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「新世界より(TVアニメ動画)」

総合得点
87.4
感想・評価
3349
棚に入れた
15981
ランキング
158
★★★★☆ 3.9 (3349)
物語
4.2
作画
3.6
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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新世界よりの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

MICHI8 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

このアニメは残念なことが多い気がする

原作は見てないんだけど、まず第一に主人公が情緒不安定すぎな気がする!!

俺は終始、主人公の女にイライラしてた。
せっかく面白い設定なのに残念に感じる部分が多かったな。
3話くらいから「お、ここからかぁ~!!」と思ったら早々と5話あたりから「は?」な感じだった。

設定もストーリーも淡々と進んでいって見ているこっちはかなり取り残されている感が否めない作品

あとボーイズラブもありーの、レズプレイもありーの

投稿 : 2013/06/21
閲覧 : 210
サンキュー:

6

ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画崩壊さえ気にしなければおもろい

SFミステリーホラー。

原作の貴志祐介の他の作品では、『黒い家』も非常によかったのだけれども、わたしは、貴志祐介の作品がそもそも好きなのかもしれない。

SFとしての設定のクオリティと、ミステリーホラーのストーリーテリングがうまくまざりあって、味わいのある世界観をうまく演出できている。
どうも、あにこれ内での評判はそれほど振るわないようだけれども、個人的にはけっこう好きな部類。とりわけ、自分はナウシカ的な終末ものの世界観に焦がれて育ってきた人間でもあるので、こういう世界観そのものが、やたらとささるところがあるのかもしれない。



現代の一般的なアニメよりも全体的に展開が急なので、ちょっと驚いてしまうところもあるが、一話アタリの密度が濃く話の展開が大きいので、けっこうヒキの強い話になっているな、とは思う。

あと、これ小説版のほうがもうちょっと面白そうな描写が多いのではないか、という気がしたので、小説読んだほうがいいのかもしれない。



小説版、最終巻だけ読んだが、ぶっちゃけ、うーんどうだろ。アニメのほうが良かったんじゃね。

なんか、低予算であることによって、なんかストーリーがとびとびの夢をみているような気分だったんだよね。なんか。


そのうち、もう少しなんか書く。

投稿 : 2013/06/14
閲覧 : 604
サンキュー:

18

ネタバレ

そまこう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

イライラしたりボー然としたり

まず主人公がイライラする行動してばっかりでかつ展開が急すぎてボー然としたり、作画がたまに死んだり、バケネズミにいいようにやられるのにも何故かイライラした。人間がやこまるを侮って自分たちの能力に溺れた結果いいようにやられるとういう展開はなんかいい気分で見れなかった。ある意味バケネズミサイドでアニメを展開すれば面白かったのではなかろうか

投稿 : 2013/06/13
閲覧 : 245
サンキュー:

5

ネタバレ

あきちー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い!!けど・・

かなり深く、壮大なアニメでした。

よくこの作品を2クールやってくれたなーと
思いますwwテレ朝さんwww
全部見ると原作を読みたくなります。
が、読み手を選ぶ作品だとおもいました

投稿 : 2013/06/10
閲覧 : 246
サンキュー:

6

ネタバレ

alice777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

独特の世界観と鑑賞後の心地よい脱力感

はじめから最後までいい感じでした。
ちょっとわかりづらい点や矛盾点、設定が甘い点もありますが総じて好みの作品でした。お話もなんとなく先が読めてしまう部分もありますが・・。
独特の世界観がありこの世界観が好きな方にはよいのではないかと思います。
雰囲気的にも好みでした。
全話見てしまった後にいい意味での心地よい脱力感が味わえる(こういう作品を探してたんです)、ちょっと全体を振り返って感傷に浸れる感じがとてもよかったです。
作画的には「萌え」を好む方には向かないかと思います。

投稿 : 2013/06/09
閲覧 : 188
サンキュー:

2

ネタバレ

あにこれくたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色々考えさせられた

 前半は大したストーリー展開もなく退屈気味だが,後半は一気にストーリーが進んで引き込まれた.作品の舞台は1000年後の未来だが,呪力を除いては雰囲気的に科学技術がないはるか昔の感じ.時代の雰囲気と音楽もマッチしてて作品の空気感がよく出てた.
 呪力という絶対的な力を持ってる人間が,バケネズミに反乱起こされるのだが因果応報かなと思った.たしかに呪力故に人間の傲慢さがでてかなと.まともな人間は早季くらいしかいなかったな…
 個人的にはスクィーラの狡猾なところとか人間臭くて好きだった.

