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「サカサマのパテマ(アニメ映画)」

総合得点
69.6
感想・評価
661
棚に入れた
3140
ランキング
1730
★★★★☆ 3.8 (661)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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サカサマのパテマの感想・評価はどうでしたか?

めたぼん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

可もなく不可もなく

典型的なボーイミーツガール・世界観の逆転といった、アニメ映画としてはごく普通の展開です。

ただ、空に吸い込まれる・空に落ちるという設定は高所恐怖症の僕にとっては最悪でした(褒めてます)。

絵は綺麗です。ストーリーもキャラもかなり淡白ですが駄作と言い切るほどのひどさはありません。なんにしても見ていて消費するカロリーが低い作品でした。

投稿 : 2014/12/13
閲覧 : 235
サンキュー:

2

woa さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ジブリの弊害

天空の城ラピュタの劣化したようなボーイミーツガールである。

性差や言語の違いは単に視界を反転させた程度の違いでは収まらないだろう。パテマの見ている景色が自分には分かると言っている主人公はただヒロインを象徴的にレイプしているに過ぎないのである。

例えばヒロインを気球替わりに使ったり、大地との軸索として利用している。イヴの時間でも思ったがこの監督のヒロインたちは生きた存在といえず、装置だと見た方が良いだろう。

主人公の空を飛ぶような昂揚感とヒロインの高所から落ちる恐怖感はまったく違うものであるから、地下人と地上人のそういう感性の違いを政治的な対立を通して描けばもっと良かったのではないだろうか。

空から落ちてくるヒロインは昔のジブリ的なテーマだが、ジブリ自体のブランド性を体現できているとは言い難い。ヒロインがアッカンベーをしたり、赤面して顔を隠すなどの描写はパテマが思い出補正で作られたアニメだということを表す。

結局反転する重力というのは逆の体位で抱き合ったり、キスしたりする描写のための設定なのではないだろうか。

そういうロマンスを描いてるつもりなのかもしれないが、傍から見るとヒロインの腰のあたりにしがみ付いて彼女の下腹部に顔を埋めている主人公は、いい年をした子供のようでみっともないのである。

お互いの父性を象徴する人物たちの同性愛的な妄想がヒロインと主人公の話のプロローグとしておかれているのは、一考の余地があるかもしれない。

しかしなぜジブリのオマージュはこのように大人を描くことが出来ないのだろうか。大人を描けないならば、子供を描くべきなのである。理想を語るのは人を説得し動員するためには必要であるが、個人的な手記には夢ではなく実際の利益であるとか権力を空を飛ぶ目的としてほしいものである。

投稿 : 2014/11/24
閲覧 : 298
サンキュー:

3

ネタバレ

ルカワ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ドキドキワクワク想像溢れる

かつて人々が実験により重力がサカサマになり空へと落ちて行ってしまった時代。
サカサマの重力から逃れた人々は空を忌み嫌い、空を見ることを禁忌とした社会を作り上げた。
他方、地下に逃れ上の空を忌み嫌う人々とは逆の重力を持った人々もいた。
彼らはサカサマ人と呼ばれ、上の人々はアイガの人々と呼ばれた。

ある日サカサマ人の少女パテマは自分の狭い世界から広い世界へと出るべく一人で居住区から下へ下へと降りてゆく。そしてアイガの世界へと出たところにアイガの管理社会を嫌う少年エイジと出会う。
というストーリーです。

重力がサカサマになる人々がいることでこんなにも世界が広がるということが私にとってはとても新鮮で、とても刺激的なものでした。

話の中で上下サカサマに視点がコロコロ変わるのでついてゆくのに苦労しました。^_^;

細かい描写は尺の問題で足りないなと感じるところもありましたが、ラストの「地上」発見のシーンでそれも吹っ飛んでしまいました。
上手くミスリードを誘われてからの最後のどんでん返し。これだけでも素晴らしいアニメでした。

主人公のエイジは今いる自分の世界が嫌いという誰もが一度は抱える悩みを持った多感な時期の少年。況してや父親が世界から飛び出そうとした人物であればなおさらそう感じてしまうでしょう。
そんな現状を変えたいという願いはふとした切っかけを掴めなければ手からこぼれ落ちてしまう。それがこぼれるのではなくて上にあがって行ってしまう少女ならより大変ですね(笑)。エイジはそれを実行する小さな勇気を持っていた・・・少しうらやましいですね。

今回パテマ役の藤井ゆきよさんの声を聞いてすっかりファンになってしまいました。今後も彼女の作品を出来るだけ追いかけたいと思います。
パテマは天真爛漫なお姫様でファンタジー作品で私をどきどきさせてくれた一番の要因でしたね(笑)。

