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「劇場版 BLOOD-C The Last Dark(アニメ映画)」

総合得点
61.5
感想・評価
256
棚に入れた
1168
ランキング
5393
★★★★☆ 3.5 (256)
物語
3.3
作画
3.9
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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劇場版 BLOOD-C The Last Darkの感想・評価はどうでしたか?

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメより映画の方が面白かった。

決着がつかずに終わったテレビアニメから
主要人物以外のほぼ総入れ替えでのBLOOD-C完結映画

浮島地区での惨劇から半年後、東京都が舞台が変わる

クールな小夜、結構好き
記憶をいじられての「更衣小夜」よりね

う~ん。
最後はあっけないね!
物足りなさ満載!

それでも、低い期待ハードルを越えてくれたのでよかった

投稿 : 2014/12/03
閲覧 : 300
サンキュー:

4

ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待を下回った

もともとそこまで期待していたわけではない。この作品に対しては自分の中のハードルは下がっていた。そのハードルを下回ってきた。理由としては、テレビ版の黒幕を倒しはしたものの、一段階進んだだけで物語としてまとまっていなかったのと、バトルの回数やクオリティーが下がってしまった事だ。

投稿 : 2014/09/26
閲覧 : 273
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

BLOOD-Cの集大成。Cの意味するものとは?

※このレビューはかなり主観的な解釈による、ネタ的文章です。
 決して参考にはしないでください。



TV版を見てから随分間が空いてしまったのは、TV版でいまいち何がやりたかったのか理解できなかったからです。
でも、やっとこさ劇場版を見て分かりました。
これはつまり、
{netabare}
「アニメでハリウッドぐらいに豪華なB級・・・いやC級アクション映画を作ろうぜ!」ってことだったんだよ!!
{/netabare}

TVアニメだと時間と予算の制約があって規模を縮小せざるを得なかったんですね。だから盛り上がりに欠けてしまい、狙いも見えづらかった。
あの強いんだか弱いんだか分からない古きもの、茶番劇を繰り広げるキャラクター、壮絶(?)なラスト・・・それら違和感は全てこの映画を見れば解決します。


今回は舞台を孤島から都会に変え、登場するキャラクターもより現代的な設定に。
いかにもな軽いノリの若者たちがメインで緊迫感はほぼ皆無でした。
{netabare}
在り合わせな感じの設定が良いですね。とりあえずハッキングとかハッカーとか入れとけ!みたいな魂胆は潔いです。
やられるために出てきたようなキャラが多くて、そこらへんはTV版と共通していました。
{/netabare}


相も変わらずだったのは展開の唐突さ。
「古きもの」の登場やその戦闘だけでなく、小夜と真奈たち(映画オリキャラ)の織りなす人間ドラマもかなりスピーディで、共感する隙もありませんでした。
{netabare}
唐突に自分の過去を語り始める真奈。必要以上に真奈にべったりの月ちゃん。そして相変わらず自分語りの激しい文人さん。
古きものでは、九頭とかいう男が口からゲロンと飛び出たシーンや蔵人が巨大生物として登場するシーンは○。

突然挿入されるお色気シーンや、ラストを後日談で締めるお約束も良い感じです。
{/netabare}

真奈、というキャラを演じている橋本愛さんの演技もこのアニメに華を添えていたと思います。
{netabare}
無論、B級的な意味で。ああいう棒演技のヒロインはベタだな~と思いつつ見てました。
最初はイライラしてましたが、お風呂に入るお色気シーンで許せました!おっぱいが大きければ大概の欠点には目を瞑れます。小夜ちゃんも相変わらず豊乳で満足。
{/netabare}


アクション映画として迫力あるシーンは欠かせません。そこで、クライマックスで巨大な敵と対峙します。それにしても・・・・
{netabare}
デカすぎる!! あれじゃ完全に怪獣ですよ!(笑)
いやむしろあの怪獣風味の古きものこそ、この映画の象徴だったんだと思ってます。
{/netabare}


TV版だと作画が崩れることも多かった反面、この映画では全編に渡って高水準の作画でした。
ただ、ヌルヌルとしたスタイリッシュでダイナミックな作画のせいでわずかに漂っていた幽玄さや妖気は完全に失せてしまったように思います。
{netabare}
ある意味で初代BLOODと同じ方向性のスタイリッシュさも持ち合わせていると思います。内容は完全に異なるものになっていますが。タイトルのLastも掛けているつもりだったのかも。
{/netabare}



今まで書いたのは批判ではないです。おそらくスタッフも狙ってこのような映画に仕上げたのだと思っています。
そして、このようなB級映画は割と好みなので(高得点は上げられませんが)悪くないと思います。

