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「TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー](TVアニメ動画)」

総合得点
87.4
感想・評価
3364
棚に入れた
17310
ランキング
156
★★★★☆ 4.0 (3364)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.1

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☆の総合評価
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TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/01/05
閲覧 : 66
サンキュー:

0

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なかなか良い

内容も面白かった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 59
サンキュー:

1

ズンタカポコテン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最初は絵でロボット系かと思い敬遠してましたが

どんどん世界観に引き込まれ内容もただのヒーローものではないので是非皆さんにもお勧めしたいです。

投稿 : 2023/05/13
閲覧 : 392
サンキュー:

2

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

語りきれない!おっさんを愛でるヒーローアニメ

「国産アニメーションが初めて公開されてから、今年で100周年を迎える節目に、この間作られたおよそ1万タイトルのアニメから、視聴者投票で選ばれた100作品を発表する番組『発表!あなたが選ぶアニメベスト100』が3日、NHK・BSプレミアムで3時間にわたり生放送された。60万以上の投票があり、総合1位は『TIGER & BUNNY』(2011年)が輝いた。」(ORICON NEWS, 2017/05/03)
──この話題を聞いた当時は「俺抜きで勝手にアニメベスト100決めて公共の電波に流してんじゃねぇ!!」と憤慨したし、“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”ということで1位となったこの作品にも観ない内から少なからず反感を抱いていたものだ(笑) 同じ思いをしたアニオタも大勢いたことだろう。
ただ、やっぱりオタクという人種は程度の差はあれどディープで変わった感性を持っていて、だからこそ理由なく王道を「つまらない」ものにしたがる傾向にあるようだ。
観た感想を端的に書けば、この作品は確かに王道ヒーローアクションであり、然れど風変わりなキャラクターも多数用意された面白い作品である。今日までの人気や一般界隈での評価は至極、妥当であると感じた。

【ココがすごい:実在企業とタイアップした日本版Marvel(1)】
最大の特徴は各ヒーローの体に実在する「スポンサーロゴ」が入っているところだろう。主人公の新スーツには胸部にデカデカと『SoftBank』の文字がプリントされており、完全に某大手通信事業者の回し者となっている。他のヒーローにも玩具メーカーの『BANDAI』、焼肉チェーンの『牛角』にペプシコーラの『ペプシ』、『Calbee』に『DMM』などといった有名な会社のロゴをその身に背負って日夜、TV中継を意識しながら街の平和を守っている。こう聞くと滑稽に映りそうなヒーローたちの姿だが、ちゃんと広告を入れるためのスペース(余白)を考えてデザインされたヒーローたちのスーツは各種ロゴに不思議とマッチしている。むしろ無い方がダサいと感じてしまうくらいだ。
このように実在する企業の名前(商標)を劇中で表示させることでコマーシャル(CM)と同等以上の注目(Attention)を得る手法を「プロダクト・プレイスメント」と言う。他のアニメやドラマ作品でもしばしば使われているものだが、背景やゲスト程度ではなく活躍するキャラクターと常に共にあるというケースは本作のみである。
企業側にとっては今まで以上の認知度を、本作側にとっては企業ロゴを拝借してキャラの印象を深める双方Win-Winなタイアップを図ることに成功しており、我々視聴者もロックバイソンに親しみを込めて『牛角さん』と呼ぶなど小ネタやあだ名付けに事欠かない。普段、番組に挟まれる通常のCMではあり得ない企業に対しての「好感」が持てる、誰も損をしない手法で本作は成り立っているのである。

【ココがすごい:実在企業とタイアップした日本版Marvel(2)】
「単にヒーローの身体に広告入れただけでしょ?」とそう思う人もいるかもしれない。まあ確かにヒーロースーツの余白を埋めてくれるならロゴは何でも良さげなところは感じた。主人公も本作ではソフトバンクだが、次作では『FamilyMart』にすげ替えられている。
しかし重要な点は、ヒーローが企業ロゴを背負っている=ヒーローにはスポンサーがついているという世界観だ。この日本版Marvelには独りで莫大な資産を持ち最新スーツに身を纏う鋼鉄のヒーローも、独りで様々な発明品を作って蜘蛛の能力と組み合わせる天才ヒーローも存在しない。この作品におけるヒーローは『NEXT』と呼ばれる特殊能力を持っているが、それ1つでは自立できないほどに非力かつ人間らしい「個人」として描かれている。
「お前がヒーローをやっていけてるのは誰のおかげだ?」
「スポンサー様です!!」
ヒーローは時として、正義を実行するために物を壊してしまうことがある。その時に発生する「賠償金」がきっちり請求されるのも本作ならではだ。そういった不測の事態や、ヒーロー活動をサポートするガジェット(装備品)、乗り物、人材、高性能スーツなどにかかる諸々の費用を負担してくれるのが各ヒーローが所属する「会社」であり、その各会社に出資してくれるのがスポンサー。なのでヒーローは会社の意向には基本、逆らえない。
同じく逆らえないのがTV局。この作品の舞台・シュテルンビルトでは『HERO TV』という生放送番組でヒーローが事件を解決する様を放送している。実況アナウンサー役にはバラエティ番組などでも活躍する太田慎一郎氏が起用されており、雰囲気はまさに『世界衝撃映像100連発』にチャンネルを回したかのようである。ここで活躍するヒーローの背負う広告が長くTVに映るということで、企業は人気の高いヒーローとその所属会社のスポンサーとして名乗りを上げるし、ヒーローも社の意向に沿った活躍を行う。そういう「ヒーロー事業」の図式が出来上がっているのだ。
面白いのが『折紙サイクロン』という忍者風ヒーローである。このヒーロー、後々理由も解るのだが犯人逮捕よりも「TVに広告を映すこと」を信条としており、他のヒーローが活躍する傍ら、画角の端っこに注目するといつもいて見得を切ったりポーズを取ったりしている。最早ヒーローとは何なのかその定義すら崩れかけており何とも不思議、然れど現実にスーパーヒーローがいたらこんな社会になるのかなと思わせる、妙な現実感もある世界観なのだ。

【コイツがカッコいい?:正義の壊し屋・ワイルドタイガー! ワイルドに吠えるぜ!】
そんなビジネス感漂うヒーロー界だからこそ、正義のためなら器物損壊もお構い無しという古めかしいヒーローは逆に市民やメディアからのウケが悪い。
本作の主人公であるワイルドタイガー=鏑木・T・虎徹は身体能力を100倍にして戦う王道中の王道ともいえるスーパーヒーローだ。国内ヒーロー物では『僕のヒーローアカデミア』や『ワンパンマン』の先輩とも呼べる。しかし寄る年波には勝てず────とよく書かれているが、観た感じでは生来の「要領の悪さ」がたたって本作のビジネス型ヒーロー活動に順応できておらず、犯人を追い詰める姿勢や成果を評価されるよりも能力で建物を壊したことを非難されるという不憫な役回りでいる。HERO TVでは当初7人いるヒーローのランキング付けを行っているが、彼はその中のブービー──劇中の人気では最下位より劣っている──というぞんざいな扱いも受けており、生放送でもタイガーの出番はCM入りの絶好の機会。そして失態を1つ犯せばそれだけで今夜の嘲笑の的にされることも少なくない。
彼の正義とその魅力を解ってあげられるのは画面の前にいる私たちだけ……そんな庇護欲をかき立てられるような哀愁漂う「おっさん」を主人公に立てているのが独特である。
そんな主人公の前に『バーナビー・ブルックスJr.』という新ヒーローが現れ手柄をかっさらってしまう。彼はなんと虎徹と同じ能力を持っていた。かつイケメンであり、何よりも若い。
第1話にしてもうワイルドタイガーはお役御免かと思われたその後、虎徹とバーナビーは社の意向によりコンビを組んでのヒーロー活動を強いられてしまう。

