当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「神様のメモ帳(TVアニメ動画)」

総合得点
83.7
感想・評価
2598
棚に入れた
14147
ランキング
320
★★★★☆ 3.7 (2598)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

神様のメモ帳の感想・評価はどうでしたか?

郎太桃← さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーん

最初はのめり込めたけど最後まで観て思ったのがなんか中途半端に終わった感じがしたかな~・・
まあまあ楽しめました♪

投稿 : 2013/07/06
閲覧 : 196
サンキュー:

1

hirofumi09 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い!!

面白いし
キャラ濃いし
かなり楽しめた。

投稿 : 2013/06/30
閲覧 : 341
サンキュー:

1

。mine。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NEET探偵★ヘタレ男子高校生×怜悧少女のミステリー

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

原作は杉山光のライトノベル。
全12話。

舞台は、都心の繁華街&高校。
主人公は16歳の男子高校生・藤島鳴海。

幼い頃から転校を繰り返してきたせいで、親しい友人も出来ず
他人に心を開けない性格の鳴海。

ある日、事件を目撃したことをきっかけにNEET探偵と名乗る
少女・アリスに出会う。

アリスは部屋から出ずに、ネットと人脈を駆使して真実を暴き出し
事件を解決する。

ごくごく平凡な鳴海だったが、成り行きで探偵を手伝うことになり、
アリスやNEET探偵団たちと関わることで、葛藤しながらも
事件を解決していく物語。


。・*゜・*。感想。・*゜・*。

遠巻きにしてたけど、試し観してみたら絵が好みだったので視聴♪

ニートが活躍し、暴力団やドラックといった都市的な脅威も
描いているので、内容は少々穏やかではないですね。
かと言って、グロテスクなシーンはないのでご安心を♪

ヘタレながらも時々本質を突く主人公と、少女ながらも
達観してるけど初心さもあって可愛いヒロインのバランスが
ツボでした❤

例えるなら…
ヘタレ君は、デュラララ!!の竜ヶ峰君。
アリスは、妖狐×僕SSの凛々蝶ちゃんっぽい感じ。

内容がダークなだけに、後味サッパリとはいかないけど
見事なラストが鮮やかに心に刻まれて、観て良かったです。

ミステリーと言っても全然怖くはないですよ。
シリアスでもコメディでもないけど、引き込まれる不思議な
魅力がある作品。

1度試してみては?

何かが心に刻まれるひとときになりますように…。

投稿 : 2013/06/30
閲覧 : 352
サンキュー:

1

tomato5 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

うーん。

最初は面白かったけど・・・

投稿 : 2013/06/28
閲覧 : 216
サンキュー:

0

ゲルナイツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

内容云々で

OPのカワルミライはすごく好きです・・・いい歌です

投稿 : 2013/06/24
閲覧 : 237
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

面白そうで、そうでもない。

すごくつまらないというわけではないが・・・
ありえない設定が目立ちすぎて感情移入は一切出来なかった。
例えば {netabare} 普通の高校生の主人公・藤島鳴海少年がやくざの親分と簡単に兄弟杯とか。 {/netabare}
その設定に納得いくだけの魅力を、主人公に感じることが出来れば気にならなかったかもしれない。
あるいは事件が{netabare} ヤクザが絡むようなものでなく {/netabare}もっともっとくだらないものだったら馴染めたかもしれない。
ただ、最後の話だけは面白かった。

あらすじ
{netabare}引きこもり探偵アリスはニート君たちと共に事件解決する。普通の高校生の藤島鳴海君がアリスの助手をすることになる。 {/netabare}

投稿 : 2013/06/20
閲覧 : 236

ちゅけちゅけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どくぺ

アニメ単体で見ても面白いと思うんだけど、原作の方がもっと面白いよね。
原作読むの後にすればよかった・・・
アニメの雰囲気も好きなんだけど、少し物足りない。

まあアリス可愛いからいいわww

投稿 : 2013/06/17
閲覧 : 234
サンキュー:

4

ネタバレ

ソルバルー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

おもんなし!!

主人公の高校男児が『ニート探偵事務所』に入っていろいろな事件究明の手伝いをします。

結論から書くと、自分にはあまりグッとくる処がありませんでした。
アリス曰く「ただの探偵じゃない。ニート探偵だぁ!」
自分としては「???」でした。引きこもりハッカーだけど、どうも報酬を貰っている様だし。それってニートなんですか?ニートって『ノージョブ(無職)』の意味もありそうですが。
仲間たちも大学生していたり、ホストややくざの親分だったりするので、自分の中でニートの概念が良く解らなくなってしまいました。
絵は良いのですが、アリスのセリフもなんだか心に響かず、共感もできなければ感動もしません。

{netabare} 彩夏が学校の屋上から飛び降りた真相をなるみがアリスに依頼するのですが、アリス言いたがらない感じで、イミフ。ただ勿体つけているだけなんじゃね?つーか警察も一体何してんだかだし、犯人のハカミザワの動機も全くイミフ。というか「狂っているから」のせいにしとけば何でもokって事にしようとしてません?全体的にストーリーを盛り上げる為にその場はイミフにしておいて後で適当に処理しようとしていませんか?そういうの個人的には凄くひっかかってしまって、全くもって興醒め甚だしいです。 {/netabare}

絵はある程度綺麗でしたが、個人的には絵なんてよっぽど酷くないとマイナス要素にしないし、このレベルだと評価するといっても+1点くらいです。
これはちょっと最近観た中では酷い部類に入るんだがなぁ。この作品を好きな方には申し訳ないけど、あちきはオススメしませぬ!

