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「WXIII 機動警察パトレイバー(アニメ映画)」

総合得点
63.0
感想・評価
123
棚に入れた
498
ランキング
4610
★★★★☆ 3.5 (123)
物語
3.3
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.3

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WXIII 機動警察パトレイバーの感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

押井守はマネできない。思想性が無ければゲストの主役は無理。

 結論から言えば、なぜ押井守的な映像・脚本を模倣したのかが疑問な映画でした。

パトレイバーの原作のテイストは、シリアスはありますが明るい物語です。その舞台設定のみ借りて作られた押井守氏の前2作は、暗い作風に改ざんしてしまい思うところはありますが、しかし、原作の世界観・キャラを崩さずに自分の表現は出来ていたと思います。刑事が東京の現実を歩き回って、低い視点からこれでもかと「分断」を見せつけた1作目、ネットワーク社会と戦争の狂気をテーマに南雲隊長の女の部分をクローズアップした2作目。どちらも映画としての出来はかなりのものでした。

 今回も刑事が動き回ります。女性キャラの怨念と恋愛が描かれます。しかも、いつもと違い「廃棄物13号」「STRIKE BACK」の原作準拠です。シャフト(アニメ会社ではなく作中の企業)関連の思惑はかなり省略されていますが。
 つまらないという以前に、何がしたかったのかが明確すぎて笑ってしまいます。押井劇場版パト1&2の再現ですね。わかります。いや、これは露骨すぎて共感性羞恥が発動するレベルでした。

 なんというか…まず、原作準拠ならいままで押井版の出来はよくても「パトレイバーと野明」が大活躍する場面が薄かったので、いっそそこばっかりの活劇にすればよかったのに、と思います。その点ではこの13号を選んだのは原作も長いし、画も派手なので映画向きだと思います。
 というか、ゆうきまさみ氏本人が完全に映画を意識したコマ割り、構図、そして人物配置をしています。シャフトの部分を除いてそのまま映画化するだけで相当面白いものになったと思います。でも、ゲストキャラを主役にしてしまった。

 そのゲストの主役の1人。岬という女性の執念と怨念の生き方と、そこに入った一遍のノイズとしての恋愛を描くならそこに集中すればいいのにと思います。ありきたりですが、仕事・親という怨念と恋愛の相克で、自分を見つめるストーリーなら十分話になります。が、薄っぺらいキャラ造形でした。キャラに込めたテーマ性も思想性も感じられず、破滅エンド要員でしかありません。原作のほうがまだ行動に説得力がありました。

 あの歩き回る刑事は1作目、岬という女性は2作目のフォローでしかありません。演出、色使い、間、音楽のすべてが押井守に捉われています。しかし、演出やカット割り、構図、何より雰囲気は個性であり独自性です。マネしようと思ってマネできる部分じゃありません。ですが、無理無理マネしています。これで優れた作品になるはずはありません。
 そして極めつけが最後の戦闘の時に流れるクラッシック音楽。陳腐すぎて大笑いです。

 押井守氏は、多分アニメが嫌いです。だからこそ実写への憧れをアニメに投入します。沢山の実写の研究をしていると思います。その結果、押井守氏はアニメの映像表現では軽く凡百の実写映像を越えてくる才能があります。そこが氏にとっての皮肉でもあり、私が好きになれない理由でもあります。

 また、人嫌いなのでしょう。自分でキャラが作れないのだと思います。ただ、沢山言いたい事はあるのでしょう。そして映画の知識がある。だから、他人の設定を借りるのが得意なんだと思いますし、自分をキャラに投影してしまうのでしょう。だからこそ、私小説的な文学臭が生まれてくるのだと覆います。

 そこが彼の不思議な才能だと思います。押井守氏の才能はまさに「オリジナルがない模倣」の上に構築されたものだと思っています。
 
 実写映画への憧れが特異な映像表現を産み出し、また、自分の内面を表現するのに他人の作品を乗っ取るのが上手な押井守氏を真似ようとしても真似られるわけがありません。いわんや借り物のテーマ性、魅力がないゲストキャラ、エンタメを敢えて殺しに来ているスタイル。うーん。作品になってますか?

 ゆえに極めて、陳腐でかつ原作を下回る「噴飯もの」の映画になってしまいました。誰も得をしないと思います。声優まで…うーん。そこまでしますか?という配役でした。

 評価は映画基準で厳しめだと思いますが、しかし、作品として成立しているか?というところまで立ち戻れば、これでも甘いかなあ。

投稿 : 2022/12/10
閲覧 : 162
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5

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

エンドロールで監督が代わっていて察した

テレビシリーズや劇場版二作目を観ていた上で本作を観ましたが肩透かしを食らってしまった。

一応、音楽や絵柄とかは二作目に近く、いわゆるシリアス路線にしたのかなと思うのですが、特車二課の面々もほとんど出ないし、パトレイバーぽさがイマイチ感じられなかったかな。