 全話見てよかったと思える作品でした

投稿 : 2013/06/07
閲覧 : 197
サンキュー:

4

ネタバレ

seawalker さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すごく作りこまれた世界観

序盤と中盤は説明や伏線張りで、退屈に感じるかもしれないですが、その分終盤の展開はすごくおもしろかったです。
物語重視の人ならぜひ見てほしいです。

投稿 : 2013/05/26
閲覧 : 189
サンキュー:

2

ネタバレ

いのりん♪ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わたしのマントラってどんなだろう。。。

新世界は、もともと先に原作を読んでいたので、アレがどうアニメ化できるのか?!
どこまで表現できるのか?伝わるのか?(←原作を読む限り、いろいろ難しい)という点で、
メチャメチャ興味深く見入った。
とにかくスゴイ。
うまくアニメにまとめられた作品だと思う。


SFなんだけれど、
「本当に1000年後、世の中はこんな風になっちゃってるんじゃないか?!」
って、かなり本気で考えちゃった、、
(呪力はファンタジー枠だとしてww;)
化学兵器の使用や、生態系の変化で
人がヒトをこんな風にコントロールすることがあったり、
バケネズミみたいな生物が、ヒトと同等、またはそれ以上であると主張して
挑んできたりするときが来るんじゃないか、って。。。

呪力で思考までコントロールされていなければ、
誰しも悪鬼や業魔になりえるな。。。 とか、
わたしが早季だったら、どうするかな?
真理亜は?覚は???
両親と早季の距離感。。。とかとか。
次から次へと湧く疑問、
「あ〜かな?こ〜かな??」な〜んて考え込んでいるウチに
どっぷりハマりこんでるカンジです。

とっても暗い時代背景なんだけど、
序盤は、小学生からはじまり〜
学校生活や、夕方ののどかな帰り道の情景が
とっても「ふつう」を表現していて、
懐かしい温かさみたいなものを感じたり、
友人関係の無邪気さも、
あの頃は「この関係が永遠に続くんじゃないか」と
思ったりしたであろう大切な雰囲気が上手に表現できていたり。。。
かわいらしいキャラデザに救われる〜゛というのか
混沌とした暗さに「ほっ」とできる安心感が作画にあります。

あと、成長に応じて、
キャラデザもちゃんと大人になっていく様は、見どころ。
早季が色っぽくなったな〜とか、覚も男らしくなったな〜とか。
作画だけでなく、声優さんたちも、ちゃんと声を成長させていて、
この部分は(全く気にせずスルーしがちですが;)
わたし的には、注目ポイントでした☆


わたしは原作既読で、このアニメに入ったので、
原作に記されてたディテールも頭のなかで載せて、
見ちゃってた節があり、、、
「もしかしたらアニメにない画像が脳内で作られて観た気になってる?!」
みたいな、、、(なんてめでたい脳内;)というところがありますが、
(原作知ってるとフツーそう?!)

原作知らずに、アニメみたらどんなカンジなのかな〜
っていうのはすごく気になるところなので、
追々みなさんのレビュー参考にさせていただきたいな〜と
思ってマス♪

もしも、「暗くてヤだな〜」とか「序盤で離脱したー」なんて方がいたら、
ぜひ8話〜9話ぐらいまで、もう1度がんばってみてもらいたいなー
このあたりで、「瞬が?!!」っていう、
ビックリ!ドキドキ!の展開になり、
ガガッとストーリーが動き出すように思う。
(あ〜これについても深く語りたいょ、、、)

あと、わたし大雑把?めんどくさがり?がベースにある人なので、
気になった作品でも、HPはチラ見程度なんだけど、
新世界は、時代背景、神栖66町の地形、登場生物の種類・名前、呪力の種類。。。
などなど、深く知りたくなることがてんこモリで、
視聴中でも「なんだっけ???」と何度となくHPみました。
みなさんはどうですか?

ナレーションの遠藤綾さんの透き通って淡々とした語り口が
作品を上品にさせているカンジとかも気に入ったなぁ。。。
EDの「割れたリンゴ」はつい口ずさんじゃう〜♪


あ〜長くなった;
また、とめどなくダラダラ書いてしまった、、、;
ま、最後の最後まで暗さは続きますが、
いろいろ想像したり、考えられておもしろい作品デス。
もうちょっとしたら、また観よー♪

投稿 : 2013/05/21
閲覧 : 262
サンキュー:

9

ネタバレ

かざりね。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もう一度見たいアニメ

小説は読まずにアニメからです。

全話を見終わったあと、時がたったらもう一度

観たいな...という感想を持ちました。

小説を読んでいないので少しわかりづらいところは

ありますが、奥深くまで理解しなくても話の流れを

つかめることはできるので、問題はないと思います。

主人公の早季、瞬、真理亜、覚、守の1班のメンバー

が知ってはいけないある重大な秘密を知ってしまうことで

5人の運命は狂いだしていき、多くの過酷な試練に直面して

いきます。

バケネズミと呪力をもった人間とお互いの尊厳をかけた

戦いの末、早季が知ったバケネズミの隠された正体は

あまりにも残酷でした。



作画が美しく、1000年後の未来であるにもかかわらず

現代の文明の面影はなく、むしろ自然豊かな水田や川の

景色は昔に逆戻りしたような世界観です。

投稿 : 2013/05/19
閲覧 : 229
サンキュー:

9

ネタバレ

きおるぐ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

孕んだ・・・///

今まで見たアニメで一番好きかも知れません。
ニコニコの一挙放送で見たんですが、
リアルタイムで見てなかったのが悔やまれます。

投稿 : 2013/05/06
閲覧 : 180
サンキュー:

4

ネタバレ

群馬県件 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい

最初は訳がわからずみていたがだんだん理解してくると凄く面白い

投稿 : 2013/05/05
閲覧 : 155
サンキュー:

2

ネタバレ

tatakki さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごい!

最初の方で解らなかったことが後半明らかになってくるに
つれて、じわじわと面白くなってきます。
後半はラストまで一気に楽しめます。

ぜひ、腰を据えてじっくり見てほしい名作です

投稿 : 2013/05/05
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ネタバレ

habanero さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

無駄に長い

2011年にPKが科学的に立証され、そこから1000年後の世界の話。
物語はその世界のとある町。
PKの存在によって世界はどのような自然淘汰が行われてきたのか、その点は隠されたままスタートする。

およそ成立しないであろう愧死機構をはじめとした歪なルールを持つ町であるため、全25話の大半はその説明に費やされている。ただしサスペンス調に工夫されているので、それほど説明的ではない。

物語としては、家畜的なバケネズミが人間を使って人間を攻撃させ、人間はその攻撃に成す術が無いという馬鹿げたものだ。(愧死機構に専守防衛の概念があれば何の問題も無いのだが、この世界の科学者は頭が悪いらしい)
それを迎え撃つ主人公は次世代の倫理委員会議長(町の代表みたいなもの)候補で、主体性が無く、決断力が無く、口だけタイプの女の子だ。

話は暗い、キャラは暗い、町の決まりは残酷、進行は遅くてイライラする、これといって救いが無い。そんなアニメでした。

投稿 : 2013/05/04
閲覧 : 206
サンキュー:

2

ネタバレ

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

多分、前半で断念する可能性の高い作品

呪力を持った人間のSFちっくなファンタジー?作品。

物語前半は、意味のわからん状態で淡々とした話がつづく。
はっきり言ってつまらん。

中盤ともなれば、キャラの作画は崩れ、ホモ達とレズ達の
愛の物語に激変する。
ここまでくれば、どうでも良くなってきて途中断念しようか
迷った。

耐えて観続け、やっと終盤には展開が面白くなっていく。
終盤の盛上がりは素晴らしい。
今までの伏線・時間軸はかなり高度な表現と、隅々までこだわった物語設定。
そして内容が非常に濃い作品だったと理解できた。

しかし。。。盛上がるのは終盤。
自分勝手なヒロイン。ホモとレズ。
化物の闘争劇、家出、化け猫ファンタジーが入り乱れて
終盤まで苦しくそこまで辿り着くまで、多くの人が途中断念するだろう。

結果的には、ありがちなメッセージを込めた作品かもしれないが25話には無理がある。
もう少し観易い作品として構成力があれば高評価もあった。

投稿 : 2013/05/03
閲覧 : 367
サンキュー:

19

ネタバレ

鈴夢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!!

途中からだんだん面白くなったと
おっしゃってる方が多いですが、
私は序盤からこの世界観に釘付けでしたw

原作を読み、最近のアニメと比較しても、
内容の深い作品を、
よくここまでの質で再現できたと私は思います。
ただもう少し作画を頑張っていただければ…。
そこだけ残念です。

意味不明な箇所があった方は原作を読まれれば、
わかると思います。


最後まで考えさせられる作品でした。
アニメ化していただいたことに感謝です*

投稿 : 2013/04/29
閲覧 : 180
サンキュー:

7

ネタバレ

jpwalker さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新世界感

予備知識なく見始めたこの作品は
最初、全く内容が理解できなくて見るのを一時中断してました。

とりあえず、全話終了したあたりからまた1話から見直していくうちに、だんだんと引きこまれた。

世界における『人間』という立場をとても考えされられましたな。


人間て素敵でもあり残忍でもある。

投稿 : 2013/04/27
閲覧 : 172
サンキュー:

2

ネタバレ

したじき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

むずかしい

さすが貴志さんといったところか...
最後にばけねずみが人間がどったらこったらとか言ってたけど
獣を殺していい道理はなんだろう...。

投稿 : 2013/04/15
閲覧 : 242
サンキュー:

2

ネタバレ

ソルバルー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

総合するとまあまあだが

1000年後、人類は呪力を持った新人類となって細々と生きています。そんな中での仲良し5人組の成長を描き、世界の歴史と秘密を知ってなんやかんやするお話です。

序盤、その世界観の説明とその時代の生活習慣を描いていて、かったるいです。そこでリタイアする人も多かったのではないかと思います。
4話目でやっと世界の歴史と秘密に触れて物語が加速します。ここまで頑張れば後はなんとなくでも見続けられる感じですね。
しかしハラハラドキドキするはずの展開の場面でも自分はあんまりのめり込んで楽しめなかった気がします。音楽がちと雰囲気を盛り上げ切れていない感じもありましたが、それだけではない様な気もします。
そして最終回にいままでもやもやしていた謎が一気に晴れます。
なんとな~くたらたらと観ていましたが、具体的に4話と最終話だけ凄く面白かった気がしてしまいます。

こういう遠未来を描くのは本当に難しいものだと思います。現代の我々の思考というのはこれまでの歴史に裏打ちされた感性が教育によって当然あるべきものとして刷り込まれたものであるので、遥か過去の常識というものとは大きくギャップがあるのも当然至極と言えます。この物語に違和感を感じるのは当たり前。そこを自分の想像力で補う姿勢をもって観ないと躓くかもしれません。
愚かでひねくれ者の私は、その辺で「何かおかしくね?」って思いながら見続けていて、中盤くらいにやっと気が付いた感じでした。

とりあえず最終話まで観ないと意味がないと感じる作品でした。

投稿 : 2013/04/15
閲覧 : 274
サンキュー:

16

ネタバレ

Tony. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私は人間だー!

しゅーーーん(T ^ T)
やこまる怖っΣ(゚д゚lll)
まさか、ばけねずみが人間だなんて〜!!?

面白かったですよ

投稿 : 2013/04/13
閲覧 : 218
サンキュー:

2

ネタバレ

akitin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 5.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

残念・・・。

遠未来ということで 世界観がわかりにくいという前評判だったがアニメでも説明不足には感じなかった。
映像でなるほどと結構納得できるシーンはあるので後半に説明があり納得できる。
かなり皮肉めいた世界観だと分かるには後半から。
未来が後退した社会になっていることや、ストーリー中に出てくる2大病気の発生理由は最後になって明かされるが
それも含めて人間社会のモラルそのものを
とても考えさせられる内容になっている。



途中 作画がかなり崩れます・・・・

投稿 : 2013/04/10
閲覧 : 194
サンキュー:

3

ネタバレ

むーさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤できったやつざまぁwwとはまさにこれ

前半・・・なんだ?すごい未来の話なのか?SF間が面白いじゃん・・・!?作画崩壊?・!?BL?
瞬死んじゃうの!?うそ・・・
業魔て・・・悲しい・・・
まあそこそこ楽しめたな2クール目か・・・

後半・・・子供が大人の変なとこ言ってくれたよ うやむや感晴れたわwwだけど早季・悟る大丈夫なのか?早季が富子さんの後継者だって!?マジかよ・・・悪鬼ヤバス・・・
急に大人だなww
バケネズミが襲ってきた?
人間あんなんにだまされんなよww
鏑木さん髭さんつよ・・・
??髭・・・うぁぁぁぁぁぁぁ

おいおい人間バケネズミにやられ過ぎだろ・・・
悪鬼なのか・・・?
悪鬼だ!!やべぇーよ
町!うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
壊滅・・・・・・・・・・・・・・・
富子さん死亡フラグww

悪鬼め鏑木さんが・・・
おいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここからは早季と覚と乾さんと奇郎丸で悪鬼を倒すべく東京に行き乾さん早季かばって死亡・・・
追ってきた悪鬼になすすべないと思われたが
早季が機転を利かして悪鬼死亡・・・

首謀者であったスクィーラは処刑された・・・

のちにバケネズミの正体を知り
死よりもつらい刑を受けていたスクィーラをバケネスミの
同じ人間として、早季が殺して終了・・・


ww
なんか見てきたかものをありのまま感じたことを要所要所でww
なんかあらすじかいてるみたいでおおネタバレ
誤ります。ごめんなさい
小学生の読書感想文みたいになってしまったww

ようするに新世界よりはすばらしく後半は引き込まれるようなアニメだったということです
人の弱さみたいなものを感じました

ほんとに長文読んでくださった方ありです
でたらめな文章ですみません
まとめられないほど衝撃的で感動的なお話でしたw

投稿 : 2013/04/07
閲覧 : 291
サンキュー:

13

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

画にクセがある

原作未読

綺麗なんだけれども画にクセがあって自分にはどうにも合わなかった

投稿 : 2013/04/06
閲覧 : 147
サンキュー:

1

ネタバレ

たまちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私の名はスクィーラだ!! 私たちは人間だーーーー!!