投稿 : 2013/06/17
閲覧 : 257
サンキュー:

9

カスティエル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

二期はやく!

とにかくアリス可愛い!w

投稿 : 2013/06/15
閲覧 : 221
サンキュー:

1

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結構本格的な推理もの

ソフトな外見とは裏腹に結構シビアで本格的な現代の東京を舞台のした推理のもだ。麻薬、殺人、暴力団、売春、資金洗浄と、結構アダルトな事件が発生。でもこれって浅見さんや戸津川さんや金田一さんたちの世界ではスタンダードな事件で、要は普通に面白い推理サスペンスだ。まあ痛々しいからやだって人もいるだろうけど。登場人物はニートというよりはヤクザっぽいけど人情家でいい奴らと、平凡な高校生とこれまた正確にはニートじゃない安楽椅子探偵と、なかなか個性的。萌えアニメではなく男女混合の集団活劇だ。9時から放送してる2時間ドラマの推理ものよりひねりが効いていて余程面白い。特に終盤の麻薬の幻覚症状を使用したトリックはなかなか斬新だ。アニメの枠を超えてミステリーに一石投じる描写では?

ただ悪い点もある。原作のタイムテーブルいじってあるため流れが唐突だったり台詞が不自然立ったりする箇所が所々見られた。それと尺が1クールなので本来4,5話かけて語るべき情報量を無理やり押し込んだのがまるわかりだ。もうちょっとじっくりやろうよ。それとやはりすんげーいいところで終了してしまう。これじゃ放置されてストレスたまる。自分は耐えられなくなり、アニメ終了後の巻から原作を読み始めた。まだまだ映像化したら面白いエピソードたくさんあるぞ。放置はやめろ。

好きなキャラは軍事おたくの少佐が自分的ストライク。「レイテ囮作戦」とか「靖国でまた会おう」とかいいね。アリスは紫苑寺有子って本名がちゃんとある。頭いいけど食わないし発育悪いしネット依存症で不健全この上ない生活態度。でもなぜか異常にカリスマがある。そこが彼女の魅力なんだろうけど。

1クールじゃ勿体無い。続編希望

投稿 : 2013/06/15
閲覧 : 242
サンキュー:

4

ネタバレ

銀氷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作壊しで、有名ですが・・。

原作も何もわからない俺にとってはどうでもいい事でした。
まぁ人の感想なんて、あてになりません・・。
・・・この感想も意味ないって、自分で言っちゃたよww
そんな事は忘れて(焦)うーん。小倉さんの声嫌いなのかな~
ゆいかおりの時から、知ってるけど・・合わないと自分の中で、思ってるのかなぁ~?俺・・自分の事がわからないやw
では、内容について{netabare}
ホント、ざっくり言うと・・ニート探偵が助手を使って、
事件を解決!めでたしめでたしって、簡潔すぎたかな?
説明下手ですいません。だがしかし、面白い事確定です。
{/netabare}
ニート探偵・・響きが良い。名前は忘れたけど、このニート探偵すきだわぁ~。浮気すんなぁ!って、怒られちゃいますね。opかedで言うと、個人的にはed派ですね。
ここまで、読んでくれてありがとうございます。

↓は特に関係ありませんが・・。
人形可愛いすぎ~。後あのヤクザどうなのよ・・。良いのホントにあの人達ww

投稿 : 2013/06/08
閲覧 : 271
サンキュー:

13

ネタバレ

黒ハン♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

かみっ

神だわw

投稿 : 2013/06/08
閲覧 : 256
サンキュー:

0

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

B

放送期間 :2011年07月~2011年09月に見た
OTM 放送日前期待度OTM
放送期間中IV低下
ショートCALL

投稿 : 2013/06/06
閲覧 : 316
サンキュー:

2

ネタバレ

そー。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

始めは日常アニメのような雰囲気さえ感じましたが、話が進むに連れて次第に引き込まれていきました。特にラストが良く、余韻の残る作品でした。

投稿 : 2013/06/06
閲覧 : 207
サンキュー:

1

claris さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

( ・∀・)イイ!!

めっちゃおもろい!

ってか音楽がええわ〜♪

最後泣けるし!

2期希望します!!

投稿 : 2013/05/22
閲覧 : 229
サンキュー:

2

ネタバレ

しゃんしゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

群像劇としては致命的なやらかし

▽原作有無  ライトノベル
▼原作改編  ストーリーの時系列順を入れ替えたり、1話でオリジナルストーリーなど大きく改編

○良い点 作画は綺麗、ヒロインの外見は可愛い
×悪い点 腐女子狙いが失敗、声優が下手で何言っているか分からない、ストーリーや人間関係が滅茶苦茶


☆感想
藤島鳴海がとある事件をきっかけに、色々な人と関わっていく群像劇。
群像劇は人間関係や信頼関係、心情の変化、こういうのがとても大切であり、それがすべてと言ってもいいと思う。
アニメではそれが変でおかしく、とてもつまらなかった。

何故そうなったかというと、原作の巻の順、時系列を入れ替えた為、
いきなり鳴海が信頼され、権力や地位を持っていたり、そういう関係性が崩壊。
よく読み込んでない制作スタッフが、1話をオリジナル1時間でやったのも、
キャラクターの関係性を提示できず崩壊した原因だとは思う。

また、長い台詞が必要な作品なのにも関わらず、一部の声優が実力不足で、何言ってるか分からないのも気になった。

{netabare}
原作は鳴海が事件を解決する度に、ヒロインも含め成長し、信頼や人間関係を構築する作品なわけで、
アニメでは最初の方からアリスがデレていたり滅茶苦茶である。
さらに、アニメだけみるとヤクザが活躍するストーリーと勘違いされるが、あれは原作4、5巻を先行でやった弊害であり、本来はそういう作品で無い。
終盤~最終回では今度原作1巻をやった為、義兄弟を結んだり信頼を勝ち取っていた仲間に
信用されてないという矛盾まで発生。
{/netabare}

