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「ねこぢる草(OVA)」

総合得点
64.8
感想・評価
136
棚に入れた
544
ランキング
3639
★★★★☆ 3.5 (136)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.0
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ねこぢる草の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あぶらあげ4つ

原作未読。
これは各々の解釈があるだろうし、もしかしたら意味自体無いのかもしれない。
「こういう作品だった」と言葉で表現できない。
精神的に不安定になるけども見入ってしまう興味深いアニメでした。
原作読んでみたくなった。

投稿 : 2013/08/06
閲覧 : 326

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考察したい人向けの難解さが面白い作品

ねこぢる原作だが、ねこぢる氏が亡くなられた後、制作された
ものすごくシュールなオリジナルショートアニメ作品。
2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞した。
作画、演出、脚本は湯浅政明、監督は佐藤竜雄。

キャラクター自体は、キモ可愛い部類に入ると思う。
物語も、病気で寝込んで魂の半分を死神に取られてしまった姉の
にゃーこを助けるべく、さまざまな試練を越えていこうとするロードムービー。
残酷で、ちょっとグロで不可思議な独特の世界感に観ていて圧倒される。
一見すると脈絡のない、支離滅裂な映像の連続なのだけれど、
根底には深いメッセージも込められているのだろうことはわかるし
そのあたりを深く考察したい人向けな作品とも言える。
僕も考察レビューとしてあらためて編集してみようかと思っているけれど、
今現在集中できない環境下にあるので、またの機会に(苦笑)

にゃんこが主人公だからといって決して子ども向けのカワイイものではなく、
残虐、残酷、不気味さを苦手とする方にはおススメできない。
逆に、幻想的で狂気じみたシュールな雰囲気やアート的な作品が好きな方は
一度ご覧になってみることをオススメ。

個人的には、そういったブラック的な独特の世界も含めて、
ねこ目線の低いアングルから捉えた視界や、昭和中期頃のノスタルジックな風景と、
擬人化したねこの家族をけっこう楽しめた。
セリフはほとんどなく、意思表示はほんの時たま登場する吹き出しだけで、
語りすぎるナレーションが入るわけでもないので、その静けさがなおさら
この作品の抽象画のような雰囲気を引き立てているようにも感じた。

30分程度の短さなのに、考えれば考えるほど時間が経ちそうな物語。
観る人を選ぶ、好みの大きく分かれる作品とも言う難解さ。
こういうのが好きな人、きっといるよね?

投稿 : 2013/02/24
閲覧 : 816
サンキュー:

44

ネタバレ

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なん・・・だ・・これ・・は

ラブリーなニャンコ姉弟が大活躍!
「にゃっ太」は姉の「にゃーこ」を救うため、冒険の旅へ。
そこで出会う様々な生き物達。緊迫感がありつつも、ホッコリするやりとり。
そんな雰囲気の中でも、しっかりとメッセージが込められていて意外と深みも感じられる!
心癒される、ハートフルニャンコ萌えアニメ!

・・・と思って視聴を開始した私が愚かでした。

エグい。グロい。悪夢。もうカンベンしてくれぃ・・・でも柔らかい。
地上波では放送できない内容。いや、OVAでもアウトじゃないだろうか。
宇宙の隅っこでならOKが出るかもしれない。

もう、どうレビューしていいもんか・・・。
象徴的なシーンのオンパレードで、これすぐには解釈できません。
人間社会への強烈な風刺、価値観の多元性・・・
などが描かれているシーンはいくつか拾えたのですが、
おそらく他の7~8割くらいは見逃している気がします。
エンディングまでメッセージ性の塊です。

制作はJ.C.STAFF。
くぎゅーくぎゅーアニメ作ってる方がよっぽど健全ですよ。
精神に風穴あけられるわよ!
そのふざけた幻想・・・に取り込まれる!!
・・・あーもう何書いてるか分かりません。
2周目に突入すれば解釈もできそうな気がしますが、
しばらく無理です。


「2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞」(wiki参照)だそうです。
しっかり芸術作品として高評価されております。
あぁ文化庁。日本ってすごい国です。

・・・もうレビューになってない?
ごめんなさいごめんなさい。
気楽なニャンコ萌えアニメだと思って観た私が間違っていました。
あとは、皆さんに丸投げします。宜しくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★以下、2周目視聴後の感想を。ネタバレ要素を含みますので、視聴後にお読み頂ければと思います★
{netabare}
色々と救いの無いようなことがあるけれど、まだ半分。
引き返せるかもしれない。いや、方向を修正して進めばいい。
とはいえ、それでも、すべて正しい結果になるとは限らない。
私達の見ているものは、一方向からのものに過ぎないのだから。

