退会済のユーザー さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

人狼じゃなイカ?

伏線のテーマに差別と偏見、家庭崩壊、環境問題など地球人特有のテーマが見え隠れするでゲソ☆まあ狼でいるほうがストレスなくて自由を満喫できるんじゃなイカ♪

nani-kore さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

花は若い母親の理想像だと思います

存在が確認されていない、おそらく虐待されているだろう子供達が、いっぱい居るって新聞に載っていて、ふと思いました。
今の若い女の子が、みんな花みたいだったら、日本は良い国になるだろうなぁと。
でも、花と狼男の出会いとか出産に至るまでとか、自分だったらありえないと思って、全く感情移入できなかったけど。。

物語の前半、ちょっとついていけませんでした。
花の気持ち、全く分からなくて。。
物語に感情移入できるようになったのは、花が子供達をつれて田舎暮らしに入った時からです。

性格が正反対の姉弟は、成長と共に意外な人生の選択をします。
私の涙腺が刺激されたのは、雪の独り立ちの場面。
大変な苦労をして育てた息子の巣立ちを、快く送り出して応援する花の、母親としての美しい心。
若くして出産した、母親の理想像だと思います。
ヤンママの虐待や育児放棄、その結果、罪の無い子供の死。
心を痛めるような事件が、連日のように起こる日本。
花のようなお母さんが増えれば、もっと良い社会になるんじゃないかなぁと、ふと考えてしまうのです。
どういう形にせよ、育児が一番大変な時に、勝手に消えてしまう狼男のようなお父さんが増えては困りますがね～(^ ^);

SeiRu さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

しぃち(ﾟ▽ﾟﾉ）ﾉ さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

母親って愛があればここまで頑張れるものなんでしょうか

監督と脚本を担当している細田守さんが原作のアニメです
時かけやサマーウォーズも、脚本とキャラデザをやってる人が同じみたいです
「おおかみおとこ」と結ばれた花(CV:宮崎あおい)が、2人の子供の父親を亡くした後も懸命に子育てや日々の生活に頑張っていくお話です

作画が素晴らしいと聞いていました
陰影やらぼかしやら細かい描写とかはわかりましたが、人物の作画はそれなりだと感じたので、なんだかいいのか悪いのかわかりませんでした
直感としては、全体の動きがあまり感じられませんでしたので高いレベルという程度かなと思いました

ストーリーなんですが、メッセージ性も感じられますし展開もわかりやすいです
設定もわかりやすくなってますし、結末も素晴らしくていろいろ考えさせられます
ですが、すんなり終わってしまったなという印象もあります

設定からしてつまらないという意見があるとは思いますが、私には深いストーリーだと感じました
○○な子供を育てている親を知ってたりしますので

ぽぽたん さんの感想・評価

1.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態：途中で断念した

大蛇 さんの感想・評価

3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

爺さんのキャラは好き

率直な感想は、微妙って感じですね……テレビでやっていたので観ましたが、これを金払って映画館まで観に行くかというとＮＯですね。

確かに、自然の描写などの絵は綺麗なんですが、「ただ綺麗なだけ」って感じで、アニメとして活かせているのは狼への変身シーンぐらいで、他は実写でもいいんじゃないかといった感じでした。

物語は、狼と人間の間に生まれた二人の子供が、その狭間に立たされながら、それぞれの生き方を選んでいくという内容。まあ、普通です。ただ、ホノボノを楽しむには少し暗いし、だからといって物語が凝っているわけでもないので、何回もみたくなるような作品ではなかったです。

＠さっくん＠ さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

無駄に長い感じがした

感動系アニメなんだろうけど、時間が過ぎるのがとにかく長く感じた。
物凄く泣けたという人の意見もあったので期待してみたのですが、設定的にも終始違和感が付きまとった。
泣けるポイントは確かに抑えてるんだろうけど、どうも幼稚な設定が見え隠れして物語に入り込みきれない。

{netabare}これ狼と人間のハーフにせず普通のヒューマンドラマにした方がまだよかったんじゃ…とさえ思える。
田舎へ行って、田舎の人達と仲良くできるまでの流れがこのアニメの一番の見どころっぽかったし。
ご主人が学費も払わず大学に紛れ込んでもこれはいいのか？とか思ったり、息子が最後山に帰ったけどコレ近所の人にはどう説明するつもりだろう？と中途半端に現実が織り交ぜてあるから、ファンタジーな世界に思考が切り替えられなくて、つい余計な事が気になってしまう。{/netabare}