アニメの評価はアニメ単体で評価され、原作云々はあまり関係ないが、
さすがにここまで来ると、原作者や原作ファンを擁護したくなる。

投稿 : 2013/05/21
閲覧 : 532
サンキュー:

7

ネタバレ

ちょろこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ニート()

終始ヤクザとか麻薬とかしか関わってなかったような気がする。
ニート探偵を貫き通すセリフが多いが正直見てて全然ニートじゃないなって思った。
あと、主人公が自ら得体の知れない薬飲んだときはびびった。

なんか原作からかなり改変されてるっぽいですね、残念。

投稿 : 2013/05/12
閲覧 : 216
サンキュー:

2

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

報酬はもらってます

原作未読。
中学生位の女子が部屋の中でパソコンや仲間達からの情報を使って依頼された事件を解決していくミステリーもの。誰が犯人かが重要というよりそこに至るまでの主要メンバー達の活躍や人間関係に焦点が集まっています。主人公の非常識さからくる可愛らしさも特徴のひとつ。

私のツボ:靖国で会おう

投稿 : 2013/05/04
閲覧 : 261
サンキュー:

3

swiiiiing さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

瞳がキレイ

瞳、涙が今まで観た中で一番キレイだった
しっかりした作品

投稿 : 2013/05/01
閲覧 : 283
サンキュー:

1

MAYUC〜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドクペ

この作品は暗くてシリアスなイメージが強かったけど
観はじめると個人的にはすごく爽やかなイメージに変わったな^^
キャラはみんな濃くて変人ばかりで
接点が無さそうな人達のつながりもおもしろい!!
そんなヘンテコ探偵事務所のお話☆
もっといろんなキャラの生い立ちとかも描いてほしかったな♪

投稿 : 2013/04/29
閲覧 : 262
サンキュー:

6

らびまぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

想像以上!

あにこれ内でそれほど評価が高くなかったので、
あまり期待せずに観てみたのですが、
ストーリー、キャラが思っていたより独創的で気に入り、
最後まで面白く観させて頂きました!

1話は、いろいろ詰め込まれ過ぎていて、
内容が少々分からなくなってしまったのですが、
それ以降はハラハラする展開が続き、
予定があって忙しかったにも関わらず、
一気に観てしまいました。

アリスは、若干「こんな娘いねーよ!」という感じは
ありますが、たいへん可愛らしく素敵なキャラでした!

まだまだ物語の続きが気になるところで
一期の放送は終わってしまったようなので、
二期がたいへん待ち遠しい作品です!

投稿 : 2013/04/25
閲覧 : 256
サンキュー:

4

らび・ナイトメア© さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

別にくさくない

馬鹿は美少女から悪臭がすると思ってるらしい
そんな訳無いじゃん
事実全然くさくない
いいにおいするしかわいい
すごいかわいい
しぬかと思った

投稿 : 2013/04/19
閲覧 : 231
サンキュー:

1

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どんな視点で楽しむかは観る人次第。 想像よりも難しかった。

原作のライトノベルは未読で視聴。
1クール全12話(初回のみ約50分なので実質13話分)の作品。
略称は「神メモ」。

簡単なあらすじは、
ヒロインのアリスと、主人公・鳴海を含めて、「NEET探偵事務所」の関係者たちが
調査の依頼を受け、それらの件について作戦的に追跡していくストーリー。

鳴海はアリスから助手というポジションを任されて様々な仕事をこなしていくのだが、
依頼された件がどこで解決されているのか、話の区切りが分かりづらい。
解決できたのかもよく分からないまま次の依頼が入ってくるし、
「なんだかよく分からないお話だった。」という印象が第一に来てしまう。

どちらかというと「解決すること」よりも
NEET探偵メンバーの活躍する場面を見せることに重点を置いていたのかもしれない。
いずれにしてもこの作品は、物分かりの悪い私には結構難しかった。


アリスというキャラについて、
中学生くらい(通っていない)で、実年齢以上に幼い部分がとても多いけれど
高い分析力や、論理的に説明する様は見かけらしくなく大人びている、
そのギャップが なかなか面白い設定だった。

他のメンバーも、不良であっても根っからの悪者ではなく、
本当は仲間想いの良い人たちだったと思う。
しかし、かと言って魅力的に感じることはなく…。

作中全体的に暗い場所ばかりで、
間違っても明るく楽しい気分で観られるような作品ではなかった。
さらに、暴力団とか薬物といった話がほとんどで、暴力沙汰のシーンも多々あり、
正直のところ、私はあんまり見ていたくないような物語だった。
それでも、アリスというキャラのおかげで物語が重くなりすぎず、
この作品にコミカルな部分を作って観やすくしてくれた彼女の存在意義は
あまりにも大きかったと思う。


音楽について、OP曲・ED曲ともに印象は悪くないけれど、
この作品の雰囲気にマッチしているかは微妙なところ。

OP曲: カワルミライ
ED曲: あすなろ
ED曲: Colorado Bulldog(第1話のみ)


