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「サカサマのパテマ(アニメ映画)」

総合得点
69.6
感想・評価
661
棚に入れた
3140
ランキング
1732
★★★★☆ 3.8 (661)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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サカサマのパテマの感想・評価はどうでしたか?

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どちらがサカサマなんだろう

約99分

地下に住む人々と地上に住む人々がいる世界、地下に住んでいるヒロインのパテマは地上に憧れて、禁を犯して地上に行きました。そこで出会った少年 エイジとこの世界の謎に迫るファンタジー作品です。

いつも観ている世界が逆になっているってどんな感じがよく分かるお話です。空がこんなに怖いと思ったのは初めてですね〜

タイトルにも書いたようにどちらの世界がサカサマになっているのか錯覚する場面がたくさんあってグルグルしますねw

ドキドキハラハラするシーンがたくさんあります。観ているとあっと言う間にですね〜 ちょっとジブリ作品を思い出すような作品です。

目が離せないほど面白かったです。是非、サカサマの世界を観てくださいね。オススメです^^

最後に、パテマとエイジが徐々にお互いの信頼度がアップしていくところが素敵でした。

投稿 : 2014/06/01
閲覧 : 715
サンキュー:

56

ネタバレ

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サカサマというのは面白いですね

パテマ可愛らしい サカサマ世界のネタが良くて
楽しめましたが 悪役が良くないのかな~

それとも主人公の父の目指した空が
どの様な世界だったのかが不完全燃焼だったからか・・・

もうちょっと その辺りもやってほしかったですね

投稿 : 2014/05/27
閲覧 : 311
サンキュー:

5

ネタバレ

erimingo さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

吉浦康裕さん、天才か!!

キービジュアルの抱き合っている姿、空に落ちていく姿がとても印象的。
重力が反対方向に作用した世界..。それを時にはダイナミックに、時にはFIXで素晴らしいカメラと演出で描ききっている最高の作品。
ストーリーは冒険活劇。かといってラピュタやナディア、フラクタルとはまた違い豊かで実りある自然は出てこないところに、イブの時間で有名な吉浦さん自身の作家性を感じた。既に退廃した世界で始まるその世界はまるでゲームの中のよう。
パテマはとても可愛い性格で誰からも愛されるキャラクターに仕上がっている。
またエイジは少し達観しつつも熱い心を持った少年で二人は実に良いコンビ。
1つ残念なのは地下世界とアイガ、どちらの世界にも生活感があまり無かったところ。エイジやパテマ、地下世界の人達が食事をしているシーンくらい入れても良かったんじゃないかと。それに映画という尺の制約もあってか、登場人物がかなり少ない。広大な世界を5人くらいで描いている感じ。アイガの学校でのエイジの同級生の女の子とかもう少し出番あったほうが空から落ちて帰ってくるシーンとかもっと見栄えがしたんじゃないかと。
まあ、そんなこと後で必死に考えて思いつくだけで見ているときはまったく気にならないほど面白い。
抱き合った二人の姿に癒され、一緒に飛ぶ二人の姿に興奮する。
ストーリーが進むに従って変化する二人の内面描写がとても丁寧で、成長していく主人公とともに作品の世界を存分に楽しめた。
一本のアニメ映画としては、最高級の出来映えだと思う。
見終わった後の充実感があった。

投稿 : 2014/05/24
閲覧 : 274
サンキュー:

4

ネタバレ

zu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どっちがさかさま?

あにともさんのレビューとアルモニを観て、これも面白いのかなぁって感じ

でTV版らしきショートの4話を観たら、中途半端に終わっていたので、こ

れは、ちゃんと映画の方を観なければで、観ましたよw

面白いじゃないですか(笑)

さかさまって、人だけじゃなく物も重力が真逆に作用するって、凄い発想で

すw

途中で、アラどっちがさかさまなのかなって思っちゃいましたけどねw

原作・脚本・監督 - 吉浦康裕さんがやってるんですね!!

イブの時間も観てみようかな(^^♪

投稿 : 2014/05/21
閲覧 : 356
サンキュー:

38

モンゴル411 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あなたは空を・・・見上げてますか?見下ろしてますか?

あらあらすじ
親方!
空から女の子が!
いや・・・
空に向かって女の子が!
飛んでます!
いや?
空に向かって女の子が落ちてます!


正直この物語の設定だけで見る理由としては十分ではないでしょうか?
閉塞された世界に女の子が落ちてくる。
しかも落ちてくるのは地上へ・・・ではなく空へ
もうその世界観をしってしまっては
この物語の結末を知らずにはいられません。

主人公は平凡な人間
90分という限られた時間内では確固たるキャラクター性より
普遍的な男の子がやはり感情移入しやすいので
妥当な配役だと思います。
ヒロインはちょっとわがままな女の子
と、いうよりは好奇心旺盛な
「さ、冒険に行こうよ」と連れ出してくれるような女の子です。

是非彼女に手をひかれて
物語の世界へ突入してみては?

