tinzei さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
湯浅監督を知ってるから驚かなかったけど、何も知らないで4話を見たら作品間違えたかと思う
約30分×全7話。
2期だけど、1期(全6話)と合わせて13話のアニメって言った方が分かりやすい。
詳しいことは1期で書いたから省くけど、1期はまだ雰囲気で観れたから良かったけど、この2期は話数の間で少し話が飛んでて展開についていけなかった。
しかも今作は3話と4話で作画が変わる。3話はまだ誰か判別できるデザインだけど、4話は『マインドゲーム』や『ケモノヅメ』の湯浅監督だから、どれが誰なのか全く分からない。特に道節に関しては声を発するまで全く分からなかった。
1期の時に『南総里見八犬伝』の知識がないと厳しいって言ったけど、原作を細かく調べたわけじゃないけど、最後の展開はオリジナルなのかな?どちらにせよ、この作品を理解しようとする気持ちさえ起こらなくなったから、作品としては駄作。
【各話あらすじ】
1→村雨を手に入れた道節は父の仇である定正の命を狙おうとするが上手くいかず。逃げる途中、信乃たちと遭遇し敵の一部を押し付ける。信乃は道節の部下二人に助けられ逃げるが、その部下は道節の父の仇をうつため武士たちと戦う。その後、家へ帰り、道節の部下が匿う荘助と会う。荘助は浜路の件で道節に食って掛かるが、部下の言葉で道節が浜路の兄だと知る。その後、信乃たちも帰ってきて、信乃たちが僧から聞いた玉を持つ八人と里見の話をする。くだらないと一蹴する道節だったが直後、追手が現れる。道節は部下の妻たちと共に逃げるが、途中妻の一人が敵に捕まるが、死んだはずの夫たちが現れ、バケモノになった敵を倒す。道節は状況が読めず混乱する。信乃たちはバラバラになりつつも逃げ延びていた。一方安房の国に、一人の少年が流れ着き、朽ちた兜を身につける。
2→小文吾は途中で雨に降られ船虫という女の家で世話になる。だがその夜小文吾は荷物をあさる男を斬り、それが船虫の夫(実は網干)だったが、船虫は夫のことを黙ってくれと小文吾に頼み、貴重な笛を差し出す。小文吾はいらないと言うが船虫はそれを小文吾に押し付ける。ある町で小文吾は暴れ牛から男の子を助けるが、役人に捕まってしまう。その役人馬加大記が言うには笛は公儀から持ち去られた笛で、船虫の夫を殺した罪も加算されていた。小文吾は船虫たちにハメられていたが、笛が木の棒で小文吾の無罪が確定する。馬加は小文吾がかつて笛を奪うために殺した同僚の子供だと思い、自分の息子を助けてくれたことを理由にして逆にもてなす。小文吾はそこで笛をすり替えた女役者と出会う。だが宴会途中女役者が剣を抜き、馬加の部下を斬っていく。その女役者は男で、犬坂毛野といい、馬加が殺した同僚の忘れ形見だった。毛野は馬加の子供まで斬ろうとして小文吾と剣を交える。それを笑って眺めていた網干だったが、直後僧が現れ二人の切り合いを止める。網干は笛を吹き、宴会場を崩壊させ馬加は死亡。毛野は子供に憎ければ成長して殺しに来いと言い去る。
3→現八は旅の途中、剣客赤岩一角の話を聞く。赤岩は優秀な剣豪だったが、ある時から乱心し、息子の角太郎を追い出し、後妻の船虫を囲っていた。さらに角太郎の妻雛衣が謎の孕みをして角太郎と離縁させられていた。現八は山の中で化け猫の妖怪と遭遇し逃げる。謎の声のおかげで逃げ延びた現八だったが逃げた先に角太郎の家がありその前で雛衣が無実を叫んでいた。現八は角太郎の家に乗り込み、諸々の事情を聞き、角太郎にも玉とアザがあることを知る。現八は赤岩の道場に乗り込み赤岩と対峙するが、禍々しい妖気を感じ取り逃げる。角太郎のおかげで助かった現八だったが、角太郎が赤岩に呼ばれてしまう。角太郎が行くと雛衣もおり、二人の結婚を認めると言う。しかし赤岩と船虫は赤岩の片目を治すため雛衣の命を差し出せと言う。雛衣は自分の無実の証明だと思い、腹に剣を刺すと例の玉が現れる。雛衣の腹のふくらみの正体はその玉だった。玉によって赤岩は苦しみだし本性を現す。迷う角太郎に変わって現八が止めを刺すと本物の赤岩の霊が角太郎に謝り現八にお礼を言う。その後船虫は笑いながら消え、雛衣は死んでしまう。その後角太郎は現八と共に旅に出る。