【そしてココが面白い:同じ能力で組まされた凸凹コンビ(1)】
同じ能力で主人公がベテラン、相棒がルーキーならば主人公が自分の経験を伝えて新人の成長を促し、その折で後輩が先輩をどんどんと慕っていく────そんな仲睦まじい相棒物になるのが普通だと思われる。
しかし虎徹はそこまで頼りがいのある先輩ではないし、バーナビーも最初から自分のやり方──HERO TVのセオリー──を定めているエリートであり、間の抜けた先輩の手解きなど必要としない。虎徹のステレオタイプなヒーロー観とバーナビーのランキング重視の戦略思考は対極にあると言ってもいい。そんな2人を「社の意向」だけで無理やりくっつけるのだからこのコンビ、まあ口喧嘩や嫌味の応酬が絶えないのである。しかも異様にレベルが低い(笑)
【ケース1】
虎「人前で仮面外したりすんな。ヒーローってのはな、正体を明かさないからヒーローなんであって──」
兎「古いなぁ……時代遅れなんですよ、“おじさん”」
【ケース2】
兎「僕の人生の3分をあなたが無駄にしたこと、一生忘れません」
虎「……お前、友達いないだろ」
【ケース3】
{netabare}虎「まったく…じゃあ“バニーちゃん”はご自由にどーぞ!」
兎「ちょっと待って下さい!聞き違いでなければ、今僕のことバニーちゃんって──」
虎「ぴょこぴょこ跳ねてお耳のながーい、可愛いウサギちゃんみたいだな(笑)」
兎「僕はバニーじゃない!バーナビーです!!」
虎「『ボクはバニーじゃない、バーナビーですぅ』(両手でウサ耳を表現しながら)」
兎「そんな言い方はしていない!」
虎「『そんないーかたはしていな~い』(〃)」{/netabare}
【ケース4】
{netabare}兎「てゆーか、いきなり足引っ張らないで下さい」
虎「いやいや、お前だって車ボコボコにしてんだろ!賠償金はお前持ちだかんな!」
兎「(あなたを助けるために潰してしまったんだから)虎徹さんが払って下さい!」
虎「はぁっ!?俺は『助けてくれ』なんて頼んでねーぞ?」
兎「なっ……なんて人だ!」{/netabare}
いかがだろうか。とくに3番目のムキになって怒る24歳児、その神経を逆撫でするように小学生のようなやり口で煽り続ける1児の父親……人によっては謎の中毒性のある会話劇だろう(笑)

【そしてココが面白い:同じ能力で組まされた凸凹コンビ(2)】
そんな感じでストーリー自体は王道を地で行くものの、その道を世代も性格も真反対な凸凹コンビを中心に、蛇行するかの如くボリューミーに進めていく。
情に熱く、ガサツで実力が空転しがちなベテランヒーロー・虎徹と、若く実力もあるがプライドが高く、繊細な一面も見せるバーナビーが反発しながらも意外なところで息を合わせて事件を解決。このテンプレートを基盤としつつ、特別な力を持つヒーローたちの「人間模様」とその折合いをつける様をしっかりと描写していた。
{netabare}とくに印象的なのはブルーローズ=カリーナ・ライルの話と折紙サイクロン=イワン・カレリンの話の2つだ。
強力な氷の能力でヒーローランキングの上位に君臨するスーパーアイドル女王様・ブルーローズ────というのは社の意向によるキャラ付け。本来は好戦的な性格ではなく、夢の歌手になる条件として提示されたヒーロー活動を続けるべきか、辞めるべきかと揺れるカリーナの姿はどこにでもいる少女である。
一方、折紙がずっと見切れ職人をやっているのはヒーローらしい活躍をスポンサーから期待されていないからだ。戦闘向きな能力を持たない彼には貼り付けられたスポンサーロゴを少しでも長く映してもらうだけに念頭が置かれている。虎徹よりも酷い扱いを彼が粛々と受け入れていたのは、嘗て共にヒーローになることを誓った友人への負い目があったからだった────。{/netabare}
特別な力を持ち、犯罪者を倒し、市民を守るヒーローたちの活躍が描写される一方で、そんな彼らの本来のキャラクター性も愛くるしく描写する。王道のストーリーの中にしっかりとしたキャラクター描写があるからこそ、ありきたりとは感じず素直に面白いと評せる。
2クールの折り返し──1クール分──で1度ストーリーをきちんと〆るところも個人的には気に入った。

【でもココがひどい:雑な追い込み】
しかし2クール目のストーリーがやや酷い。事前に「後半以降は好みが分かれる」とは聞いていたが、その通りだと思った。
前半のストーリーはいい意味でも悪い意味でも王道でアメコミ風の軽いノリがあった。主人公たる虎徹の活躍が大きな理由だろう。
彼が他のヒーローの悩みや葛藤に干渉するのをバーナビーが渋々と付き合う。そんな1・2話完結式で進めつつ、バーナビーの両親を殺した犯人を少しずつ突き止めていくという内容は見やすくて痛快だ。10話からの大型テロリストとの対決も区切りをつけるクライマックスとして申し分なく、主人公らの能力では描きがちな「ゴリ押し」を避けた意外なシナリオも魅せており、13話目までの1クールアニメとしてだけ観れば起承転結もスッキリとした素晴らしいストーリーだと言えるだろう。
{netabare}ところが14話以降は主人公である虎徹を追い込むことに取り憑かれたかのようなシリアスの連続であり、前半との温度差に風邪を引いてしまいそうになるのである。
シリアス自体は嫌いではない。しかしやたら突っ込みどころが多いのが気になってしまう。
例えば虎徹の能力が弱まっているのを周りが全く気づかず(とくに相棒として近くにおり10ヶ月間、活動を共にして虎徹のことが解った気でいるバーナビーの)勘が鈍いように思えてしまったり、虎徹を追い込むために黒幕が周辺人物に記憶操作を使うのはいいのだが、報道まで捲き込むなら若干、根回しが足りないように感じてしまったりする。
彼の性格上、仕方ないのだが、能力減退によりヒーローを辞める決意をしたのに、その旨を中々周りに打ち明けず余計な不和を生み出す虎徹自身にも、苛立ちに似たもどかしさを感じてしまった。「要領が悪い」のは重々承知だったんだけど、大人キャラですからね。報連相はしっかりやれるところ見せてくれないと流石にカッコ悪すぎる。{/netabare}

