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「うる星やつら オンリー・ユー(アニメ映画)」

総合得点
66.5
感想・評価
76
棚に入れた
363
ランキング
2846
★★★★☆ 3.7 (76)
物語
3.6
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.8

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うる星やつら オンリー・ユーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作者お墨付き

原作者の高橋留美子先生が試写会で見たときに感激して太鼓判を押したと、噂の作品。

だいたい今の50~60代のアニメータのベテランはほぼこの作品に関わっています。

これの大ヒットを受けて、アニメ会社はいわゆるOVAで高橋留美子の短編漫画を映像化したり、「プロジェクトA子」や「幻夢戦記レダ」などのお色気萌え系アニメを作り出したと言われ、今に至ります。

後に続くコメディー路線のいろいろなアニメにかなり影響を与えていますが、監
督の押井守は本作の出来に満足できず、その後2作目の「ビューティフルドリーマー」で原作者の逆鱗に触れてしまいます。

聞いた話ですが、試写会で高橋留美子先生は終始無言で見終わった後に一言「押井さんとは感性が合わないみたいですね。」といって、試写室を去ったとかなんだとか。。。。。

あの高橋留美子がそんなこと言うのかと思いましたが、確かに本作のような徹底して馬鹿げたコメディーこそ高橋留美子先生の世界観であることを考えると、いろいろ考えさせられるものではあります。

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 374
サンキュー:

9

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝72

ラ~ラララッラララ~ラッラッラ~♪アイアイアイアイ愛して、いても、何故かっという歌と共にチビキャラのお馴染みのメンバーが動くエンディングが印象的でした。
記念すべきうる星やつら劇場版の第1作なんですが、次回作のビューティフル・ドリーマーの人気&評価が高い為、影が薄い作品でもあります。

まあ、このうる星やつらが一番TVアニメに近く、原作者の高橋留美子がこれを見て絶賛したそうですが、悪く言うとTVアニメそのままで、映画というよりTVスペシャルじゃないかって言われても反論出来ない気が(汗)
あと、この映画の諸星あたるがヒドイんですよね(苦笑)
なんせ、美人と聞いただけで顔も知らないエルの元へ、あっさりラムを捨てて行ってしまうんですから(う~ん)
(単純にラムとの結婚から逃げ出したかっただけでしょうけど)
あたるを奪おうと迫るエル星の艦隊とそれを阻止すようとするラムの父率いる部隊との闘いの最中、メガネの実もふたも無いセリフが凄かったですね。
今だったら炎上してもおかしくないレベルなんですけど、当時は結構普通だったかも(おいおい)

あと、ラムの父ちゃんや隊長が愛のために戦え的なセリフを、これでもかと強調してたのは、やっぱりヤ○トのギャグなんでしょうね。
その後にあたるのこれまたゲスなセリフが響き渡るのが、何ともいえなかったです。
もっともラムのライバルとなるエルも、1万名(正確には9,999名)のイイ男を氷漬けにしてコレクションしてるんですから、お似合いかもしれませんね(待て)
映画としては物足りないという方もいるかも知れませんが、TVアニメを好きな方には面白かった作品でした。

天地人
「(書き終わって)まあ、こんなもんかな」
ラン
「(ニコッ)天地人さん(はいっ)ワレ、何書いとんじゃー(ひえ~っ)」
面倒
「こんな感想を書きおって、そこになおれ!刀の錆びにしてくれるわ~(慌てて戸を閉める天地人)うわ~っ、暗いよ~狭いよ~怖いよ~」
しのぶ
「お・と・こなんて~(怒)」
錯乱坊(チェリー)
「運命(さだめ)じゃ」

※2016/10/21真SFスーパー英雄(?)列伝56としてとして天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2022/03/12
閲覧 : 215
サンキュー:

4

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし(酷評)

ラムちゃんの可愛さと、宇宙船のかっこよさに痺れた。

キャラは魅力的で繊細な女性陣の心理描写に対して、男性陣の心理描写が雑なように感じた。一方で、動作は女性陣が凝り固まった描写なのに対して、男性陣が生き生きと描かれていたので、なんとも煮え切らない感じ。

うる星やつらに触れたのはこれが初めてなので、こういうものと言われたら納得せざるを得ないけど、これがうる星やつららしい作品だとしたら、ハマらないかなと思う。

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 225
サンキュー:

