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「あの夏で待ってる(TVアニメ動画)」

総合得点
84.0
感想・評価
2735
棚に入れた
13538
ランキング
305
★★★★☆ 3.7 (2735)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

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あの夏で待ってるの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ぼん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

気持ちの良い夏

フィリップさんの紹介で見ました。

出てくるメンバーがみんないい奴で見ていて爽やか、

夏という季節も爽やか

舞台の長野の風景も爽やか

に描かれていて

とても気持ちの良い作品でした。

ラストがどうなるのかもドキドキできて

とても楽しめました。

そういえば、今年スイカ食べてないなぁー。

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 287
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こんな夏をこんなお友だちとこんな風にできたらいいな☆って思ったおはなし

あらすじはあにこれの見てね

にゃんは冬ってあんまり好きじゃない
やっぱりあったかいほうがいいよね^^
(あんまり暑いのもだめだけどw)

だから
なんとなくあったかそう♨なこのおはなしを見てみた

うん、あったたかった♪

恋愛もので
この子が好きな子はこの子でこっちの子はこの子とかって
三角関係のおはなしってよくあるけど

だんだん暗くなって悲しいだけになってったり
うらんだりイジワルしたりってあんまり見たくないなぁ

このおはなし見おわって
あぁ。。いいなぁ♪って
にゃんにもこんなお友だちいたらなぁって。。

にゃんも片思いしたことあって
委員会の同級生だったけど
その委員会って
みんながいやがるお仕事だったから
にゃんのところに回ってきて
それでなったんだけど

ぜんぜんかっこいい人じゃなかったけど
ときどき話しかけてくれたり
じょうだん言ったりとかして明るい子

でも
用事で話しかけたりするだけでドキドキしちゃうし
好きとかなんてぜんぜん言えないから
おうちに帰ってラブレターみたいなポエムとか書いて
わたせたらなぁ。。って

それで
うまく書けなくってやめて
お布団に入って目をつぶったらまた気になって
おきてまた書きなおして
朝まで眠れなかったりって

そのうちパパのお仕事で転校することになったから
さようならもなんにも言えなかったけど。。

だから
こんなお友だちがいたらなぁ
幼なじみとかっていいなぁ
友だちのことほんとに心配してくれるお友だちっていいなぁ
にゃんもお友だちがいたらこんな風にしてあげたいなぁって。。

もちろん
こんな恋愛できたらいいなぁ☆っても思ったけど
やっぱりこんなお友だちがいて
いっしょに夏できたら
いつのまにかステキな星の王子様とか会えるかも☆

見おわったら
ちょっとドキドキするおはなしだった♪

投稿 : 2020/09/01
閲覧 : 1533
サンキュー:

203

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

その夏の思い出が僕たちの永遠になる

まさに、普通。
何も考えずに、だらだらとみるアニメ。

「あの花」の監督と「お願い」シリーズの脚本家によるお願いシリーズの新作。
というくらいの知識で視聴。
ヒットしたあの花の名前をかりて、似てるようでぜんぜん毛色の違うお願いシリーズを出してきた時点でいやな予感はすごいしていた。
予感は的中。他の人も言うとおり中途半端な作品に。

もともと、お願いシリーズはバカアニメ(けなしてない)なので、シリアスなあの花とは恋愛という共通の話題を扱いながらも、まったく別物だと思う。

仲間の死を軸に話が進むあの花とは、重さが違うのに同じ雰囲気を目指したので視聴者との温度差があったと思う。
先輩が、いなくなっちゃうというだけではシリアスさの説得力に欠ける。
死ぬわけじゃないし。

また、1クールでありながらどの恋愛も決着を付けずにもやもやしたまま終わる。
正直、「もう終わり?」という感じで2クールものかと思った。

たぶん、「あの花」の余韻のまま、それを期待した人は「何だこのぬるさは!」という感じだろうし。
お願いシリーズを期待していた人は、「なんかいつもより堅苦しいアニメになっている」という印象でどっちのファンも消化不良だと思う。

お願いシリーズ自体がヒット作なんだから、変にはやりに媚びずに作ったらもっと見所があったかもと思った。

でも、OP、ED曲はお願いシリーズを踏襲してていい曲だった。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 402
サンキュー:

2

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラクターが皆魅力的でそれぞれ応援したくなる

とても面白かった。絵も綺麗だし話も面白い。

キャラクターが皆魅力的でそれぞれ応援したくなる。
まあ檸檬先輩は良くわからない人だったけど。

本作の魅力は、何と言っても魅力的なヒロイン達ですね。
特に柑菜ちゃんが。
何かやたら、負けヒロインとして有名になったような…
青髪ヒロインは負けフラグとか色々…。

まあそれだけ魅力的で愛されたキャラということですね。
ネタとしての楽しまれかたを紹介してしまいましたが、純粋に面白い作品です。美しい田舎の光景にノスタルジーを覚えるような。
とても魅力的な作品でした。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 280
サンキュー:

6

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラクター全員がいい人❗️

まず、展開的には海人がイチカに恋をしていて、カンナがカイトに恋をしていて、哲郎がカンナに恋をしていて、美桜が哲郎に恋をしているというなんともドロドロの恋愛展開だったにもかかわらず、誰も、相手を傷つけたりなどしなくて、とても安心してみれた。
ドロドロな恋愛で、あそこまでの安心感で見れたことはあまりない作品だった。
終わりも、悲しい終わりかと思いきや、予想以上に安心した終わり方だったので、良かった!
あと、キャラが可愛かった❗️

投稿 : 2020/06/07
閲覧 : 254
サンキュー:

3

ネタバレ

めんまぁ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通が1番

普通に面白かった。
普通のラブコメ作品。何かひねりがあるわけでもないが普通に面白い。演出も良かった。
最近この普通のすらできない作品が多いから悲しい
やっぱり昔の方が全体的な質が良かったんだよな
あと柑奈ちゃん可愛すぎて発狂