こう、見終わった後の脱力感というか拍子抜けする感覚を味わいたい方にお勧めします。あとグロ表現に耐性のある方に限ります。












真面目に褒めると水樹奈々さんの主題歌での歌声と、小夜を演じる美声が素晴らしかったです。後は、、、序盤のワクワク感、でしょうか。

投稿 : 2014/09/22
閲覧 : 594

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ版「BLOOD-C」と一緒に見た方がいいですよ~w

このBLOODはシリーズ化されていて大体こんな感じですw
-----------------------------------
1作目「BLOOD THE LAST VAMPIRE」
2作目「BLOOD+ ブラッドプラス」
3作目「BLOOD-C」
  「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」
-----------------------------------
1~3作目はそれぞれ別の物語ですけど、
主人公の名前は「小夜(さや)」で決まってるの^^

内容的には映画監督のクエンティン・タランティーノさんの
「キル・ビル」に似てるかも?
というか、その「キル・ビル Vol.1」アニメパートは
この作品と同じProduction I.Gが制作してたりするのです^^

で、この「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」ですけど、
3作目の「完結編」的なものでアニメ版「BLOOD-C」を観ないと
話は全く繋がらないとおもいます^^

私的には2作目「BLOOD+ ブラッドプラス」が
すごく良い作品だと思っていて、
アニメ版「BLOOD-C」だけではどうしても物足りなさがあったのですw

でも、この「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」を観て
ようやくスッキリできたかな~^^という感じですw

投稿 : 2014/07/20
閲覧 : 271
サンキュー:

4

ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少女が日本刀を扱って返り血を浴びながら化け物と戦う物語

※グロ注意

「BLOOD THE LAST VAMPIRE」「BLOOD+」に次ぐ3作目「BLOOD-C」の続き

「BLOOD-C」の物語等は一新されながら、今回も小夜という名前の少女が日本刀を扱い、化物(今作は古き者)を倒すと言うものになっています。BLOOD+と比べるとかなり残酷な内容となっており、こう言うものが苦手な方は見ていてとても辛いと思います。ラストは衝撃的かつとてつもなくグロく、決着がつかないまま終わり、この「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」へと続きます。

ある男を追ってきた小夜は電車内で化け物と遭遇し戦う事となり、その一部始終を見ていた者達と行動を共にし、居場所をつきとめるが…

最後は{netabare}結構呆気ないものでした。{/netabare}


BLOOD-C
劇場版 BLOOD-C The Last Dark

投稿 : 2014/06/17
閲覧 : 274
サンキュー:

1

mako102501 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「期待を・・・な劇場版」

これはあくまで個人的な感想。

あぁ「期待」を裏切ってしまった。


自分はこの完結編で物語の不明瞭だった部分をすっきりさせて欲しかった。

ただそれはなんとも不十分で、全てがぼんやりとしたまま終了。

納得感や物語の面白さが大きく欠如していたように思えた。

テレビアニメを楽しめただけに「C」全体としての面白さが半減してしまい残念でならない。

あの人物も登場させてほしくなかった。

投稿 : 2014/06/08
閲覧 : 285
サンキュー:

1

手乗りラビット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

駄作です

好みもありますし、ファンの方もおられるのでこういう言い方はしたくないですが、駄作です。久しぶりにつまらない作品を見たなと思いました。

仮にこれが地上波の通常放送回の中で収まっていたとしましょう、それならばここまで酷評しなかったと思います。問題なのは、あえて通常放送内で終わらせず、続きは映画でと期待を煽ったものがコレだということです。こんなもん金払って見に行くレベルじゃないです。

予告編が何パターンも挙がっていましたが、あれがピークです。面白いところばっかりあそこで見せて、本編はほとんどが退屈です。なんなんでしょうか。一応テレビからの続きで今回で完結なのですが、見ていて別物の作品のようです。テレビで熱を入れて見ていた人はどうか分かりませんが、惰性で見ていた人にとっては、退屈で仕方ない作品だと思います。地下鉄での戦闘シーンはたしかに凄いです。作り手の努力が見てとれます。が、他は別に…ですね。テレビ版でも唯一の見せ場だった戦闘シーンもイマイチ。ここがダメならどこで挽回するんだという感じです。凄い時間を無駄にしたという感想しか残りません。

主題歌ですが、水樹奈々さんの「メトロバロック」はテレビでの「純潔パラドックス」に引き続き良曲です。良い部分はこれくらいでしょうか。

投稿 : 2014/05/18
閲覧 : 357
サンキュー:

1

ちょっちゅね~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさかのこちらが本編だった。

地上波版のBLOOD-Cの最終回には今までにない表現手段でかなり驚いた反面、耐性も付いたので映画版はそれほど驚きはしなかった。

内容は、刀を持った女主人公が金持ちでよく活発に動く坊ちゃんを殺しに行くという話です。(その坊ちゃんとの間にあった話は地上波で放送された)


もしご視聴する方は、地上波のアニメをご視聴した上で見たほうが良いです。

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 247
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何が復讐に駆り立てるのか