1

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うる星やつら最初の劇場版,分かりやすいストーリー

古い作品,一応押井守氏がかかわっています。
うる星やつら劇場版1作目

諸星あたるの「女好き」で
バチが当たったような
作品です。

ラムの父親が必死にあたるを守ろうとするのに
エルの宇宙要塞と戦争まで,しているのに
白けたセリフを吐いて飽きられるわ…

自分のことは,棚に上げておいて
エル女王のコレクションと嗜好に
ケチをつけるところや

結婚式で,げっそりした姿は,哀れというより
自業自得だと思いました。

ラムが電撃で教会堂のガラスを破るシーンは
何か別の映画やうる星やつらの回にも
あったような気がするのですが…

婚約解消(後)のエピソードもわかりやすくて
うる星やつらのテレビ版の延長線上にある
映画ですね。

ストーリー通り,楽しめばよい映画です。

投稿 : 2019/11/18
閲覧 : 282
サンキュー:

4

Aurum さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

当時かなりハマってました

『うる星やつら』の正統派ムービーと思います。
当時までの準レギュラーが上手く総出演(ランちゃん→井上瑤.XD)で、
TVシリーズ(原作付き)と地続き感のあるスラプスティック・ラブコメディで、
ほろりとしたり、切なくなるシーンもあったり。
これは、これで中々の秀作だと思うのです。

妙な比較かもしれませんが、
『うる星やつら』の「オンリー・ユー」と「ビューティフル・ドリーマー」は、
『ルパン三世』の「ルパンVS複製人間」と「カリオストロの城」と、多角的に
似てる気がします。

私的な話ですが、
近頃仕事で老朽シャッターを力ずくで開けることが度々あり、
この映画の予告編で流れたラム(に化けたロゼ)の名物シーンを、
都度都度、思い出します。

さらに余談ですが、
「錯乱坊」=「チェリー」って、
原作者(あるいは、編集O島氏も加担?)の発想が『天才だ!』と思った
ものです。

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 417
サンキュー:

4

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完全無欠のうる星やつら これを見なきゃ始まらない20世紀を代表する名作アニメ

1983年公開の劇場用アニメ 公開版80分ノーカット版104分

原作 高橋留美子 監督 押井守 脚本 金春智子 制作 スタジオぴえろ

押井守氏の初監督作品は「うる星やつら」劇場版初監督は「うる星やつら オンリー・ユー」です。

監督降板(脚本が嫌だったのか?)を受けテレビ版監督の押井氏が急遽登板、
まったく進行していない状況で、脚本改編と絵コンテ作成を同時にほぼ一人で強行する、
それも、テレビ版の監督と同時進行、まさに「押犬大明神」と化していたという時期です。
脚本の人から文句が来るほど変えたそうですが、
この金春さんという人はテレビ版の「よっぱらいブギ」のみ執筆、
調子が悪いナツコさんのような回です。
「めぞん一刻」ではごく初期に2本執筆したのみということで、
ベテランの割にはあまり信用がおけなさそう。

おそらく、押井氏が不満だったのはこの設定の中枢であるエルについて。
宇宙人の王女「エル」が子供の頃した「あたる」と結婚の約束を果たすため、
地球に攻め込むというアイディアは、原作初期の「クラマ編」の焼き直し、
これではプライドの高い押犬としては、自分の黒歴史と思いたいでしょう。

ところが意に反してアニメは素晴らしい出来です。
傑作、いや名作級。
どうにも改変できなかった「エル」設定も含めて私には非の打ちどころがありません。
この時点での全キャラ登場のテレビファンのための特大ボーナス?
いや違います。
この作品こそがテレビの延長の「うる星やつら」本編本道の大作。
スピンアウト的位置の「ビューティフルドリーマー」のほうがボーナスです。

