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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(TVアニメ動画)」

総合得点
91.2
感想・評価
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

だわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

えぐいほど泣いたぜ!

1話1話の終わらせ方が完璧。
いっつも気になる終わらせ方をしてくれるので続きが気になって仕方がない。
それにしっかり引っかかってしまった私は1日で観終わりました。
めっちゃ泣きました。1クールアニメでここまで泣かせにくるのは凄い。
{netabare}ラストが切なすぎて、1週間は立ち直れなかった記憶があります。
成仏したけど、もうめんまには会えないのだなぁ...と。{/netabare}

泣かせにくる路線が凄くて泣けなかったていうレビューをたまにみます。
たしかに今思い返すと、泣かせにくる路線はまーまーあったと思います。
しかし、私は綺麗にその路線にひかれてボロ泣きしたので、とりあえず一回は観てみ?とお勧めしたいです。
だって演出めっちゃ良いし、EDを流すタイミングも神なんだもん!

声優、演技素晴らしかった。ラストの演技なんかもう最高!
ED神ですね。あれで何回泣かされたか...

投稿 : 2021/02/11
閲覧 : 197
サンキュー:

7

ネタバレ

るぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

涙腺崩壊

ただただ涙が止まらない。
大多数の人が1話目を見て最終話がどうなるか分かってしまうと思うがそれでも涙が止まりません。
歌もこの物語の為に作ったのかと言うくらいマッチしてます。
アニメ、小説、ドラマ、映画、ゲーム等様々な物語の中で1番泣いた。

作画はあまり好きな感じじゃないです。

声優はアニメの中でも1.2位を争うほど良かったです。

音楽もシークレットベースはこのアニメの為に作られたと言ってもいいくらいマッチしてます。
ちなみにキッズウォーも見てましたがこっちの方が合ってます。

キャラも良かったです。

投稿 : 2021/02/07
閲覧 : 210
サンキュー:

4

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いつだって、いつまでだって、なかよしなんだ

2011年放送アニメ。

高校受験に失敗し引きこもっていた主人公の元に小学校時代に事故死した幼馴染が自分にだけ見える霊となって現れた物語。

劇場版・実写化もした名作。前から知ってはいたのですが今更再放送で見ました。

わずか11話ながらも泣けます。それはもう泣けます。

事故のトラウマから離れ離れになってしまった仲間たちと時に激しく衝突しながら立ち直っていく姿は勇気づけられます

友情っていいね。青春っていいね。

それぞれの恋模様も素敵。告白したあなるもしてないつるこもどっちも可愛い。

普通めんまが霊となって蘇ったなんて言われても信じない中、ちゃんと向き合ってくれたぽっぽはいい奴だわ

そしてじんたんはね、かっけえんすよ

想い人のためにあれだけ必死になれる。かっけえんすよ。

投稿 : 2021/01/29
閲覧 : 214
サンキュー:

7

ネタバレ

アニメ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

過剰演出で押し通す 
と割り切って作ったとしか思えない。
どうすれば泣けるのかちょっと解らない、
{netabare} 2話までは期待できるる感じだったが
高校生、しかも進学校トップクラスの生徒が
秘密基地とか超平和云々とかリアリティの無い方向へ・・・、
幼少の頃の仲間の死が今も心に引っ掛かってるのは
いいとして、当時の好きだ嫌いだ、更に死亡事故が
起きてるのに当日の嬉しかった悔しかったを
高校生になっても引き摺るとかそんな人いないだろう、
な展開。 {/netabare}
ここから面白くなると信じて見続けるうちに
最終話。終盤激昂号泣が増える古典的な流れに
なぜこの作品が?と醒めていった。
EDを評価してる人多いが、名曲使えば良くなるわ・・・、
良かった点を挙げるなら、秩父(脚本の方の出身地
みたいですが)名物のロケットを織り込んだ所、
(地域性を出したのは個人的に高評価です、
どんどん採り入れるべき)
作画が丁寧、その辺りだろうか、

投稿 : 2021/01/20
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ひも太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

涙無しでは見られなかった

「良いと思った所」
・1クールで11話で気軽に見れる
・その先の展開は分かってはいるが感動する
・secret baseを最後に流れてしまい余計に涙が出る

今更ながら視聴しました。
このアニメは後半で泣いてしまいました。特に最後に流れるsecret baseでさらに泣いてしまいます。めんまの死による超平和バスターズの人間関係、めんまのお願いなどで感動する部分が色々ありました。
気になっている人や友人に勧められたなら見たほうが良いと思うアニメです。

投稿 : 2021/01/01
閲覧 : 214
サンキュー:

8

ただのアニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分には合わなかった

正直、自分には合わないなあ。。。と思いました。というのも半分くらいは「評価の割に。。。」ってのが大きいでしょうけど。

泣けたかどうかですが自分はウルッと来ましたが泣きませんでした(笑)
泣けるアニメっていうので構え過ぎたのか。。。
それともただ合わなかったのか。。。

どっちにしろこの作品の一番の魅力はテーマの一つであろう人間関係かと。正直これに比べると泣けるかどうかなんて言うのは本当にちっぽけな事ですよ。
とにかく描き方が良いんですよ。
キャラ一人一人の絡み方や特にシリアスシーンは魅入ってしまいました。
ストーリー自体は面白かったですが自分にはあまり合いませんでした。
しかしそんな自分でも見入ってしまう程でした。
それだけに内容がちょっと薄っぺらく感じた(1クールだからか)のが個人的には惜しいところです。もうちょっとキャラの内面や考えを掘り下げてほしかったです。後、少し話のまとめ方が強引なのも頂けなかったです。。。(共感は出来ましたが)
2クールだったらもっと感情移入できたかもしないっす。

視聴前と視聴後ではかなり作品に対しての印象が変わるかと思います。
久しぶりにあにこれの評価と自分の評価が食い違ったある意味自分には貴重な作品です。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 504
サンキュー:

31

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

再び動き始めた、超平和バスターズの夏

超平和バスターズの作品を一気に見返し。流石に一週間で3クール+映画2本はちょっと堪えたズェア・・・
でもその分新たな発見とか視点とか、当時の思い出振り返りながら色々楽しめたので良かったです。

あの花は約10年ぶりの再視聴で、一番間が長いですね。いやー、でも忘れてるとこも多かったですが割と覚えてるとこもありました。
主要人物たちとは同年代なので、重ねられる部分が多いのでやはり感情移入がし易いですね。というか当時より絶対今の方が楽しめてる・・・
当時はメンマが一番好きだったような気がしてたんですが、改めて見るとアナルめっちゃ好き。あれー?こんなに可愛かったのこの娘?この10年で私の性癖がギャルに思いっっっきり傾倒した影響でしょうかね、バスターズの中でぶっちぎりで好き。
一度見てるし大丈夫だろうと思ってはいたんですが、最終回、やはり目汁が・・・・
ラストの全員の告白(特につる子とぽっぽ)に加えてメンマが最後に残した手紙、やっぱダメなんですよねーアレ。

それから今回の再視聴で結構印象に残ったのがメンマの弟のさー君こと聡志君。いつまでもメンマのことばかりを見続けていて、自分を振り向いてくれない母に対して複雑な気持ちを抱える彼、考えさせられるものがありましたね。
あとはじんたんのお父さんである篤さん、好きだわー。一見子供に任せる放任主義のようですが、子供に興味を向けてないわけではないんですよね。じんたんの様子は逐一把握してるし、気にもかけてる。でも決して叱ったりだとか干渉し過ぎるようなことはしない。色々抱えて多感な彼にとって、ちょうどいい距離間で接している素晴らしい父親だと思います。まあこの辺人によって受け取り方様々だと思いますけども。

あ、そういえば今回配信サイトで見たんですが、OPはGalileo Galileiの「サークルゲーム」になってましたね。これはこれでいいんですが、「青い栞」の方が思い入れが強かったので若干残念な部分も・・・、特にイントロとか大好きでしたし。ただOP映像としてはこっちの方が好きではありました。

やっぱ名作は何年経っても名作、個人的にはノイタミナ歴代TOP3の一本ですね。というかあの花放送からそろそろ10年という事実よ・・・怖っ!

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 386
サンキュー:

34

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

岡田麿里の脚本が光る青春劇

この後に制作されるアニメ映画「こころが叫びたがってるんだ」と同スタッフで作られた青春アニメ。

世界観はまさに前年くらいに流行した少女漫画的な要素をふんだんに撒いている。

女性の脚本家ならではのキャラクターの繊細な心理描写、日常の風景、情感を描いていて、作画も実に爽やかだ。

「とらドラ」でも感じたが、脚本家「岡田麿里」という人物は実に巧みな仕事をする。


しかし。。。青春アニメということなので、ある一定の思春期の男子、女子には人気があるだろうが、大人が観るに値するのかはどうかは別の話である。

良い意味で若々しくエネルギーのあるアニメだが、裏を返せば広く浅いとも捉えられる。

最大の欠点は人物の成長という、大きな課題よりは「感動の共有、共感。」に視点が置かれている。

これも昨今の流行りなので仕方のないことなのだが、できればもう少し文学的な要素が欲しいのが個人的な意見だ。

フランスの映画に似たような題材が多数あるので、気になる方はアニメだけでなくそちらもオススメである。

投稿 : 2020/11/18
閲覧 : 659
サンキュー:

26

ネタバレ

スロトム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

岡田さんに掌の上で踊らされました

正直に言うと、視聴する前にオチを知ってました。名作だけあってとても有名なオチなので、広大なネットの海にネタバレが散らばってます。
そういう経緯もあって楽しめるか不安でしたが…見事に最終回で泣かされましたね。はいw

では、オチを知ってるのになぜ泣いたかと言うと予想を遥かに上回る構成力と心理描写のせいですね
岡田さんの脚本はドロドロとした物が多く、女同士の喧嘩など昼ドラちっくなお話が散見されます。
ただ、あの花はカラッとしてました。

この作品は、皆後ろめたい感情を抱えてる…いわば傷を共有してるのです。
誰もが不幸になってて、誰もが救いを求めてる。心理描写も視聴者が感情移入できる様にわかり易く誘導する手腕がすごい。(ユキアツはちょっと異常だけどw)
そして最終話の手紙。5人分の苦悩が一気に報われるところで、感情が洪水を起こしました。あの演出は卑怯ですよ……
本当にキャラクター達全員が人間臭くて、ここまで表現できる岡田さんの実力に感服しました。
まさに泣きアニメの金字塔です。

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 234
サンキュー:

10

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣けます。

世間の評価が高く、見る前から自分の中でハードル高く設定して見たアニメでしたが·····
泣けました。
面白い、感動する、泣ける、そのアニメによってそれぞれポイントがあると思いますが、このアニメは泣けるに尽きます。

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 223
サンキュー:

8

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これを選んだ(観ようとした)理由が大切

先ず感想よりも冒頭として、この作品に限った訳では無いですが、「前評判が良かったから」「お涙頂戴だから」等で視聴すると何かしら通常とは異なった壁が生じる気もします
視聴した結果、それらの感想はきっと「前評判通り〇〇」とか「言われている程〇〇」等、肯定否定問わずして変なテンプレート化してしまってはいないでしょうか?

と、私自身は思う部分もありますが、基本的に作品を視聴する契機が何だって良いのは事実ですし、それらが絶対こうで無ければならないって話でもありませんが、私自身は古臭い言葉的に言うならば「ビビっ」ときたら評判がどうとか関係なく飛びつく様にしております

非常に長い余談になりましたが、個人的には幼い頃に引っかかっていた事を忘れるのではなく、思い出してみて、そして向き合って、人それぞれの色んな解釈を経て大きくなっていく流れなのかなと感じました
結局、一言では表現出来ない感情を持たされた作品なのではないでしょうか
極端な言い方ですが、まるで視聴する側もその作品の中の1人だったら…なんて考え

ただ、作品の流れや曲、終わる際の潔さ、そんなところが噛み合っていて、私にとっては名作だと思ったまでです

人により駄作、涙が出なかった、それはそれぞれであり、また逆も然りなのです
そう考えると根本的に矛盾ですが、前評判なんて関係なく感性で飛びつく事こそが探究心なのかなと書いている時点で、このレビュー自体も何の意味も持たないと言っている様なものですが…(汗)

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 265
サンキュー:

13

しのさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

生命の大切さそして、切なさ

うーん、良くも悪くも生命について考えさせられるアニメ。うーん、待ってこれだけは言わせてこのアニメ・・・・・「泣ける」!!!!!!!!・・・・・・
はい。ってことで、個人的にはめっちゃ泣けました。自然と涙が出てきました。もうね、すごいよ。ティッシュがとまんないの(笑)
いやねー、見る前は「悲しいアニメは見たくない!」って思ってたんだけど、違ったね(笑)確かに悲しいけど、どこか言葉では表せないような何かがあるね(笑)いや、なんだろうね。分らんね(笑)
(・・・・その心笑ってるね!?←youtubeで見たその心笑ってるねおばさん)
まぁ、見るか見ないか迷ってる人は暇なときに、ちょっと思い切って見始めれば、そのあとはどうにかなりますよ(笑)てことで、ネタバレはしたくないしそんな深いところまで、感想書くのめんどいからこれで(笑)。

投稿 : 2020/11/05
閲覧 : 124
サンキュー:

9

ksk84 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おじさんには「めんま」は辛い(笑)

友人からのオススメで今さらながら鑑賞(笑)

うーん、面白いとは思うんだけど…
そこまでなのかなぁ…?というのが正直な感想。

世間的な評価が激高だっただけに、ちょっと期待し過ぎてた感が…

過剰にロリ可愛く演出されてた「めんま」にもちょっと違和感が…m(_ _)m

おじさんには辛い作品だったかも(笑)
もっと若ければ素直に感動できたのかもしれない(´∀`)

<内容(「oricon」より)>
昔は仲良しだった幼馴染たち。

でも、高校生になった彼らの距離はいつの間にか離れてしまっていた。

ヒキコモリぎみの主人公“じんたん”。
ギャル友達に流され気味の“あなる”。
進学校に通う“ゆきあつ”と“つるこ”。
高校に進学せず旅を重ねる“ぽっぽ”。
そして、仲良しだった小学生の頃から、
それぞれが変わっていく中で変わらない少女“めんま”。

ある日、“お願いを叶えて欲しい”とじんたんにお願いをするめんま。
困りながらも“めんまのお願い”を探るじんたん。

そのめんまの願い事がきっかけとなり、
それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染達は
再びかつてのように集まりはじめる。

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 254
サンキュー:

8

ネタバレ

フィコンパ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

やっぱり人間関係は難しい。個人的には高校や成績は関係無いけど。友達は友達ですからね。亡くなった方は、個々の事情で聞いて知ったがほとんど。自己責任は感じません。
それに主人公の親父さん凄過ぎない、普通不登校なだけで、叱りますよ!それなのに折角学校行ったと思ったらバイトって…甘やかし過ぎでは?と、思いましたね。
まぁ各々失敗と成功が有り心の叫びを打ち明けた。それによって成長した。それでいいのでは。

それとメンマの存在が個人的にゲームのFF10のアーロンと被るんですよね。自分だけ?

投稿 : 2020/10/11
閲覧 : 240
サンキュー:

14

ネタバレ

砂粒と嵐 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ロケーションと音楽だけ良い

夏が終わる前に見たかったが、視聴が滞って初秋になってしまった。
子供の頃にいつも一緒に遊ぶ友達グループがいて、山の上のひみつきちがあって、毎日集まって、あの子供の頃には永遠にも思えるほど長い長い夏休みを過ごして、そんなんだったら楽しい思い出だろうな、戻りたくもなるだろうなと思う。秩父の風景もまた良い。
友達の家が気軽に行ける距離になくて、両親は働いてるからどこにも行けず、冷房の効いた部屋に籠もって兄弟とだけ過ごす夏休みを過ごしたので、私は、振り返りたいあの頃の夏も、あの頃特有の時間の流れ方も、なんでもできる気がしたあの気持ちも、何も知らない。

数年前は劇場版の方を見たことがあるが、劇場版以上のことは特になかった。
1話と最終話は内容が詰まってるが、あとはスカスカな印象を受けた。
もう少し感動したような記憶だったけどな、退屈であまり泣けなかった。

まず、超平和バスターズの間に友達間の絆とかってあんまり無い。仲間といった感じでもない。ただ「つるんでいた」感じで、同じ時間と空間を共有していたに過ぎず、きっとめんまが死ななくても、そのうちにみんな心が離れてバラバラになっていただろうな、と思う。なんていうか、このメンバーだからしっくり来る、みたいな無敵感が全然描写されない。
また、それぞれみんな、グループ間の友情よりも特定のメンバーに対するほのかな恋心の方を重要視している感じだから、目当ての相手がいるから集まってた恋愛多角関係人間集団、というふうに見えてしまうし、だれにも恋してないぽっぽだけが浮いてしまって、単なる賑やかしの役割的な描き方になっている。

「あの花」は、死んだ好きな女の子のことをいつまでも忘れられない男ふたりと、いつまでも自分の方を向いてもらえない女ふたりの物語だ。
あなるとつるこは、ラブストーリーによくある「死んだ子には勝てない」系の葛藤を抱える。しかし今回問題なのは、当の「死んだ子」が姿と意志を持ってストーリーに登場してくることだ。

ゆきあつもあなるもつるこも、じんたんでさえ、みんな人間らしい弱さや汚さを曝け出しているのに、めんまだけは一切それを見せない。ビジュアルは確かに可愛いが、いつも無邪気と称される低能そうな発言ばっかりして、綺麗事ばかり言って、それでいて「いつも自分のことより人のことを考えてる」「やっぱりめんまには敵わない」みたいな感じで持ち上げられる。まずその全体に漂う「自己犠牲が美しい」みたいな風潮が全然理解できないし、めんまはヒロインの立場だからそういうことを言っていられるんだよ、と思ってイライラしてくる。
それにあの無垢さ?も「心はそのまま、体つきは大人に」というあざとい設定も、「幼女!少女性!夏の妖精!尊い!」みたいな押し売りを感じて辟易する。
それでいてめんまというキャラ、じんたんにはめちゃくちゃ媚びてる。これはもう無邪気とかではない、明確にじんたんに好意があって敢えてこの態度をとっているんだから、めんまはめちゃくちゃ「女」だぞ?それに気づかないじんたんも何?何を見せられているの?という感じで、終始ちょっと不快だった。大体「じんたんにだけ見える」姿でめんまが会いにきたってのも、じんたんを好きだったからじゃん??と思ってしまい、どんだけ「みんなと遊びたい」とか言ってても、それがめんま自身の声として全く聞こえてこなかった。
でもまあそれはめんまが悪いわけではない。めんまが「萌えキャラ」として徹底的に描かれるから、そういう気持ち悪い不均衡が起こるのだ、ということはよくわかる。じんたんに抱きつくシーン乗っかるシーンその他ちょっとエッチなサービスシーン、いちいちあざとい言動は、めんまという人物の描写からそうなるのではなく、視聴者がめんまを愛でるためにそうなっているのだ。めんまは「超平和バスターズのマスコットキャラ」ということになっているが、同時に「あの花」のプロモーション的な意味でのマスコットキャラでもある。だからああいう描写になっていることは、理解はできるんだが、めんまが幼女ぶって甘えて、じんたんが「やれやれ、、、」の感じで対応して、それがずっと続くと、本当にいい加減にしろよと、うっすら怒りが湧いてくるのも事実だった。
めんまが視聴者にも「見える」体で話が進んでいくのではなく、じんたん以外の登場人物たちと同じく「めんまが見えない」状態で話が進んだ方が、ラストの「夏の幻」的な儚さを表す効果も得られ、めんまの母やバスターズの仲間たちへの感情移入がしやすかったのではないか、と指摘するブログを読んだが、本当にそうだと思う。(人気作にはならなかっただろうが)

そしてその肝心のじんたんというキャラがまた、あんまり好きになれなかった。簡単に言えば、よくある「引きこもりコミュ障だけど根は優しくていいやつ」みたいな典型的なラブコメ主人公の性格に、「昔はみんなのリーダーでかっこ良かった」という設定がくっついたキャラだ。
でも、めんまのことあんなに好きなのに、めんまも自分のことあんなに明らかに好きなのわかりきってるのに、いつまでたっても「別に好きじゃねえし?」みたいな態度でグズグズしてやがる。「あの日」にめんまのこと「ブス」って言ったのも、小学生男子の好きな子に意地悪しちゃうアレだからまあわかるが、もう高校生のくせにいつまでも謝れないわ、めんまは美人なのかってゆきあつに聞かれた時も「別に、、普通?」みたいなこと言ってて、あーーーもう!いつまでお前は逃げてんだ!ゆきあつはもう小学生の頃からきちんと自分の気持ちに向き合ってたぞ!自分だけがめんまに再会できたってのに、その機会を無駄にするわ、環境に甘んじてグズグズしてるわ、本当ダメな男だな、、、とかなりイラついてしまった。正直、じんたんの魅力は入野自由ボイスだけである。

そして、あなるはあんなに可愛く描かれているのに対して、あのつるこの冷遇は何?あなるは等身大の女の子としての感情の推移みたいなのがきちんと描かれていたのに、つるこは何を考えているのか終始わからず、わからないのにあなるやゆきあつに対して怖いぐらい冷たく当たるので、ただ単に冷酷な人間というふうにしか見えず、戸惑った。
ゆきあつがめんまに贈った花のピン留めをこっそり家で身につけていることや、失恋してバッサリ髪を切って「あの頃」の髪型に戻したことなど、その辺もう少し丁寧に描写してくれてもよかったんじゃないかなぁと思う。

というか、みんな恋愛感情が重い!揃いも揃ってちょっと狂気じみた、気持ち悪めのこじらせ方をしすぎじゃないか?

しかしまあ、恋愛要素を全て無視したとしたら、「残された人たちの物語」としても読めなくはない。
大切な人の死を、どうやって乗り越えていくか。
残された人がどう振る舞うことが、本当に死者にとって幸せなのか。
毎日、いつ何時も思い出すべきなのか、割り切って忘れて前に進むべきなのか。
所属していた共同体(家族なり友達グループなり)が、自分が欠けても仲良くし続けてほしいのか、自分抜きでグループが存続していくことは、死者にとって寂しいことだろうか。
死者のためと言いながら、自分のためになっていないだろうか。というかそもそも、自分のためになってちゃいけないのか。

めんまの父の「みんなで一緒に寂しがろう」は一つの答えだと思うし、めんまがどこまでも「優しい」人間であることが、残された者にとっての救いなのかもしれない。

最後の泣き喚きながらの「もういいかい?」が「もう解放されてもいい?」に聞こえて切なかった。

しかしこのアニメ、登場人物たちがあまりにも泣きすぎだ。1話に1回は誰かが泣いてるんじゃないかと思う。
それは「じんたんを泣かせたい」がめんまとじんたんの母の願いであったように、感情をさらけ出して弱みを見せて、苦しみを他人と共有することが善とされてる世界観だからなのだと思うが、キャラに泣かせることで視聴者のもらい泣きを狙うような構成を何度もやるのは、ちょっとキツイなと感じる。涙はここぞという時に使うから効果的なんだし、泣く以外の感情表現方法もたくさんあるのでは。

音楽は、ガリレオガリレイの爽やかなOPも、オレンジ色で湿っぽくて「泣ける」EDもどちらもハマってて素晴らしいし、REMEDIOSのどこか懐かしい感じの劇伴も素敵だった。音楽の力で、全体の完成度が底上げされていると感じる。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 303
サンキュー:

9

ネタバレ

zeroone01 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

結局何なの?

 結果から言うと最後まで泣けませんでした。
まぁ最終回はここでみんな泣いたんだろうなってのは分かったけど。
 
 {netabare}結局さ、幽霊だったの??
人に触れる事も料理もできるし、それならそれで早い段階で仲間たちに存在を知らせる方法はいくらでもあったと思うけど・・・
ただ主人公が独り占めしておきたかっただけ??

 あと、最後に突然現れたかくれんぼが苦手だった設定。
おいおい、急にどうした?なんでかくれんぼなんだ??って感じ。
 それならそれで、死亡した原因をかくれんぼ最中の事故にして、
「あの時のかくれんぼがやっと終わる」みたいな最後の方が良かったかな。
{/netabare} 

音楽の使い方は良かったと思います。音楽の効果で泣いたって人はたくさんいると思う。

 残念ながらもう一回見たいとは思わないなぁ。
 

 
 

投稿 : 2020/09/08
閲覧 : 375
サンキュー:

8

涼宮 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

神アニメ

ギャグアニメとしては優秀すぎる。ゆきあつが女装で暴走したとこは腹抱えて笑った。最終回の「君っと夏の終わり♪将来の夢♪大きな希望をわーすれない♪」でぽっぽとかいうデブが見殺しにしときながらションボリした顔してて面白いし、ゆきあつの暴走が事あるごとにフラッシュバックしてずっと笑えた最高でした

投稿 : 2020/09/04
閲覧 : 294
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

とらドラ!は原作の力が大きかったんだなと認識した作品

長井監督だし、脚本も岡田さん、キャラデザも田中さんだしで
期待に期待し過ぎたのかなぁ

泣けるって言われる最後のシーンも
この涙腺ゆるゆるおじさんにさえ
全然こなかった

幽霊にリアリティが無いとかではないんだよね…

ぽっぽがさ
見殺しにした可能性あるじゃん
そこをさ
ぽっぽ自身以外、誰も責めないんだよ
うーん違和感。
そこまで達観してるなら、そんな引きずってる事と
アンバランスなんだよなぁ…
しかも見殺しの仕方が怖いからって…

うーん、うーん、友達なら流石に言うよね…
うーん言わなかった理由としてもうーん
弱いなって感じちゃって

主人公の引き籠りにあんなかわいい子が
ずっと恋心抱いたまま待ってるみたいなのも…

うーん、そんな設定、リアリティある?
その子が何かしらがあって恋心を抱き続けなければ
ならない状況でも用意されてたら理解できたけど
めっちゃかわいいし、そういう風に見えないんよなぁ

恋心が無くなってた方がズシンときたなぁ

引き籠りになった事は無いけどさ
基本的に学校とか友達にはさ
こんな希望は抱きこそすれ、現実は絶望だって
リアルに理解してると思うんだよね。

だからこそ引き籠る訳でさ。

その絶望をそういう、都合のいい「かわいい子が待ってます」
みたいなフェイクで覆すんじゃなくて、
自分で乗り越える方が見てる側には
刺さるんじゃないかなぁ。

重すぎるかなぁそれは…

まぁ確かに、秒速5センチ好きだけどヒットはしてないからな
「踏切で振り返ったら彼女も振り返ると思ったけど、居なかった」
って所が男の願望をずたずたに切り裂くようで、
でも確かにその別れが前を進ませるきっかけであってって所が
清々しさと美しさと切なさが入り混じって
しかも監督が男性ってところが最高なんだけど…

大衆的にはやっぱり、階段で振り返ったら女の子も気づいて振り返る
ハッピーな世界観の方が受けるんだろうね…

個人的には
全体が用意された世界に感じちゃって、
記号の連続にしかならなかったなぁ

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 322

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣けます

ラストの曲の入り方が本当に絶妙です
何度見ても同じところで涙ぐんでしまいます。
見ていない人は是非に。

久々に見返してしまいました、確かにめんまが良いのはわかるが、現実を見据えれば、あなるで良いじゃん、可愛いしスタイルいいし…まぁそういう事では無いのだろうけど…

何回見てもいい作品はいいですね(笑)

またこの季節がきましたね~
さてまた観るかな(笑)という訳で見ました…
今回は、じんたんの馬鹿~私の馬鹿~でガン泣きでした…
来年も見よう(笑)

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 366
サンキュー:

13

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あの笑顔の意味は知っている

序盤 うわぁ

中盤 あぁ

終盤 あ、思ってたのと

この話は目の前に顔見知りの幽霊が表れた話
ジャンルは恋愛・生徒・青春・幽霊
今となってはものすごく有名なタイトルでしたが、当時の私の認識としてはタイトルが長くて覚えづらい、程度の認識でした。しかしいざ視聴を始めると素晴らしいもので。
基本青春恋愛です。どろっどろでもないし、少女漫画みたいに甘くもないし。しかし、この中途半端さが生々しさを醸し出し、一気に有名になりました。設定としてヒロインは最初から死んでいるのですが、別にグロシーンはありません。なので青春恋愛ものが見たい方は是非見るといいかもしれません。
内容です。序盤の主人公は正直いけ好きません。決断力の低すぎる主人公というものは時として人をイラつかせますが、正直展開が面白いので打ち消されます。この主人公の性格も後に効いてきます。中盤から展開が大きく変わる、ということもないです。なぜなら基本的に一つの町で一人について一つのテーマをもとにこの作品は作られているので、青春恋愛でよくあるすれ違いなどがうまい具合に続いていきます。胃が痛くなるかもしれませんが頑張りましょう。終盤はイッキに着地に向かいます。個人的にはもうちょっとゆっくりが良かったかな、と思いましたがまぁ放送日時にも限りはありますからね。私はこの終盤の展開は好きではないのですが、雑さというか急いで終わらせようとしてるようにかんじてしまいました。

さて主人公はヒロインがラストシーンで{netabare}成仏したことに対してどう思っているでしょう。仲間とはどうなるのでしょう。またひきこもるのでしょうか。おそらくですが、主人公は前と違った生き方をするのではないでしょうか。彼も弱いわけではありません。ただ歩く意味を失ってしまったのです。メンマの多くのことを知っていたあの時代の自分ではない、と自分を下げ自分を責め、自分い諦めてしまった。
しかし最後に主人公が「やっぱりめんまは笑った。俺たちは大人になっていく、どんどん通り過ぎていく季節に、道端に咲く花も、移り変わっていく。あの季節に咲いた花はなんて名前だったんだろう?小さく揺れて、触れればちくりと痛くて、鼻を近づければわずかに青い日向の香りがした。次第にあの香りは薄れていく、俺たちは大人になっていく、だけど、あの花はきっとどこかに咲き続けている。そうだ俺たちはいつまでもあの花の願いを叶え続けていく。」と言っています。メンマの消失を受け入れメンマの@生まれ変わり」を信じ、自分たちの未来を視野に入れたのです。これはメンマという女の子が主人公を縛っていたかもしれないということです。メンマは成仏を受け入れてました。もしかしたら自分のせいで主人公が立ち止まっていることを知っていながらメンマは主人公と接していたかもしれませんね。そう思ってもう一回見返してもかなり面白そうです。これは青春とかレベルじゃなくて人生観について説いたものということになりますね。{/netabare}
そんなこんな深く考えれば考えるほど味が出てくる、とても素晴らしい作品となっています。

監督は長井龍雪さん。超電磁砲などの監督をされた方ですね
シリーズ構成は岡田磨里さん。CANNANなどのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザ・総作監は田中将賀さん。とらどらのキャラデザをされた方ですね。この三人が後々超有名になるんですけどね
劇伴はREMEDIOSさん。TVアニメ初の劇伴だそうですね
アニメ制作はA-1 Picturesさん。やはり素晴らしい作画でしたね

作画は良かったです。キャラデザも良く、動きも細かく
opは尾崎雄貴さん作詞曲、Galileo Galileiさん編曲歌唱の「青い栞」
edは町田紀彦さん作詞曲、とくさん編曲、本間芽衣子ちゃん役の茅野愛衣さんと、安城鳴子ちゃん役の戸松遥さんと、鶴見知利子ちゃん役の早見沙織さん歌唱の「secret base 〜君がくれたもの〜」
声優さんは素晴らしく、魂の入った演技でした


総合評価 見たほうが良い

投稿 : 2020/07/30
閲覧 : 336
サンキュー:

18

ナンカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ベタだけどベタを楽しむアニメ

今再放送中で初見。
素晴らしいEDも手伝って毎話泣けます。
評判のラスト二話より合間合間のみんなの切なさや葛藤が私は泣けました。
むしろラストは展開が見えて純粋に泣けなかった。
やはりアラフィフともなると、ね、色々客観視してしまうので、この話の世界や主人公にどっぷり浸れない悲しさがあります。
めんまの母、無いわ〜。じんたんの父が素晴らしかっただけに余計に落胆。
あれが普通の親なら純粋に泣けるポイントが上昇したと思う。
とは言え全体としては続きが気になって毎週の再放送が待てず、Amazonプライムで
一気見してしまうくらい良きアニメです。ベタだけど好き。

追記、Amazonのレビューにあった泣けると感動は違うにしっくりきた。
大変泣けるけれど感動となると?という作品。

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 223
サンキュー:

7

ネタバレ

wdecO59649 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感動もするけど、後々各キャラにイライラする。

感動すると言われて、何度か見ているけど

初見はたぶん感動すると思います。

しかし、ゆきあつは仁太がめんまを見えることが信じられないからなんだとは思うけど、女装したり、見えることで仁太を傷つけたりと、正直ゆきあつの思考回路はよくわからないし、イライラする。

というかそれをされて何もしない仁太もどうかと思う。

8話で、めんまが各メンバーに電話した件も、普通にバイトだった時なんだし、そこで仁太も強く、バイト先に問い合わせて見ろと言っても良いのだが…。

唯一平行線なのは、あなると、ぽっぽくらいだろう。

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 371
サンキュー:

4

のらのら さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

後世に残したいアニメ

私の父の実家が秩父にあり、毎年、墓参りに行きます。
その秩父が舞台のアニメとなると、見ないわけにはいきません。

一話目見終わって、視聴継続決定。
ヒロインのめんまがかわいいかわいい。

物語もよく出来ており、最後は号泣でした。

声優さん達がアフレコ中泣いてしまい、収録出来なかったとか。
プロでも泣いてしまうストーリーって凄いんじゃないかと。

ブルーレイを買い、秩父のイベントに行き、聖地巡礼をするくらいはまりました。

一方ではまれなかった人がいるのも事実です。
その理由についても、分かる気はします。

みんなが同じじゃつまんないしね♪

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 276
サンキュー:

6

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

めんまねぇ、かきタマがいいの!かきタマ!

この作品のテーマのひとつは“思い出"でしょう。
ただ、私たちは子供のころ夢中になっていた何かにそれを見いだすことがあるため、思い出と言っても世代によって様々です。
本作品は『ポケモン金・銀』『ボーボボ』をモチーフにしたゲームや漫画が登場していることから、1999年から2001年辺りにこれらの作品に親しんでいた小~中学生は間違いなく反応するに違いありません。
私はまさにこの世代の人間であり、作中に登場するこれらの要素に反応しては懐かしい気持ちになりました。
また、ED曲『secret base ~君がくれたもの~』はZONEが2001年8月にリリースした楽曲のカバーであり、上述の2作品が流行ったほぼ同時期にヒットした曲でもあります。
本作品は「10年後の8月また出会えるのを信じて」の歌詞に従い2011年の夏に時期を合わせているでしょうし(本編の過去と現在は5年の開きですが)、secret base(秘密基地の意)を舞台にした作品であることから、この曲の歌詞を強く意識した内容であることは間違いありません。

物語ですが
引きこもりとなったじんたんを筆頭に、かつて《超平和バスターズ》として集まっていたグループが、5年前の事故によるめんまの死がきっかけとなって離れてゆき、どこか陰りのある性格になっています。
私は当初、めんまはじんたんの憑き物のようなものではないかと考えておりました。
じんたんのみが“引きこもり"“高校受験失敗"といった負の側面をあぶり出されており、自身が向き合うべき過去の象徴としてめんまが存在しているのではなかろうかと。
めんまを傷付ける一言が理由で彼女が死んでしまったと思い込んでいて、それが自責の念として抱え込むようなことになっていたのも序盤から明らかになっていましたからね。
しかし、じんたん以外の4人もまた、めんまの死を引きずっていることが物語を進めるうちに明らかとなってきます。
ゆきあつが(おそらく作中最大の爆笑ポイントと思われる)女装をはじめとした奇行に出たことも、事故のきっかけがめんまへの告白だったためだと思い込んでいたためであり、ギャル仲間と無理に合わせてつるんでいたあなるはじんたんが好きなあまりめんまに嫉妬していた自分を許せていませんでした。
そして、ゆきあつが苦しんでいるのをきっかけにつるこは彼を見守り理解者になろうしていました
(つるこがあなるに嫉妬していたのは彼女の想い人であるゆきあつとあなるがお互い理解者であったためですが、ゆきあつとあなるはペルソナで自分の精神を保っている共通点があり、単に似たもの同士であっただけかもしれません)。
この辺は5角関係とも言うべき複雑な関係になっていますが、共通しているのはめんまが精神的に大きな影響力を持っていた点です。また、彼らとは少し違う位置に立っていたぽっぽにしましても、事故を目撃したことが頭から離れず、世界を回ってトラウマから逃げ出そうとしました。
“憑き物"が取りついていたのは、超平和バスターズ全員だったというわけです。
ですが、
それだけ「大事な人を失うこと」とは重く苦しくつらいものなのです。
こうした重い事実を受け止めるのには長い年月を必要とするものですが、忘れられようにも忘れられません。命とは、龍勢のように一瞬で上がっては印象深く散るようなものですからね。


過去のことを思い出すと、楽しかったことを思い出したいものかもしれませんが、つらい思い出は押し込めてしまいがちです。
ですが、こうした「大切な人の死」が人生のなかで避けることができない以上、その大切な人に対してどんな気持ちで向き合えばいいかが大切なものになってきます。
最終回でじんたんたち5人がめんまを「見つけた」のはきっと、めんまに対する思い出を受け止めて、現実と向き合えたからだと私は思います。
めんまは肉体が死んだところでも、思い出のなかでは元気な姿でいるでしょうからね。
そして、めんまはみんなのことが大好きでした。ただ、この「大好き」とは、「ラブ」ではなく「アガペー」であり、そんな性格だからこそみんなの思い出に残るような存在になったのでしょう。
評価は個人的な思い入れも含めて「最高!」と評価した次第です。
この作品に込められている要素のひとつひとつが心に直接響いてくる、そんな素敵な作品でした。
最後に、超平和バスターズにはいくつもの意味があるように考えられます。
ひとつは「平和を脅かすものを退治するもの」、もうひとつは「平和を壊す(バスターする)」なのですが、それなら「平和バスターズ」です。
そこに「超」がつくことで、これらを“超えて"未来に進むという意味が込められているのではないでしょうか。

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 326
サンキュー:

7

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世間的には大変評価の高い作品ですね

とても絵が綺麗で内容もノスタルジーが感じられる良い出来のアニメでした。
ただバスターズのメンバーへのめんまの見せ方とかをもう少しやりようが有ったんじゃないかなあ、とか…。うーん、非常に良い出来だったので贅沢な意見なのですが。

良かったのですが、そこまで号泣できたわけでもなく、個人的には良作ではあるけれど傑作では無いくらいの感想です。

なので世間の評判はもっと高いので、正直そこまで傑作ともてはやされるほどかなぁ? と個人的には思いました。
いや決して出来が悪いわけではなく、むしろ良いアニメだとは思うのですが、言うほど泣かせの演出が、私の胸には来なかった。

まあ、たまにこういうこともありますね。
評価されていれば何でもかんでも面白いと感じるわけでも無いのです。

なんでなのか説明できると良いのですが、よくわかりません。
特にひねくれている方だとは思わないのですが…。
多分彼らと私の間に共通項がなさすぎて、完全に感情移入できなかったということでしょう。
アニメの中ではすごく盛り上がっているのに、自分はそこまで盛り上がってない、という齟齬を感じてしまったのかと思います。
まあ仕方がないですね。そういうこともあります。

投稿 : 2020/07/08
閲覧 : 261
サンキュー:

11

どどめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悔しいかな何度でも泣く

劇場版を映画館で見て以来久々の視聴
4周目

私はいわゆる「感動物」カテゴリ作品はあまり好きではない
泣ける!なんて評価や謳い文句は聞けば聞くほど天邪鬼なことに冷めてしまう
しかしこの作品は別格だ
泣かせにきてる!めっちゃ泣かせにきてる!!!さあ今だ!泣け!!!というのを全身に激しく感じながらもまんまと泣いてしまう。悔しい。

たった全11話の中で毎話しっかりと涙腺緩ませてくる
secret baseの流れるタイミングは卑怯としか言いようがない
1話目からガンガン飛ばしてこんなの「名作に決まってる」と感じさせる内容はさすが

リアルタイムで見ていたのはなんともう九年前らしいが少しも風化しない。今期アニメって言われても全然違和感ない
でもポケモンパロのシリーズ名とか「ですよ。」とか、作中で懐かしいとされている物は当然懐かしいのだけど、「最近」でも「どどすこ」なのか!?というのには衝撃。この辺の固有名詞にはくすりときてしまう

あなる母の「思春期思春期〜♪」のうざさは異常なので、そろそろそんな年齢になってきたうちの娘にもタイミングを見て使おうと思う

また五年後くらい、いい感じに細かいところ忘れてきた頃に見て、こんなだったっけ、やっぱ面白いわなぁとか思いつつ、わかってるのに、わかってるのに!ってまた同じシーンで同じように泣いて、心底悔しがろうと思う

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 297
サンキュー:

9

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的神クール2011春 2作目

ネタバレありで書いてしまいますが
とても見やすく良い作品です

ショックだったのがOPが2種類あってアニメ版じゃない方はいきなり勿忘草...って始まります
おもっきりネタバレ 本間芽衣子がいた場所に咲いていた花 の名前 は 街に埋もれそうな小さな 勿忘草...多分花言葉の掛け合い的な意味のタイトルだとは思いますが シナリヲは王道でまぁ普通なのですが 見やすいし1話1話作りこんでいて 演出や音楽や演技でそれなりに心も揺さぶられちゃんと泣けます。

本当に良作です ED のめんまのパートがめんまの声じゃなくかやのんの声だけどかやのん大好きなので全然良かったです。 あ 0913 かやのんの誕生日ですねw わかりやすくまとめると感動系青春もの...ですねw

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 275
サンキュー:

12

ネタバレ

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

またみんなと出会える日を夢見て

めんま、、、アナル、、、つるこ、、、じんたん、、、ぽっぽ、、、
そして、、、ユキアツ笑


涙なしでは観れない作品として有名ですが、
本当に何度観直しても後半涙なしでは視聴できないです、、。


secret baseは実を言うとこの作品で知りました。
作品のために作詞されたような、それともこの曲にインスパイアされて
あの花を制作したのかと思えるほど、作品にフィットした曲です。

もう鬼リピートしまくりました。


盛り上がる場面でBGにこの曲がかかってくるので、
否応無しに涙腺は緩くなります。

本当に盛り上げる演出は素晴らしく、素直に制作陣の意図にのって泣いてしまうのがいいかと。



素晴らしく、1クールの中で必要なエピソードを展開し、
主要人物たちを掘り下げ綺麗にまとめています。

なので、物語がブレず非常に没入できます。



ユキアツのあれは衝撃的すぎでした。

クライマックスでのみんなの感情の吐露に嗚咽したのに
ユキアツの{netabare}「めんま好きだー」{/netabare}って叫んだ時は泣きながら吹きました笑


あー!ちょっと郊外でこういう幼少期、、、、いいですねぇ。
やっぱり夏は最高です!

投稿 : 2020/06/15
閲覧 : 224
サンキュー:

8

人類の宝 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

このくらいお涙頂戴でもいいだろ!

こんなに若者の感情を爆発させて視聴者の心を動かそうとするいいアニメになってるはずなのに、お涙頂戴とかそういう言葉で締めようとする人は素直にアニメを楽しめないよ
いいんだよ、感動系はこんな感じで

投稿 : 2020/06/14
閲覧 : 264
サンキュー:

5

響け! さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やっぱり名作

今まで観ないといけないなー、とは思っていたが何故か観てこなかった作品なのですが。
やっぱり名作と言われるだけあります。ほんとに泣きました。声優さんがたの演技力にもほんとに脱帽です。物語に関しては星5つじゃ足りないです。
本当にいい作品でした。

投稿 : 2020/06/07
閲覧 : 280
サンキュー:

8

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。のストーリー・あらすじ

昔は仲良しだった幼馴染たち。でも、高校生になった彼らの距離はいつの間にか離れてしまっていた。ヒキコモリぎみの主人公“じんたん”。ギャル友達に流され気味の“あなる”。進学校に通う“ゆきあつ”と“つるこ”。高校に進学せず旅を重ねる“ぽっぽ”。そして、仲良しだった小学生の頃から、それぞれが変わっていく中で変わらない少女“めんま”。ある日、“お願いを叶えて欲しい”とじんたんにお願いをするめんま。困りながらも“めんまのお願い”を探るじんたん。そのめんまの願い事がきっかけとなり、それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染たちは再びかつてのように集まりはじめる。(TVアニメ動画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年春アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.anohana.jp/tv/
主題歌
≪OP≫Galileo Galilei『青い栞』≪ED≫本間芽衣子(茅野愛衣)・安城鳴子(戸松遥)・鶴見知利子(早見沙織)『secret base ~君がくれたもの~』

声優・キャラクター

入野自由、茅野愛衣、戸松遥、櫻井孝宏、近藤孝行、早見沙織

スタッフ

原作:超平和バスターズ、 監督:長井龍雪、脚本:岡田磨里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀、音楽:REMEDIOS、美術監督:福島孝喜、色彩設定:中島和子、撮影・CG監督:那須信司、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、アニメーションプロデューサー:岩田幹宏、チーフプロデューサー:清水博之/山本幸治、プロデューサー:斉藤俊輔/尾崎紀子

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