 テレビシリーズの続編ではあるが、テイストはかなり異なる。
 単純に劇場公開映画であるために作画は良くなっているし、監督が違うことによる演出の
違いもあるみたい。
 更にテレビシリーズは静かな田舎町が舞台で静的印象が強かったのに対して、本作は東京と
いう都会が舞台であるため、喧噪溢れる動的なイメージ。
 先の作画の向上に関連するが、繁華街などは背景の一部である群衆がよく動いているため、
都会の賑わいがより感じられる。この賑わいに対比するように、更衣 小夜が異質な存在である
ことがより感じられる。

 話の展開もテレビシリーズはホラーテイストの中、小夜とその周辺の謎解きが軸であったの
対して、本作は小夜の七原 文人への復讐が主軸となっており、異形の存在である
「古きもの」こそ登場して、相変わらず血をまき散らしてくれるが、良くも悪くもホラーもの
というより、異能バトルのアクションものの色合いを強く感じる。
 そして、偽りの記憶が無くなり、復讐の念に駆られる中、もうおだやかでやさしさに溢れた
小夜はいない。
 小夜を復讐に駆り立てるものは何か?。自身にとっては茶番でしかない文人の実験材料に
されたことによる憤りもあるのだろうが、柊 真奈との会話などから推測するに、仮に偽りの
父であり、偽りの友人であったとしても、小夜自身が体験したこと自体は真実であり、彼らに
情が湧き、その敵討ちであるためのよう。
 自身が人でないと判っていても、人を殺すことができないのは、この情があるためなのか。

 一方の文人であるが、本作における人から「古きもの」を作る計画も、「古きもの」を食料と
する小夜を思っての行動であるようで、テレビシリーズから一環して小夜に対しての愛情が
感じられる。それが歪んだ形の愛であるにしても。

 テレビシリーズにおいて人語を喋る犬が「対価が・・・」と言っていたので、「もしや」と
思っていたが、本作で四月一日 君尋が登場するに及んで、やはり「XXXHOLiC」とリンク
していた。CLAMPつながり?。そう言えば犬も四月一日も福山 潤だったなと。
 小夜が日本刀を手に入れるために払った対価は何だったのだろう?。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 287
サンキュー:

1

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画はすごいです。

劇場版ということもあり、作画がだいぶ良くなってます。ストーリーも普通に面白かったです。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 295
サンキュー:

0

ちほ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版

TV版の続きなので、後に見たほうがいいです。
最後の最後まで騙されてたって言うことですか。

投稿 : 2014/05/01
閲覧 : 210
サンキュー:

0

カリューム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

TV版もこのぐらいテンポがよければ・・・

BLOOD-茶番ことBLOOD-Cの劇場版
確かお国からお金が出たそうで、冒頭のクォリティの高さは半端ないです
作画の観点から言えばかなりすごい作品だと思います
さらに、TV版では物語の速度が著しく遅いうえに、主人公の設定上最初から本気出さないから、次々登場人物が死んでいき、見てて大変辛かったのですが、劇場版はそんなことはありません
さすがに物語が進展しないということはなく、さくさく進みます
おかげでこの作品の根幹の部分も分かりやすくなっ、TV版でのもやもやも発散できました

しかし、この作品には分かりやすい欠陥があります
それは「棒読み」です
新キャラの一人で、主人公と共にする時間がもっとも長いキャラクターがいるのですが、「棒読み」です
他のキャストが豪華声優さんゆえに、その「棒読み」が作品にもたらす破壊力は凄まじいです
残念極まります
ただでさえTV版の評価は低いのに、せっかくの汚名返上となる劇場版で繰り広げられる「棒読み」・・・
まぁ、どんまい

作品としてはまともだし、BLOOD-Cらしい物語構成になっているのでTV版でフラストレーションがたまった人は、「棒読み」にだけ気を付ければ楽しめると思います

最後までケチがついた作品でしたが、プラマイゼロ(ちょっとマイナスかな?)にはなりましたかね?

投稿 : 2014/04/22
閲覧 : 308
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

グロかったがなかなか良かった(^○^)

まず四月一日が出てきた事にびっくりしました

投稿 : 2014/04/21
閲覧 : 244
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

TV版のつづきなんだけど。。。

劇場版をみた感想です。

{netabare}
TV版からの続きで、ふみととの戦いを描いたのかな、途中までは、わくわく?しながら見てたけど、最後がいまいちだったように思った。どんでん返しまではよかったけど、その後の展開があまりにもあっさりしすぎてたような気がします。

1年半後も少し描かれてるけど、それもいまいちだったような気がします。

せっかくTV版で、グロシーン(人を殺すシーン)をいっぱい取り入れたのにそのシーンがほとんど描かれてないのはおしいと思った。
{/netabare}

投稿 : 2014/03/17
閲覧 : 465
サンキュー:

9

ネタバレ

1061000you さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

CLAMPっぽい

あぁ、そこに持っていきたかったのね・・・と納得。
おもしろかったです。

話の流れ的に登場人物は、TVシリーズからほぼ総入れ替え状態になってます。

{netabare}ラストは中途半端感はないものの、多くは語らず終了という、とてもCLAMPっぽい終わり方。

そして、刀を買いに行った店や喋る犬がXXXHOLiCからみというのも、CLAMPらしい。

物語としては、みもふたもない言い方になるけれど、
小夜本人は全く気付いてもいなかった
小夜の今後の食糧問題を心配しすぎた文人の超傍迷惑な暴走・・・ということだったのでしょうか。

{/netabare}

投稿 : 2014/02/28
閲覧 : 343
サンキュー:

2

ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

復讐と愛憎の物語(レビュー超改変版)

スローテンポの内容、やり過ぎなグロ描写、最終回のどんでん返し等に賛否両論(否の方が圧倒的)だった「BLOOD-C」の劇場版作品。あにこれでは劇場版も評判が芳しくないようですね。テレビ版に懲りずに映画館にまで観に行った口ですが、いやはや…またも「BLOOD-C」には楽しませてもらいました。


テレビ版は黒幕を後一歩で取り逃がした所で終了し、劇場版は黒幕と遂に対峙します。舞台は田舎からCLAMPお墨付きの東京に、季節も夏から冬に変わっています。作風だけではなく制作スタッフもテレビ版と異なっています。

脚本はBLOODシリーズにお馴染みの藤咲淳一さん、監督は水島努さんに変わり塩谷直義さん。
名前だけ聞くと「え〜と…」と思いましたが、「このアニメOPがかっこいい」の一例でよく挙げられるBLOOD+の3クール目OP(曲はUVERworld「Colors of the Heart」)の絵コンテや演出を手掛けた方だったそうで。意外とBLOODシリーズに関わり深い若手監督です。これは…きっと今回もシャレオツに仕上がった作品になっているに違いない!!そんな期待をして公開当時ワクワクしていましたね。


以下様々な観点からレビューをしていきます。


・すげぇ作画
まず第一に注目したいのは、作画の質がテレビ版に加えて格段に向上しています。特に背景美術が素晴らしいことこの上なし。東京の冬景色からは寒さまで伝わってきます。初代BLOODのリスペクトとも言える冒頭の地下鉄の描写も緊迫感があります。リアルな東京の町並みが良く再現出来ていました。


・ふつくしいキャラデザ
Production I.Gの最終兵器と言われている(らしい)黄瀬和哉氏の小夜のキャラデザが美し過ぎて惚れ惚れします。眼鏡がないだけでこんなに小夜は違うんだねえ…。
CLAMPのキャラ原案も、テレビ版より比較的リアル頭身に近づけたそうです。本作では肉付きがしっかりしたキャラデザになっていました。これなら刀振り回しても違和感はない、はず。


・一本調子でないカメラワーク
作画云々言いましたが、個人的に劇場版「BLOOD-C」で最も評価したいのはカメラワークです。テレビ版では一歩引いたような客観的視点が非常に多く、臨場感のない戦闘シーンにはヤキモキしたもんでしたが、こちらでは真逆の痺れる戦闘シーン目白押しです。冒頭8分の目紛しい戦闘が良い例でしょう(逆にこの8分が凄過ぎて、後の戦闘は物足りなくなってしまうかも)。縦横無尽に動くので、酔わないようにご注意下さい。
戦闘シーンだけではなく、会話シーンも然り。各キャラが話す度に画面が切り替わる事はあまりなく、カメラの長回しで演技を見せています。最近やたらめったらチャッちさを感じるカット演出が多い作品の中、本作では平面的な演出は一切せず、きっちり丁寧な演出で会話シーンを見せてくれたのが好印象でした。

あんまり誉め称えるだけだと怪しい業者に見えそうなので、そろそろツッコミ所も交えて挙げていきます。


・「さやー(棒」が気になる
アニメに事欠かせない声優さんの話題に切り替えます。本作のオリジナルキャラでもありヒロインでもある「柊真奈」っていうキャラに、何でか分からんけど朝ドラ「あまちゃん」でご存知の方も多い橋本愛をキャスティングしてます。
予告編CMで水樹奈々の演技が気になった方も多々いらっしゃいましたが、橋本愛が結構な大根演技を本編で喰らわせてくれる為、左程気にならなくなっていきます。脇を固めるのが実力派声優さんばかりなので、かなり浮いてしまっています。「さやー(棒」と叫ぶ声が耳にこびり付きました。
ただ、やる気が感じられない棒読みでは決してなく、声質そのものは綺麗だと思ったので、今後の橋本愛の演技力の向上に期待したいです。