ジブリアニメを再現しようとして、見事に空回りしてるような印象を受けました。
ただ、ここまで書いてなんですが悪い映画ではなかったです。
ですが、この映画を見なきゃ再現できないような感動もなかったので、見終わった後はもうお腹一杯ってところです。おかわりはありません。

ちゅーぴー さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

観ながら親に感謝してしまったことを後悔しつつ（苦笑）

おおかみこどもだけれども、いや、だからこそ無防備に感情移入させられた感じ(笑)

オタク向けではない一般向けの良作。演出は控えめ。
母親に少しでも恩がある人は観ることをお勧め。

missing31 さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

非日常との境界線を描くが、幸福系ご都合主義あり

人狼と少女の恋、そしてその家族の話。

サマーウォーズ同様に、非日常と日常を絡めた巧みなストーリー展開と
感動的なエピソードで終始面白く、ドキドキしながらほろりと泣ける。

言う事聞かない子供を増長させる様な母親であったり、
行き過ぎた喧嘩に対してオロオロするだけであったり、
もっと幸せな結末もあったのでは？と思える部分が多々あるのだが、
この物語では「綺麗さっぱり、感動的に終わりました」という感じで
終わっている部分に違和感を感じた。

今回に関しては、脚本があまり良くないと思った。
人と獣、そこには絶対的な境界線があり、その狭間で懸命に生きる少女と狼の話なのに、
あまりそこには触れられていない様に感じる。

在日朝鮮人と結婚した日本人の話、貴族とスラム街の花売りの恋の話、
そういった類の「境界線」の話であるのに、何だか「懸命に生きる人間」という部分に
焦点を当てすぎて、設定とストーリーが噛み合っていないように感じた。

そのように散漫な演出であるから、当然大きな感動や心に残るものは無く、
ただ何となくホロリとくるなー程度で終わってしまっている。

監督の偽善的なナルシズムを感じてしまう程に薄っぺらい話である。
アニメとしてのレベルは高いので十分に楽しめたのだが、
もう少し「人と狼」という部分に焦点を当ててほしかった。

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

Rion. さんの感想・評価

3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

え？内容は？

テレビで視聴．
ふぁ～っと見るにはいいですね．
思ったよりごちゃごちゃした内容は無かったので．

しかし・・・これは内容が無さすぎじゃないですかね？

バックボーン無しの2人が子供をつくり
その子供が成長するだけ，という・・・．

親父が死ぬならそれに掛けてストーリーを展開しオチをつけるか
最初から子供がいる状態からスタートし
その成長と苦悩を描くとか．

この見せ方では時間が足りないです．
7時間ぐらいの長編にしてじっくり
それぞれのキャラクターの意味合いを出すか
週間放送のアニメみたいにするとか．
2時間の映画じゃ意味不明です．

表面上は面白いですし
絵も好きなのでこれは勿体無いですね．

フィーート さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

魔女旅に出る さんの感想・評価

4.1
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

おおかみ？にんげん？どちらとして生きるか？それを見守るお母さん！

おおかみ男と結婚した女性から生まれた子供はおおかみと人間のハーフでした。子供は２人いて一人は活発な女の子、もう一人は引っ込み思案な男の子。その二人の子供を育てるお母さん。この三人が主人公です。小学校高学年になった少女と少年はおおかみとして生きるか人間として生きるかを決断します。それを見守るお母さん。どうなるかは実際にご覧ください。自分で道を決めることに大切さや子育ての楽しさや苦しさを観ることができる作品です。

88. さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

出会い、別れ、また出会い、そして別れる。

そんな親子の成長物語。

心を「強く」えぐられるようなシーンはなかった、けれどもやっぱりそういうシーンも必要なわけで。私は涙もろいので泣いてしまいました。細田監督の作品は初めて見たのですが、新海さんとはまた違ったベクトルのアニメでとても面白かったです。
作画もすごかったです。特に雨と雪のシーン(キャラじゃなくて背景)はすごすぎて( ﾟдﾟ)←こんな感じになってました。

やっぱり成長物語は泣けるなぁ…。

宵の明星 さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

×ファミリー　○家族　日本で感じる静と動

金曜ロードショーで拝見しました。
こういう家族ものでは、涙は欠かせませんね…
私はウルウル程度ではなく、雫がこぼれました。


序盤ではこのシーンが唐突にきてしまった…と感じましたが、見終わると流れとしてとても綺麗にまとまっており、視聴者の感情の波を作っているんだと理解しました。

主人公であるハナは人間ですが、狼男を夫にもちます。
子供たちは半人半獣として生まれ、周りとは違う性質により精神的に葛藤します。

われわれは当たり前に人間として育てられてきました。
半人半獣であることの悩みなどわかるはずがありません。
ですが「わからない」からこそ、その苦しみが強く印象に残りこの作品のよさになっています。
じっくり見せたい箇所は時間をかけて見せるところもとても好感が持てました。