【ココもひどい:もっと!熱い脚本書けよおおおおおおおお!!】
{netabare}1番残念だったのが、虎徹が再び『クソスーツ』こと旧スーツに身を包み、記憶を操られたヒーローたちに相対する展開だ。あそこはもう少し熱い脚本を書いてほしかった。
旧スーツが新スーツに勝っている部分は、それでワイルドタイガーが長年活躍していた“実績”の筈である。ならば旧スーツで戦えば、嘗てワイルドタイガーに助けられた人を呼び水に多くの民衆がワイルドタイガーが本物であることを確信する⇒殺人犯にしている報道に反発し、虎徹を助けるという展開を描いても良かったのではないだろうか?
「これまでのお礼として民衆がヒーローを助ける」という部分は正直に書くと『スパイダーマン2』のある展開のパクリである。けれどもこのアニメが前半では王道ヒーローアクションを描いてきたからこそ赦されるオマージュ展開ではないだろうか?
少なくとも田舎に住んでいる虎徹の愛娘・楓がコピー能力に目覚め、シュテルンビルトに来訪し、黒幕と接触して記憶操作能力をコピーしてまとめて元に戻す、なんてご都合を描くよりずっと良い。現状のシナリオでは虎徹が旧スーツを着た意味がないのである。
そして他の6人のヒーローたち。たった1体のロボットにやられてまとめて人質になってしまうのは流石に扱いが雑すぎるだろう。
最終的には熱い展開で2クール目も締め括られたが、雰囲気を熱くするために強引に運んだ話も多く、単作として観た場合は未解決で投げた要素も多い。ストーリー構成的にも、それまで1・2話完結式の中で本筋のストーリーを進める展開が多かったのに、終盤はシリアスな展開が続きテンポが悪くなってしまっている。{/netabare}

【キャラクター評価】
鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ)
この作品の人気を支える大黒柱で間違いない。コンセプト上はバーナビーと合わせてのW主人公であり、劇中でもより若く優秀な彼を引き立てる「当て馬」として組まされながらも、その運命に反発し我がヒーロー道を(相棒を引っ張ってでも)往く姿はカッコよく、そしてつまずけば可愛らしいとも思ってしまう、そんな三枚目な主人公だ。
『幼稚な大人キャラで苦手』と評する人がいたが、確かにそういう部分もある。彼はおっさんになった現在でもMr.レジェンドというヒーローに助けられた幼少の想い出があり、物語の折り返し地点までは彼に大きな憧れを抱いている。ヒーローへの憧れを持つキャラはどれほどのことがあろうともくたびれることがなく、キラキラと輝いている。それがおっさんだというギャップがたまらない。
{netabare}そんなヒーローの要といえる特殊能力が減退する展開は流石に重い。「大人」として身の振り方を考え、田舎に置いた愛娘のことを想いヒーローを辞める決意をする。文句を多く書いてしまった2クール目だが、おっさんの哀愁漂う彼の不思議な魅力は哀愁漂うストーリーになったからこそ中盤から増していった。{/netabare}
{netabare}そして最終話の最後。虎徹は再びシュテルンビルドを駆ける。2部リーグという賊軍で復帰し、そして自ら、能力が減退しもう1分しか保たないことをアピールする『ワイルドタイガー・ワンミニット』として。
「いやー、家でゴロゴロしてたら楓に『カッコ悪い』って言われちまってよ……それに思ったんだ。自分の限界なんて決めるもんじゃねえって」
「この先、いつか力が無くなってみんなに馬鹿にされたとしても、いくら恥かいたとしても、死ぬまでヒーロー辞めねえ、しがみついてやる! いいだろ?1人くらいそんなカッコ悪いヒーローがいたって」
この台詞を言わせるための2クールだったんだなぁとしみじみ思う。{/netabare}

【総評】
歴代レビュー最大文字数を間違いなく大幅更新してしまったが、要はそのくらいのめり込み、誰かが嘗ての私のように、この作品を何か誤解していたり偏見を持っていたりしたらそれを正したいとも思った作品だ。
流石に「17年当時のアニメ最高傑作です」というような紹介をしてしまうと角が立つが、総合的には正に「日本版Marvel」と言わしめる王道の面白さがあり観る人を選ばない。
前半はストレートにヒーローとしての活躍やキャラクターを描写し、〆できっちりと敵を気持ちよく倒すという高い完成度を保っていた。後半はその小気味良いストーリーのテンポが落ちて煮え切らない展開も描かれるもののW主人公の内、名実共に寄る年波に勝てなくなるおっさんヒーローの悲哀に重点を置いたストーリー展開は、私のように粗を探すようなことをしなければ十分、感情移入して楽しめる。最終話も胸の熱くなるオチがついていた。
作画も10年代初頭にしては想像以上の出来映えだ。フルフェイスの新しいヒーロースーツで身を覆う虎徹とバーナビーには3DCGが確かに使われているものの違和感が少ない。細かい身振り手振りで2人の感情が顔が見えなくともよくわかり、癖の強いキャラクター同士による会話劇の妙をさらに引き立てている。アクションシーンも直線的な動きが多いことに目を瞑れば中々に豪快。欠点も話数を重ねるにつれて尻上がりに改善されていき、そういう意味では脚本と反比例していると言えなくもない(笑)
声優さんたちの演技も素晴らしかった。オカマのツダケン、ボクッ娘の伊瀬茉莉也、紅一点(?)の寿美菜子と粒揃い。そして何よりも主人公を演じた平田広明さんの若作りなおじさん演技が痛烈に刺さっていた。『ONE PIECE』のサンジ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの吹き替えまで演ずるポピュラーでセクシーな男声は本作の人気──とりわけ女性人気──に大きく貢献したことだろう。
非凡たるアニソン系ロックバンド『UNISON SQUARE GARDEN』による前期OP『オリオンをなぞる』は本作序盤の軽快さを象徴しつつ、高いキーで歌い上げることで雄大さも表した良曲。オタクカラオケの常連になるのも頷ける。比べて後期OP『ミッシングリンク』はシリアス展開を暗示するかのような低いキーで歌われるものの、サビやAメロできちんと盛り上がる。
あらゆる観点から見ても隙が少なくキャッチーな良作だ。確かに「男×男なんて視聴対象外」とそっぽを向かれるような第一印象がネックではあるが、ヒーローの活躍を常に生放送し、ヒーローを広告塔にして事業を成り立たせるという斬新な世界観で生きるヒーローたちは老若男女の色とりどり。男なら先ずはブルーローズのお尻から追いかけて観ればいかがだろうか。するとその内あら不思議、いつの間にやら主人公のおっさんの方を愛でてしまっている、そんな作品である(笑)

投稿 : 2023/04/28
閲覧 : 211
サンキュー:

4

はかー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

設定だけでご飯3杯いける

内容感想は他の方にお任せします

1期2期を通しでの設定のコメントだけ…
全体的な世界観はアメコミ、アニメのバットマンやスパイダーマン
キャラデザは桂正和先生、髪の毛の雰囲気がアイズや電影少女まんま
キャラ付けはタツノコのギャグ路線、タイムボカンシリーズ
そしてバディもの、未来警察ウラシマンや高千穂遙のダーティペア

若い人はもとより、昔上記作品をかじったことのある方に見て欲しい
えも言われぬ気持ちがよみがえります

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 147
サンキュー:

2

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好みの人には傑作

映画後編も楽しみ。
私のように変身ヒーローバトルもの好きにはドンピシャでした。コミカルな表現も随所にみられ肩が凝らない演出も良いです。主にタイガー目線で話が進みます。
個性的なキャラが脇を固めて盛り上げますし戦闘シーンも迫力あるし画像もクールな感じで良いです。子供も普通に見れますしタイガーのヒーローとしての生き方にちょっとしたおじさん達は勇気もらえるそんな作品かな。

私のツボ:しょんな事はいってない


劇場版2作も視聴済。
特にRisingはTV版のその後のヒーロー達の現状を描いており、個人的には何か嬉しかった。この作品は最後まで頑張れおっさん的な所が好感が持てます(私がおっさんだからではない!断じてない!)


