ふわふわマショマル さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
凄く面白かった!楽しめるよぉ!来期観たい!
最初から引き込まれる。めちゃくちゃ面白かった!ストーリーにパワーがあって、どんどん進んであっという間にアニメ2期まで見終わりました。
幼なじみ3人、 主人公 千早 裏主人公 太一 時々しか出てこない 新
小学校で百人一首を名手の孫、新がひょんなことで千早と遊んで、千早狙いの太一がジェラシーからかるたに挑んで千早と太一は高校でかるた部作って、小学校で仲良くなってかるたが面白くなった頃、名手の孫 新が福井の田舎へ転校。
そんな感じで始まります。
第二期までしかアニメとして放送されていませんが、原作を読む限りでは三期も期待したい程、知らなかった百人一首に興味もわき是非また観たい作品です!
太一と新の千早取りも凄く気になります。
引き込まれそうな感じの人は、休みの日にまとめて観るくらいの時間に余裕がある時に観るのがおすすめです。選抜などが入ってくるので、気になって続けて観たくなります。
進んでいくうちに。。。。何か?何かの感じに似ている。。。。何だろ?
って考えて、あ!!大昔のアニメ「エースをねらえ!」を観てた感じと似てる!
って思って観てました。エースの方はテニスのスポ根だったけど、こっちは文化スポ根アニメだ!
どっちも、高校生の選抜で力をつけて勝ち進むスポ根です。エースを読まれていない人はきっとはまれると思います。
私はアニメで初めて知る世界も沢山あるなかで、日本人で「かるた」百人一首を知らないのは俳句や茶道・着付け・生け花に至るまで。着付けと俳句はそれでも努力してみようと思い、続けてはいますが・・・
ここに来て、百人一首は視野に入ってもいませんでした。
俳句の世界も知っているので、とても興味を持ちました。百人一首、俳句には恋愛は禁物の表現ですが、勉強をしてみようかと思いました。
このアニメ、作者はきっと精神年齢が高い人だと思います。wiki見ると、39才(2014現在)ですね。
奥の深さを知っている、スピリチュアルな世界にもきっと精通していらっしゃる方と察しします。なぜなら、そういう世界を知らなければ奥深い静かで繊細な表現が絶対と言っていい程できないと思うから。
それを感じた箇所は沢山ありました。
新の表現を駒で例えてたところは、素晴らしい表現です!大好きです。
若くても、そういったことを表現できる凄い人を最近私は知りました。
スケーターの誰もが知る、羽生結弦君です。やはり、凄い世界を知っている人って年齢関係なく、素晴らしいですね!
恋にかるたに耐え忍ぶ、太一も凄い!男子で耐えるキャラって惹かれますね、女性は。。。(度Sな私だからか・・・?!)
超人にも惹かれるので、このアニメは絶対に女子は惹かれるキャラです。しかも新は度Sでグラス掛けてる。。。インテリルッキングGOOD!太一は度Mでイケメン!ツボを心得てる作者にざぶとん!10枚!心得てるからくすぐられますね。。。へへへ。。。
男子も「かるた」の世界であれば、かるた女子の千早もモデル系美女だし!そのほかのキャラも個性的で面白いですし、競技選なら男子でものめり込むでしょう。コテコテ恋愛だけじゃないし、内容が奥深いし!ファンも多いですね。評価みると。。。
このかるたという競技も、体力と精神力と洞察力といろいろな能力が必要なんだと知り、始めたくなる衝動が生まれる人もきっとここまで描かれると沢山いるでしょうね。
キャラの設定も凄く面白い!特に、地味な外見なのに、中身の面白さを引き出すのがとても上手な作者ですね。だから、どんどんのめり込める、この引力は凄いです。
詩暢で、京都弁が柔らかくて実は相当キツい!なんて笑(京都の皆さん、すみません)知りませんでした。どちらかというと東男に京女なんていう古い言葉を知った時、京都の女性ははんなり・・・・ってイメージが・・・ちょっと新鮮な場面が度Sの詩暢で面白いです。
アーティストはスピリチュアル的な事に必ずといっていい程、携わりますね。それも、精通してある程度のレベルに来ると、スピリチュアルに携わらないと成長もしない。と私は個人的に思い込んでいます。
しかし、そういうった文化や感覚的な事も必要ですが、将棋と似たようなカッコイイ太一君や新は設定では理数系ですね。でも、その要素もなければ「かるた」で勝ち続けるのは難しいのかもしれないですね、ある程度の分析力もなければ勝ち抜いていけないと痛感しました。
大人も楽しめますね。地味な素材なので、中々飛びつけないですが、高評価だったので見れて良かったです。もし、高評価でなかったら見逃しかねない。
日本人として、世界へ誇れる「かるた」文化だし!
