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「氷菓(TVアニメ動画)」

総合得点
90.4
感想・評価
8359
棚に入れた
35392
ランキング
53
★★★★★ 4.1 (8359)
物語
4.1
作画
4.4
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.1

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氷菓の感想・評価はどうでしたか?

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きが気になりました。

基本的に1話完結ですが、次回が見たくなるアニメでした。メインキャラクターは少なく、舞台転換も少ないのにこれだけ話を作れるのは、原作が良かったからなのでしょうか。ラストの演出も個人的には良かったと思います。

投稿 : 2016/05/12
閲覧 : 270
サンキュー:

18

sig556 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画が凄すぎる

省エネに生きることをモットーとしている主人公折木奉太郎と「私、気になりますっ!」が決まり文句のヒロイン千反田える、口癖が「データベースは結論を出せない」の福部里志、毒舌で福部に恋をしている伊原摩耶花の四人が所属している古典部が学園の謎を解いていゆく物語。
もう一度高校時代に戻りたくなること間違いなし。
序盤でなぜ題名が氷菓なのかわかったときは鳥肌がたった。

ただ推理しているだけなのにどうしてこんなにも面白いんだろうか。

投稿 : 2016/05/10
閲覧 : 139
サンキュー:

8

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しくそして苦く、謎は、私たちの日常に寄り添う

私なりに本作を一言で言い表すなら、
優しくそして苦く、謎は、私たちの日常に寄り添う。でしょうか。

日常に埋もれてしまうような、何気ない謎が起点となって、本作の物語は展開します。一般的なミステリーとは毛色が少し異なり、殺人事件といった仰々しい事件は起こりません。古典部のメンバーによって、比較的静かで緩やかに、日常から端を発した謎は明らかになっていきます。

また、物語の解釈の余白が大きい点も特徴です。当事者本人の口からその真実が語られることはありません。あくまでも折木たちの推測によるものですが、彼らの推理には何とも言えない人もの暖かさを感じます。謎を解いた後の余韻であったり、空気であったり、が作品を通じて丁寧に描かれていると思います。

一般的なミステリーで見られるような密室殺人だったり不可解な事件よりも、キャラクターや謎に強く痛みを感じることができるのが、この作品の魅力かなと思いました。

何だか原作のレビューのようになってしまいましたが(笑)。
原作の良さを引き出しながら、アニメならではの綺麗なグラフィックや音楽、声優さんの芝居が随所に見られました。特に最終話の遠回りする雛のエピソードが好きで、あの桜の色だったり空の風景だったり、奉太郎とえるの会話だったり、何度も見返したくなってしまいます。

投稿 : 2016/05/08
閲覧 : 348
サンキュー:

23

real さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

きめ細やかな心情描写

内容がどうというよりも、いや内容も良いのだけれど、特に各主人公それぞれの細やかな心の動きが繊細に紡ぎ出されていて、とても感情移入できた作品でした。

個人的に印象的だったのは、カフェでえるの指が映し出されたシーン。

とても良い演出だった、とまでは思わないけれど、
そういうカットの切り方をしてくる丁寧なアニメは、なかなかないのではないかと。

こういう、いろんな思いをセリフの外で表現してくるアニメ、
私、気になります!

投稿 : 2016/05/06
閲覧 : 258
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

京アニ

京アニの中での最高作だと思ってます。と言ってもソレほど京アニの
作品を観ているわけでもないんですけどね。
作画も綺麗だし、音楽も良い。2クール目のOPはとても良い。

一番気になるのは姉の顔ですよ。

私、気になります!

投稿 : 2016/05/05
閲覧 : 193

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ホータローは燃費重視の省エネと言いつつも、実は脳内台詞フル回転!立派な主人公です。

京都アニメーションが描く
青春ミステリー感満載モノです。


神山高校のみなさん

折木 奉太郎(1年・古典部員) - 中村悠一
千反田 える(1年・古典部部長) - 佐藤聡美
福部 里志(1年・古典部員・総務部員) - 阪口大助
伊原 摩耶花(1年・古典部員・漫画研究会所属) - 茅野愛衣


作画は全くを以ていうことなし。
細かいんですよね。ほんと。
夕方の放課後校舎を描かせたら
間違いなく、ナンバーワンでしょうね。
観てるだけで、どこからか吹奏楽部の音だったり
運動部の掛け声が聞こえてきそうでした。
(実際聞こえるシーンありました)


セリフが際立って多く、
ラノベ読んでいるような錯覚を覚えます。

錯覚......?