呪力を持った人間と変な生物との共存の中での地位の争い
呪力を持つ人間は神とされコロニー達は奴隷のように従ってきた
だがその奴隷なような立場から脱却したいと
早季達を利用し裏切り
悪鬼をコマにし人間たちに立ちはだかるやこまる
やこまるはとても策略な下手に出ては裏でコソコソってな感じ

表向きはいい人を装い裏切らないで協力する
だけどそれも嘘だって見抜けるから
こいつは悪い奴だってずっと思ってました

とても面白かった
2クール目辺りから一気に引き込まれた
最初は探り探りな感じで理解する程度

瞬という大切な友達
瞬はある時から呪力の制御ができなくなり始める
常に放出状態
周りの人間に害を与えてしまうので
処分されそうになる
自ら瞬はみんなから離れ一人になろうとする

守も処分されそうになった
守はマリアの事が好きでマリアもそれに気づいてて
寂しいし何よりどんな事にも耐えられず弱い守の傍に居ると
マリアと守は逃亡

骨が発見され死んだと思われた
その後悪鬼が現れ人間たち虐殺
無敵な鏑木さん死亡!?

悪鬼が人間でなかったらこんな事態にはなりませんでした
呪力を持つ人は同じ人間を殺すことはできないらしい
悪鬼はマリアと守の子供らしくて
コロニー達に育てられていたので自分が人間じゃないと思ってる
だから人間虐殺出来た

みんな犠牲になって
最後は乾、きろうまる、早季、覚だけ
早季のせいで乾死亡
きろうまる死亡

早季と覚生き残り悪鬼死亡
やこまる捕える

裁判にかけられ死ぬより残酷な刑罰を与えた
きっつ

呪力のない人間が一番最強
邪魔になった人間を獣に変えた?


恐怖の対象から希望へ

想像力こそが、すべてを変える。

投稿 : 2013/04/05
閲覧 : 601
サンキュー:

4

ネタバレ

おーちゃんひーとん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

壮大スケール

1クール始まってまだ原作を読んだことがなかった
わたしからしたら、独特な世界観で面白いな〜って感じ。
がしかし、8話あたり?くらいからの
ホモレズになってきて一気に「は?」ってなって
つまらなくなってきたので原作を読んでみた。
そしたら余計に、
なにこれ原作レイプのカsアニメじゃないすか!って
なったんだけど2クール突入して少ししたらまた
面白くなってきてたけどお気に入りまでにはほど遠い
作品だとおもってきたが、
最終回でまさかの巻き返しお気に入り追加作品に。
ストーリーも勿論おもしろいけど作画もよくなって
声優も花澤さんいたりと豪華。
そしてやっぱりバケネズミは同胞としてみれない。

投稿 : 2013/04/04
閲覧 : 165
サンキュー:

3

ネタバレ

もずくず さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新しい想像種の世界はここから

かつて茨城と呼ばれていた地域の南端に広がる人口3000人ほどの町・神栖66町。

そこから1000年後の世界の話。

{netabare}

呪力と呼ばれる力を使用できる人間達。

国内の人口も既に5万人ほどに。

数々の厄災を得て、やっと手に入れたはずの平穏な時代に再び試練が・・。


仲良し6人組が幼少期から描かれていきます。

能力がないものはゴミのように選別され、記憶からも消されてしまう。
簡単に人がなくなっていく様はかなり寂しい気持ちになります。

ストーリーの作画には全体的にムラがあるように思われる方もいるかもしれませんが、原作未読ということもあり、十分上質な作画だと思います。(イメージがつかないため)

7話くらいまでは、単調すぎて正直つまらなく、物語の内容も全くわかりません。

後半部になってもストーリー内容はつかめていないですが、ひきつけられます。
妙な緊迫感と、次がどうなるんだろうという想像させる終わり方は絶妙です。
半分くらいはハラハラしていますが。

力を持つ人間の生き様や集団心理などが巧みに描かれています。

少しグロい部分もありますが、まだ見れないほどの内容でもありません。

最初では間違いなくやめないことをお勧めしたいです。

観終わりました。
最後、全面戦争になり、とてつもない真実がまっていましたね。
結局化け物扱いしていた種が実は、人間だったとは・。

特殊な力があるからこそ、一般の人を見下し、差別し、人間としての生き方すら奪う。

どちらが敵と呼べるのかよくわかりませんね。

差別という点では、現代社会となんら 変わりありませんし。

作画は手抜きの回も若干あるものの・・。
全体的には見やすく、綺麗でした。

投稿 : 2013/04/03
閲覧 : 266
サンキュー:

14

ネタバレ

かくぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

想像以上の出来だった!