押犬に騙されてはいけません。オンリー・ユーこそが見るべき作品です。

諸星あたる CV古川登志夫  カイ・シデン ピッコロ大魔王
ラム Cv平野文    
三宅しのぶ CV島津冴子   フォウ・ムラサメ ダーティペアのユリ
面倒終太郎 CV神谷明    流竜馬 キン肉スグル 冴羽リョウ
テン CV杉山佳寿子     魔法のマコちゃん ハイジ 白鳥のジュン
錯乱坊 CV永井一郎     磯野波平 猪熊滋吾郎 八宝斎
サクラ CV鷲尾真知子
メガネ CV千葉繁      一堂零 レレレのおじさん ねずみ男
ラン CV井上遥       セイラ・マス おそ松
お雪 CV小原乃梨子     ドロンジョ コナン 野比のび太
弁天 CV三田ゆう子     ハットリ・シンゾウ ネコ娘
クラマ姫 CV吉田理保子   早乙女ミチル クララ 神崎メグ マリア・フリード
レイ CV玄田哲章      岩鬼正美 海ぼうず 多数

エル・ド・ローゼンバッハ CV榊原良子 ハマーン・カーン 竜崎麗香
ロゼ CV丸山裕子       ロボタン キノッピー

ラムの美しさは際立っていますが、同様にラン、弁天、お雪も超絶美しい。
見なきゃ損。
いや、お願いですから見てくださいレベルの個人的名作です。

押犬も心を入れ替えて自分が作った名作を認めなさい。

まったく未見の人はテレビ版1話からどうぞ。

投稿 : 2018/01/06
閲覧 : 655
サンキュー:

28

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

待ちくたびれてる男はダメでしょ!

アニメーション制作:キティ・フィルム、スタジオぴえろ
1983年2月13日に公開された劇場版作品。
高橋留美子による漫画作品が原作ですが、今作品はオリジナルストーリーです。

【概要/あらすじ】

夕方の公園。二人だけで影踏み遊びをする幼い男の子と女の子。
男の子が女の子の影を踏んだと主張すると、

『私の星では、影を踏んだら結婚の約束をしたことになるのよ』
『11年経ったら迎えに来るわ!待ってて!きっと待っててね』

そう言い残して、女の子は空に帰ってしまう。

そして、11年後。友引高校2年4組・諸星あたると謎の女エルの結婚式の招待状が、
諸星あたるの関係者一同に送られる。
『エルって誰?』学校中が、その話題で持ちきりだ。
あたるはラムや三宅しのぶ、面堂終太郎にラム親衛隊に激しく責め立てられるが彼には身に覚えがなかった。
そんな時、友引高校の上空に巨大な円盤が現れた。
そこから出てきたのは、11年前の婚約を果たそうと迎えに来たエル星の女王・エルの使者なのだった。

【感想】

押井守監督の初の劇場映画作品ですが、押井氏にとっては甚だしく不本意な仕事だったようでして、
前任の監督が途中で投げ出して、仕方なく引き継いだといいます。
脚本を書いた金春智子は原作者・高橋留美子の作風の理解者らしく、
原作者の意向に100%沿ったシナリオが完成していたようですが、
勿論、へそ曲がりの押井守にとっては他人の敷いたレールに沿ってアニメを作るのは苦痛だったでしょう。
押井監督自ら絵コンテを切って、脚本段階から色々と改変を加えたのですが、
それでも満足出来る完成度にならなかったようでして、
原作者の高橋留美子からは大絶賛。逆に、友人の宮﨑駿監督からは賛意を得られなかったことから、
次回作、『ビューティフル・ドリーマー』でのリベンジの出発点となったわけですね。
というか、完全に自分の思い通りの作品じゃなきゃダメだ!という押井監督の原点になったアニメ映画ですね。

さて、内容はTV版の延長線みたいな展開で、4週に分けて放送すればええじゃんって感じ。
ラムちゃんの一途な思い・可愛さを楽しめれば、それが全ての作品ですね。
逆に男の扱いが雑と言ったら雑。
あたる君がラムちゃんに心動く描写もあるのですがクズマさんがマシに思えるほど本質的にクズ過ぎる。
無責任・身勝手・強欲。女心のダシに使われただけで映画では彼は何もしていないですね。
なんで、こんな男にラムちゃんが惚れたのだか?映画だけ見る分には理解できない内容ですね。

『女心を理解できない』押井守氏にとっちゃ、
一本筋が通った強くて可愛い女性陣 vs 欲深で助平で自発的に働かない男性陣 な今作は不本意ですし、
時間不足&人手不足な制作環境で、自身の作家性を表現できず修正を加えきれなかった、
まさしく妥協の産物であったようですね。