一応、終盤で大きな戦闘シーンもあるのですが、見ていてワクワクさせられるものではなく、シリアスな雰囲気に輪をかけて非常に重苦しく悲劇的かつ後味の悪い感じで、個人的にはエンドロール観ながらすっきりしないものがありましたね。

雰囲気は暗いながら終盤に登場する大田は相変わらず大田だなという印象で少し安心感がありました。

投稿 : 2022/10/25
閲覧 : 144
サンキュー:

2

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

生まれてきたのは怪物だ

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 143
サンキュー:

0

フェイルン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

パトレイバー要素には過度に期待しない事

キャラクターといい背景といい、全体的にモノクロに近いレベルに色は無い。
リアル寄りのサスペンス調に進んでいくが、突如現れた13号なる存在によりSFな展開へ。13号を観ていると、アレ?このシーンどこかで観たような?のちの作品「エヴァンゲリオン」のエヴァや巨大化綾波の元ネタみたいに感じます。

パトレイバーや特車二課のキャラの出番は極力抑えられている。
パトレイバーや特車二課の活躍を期待していると足下をすくわれる事でしょう。

本作は高山監督制作の作品で、本人の作風からか最後は切なさと儚さが残ります。この終わり方には各々で評価が分かれがちかと思いますが、自分が好むカタルシスとは違い、あの時ああしていればという心残りを残しながら静かに終わる作品でした。

投稿 : 2022/05/15
閲覧 : 167
サンキュー:

1

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

WXⅢ

2021/08/21 投稿

【酷評注意】

タイトル『WXⅢ 機動警察パトレイバー』
パトレイバーを名乗ってはダメだと思います。
タイトル詐欺と言われてもやむを得ない作品。パトレイバーを期待するとがっかりします。

理由は,
1 特車二課のキャラはほとんど出てこない。
2 レイバーもほとんど出ない。
以上

視聴者がパトレイバーに求めるであろう物はほとんど満たさないのです。ついでに言うと後味もあまり良くないストーリーです。まあ,コミック版の原作があるらしいので情状酌量の余地はあるのですが・・・あえて有料の劇場版でやるのは,やはり倫理的にいかがな物かと思うのです。
これなら別に『WXⅢ 相棒』でも同じです,いや刑事二人組という構成からこっちの方がしっくりくる気もします(笑)

では,内容はと言うと,怪獣物です。
怪獣物は最初のOVAなどにもゴジラのパロディー的な物がありました。そういった意味ではパトレイバー的な世界観上においてぎりぎり成立できる設定という気もしますが,30分おちゃらけてやるのと劇場で約2時間シリアスにやるのでは訳が違います。

ストーリーはシリアス路線なのでこちらも,細かいことが気になってきてしまいます。

話の核になる13号(と呼んでいいのでしょうか?)への違和感です。
{netabare}
謎の怪獣ならまだそれでいいのですが,なんか変な科学的な設定に違和感が起こります。

癌細胞がテロメアを修復し無限に細胞分裂を繰り返すことができる。
それを応用して癌細胞から作られた細胞を基にできたのが13号ということになるのかと思います。また,この設定からおそらく基本的に13号は不死だと思われます。
そして,13号は小さな細胞の破片からでも再生する設定です。

生物とは個としての寿命と引き替えに,世代をつなぎ進化して環境に適応していく物かと思います。
個としての寿命が無限で,プラナリアのように無性生殖で破片から増殖するとなると。自己のコピーが生存競争のライバルになってきます。
そのような条件下では,多くのえさを必要とする巨大な体はむしろ個体維持に不利になると推測されます。細胞として無限に増殖できても個体維持に必要な栄養を得られなければそれは死に結びつくと思われます。方向性としては巨大な13号が暴れるより,小さな13号がウジャウジャ湧いて手に負えなくなる方が理にかなっているかと思います。

さらに終盤13号のおっぱいが現れます!!13号は無性生殖によって増えるのに?人間の遺伝子を引き継いでいるからか?何かここも違和感・・・^^;
{/netabare}

そして,13号,デザイン的にHRギーガーのパクリっぽく無いですか?{netabare}あの体におっぱいがある{/netabare}あたりも含めて・・・^^;

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 276
サンキュー:

8

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

パトレイバーじゃなくてゴジラ

一応パトレイバーって題名だけど、中身は完全にゴジラ。雰囲気も押井作品っていうより今作品に近い、まあ厳密に言えばこれも押井作品じゃないけどね。


前作は第二小隊がメインじゃなくても後藤や南雲がメインだったから、ある程度シリーズを踏襲してるのが分かるんだけど、今作は完全に脇役で個々のセリフもほとんどない。


作中13号にやられた被害者がいるけど、パトレイバーで死体が出たのって初めてじゃない?コメディ強めのTVやova版はともかく、今までの映画版でも観た記憶が無いんだけど。