4→浜路の幻影を追いかける信乃は怪我をして、とある村長の厄介になるが、そこで浜路そっくりで名前も同じ少女と出会う。その浜路は養女で武士が嫁に欲しがっていたが、村長が断っていた。ある日、武士は村長を殺しその罪を信乃に被せる。浜路は信乃を助け二人で逃げる。するとそこに道節が現れ、信乃たちを助ける。だが今度は網干が見せる浜路の幻影に惑わされた荘助が現れ、信乃と対決する。信乃は道節から村雨を受け取り勝負を挑むが、満身創痍のため荘助に敗れる。すると浜路の体に別の浜路が宿り、二人の戦いを止める。一件落着かと思いきや網干が現れ浜路を連れ去り、安房で待つと言って去っていく。
5→里見義実は墓田と戦争をしていた。そんな時八犬士の内七人と僧が安房の国で集まっていた。そこに網干が現れ、網干と僧(伏姫の恋人で八房を殺した大輔)の因縁を話す。網干はかつて神余に仕える家臣だったが、神余の愛人タマズサと協力して神余の家臣であった大輔の父親を追放し、神余を殺して領主の地位を得ていた。しかし大輔の父親が里見と会い協力して網干を殺していた。里見はタマズサを見逃そうとしたが大輔の父親に言われ殺す。しかし殺される瞬間呪いの言葉を吐いたタマズサはその後里見家に様々な災いをもたらしていた。時は戻り、網干は八犬士たちに攻撃を仕掛ける。苦戦する八犬士だったが、そこに最後の八犬士で小文吾の甥親兵衛が現れ、皆を助ける。だが網干や網干と組んでいた墓田には逃げられ、浜路も助けられなかった。
6→八犬士は義実のもとに身を置き、墓田との戦いに身を投じていた。だが八犬士は親兵衛が仕切ることに不満を覚え始め、村雨も親兵衛が使うことになる。死んだと思われていた義実の息子義成が生きて帰り、浜路がかつて攫われた娘だと知る。里見は進軍を開始するが敵の水計にハマり身動きが取れなくなる。親兵衛の進言で八犬士だけで敵のせき止めを破壊して水計を止めさせようとする。しかし信乃と道節が捕まっている浜路ごと殺そうとする親兵衛のやり方に納得いかず、勝手に敵の城へ潜入する。残った八犬士でも親兵衛に反発するものが出るが、親兵衛は無理やり爆破させ、信乃たちごと城を沈めようとする。しかしそれこそが墓田や網干の策略で、自分たちの城を囮に、里見の城を乗っ取ろうとしていた。
7→敵に城を取られる。網干は浜路にタマズサを憑依させるが、直後墓田が網干を殺す。信乃と道節は墓田たちを追っていたため、自然と城内に出現し敵と戦う。親兵衛は今度こそ城ごとてきを倒そうとするが、他の八犬士が全員反発する。しかし頭がおかしくなった義実が火矢を放ち、城にある火薬に引火し城が崩れ始める。八犬士たちは信乃を心配し崩壊する城へ乗り込む。道節は生きていた網干と戦い、信乃は墓田と戦うが、墓田が崩れ行く城から浜路を救出し、信乃に渡す。網干は巨大な犬となるが、八犬士たちが玉の力で倒す。最後、親兵衛はタマズサが憑依した浜路を殺そうとするが信乃たちが止める。すると伏姫が現れ浜路に憑依し親兵衛を赤ちゃんに戻す。だがその伏姫を義実はタマズサと思い斬ろうとするが、義成が庇い義成は死ぬ。その後八犬士たちは自分たちの道を探るための旅に出て、幼い親兵衛を浜路がみることになるが、親兵衛は再び、成長し信乃たちの旅についていく。
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