テングタケ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見ごたえがありました。
劇場版だけあって、十分なエロと残虐描写でした。それを抜きにしても、敵忍者軍団(ほとんど妖怪集団)とのバトルは緊迫感があって楽しめました。
後発の「バジリスク」と雰囲気が似ているんですが、主人公コンビが恋愛脳でお花畑だったバジリスクより、本作で描かれる恋愛のほうが好感が持てます。
敵の能力が奇想天外なのはいいんですが、正直敵が強すぎて主人公が可哀想になってしまいました。殴られれば奥歯が折れるし、毒は喰らうし、劇中何度血を吐いたことやら。敵は8人衆ですが、一人二人主人公サイドに回してくれたほうがもっとバトルが面白くなっていたかも。一応主人公は真空かまい太刀の使い手ということなんですが・・・。
3人くのいちが出てきますが、3人共似たような雰囲気なのが惜しいところ。せめてヒロインぐらいはもうちょっと可愛い系のほうが私の好みでした。
まあそれはともかく、どうやって倒すんだいと思える不死身のラスボスとの決着が納得のいくものだったし、総じて良くできている作品だったと思います。