投稿 : 2021/05/30
閲覧 : 174
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

これはパトレイバーではありません

かなり前の作品なので
当時怒りが頂点だった記憶を元にw

簡潔に
①この作品をやりたいなら
客寄せでパトレイバーという名前を使うな。
②こんなに原作のキャラと設定を
好き放題使いつつ、ありふれた内容にするなら
漫画原作の通り描いてほしかった
③作画が酷い。デッサンが崩れてるとかではなく
そもそも、特車二課の面々の顔が全然違い過ぎる。
映画1,2まではギリギリ許容範囲だったが
今回は違い過ぎる。野明なんて可愛さのかけらもない。
そもそも野明、新人でハツラツとして、少年の様な
可愛さを持ったキャラだ。
2の設定ならまだしも、これは原作と同時代設定にも関わらず
男性みたいな見た目でどう見ても20代後半以上だ。
押井守が好き勝手にやるのは
あくまで原作のキャラクター性は崩壊させずに
脚本の範囲内でやる。
これはキャラが全く違い過ぎる。
④総監督高山文彦が二流であり、監督の遠藤という方は
以降何してるかさえ分からないチームで作られている。
大天才押井守の後継はやる意気やよし、敗北した形だ。

投稿 : 2020/09/08
閲覧 : 214
ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

レイバーのある日常での大人向け怪獣映画、みたいな。

ゆうきまさみ氏による漫画版「機動警察パトレイバー」の廃棄物13号の回を下敷きに全く別の物語となった本作。

劇場版第1作では特車2課視点、刑事が傍流で物語が進行していたのに対し、
本作では刑事視点、特車2課は傍流という形で進行するので、
「パトレイバー 」=「第二小隊の面々がごちゃごちゃわたわたしながら最後には後藤隊長が上手くまとめ上げるお話」として観てきた当時中学生の自分には決して好きとは言えない作品でした。その頃に文章を書いていたらきっとこき下ろしていたでしょう。
あれから10数年。パトレイバーへの執着が外れた今観てみて、すごく丁寧に作られた良い作品だと感じました。
廃棄物13号の設定だったり、それを取り巻く人物の動きだったり。
ちょこちょこ出てくる後藤隊長やセリフの中の用語だけで「これはパトレイバーなんだ」と認識させられる感じだったり。これがパトレイバーという作品の世界の懐の深さですね。こういう路線の作品をもっと観てみたいと思いました。今野敏氏の安積班シリーズ(佐々木蔵之介主演でドラマ化された)「夕暴雨」でも特車2課がレイバーを動かす一節がありますが、これくらいのアクセントとしてレイバーが登場する作品があっても良いなって感じます。絶対売れないけど。

以下散文。

・シンゴジラがアニメ的演出で作られた実写怪獣映画だとしたら本作は実写的演出で作られたアニメ怪獣映画、と言えなくもないのかも?
自分の中ではシンゴジラと対を成す作品なのではないかと思います。

・レイバーがグオングオン動くレベルの出力密度を持つ超伝導モーターがあるなら自動車は電動化しててもおかしくないよなぁ、と。
でもパトレイバーで唯一吐いてるSFの嘘ってこの常温超伝導材料で動くモーターだけなのが現実感を引き立たせてるし、他の嘘も受け入れられる余地を残してるんですよね。

・つまようじからスペースシャトルまで、なシャフトエンタープライズジャパン謹製の電動こけし。。。欲しい。常温超伝導はよ。。。

・パトレイバーシリーズでは怪獣や巨大生物を扱った回がいくつか存在します。
原点である初期OVA(アーリーデイズ)の「4億5千万年の罠」を初めとして
テレビシリーズでは4話、15話(クジラ)、19話。
実写版では「大怪獣現る」の前後編。
こちらも合わせてご覧いただきたいです。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 351
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0

ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

後味のわる~い別物

原作漫画既読。

2002年公開の劇場公開アニメ作品。「WXIII」は"Wasted No.13"、つまり、廃棄された13号(13→ XIII)からつけられたものらしい。

原作漫画でもそれなりのボリュームを割いて描かれた「廃棄物13号事件」を題材にした、オリジナルアニメ映画。

「~を題材としたオリジナル」と評するのがふさわしいほどに全く違った物語となっている。メカアクション臭さはみじんもなく、SFをベースとしたサスペンス、あるいはサスペンスホラー(特に前半)にカテゴライズされるべき物語となっている。SF部分は納得できる理屈が展開されていて、そこに矛盾やらしらける点は見当たらない。このあたりは、さすがの「パトレイバー」と思う。

「パトレイバー」の主人公たちは本作では脇役。レイバーが活躍するシーンも最終盤にちょっとだけ(13号事件に関しては、原作でもそんなにレイバーの出番はなかったと思う)。なので、パトレイバーのかっこよさを求めて本作を見始めるとがっかりしてしまうだろう。キャラ造形が本編アニメとはだいぶ違っていて、そこに違和感を感じるかもしれない。が、そもそも特車二課自体が脇役なのでそれほど気にもならない。作画それ自体は美麗です。

