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「彼女と彼女の猫(OVA)」

総合得点
64.2
感想・評価
225
棚に入れた
1101
ランキング
3989
★★★★☆ 3.3 (225)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.0
音楽
3.3
キャラ
3.3

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彼女と彼女の猫の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あなたに カラフルな日々が来ますように。

 新海監督の作品です。

 一人暮らしをしている彼女の寂しさが リアルなモノクロ画面と生活の音とともに伝わってきます。 唯一 あのお顔のネコちゃんが出てくると ほっとして ぬくもりを感じます。

 いつか彼女に新しい恋人が出来 生きるこの世界が色づいてきたらいいなと思います。


 

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 367
サンキュー:

19

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

モノクロの世界

猫です

癒やされます

5分がとても早く一瞬のように流れます

この作品は秒速5センチメートルなどを見ると、ああやっぱり新海監督だという印象を深く受けます

ゆったりとした語り口調から漂ってくる世界の流れ、風景、空気、気温、音匂いなどなど

チョビという猫の名前も秒速5センチメートルで出てきます

5分という中に新海監督が詰まっている作品です

新海監督ファンでしたらおすすめです

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 272
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「この世界のことが好きなんだと思う」<修正>

新海監督作。

オス猫視点で語られる彼女との日常。
ほんのたいしたこともない日常。色っけのないモノクロで語られる日常。
だからこそ想像する液晶の向こうは色がついたように自然に、
自然だからこそ当然にその空気や色が、本来見たことがあるかのように観えてくる。

猫は気まぐれだ。それは誰もが知っていることだろう。
猫はきまぐれだけれども帰ってくるときだけは知らせてくれる。
帰宅する時も寄り添ってくれる。

時に、いつの間にか行方知れずになるときもあるけれど、
春の匂いを身に纏った彼女と、彼女の細い指先が、
午後の日に揺られ温かに春を呼んでくれる。
桜の花びらは、出逢いと別れを予感させるように、
くるくると舞いながら、無邪気に風の方へ流れていった。

遥か上空の黒い雲の流れる音と、彼女の心と僕の気持ちを、
桜吹雪は全てを吸い込んで、でも彼女の乗った風の音は、
ピンと立ち上がった僕の耳に届く。僕も、それから多分彼女も
「この世界のことが好きなんだと思う」
だから同じ風の中で・・・

投稿 : 2015/03/19
閲覧 : 463
ネタバレ

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音と語りとモノクロの映像♪

5分のショートアニメ。

猫の目線で語られる、彼女との生活。

作画は全てモノクロです。猫ちゃんがシンプルで可愛いのが印象的。
モノクロで描かれる世界と淡々と語る様子がとてもあっていて、
どこか少し切ない感じもします。
途中入る彼女の台詞 {netabare} 誰かたすけて{/netabare}は
いい意味で鳥肌がたちました(*´∪`*)
でもストーリーは決して悲しいお話ではない。
日常の寂しさや暖かさを音とモノクロの映像で表現された、この世界が好きなお話。

5分なのですぐ観られちゃいます^^
お時間あるかたぜひぜひ♪

投稿 : 2015/02/05
閲覧 : 412
サンキュー:

35

ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

言葉から想像すると匂いや色が見えてくる作品

【一言紹介】
ネコの言葉の中から
匂いや色を感じ、
あたたかさ、冷たさ、
少し物足りないけれど
その物足りなさで
感じたものを自分で想像していく
この話にはピッタリとしている

【ゅずワールド】
{netabare}
いつも僕は君の家の玄関に行く

そうするとぼくの餌がおいてある。
君は留守のことが多い


僕が散歩をしている途中
怪我をした。


君は手当てをしてくれた
それでも僕は君の家には入れない。


それでいい、
僕はノラ猫だから、君が飼ってくれたらと願いすぎてはいけないのだ。


怪我が回復しないまま
傷だらけの身体で歩いた


そんな僕を見かけた他の人からも
頭を撫でてもらった
ちょっぴり嬉しかった、
だけどその優しさが痛い

気付かせてくれて
ありがとう。
僕の居場所はここじゃないんだ


そして
僕はあの玄関へ戻るんだ
{/netabare}

投稿 : 2015/01/06
閲覧 : 366
サンキュー:

34

honoharu☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

すごく物語に引き込まれた!
おもしろかったというより感動?した(・o・)

投稿 : 2014/12/31
閲覧 : 243
サンキュー:

5

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

猫、かわええ。

新海誠氏の初監督作品です。
ジャンルは癒し系です(私感)。
「ほしのこえ」をレンタルしたら入っていました。
短い作品なのであらすじはカットします。
5分程の作品。