・小夜のキャラが変わり過ぎている
いやね、鼻歌口ずさんでばかりいたお気楽天然系キャラが、いきなり無愛想で無口なキャラに変わってたらそりゃ違和感は拭えません。テレビ版の小夜とは正反対のキャラになっているので、テレビ版を見ていた方は本作の小夜の性質を受けいられるか否やで、印象が大きく変わりそうです(キャラが変わった理由はちゃんとあります)。
また、本作では小夜の過去や真相には追求しません。彼女が何を思っているか明確な心理描写も少ないです。小夜の事をもっと知りたかった方には残念だったと思います(ただ、自分のことを多くは口にしないものの微妙な表情の変化から、少なからず心情を読み取れます。)
私は劇場版の小夜の寡黙なキャラが直ぐに好きになれたので、別段違和感はなかったです。水樹奈々の演技もこちらの方が合っている気がしました。


・黒幕との絡みが少ない
一番の欠点がこれかなあと。黒幕の親族が劇中で関わってくるんですが、そいつの話題は別にどーでもいいんです。こっちは小夜とアイツの絡みが早いところ見たいのに、終盤まで真っ向から対峙しないので、無駄なシーンが多く感じてしまいます。
お世辞にもフォロー出来ない最大のツッコミ所は
{netabare}ハリウッド映画級のハッキング万能性能力です。”塔”の本拠地を見つける手立ては、もっと順序立てて出来ないものかと。ハッカー有能過ぎぃ! {/netabare}
小夜とヒロインの交流の方が圧倒的に多いです。この2人の絡みに面白みを感じるか感じないかで、本作を駄作か良作か分離すると思います。
{netabare} しかし、真奈と小夜の掛け合いは中々面白い。小夜は最初ぶっきらぼうで、無視もするんですが、犬みたいに引っ付いて来る真奈に悪い気がしないのか、次第に心を開いていきます。中盤で古きものとの戦闘シーン、今まで真奈のことを「お前」呼ばわりしていた小夜が始めて真奈を名前で呼んで身を犠牲にして守るシーンは燃えた。小夜がツンからデレに変わっていく過程がとてもわかりやすく描かれています。百合?百合だろうがいいものはいいんです。文人よりも真奈との絡みの方が結構楽しめました。{/netabare}
そして黒幕の目的がわかりにくい。明確な動機ではないので、もうほんと何がしたいんだよ、あんた…となってしまう方も多そうです。
{netabare} 小夜を心底愛していたが故の文人の行動理由は、個人的にはアリでした。でも、意味が分からんという意見も納得出来ます。やはり文人と小夜の掛け合いももっと時間を取ってほしかったです。
小夜の心情描写が少ないないですが、復讐の鬼には成り切れず、迷いや情けを時折見せる人間臭いキャラクターは逸脱だったと思います。蔵人さんから「君も文人を殺したいのは同じだろう?」とか言われた後の微妙な表情が特に(水樹奈々さんの「ん…」と唸るような演技も良かったです)。小夜は憎しみを持ちつつも心の何処かでは文人の事を理解しようとしていたのかもしれませんね。
自分の心情をベラベラ喋ることはせずに、表情や行間で感情を読む映画的な要素は大いに評価したいです。{/netabare}


・結局CLAMPじゃねーか!
これを見ると「BLOOD-C」の"C"って結局CLAMPの"C"じゃねーか!という事になります。ファンサービスなのかもしれませんが、個人的には自重してほしかった…。考え直すと黒幕の目的もCLAMPらしい動機です。




・他色々・総評
復讐モノとして名義を立てていますが、クエンティン・タランティーノ監督のようなスカッとするスタンスとは全く異なります。その上脚本は結構荒々しいので、ツッコミ所も目紛しくあります。冒頭8分は非常に引き込まれるのですが、それ以降山場が中々来ないので肩透かしくらっちゃう方もいそうです。そして終盤の辺りの駆け足具合が目に余ります。
そんなやっつけ部分が何ともB級アクション映画っぽいです。滅茶苦茶なカオス描写はないので、テレビ版が好きだった方は物足りないかもしれません。グロ描写もテレビ級を期待するのはやめましょう。

でも、作品からは制作者が何でもいいから印象に残るよう見てもらおうとする意気込みが感じられました。だから多少の荒っぽさもある意味微笑ましいというか、ま、細かい事はいっか〜アクション格好良かったし!と私は思ってしまいました。とても不思議。それは小夜のキャラクターを好きになれたからかもしれません。

「BLOOD-C」はBLOODシリーズの汚名をそそいだ超駄作なんてよく言われていますが、こうして楽しんだもんもいます。世間的には失敗作だったのかもしれませんが、私にとっては大いに楽しめた価値のある作品です。

投稿 : 2014/02/27
閲覧 : 637
サンキュー:

17

ネタバレ

ねんねん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見どころってドコ?酷評ですので気分を害する可能性があり升

