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「のらくろ(TVアニメ動画)」

総合得点
65.3
感想・評価
11
棚に入れた
56
ランキング
3394
★★★★☆ 3.6 (11)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.4
キャラ
3.7

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のらくろの感想・評価はどうでしたか?

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大山のぶ代主演の異色戦争アニメ

・中身
ノラクロたち犬と、猿が戦争状態
重火器や戦車、戦闘機で殺し合い「もどき」をしている
犬猿の仲ってことで、犬と猿のチョイスなんだろう
たまにブタの軍隊、ゴリラの軍隊も出てくる

・戦争しているけど、遊んでもいる
わりとガチで戦争している
戦車や戦闘機も登場し、爆弾をくくりつけ自爆テロしようとする者まで出てくるが
爆発をくらったり、大砲が直撃しても死なない、銃弾の雨の中でもかすり傷1つないなど
よくある不死身ギャグ
犬猿同士急に仲良くなったり遊んでるように見える
「戦争ごっこアニメか~~」と思っていたが
柱にくくりつけて銃殺刑にしようとするなど
ガチなときもある・・・
戦争のガチ度については今もよくわからん・・・

◯よい

・「わしはブル連隊長だ。これからはな、ワシを父とも母とも思え!
一人ではないぞ!2度と泣くなよ、のらくろ・・・」

感動の話、シリアスな話が多い
しかもその中身は質が高く、とても良い!
丸ごとギャグだった次作とは打って変わった方針

・熱血漢のらくろ
自分が砂漠で死にかけるというのに
両思いの女の子、ミコちゃんに温存していた水筒の水をすべて与えるなど
非常に男らしい、素晴らしい熱血漢
そうえば次作でもノラクロは熱血漢で素晴らしい漢だったな~

・気持ちのいいキャラばかり!
のらくろ、ブル連隊長、メガネ、ミコちゃん、デカ
気持ちのいいキャラばかりで
不快感のあるキャラは0!
素晴らしいね


◯わるい

なし


◯THE VERDICT

「のらくろ!どっち見てるんだ!キョロキョロするな!前向いて、進めー!!」

10/10

うん
かなり良かった!

非常~~に良かった!
思い出深いいいアニメだ!
完全におすすめできる!

・敬遠するなかれ━
1970年だぁ~~~?
犬と猿とブタしか出てこないだぁ~~~?
絶対見ないわwwwwww

・・・という感じで正直、アニメが好きで日常的にアニメを楽しんでいる人でも、
これを進んで見たいと思う人は稀であろう
だが一皮剥いてみると・・・

大山のぶ代(ドラえもん)、、肝付兼太(スネ夫、目ん玉つながり)、
雨森雅司(バカボンのパパ)、たてかべ和也(ジャイアン、ゲジゴン)、
田の中勇(ウメボシ王)などなど
アニメ創世記を支えた伝説的声優勢ぞろい
そしてギャグから、感動回、戦争アクションまで質の高い中身に驚くはずだ
自信を持っておすすめできる!!

・次回作は完全に別物!!!
今作のファンなら見てもいいと思うけど、まったく別作品だ
今作では主演の1つだったあのブル連隊長なんか、脇役も脇役
しかも人に迷惑しかかけない存在に成り下がる

そしてノラクロも全然性格が違う!
今作ノラクロ→15歳くらいの精神性
次作ノラクロ→8歳くらいの精神性
このようにかなり幼い性格になるが、実年齢はほぼ変わらないはず

そして次作は完全にギャグ傾向に振り切っているし、ほぼ人間ばかりが出てくる
今作とのつながりは「名前が同じで、姿が犬」ってところだけ!!
今作では準主役級と言っていい存在の猿軍も消滅する

投稿 : 2024/11/23
閲覧 : 24
サンキュー:

1

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

♪OP曲が突撃ラッパ!!いや、これマジですから

●作品概要
アニメ放送期間
昭和45年10月〜昭和46年3月まで全26話
カラー作品

●原作:少年倶楽部連載(昭和6年から昭和16年まで)

●原作者:田河水泡

●アニメーション制作
テイ・シー・ジェー動画センター(エイケン)
{netabare}
【代表作品】
鉄人28号
8マン
サスケ
カムイ外伝
サザエさん
おんぶおばけ
他多数

監督:村山徹
【代表作品】
・演出
サザエさん
スカイヤーズ5(1967版、1971版)
おんぶおばけ
イルカと少年

脚本:広山明志
【代表作品】
おんぶおばけ

チーフアニメーター、総作画監督:角田利隆
【代表作品】
・総作画監督
UFO戦士ダイアポロンシリーズ
・作画監督
おんぶおばけ
ジブボタン

キャスト
のらくろ二等兵:大山のぶ代
ブル連隊長:雨森雅司
デカ二等兵:兼本新吾
モール中隊長:納谷悟朗
ミコちゃん従軍看護婦:松尾佳子(アニメオリキャラ)
※現在の職業呼称は「看護師」であるが、ここでは放送時の名称を用いる。
メガネ二等兵:太田淑子
ハンブル二等兵:肝付兼太
はちまき伍長:木村幌
バーナード軍医:田村綿人(アニメオリキャラ)