2視聴済(2022.12)
たまーーーにキャラの顔が手抜きになる所が散見されましたが、シリーズ通しての話の流れ、雰囲気はそのままで面白かったです。
ラストの方はやや引っ張り過ぎな部分ともう少し主人公二人の余韻みたいなものがほしかったと個人的には感じました(最後のバトルを早めに畳んで、二人の今後についての整理や決断部分をクローズアップするとか)。
まぁもう変に続編とか作らない方がいい作品な気がします(今回登場のルーキーを引っ張るとかね)。

私のツボ:COOLISHってあんな飲み方にならないよね

投稿 : 2022/12/31
閲覧 : 368
サンキュー:

10

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラが魅力のスポンサーアニメ

 架空の大都市を舞台にした市民を守る超能力ヒーローのバディものですね。主人公は子持ちのベテランヒーローですが、後先考えない性格で活躍シーンは相方の正統派ヒーローに譲ることが多いキャラです。ただ年齢相応の分別は備えていてなんだかんだ相棒をはじめ若手のヒーローたちの支えになっていて好ましいキャラになっています。

 2クールアニメですが1クール目は世界観と各ヒーローたちの描写に使われます。ヒーローたちはヒーローとしての派手なアクションシーンだけでなく素顔の時のシーンもとても魅力的に描かれています。そして2クール目は謎解きと主人公親子の生き方に関するドラマになっていてとてもおもしろかったです。

 キャラクターはヒーロー8人だけでなく脇を固めるサブキャラたちもそれぞれ良い味を出していて印象に残りました。悪役たちも悪ではあるものの生き方にそれぞれ筋が通っていて良かったです。
 声優さんたちは役にピッタリとはまっていたと思います。特にタイトルになっている主人公たち2人の掛け合いは楽しめました。

 作画はアクションシーンはまあまあですが、日常シーンはやや粗かったです。登場人物が多いので引きのシーンが多いのですが、あまり綺麗ではありませんでした。スポンサーになっている各企業のロゴは丁寧に描かれていたと思いますがw
 キャラクターは桂正和氏が担当していますがかなりアメコミ調で好みがわかれると思います。

 音楽は軽快なBGMがヒーローもの&TVショーっぽくて良かったです。OP・EDとも1クール目2クール目どちらも好きでした。

 若干安易さも感じますがスポンサーロゴを劇中に使用したオリジナルアニメとしては成功の部類ではないでしょうか。キャラクターに魅力があるのでロゴが鬱陶しく感じませんでした。続編や劇場版は別のスポンサーに変わったりもしているようですね。1期でストーリーは一段落ついてはいますが、続編も気が向いたら見てみようと思います。

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 283
サンキュー:

4

石ころ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嫌いにはなれないスポンサーアニメ

アメコミ調で敬遠していましたが、5話ぐらいまで観て人間味のあるドラマが何だかんだ面白いと思え見終えれることができました。

ストーリーは黒幕の伏線がみえみえ過ぎて、先の展開は読みやすく若干退屈ではあった。しかしながら、悪役の心情や自らを悪として対立させ街を発展させてことには強い信念をよく描かれていて好感が持てた。犯罪行為、殺人を肯定する気はないですが、あくまで配役の位置づけとしていい味を出していると思う。

あとは、ヒーローとして悪と戦う主人公のタイガーとバーナジーの凸凹な関係でも、最後には分かり合え、勧善懲悪を成し遂げる結末で絞め、物語としては纏まりを持たせたいい出来栄えだと評価できる。

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 315
サンキュー:

3

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

男の魅力とは…

男は強くなければならない。そして優しくなければならない。
そのことがしっかりと心に沁みてくる物語です。
全25話ですが、ストーリィが意外なところでつながっており、けっこう奥深く、感動できます。


近未来の都市で正義のヒーローとして活躍する超能力者たち。そのうちの一人が主人公のタイガーです。

タイガーはカッコ悪い中年で、いつも問題ばかりを起こしています。
彼なりに真剣に考えて人命優先で行動するのですが、その結果、都市の建物や備品を壊してしまいます。そして犯人を逮捕できずに損害賠償の請求書のみが多くなります。

この都市ではヒーローたちは犯人を逮捕しないと高ポイントがもらえません。
だから彼はいつも低ポイントで、しかも子供たちに人気がありません。

そんなタイガーが、バーナビーという二枚目ヒーローとコンビで働くことになります。
もちろんタイガーはバーナビーの引き立て役です。
同じ仕事をしても、テレビに映るのはバーナビーのほうだけ。
それでもタイガーはめげません。彼は少年の頃、ヒーローに助けてもらったことがあり、
人のために役立つ仕事であれば、待遇など気にしません。


バーナビーは、頭脳優秀で二枚目で力もお金もあり、多くの男からうらやましがられています。
でも、彼の両親は、彼が幼い頃に誰かに殺害されました。
彼がヒーローになったのは、両親を殺した犯人を捕まえるため。そのためならば彼は何でもします。

そんな孤独なバーナビーの心を支えてくれたのは、いつも彼が軽蔑していたタイガーです。
確かにタイガーは命令違反をしますが、それは常に誰かを助けるため。彼は自分の私利私欲のために動くことなどありません。
だから、いつの間にかバーナビーは、タイガーを誰よりも信頼するのです。

また、タイガーは他のヒーローたちの悩みも真剣に聞きます。
彼ら彼女らが困っていたらすぐに駆けつけて助けます。


物語中盤までは、一話完結で進みますが、実はそれぞれの回は意外と繋がっています。
そして中盤以降、バーナビーの両親を殺害した犯人捜しが中心となり、意外な展開となってゆきます。
あなたもこの物語でタイガーの魅力を感じてください。
カッコ良くはないし成績も優秀でないけど、傍にいると誰よりも安心できる。
そんな人間になりたいですね。

投稿 : 2022/04/23
閲覧 : 245
サンキュー:

20

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

印象度:87

超能力を有するヒーロー達が、市民を守るために悪と戦う様子を、
TVショウにしてお茶の間に実況中継し、
ヒーロー達はプロスポーツ選手のごとく、
戦闘スーツの一部にスポンサーロゴを付けることで、
ヒーロー業が商業的に成立しているという設定です。

実際にSoftBank、amazon、PEPSI NEX、牛角、USTREAM、
Calbee、DMM.com、FMV、高須クリニックなどのロゴが使われていて、
その広告料がアニメ製作資金の一部に充てられるという
斬新なアイディアが光る意欲作です。

従来型特撮ヒーローものを咀嚼した上での、
パロディー的なシリアスヒーローものとして、
本作でキャラクターデザインを担当している桂正和が
過去に手がけた漫画作品「ウィングマン」が真っ先に思い浮かびますが、
本作はその大人向け発展形というような見方もできるかも知れません。

