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「空の境界 終章 空の境界(アニメ映画)」

総合得点
69.7
感想・評価
585
棚に入れた
3606
ランキング
1751
★★★★☆ 3.9 (585)
物語
3.7
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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☆の総合評価
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空の境界 終章 空の境界の感想・評価はどうでしたか?

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1~終章までの感想。

私的によく理解できない作品でした。。
面白ろかったですが…

全章観ないとよくわからないお話し。
各章も急に過去編やらで頭がこんがらがった…
物語の流れは2→4→3→1→5→6→7→8 こんな感じかな?

1章では式のことは人形なのかな?って思ってたけど
そうじゃないみたい…
人形になったって話はなかったからね。
けど、簡単に自分の腕ってちぎっちゃうもん?笑
んで、橙子さんも派手にやったね~なんて言って
治しちゃってたし…人形使い?だし…
人間??笑

うん。まぁまぁでした。笑

投稿 : 2014/07/25
閲覧 : 498
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

終章は第七章までとは違い30分位のアニメでした。
この終章では式の肉体の人格と幹也の会話だけ
というものでした^ ^
今回の内容で理解できたことは幹也は異常だということです!
普通の人間は努力して特別になろうとするが
ほとんどの人は普通な人生を送ってしまいます。
もし普通の人なら特別になれる手段が見つかればそれを選びます。
しかし両儀式に何が欲しいのと聞かれた時、
幹也は何も求めませんでした。
これは異常な事だと両儀式は言っていました!
これが幹也が異常だと思う理由です。

なんか難しい内容でした( ̄ー ̄)

投稿 : 2014/07/20
閲覧 : 290

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これを劇場公開するとは

二人の会話だけです。

確かに背景とか、描写とか、、
様々な物を凝らしているのは解るが
流石に会話だけで1話を構成するのはきつい。

感触的には、、、、それなりに興味はあるが
少し難解な小説を強制して
読まされている気分だった。

投稿 : 2014/07/16
閲覧 : 405
サンキュー:

1

ネタバレ

the answer さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終章

補足のような話だった。

投稿 : 2014/06/29
閲覧 : 352
サンキュー:

0

リクポテ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

両儀式と式・織

ラノベ原作 未読

空の境界シリーズ最終章。

約30分の種明かし的な話。

雪の降りしきる中、坂の上で再会した両儀式と幹也の会話劇。
とはいっても両儀式が9割くらい喋っています。

必ず見なければいけないという訳ではないですが、ここまでの全ての章を見てきた方ならば見て損はないかと。

ただとても静かな空間なので途中から睡魔がwww
十分にお気をつけくださいm(_ _)m

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 369
サンキュー:

14

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

両儀式とは

両儀式とは・・・が
語られる回となっています。

黒桐君と
第三のシキさんが現れ、
式とはについて語られます。


ここですごいのは
なんといっても式の声優さん


ちゃんとキャラ使い分けている!!
すごいちゃんと違うよ!!

投稿 : 2014/04/24
閲覧 : 364
サンキュー:

5

Lio_ta さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

しきと幹也の語り

とても難しい語りの回だった。
第3の式(式の本質)が出てきて、語る、空の境界の本当の意味でのタイトル回収をした回だったのではないかと思う。
しっかりと意味を理解するには1度見るだけでは足りないなと感じた。
二人が会話するシーンでできあがっているが、作画も美しく見とれるほどであった。

投稿 : 2014/03/22
閲覧 : 264
サンキュー:

1

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

君のかわりに罪を背負うって。だから━━━僕が君を殺そう。

終章

会話だけで終わってしまった
しかも、ほぼ両儀式がひとりで喋って

しかし、内容は物語の核心について
話の補足のような大事な話

ああ、いろいろ繋がった
長かったけど考えながら観るっていうのもいいですね
ちょっと疲れましたが

レビュー書いてるのに丸投げしちゃいますが
観ないと解らない面白さだと思う

投稿 : 2014/01/12
閲覧 : 483
サンキュー:

4

ネタバレ

るるちゃみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

会話だけ

正直退屈でした
二人の会話だけだときつい…
景色が尋常じゃなくきれい

投稿 : 2013/12/30
閲覧 : 296
サンキュー:

1

シェリー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終わり

7章を終え、まだ次があり何をするのだろうと思ったら
雪の降りしきる中で式と黒桐との語り。
その中で物語の種明かしをしていくというものでした。

面食らいました(笑)
ホント作画が綺麗で、音楽もその雰囲気にとっても合ってて、、、
なんて言うつもりは毛頭ありません。
まあこれに知的好奇心を刺激されたり
こういうのもありだよねー!なんて思えるならそれはそれでいいのかな?

こうして自分が入れるすきまのない作品でも
すごく好きな人がいてその打ち立てられた仮説の中で仮体験し
そこで得たものを血肉として機能させられる人がいると思うと
月並みな感想ではありますが、ものごとの捉え方は千差万別であり
真実は人の数ほど存在することを再認識させられます。

まあ、そんなものでもありそんなものでもないですね。

投稿 : 2013/12/01
閲覧 : 365
サンキュー:

6

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

空の境界完結

未来福音がありますがあれは外伝なので、これで空の境界は完結となります。

今作は終始幹也と両儀式が話しているだけのアニメです。
両儀式が自分の秘密と言うか謎と言うか、そういったものを語るお話。

なかなか難しいですが、空の境界ファンの方は必ず見てくださいね!!

投稿 : 2013/11/23
閲覧 : 241
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

必要だったのだろうかぁ

必要だったのだろうかぁ

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 333
サンキュー:

3

AKIRA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

当たり前のように生きて当たり前のように死ぬ、なんて孤独

見る順番に迷いましたが原作どおりの
第1章 俯瞰風景
第2章 殺人考察(前)
第3章 痛覚残留
第4章 伽藍の洞
第5章 矛盾螺旋
第6章 忘却録音
第7章 殺人考察(後)で行こうかと

一応時系列では
第2章 殺人考察(前)
第4章 伽藍の洞
第3章 痛覚残留
第1章 俯瞰風景
第5章 矛盾螺旋
第6章 忘却録音
第7章 殺人考察(後)とのこと

TV版ではカットされていたのでレンタルをしてきての視聴です。

前情報もなく見たので尺が30分だったのにまずびっくり。7章のあとのエピローグ的な位置づけなんですね。

戦闘シーンも無くひたすら幹也と体人格『両儀式』の会話に終始します。
世界観を補完する意味合いが多かったと感じました。

映像は相変わらずきれいだったのだけれども動きが無かったので睡魔との戦いがきつかったです

投稿 : 2013/10/21
閲覧 : 264
サンキュー:

7

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良い意味でBGV

これまでの作品で非常に効果的に使用されていた音楽がほぼなく、そこが"あえて"の演出として逆に素晴らしいなと思いました。
代わりに鈴村健一さんと坂本真綾による会話劇を楽しむことができます。
後半は坂本真綾さんの独り舞台で、彼女の放つセリフが耳に心地良いです。
あと、雪がとてもきれいです。

投稿 : 2013/10/01
閲覧 : 241
サンキュー:

1

さといも さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

空の境界 第一章に全体の感想を書いておきましたのでそちらをご覧ください。

投稿 : 2013/09/01
閲覧 : 285
サンキュー:

0

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

からのきょうかい 静寂の中に響き渡る両儀式の言葉は……

原作未読 約33分

両儀 式(りょうぎ しき)と黒桐 幹也(こくとう みきや)の会話中心のお話ですね。バトルシーンもなく、ただただ静寂の中に両儀 式の声だけが聞こえる。幹也が話し相手となっていますが、ほとんど両儀 式が話しています。

{netabare}両儀 式のこと、織のこと、式のこと、伽藍の洞のこと、空の境界(からのきょうかい)のこと、幹也のことを{/netabare}やさしく語りかけています。