タイトルでファミリーを×としましたが、それは日本での季節感や絆や情などしみじみと「感じ取る」アニメ作品だと感じたからです。
ご近所付き合いや友情も絡められ、どの世代でもジワッと伝わるものが必ずあると思います。


そして、日常にある家族というものの温かさを素直にありがたいものだと感じることができるはず。
母は強しといいますが、ハナのような女性のことを言うのだと思います。
細田監督の作品が好きだという人も必見ですが、ただただ感動したい！という方にももってこいの作品だと思います。

bj2みくろ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

評判が良すぎたせいか････

飽くまでも主観ですが
評判があまりにも良すぎて期待したせいか、ちょっと肩透かしでした。
もっとテーマというか、何か他に題材があるのかと思っていたので････。

雨と雪は無邪気で一生懸命で可愛いし、見てて楽しくはありますが
立てたやや突飛な設定を回収しただけって感じで、
これといって胸に残ったものはありませんでした。
その筋の人のための映画かなーという印象。
見てる間、綺麗な風景映像を楽しみながら、かわいい＆かっこいい雨と雪や動物たちにデレデレできたら、それで正しい感じですかね････。
ただご都合主義なストーリーの流れや、キャラの作画は、私は苦手でした（＞＜）
あと、やはり花さんが雨贔屓(夫を重ねているため？)に見えてしまうのも気になります。

草ちゃんは、色んな意味で不自然なキャラだったような。
素直に見れば物凄いイケメンキャラ(特に性格が)なのですが
年相応に見えないのもあって、雪ちゃんエピソードに都合のいいだけのキャラに思えました。
なんだか可哀想なまま？　終わってしまったし････。

どうも現実的にする部分を間違えているというか、それを半端にしてしまったせいで違和感があり、中身がなくなっているように思えます。
育児、子供の責任をとるのは親として当然ですし
これを『美談・感動作』としている声が多いのは、私にはちょっとわかりかねます；

小さい頃ならもう少し素直に見れたのでしょうけど････歳っていやだな････(-_-;)

gintoro89h さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

感動した！

　私の感動なんてほんの軽い感動なのかもしれないけれど、「親子の絆」という面で自分の中では深く感動しました！

　ナレーションが多めだと聞いたので、語り手がいるアニメはあまり好んでいなかった私ですが、声優さんの演技がとても丁寧で、違和感なく最後まで見ることができました。それは監督さんの演出のおかげなのかもしれませんが、とても良かったです。

　細田守さんのアニメ(サマーウォーズ、時をかける少女など)を先週からちょくちょく借りてきているのですが、私的には今作が一番のお気に入りです！

ヌンサ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

必要なジャンル

観終わってのザックリとした印象は、「となりのトトロ+おもひでぽろぽろ+WOLF'S RAIN」といった感じでした。

まず作画と背景の美しさは圧倒的です。キャラクターの細かい表情の変化などは、観ていて非常に心地よかったです。

しかし、少しナレーションが多すぎるかなという気もしました。映像と音楽だけで日常生活の流れを表現するシーンがあったのですが、そこが非常に美しかっただけに、「ナレーションでそこまで説明しなくてもいいのに」という気持ちになった場面も多かったというのが残念です。

声優陣では、菅原文太さんが非常に良い味を出していましたね。

普段、設定の細かいアニメ作品を多く視聴している身としては、「出生届はどうしたの？・・・etc」といった突っ込みどころはありましたが、細田守監督にはこれからもこの路線を続けてほしいという思いになる作品でした。

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

タイトルなし

～私は、この子たちと生きていく。～

かすけす さんの感想・評価

2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

親子愛がテーマなのに親子の距離が遠い気がする...

昨日のテレビ放送で初めて視聴しました。もう1年半ぐらいの間、私の「観たい」の棚に眠っていた作品ですｗやっと観ることができたよ...
ですから、視聴前の期待はかなり高めでした。細田監督の前作品「サマーウォーズ」もかなりの良作だったので。

しかしこの作品は残念ながら、「良作」とはとても思えなかったです。母親の子育て、子供の成長を日記のように展開していく構成で、親子愛をテーマにした作品だと思うのですが...