投稿 : 2014/05/21
閲覧 : 374
サンキュー:

8

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これは面白い♫

6分ほどの短編の4部構成の映像を視ると結構面白そうだった。
その4部が丁度映画の序盤に充当される形で?そのままひとつの
作品になっている。※この映画は100分ほどの長編アニメ。

地底・・地上・・上空・・其処に逆さまという要素が加わり
とてもファンタジーな世界観を作っている感じがした。

キャラデザは徐々にキャラの個性と馴染んでいく感じで味わいが
ある感じで終盤に向かう程活きてくる感じ。

音楽もシーン毎に抑揚があって 全体的には適度に心地よく響く
ものが多く感じた。

重力という部分を巧く使って飛んだり跳ねたり落ちたり浮いたり
まるで思春期の心のなかを覗いているように愉しませてくれた。

人にも薦めたくなるとても愉しい映画でした。

投稿 : 2014/05/19
閲覧 : 276
サンキュー:

7

ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サカサマの絵コンテ。

ワンアイデアを膨らませた大スクリーンで観たいアニメ。

予備知識なしにDVDのパッケージを見てまず「この設定ならいろんな試みができそう」と思った。

内容は、シチュエーションファンタジー。
もし○○が☆☆だったら
ってヤツです。

見終わって思うのは、スタッフめ‥設定に相当自信持ってんなこんちくしょうp(`Д´)q!!
ってとこです。

{netabare}
あまり設定を複雑にせず、違う重力下で生きる2人が出会ったら?を解りやすいバックボーンと、美しく効果的な背景で描いてます。

加えて主人公他いろんな人、物の墜ちてる感、浮かんでる感がかなり上質で、爽やかでひたむきなボーイミーツガールを観つつ、新鮮な映像体験をする構造になってます。

たぶん絵コンテ描くときや作画するとき、上下クルクル回しながら描いたんじゃないかなw

もちろん物語もちゃんとありますよ?
ただ、若干うすく感じる。
殆どの時間を二人のやりとりとサカサマ映像体験に費やしているせいか物語はおおむねシンプルに進みます。
サカサマ映像体験を優先するって選択には同意するけど、欲を言えばもうすこし二人を取り巻く社会や状況に触れてほしかった。

あと推しキャラはイザムラ。
この人独裁者だそうなんだけど、潔いほどの悪党です。
そして人間の器がビックリするほど小さいw

たぶん悪党が言いそうな言葉top10をコンプリートしてるんじゃないかってほどのテンプレ小悪党です。

これほど自分の役割を忠実に遂行してるキャラ久しぶりに見ましたw

後半にかけて上下入れ替わりながらの縦スクロールは見応え充分で、それに伴って明らかになっていく世界の全体像はワクワクして観られます。

ちなみに思春期真っ只中のエイジとパテマがおそろしく密着するんだけど、この二人いっさい爽やかさを失いません。
もちろんお子さんと一緒に見るのも全く問題なっしんぐでしょう。

個人的にはこの設定に充分大人な二人をぶち込んでみるのも面白そうな気がする。

というわけでこの作品面白いです。{/netabare}

あなたも空に堕ちる感覚を味わって下さい。

投稿 : 2014/05/13
閲覧 : 253
サンキュー:

10

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

信頼が命綱

自室の模様替えをしてるとき、ひと息ついて天井を見上げてふと思った。
天井も使えれば部屋が2倍広くなるのになぁ。
深く考えずに休憩を終えてまた作業に戻ったが、そんな発想を膨らませて練って物語にしていく人がクリエイターなんだなーとこの映画を観て思った。

逆さまになり空に落ちていく……?そんなアニメ観たことなかったのに、デジャヴを感じた。なんでだろうと思ったら
ムジュラの仮面、ロックビルの神殿が記憶に残っていたからだった。
ダンジョンの攻略途中で天地が反転するのだが、青空や星が輝く夜空が眼下に広がっているのはゲームながら変な感じだった。落ちてもそこまでキツイペナルティがあるわけでなし、実際に自分が落ちてしまうわけでもないのに、やたら慎重に歩いていたっけ。ゲームですら怖かったのにあんな異変が現実世界に起きたら高所恐怖症の人は生きた心地がしないだろう。人間は地に足を着けてないと生きていけない



『イヴの時間』を手がけたのと同じ監督ということで、テーマに類似性が見られた。
どちらも社会による教育の結果、洗脳に近いような価値観・常識を植え付けられていた。ロボットは道具、アイガこそ選ばれた民でサカサマの人間は悪
でも社会的に正しいとされてても、実は間違ってたり偏見だったりして。それが違う価値観の人に出会うことで明らかになって…。
自分の中の当たり前に囚われないこと。異文化、というか異なる価値観を持つ他者との相互理解が大切だと感じた。


ただ、イヴの時間と比べると
物語の舞台の広さが全然違うし、ストーリーを通して説明はされるものの
上だ下だとこんがらがりやすく初見だと世界観や物語の理解に頭を使ってしまう。そのため、上記のようなテーマに着目しづらくなっているかもしれない。まあボーイミーツガールの冒険ものとして観て楽しめるからいいけど。
悪役の声はどこかで聞いたことある ねちっこい声だなと思ったらスネイプ先生だったか!



ただ、物語として観てもやはりよくわからない箇所もあった。
空の先に地面がある。それは実はアイガの国民たちこそ空に落ちていく人々で、アイガこそが地下世界だったから。というのはよいが、なぜ重り付きのパテマたちがあれほどの勢いで空に落ちていったのに、天井の世界に辿り着くときに減速し、無傷で着地できたのかがイマイチわからなかった。理解力不足なのかな
わかる人いたらぜひ教えてほしいです!