作画は暗い場所でも見えやすいように工夫されていたし、
絵柄も終始安定していたと思う。

声優はイメージに合うキャラと合わないキャラの差が激しかった印象。
鳴海、アリス、四代目といった辺りが はまり役だったので総じてまずまず。


パッケージイラストのかわいさとは裏腹に、キャラよりも物語強めの作品の気がします。
生粋の探偵ものではなく、多少コミカルなのが観たい方向けかもしれません。

不良グループが喧嘩するシーンや、薬物中毒の狂人などが登場するので、
苦手な方には あまりお勧めできません。

キャラ重視の方は、物語は半ば無視してアリス(CV:小倉唯)を愛でるための
作品として観るのもまたひとつの手だと思います。
でも過度の期待をすると出番が少なめに感じるかもしれないので注意。

投稿 : 2013/04/18
閲覧 : 405
サンキュー:

31

ネタバレ

ぷれんばにら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作は、こんなもんじゃない

{netabare}アニメからこの作品に入ってしまった方へ。原作はこれの数倍面白いです。なのでアニメを観ただけで「神様のメモ帳はつまらない。何言ってるか分からない」と評価するのは待って下さい。



と言うのは、本作品はアニメと原作とで事件の起きる順番や時系列が度を超えてバラバラです。


例えば、アニメの10話から12話で語られているエンジェル・フィックス事件は、実際は原作で一番最初に起きるものです。また2話から3話にかけて語られている2億円事件に、本来彩夏は登場しないはずです。





私は原作が存在する作品は、あくまで原作に忠実であるべきだと思います。本来描かれていないキャラクターが登場したり、繋がりのない話を無理矢理つなげてしまうのはナンセンスだと思います。



しかし、この作品に関してはそういう感情が生まれてきませんでした。「この演出は仕方がない」そう思いました。



もし原作通りにエンジェル・フィックス事件を最初に持ってきたらどうなっていたか。おそらく大変まとまりのないアニメになっていたと思います。


原作を読めば分かりますが、エンジェル・フィックス事件は未だに全ての真相が明らかになっていない事件です。この事件を真に解決することが、「神様のメモ帳」という作品そのものであると言っても過言ではないのです。


ですので、この事件を最初に持ってきて12話で完結させられるアニメを作るのは無理だと思います。もし本当に原作通りにストーリーを構成するのなら、少なくとも24話必要、それどころか2期に渡ってアニメにする必要があるのではないでしょうか。


しかし12話分しか期間が与えられなかったため、考えに考えた挙句このような演出にせざるを得なかった。そう思うのが妥当であると私は考えます。


先にアニメを観た方は、騙されたと思って原作を読んでみることをお勧めします。きっと、本作品に対する評価は変わるはずです。{/netabare}

投稿 : 2013/04/17
閲覧 : 389
サンキュー:

15

ネタバレ

わしょい。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ん~ちょっとパンチが薄いかな~^^;

平凡な男子高校生・藤島鳴海
ある事件をきっかけに
、美少女探偵アリスに雇われて探偵助手として
働くことになる。
アリスをサポートするのは、
学校に通わず仕事もせず職業訓練も
していないニートたちだった。(全12話)

投稿 : 2013/04/12
閲覧 : 307
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

THE 神アニメ

1クールだけの短いアニメでしたが、上手くまとまっていた作品でした(。◕ ∀ ◕。)
声優さんも有名な方ばかりで、作画・OPとEDがとても綺麗で見てて楽しかったです!
久しぶりに神アニメ見た気がします(∩´∀`)∩わぁい

これは見るべし!ラストパート注目!

投稿 : 2013/04/11
閲覧 : 216

326 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後の最後で。

すこ~しシリアスな話もあったかな。もう少しコメディ要素があるかとおもったけど、それなりに楽しめたね。

あやか、最後に目が覚めてよかったよ。

投稿 : 2013/04/09
閲覧 : 230
サンキュー:

1

ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作の魅力を表現しきれていないのが残念(原作ファンによる補足付)

はじめに断っておくとこの作品は本格ミステリではありません
そのように書くと「本格的ではない子供騙し」
というような勘違いされる方が出てきそうですが
「本格」ミステリというのは黎明期のミステリのもつ
推理パズル的な要素を前面に押し出した作品のことです
そもそも「本格」という表現で幅を利かせているのは日本だけで
海外では「パズラー」あるいは「フーダニット」という
ミステリのジャンルの一つ程度でしかありません

ミステリの歴史として犯人あてゲームのフーダニットから
トリックの妙にフォーカスをあてたハウダニット
動機や背景に力をいれた社会派のワイダニットと流行が移っていき
最近「新本格」のように原点回帰した作品が評価されたりもしていますが
もはやミステリに疎い方がイメージするミステリ(=「本格」ミステリ)は
ミステリのジャンルの一つに過ぎないということをご理解ください
そしてはじめに述べたようにこれは「本格」ミステリではありません

また、アリスが部屋から動くことなく事件を推理することから
安楽椅子探偵ものと評されることもありますが
これもやや語弊があると思います
安楽椅子探偵はもともと前述の「本格」ミステリにおいて
ドラマ性などを廃し謎解き部分に特化させるための手法です
たしかにアリスが現代版安楽椅子探偵なのは間違いないでしょう
謎が解ければ事件が解決するのが「本格」ミステリですが
現実世界じゃこれっぽっちも謎なんてなくても
簡単に解決しない事件が山ほどあるわけです
この作品はそんな事件の解決のために奔走するナルミとニートたちの物語であり
安易に安楽椅子探偵ものという括りに入れてしまうのは乱暴すぎます

ついでにもう一つ誤解を解いておくと
ニートのもとになった英国におけるNEETの本来の意味は
Not in Education, Employment or Training
教育、雇用、職業訓練に参加していない 16〜18歳の若者というもの
それが捻くれて日本で変な意味で定着しているものですから
日本人がニートと呼んでいるものの大半は
年齢的に、本来NEETではないというのは確かです
そしてその定義を言葉通りにとれば
専業主婦や病気療養者、個人事業主なんかも立派にNEETです
そういう意味でニート探偵というものに何ら矛盾はありません
それでも年齢的に上限か下限を振り切っている作中のニートたちは
本来の意味でNEETを名乗る資格がないので
作中のニートの定義がおかしいと言われると
擁護しきれない部分は確かにありますね
ちなみに原作者の肩書きも「小説家・ニート」です