2周目を観終わった時点で感じた、本作品の主張です。
でもまだ半分くらいしか消化していない気がします。
グロ表現に目を背けたくなりますが、背けてはいけない。
直視して初めて見えてくるものがあり、それを見るべきなのです。
{/netabare}
本当に深い作品。
初回視聴とは違う意味で
「なん・・・だ・・これ・・は」
という感想を持ちました。

投稿 : 2013/01/08
閲覧 : 1157
サンキュー:

28

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ブラックジョーク

メッセージ性が強いとかなんとかいう話だけど・・・
不条理な世界観の中で現実に直結しうるものはなんとなく感じられましたが、基本的に支離滅裂なので何が読み取れるかというのは定かじゃないです。よくこんな不可解なものを作ったものです(笑)
意味がよく分からないものをアートと呼んでいいものか分かりませんが、紛れもなくこの作品はアートでしょう。シュールレアリスム、左脳ではなく右脳で見るアニメ、幻想的な湯浅ワールドでした。

原作を読めば色々分かるかも知れませんけど、単純に面白かったですよ。
子供が持ちうる残虐性と様々な社会的問題を絡ませて表現しているのか・・・まぁ豚をぽこぽこ殴るあたりなんか、残酷だけどキュートで非常に良かったと思います(笑)
まぁなにかしらの意味を読み取る面白さもあると思いますが、独創的な映像を楽しむというだけでも十分エンターテイメントとして成立しうるのはアニメならではの魅力と思います。

いや成立してないだろ!とか言われるかも知れないですが、脳内ぐりぐりかき回して捻り出したかのような圧倒的表現力を楽しめればそれで十分ではないでしょうか。全てがブラックジョークみたいなもんです。
台詞のないアニメということもあって、その映像の一つ一つが見逃せないものとなっております。
地味に吹き出しとかはあるんですけどね、あれも良かったですね(笑)

雰囲気はりんたろう監督の「ラビリンス・ラビリントス」に似ていた気も・・・いや似てないかも。
何故かアートなアニメにはサーカスのシーンが多いですよね・・・華やかさの裏で何やってるかよく分からない怪しさもあるからでしょうか、この発想自体ちょっと古いような気がしますけど。
しかし、確かにサーカスには不気味な印象があります(笑)

投稿 : 2012/12/19
閲覧 : 298

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

・・・・・

意味わからん。

投稿 : 2012/12/08
閲覧 : 337
サンキュー:

0

きくの さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

んー…

よく分からなかった@@;

大人になってから観たらおもしろさが分かるのかな?笑

投稿 : 2012/06/24
閲覧 : 237
サンキュー:

1

あ-たむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

不気味な感じ?

ホラーとかそういう怖さじゃなくてこわいです。
いろんなメッセージが込められてるってのは分かったけど
難しくて私の頭ではちゃんとした答えが見つからないw
これってこういうことかな?程度にしか…orz
面白くないことはなかったけど後味は微妙です

投稿 : 2012/05/26
閲覧 : 259
サンキュー:

0

あわみず さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分はよくわからなかった。

基本、台詞はなし。
物語も独特で、自分には内容がよくわからなく、理解できなかった。

それぞれ、意味のある描写なのだろうがよくわからなかった。

これは、こういうことなんだろうと自分で解釈を考えて自己満足したい人にはおすすめ。

投稿 : 2012/04/06
閲覧 : 231
サンキュー:

0

ネタバレ

ピングー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観たい

シュール・シュール・シュール

すごくシンプルで
無言でした
しかもなんだかグロっかったですね

なんだか森の安藤に似た感じがします。

投稿 : 2012/03/24
閲覧 : 417
サンキュー:

8

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た目はキュート(?)な装いw 開けてみたらそこには…

-僕が“ねこぢる”を知ったのは
彼女が逝ってしまった後の話。

“ねこぢるうどん”という漫画を手に取るまで、
存在も何も知りませんでした。

当時、僕は中学生だったのだと思いますが、
何でこの本を買ったのか、
動機がさっぱし思いあたりません。
“表紙のねこが可愛かったから”かも知れないし、
“誰かに勧められた”のかも知れない。

ただ、衝撃を受けたのは間違いなく。

いや…衝撃は衝撃でも、Σ(゚д゚;)!! ←こんな感じの衝撃というワケではなくて。

ナニカを感じ取ろうとか、
ねこぢるの言いたかったことはナニカ、とか、
考えるだけムダ(かどうかは人それぞれですがw)