本編パトレイバーとは似て非なるものであることを承知の上で、暗い雰囲気のアニメサスペンスを観るという目的ならば、、、、「気になったらご覧ください」程度におすすめします。

{netabare}
原作の軽快さとコミカルさを全撤廃し、無闇にシリアスな方向性、空気をまとわせたように感じます。それでもサスペンス・ホラーものとして前半はかなりよかったと思う。が、物語の締めがいただけませんでした。

――非常に後味の悪い物語
すべての方面に救いがありません。これを映画館で鑑賞したいかと問われれば、絶対的にNOです。僕個人が映画に求めるものが何一つ満たされません。いわゆる「鬱映画」とも少し違います。なんていうか、観る側に響くものがない・何も刺さらない作品でした。ただただ、登場する誰もに「救い」がない、暗い雰囲気を出しておけばよいとでも言いたげな物語の構成と締めに感じました。

――誰の物語なのかよくわからない
エンドロールを観て驚いたのが、トップクレジットが久住刑事だったこと。続いて秦刑事、岬冴子と続きます。・・・・は?久住刑事の物語、どこにあったの?いや確かに、画面に登場していた時間は長かったかもしれないけど。

――露わとなった乳房
最終盤において、13号に人の女性の乳房が描かれていたが、、、、
本作の廃棄物13号は「西脇セル」+「岬の娘の癌細胞」によって生成された人工生物、ということになっている。幼くして命を失った「岬の娘」の成長を見せ、13号と岬の娘の同一性、ひいては岬と13号の親子関係を描いたのだろうか。
。。。輪をかけて後味悪い。

岬自身の「亡くなった娘に対する執着」の描写が今ひとつ浅く、あの乳房の意味を理解しきれずにいる。もし、もっとどぎつく娘に対する執着が描かれていたとすれば、本作における岬冴子のあり方も行為ももう少し理解できたかもしれない。

{/netabare}

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 356
サンキュー:

12

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

押井守へのコンプレックスの塊??? モノマネは本家を超えない

dアニメに追加されていたので、観ました。

廃棄13号が出てきた瞬間、「ローランド・エメリッヒのゴジラ?」と思い、製作年を調べると、あの爬虫類ゴジラは1998年、このWXIII 機動警察パトレイバーは2001年。この事実の時点で、パクリだけで構成されたとわかってしまった。

劇場版パトレイバー、劇場版パトレイバー2へのコンプレックスなのか、演出と音楽のあらゆるところに押井守の劣化コピーが…。モノマネは本家を超えない。そして本家への敬意も感じられない…。

正直、作画は劇場版パトレイバーの1も2も、人物描写はいまいちなので、まあそれは許せる範囲の劣化でしたが、背景、風景、光の描写…すべてが、浅い。押井守作品には遠く及ばなかった。

人も簡単にバンバン殺すし、死ねばストーリーに深みが出るとでも勘違いしているのではないだろうか…。そもそもSF作家とはいえ、とり・みきには、パトレイバーというハードルがある時点で、無理な作品だった。ご都合主義で人を殺して…。

これならパトレイバーではなく、別の作品を目指したほうが、良い作品を作れたんじゃないかと残念。

dアニメではいま、パトレイバーシリーズが色々と楽しめるが、このWXIII 機動警察パトレイバーは観なくてもいいかな。この武漢ウイルスで自宅にいる時間が長いので、最後に、そのついでで観るレベル。

多分、スタッフはぼちぼち粒ぞろいのはず。でも、駄作になる。やはり監督と脚本は大事なのだと再認識した次第。

投稿 : 2020/04/02
閲覧 : 227
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特車二課の面々は脇役なのでね…

特車二課の面々は脇役なのでね、パトレイバーとしてはう〜〜〜ん…(¬_¬)

だが、あゝ懐かしき昭和の怪獣映画としてなら、これは文句無しに傑作であるd( ̄  ̄)

投稿 : 2019/04/17
閲覧 : 181
ネタバレ

maki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

パトレイバー・・・?

そういや原作にこんな話あったなぁ
でも多くの人たちはこんな外野の話を見たいわけじゃなく第2小隊を軸にした話をみたかったはず

見終わってすごーーーーくすっきりしない作品だった

投稿 : 2018/11/16
閲覧 : 263
サンキュー:

1

saiha さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

パトレイバー??

