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「Another(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
5094
棚に入れた
22603
ランキング
153
★★★★☆ 3.9 (5094)
物語
4.0
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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Anotherの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

サワ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

3.5ぐらいが妥当

アナザーなら死んでた。当時に言葉として流行りましたね。

カテゴリーとしては
ホラーサスペンス→超常的現象や恐怖を題材にしている
ミステリーサスペンス→推理モノの恐怖、事件を主人公が解決に向けて解き明かしていく。

と分かれますが本作はホラーサスペンス寄りなのかなと思います。

推理モノと言うには
・死者が1人増えても記憶を保持しているので死者本人も理解していない
・死者が増えても周りの記憶も書き換えられてしまう現象が起きる。

こういう前提であるので推理のしようがありません。犯人の今までの言葉から推測も可能みたいに思われる箇所もありますが矛盾点もあるのでわからないです。

悪い所
・主人公が少ししてハブに合うのでクラスメートが亡くなることに感情移入がしづらい。
・ヒロインの能力の後出し設定。超常的な力を持ち最終的には知ってた(死に近づいたから見えるにしろ最後に出されても)
・同じ仲間の美術部のやつが主人公にはクラスルールを守って話さなかった割には他の人から聞かれたら正直に答える
・対策係の赤沢が主人公の登校日に休み
・最初にメイと会った病院のエレベーター。用はないはずなのに上がりに何故か乗り8階まで上がり主人公が乗ってきた後から地下2階の死体安置室みたいなとこに行く。

まぁガバガバというか12話と言う限界があるから仕方ないのかも知れませんがミスリードをさせたいが為にキャラを動かしてて最終結果は伏線というよりは後出しの超常的な力で解決するのでなんとも言えません。クラスメートも映画のファイナルデットコースターとかみたいにピタゴラスイッチで亡くなるので呪の概念であり犯人が存在しないのもね。

キャラデザ、映像と特に効果音でのドキドキ感は物凄く良かったのですがスプラッター的な意味あいが強いのでは。シナリオがもったいなかったです。映画ならもっと2時間で起承転結で練られた作品があります。なのでここまでの高評価に疑問が浮かびます。

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 43
サンキュー:

1

ネタバレ

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

推理物として面白かったです

サスペンス&推理物語

3年3組に転校してきた主人公にだけ見える一人の同級生が居た。霊かと思ったら実在する人物で、学校ぐるみでその生徒が居ないものとして扱っていた。イジメではなく、3組にはこれまで謎の怪事件が発生する事があり、何故か机が1つ足らなくなるという現象。それが発生すると次々に3組の生徒や関係者が連続死してしまう。その怪事件を食い止める1つの対策として、机が足らなくなったら、生徒を一人居ない者として取り扱えばいいというものであった。が、今年は転校生が来た事でバランスが狂ったのか、机が足らない訳でもないのに亡くなる同級生が発生した。このままではまた連続死が発生する。

過去に同様の事件が発生した時に、一度だけ連続死を止めることができた時があった。その方法を突き止めると、死者が一人混じる事で机が足らなくなっていて、その死者を見つけ出して殺してしまえば、その後の死は防げるというもの(死者が居る限り、その死者が卒業していなくならない限り連続死は続く)。

対策が判明した以降、生徒達は疑心暗鬼に陥ってしまい、お互いを疑って殺しあいを始めてしまう。さあ、死者は誰なのか?この連続死を止められるのか?

というのがストーリー

結論から言うと、膨大な犠牲のもとで今年は何とか幕を下ろす事が出来たけど、来年以降また繰り返される(根本的な解決には至っていない)。死者が誰なのか見つけようと思ってみてたけど、当てられなかった・・・から面白い

投稿 : 2024/02/15
閲覧 : 109
サンキュー:

1

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

死者は誰か。

療養のために田舎に越してきた主人公。
でも、なんだか学校の様子が変。
眼帯の少女をいない者として扱っている。
それは何故なのかを調べているうちに、主人公もいない者として扱われるように。
何でそんなことが行われるようになったのか。
どうやら死者が1人紛れ込んでおり、その死者は自分も相手もその人が死者だと気付いてないらしい。
それでどんどん人が死ぬらしい。
だから、本来のクラスの人数に戻すために誰かをいない者に見立てるんだって。

最後らへんはめちゃくちゃ殺し合い的になってすごいよ。
結局、生徒じゃなくてあの人が死者なんかー。

投稿 : 2023/11/07
閲覧 : 119
サンキュー:

1

ネタバレ

曇り無き眼の漢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

最後で何でやねん展開

一通り見たけど、登場人物全員が余計なことしあって、足引っ張りまくってる様をひたすら見させられてる感しかなかった。
後付けみたいな鳴の魔眼設定、実は怜子が通り魔にあった事を直見していたとか、同級生がこんなバタバタ死んでる状態でも隠してるとか、、、
うーん、ごめんこの人達何がしたいのかよく分からん。

物語とキャラ(設定)ははっきり言ってクソだが、その他はとても良い作品だと思います。

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 119
サンキュー:

1

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話の内容が深くてとても面白かったです

原作が綾辻行人氏。
ホラーとミステリーを掛け合わせたサスペンス色が強いP.A.WORKS作品。

第10回本格ミステリー大賞を一票差の次点で逃しただけあって、ミステリー要素を含んだストーリー展開がとても面白かったです。
1話観たら止まらなくなる感じで、作風にあった音楽やBGM、実物以上にリアルな作画がとても惹きつけられるものがありました。

初回冒頭から物語の結末に繋がる重要な内容が次々に出てきて、或る人物が自分の身の上について話していた内容や動物が意味深に喋っていたこと、物語の途中で主要人物の親族が何気に呟いていた内容、別人だと思っていた人物が実は同一人物だったり、過去に登場人物同士が出会っていて記憶の過去改変が行われたことが何を意味するのかなど、意識して観ていないと軽視してしまいがちですが、どの内容も実は物語の核心に触れる或る人物に繋がるもので、結末を知った時は衝撃的でした。
最終話を観てから初回に戻ってみるとまた衝撃的で、所々結末へのヒントを与えているけどそれを分かりにくくして視聴者を釘付けにさせる話の展開の面白さが高い評価を与えられます。

また登場人物の心理描写も繊細に描かれていて、{netabare}榊原恒一が災厄の事件に必要以上に関わろうとするのが、(心理学上)人が過去の記憶を探ろうとする人間の行動心理に基づくもので、それが過去の夜見山の記憶をなくしていた話しに繋がっていたり、見崎鳴が義眼の真実を明かして死者の存在を打ち明けなかったのは、クラスメイトが疑心暗鬼に陥っている中で事実を伝えたところで状況は変わらないと冷静に判断していたからで、唯一義眼の存在を伝えた榊原恒一も三神怜子が恒一にとって大切な人と知っていたから明言を避け、最終話で恒一に裏庭に来ないように伝え、怜子を目の前にして迷いの生じていた恒一に言った「信じて」の言葉に想いが集約されているのが、{/netabare}人の心の葛藤を上手く取り扱った作品だと感じました。

グロ要素が強めの作品のイメージがありますが、それ以上に伏線の張り方や話の展開の持って行き方、個人の心理描写がとても優れている作品。

『Another』のために作られたALI PROJECTのOP曲『凶夢伝染』も作風に合っていてとても良かったです。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 509
サンキュー:

9

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

雰囲気はすごく良い

私の理解力が足りないのでしょうか。
今一つ内容が理解できませんでした。
前半の、主人公にしか見えない少女の下りが
あまりストーリー全体に生きているようには思えませんでした。
また、絶対に「その期間中」には見つけられない筈の「犯人」が
「超能力で最初からわかってました」ってのはどうなんでしょうか。
評判はいいようなので、いつかまた再見したいです。

追記:
再見しました。初回でよく分からなかった点は、
1.物語前半の、いない人の下りはどういう意味があるのか
2.あの人が同一人物ということにどういう意味があるのか
ということですが、再見してよく分かりました。どちらも大して意味無いですね。
あと登場人物の記憶が物語に都合よく改ざんされるので、もう何でもありですね。
最終話でSAWシリーズの種明かしシーンのように回想が入りますが、お爺さんが仏壇の前で「A子もB子も可哀相なことをした」みたいな台詞があります。ドヤ顔して伏線のように見せてますが、爺さんの記憶も改ざんされてなきゃおかしいので破綻してます。
終盤は、誰が死人なのか?とミステリー色が濃くなりますが、前述のように超能力で分かってしまいます(そしてそれ以外の糸口すらない)。う〜ん…。
タイトルのように、不安を煽る雰囲気はとても良く出来ていました(特に序盤)。でもミステリーとしてはアンフェアだし、ホラーとしてはパンチが弱いかなあ。皆さんグログロ言いますが、傘が喉に刺さるぐらいどうということもないのでは?グロと言うには1.目に刺さる。2.口の中から喉に刺さる。3.アソコに刺さる。ぐらいやって欲しいところ(いや、本当はやらないでいいです)。とりあえずホラーの名作ファイナル・デスティネーションと比較するにはまだまだですね。
最後に、割と評判のいい主題歌ですが、何言ってるか聴き取れなくて私的にはダメでした。

投稿 : 2022/03/09
閲覧 : 381
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホラーとミステリーが好きならいいかも

にゃんはこわいおはなしってこわいけど
つい見ちゃうw
それではじめはホラーだからドキドキしながら見てた

はじめめいちゃんが
{netabare}仲間はずれにされてる{/netabare}のがとってもいやだった
いじめられるのっていやだけど
{netabare}だれにも話しとかしてもらえない{/netabare}って
ほんとにくるしいって思う。。
先生とかも知ってるのになにもしないってどうして?