繰り返すようですが、ラムちゃんファンには楽しめる出来。
ラブコメとしては、内容に偏りが見られて不完全燃焼な映画だったというのが、
私が観て思った評価でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/03/21
閲覧 : 412
サンキュー:

29

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真SFスーパー英雄(?)列伝56

ラ~ラララッラララ~ラッラッラ~♪アイアイアイアイ愛して、いても、何故かっという歌と共にチビキャラのお馴染みのメンバーが動くエンディングが印象的でした。
記念すべきうる星やつら劇場版の第1作なんですが、次回作のビューティフル・ドリーマーの人気&評価が高い為、影が薄い作品でもあります。
まあ、このうる星やつらが一番TVアニメに近く、原作者の高橋留美子がこれを見て絶賛したそうですが、悪く言うとTVアニメそのままで、映画というよりTVスペシャルじゃないかって言われても反論出来ない気が(汗)
あと、この映画の諸星あたるがヒドイんですよね(苦笑)
なんせ、美人と聞いただけで顔も知らないエルの元へ、あっさりラムを捨てて行ってしまうんですから(う~ん)
(単純にラムとの結婚から逃げ出したかっただけでしょうけど)
あたるを奪おうと迫るエル星の艦隊とそれを阻止すようとするラムの父率いる部隊との闘いの最中、メガネの実もふたも無いセリフが凄かったですね。
今だったら炎上してもおかしくないレベルなんですけど、当時は結構普通だったかも(おいおい)
あと、ラムの父ちゃんや隊長が愛のために戦え的なセリフを、これでもかと強調してたのは、やっぱりヤ○トのギャグなんでしょうね。
その後にあたるのこれまたゲスなセリフが響き渡るのが、何ともいえなかったです。
もっともラムのライバルとなるエルも、1万名(正確には9,999名)のイイ男を氷漬けにしてコレクションしてるんですから、お似合いかもしれませんね(待て)
映画としては物足りないという方もいるかも知れませんが、TVアニメを好きな方には面白かった作品でした。

天地人
「(書き終わって)まあ、こんなもんかな」
ラン
「(ニコッ)天地人さん(はいっ)ワレ、何書いとんじゃ(ひえ~っ)」
面倒
「こんな感想を書きおって、そこになおれ!刀の錆びにしてくれるわ~(慌てて戸を閉める天地人)うわ~っ、暗いよ~狭いよ~怖いよ~」
しのぶ
「お・と・こなんて~(怒)」
錯乱坊(チェリー)
「運命(さだめ)じゃ」

投稿 : 2016/10/21
閲覧 : 294
サンキュー:

13

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

☆劇場版第1弾

監督さんは出来映えに不満らしいですけど
全然楽しめます(*^_^*)

ラストの公園のシーンが可愛いです♪♪♪
宇宙のシーンも良かったです☆*:.。. .。.:*☆

ウエディングラムちゃん可愛いだっちゃ♪♪♪~

監督/押井守

製作-キティ・フィルム スタジオぴえろ

1983年2月13日

投稿 : 2015/03/07
閲覧 : 290
サンキュー:

0

ネタバレ

みみ汰 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中で眠くなりました。

敵のキャラが薄かった。
そして、味方の頼りがいがなかった。

全体としてうっすい感じで最後まで行っちゃいました。
せっかく映画でキャラ大集合させてるのに特性を生かしきれてない感じで。
久々に出てきたキャラも薄かったです。

ただ、ラムちゃんの一途さはやっぱり大好きでした。

投稿 : 2013/12/10
閲覧 : 275
サンキュー:

1

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

往生際の悪い男♫

劇場用作品第1弾。監督は「攻殻機動隊」の押井守。

謎の回想シーン?11年後の約束?意味深に始まる。

11年前・・6歳の少年あたると影踏みをして遊んだ
時に・・影を踏んだら私と結婚しなくてはならない。
11年後必ず迎えに来る・・と言い残し去っていった
謎の少女エル・・そして11年後・・本人あたるも知
らない所で勝手に結婚式の案内状がバラ撒かれ・・
相変わらずのドラバタとナンセンスなコメディ展開
が繰広げられる・・

キャラデザ等TV版初期の頃よりは圧倒的に改善され
その他作画も劇場版らしく良くなってる?
相変わらずの無駄メカデザ等のデティールも楽しい。
※1983年2月13日公開作品などで古さは感じます。


諸星あたる(古川登志夫)
ラム(平野文)
エル・ド・ローゼンバッハ(榊原良子)
面堂終太郎(神谷明)

ラン - 井上瑤
お雪 - 小原乃梨子
弁天 - 三田ゆう子
クラマ姫 - 吉田理保子
サクラ - 鷲尾真知子

レイ - 玄田哲章
テン - 杉山佳寿子
錯乱坊 - 永井一郎

10万人のいいオトコ♫
わしと契らんか?ってクラマさんファイト♫

投稿 : 2013/09/14
閲覧 : 388
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

綺麗な薔薇には棘がある

・映画というよりテレビスペシャルというべき内容
・ギャグは面白かったが物語全体では楽しめなかった

■映画らしい所が無い
映画にはたいていインパクトの強いものやオーバーなくらいの演出があるものだが、この作品には印象に残るシーンが無かった。どれも中途半端というか、古いだけなのかもしれないが「目に焼き付いて離れない」というようなシーンが残念ながら無い。

■物語にメリハリが足りない
 物語の起伏が今一つ感じられない。「笑」と「悲」を区別して、もっとラムに感情移入出来るようにして欲しかった。主人公のあたるが他の女のことでヘラヘラと笑っている一方で、ラムが悲しむというのがこの作品のポイントなのだから、その辺の陰と陽をはっきりと出すべきだった。

■テーマやメッセージが分からない
 うる星やつらのアニメは少ししか見たことが無いのでよく分からないのだが、今作はおそらくいつものラブコメと大差ないと思う。一体この作品を通して何が言いたかったのだろうか。やっぱりラムが一番好き?綺麗なバラには棘がある?わざわざ映画にする意味が分からない。

製作した押井監督ご自身もこれが失敗作と仰っているようだが、私もこの作品は映画としては失敗だと感じざるを得ない。

投稿 : 2013/09/12
閲覧 : 496

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラ設定が異様に濃い古典的ラブコメ

80年代を代表するラブコメ。
本作品は、その最初の劇場版です。

TV版は全話見た自信が無いので評価しませんが、とんでもないキャラが次々に出てくるので、当時面白おかしく見たものです。
TV版は、たいしたストーリーはないので、各話バラバラで見ても問題はあまりありません。
この劇場版はTV版のノリと変わりません。

この作品の基本は、宇宙規模で繰り広げられるドタバタラブコメディーで、展開がスピーディーです。
主人公のあたるがビリビリするお約束で、最終的には落ち着くところに落ち着きます。

メインヒロインラムちゃんは、わかりやすく表現すると「とある魔術の禁書目録の’御坂美琴’」と「To LOVEるの’ララ’」を足して2で割ったようなキャラクターです。

投稿 : 2013/08/20
閲覧 : 719
サンキュー:

18

plum さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

らしさでいえば本作

1983年公開のうる星やつら劇場版第1作。

諸星あたると宇宙人エルとの、結婚を巡ってのドタバタコメディ。
劇場2作目のビューティフル・ドリーマーよりもキャラデザがTV版に近く、
ストーリーもあたるの浮気性を中心にしたドタバタがメイン。
しょーもないオチと、最後はお約束のドタバタで締め。

とっても、”うる星やつら”らしくて好きです。

宇宙を舞台にした、ちょっとだけスケールが大きいところが
劇場版って感じでしょうかね。
うる星やつらといえば、数多いサブキャラが魅力のひとつですが
弁天くらいしか活躍の場がないのは、少し寂しいところです。

ビューティフル・ドリーマーの評価が圧倒的に高く、
また監督自身が失敗作だと言っている、少し可哀相な作品ですが、
”うる星やつららしさ”が出ているのは、本作だと思います。


しかしこの時代って、半裸の女の子がでるアニメとか、
パタリロみたいなBLのアニメが、ゴールデンタイムにやってたんですよね。
いまからすると不思議なものです。
まぁ、親はチャンネル変えろってよく言ってたな。

それは野球みたいからだろう!

投稿 : 2012/09/23
閲覧 : 610
サンキュー:

8

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サブキャラ少

ワガママなお姫様のせいで、あたるを巻き込み大混乱。お決まりのドタバタラブコメディ。
今回はサブキャラの活躍が少なくて残念。
・・・というかこの頃はメガネやチビ達のキャラがあまり浸透していなかった。

投稿 : 2012/09/06
閲覧 : 357
サンキュー:

1

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版第一作。あたるを賭けたラムとエルの宇宙戦争勃発!?

うる星やつらはキャラの顔を知ってるのと小さいころに再放送を少しだけ観たことある程度です。
なので最初は顔と名前が一致してませんでしたがすぐに覚えました。
ただ何であたるとラムの元に集まってきたかはそのシナリオを観ないとわからないと思うので
キャラについて詳しくはわかりませんでしたね、その程度の知識しかない
私がうる星やつらの劇場版に手をだしてみたのです。

今回のお話は一通の招待状が配られてきたことから始まります。
あたるとエルの結婚式の招待状ですね。
特にこれといった前置きもなくあたるとエルの結婚という
この作品の主軸に最初から突入します。

OPはよかったですね。
結婚式の招待状があたるの友人たちに配られていく様子が背景に使われていました。
こういったOPにも無駄のない様は好きです。

前半から中盤まではあたるの地球からの旅立ちと宇宙戦争が描写されています。
美人と聞いただけで顔も見たことのないエルとの結婚を承諾するあたるは本物だよw
あわよくばエル星の王としてハーレムまでつくろうとしてたし本当に欲深い男です。

あたるとエルの結婚は幼少のころあたるが
エルと影踏みをして影を踏んだことによるしきたりらしいですね。
当のあたるは終盤でようやく思い出す程度の認識でした。

エルもエルですがエルに対抗するラムもすごかったです。
あたるがエルに連れて行かれる前に自分があたると結婚してしまおうという強攻策。
弁天の助力もあって招待する人間をかきあつめるのですが
その中にはエルのスパイもいて…
このスパイが結構いいキャラしてました、
本人はいたって真面目なのでしょうがどう考えてもおふざけにしか思えない行動の数々。
全然ダメダメに見えた彼女でしたが結果的にはあたるの奪取に成功しましたし
優秀といえば優秀なのかな?
スパイに奪取されたときのあたるの本音がひどいw
ラムのやつがしつこくて途方にくれてたとw
このころラム軍勢が命を賭けてあたるのために戦争してましたからね、
あたるの本音が無線を通じて皆に聞こえてしまい唖然とさせました…

そんなあたるですが内心ではラムの身を案じてたりします。
彼の本質はどこにあるのでしょうか…
追われるよりも追うことに命を賭してる諸星あたるの人間性とはいったい…

物語のキーパーソンであるエル。
彼女は後半まで登場しないんですよ、
なかなかもったいつけられました。

なりゆきであたると一緒に連れてこられてしまった面堂やメガネたち…
あたる程度でいいなら自分もいけるはずとエルを口説こうとしたり、たいした奴らですよw
面堂ってラム一筋かと思ったらそんなこともなかったんですね。
そして面堂の誘いにのってくるエル…案内された先で彼が見た美男子の冷凍保存体。

エルもそうとうな美男子好きみたいで99999体保存してましたw
ちょうど面堂で100000万体になるんですねぇ…ご愁傷さまです。
なんとなくあたるを選ぶだけあって類ともという感じがしました。
そのエルの裏の顔を知ったあたるもひどい、自分は棚に上げて浮気ものだの恥知らずだのw
まぁあたるからしたらとにかく結婚を有耶無耶にしたかったんでしょうね、
さすがに冷凍保存された男たちをみてしまったら目も覚ますか。
メガネが冷凍はいやだぁ~とか喚いてるのがシュールでしたw
美男子限定だっつーの。

幼少のころあたるがエルの影を踏んで決まった結婚ですが
なんとあたるはエルの影を踏んでなどいませんでした!
どうしてもエルを捕まえたかったあたるは影を踏んだと嘘ついたんですよ。

この男最低すぎるw
この物語はこんなあたるのいい加減さから始まったようです。
ようやく全てを思い出したあたるは偉そうに影は踏んでないから結婚は無効だとw
よくそんな最低な事実をあれだけドヤ顔で言えますよw