それでは聞いてください「省エネCROSS ROADS」

ラノベアニメってジャンルあるんですか?そうなんですか?「私...気になります!」
セリフ垂れ流しって訳ではなく、分かりやすい絵も、同時に出てきますので
おいてきぼり食らうこともないでしょう。(ストーリー突っ走り系アニメではない)


学校で起こる、小さな不可思議を
省エネ主義の主人公と、好奇心旺盛美少女ヒロインを軸に
紐解いていくのですが、
ヒロインえるちゃんの決め台詞で
{気になりますっ!!}って
綺麗な瞳を宝石のように煌めかせながら言うシーン。。。
めっちゃかわいいです。


ミステリー感が目立ちますが、
ホラー要素はないので、
そういうのが苦手な人も安心して視聴できます。
BGMに関しては、質のいいシナリオゲームをプレイしとるような錯覚も覚えます。
随所で不気味さに拍車をかけるピアノ音は、必聴です( 一一)


良作でしたね( *´艸`)

投稿 : 2016/05/05
閲覧 : 404
サンキュー:

85

dailyanime さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

推理物

あまり推理物得意ではないのだけれども

頑張って最後まで見て見ました。

頭フル回転(^_^)

推理物得意って方見て見て!!

投稿 : 2016/05/05
閲覧 : 175
サンキュー:

6

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ミステリーと青春群像劇

美しい風景に学ランとセーラー服、校舎も古く感じ、話し方も妙に丁寧で…昭和30年代の青春映画の匂いを感じる、不思議なアニメでしたしね。

やはり京アニ、絵がとても綺麗で見やすい。えるはアニメ史上に残る美少女キャラではなかったと思えたほどです。

ストーリーもしっかりまとまっていて、人気になるのも分かります。{netabare}いろんなストーリーがありましたが、個人的にはタイトルの元になった最初の話がやっぱり面白いと思っています。古典部のこと、氷菓とカンヤ祭の由来、えるの記憶と叔父さんのこと、一本にまとまって行く様子がまさにミステリー。

それと、学生運動の裏側を捉えていたのも良かったかなと感じます。今では思い出補正で綺麗事並べる人が多いけど、裏側なんてあんなものではなかったかと。隠されたものも多かったということ伝えた作品だったように感じます。{/netabare}

登場キャラも面白かったと思いますし、やる気のない折木にえるが絡んでいくのも面白いです。あのキャラで「気になります!!」って言われたら…やる気になります(笑)

それにしても、京アニの桜は本当に美しい。クラナドでも思いましたが、桜のシーンはこの会社が一番だと感じます。桜のシーンは印象的で、多くの人を引き込ませる設定です。日本人と桜…いろんな情景を伝える最強のシチュエーションではないかと思います。

この作品の最終回、桜吹雪が舞う中で、えるの髪がふわっと流れる場面、あまりの美しさに見とれました。

投稿 : 2016/05/04
閲覧 : 207
サンキュー:

31

K.S さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても面白かったです。

一気に見ました。
途中の中だるみも特になかったです。

なにげにどこの学校でもあるような風景・・・
懐かしいですな。

投稿 : 2016/05/04
閲覧 : 221
サンキュー:

12

とまと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

細かい描写

顔の表情、回想シーンがとても凝ってる

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 175
サンキュー:

3

いないな@水瀬いのり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春を感じる推理もの

ちゃんとした推理もので、内容もしっかりとしていて、なおかつ青春を感じる日常ものでもあり非常に楽しめました。

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 149
サンキュー:

4

ネタバレ

クマーブル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日常の中のミステリー

 漫画でもラノベでもない本格ミステリーをアニメ化しています。ただ人が死ぬことはなく、日常の中の謎を主人公が解くスタイルになっています。それだけに描かれる謎は頑張れば解けるレベルになってます。
 京都アニメーションが制作しており、作画や背景はとてもきれいにえがかれています。
 人が死なないとはいえ本格ミステリーなので非常におもしろいです。オススメは「クドリャフカの順番」です。

投稿 : 2016/04/29
閲覧 : 166
サンキュー:

4

七色折り紙 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間ドラマベースの青春ミステリー

○内容
この作品は4つの短編「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」「遠まわりする雛」からなる連作短編の形を取っています。

▼氷菓
省エネ主義であまりやる気の無い折木奉太郎は、怖い姉の頼みで消滅寸前の古典部に入りそこで千反田えると出会う。
奉太郎の推理力に興味を持った千反田は奉太郎に数年前、行方知れずのおじから昔何を聞かされたか思い出させて欲しいといわれる。
そこから45年前の事件と文集「氷菓」に秘められた真実を探ることになる。

・やる気が無いと言いつつ推理をする奉太郎と興味の塊千反田えるのやり取りが見所です。
この物語の主要人物の紹介も兼ねたパートなので少々説明くさい部分が感じられた。

▼愚者のエンドロール
奉太郎達古典部員は、映画研究部の部長から頼まれ、映画の試写をする。
その映画は途中で終っており、完結していなかった。
そこで、作りかけで脚本家が倒れたため未完の映画の犯人を推理して、完成へ導いて欲しいと言われしぶしぶ受ける。

