいい人でだれはころしちゃだめな人かって
だれがきめたらいいのかな?
自分できめちゃっていいのかな?

にゃんだったらどうすればいいのかなって
かんがえたけどよく分からなかった。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
アカネちゃんのお友だちからメールでよびだされて
コウガミさんとそのばしょに行ったら。。

ほんとはコウガミさんをよびだして狩りをしようってしたんだね
犯人ってヘンな人。。

にげるコウガミさんを見てたのしいだけじゃなくって
コウガミさんがあかねちゃんの友だちをおいて
自分だけたすかるんじゃないかって。。
そこまで見てるみたい

でもコウガミさんってアカネちゃんのこととってもよく言ってたのに
アカネちゃんはコウガミさんのこと自分をふりまわすって言ってて
ちょっとわらっちゃった

でもなんとなくおはなしが
「BTOOOM!」みたいになってきたみたい。。
{/netabare}

9話目
{netabare}
今週は気になったところが2つあった

カラダだけじゃなくって脳までサイボーグになったら
それでも人間なのかなぁ。。って

あと。。ギノザかんし官のお父さんのおはなしはかなしかったね。。
ほんとに一生けんめいに犯人つかまえようってしたら
じぶんも犯罪者になっちゃうのかなぁ?
そんなことってあるのかなぁ?

おはなしはまだつづいてるけど
さいごのおはなしがマキシマとコウガミしっこう官の
1話目のさいしょにつづくのかなぁ?
{/netabare}

8話目
{netabare}
先週のつづきだけど
だれがやったか見てる人は分かってるから
おはなしがどうなってくのかっていうのが
たのしみなのかな?

いろいろあったけど
やっぱりまだうらの人はつかまらない。。
じけんはじけんですすんでいくみたい

でもにゃんは思うんだ
ほんとはそのじけんをおいかける
コウガミしっこう官のおはなしみたいな気がするなぁって
{/netabare}

7話目
{netabare}
気もちわるいところがいっぱいあるけど
きれいな絵になっててころすところとか出てこないから
見てられるのかなぁ
なんとなく地獄少女みたいな感じがした。。

でもにゃんはオウリョウさんの気もちがよく分からない
地獄少女だとうらんだりにくんだりっていう気もちが
あー分かる。。でもダメだよ。。って見てられるのに
サイコパスってやっぱりよく分からないなぁ。。
{/netabare}

6話目
{netabare}
3年前のじけんののうらにいた人が
まだつかまってなくってほかのじけんがおきてるのかな

かんし官がしっこう官になるかもしれないってこわいね

このおはなしって絵がきれいだけど気もちわるいね
それでちょっとむづかしいね
{/netabare}

5話目
{netabare}
ジケンはおわったけど
まだかくれてる人がいるみたいだし
これからまた何かおきるのかなぁ

コウガミさんって前は。。だったんだ
このおしごとって一生けんめいやると
自分も。。。なっちゃうのかな

まどかマギカ思い出しちゃった
{/netabare}

4話目
{netabare}
今週は
あんまり気もちわるいとことかなくって
よかった(ほっ)って思ったら
おわりのほうで。。

でもおばかなにゃんも
やっとこのおはなしが分かった
未来のせかいの刑事ドラマなんだぁ^^
(って思う。。たぶんw)

未来だとあにこれも
あんな感じになっちゃうのかな?
ちょっと行ってみたいな♪。。

なんかにゃんの感想
あかるいおはなしみたいだけど
おわりのほうで
やっぱりくらかったんだって。。

おはなしは来週につづくみたい。。
{/netabare}

3話目
{netabare}
にゃんもいじめられたから
このおはなしってとってもいやだったなぁ

人をいじめてたのしいなんて
それで
そういう人たちを見て止めないなんて

それってサイコパスじゃないのかな?

人をけったりするのって
つかまえたりできないのかな?

とってもいやなおはなしだった
{/netabare}

2話目
{netabare}
今日はなにもなかった。。
反省の回かな?

くらいけど
おいかけてころしたり
ころされたりっていうおはなしとは
ちょっとちがうみたい。。

アカネちゃんが
いろんなしっぱいとかして
えらくなってく
みたいなおはなしなのかな?

来週くらいから
どんなおはなしか
分かってくるのかも。。
{/netabare}

1話目
{netabare}
とっても悲しいおはなしだった

はじめの男の人はワルイことしちゃったから
しょうがないのかも。。

でも人質にされちゃった女の人って
まだなんにもしてないのに。。
はじめから泣いちゃった

コワかったし。。くらかった。。

音楽とか音が
えいが見てるみたいにひびいて
にゃんも
ドキっドキっ。。てとまらなかったよ

みんなのレヴュー読んでて
まどマギを書いた人が書いたって
分かった

だからかな
ちょっとにてるって思った

追いかけてる人もいつか
じぶんもおいかけられちゃうかもって
コワいしかなしいネ

見てたらいつも泣いちゃいそう

ちょっと気になったの。。
あかねちゃんの目がうごかなくって
ちょっとコワかった

あと
さいしょに出てきた男の人2人の名前
メモってたら
しんやとしょうご。。だったから
ちょっと気になっちゃった
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 2242
サンキュー:

356

Kei さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見るべきアニメ

見たのは数年前ですが、出てくるキャラクター全員に感情移入でき、とても面白かったと記憶しています。
個人的には槙島の「人は自らの意思に基づいて行動した時のみ、価値を持つと思っている。」という台詞が好きですが、他にも良い台詞ばかりなので本当に観てほしい。
現代の風刺や近い内に本当に起こりうることがストーリーになっており、観ると人としての格が上がるアニメです。
(馬鹿政治家共に見せてやりたい)
サイコパスシリーズは全部観るべきです。新シーズン楽しみに待ってます。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 224
サンキュー:

5

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PSYCHO-PASS サイコパスのストーリー・あらすじ

人間の心理状態や性格的傾向を、即座に計測し数値化できるようになった世界。あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は 「良き人生」 の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は、
「サイコパス(Psycho-Pass)」の俗称で呼び慣わした。(TVアニメ動画『PSYCHO-PASS サイコパス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP≫凛として時雨『abnormalize』、Nothing's Carved In Stone『Out of Control』≪ED≫EGOIST『名前のない怪物』、EGOIST『All Alone With You』

声優・キャラクター

関智一、花澤香菜、野島健児、有本欽隆、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、櫻井孝宏、日髙のり子

スタッフ

ストーリー原案:虚淵玄、キャラクター原案:天野明、 総監督:本広克行、監督:塩谷直義、脚本:虚淵玄/深見真/高羽彩、キャラクターデザイン・総作画監督:浅野恭司、ドミネーターデザイン:石渡マコト、色彩設計:上野詠美子、美術監督:衛藤功二、3D監督:佐藤敦、撮影監督:荒井栄児、編集:村上義典、音楽:菅野祐吾、音響監督:岩浪美和

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