投稿 : 2019/12/28
閲覧 : 257
サンキュー:

3

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その夏の思い出が,僕達の永遠になる

これも両親を失った主人公の話

話が分かりやすいうえに,
1クールで簡潔にできています。
最初のイメージとは違っていて,
緩い話から最後のテンポアップは,
見ごたえがありました。

サブテーマみたいに古風な8ミリフィルム
カメラで,
映画を撮ります。
聖地巡礼するつもりはありませんが
実際にある名所旧跡みたいで
懐かしい感じが好きですね。

一コマ一コマに意味のある作品で,
観ていて気持ちの良いものでした。

人型の宇宙人という設定は良いとして,

地球人と姿かたちが同じという設定は
良いな。

好きな人,想い想われの関係の中に
自分にも
こんな先輩がいたらなあと
羨望が起こってしまった。

イチカのために何ができるかと
谷川柑菜(海人が好き)が背中を押すところが涙ぐましいです。

イチカの告白は海人からします。
宇宙人が相手でも告白されてみたい私です。(笑)

伏線として,いつかは「別れ」が訪れることを
予期しています。

宇宙の捜索隊から逃げるところまで映画に撮ろうとする
根性は見上げたものです。

イチカのお姉さんと柑菜,哲朗,美桜,
檸檬(謎の友人・宇宙人と接触している…EDより)
の援護で

宇宙人との
接触が過去にあった痕跡を
さがします。
そうすれば野蛮な惑星人(地球人)
という汚名を晴らせ接触できます。

が,捜索隊のロボットにイチカは連れ去られてしまうんですね。
そのシーンが綺麗で悲しい中でも癒されます。

でも,EDの映画のラストのシーンから
わざとらしく,イチカが地球に戻ってきたことが
うかがえてハッピーエンドでいいんでしょうね。

見ていてデレますが,本当に癒されました。

投稿 : 2019/11/07
閲覧 : 360
サンキュー:

5

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こういうの待ってた

ハチャメチャSF+ラブコメみたいな話、結構好きです。
中高生の妄想全開って感じがイイ。
宇宙から来た女の子というだけでなんかワクワクしてしまうのは、世代みたいなものもあるのかも知れません。そして、期待を裏切らないヒロイン。
あと、オープニングの曲がいい雰囲気だったと思います。
最後に向けてもう少しSFの部分を掘り下げてみて欲しかった感じもしますが、十分面白かったです。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 288
サンキュー:

2

ネタバレ

ハンプニーハンバート さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

清々しい

自分の思いが届かないと知っていても、相手に自分の気持ちを告白し、そしてすっきりした表情をする姿は見ていてとても清々しかったです。

投稿 : 2019/09/16
閲覧 : 262
サンキュー:

3

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

僕たちはあの夏を忘れない

【視聴きっかけ】
夏ということで、どうしても見たい作品でした。
タイトル自体は知っているものの、なかなか視聴することがありませんでした
ですが、今回は、丁度夏になったのでそろそろ見ようかなと思い、
視聴をしました

【良い点】
なつまちの良いところは、何といっても「本音で語り合える友達」
これが一番響くことです。

友達でも実は恋を抱いていたり、
両想いではないといったことがありました

この作品は、特に恋愛関係に関していうと凄くドロドロしていた
しかし、友達と仲間としての友情はかなり堅かった

だからこそ、友達以上に理解が深まっていることで
本音を言えず、気を使ってしまう描写がなかなか素晴らしい
本音で言えるのは二人の時だけ...

キャラクターの一人一人が主人公のように見えた
キャラそれぞれに好きな人がいて、違う..大好きな人がいて
でもその恋は叶わない。

どうやっても叶わないを恋を知っていても、
素直に「好き」と相手に伝えるシーンは
みんなそれぞれに良かったです。

投稿 : 2019/07/18
閲覧 : 397
サンキュー:

13

ネタバレ

shoratio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

泥沼快活恋愛ドラマ

宇宙から来たヒロインの貴月イチカと今作の主人公で何かを始めたいと思い、映画製作を始める霧島海人とその仲間たちが繰り広げる恋愛ストーリー。三角関係どころではない複雑でドロドロな恋模様を展開している割には意外と快活なエンディングを迎える。ストーリー展開的には読みやすく、物語の評価は少し低めとしたが、音楽や作画は美しい。

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 375
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宇宙人と恋人になった切ないラブストーリー

みんなで、何かしよう!
青春ぽい事


そうだな、映画作るとかどう?
それだ!


主役のメンバーは揃ったけど
メインヒロインが決まらない
転校してきた先輩に、ダメ元で頼んだらOK

けれど、先輩のイチカは宇宙人で
あの時見た景色をもう一度見たいがために
いろんな星を辿って来た。


住む場所も頼れる人間もいなく
そんなとき、カイトはイチカに惚れて
タイミングよく家族が旅行で家を開ける

家族が帰ってくるまでの間
イチカとカイトは1つ屋根の下

映画にも恋心やら嫉妬やらで
問題発生

幼馴染のカンナはカイトが好きで
そのカンナの事を好きでいる子
更に、その男を好きな子

報われる恋と報われない恋の急接近
最終的にイチカは自分の星に帰るけど
意味深なエンドだった!

投稿 : 2019/02/17
閲覧 : 440
サンキュー:

3

ネタバレ

takeru210 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

受け売り要素が強い作品

学園モノ+SFと着目点はとても素晴らしいと思います。
正直1クールで完結させるには強引だった感が否めないですね。何よりも残念なのが貴月 イチカ、霧島 海人の描写に魅力が感じられない所です。

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 421
サンキュー:

2

ネタバレ

ムーミンパパ8 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

だんだん好きになる作品

最初見たときはイロイロ設定に無理があるんじゃないかとか感じて入り込めなかったけど、何年か経って見返したら登場人物の内面がストレートに描かれているところに惹かれて、すっかり好きな作品になりました。イチカ先輩の声かわいいし。

今ではエンディングのイントロ聞いただけで泣ける。毎回エンディングの入りが良いんですよねー。

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 367
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

三角関係?!ノンノン!

SF要素こそありますが、ラブコメです。しかしただのラブコメじゃない・・

主人公の事が好きなサブヒロイン、その女の子の事が好きな主人公の親友、そしてその主人公の親友が好きな女の子

あ、一方通行が3人も居る・・・なにこれゾッとする・・・w
{netabare}
とにかくかんなが可哀想で。健気と言うか・・抱きしめてあげたくなる・・・(おいw)
てつろうが漢を見せるシーンは良く言った!おまえがNo1だ!そんな気にさせてくれます。しかしそれでは終わらない。。みお・・・
{/netabare}

ラブコメに飽きた人にもお勧めできる作品です(•̀ᴗ•́)و

凪あすが好きな人にもお勧め出来る作品です(。-ω-。)ノ

投稿 : 2019/01/13
閲覧 : 242
ネタバレ

しんのすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

長野県小諸市

小諸市を訪れた時に、
ポスターが貼ってあったので、
存在は知っていました。

よく似たタイトルの名作があるので、
チョットパクリっぽい印象でした。
ジャンル的にも、かぶります。

しかし、良いです!
なによりも、
小諸市の魅力が、
随所に溢れています!

投稿 : 2018/09/01
閲覧 : 238
サンキュー:

2

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宇宙人とのラブストーリーに壁殴り。

詳細は公式でも。

監督・キャラデザそれぞれ「とらドラ」「あの花」と
同じ人たちの作品です。
特に、このキャラデザに弱いんですよね。
でまあ、宇宙人の貴月イチカ先輩が、これがまた
可愛い。海人に想いを寄せているが、自分はいずれ
星に帰ってしまうために気持ちを伝えるのを逡巡
するという展開。
そのくせ、いろいろ出てくる女子キャラにヤキモチ
妬く姿とか可愛くて、羨ましい限り。壁殴り案件です。

総括は全話視聴後に。

======最終話視聴後、感想です。

なんで異星から来た宇宙人が、ガッツリ日本名なのよ、とか、
そんなに簡単に地球というか日本文化に馴染むのかよ、とか、
オーバーテクノロジーの星から来た追っ手が、原付に
逃げられるのかよ、とか…
そういう細かい粗とかにツッコミ入れたら負け的な
感じもなくはない…かなあ…

11話、最終話の展開は、いくら物語でも少し
荒唐無稽すぎやしませんかな。
イチカ先輩が故郷の星に帰るんだろうなあとは
思っていましたが、その追っ手があまりにも…
そしてレモン先輩…
何やら不思議な雰囲気のキャラではありましたが、
運転していたワンボックスがロボになったり、
ロケットランチャーを撃ったりというのは、さすがに
蛇足というか、トンデモ展開すぎ。
そして哲朗の義兄が、MIBという組織の人間で、
レモン先輩も組織に属していたというのは…

そこまでは、まあちょっと良い話系のラブストーリー
だっただけに、着地点があまりにも乱暴でした。

それぞれのキャラも、デザインはいいけど、そこまでは
惹かれるものではありませんでした。

トンデモ展開を差っ引いても、ラブストーリーとしては
中の上といったところです。
ドキッとしたシーンは、海人とイチカ先輩が両想いに
なったとき、イチカ先輩がキスをするときに
「これで5回目…」というところ。
まあ、戸松遥さんの演技に依るところが大きいと
いうのはありますが。

そんな感じで、ラスト近くは泣ける(泣かす)展開
ではあるはずなのですが、そこまでは思い入れできない
惜しい作品というのが総評です。

投稿 : 2018/08/27
閲覧 : 374
サンキュー:

7

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

タイトルなし

キャラデザインもあるけれど主役二人がいまいち。
(やっぱりメガネっ娘苦手かも)

かんなの方が可愛いし、行動も魅力的。

最後の追いかけっこもうざい。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。・・・と
戸松さんつながり。
ただ戸松さんの異星人役ならデビルーク星のララの方が
好きです。

再会の予感を感じさせますが、もやもや感は残ります。
ノエル(天体のメソッド)のように再会できたほうが
心に残ります。

「いちか」と聞くとISのシャルの「いちかのエッチ!」
を思い出します。それが気になって困りました。


オーディオコメンタリーなし。-1

投稿 : 2018/05/12
閲覧 : 314
サンキュー:

15

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

SFラブストーリー

途中だらけるところがあったが、総じて良かったと思う。
最終回を見る限りハッピーエンドになる予感がして終了。
ややモヤモヤ感が残るのが残念だが。
78点

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 357
サンキュー:

4

ネタバレ

ズッキーニ偉大なる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

おぉ…

なんだか…なんだか…合わなかったのかな?

この作品、3巻まで見ましたが途中でお菓子を食べる音が耳に大きく感じて台詞が聞こえなくなっても気にならなくなるくらい飽きてしまいました‥(最後まで見た方こんな言い方してごめんなさい)

珍しく一巻で面白いかも!って思って見てたのですが、先がなんとなく読めてしまい
これなら最初から少女漫画を、見てた方が良いかもしれん
と思ってしまう作品でした…。
ですが、趣向が恋愛真っ盛が好きだーって方にとってはとても楽しめる作品だと思います‼

投稿 : 2018/03/20
閲覧 : 240
サンキュー:

4

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あの夏を忘れない

「永遠の夏」を感じる作品。
背景描写が素晴らしく、夏の日にいるような感覚を覚えました。OPも素晴らしく、なんとなく「鳥の詩」っぽく感じました‥(個人的には「AIR」の夏の方が好きですがなんて言うのは内緒の話‥)
各々傑作になるかどうかは海斗に入り込めるかが重要かもですが、私にはカイトとイチカの夏の時間にどっぷり深く浸かれずして残念でした。
(夏に観ればまた印象変わるのカナ‥)
突然同棲してトントントンと結ばれていった感じでした‥個人的には青春ものにはある程度過去の自分を重ねてしまう様な‥もう少しリアリティや親近感を感じられたらよかったなぁと思いました。
かわって海斗よりも哲朗のキャラがよかったです。不器用さや優しさが伝わってきて応援せずにはいられませんでした。主人公とヒロインよりも脇キャラの方が印象に残りました。脇キャラ達の一生懸命だけどうまくいかない夏の恋が見どころの一つではないでしょうか。
「遠い夏の日」を追いかけたい方によかったらどーぞ的な作品でした。けっこう好きなジャンルのはずですが惜しさを感じてしまいました。

投稿 : 2018/01/30
閲覧 : 311
サンキュー:

14

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

高校生が思春期から大人に成長していく一コマを描いた物語

ごく平凡な日常を送っていた高校生たちに突如訪れた非日常。遠い宇宙からやって来た宇宙人との出会いがきっかけで、4人の高校生たちの関係性は変化し、それぞれ思春期なりの葛藤を抱く。それぞれの想いが交錯し、関わり合いながら、一歩大人へと近づいた高校生たちの一夏を描いた物語。


物語の中心はカイト・テツロウ・カンナ・ミオの高校生たちと、宇宙からやって来たイチカの5人。

物語はイチカが地球に不時着するところから始まる。イチカは自らあの遺伝子に刻まれたある風景を求め、地球をめざしやって来たのだった。しかし、着地に失敗し、その際に外でカメラ撮影をしていたカイトを巻き込んでしまう。死にかけのカイトをイチカであったが、その後の様子を見るために留学という設定で高校に編入し、運よくカイトの家に居候することになる。カイトはイチカに一目惚れ
しているようだ。

テツロウのアイデアで5人で映画製作をすることになる。そこに、突然現れた謎の上級生レモン。彼女が中心になり、夏休みに一本仕上げることを目標に映画製作をスタートさせる。

映画はほぼアドリブで進行したり、CGが入っていたりと、レベルが高いのかテキトーなのかわからない。映画製作の過程で、それぞれの想いが明らかになる。イチカを好きなカイトのことをカンナは好きで、そのカンナのことを幼馴染のテツロウは好きで、そのテツロウのことをミオは好きで・・・両想いのイチカ・カイトとは対照的に、両想いになれない関係に3人は葛藤を抱きながらも、映画製作は進んでいく。

そんな6人に最大の試練がやってくる。イチカの星から「お迎え」が来る。イチカの星では地球は低ランクに指定された惑星であり、原住民と関係性を持ってはいけないらしく、お迎えがくれば即連行である。

しかし、それに対処する方法が唯一あった。それは、イチカの記憶に残る風景を見つけ出し、地球とイチカの星の関係性が昔あったことを証明すること。6人はなんとか「記憶の場所」を探り当てたが、その日にイチカのお迎えが現れる。レモンを中心にみんなで協力し、イチカのお迎えに対抗する。敵襲を遠ざけ、イチカとカイトは「記憶の場所」に辿り着く。しかし、そこで待ち受けていた運命は・・・

昔、イチカと同じように地球に不時着し、地球人と結ばれたが、結局宇宙に連れ戻されて記憶を封印されてしまった宇宙人がいたらしい。その宇宙人が遺伝子に刻んだ記憶がイチカとカイトに語りかける…”見つけてくれて、ありがとう”と。その宇宙人が地球に唯一遺した証拠は、木に刻んだ恋人との相合傘。

なんて運命は非情なんだろう、その木はなくなっていた。証拠を見つけられなかったイチカにお迎えがやってくる。カイトが抵抗できるわけもなく、イチカは宇宙へと還って行った・・・・

地球に遺ったのは、イチカとの一夏の思い出だけ。突然学校を去ったレモンから授かったフィルムとカイトのカメラが映したイチカの記憶、この夏の思い出を映像として残した。

イチカが去った後も、4人は仲良く過ごしていた。ミオは想いが叶ってテツロウと付き合うことになり、カンナは恋は実らなかったが前向きに高校生活を楽しんでいるようだった。カイトは、イチカとの思い出の続きをフィルムに残そうと、カメラを回し続けるのであった。




最後のセリフが非常に印象的だった。

「死んだ人間は、きっと誰かの心へと旅立つのだ。
思い出となって生き続けるのだ。
けれど、それもやがては消えていく。
だから、人は何かを残したいと願うんだ、忘れてしまわないように…

忘れないように、僕はカメラを回し続ける。
フィルムに焼き付けたあの夏を、その続きを…」

二度も大切な人たちを失くしたカイトは何を思ったのだろうか。大切な人を失う悲しみを乗り越え非常に前向きになった姿は、まさしく大人であった。カイトは最後にこう語る、絶対ハッピーエンドの映画を撮るんだ、と。涙が止まりませんでした。

投稿 : 2017/10/15
閲覧 : 278
サンキュー:

2

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

観たかったものとは違った。

アニメーション制作:J.C.STAFF
2012年1月10日 - 3月27日に放映された全12話 + 特別編のTVアニメ。
監督は長井龍雪。

【概要/あらすじ】

舞台は、長野県小諸市の山と田圃だらけの地域。
主人公の、霧島 海人(きりしま かいと)は両親をずっと前に亡くし、
姉と二人で一軒家で暮らしている高校1年生。

海人は、ある夜に8mmカメラを手に湖周辺の夜景を撮影していたが、
その時に光とともに落下する謎の物体の衝撃に巻き込まれてしまう。
血塗れで湖に吹き飛ばされたはずだったが、海人は気がつくと自室で寝ていて目覚めた。
あれは、夢だったのか?

その朝、姉の七海のボリビアへの3ヶ月間の海外出張の話を海人は聞かされる。
そして、学校へ。友人の谷川柑菜(たにがわ かんな)と石垣哲朗(いしがき てつろう)
と北原美桜(きたはら みお)との変わらない日常。
変わったことと言えば、3年生に赤い髪の転校生が来たこと。

赤い髪の彼女の名は、貴月 イチカ(たかつき イチカ)で本作品のメインヒロイン。
イチカをひと目見たときから、何かを感じている海人。
そんな海人を横目に哲郎はイチカの情報を手に入れ、自主制作映画のグループに彼女を誘う。
イチカが転校してきて初めての友達、山乃檸檬(やまの れもん)もイチカについてくる形で参加。

その日の帰りの経緯が発端でイチカは、姉の不在の夏の間の海人の家に姉公認で二人で同居生活することに。
更にはイチカには海人に隠し事をしている様子、そしてそのことに絡んで海人の身体に異変が。

海人、イチカ、柑菜、哲郎、美桜、檸檬の6人による映画製作を通じての青春と恋が主軸であり、
SF(少し不思議)なひと夏の物語が始まるのだった。

【感想】

アニメ脚本家・黒田洋介が主導のオリジナル作品であり、ジャンルは青春ラブコメ。
『おねがい☆ティーチャー』『おねがい☆ツインズ』でも黒田洋介と同じく主要スタッフだった、
羽音たらくが今回もキャラ原案としての参加が企画時の会話の流れで決定。そして音楽担当は、I've sound
キャラも、性格やデザインの変更があるものの立ち位置的には、

草薙桂→霧島海人、風見みずほ→貴月イチカ、縁川小石→谷川柑菜、森野苺→山乃檸檬、水澄楓→北原美桜

と対応しているのが興味深く、『おねがい☆ティーチャー』のオマージュ作品であるので意識しない訳にはいかない。
しかしながら、監督は“おねがい☆シリーズ”の井出安軌ではなく、
『とらドラ!』『とある科学の超電磁砲』で人気監督であった長井龍雪であることに世知辛いものを感じたり。
前年の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』で長井監督と組んでキャラデザインを担当した田中将賀が、
キャラデザや総作画監督などを担当しているあたり、『おねティ』と『あの花』が合体したような作風と言うべき?

作風としては、“おねがい☆シリーズ”がエロゲ的なシチュから始まって、お色気成分が強めに対して、
こっちでは同居という状況は同じものの普通の青春モノっぽく舵を切っている感じ。

個人的には、キャラデザが気に入らない。
『あの花』は好きな作品であり、ヒロインの本間芽衣子は好きなキャラであるし、
『あの花』のキャラデザには文句ないのだが、
『あの夏で待ってる』では、キャラ原案の羽音たらくの持ち味を完全に潰して田中将賀の画風で描いている。
特に「ハア?」とか感情を表現する顔の動きが、羽音たらくのそれではなくて田中将賀のものとなっている。

羽音たらくによるキャラ原案を観たら海人もイチカも檸檬もアニメで目にするより数段美形なのであるが、
そこは親しみやすさ重視でわざとアニメでは顔を崩しているのかもしれない。

羽音たらくといえば美少女描き!であり、モブのひとりひとりまで全員が美少女!という拘りがある人だと思ってたが、
今作品で哲郎の姉やイチカの姉の顔を観るに、羽音たらくではあり得ない美人ではない正真正銘のモブ顔なのである。

キャラ原案とキャラクターデザインの役割の違いで言えば本来それで正しいのかもしれないが、
羽音たらくがキャラ原案を担当した過去の作品『R.O.D』『おねがい☆ティーチャー』『かみちゅ!』では、
キャラデザに不満がなかった身としては、『あの夏で待ってる』では互いの持ち味を潰し合って、
羽音たらく的な造形が薄れて平面的であっさりした顔の描き方になっていてダメに見えるのである。

『おねがい☆ティーチャー』から10年が経過して進歩した作画技術という点では、
こちらが圧勝ではありキャラ崩れもしてはいないのだが、上記の理由で残念でならない。

やはり、羽音たらくを最大限に活用できる監督は舛成孝二であると思った。

シナリオやキャラの話に移る。

イチカの性格は古典的ヒロインであり、なるべくして海人と惹かれ合いストーリーが進んでいくのだが、
ヒロインとしてのオーラが無い。いわばヒロイン役を与えられ冴えない男と恋を演じているようにしか見えない。

『おねがい☆ティーチャー』では、ヒロインの風見みずほ先生の美人力と正妻オーラとギャップ萌えが圧倒的であり、
草薙桂くんとのバカップルのラブのオーラが半端なく、美少女・縁川小石が桂くんを好きでも入り込む隙間が全くない。
赤い髪とメガネでヒロインのキャラを態々かぶらせてあるのだから、比較してしまうのも無理からぬ事である。

対しイチカはヒロインの座に甘えて冴えない男・海人を相手にして恋を演じているだけであり、
当て馬として海人に振られて涙を流す噛ませ担当のヒロインがいて、彼女はイチカとどこで差がついたのか?

青春の儚さや恋の痛みといった失恋ストーリーを楽しむ以前に、
この作品の神である脚本家の都合で踊らされているのを観ていてちょっとつらかった。
さらには海人が何故モテるのか?キャラの造形と人柄の描写でもうちょっと説得力が欲しかったかな?
噛ませ担当少女が海人に惚れたきっかけも、ぼんやりとし過ぎて伝わりにくい。
海人は恋愛を意識するとアグレッシブになるのではあるが、普段は基本的にはモブ同然な人物でしか無いし。

正直な話、おねティを意識させる要素は、このアニメには要らなかった。
と、15年ほど前のリアルタイムの視聴者としては偽らざる気持ちである。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/09/21
閲覧 : 408
サンキュー:

44

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狗が身 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

雑感。

残念ながら完走ならず…。
決してつまらなかったワケではないんだけど、視聴意欲が継続するような魅力に乏しかった。

目新しさの無さはスタッフも自覚していたらしい。
古き良さじゃないけど、テンプレートの持つ面白みを意識して作られた感じが見受けられる。しかし、単純に出来として微妙なんだ。

分かりやすく言うなら、主人公にいまひとつ魅力を感じられないというのがな~…。
宇宙人の居候ラブコメとして観るにしても、宇宙人という設定の面白みが出ていない。普通に溶け込んでるし。
むしろその【普通に溶け込んでる】ことをコメディーとして演出するならまだしも、そういう意図も無さそう。普通に考えて、地球人である主人公が、宇宙人の女の子に勉強を教えてもらうというシチュエーションは笑いになったはずなんだ…。


僕が断念したのは4話まででだけど、それも正直言えば紺菜の可愛さとれもんさんの面白さであって、主人公ズに対する興味は弱かった。

投稿 : 2017/09/16
閲覧 : 384
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9

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どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ベタ」故に普遍性を持ちうる、青春恋愛群像劇の良作。カンナちゃんかわいい♪

「おねがい☆ティーチャー」「おねがい☆ツインズ」の黒田洋介脚本&音羽たらくさん(キャラデザ)が組んだ、青春ラブコメです。(監督は長井龍雪さん)
全12話+特別編。
舞台の長野県小諸(こもろ)市の美しい風景を活かした、SF(すこしふしぎ)要素もある、ひと夏の恋物語。
高校生の男女5人が片思いしつつ、甘酸っぱくも爽やかなラブストーリーでした。

ラブコメとしては優等生的でやや地味なタイプですが、王道が欠点にならないだけの完成度と魅力あり。
※修正 監督カン違いしてました…fumiさんご指摘感謝。

{netabare}『物語』
謎のメガネ美少女・イチカ先輩と衝撃的に出逢った主人公の霧島海人。
先輩の事情はともかく、同居するうちに、互いを意識していく…
そこに男子1人、女子2人+イチカ先輩よりも謎なレモン先輩も加わり、自主映画撮影を通して、すれ違う恋のドラマが始まる…
初っ端から宇宙人というSF展開も、無理なく組み込みつつ、王道な青春群像劇ラブコメに。
…鉄腕バーディーだったら二身同体になってた。

ベタな王道お約束多用する事でテンポ良く構図が常に分かり易く、また「5人のラブコメ」の純度を高めているのが特徴でした。
少女漫画ではなく、ライトノベルか恋愛ゲーム(が原作の深夜アニメ)寄りのフォーマット多用しつつ、ドラマの焦点を群像劇ラブコメ(と楽しい雰囲気)に集約。
例えば海人が先輩と同居する流れや、柑菜(かんな)ちゃんに誤解されたり、沖縄編で先輩にライバル(海人の幼馴染)登場などなど、テンプレ多用。
…このベタさこそ本作の魅力で、やや地味になりがちな繊細な片思いの連続が、観易いです。

自主映画作りを恋の状況とシンクロさせる構成も分かり易い。
映画制作は青春劇としても機能、気の置けない仲間内で青春謳歌する楽しい雰囲気が良い感じ。
特に前半は海で遊ぶ水着回含め、日常系の楽しさ重点…しつつも、常に現在進行形の恋の構図を示して、後半怒涛の片思い恋愛劇の下地になっていた。
そして8ミリフィルムの存在が、ラストのステキな余韻にも繋がっていく。

後半以降、前半から丁寧に(というよりベタで分かり易く)描かれてきた片思いの切なさが連鎖爆発、目が離せない。
ヒロイン(主人公が気になるけれど…)←主人公(先輩すき)←Bちゃん(主人公がすき)←C君(Bちゃんがすき)←Dちゃん(C君がすき)
複雑なようでいて非常~にキレイに、ベタに片思い。大変分かり易い。
全員優しい世界で恋の駆け引きとかは皆無、でも真剣に悩み切なさが高じていくピュアラブコメ…
構図はドロドロなのに終始ピュアさを失わない稀有な青春ラブコメ、小諸の夏の情景と合わさり、綺麗な物語に昇華。
全員優しいけれど、決して妥協せず相手に向き合い、ちきんと自分の気持ちに決着付けて成長していくドラマでした。

終盤の超展開は、何となく劇場版アニメっぽい流れ。
皆それぞれ泣いて、恋して、成長した仲間達が結束していく集大成が熱い。
地に足が着いたドラマの積み重ね故のカタルシスとても良いです。
ラストも「あの夏で待ってる」のタイトルに相応しい切なさと余韻あり。


総じて欠点の少ない、好感の持てる青春恋愛群像劇です。
アニメ的なベタ多用する事で1クールのアニメ作品として観易く、好ましい雰囲気の中で好ましいラブコメ、完成度高いです。
「恋愛漫画や小説ドラマのアニメ化」ではなく、最初から「(深夜)アニメの持ち味活かしたオリジナルアニメ」
という意味で、アニオタ的に親しみ易い良作でした。
ベタであっても、いやそれ故に、後々振り返っても、色褪せない確かな輝きがある(大袈裟かもですが)

…強いて難を挙げるならば、優等生過ぎて派手な面白味は乏しいかも。
感情のすれ違いで必然的に発生する汚さがほぼ無いです。
ベタで分かり易さ綺麗さと引き換えに波乱は乏しい(超展開の終盤も、ラブコメ的には超予定調和)
それと、主人公&ヒロインのふたりは片思いの葛藤少なく、切ないドラマは他3人に一歩譲る印象も。
ここら辺、良作だけどやや物足りないと見る方も多いのでは。
…そういうタイプの作品。そこを差し引いても、時を置いて視聴したくなる。
私的に名作の第一条件「時を置いての繰り返しの視聴に耐えうる」
大体の作品は初見では十分楽しめる、5年後10年後それ以上経ても輝き保っていたアニメは(自分の中での)名作級です。


『作画』
羽音たらくさん&田中将賀さんのキャラデザが好き、特にショートヘアで貧乳な柑菜ちゃんが好みです。
喜怒哀楽の表情豊かで可愛さ満点。
小諸の夏の情景も綺麗で雰囲気を盛り上げていた。
作画は全編に渡り高クオリティー…とは言えない面もありますが、特に問題ないです。

『声優』
柑菜役の石原夏織さんが光った。未だに石原夏織さん一番のはまり役。
実力派の荻原秀樹さんも良かったです。
イチカ先輩の戸松遥さんの破壊力も高し。
レモン先輩はいかにもな田村ゆかりさんでした。

『音楽』
OP「sign」が主題も雰囲気もバッチリで好印象。
やや地味な印象ながら、結構しみじみと来ます。
BGMも良い感じ。


『キャラ』
全員良い子で悪意のキャラがいない。
それでいて等身大の活き活きとした感情が伝わる良キャラ多し。
あとやたらメガネ率が高い。

最萌は…谷川柑菜(たにがわかんな)ちゃんでしょう!
見た目からして好み、貧乳気にするベタさもかわいい。
ツンデレ気味でくるくる変わる表情もかわいい、それでいて一番奥ゆかしい(大人しく見えた美桜ちゃんが実は…なので)
本作の恋愛劇では一番辛い立ち位置、切ない恋する少女でした。
終盤、イチカ先輩に活を入れるシーンは名場面。

北原美桜(きたはらみお)ちゃん、巨乳担当の裸族、あざとい。
一番大人しいと思いきや…後半怒涛の成長で魅力急上昇。

飄々としたメガネ男子、石垣哲朗の方が、男子組の主人公っぽい。
社交的で、海人よりも器用…前半思わせての、実は不器用の極みだった葛藤…怒涛のロマンスはドラマチック。

霧島海人(きりしまかいと)と貴月イチカ(たかつきイチカ)特にイチカ先輩は眼鏡先輩美少女で魅力申し分ないのですが、恋愛劇の葛藤少な目な分、やや地味でした。
それでもイチカ先輩は感情豊かで可愛い側面が沢山、海人が惹かれるに足るヒロインでした。

…そして本作の狂言回し、宇宙人のイチカ先輩以上に謎が多過ぎる檸檬(レモン)先輩いったい何者なんだ!?
恋愛劇の輪の外から謎の存在感…かわいいです。

沖縄編の幼馴染ちゃんと友達もあざとカワイイ。
海人姉など、ベタな恋愛劇をスムーズに支える脇役も良い感じ。{/netabare}

投稿 : 2017/08/27
閲覧 : 398
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42

ネタバレ

unc K さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーとしては面白いが

色んな登場人物との関係性や好きという思いの感じがリアルで見てて退屈はしない作品だと思いました。こういうリアルでちょっとアニメ的要素も取り入れた作品が好きな方にはオススメだと思いました。 レモン先輩いいとこで都合良過ぎ 最終話でロケラン、変形する車最終的にはメインブラックだったとかなど少しムチャクチャな所もありましたが見てて損は無いと思った作品です ちなみにレモン先輩とカンナ推しです。はい

投稿 : 2017/07/26
閲覧 : 196
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3

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タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰もが持っている「青春のノスタルジー」

間抜けな宇宙人が事故で地球に墜落し、現地の地球人と恋に落ちたが、なんだかんだあって二人は引き裂かれるってだけの話。ストーリーはデタラメです。でも、その周りを彩る登場人物の恋愛模様は本当に美しい。
 筆頭は何と言っても谷川疳菜さんだというのは異論はないでしょう。彼女は主人公に好意を寄せていながら、宇宙人の先輩にとられちゃいます。嫉妬したり、焦ったり、本音をぶつけたり。そして最終的には実に爽やかに自分の気持ちに整理をつけます。それら一つ一つの彼女の表情こそがまさに「青春の美しさ」そのものだと感じます。そして、その他先輩や主人公などもまた、戸惑ったりうろたえたり、本当に良い表情をところどころで披露してくれました。
 そして彼らの平凡で美しすぎる青春は、これまで撮影されたフィルムからレモン先輩の手で編集されていました。そこに映し出されていたものは、これまでの名場面集とか、ストーリー展開上外せない山場だとか、そういうものではなく、彼らが何気なく日常の中で見せたなんでもない一瞬の表情でしかないのです。でもその表情は、はにかみだとか、テレだとか、この年代の少年少女ならだれでも見せる本当に美しく輝いているものでした。こんな素敵なシーンはこれまで観たことありません。それを観ながら疳菜ちゃんは涙を流していました。私も泣きました。

 レモン先輩の編集したフィルムをみんなで観るシーン。

「あの夏」のウィキの記述は以下のようになっています。

>年長の視聴者へ向けた“ノスタルジック”とともに、恋愛を描くうえでは高校生が一番適していると黒田は考え、メインキャラクターは高校生となっている

まさに私はスタッフの思うつぼです。「青春のノスタルジー」。見事はまりました。こういうのを見せられると、ストーリーとかどうでもいいと思ってしまいます。こんな出鱈目なストーリーの中で見せる美しい表情こそすばらしいのだと思います。つまりはスタッフが「何を描くか」こそが大事なんだということです。(ついでですが、「グラスリップ」もこの手の作品だと思います。)
 
 黒田さんと羽音さんのコンビで作った「お願いティーチャー」を、長井龍雪氏ががっつり演出したのでしょう。「おねティ」も当時の水準としてはある程度人気作だったみたいですけど、「あの夏」はもう別格によくなっていると確信しています。
 そして今現在、(16/10/31)、これまで観たアニメの中でおそらく一番好きな作品です。

(以下、以前の評価)