音楽の評価
主題歌?EDの曲は良かったけど、ところどころで流れるメインテーマっぽい劇伴があまり良くなかったかな…
神秘性に欠けるというか、場面に対して少し悪目立ちしてる感じがして気になってしまいました。

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 361
サンキュー:

12

節穴乃殊理 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

空に落ちていく。

久しぶりに良い作品に出逢いました。

観る人を想像させ、予想通りの展開でありながらも、
魅せ方が面白く、観ていて何とも飽きない。
世界の根本的解決は劇中では描かれなかったものの、
細かい所を気にしていたらきりがない。

画面を逆さまにして観るのも、面白いかもしれない。
何度も見返したくなるような、夢のある作品です。

空に落ちているのか、空を飛んでいるのか、
劇中のセリフの所々に意味があるのが面白い部分の一つ。

投稿 : 2014/05/10
閲覧 : 176
サンキュー:

5

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こんな設定見たことない!

ビスケット1号さんのレビューに感化されて。

SF冒険ファンタジーですね。

いやー、すごい設定でした。
    すごい展開でした。

ある実験が失敗に終わり、
2種類の人間が存在する設定。

もし自分が何かで自分の体を支えてないと、
あれーーーって空に飛んでっちゃうとしたら
どう思います?

この話の主人公(男女)はそれぞれその設定が真逆です。
ですからお互い相手の世界に行くと上記の通り
になってます。
ですから相手が飛んでかないように抱き合い
ながら行動する訳です。

なんにせよ、その描写が観ていながら時々
あれっ、どっちだったっけ?という位
めまぐるしく進行して行きます。

ストーリーの詳細は他の方のレビュー
をご覧ください。(まあ一種の勧善懲悪?)

最後はちょっとしたどんでんがえしなのかなぁ。

まあ、観て損はないと思います。
あと、個人的にBGMの効果、大でした。
なかなか盛り上げてくれました。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 212
サンキュー:

22

HIRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

結構おもしろかったです。

友達から結構面白いといわれ
公開期間中に映画館にまだ見ていない友達と見に行ってきました。
吉浦康裕監督の「イブの時間」に続く劇場用アニメーションです。
原作・監督・脚本を吉浦康裕監督が手がけていて、新進気鋭のアニメーション監督です。
脚本はオリジナリティーに溢れていて凡人の私にはとても思いつかないストーリーでわざわざ横浜まで出かけて行って観て良かったです。
難を言えば、キャラクターがイマイチなところです。
キャラクターデザインは外注にすれば、もっとヒットするのにな・・・・(なんちゃって生意気でした。)

投稿 : 2014/05/05
閲覧 : 214
サンキュー:

19

CountZero さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いやぁ、SFってほんっとうにいいもんですね~(水野晴朗風に)

吉浦監督率いるスタジオ六花の長編映画です。
映画館での上映を逃して、もんもんとしてましたがようやく観ました!

おもしろかった〜。
改めて思いましたが、SFはいつの時代もアイデアが勝負ですね。
その点で本作は大成功だったと言えると思います。

タイトルからも分かるように、上下がサカサマな二つの世界とそこに生きる好奇心旺盛な少年エイジと少女パテマのボーイミーツガール。
現在30代半ばの監督がばっちりジブリ世代だからかは分かりませんが(でも好きだと思います)、「天空の城ラピュタ」に似たワクワクやドキドキはたっぷり含まれています。
…が、スタジオ六花の「イヴの時間」や「ペイルコクーン」といった他の作品ほどSF濃度は濃くないので、ガチガチのSFオタクにはちょっと物足りないかもしれません。
理由は、ハードSFに不可欠なSF的ロジック(論理、理由付け)の解説がほぼないからです。
上下サカサマな世界が誕生した納得のゆくリアルでそれっぽい(あくまでそれっぽいのがサイエンスフィクションですね)論理がしっかりあれば最高でしたが、それでもその不足を補うサカサマ世界のアイデアは良かったです。
新しかったです。

本作でも取り入れられている全体主義や管理社会を特徴としたディストピア的な世界や、そこからの脱出や抵抗活動はSFではよく使われる設定ですが、本作ではこのサカサマ世界の設定があるおかげで、ありきたりのお話で終わる事はありませんでした。
物語の後半では、十分な驚きを与えられました。
SFオタクを自称している私も、観ながら不覚にも「Σp(`□´)q ナニィィイイイ!!そうきたかっっ!」って叫んでしまいました(笑)ってゆうか好きなタイプの展開だったのでうれしくって〜三ヾ(*´ω`)ノ゙ ウッヒョヒョ♪
原作脚本は吉浦監督なので、よく考えれば監督らしい展開なんですけれど、見せ方がほんとお上手でした。
だからSFはおもしろいんですよね。
読者や視聴者の予想を越える、壮大で斬新な驚きを提供するSFはやめられません(笑)

それにサカサマゆえに描く事ができた、浮遊感や不安定な恐怖感は秀逸でした。
観ながらも結構ゾクゾクしちゃいました(笑)
これは観てみないと分からないかも!
なのですぐに観る事をお勧めします(笑)
SFの巨匠アイザック・アシモフをこよなく愛読するわたし的には、吉浦監督のアシモフ好き(と思うのだけれども)をかいま見れる描写にも、ゾクゾクしましたが(笑)

もちろんSFが苦手な方でも、ジブリがOKな方ならきっと楽しむ事のできる作品なので、やっぱりお勧めです。
みんなに観てもらいたい作品です。

では、最後に…

いやぁ、SFってほんっとうにいいもんですね~(笑)

投稿 : 2014/05/05
閲覧 : 571
サンキュー:

44

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

正直劣化ラピュタだと感じた(65点)

