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「新世界より(TVアニメ動画)」

総合得点
87.4
感想・評価
3350
棚に入れた
15985
ランキング
161
★★★★☆ 3.9 (3350)
物語
4.2
作画
3.6
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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新世界よりの感想・評価はどうでしたか?

小豆マメマメ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定がしっかりしてた。

最初はなんだか色々用語が出てきて伏線が多くわかりにくい印象をうけました。(原作を読んでいなかったので)が伏線回収されていく時の「なるほど」感がよかった。
8話あたりに見るのをやめようかと思うときがあった・・・

投稿 : 2013/08/31
閲覧 : 252
サンキュー:

1

ネタバレ

HITATI さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

謎さがよかった

最初はよくわからない感じで始まって面白くないかなーっておもったけど、でもなんか次の展開がきになってみてたら最後まで謎な部分もあったけど面白かった。

てか最後まで見たらみんな「きろうまる」に惚れてまうと思う

投稿 : 2013/08/23
閲覧 : 179
サンキュー:

3

Ryuvay さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もし、一部の人間が超能力を手に入れたら世界はどう変遷していくのか?

同性愛描写が有り、茶化して観る人もいるかもしれませんが、私は至極マジメに必要な描写として観ることができました。
そりゃ人類にとって必要ならしゃーないでしょ。

導入部分である最初の数話は、第1話のアバンに違和感を感じるくらいで、呪力と呼ばれる超能力を扱った学園モノ的なイメージを受けてしまいますが、だんだん違和感やホラー的要素を
思わせるようになります。
しかし、この物語の本質は、違うと考えています。

一方の立場では自分が正しく相手が悪。
悪を罰することは必要悪なのか制裁なのか。
そもそも正義とは何でしょうね。
個人的私見ではありますが、正義と言う言葉は、あまりにもあいまいで、ガラス板のようなものだと思っています。脆くて壊れると鋭利で、時には自分の姿を映す。正義と言う名のガラス板を前にして振りかざす自身の正しさは、本当に正義なのかを思わせる物語でした。

取り上げているテーマとしてはコードギアスに似ています。
ただ、原作者がどこまで計算して練られた物語かにもよりますが、とにかく複雑です。伏線は第1話から全ての話数において散りばめられており、少しずつ明らかになり最終話で全てが明らかになります。レビュータイトルにあるIF(もしも~)において世界、もとい社会の成り立ちやいかにして自身を正当化し守るかに言及しています。

このアニメに感動はありますが、かっこよさや爽快感は皆無です。
観れば観るほどに、考えれば考えるほどにテーマが重い・・・。

テーマをもっともっと単純化して言うならば「種(しゅ)の存続に必要なこと」ということに尽きるでしょう。
また、「偽りの神に抗え。」というキャッチフレーズの意味も最後まで理解できました。今考えると、とても意外でした。

このアニメ、奥深くてレビューするのも難しい。

投稿 : 2013/08/20
閲覧 : 364
サンキュー:

10

タロウ@かもね さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい。でも作画が…

充分に楽しめる作品。
でも、個人的には原作小説の方が数段おもしろい。

作画が少し苦手な部類。
特に幼少期の主人公の目の描き方とか。

投稿 : 2013/08/19
閲覧 : 145
サンキュー:

1

アンバランス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

綺麗な世界の残酷な話です。

1人の女性が過去を語る形で進んでいきます。
綺麗で自然豊かな世界に反して、語り口調は終始暗く。
あの時こうしていれば、あの時の何故等、過去の自分の事を責めながらゆっくりと物語は進んでいきます。

物語は3部構成になっています。
少しずつ大人になってゆく主人公達、話が進めば進む程綺麗な世界は消えてなくなり物語の残酷さに引き込まれてゆくと思います。

ラストまで見なければ後悔します。

投稿 : 2013/08/19
閲覧 : 213
サンキュー:

5

ネタバレ

レーンチイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分的にはおもしろい!

このアニメは人によっては嫌いな人もいるでしょう。
主人公の年齢ごとに話が別れていて
各所に山場があってそこはとても面白いけど
日常的なところがいちいちうざかったり…
総合するとよい作品と言えるでしょう!
大人になってからは特におもしろい!