投稿 : 2014/11/21
閲覧 : 232
サンキュー:

7

nf918 TELL さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちょっと異質な、でも王道を貫いたBOY MEETS GIRL

 上映前のポスターやキャッチフレーズから「これは面白そうだ!」と思う反面、見事に期待をぶち壊されるのではという不安もありました。
 題名の通りサカサマ同士の男女二人が出会い冒険が始まるという、変わってはいますが王道物のストーリーです。そして中盤からラストは予想外の連続で楽しめました。
 サカサマの裏付けも意外としっかりしていて、未だ解明されていない重力の仕組みを逆手に取ったような内容でした。
 作品自体のメッセージ性も強く、いい意味でも悪い意味でもジブリ作品を連想させられる部分も多々ありました。
 期待を裏切らない良い作品だと自分は思いました。観て損はないと思います。ただ予想より内容が壮大だった為の時間的な物足りなさは隠せません。1クールくらいのアニメで観たかったです。それだと長すぎる気もしますが…

投稿 : 2014/11/19
閲覧 : 226
サンキュー:

12

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よくわからないところもあった。

重力が互い違いの少年少女が、出逢った。
やっと観てみました。


最後よくわからなくて、目をこすりこすり2章戻って観かえして確かめました。

釈然としないところもありますが、(お星様の電源は…とか)
でも、イメージしたことの見せ方が率直で、面白かったです。

少年少女にサッパリした魅力がありました。
身ひとつ(二人だからふたつ)での、飛翔、浮遊、下降、上昇、いろんな「浮かんでる感覚」。
その心細さや爽快感がヒシヒシと感じられました。


ただ、次の動きを待っている感じの、テンポの良さが足りない気がしてしまった所もありました。(最近の忙しいアニメに慣れすぎなだけかな…?)



どことなく、ラピュタっぽいですよね。
その後の世界がどうなったのか、
ベルトコンベアみたいに運ばれていた子供達がどんなふうに自由な生き方を手にいれたのか、
その後二つの世界はどんなふうに交流が再開されたのか…
エンディングイラストででも、観たかったです。

テロップで流れる伝承的な歌がとてもきれいでした。

投稿 : 2014/11/02
閲覧 : 278

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まぁまぁ

視聴していて中盤あたりから感じていたのが、なんとなく
「天空のラピュタ」に似ているかなでした。
ラピュタのキャラ設定とシナリオの一部を焼き直し再構成して
創作した物語と言うと語弊があるかな、どちらかと言えば
オマージュと言った方が近いか
私的には発展的な天空のラピュタ派生作品のイメージです。

物語のあらすじや基本的な舞定設定なんかは面白そうで物語全体では
おおむね及第できるのだけど、シナリオがうまく纏まらなかったのか
ストーリー進行が若干取っ散らかってやや間延びしたように感じてしまい
アニメ映画としては長い140分近くの尺があるのに、退屈なストーリー進行に
なりがちなのは少し残念。
あと、全体的に作画が暗く配色されているので、私みたいな視力が悪いものには
画面がずっと真っ黒にしか見えない箇所が多々あったのも残念。

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 228
サンキュー:

11

イリデスセンス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

空に落ちる

地下に住む重力がサカサマな一族の少女(パテマ)の物語。
探究心が強いパテマが地上に出てしまい、空に落ちそうな所を少年と(エイジ)に救われます。
この二人が物語を進めていきます。

独特の世界観に引き込まれます。

途中、パテマとエイジそれぞれの視点(重力)で描かれるので
どっちが上でどっちが下かこんがらがります(笑


終わり方もこの世界ならではというか
安易なハッピーエンドではなく良かったです。

投稿 : 2014/10/13
閲覧 : 222
サンキュー:

3

ネタバレ

たく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

所々オシい作品だった

映画館に観に行こうと思っていて、結局行かず先日ようやく観ました。



予告編からして「どうなるんだろうなー」とわくわくしていたんですが
特に期待を裏切る事もなく、かと言って物凄く感動したわけでもなく

可もなく不可もなくといった所でしょうか。

監督は「イヴの時間」でも、少し似たようなテーマを投げかけてた様な気がします。


何がオシかった(というか自分の好みに合わなかった)かと言うと、物語の展開と音楽の使い方です。

映画の尺に捕われて、十分な補足とキャラへの感情移入がいまいちのまま終わってしまいます。主人公の二人が急接近過ぎてびっくりします。

音楽は主題歌は素晴らしかったですが、アイキャッチ?みたいのが多く、それと曲で全部の展開を教え過ぎてしまってるのが残念でした。
一番残念だったのが、パテマが最初にエイジに置いていかれるとき「おなか空いた」の下りで曲が止まったりする演出。曲が台無しだし、物語の雰囲気に合わない気がしました。