原作者杉井光は2005年に第12回電撃小説大賞において
デビュー作「火目の巫女」が「狼と香辛料」と並んで銀賞を受賞
その後トントン拍子に2008年のアニメ化までこぎつけた「わっち」とは対照的に
陰鬱で救いのないストーリー展開のデビュー作の続刊をぽつぽつ出すのみ
デビュー作以外でははじめての作品となる
2007年の初めに刊行された神メモ一巻も
間違ってもアニメ化の話が舞い込んでくるような内容ではありませんでした
しかし、その後の神メモ続刊や別シリーズで無駄に暗いだけの作風から脱却
シリアスからコメディまで書けるマルチな作家として
各社から引っ張りだこになりました

その原作者の談によると
アリスのキャラはもともとニートのおっさんだったそうです
それが担当との打ち合わせで読者層を考えて幼女に変わったわけですね
そしてそこに岸田メルが絵をつけた

この作品がアニメ化された最大の理由はおそらく
岸田メルがイラストを担当していたから
アニメやゲームで岸田メルがちょうどブレイク中なので
ブームに乗っかってのアニメ化を考えたのでしょう
だからアニメスタッフはメル絵の女の子を動かすことにしか興味がなかったわけです
原作ではアリスと同程度には活躍している男性陣
そこそこ優遇されていた四代目はともかく
テツ、ヒロ、少佐はそれぞれが主役を張っている3、6、7巻がアニメ化されず
ほかのエピソードでも活躍をいろいろ削られてしまっています
逆に彩夏の出番は原作のエピソードの順番をいじってまで増やしています
男性陣をもっと魅力的に描くことができれば
原作のファンに評価してもらえただけでなく
別の層にも人気が出たと思うのですが・・・
なんにせよ強引に改変した代償は大きく
物語のあちこちにひずみが現れています
ハテナ?とおもったら下記の補足を参考にしてみてください

1話補足
{netabare}
オリジナル回です
原作者が案を出していたようなのですが
ほとんどボツになったとかで
アニメが終盤に差し掛かったところで発売された
8巻に近いエピソードが収録されています

まず、最初に補足しておかなくてはならないのは平坂組について

一巻ヒロとナルミの会話から抜粋
「平坂組って知ってる?」
「暴走族でしたっけ?」
「違う違う。走ってないよ。ただこのへんの喧嘩っ早いのとか騒ぐのが好きな子供が大勢集まってやくざ気取ってるチーム。四代目はそれの頭なんだ」
「四代目の頭だから四代目って呼ばれてたんですね」
「いや、平坂組は初代だよ。あいつが作ったの。あいつ以外にあんな連中全員締められる奴いないよ」
「え、じゃぁなんで四代目なんですか?」
「それはね、関西の方に実家があって、逃げてきたらしいんだけど、そっちの四代目なんだってさ。そっちは本職のヤのつくお仕事」
しかしこれはただの噂話で誤情報
ヤクザではなく商家の四代目だったと
後になって本人の口から明かされます

つまり平坂組は渋谷にたむろしている不良組織の最大派閥で
四代目はそこの頭目というわけですね
アニメだけ見て本職のヤクザだと勘違いしている人がいそう
というか、確実に居ますよね・・・

そんな四代目が1巻でアリスのもとに依頼に来た際
部外者で高校生のナルミを追い出そうとするのを
アリスがそれはボクの助手であると口からでまかせを言って妨害します
そしてそのあとアニメ最終話の事件に巻き込まれたときに
ナルミは真実を知るためアリスに依頼し
その対価として正式にアリスの助手になりました

どちらのエピソードもアニメでは最後まで語られずに
視聴者ほったらかして進んでいきましたが
オリジナルにするならばその一話目の中に
必ず入れておかなければいけない部分だったとおもいます
{/netabare}
2話補足
{netabare}
「メ」の後に微妙な伸ばす音が続き、「オ」は奥に引っ込むような「ウ」に近い付属音で、日本語にはない響きだった。(原作より)
アニメ化されるので生の発音が聴けると期待してたんですが
普通に日本語っぽくメオって発音してるだけじゃないですか!
こういう活字では伝えきれない部分にこだわってこそのアニメだと思うのに

ストーリーも端折って意味わかんないところがありますね
原作ではナルミが地道に探偵しています
メオの住んでいたハローパレスに聞き込みに行って
張り込んでいたヤクザに追いかけられることに
さらに草壁の目撃情報をもとに張り込み開始
二日目にして草壁を発見し尾行潜伏場所を突き止める
そしてそこで草壁の電話を盗み聞きする
しかしそこに先ほどのヤクザが現れ・・・
そんな紆余曲折を経て出てきた推論が
「メオを置いて一人で逃げようとしている」
だったはずなのですが
アニメ版の働かないナルミはなんの裏付けもなく
思いつきだけでメオを傷つける心無い発言
あれじゃナルミはただのイタイ子ですね・・・
{/netabare}
3話補足
{netabare}
まずは兄弟杯について
四代目は一巻でナルミに借りを作ったので
困ったことがあったら助けてやるとナルミに言っています
そのためナルミはメオを匿って欲しいと頼みますが
助けるのは身内とそのダチまで、ヤクザともめてまでメオを助ける義理はない
とにべもなく断られます
そのために杯を交わして身内になってしまおうというのがナルミの作戦
ただし、高校生では親子杯は受けられないので兄弟杯という話になった訳です
ですが1巻の事件もない上に、今回の事件でも全く自分で働いていないナルミを
四代目が認める理由がどこにも無い以上
あの状態では兄弟杯なんて受けてもらえる訳がありません