映画 100分
映画オリジナル

個人的満足点:65点
アニメ系統:冒険ファンタジー

はじめは上下サカサマの少年少女の冒険ファンタジーという斬新な設定で期待感は半端なかったんです。
予告映像なんかでも上下の視点が入れ替わったりして、wktkが止まらない感じだったんです。

確かにその通りでした。
展開そのものも王道のボーイ・ミーツ・ガール。
映像も視点が入れ替わることによる新鮮感。
主人公たちが感じてるであろう感動も映像から伝わるでき。

では、何が気に食わなかったのか?
それはキャラの掘り下げだろうと。
どうもキャラの掘り下げが浅かった感じがします。
そのためどうしても一歩引いた目線で見てしまった。
その結果、私は中盤ぐらいでラストの落とし所が想像できてしまい
後半、驚きや感動が薄くなってしまいました。
音楽があまり印象に残らなかったのも感動を薄くする要因でした。

個人的には非常に惜しい作品だったといわざるを得ません。

と、まあ不満を上げてみたのだけれども
つまり、何が言いたいかというと

エイジはパテマとあんなにべったりと抱き合ってうらやまけしからん

投稿 : 2014/05/05
閲覧 : 373
サンキュー:

16

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

マテパのマサカサ

物語自体は王道もので、そこに据えられた仕掛けも視聴者がすぐ気付いてしまうほど簡単です。
なので、そういった視点で評価するなら可もなく不可もない無難な作品といったところでしょうか。
良くも悪くも世界観を考察するのが醍醐味の作品でしょうね。
小説や設定資料集などに真相が記されているようなので、答え合わせがしたい方はそちらもどうぞ。

ところでこの設定、アクションゲームなんかに流用すると面白そうですね。協力プレイとかできると尚良さそう。
どなたか作ってくださいな。

※実は文章もサカサマにしようと思ったけど、あまりに読みにくかったので止めました。(´・ω・`)
 (でのうましてっなに風なんこ)

投稿 : 2014/05/04
閲覧 : 276
サンキュー:

4

ネタバレ

(´◉◞౪◟◉`) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

A

うん・・・ファンタジーだね・・・うん

でもなんだろう心に刺さるものは正直少なかった気がします。

発想はありそうでないところで、とても新鮮!

うん・・・でも私には刺さらなかった(´◉◞౪◟◉`)

投稿 : 2014/04/28
閲覧 : 230
サンキュー:

1

ネタバレ

坂茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

サカサマのパテマ 感想

正直な感想としては、キャラクターの言動にいまいち説得力がないのが残念でした。

イザムラがなぜあそこまでサカサマ人を嫌うのか、またなぜサカサマ人が「罪深き人々」とされているのか、それらの理由の掘り下げが不十分でした。世界の歴史も詳しくは語られていませんでしたし。

その結果イザムラというキャラクターがあまりにもチープな敵になってしまっています。

物語についても、主人公とヒロインが出会い、互いの属する共同体間の対立を乗り越えて助け合う、というテンプレをただなぞっているだけのような薄っぺらい印象を受けます。


一方で、強者と弱者が環境の変化によりたちまち入れ替わってしまう様子は興味深かったです。

地上では、パテマはエイジや他の地上人にしがみつかなければ生きていけない弱者ですが、地下では逆に、エイジたち地上人が落下の恐怖に怯える弱者となります。

そのような登場人物の立場の逆転を、重力が逆さまという設定でスリリングに描いていた点は、大変面白かったです。

空に向かって落ちていく恐怖も嫌というほど伝わってきました。高所恐怖症の人にはちょっとキツイかも。

投稿 : 2014/02/02
閲覧 : 197
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

手を離したら、彼女は空に落ちていく。

2013年上映作品

原案、脚本、監督が吉浦康裕
音楽が大島ミチル

主人公のパテマは地下集落の長の娘
純粋で元気いっぱいの可愛い女の子です
とても魅力的で最高のヒロイン
もう一人の主人公エイジはアイガ君主国で暮らしている
平和だけど一方的な価値観を押し付けられるこの国のやり方に疑問を抱いている少年です
この2人が出会うことにより偽りの世界のバランスが崩れ始める

その世界設定と物語は王道的だけどとても面白く
伴曲はこの世界をよく表してる神秘的な曲ばかり
そして声優陣もとても素晴らしい演技を聴かせてくれてます

キャラクターもとても魅力的
個性的なキャラが多数出てきます
欲を言えばせっかく良いキャラがたくさんいるのでもう少し脇役を掘り下げて描いて欲しかった
敵キャラのイザラムをもっと狡猾な感じに描いて
エイジのクラスメイトのカホをもっと物語に絡ませればより面白かったと感じました
約100分という時間の中なので仕方が無かったのでしょう

主題歌のPatema Inverseは名曲です
言語はエスペラントでこの世界にぴったりのせつなく、だけどどこか希望と芯の強さ感じさせる素晴らしい唄です

夢と浪漫に満ちあふれた最高の冒険活劇でした
ワクワクどきどきしながら最後まで純粋に楽しむ事ができました!