見どころがない
TV版は確かに大部分酷かったがそれでも棘というか毒がありそれなりの
インパクトがあったが、この劇場版にはそれが全くない
今まで数多の作品で使われてきた設定を盛り込んでそつなく纏めただけで
シナリオにめりはりが無く気分が高揚するような箇所が全くなかった
中でも、イケメンラスボスを憎みきれずみたいな展開は
ぜっっったいにやめて欲しかった最低ルート!
いったいどれだけの作品でげっぷが出るほど観てきたことか・・・
実にチープな展開で一気に萎えた
ラストシーンで声出して「なんじゃそりゃ」と言ってしまった
TV版から期待して観たら沙耶がメインでばりばりアクションすると思うじゃない
蓋を開けてみるとどうでもいいサブキャラとかにまで時間割いてしまって
浅く分散してしまって見どころが無くなってしまっている・・・
サブキャラ掘り下げたいならTV版でやればいいのに
沙耶観に来てるのであって下手声優の陰気メガネキャラの、
どうでもいいちょこっとエピソードとか要らないのよ・・・

よっぽど寺田克也デザイン初代BLOODの方が面白い

投稿 : 2014/01/30
閲覧 : 193
サンキュー:

1

ネタバレ

otokogi さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2013/11/17 IGらしい作画

小野不由美テイストの作品をイノセンスのような作画をしたらこうなる、といった感じ。

・やっぱり「文人~!」は気が抜ける
・伝奇シリーズの定番、東京崩壊
・クランプ作品の「あの人」も参加。女性に免疫ついたなあ…
・前作、前々作(劇場版)とのつながりが気になる

投稿 : 2013/11/17
閲覧 : 216
サンキュー:

0

かかのん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

クオリティは高いけど、ネムイ演出の映画でした。

脚本の藤咲さんは攻殻の小説版を読んだ時に期待してた方なんですが…
あれで全てを使い切ったんでしょうか?

PS2の攻殻ゲームは楽しめました、BLOOD+は失速、ルー・ガルーはメタメタw

今作デキが悪い部分の殆どを脚本が足を引っ張っています。その為に全く演出に切れがありません。

綺麗な画は見せてくれるんですが、演出に強弱が付いてないので眠くなりました。

戦闘に魅力が全くありません!敢えて言わせて貰うと画の設計の仕方がUFOさんの「空の境界」の影響を受けすぎていて、全体にフィルターをずっと掛けているのが気になりました。

ちゃんと高精細な背景を書いているんだから、もうちょっと画本来の出来で勝負して欲しかった気がします。

3Dモデルを多用しているのですり合わせに、レゾリューションと空気遠近と3D光源で、テカらしたい気持ちも分かりますが、エフェクトかけ過ぎでちょっと下品ですね。

もうちょっとカメラとカットの演出で勝負して欲しかったです。

それはさておき、郁人?が旧BLOODやゲーム版や+からの何かのキャラかなあ~と思っていたのがオワリがなんとも中途半端に投げっぱなしで不満が貯まりました。

後キャラのどんでん返しもTV版Cからの延長なんで「やっぱり!」というww

また某キャラの声がAKBの人で映画におけるヒロインもあの子!普通の映画では主人公やヒロインが中々ドラマ中で動かないのは脚本上の理由がある為にそうなるんですが、そのお陰で一番の仕掛けがバレバレでした。

ドラマの進捗が業界で云うところの「ネムイ演出」になっていて残念でしたね。

今となってはTV版の方が、いろいろぶっ飛んでて面白かったなあ~というが正直なところでしょうか?ただ個人的には雰囲気は好きなので良かったかなあ?

あれ最後に褒めようと思ったんですが…やっぱり無理でしたw

投稿 : 2013/11/04
閲覧 : 236
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ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゲーム展開?

一期から続いての劇場版。

古き者と人間との実験場にされた現場からの生存者、小夜。

その半年後の文人がいる首都東京が舞台。

まず、劇場版とあって超が付くほどの映像美。

しかし一期から見ていると文人が都知事、優花が副都知事ととんでも設定。

それに大企業の文人の従兄弟の社長が文人に復讐、その雇い組織が新キャラに出るなど新要素盛りだくさんでした。

見終わっての第一印象はゲーム展開みたいなアニメだなと思いました。

主人公が目的のために放浪していると新キャラがでて仲間に入り、目的を解決するために一致団結→なぜかボスに執心の中ボス戦→中ボスをやっつける→ボス戦→ボスやっつけたけど主人公行方不明→周囲幸せ→周囲主人公のことを思い続ける。。。。ゲーム展開なお話でした。

文人さんが小夜を思う気持ちはわかりますがもうちょっと掘り下げて欲しいと思います。時間的に無理かな。

まあ、なんとなく良い終わり方でしたが、自分にはベストな終わり方ではありませんでした。

あとヒロインの声優がががが。あとの声優は豪華でした。

最後意味深な終わり方をしていますが次回作は・・・もうないのかな?ボス倒してスッキリして一年半たっているし・・一期からは2年かー・・・

もし次回作があればまた見させていただきます。

投稿 : 2013/11/01
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2

mikosaya さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

評価7

投稿 : 2013/10/28
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ネタバレ

yuala さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

最終回は劇場で!