美術は素晴らしかったです。後は音響効果も良かったですね。特に鉄系の音は天下一品です。


二人がお互い掴まって、ふわりふわりと飛んだり落ちたりしている(エイジのスーパージャンプ)は気持ちよかったです。飛んでみたい。


全体的に絵は相当力入れたんだと思います。


この作品はテレビアニメーションで2クール24話構成で制作して欲しかったですね。
実験が失敗する前の研究の話や、エイジの暮らす場所のもっとドロドロした部分、パテマの暮らす地下の生活の細かな部分などもっと見れたら、お気に入り作品になれたかもです。

投稿 : 2014/09/30
閲覧 : 225
サンキュー:

5

ネタバレ

チーズゴック さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サカサマの世界

重力が逆様になった世界で生きるパテマとエイジの物語。パテマが可愛い。空に落ちてしまう恐怖とかハンパないだろうなぁ。最後のオチはそうだろうなと思っていたけど面白かった。パテマちゃんに抱っこされたい!!

投稿 : 2014/09/19
閲覧 : 192
サンキュー:

1

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考えると、酔います(笑)

期待していたより、面白かったです。
なんせ、設定が特殊なので2人の主人公の目線が交互に
入れ替わり、酔ってしまいます(笑)。
重力は(小賢しく)どちらに、、、などと考えると話が分からなくなります。
ただ、この話の本質は人間関係(異世界の2人の信頼)なので
小賢しく考える必要はありません。
普通に見て、普通に楽しめば良い作品です。
(逆に昔起こった事件や、重力の事を考えると楽しめないかも)

調べて見れば、「イブの時間」の製作会社と同じなのですね。
うん、通じるものがあります。

投稿 : 2014/09/15
閲覧 : 277
サンキュー:

3

ホロムギ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定を活かした映像が良い!

「イヴの時間」と同じ監督!
この情報だけで見るのは決定でしょう!

さかさまの世界をとても上手く映像で活かしています!
主人公二人の居住区はどちらも楽しめます。一緒に歩こうと思えばどちらかは天井を歩かないといけないわけですが、天井は電気やパイプやら障害物が多いですよね。歩きにくそうにしていたりする描写があればもっと面白いのになーと残念です。

ですが、想像するととても楽しい!

こんな場所ならどうするのだろうか。普通に歩いている道ですが、さかさまの人からすればどれだけ恐ろしい道だろうか。
世界観・設定は素晴らしい!
手に汗握る場面もあり全体を通して良いです。

しかし、設定に甘えてしまったのかキャラに魅力があまりありません。
二人の主人公の信頼関係や友情が育まれているのか謎です。

困っているだろうから助ける。ぐらいの感情しかないのではないだろうか。
俺が助けるんだ!!ぐらいの熱い気持ちからくる衝動が欲しかった。
(衝動がないのに一応理由はあると思います。ですが、ヒロインを助けるためにそれを打ち破って感情を爆発させるのがアニメでしょう!)

二人が二つの世界を繋ぐ架け橋でもあるのでしょうが、当の二人の繋がりが薄い。結果、アニメ全体を通して締まらない。ものすごく惜しい作品です。

とはいえ面白いです!おススメします!


見どころは、さかさまの世界を素晴らしく表現し、アイデアを取り入れた映像です!

投稿 : 2014/09/07
閲覧 : 230
サンキュー:

6

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

☆しっかりつかまえてなイカ?

地上の世界の少年エイジと地下民族の娘パテマの
ボーイ・ミーツ・ガールロマンス。


臨場感たっぷりで斬新な作品です。パテマが常に風船状態です。
いちばん感動したのは愛の強さですね。しっかり握って
放さないふたりの絆みたいな。(*^^*)

監督/吉浦康裕

音楽/大島ミチル

制作プロダクション/アスミック・エース

製作/サカサマ会-アスミック・エース、グッドスマイルカンパニー
キッズステーション、パープルカウスタジオジャパン、ディレクションズ

主観的評価(B)


追記欄_

投稿 : 2014/08/30
閲覧 : 213
サンキュー:

9

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

面白い発想です。なかなか面白かったです。

投稿 : 2014/08/27
閲覧 : 174
サンキュー:

1

NoName69 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

芸術貫いてる作品。

すごいすごい。

ワンシーンにかける熱意とシナリオの完成度がすごい。

だがしかし!日本はテレビ至上主義であるw

映画というエンターテインメントカテゴリが3歳児並みに遅れているのだ。

いつまでたってもはーいしか言えないタラちゃんもいいところなのだw


テレビ放送は色々と大人の事情よろしく的なところがあるから

丁寧な作品を映画サイズで作りたい。

日本の映画館でアニメ上映してもお金にならない。

ところがこれは日本のアニメだ。

海外があるじゃないか。といった感じだ。

「人狼」や「イノセンス」を手がけた押井さんの発想と似てるところがある。


フランス人が好きだろうなーとか思って観てたらやっぱりねって感じで

フランスの映画館でチケットバカ売れしてましたwww

イブの時間はネット配信だかなんだかしてたけどやっぱり厳しいんだろうな…
日本でおいしいもの作って全部海外に大量輸出してたんじゃもったいないお

日本の映画業界は目覚めるべき。スポンサーが当たり前について才能ある人材を伸ばすべき。

じゃないと秀逸な芸術作品まで海外に食われちまうぜ

巨人とかエヴァンゲリオンと同じくらい人狼もすげえのに映画向けだからって知名度がほぼ海外だ。もったいない。もったいのうございます!w

投稿 : 2014/08/25
閲覧 : 232
サンキュー:

4

ネタバレ

ほったっる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ラピュタかな?

実家帰ったらWOWOWでやってたアニメその2

100分程度のアニメ映画。

ある実験に失敗したことで重力を失い、空に落ちるようになった人々がいた。
それ以降、空を忌み嫌うようになったアイガという世界に住む少年エイジ。
空に落ちないように地下の世界に住む少女パテマ。
外の世界に興味のある好奇心旺盛なパテマが、ふとした出来事からアイガの世界に降り立ち(むしろ落ちた?)、空に憧れるエイジと共に協力しながら元の地下へ戻ろうとするところから話が始まり、それを阻む謎の組織との争いに話が発展していくというところ。

お話の構造を見ていくだけでもラピュタかな?という感じがありますが、さらにラピュタ感が出ている設定がいくつか出てきます。ネタバレを含む所があるので伏せてはおきます。

{netabare}といった感じの印象が最後の10分間で崩れるというのがこのアニメのすごいところ。
まさかまさかの主人公とパテマの立場が逆だとは。
ラスボスが宗教じみた考え方を徹底している理由もこれで解消されました。
最後の最後でパラダイムシフトが存在する、ここがラピュタとの決定的な違いです。{/netabare}

注目すべきは「視点」にこだわった物語と演出でしょうか。
パテマは最初、あたかも地上で生活する人かのような映し方をしていますが、アイガに来てからというもののサカサマの状態に。それを画を180度回転させることで見せていくという変わった手法を何度かとっています。
またエイジは空に落ちていく恐怖を理解しているつもりでしたが、いざ高いところから落とされる恐怖を味わうとパテマのことを理解していなかったと自戒。相手の視点をここで初めて認識します。
重力に従う人間と空に落ちていく人間。
あるいは、地上で我が物顔で暮らす人間と地下で隠れながら暮らす人間。
人々の視点を意識せずにはいられない、物語と演出がふんだんに盛り込まれています。

{netabare}その視点を最後のパラダイムシフトでまた180度ひっくり返すところも憎いです。空に落ちる落ちないどころではなく、立場さえもひっくり返す予想外の展開には驚きました。 {/netabare}

人間の見えるもの、考えることをサカサマにしてしまう、あるいはサカサマになることもあるということが伝わる良い作品でした。

設定上、二人が同じ世界に居る為には抱き合わないといけないというのも良いですね。
{netabare}それで二人の純愛が際立ちます。キスシーンを見せないという古典的なやつも純愛さを引き立ててますね。なんかもう汚れた大人が彼らのキスシーンを見ちゃいけませんよ、ほんと。{/netabare}

キャラの作画は少し苦手な部類でしたが、先述の演出が素晴らしいので良いと思います。あと風景の描き方が素晴らしいです。繰り返しますが、ラピュタを思わせるような世界が描かれてます。

音楽はEDの歌が印象的でした。すごく優しい歌声で、締めにふさわしい曲です。

最後に一つ、言いたいことを・・・

パテマの胸は大きいのか、小さいのか最後までよくわからんかった!!
エイジさん!お願いです!教えてくだ・・・

=====○)д`);.・;゛;ブッ

まぁ私はおっぱいに貴賤無し派ですけどね。

投稿 : 2014/08/25
閲覧 : 265
サンキュー:

11

スズメバチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大どんでん返し!