パテマを演じる藤井ゆきよさん
他作品はあまり知りませんが、今作品でファンになりました!
今後を楽しみにしています

エイジを演じる岡本信彦さん
禁書目録の一方通行(アクセラレーター)もやってます
エイジの好青年ぶりからは全く想像できませんw

ちょっとしか出番ありませんがエイジのクラスメイトのカホを演じるは内田真礼さん
中二病でも恋がしたいの小鳥遊六花もやってます

投稿 : 2013/12/28
閲覧 : 217

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

変わった感じ・・・・と・・・

 パテマの探検から始まる出会いから、上下逆のそれぞれの視点よりの物語展開。

 パテマが、地面に向かって落ちる逆パターン空にむかって落ちてしまうっていうのは、怖いもの?なのかなぁ?空に落ちるってのは、考えたことない・・・・。高層ビル最上階から、下を見るようなもの???

 その展開は、ドラえもん映画のよくある展開に重ねてしまう。冒険から、悪者(というのか?)が必ず現れて、捕らわれた仲間とかを助けに行ったりしてとか、悪者が追いかけてきたり、どうも似ている。初めのころからのドラえもん映画を見たことがない人には新鮮に感じるかもしれないが・・・・。

 絵は、風景とかパテマとか綺麗だなぁとは思う。
最後は、出てくる人間たちにとって、衝撃な事実なのかなぁ。

 んんんん・・・・・・・・・。

投稿 : 2013/12/28
閲覧 : 286
サンキュー:

7

swiiiiing さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観にどっぷり

ずっとずっと、この奇妙で少し怖くて切なくて美しい世界観に浸かって委ねた。終わり方が何とも好きな感じ。そう、後は想像して、と。吉浦監督の作品はそんなステキなプレゼントをくれる。

投稿 : 2013/12/12
閲覧 : 205
サンキュー:

4

aroe さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった!

逆さまになった人々が住んでる世界、という異世界。
その謎が中核にありつつ。
キャラの成長物語と、ボーイ・ミーツ・ガール的な恋愛と。

全体のバランスがすごく私好みでした!

最初に絵を見た時は、今時にしては割りとザックリかな?と思ったりもしたんですが、動いてるのを見たら全然気にならなかったです。

逆さまになった時の重力感とか、そういうのが見てて面白いし。
背景も綺麗だし。

キャラも、キャラ萌えするような作品ではないですが、嫌いにならない、応援したくなるようなキャラになってて。
サブキャラも何気にいい味出してるんですよねー。
まあ、敵のジジイは変態で気持ち悪くて嫌いでしたが…。(イメージ的にはフラクタルに出て来た敵のオッサン)


こういう、完全オリジナルのアニメ劇場作品て、TVからの続きじゃないせいで、知名度が圧倒的に低いので、かなり不利だと思うんですが。
ラピュタとか好きな人なら、見て楽しめると思うんだけどなー。

個人的には、言の葉の庭より断然パテマ推し!!w
…これは単に、自分の趣味で、恋愛物よりファンタジーが好きだから、なんですけどね(笑)

投稿 : 2013/12/10
閲覧 : 270
サンキュー:

11

タル。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少年は空を仰ぎ、少女は空に恐怖する。

ありそうでなかった新感覚アニメーション。
「手を離すと、彼女は空に落ちていく。」

話の説明は抜きにして、この作品の最大の特徴でもある上下さかさまの世界についてですが、最後まで驚きの連続です。「空に落ちる」という観客の誰もが体感したことのないであろう感覚が伝わってきて、それだけでも観に行ってよかったと思いました。さらに視点が上下反転することによってそのシーンが何を中心に進んでいくのかがわかりやすい部分もあったりして、そのあたりはぜひ劇場で見て欲しいです。

ただこの作品、いいところも沢山ありますが、それだけにおしい部分もありました。それは、設定や世界観に力を入れすぎた結果、本編の内容に若干のもの足りなさというか、「ここをもっと描いてほしかった」みたいな部分が所々あったことです。たとえば、主人公の同級生の女の子についてや悪役の男がなぜあそこまでサカサマ人にこだわるのかなどなど。聞くところによると細かい設定はパンフに載ってるらしいのですが、できることなら作中に入れて欲しかったです。

監督は「イヴの時間」で有名な吉浦康祐さんということで、イヴの時間が好きだった自分は1年近く前に配信されていたショートムービーの時から見ていたのですが、おかげでどうも純粋に作品を楽しめなかった感じがします。そこに関しては自分を責めるばかりです。
公開は11月でしたが、今後まだまだ公開劇場も拡大していくらしいので、見ていない方は見ておいて損は無いはずです。

投稿 : 2013/12/09
閲覧 : 193
サンキュー:

11

ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

落ちるの?飛ぶの?

管理社会と隠された世界の秘密を追うエイジとパテマの物語。
内容を知らずに観た方が面白いと思います。
ネタバレせず、内容にあまり触れない程度に
あらすじを書いてみましたのでよかったらどうぞ↓
{netabare}
人は過去にある実験をし大きな罪を負った。
それを教訓に作られた管理社会。
だが当たり前のようにそこに合わない人間はいる。
エイジはその1人だった。
よく規則を破り家に帰らず、禁じられていたけれど空を見上げ星を観た。
だがその日は違った。
いつものように施設の外れ、仕切られたフェンスに
もたれかかり星を観ていると何か物音が聞こえた。
抜け出したことがばれたかと警戒するが誰の気配もなかった。
けれど継続して聞こえる何かの音。
ふと違う方へ目線を上げるとフェンスの上の方でリュックサックが引っかかっていた。
茶色地の至って普通のそれであるが大きく異なることが一つだけあった。
それはそのリュックサックは風船のように空に向かって浮かんでいたのだ。
目の前のことを脳は上手く処理できていないが
エイジは興味が注がれるままにそれに近づく行く。
すると突然1人の女の子が浮上してきたのだ!
後に、この出会いが世界を動かすことになる。
{/netabare}