投稿 : 2013/08/17
閲覧 : 164
サンキュー:

2

hottikiss3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間って残酷すぎる

本当にいろいろ考えさせられる作品でした。 人間は今動物の中で最高ってほどの立場になってその立場になってからもう何回子孫繁栄してきたんだろう何代目の人間になってるんだろうもはやその子孫繁栄っていう欲求さえ自覚できないほどに安泰に慣れてしまっていると思った。 私たちはどんな犠牲の上で生きているのかもう一度ちゃんと考えないといけないと思った。 間近なものでいえば世界との戦争だしそれだけじゃなくて日本での戦争、たとえば長篠の戦とかね。あれで勝ち残った人がいるから今の日本があるんだろうし。 とか言う前に、今の人間がこうなっているのも過去でいろいろな劣性な生物が死んでいったからこんな知性持った私たちがいるんだろうなと思った私たちが知らない歴史の中できっとそんな過程があったんじゃないかと思った。 頭がいいヒトが生き残っていったからというかそういう社会だから、今私たちはほとんどの人がこうやって当たり前に言葉しゃべれたりするほどの知性もってるんだよね。  ネタバレしないように書きますが、最後の言葉は、この物語自体が想像の世界であって想像することでこういったありがたみが分かる。その想像するという行為さえ、いままでの犠牲の上で授けられた賜物で、だから私たちにはそういったことを思って過去の人たちのことを感謝し、忘れないで生きることが義務である、ということだと思う。

今からこれを見ようと思う方!!!
最後どんでん返し系、オススメ!!

投稿 : 2013/08/15
閲覧 : 371
サンキュー:

5

ネタバレ

ちょこみんと さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構大人向けのアニメ

最初の方は全然意味が分からなかったけど
見続けるうちに関係ないと思ってた場面が
つながっていく感じで、難しい言葉も多いし
ホモレズ登場で、恋愛シーンも多いアニメでした。
だけど、難しい言葉だけじゃなく、
このアニメだけに登場する都市伝説とか生物とかも
結構出てくるので私からしたら
話についていくのがたいへんだった(;´▽`A``
すごいホラーっぽい場面もあって
夢中になるけど、全話の途中は話が
遠まわしになってるところがあるから
とりあえず、我慢します(^-^)/

投稿 : 2013/08/14
閲覧 : 167
サンキュー:

8

しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ついに始まった

原作:貴志祐介、これだけで面白い事は解った。
あとは原作をどのように料理するかだが・・・

はっきり言って前半は苦痛だった。
訳が解らなく、wiki見てアニメHP見てなんとかついていく感じ。
何度も見るのを止めようかと思ったが、前半の主題歌が素晴らしかったから視聴を続けられた。

「割れたリンゴ」はこのクールで1番のお気に入り。
全編にわたりギターが鳴っているが、サンプリングされたフレーズは特に良かった。

曲が変わる頃には面白くなっていたので最後まで見たけど、印象としてはやはり前半が勿体ない。
原作のボリュームを考えると仕方ないのかもしれないが、もうちょっと上手くまとめてほしかったな。

投稿 : 2013/08/12
閲覧 : 288
サンキュー:

12

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっと前に

ちょっと前に本屋で見かけた作品ですね。
当時自分は「なにが新世界よりだよ!調子に乗ったタイトルつけやがって!」って思ってました。
今思えば、当時読んでおくべきでした。この作品はすべて知った後の方がより楽しめる作品だと思います。
まぁ先にネタバレだけ見るのはオススメしませんが^^;
簡単に言えば、人間に未知の超能力が一定の確率で発現するようになった世の中はどうなってしまうのかを意欲的に描いた作品です。
正直最初は魔法バトルモノに近くなるんじゃないかと思ってましたね。
かなり世界観が複雑に練られているので、序盤は後半以降のための土台作りとなっています。
ですので、ともするとこの時点で評価が分かれるかもしれません。
ですが、長編小説の展開はかなりの割合でスロースタートです。それのアニメ化ですから、まぁしょうがないことです。
意味深なシーンやセリフはかなり多く、それらは伏線としてかなりしっかり回収されていますので、シナリオとしての不満はほとんど無いです。
あるとすれば、主人公や主要人物達が思いつくべき方策をシナリオに都合良く思いつかないことぐらいですかね。
流石に視聴者でさえ気づくことに気づかないのは、ちょっとやきもきしました^^;
ですが最後は半端じゃなく綺麗に終わっており、なかなかの清々しさでした。
最後をこんなに綺麗に終わらせるのはそうそう出来ないですよ^^;
ただ、言ってはいけないような気もしますが、これは絶対原作を読む方がいいです^^;
アニメのレビューとして最低ですが、つまりはそういうことです。

投稿 : 2013/08/11
閲覧 : 313
サンキュー:

10

ネタバレ

りく さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

練りに練られた世界観と切ない物語展開が魅力! 中盤から一気に面白くなります(追記あり)

 原作未読。貴志祐介というと「青の炎」であまりの切なさに心を揺さぶられまくった記憶がありますw
 色々問題点もあって途中で切った人も多いと思いますが、たくさんの人に見て欲しいと思える良作だったので、未視聴の方はぜひ!
(未視聴の方も読めるようにネタバレ隠しを多用しています)