まず母親の花と、子供の雨と雪が親子同士とは思えなかったんですよね...。なんというか、親子の間に壁があるというか、心から分かり合えていないような気がしました。物語がスピーディーに進んでいったので仕方なかったのかも知れませんが...親子の距離が縮まっているのが分かるような描写をもっと入れて欲しかったですね。

人間と狼のハーフ(?)である雨と雪は、{netabare}最終的に雨は狼として、雪は人間として生きていくことになるのですが{/netabare}、そうなるまでの経緯や描写が簡潔過ぎた気がしてならないです。
雪は、{netabare}幼少期はやんちゃで時々花を困らせたりして手のかかる子でしたが、やがておしとやかに成長します。これは後に雪と関わってくる草平との絡みにおいてとても重要な事だと思うのですが、それを、他の人とは離れた行動をいていることに気付いて恥ずかしくなりやがて人間らしくおしとやかに生活を送っていった、というような感じのナレーションだけで片付けてよろしかったのでしょうか。2時間ちょっとの尺でまとめなければいけなかったとはいえ、正直そんな雑なことはして欲しくなかったです。{/netabare}
対して雨の描写は雪と比べたらよく描けていたと思います。{netabare}豪雨の日の朝に雪に、今日は家にいたら？というようなセリフを言ったシーンは野生の本能が出ているのが実感できて良かったですね。しかし、雨が野生に目覚めるきっかけとなった、アカキツネの先生に出会った詳しい経緯は？自分が見過ごしてしまっただけかもしれませんが、個人的にはその辺の描写を分かりやすくしてほしかったです。{/netabare}

あとこれは根本的な話でツッコんでも仕方ないのですが、相手がおおかみおとこと分かっていたにも関わらず、なんの躊躇いもなく子供を作ってしまうのはどうかと思います。その事についていくらか葛藤を描いて欲しかったですね。こんな事にツッコんでも物語は進まないしキリないと思ったのですが、これだけは気に障ってしまったので書かせていただきました。

物語の筋は通っていて展開として分かりやすい内容でしたが、所々で大切な描写が抜けていたり簡潔に片付けられてしまったりして、結果的に画面上で成長日記を淡々と見せられているだけな気がして物足りない作品でした。

ezo さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

狼と人間の間に生まれた子供達の成長物語

金曜ロードショーにて視聴。

あらすじ

物語は、娘の雪が、母である花の半生を語る形で綴られる。

東京のはずれにある国立大学に通う女子大生の花は、大学の教室でとある男と出会い、恋に落ちる。その男は、自分がニホンオオカミの末裔、「おおかみおとこ」であることを告白するが、花はそれを受け入れ2人の子供を産む。産まれた姉「雪」と弟「雨」は狼に変身できる「おおかみこども」であった。しかし雨の出産直後、男は亡くなってしまう。花は2人の「おおかみこども」の育児に追われるが、都会ではたびたび狼に変身してしまう雪と雨を育てるのは難しく、山奥の古民家に移住する。


母の愛というものを十分に知ることができた作品。

アニメ映画だけあって作画も凄かったです。

感想
{netabare}
正直に言って前半は退屈でした。

面白く感じてきたのは田舎に引っ越した辺りから。

天真爛漫だった雪は自分がほかの女の子とは違っていることに悩み、普通の女の子としての道を歩む。

おとなしい性格だった雨はある時を境に野生本能に目覚め狼としての道を歩む。

成長していくにつれ、それぞれの心境が変わっていくというのはベタだけれど良かったです。

最後の雨と花(母)の別れのシーンにはウルッときました。

万人受けはしないけれど良い作品だったのではないかと私は思います。{/netabare}

かしろん さんの感想・評価

3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

キャラの食い足りなさ

ＴＶノーカット放送を見て

あらすじ
{netabare}
苦学生としてバイトをしながら大学に通う花は講義で出会った不思議な雰囲気を持つ男に心惹かれる。出席票も出さず、この大学の学生ではないと語る男。
その男と心を通わせる日々。その中で彼は一つの真実を告げる。
彼はおおかみおとこ。絶滅したニホンオオカミというもう一つの姿をもつ男。
それでも、花の思いは揺らぐことはなかった・・・・
{/netabare}