『イヴの時間』の監督ということで期待して観にいきました。
サカサマに描かれる人が出てくるので映像としては面白いものとなっていました。
ストーリーもたくさんの要素を詰め込み非常に見ごたえがありました。


個人的な感想としては物語の進め方がいまいち好きになれませんでした。
というより「合わなかった」と言った方が適切かもしれません。
どうしても会話が自然に感じられなかったり、
音楽でうわあっと盛り上げられると「うるさっ!」と思ってしまいました(笑)
もうこうなるとダメですねw


いずれにせよ、世界観はよく作られていたので観て良かったと思いました。




{netabare}


作中の世界構造は紙に書くと分かりやすいです。
僕は観た直後混乱していましたw

アイガの上層部は実験の全てを葬り去ろうしていました。
実験によって生じたことを現代科学の物理法則に則った重力を受ける人々(パテマなどなど)になすりつけ隠蔽しようとしていました。
アイガから見えるあの空もおそらく上層部が作ったものでしょう。
人工的に明るさと温度を調節し、
地上と同じ1日のサイクルを、自然を作ったのだと思います。



個人的な感想

エイジとパテマが恋愛関係にならなければ
もっといいものになったのではないかと思います。
それこそパズゥとシータみたいに。
でもまあパテマ可愛いからなーw
見た目こそ綾波を思い出さずにはいられないけどw

世界観や設定はとても好きだったけれど
合わない部分が多く、辟易してしまい残念でした。



{/netabare}

投稿 : 2013/11/27
閲覧 : 268
サンキュー:

14

ネタバレ

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい出来!これぞ冒険活劇ww

監督・脚本・原作:吉浦康裕さん  製作:アスミック・エース
劇場にて視聴


監督が、ボクのお気に入りにの棚にも入っている「イヴの時間」の吉浦さん
だったので、新作であるこの作品も期待を持って視聴してきました

遠い昔、重力をエネルギーに変換する実験で重力の作用が反対(サカサマ)に
なってしまい、地上の物体が住人も含めて空に向かって落ちていってしまう
事故があり、事故後残った人類が創造した都市、「アイガ」が主な舞台で
そこに住む学生「エイジ」がこの作品の主人公。 

そして、サカサマな重力に抗い地下に住むことを選んで、長い間地下に
住んでいて地上とは交流を絶った民族の長の娘、「パテマ」がヒロインで
もう1人の主人公。

地上の人間も、地下の人間も認識することなく、お互いが昔話のように存在
するらしいと受け継がれる程度になってしまった世界のお話。

パテマは廃墟となった地下の跡地を探索中、謎の人物に襲われ大きな縦穴の
下に落ちてしまうところから物語は始まります・・・

一方、エイジは立ち入りを規制された区域に寝そべって空を見ていると、
何かが下から上ってきました・・ いや、落ちてきたんですね(笑) 
何か?と近寄ると、そこには1人の少女がサカサマになって混乱しています。
エイジはパテマと名乗る少女を小屋へ連れて行き匿うことにします。

その後、地下に住む人々に嫌悪感を持っているアイガの独裁者イザムラが
地下住人を一掃するために地上に来たパテマを狙いますが・・・・

この辺りから画面が度々反転して文字通り上下サカサマになって、エイジ
視点からパテマ視点へと切り替えて物語が進行するため、各キャラの気持ち
が良く理解できて臨場感がぱないです!!  エイジ視点だとサカサマな
パテマは普通に見れますが、パテマ視点だと足元に空しかなく、無限の青に
吸い込まれそうで本当に怖い!上下反転するだけの視覚変化で双方の心理状態を
同時に実感させるとは新しい感覚でした(´▽`)

上下さまさまになるだけで、これだけ世界が広がるのかと驚きです!!
素晴らしい演出!!、作画も非常に精細でCGの違和感もありません。
キャラデザは柔らかいイメージで表情も豊かで好印象ですww

物語の起伏も適度に有り、良く練りこまれていて世界観に引き込まれました!!
これぞエンターテイメント! 冒険活劇!!ってやつでしょう、テンポも良く
一時も目が離せませんでした!!  

ただ、良く分からないところも若干あって、それは地上の上、地下の下の景色に
違和感がありました、理解不足のところも多々あるため出来ればもう一度
見たい作品ですね(´▽`)

それを差し引いても素晴らしい出来の作品でした! 出来れば劇場でご覧頂きたい!
全ての方におススメできますよ(^-^)  


※:視聴後忘れる前の覚書なので、後日書き直しか加筆の可能性アリです(;^_^A

投稿 : 2013/11/25
閲覧 : 349
サンキュー:

26

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

The TRUE WORLD!

空に落ちていく感覚が素晴らしい。
これだけでも見て良かったと思えた。

突っ込みどころもあるけど、深い事を考えないで見れば充分楽しめる作品だと思う。
重力逆転の理論を考えだしちゃうとダメだよ?w

同じ日に見た「まどマギ新編」よりは、私はこっちの方が面白かった。

残念なのは、同時期に同じような内容の「アップサイドダウン」があった事だな。
どっちを先に見たかで印象が大きく変わる気がする。
惜しいね^ー^

投稿 : 2013/11/24
閲覧 : 231
サンキュー:

13

かかのん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:----

これ映画向きでなくTVでしょ?