マッドサイエンティストが生み出した怪獣をレイバー使って倒しますよ、というお話。

基本的にオリキャラが軸になって話が進んでいくので、パトレイバーを見てる気が全くしなかったです。
というかここまで来たらパトレイバーを名乗る必要があったのか??と疑問に思ってしまいました。
パトレイバーを名乗っていなければ違った評価になったかもしれません。

あと作画も・・・ね。

投稿 : 2018/04/19
閲覧 : 213
サンキュー:

1

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もう15年も前になるんですね。

感想としては、ちょっとしたゴジラみたいな話でパトレイバーって感じは全く少なくて、期待していたのとは違った(期待はずれの意味ではなく)というものでした。
パトレイバーを観に行ったら、違う芸術作品を観ることになったような。

投稿 : 2017/05/15
閲覧 : 270
サンキュー:

2

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

廃棄物13号

原作にもあった廃棄物13号の話を

劇場版オリジナルキャラクターを軸に展開


第二小隊の登場もあるがほぼモブキャラ扱い

原作のようなコメディタッチではなく

社会派映画を観ているような感覚

屈折した愛によって生まれてしまった未知の生物との戦い

警察や企業内の内部闘争や人間模様を暗~い作画で醸し出す


もともと原作が好きだったのでやっぱり作画に抵抗があったのと

第二小隊が主役じゃないので淡々と見ていただけです

原作を知らなければこれでよかったのでしょうが

ちょっと違和感が残りました

コメディタッチの第二小隊が見たかったです、はい

投稿 : 2014/06/20
閲覧 : 304
サンキュー:

6

フローズン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

別の視点から描く廃棄物13号

・原作をベースにアレンジが効いていて面白い
・13号のグロテスクさを描ききっている
・劇場版パトレイバーの1や2のような作品を期待してみると、ちょっとがっかりするかも
・原作のどたばた感が好きだったりするので1や2に比べて評価は低め
・しかし、それらを切り離して単独の作品として十分クオリティは高い

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 300
サンキュー:

1

ネタバレ

(´◉◞౪◟◉`) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

A

2014年・・THE NEXT GENERATION -パトレイバー-

その前に見返さなきゃ!

投稿 : 2014/05/09
閲覧 : 250
サンキュー:

0

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新パトレイバー

劇場版パトレイバー3です。
タイトルにも書きましたがこちらはいつものパトレイバーではないです。
パトレイバーもでてきますが、こちらはとある怪物事件が中心。

主役も違います。主役は、刑事の久住武史さんと秦真一郎さんという
方になります。もちろん、いつものメンバーもでてきますがね。
ちょっとだけ。それが寂しいところでもあります。

内容も重く深く、思わず見入ってしまいます。
母の愛が、強く滲み出ており、ジーンときますね。

最後にはパトレイバーの活躍もあります。そこでちょっとだけ
ノアちゃんがでてくるのが嬉しいですね。

是非オススメしたい作品のひとつです。

投稿 : 2014/04/17
閲覧 : 303
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

レイバー犯罪史上、空前の<悲劇>の幕が開く・・・

2002年劇場公開作品

廃棄物13号エピソードを抜粋しての映画化第三弾
パトレイバーとしてこの作品を観ると期待と違う内容に肩透かしを喰らうかも知れません
少なくとも僕はそうでした
原作パトレイバーファンは少なからず第二小隊のドタバタ劇も含めてファンだと思う
そういう部分はほとんどクローズアップされてない為です

しかし純粋に物語としては深いですし、作画や演出のクオリティは高いと思います
このアニメは作品に対する「入り方」で大分評価が別れるのではないだろうか?

物語のキーを握る人物岬冴子
田中敦子さんが演じられてます
攻殻機動隊の草薙素子もやってますね
相変わらずクールです

投稿 : 2013/12/22
閲覧 : 365

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観が共通のスピンオフの別作品。

2002年3月30日公開。W/XⅢウェイステッドサーティーン。
漫画版の「廃棄物13号」をモチーフにした作品。

特車二課の面々は脇役となり、事件を追う刑事達が主人公。

ある日、東京湾に輸送機が墜落する。その後湾岸の各所で
何者かによってレイバーが襲撃される事件が連続して発生。

警視庁城南署の刑事、久住と秦は聞き込み捜査を進めるが、
墜落した輸送機周辺の不審な点を突き止めようと動く・・

その後、車に乗ったカップルの惨殺死体が発見される等を
切欠に大きな事件に発展していくという物語。(wiki抜粋)

廃棄物13号(WXIII)とは・・何なのか・・


このシリーズでは、人が死ぬ描写を排除する傾向にあり、
惨殺死体云々の描写がある可也異色の作風になっている。

メインキャストは完全オリジナルの地味な新キャラ。

シリーズのメインキャラ数名が「ゲスト」として出ている。
全くの別作品と感じた・・刑事モノの完全なスピンオフ。

本当に「申し訳程度」にパトレイバーが登場する。


非常に地味で華がなく、泥臭い感じの刑事物で、テンポ
も悪くキャラに個性や魅力を感じ難い・・

悪い意味で日本的な芸術作品風の演出が目立つ・・台詞
と音楽と背景音や効果音のバランスにも可也疑問がある。
故意に狙った演出にも感じるけど・・台詞だけ異常に
小さい。急に音が大きくなる。描写に抑揚がない分を
音声のピーキーな振り分けで煽って誤魔化してる感じ。


公開時のコピー「この作品はパトレイバー3ではない。」
「第三のパトレイバーである」?いや・・可笑しいでしょ?
パトレイバーじゃない・・機動警察でもない?
WXIII 機動警察パトレイバー?タイトルは釣りに近い。