にゃんは
はじめはどうなってるのかよく分からなくって???
でもこわくなってきそうだったから見てた

{netabare}3年3組が呪われてるんなら
3年3組なくしたらいいだけかも。。
そうしたらこんどは3年4組が
おんなじみたいになるのかな?{/netabare}

ちょっとフシギだったけど
こんなことってあってほしくないなぁ。。

大人はどう思ってるのかな?
呪いのせいでみんな
おかしくなってるのかも(きっとそう)

にゃんが1番こわかったのは{netabare}人形の家{/netabare}かな

めいちゃんのあとをついてって
ちょっとどきどきしながらのところ

あんなところにはいったらほんとうにこわいって思う
夜1人で見られないよね(ドキドキ)

それから今度は
{netabare}こういちくんとめいちゃん2人で仲間はずれになったから{/netabare}
にゃんはちょっとうれしかった
だんだん二人がなかよくなってよかったって思った

Anotherは人がいっぱい死ぬ
気もちわるい死に方が多くっていやだなぁって思う

でもそんなにこわくなかった
きっと死んだ人たちのことよく知らないからだって思う
好きな人が死んじゃったら
きいただけでなみだが出ちゃう。。

にゃんのおばあちゃんが死んだとき
ねむってるみたいなおばあちゃんが
とってもこわかった。。

やさしいおばあちゃんだったから
おばあちゃんがこわいんじゃなかったのに。。
にゃんもいつか死んでいなくなっちゃうのかなぁ。。
ってこわかったのかな?

{netabare}だからさいごにみんなでころしあったとき
なんだかヘンだった

一人ひとりみんなが気もちをもってて

あっころされる!いやだ!とか
でもあんなに仲よしだった子はころせない。。とか
むかっていくのはこわいなぁ。。とか
あの子好きだったのにかなしいなぁ。。って

みんなに心があるはずなのに(ねぇ){/netabare}

だから
さいごはわーわーってさわいでるだけみたいで
にゃんはかなしくもこわくもなかった。。

とちゅうまではよかったのになぁ。。

さいご死者がだれかって分かっても
そうなんだ~って思っただけだった


{netabare}なにか出てきそうな暗いところとか
ざざーっっていう電話とかカセットの音とかに
どきってしたり{/netabare}
とちゅうまではほんとにこわかったのに。。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 1809
サンキュー:

302

ネタバレ

梨の妖精 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

死者は誰なのか?最後まで読めませんでした

自分の好きなピーエーワークスの作品ということで視聴しました。珍しくオリジナルでは無く原作付きなのですね。

原作は未読です。またミステリーやホラーは普段あまり観ないジャンルではあるのですが、非常に楽しめました。

ネットで有名?な言葉で「Anotherなら死んでた」って言葉があるらしいですが、ほんとにあっさりと人が死にますね(笑)

ホラーが苦手ってわけでは無いのですが、キャラが死ぬシーンはちょっと身構えてしまいますね(痛々しい死に方が結構あるので)

ストーリーは謎解き要素が強く、死者が誰なのか気になってしまって最後まで楽しんで見ることが出来ました。

最後まで死者の正体は正直読めませんでした。よく出来てますね。

あんまり観ないジャンルなのでわからないですが、昔見たホラー映画がバッドエンドで後味が悪く、ホラーってそういう終わり方が多いのかなと勝手に思っていたのですが、今作はそういう事もなかったので良かったです。

メインキャラで死んでる人もいるのでハッピーエンドってわけではないですが…
3年3組の問題も根本的には解決してないですしね。

あと通り魔が榊原君にしか見えなくて色々調べてしまったのですが、あれは似てるけど別人という事で安心しました。

ほんとに榊原君だったら後味が悪いので(^^;)

いつものPAとは全然違いますがめっちゃ面白いです。おすすめの作品です♪

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 254
サンキュー:

5

ネタバレ

ちあき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

う~ん

やっぱり人間のほうが怖いと思うですよね。
結局、ああいう終わり方だったので、個人的にはしらけてしまいました。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 476
サンキュー:

1

ネタバレ

貫通 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

グロアニメです。

恋愛要素が皆無でしたね。

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 302
サンキュー:

2

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

水島努のサスペンスホラー

 回を追うごとに事件の真相に少しずつ迫っていくゾクゾク感がたまりませんでした。「もうひとり」とは一体誰なのか、どうすればこの負の連鎖を止めることができるのか、分からないことだらけの状態から最後もうひとりが誰なのか判明した時は鳥肌が立ちました。
 キャラの死に方もかなり悲惨で目をつむりたくなるようなシーンもありました。ただ最終回に関してはやりすぎやろwwと笑ってしまいました笑
 あとやはり水島努というだけあってギャグのセンスは最高でしたね。三﨑鳴が軽くキャラ崩壊するたびに笑ってたような気がします。
 全体的に話もよくできており、キャラの魅力も出てていい作品でした。 

86/100点

投稿 : 2021/08/29
閲覧 : 277
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本格ミステリー

この物語は様々なジャンルの要素を持っていますが、どのジャンルのアニメとして見ても、すごくレベルが高い。

僕が特にすごいと思ったのは、ミステリ部分です。最終話まで見終わってまた一話から見返すと「ああ、ここも伏線だったのか……」という部分があふれるように出てきます。

原作がミステリ界の巨匠綾辻行人ということもあってミステリの部分はすごくよくできています。

ミステリが楽しめる作品ランキングだんとつの一位です。
ミステリやサスペンスが好きな人にはおすすめです。ホラー的演出にビビらないでぜひ見てほしい作品です。

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 255
ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ホラー、スリラー、サイコ、サスペンス、ミステリー・・・全部入り!

anotherの意味を調べると「他の1つ(一人)」です。
つまり、この話はタイトル通り、それはだれかを追っていきます。
それは、ヒロイン、自分、委員長・・・。さぁ、だれか。
ホラー、スリラー、サイコ、サスペンス、ミステリー・・全部入りです。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 266
サンキュー:

8

ネタバレ

Rere さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただ怖いだけのアニメじゃない

シリアスシーンの面白さは言わずもがな、唐突に降りかかる不幸や日常の死の理不尽さがしっかり描かれている。
が、今作で個人的に秀逸だと思ったのは、ヒロイン見崎の扱い。
初めではただただ不気味で怖かった見崎の発言が、後からわかる真相により意味を変える。見崎の発言やキャラクター性は初めから最後まで一貫しているが、事の真相を知るか否かでその印象を180度変え、最終的に見崎は立派なヒロインとして、可愛いヒロインとして見えるように描かれているのだ。
初め見崎を幽霊であるかのように描いた上で、最後には共に協力し合う仲間として描いており、彼女の印象は見事に変わっている。
真相を知った上でもう一度初めから見直すとなお面白いだろう。

一つだけ気になった点としては、最終話で死者が副担任=主人公の叔母?であると発覚し主人公がそれを自らの手で殺すシーン。
物語上副担任は叔母と違いあまりはっきりと描かれず、副担任=叔母でした!という予想しようのない終わり方は確かに面白いが唐突すぎていまいち納得がいかなかった。
何より死亡する際に描かれるのは副担任の姿の叔母、つまり直前に副担任=叔母であると言われたあまり馴染みのない姿の叔母なため、やはり主人公自ら叔母を殺したというものを見せるには一歩足りないかもしれない。

総じて秀逸で、視聴者を騙すようなトリックも残酷なシーンも可愛いヒロインも1クールにしてはかなりのボリュームだと思う。
1クールでサクッと見れるのにこれほどの見せ場を作った製作陣は本当にすごい。
ぜひ深夜に部屋を暗くして雰囲気を出しつつ視聴してほしい1作品。

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

え~皆さんには今からデスゲームを始めてもらいます

原作は綾辻行人先生の小説
監督は「侵略イカ娘」から「大魔法峠」まで手掛ける水島努氏
キャラデザは「灼眼のシャナ」「涼宮ハルヒの憂鬱」のいとうのいぢ先生

ホラー作品はあまり気が進まないんだけど
スタッフの名前と後番組が「パパ聞き」なのもあって
リアタイで見ていた

最初は学校の怪談に絡めて「見えざるもの」として
ヒロインの鳴ちゃんが扱われている

主人公の恒一君は転校生だったので
噂話を知らず鳴ちゃんと接点を持った事で
一気に物語が加速

最初の事件になる傘の柄で刺されて死んだり
いきなり担任の先生が生徒の目の前で自殺したりと
なかなか重々しい展開で実況ツイッター全く呟けずw

一番怖かったのはクラスメイトのお姉さんが
勤めていた病院のエレベーターの導線が切れて
そのまま真下に落ちた奴
落下系は昔のある映像を見てからトラウマなんだよなぁ~

その一方で鳴ちゃんの落ち着きぶりや
恒一に好意を思っている赤沢さんの対策係としての奮闘など

ホラー作品らしい重厚なトーンで
ネットでは「アナザーだったら死んでいた」という
造語がはやるほど怖くて引きつけられていた

12年前のクラスとの因縁がこの事件の引き金であり
最後は林間学校で様々な謎が解明されるのだけど

最期まで目が離せない
引きこまれる展開だったと記憶している

実写版は鳴ちゃんが橋本愛さんが演じているんだとか
首切りのシーンがあるので怖いけど
観られる機会があるなら見ようかな

投稿 : 2021/06/16
閲覧 : 514
サンキュー:

4

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホラーとアニメの相性は抜群

映画好きの人間は必ずと言って良いほど「ホラー映画」の話をする。なぜならスプラッターやオカルトなどの特撮技術、大物監督の初期作品などの話題に事欠かないからだ。

特に日本のホラー映画は心理的な恐怖を描く作品が多く、スティーブンキングの小説以降のモダンホラーと、日本特有のジメジメした陰湿な恐怖が非常にマッチしているからである。

この水島努監督の「another」はアニメーションのホラー作品としてはかなり良いものであり、心理的恐怖とゴア描写の塩梅も非常に冷徹さを感じる。

人間はいざとなると「エゴで動く」という身も蓋もない結論だが、そこにリアリティが有り、常に日常と非日常が隣り合わせであることを示している。

余談ですが、おそらく2018年の中ではトップクラスの恐ろしさだったハリウッドホラー映画「ヘレディタリー/継承」の試写会に行ったのですが、日本のホラー作品を真似た演出や表現が多く、ものすごく恐ろしいホラー映画ですがおすすめします。あっ、間違っても心臓の悪い方はご注意ください。ホラー映画にはいつも途中退席される方が多いのですが、今回も例に漏れず途中で退出する人が後を絶たないくらい中盤から心的生理的にえぐいシーンが多いです。

投稿 : 2020/12/01
閲覧 : 779
サンキュー:

22

ネタバレ

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

コミックスを先に読んだ方は、買ってまで見ない方がいいと思います。

コミックスの方が、入りがいいんだよね~。
アニメ版はキャラも明るいし、劇画タッチのアニメーションがむずいのか、
ペルソナかなんかに特許でも握られてるのか、まさかの日常を書いたのか?
綾辻ワールドにアニメは合わないというアピールでしょうか。
コミックなら4冊、洋版DVDBOX なら14話。
見る順番間違えたかなぁ? いや、見なくていいものは見なくていいよ。

というのも、第5話目を見ようと2枚目のディスク入れたら、リージョンエラーが出て、1話目から全部消えてしまうという残念ごと。輸入品だから仕方ないかぁ。もう、ちゃんとお金貯めてまともなの買おうと思いました。

投稿 : 2020/11/19
閲覧 : 323
サンキュー:

4

ネタバレ

あすから さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

廃校にすれば解決

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 213
サンキュー:

4

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

怖いけど、流石は綾辻クオリティー

十角館の殺人、等の 綾辻行人 原作のホラー作品、1話めからのダークな展開

内容は、夜見山に転校してきた主人公(榊原恒一)が友好的なクラスメイトに受け入れられる中

何故かクラスで居ない存在として扱われてる眼帯の少女(見崎鳴)が
虐められてるのかと感じた、恒一は鳴に関わりだす、鳴は恒一のみには返事をするが
自分にはもう関わるなばかり

クラスメイトも鳴については、歯切れ悪くそれには関わるなの一点張り

恒一の行動が発端となり、クラスメイトが異様な事故に巻き込まれ次々に
惨たらしく死んでいく
鳴が存在しないものとして扱われた理由は、26年前の3年3組

今の(恒一のクラス)でのミサキと言う人気者の女子が死んだ時に
そのクラスメイトがミサキが生きてるように振る舞ったせいで
このクラスが死に近付いたと言う、少々難解な設定で

それ以降クラス関係者が毎月、死んでいく死のループに
さいなまれたので、鳴が存在しないものとして扱われる事で
死のループを回避する、おまじないのような対策を講じていたらしいですね

死のループを止める手だては、クラスに紛れ込んでいる死者を見つけて
殺害するのみ、見た目では死者と判断不能な上
死者の記憶が関係者から抜け落ちるので判断は困難・・・

生徒の死に方はグロく、愉しい作品とは言えなかったが
ストーリーは気になって最後まで視てしまった

死者の記憶が抜け落ちるの点について
町から離れて他所の報道や関連記録を調べたら良くね?🤔
と思ったが、その情報すら夜見山に戻れば消える設定なのかも・・・😑

なら電話で誰かに伝えるなり、命懸けなら何でも思いつきそうなものだがw
有無を言わせぬ、クラス関係者の死に、そんなん冷静に考えてられるか!
って気持ちも無くはない

思い出したが、クラスメイトの姉の看護士が、この事件に興味を持って調べてまわったら
エレベーターで悲惨な目に遭ってた・・・( ´-ω-)

主人公でもなければ、事件の収束を図る思考に思い立った時点で謎の力で
夜見山から排除されてるのかも知れず、ここに考えを書き込んでる私も登場人物だったら
恐らく消されてるので・・(ー_ー;)

限られた人物以外は解決出来ない推理小説に近い展開だったのかな
死者を、殺害してこの現象を止める・・と言うのも、目星付いても
一歩間違えたら、単なる人殺し・・容易に実行出来るとは思えない・・・( ´-ω-)

残念な点は後半のペンションでのジェノサイドシーンから
大暴れしたオーナー婦人だが実は呪いじゃなくて
オーナーが精神を病んでたって説明でかなり萎えた(´д`|||)

いやそこはちゃんと呪いに絡めようよ(´゚ω゚`)
ラストでの、呪いの原因(死者)は恒一の関係者でしたが
祖父母の家で、仏壇がやたらと描写されてたのはそれだったのね( ´-ω-)

原作未読の私は本気で主人公 恒一を死者かと疑ってた
理由はことごとく事故死を免れてたので

逆に原作ファンからすれば犯人(死者)判ってるので
只のグロめのホラーアニメに映ってたのかな?

放送終えてから、綾辻行人さんのAnotherに関するインタビューで

ファンの死者の変更に期待する、アニオリ展開を熱望する声が聞こえてたが
あれはどうやっても変更出来ない
それよりは内容を濃く描いて欲しいと考えていた
なので1クール12話では、到底無理なので2クールで御願いしたと話してました

クールに関しては、3度程、製作サイドと話し合いになり、1クールならアニメ化はお断りすると伝えたとも話してた

ラノベ原作アニメで(原作者)これ1クールで終わらないのはファンなら判ってる・・
良く耳にしますが、まさにこれらしいですね、ドラマ等、多方面でも活躍されている
綾辻氏ですらこんなに時間を掛けて話し合いしてるので

実績の少ないラノベ作家なら1クールだと収まらない!!
とか文句つけにくい環境なのかもしれませんね・・

かなり昔の話なんで、うろ覚えですが、ラノベアニメ黎明期に
全10話でアニメ化された(原作者は乗り気でなかった)作品で

新人監督とシナリオライターとの打ち合わせで
原作者としてはキャラの立ち位置は絶対変更しないでと念を押したのに
いざアニメ化されたら、主人公のキャラが勝手に変更されてブレブレで
別人に描かれていたとか・・監督とライターに抗議しても

いやぁ・・こうなっちゃったんで・・ヽ(●´ε`●)ノ と謝罪すら無かったとか
恐らくその関係者はもう業界には居ない・・・と思いたいですが・・( ´-ω-)
ジビエートの青木良だったとしたら最悪ですね・・

実際矢面に立つのは原作者が大半なので非がない責めには辟易するのも理解出来ます

現在は原作者の要望は可能な限り聞いて貰えるみたいなので話数以外の
クレームは原作者責任と捉えても良いのかなw

投稿 : 2020/08/21
閲覧 : 279
サンキュー:

9

ネタバレ

Pocali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最初の方の人形が一瞬映るの良かった

だんだんホラー感がうすれていって、最後は色々と本人達の思うようにいかない感じが、なかなか一緒になってイライラして良かったですw
時代を感じましたが、個人的に今見るにはちょうど良かったです。
ツインテールの女の子が最後に死んだとき、綺麗でした。
ガラスが刺さりまくってて。
あんな一瞬で死なんだろうとは思いましたがw
私は好きですが、お勧めするほどでもないです!

投稿 : 2020/07/20
閲覧 : 293
サンキュー:

2

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

出会いは理不尽な悲劇の始まり

この作品を端的に紹介するならサスペンス ・ ホラーです。 この表現ですぐに思い浮かぶ作品は 「リング」 や 「ひぐらしのなく頃に」 などでしょうか。

この作品のジャンルは、サスペンス ・ ホラー ・ ミステリーと紹介されているのに、何故 “ミステリー" を省くのか ? それは、この “ミステリー" の部分に大多数の視聴者は注目して “推理" することに集中しようとするからです。

この作品は、アニメとして表現されている映像 ・ 音響 ・ 舞台設定など作品から放たれる “雰囲気" から、視聴者は恐怖感を味わい、何故、災厄は起こるのか、どうすれば良いのか、と自然に感じた方が楽しめると思います。

勿論 “推理" することが悪い訳ではなく、この作品を楽しむ一つの要素ではありますが、それ自体が楽しみではないと思うのです。 仮に視聴中トリックに気付けたり、見事推理が実って死者が特定出来たとしても、それが事件の解決には繋がらないのですから、達成感は得られないと思います。

この作品の恐怖感を煽る “雰囲気" そして “演出" は素晴らしいと思います。 そこを十二分に味わった方がお得だと思いますので、私は敢えて “ミステリー" は省き、この作品は “サスペンス ・ ホラー" と紹介したいです。


“雰囲気" や “演出" の素晴らしさとは裏腹に、“結末" そして “その後" に物凄く違和感を感じます。 確かにあの “結末" は悲惨であり、恐ろしいです。 しかし、やり過ぎのように思います。 今まであったであろう 「ある年」 の中でも、災厄が止まったにもかかわらず、一番悲惨な結末ではないでしょうか。

そして “その後" ですが、とても悲惨な結末を迎えた後の会話とは思えません。 恒一の下した決断はそんなに軽いものではなかったはずです。 辛過ぎる出来事だったのですから、空元気とも受け取れなくはないですが、それにしても清々しささえ感じる “その後" の描写は違和感ばかりが付き纏います。

恒一達の年は災厄が止まりましたが、これからも 「ある年」 は続いて行くのです。 個人的には最後まで “雰囲気" を大切にして欲しかったなと思っています。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 366
サンキュー:

4

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ホラーすぎる青春

全部理解できてない。

何で榊原君は一年半前の事を覚えてないの?

誰か教えてほしいな~

↑のレビューから翌日

榊原君はレイコさんの葬式の為に夜見山を訪れたがレイコさんの復活によりそれを忘れていたんですね。赤沢ともそこで会ったけど赤沢も記憶が曖昧になり、やはり葬式に参加していた松永さんも記憶を消されたんですね。

皆さんレイコ=三神先生て事を最後に分かって驚かれたみたいですが、自分アホなんで「あれ?そういう設定だったっけ?」て思っちゃった。自分がちゃんと観てなかっただけかと。

完全に生徒の方に注目してたからそれ以外の事に頓着なくなってましたヤラレタ。

それを踏まえて所々見直してみた。

一話の榊原君の回想でレイコさんの夜見北中の心得3まで出ててその4を思い出そうとした時におばあちゃんから呼び出し。
最終話、レイコさんを目の前にして、榊原君の回想の続き、夜見北中の心得その4、学校ではレイコさんじゃなく三神先生て呼びなさいというシ-ンが披露される。

海に行った回は格好はレイコさんのままで榊原君もレイコさんと言っていた。
そこは三神先生と呼べ榊原君w他の生徒もいるんだし。
海でレイコさんを海の中に落とすシ-ンがあるけどレイコさんがメガネを落として探すが顔は映さず。

小説だと名前を変えれば騙せるけど、映像があるアニメだとあの手この手で同一人物だと思わせないようにしてたんですね。お疲れ様ですw

青春はホラーと言っても
これはホラーすぎるw

投稿 : 2020/06/09
閲覧 : 398
サンキュー:

11

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サスペンス?ホラー?いいえ、私達の聖戦(ケンカ)です!

6月6日,7日で視聴

幹は隠し、

終盤までサクサク進むストーリー、

ラストでドヤァ!っと、 聖戦(ケンカ)です!

原作や漫画よりキャラを増やしたのかな?

この本編では小枝も余り深入りはせず、

各キャラ浅めだったのがちと残念ではありますが、

1クールですっきり見易かったです。

投稿 : 2020/06/08
閲覧 : 285
サンキュー:

12

ネタバレ

お茶まろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ストーリーもなかなか凝っていて面白い
作画がとても丁寧。血の表現が美しい
そんでもって傘怖い

投稿 : 2020/01/31
閲覧 : 296
サンキュー:

5

ネタバレ

イリヤ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前半の神展開からのギャグアニメ

 前半は間違いなく面白い。1話する人はまずいないだろう。見るのがおっくうになっている人にはぜひ1話だけでも見てほしい。そしたら自然と、5話くらいまでは見ることになる。

 ただ、6話以降から視聴者諸君はあれ?と思うことになるだろう。
「もしかしたらこのアニメ、ギャグ?」そう思った視聴者諸君は非常にかしこい。私は原作を読んだことがあるが、原作は後半も普通に面白い。
なのでこれは、アニメを作成したPA worksサイドに問題があるように思える。前半の展開を重視するあまり、後半のしゃくを考慮してなかったように思われる。

 しかしながら、見て損はないアニメだとは思うし、本サイトでも妥当な点数、順位なので、この順位の付近のアニメを楽しめる視聴者諸君は退屈しないであろう。
以上 アニメ評論家イリヤより

投稿 : 2019/12/06
閲覧 : 464
サンキュー:

4

ネタバレ

ユージン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメ版ファイナルデスティネーション

ホラーアニメとしての雰囲気は一級品。
特に音響、カメラカットは素晴らしく、画面から不気味な雰囲気が醸し出されている。
緊張感があり、先が気になるストーリー展開・・・なのだが、ラスト2話が酷い。
それまでもいくらかツッコミ所はあったのだが許容できるものだった。
しかし、ラスト2話は流石に堪えられなかった。

切迫した状況だというのにお散歩気分で歩き回る登場人物。
殺される寸前にも拘らず落ち着き払ったヒロイン。
火事だというのに建物に戻り暢気に携帯電話を掛けだす主人公。
その電話に応対するヒロイン・・・・・・
ツッコミだすとキリがないが、B級ホラー並みに死んでいくクラスメイト達はさながら映画の「ファイナルデスティネーション」のようで笑わずにはいられなかった。

一応注意深く観ていれば死者が誰か推理することが出来るように作られているので、ギリギリミステリーとしての体は守れたと言えるが、非常に惜しい作品だった。

投稿 : 2019/11/30
閲覧 : 386
サンキュー:

3

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終盤はかなりハラハラ

小説を先に読んでいて、どんな風に映像化されるんだろうかと思い視聴。

まずアリプロのOPがとてもカッコ良かったです。
原作者ファンなのでイントロが始まると同時に「原作者 綾辻行人」と出た時はとてもワクワクしました。


音楽が序盤から不安を煽りに煽ってくれて、ついに死人が出てしまった時の絶望感。
夜見山を出て安心したと思いきや、そこでも死者が出て、それでも死因は夜見山の中で起こったことだったとわかった時の恐怖。
終盤の合宿まで中だるみすることなく本当に怖かったです。

合宿で惨劇が始まった時はもうハラハラしっぱなしで、ずっと何かを握りしめてました。恒一君無敵か!とも思いましたが、そこは主人公。

あまり原作からキャラの扱いが変更されるのは好きではないのですが、赤沢さんの改変は良いスパイスだったと思います。

鳴の声優さんが上手で鳴の達観して浮世離れしている感がとても良かったです。


最後の死者の部分は小説だからこそのトリックなので映像化すると無理があるのですが、スタッフ側の色々な工夫が感じられました。


ここまでハラハラする作品はなかなか無いですし、原作の雰囲気もよく出ていてとても良作だと思います。

投稿 : 2019/11/28
閲覧 : 327
サンキュー:

7

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前半よかったけど、後半がなんか残念。

原作は未読です。
ストーリーは面白かったけど、後半にたたみこむように殺しすぎだった
ように思います。前半は、一人ひとり死んでいく流れが怖さを引き出して
いてよかったのに。
中盤の海で楽しく騒いでいるエピソードは、後半の惨劇をよりひどいものに
思わせる効果があってよかったと思います。
クラスの中で主人公と仲良くしてた人は大半死亡っていうのは斬新だと思い
ますけど、これではクラスに起こった現象というより主人公に起こった現象
という感じがしましたね。
あと、学校側も対策を考えていたのなら、一番いい対策は3組というクラス
の名前だけのこして生徒を0人にするか、3組を欠番にすればよかったん
じゃないのかな。(ってこの対策では物語が生まれないか。)

投稿 : 2019/08/24
閲覧 : 310
サンキュー:

12

ネタバレ

vWSHY97287 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

ストーリーにとても引き込まれました。終わり方も非常に良かったと思います。

投稿 : 2019/07/27
閲覧 : 263
サンキュー:

3

ネタバレ

LRaway さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まあまあ

序盤から中盤にかけての雰囲気は最高だと思う。
終盤はちょっと無理やり感があったけど、最後まで観れたので良い作品だと思います。

投稿 : 2019/07/25
閲覧 : 210
サンキュー:

3

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Anotherのストーリー・あらすじ

その学校のそのクラスには、誰にも話してはならない“秘密”がある・・・。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女 見崎鳴 に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、予想もしなかった惨事が! この“世界”ではいったい、何が起こっているのか…?(TVアニメ動画『Another』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年冬アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫ALI PROJECT『凶夢伝染』≪ED≫Annabel『anamnesis』

声優・キャラクター

高森奈津美、阿部敦、前野智昭、米澤円、野中藍、山本和臣、榊原奈緒子、平田広明

スタッフ

原作:綾辻行人、キャラクター原案:いとうのいぢ、 監督:水島努、シリーズ構成・脚本:檜垣亮、キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子、色彩設計:井上佳津枝、美術監督:平柳悟、3D監督:山崎嘉雅、特殊効果:村上正博、撮影監督:並木智、編集:高橋歩、音響監督:岩浪美和、音楽:大谷幸、音楽制作:ランティス

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