{/netabare}

エピローグ

原作既読
少年倶楽部(昭和9年〜昭和13年分くらいまで、中抜けあり)
戦前雑誌が保存されていた図書館にて※何年か前にこの図書館に問い合わせをしたら、劣化が酷くて現在は一般閲覧をしていないとのこと。残念…
戦前の雑誌は旧仮名遣いに、漢字は難しい旧字体でとても読み難く、司書さんにびっちり聞きまくっていた記憶がある。
この時の経験があって、後に戦前の難解な論文を読むのも、それ程苦にならなかったのかもしれない。
少年倶楽部は昭和16年で連載が打ち切られたが、これは当時の言論統制機関である「内閣情報局」から漫画は時局に沿わないとの指摘を受けてのこと。
言論の自由が制限されていた戦前は、漫画も政府の意向一つで潰される時代だった。

復刻版のらくろ漫画全集
(月刊少年倶楽部に連載された『のらくろ』の復刻版初版は1968年)
こちらは、出版が新しいので閲覧可能な図書館もあるのでは?

クリスマスか誕生日か忘れたが、そのときのプレゼント。
後に尋ねたら、父が読みたくて子供に託けて買ったそうだ。

なお、少年倶楽部も漫画全集も読んだのが小学生だったので、記憶は曖昧。

アニメはオリジナル放送で視聴、その後の再放送も視聴。
これも小学生だったので記憶は曖昧。
とにかく、タイトルのとおり、OP曲が強烈で未だに覚えている。
確か、
{netabare}
突撃ラッパ♪

ブル連隊長がのらくろに気合を入れる台詞
(のらくろどっちみてるんだ、キョロキョロするな、前向いて進む!)

♪あわてんぼうで寂しいがりーry(唄:大山のぶ代)

OPはのらくろが塹壕を掘っていてその上を戦車が通過していたはず。
EDはほとんど記憶に残っていないので、他の方のレビューを参考にして下さい。
{/netabare}

●物語の設定と内容
のらくろの派生作品が多数あるが、アニメは『少年倶楽部』連載のオリジナルから軍事色を和らげる改変をして制作されている。
{netabare}
特に原作には存在しなかった、ミコちゃんとのラブコメ要素が加味されている。
そのためにアニメオリキャラが設定された。
また、原作では階級が上がるが、アニメは二等兵のまま。
本名は「野良犬黒吉」で雑種。

内容は大日本帝国陸軍をモデルにした連隊(猛犬連隊)に存在する兵営で、のらくろがドジを踏みながらもブル連隊長や、モール中隊長に指導されて、一生懸命頑張って、いろいろな手柄を立てていくコミカルなコメディ。
ブル連隊長もモール中隊長ものらくろの良き理解者で、時には厳しく、時には優しくのらくろを見守っている。

記憶にあるシーンで、営外外出でのらくろが「とんかつ(カツレツ)」を食べようとしていたところを、モール中隊長に見つかり怒られて、とんかつ屋から出たが、モール中隊長が見回りに続けていると、今度はとんかつ屋にブル連隊長がいてとんかつを食べていた。
あ唖然とした中隊長はブル連隊にとんかつを食べようとしたのらくろを注意したことを話すと、ブル連隊は自分が食べた以上のらくろに申し訳が立たないとして、のらくろはめでたくとんかつにありつけたシーンがある。
この話しの背景には、当時の陸軍は【軍人勅諭】に基づき兵隊に質素倹約を奨励し贅沢を戒めていたことがある。

こういうコメディが話しの中心で、原作から軍事色が濃くない内容を再構成し、時代に合わせたオリジナルを挿入したのが本作である。
また、猛犬連隊の敵は山猿軍だが、これは「犬猿の仲」を捩って設定されたもの。

なお、マメですが、大日本帝国陸軍の兵営は疑似家族形態を採っていた。
(中隊長クラスの将校が父親、教育掛下士官が母親、2年兵は兄)
因みに「掛」は誤字ではなく、旧軍ではこう表記される。
大東亜戦争が始まるまで陸軍の現役徴兵(服役)期間は2年間(海軍は3年間)であり、2年兵の大部分が一等兵となり、成績優秀者は上等兵で除隊する。
シナ事変までは甲種(旧軍の兵隊要件を完全に満たした者)合格者から選抜して現役服役としていたが、戦争が拡大するに伴い、乙種も現役服役の対象となっていった。
なお、二等兵は一年兵とはいわず初年兵と呼称される。
有名な【赤紙】とは、乙種や丙種で現役服役の対象とならなかった者や、予備役に対して現役の兵隊にさせる国家の命令書である。
大東亜戦争が激しくなると、除隊、即日臨時召集で実質無期限の服役となった。