WXIII 機動警察パトレイバー番外編・・又は・・

「ウェイステッドサーティーン」番宣の謳い文句に
「機動警察パトレイバー・スピンオフ作品」とするべき。


担当刑事が警視庁警備部内の特機部隊とは別の警備部の
刑事にしないと・・駄目でしょ・・警備部の捜査班とか。
所謂派手な特車ではなく、同じ警備部の地味な部署風に
するとか素人でも思うでしょ・・連載モノじゃなく単発
の劇場版映画なんだから・・

機動警察パトレイバーってタイトル入れちゃうなら・・
シリーズのサブキャラを主人公にしないと無理だろ・・

作品自体は前述道理で退屈だけど、そう悪くはない。
演出をハリウッド風にすれば一般の人は喜ぶだろう・・

台詞的にはレイバーの技術に関する台詞なども多数ある。
青島も他のどのサブキャストも出ない「踊る大捜査線」と
同様の「科捜研の女」を合せて、リアル追求で現職刑事を
主役に据えた感じのリアルドラマ仕立ての作品。


韓国映画「グエムル-漢江の怪物-」は本作と類似点が非常
に多く、盗作疑惑が指摘されたらしい。(wiki参照)


久住 武史(綿引勝彦)本作オリジナルのキャラクター。
警視庁城南警察署に勤務する中年の刑事。

秦 真一郎(平田広明)本作オリジナルのキャラクター。
久住と同じ城南署捜査課の刑事でペアを組んでいる。

岬 冴子(田中敦子)ニシワキセルを発見した西脇博士の娘。

岬 一美(鈴木里彩)冴子の娘。小児性の癌で闘病中。

栗栖 敏郎(穂積隆信)東都生物医学研究所の所長。

宮ノ森 静夫(拡森信吾)岬冴子の同僚研究員。

石原 悟郎(森田順平)自衛隊の一佐、

後藤 喜一(大林隆介)警視庁特車二課第二小隊隊長。

ディレクター(Paul Lucas)大柄で髭を蓄えた外国人。

同時上映は下記のうちのどれかⅠ作品。
第1話 吼えろ リボルバーカノン!
第2話 あヽ栄光の98式AV!
第3話 特車二課の秘密!

投稿 : 2013/09/23
閲覧 : 549
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へたれパンダ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ファン置いてけぼり・・・

作った奴の自己満足作品。最近だとオ○ニー作品とも言うが・・・。

特車2課ほぼ出番無し、セリフもほぼ無し。後藤隊長ですら出番が少ない。

正直、パトレイバーの作品の中でもっともつまらない作品。と言うかパトレイバーファンがこの作品を許せるかどうか。

俺にはムリ。

何故原作通りやらなかったのかねぇ・・・、みんなで幸せになろうよ。

投稿 : 2013/09/15
閲覧 : 285
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コンス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的には好きな作品

この作品、既に上映前から世間の期待値は低かった。

監督が変更されたからである。

細かいことはwiki先生に譲るとして、実際はとても丁寧に作られた佳作である。

映画なのだからと言ってしまうのはよくないだろうが、集中力をそれなりに要求される作品。

たまにはちゃんとした映画を見たい人にお薦め。

それにしても女の情念を男が理解するのは困難なのだろう。男の悲しみを女が理解することもまた同じなのだろうが。

投稿 : 2013/08/31
閲覧 : 278
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チョビ髭 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実写パト!?つまんねーことすんなよっ

異色のパトレイバーとなったこの作品は漫画作品で描かれたエピソードのスピンオフ。
制作会社はサンライズ、ProductionI.G.ではなくMADHOUSE。ヘッドギアのメンバーも橋渡しまでに留まり直接のメガホンは高山文彦さんへと変わっています。パトレイバー群と見てもスピンオフ。

そしてこれまでのパトとは明らかに違う点があります。そのことにより世界観を少し異色にし、別物であると視聴者に分かり易く提示したとも言えます。
それは痛みの表現です。
ここまでのパトシリーズはパーフェクトドリーマーと同じ終わらない学園祭、パラレルワールドで描かれていたと認識する必要があるのです。

ちょっと思い出しながらレビューを書いているのですべてのシーンに当てはまるか曖昧ですが、本作品以外のパトはドジをしても敵にかなりやられても登場人物達は ほとんどの場合無傷、もしくはすぐに回復していたと思います。例外は思い出せる中では熊耳さんが打たれたシーンかな?TVアニメの最後の最後だったかと思いますが、泉家で入浴から現場復帰、その現場で顔に傷をつくり「残っちゃうかなぁ」といった台詞への一連がパラレルワールドからの卒業を指すとはなかなか難しいネタでした。
本作は痛みへのタブーを外した作品であり他のパトとは明らかに別と意識しなければならない趣になっています。好き嫌いは別としても。