 人類が超能力を持つようになった1000年後の日本が舞台。日本と言っても現実の日本の面影は全く感じられないような世界になっていて、そこが大きな魅力でもあります。
 この作りこまれた世界観が素晴らしいのですが、独特すぎる設定・造語が非常に多く、アニメでは説明を省略してしまっていることもあり、最初はかなり取っつきにくいです。が、一度単語や設定が理解できるとどんどんその深みにハマっていけると思います。自分でwikiを使って調べるなど、能動的に楽しもうとする姿勢が必要なアニメではありますね。私はそのせいで若干ネタバレ食らいましたがw

 12歳編、14歳編、26歳編と分かれており、正直12歳編は退屈でした。一言でいえば子供たちの冒険といった感じですが、単語の意味や世界設定を把握しきれておらず、冒険特有のワクワク感もあまり感じられなかったんですよね。加えてこのあたりは、分かりづらい描写や崩れた作画などが話題になっていて、私も惰性で見ていたことは否定できません。
 しかし、14歳編で主人公たちにとって重大な事件が起こり、様々な事実が判明していき、さらにまた悲しい出来事が起こり……。この辺から面白くなってくるのですが、とにかく悪い方向にしか進んでいかないので、気持ち的には暗くなってしまいました(´・ω・`)
{netabare} 瞬の業魔化、歪みきった社会の説明、真理亜と守の失踪(+死亡)など、立て続けに衝撃的な出来事が起こり、別れを重ねていく14歳編が一番悲しかったです……。{/netabare}

 本格的にドキドキな展開となるのは26歳編ですね。{netabare}人間とバケネズミの戦争となりますが、悪鬼の登場により人間たちが次々と虐殺されていきます。姿を現すまでの恐ろしさ、姿を現してからの絶望など、悪鬼としての不気味さ・恐怖が存分に描かれていたと思います。真里亜と守の子供であるというのも確定してしまい、早季にとっては辛かったでしょうね……。
 悪鬼の正体は「何らかの理由でバケネズミ側についた真里亜か守かな?」なんて想像もしたんですが、子供でした。サイコバスター燃やしたところで「お、これは早季が愛情によって悪鬼を味方にする展開では!?」と期待してたら普通に殺しちゃいましたね。しかもキロウマルを犠牲にして。
 しょうがないっちゃしょうがないんですが、一人ぼっちになりたくないからサイコバスターを燃やして覚を助け、キロウマルを犠牲にし、愧死機構が人間ではなくバケネズミに対して機能するだけのただの子供(しかも真里亜と守の)を結局は殺してしまう早季。12歳編時のヒステリックな感じも含めて、とてもリアルで人間味あふれるキャラクターですが、物語の主人公としてはちょっとブレ気味かも。{/netabare}

 そして最終話。{netabare}実はバケネズミも元は人間であるという衝撃の事実が判明します。
 超能力者たちにとって都合の良い生物となることを強制された一般人、それがバケネズミだったわけですが、この物語は人間たちばかりに共感していられないという点で秀逸だったと思います。最終的には人間の勝利で終わりましたが、最後の裁判など歪んだ人間像が浮き彫りになって、爽快さは(良い意味で)全く感じられませんでした。{/netabare}

{netabare}早季と覚の結婚はこの物語では唯一と言ってもいいほど珍しい、幸せな出来事でしたね!
頬を染めて緊張してる覚に対して、落ち着いた様子で覚を見守っている早季が印象的でしたw
この時の二人は本当に素敵で、短いですけど大好きなシーンです。{/netabare}


{netabare} 早季が子孫に宛てて手記を書いて物語は幕を閉じました。登場人物のほとんどが死んでしまい、これからどんな社会になっていくのか不安もありますが、バケネズミのために奔走する早季や覚もいますし、悪い方ばかりに行くこともないのではないかと思います。
 最後のシーンのように、子供たちの笑い声が響く住みやすい社会ができる事を祈るばかりです。{/netabare}


 とっつきにくい世界観、地味なキャラデザ、あまり面白くない12歳編など、なかなか見ようという気が起きない作品かもしれませんが、中盤~終盤の展開は非常に刺激的ですし、伏線の回収も見事です。
 物悲しい気持ちが残りつつも後味は悪くなく、何とも言えない余韻が残る作品でした。序盤で諦めず、ぜひ最後まで見てほしいです。



<追記>
 今更ながらようやく原作を読み終わったので、アニメだけでは分からなかったこと・違いなどを比較しつつ、思うところを書いてみたいと思います。
 ネタバレ全開なので、「これから読む予定だぜ!」とか「今まさに読んでるぜ!」という方はご注意を。