ハローコーポについて
ハローコーポレーションは人材派遣会社という表向きの看板で
実際はアジアからの出稼ぎ女性に風俗業を高給で斡旋し
給料の海外送金の際に上乗せした分の給料を回収するという
マネーロンダリングのための組織です
草壁はそのマネージャーとして女性たちと
ハローパレスという社宅に住んでいました
しかし、その資金洗浄能力は億単位の金を処理できるほど高くなく
資金はだぶついていくばかり
草壁は資金洗浄が上手くいっていないのが露見し
ハローパレスの女性たちが行き場を失うのを防ぐため
2億を自分が着服した事にして事態の発覚を先延ばしにして
逃亡しながらも別の資金洗浄の方法を探るものの
そこから足がついてヤクザに捕まったというわけです

ラストは草壁を取り返して終わりでしたが
あれでは何も解決していません
ヤクザを襲撃して武力で解決!めでたしめでたし。
なんて、そんないい加減な話通るわけがないでしょう
お金だって結局草壁の講座に振り込んで戻しただけですし
お金を持ち出した経緯に付いても触れていませんから
草壁は一時的にやくざの手から逃げただけ
つまり草壁が逃げ出した作品冒頭の状態に戻っただけで
事件は何一つ解決していないのです
これでは草壁親娘(と出番のなかったハローパレスの女性たち)のお先は真っ暗ですね

原作では実際に草壁に振り込んだのは一千万だけで
アリスの指示した様々な名義の講座へ細かく分散して振り込まれています
それらはアリスがネットで拾い上げた岸和田会の講座
つまり草壁にできなかったマネーロンダリングそのものを
アリスが強引な方法でやってのけた訳ですね
「岸和田会も今頃は横領の真実を知っただろう。だからといって、草壁昌也が背負わされたものは消えない。美河がやったことの落とし前は、彼と会社がつけなきゃいけない。それがやくざの世界の絶対だ。それに、洗浄能力がもはや限界であることも変わりはない。ごくわずか、崩壊までの猶予が伸びただけだ。」
原作ではそんなアリスの科白で事件は締めくくられます

とまぁ真面目な話はここまで
3話で一番納得がいかないのは置き手紙ですね
2巻の冒頭でラーメンはなまるの暖簾が読めず
「ごめんなさい漢字あんまり読めないんです」
漢字は使ってないと告げると
「じゃぁこれはなんて読むんですか」
とナルトの絵を指さす
それはただのナルトの絵だと伝えると
「これでナルトって読むんですか。日本語って難しい」
そんなメオが漢字使った置き手紙なんてできるわけがないじゃないか!
{/netabare}
4話補足
{netabare}
4話は5巻の4話入りの短篇集の中から取られています
そのため今回はカットらしいカットがありません
つまり4分の1巻で30分がちょうどいい消化ペース
逆に言うとほかの話は4話使うべきボリュームを
2話で強引に終わらせているわけですね・・・

補足が必要な部分はほとんどありません
あえて言うなら話の一部は6巻への伏線になっていますが
それは6巻が発行される前に5巻を読んでもわからないわけですから
ここで補足を入れる必要はないでしょう
気になる方は小説版をどうぞ
{/netabare}
5~6話補足
{netabare}
5~8話は原作4巻を4話使って展開しています
無理のないペース配分なのでかなり原作に近い物語になっています
私が一番好きなエピソードもこの4巻なのでこれは嬉しいですね

しかしながら割と重要な人物が一人ざっくりやられています
ナルミを褒めていたデザイナーの女性「美嘉さん」
彼女にワカギ手芸店のヨシキさんを紹介して
バンドのTシャツを発注するシーンがカットされ
路地裏で偽平坂組に襲われたときも
原作では彩夏ではなく彼女が一緒でした
っていうか仕事になんで彩夏連れてくんだよ!
アニメはテツが助けに入るタイミングが早く彩夏は無事でしたが
原作では美嘉さんは一晩入院させられることになります

錬次とチンピラのときもそうですが
流血沙汰の描写がスパっと抜かれていたり
かなりおとなしくなっているのは
公共の電波に乗せる以上仕方ないのでしょうね

仕方ないと言えばもう一つ
カピバラの人形に文句をつけるアリスのシーンですが
原作で彼女が否定していたのは「カピバラさん」です
そのままでは到底使いようもないネタなのは分かりますが
変に歪めるならこういうところこそカットすればいいのに
{/netabare}
7~8話補足
{netabare}
毎回描写が足りなかった話ばかりでしたが
なんと今回は逆なのです
あえて描写しないでおいた部分が
アニメではうまく表現できなかったのですね

今回の主要キャラの一人ヒソン(喜善)は
事件の際にヨシキ(善喜)と名を変え
手切れ金で手芸店を構えたわけですが
ヒソン=ヨシキを匂わせる描写が露骨すぎて台無し
いや・・・そこでお腹を抑える描写はやりすぎだろう

そしてもう一つは終盤の神明裁判
すなわち「タイマンで勝ったほうが正しい」
という錬次が作った組の掟
その最中の錬次と四代目の会話です
アニメはどれが誰の人影かわかる中での殴り合いでしたが
原作ではもっと暗い中ナルミには二人の判別がつかない中での殴り合い
そしてどちらがどちらのセリフかも明示されずに
二人の会話が展開されていきます
勝ったのは関西弁の男、つまりは平坂錬次・・・ではなく
このとき二人はお互いの大切なもの(言葉)を返した状態で
勝ったのは関西弁を話している四代目でした
「お互いの大切なもの(言葉)を交換した」という伏線を
ある種の叙述トリックとして使ったのですね
小説を読んだ時はこのクライマックスの演出に唸らされましたが
まぁアニメで再現するのはちょっと難しかったですね

しかし一方ではいつもどおり足りていない描写もあります
まずは錬次の動機
アニメ版では単純に4代目への怨恨のようでしたが
原作では元々バンドのプロデュースは
柳原会の息のかかった芸能ゴロが請け負っていたものを
ロクに仕事をしなかったことにバンドのリーダーがキレて
柳原会に睨まれながらでも動ける平坂組のところにまわってきました
表立って平坂組とことを構えるのを避けた柳原会は
東京を離れている間に借金で首が回らなくなっていた錬次に目を付け
その債権を手に入れて、飴と鞭を使って錬次を平坂組にけしかけました
そのため、組を潰せなかった錬次は柳原会への負債が残ったままなので
東京にいることができなくなり高飛びすることになりました

また、風俗嬢だったヒソンに関して調べる際に
情報収集のためその道のプロのもとを訪ねています
アジア人女性が勤める水商売の店の元締め
そう、メオの父親である草壁昌也です
草壁昌也に会いに行ったハローパレスで
2話でカットされた風俗嬢の依林(イーリン)が
ヒソンと親しかったことが分かり
その口からヒソンの彼氏は後藤田組組長だと知らされます
このへんのくだりはまとめてカット
2話がアレじゃ仕方ないかなぁ
{/netabare}
9話の補足?
{netabare}
予想通りひどい出来でした

まずはパワレボの選手データに関しての解説から一部抜粋
「どうやらネットに蓄積された何らかのデータをいじくって生成しているらしい。」
「たとえばセナとかプロストとかシューマッハとか入れるとすさまじい俊足選手になる。」
「もちろん野球選手の名前を入れれば、それらしいデータが出てくる。」
「桑田がボールを投げる前にボールに向かってぶつぶつ言ったり、清原がデッドボールを喰らいまくったりするといった細かい癖まで反映されているのも評判を呼んだ」
今回の話で一番大きな伏線ですがえらくいい加減な処理のされ方でしたね

そして今回の話のメインキャラの西村さん
「おどおどした感じの眼鏡のお兄さん」(おい!眼鏡どこいったw)
店のオーナーの息子であり病気で入院中の父親にゲーセンの経営を任されています
「店の前を通るたびにガキどもの野球の知ったかを耳にするのは腹たつ」
というネモさんの最初の要求は「パワレボ」の撤去でしたが、
「パワレボ」を撤去したら店を続ける意味がないとそれを拒んだ西村さん
今回の250%(アニメ版は25%)の賃上げ要求には
何もできずオロオロするばかりでした。
野球で決着をつけると勝手に約束してしまった少佐が
バッティングセンターでゲーセン仲間を対象に入団テストを始めるも
ゲーセン浸りの連中は100km/hの球にキリキリ舞い
しかし、そこに現れた西村さんは140 km/hの球を軽々と打ち込んでいきます
実は彼もかつてはエースピッチャーとして都大会準決勝まで行った元高校球児だったのです
そして「やくざなんかと関わらないでいつもどおり遊んでいってほしい」とお客を解散させ
「やくざと揉めても大丈夫なメンバーだけを集めて欲しい」と少佐に頼むのでした
こうして甲子園勝利投手のネモさんと都大会準優勝の西村さん
二人の元高校球児による投手戦が展開されることに・・・はなりませんでした

「試合は正午からやけど会場は11時からとってあるから11時集合や。ちっとは球場で練習したいやろ」
そんなネモさんの計らいにメンバーたちは11時に到着するも西村さんの姿が見えません
そして西村さんから父の病院に向かっていると連絡が入ります
野球の試合と並行して契約書にハンコを押せと病院までやくざが押しかけていたのでした
試合開始までには戻ると言って電話を切る西村さん
しかし「この場所、昼の1時までしか借りてへんのや。さっさと始めんと時間内に終わらんで」と
12時開始のはずの試合は11時に始まってしまいます
急遽ピッチャーに抜擢される4代目とライトに入る彩夏
ナルミは西村さんを連れ戻すため自転車で疾走することに

病室に駆け込んだナルミの前にはベッドに横たわる老人と4人のヤクザ
そして反対側の椅子に座ってナルミの登場に驚く西村さん
もう試合が始まっていることを告げるとベッドの老人が口を開きます
「……ほんとに野球なんかで決めようとしてたのか。馬鹿かおめえは。あんな店、もうめんどくせえだけじゃねえか。放り出せっつってんだろ」
「親父、頼むよ。やらせてくれよ。俺、あの店続けたいんだよ」
「負けたらどうすんだ、一文ももらえず放りされたら踏んだり蹴ったりじゃねえか」
「親父!頼むよ、負けっぱなしは嫌なんだよ!野球で勝負なんだ、俺それ以外なんの取り柄もないんだ、親父も知ってんだろ。野球だけなんだよ!ど真ん中に絶好球が来たのにバットも振らずに見逃せってのかよ!」
やくざたちが引き剥がそうとする中で、必死に食い下がろうとする西村さん
「負けたらはっ倒すぞォッ」
その熱意が伝わり親父さんは契約書をビリビリに引き裂いてしまいます

二人が戻ると8回裏3-2で負けている中での1アウト1塁
彩夏がバッターボックスに入ろうとしているところに代打西村
そしてそれに呼応しての投手交代ピッチャー根本貴一です
しかしネモさんの剛球に西村さんもミンさんもあえなく三振に切って取られます
続く9回表は西村さんが緩急をつけた地味なピッチングながらきっちりと3人で抑えるものの
9回裏2番バッターから始まる好打順も2番3番と簡単に打ち取られてしまいます
4番の岩男がデッドボールで出塁するも退院明けで8回を投げ抜いてきた5番の4代目は限界
全員の視線がナルミに集まる中、ネモさんの剛速球に腰が引け縮こまって動けないナルミ
そこにアリスが一声
「審判、選手交代!代打、ぼくだ」
慌てて止めようとするナルミ
「なんだい、まさかきみが打席に立つとでも?今の君の萎えた心じゃ十中八九、三振でおしまいだ引っ込んでいたまえ。監督命令は絶対だ!」
そして、なんの冗談だ?と訝しむタコ坊主に
「冗談でもなんでもないよ。ぼくはプレイングマネージャーだ。きみは関西生まれの野球人だったのだから、当然ながら初代ミスタータイガース藤村富美男のこともよく知っているだろう。『代打わし』の恐怖に震えるがいい」
たとえ四球で1,2塁としても逆転は難しい場面が
アリスの機転、振り逃げ偽装で2、3塁と一打逆転のチャンスに
しかしそのまま正規の6番(=電柱)にまわせば敬遠されて満塁策で打ち取られる可能性が高いところ
「封殺の起きない絶好機でタコ坊主が勝負してくれるとしたら、このチームで誰よりも雑魚の僕しかいない」
自分を奮い立たせて打席に立つナルミ
諦めて歩かせる選択を取られないようにとフルカウントを避け
ボール球にも必死に喰い付きファールで望みを繋いでいく
それが実ったのは9球目、セットポジションのネモさんがチラリと2塁のメオを見たのです
「2塁にランナーを背負って決め球のフォークを投げるとき、握りを見られていないか一瞬確認する」
それこそがネモさん、そしてゲームの中の根本貴一が持っている癖でした

こうして辛くも勝利を収めたニート達でしたが
今回の助っ人たちには少佐がお金を払って仕事として依頼していました
そのため少佐が立て替えた分を西村さんに請求することに
ただしそれはお金ではなく現物支給
野球の面白さに目覚めたニートたちのため
西村さんには報酬がわりにコーチをしてもらうことになりました
めでたしめでたし

・・・というわけで、今回の話は
ネモさんの、西村さんの、そしてニートたちの
三者三様の野球への愛がこの話の根底にあるわけで
それを通じて見える著者の野球愛は
端々に散りばめられたプロ野球ネタからも一目瞭然
江夏の二十一球をもじった題名からもはっきり読み取れるでしょう
きっとアニメのスタッフは皆、野球に興味がなかったのでしょうね
まさかこの話から野球バカが一人削られているとは思ってもみませんでした
{/netabare}
10~12話補足
{netabare}
ほとんど補足する必要ありませんでした
ちょいちょい削ってあったり順番いじってありますが
重要な部分はほぼ原作1巻そのままですね
テツと四代目の神明裁判とか削られてたのはまぁ予想通り
アリス以外のニートは相変わらず冷遇されてます

ドラッグの売人つかまえるために
高校生がドラッグをキメるお話

どうも文壇やら芸能界やらは
良い作品を生み出すための必要悪として
薬物に関して寛容な傾向がありますが
ジュニア向けのレーベルで
主人公の高校生がトリップしちゃうのを
まるでそれが最善の選択肢であるかのように描く
というのはいくらなんでもどうなんだ?
と思っていたのですが
アニメの大トリにもってくるくらいのイイ話
というのがアニメ製作者たちの評価なんでしょうか?

アニメ全体としては
原作は良かったけどアニメは・・・
という部分が多かったですが
この話に関しては原作もアニメも問題外
というのが私の評価です

投稿 : 2013/04/07
閲覧 : 2075
サンキュー:

52

かのん❤ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なし

おもしろかった

投稿 : 2013/04/02
閲覧 : 254
サンキュー:

0

ネタバレ

mflanka.ui さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

だんだん面白くなってきた感じ!

最初は興味本位だけで見始めた事もあって中々面白いと思えなかったのですが、中盤あたりになってから仲間たちと協力して事件を解決したりなど登場人物達の結束が感じられて楽しくなってきました。ストーリーが結構ブラックなので僕的には面白かったです。

投稿 : 2013/03/30
閲覧 : 197
サンキュー:

2

次の30件を表示

神様のメモ帳のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
神様のメモ帳のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

神様のメモ帳のストーリー・あらすじ

「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる“ニート探偵”アリスはそう言った。高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ“エンジェル・フィックス”―すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。 「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」 僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す! 情けなくておかしくて、ほんの少し切ない青春を描くニートティーン・ストーリー。 (TVアニメ動画『神様のメモ帳』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
主題歌
≪OP≫ちょうちょ『カワルミライ』≪ED≫鈴村健一『あすなろ』

声優・キャラクター

小倉唯、松岡禎丞、茅野愛衣、生天目仁美、松風雅也、宮田幸季、櫻井孝宏、小野大輔

スタッフ

原作:杉井光、原作イラスト:岸田メル、 監督:桜美かつし、シリーズ構成:水上清資、キャラクターデザイン:佐野恵一、プロップデザイン:矢向宏志、美術監督:大西穣、色彩設計:店橋真弓/木村美保、撮影監督:大河内喜夫/佐藤敦、編集:西山茂、音楽:岩崎琢

このアニメの類似作品

この頃(2011年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