新じゃないけど、日本人が知らなきゃ!世界へ誇れない。
日本人として、こういった消えそうな文化の中のひとつに火を付けた作者は凄い貢献だと思います!これは日本人であるなら、是非見て欲しい!日本の代表として誇れるアニメのひとつだと思います。
最後に、思い出すのはもう1作あります。だいぶ、古い作品だけどね。
大和和紀の「あさきゆめみし」源氏物語の漫画。これは女子向きだけど、アニメに何故ならなかったのか?残念ですが。。。雅な源氏物語を簡単に綺麗な作画で見る事ができますよ!これくらい綺麗にきものを描いてくれたら作画に★5つ!
------------ 3回目の鑑賞中 10/9/2014 -----------
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4063766985/ref=wms_ohs_product?ie=UTF8&psc=1
このURLはアニメ前の小学校と中学校の小説一から四を読んでから三度目を観ています。
小説ですが、より詳細が描かれています。新の府中から福井へ戻り、永世名人の祖父が亡くなり、千早と太一が福井まで訪れるところ新の深層心理を知ることができました。心が折れた新の気持ちがよく理解できました。
クィーン詩暢ちゃんの中学生活の様子、彼女がSnow Manをコレクションするきっかけとか?かるたしか友達が居なかったけど、友達ができたエピソード。
奏ちゃんも登場していて、彼女の古典への意気込みでよりいっそうかるたの意味を知る事もできます。ところどころにちゃんと万葉集、古今和歌集、百人一首やその他の古典の素晴らしさや、難しくて理解できないと思い込んだ多くの日本人の気持ちを解放して、そうか!昔の和歌って今のJ-POPと同じなんだ。
そんなに難しく考えることもなかったんだなっと、学生時代のネガティブに思った気持ちを転換してくれました。
更に、太一の中学校生活で、意外と恵まれていたようで暗い日々を送っていた事や、GFとの出会いやいきさつそして、千早と端沢高校で出会うところまで。
詳しく書かれていて、2度アニメを観た時には気づかなかった気持ちの変化がとてもよく書かれていて、一度目はこんなにあちこち欲張ってアニメにして、もっと恋愛とかるたの試合を中心に絞ってくれたらいいのになぁ。っと
生意気にもそんなコメントを乾燥として残しました。
私の人間的な未熟さで、小説を読んでから本当は原作でこの小説に近いところを描きたくても描けずに、小説家に執筆で託したことを知りあれこれと余分な体脂肪が多く付いてしまって残念的なコメントを残した事をしてはいけなかったと悟れました。
この小説を読んだ事で、私の中で消化不良だった部分がサッパリとしました。
二度目を観た時は一度目より、詳しく自分の目で観たかったからです。でも、そんなの、所詮自分の心の成長がされていないから、どんなに深く感じようと思っても、心の渦巻く気持ちや、太一や千早や新だけじゃなく、その周りの人たちの気持ちの在り方や、見守り方、アニメを観ていると三度目でやっとそれぞれのキャラクターの気持ちがやっと痛い程伝わって来て、2回目までは泣かなかった所で、泣いてしまったり。胸がキュン!っとしたりしています。
本当に、「ちはやふる」が好きな人たちへ。。。
是非、この小説を手に取ってみてからもう一度観て下さい。
場面場面のキャラクター達の気持ちがもっと深く理解や感じる事ができるようになっています!
2019/3 記
2018/10 アメリカにも「ちはやふる 3期」のニュースが! でも2019/10 秋シーズンに延期
AnimeJapanNTVブースに千早役瀬戸麻沙美さん太一役の宮野真守さん登壇 既に声優さんの音録りは始まっているそうです 声優の皆様も歳を重ねたので、役の表現力についてご指摘を受けつつ現場は盛り上がっているとのことでした
6年待ち続けたのでとても楽しみです!
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