そんな摩訶不思議な彼女の頭のなかの世界。

-理解なんて到底僕にはできなかった。

当然、あれから〇年経ち、ねこぢる草を観終わった後も
わからんものはわかりません。

可愛い見た目からは想像し難い、
グロ表現が注目されがちなこの作品。
(漫画のほうがもっとグロかった気が)

手が取れようが、
ブツ切りになろうが、
其れが生きようが死のうが、
表情ひとつ変えない“にゃーこ”と“にゃん太”の
姉弟。

セリフは無いと言ってもいいと思います。
映像とBGM。
たまに出る吹き出しから、
めくるめく変わる状況を汲み取るしかありません。

とりあえずぐるっと2周してみたりしたのですが、
ちょっと鬱な気分です。

かなりの割合で観るひとを選ぶことは間違いなく。

残酷で鬱でグロはちょっと…な方は回れー右っ!!です。
30分で観終わるOVAだからと迂闊に足を踏み込むと、
ねこぢる-彼女の夢の世界-への底のない闇に足を取られるかもしれません…。


…なんつってw

…アニメの動くにゃん太の足音の可愛いさ♪
…油揚げの数の謎。
とりあえず、懐かしさに駆られたので、実家においてけぼりにしてきた“ねこぢるうどん”を読み返したいと思います。

投稿 : 2012/02/17
閲覧 : 383
サンキュー:

16

風紀 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

意味のあるホラー作品?

セリフはありません。
だからなのか、雰囲気やメッセージがダイレクトに伝わってきます。
奇想天外に物語が展開していき、見てる側もいろいろとハラハラドキドキです。
言葉には出来ない感動をさせられます。
湯浅さん独特の世界観で繰り広げられているので、湯浅ファンにも必見。
とにかく衝撃的な作品です。

投稿 : 2012/01/22
閲覧 : 306
サンキュー:

1

ネタバレ

Ymagic さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

このアニメは子供を鬱にさせるためにできたものなのか!?

全体的に不気味な雰囲気のアニメです。まぁこれは子供向けではないですね・・・。
感想を率直に述べると怖いのひと言です。僕はホラー小説やホラー映画などのフィクションもののホラーには結構耐性があるのですが、このアニメには一般的なホラーとはちょっと違った怖さがあって、最後はゾクゾクでした。あの終わり方は無いですねw 勿論良い意味でです。
あのEDの映像もきつかったですね。なんですかあの意味不な巻き戻しを何度も何度も繰り返すビデオは!あれのせいで見終わったあとも怖さが残っちゃいましたよ。
まぁなんというか深い意味のありそうなアニメでしたね。なんかところどころ戦争を連想させるものもありましたしね。でも僕にはさっぱりでした。
こういうアニメは好きなのでもっと増えて欲しいです。

投稿 : 2011/12/04
閲覧 : 342
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心に小さな引っかき傷を残してくれる。。。

異色です。

ストーリー性のある「物語」ではなく、感性の赴くままに投げっぱなした、
ある種アーティスティックな「作品」。
キモカワイイ皮をかぶってますが、中身は少しサイコ。

それぞれの場面にメッセージ性が感じられますが、それとて明確なものではなく、
『なんかよくわかんないけど気になる』レベルの引っかき傷。
ただし、その小さな傷が幾重にも積み重なると、どこか深いところで何かが膿んでしまような、
そんな印象。
…うーむ、抽象的でわかりづらいですね。

作品自体に捉えどころがないので、感性で受け入れる部分が大きいかもしれません。
反面『アート』としての観点で見れば、アニメーションとして文化庁に認められるのも納得出来るセンスを秘めてます。


残虐シーン、ショッキングなシーンも多々あるので、繊細な方はご注意を。

投稿 : 2011/07/28
閲覧 : 406

Anna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

衝撃の、ブラックシュール作品!

原作は"ねこぢるうどん"という漫画作品。アニメーションである『ねこぢる劇場』とは違って、新たに考えられた物語です。

病気をきっかけに、姉のにゃーこが魂の半分を死に神に取られてしまいました。彼女を助けるべく、弟にゃっ太が姉を連れて旅に出るのですが…。

言語は使わず、映像と音響だけで物語が描かれています!
シュールで歪な映像と表現が印象的。製作した人の精神と倫理を疑うような、頭に響く衝撃の数々!
かなりトラウマになりそうなシーンもあるので、子供にはお勧めできません。
ただ、映像はとても味があり、かなりのハイクオリティー!!

内容が内容だけに、すべての人にはおすすめ出来ませんが、ハイクオリティーの映像を見たい方は、どうぞ心を決めてご覧ください!!