{netabare}
評判の良さに期待をして見たんだが・・・

物語：夫を失った若き二児の母の子育て奮闘記、というか巣立ちの話というか、親は無くとも子は育つというか。

見終えてもグッと来るものはなく、なんか物足りないなぁ・・・と思えた。
何を物足りないと感じるのか。
考えてみて、気が付いた。
母親の花。子供たちの雪と雨。この三人以外のキャラが完全に使い捨てで食い足りないのだ。

母子家庭、寡婦の大変さを出すために使い捨てられる夫。
都会の冷たさを表すために使い捨てられるアパートの住人や大家や役所の人々。
人目を避けて田舎暮らしをするはずが、温かい人達ばかりでとても幸せを表すために使い捨てられる田舎の人々。
農作業の大変さを表すために使い捨てられるじいさん。
娘が人間として成長していくためのキーとなる男の子。
息子がおおかみとして成長していくためのキーとなるキツネ。
尽くにそのワンエピソードを消化するためだけのキャラとして存在し、物語の大筋として誰も絡んでこない。伏線として生かされてもいない。

じゃあ、メインキャラが非常に魅力的に描かれているのか？というと、それもない。
子供たちの成長過程はなかなかに面白く、無邪気でおてんばだった雪が人として目覚めていくうちにどんどんおしとやかになっていき、引っ込み思案で活発ではなかった雨がおおかみとして目覚めていくうちにどんどん活動的になり身体能力で姉を凌駕する存在になっていく、という描かれ方も分かりやすくて良いのだが、問題は主人公の母親だ。
彼女が子供に見せる強さと脆さ。これが決定的に足りない。
ワンシーンでよい。彼女が子供の頬を殴り、泣いて喚いて抱きしめながら子供を叱る場面が欲しかった。
全編通してだが、どうしてよいかわからない時は、彼女はその行動をテキストに頼りそれを実践していく。まるでロボットのように。彼女が子供たちに心をぶつけられない理由はそこなんだろう。子育て本に「時には子供を殴って心を吐露して全力で子供とぶつかろう！」なんて書いてあるワケがない。ここを脱することが出来ないキャラを描いているなら正解なんだろうが、子育て巣立ちがメインの話でここを脱せれないでどうする、と。
そんな彼女のエピソードで良いと思ったのはラストのみ。
辛い時ほど笑顔でいろ。そうすれば前に進める。
亡き父に言われ、父の葬儀ですら微笑んでいて親戚に不謹慎だと怒られた彼女。
夫に先立たれ、息子は早々に自分の元から巣立ちをし、そして娘は全寮制中学に入学する為に家を出る。
そんな娘と撮った入学式の記念写真。
彼女が浮かべるのは微笑み。


作画：とても美しい背景にノッペリと描かれるキャラ画という細田作品のいつもどおりの画。涙の流れ方も相変わらず。正直、キャラ画がノッペリし過ぎていてあまり好きではない。
背景はとにかく綺麗。
動きはさすがによく動いている。雪山や森での疾走シーンはお見事。