途中で「あれ?」と思い、最後の最後で「そっか!」となる。

いろいろ突っ込んでいけば、かなり重たい作品になるところを

サクッと流して、ファンタジーに仕上げているところが特にいい。

個人的にジ〇リでなくてよかったと思う。

某巨匠は少しスパイスを利かせすぎるから…

ちなみにラピュタは大好きです。

投稿 : 2014/08/16
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

手を離したら、彼女は空に落ちていく。

◎ジャンル:SFファンタジー
◎公開日:2013年11月9日(上映時間:99分)

●原作・脚本・監督:吉浦康裕 ●キャラクター原案:茶山隆介
●アニメーション制作:パープルカウスタジオジャパン


■あらすじ■
“かつて多くの罪人が空に落ちた”ことから空を忌み嫌う世界・アイガと、そのアイガの地下世界である地下集落(サカサマ世界)。
ある日、ひょんなことからアイガにやってきた地下集落のお姫様・パテマは、自分とは「重力がサカサマな存在」のアイガ人の少年・エイジと出会い…


■感想■
作画、演出、カメラワークもかなり気合が入っていて迫力あり 臨場感あり。
劇場作品ならではのクオリティの高さを感じました。


ストーリーは王道かつ正統派な「SFファンタジー&ボーイミーツガール」ですね。
シリアスも多めですが、基本的にロマンチックで爽やかな印象を受けました。

王道とはいえ、
「世界が重力関係の相違により互いにサカサマになっていることで登場人物の存在も同じく上下サカサマの関係」
といったところは他にはない、この作品ならではの特殊な設定で非常に面白味がありました。

よくもまぁこんなアイディアを考えつくものだなぁ~、と思いました^^


「空に落ちる」といった表現がでてくるのですが、この作品を観るとまさにその言葉の意味が分かりました。

ヒロインのパテマは「サカサマ人」なので、パテマからすれば
「空が地面」となるわけなんですが、空は果てしなく遠い彼方にあるので当然 足なんてつくはずはなく、アイガ人の重力や錘で支えるなりしないと空に向かって急降下です…

そのことから、パテマ視点でこの作中の世界を見ると
「地に足が着かないことの恐怖心」がふつふつと伝わってきました。

さらに 上記で書いたようにカメラワークが臨場感たっぷりなので、パテマとエイジ両方の視点から上下関係をリアルに体感することができました^^

ただ、物語が進んでいくにつれて2人の視点が頻繁に入れ替わるのと同時に画面も上下反転を頻繁に繰り返すようになるので『あれ?これ今どっちがどっちだ??』と混乱してしまいましたw

でも、その混乱も含めて楽しめたので良かったかな と思います。


ラストは『ほほう、そういうことだったのか!』という大どんでん返し的な結末が待ち構えていました。

しかし細かな設定や人物描写については、わりと劇中では簡単に語られているだけでした。
そのせいでとくに脇キャラの印象が薄く、消化不良感は否めませんでした^^;

面白いアイディア+細かく設定が練られている作品だったので、その分もっと観たかったなぁというのが本音ですね^^;
エイジとパテマの冒険活劇&2828シーンも正直物足りなかった><


とはいえ、ファンタジーものの中編劇場作品としては けっして悪くなかった作品だと思うので、上記のジャンルが好みで気になった方は是非1度視聴してみるといいかもです(`・ω・´)


※{netabare}
      (地上)

  ◯
  人
-----------
      (地下集落)

  ◯←パテマ達 
  人
-----------
      (アイガ)
  Y
  ◯←エイジ達       
-----------←空は偽物。星空=人工照明

結末の図解を載せてみました。
「エイジ含め、アイガの人達が本当のサカサマ人だった」ということですね^^{/netabare}


■好きなキャラ■
しいて言えば、地下集落の青年・ポルタです。
元気が良く、それでいてパテマをいつも気遣う世話焼きな兄貴分といったところがいいなと思いました^^

投稿 : 2014/08/08
閲覧 : 276
ネタバレ

過たる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

重力がサカサマな世界設定に目が行きがちで、
若年向けに思われるかもしれないが、
物語が進行するにつれて、主人公やヒロインの内面が変化するので
大人でも充分に楽しめる作品だと思う。

ただし、行動は積極的かつ大胆で、引く場面も有るかもしれない。
命がけな場面が多いので、悠長に恥じらう余裕が無いのも事実だけど。

~~~
重力がサカサマなこの世界で、初めて主人公とヒロインが手を繋ぎ
空中を漂った際、放ったセリフが印象的だった。

エイジ「浮いてる」「飛んでる」
パテマ「落ちる」

重力の作用がもたらす価値観の違いを如実に表してる気がした。

しかしながら、そんな2人でも価値観を共有できるシーンが有った。
{netabare} 夜、エイジが星空を見上げ、パテマが見下ろすシーン。
空はエイジにとって父親との因縁が、パテマにとって恐怖の対象でしかないが、
2人とも星空を綺麗だと評していた。{/netabare}
そのシーンが後々の2人の信頼を築くことに繋がるのだろうと思う。

奈落の底に落ちるかもしれない恐怖を抱えながら、
出会って間もない人間に自分の命を預けるなんて自分には無理だと思う。