原作未読。最終話が終わってから何かと話題になっていたので自分も視聴してみました。
実を言うとこの作品、1話だけ見て全く設定や世界観が理解できずに切っちゃったんですよね。。
せいぜい設定の深い超能力バトルものって認識だったんで、後から一気にみたらいいや、と・・。
全くもって誤った認識でしたwごめんなさい!
でも内容が難しい(というより説明が少ない)ので
一気に見たことは結果的に正解でした('ω')ノ

・シナリオについて

さすが原作が小説だけあって物語が厚いし深い!
世界の謎が徐々に明かされていく感じも良かったし、
前期(主人公12歳)・中期(14歳)・後期(26歳)と明確に物語が分かれている構成も良かった。
またこの作品にはいわゆる無駄回や、遊び回が存在しない。
全ての回がこの作品の世界観だったり、ストーリーを理解するために必要であり、視聴していてつまらないと感じる回が無かった。
全体的に暗い雰囲気のストーリーで陰鬱な気分にさせられるが、
最近はこの手の作品はほとんどないので、もっとこういう作品が増えればいいのにと切実に思う。
ラストは色々考えさせられた!


最終話を見て思ったことは、本当に怖いものは人間ということ。
作中には卑劣な考え方のバケネズミ、悪鬼やゴウマ、
呪力の影響で醜く進化した生物などの怖いものが
多数登場するが、こんなものは人間に比べれば可愛いものですね...。
最終話でスクイーラの裁判から
無限地獄の刑を執行するまでの流れは本当にぞっとしました。
人間って残酷な生物ですね;;


簡単にまとめると


人間側の主張
人間はバケネズミに対して、自治も認めているし自由を与えているんだから歯向かうな。
都合が悪くなったらコロニーごと皆殺しするからね。

バケネズミ側の主張
そんな常に命を握られ、与えられた自由など真の自由とは言えない。
真の自由を取り戻すために我々は戦うぞ。そのためには手段は選ばない。

こうやってみると、人間が圧倒的鬼畜ですねw
1000年後の世界を描いている本作ですが、
今も昔も人間の本質は変わらないんですね^^;

実はバケネズミの元が人間だったって部分は想像通りでした。
この点だけは4話時点から予想してたんで、そこまでの驚きはなかったです。
てかむしろ、気づかなかった方が
最終話感動できてたんだろーな;;

まあハッピーエンドで一応終わりましたが、個人的にはバッドエンド感は拭えません。
主人公たちには、これから良い未来を築いていってほしいです。


・作画とキャラデザイン

視聴する前から作画崩壊という単語はよく聞いていたので
覚悟はしていましたが、崩壊しているのは5話、8話くらいで
あとは言われているほど酷くはなかったです。
というよりむしろ、一部を除けば作画はかなり良い方だと思うんですが。。。
キャラデザインはかなり好きでした。
特に主人公が可愛すぎました。12歳、14歳、26歳の書き分けが素晴らしい。


・声

かなり名演技揃いだったと思います。
マリアの花澤さんはさすが。
作画崩壊回は絵の動きと声が合ってなさ過ぎて笑いましたがw


・音楽

この作品にはOPがありませんでしたが、16話のマリアの
手紙の朗読をOPっぽくしたのは非常に良かったです。
EDはまずまずといったところ。
言われてるほど名EDとは思いませんでした。
BGMは割かし好きでした。
特に戦闘シーン的な場面で流れるBGMは
唯一陰鬱な気分から逃れられる音楽だったんでw


まとめると、かなりの優秀作で一見の価値あり!
そして絶対に最終話までみよう!

投稿 : 2013/04/02
閲覧 : 202
サンキュー:

12

ネタバレ

DrinkMe.* さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

+原作背景 

面白かったです。しかし、原作が長編なだけに2クールでは濃縮不足感があります。原作と比べるのはあまり好きでは無いのですが、原作がとても面白かった分少し勿体ない感じがしました。といっても、アニメだけでも面白かったのです。世界観をつかむには充分ですね。アニメを機に原作まで読んでもらえるとアニメの方に深みが出ると思います。

投稿 : 2013/04/02
閲覧 : 170
サンキュー:

3

ネタバレ

たま。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定生かしきれず

原作は貴志祐介の小説。

人間が、呪力という力を持ち、それを抑制するために行った世界づくりの、後の世界に生きる人たちも物語。
世界設定は、秀逸。
呪力という、超能力を、その暴走をいかに止め、平和な世界を作るかという風に練りこまれた設定は面白い。

ただ、本ストーリーは、そんな呪力を持つ人間と、亜種ばけねずみの抗争に話は終わっている。ばけねずみは、呪力を持たぬ人間の成れの果てのため登場させねばならないのは、ならないのだが、僕個人の意見としては、ばけねずみ戦より、呪力を抑制した世界での、人間達の、衰退していく、もしくは繁栄していく世界を見たかった。呪力を持つ世界の人々は、なにを考え、なんのために生きていくのか?(少なくとも科学技術の発展は諦めてるような)