中核のアイディアがキルティンダンストの「アップサイドダウン 重力の恋人」のパクリという時点で最初から評価が低かった作品ですが、逆さまの理由も重力兵器とかなら最初から設定は要らないと思います。

日本のアニメ全般に言えるんですが設定の科学公証とかもっと、過去のSF小説とか映画とか参考して欲しい「わが赴くは星の群」は造語とか設定とかが必要な世界観で上手い。

ジブリ映画っぽい進行で普通のできですね。話は単純でいいんですがもうちょっと丁寧に作って欲しかった。

素行不良の主人公が偶然世界を救う!とか飽きましたw

イブが良かったのに、今作はオリジナリティの部分が無くて「どこかで見た要素の組み合わせ」でちょっと閉口ですね。

褒めてるイブもそうですが、一度TVで1クールの構成を挑戦して欲しいなあ!と今作でも思いましたね。

新海監督の「星を追う子ども」もそうですがもっと丁寧なものか、もっと突拍子も無い作品が観たいです…

投稿 : 2013/11/18
閲覧 : 254
サンキュー:

6

トキノ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

刺激がない

設定は面白い。空で滞空するシーンも最高だ。けど、どこに軸を置いてあるかが分からないしキャラにも感情移入し難いので99分が長く感じてしまった。もっとシンプルなつくりでも良かったと思えた作品でした。

投稿 : 2013/11/18
閲覧 : 226
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3

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

王道にして未だかつて誰も観たことの無いボーイミーツガール&ディストピアSF超大作!

正直全く想像力が追いつかなかった;
今年、色々と驚かせてくれる仕掛けを持った映画はいくつもあったんです
ところが今作は冒頭からラストシーンに至るまで全てが衝撃的過ぎてしばらく頭ポカーンになってしまいました;
凄すぎる、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』
或いはクリストファー・ノーランの『インセプション』を初めて観た時に近い
「感動」ではなく「ショック」










薄暗く狭い地下世界で探究心を抑えきれず駆け回るお姫様、パテマ
自由の無い地上の管理社会で人々が禁忌とする空を飛ぶことに憧れる少年、エイジ
ある日の探検中に地下道の奥底、果てしない暗闇へと落下してしまったパテマ
辿り着いた先はエイジのいる地上だったのだが彼女は空に吸い込まれるように浮き上がって空に向かって「落ちる」と言う
そうそれはつまり、「エイジとエイジのいる世界」「パテマとパテマのいる世界」それぞれの重力の向かう方向が上下真逆だということを意味していた
地上では地に足を付けることが出来ず、「空に落ちる」ことを恐怖するパテマを庇ってやることにするエイジだったが、やがてサカサマ人の秘密を探ろうとする地上の君主によって二人は引き裂かれてしまう・・・









上下サカサマの少女との出会いから始まる物語、ということで劇中では度々に視点が上下逆転します
見慣れたはずの景色が上下逆転するだけで異化効果をもたらすとは、これぞアイデアの勝利


さらに地に足の着かない不安感、恐怖感
いつも身近にある空に吸い込まれていくという未体験の感覚
これらの設定の斬新さ、新鮮な画面構成


そして、手を離せば空に吸い込まれてしまうという相手を必至に抱きかかえ続ける、心をくすぐる様な密着した距離感が魅せるときめき、ドキドキ感


最後の最後まで目が離せない、息も吐かせぬスペクタクルな展開のストーリー


特に素晴らしいのがこの少しややこしい世界観をgdgdと説明するシークエンスがほとんど無いことにあると思う
これは繰り返し視聴に耐えうるモノなんだと、そう実感する瞬間ですね


ぱるたんのレビューにも書いてあるけど、宮崎駿にいま最も近いのは細田守でも新海誠でもなく、吉浦康裕なんだろうかと思う今日この頃
ちなみにファンタジーってよかディストピアSFですね、これ


個人的に一つだけ気に入らないところは音楽が大島ミチルってことで正直五月蝿いことでしょうか(爆
まあそれを逆手に取った演出もあったりで実に楽しませてくれます(本編を観た方はすぐに気付くと思いますw)


アニメが好きで、冒険が好きなら、この大作をスルーすることはできないはず

投稿 : 2013/11/16
閲覧 : 898
サンキュー:

38

ネタバレ

イブ夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サカサマの世界が凄く面白い!!

まずこの作品の脚本は[イヴの時間]の
吉浦康裕さんです

あらすじは主人公のエイジとヒロインのパテマが
出会った所から始まるのだが、パテマの重力が
逆方向なんです!!つまり空に引っ張られる状態です
だから天井や人に掴まらないと空に落ちるんです!!

この空に落ちる感覚は凄く上手く表現しています
パテマ側の立場なら本当に怖いと思わせます。

パテマのキャラは可愛いですが、ほかのキャラが
かなり薄くなっちゃってました。


とにかく凄く面白いです!!
是非見て欲しい作品です!!