序盤は緻密に作り込んだ設定が明らかになっていくのと、
世相をシニカルな視点で切りながら、上質なコメディに転換するのに成功しているのと、
現代社会的職業人であるヒーロー達の持つ悩みに身の丈で共感できるのと、
ヒーロー達のキャラクターのバリエーションの豊富さのワクワク感と、
オープニングテーマとエンディングテーマの爽快感と、
1話ごとにオチが付くメリハリ感と
CGと手描きが上手く融合した作画のゴージャス感と、
主人公2人の微妙な距離感などが、
いいバランスで配合されていて、
計り知れないポテンシャルを感じてしまったものです。
そんな風に考えていた時期が俺にもありました。

しかし、2クール目に入り、テーマ曲が変わって爽快感がなくなるとともに、
話の展開も爽快感がなくなっていきます。
懐の広い世界観が創れていたにもかかわらず、
復讐劇を中心にした、狭くて、厚みのない、
ありきたりな展開にハマっちゃうんですよね。
そして、作画の崩れがそれに追い打ちをかけてきます。
今まで気にならなかった部分が急に気になり始めたのかも知れませんが。

失速というより拙速な展開だったと思うのですよね。
他のヒーロー達のエピソードと絡ませて厚みを持たせるとか。
社会風刺的なトピックをどんどん折り込んでいくとか。
可能性がいくらでもあって、期待感が大きかっただけに、
いろいろと残念感が大きいです。

続編に続く終わり方なので、なおさら悔やまれるのですよね。拙速が。

でも、久しぶりにワクワクさせてもらったのも事実なので。
それは評価します。

投稿 : 2022/04/19
閲覧 : 244
サンキュー:

4

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

アメコミ展開が合わなかった

2期が始まるということで視聴。12話にて断念。ごめんね。

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 282
サンキュー:

0

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

異能力者バトルものはお腹いっぱい。。のはずが。。

異能力者系かぁ。。でテレビで中継なんて。。氷の人、薄寒いし。。
っと冒頭思いましたが、ラストは泣けました

〈良い点〉
初期のopの曲
キャラの人情味
伏線回収
話の組み立て

〈今ひとつな点〉
ちと日常的な回が多めな印象
ブルーローズの決め台詞

〈トータル〉
ヒーロー量産はジャンプによくあって、結局は飽きるんだよな
という後ろ向きな見始めで
なんか日常っぽい話多くてだるいなぁ。。
キャラデザさすが桂正和さん!かっこいい、とはいえマーベリックはきもいなぁ
実在の企業ロゴは新しいけど。。どうなんだろと思ったり

しかし中盤のジェイクの回は見応えがあり
リミットとピンチの設定と闘いのオチがうまい
UFCとかの格闘家ののような風貌もいいなぁと

ラストのマーベリック
だるいと思っていた日常回が伏線に。
マーベリックはキモくて正解だった
死ぬ思いで倒したアンドロイドが複数はちょっと冷めたけど
いい終焉でした

泣けました

ベタだし、タイガーは暑苦しいと思うけど
ヒーローが色んな能力で活躍して、敵がドンドンでてきて強さインフレ。。の一般の異能力ものではなく
人情噺なんだなぁと
話の筋やキャラがしっかりしてるので
フォーマットがなんであれ面白いのかなと。

一話完結の海外ドラマのような感じで面白かったです
良き作品でした!

制作陣は映画好きなのかなと思うシーンがちらほら

予告の芸人のようなひと言と技術者が最後は拡声器使ってるのもツボでした😆

〈どうでもいい話〉
マーベリックが記憶を操りヒーローを大量生産する
→あの会社がヒーローの作品を大量に作り過去の設定をなかったことにしてることを揶揄してるんですよ
なんて、どこかの考察YouTuberがいってそう笑

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 318
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ネクストってゆう
いろんな超能力をもってる人たちがヒーローになって
悪い人たちをどんどんやっつけてくバトルアニメ。。
みたいなのかなぁって思って見てたらちょっとちがってたみたい^^

コメディが多くってバトルもあるときはあるけど
ほとんどないこともあって
バトルはあるけどドラマみたいな感じかなぁ。。

おはなしは中くらいまでは
おばかでお人よしでどじっ子(?)の
おじさんヒーローのタイガーと

新しくヒーローになったかっこよくってイケメンで
ほんとにヒーローみたいなヒーローだけど
ちょっと
おじさんのことばかにしてるっぽいバニー(ニックネームだよ)が

コンビになっていっしょに戦ってて
だんだん相手のこと分かってくる。。
そんな感じかな

あとの方は
親子とか仲間とかのおはなしが多くって
にゃんが泣いちゃった感動するおはなしもあったし
あと正義ってなんだろう?とかって思ったとこも^^

絵はCGとかはきれいだったけど
人の顔がときどきちょっとちがって見えたりしたかな

ヒーローがレーシングカーとかみたいに
会社の名まえとかついたコスチュームとか着てて
ちょっと変わってるかなぁ^^
でもよくCMとかで見たりする名まえだったから
あんまりフシギな感じじゃなかったけど。。

はじめの方はわらって見てて
あとの方は泣いたりドキドキしちゃって
さいごの方以外はバトルもそんなに気にならなかった

おもしろいおはなしだったって思うけど
あにこれだとそんなに人気ないのかなぁ。。

むねとかパンチラとかHなおはなしがほとんどなくって
にゃんはよかったって思うケド
恋愛とかかわいい女子キャラとか少ないから
男子とかはイマイチって。。思うのかな?

にゃんが好きなおはなしは
コテツさんが{netabare}かえでちゃんをたすけに行く回
パパってあんまりかっこよくないけど{/netabare}
一生けんめいになってくれてちょっと感動しちゃった^^

そのあとの
{netabare}かえでちゃんたちからきらわれても
バニーのことほうっておけなくって
やめるっていえない{/netabare}コテツさんも好きだったなぁ

あと
みんなが{netabare}コテツさんのこと忘れちゃって
一生けんめい言ってるのに
だぁれも仲間だって思い出してくれなかった{/netabare}ところは
にゃんも悲しくってくやしくって見ててくるしかったなぁ
はやく気がついて~ってハラハラしながら見てたよ。。


にゃんみたいにバトルがにがてな人でも見られるって思うけど
ためしに3話くらい見てみたらいいかも^^


書いてて思ったけど
おまわりさんとか消防士の人とかも
ヒーローのお仕事だって思うけど
背中にコマーシャルとかついてたらどうなのかな?
何だかヘンな感じかも。。

投稿 : 2022/03/08
閲覧 : 1447
サンキュー:

177

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

HERO

街で事件や事故が発生するとHERO達が駆けつけて、それをテレビで流して事件や事故から市民を助けるHERO達の姿をエンターテインメントとしてテレビ中継されている世界の物語です。

HEROと言えば誰でも1度は憧れるのではないでしょうか?
これは、2人の主人公の虎徹とバーナビーのHERO物語です。

私は主人公の1人である鏑木虎徹が1番かっこいいと感じました。
なので、この主人公を中心にレビューを描いてみたいと思います。

鏑木虎徹……HEROは人助けするとポイントが貰え、そのポイントがHERO達の人気や話題性に繋がるのですが、ランキング最下位のオッサンです……

何故なら彼は人助けで物を壊しまくりの問題児HEROです!
1話でも自分のスキルのハンドレッドパワーで犯人が占拠したモノレールのレールをねじ曲げます……物を壊す問題児HERO

彼の雇い主のベンさんも頭を悩ませます。
人助けして物を壊すのは迷惑です!
HEROだからって闇雲に物を壊していい理由にはなりません!
物を壊さないで救出が出来るならその方がいいに決まってます!