~~~
この世界、物が重要な役割を持つ。
エイジが住む世界とパテマの世界とで、人間だけでなく物の重力もサカサマになってる。
しかも、一方の世界から他方の世界に物を移動させても変わらない。空に落ちることになる。

要は、もしパテマがスカートを履いてエイジの世界に行っても、めくれる事は無い。

話を戻すと、エイジとパテマが初めて手を繋いだとき、
エイジの体が浮き上がり、パテマは空に落ちていく。
パテマが背負っていたリュックサックを空に捨てたとき、
ようやくエイジは地面に立つことができた。

この時のリュックサックのように、困難な状況に遭遇した際
物を使って進行方向を決定していく。

ちなみに、エイジとパテマ以外にも手を繋ぐ機会が有り、
それを基に体重を軽い順に並べてみた。

{netabare}パテマ < エイジ <(パテマ+足枷)< 悪役 、エイジ < ポルタ{/netabare}

~~~
悪役の意図が最後までよく分からなかった。
{netabare} パテマの住む世界の情報を得たいが為に、パテマを手懐けようとしてたハズなのに、
最後のほうでは、手段と目的がサカサマになってたような。パテマ可愛いものね。{/netabare}

~~~
PSソフト『ICO』と通じるものが有ると思う。

キャッチコピー比較
サカサマのパテマ「手を離したら、彼女は空に落ちていく。」
ICO「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」

どちらとも主人公とヒロインが手を繋ぎ、命を預ける点で似ている。
そもそも音楽が大島ミチルさんだったので、独特の雰囲気が有る。

投稿 : 2014/07/29
閲覧 : 318
サンキュー:

4

噛んじゃうぞ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どうしてこんなに傑作なのに知名度が…と思った作品

世界観がすばらしいし、テーマがきちんとしている。
作画もきれい。
個々のキャラも汚い性格の敵も含めて良い。

さかさまの世界、ドラマチックな展開、
時間いっぱいわくわくしながら観れました♪

見方や立ち位置が違ったら見えるものも変わってくる。見ている世界が違う=考え方も違うから、自分たちと異なるものは差別するという人の悪いところを指摘している作品だと思う。
そして両方の見方を知り、お互いの気持ちがわかったなら、打ち解ける。

終わり方も爽やか。

一つ惜しまれることがあれば、どうしてこんなにすばらしい作品の知名度が
低いのかという点に尽きます。

すごく凝った作品というわけではなくて、シンプル-だからわかり易くて
おもしろい。 家族で観るにも最適で、超おすすめです!

投稿 : 2014/07/28
閲覧 : 374
サンキュー:

15

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うまい!サカサマ演出

驚愕の世界。
逆転の発想。
重力の作用方向が反対の地上世界と地下世界。
この作品は、重力がサカサマの少女と少年による上下方向冒険アニメです。

現状世界に疑問を持つ地下少女パテマと地上少年エイジ。
何かを変えたいという純粋な思いが二人を動かし、物語が始まります。

逆転重力の融合による浮遊表現が不思議感を演出。
人間の重量バランスによる浮遊感には驚きました。

上が下なのか?下が上なのか?
画面も時々逆転するので注意が必要。
上下方向を常に意識していないと混乱しそうです。
また随所に「落ちる!」感覚があります。
高所好きな私にとっては、全くの爽快風景。
ラストも納得の爽快感です。
ちょっとだけコメディーチックな淡い淡いラブストーリーでした。

投稿 : 2014/07/27
閲覧 : 540
サンキュー:

52

ネタバレ

きたのまお さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

上が地面で空が下で~ややこしや~ややこしや

昔あった重力実験の失敗により、サカサマの世界ができてしまった世界。
地下に住んでいたパテマはどうしても地上が見たくて。

どっちが上でどっちが下だか混乱する不思議。
空に落ちていくというのが面白い発想でした。

パテマとエイジがしがみつきながらポンポンはねるのが面白い。

見えているもの思い込んでるだけが世界ではない。
憎しみ合う者たちもわかりあえるというメッセージはよかったです。

パテマがかわいい!
わぁーとなった顔がいいですね。

投稿 : 2014/07/26
閲覧 : 243
サンキュー:

10

ネタバレ

Re:SMILE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんか不思議な映画でしたね...