投稿 : 2013/11/14
閲覧 : 309
サンキュー:

10

ネタバレ

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリ作品の様なファンタジーアニメ

『サカサマのパテマ』はファンタジーアニメ映画です。


この作品は『イヴの時間』で有名な監督による映画だそうですが、その辺は良く知らないので省略。あらすじに関しても公式HPをご覧下さい。

この作品はファンタジー作品であり、端的に言えばジブリ系の作品の様な世界観。特に『天空の城ラピュタ』によく似ていました。

『天空の城ラピュタ』はヨーロッパをイメージさせる(実際、舞台となっているのはウェールズの街やカンボジアの遺跡)世界における冒険や、"飛行石"・天に浮かぶ"天空の城ラピュタ"といったその世界の神秘などに目が惹かれ、ボーイミーツガールよりは世界観や設定に重きが置かれていたように感じました。
一方で、『サカサマのパテマ』は、ラピュタという作品に新しい映像技術を用い、ファンタジー世界観の方向性をもっと現代的した感じの作品。現代風と感じたのは、SFで少々複雑な設定を用いていたからだけではなく、舞台が比較的現代の日本風になっていたからかもしれません。また、【地上と地中、互いにサカサマな二つの世界】と【その真実】についての設定に力を多く注いでいた事は分かりましたが、99分という上映時間中の2人の出会い方や会話、その後のシリアスな展開などを観ていても、ラピュタよりはボーイミーツガールに多く視点を当てていたように感じます。出会い方はある意味ラピュタと全く正反対ですが(笑)
ラピュタとの類似点は、地上と空の関係、何らかの形で空を飛ぶこと、主人公とヒロインの出会い方や敵との対峙シーン、全体的な流れ、そして同じボーイミーツガール型のファンタジー作品であること等々です。
それらの点を見るとラピュタをリスペクトしているかのようで、もっと率直に言えば、この映画の構成・展開のさせ方はラピュタをベースに少々色を加えているだけであり、設定もどこかラピュタに似ていたため、ラピュタをがっつりとパクっているような印象もありました。
しかし物語の内容・設定に関して、斬新な所はかなり斬新でした。なぜ二人はサカサマに立っているのかについての理由や、その世界の真理については自分の予想を2度ほど覆された程で、そんな設定に関してはかなり満足出来ました。

この作品に登場する主要キャラクターに関しては主に7人という必要最低限の人数に抑えられており、人物相関図も簡潔で最後にはスッキリとなっていて良かった。因みに、主人公の幼なじみっぽいキャラも出て来たがそれは単なるその他大勢の一人だった。そんな残念なキャラもおり、上映時間の関係もあってか、主人公とヒロイン(強いて言えばキーパソンであるもう2名)以外はあまり掘り下げられていなかったため、この作品の登場人物の印象は全体的に薄めに感じました。

『サカサマのパテマ』は斬新な設定でジブリ系に近いファンタジー要素。ラピュタのようなジブリ作品が好きな人は楽しめる作品ではないかと思います。


↓この映画の自分なりのまとめ(ネタバレ)
{netabare}1964年に重力をエネルギーに変換する研究に失敗したために重力が反転、人や建物、地面などが空へと落ちていったとしている。そして、主人公がその事故現場である"地上"だと当然の如く思っていた側の世界の方が、実は、"実験に失敗して重力を逆ベクトルに受けてしまうようになった人類"が新たに避難場所として作り出した"地底の世界"であり、彼が"宇宙(空)"だと思っていた"天"は、大気か何かを作り出している場所、またはその地中の世界における天上に当たる場所だった。つまり、彼らは実験に失敗し影響を受けた人類の末裔であり、地中に住んでいたパテマ達がその被害から逃れた一部の人類の末裔であった。また、最後のシーンにおいて、パテマ達(地中で暮らしていた人類)が地上に立っていることから、その世界が本当の地上であったことが分かる。
しかし、映画を見終わった直後にその最後のシーンに関して疑問点があった。それはなぜ建物が地上に残っていたという点。だが、ゆくゆく考えてみると、それらの建物の残骸はは重力の反転では抉られなかった建物の一部だったのだろう。重力反転で空へと消えた建物の残骸は月の引力に引き寄せられ、土星の輪の様にグルグルと月の周りを回っていたのだと思う。{/netabare}

投稿 : 2013/11/12
閲覧 : 553
サンキュー:

20

Nakayan@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

タイトルなし

楽しみ。

投稿 : 2013/09/01
閲覧 : 176
サンキュー:

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サカサマのパテマのストーリー・あらすじ

どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ましくも明るく楽しい日々を送っている。地下集落のお姫様であるパテマは、まだ見ぬ世界の先に想いを馳せて、今日も坑道を探検する。お気に入りの場所は、集落の「掟」で立ち入りが禁止されている『危険区域』。これまでに見たこともない広大な空間には、幻想的な光景が広がる。世話役のジィに怒られながらも、好奇心は抑えられない。いつものように『危険区域』に向かったパテマは、そこで、予期せぬ出来事に遭遇する。何が『危険』であるのか、誰も彼女に教えてはくれなかったから。隠された“秘密”に触れる時、物語は動き出す――(アニメ映画『サカサマのパテマ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年11月9日
制作会社
パープルカウスタジオジャパン

声優・キャラクター

藤井ゆきよ、岡本信彦、大畑伸太郎、ふくまつ進紗、加藤将之、安元洋貴、内田真礼、土師孝也

スタッフ

原作:吉浦康裕、 監督:吉浦康裕、脚本:吉浦康裕、作画監督:又賀大介、美術監督:金子雄司、CG監督:安喰秀一、色彩設計:井上あきこ、動画検査:大谷久美子、プロデューサー:小野幹雄、制作プロデューサー:稲垣亮祐、音楽:大島ミチル、音響監督:Neue Welle、エグゼクティブ・プロデューサー:豊島雅郎/安藝貴範/中田善文/廣木啓/長江努

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