{netabare} 終わり方がアニメ版とはだいぶ印象が違っていて驚きました。アニメでは、多くの犠牲を払ったけれども未来に希望の持てる形で終幕を迎えましたが、原作ではなかなかに絶望的な状況になってしまっているんですね。

 悪鬼は「社会全体が著しい緊張や感情的な動揺に晒された10年後」に出現する可能性が高いという仮説が提唱されたほか、精神が不安定な親に育てられた子供は業魔になる確率が飛躍的に高まってしまうという分析がなされたとか。
 そのため、36歳となった現在の早季たちは、かつてないほど悪鬼と業魔の誕生の危険に怯えているようです。覚が不浄猫をたくさん作っていたのはその対策のためだったという……。
 アニメで見た時は「かわいい!」なんて和んでいたんですが(´・ω・`)

 さらに、早季と覚は「変わらなきゃいけない」という点では一致しつつも、具体的にどう変わっていくかについてはアニメでは触れられていませんでした。
 早季は、攻撃抑制と愧死機構という歪んだ枷によって得られた平和に疑問を抱いているようであり、将来的には再び多くの血を流すことになろうとも、この枷を解き放つべきだと考えていることが分かります。
 
ここで自分なりに考えてみたんですが、
・早季は、どんな事をしてでも攻撃抑制と愧死機構から解放されるべきだと考えている
・バケネズミの女王は、一種の限定的な呪力を用いてミュータントタイプの子供を生み出すことができる
・呪力の源は想像力、そしてラストのメッセージは「想像力こそが、すべてを変える」
・早季は現在妊娠中
・子供はどんな事があろうとも逞しく生きてくれると信じている
と、なんだか壮絶な未来を予想させる情報がチラホラ出ているように感じられました。{/netabare}


 とまあ、色々気になったことを書きましたが、小説もアニメもそれぞれに良いところがありますね。
 魅力的な世界観をじっくりと味わいつつ、丁寧に物語を楽しみたいなら小説ですが、26歳編(特に最終回)の出来はアニメ版の方が圧倒的に良かったと思います。声と音楽によって重みが出ていますし、セリフ回しとまとめ方が鳥肌が立つくらい上手かったんですよね。
 個人的には、アニメで全体のイメージを掴んでから原作を読むというのがオススメです。新しい発見もありますし。
 もしかしたら、12歳編と14歳編は原作を読んで、26歳編はアニメに切り替えるというのが最高かもしれませんね!

投稿 : 2013/08/05
閲覧 : 515
サンキュー:

61

はがね さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観が独特です(*^-^*)

うーんかなり世界観は独特でした( ^∀^)

ストーリーの内容はかなり重い話だし...人は結構死んだりするからそういう話が苦手な人は駄目かもです(ー_ー;)

エンディングに向かうに従って(何が善で何が悪なのか)って少し考えさせられます。

作品は大変楽しめました\(^o^)/

投稿 : 2013/08/04
閲覧 : 209
サンキュー:

13

fftfantt さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

息つく暇が無いが先が気になる

有名な作家さんが書いただけあって、物語の伏線がほぼきちんと回収されているし、話全体を通してぶれていないのはお見事。

評価が分かれるところなんだろうけど、この作品は息をつく暇がほとんどない、見ていて落ち着けるところが無い
でも先が気になってみてしまう。

最後の最後に暴かれた答え、これがきっと作者がこの作品を通して読者に問いかけたかった「メッセージ」であり、この最後の「メッセージ」を伝えたいがための物語だったのかなと個人的に思ってしまう。

何か考えさせられるものが好きな人には向いているアニメです。

投稿 : 2013/07/31
閲覧 : 190
サンキュー:

5

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

容量890ペタバイト
全部ばれてたんだ
天地神明に誓いましてそのような指令は出しておりません
いいから早く お願い
お二人ともどうか御無事で
もう大丈夫だから

投稿 : 2013/07/30
閲覧 : 170
サンキュー:

0

ネタバレ

かくれアニおた さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あの雰囲気イイネ(゚∀゚ )

世界観というか雰囲気というかすごくよかった。
悪鬼に攻め込まれてるとこまではよかった。
奇狼丸が実は悪い奴なんじゃないかとハラハラしながら見てるのもよかった。
だがしかしサイコバスターのあれじゃない感がすごかった。

投稿 : 2013/07/26
閲覧 : 210
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

巧妙な視点操作

(原作既読)
1:優れた点
序盤は世界観をゆっくりと明らかにしていき、視聴者の思考をそこに集中させる。
その後、世界観の全貌を見せると同時に物語を急加速させることで、
肝心な部分について疑問を抱く暇を与えず、
そのまま大きなカタストロフィに持っていく。
そこで衝撃を受けると同時に、物語全体のメッセージについて考えさせられる。
作者によって、巧妙にこちらの視点を操作されていたんだと、
最後に気づかされる仕組みが素晴らしい。