作画に関しては動きがないですがとてもきれいで洗練されています。
とにかく猫がかわいい。
私は猫アレルギーなので近づきたくないですが、あれはかわいい。
本当にいたら自分から近づいて行ってしまうでしょうw


総括して、猫の可愛さ、何気ない生活を送ることの大変さが表れていたと個人的に思いました。
文句をつけるならば、サイレント映画にした方が良かったのではないかなと思います。
無駄にしゃべるよりもそちらの方が伝わるのでは?
何にしろ新海誠ファンであるならば、初作品なので見てみるのも良いでしょう。

投稿 : 2014/11/02
閲覧 : 642
サンキュー:

45

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

☆自主制作

処女作みたいなモノクロ作品です☆
その後の監督の未来をなんとなく
感じさせる雰囲気です♪


脚本.監督.映像.制作/新海誠

第12回CG アニメコンテストグランプリ受賞作

投稿 : 2014/10/04
閲覧 : 275
サンキュー:

5

ねこひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あまり・・・

お勧めはしません
新海作品らしさはあるのですが面白くはありません
自主制作だなぁという感想です

投稿 : 2014/06/13
閲覧 : 253
サンキュー:

1

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

自主制作の次元を超えているものはよくあるがこれは流石新海と言ったところ。
自主制作の時期で既にプロ顔負けのレベルです。

後半から新海のシナリオのいい部分が少しずつ顔を出してきます。
色々と謎は残りますがそれでいいんだと思います。
猫目線ですからねw

綺麗にまとまっていてやはりすごいなと感心させられました。

投稿 : 2013/11/22
閲覧 : 215
サンキュー:

2

猫のつめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新海監督の処女作

アニメでなく。映像でしょうって感じ。でも新海作品らしく心情描写作品。ここから始まっているんだななんって。

投稿 : 2013/11/16
閲覧 : 213
サンキュー:

3

Gentleman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

約5分

投稿 : 2013/10/04
閲覧 : 226
サンキュー:

2

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新海誠の初アニメーション作品

5分アニメ。
その名のとおり、女の子と猫の物語。
正直特に何も感じなかった。
猫と他の物体との作画の差異はおもしろかった。
声優は、大部分が新海誠です。

投稿 : 2013/09/28
閲覧 : 240
サンキュー:

3

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新海アニメの原点

数ある新海監督のアニメ映画の原点と言えるのではないかな。

モノクロだが色が付いて見える。
台詞がなくても聞こえてくる。
2次元のモニターなのに立体的に見える。

OLさんとその飼い猫の日常なのだが、同じ空間と時間の流れの中でお互いの想いや距離間がすごくいい。

詳細は多くの方がレビューされてますので省略します。
お気に入りのアニメです^^

(2013.9.23修正)

投稿 : 2013/09/23
閲覧 : 440
サンキュー:

16

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

4分46秒に込められた想いを受け取ってくださいw

新海誠さん完全自主制作のアニメーションですw

「ほしのこえ」よりも前、2000年に公開された作品で
4分46秒というすごく短い映像ですけど、
sec1~4で分かれていて「起承転結」が
忠実に表現されていますw

モノクロですけど繊細な描写や構図などは
「ほしのこえ」のレビューでも新海さんの原点と
言いましたけど、この作品が本当の原点なのでしょうね^^

投稿 : 2013/08/25
閲覧 : 343
サンキュー:

15

コンス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新海誠監督の原点

正直な話、点数はもっと低い。

自主制作アニメとして減点しなかっただけの話である。

ただ監督の持つしなやかでやわらかい切なさがよく表現されている。

全体の雰囲気や音楽と映像のマッチングを点数化したなら高評価。

一般女性にも安心してお薦めできる作品。

投稿 : 2013/08/25
閲覧 : 284
サンキュー:

5

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

猫ですね~♪

5分程度のショートストーリー。

印象的な絵の切り出しが巧い感じ。
写実っぽい所と猫のデフォルメ等
の合わせ方がユーモアな感じかな。

投稿 : 2013/08/25
閲覧 : 265
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

やっぱり景色は最高の物。
猫目線の物語だけど、理由のわからない日常の儚さと切なさがあった。
声が少し違和感があって慣れなかったけど、言葉の運びや彼女の声、ひぐらしの鳴き声、電話の音、これらが物語を引き立てる要素で変えられぬ音楽だった。
色がない事に冷めた諦めのような感覚に襲われた。
色がないからこそのこの物語なんだ!
とか
猫って色を見分けられないから黒と白の世界なのか!
とか思ったけど猫にも色の区別は出来るらしいし
予想は違った。

投稿 : 2013/08/14
閲覧 : 201

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

(・_・?)