まぁそれでも面白かったですが。
原作者がホラー作家なので、致し方ないですが。

ちょっと、ドキドキのホラーを見たい方は、おススメです。

投稿 : 2013/04/01
閲覧 : 315
サンキュー:

20

ネタバレ

たんたんたぬき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作者の高い力量

この作品について前置きしたいのは、この評価はあくまで個人的感想が土台になってる点。レビューじゃないです。多くの人に納得してもらう作品紹介ではないです。私がこういった作品を見てきた経験が土台になっています。

こういった作品とは?ミステリー型のSF作品です。小説などは詳しくは無いです。漫画なら風の谷のナウシカになります。そしてアニメなら多くの人が知っているエヴァです。この作品とエヴァが似ている?実は似ています。エヴァはラストばかりが注目されますが、前半の思わせぶりなミステリー風の謎めいた見せ方がかなり上手いです。イデオン、デビルマン、風の谷のナウシカをモデルにしたらしいのですが、これらの作品の特徴は作者が行き当たりばったり作ってるので、よく言えば思いのまま自由に書いています。それゆえそれらをベースに構成を練り直して謎めいた部分そのものを演出として昇華しています。エヴァの話ばかりになってしまうのでここまで。

謎めいたざわざわ感と曖昧な言い方をします。古来どうして怪奇譚が人類の多くで数多く作られたか?といえば闇は創造力の源です。その闇の持つ根源的魅力を文章として完成度が高く表現された作品がこの作品です。ミステリーSFホラーと言う3要素が完璧に交じり合っています。ただし欠点はこれは原作未読ですが、原作の小説で作られたものでアニメに向いてるか?と言うと圧倒的にエヴァの方が上手いです。タイプは違いますが、浦沢直樹のモンスターや漫画20世紀少年もうまいです。絵を生かしたものとして作られたものじゃない。これが致命的な欠点になっています。それを十分に補える原作者の力量。この手の作品では絵にしたときの欠陥を持ってるのに桁違いだと感じる作品です。

この作品はここに魅力を感じないと4話までまるで面白くないです。4話始めてこれらの謎の一端が解き明かされます。そこまで行けばこの手の作品が好きな人は虜になると思います。4話に行くまでにこの魅力を感じ取る事が出来るか?そこに掛かっています。その個人差が大きいため私は冒頭で注意書きをしました。

後は後半は見事と言う言葉につきます。貼ってあった伏線が機能してアニメ向きのホラーアクションバトルが展開されていきます。

ただ最終回はちょっと考えさせれましたね。元々テーマ性の高い感じを持った作品です。でもちょっとボンヤリとそれをやるのでメインは映像に映える後半部分かな?と思ってました。しかしスクィーラの独白と早季と覚がそれをどう考えたか?を聞くとやっぱりこの作品はテーマ性の様なものを重視してると感じます。最終回まで見たらただ面白いだけではなくて重厚と呼ぶに相応しい作品です。

追加で書いておきたいのは、多くの超能力物見ていた方がより楽しめると思います。絶対可憐チルドレンは特に楽しめます。元ネタにしたんじゃないか?と思うほど世界観が類似しています。兵部が作ろうとした世界の成れの果てではないか?と思う部分があります。

投稿 : 2013/03/31
閲覧 : 273
サンキュー:

3

ネタバレ

くりきん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

(ネタバレ有)偽りの神に抗え

最終回がすごくよくまとまっていて感動し、さらに新世界の人間の汚さがよくにじみ出ていて怖さを感じました。

偽りの神に抗え というこの言葉
最初に見たときと最終回を見終わったあとでは全く印象が違うと思います。

最初は 主人公達がこれまで信じてきた大人、あるいはこの村、ルールに抗うという意味かと思いました。
そしてこの解釈は物語の終盤になるまで曲がりませんでした。

しかし後半ではスクィーラ率いるバケネズミ達による反乱によって皆逃げ惑い、バケネズミに完全に制圧されつつある中、悪鬼があらわれ愧死機構によって殺せず、人間達は絶望しました。
主人公はサイコバスターという細菌兵器なら悪鬼を殺すことができると聞き、行方不明だった奇狼丸を率いて探索に向かいました。
この探索の途中、奇狼丸が胸の内を明かしました。
自分たちはスクィーラとは方針は違うものの、人間に反乱しようという考えがあったこと。
奇狼丸は純粋に 大雀蜂コロニーを存続させたかったこと。
その証拠に最終話でバケネズミを根絶やしにする方針の中に例外として忠誠を尽くしてきた大雀蜂コロニーは処分をまぬがれたのです。
サイコバスターは無駄に使い、失敗しました。

