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「マルドゥック・スクランブル 燃焼(アニメ映画)」

総合得点
67.2
感想・評価
214
棚に入れた
1328
ランキング
2572
★★★★☆ 3.9 (214)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.9

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マルドゥック・スクランブル 燃焼の感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

カジノは資本主義の縮図。新旧の女性対決の中での相互理解が素晴らしい。

 カジノシーンが有名な本作。私も原作では一段好きなベルウィングとの対決シーンがあるパートです。
 カジノのスロットマシン、ポーカー、ルーレットまでですね。カジノのシーンのディテール、雰囲気や演出がいいのはもちろんですが、なぜカジノか?を読み取ることが大事でしょう。


 前半は、ウフコックを濫用により壊してしまったバロットが「楽園」という禁断の技術の地で、愛情を知り生きる目標を取り戻す、という話です。
 オスのイルカと少年という異質なカップルと出会い、ウフコックを理解することで、ウフコックのために戦いたいと望みます。誰かのために生きる=愛を知ります。
 そのためにバロットは犯罪行為に手を染めますが、その犯罪性を帳消しにし、自分の生存を脅かすシェルおよびボイルドと戦う決意い、自分とウフコック達の正当性を証明する道を選びます。

 ウフコックもボイルドも禁断の技術で作られた人間たちの歪みも見えてくるところです。2人の過去の事件からボイルドはウフコックに執着し、ウフコックは自分の扱われ方にトラウマがあることがわかります。

 シェルの脱税の記憶がカジノの100万ドルチップに隠されていることを知ったバロットは、カジノに乗り込むことになります。
 この100万ドルチップ=金つまり富の中に、探し求めている答えがあるというのがいいですねえ。100万ドルの価値が大事なんじゃなくて、100万ドル「チップ」にたどり着く戦いが大事ということでしょう。

 後半は、カジノ=資本主義社会あるいは世間の縮図です。ルーレットという機械が初めは相手です。これは小さく稼ぐなら傾向を読めば儲けは得られるということでしょう。
 インチキポーカーは、世の中に蔓延る小悪党たちのやり方です。少し対抗手段を取れば瓦解して行きます。
 ルーレットのベルウィング戦は優秀な人=カッコイイ生き様の人=人生の酸いも甘いも知り尽くした老婦人とのぎりぎりの戦いの中で、運と戦いながらなんとか自分の力で生きてきた人間の生きざまを知ります。ここでバロットはベルウィングを圧倒しながらも、ベルウィングから生き方を学んでゆきます。



 ということで、第2部にあたる「燃焼」。燃焼のテーマはバロットの生きたい、人を愛したいという覚醒と、自ら戦いに挑み、そして、カジノと言う資本主義の縮図の中で、ウフコックと共に戦い方を覚えて行くバロットの成長です。
 ベルウィングとの感動の出会いです。同じ女…新旧対決です。お互いが尊敬しあい、お互いが生きてきた苦労が分かり合えている感じが素晴らしいです。女が資本主義社会の中で生きることの辛さ、そこを乗り越えてきた老女と、これから向かってゆくヒロインの対決と勝敗が胸を打ちました。

 

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 103
サンキュー:

1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「それは、彼女の決断──」

前作『圧縮』で、主人公の少女は、愛する兵器の彼を酷い目に合わせてしまいました。
それがきっかけとなり彼女は、ある決断をします。
それが、キャッチコピーの「それは、彼女の決断──」になっています。

この第2部『燃焼』では、前半がアクションパートになっています。
また、第1部では、謎だったこの世界観についても語られます。
そして、後半が頭脳戦パートになっていて、その舞台がカジノです。


■「カジノ編」をぜひ観て
{netabare}
まず、なんと言っても主人公の少女がお色直しをして、とても綺麗です。
そのことに驚いていると、その後のギャンブルシーンにも圧倒されます。

ポーカーでは、トランプさばきやチップのベット等、その緊迫感が伝わってきます。

ルーレットでは、女性ディーラー(スピナー)との駆け引きが面白いです。
勝負が終わった後、この女性ディーラーが主人公の少女に語った言葉が心に残ります。

「運命の輪は、左へ悲しみを、右へ喜びを運ぶ。
 運を右回りにする努力を怠ってはいけないよ。
 難しいことじゃない、女らしさを磨くのと一緒さ。
 いるべき場所、いるべき時、そこにいるのさ、
 着るべき服、言うべき言葉、整えるべき髪型と一緒に。
 そう言う女に限って運は右に回る。」

チャンスを掴むためには、ただボーっとしていてはダメですよね。
チャンスがある場所とタイミングで、そこにいられるように自分を仕向けること。
そして、チャンスが目の前に来たらそれを掴んでいい権利を持つ自分でいること。
これは、胸に刻んで生きていかなければ!

ルーレットは、自分が賭けた番号に玉が入らないと勝てません。
でも、どの数字に玉が入るかは、「運」です。
しかし、持っている人は、なぜか勝てる数字に玉が入ります。
まるで、いるべき場所(数字)に自分がいた(チップをベット)かのように。
それは「運」と言いつつも、そこになにか必然性を感じなくもありませんよね。
{/netabare}


■まとめ

とにかく後半のカジノ編は、目が離せないくらい面白いです。
そして、このカジノ編は、第3部『排気』に続きます。
ますます、目が離せません。

投稿 : 2022/07/24
閲覧 : 176
サンキュー:

7

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

要ハード描写耐性

 
2010~2012年公開3部作の第2作。

3部作は特に切れ目のない1つのストーリーを3分割したもの。
各1時間強。全年齢版と年齢制限あり版がある。

年齢制限ありを2回視聴。

特筆すべきは作画だろう。
制作会社はGoHands。過去に「生徒会役員共」「K」など。
最近では「プレイタの傷」を制作してるが、10年前の「マルドゥック・スクランブル」のほうが不自然さが無いので全然良い。もちろん本作が劇場版なのもあるが。
カメラワークが良くアクションも残虐ながらイイ感じ。
ただ、無駄に裸を描きたがるのは何なんだろ?義務のように入ってるけど。

主人公15歳少女役は林原めぐみさん。文句なし。その他キャラも実力派。
八嶋智人さんが重要キャラ担当してるが、キャラを考えれば悪くない演技に思えた。

ハード目なアクションが無理な人は観なくていいかも。
けど、そのへん大丈夫で近未来SF的なのが好みであれば、雰囲気だけでもオススメの作品。

投稿 : 2021/01/25
閲覧 : 176
サンキュー:

0

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

難解な本格SFアニメ映画三部作の第2部。

原作の小説は未読。
基本的に設定の説明はないので、この第1部の圧縮で理解しきれなかった
部分が多く、ネットで解説などを調べなどしてから、2度目の視聴。
でないと、設定の理解がなかなか苦しくなると思われます。
この2部においても分からないところは調べながら、巻き戻しを何度もして
観ました。
2部では、楽園の人たちとの触れ合いや、カジノで、少女が精神的に
少しづつ成長するって感じかな。
設定、対立する組織の実態がわかってきます。
SF好きの方は是非ご覧あれ。

投稿 : 2017/11/13
閲覧 : 400
サンキュー:

6

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

3部作の中間と言うことでクールダウン的な作品 静かなるサイバー

2011年公開の劇場用アニメ 第2弾 62分 R15指定

3部作でスタッフキャストは一貫しているようです。

林原めぐみさんは結構お年と言うことで、15歳の役は2度に渡って断ったそうですが、
物語の設定上、声に強力なエフェクトをかけると言うことで受けたようです。
第一部に比べてエフェクトのかかりが薄く、林原さんの地声に近くなってますが、
さすがはベテラン、違和感は無いです。15歳に聞こえるかは関係ないです。

前半は亜空間「楽園」内でのゆるいバトルで多少グロあり。
でも、放送できないレベルでもないし、R15の意味は無いと思います。
ここではパートナーであるウフコックが物語内で重要な役割を担いそうな流れになります。
後半はカジノでの頭脳戦。
サイバーではないウイリアムギブソンの世界という感じで、ちょっと地味かな。

第二部と言うことでそれほど盛り上がりも無く衝撃的な画像も見当たらない。
大人しい感じに仕上がっているようです。

本格SF小説が原作と言うと「新世界より」や「パプリカ」など数は少ないようですので、
貴重な作品の一つだと思います。
上に上げた作品と比べても意味は無いことで、この作品にしかないセンスオブワンダーを感じられれば価値ある作品となると思います。
この作品の価値はちょっと深いところにあるような気がします。

EDは天上の歌声 本田美奈子の「アヴェ・マリア」

投稿 : 2017/11/05
閲覧 : 689
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14

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第二作

第二作目。全体感想は第一作で書いたので、簡単に。


前半はアクション+楽園、後半はカードの心理戦、といった感じ。

前半アクションといったがアクションらしい戦闘はほとんどない、殺し屋集団の生き残り(若本さん)が一方的にやられるだけ、せっかく生きてたのにすぐやられちゃうのね。アクション以外はだいたい楽園の説明と主人公達の関係修復、新キャラ紹介、とかで終わる。
主人公達が運び込まれた楽園と呼ばれる場所の描写がキレイでいいな、欲を言えばもっと楽園の全体像を描いて欲しかったかな。

後半はカジノでのトランプバトル、まあ第三作目までもつれ込むからそっちで書けばいいか。

投稿 : 2017/07/16
閲覧 : 286
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1

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

訳分からん設定の説明は少なく、絵はインパクトが第一って感じでグロいのやら何やらでお腹一杯です。
3部作でしたっけ?あと1回で終わると考えるとなんだか脚本がダメな気がしました。
ただ、終わらせ方は第1話と同じようによかった。きっと次も見てしまうwww

投稿 : 2016/09/03
閲覧 : 341
サンキュー:

0

らん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

惹き込まれた

映画3部作、全て見終わった上での感想。

第2部(燃焼)は心理描写が中心となっている作品。

内容のあらすじだけ見ると退屈なように見えるが、実際はそんなことはなく、作品に惹き込まれた。
要因としては脚本が良いというのはもちろんのこと、声優の方の演技や見せ方などの演出が良かったからだと思う。

三部作の中ではダントツでこの第2部(燃焼)が面白いと感じた。

投稿 : 2016/08/13
閲覧 : 354
サンキュー:

0

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★★☆☆

おもしろかった!

投稿 : 2016/03/17
閲覧 : 209
サンキュー:

0

ダビデ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

残念ながら,私には難しかったみたいです。

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 223
サンキュー:

0

Lickington さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

優しさを知って

Mardock Scrambleの2作目
前作はなんだか重い話だったが,今回は極めてわかりやすい作りになっている
大切なひとの存在から自分の存在意義を知る
かけがえのないひととの

まあとりあえずバロットがかわいいアニメ
なんで1作目とこんなにも違うのか
あまりにも内容の進みがこれまでより遅い
Mardock Scrambleはもともと内容があまり練りこまれているとは言えない気がしている
これは別に非難しているわけではない
アニメにはそのアニメの面白さというものがあり,それはどんな作品であっても一つとして同じものはない
この作品はバロットの愛らしさ,大部分が性的な汚らしいものになってしまうが,を愛でるアニメであると,少なくとも私は考えている
それをこの2作目ではよく表現できている

あと最後に,物語ラストがこんな終わり方とは思いもしなかった
どうしてこうなった( ^ω^)・・・
まあかわいいからいいんだけど,友人から深い作品だって聞いてみてみたが,いや深くないわけではないが,晩酌しながらゆっくり見るのにいい作品だった
感じ的には1作目は大人向け,2作目は大人になりきれていない君たちに贈る,ブヒアニメかなという感じ
作品としてはよかったし,SACとかとは全く違ったが,
なんで燃焼したんだろう(Combustion)
わいも燃焼したでwww

投稿 : 2015/02/28
閲覧 : 681
サンキュー:

3

なまはげ@いわて さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前作よりも好き

今回は前回よりも、主人公がキチガイじゃないし、可愛くなっててホッとしました(笑)

虚淵作品、結構好きなんですが、前作はなかなか入り込めなくて、途中でやめようかと思ったくらいでしたが、2作目観て良かったです♪

あらゆるキャラの謎な部分がすこーしわかったり。

ちなみに私はカジノの女のディーラーさんが大好きです。



とりあえず、今から観る人は2作目まで観てください。

投稿 : 2014/10/03
閲覧 : 299
サンキュー:

2

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

面白かったです。

投稿 : 2014/08/29
閲覧 : 234
サンキュー:

0

ネタバレ

弦之介様 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

「楽園」「カジノ」の描写が美しすぎる!

冲方丁 原作のSF小説の映画化された作品
「圧縮」「燃焼」「排気」の3部作で完結しています。
すべて観終わっての感想です。

■第1部「圧縮」…から続いての第2部「燃焼」
バロットとウフコックの療養と避難のため、舞台は「楽園」に。
「楽園」は、軍の研究施設の名前で、その後政府により閉鎖された場所であり、ウフコックの開発やバロットの能力の超技術が生み出された場所。

第1部に引き続き、本当に画がきれい!!!
「楽園」の森の木々や水、光の描写がとても美しく、その色彩も、とてもすばらしいのです。(でも、やっぱり…第1部ほどではないものの、グロテスクな描写が所々に…残念。)

「楽園」で、バロットは特殊なイルカ と その恋人の、呼吸も食事もしないで生きられるよう開発された男の子と出会い、犯罪の立証への"キー"となる事実を知ることになります。
で、その"キー"となるのが {netabare}「バロットを死に追いやった犯人シェルが経営するカジノの高額チップ」だと突き止め、チップの中の「シェルの記憶」を手に入れるべく{/netabare}、戦いの舞台は「カジノ」へ…。

これまた…カジノの描写がすごい!
きらびやかでゴージャスかつ繊細、カジノでのディーラーとの勝負や心理戦、やりとりも見ていてとてもおもしろかったです(ポーカーとか、全然分かりませんが…)。
腕利きスピナーの女性:ベルとバロットとの会話がとても印象的でした。
~運命の輪は、左へ悲しみを、右へ喜びを運ぶ~
そして、バロットはこの勝負の勝利へのヒントを得ます。

{netabare} 勝ち続けるバロット、ウフコックが変化した手袋の秘密がばれそう…ピーンチ!{/netabare}な場面で第2部は幕を閉じ、第3部「排気」へ…。

投稿 : 2014/04/07
閲覧 : 298
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シリーズ作品、第2弾

①圧縮 ②燃焼 ③排気
3部作の第二弾。65分ほど。

模索しながら向き合おうとするバロッド。信頼する相手を失うのはもう耐えられないだろう。友達や信頼できる人が出来てよかった。
ウフコックとボイルドの関係そうだったのか・・。ウフコックは人間のように裏切ったりしないしでも感情があるから安心できる。ボイルドにとっても同じ大事な存在なんだね。
愛するってなんだろーね。

投稿 : 2014/01/04
閲覧 : 208

ばけー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前半と後半の別アニメ感ww

マルドゥック・スクランブル 圧縮から続く第二章。
前半はバロット達が楽園と呼ばれる施設に逃げ込むのだが、
しゃべるイルカ(ホモ)や、しゃべる生首、空を泳ぐサメなど、
急にファンタジーアニメになったのかとびっくりしましたwww
後半はカジノ・ロワイヤルしてて若干盛り返したけどまたしてもいい所でend。
ウフコック生き返ってよかったね。設定がいまひとつ理解できてなくてww圧縮の方が面白かった。
最終章、排気ですっきりさせてほしいのだよ。

投稿 : 2013/12/31
閲覧 : 295
サンキュー:

2

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もっと長尺で観てみたい!

作画スタッフが少数精鋭ということもあって、絵に非常にまとまりがありました。その上すさまじいクオリティなので、本当にスタッフの方には頭が下がります。
声優陣では八嶋智人さんの演技が非常に光っていました。これからも色々な作品に出演してもらいたいくらいです。若本規夫さんのブッ飛んだ演技、大好きな藤田淑子さんの落ち着いた美声・・・とにかく全てがハイクオリティで中身の濃い約60分でした。

投稿 : 2013/12/13
閲覧 : 268
サンキュー:

2

ネタバレ

takekaiju さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

飽きを感じさせない第2部。最終部が気になる!

3部作のうちの第2部。
シリーズものの宿命か、この作品も単体での完成度は高くなく、繋ぎとしての要素が強い。

ただそれでも印象的なストーリー構成を持ち、最終部へつなげているところが面白い。第2部『燃焼』は大きく前半と後半に分けられる。前半は、前回の闘いで負傷を負ったウフコックの治療のため楽園での滞在が描かれる。第1部ではあまり説明のなかった「マルドゥック・スクランブル」の世界観を補完する説明がなされるシーンで、前後関係を理解できる。後半は、事件の鍵となる記憶チップを探すためにカジノに赴くシーンだ。日本ではあまり馴染みのないカジノでの遊びがごく丁寧に、かつスタイリッシュに描かれており心が躍る。
劇中BGMも前半、後半に合わせてクラシック調からジャズ調へと変化し、シーンの切り替わりを違和感なく演出している。

“間”の作品でありながら退屈を感じさせない構成と演出には感服する。

投稿 : 2013/11/26
閲覧 : 281
サンキュー:

2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マリッジブルー♪

1作目圧縮で絶体絶命の危機のまま
だった衝撃を残したままのラスト・・

2作目はそのままそのラストシーン
からの続きで派手なアクションから。

如何にも未来的なSF描写に現代風の
車両や服装等スチームパンクの様に
見せつつ未来の趣向が懐古主義的に
なってるような世界観に感じた。

燃焼は・・其処に更に幻想的な描写
で包み込む様な抱擁力とハイテクの
融合のようなイメージを強く受けた。

それにしてもウフコックいいな・・
バロットも負けずに良い感じで魅力
を増して輝きを魅せる。
この二人の会話は涙が止まらない・・

ボイルドの背景なんかも見え隠れ・・

愈々目的もやるべき事も明確になって
後は行動あるのみ・・

それにしてもベル・ウィングとの言葉
の遣り取り・・何だか魅入ってしまう。

1作目のクライマックス斬り・・よりは
区切れの良い所で幕を閉じている^^;

後はどんな結末を迎えるのか・・凄く楽しみ♪

投稿 : 2013/08/27
閲覧 : 276
サンキュー:

1

cinnamon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

あいかわらずのクオリティの高さ、
物語もだんだん確信に近づいていて
第3部、気になります。

投稿 : 2013/07/07
閲覧 : 189
サンキュー:

0

きちぬー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ボイルドの人物像

生まれたて(?)のウフコックを手に抱いて涙しているシーンから察するに、
本当は良いやつなんじゃないか?

今の段階ではボイルドというキャラクターについて、
そこまで深く掘り下げられていないのでなんとも言えないけど・・・

でも自分はなぜかあのシーンで涙してしまった。
きっと彼も孤独だったのだろうから。

以上、一番印象に残ったシーンより。


話は変わって。
美しいバロットさんを今回も堪能できてよかった。
手術着姿がもうアレですわ。
あと、カジノの衣装も良かった。

投稿 : 2013/02/17
閲覧 : 242
サンキュー:

5

鉄のあくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気アニメとして観るべきなのか

前作に引き続き展開に全くついていけない。
主人公が本質的にどうしたいのかが全然伝わってこない。

相変わらずサブカル好きを引き寄せる何かはあるものの、それだけという印象。

投稿 : 2013/01/20
閲覧 : 223
サンキュー:

0

ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

バロットの選択

(2013.1/14)

冲方丁原作小説、「マルドゥック・スクランブル」シリーズの3部作から成る映像作品の2作目。

シェルの過去{netabare}(記録化されて捨てられた記憶){/netabare}を探す為引き続き、バロットはウフコックやドクターと「事件」を追う事にした。
シェルとバロットの間に何があったのか?

シェルの記録化された記憶の在り処を突き止めたバロット達はカジノへと乗り込む事に…

今作は前作(圧縮)のガンアクション主体の戦闘シーンとは違い、カジノでの心理戦主体となっており全体的にパッとしない雰囲気。

バロットの選択は本当に正しかったのか!?

第2原画、3DCGIが『K』制作会社のGoHandsが担当してたんですね。

投稿 : 2013/01/14
閲覧 : 339
サンキュー:

5

10 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

次作が気になる・・・

いいところで終わっちゃった。
完全にのめり込んでます。
原作も若干読んでるけど、劇場版とは少し異なる部分があって、これはこれで面白いと思います。

林原さんと八嶋さんのコンビは相変わらずGOOD!!

投稿 : 2012/11/09
閲覧 : 305
サンキュー:

1

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ウフコックキターーーー(○∀○)ーーーー!!!

前回より全然良かったです!
なにより前作ラストで血みどろになったウフコックが復活する瞬間が最高


前作よりウフコック全然可愛くなっているし、バロットの精神的成長もあって危機を乗り越えた二人の絆はより確かなものとなっていますね
試験管に抱きついて当人達以外には声は聞こえないのですが、確かにバロットは「愛してる」と囁くわけですよw声は聞こえないんだけどw
いやーニヤニヤが止まりませなんだ(・∀・)


二人の名コンビぶりが発揮される様は爽快
特に今回は殺し合いという形ではなく、カジノでの知略においてという形なので変に安っぽくも悪趣味でもないのが素晴らしいです


名脇役のトゥイードルディー&トゥイードルディムも登場
小林由美子はやっぱり天才でしたw


そして劇中で最もカッコイイ女性、ベル・ウイングさんの登場に胸がアツくならざるをえない


ウフコックの出生の秘密やボイルドの過去などもちゃんと挟んでくるし、キャラクターは完全に熟成したと思います
ひとまずは満足


って!またそんな中途半端で終わりかーい!w
はやく【排気】やってくれー^^;

投稿 : 2012/10/27
閲覧 : 778
サンキュー:

11

watawata さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

冲方丁の世界観炸裂!!

冲方丁作品だけあって、理解し見終えるのに2回かかりました。
独特の世界観がこの上なく自分には相性が良かったかなぁ。

キャラクター同志の会話の掛け合い、映像美がこの上なく素晴らしかったですねぇ。

自分の苦手とするグロシーンも多々ありましたが、何とか我慢できる許容範囲。

次回作、排気に期待だいですね。

投稿 : 2012/10/18
閲覧 : 296
サンキュー:

8

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

圧縮の続編です^^

今度は楽園という施設で保護された。バロットが新しい力にめざめて、組織のカジノへいく設定ですがカジノへ行く正装がまたキレイでした^^ウフコックも正装してますが笑えますwこの作品ではウフコックが人間じゃないとしても彼を信じ、愛するとバロットが言うセリフにポロリ::
楽園での水族館?シーンはキレイで癒されました^^

投稿 : 2012/09/28
閲覧 : 256
サンキュー:

2

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

カッコィィ~けど内容を理解できてません^^;

最初の圧縮編を観てから幾月か経ってから観たので
内容を半分位しか理解できてないアンポンタンな私;

でもカジノのチップに紛れた 事件の証拠を得るために
ギャンブラーに身を窶して潜入ってのは理解しますた~

ガンアクションがメインと思えたアニメなので意外でしたが
物語の雰囲気により こういう展開も違和感が無いですね

恰好良くて 魅入られた位です 次回も楽しみです
けれど最後の終え方が心配です

最後の着地をミスって炎上って感じは 勘弁願いたいです…
そんな心配する位に今は気に入ってるのですよ♪

投稿 : 2012/09/07
閲覧 : 355
サンキュー:

2

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そして彼は帰ってきた

燃焼で死亡したもんだと思っていたウフコックがまさかの復帰とは序盤からなかなか楽しめました。

そして相変わらず続きが気になる終わり方…これはいい点でもあり悪い点でもありますね

燃焼がアクションメインだったのに対して今回はカジノのシーンが自分の中では光っていました。
ただ燃焼のアクションシーンに負けないくらいの描写でついつい見入ってしまいました

後は目立つ登場してあっという間に消えていった若本キャラに爆笑してました。

続きが早くみたいです。

投稿 : 2012/08/23
閲覧 : 342
サンキュー:

3

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結末へと向かう物語。第2部:決断

3部構成、冲方丁の同名SF小説の映画化作品の第2部。

ええ!?ここで終わりですか~!!!!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚となった、第1部【マルドゥック・スクランブル-圧縮-】の続きのお話です。いやぁ、2ヶ月ほど待った待ったw

前作は、激しさにグロさも含みつつも美しさが光るガンアクションが目をひく作品でしたが、今回はアクションはかなり少なめ。
そして全体的に暗い色合いだった1部とは違って、
全体的に画面が色鮮やかな印象。

物語のラスト、3部に向けて事件解決のカギを探すってとこでしょうか。
また、ウフコックと現在敵対関係にある元パートナーボイルドの過去と出会いなんかもわかる物語になってます。

-“金色ネズミ型万能兵器”、ウフコックを開発し、主人公の少女バロットの身体を再生させた技術を保持する元研究所-楽園-
そこには科学技術の進化、戦争利用の為の技術開発…その過程で生まれた者たちが外界から隔離した状態で存在していた。

新たな出会いがあったこの場所でバロットは決断をする-。

そして舞台は事件解決の重要なカギが隠される【カジノ】へ。
おめかししたバロットの1部と変わらない凛とした美しさに目を奪われつつ、物語は新たな決戦へ向かう。
運命の輪が回るのは、右か左か。

1部に引き続きやっぱり、え~!?ここで終わりっすか!?∑( ̄Д ̄;)
と、続きが気になる2部のラストですw

続きが気になる3部作目【マルドゥックスクランブル-排気-】は2012.9劇場公開です。

次回は、アクションに期待したいとこっすね♪

投稿 : 2012/08/19
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マルドゥック・スクランブル 燃焼のストーリー・あらすじ

 『天地明察』で2010年本屋大賞に輝いた人気作家・冲方丁の出世作にして2003年日本SF大賞受賞の傑作サイバーパンク小説『マルドゥック・スクランブル』を、原作者自らの脚本でアニメ化する全3部作の映画プロジェクト、その第2弾。賭博師シェルの犯罪を追うヒロインのバロットとその相棒ウフコックを待ち受ける数々の困難と、新たな戦いの舞台“カジノ”で繰り広げられる緊迫の攻防を描く。賭博師シェルの犯罪に巻き込まれた少女娼婦バロットと、委任事件担当官のネズミにして万能兵器のウフコック。シェルを追う2人の前に、シェルに雇われた委任事件担当官ボイルドが立ち塞がる。やがて九死に一生を得たバロットとウフコックは特殊な研究施設“楽園”に運び込まれる。窮地を乗り越え絆の強まった2人。やがて彼らは、シェルの移し替えられた記憶が、彼が経営するカジノの百万ドルチップの中に隠されていることを突き止める。バロットはそのチップを手に入れるべく、ついにカジノへと乗り込んでいくが…。(アニメ映画『マルドゥック・スクランブル 燃焼』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年9月3日
制作会社
GoHands

声優・キャラクター

林原めぐみ、八嶋智人、東地宏樹、中井和哉、磯部勉、若本規夫、小林由美子、浪川大輔、有本欽隆、勝田晶子、藤田淑子、土師孝也

スタッフ

原作・脚本:冲方丁(早川書房 ハヤカワ文庫JA)、 監督:工藤進、コンセプトデザイン:菊田幸一、キャラクターデザイン・総作画監督:鈴木信吾/中井準、メカ・銃器デザイン:大久保宏、色彩設計:海鉾重信、美術設定:塩澤良憲、美術監督:野村正信、撮影監督:福士享、音響監督:三間雅文、音響制作:テクノサウンド、音楽:Conisch、音楽制作:スターチャイルドレコード

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