そんなHEROなんて解雇してやればいい!

じゃ、何故ベンさんは、それでも虎徹を応援するのか……雇い続けるのか……

それは、鏑木虎徹が物を壊してまで人助けをする本当の意味を知っているからです。

彼はHEROアカデミーに呼ばれた時に在校生に「市民の命を守るのが最優先だ!その為なら物を壊していい」と発言しています。
この発言は若干問題発言ですが……一理あると思いませんか?

命より大切なものってなんでしょうか?
世の中に大切なものは溢れていますよね?
でも、もしも誰かの命と物が天秤にかけられたら優先されるのはどちらでしょうか?

確かに無闇に破壊するのはダメですが……

例えば、乗り物をジャックした犯人が人質を捕らえている状態で運転手にブレーキを掛けさせたら命が奪われるかもしれない。
じゃ、レールを捻じ曲げたら?捻じ曲げて道を無くしたら止まるしかなくなる。

止めるより、止まらせるべき理由を作らせ犯人にブレーキは仕方ないと思わせようとしたのかもしれません。

彼が物を壊すのは人命の為です。
物を壊してでも優先させるべき事を知っているからです。
確かに無闇に破壊する必要はないですが、彼は本気でHEROとして命を掛けているからなんです。
本気で命を守りたいから、市民の命を守るのに必死で周りが見えなくて破壊してしまう。

それでも、そんなHEROとしての彼の優しさを知っているからベンさんは彼を解雇しないし、自分が会社を閉める時に次の雇い主を紹介してくれた。

HEROならポイントも欲しいし、会社としてはランキングも意識したいと思う。
それでも、ベンさんはランキングについては何も言わない。
物は壊すなとは言うけど、それ以外は目を瞑ってくれる。
それは、鏑木虎徹の人間性を理解しているから。
何よりも人命を優先ってHEROとしてのカッコ良さも感じました。


そして、虎徹の奥さんです。
彼女は病死してしまっています。
虎徹がお見舞いにきていて体調を崩していた時に事件が起きて招集がかかります。

虎徹は最初は行くのを渋っていました。
だって、大切な人が苦しんでるんだもん……
傍に居てあげたいよ!

でも、妻は虎徹の背中を押します……仕方なく虎徹は仕事へ向かうのですが、虎徹が出た瞬間に病状が悪化して亡くなられます。

でも、私は、この奥さんの気持ちが凄く解るんだ。
虎徹ってドジだしギャグも寒いし、直ぐに調子に乗るし、脳天気だし……でも、信念はしっかりあって優しいし良い所も沢山ある。

でも、バーナビーも言ってましたが、彼が頑張るのは、いつだって誰かの為だったりします。

私は、奥さんが虎徹を好きになったのは、HEROとして誰かの為に頑張ってる姿がカッコよかったのが決めてだったのかな?って

HEROとして、人として、誰かの為に頑張る旦那の姿が彼女の誇りだった。
勿論、本当は傍に居て欲しかったと思う。
でも、街で沢山助けを求める人がいるのに、そんな人達から目を背けて病院で心配そうな顔してる旦那より……

HEROとして沢山の人の助けする旦那
HEROとして頑張ってるカッコイイ旦那

彼女が最後に見たい姿はそんな姿のはず。
彼女は多分、自分の命が長くないのが解ってた。
だから、最後までHEROとしてのカッコイイ旦那の背中を見をみたかった。

彼女が1番好きなのは、そんなカッコイイ虎徹で、病院で心配そうに眺める虎徹じゃないんだもん。

だって、そんなの妻としては誇りじゃん。
どんな時でも誰かを守っていて、そして自分を大事にして優先しようとしてくれる優しさ。
カッコよすぎるよ!

だから、奥さんは虎徹にHEROであり続けたかった。


さて、次は虎徹の父としてのカッコ良さ。

虎徹にはカエデと言う一人娘が居ます。
仲は……そんなに良くはありません。
父として娘Loveの虎徹を娘は嫌がりますw
見てても、このパパうぜェってなりますw

でも、虎徹って親心を本当によく再現されたキャラクターなんです。

親ってなんか毎回変な物を買ってくるんです。
服とかでも、ダサいのとかセンスないのとか、絶対に自分には似合わないだろうと思うもの。
私も散々、要らないとかダサいとか、こんなの使わないとか、言ってきた人ですw


作中に出てくる、HEROのドラゴキッドはボーイッシュな女の子で親から貰った髪飾りを似合わないって付けないのですが、虎徹がその髪飾りを付けてあげて欲しいと説得します。
親として、自分が送ったものを拒絶される寂しさを語ってくれます。

他にはHEROのブルーローズとのやり取りも、ブルーローズは虎徹の優しさに惚れてしまうのですが、虎徹がブルーローズに接する姿って父親なんですよね。

ブルーローズに娘のように接する姿が本当に父親の姿で、見ていて虎徹も娘が居るから、ブルーローズにも似た接し方をしてるなぁ〜って凄く感じれるくらいに、パパ力が高めですw

タオルを汚してしまい代わりにあげたタオルw
後に彼は、アレをいいタオルと話してましたが、鏑木酒店って兄の店の粗品タオルじゃんw
このシーンみて、年頃の女の子にあげるタオルじゃねーよ……って思いましたw

でも、オッサンって時々変なモンくれるよね…………なんかリアルでしたw
まっ、ブルーローズも気に入ってたからいいのかなww

で、虎徹はある日から能力が減退します。
そんな時に悩んで実家に帰り娘と再開します。
でも、虎徹ってあんな性格だから娘の寂しさとかが理解出来ないで娘に嫌われてしまいます……

でも、虎徹は兄から娘の寂しさを聞かされます。
お母さんが居なくなり、お父さんは都会で仕事をしている。
今は、おばあちゃんと2人だけで暮らしているけど、おばあちゃんに何かあれば自分は1人になるかもしれない。

そんな恐怖と寂しさを小学生の女の子が抱えて生きている。
それはどれくらいの恐怖と寂しさでしょうか?

親の心子知らず、なんて言葉がありますが、そんなのは子供も同じですよね。
子供の気持ちを分かってないのは親も同じなんです。
誰かに言われてやっとわかる。
それを知った彼はHEROを辞める決意をします。

能力が減退してるのもあるけど、何より娘の傍に居てあげたくて……
この決意を聞いて私は、父親としてのカッコ良さだぁ〜って思いました。

カエデがトラブル巻き込まれて救うシーンも父親としてのカッコ良さに気がつきましたが、やっぱり決意が1番かな?