・映画の犯人役は誰なのか、その裏にある事情などを奉太郎が推理で明かしていくところが見所です。

▼クドリャフカの順番
20冊のはずが文集を手違いで200冊頼んでしまい、その文集をどう売りさばくか悩む中、文化祭に現れた犯行文を置いて様々な部活から物を盗む怪盗「十文字」事件が起こり、文集200冊を売りつつ十文字事件を古典部員達は解決に挑む。

・文化祭のイベントに参加し楽しむ古典部員の姿と伊原 摩耶花の古典部と掛け持ちしている漫画研究部での揉め事の行方、怪盗十文字の正体が見所。


▼遠まわりする雛
古典部員の高校入学当初から翌年の春休みまでの1年間を、時系列に沿い、前3作のストーリー間を補完するような形で進行していく。



○感想
この作品全体に言える事ですが、キャラや世界観紹介の部分が多い氷菓は置いておくとしても、愚者のエンドロールは途中でほぼネタバレ状態で、そこからどんでん返しが有るような感じで何も無かったので落ちが弱いと感じられた。
正直クドリャフカの順番の話の部分(12~17話)が見れれば後はそこまで期待しないほうが良い。
逆に言うとクドリャフカの順番は凄く楽しめました。

投稿 : 2016/04/28
閲覧 : 228
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作の作画について説明してみたくなる作品。

アニメの魅力を語るときに作画が凄い!この表現をよく使います。
それってキャラデザインが良い、背景が綺麗、造形に狂いがない
そういうことだけでしょうか?

氷菓はストーリーもとても面白いですが、まず作画について語らせて
ください。。高い完成度なのでお手本のようなアニメです。

・作画って?
個人的な考えですが上にあげた3つのほかに以下のようなものが
含まれるとおもいます。
①レイアウト
氷菓では教室や部室の備品、小物類がびっしり書き込まれていますが
その配置が非常にリアルです。実際の教室そのままにレイアウトされています

②場面の光の明暗
時間帯や季節、伝えたい心理描写によって明るさを変えてあります

③風景意外の背景表現
演出ともいえますが、この作品ではシャフトの新房監督演出で
よくみる文字背景や背景に飾りをかさねるエフェクトなど
センスのとても良い背景をみることができます。

④基本的な技術
全編をとおしてパースに狂いがなく、タッチも一定しているため
見ていて違和感がありません。

・物語の魅力
日常の謎を推理するというミステリの新ジャンル。
面白さはまずここでしょう 日常の謎とは
。。謎というんでしょうか、例をあげます
①主人公が所属する古典部の文集タイトルが氷菓な理由
②英語教師がとつぜん怒り出した理由
③自主制作映画さくせい途中でダウンした脚本担当が考えていた映画のオチ
など

ふつう推理モノであつかわないような日常の疑問を
主人公である千反田えるが純真無垢に不思議がることで
推理モノとして成立させているのが凄い発想です。
殺人事件の推理はちょっと飽きましたよね?

・キャラクター設定と配置のうまさ
メインキャラの2人は主人公えると、解決役の折木くんです。
折木くんは天才設定なわけでなく、人より観察眼がするどく
洞察力、想像力がたかい少年です。この2人の関係がとても
バランスがよく、掛け合いが自然です。

基本1話完結ですが、話数にまたがって登場するキャラもおり
ストーリー展開にかかわるのですが、じつに個性的でストーリーに
深みとアクセントをもたらします。
また、様々なキャラクターの行動が謎の発端、解明へと関わるので
キャラクターに無駄な動きがありません。

・さいごに
長々と作画、物語の魅力について書いてしまい。主人公の純粋なかわいさ
に触れることができませんでした。彼女の純粋さは、カリオストロの
クラリス、ARIAの灯里、フルーツバスケットの透、あの花のめんま
と並んでじぶん的5大ピュアっこです。

長々とおつきあいいただきありがとうございます
心より御礼もうしあげます。

投稿 : 2016/04/26
閲覧 : 243

十夜キリ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私、気になりました(この作品)

巷で評価されていたので視聴
最初はあまりぱっとしなかった
理屈っぽい展開で見ていてやや退屈で・・・

しかし、見ていくうちに推理の面白い展開に
ハマってしまい、全話見てしまったw

日常的な問題をテーマにした推理
SFではないのにここまで面白いとは
結構凄い作品ジャマイカwwwww

なんだかんだ言って、全体的に面白かったので
評価はオール5つけさせていただきますwww

だだし、俺が必要とするツボキャラはいなかったwww

投稿 : 2016/04/25
閲覧 : 205
サンキュー:

5

みっちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

綺麗なアニメ

えるたそ〜と叫びたくなるアニメ。
心理描写が好きだなー。

クラナド勢から言うとあまりボケない菅原だなーと終始気になった。
えるたそ〜〜

投稿 : 2016/04/24
閲覧 : 188
サンキュー:

2

オランジーナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春

全体的にミステリーというよりは青春ストーリーって感じがしました。
終盤は特にそういった印象を受けます。

それにしてもこういう雰囲気っていいですね...。
1度こんな青春を過ごしてみたかった...。

投稿 : 2016/04/22
閲覧 : 169
サンキュー:

7

ブロッコリー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ゴミ小説のゴミ作品

面白さがまったくわからない
どうでもいい謎解き 小説をそのまま組み込んだような 台詞まわしに 私 気になります!!ってゆう くっさい決めゼリフ
きっついわ〜〜 きっついわ〜〜
言い過ぎましたごめんなさい

投稿 : 2016/04/22
閲覧 : 273
サンキュー:

5

ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魅せる演出は京アニ最高の作品へ

【最終話まで見終えて・原作を読んでを追加】

【あらすじ】
{netabare}折木奉太郎は高校1年生。「省エネ」をモットーとし、全ての物事に対し、「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」で過ごしている。
そんな彼に姉から手紙が届く。
そこに記されていたことは一つ。
「部員がなくこのままでは廃部してしまう古典部に所属しこれを存続させること」
部室である地学準備室に赴く奉太郎。
掛けられた鍵を開けると、誰も居ないはずのそこに一人の女子高生がいた。{/netabare}


米澤穂信小説原作。長編は読んだ。
「日常」以来で京都アニメーションが制作することで話題に。

原作長編を読んで観直してみて

【OP映像の楽しさ】
{netabare}京アニがOP映像に意味を持たせるとここまでやるのか、
と感心させられる。
アニメOP映像は、その内容云々よりも、曲のリズムに合わせてテンポ良く場面を転換していき、作中キャラの魅力を全面に押し出すことに注力したものが多い。
氷菓前期後期OPでもこの手法を使ってはいるのだが、場面場面にちゃんと内容と意味を持たせている。
では、前期OP。
・冒頭の色を無くした世界。
波紋が広がった場所にのみ色が付く。奉太郎の灰色の生活に色んな出来事が波紋をおこして色づいていく状況。
・色がついた部室で古典部メンバーから目を逸らし窓越しに太陽を見上げる奉太郎。
ある種の疎外感。色づいた青春を送るメンバーへの戸惑い。窓というフィルターのお陰でそこまで眩しくはない。ここまで奉太郎との関係の薄い町並みや他生徒、学校風景にはちゃんと色が付いている。
・雨中を傘をさし歩く奉太郎、影に古典部メンバー。
灰色の世界が色付いていくことへの戸惑いを不安。最も暗い影の部分すらも古典部メンバーの存在により染められていく。
・傘を外し太陽を見上げ目をしかめる奉太郎。色付いた世界へ。
灰色の生活から色付いた世界踏み出す決意。フィルターが無くなり眩しいが、シッカリとその目は青空を捉えている。
ここから古典部メンバーとともに色付いた世界へ。
一つ分からないのはラスト直前に映る道端に咲く花。花の知識が無いのが悔やまれる。
さて、後期OP。
後期はざっくり。
・文化祭や神社、バレンタインの橋や桜咲く川など後期に関係する場所を平面世界に閉じ込められた奉太郎が巡る。この奉太郎に誰も気付かないのだが、部室で古典部メンバーだけは奉太郎に気付く。そしてえるが彼に手を伸ばしこちら側の世界に引っ張ってくる。
分かりやすくそのまんま。ここでの注目点はえるが伸ばしてきた手に奉太郎も手を出すところ。積極的行動ではないとはいえ、色の淡い平面世界から色のついたそちらの世界へ行くことを受け入れる行動。{/netabare}

【古典部シリーズの根本とその表現】
{netabare}古典部シリーズは推理小説、青春ミステリーである。
つまり、アニメとしてこれを見て推理が出来ないといけないわけだ。
その上、長編2作目の「愚者のエンドロール」においては十戒二十即に言及しちゃうわけだから、そのアニメが推理モノとしての体を成してないなどとなるとダメ過ぎてしまうのである。
小説の場合、明らかに文字として様々なトリックや伏線を用意できるが、アニメーションでこれをやるとなると中々に難しい場面が多い。
はてさて。
この辺で分かりやすく、面白いのは長編1作目「氷菓」。
学校史の記号や図書室司書の名前を如何にして画面に出すのか。
これを態とらしくやったら興醒めだ。罷り間違っても”図書室司書 糸魚川養子”などと人物の下にスーパーを入れようもんなら格好が悪すぎる。
これらをあざとくなく極めてスマートに提示していく手法は中々に面白い。
また、大筋を変えること無く、原作から変えている部分もちょいちょいある。あぁ、この台詞は里志に言わせたのか、とか、このネタにはもう一手間加えたのか、など。比較するとこれも面白い。{/netabare}