声優：このキャラの描かれ方なら宮崎あおいで良いと思う。演技の出来る声優だと描かれ方とのキャップが出そう。
子供たちもまぁまぁ良かったと思う。

音楽：動きと音楽が綺麗にシンクロして、ってのは劇場ＢＧＭとして定番だが、やはり見ていて気持ちが良い。
主題歌は流れなかったので分からず。

キャラ：物語にて書いたとおり。どのキャラも魅力が薄い。
無邪気に飛び跳ねてる雪はよかったが。
{/netabare}

みけねこ＋ さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

はなちゃんつよいな。

はなちゃん（お母さん）つよいなって思いました。
私だったら何度めげてるだろうって思いました。

はなちゃんの子供たちへの愛情がよく描写されて
いました。

いい映画でした。

beatle さんの感想・評価

1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態：観終わった

金曜テレビで観たけど、最低映画。ゲロ吐くの堪えて観ました

ありえない程の設定、救えないストーリーに、このプロット書いてＧＯ出した奴は頭がおかしいとしか思えない。観てると気持ち悪くなったし、本気で気持ち悪くなった。ネットしながらテレビ観てたからなんとか観れたと思う。最低過ぎる。序盤の父親の退場は失笑もの。リアルで、子供を押し付けて逃げた男のそれ以下レベル。主人公の約束破る長女と長男も、すでに終わってる感がしました。っつーか、大学生が二児の母とか、頭おかしーんじゃねーのか？ＷＩＫＩなんて観たくないけど、これ作った奴少女漫画みたいな、ちょっと頭の弱い子向けの少女漫画が映画になったような感じ。嗚呼。思い出しただけで腹が立ってくる。実際リアルだったら・・・・っつーか実家とかに帰らないのか？一人で二人の子供を育てるとか。もうね。これ作った製作者サイドに絶対女いねーだろ。これ！これで楽しめたとか言ってる奴頭おかしいの？非抜きエロゲーに限っては、こんなにひっどいストーリーは少ないよ！リアルでシングルマザーやってる人知ってるけど、一人だけでも凄惨なのに、二人も。しかも女子大生。挙句病院に行かずに自宅で産みましたとか、もうね。一人ならまだ分かる。でも、ろくに考えもせずに二人目を作った挙句の有様がこの結果だよ！！よくもまぁ、こんなのにＧＯ出したなぁ～～・・・どうみてもトラップの匂いがしたから、ＤＶＤも借りなくて、結局テレビで、多くの人が観られてるからって、一応まぁ、アニメファンとして見てみようって観たけど・・・最悪。全編からいらいらと気持ち悪さと、製作者サイドの悪意を感じました。これ観るなら、まだアメリカのスプラッタホラームービー観てるほうが万倍マシ。

バントヒット さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

それぞれの道

今TVで見ました
なんかもうすごいリアル
雨や雪の表現が芸術的
あ、子供の名前も雨と雪でしたね
こだわりが見えます

キャラデザは好きな部類ではないですが
背景はすごいの一言
自然に魅力を感じますね

二人の子供が何かを決めるには幼すぎる年齢
しかし狼としては十分すぎる年齢なのかな
その辺は人間としてはよくわからんところです

{netabare} 耳をすませばで中学生ながらに将来決めた男の子には素敵なものを感じたけど、
さすがにオオカミとして生きていく事を決めた雨には想像が追い付かなかった
まぁ本人が良ければ…といった感想でしょうか
正反対な道を選んだ二人ですがまあ人間として生きるのもつらいからなぁ{/netabare}

何が幸せかは人それぞれですしね

こなぱんだ さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

母の愛を感じられる素晴らしい映画☆☆

「時をかける少女」や「サマーウォーズ」を手掛けた細田守監督の長編アニメーションです☆

”あらすじ”
大学生の"花"は、ある時"おおかみおとこ"と出会い恋をします。やがて二人の間に"雪と雨"というおおかみと人間の血を引いた姉弟が誕生します。しかしある日を境に一家は苦悩の生活を強いられることになります。
この作品はそんな親子とおおかみの子である姉弟の成長、母の愛を描いた作品です。


前作のサマーウォーズでは世界の危機に立ち向かう大家族の絆がテーマでしたが、この作品は家族という部分は同じですが、「親子」「母の愛」といったところがテーマでしょうか☆

子供向けと思いきや、実は母親の年代が一番感情移入できるのではというぐらいの大人なアニメでもあります!!

ストーリーもそこまで難しくなく、気づけば見入っている感じになります!

CGも多く使われていて、街並みや自然描写などの背景が本当に綺麗です。


何より良かったのは、懸命に生きていく家族や姉弟の成長過程、そしてその先の....

こういった部分が実際のドキュメンタリーのように描かれていて、もう本当に泣けるし感動出来ます☆

随所に笑えるところなどもあって、見ていて色んな感情が流れこんでくる作品でした!!

今回、花役の声優さんは宮崎あおいさんでしたが、素晴らしい声の演技でした(*^_^*)


宮崎アニメとはまた違う、細田守の長編アニメーションには個人的には今後も本当に期待しています♪

上杉達也 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

私がおかえりって言ってあげるよ

言われた～いｗｗｗ願望でした。。。

それはさておき、いい作品でした。

母のすごさ？大きさ？なんでしょう。母ってすごいな～っとまじまじと実感させられたようなかんじでした。感動しちゃいましたね。

こういった心に響く？物をみていると、自分のなさけなさを、、、おもいしっちゃいますね～＾＾；ｗ

いっき さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ファンタジーと映像美と人間描写が見どころ

細田守監督×貞本義行作品2作目視聴。

視聴し終わって、家族愛と子供の成長が細かく描かれていて楽しく、そして色々な生き方があるんだなと思いながら見ることができました。

細田守監督の映像美の追求と人間描写、オオカミ男やおおかみこどもなどファンタジーの要素があり、視聴し甲斐がありました。

{netabare}
仕方ないのですが一本の映画なので成長がすこし駆け足感がありました。

弟の変容ぶりは少々驚きました。

姉と弟が別々の道に行くのは少し悲しかったです。
{/netabare}

猿の尻尾 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった