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「クラッシャージョウ(アニメ映画)」

総合得点
66.9
感想・評価
55
棚に入れた
211
ランキング
2681
★★★★☆ 3.7 (55)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.8

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クラッシャージョウの感想・評価はどうでしたか?

ぬぬ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

機会があれば是非

何十年も前のアニメです。
宇宙をまたにかける運び屋が、軽く仕事を受けたことで大騒動に巻き込まれるストーリーです。
その大騒動のスケールがでかい事でかい事。ミサイルの打ち合い・カーチェイス・ケンカとなんでもござれ!テンポのいいストーリーと、壮大なオーケストラで迫力満点!
そして最後の爽快な名シーン。文句なしです。

安彦良和と言ったら、ガンダムよりこちらの方が好きかな。

投稿 : 2024/05/02
閲覧 : 44
サンキュー:

1

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本純正「スペースオペラ」アニメ

まだアニメがそんなに一般的でなく、ネクラな時代の作品だったにも関わらず非常に明朗快活な「スペースオペラ」作品。

1983年制作なので、スターウォーズや松本零士作品のヒットによる「SFブーム」下に作られたアニメだと思います。

安彦良和さんのデッサンの整ったキャラクターデザインは古い作画ですが、この頃の大友克洋さんや鳥山明さんなどの「ニューウェーブ漫画」の匂いがします。

デザインがどことなくアメコミやバンドデシネから来ているんですね。ガンダムのヒットもあったので

「イデオン」の湖川さんのキャラクターもそうですが、この時代くらいからアニメは必ずデッサンの整ったデザインを設定するようになったと思います。

黎明期の秀作アニメです。

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 301
サンキュー:

4

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これぞ劇場版アニメ

今となっては古臭い設定、キャラデザ、ストーリーでしょうけど、当時は十分に面白かった!
それでいて、作画などは現在では考えられないオーパーツ的な絵を見せてくれます。

まったく、なんでこんな良い作品を作れた人がククルスドア……ゲフンゲフン。
なんでもないです。
というかそもそも、某島を腐すためだけにわざわざこの作品取り上げただけという説。

投稿 : 2022/07/04
閲覧 : 186
サンキュー:

1

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

対象はスペースオペラ好き、SFアニメ史に興味がある人…くらいですね

 最近の背景が精密で人物が簡素な画面ではなく、背景が簡素でメカに気合いが入っている感じなのが古さを感じます。人物とメカは丁寧ですけど、当時の日本はアニメにまだ金をかけられなかったのか、動きは単調でした。だからでしょうか。瞳の動きで演技をさせていましたね。

 安彦良和氏がキャラデザ、作画なのでガンダムっぽいのはもちろんですが、スタッフに河森正治氏とか板野一郎氏が入っているせいか、メカはマクロス感があります。キャラの鼻の下の影もマクロスっぽいです。そういう優秀なスタッフが集まったので、画面は綺麗でした…画面の止め絵だけは。というより妙に色が綺麗でしたね。宇宙もちゃんと黒かったし。

 ストーリーはジュブナイルですから極めて単純です。宇宙空間や様々な星で主人公たちが陰謀に巻き込まれ窮地に立たされますが、大活躍で勝利ということです。小学生の時、原作が好きでよく読んでいたので、レンタㇽ屋で借りてみたら、内容の浅さに驚いたものでした、というレベルの内容です。ナウシカ以降でアニメ映画の意義が変わりましたからね。本作は旧時代の遺物でしょう。
 スペースオペラって、宇宙を舞台にしたソープオペラ(安っぽいメロドラマの事)っていう意味ですので、その浅さが大事なんですけどね(今は違う意味とされています)。要は活劇です。

 裸も出てきますのでターゲットはミドルティーンでしょう。今のラノベよりキャラ達は背伸びして大人の世界感はありますし、物語の組み立てもしっかりしていますが、その「大人の世界への憧れ」の単純さに違った意味での幼さがある感じです。

 アルフィンの造形も非常にティーン受けするだろう非常に可愛い造形です。ただ、マスコットというかなんというか、彼女じゃなくても置き換え可能なキャラですよね。お姫様設定が全然活かせていません。ここも子供向け感がある原因です。ただ、アルフィンのデザインはいいですね。今見てもときめきます。ガンダムのメンバーにいたら大人気だったでしょう。

 設定の説明不足も感じます。私は原作を何度も読んでいたので困りませんでしたが、要するにファン向けなんでしょうね。だから話の作りもジュブナイルの読者層であるミドルティーン向けなのでしょう。
 せめて設定の緻密さの説明があればもう少し奥深さがあるんですけど。原作よりも更に子供っぽい原因はこの辺りでしょうか。
 
 アニメ史的な位置付けとしては、当時のアニメの状況や著名なスタッフをエンドロールで楽しむとか、声優さんに歴史を感じるとかくらいしかないですね。当時としてはかなり出来がいい作品だと思いますけど。

 私にとっては思い出深い作品ですが、本作を名作・秀作と強弁する気はありませんし、面白いかと言えばスペースオペラ好きならまあまあ面白いかもしれません、という感じです。

 2022年2月現在、アマプだとレンタル料が発生します。DアニメにもネトフリにもUNEXTにもないみたいです。まあ、そういう作品です。

投稿 : 2022/02/16
閲覧 : 315
サンキュー:

9

ネタバレ

rabim さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スタッフも楽しんで、見るほうも楽しめたアニメ

高千穂遥原作の同名小説のアニメ化です。

安彦良和さんのファンなら是非みて欲しい作品です。
作画もしっかりしていて、制作スタッフも随所に遊んでいて、見て楽しめるまさに「スペースオペラ」です。

劇中劇で「ダーティペア」がありましたし、漫画家の吾妻ひでおさんや和田慎二さんも登場してました。他にもアニメーターの方とかとか(笑)

制作終盤で予算がなくなり、宣伝費が枯渇して、伝手でいろいろなマンガなどでこっそり宣伝してもらったと当時のアニメ雑誌の特別編集号には記載が書かれています。
TVの宣伝も同時期の公開だったヤマトや幻魔大戦と比べて大変少なく、ほとんど直前しかなかったと思います。

そんな隠れた(?)苦労のあった作品ですが、この当時一番楽しめたアニメです。
理屈抜きで楽しみたいときに是非どうぞ。

投稿 : 2022/02/13
閲覧 : 442
サンキュー:

4

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宇宙が、熱い

<2021/6/13 追記>
CSで放送されてたので久しぶりに見ました
あらためて面白いですね。

アニメとして、そしてSFとしての出来が良い。
クラッシャーという稼業がカッコよい。

ただ一つ残念なところとして
本作(映画版)は原作に比べ少しストーリーが薄い感じがするのです。
原作の複数のストーリーの面白いシーンをつなぎ合わせたような気もする。
なんかぎこちないんですよね。
トラブルに巻き込まれていく必然性や
ゲストヒロインとの関係性や
キーとなるテクノロジーのヤバさや
そこら辺の掘り下げが物足らないからラストのカタルシスが物足らない

原作はそこら辺が丁寧によくできてる印象があって。
同じく宇宙海賊を敵に回す原作第2巻「撃滅!宇宙海賊の罠」なんかは物語にズンズン引き込まれました。

他にも第3巻「銀河系最後の秘宝」、第6巻「人面魔獣の挑戦」、そして第4巻「暗黒邪神教」と第7巻「美しき魔王」の話なんかは大好物でした。
タイトル安っぽいけど笑

でも総じて面白いですよ。
今のアニメにはなかなかない「スペースオペラ」としての面白さがあります。。

<2017/12/12初投稿>
昔映画館で観ました。
原作が好きで。
映画も好きでした。

そんな好きだった作品をうろ覚えでレビューしてみます。

ワープ航法が開発され普及し人類が地球から銀河の各地へ飛び出して数十年後。
極端なガス状のものを除くあらゆる惑星がテラフォーミングされ、いろんな恒星系の惑星に人は移り住み、無数の太陽系国家が形成された時代。
そこには犯罪以外のあらゆる荒事を生業とするクラッシャーと呼ばれる猛者達がいました。
元々はテラフォーミング作業を主業としていたクラッシャーは時代が移るに連れ、宇宙空間の巨大デブリの除去から要人警護、重要物の搬送、人探しなど仕事は多方面に広がり、比例して軍には及ばないものの強力な武力と高度な戦闘力を得ていきます。

そんなクラッシャーの一つ、チーム・クラッシャージョウが大暴れする痛快アクション・スペースオペラです。

クラッシャージョウは最高のSランクを誇る凄腕チーム。
若干18歳にしてリーダー、超腕っこきで技術も根性もある、ぶっきらぼうなイケメンの「ジョウ」。
パイロット兼リーダーの補佐兼後見人、全身の90%をサイボーグ化しているクラッシャー経験値∞の大男「タロス」。
紅一点で元王女とは思えないようなやりたい放題の「アルフィン」。
元浮浪児で15歳と経験は浅いがすばしっこいムードメーカーの「リッキー」。

こんな凸凹チームがとある大きな依頼を受けるところから物語は始まります。

ジョウのチームは受けた依頼を淡々とこなそうとしますが、そこには巨大な陰謀を背景とする巧妙な罠が。
彼らは騙され、窮地に陥っていきます。
そして、そこからの・・・!
あとは観てのお楽しみですが、とにかくハラハラ、ドキドキしたのを覚えています。

クラッシャーはそのルーツからならず者と見られがちですが、実は厳しい掟に縛られ、犯罪に加担したとみなされるとクラッシャー業界から追放されてしまう。(と言いながら裏社会から巧妙に情報を入手したりなんだりするんですけど 笑)
そんな縛りがあるせいで追い込まれ感がさらに増していきます。

そして、クラッシャー達が使う装備などがまた子供心をくすぐる♪
・同サイズの宇宙船では銀河中でも最高性能を誇るミネルバ
・ミネルバに搭載された複座型戦闘機のファイター1とファイター2
・おなじくミネルバ搭載の汎用型戦車ガレオン
・防弾耐熱で、あらゆる物質を燃え上がらせるアートフラッシュを胸のボタンにあしらった多機能スペーススーツのクラッシュジャケット
・小型の小惑星を一瞬で消滅させる分子爆弾
・宇宙空間でも発砲できる無反動ライフル
・ライトセーバーやビームサーベルを思い起こさせる電磁メス
・口径により破壊力が異なる戦艦兵器のブラスター砲
・通常航行の加速によるGを無効化していく慣性中和機構

などなど。

声優も覚えてます。
ジョウは竹村拓、アルフィンは佐々木るん(他にどんな作品出演されてたかはすみません。知りません)
タロスは次元大介の人。リッキーは元祖のび太。

スピード感あふれるアクションとダイナミックな宇宙での戦闘が安彦良和クォリティで楽しめます。

書き忘れてました。
安彦良和の初監督作品です。

うろ覚えなので雑な感じになってしまいましたが、数年前に映画館でリマスター・リバイバル上映してたようです。

こういうの好きな方は是非お試しくださいませ。

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 876
サンキュー:

31

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

こういう正統派のスペースオペラ大好き

クラッシャー(宇宙の何でも屋)のジョーが仲間と共に海賊と戦う話。

同時期にやったってことで一緒に『幻魔大戦』も観たんだけど、断然こっちの方が面白い、コメディシーンも多くて万人受けする作画だし、何よりこういう正統派のスペースオペラ大好き。

中割りが少ないのかアニメーションにぎこちなさが残るのと乗り物と背景の遠近感がおかしくなることがあるけど、まあ御愛嬌ってことで見逃しといてあげる(笑)

後は、乳首が簡素すぎることと、タロスがどうみてもドズルってことと、コワルスキーの乗る旗艦が零士作品っぽいこと以外文句はない。



【あらすじ】
ジョーたちは駆け込みの仕事で医師の元へ冷凍カプセルに眠る大財閥の令嬢を運ぶ

だが途中ワープの事故で令嬢や依頼人が消え、あげくに宇宙軍のコワルスキー大佐に捕まり海賊の汚名まで着せられる

やけくそになったジョーだったが古い友人で軍にいるバードのタレコミで依頼人がラゴールという星にいることを掴む

ラゴールへ来たジョー達だったがステーションで依頼人がジョー達を見たことで襲撃を受ける

戦闘機で出て地上に落ちたジョーとアルフィンだったが敵をやっつけタロスたちと合流する

タロス達に救助船を貸した男がラゴール大統領の秘書官で大統領と会い自分たちをハメた一味がマーフィパイレーツだと知る

ジョーは大統領の依頼を受けマーフィ一味の基地がある島へ潜入する、だがタロスとリッキーが捕まり、ジョーとアルフィンは基地で見つけた眠ったままの令嬢を連れて逃げる

隠れていると令嬢が目を覚まし事情を話してくれる、彼女は令嬢ではなくマチュアという科学者でジョーたちのワープでの事故はワープを外から操る技術だと話す

だが話しているとこに敵が来てジョー達は大人しく投降する

牢屋でタロスたちに会えたジョーは四人で脱出し、島の外に止めてあるミネルバにミサイルで基地を攻撃させる

だが大統領の仕組んだ装置で大量のミサイルが発射され基地は壊滅、マーフィたちはマチュアを連れて宇宙ステーション、ゴモラへ上がる

大統領はマーフィを殺せなかったことを知り宇宙軍にゴモラへの攻撃を要請する

マーフィーを追ってゴモラへ向かったジョーたちだったがゴモラからの攻撃で近寄れず、軍の援軍で内部へ入れそうだったがマーフィがワープを操る装置を作動させたことにより軍も甚大な被害を受ける

その頃ゴモラ内部では幹部のロキが裏切りマーフィを殺す、実は大統領がロキを唆していた、その間にマチュアは装置を止めようとする

ジョーは大佐の力を借りて内部へ侵入、マチュアの元へ行き一緒に装置を止める、だがマチュアはロキに撃たれた傷がもとで亡くなる

ロキの最後の言葉で大統領が元々はグルだったことを知ったジョーは軍と共に乗り込み大統領を逮捕する

ジョーは大統領を捕まえるためバードに利用されたことを知り彼を殴り去っていく、最後はアルフィンとデートをして終わる

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 200
サンキュー:

1

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

メカ、キャラ、アクション、てんこ盛り!

2020年4DXで鑑賞。
動きそうなシーンでは予想以上に動いていて好感。

当時から現在にいたるまで評価は高いが、物語の展開に今となっては辛い部分を感じた。
(ジョウがすごーく行き当たりばったりに見えてしまうんだよねーw)
まあ、これは作品の瑕疵では断じてなく、(「アリオン」のコメントでも書いたが)時代それぞれのテンポの違いというものだろう。


とはいえ、河森正治デザインのメカと安彦良和キャラが縦横無尽に動き回る本当に本当に素晴らしいアニメである。
アニメに一家言あると自負する若い方々にも是非ご覧になっていただきたい。うむ。


コルドバが回頭するシーンとか年甲斐もなく拳を握ってしまいましたわ。
つか、ハンター勢を筆頭に、出番が少ないメカも凝ったデザインに画も描き込まれていて、タメ息がでますな。
安彦キャラは世代的に刷り込みレベルで影響を受けてると思うのだが(笑)、ガキの頃はノーマークだったアルフィンの可愛さにやられました…19歳なのに飲酒&泥酔エピソードありという当時感よ。

特筆したいのは、著名な漫画家の方々による「スペシャル・デザイン」の存在感!
これはリアタイ視聴した子供のころより漫画の知識が格段にレベルアップしていたため、初見の様に面白かった。
今は亡き和田慎二先生(大ファン…)のキャラとか、普通に泣くわ!もう!
ちょっと油断するとハロが飛んでいくし(笑)、こういうお祭り感ってのは何で無くなっちゃったんだろう。惜しいなぁ。

余談だが、本作から逆算して宮崎駿の物凄さも見えてきてしまう気がする。(「風の谷のナウシカ」公開は本作の次の年。)あんなアニメーターは二度と現れないんだろうなぁ。(詠嘆多くてスマヌw)

投稿 : 2020/02/16
閲覧 : 410
サンキュー:

6

ネタバレ

レイン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

手描きアニメの最高峰。

安彦良和が監督、作画監督をした作品。
全編、安彦良和の作画の魅力が存分に楽しめます。
CGでは味わえない動きのダイナミック感で観ていてワクワクします。
多分手描きのアニメの中で一番の作画だと思います。
キャラもちゃんと演技をしていて顔だけでも表情がいっぱいです。
オープニングの映像はもうどうやったら描けるの?っていうくらい圧巻です。
(マクロスの河森さんも巨大戦艦の作画で大変だったみたいですね(笑))
ストーリーはオーソドックスな感じですが楽しめます。
納谷悟朗さん演じるコワルスキー艦長は銭形警部そのもので良い味出しています。
色々な漫画家やアニメーターがデザインしたキャラが所々に出ていてそれも楽しめます。
いまアニメに関わっている人で未見の人にはぜひ見てほしい作品ですね。
日本のアニメの一つの頂点の作品だと思います。

投稿 : 2017/03/31
閲覧 : 330
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

旅に終わりはない~Oh! Our trip would never end♪

昨今はGA文庫・MF文庫J・角川スニーカー文庫等々ラノベ繁盛で人気が出るとすぐアニメ化されてますね。
かくいう本作も朝日ソノラマ文庫(現在は解散)で人気が出てアニメ映画になったようです。

原作は高千穂遙先生。クラッシャージョウシリーズ第1作目「連帯惑星ピザンの危機(1977年)」がデビュー作らしいです。
シリーズ全編の挿絵を安彦良和先生(もう漫画家だから)が担当されておられます。
時おりしも第1次アニメブームの真っ只中、特にSFに飢えていた青少年たちは文庫本「連帯惑星ピザンの危機」の表紙のカッコ良さそうな雰囲気に思わずジャケ買いした人も多いはず。
SF活劇でイラストカッコよくて創造と妄想を夢見ていたアニメファン(この頃はまだオタクという言葉はなかった)は「アニメになんねーかなー・・・」と思ってたら6年後に劇場映画に!
監督・キャラデザは安彦先生。メカデザインは「スタジオぬえ」。戦艦コルドバをデザインした(マクロスの)河森正治さんは自慢してましたが動画はマンはかなり泣かされたというのは有名な逸話。
ゲストキャラに当時の注目されてた漫画家のデザイン協力もあり、かなり期待されてたんですが・・・・・受けは今一つだったようです。
私もあまり見る機会というか縁が無かったので公開から三十余年たちますが「1度」しか見ていません。偉そうに言うつもりは無いのですが感想として・・・なんか盛り上がらなかった感じが。
安彦先生も後年、制作にはあまり乗り気じゃなくてスペオペの面白さがよくわからなっかったとおっしゃってました。
でも作画は全然手を抜いてないのでプロ作品としては尊敬に値します。

舞台は宇宙開拓が進んだ未来。そこで「クラッシャー」という職業で活躍するジョウのチームの物語。

【クラッシャー】
報酬さえ払えば何でも引き受ける宇宙の何でも屋。但し犯罪は絶対引き受けなない。ボディガードや用心棒・災害事故のある管轄行政が出来ない人命救助や危険物処理など様々。
スパイミッションとかもあるので身を守るための武装は自前の特注品。しかし地元治安組織(警察・軍隊)とソリが合わないのが悩みのタネ。(「他所モンが偉そうにするなっ!」ってゆうアレ)
特に連合宇宙軍とは犬猿の仲。

【ジョウのチーム】
ジョウ:若くして特Aクラスのクラッシャー。クラッシャー創設者ダンの実子。度胸のいい行動と判断力は絵に描いたようなヒーロー像。ガッチャマンでいうところのケンとジョーがミックスした感じ。
タロス:見た目がドズル・ザビ。かつてダンの右腕だったベテランクラッシャー。チーム専用機ミネルバの操縦士。ガッチャマンでいうところのリュウ。
アルフィン:惑星ピザンの元王女。ピザン事件でジョウに一目惚れ。ミネルバに密航してまでついてきてクルーになったお転婆娘。ガッチャマンでいうところのジュン。
リッキー:チーム最年少でお調子者のムードメーカー。アルフィンとは姉弟みたいな仲でタロスとは喧嘩仲間。ガッチャマンでいうところのジンペイ。
ドンゴ:サポートロボット。リッキーをよくからかったりする人間クサイところがある。ヤマトでいうところのアナライザー。
{netabare}
物語は1度しか見ていないので記憶があやふやなんですが、ジョウが謎の積み荷をミネルバで運搬中、船が勝手にワープして気を失うことに。
気が付いた時には積み荷が消えており、納得がいかないジョウは独自に調べると宇宙海賊マーフィーパーレーツが「宇宙船を外部からワープコントロールする装置」を手に入れたけど未完成で、完成のカギを握る女性、ドクター・マチュアをめぐっての大活劇。
ラストでマーフィーパーレーツを掃討し装置を破壊した今回の事件はジョウは何も知らされず仕向けられたことにプンスカ怒り、エアカーでアルフィンと共にハイウエイを猛スピードですっ飛ばすシーンでは背景がフル動画でスゴかったような記憶が・・・{/netabare}

機会があればもう一度見直してみたいものです。

日東・タカラが出してたプラモ。ミネルバ・ファイター1・コルドバ・ガレオン・パワードスーツetc、欲しかったなあ・・・・

投稿 : 2016/09/06
閲覧 : 450

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スぺオペの根源はここにあり

ダーディーペアの高千穂SF作品。そして安彦良和の初監督でガンダムは勿論だが、これ以降のアリオン・ヴィナスと安彦時代を築き上げた作品の一つ。
スぺオペの根源はここにありという感じの作品で、クラッシャーという宇宙の何でも屋として主人公たちが難しい仕事をこなし、難事件に巻き込まれていく。

想いで補正や自身の起源的要素も入ってるため評価は高めだが、一般的にも良作である。

100点中98点

投稿 : 2015/12/28
閲覧 : 363
サンキュー:

3

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

イマイチだけど気になるアニメ5

日本初(?)のスペースオペラと言ってもいいクラッシャージョウ待望の映像化作品ですが、期待が高すぎたせいか面白かったけどイマイチだった記憶があります。
日本の映画なんかによくあるパターンですが、単純なエンターテインメントにすればいいところを、何故か難しい理屈とか入れてしまい、爽快感を感じられない結末にしてしまう場合があるんですけど、まさにこの映画もそんな感じで事件が解決し、ふたたび旅立つって感じで終わってます。
たしかに小説でもそういう展開もあり、単純なスペースオペラでない面白さを与えていましたけど、初の映画化でもあり、1作目はもっとストレートにやってもよかったんじゃないかって感じてしまうんです。
ただ、音楽は映画らしく雄大でワクワクしますし、アルフィンはカワイイし(笑)吾妻ひでや大友克洋、高橋留美子、竹宮惠子、鳥山明、細野不二彦など、そうそうたるメンバーがデザインに参加し、いわゆる業界ネタもけっこう劇中にあって楽しめます。
特筆すべきは、重巡コルトバのシーンで一見の価値がありますよ(作画スタッフは随分泣かされたそうです)
なんか、書いてて全然イマイチな評価にになっていないような(おいおい)30年以上前の作品なんで、今見ると古い部分もありますが、OVA作品も2作ありますので気になった方は期待しないで見てください。

投稿 : 2015/06/24
閲覧 : 446
サンキュー:

10

三突 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スペースオペラ 王道!

オープニングからわくわくするキャラの個性からメカニックまで

大好きなスペースものです!

今見ても楽しめるまさしくスペースオペラの王道!

エンターテイメントですね

私自身何も考えずに作品を見ようとするので楽しめたかも

理屈をこねたい方には合いにくいかも

投稿 : 2015/02/07
閲覧 : 344
サンキュー:

2

イブわんわん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ん~・・・

私にはあいませんでした。

ファンの方、進めてくれた方、すみません。

投稿 : 2014/04/18
閲覧 : 349
サンキュー:

0

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おすすめ作品!安彦さんのアニメはガンダムだけじゃない!

自分的に登場キャラ全部好きでジョウとアルフィンのかけあいぶりが面白かったりするw。タロスがいい味を出しててドラマを盛り上げてる感じが最高にいいwたぶん知らない方がほとんどだとおもいますが、見て損しませんよw機会あればどうぞ。^^

投稿 : 2012/09/20
閲覧 : 390
サンキュー:

3

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

遊び心満載の映画!

当時の色々なマンガ家やアニメーターの方が加わって随所に遊び心満載のアニメです。

話の内容はシリアスですが、リッキーとタロスの掛け合いや色々魅力的なキャラで出てきて楽しいアニメです。

おすすめです!

投稿 : 2012/02/12
閲覧 : 334
サンキュー:

11

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

小説では「虹色の地獄」です。

アニメ化した と言うりも小説のイベントでアニメを作ったら 凄くクオリティが高くなり過ぎた!
という感じでした。
 誉めているのよw
小道具とか細かい所も好い出来でした。
 ニードルガンも使うところ始めて見ました。
メカもアートフラッシュも良かった。
今度テュホーン編を連続TVアニメにしてほしいな。

OVAも二つ出ているのですね。
今度借りて見ます。
 コミックは読みました。

投稿 : 2011/08/17
閲覧 : 443
サンキュー:

5

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/30
閲覧 : 4

としちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/01
閲覧 : 16

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 17

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/26
閲覧 : 35

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 34

sarari さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 35

マツリカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/11
閲覧 : 60

87丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/30
閲覧 : 71

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/03/18
閲覧 : 65

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 99

おふとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/09/01
閲覧 : 87

ひみこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/07
閲覧 : 92
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クラッシャージョウのストーリー・あらすじ

 宇宙のなんでも屋“クラッシャー”であるジョウとその仲間たちの活躍を描いた、SF冒険アクション。原作は高千穂遥の同名小説。本作の脚本も同氏が執筆。キャラクターデザイン・脚本・監督を、原作小説の挿絵を担当している、安彦良和が手掛けた。時は未来。人類は宇宙へと進出し、他惑星への移住を開始していた。クラッシャーを生業としているジョウたちは、休暇中に飛び込みで依頼された仕事を“クラッシャー評議会”を通さずに引き受けてしまう。仕事の依頼人はバレンスチノフという男性。依頼内容は、病気の治療のために冷凍保存されている大企業の令嬢・エレナを、手術のできる医師が待つ星へと送り届けて欲しいというもの。だが、航行中に機体が原因不明の事故に遭い、全員が気絶している間に、エレナとバレンスチノフが消えてしまう。実はこれら一連の事件はすべてバレンスチノフが仕組んだ芝居だった。依頼人バレンスチノフは本当は海賊の一味で、エレナも彼が誘拐していたのだ。しかも、彼女はエレナという女性ですらなく…。果たして事件の真相は? ジョウたちは汚名をすすぐことができるのか?(アニメ映画『クラッシャージョウ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1983年3月12日
制作会社
サンライズ
公式サイト
www.crusher-joe.net/

声優・キャラクター

竹村拓、佐々木るん、小林清志、小原乃梨子、二又一成、武藤礼子、大塚周夫、納谷悟朗、小林修、久米明

スタッフ

原作:高千穂遙
監督:安彦良和、脚本:高千穂遙/安彦良和、キャラクターデザイン:安彦良和、メカニカルデザイン:河森正治、美術デザイン:佐藤道明、作画監督・絵コンテ:安彦良和、美術監督:中村光毅、撮影監督:三沢勝治、音響監督:藤野貞義/千葉耕市、音楽:前田憲男

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