【勝手に結末予想】
{netabare}結末、というか、奉太郎とえるがくっつくかどうか、って話。
結論を言ってしまうと、くっつかないと予想。
まずは奉太郎。折木家の長男であり唯一の男子である。
次にえる。千反田家の一人娘という立場に重きをおき、千反田家及び周辺の家の人々と生きるためには将来をどうすべきかと考え理系を選択する。
さて、そんなえるが将来とるであろうこと。それは、婿を取る、ということだ。
高校生の交際に結婚云々は早いだろう、とは思う。
だが、奉太郎が初恋の熱からちょっと落ち着いた時、ここに考えが至るだろう。そして、折木家の長男である自分が婿入り出来る可能性にも考えが及ぶ。
その時、将来的に別れという可能性のほうが高い恋愛にえるを巻き込むという決断を奉太郎が出来るだろうか?奉太郎は相手の心情を慮ることが出来る人間だ。彼がその決断を出来るとは思えない。
灰色を好み「やらなくてもいいことならやらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする奉太郎が、後先考えずに恋愛に身を焦がしていく様を見ては見たいが、難しいだろうなぁ。

が、これをひっくり返せる存在がいる。
奉太郎の姉、折木供恵だ。
長編において、何度も神の如き千里眼で奉太郎に進みべき道を指し示してきた彼女。
彼女が奉太郎の背中をポンと後押ししたら・・・{/netabare}

【感想全般】
{netabare}物語:最後まで「いいよ、僕好みだ」な内容。ほろ苦い青春を描いたライトミステリーってことになるのかな。
アニメを見ながらにして、見終えた後は良書の読後感に近い満足度が得られる。
「氷菓」の明かされた答えがくだらなく軽ければ軽いほどそこに込められた意味の重さが増す結末。
「愚者のエンドロール」の自分の才能に明るい兆しが見え出した途端の挫折と鼻っ柱の折られ方。
「クドリャフカの順番」の三様な才能を持つ者と持てなかった者の対比と期待という言葉の意味。
そして各1話完結のショートストーリー。
それぞれが実に見事。
第一段階の結末の裏にもう一段の真実ってミステリーの王道展開を綺麗に踏みながら、淡い恋心や自信に挫折など青春の王道ネタも綺麗に入れている。
高校一年にしては考え方が大人だなぁ、と思う部分もあるが、まぁ、それは置いておこう。

作画:この作品のキモである。
この物語は一歩間違えば平面的でノッペリしたアニメーションになりそうなもんだが、これをよくぞここまで魅せるものに仕立てあげたものだ。さすが京都アニメーション。
第19話の「心あたりのある者は」はその真骨頂で、登場人物2名の室内会話劇を飽きさせること無く魅せる演出はお見事。会話シーン、推理シーンに二人がその存在をちょっと意識するシーンを巧くアニメに仕立て上げている。
全体的にも、京アニらしさ満点の動きの細やかさに綺麗さに作画の良さ。多少奇を衒いすぎな気もするが、ガリガリにCGを使った演出面も単調になりがちな会話や脳内推理を良く引き締めている。
光の使い方も非常に巧く(多少過剰演出ではあるが)、感心させられる場面が多い。
氷菓、という作品のアニメ化でこれ以上のものは無いんじゃなかろうか。

声優:主人公とその親友に中村阪口コンビ。クラナドかよって感じ。そろそろ中村のちょっと高めの声でやる高校生は厳しくなりつつあるような気もするが。
サブキャラにも名のある声優が並ぶ豪華な配役。

音楽:OP2曲は良い。ED2曲が作品にあってるかなぁ・・・といった感じ。
G線上のアリアやBGMは総じて良い。

キャラ:ラノベにはよくあるやる気無し系主人公だが、いわゆる青春してる側を嫌悪してるわけではないってのは良い。そっちはそっちで薔薇色として見た上で選択した灰色省エネライフ。このテの物語で無理に斜に構えらてもウザいだけだしね。
メイン4人に女帝などサブキャラも立っている。{/netabare}


なんとか辻褄を合わせて「ふたりの距離の概算」をアニメ化して欲しい。この辻褄の合わ無さは微妙なシナリオ変更でどうにかなるはず。これで終わりは勿体無い。

投稿 : 2016/04/22
閲覧 : 451
サンキュー:

1

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりにミステリー見たけど

久しぶりにミステリー見たけど良いですね。
こういう謎解きモノ好きです。

と言っても、重大事件という事件も起きず、
結局の所いつもと同じ感。
出来れば話が進んでほしくないというか。
まったり進む感じが京アニっぽくて良いです。

登場人物の、
奉太郎の怠惰、
えるの好奇心、
里志の極められないが色々出来る。
足し合わせると自分に似てるなぁと思いながら見てた。

一つ残念なのは、
原作はパッタり止まってるようで、第二期は無いのか!?