{netabare}
式が言った言葉で
「当たり前のように生きて当たり前のように死ぬ、なんて孤独」
単純な言葉ですが深いですね。
{/netabare}

一章〜最終章まで視聴して
この作品は色々な魅力があります。ストーリーや演出はもちろん、綺麗な作画、章ごとに合わせて奏でる素敵な音楽、キャラクター、事件、バトル、魔術、恋愛他、多彩な要素があります。
私は恋愛作品と書きましたが、観た方によって印象が違うのではないでしょうか。

凄惨な場面やバトルが苦手でなければ是非観てくださいね。何か感じることがあるかもしれません。私は感動しました。
オススメです。

ED Kalafinaが歌ってます。曲名「snow falling」この作品に相応しい、やさしい、やさしい歌です。

最後に、評価で物語に5をつけなかったのは、原作未読で観た場合、分からない事柄多すぎる事です。
でも、みなさんのレビューや考察で分からない事柄を補完させていただきました。合わせて評価を5とさせていただきます。
ありがとうございました。
あにこれっていいなぁと思った作品です。
またこの物語のように素敵な作品に出会いたいですね。

劇場版「空の境界 未来福音」9月28日に公開されます。楽しみですね^^

投稿 : 2013/08/22
閲覧 : 933
サンキュー:

38

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

境界の狭間。

静かな終焉。

メッセージ的な問い掛けの物語かな。
特に何が・・というものではなく・・
この世界観を補完するような物語。

正悪・陰陽の様な2面性に対して虚無
という新しい矛盾を写している様です。

深層心理を辿ると全てを知り全てのあり
様を変える事も可能だが・・それは意味
を成さない事も知ってしまう事・・矛盾
が何処までも拡がる形の終わりかたかな。


TV放送は時系列に沿って主人公とヒロイン
のエピソード中心に再編されている様です。
下記は丸ごとカットされている。
第五章「矛盾螺旋」
第六章「忘却録音」
終章「空の境界」

投稿 : 2013/08/19
閲覧 : 252
サンキュー:

2

ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

哲学対談と種明かし。全章通じての総括

制作はufotableで原作は奈須きのこ氏の小説です。
ジャンルは伝記ファンタジーです。
全8巻あるうちの八巻目が「空の境界」になります。
今回の登場人物は式と幹也のみです。
時系列では八番目になります。
最後にちょっとしたネタバラシを行い、物語の補完をしています。
これにて終了ですね。

雪が降りしきる日に、黒桐幹也は4年前と同じところで再び両儀式に出会う。


以下詳しいネタバレ。
{netabare}第二章の冒頭で幹也が出会っていたのは「両儀式」という三人目の人格でした。
彼女は「式」と「織」の真ん中に位置する器ということです。
また「式」が悩まされた殺人衝動は「両儀式」のものだったようです。{/netabare}


正直これを見なくても話はつながるのですが、しめくくりの意味でも見るべきでしょう。
私は絵があまりに動かないため眠くなりましたがw



最後に「空の境界」シリーズの総括を。

全編にわたって物凄く作画が良かったです。
加えて音楽も臨場感のあるもので戦闘シーンを中心に引き立てていました。
私は原作未読だったのでわけわからん部分が非常に多かったです。
しかし、しっかり見れば必ず話が見えてくると思います。
グロテスク描写が非常に多いのでそこに耐性が必要ですが、あるならばぜひご覧になってください。
中二系バトルアニメはかなり抵抗があったのですが(私はあまりバトルアニメ好きじゃない)楽しめました。

投稿 : 2013/05/07
閲覧 : 399
サンキュー:

25

ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「空」の境界

(2012.6/22)
{netabare}肉体から生まれ「人格」を持たない式は世界の縮図=無の存在であり「式」の本質である。
「人格」は知識によって形成されるものなのでその事によって世界に境界を作ってしまう。その境界の隔たりを無くすことで世界を広げることができる。{/netabare}


(2013.4/10 2週目)
この章に登場する式は識でもなければ式でも無い、両儀。

識は式の中で生き続けている。
両儀 式に黒桐は何も望まない、ありのままの式を知り受け入れているから。

人格:その人の心と、その人が学んできた知識によって構成されるもの

空の境界、無から生まれる有、その逆の有から生まれる無。
肉体があって知識や人格が生まれるのだとするなら、肉体なしでは知識や人格は得られないのか?
いくら考えても答えが出ない問いです^^;
まぁ、生物を形どっている肉体を実体と見ないなら、また変わってきそうだけど…

中庸(黒桐のような生き方)は「空」なのか?

かつて「空」だった両儀と、「空」を望む黒桐の物語。

それが、「空の境界」の本質なんでしょうか?

投稿 : 2013/04/10
閲覧 : 330
サンキュー:

9

ネタバレ

くりきん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

式 と 織 の本質の話

空の境界 終章
式には内緒にしていてね そろそろ行くわ。

この終章は どの言葉にも 空であった本質の両儀式の想い
空の両儀式は 式に嫉妬しているのだと思う。

死ぬときまで孤独な 空の両儀式 

「さようなら黒桐くん。 馬鹿ね、また明日会えるのに。」
この言葉で涙が止まりません・・・ 今も涙がでています。

明日会える式は 空の両儀式ではなく、式だということ
これはまったく救いがありません。

最後の最後にこんな隠し球・・・ひどい。

投稿 : 2013/04/08
閲覧 : 367
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あとがき

か、「ファンディスク」と理解して観賞したほうがいいと思う。

そんな内容。

これですべての「空の境界」を楽しく観賞しましたが、今度は「時系列どおり」に観てみようかな・・・と。

投稿 : 2013/04/02
閲覧 : 219

りたそ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

誰にも理解してもらえない特別性と、誰も理解しようとしない普遍性

この章がなくても、
ないならないでストーリーは完結できていた気はするんだけど、

個人的にはやっぱり大事だなぁと思う章。

まあただ単にこういう哲学的な会話が好きだというのもあるのだけど\(^o^)/
あと映像ふつくしすぎー( ;∀;)!!!

投稿 : 2013/04/01
閲覧 : 226
サンキュー:

1

ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

両儀式と黒桐幹也

原作未読。
全8章からなる物語の7章目。約33分。

「空の境界」全章に共通する項目は、第1章のレビューをご覧ください。
→ http://www.anikore.jp/review/450724/

両儀式と黒桐幹也の会話劇です。
全体を補完する役割を担っています。

両儀式の起源と黒桐幹也について。
これは、私の中で一つの答えが出ています。

【8章「空の境界」の考察】
{netabare}

式でも織でもない、両儀式の話。

式にも織にも知覚できない容れ物。
この世界を自由にできる存在。
黒桐幹也を殺せた唯一の存在。
根源の渦そのもの。
しかし、この世界にいる人格を通してしかコミュニケーションを取れない。

……となれば、私の出せる答えは一つ。
作者の「奈須きのこ」です。

そして、その言葉を受けるキャラクター。
「最初から普通」であり、何も望まず、何でも受け入れる。
そんな真っ黒な存在であり、物語の幹を担う人物が、黒桐幹也。
彼こそが本当の「主人公」なのだと思います。
{/netabare}

投稿 : 2013/03/10
閲覧 : 509
サンキュー:

29

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

式の理解が深まる

式と黒桐の対話がメインでアクションなどは無い.彼らが初めて会った坂道が舞台で雪の描写が幻想的で綺麗である.

第三の人格の式が登場し,式とういう人格はどのように生まれたのかとういう説明が面白い.間違えて理解している可能性があるが,その説明の要点を書いてみる.

人間という存在を形作るには肉体と脳の二つが存在しなければならないという話が興味深い.肉体だけでは人間とは言えないし,その逆もまたしかりである.なので両儀式は脳が作った二つの人格と,その根源となる肉体が作った人格がある.この肉体が式の場合「空」なので本来は生まれることもできないが,両義の家によって生まれることができた.そのため何らかのバランスをとるために式の脳は二つの人格を作った.

この説明があると今までの式の二つの人格が理解しやすくなるので,納得ができるものだった.

投稿 : 2013/03/02
閲覧 : 278

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

4~最終章まで見て

かなり不思議な感じを受ける作品です。

1つずつ見てって纏めきれないとゆうか、軽筋だけ書こうとすると、それを書いたら全筋になってしまうとゆうか、見た感じは
然程の内容も詰まってない感じなんだけど、見終わった後に満足感とゆうか充実感が残ってる感じにさせられてる、そんな不思議な感覚にさせられます。

最後まで見て1章~7章は主人公の姫様が王子と出会って、どんどん変わっていく心に対しての葛藤を描いています。

最終章は姫様の2つの人格に対しての問いと頭と体に対しての問い
で締めくくっています。

最終章の問答は、しっかり聞いてると矛盾してる話しも結構ありまする、言葉攻めに負けないように。

投稿 : 2013/02/19
閲覧 : 257
サンキュー:

9

ネタバレ

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エヴァっぽい?

前章まで観ないと全く意味が分からないと思いますのでフルでネタバレとさせていただきました。

第一印象はエヴァっぽいかなと感じました。
それは、なぜかと考えた時、淡く温かみのあるオレンジの灯りのなかで、雪が舞う風景が羊水の中の胎児の視点を感じたからではないかと思いました。
さらに、羊水の中に光が当たっているからこそ両儀式が人格として黒桐の前に出て来たのではないかと思います。
エヴァの内部もLCL溶液が羊水のように描かれていて、おそらく意識して描かれている部分が類似しているように感じました。
そして、最初は雪が延々と降る風景に見えますが、式の声にエコーがかかり始めるあたりから、雪が羊水の中で浮遊するカスに見えはじめ、内容も根源に迫ってきます。
また、作中語られる両儀式の視点が「夜の海」と言うのも羊水の中を感じさせるものでした。
であるとしたら、式と織、両儀式の関係が式の行動があるからこそ両儀式は世界を知ることができるというのは、母とお腹の中の子供の関係に近いということなのかもしれません。

そして、語られる真実が根源というのも納得できるものであると感じた話でした。

余談ですが、この作品からのきょうかいを私はそらのきょうかいと終章を観終わるまで勘違いしてました。お恥ずかしいですw
気づいた時に思ったのが、最近読んだ漫画のリューシカリューシカに出てくるドーナッツの穴の話です。
ドーナッツの穴は、空洞でありそこには無しかありません、ですが人は「穴がある」といいます。その無はドーナッツがあって初めて私たちはそこの穴にある無を認識できるというおはなしです。

さて終章のからの境界は、その無をどのように定義していくのでしょうか?ぜひ観て答えを納得や否定してほしい作品だったと私は思いました。

投稿 : 2013/02/04
閲覧 : 422
サンキュー:

7

ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

両儀式という人間について

1999年3月。物語の総まとめ、終章であり種明かし的な30分。
雪の降る中、4年前と同じあの高台の坂道で幹也は両儀式と再会。
幹也は相槌を打つかほんの少しの返事を返すだけで
彼女だけがほぼ一方的に語るだけの、ほとんど動きのない映像な上
ゆっくりな雪の速度、彼女の静かな口調、雪の湿度で街の明かりが反射しているような
赤みがかった夜の景色、途切れ途切れに響くピアノの音色、
それらがまるで催眠術のようだった。

でも、語られる内容はとても重要なことで、この作品の要とも言えるので
ちょと見逃せない章だったりする。

何を語ったかここで書いてしまうと、観る意味がなくなってしまうので
ほとんどもう「観てください」としか言いようがないのだが

簡単に言うと、
{netabare}女性人格である式と男性人格の織を統括しながらも
式、織からは認識されていなかったもうひとつの、
「器」「肉体」そのものの人格、本質との再会だった。

さらに彼女が言うには、殺人鬼であり、幹也を殺したがっていた人格なのだという。
人間が精神、魂、肉体の3つで構成されているとして、
精神は生まれた後に加えられる知性、魂は肉体から生じるもので
人格は知性と魂から生まれるもの、と説く彼女。
そこにある肯定や否定、善と悪、陰と陽など、
その真ん中にいる「わたし」という人物が彼女なのだとしたら
なぜ殺意を抱かねばならなかったのか?少々疑問が残る。
魂レベルで幹也に殺意を抱くのだとしたら、彼らの前世の前世、
そのまた前世の起源に何か関係があるということなのかも?

両儀式の起源が「空(からっぽ)」だとしたら、幹也は何だろうか?
式の虚無感からくる起源が殺意を抱くのだとしたら、何が駆り立てているのだろう。

人間、誰しも1人1人が違うし、特別じゃない人なんていないという前提で
式や織のことが語られているのかと思っていたら、実は
何も望まない、何の特別もなく普通であり続けている幹也がいかに特別で孤独かを
物語っている章のように思えてならなかった。

それが正論だろうか、ほんとうに? そう疑問を持って何度も観直しては
半分睡魔に襲われてうやむやになってしまうという(苦笑)

いろんな意味で、よくできた演出とシナリオだとは思う。
悔しいので、気が向いたときにまた挑戦してみるつもりだ。

それにしても、雪の降る寒そうな夜に羽織も着ず30分近く語り続ける彼女の横で
大きくて黒い傘を1人だけで差している幹也に「傘に入れてやれよ」と
やきもきしたのは僕だけだろうか?
それともあれは幻影だったのか?
作画の美しさについ見惚れてしまってたけれど、最後のシーン
{netabare}幹也が傘を持ってないのだよ。あれはどういう意味?{/netabare}
ちょっとした謎を残しているので、これもまた確認したいし観た人に聞いてみたい。

さて、この「空の境界」のサイドストーリーや後日談が収録されている
「空の境界 未来福音」のアニメ化が決定になったようで。
今からとても楽しみだ。

投稿 : 2013/01/31
閲覧 : 861
サンキュー:

37

上杉達也 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

補足

全体の補足のアニメでしょうw

それなのに画きれいすぎますw

投稿 : 2013/01/15
閲覧 : 242
サンキュー:

1

ネタバレ

PeachFly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エピローグですね。

式の3番目の人格が出てくる章。

幹也と式の3番目の人格が語りあうだけの短編で30分程。

「空の境界」 最後まで観ても、やはり難解さは残るかな…
よく理解するには3回くらい観ないとダメかも…^^;

じゃ、もう一回最初から観るかと聞かれると…
グロな場面が多いので、ちょっとね…^^;

投稿 : 2012/10/02
閲覧 : 510
サンキュー:

2

Nasty.* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白かった!!

全8話のレビューをまとめて書きます。

ストーリーは正直好き嫌いが別れる作品だと感じました、
内容も少し難しく、理解するのに時間がかかる人も居ると思える作品でした!
ですがそれを差し引いても良い作品だったと思います、
特にキャラクターが個性的でした!
総合的に見てなかなかの名作だったと感じました!!
オススメです!!

投稿 : 2012/08/23
閲覧 : 265
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空の境界 終章 空の境界のストーリー・あらすじ

「生きているなら、神様だって殺してみせる」――これは、独りの少女の可憐で壮絶な物語。2年間の昏睡状態から目覚めたとき、両儀式(りょうぎしき)は記憶を失っていた。記憶と引き替えに手に入れたのは、万物の死を視る力“直死の魔眼”。望まぬ力を手に入れ、望まぬままに数多の怪異に遭遇し、望まぬままにその存在を絶つ。黒桐幹也(こくとうみきや)は、静かに見守りつつも、日常の世界に式を繋ぎ止めようともがく。やがて日常と非日常の狭間に棲む怪異を追うことが、式の唯一の生きる糧となる・・・見守る眼差しがあることを知りながらも。(アニメ映画『空の境界 終章 空の境界』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年2月2日
制作会社
ufotable
主題歌
≪ED≫Kalafina『snow falling』

声優・キャラクター

坂本真綾、鈴村健一

スタッフ

原作:奈須きのこ『空の境界』(講談社ノベルス)、キャラクター原案:武内崇、 監督:近藤光、脚本:平松正樹、キャラクターデザイン・作画監督:須藤友徳/高橋タクロヲ/小船井充、音楽:梶浦由記

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