ただ、辞表だしに行って辞表を出せなくなるのはダサいなぁ〜と感じましたww


次は、パートナーとしてのカッコ良さです。

最初はHEROの仲間内でも少し腫れ物扱いの虎徹さんw
相棒のバーナビーも最初は虎徹を見下して居ましたが、他のHEROを初めバーナビーも虎徹への信頼が上がっていきました。

バーナビーは両親を殺したウロボロスと言う組織と犯人を追ってHEROになりました。
最初は復讐に囚われてHEROポイントの為にHEROをしていた感じでしたが、虎徹と共に困難を乗り越える度に信頼していきます。

ジェイクとの戦いも戦略を考えてくれたりもしましたし一緒に困難を乗り越える度にHEROとして先輩としての接してくれたり、両親殺しの真犯人が解らずに苦しんでいる時も一緒にいてくれたりと。
パートナーって素敵だと思いました。

秘密にしていた能力が減退した事が偽タイガーとの戦闘でバレてしまいます。
バーナビーは「何故話してくれなかったんですか!」と言います。

わかるよ。
パートナーだもんね。
話して欲しいよね。
何だか話して貰えたら信頼してくれてるって感じるしサポートだって出来たもんね。
言って欲しい……

でも、多分言えないよ。
信頼もしてるし頼りにしてるよ。
聞いても欲しいよ……でも、虎徹も言っていたけど心配掛けたくないんだよね。

HEROなんてしてると危ないし、それを相談してなくて何か起きてしまうかもしれないし、仕事だから報告の義務もあると思う……
でも、やっぱり心配掛けたくないんだと思うんです。
もし知られないで、これの先もやっていけたらって思ってしまう。

そんなのは自分勝手な意見だって解っていても……心配してくれるのは嬉しいけど心苦しいし……大切なパートナーだからこそ変わらずに接してもらいたいって思ってしまう。

虎徹を自分に置き換えた時に私も言えない側の人間だなぁ〜って。
心配してくれる側も負担には思わないと思う。
話して貰えたら嬉しいし助けたいって思うし、関係性も崩れないって思う。
それでも、やっぱり言えないなぁ〜ってw

さて、ラストは、やっと虎徹がHEROを引退すると発言出来ます。
それを聞いたバーナビーも両親の仇を取り引退する。
事実上の解散ですね。

1年後……虎徹はワイルドタイガー1Limitとして再来しますww
ただ、以前の様に能力は4分間も 続かず今は1分しか使えなくなってしまいました。

以前のように最前線ではなくBリーグですが頑張る彼の姿がありました。
相変わらず、おっちょこちょいで……

それでも、死ぬまでHEROを続ける事を決意する。
「1人くらいカッコ悪いHEROが居てもいいじゃないか」彼の決意とセリフにカッコ良さを感じました。
そんな彼のピンチに駆けつけたのはバーナビーでした。
虎徹が復活するならバーナビーも復活する。
なぜなら彼らはパートナーなのだから。

HEROってさ、テロリストから誰かを救い出したり、危険が迫ってる人を助けたりなんて、そんなHEROにはなれないかもしれない……

でも、HEROってそれだけじゃなくて。
例えば近くで困ってる人や泣いてる人に手を差し伸べてあげたりとか誰かの助けになったりする人は皆HEROなんじゃないかな?って。

そこに大きい小さいはなくて誰かの為に頑張れる。
その中で、少しドジ踏んでも、ボロボロになっても、頼りなくても、誰かの為に頑張れる人はカッコイイHEROではないでしょうか?

虎徹は自分を、かっこ悪いHEROなんて言ってましたね。
確かに以前の様には力を使えなくなりましたが、市民の平和を守ろうとする彼はカッコイイHEROではないでしょうか?
虎徹を見てるとそんなふうに感じます。


さて、まとめにはいるとHIROものですが、ストーリーは中々面白くOPも歌詞がカッコイイしこのHERO達の背負うスポンサーがまたリアルなんで、その辺も見せ場ですね。

ただ、HEROにもかなり活躍するHEROやあまり出番ないHEROとか疎らで、もぅ少し出番増やしてあげたらいいのになぁ〜とは思いますが2022年4月には2期シリーズも始まりますし、かなり期待出来る作品の予感です。

投稿 : 2022/02/20
閲覧 : 255
サンキュー:

6

ネタバレ

あや さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

王道

続編が出るということで一気見しました。

王道のヒーローアニメって感じでした。

ヒロアカとかバッドマンとかマーベルとか混ぜた感じでした。
(ヒロアカよりこちらの方が先かも) 

数字の意味が分かった時と回想は感動しました!

投稿 : 2021/11/18
閲覧 : 269
サンキュー:

2

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ナイスなコンセプト。良作

まずコンセプトが面白い!
悪と戦うヒーロー! だけど、彼らにはスポンサーがついている。

ヒーローが雇われの身って所に「えっ! どんな話!?」と興味をそそられました。しかも某おもちゃメーカーや某電気通信事業者など、実在する企業の名がヒーロースーツに書かれているので、驚きでした。

コンセプトが面白すぎて、実は企画倒れのアニメかもしれないなと観るのを後回しにしていたのですが、ストーリーも良く、飽きずに観れました。

つかみはOK! 内容も良し! の良い作品だと思います。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 372
サンキュー:

4

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良くできてますが、既視感の塊のようなアニメでした。

 アメリカでは警察と犯人のカーチェイスが始まるとヘリで生放送するそうですね。これが人気だそうでそれを上手く取材して、演出に取り込みました。アメリカのヒーロー風な味付け、企業広告も斬新でした。保険会社が出てこないのが不思議なくらい、アメリカっぽかったですね。
 企業の金の理屈とヒーローの理想というテーマ…というほどではないですが背景もありました。

 バディもの、親を殺された復讐、能力を失う、家族に隠す、法によらない裁き、実はこの人は、真の敵、機械化された最強の敵などのオーソドックスな話をうまく組み合わせて、なかなか面白いストーリーだったと思います。
 ヒーローの奥さんが離婚じゃないのが、アメリカっぽくないですが、家族の関係性からいって適切な選択だったかなと。

 アニメの出来もサンライズらしく抜くところは抜いていましたが見せ所はしっかり奇麗ですし、企業広告という緊張感があるのがいい方にでたのでしょうか。変身後のヒーローはCGなんでしょうが見ごたえがありました。


 と、いろいろ褒めどころはあるのですが、何か「ああ、面白かった!」の「!」が無いアニメなんですよね。

 一番感じるのは、キャラの性格造形がテンプレなんですよね。ヒーローものの映画設定そのままというか。アメリカンヒーローをオマージュするのは別にいいのですが、芝居の中で芝居をしているような紙芝居感というか…。
 黒人の女性的な男性とか、気弱な少年とか、貪欲なキャスターとか、企業の幹部とか、黒人署長ではなかったですが上司とか…まあ、どのキャラをとってもどこかで見たキャラばかりでした。

 エピソードにしても、子供の発表会とか、昔の親友との確執とか、親の期待とか、本当の自分とか…演出、映像、キャラ達の演技などなど、どれをとってもハリウッドの模倣を上手くやりすぎて、新鮮味がないといいますか。最近のハリウッド映画そのものにも感じる自己模倣的な既視感のオンパレードでした。

 一部の男性同士のカップルをお楽しみになる趣味の方の絶大な支持があったのは、そういうご趣味の方は造形と設定を消費するようなところがあるので、むしろ、テンプレ設定、映画的な映像、そして、舞台的なお耽美なキャラが良かったのかもしれません。

 という感じで、よくできているアニメでしたし、つまらなくはないです。主人公をとりまくエピソードも娘との関係とか一つ一つ普通に面白いと思います。ただ、吹き替え版のハリウッド映画のテンプレヒーローものをわざわざアニメで見なくても1時間40分くらいで終わるならそっちでいいやという感じでした。

 なお、JKのブルーローズは可愛かったです。アメコミテイストで萌え成分が圧倒的に不足している中、癒しになりました。見た目も良いですが、性格もなかなか良かったです。

投稿 : 2021/10/05
閲覧 : 367
サンキュー:

5

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

英雄なのにK○DIではないの?