「わたし、気になります!!」

投稿 : 2016/04/18
閲覧 : 177
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よかった

ほのぼのしてる感じでとてものんびり見れてよかったです!
ミステリーが過激なものではなかったので安心して見れました。
評価が高いのもよくわかります。

投稿 : 2016/04/17
閲覧 : 127

しゅんたそー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

やばい 神アニメ

投稿 : 2016/04/15
閲覧 : 112
サンキュー:

2

べるちん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人が死なないミステリーアニメ

けだるい系主人公と好奇心旺盛ヒロインが
毎回いろんな事件?に巻き込まれたり首突っ込んだりの
どたばたしないミステリーアニメです

さすが京アニさんいい仕事してますねといった作画
嫌悪をいだかないBGM
魅力的なキャラクター

2クールものだったけどはずれ回といわれるものが
なかったのが印象

声優さんも安心と信頼の人たちばかりなので
流し見でもじっくりでもどちらでも見れてしまう。

少し困るのは
こういった減点する所が少ないやつって
異様に点数が高くなってしまって
我ながら4.6はねーな せめて4.3くらいやろって思うところはある

投稿 : 2016/04/14
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ネタバレ

たきおさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シナリオを描く視点で見てみましょう。

メインキャラクターの4人の性格は、
男が、無気力とモラトリアム。
女が、ドジっ子と激情家。
このようになっていまして、ここから生まれてくる化学反応が、メインの謎解き以前にまず楽しめます。

私は、京極夏彦や森博嗣は読みますが、
アガサや、シャーロックは読んでいないという、
「基本をおろそかにした、ミステリ好き」です。
劇中には、洋物のミステリをベースにした、オマージュなのか何なのか分からない話も出てきましたが(原典を知らないのだから当たり前だ)
それでも、謎の構成が多重的で作り込まれた上質なものである為、素直に楽しめました。

会話が生きていたなあ。
「七つの大罪」をヒロインが独自に解釈して、
人生哲学を披瀝するシーンがあるのですが、

『傲慢』さが全くない人間は自信のない人。
『強欲』さが全くない人間は家族を養えない人。
『嫉妬』を全くしなければ、新しい技術も文明も生まれなかった。

彼女ドジっこなのですが、こんな事言うんですね。
イキイキしてると思いません?
キャラに振幅があるし、
原作者さまがそもそも博識な上に、
客観的な観念をお持ちだからこういうシーンが描けるのでしょうねえ。

メインストーリーのみならず、
細部にも感心しながら見ておりました。

タイトルにある通り、
一つの小話を書こうと思った場合、こういう風な構造で、こういう風な伏線を張ると、スムーズにまとまるんだー、みたいな、
そんな視点で見てみると、
面白さが倍増すると思います。

少し頭を使いますが、
海馬と前頭葉をぴくぴくさせながら、
楽しんでもらいたいと思います。



・・またどこかで会いたいなあ

投稿 : 2016/04/09
閲覧 : 230
サンキュー:

9

ネタバレ

もろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

推理の内容云々ではなく

OPがお洒落で、特に折木 奉太郎を千反田 えるが手を取って引き上げるシーンが好き。
京アニのキャラクターデザインは本当に可愛い。

私は推理アニメというよりも、それはあくまで大まかな設定で、キャラクターの心の変化や気持ちの部分を細かく描いている作品のように感じた。

演出が個性的で奇妙だったり派手で、でもそれがアニメならではで面白くて良かった。(千反田 えるの髪が伸びて折木 奉太郎に絡みつくシーンや、勧誘ポスターから文字が溢れ出てくるシーンなど)
仮説を立てるときのイメージの演出が面白くて分かりやすい。
目線の動きかた、一瞬の表情の変化が細かい。

背景がとても綺麗で、郷愁を感じる。
千反田 えるの「私、気になります」という瞬間のSEと眼の輝き方が好き。
結構早い段階で千反田 えるの失踪した伯父である関谷純の謎が解けて今後どう展開していくのか気になった。

福部 里志の折木 奉太郎への随所随処に見られる態度の不穏な感じが怖かった。
折木 奉太郎がトリックを完璧に解けなかった時、納得できていないのは分かるが、皆の反応が少し怖く感じた。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に、だ。」と言い、省エネと平穏を望んでいると言いながらも、入須冬実に「心からの言葉ではない。それを嘘と呼ぶのは、君の自由よ。」と言われた時の反応から、折木 奉太郎の本心は言葉とは別にあるのだと感じた。

最終回のもどかしい感じと、美しい桜の背景と共に終わるのは良かったが、互いに想いが通じる瞬間も観たい!