~僕も、それからたぶん彼女も、この世界のことを好きだと思う~ 新海誠1作目

5分弱のモノクロアニメーション
彼女と彼女に拾われた一匹の猫の物語

自主制作アニメとして高い評価があるらしい
今見ると物足りない感が…

投稿 : 2013/07/23
閲覧 : 205

わんわんk さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新海監督の処女作品

とても短い作品ですが、新海ワールドの原点を見ることができると思います。

投稿 : 2013/06/15
閲覧 : 210
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなかジワッときます。

5分弱単発のみのモノクロアニメーション映画。
都会で一人暮らしをする女性の元に拾われてきた猫の物語。
猫好きなら見てみてもいいと思う。

投稿 : 2013/05/20
閲覧 : 235

MAYUC〜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

すごいなぁ〜☆

一人暮らしであろう彼女と彼女に拾われた猫の約5分ぐらいの短編アニメーション。

この作品すごいなと思ったのはすべてモノクロで表現されてたんですけど
観終わってレビューを書きながら思い返してると不思議な事に自分の頭の中では
作中のすべてに色がついていたんです……(頭がおかしい訳ではありませんよ!!w)

驚きのあまりすぐさま観返しましたがやっぱりモノクロでしたw
他の方のレビューにもありましたが作画が精密ですごいし、香水の匂いや体温なんかが画面越しに伝わってくる感じがするんです!!
だから色がついてたように思えたんですかねぇ?…不思議な感覚でした♪

終始猫の視点で彼女を表現しており表現も豊かで素朴で切ないけど温もりも感じる素晴らしい作品でした^^

投稿 : 2013/05/14
閲覧 : 262
サンキュー:

7

momomax さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

切なく愛おしい日常

新海監督のデビュー作。

ナレーションが微妙でしたが
いかにも自主制作らしい感じです。
作画がリアルで見事です!!
敢えてモノトーン、チョビだけ漫画が印象的。

何気ない日常が愛おしくなりました。

投稿 : 2013/05/12
閲覧 : 305
サンキュー:

14

うらキング さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おまけ。

ほしのこえの
特典映像にあったんです。

まさかこれだけで
ちゃんとページがあるとは!(驚

と、そこに感動してみました^^

感想…

初期の作品のようですが、
もう『らしさ』が出来あがってます。

投稿 : 2013/04/25
閲覧 : 217
サンキュー:

6

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

猫の視点

本編は全て白黒でした。

背景とかはリアルな感じなのに
猫とかはイラスト調だったのに驚きました!!!

5分だけなのにとても心に残りました。

投稿 : 2013/03/23
閲覧 : 256
サンキュー:

7

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

新海監督の素粒子的作品

新海監督による1999年の完全自主制作アニメ。
第12回CGアニメコンテストグランプリ受賞作。
デビュー作でもあり、彼の原点、素粒子を感じることができる作品なので、
新海監督ファンの方には必ず観ておくことをオススメ。

物語を追っていけば、それはとても単純な日常の、
よくあるシーンだったりするわけだけれど、
この作品の主人公はあくまでも、飼い猫。
監督の飼い猫でもあり、「猫の集会」や「秒速5センチメートル」
「空のむこう 約束の場所」などでもおなじみの、あのチョビの物語なのだ。

なのでチョビと住む「彼女」の詳しい背景はほとんど描かれず、
チョビから見る、彼女の日常の、さびしさや痛み、
そんな彼女への想いが、ナレーションとして入る。

目で見えるものや聞こえるものだけでなく、春の雨や香水の匂いや体温など、
五感で想像させるシナリオは秀逸。
そしてモノクロ映像のため、かえって観ている者にイメージを抱かせる。

精密な作画はやはり、さすが!といった感じで
そのくせチョビだけは四コマ漫画みたいに、すごくイラストチック。
よく見るとその顔は、新海監督自身にそっくりだったりして笑える。
その対比も面白いし、おそらく猫までリアルに描いてしまったら
それはそれで美しいだろうけれど、何かがぼやけてしまうんじゃないかと思った。

ほんの5分という短い作品だが、モノクロであっても伝わる作画の美しさだけでなく、
雨や雪の描写、セミの鳴き声や部屋の中での足音、電車の中で聞く音、
それから男女交互に、または同時に同じセリフを重ねる手法など、
新海監督の作品に必ずと言っていいほど登場する、欠かせないモチーフが
凝縮されていたことに、思わずニヤッとしてしまう作品だ。

投稿 : 2013/02/24
閲覧 : 585
サンキュー:

49

河童dx さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

猫目線のいつもの日常

5分という短い時間で主猫公(?)のちょびとその飼い主のごくあたりまえな日常のお話です。
人によってはふーんという人もいるかもしれませんが、あたりまえの日常にちょびと彼女の間の愛と信頼を垣間見れました。