最後に、のらくろのキャラクター原案は「フィリックス・ザ・キャット」。
つまりパクリだけど、今更ゴルァ-!という方はいないだろう(笑)
猛犬連隊は首に階級章がつけられているが、これは原作のとおり、大日本語帝国陸軍そのままのものがアニメでも用いられている。
{/netabare}

作画、音楽、声優、物語、キャラはその当時感じた気持ちで評価している。

日時が経てば忘れる一方なので、記録意味を含めて、薄れた記憶を辿ってレビューを記述しました。

とりとめがない文章となり、申し訳ありません。

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 563
サンキュー:

21

ネタバレ

ANK2gou さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

原作未読。

数話しか見ていないので『途中で断念した』に分類。

投稿 : 2015/11/30
閲覧 : 356
サンキュー:

0

粟島二武 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中からのEDが印象に残った

 内容的にはドタバタ軍隊劇だった。
 ただ、途中からEDが、のらくろの生い立ちを描いた物に変わってから、見方が変わった。確か、どぶ川に浮かぶ板きれの上に、捨てられた子犬だったのらくろが寂しげに浮かんでおり、バックに天地総子の「どこからぼくは」が流れていて、子供の時に見たアニメの中でも強いインパクトをうけた記憶がある。
 ちなみにこの歌も含めて、このアニメの主題歌は全てアンパンマンで知られるやなせたかし氏の作詞だった。どうりで、単なるギャグキャラクターで終わらせない演出だったと、今ならば思う。

投稿 : 2013/02/19
閲覧 : 608
サンキュー:

1

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

むやみに尻尾は振るもんか

子供の頃から、なぜか実家に復刻版の装丁版コミックがあり、のらくろはもしかしたら
ドラえもんよりも早くに触れた国民的キャラクターかもしれません。
 
このアニメは再放送で観た記憶があります。

知らない方が多いと思うので、ちと説明をば(゜-゜)
「のらくろ」とは、大正時代からある「少年倶楽部」という雑誌に連載された漫画で
のらくろの連載は戦争が始まるちょっと前に始まったみたいですね。

黒い野良犬ののらくろが、猛犬連隊に入隊し、二等兵から徐々に昇進していくストーリーで
勘違いやとんちで手柄を立てるさまを面白おかしく描いたギャグマンガです。

原作者は田河水泡(たがわすいほう)
サザエさんの原作者の長谷川町子はご近所だったらしく、子供の頃から出入り
していて、後にアシスタントとして漫画の製作法を学んだようです。
 
さて、お話をアニメの方に戻して・・・・
(゜-゜)
・・・(゜-゜)
実は、あんまり覚えてていません(゜-゜)
戦後のアニメですから、原作のように軍事色の強い作品にはなってなかったですからね(^_^;)
アニメのオリジナルキャラの従軍看護婦との恋物語が挿話されており、そのあたりが
原作に慣れた私にとって、軟弱に見えたのかもしれませんね(^_^;)




 

投稿 : 2012/11/20
閲覧 : 602
サンキュー:

7

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 61

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/17
閲覧 : 65

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2017/08/05
閲覧 : 138

タクボン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/06/20
閲覧 : 112

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/05/31
閲覧 : 115

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のらくろのストーリー・あらすじ

のらくろこと野良犬の黒吉は、犬ばかりの猛犬連隊の二等兵。宿敵である山猿軍との戦闘中でも明るさを失わないのは立派だが、そのマイペースさのため、ブル連隊長やモール中隊長はしゅっちゅう機嫌を悪くする。そんなのらくろの憧れは、優しくて可愛い従軍看護婦のミコちゃん。彼女に喜んでもらうため、今日ものらくろは頑張るぞ!(TVアニメ動画『のらくろ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1970年秋アニメ
制作会社
エイケン
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D#.E3.83.86.E3.83.AC...
公式サイト
eiken-anime.jp/works/detail?work_id=15
主題歌
《OP》大山のぶ代、雨森雅司『しっぽはぐぐんと』《ED》天地総子、大山のぶ代、松尾佳子『アイアイ・ミコちゃん』

声優・キャラクター

大山のぶ代、兼本新吾、太田淑子、肝付兼太、松尾佳子、雨森雅司、納谷悟朗

スタッフ

原作:田河水泡(講談社版)
チーフディレクター:村山徹、チーフアニメーター:角田利隆、作画監督:小室常夫、アートディレクター:亀崎経史、音楽:嵐野英彦

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