実写パトはどうなんでしょうねぇ。多分流血なんかの表現はなしじゃないかなぁ。

うる星やつらTVアニメ (1981年-1986年)
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (1984年)
天使のたまご (1985年)
めぞん一刻 (1986年-1988年)
パトレイバー初期OVA 1988年4月-1989年6月
パトレイバーMovie1 1989年7月
パトレイバーTV 1989年10月-1990年9月<<互換性有り>>後期OVA 1990年11月-1992年4月
パトレイバーMovie2 1993年8月
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)
パトレイバーMovie3及びミニパト 2002年3月

漫画 1988年-1994年
ライトノベル いろいろ出てますが未読

実写パト!?つまんねーことすんなよっ(まとめ)
初期OVA
http://www.anikore.jp/review/297175/
Movie1
http://www.anikore.jp/review/584130/
TVアニメ
http://www.anikore.jp/review/584144/
後期OVA
http://www.anikore.jp/review/584156/
Movie2
http://www.anikore.jp/review/584163/
Movie3(XIII)
http://www.anikore.jp/review/584180/
ミニパト
http://www.anikore.jp/review/584184/

投稿 : 2013/06/07
閲覧 : 481
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MAYUC〜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シリアス...

見終わった感想としては
もはやパトレイバーではない!!
たまに特車二課のメンバーが
出てくるたびに喜びさえ
感じるぐらい出番がないw

でもだからと言って
おもしろくないわけじゃなく
けっこうシリアスで見入ってしまってた♪
なぜか終盤はかなり悲しく
落ち込んでしまうほど引き込まれていて
最終的にはパトレイバーは関係なくとも
満足できた作品でした^^

投稿 : 2013/04/07
閲覧 : 299
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2

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

パトレイバー劇場版3ですw

パトレイバーの劇場版って面白いのですが、困ったことに、泉ちゃんたち、特車2課の存在がかなり、忘れ去られてしまってますよねw


この作品でも主人公的に、刑事課の誰かさん見たいな感じで2課のメンバーいつ出るんだろ?という感じでしたw


作品的にはよく出来ていて、私は好きなのですが、せっかくの劇場版なのだから、私どうせなら、「シャフト対特車二課」もしくは「バドVSノア」でテレビシリーズより掘り下げて色々魅せて欲しいと思っています。


その思いは今も健在で、これこそ「パトレイバー」という作品がとてもみたいです^^


今回の作品はとても悲しいお話です。


人を食う化物を「保護する」側対「退治」する側で意見も分裂してしまいます。


「保護」する理由を知って少し理解できたのですが、「娘」の分身が人を食べてるの知ってまで生きていて欲しいのか?
というのには賛成できませんでした。


最後は、「手を離さないで」と願ってました::


そして、思ったことは、またヒューマンすぎる「パト」ができちゃったですねw


パトレイバーもっと楽しい作品なのになw

投稿 : 2013/02/06
閲覧 : 331
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8

papa0080 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

評価が難しいアニメ

劇場版パトレイバー第作目として制作されました

絵が綺麗~としか当時視聴した自分は感じませんでした
あまり考えて観る事もせずに流し見してしまったからかもしれません

話の盛り上げ方、謎解き、など面白い要素があったのかもしれませんが総スルーしてしまったようです
そのためこのレビューは参考に全くならないと言えます
それなら書くなよと思われるでしょう、素直にすいません

観てきたアニメの再確認をするためレビューを書いているので
こんな事もあると許して下さるとありがたいです
と、いう事でこの作品を気になっている方は他の方の優秀なレビューをご覧下さい^^;

投稿 : 2012/09/21
閲覧 : 309
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1

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

機動警察改め地球防衛軍!?

これも劇場版らしく捜査メインだが、特車2課の面々とパトレイバーも大活躍する。
捜査内容はネタバレするので秘密だが、殺人事件である。
前半はサスペンス、中盤ちょっと怪奇ホラーが入り、最後にやっとアクション。
ベートーヴェン、ピアノ・ソナタ「悲愴」の第二楽章の流れる中、戦うシーンは何故か物悲しい。
VSグリフォンと同じくらい面白いのに、TVシリーズ未収録の「廃棄物13号」の話なので、期待してほしい。

投稿 : 2012/09/13
閲覧 : 347
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ジョニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パトレイバーとは別

私はパトレイバーを観た事ありませんが(というより観る気がない?)、この作品はとても面白かったです。
正直、本編で登場するキャラクターはほとんど出てこず、主人公もパトレイバーとは無縁の普通の刑事さんです。
そんな作品をパトレイバーとして上映したのですから、元々のパトレイバーファンとしては納得できる人も少ないのは当然ですが、まったくゼロの状態から観る事が出来た私としては、未だに印象深い作品として残っています。