投稿 : 2016/04/09
閲覧 : 282
サンキュー:

12

ネタバレ

HINAKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ところで、お前の言う経営的戦略眼についてだが、俺が修めるというのはどうだろう?」

TVアニメシ・リーズ『氷菓』第22話・最終回「遠回りする雛」から最後の謎について。
と言っても、相変わらず誰も死んだり大きな怪我をしたり、恐怖を味わったりする訳では無く、日常のイベントに発生した、些細なしかし当事者にとっては重大な問題。
一応、TVアニメ・シリーズの最終回という事で、本編では対して語られていないラスト・シーンの謎、いや「謎」にもならないかも知れない、疑問について考えます。

「ところで、お前の言う経営的戦略眼についてだが、俺が修めるというのはどうだろう?」 そして、どうして主人公?の折木奉太郎は、今回に限り「俺の省エネ主義が致命的に脅かされている」と言い、何と言っても本来ヒロイン・千反田えるの決まり文句、「気になる!」と呟いています。
今回もまた、実際に起こった些細な事件と、その犯人は簡単に分かります。 ですが問題は、その事ではなく、その事をキッカケに千反田が口にした、自分と自分の居場所の未来についてです。本来で有れば、そのような事に全く関心を示さないはずの奉太郎が、その彼女の未来に自分の未来を重ねようとする……いや、重ねようとしたのかどうか?それが、今回の一番大きな問題です。 更に付け加えると、今回のお話は全体が完全な、2重構造の物語トリックになっています。
全てが分かってからであれば、「遠回りする雛」と言うタイトルにさえ、2重の意味がある事に気付かされます。 恐らくは文章の方が、もっと巧みに謎やヒントを別の表現で、隠していたのだと思いますが、何しろ画像では全てを描き込む必要があります。その為でしょうか、今回はヒントと答えらしきモノは、そもそも余り隠そうとはせずにむしろその分を補うように、画面でしか描けない巧みな描写というよりも、手の込んだ描き込みと、見せ方(演出)にこれでもかと言うほど、凝っています。2人の心理というか置かれた立場の関係を、今とそして未来を暗示するかのように、見事にそして美しく描き出してくれていると、確信しています。

投稿 : 2016/04/09
閲覧 : 1872
サンキュー:

14

ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何度も観れる 日常系ミステリー わたし気になります! 

あらすじは あにこれを参照ください     放映時期 2012年4月~9月

作品のに表紙に描かれている
鮮やかな桜に思わず目を奪われ”氷菓”に興味を持ちました。

バラ色の高校生活に 一人灰色の高校生活を望む”奉太郎”
彼は出来るのに やらない人 そんな省エネライフを過ごしていた

ある日 インドから姉の手紙で人気の無い古典部の存続を託されてしまう 
とりあえず 部室に向かうと そこには一人の女の子がいた・・・・。

ダジャレ好きで人との距離間が近く 口癖は”わたし 気になります!”
そんな ”える”と行動していくうちに いつの間にか彼女のペースに
そんな 魅力を持つ彼女には 一身上の都合があった・・・

この作品は古典部メンバーが 色々なミステリーを解いていく物語

古典部は以下の4名
・折木 奉太郎
・千反田 える
・福部 里志
・伊原 摩耶花
※”える”以外は ”奉太郎”と中学が皆同じという設定です 

彼らを中心に物語は進んでいきます 
学校の七不思議的なものを解いていくところは
題材がとても身近に感じられて すぐに物語に溶け込めました
それと お互いが 協力し合い ともに成長していく姿は観ていて楽しい
”える”と”奉太郎”の関係は優しい光と影のよう!
そんな光に触れ ”奉太郎”の退屈な日常が 変わり始めます♪
そして”里志”と”摩耶花”もキャラが立っていて良かったです
{netabare}
段々と出来る人に変わってく”奉太郎”
その変化をずっと”里志”は傍で見ていた・・・・・ この二人の関係が 
文化祭で変化し その後バレンタインデーでぶつかる場面は心にきました!

出来る人になっても 一番身近な”里志”の変化そして気持ちに
気付けなかった”奉太郎” ”える”には少し悪い気もしますが 
あそこは”雨降って地固まる”じゃないですが 良い場面だと思います

そして 最終話 桜並木での”奉太郎”と”える”の あのシーン! 
そこではじめて”里志”の気持ちが分かる・・・
そして自分の”える”への気持ちが分かる・・・ 良いエピソードでした♪

以上は わたしの勝手な”想像”です( 気を悪くしたら ごめんなさい )

この作品は思春期の微妙な気持ちの変化が 
映像で上手く表現できていて とても素晴らしかったです
回を重ねるごとに 段々と古典部メンバーへの愛着が湧きました
{/netabare}
背景は 少し黄色と黄緑掛かった柔らかな光の使い方が目に優しいです 
そして 少し田舎の風景 そんな自然にあふれ 季節を彩る背景は
物語に合っていて観てて癒されます 特に印象的なのが桜舞い散る最終話
是非 観て下さい! これ・・・聖地巡りも 行ってみたい♪ 

話の流れはとても丁寧に描かれていて 展開もスムーズに感じました
そして 話の展開の”間”それを繋ぐ人物の表情 良かったです 
セリフは多く感じますが 謎解きに関係しているので聞き逃しは駄目です♪
 
音楽は作品に合っています 前期OPの”優しさの理由”は特に好き♪
作中流れるクラッシックも雰囲気が出ていて 作品を盛り立てます!
{netabare}
ミステリーって派手で奇抜な演出とか ありそうなのに 
この作品は普通なんですよね・・・まして殺人なんてないし 
反面 謎解き毎に変化していく人間関係はすごく面白かったです。