この作品でいまいちつかみきれないのがエルの真意なんですよ。
美男子を冷凍保存するような女なのに実はあたるに対しては本気だったんじゃ?
というような描写があります、結婚が無効になったときに人知れず彼女が流した涙の意味…
そこは明確にされませんでしたので各々で妄想するしかありません。
エルがあたるの嘘を最初から知っていたとは考えにくいですが
そういった真実があっても面白いですよね。

この作品では色々なサブキャラが登場し、さくらさんなども登場しますが
面倒やメガネに弁天などと比べると圧倒的に出番が少なかったです。
弁天とさくらは好きなキャラなので出番がもうちょいあると良かったかな。
弁天は結構活躍してましたよ。

ちなみに監督はAKIRAや攻殻機動隊の押井守監督でした。
いまでは想像しにくい組み合わせですがこのミスマッチさがいいですね。
この作品はらんま同様、特に難しいことを考える必要ないのが魅力だと思います。

【B+78点】

投稿 : 2012/07/29
閲覧 : 436
サンキュー:

3

アニオヤジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

初めて・・・

映画館で見た アニメでした。
なんともなつかしーです。

投稿 : 2012/05/12
閲覧 : 285
サンキュー:

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ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

「茜色した 夕焼けの中で 影踏みしようと誘われたの 長い影追う 見知らぬあなた はしゃいで避けたら涙消えた」
『うる星やつら オンリー・ユー』です。「うる☆」では最初の映画化になります。

エル星艦隊で 薔薇の花を模したエル様の旗艦が美しかったです。
ラム星との艦隊戦はレイが活躍していた風w

エル様は綺麗でしたよね。性格も楽しかったです。
最後のあたるの告白で、あっさり引き返していったのは潔い!
あたるを振り向かせられないと感じたのだろうな。宇宙一の浮気者ですからw

押井監督はこの作品を「完全な失敗作・大きいテレビ」と後に語っていたそうだけど、それでも良いんじゃない。
次の「B.D.」に繋がったと思えば。

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 442
サンキュー:

4

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 1

GMVDY17867 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2024/05/25
閲覧 : 4

ダイクニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 15

こなちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/01
閲覧 : 15

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/15
閲覧 : 17

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 39

なごやん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/13
閲覧 : 54

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 38

▲猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 67

AKIRA777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/11/01
閲覧 : 64

にいちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2018/07/07
閲覧 : 80

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/09
閲覧 : 80
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うる星やつら オンリー・ユーのストーリー・あらすじ

 高橋留美子原作の同名漫画をアニメ化した、劇場用作品第1弾。TVシリーズの好調を受けて制作された。監督は「攻殻機動隊」の押井守。無類の女好きで浮気ばかり繰り返す高校生・諸星あたると、その押しかけ女房となったキュートな宇宙人・ラムが日常的に巻き込まれる非現実的で奇想天外な事件をハイテンションに描いたSFラブ・コメディ。ある日、あたるの知り合い全員に結婚式の招待状が届いた。差出人は、“諸星あたるとエル”。謎の女性・エルの正体は、やっぱり宇宙人。だが、宇宙一の美女と言っても過言ではないほどの美しい女性だ。そのうえ、彼女と結婚すれば彼女の星の王にもなれる。ラムは当然のごとく嫉妬し、ふたりの結婚を阻止しようとするが…。ふたりは本当に結婚してしまうのか? そして、エルは本当にあたるに惚れて結婚しようとしているのか…!? 何やらこの結婚には裏がありそうで…。(アニメ映画『うる星やつら オンリー・ユー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1983年2月10日
制作会社
ぴえろ
公式サイト
pierrot.jp/archives/mov_list_20th/mov_001.html
主題歌
《主題歌》小林泉美『I, I, YOU & 愛』
挿入歌
《挿入歌》平野文『ラムのバラード』 ヴァージンVS『星空サイクリング』 詩織『影ふみのワルツ』

声優・キャラクター

平野文、古川登志夫、榊原良子、島津冴子、神谷明、杉山佳寿子

スタッフ

原作:高橋留美子(小学館「週刊少年サンデー」連載)
監督:押井守、脚本:金春智子、キャラクターデザイン:高田明美/高沢孫一、美術監督:新井寅雄、撮影監督:若菜章夫、音響監督:斯波重治、音楽:小林泉美/安西史孝/天野正道

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