観終わった後、新海監督独特のあの後味が残る作品です^^
時間も短いのでぜひご覧あれー

投稿 : 2013/02/04
閲覧 : 223
サンキュー:

4

ネタバレ

ものぽらいざ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

モノトーンでモノローグ

新海監督のデビュー作品。

5分に満たないモノトーンのショートアニメ。
日常の風景の書き込みは相変わらず細やかで瑞々しい。

{netabare}
猫が監督そのものであり、監督の気持ちを表現している。単に、声も本人が担当しているだけではない。

その猫の描写がいかにも手抜き。いや、自分自身だからこそのこの描写なのだろう。よく見ると似ている。

そして、日常のこの世界が好きと言うことがこの物語の言いたかったこと。
{/netabare}

投稿 : 2013/01/19
閲覧 : 237
サンキュー:

9

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

日常を悲壮と共に描く愛楽的作品

この作品を見るに当たって、是非「遠い世界」を見てもらいたい。

「遠い世界」
http://www.youtube.com/watch?v=c_To80_L39U

これは本当に個人的推測でしかないのだが、この「彼女と彼女の猫」という作品は「遠い世界」と深く関連しているように思える。

新海誠の作品はどれを取っても素晴らしいが私はこの作品が非常の気に入っている。

悲壮感を漂わせながらも世界の美しさを描く新海誠の芸術は賞賛に値する。
彼の細かくて繊細な描写はこの作品でも表現されていて感動するばかりだ。


ポイント①
猫が拾われてから太陽の光が差し込む

ポイント②
猫の幸せな日常を描いた後にすぐ女性の失恋を投入する(「ほんとにきてね」のセリフが対比として女性の失恋をより一層深刻なものにする)

ポイント③
彼女が失恋した後には髪が切られている

ポイント④
女性が電車に乗り、窓に手をあてるシーン

ポイント⑤
「この世界のことを好きなんだと思う」


ポイント①~③までは作品の繊細さをよく表している。他にも重厚な鉄のドアの音やセミの鳴き声などにも耳を傾けることで、この作品のテーマ(↓)である「生活」をリアルに体感することができる。

新海誠監督の言葉「生活していくことの漠然とした寂しさ、微かな痛み、ささやかな温もりなど、言葉では伝えにくい感­情を映像と音に託しました。」


さらに、ポイント④と⑤は「遠い世界」に通ずるものがあると思う。
窓に手をあてるシーン。これはどちらの作品でもほぼ同じように使われている。違いはその手の上にもう一つの手を乗せてくれる相手がいるかどうか。
彼氏を失った彼女が孤独である「孤独感」と「悲壮感」を「遠い世界」という作品と対比することで表現したのではないだろうか。


「世界」という単語はどちらでも使われているのだが、「遠い世界」では以下のようなセリフが使われている。

「この世界はきれいね。でも受け入れることはできない。あなたが、いつか、ほんとうの半分を見つけるまで」

このセリフは何度も考えたが結局満足いく解答を見出せなかった。しかし、決定的に両作品の違う点は

今作品:相手がいなくとも、寂しくともこの世界が好き

遠い世界:世界は好きだけど、相手がいないと受け入れられない

という点だ。
どうして同じ監督からこのような両極端な姿勢を持つ作品が生まれるのか。そのことを私は新海誠さんに聞いて見たい。

投稿 : 2012/09/07
閲覧 : 334
サンキュー:

9

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新海らしい

新海らしい作品。
雪の動きが良いです。
声優?ちょっとです。内容も良くわからないですが新海監督なので良しとしましょう。

投稿 : 2012/08/12
閲覧 : 311
サンキュー:

5

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彼女と彼女の猫のストーリー・あらすじ

都会で一人暮らしをする彼女と、偶然彼女に拾われた一匹の猫の物語。ある日、彼女の留守電に彼からのメッセージが入る。

『彼女と彼女の猫 -Their standing points-』は、新海が日本ファルコムに勤めながら作った作品であり、完全に個人で制作された5分弱のモノクロアニメーション作品である。生活していくことの漠然とした寂しさ・微かな痛み・ささやかな温もりなど、言葉では伝えにくい感情を映像と音に託した作品で、心の琴線に触れるそのプロット構成や、全編モノトーンながらも緻密に描かれた作画やカット割の良い演出などは、従来の自主制作アニメーションのクオリティーを遥かに超え、高く評価されている。また、音楽は天門が手がけており、これが新海のアニメーションの魅力を引き出すことに成功している。これらの画面描写や演出技法、天門との音楽性の一致などは、後の新海作品のまさに原点となっている。編集の違いにより、フルバージョン・3分バージョン・ダイジェスト版の3つのバージョンが存在する。後に制作・販売された『ほしのこえ』のDVD版に映像特典として収録された。(OVA『彼女と彼女の猫』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1999年10月1日

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