「フミトーー!!」て、映画の宣伝で叫ばれる小夜の声が忘れられません。

TV版の最終回を劇場でやるとは…。
できればTVで済ませて欲しかった。

早く地上波でやって欲しいです。

投稿 : 2013/10/26
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ネタバレ

ばけー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

CHABANはここまでだ!

BLOOD-Cの続きです。
劇場版だけあって作画がやばいくらい綺麗!
冒頭の死闘は音楽も相まってすごかった。

テレビ版は三行で済むくらいの話だったけど
ちゃんとストーリーがあってよかった。
最後はん?ってなったけど一応一区切りついたのかな。
続編作れそうだけど。

{netabare}
しゃべる犬の正体が分かった。まさかあの人だったとは・・・
普通の人には見えない館。
願いをかなえる店。
CLAMP。
C.V.福山潤
あとは・・・分かるな。ww {/netabare}

投稿 : 2013/10/13
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3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

劇場版は おもしろかった

劇場版は おもしろかった

投稿 : 2013/10/01
閲覧 : 233
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運命石の選択 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

橋本愛下手過ぎ

自分と同い年の可愛い子が声優やってる!と思ったですが、下手過ぎてびっくりしました。
自分この作品の漫画は持ってるが、アニメ見てないんですがそこそこ楽しめました。

投稿 : 2013/08/31
閲覧 : 1296
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横浜ゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

四月一日出てきただろ!!対価だろ!!侑子さんはどこ行った!!

視聴しました~~~~

いや、もう、なんていうか・・・
TVアニメ放送版見てましたから期待はしてませんでしたが・・・

個人的な意見ですよ、あくまで個人的。
BLOODを名乗る資格はないような気がします。
TV版含めてです。別名にすればよかったのに・・・

まぁ、劇場版はやっぱりクオリティは高い。
流血シーンも劇場版だけにちゃんと描いてましたね。
動きなどもよかったですよ。

TV放送版はクソでしたが。。。
だって流血シーンはマッチロだったから余計にゲンナリ。
だから個人的に思ったんだもん(>人<)ごめんっ
だって~~~~~レンタルしたいと思わなかったんだもんっ!
CLAMP作品は好きな方ですけど、コレはいただけない。
BLOOD+があまりにも傑作作品だからでしょう。
二番煎じやらされたCLAMPがかわいそうです。

でも、質はかなり良い出来だったと思います。
だけど~~~橋本愛をなんで使ったかな~~~!?
下手すぎて聞くに堪えんわ。
えっ!?ホント個人的な感想ですよ。ホント。

BLOODはもう、やらないほうが良いんじゃね?

投稿 : 2013/08/26
閲覧 : 292
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月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

はぁ・・

これは酷い・・と言いたくなった。
「C」の結末なので一応視てみた・・

小夜は眼鏡を外し、劇場版クウォリティー
の丁寧で綺麗な作画で数倍可愛くなってる。
セーラー服は原作を意識したのか?
見所はその映像のクウォリティーの高さ位。

天然・幼女・細マッチョ・眼鏡男子も存在
意義が希薄で台詞も浮いて軽薄な感じ。

作品の傾向から裏切りは丸見えの組織代表。
唯のメンヘラで化物より気色悪い七原 文人。

確かに日本刀・・少女・・化物ではある・・

BLOOD+の方がまだ視易くて楽しめるかも・・

投稿 : 2013/08/20
閲覧 : 326
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yoh123 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

とおさまがぁー

BLOODシリーズの第3弾
TVシリーズは…(あまり悪い事は書きたくないので省略)

登場人物を増やせばその分話の密度が低くなるのは道理だ
例えば、忍者っぽい人とか要るのかとか(略)

第1弾へのオマージュが序盤から登場し、ニヤリとする
映像が奇麗だった
あー…音楽も

投稿 : 2013/08/16
閲覧 : 174
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シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

晩酌の肴に・・・「食べる」のではなく「喰う」アニメ作品

テレビアニメ版を観てから視聴しました

お話はテレビ版からの続きとなっています

舞台は東京
とある田舎町で「古きもの」とよばれる化け物と戦っていた
女の子の「さや」ちゃんが
自分を騙していた謎の男の子「ふみと」くんに復讐するというお話


印象的だったのは
さやちゃんのキャラ・・・
天然でドジっ娘だったさやちゃんが
まったくの別人と化してしまってます

とてもシリアスで怖い

{netabare}「私に・・・喰われたいのか?」{/netabare}
登場していきなりこのセリフ
ぶゎっと鳥肌が立ちました

テレビ版でも「古きもの」と戦うときのさやちゃんはこんな感じだったので
変わったというより
激しい怒りのため
怖いときのキャラに固まった
という見方のほうが正しいのかもしれませんね