1話ごとに立ち止まってじっくり考え込むより
なるべく一気に視聴した方が、制作側の意図に乗ることができるはず。

2:不満点
(1)目的地に向かう道中の描写が一本道で単調
(原作がそのように構成されていたのでやむを得ないが)
背後で動く他のキャラクターの動静や、
組織間の駆け引き・対立などもリンクさせて並行して描き、
奥行きと緊張感を持たせるくらいのアレンジもできたように思う。

(2)キャラデザインが可愛らしすぎる
作中には{netabare}同性間の性行為{/netabare}の描写がある。
これは、原作では私達の世代との種の違い、及び種を維持するための変化(進化)を象徴する重要な描写として位置づけられるイベントなのだが、
可愛らしいデザインのアニメキャラがこれをすることで
「BL」だの「百合」だのという、
アニメお約束の1つの「ジャンル」として捉えられる可能性がある。
これでは原作が意図したモノと大きくかけ離れてしまう。
全編を仮に「精霊の守り人」のスタッフが手がけたら、また違った趣のシーンになったのではないだろうか。

3:メッセージ部分に関する私見
{netabare}「種の維持発展」という、生物の本能に基づく行動について
その種の視点(主観的視点)で見た場合はどうか。
では、他の種の視点(客観的視点)で見た場合にどう見えるか。
そのうえで、そんな本能に基づく行動をどう評価するか。
これが本作品から私が感じたメッセージ部分。

人類をはじめ多くの種が、他の種から直接的・又は間接的に利益を得て生存・発展するものである以上、
その生存が無意識ではあっても相当なエゴイズムの上に成り立っているのは当然だと思う。
だから、醜く汚いのも当然で、エゴであることのみを批判すべきではない。
しかし、他の種をないがしろにするほどの過度なエゴイズムや種の能力強化は、
結局自らの種に対する危険を発生させることになる。
このことを、客観的視点から見ることで理解できる。

これは結局、人類という種の存在を脅かす原因が、
人類そのものから生じるという内部崩壊を警告するもの。
常に自己の行動を客観的視点から観察しながら、行動を選択していくべき。
という、結論となる。

ベタな例をあげれば、他の種に配慮し、「生態系や地球環境を破壊してはならない。守らなければならない」
という思考になるのかもしれないが、そこで語られる生態系や地球環境も、
人類が生存発展していくうえで、人類に都合の良い生態系や環境のことを指すわけで、
結局、「人類のため」を基準に考えているエゴ思考といえる。
このようなエゴ思考に基づく種の行動を、肯定的にとらえるのか、否定的にとらえるのか。

作中では、人格指数に優れているとされた早季の選択には、かなりエゴなものが目に付き、
個人的には嫌悪感を抱いた。たとえば
・一人になりたくないからという理由で最終兵器発動を阻止してしまう
・忠実に尽くしてくれた味方(他の種族)を犠牲にして天敵を倒す
など、ほぼ直感にしたがって大きな選択をし行動をしてきた。

しかし、このようなエゴ思考を自然に実践できる点が、
種の存続発展のために必要だと富子様は判断したのかもしれない。

新世界より送られてきた早季の手紙を、旧世界の我々はどう受け取るべきだろうか。{/netabare}

投稿 : 2013/07/26
閲覧 : 307
サンキュー:

22

“sou-ta“ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:----

From tha New World

やっと観終わりました。作品のあらすじを読んで気になり、視聴開始したまではよかったのですが、、危うく数話目で心が折れそうになりました;;w アブナイアブナイ (--;)
途中からこの世界の謎が少しづつ分かりだし結末が気になり、その辺りから最後まではあっという間に見終わった感じがしました。個人的にはダークな雰囲気、綺麗な風景、BGM、想像力が膨らむような世界観はとても好みです(^^)キャラ画は確かに好き嫌いありそうですね。。;;二期?のED好きです〇
原作はもっと細かく書かれているのかと思うと機会があれば是非読んでみたいと思いました。
結果、癖がある作品だと感じましたが、私は最後まで視て。。良かったです(゜゜)ノ゜

投稿 : 2013/07/26
閲覧 : 315
サンキュー:

9

自由な黒縁メガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

偽りの神に抗え

前半は難しい設定や作画などで見るのが辛い部分もあったけど、後半はグイグイ作品に引き込まれていった。
終わりもすっきりして、だけど本当に考えさせられるものだった。
前半で諦めないで最後まで見てほしい。


本当に面白いのは二週目かもしれない。

投稿 : 2013/07/25
閲覧 : 197
サンキュー:

12

が~お さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

八丁標の外には・・・

超能力、村、ホラーアニメといったところでしょうか。

簡単なあらすじとしては、超能力が常識となっている村で暮らす幼馴染5人が恐怖や悲しみといった様々な事を体験し、成長していくというお話です。

初めの方は正直何が何だかよくわかりませんでしたが、異様な緊張感がありついつい見入ってしまいました。徐々に内容がわかるにつれ、物語と常に続く緊張感が絶妙で非常におもしろく最後まで一気に見てしまいました。
緊張感が1話からラストまで常に漂っているのでほんわかしたアニメが好きで怖いのが嫌いな方には向いていないかもしれません。
物語についてはストーリーが一貫していますし、内容も緊張感や悲しい部分がしっかりとありますのでなかなかよかったと思います。

また絵のタッチが独特ですが、最後まで観ていくと物語の内容とマッチしていたなと感じました。

全体としては、暗さ、緊張感、悲しさがある重い話ですので観ていると疲れてきますが、ついつい次がきになり観てしまう、非常に面白い作品になっていると思います。
是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。

投稿 : 2013/07/24
閲覧 : 171
サンキュー:

7

ひいろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もったいない!

好きな作品。
最終回がとても良かった。

まず、この物語を全25話でやろうとしたのがそもそも間違いなのでは?と思わずにはいられないです。
4、5クールかけてゆっくりやってほしかった。

アニメから入り、アニメ中盤あたりで原作を読み始めました。
映像も綺麗だし、設定や世界観も良い、音楽も良い。
ストーリーも分かればめちゃくちゃ面白い!
ただ、分かればの話です。

端折りまくってるので原作読まないとわからない部分が結構あったと思います。

25話で全部をここまできれいにまとめたのはすごいと思うけれど、もっと話数があればもっと良い作品になっていたんじゃないかなぁと。

投稿 : 2013/07/24
閲覧 : 231
サンキュー:

9

ふくれる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

呪力を持った人間が真実を探る

原作は小説です(未読)。

超能力を得た未来の人間のお話です。
主人公の視点で子どもたちの成長を描いています。
表面的には牧歌的な生活をしていますが、異質な部分がどんどん判明します。
子どもたちの冒険が見どころで、ミステリーの要素があります。
導入部分より終盤の展開に引きこまれました。
恋愛関係が絶妙なバランスです。

キャラクターデザインは目が大きいと感じるかもしれません。
(私はかわいいと思いました)
作画は安定しないときがあります。特定の回だけキリッとした目つきになったりしました。
(一貫した描画が好きです)

説明がないとわかりにくい部分がありました。
アニメから入る人は他所で補完するといいでしょう。
(きれいにまとまっているので、アニメだけでも面白いです)

2種類のエンディングはどちらもよかったです。

投稿 : 2013/07/24
閲覧 : 231
サンキュー:

5

dako さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いまいち

話の内容が飛び飛びでよくわからなかった
はしょり過ぎ

投稿 : 2013/07/21
閲覧 : 215
サンキュー:

4

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

haves and have-nots

1000年後の日本を舞台に、12才の渡辺早季の視点で物語は始まります。
そこにあるのは未来都市ではなく、黄昏時に「家路」のメロディーが流れる1000年前の間違いではないかと思わせるような牧歌的な風景です。
しかし、それとは裏腹に大人たちは何かを隠しているようであり、その実態は闇に何かが潜んでいるような不安感がつきまとう閉鎖社会でした。いきなりいなくなる級友、そして呪力を使えるようになった人類。
1000年の間にいったい何があったのでしょう?

もし本当に魔法やら超能力を使える人たちが現れたらどうなるのでしょう。
いきなりすべての人が能力を授かったのでないなら、持つ者と持たざる者は「とあるシリーズ」のような友好的な関係を保つことが出来るのでしょうか?

作品は早紀の年齢が12才、14才、26才の三部構成になっていますが、本当に物語が動き出し目が離せなくなるのは26才になってからです。世界観の説明や伏線がばら捲かれるそれまでの時間は長く退屈に感じるかもしれません。キャラデザインも微妙なので受けつけない方もおられるかもしれません。
この作品はただ眺めているだけで楽しめるような作品ではないですし、音を聞いただけでは何を意味するかわからない言葉が飛び交います。遺伝子に組み込まれた同族攻撃抑制機能である「愧死機構(きしきこう)」だけはきちんと理解しておかないと訳がわからなくなると思います。置いてきぼりにされそうになったら、公式サイトの「新世界ことば辞典」で確認しながらの視聴をお薦めします。

投稿 : 2013/07/12
閲覧 : 272
サンキュー:

37

ネタバレ

リンゴあめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

醜くなくては生きられない

最終回みて最後までみて良かったと思えた。最終回お気に入りアニメ。

投稿 : 2013/07/11
閲覧 : 176
サンキュー:

2

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チョビ髭 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

やる気無いならてぇ挙げんな

原作既読からアニメ視聴
目が縦型で少女漫画的美麗なキャラ絵。このデザインはボノボ薔薇展開を意識したものだと一見して目に付くレベルで、ある種の媚びを感じる作品です。

貴志祐介氏はサスペンス色のリアルホラーが持ち味でこれまで実写映像化してきましたがSF設定の作品という点からアニメ化されたと通常なら感じるはず。しかしこの監督は何を血迷ったかボノボメインで世界観のデザインを仕始めたのです。
いやそもそもA-1 Picturesに誰がこの仕事を頼むことを決定したのか。小説からアニメ化の経験もホラーの経験もない会社に。ましてや監督業に熟れない石浜真史氏を据えるなんて・・・そのことの方が大きな問題かもしれません。

異能力、異生物が登場し文明もそれを受容して1000年経過。ここまで大がかりなファンタジーは滅多にありません。
異能力でいえばアキラ、異生物でいえばナウシカ(漫画は異能力も有)、文明という面では・・・オネアミスかなぁ。それらが全て内包された世界観、めちゃめちゃ大変でしょうが見せ場も大いに有る原作だった訳です。

私にはアニメオリジナルと呼べるのはEDと飛行物体が出す音「ヒユーイ」ぐらいかといった印象です。
スクィーラはガチャピン、ミノシロモドキはロディ。何かに着眼することを批判するつもりありませんが、ちょっと近すぎと思いますし、建物は古典建造物に曲線を加えただけ、八丁標(はっちょうじめ)という呪力の要素を強く受ける特別な結界も既存の注連縄(しめなわ)のまんまと重なってくると発想力がry
呪力の表現はまさしく噴飯もの。30年も前のアキラに遠く及ばず「ヒユーイ」「ヒユーイ」と挿入音に頼る無様さでした。

監督に言いたい、あんたが考えるべきだったのはボノボ展開ではなくSFの描写、演出表現だったと。
この作品の優先要素の順位をしっかり考えていたのかと。
バケネズミの骨格は?戦闘時の装備は?業魔の間の表現は?

酷評しましたが中身のストーリーは秀逸です。2008年 第29回日本SF大賞受賞、 同作品で翌年には吉川英治文学新人賞候補にもなっています。

あの分量の活字を25話に渡って破綻しない(脳内補填できる状態でしたので保証は出来ません)ようできる限り無難にリードした、そこを評価する方もいるかもしれません。
しかし私はアニメ化の魅力を如何に発揮した意欲ある荒削りな、もしかしたら脚足らず感が漂うような、そんな出来の方がよっぽど監督として大成を期待できたと思います。
今期はまった悪の華と比べると意欲もさらに原作への愛だって劣っている、そう感じてしまいました。


貴志祐介作品
十三番目の人格 ISOLA(1996年) ●既読
黒い家(1997年)
天使の囀り(1998年) ●既読
クリムゾンの迷宮(1999年)
青の炎(1999年)
硝子のハンマー(2004年)
狐火の家(2008年)
新世界より(2008年) ●既読
悪の教典(2010年) ●既読
ダークゾーン(2011年)
鍵のかかった部屋(2011年)

投稿 : 2013/07/09
閲覧 : 371
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9

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jori さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ある1斑の物語(夏の夜長に冷肌テイスト)

感想から言うと、すごい楽しめた。

展開力と構成がすごい。

未来のとある田舎のクラスの1班の物語。

序盤はシュタインズゲートの様に
世界設定の紹介と伏線。
ただ、表現の仕方が背筋をゾクッとさせる感じのものだった。

そういうテイストの作品なのかと思っていたら、中盤から急展開。
深層心理、一次欲求、けっこう深いところを扱いながらの冒険活劇。

ジブリ作品よりもグロめの世界観も
収束のしかたが丁寧でわかりやすくていい。

全体的にしっとりとした大人な作品

隠れた名作。
夏の夜長にいいかも。


もっと評価されていいと思う。

投稿 : 2013/07/09
閲覧 : 185
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6

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ツキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新世界より

2012年秋からの半年の間で最も楽しめた作品です。
小説も文庫本で全三冊のボリューム、独特な世界観に加えこの世界における専門用語も多い中で原作未読の私にも十分に楽しませてくれた制作陣には文句なしで太鼓判。それと同時に感謝です。視聴終了後のこの満足感と喪失感は久々に味わいました。

ただそうは言いつつも序盤では特に好き嫌いが分かれ色々と置いてけぼりにされる印象はあるかと思います。

長く続いた戦乱期の終焉と共に人口は激減し、そこにいるのは攻撃抑制と愧死機構を遺伝子に組み込まれたPK取得の人類。祝霊前の人間もその後に和貴園から全人学級へと進むが不浄猫やラーマン・クロギウス症候群、橋本・アッペルバウム症候群に関する謎等にも不安を覚える・・・とか言われても何のこっちゃって感じだと思います。
それでもこういった部分が魅力に拍車をかけてるのも事実。作品全体から感じる陰鬱な雰囲気とぴったり合って理解させようとする集中力を駆り立てます。叉、その後の伏線としても序盤の展開はしっかり機能され無駄のない描写。二回目以降の視聴ならより見せ方の上手い描き方であることが分かる筈でしょう。

物語の見せ場は中盤以降。人によってはそこに至る前に断念する可能性があるように見えますが、ストッパーの如く挟まれている5話、10話の出来が抜群です。
特に10話に関しては圧巻の一言。ここ数年で見たアニメの中では最高の一話であると断言できます。ストーリー上でも特別なこの一話をより独特な雰囲気で映す情景やカットの数々。話の構成をここまで上手く表現できる感性は素晴らしいとしか言いようがないです。これぞまさに「演出」。
私は普段制作に関わる人の名前は気にしない…と言うか気にしても誰もが知ってる監督程度しか知らないので注目することはほぼないのですが、この二話はともに山内重保さんという方が演出担当のようです。著名な方のようですね。とにかく是非是非見て頂きたい一話です。

終盤は物語最大の見せ場。陰謀、恐怖、策略と様々な要素が絡み合い目の離せない息詰まる展開の連続。
その分展開任せな部分も強く、説明不足や演出にぬるさも感じました。
{netabare}個人的には早季が瞬を追うシーンは凄く勿体無かった。必死に追った先にいる瞬は現在の早季と年齢差が感じられなくて、やっと見つけた存在なのに幻影っぽさがあまりないですよね。そういった意味での作画には多少不満はありました。このシーンの前後にある瞬の心の声もどういった理由で早季に響いているのか説明不足。悪鬼(もどき)が自分をバケネズミだと認識していたという仮定も、自らの手や体を見れば自分が周りとは異端であることに気付くのでは?等々しっくりこない疑問は増えていきました。
最終話ではスクィーラ寄り、というか人間の醜さを色濃く描いたように感じましたがこれは作者の意向なのか監督の意向なのかも気になりますね。そういった意味でも原作を読んでみようと思えました{/netabare}

万人に受ける作品ではないと思いますが個人的にはとてもオススメしたい一作。本来ならネタバレありで好きなようにガシガシ書こうかなと思ったのですが、より多くの人に作品を見て欲しいなと考えバレなしで投稿してみました。あにこれ登録以来そんな風に考えたのも初めてでした

投稿 : 2013/07/06
閲覧 : 367
サンキュー:

37

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メッセージ性のあるアニメ

絵が好きじゃなく嫌厭していたのだけれど、観たらびっくりしました。ストーリーが面白いのです。特に後半は引き込まれるものがありました。

観ても損はしないと思います。

投稿 : 2013/07/03
閲覧 : 127
ネタバレ

まう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

タイトルなし

とても面白かった。
とりあえず一通り見たので評価します。

でもこれは一回観ただけじゃ語れないと思うので特にはいいません。
もっかい観てから出直します。

投稿 : 2013/07/03
閲覧 : 166
サンキュー:

1

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ハッピー! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/07/02
閲覧 : 227
サンキュー:

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新世界よりのストーリー・あらすじ

渡辺早季は、閉鎖的だが穏やかな田舎町「神栖66町」で幸福に少女時代をおくった。ある日、町の外へ同級生たちと出かけて小型図書館端末ロボット「ミノシロモドキ」と出会う。質問することにより21世紀前半の超能力者誕生から非能力者との敵対、その抗争から能力者の勝利と文明の崩壊、その後の暗黒時代、町の管理支配の実態といった禁断の知識を知ってしまう。その直後、バケネズミ同士の戦争に巻き込まれ、命からがら町に戻るがしだいに恐ろしいことが起き始める。(TVアニメ動画『新世界より』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪ED≫渡辺早季(CV:種田梨沙)『割れたリンゴ』

声優・キャラクター

種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣、梶裕貴、高城元気、村瀬歩、浪川大輔、平田広明

スタッフ

原作:貴志祐介『新世界より』、 監督:石浜真史、助監督:ヤマトナオミチ、シリーズ構成:十川誠志、トータルデザインコンセプト:長澤真、オリジナルキャラクターデザイン:依り、メインキャラクターデザイン:久保田誓、キャラクターデザイン:崔ふみひで、色彩設計:安部なぎさ、美術監督:山根佐帆、音楽:小森茂生

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