おねがいティーチャーの焼き直しです。
でも、おねがいティーチャーよりも演出が冴え、ずっと面白い作品に仕上がっています。

 主人公とヒロイン以外は、脇役全員片思いの連鎖ですが、回を追うごとにそれぞれのキャラクターがそれぞれに自分と向き合い、正直な気持ちを告白していきます。最後は主人公とヒロインのために全員が力を合わせ奮闘することになります。
 この展開は「あの花」も同じです。しかし、キャラクターの告白はまさに教会で神父に罪を告白するようなカタルシスがあり、その後の彼らの迷いのない一途な行動は、実にさわやかです。それに加え、登場人物の表情やカット割り、音楽などの演出が絶妙で、本当に感動的な画面が出来上がっています。私は、この長井龍雪監督は、宮崎駿の後に続くことのできる人材ではないかと期待しています。
 11、12話のドタバタアクションも、賛否はわかれるでしょうが、「魔女の宅急便」のラストのイベント的なものととらえ積極的に評価すべきでしょう。

個人的な感想としては、カンナ(青)萌えです。
最終話の、みんなでフィルムを観て思い出に浸る場面なんか、とても感傷的で思わずもらい泣きしてしまいました。この最終話は秀逸です。「あの花」も好きですが、どちらかといえば自分はこちらの作品をより高く評価しています。

投稿 : 2017/07/21
閲覧 : 495
サンキュー:

24

ネタバレ

もふゅこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ありきたり…

2話まで見て断念。ヒロインの女の子が好きになれなかったしちょっとありきたり感があり断念。
田村ゆかりさんのキャラはおもしろく可愛かった(笑)

投稿 : 2017/01/01
閲覧 : 252
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1

ネタバレ

ラス★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良作品なのに見逃してた(涙)

宇宙人がヒロインなの?(°_°;)ハラハラ(; °_°)

いやいや違いました男2女3の夏のラブコメ
笑いあり、涙あり、友情やイロイロからみあう。

この夏にみる1番のオススメかと自負します☆

レビューで紹介いただいk.k..さんに感謝ッス!

レモンさんが「とあるの黒子」にみえてきたのは
笑えました♪

まだみてない方は夏が終わる前に是非ヾ(*'-'*)

投稿 : 2016/12/30
閲覧 : 308
サンキュー:

8

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おねつい・おねてぃ・あのなつは長野県の魅力を引き出し、聖地巡礼したいと思わせる 名作( `ー´)ノ  なぜか、HOTD・トランスフォーマー・MIBww

 ジャンル 学園 + 恋愛

 ストーリー

 カメラ小僧の海人君

彼の趣味はカメラを回すこと、いつもの夜カメラを回していると

光が周辺に落ちてきて、彼は飛ばされ そこからの記憶は・・・

 夢オチだった・・・

海人君が学校に行くと1つ上の学年に転校生がやってきた

イチカ先輩、彼は赤髪のメガネっ子に心を奪われた

 この夏 物語が始まる



 物語

 海人・てつろう・かんな・みおの仲良し4人組は

この夏何かをしたいねという話をしていた

 それでざっくりと映画でも撮影したいねという話をしていたところ

イチカ先輩 そして、イチカ先輩のクラスメート レモン先輩が

その話に混ざり、「この夏 映画をとろう」ということに

 いろんな感情 人間関係が複雑にからまっている現状

この夏で何が変わるっていうのがこの作品の見どころ



 キャラ

1:れもん先輩 (あんた。停滞しているのか・・・w)

2:かんな   (輪廻のラグランジェ・マギを思い出したよ)

3:みお    (裸族をカミングアウトするところがいいぃ!!)

 正直、ダントツレモン先輩

ってか、イチゴからレモン( *´艸`)

次は みかん? りんご?



 音楽

 OPもそうだけど、個人的に ED のやなぎなぎに注目してほしい



 感想

 タイトルでもあげたけど、

おねがいシリーズと あのなつで待っているは

確実に 長野県の魅力をだしている

 行きたいという気持ちがどんどん強くなっていた

やはり、個人的には東京とか都市部の聖地よりも

自然が豊かなところの聖地のほうが魅力にあふれていると思う

 
 そんな気持ちがこみあげた僕は

現在 まもって守護月天 と これから灼熱の卓球娘でも視聴しようかな

投稿 : 2016/12/28
閲覧 : 204
サンキュー:

7

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あの夏で待ってるのストーリー・あらすじ

『その夏の思い出が、僕達の永遠になる』  空は、とても青く澄み渡って。 入道雲が、向こうの山を隠すほどに湧き上がって。 それはいつもの、僕らの街の風景なんだけど。 でも、かけがえのない「夏」だったのだと思う。 その男の子には、「なにもないけど、なにかしたい」って漠然とした気持ちがあって。 だから仲間と一緒に、映画を撮ろうと相談しているところで。 そんなとき、「特別」な女の子が、この街にやってきたんだ。 そして。 男の子の気持ちを、「特別」にしたんだ。
『とらドラ!』、『とある科学の超電磁砲』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を手がける長井龍雪監督のオリジナルアニメ作品。(TVアニメ動画『あの夏で待ってる』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年冬アニメ
制作会社
J.C.STAFF
主題歌
≪OP≫Ray『sign』≪ED≫やなぎなぎ『ビードロ模様』

声優・キャラクター

戸松遥、島﨑信長、石原夏織、荻原秀樹、田村ゆかり、阿澄佳奈、日高里菜

スタッフ

原作:I*Chi*Ka、キャラクター原案:羽音たらく、 監督:長井龍雪、脚本:黒田洋介、キャラクターデザイン:田中将賀、美術監督:川本亜夕、色彩設計:村永麻耶、撮影監督:大河内喜夫、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、音響製作:マジックカプセル、音楽:I've Sound/井内舞子、音楽制作:ジェネオン・ユニバーサル、プロデュース:GENCO

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