ですが主人公は気づいたのです。 悪鬼だと思っていた少女は悪鬼じゃないことに。
本来、悪鬼は人間に限らずすべての生き物を殺す殺人鬼です。しかし少女はバケネズミのみ殺さず、人間を殺していました。これは仲間を殺された恨みからくるものだと思います。
スクィーラ側 つまりバケネズミ達に育てられ、少女は自分をバケネズミだと思いこんだことで愧死機構にはならず、人間を殺せたのです。

では主人公が少女に人間だと思わせれば?
そして鏡を見せました しかし少女は激昂し、失敗しました。

奇狼丸「私が命を捨てることで悪鬼を斃せるのであるなら、一瞬の躊躇もなく、任務を完遂してみせましょう」

そして最終的には主人公が少女の目の前にでたところをバケネズミである奇狼丸が前に立ち、呪力を奇狼丸に当てることによって愧死機構を発動させ自滅させました。


本当にこの少女は可哀想です。何も知らないまま何も知らずに死んだのですから。
そして敗北したスクィーラはこんなことを言いました

「なぜ、人間に反逆しようとしたの?」

スクィーラ「我々は、あなたがたの奴隷ではないからだ」

「奴隷って、どういうことだ?たしかに、貢物や役務の提供は求めたかもしれないが、お前たちには、完全な自治を認めていたじゃないか?」

スクィーラ「ご主人様のご機嫌が麗しいときはね。しかし、いったん、些細な理由で逆鱗に触れれば、たちまち、コロニーごと消滅させられる運命です。奴隷より悪いかもしれない」

「スクィーラ、あなたに、ひとつだけ、頼みたいことがあるの。あなたが殺した人たち全員に対して、心の底から謝罪して」

スクィーラ「いいですとも。その前にあなたがたが謝罪してくれればね。あなたがたが、何の良心も呵責もなく、虫けらのように捻り潰した、我が同胞全員に対して」

最後、動物裁判に掛けられたスクィーラはこういったのです。

スクィーラ『私たちは、獣でも、おまえたちの奴隷でもない!』

「獣でないとしたら、おまえは、いったい何なのです?」

スクィーラ『私たちは、人間だ!』

人間達は笑いました。

スクィーラ『好きなだけ、笑うがいい。悪が永遠に栄えることはない! 私は死んでも、いつの日か必ず、私の後を継ぐものが現れるだろう。そのときこそ、お前たちの邪悪な圧政が終わりを告げるときだ!』

化けねずみ達は元をたどれば人間で、呪力を持った人間達によってこのような醜い姿に成り果てました。

ここで思ったこと 視聴者である私達がバケネズミであるということ。
呪力を持たない人間=バケネズミ だからです。

スクィーラは呪力で痛めつけられ、死にそうになったら呪力で傷を癒され、また呪力で死にそうになるまで痛めつけられるの繰り返しをされる 凌遅刑 をされることになりました。

そうして傷つきまくったスクィーラは肉片になり、主人公がルールを破り、その命を終わらせました。 これは主人公が少女時代に助けてもらったときの恩返しなのでしょう。

スクィーラはたしかに残虐なことをしました。しかし、奴隷としての革命を起こそうとした。立派な人間ぽさがあったと私は思います。

なんかちゃんとまとまってない気がして、レビュー書くの下手になったと思いますが、このレビューを見て何か感じとってもらえることがあれば幸いです。
 

投稿 : 2013/03/29
閲覧 : 1637
サンキュー:

3

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新世界よりのストーリー・あらすじ

渡辺早季は、閉鎖的だが穏やかな田舎町「神栖66町」で幸福に少女時代をおくった。ある日、町の外へ同級生たちと出かけて小型図書館端末ロボット「ミノシロモドキ」と出会う。質問することにより21世紀前半の超能力者誕生から非能力者との敵対、その抗争から能力者の勝利と文明の崩壊、その後の暗黒時代、町の管理支配の実態といった禁断の知識を知ってしまう。その直後、バケネズミ同士の戦争に巻き込まれ、命からがら町に戻るがしだいに恐ろしいことが起き始める。(TVアニメ動画『新世界より』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪ED≫渡辺早季(CV:種田梨沙)『割れたリンゴ』

声優・キャラクター

種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣、梶裕貴、高城元気、村瀬歩、浪川大輔、平田広明

スタッフ

原作:貴志祐介『新世界より』、 監督:石浜真史、助監督:ヤマトナオミチ、シリーズ構成:十川誠志、トータルデザインコンセプト:長澤真、オリジナルキャラクターデザイン:依り、メインキャラクターデザイン:久保田誓、キャラクターデザイン:崔ふみひで、色彩設計:安部なぎさ、美術監督:山根佐帆、音楽:小森茂生

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