古典部が謎解きする内容はとても古典的 これ ダジャレですか?
”える”じゃなくても わたし 気になります!
<↑すみません これを書きたかっただけです・・・ >{/netabare}
時期は 主人公たちの高校1年生の1年間を描いています
思春期の男女の 色々な感情が交錯しお互い刺激し合い成長しあう姿が 
とても丁寧に描かれていて 良かったです。

派手さの無い日常系ミステリーってどうなのって最初思っていましたが 
観始めると止まらない 結末を知っても 何回もリピートしたくなる
そんな不思議な魅力にあふれた作品でした○o。.
(ミステリーも良いですが それ以上にキャラクターに魅力を感じました)

観終わったあと もう少し彼らの先を観たい!そう感じました {netabare}
ただこの先の展開を考えた時 恋愛部分が停滞するならイライラしそう!
恋愛が発展するなら Ⅱ期 観てみたいですが そうでなければ・・・です
非常にワガママですが 正直な気持ちです。{/netabare}
 
最後に わたしが運動部だったので 文科系って実際どうなのだろう
”わたし 気になります!”←< m(__)m つい使いたくなります  >

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。  











 
 
  

投稿 : 2016/04/07
閲覧 : 334
サンキュー:

56

死屍累 生死郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

氷菓が大好きなみんなすまん!

私!気になりませんでした。

俺には全く面白さが見いだせなかった。
我慢に我慢を重ね見たけれども一向に面白くなる気配もなく、
大したことじゃないことをそれっぽくしてるだけっていうかなんというか・・・

物語そのものにおもしろさを求めてる人はおそらく僕と同じ評価になると思います。

みんな絶賛しているけど本当にそう思ったのかな?京アニ補正じゃなくて?

このレビューを見て気分を害された方がいたらすみません。
僕の率直な感想です。これだけ評価高いんだから僕の価値観がズレてますね

投稿 : 2016/04/07
閲覧 : 263
サンキュー:

10

さんぽまん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高に面白い!

主人公の省エネ主義がとても気に入った!
自分もこんな高校生活送ってみたいと思える作品!

投稿 : 2016/04/06
閲覧 : 183
サンキュー:

4

Raica さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クセがなく見やすいアニメ。アニメ初心者に勧めたい。

各話の引き方がとても絶妙で、次の回が気になってしまうような作り方をしていると感じました。

ストーリーは日常×謎解きというテーマで進められるので、日常すぎて飽き飽きすることもないし、ガチな推理モノのように好き嫌いが分かれることもなく、気軽に楽しめるものです。

アニメを見たことがなかった友人に見せたところ反応が良かったです。

極端に萌えに走ることもなし、きちんとしたストーリーがあり、作画もさすがは京都アニメーションというべきもの。すべてのバランスが整っている良作だと思います。

すでにアニメをたくさん見ている人にとっては、面白いけど、傑作というにはなにか個性が足りない気持ちになるかもしれないとは思いました。

いずれにしても一回は見ていただきたい作品です。

投稿 : 2016/04/04
閲覧 : 173
サンキュー:

5

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氷菓のストーリー・あらすじ

何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。(TVアニメ動画『氷菓』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年春アニメ
制作会社
京都アニメーション
主題歌
≪OP≫ChouCho『優しさの理由』、こだまさおり『未完成ストライド』≪ED≫千反田える(佐藤聡美)・伊原摩耶花(茅野愛衣)『まどろみの約束』、千反田える(佐藤聡美)・伊原摩耶花(茅野愛衣)『『君にまつわるミステリー』

声優・キャラクター

中村悠一、佐藤聡美、阪口大助、茅野愛衣、ゆきのさつき、置鮎龍太郎、ゆかな、小山茉美、早見沙織、悠木碧、川原慶久、浅野真澄、豊崎愛生、小倉唯、阿部敦、伊瀬茉莉也、入野自由、小清水亜美、広橋涼、秦勇気、山崎たくみ、小西克幸、こぶしのぶゆき、日笠陽子、伊藤かな恵、升望、近藤孝行、森川智之、進藤尚美、茅原実里、寺島拓篤、竹達彩奈、寿美菜子、福山潤、杉田智和、谷山紀章、杉山紀彰、平川大輔、吉野裕行、石塚運昇、永井一郎、西村知道、二又一成、田中正彦、千葉繁、諏訪部順一

スタッフ

原作・構成協力:米澤穂信(角川文庫刊『古典部シリーズから』・少年エース連載)、 監督:武本康弘、シリーズ構成:賀東招二、キャラクターデザイン:西屋太志、色彩設計:石田奈央美、美術監督:奥出修平、撮影監督:中上竜太、設定:唐田洋、編集:重村建吾、音響監督:鶴岡陽太、音楽:田中公平

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