投稿 : 2011/07/20
閲覧 : 585
サンキュー:

1

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不条理でシュールでサイケなカタストロフィ

10年位前に見ようと思って、そのまま放置してしまっていた作品。
アニコレの棚見ていて他の方のレビュー読むと、
30分くらいのショートアニメでサクッと見れそうなので早速。

原作者のねこぢる死後の作品にもかかわらず、
過剰で不条理なねこぢる節はしっかり描ききれていた。
その上、単なる輪廻転生ではなく人間存在の宿業までをも、
サイケデリックでダウナーなテンションで紡いでいく映像に圧巻。

とにかく、鬱、グロ表現が過剰。
主人公が、人ではなく動物におきかえることで、
さらに凶暴さを加速させている。

元々、鬱で救いようのないカタストロフィーの連鎖の世界感は、
アニメにすることで、原作漫画以上に、
夢の深淵のようなシュールで幻想的世界観をつくっていた。
(ガロの逆柱いみりとかの漫画をロードムービーに仕立に
したような感じ?)

どうやら、四畳半神話体系でも有名な湯浅政明が、
監督を手がけているようだ。
かなり特殊なものの、映像は本当に素晴らしい。

ただ、技術的な面を除いて、この手の作品は、
気難しく構えてみるのでもなく、
シュールなサイケデリックの文脈で観るべきだと思うので、
「何でこれが、こんなことになるの?」とか、
「なんでこれが、こんな形してるの?」とか、
ゲラゲラ笑いながら面白さを見つけるべきだと思う。
なので、映像自体も、日本より海外の方が需要がありそう。
アングルやレイアウトなどの演出も、10年前のアニメにしては、
かなり先を行っていたんじゃないかと思った。

当時、2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で
優秀賞を与えた審査員の審美眼は、色んな意味ですごいと思う。

こういった点から、アートよりのシュール作品が好きで、
サイケな映像を楽しめて、尚且つ、鬱グロに耐性ある方以外は、
面白くもなんともない作品ではないかと。

自分的には、たまたま思い入れもあったので、大当たり。


重症の鬱グロ作品を求めている方なら、
ねこぢるの夫(現ねこぢるy)の鬱グロの最高峰漫画家 山野一
の漫画が最凶なのでオススメです。
「四丁目の夕日」「夢の島で会いましょう「混沌大陸パンゲア」」など、
生きていくのが嫌になるほど人間の負を見せつけられる大名作。

絵もえげつなくて汚いし、人生のトラウマになる悪書なので、
読まないほうがリアルに支障をきたさないと思われます。
山野氏の漫画は、所持してるだけで人格を疑われるレベル(笑)

投稿 : 2011/07/20
閲覧 : 942
サンキュー:

18

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

幻想的な狂気の世界

漫画にしろアニメにしろ商業ベースの作品は
読み手なり、視聴者なり作品を受け取る相手がいて
その相手に受け取ってもらうことを前提に作られるものです

難解であったり、抽象的であったり、舌足らずであったり
どういう意図でその描写がされているのかわかりにくい
というようなことは少なくないですが
どんなコマでも受け取り手に何かを感じ取ってもらうために
コマを割いているわけですから
そこには作る側の意図が見え隠れするものです

そういった中でも非道徳的なシーンや残酷なシーンというのは
性的な描写と並んで受け手側に与える刺激が非常に強いため
うまく使えば受け手の心をぐっと惹きつけることができますが
そこにどんな効果を狙っているのかという制作サイドの下心が
とてもはっきりと露見しやすい部分でもあり
その見え透いた意図に逆に受け手が醒めてしまったりと
いわば諸刃の剣でもあるわけです

ねこぢる作品には非道徳的だったり残酷な描写だったりが
あちこちに散りばめられているわけですが
この漫画からはなぜかそういったあざとさのようなものが
全くといっていいほど感じられませんでした

読み手に媚びているという印象を受ける受けない以前に
むしろ、本当に読み手に向かって発信されているのかすら疑問で
この漫画は誰かに読ませるために作られたのではなく
まるで小さな子供がクレヨンを片手に
自分の思うがままに画用紙に書きなぐった落書きのように
ただ自分の書きたいものを書きたいように書いた
そんな作品のように思えます

この漫画を初めて読んだ時に得体のしれない寒気を感じたのは
作品を彩るいわば狂気とでも呼ぶべきものが
計算され尽くされた演出としての見世物の狂気ではなく
作者のありのままの内面が無添加でさらけ出されているだけ
ということを直感的に悟ったからだったように思います