本編の笑える雰囲気は一切無く、終始シリアスな雰囲気で物語が展開されていきます。
クオリティは劇場版という事を考えても非常にレベルが高く、派手なアクションは少なくとも人狼や攻殻機動隊並みの水準と言ってもいいです。(キャラデザも同じく)
先に述べた通り、終始シリアスな雰囲気という事で結末は、何とも言えない悲壮感のある終わり方です。
これについては人それぞれ持つ感想も異なると思いますが、私は『これは、これで正解なんだろう』という感想で、ちゃんと納得できましたね。。
タイトルのWXⅢなんですが、これはウェポン13と読み、これがこの作品で起こる怪奇な事件の最大のキーポイントとなり、物語を大きくけん引していきます。
言ってしまうと、その事件というのは殺人事件のようなもので次々と人が死にます。
なので一部グロいシーンもありますが、それもこーいったシリアスな作品の良さでもあるので、それも覚悟の上でご覧ください。
個人的にとてもお気に入りの作品なので是非観てほしいです。

投稿 : 2012/03/04
閲覧 : 854
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パトレイバーと思って見なければ・・・?

パトレイバー1と2の押井パトレイバーの人気には全く及ばない本作ですが
映画としてみれば、実は一番出来が良かったりします
終始シリアスでリアリティに溢れた展開。
脚本、演出、作画どれをとってもハイレベルで
パトレイバーの世界観を緻密に表現出来ている良作です

しかし、パトレイバーのメインキャラがほとんど出てこないし
完全にパトレイバーと名付ける意味がない作品w
それにハリウッドのモンスター映画とかなり似た内容になっているし、
(それらの駄作に比べればかなりクオリティは高い方だけど)
テーマ性自体も従来のモンスター映画とさほど変わらない。
娯楽作品としても中途半端な出来なので
映画マニアぐらいにしか受けない作品なんじゃないでしょうかw

パトレイバーのOVAだったかTV版だったか忘れましたが
一応原型となるモンスターものの話はありますけどね

良い映画だけど、オリジナリティがもうちょいあれば良かったんだけど
リアリティを追求しすぎて凡庸な内容になってしまった感がある。
嫌いじゃないけど、もうひとひねり無いと受けないよね・・・

投稿 : 2012/02/14
閲覧 : 545

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なにがしたいのか??パトつかうな。

刑事ドラマなのに怪獣映画。2課の話じゃないのね。全然関係ない。
ゴジラvsビオランテじゃねーか。

アニメ版ではあったけどいまひとつうやむやにしてた怪物モノ。
漫画では米軍と研究所の廃棄物13号をめぐる悶着、企画7課メンバーはグリフォンのOS回収、そして二課側ではお巡りさんとしての怪獣退治。 顛末も結末も読者には暗示されていても2課の連中は何も分からぬままというかなりの名エピソード。
リアルロボットVS謎の巨大生物って作品自体めずらしい。
パトの世界観を壊さないように細心の注意で組み立てられている。
いっそ飼って観光地にしようというwジョークが飛ぶにらみ合いの描写とか2課棟での倒し方とかすげえかっこいいのに。

なのに・・映画は・・・
なにひとついいところがない。カネカエセだった。
まぁいいことってプラモとかが復刻したくらいかな・・・。
MGのデキがひどかった。バンダイの旧作改造か、やっぱパトは海洋堂の昔のガレキとかリボだよね。


おまけの押井さんによる『ミニパト』はすごい名作です。

投稿 : 2012/01/30
閲覧 : 388
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WXIII 機動警察パトレイバーのストーリー・あらすじ

東京湾沿岸で、レイバーを狙った奇妙な破壊活動が続く。その捜査の途中、湾岸に浮かぶ備蓄基地で人間を食い殺す“怪物”に遭遇。この怪物がレイバー連続襲撃事件の犯人なのか…。 (アニメ映画『WXIII 機動警察パトレイバー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2002年3月30日
制作会社
マッドハウス

声優・キャラクター

綿引勝彦、平田広明、田中敦子、穂積隆信、拡森信吾、森田順平、池田勝、冨永みーな、古川登志夫、池水通洋、二又一成、郷里大輔、大林隆介

スタッフ

原作:ヘッドギア、原案:ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』(小学館・少年サンデーコミックス所載『廃棄物13号』より)、キャラクター原案:ゆうきまさみ/高田明美、 監督:遠藤卓司、総監督:高山文彦、企画:角田良平/薬師寺衛、エグゼクティブ・プロデューサー:渡辺繁/川城和実/小坂恵一、プロデューサー:杉田敦/福島正浩、脚本:とり・みき、キャラクターデザイン:高木弘樹、メカニックデザイン:カトキハジメ/河森正治/出渕裕、美術設定:渡部隆、プロップ・セットデザイン:武半慎吾、ディスプレイデザイン:佐山善則、クリーチャーデザイン:末弥純、作画監督:黄瀬和哉、撮影監督:白井久男、編集:瀬山武司、音楽:川井憲次、音響監督:亀山俊樹、オリジナルサウンドトラック:ビクターエンタテインメント、音楽プロデューサー:石川吉元、アニメーション・プロデューサー:丸山正雄/篠原昭、スーパーバイザー:出渕裕

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