まあ
テレビ版と比べたらお話や他のキャラの雰囲気が
とてもシリアスな感じになったからなのでしょうが
個人的には
イケメンキャラが少なくなってしまっていることも
大きな要因のひとつだと思えてなりません(ちょっと残念)
このシチュで天然ドジっ娘キャラは痛すぎますからね

一方で
バトルのときのグロさは相変わらずです

というか
テレビ版にも増して
血しぶきの激しさ
流血の量がぱない

これ
元の体の容量を超えてるんじゃね?
って思うくらいの量の血が出てきます

でも
テレビ版でなにかしらの問題があったのでしょうか
切られたり血が出る部分が映しだされるのは
専ら古きものの惨殺シーンで
"人間"に対する残虐なシーンは圧倒的に少なくなっています


さて
お話のほうですが
テレビ版は主人公の「さやちゃん」と「古きもの」が
戦うことに特化したようなお話だったのに対して
こちらは
ちゃんと構成されたストーリーになってましたね

登場人物や組織などの設定はしっかりしていて
お話のなかでの絡みもうまく考えられています

テレビ版でのエピソードもちょっとだけ盛り込まれたりしているのですが
お話が単純だったため
あまり本作のお話に影響を与えないような感じのシーンばかり

ぶっちゃけ
テレビ版は見なくても十分"堪能"できると思います


でも
多くの謎を残したままで
劇場版へと引き継がれたこの作品

コレだけ
厚みのある設定を施して
各々のキャラをいかにも意味ありげに立たせておいて
結局分かったのは

{netabare}喋る犬のカラクリ{/netabare}と

今までのドタバタ劇って結局
{netabare}ふみとくんがさやちゃんに
「ちゅー」をしたかったから?{/netabare}
ということだけ・・・

問題のシーンを見たとき
飲んでたチューハイを
思いっきり噴き出してしまいましたよ(ToT
{netabare}「ちゅー」だけに・・・^^!{/netabare}

できれば最後はお話をかっこよく締めて欲しかった・・・


余談ですが
テレビ版と本作を通して
とても多くの流血やグロいシーンが描写されたこの作品
Hぃシーンも含めて
画像処理はちゃんと施されているのですが
それでも
普通に問題ありそうで残虐な映像がとても多く映し出されてます
(ちなみにDVD、BDは画像処理が入っていません)

そのことについてはネット上で物議を醸していたのも事実です

流血のシーンについては
本作品製作サイドからは見解が出ていて
オーバーな描写の方が逆に現実感が薄れるから・・・
という考えでこのような演出になったらしいです

芸術的な観点からの解釈だと思うのですが
やっぱり
やりすぎっていう感じは否めません

一方で倫理的な観点からなのか
本作(劇場版)では人の死の描写については少なくなっているようで
その辺は考慮されていたみたいですが・・・

なんにせよ
問題は
"観る側"の受け止め方によるところが大きいと思います

ちなみに私は躊躇なく観ることができましたよ^^

さらに余談ではありますが
恥ずかしながら
本作品
{netabare}私は晩御飯(お刺身)を食べながら観てました^^!{/netabare}

投稿 : 2013/07/22
閲覧 : 455
サンキュー:

15

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★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

この作品を劇場で見たかった・・・。


冒頭の列車の線路から始まり

小夜が古きもの相手に激しい死闘。

月山比呂率いるサーラットのメンバーと出会い・協力する。

一番凄かったのはやっぱりアクション。

小夜が古きもの相手に戦う姿は美しいし迫力満点!!!

後は天才ハッカー少女月山比呂さんのキーボード・マウスを駆使した早業!!!


全体的にとてもかっこよかったです。

グロイ部分もあるけどそこも良かった。

投稿 : 2013/07/17
閲覧 : 347
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劇場版 BLOOD-C The Last Darkのストーリー・あらすじ

古くから湖への信仰が残る風光明美な町にある浮島神社。そんな浮島神社の巫女 更衣小夜(きさらぎ さや)は、神主である父親 更衣唯芳(きさらぎ ただよし)と二人暮らしをしている。小夜は 私立・三荊(さんばら)学園に通う高校2年生で普段はクラスメイト達との学園生活をめいいっぱい楽しんでいるのだが、一方で、父の命を受け ある「務め」を果たしていた。それは、『古きもの』と呼ばれる、人を遥かに凌ぐ力を持ち、人を喰らうモノを狩ること——。『古きもの』を唯一倒すことができる小夜は、人を『古きもの』から守るため、大好きな父親のため、浮島神社に伝わるという御神刀を手に独り、戦う。果たして小夜に待ち受ける運命とは!?(アニメ映画『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2012年7月7日

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