さて、長くなりましたがここからが本題

このアニメは原作の中でも特に象徴的なエピソードを詰め込んだ
いわば総集編的な内容になっており
原作とは真逆になんだかメッセージ性の高い作品に見えます
しかしアニメ化されたシーンを見ていても
原作のもとになっているエピソードが頭にあると
アニメのシーンから伝わってくるものとは
かけ離れているような気がしてなりません

といってもそれは別に悪いことだけでは無く
映像作品の方向性の一つとしては
間違っていない選択であると思います

例えば父親の描写
アニメの中では昼間からごろ寝して
酒をかっくらってるシーンが少し出てきますが
思いっきり好意的に解釈すれば
今際の際にいる娘につきそうために
仕事を休んで家にいるが
やりきれない思いから酒ビタリになってしまっている
なんて風にもとれますね

でも原作に出てくる父親は
ただのアル中で常に酒を飲んでいて
機嫌が悪いと誰彼構わず暴力を振るい
場合によってはそのまま殺してしまう
という感じでした

この作品で原作をそのまま再現するというのは
強烈な異臭を放つ食材を
生でそのまま客に出すようなもの
本作はそのグロテスクな食材から丁寧に灰汁を取り
クオリティの高い映像美と音楽という
オリジナルのスパイスで味付けされて
大変マイルドな仕上がりになっております

しかしそれは原作の狂気に取り憑かれた
いわば「通」の方からすれば
だいぶ物足りないのではないでしょうか?
この「ねこぢる」を作ったのはだれじゃ!(AA略
となってもおかしくありません

「ねこぢるの湯浅風味」は
見ていても「吐き気がしない」という時点で
大成功でもあり大失敗でもあるのだと思います

-------------------------------------------------------------------

おそらくは原作を読まずにアニメだけを見てこのレビューを読んだり
あるいはこのレビューを読んだあとアニメだけを見ても
このレビューの言わんとするところがよく理解できないと思います
原作者の夫、山野一氏がHPにて1話分だけ無料公開されているので
そちらの方も是非合わせてお楽しみ(?)下さい
ttp://nekojiru.net/kabutomushi1.html

投稿 : 2011/06/15
閲覧 : 664
サンキュー:

16

だんちょー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

私には難し過ぎたorz

あにこれ内の友達からの紹介で知った作品。

30分強の短い作品です。

ほぼ全編にわたりセリフなしで進行していきます。

グロいと言う話しでしたが、ひぐらし等に比べればまだ大丈夫なレベル。

私の理解力が足りないのか、ちょっと訴えたいことがわからなかったです。

投稿 : 2011/06/14
閲覧 : 553
サンキュー:

5

SKY さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

平凡な日常の裏に巻き起こる惨劇

キャッチしている方のレビューを見て興味が沸いたので見てみました。


この作品に言葉というものは存在しません。

映像と音楽のみでたった30分の中にあれだけメッセージ性の強い作品になっていることはすばらしいと感じました。

私たちの日常の裏に、どれだけの惨劇が巻き起こっているか、ということを認識させられました。

人間の欲望の為に犠牲が出ているということ、肉や魚を食べる為に生命が奪われているということ、罪のない人々の死、暴力、地球環境など、たくさんありすぎて、オレの頭では全てのメッセージを汲み取ることはできませんでした。


しかし、一輪の美しい花を見るだけでも少し心が洗われる。



これからの生き方について、少し考えさせられました。

投稿 : 2011/06/13
閲覧 : 425
サンキュー:

3

のは さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/16
閲覧 : 0

きすぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/31
閲覧 : 17

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 12

リゼル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/14
閲覧 : 15

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 11

鯖味噌 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/01
閲覧 : 15

R さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 13

終了 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 299

サイバー司教 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/12
閲覧 : 25

kotoe. さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 24

しらす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 25

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2021/03/24
閲覧 : 27
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ねこぢる草のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ねこぢる草のストーリー・あらすじ

本作が制作される前に他界した漫画家・ねこぢるによる『ねこぢるうどん』の各場面をモチーフに、幻想的かつ暴力的な世界観を表現したアニメがオリジナルビデオアニメーションになって登場。ある日、ねこのにゃっ太は、病に臥せっていた姉のにゃーこが死神に手を引かれて家を出て行ってしまうところを目撃する。にゃっ太はにゃーこを連れ戻そうと奮闘するも、にゃーこは魂の半分を死神に奪われてしまった。それ以降、にゃーこは生気が抜け、腑抜けたようになってしまう。そんなある日、何気なくでかけたサーカスのテントで、2匹は現実と妄想が入り混じった不思議な世界に巻き込まれてしまう。こうしてにゃっ太は、偶然にも元気なにゃーこを取り戻すための冒険に繰り出すことになったのだった。(OVA『ねこぢる草』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2001年2月21日

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