あらすじ...
「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と“空”を忌み嫌う世界・アイガ。そこに住む少年・エイジは今の生活に鬱憤を募らせていた。そんな彼の前に、突然サカサマの少女・パテマが現れる。
地下の世界からやってきたパテマはエイジと交流するが、彼女の身体はアイガの重力に合わず、“空”に落ちる体質となっていた。パテマはとっさにエイジの手を握った時、彼女に引っ張られるように2人は空へ飛び出す。その頃、サカサマ人が現れたとの報告が来て、アイガの君主・イザムラは、治安警察のジャクに捜索を命じる。
wikiからです。

感想...
なんかいままでにない感覚の映画でした。感動するとかそぉゆうのじゃないですけど、不思議と最後まで目がはなせませんでした。
最後はほんと想像できない展開で驚きました!!あとはパテマちゃん可愛かったですね。
うまく言えないんですけど、ほんと面白かったです。アニメ好きの方にはぜひ1度はみていただきたい作品ですね。

投稿 : 2014/07/23
閲覧 : 299
サンキュー:

15

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

逆さまに広がる2つの世界。逆さまに響く2つの鼓動。

吉浦康裕監督によるアニメ映画作品。

監督の作品を見るのがこれが初めてですが、壮大な世界観にはとても魅了されました。

100分ほどの作品です。


● ストーリー
地底世界に暮らす少女・パテマ。

地上の世界(アイガ)に暮らす少年・エイジ。

2人がこの作品の主人公です。

地底世界に住む人間とアイガに住む人間とは、重力の向きが反対。

地底世界からアイガに落ちたパテマと出会ったエイジは、サカサマのパテマをかくまいながら、元の世界へ返すことを約束する。


内容はみっちりでした。満足です。

重力の向きがあっち向いたりこっち向いたり、頭の中がぐるんぐるん(笑)

でもとても不思議で魅力的な世界観でした。

物語の中で語られた伏線はすべてきれいに回収されていて、すっきりです。

異世界で出会った少年少女の物語、といえばよくあるストーリーですが、

そこに”サカサマ”という要素が加わることで独特な世界観が出来上がっていたように感じました。


● サカサマ
というわけで、この作品の魅力はここ、”サカサマ”です。

というか、重力、かな。

エイジ目線ではパテマは常にひっくり返っていて、

パテマ目線ではエイジは常にひっくり返っている。

それはちょっとおかしな光景ではあります。笑

重力が正反対なので、体重が重いであろうエイジの重力のほうが勝つ。(だよね?)

2人が力を合わせれば、重力を弱めることができ、エイジは軽やかに跳ぶことができる。

私はこのシーンが1番気に入っています^^

なんだか自分の体もふわわ~っと軽くなった気分でした♪

また、地面に落下したり、空に落下したり、そのスピード感も迫力があってよかったです。


”空を見下ろす”って変な感じだけど、パテマ目線で空を見下ろしてみると、

自分が知っている空とは全然違う空がそこにはあって、美しかったです。

もちろん、美しいだけじゃなくて、パテマにとって空は「どこまでも落ちてしまう」恐ろしい場所。

その恐怖感が見ている私たちにもわかるように描かれていたところもよかったです。(中盤に。そのタイミングもgood。)

パテマが空を怖がるのも当然です。それと同時に、2人の信頼関係もよく伝わってきました^^


● まとめ
ちょっと頭の中はぐるぐるしますけど、

想像力が働き、なんだか脳が活性化された気分(笑)

スピード感のある美しい作画と、2人の爽やかな関係、まっすぐな心には元気ももらいました。

エイジはかっこいいし、パテマはかわいい。キャラについては申し分なし♪

わくわく、ドキドキするような冒険ものが好き、という方にはおすすめかな。

投稿 : 2014/07/19
閲覧 : 233
サンキュー:

22

Hideout さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どっちが上下って混乱したけど

この世界構造が理解できなかったけど、見終わってから紙に書いてみてやっと構造を理解できました。
てか上下さかさまなだけで、こんなに理解に苦しむんだってことに私自身がびっくり・x・;

一方からの視点で物事を考えがちだけど、逆の視点からの考え方、また別の真実。とても考えさせられるストーリーだったと思います。

大人の方に見てもらいたい作品だと思います。

投稿 : 2014/07/02
閲覧 : 218
サンキュー:

5

ネタバレ

daruma さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

イヴの時間の監督の作品ということで観てみました。

 とりあえず設定が好きです。

斬新だし、画を観ながら重力の向きとかを考えて、主人公たちがどっちに落ちるのかを予測しながら観てると楽しいです。

他にも空を見上げてはいけないだったり、洗脳的な教育だったりと自分たちの自由を制限する世の中に対する反発心や好奇心を煽るような設定も好感が持てます。

手を離したら空に落ちていくパテマの恐怖心を考えると、怖くなります。その辺も物語の中盤で扱われていて良かったと思います。

 キャラに関しては、敵(?)というか世の中を支配しようとしているボスが、かなりの悪で胸糞悪くなりました。

{netabare}パテマ超~~かわいい!!{/netabare}

 結末は何となく途中で予想がつきましたが、それでも十分面白いと思える結末だと思います。

投稿 : 2014/06/29
閲覧 : 227
サンキュー:

7

クリームおじさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

脚本がもったいない

非常に興味深く面白い設定です。
キャラのポジションも分かりやすく、難解な印象を全く受けませんでした。
また声優がとてもうまくて不思議世界の違和感を全く感じさせませんでした。

しかしそれだけに惜しい・・・
何故設定の説明だけで100分使ってしまったのか。

本当にもったいないと感じてしまいました。
脚本の段階でもう一つ軸を設けて制作にあたって欲しかったです。

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 241
サンキュー:

4

ぐりん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんだこの懐かしい、ドキドキ感とワクワク感は!革新的アニメ!!

イヴの時間が思いのほか面白かったので、新作のこのアニメを手に取りました。
さて、タイトルどおりのサカサマの世界、、イブとは違い冒険物かな。

発想がおもしろく、独特の世界観です。でもなぜか懐かしいワクワク感を思い出させてくれる、そんな作品でしょうか^^

子供の頃、ラピュタとかナウシカとか見てドキドキしてた頃を思い出しました!
上下逆さまのアングルが斬新で面白いだけでなく、ストーリーも惹かれる物がありました!

革新的でワクワクさせてくれる映画でした。ナイスです!
普段アニメを見ない方にも楽しめる作品と思います。

あ、「天空の城ラピュタ」とか好きな人はドストライク間違いなしかと~(≧∇≦)b

投稿 : 2014/06/07
閲覧 : 227
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未知の世界への憧れは...

コロンブスが船を出し...

ガガーリンが宇宙へ飛び...

未知の世界への憧れは、いつの時代も人々の心を惹きつけるのでしょう。

ニュートンは万有引力の法則を発見しましたが...

さて、本当の意味での重力を理解している人が、世界に何人いるのでしょうか?

あなたの信じるその世界は、本当にあなたの信じるその形をしていますか?

そう、アトラスが支える円盤が地球なのですよ、円盤の端である水平線の彼方では、海が滝の様に落ちているのです...

そうじゃないと言うのなら、あなたは世界を見ましたか?

さあ、本当の世界を見に行きましょう!

投稿 : 2014/06/07
閲覧 : 210

ねこひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

めずらしい

面白い題材でした
都合のいい展開もありましたが全体を通してよくできていると思います
他のアニメでは味わえない感覚だと思いますよ

投稿 : 2014/06/04
閲覧 : 283
サンキュー:

4

くかす さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

逆さまの少女、手を話すと空に落ちていく少女とふつうの少年の話です。
世界観が特殊で逆さまの一族で地中にすんでいる一族と地上に住んでいる人がいます。若干上下で混乱しました。エイジとパテマが可愛かったです。なにかを伝えようとする作品というよりはただ単純にストーリーが面白い作品だと思います。

投稿 : 2014/06/03
閲覧 : 335
サンキュー:

4

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サカサマのパテマのストーリー・あらすじ

どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ましくも明るく楽しい日々を送っている。地下集落のお姫様であるパテマは、まだ見ぬ世界の先に想いを馳せて、今日も坑道を探検する。お気に入りの場所は、集落の「掟」で立ち入りが禁止されている『危険区域』。これまでに見たこともない広大な空間には、幻想的な光景が広がる。世話役のジィに怒られながらも、好奇心は抑えられない。いつものように『危険区域』に向かったパテマは、そこで、予期せぬ出来事に遭遇する。何が『危険』であるのか、誰も彼女に教えてはくれなかったから。隠された“秘密”に触れる時、物語は動き出す――(アニメ映画『サカサマのパテマ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年11月9日
制作会社
パープルカウスタジオジャパン

声優・キャラクター

藤井ゆきよ、岡本信彦、大畑伸太郎、ふくまつ進紗、加藤将之、安元洋貴、内田真礼、土師孝也

スタッフ

原作:吉浦康裕、 監督:吉浦康裕、脚本:吉浦康裕、作画監督:又賀大介、美術監督:金子雄司、CG監督:安喰秀一、色彩設計:井上あきこ、動画検査:大谷久美子、プロデューサー:小野幹雄、制作プロデューサー:稲垣亮祐、音楽:大島ミチル、音響監督:Neue Welle、エグゼクティブ・プロデューサー:豊島雅郎/安藝貴範/中田善文/廣木啓/長江努

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