オリジナルアニメ あにこれでの評価も高い


桂正和がキャラ原案なんて『ダグ&キリル』みたいだね
『東京喰種』のニコみたいにおねえ役のツダケンさんハマってるなあ
野原ひろしとしんちゃんの共演は『コトブキ飛行隊』以来だね ひまわりもおるし
『ウマ娘』以降の女人化もついにブルース・リーをネタにするまでになったか
JKが平田のおっさんに惚れるなんて『恋は雨上がりのように』のパクリやん


もちろん話は真逆です。私と同じように最近この業界に参入した者にとっては“あるある”な逆転現象。
既視感の多さは後続への影響が多大だったことをはからずも裏返しで証明しているようなものです。
ごくごく個人的なところで、私『ソードアートオンライン』クライン役が声優平田広明さんを意識した初の作品でした。馬鹿耳なのか当初、平田さんと藤原啓治さん一緒の方だと思ってた時期があり、そんな経緯もあって本作での共演は感慨深いものがありました。飄々としたなかに色気のある声を放つおっさん繋がりということだったんでしょう。


平成23年度(第15回)文化庁メディア芸術祭でアニメーション部門審査委員会推薦作品に選出(wiki)

…これに限らず評判は上々。自分はアメコミ的なノリが苦手でサムネとあらすじ見ても食指はそれほど動かず放置してた作品でした。2期やるみたいで、その番宣的な再放送での視聴での以下感想。


スカイハイの圧倒的な小者感が大好きです。

登場するキャラの一人なんですけどね。
“ヒーロー”たちが町の平和を守っているぞ!な世界ではアクの強い個性的なキャラが映えます。

■ヒーローたち ※注)ヒーロー名
 ワイルドタイガー (CV平田広明)
 バーナビー・ブルックスJr (CV森田成一)
 ブルーローズ (CV寿美菜子)
 ロックバイソン (CV楠大典)
 スカイハイ (CV井上剛)
 ドラゴンキッド (CV伊瀬茉莉也)
 折紙サイクロン (CV岡本信彦)
 ファイヤーエンブレム (CV津田健次郎)


タイガー(虎徹)とバニー(バーナビー)のバディ関係が軸の物語。さらに周囲を固める面々が作品の魅力を底上げしてます。キャラに心地よく引っ張られながら、時おりハマる演出にも心奪われましたね。
スタート直後にデカデカと『softbank』の文字が画面に映ってて度胆抜かれましたもん。ネーミングライツ的ななにかですが詳細は本編を!

 {netabare}HERO(英雄)なのに同業のあちらさんはコンペ負けたんかな?

{netabare}そこらへん孫○義には空気読んでもらいたかったですね。たぶんウケただろうに…{/netabare}{/netabare}


全25話。
ヒーローものらしく対峙すべき悪がきちんと悪役してました。
{netabare}※第1話~13話と第14話~25話。これを大きなブロックと見ての二部仕立て。{/netabare}

もともとキャラには脇役含めて独特の強みがある。構成の妙もあって飽きさせない。
脚本もそつなく自分には好みの結末。おそらくそんな贔屓めを抜きにしても含みを持たせつつもしっかり終わらせた脚本はぶん投げENDとは対極にあるもの。評価の高さに納得できるものがありました。
分類はアメコミの範疇ではあるんでしょうが、終始『HAHAHA』『YEAH!』『BANG』『WOW!』の羅列みたいな底抜けに明るく単純で典型的なものじゃなくて良かったです。少しアメコミ的なものをななめから見て笑いに変えてる面もあったり、苦手な人にも推薦できる良品だと思います。

ただし一点だけ不満ポイントがあって、そこがわりと深刻で評価爆上がりとはいきませんでした。



※ネタバレ所感

■良かったところ

{netabare}ワイルドタイガー・ワンミニッツ

だって続けるんですよ。最高にかっこ悪くて最高にかっこいいじゃないすか。仕事への誇りも人生の哲学もいろんなものをぶっこんだ背中を見ることになる楓(CV日高里菜)はそりゃいい子に育ちますよ。{/netabare}


■ダメだったところ

牛角の文字が躍るとシリアスなシーンが台無し…というとこではありません。
悪役がダメです。これってこのテの作風だと致命傷になりかねないんですけど?

{netabare}なお前半の悪役。元いじめられっ子クリーム(CV根谷美智子)の手で釈放されたジェイク(CV藤原啓治)ではありませんよ。イカれ具合もキャラに焦点当てたサブストーリーも良かった。なにより圧倒的実力差を見せつけた。それでも不屈の闘志で立ち上がる虎徹というアツい展開をしっかり引き立ててました。

{netabare}なにげにこの声優さんの組み合わせ某エウレカのホランド×タルホじゃないですか。第12話はいい感じで夫婦漫才やってて感慨深かったです。{/netabare}{/netabare}


{netabare}というわけで癌はアルバート・マーベリック(CV福田信昭)のこと。これメディア王ルパート・マードックがモデルなんでしょうか。この黒幕の小者感がハンパなくて逆の意味で本人に怒られんか心配です。

犯行動機が弱いです。そしてやってること無茶苦茶です。どういうことか?の疑問5点は以下↓

1.そこ範囲広げます?
20年間バーニー1人の記憶操作だけと細心の注意を払ってきたはずなのに虎徹のみならず一気に対象範囲を広げちゃうのが不自然。これまでの周到さとは真逆の行動ですよね。

2.それに順番違うよね
バーニーはしょうがないとしても、事情を知りかけてる当事者の虎徹を飛び越えて、残りヒーロー6名+スタッフ数名の記憶操作とは斬新すぎ。優先順位が違うよね。

3.時効ではないん?
当初、動機が21年前の殺人事件の隠蔽目的に見えました。バーニーには知られたくない、と。ただこれ時効成立とかでは?新たな殺人のリスク負うほどでないかは不透明。たとえそうでなくとも動機が混沌としてました。“バーニーに知られたくない”が発端だったのにいつのまにかバーニーひっくるめてヒーロー殺す話になってるし、そうでなくてまたみんなの記憶変えればいいじゃんと思うし、一回りしてそもそも戦線拡大したあんたのミスだよねとやはり混沌としてきます。

4.用意した舞台装置が悪趣味
1~3は犯行動機よくわからんというか頭悪くね?って話なんですがこちらはさらに深刻かもしれん。
だってこれ『ヒーローTV』視聴者にとっては殺人犯がワイルドタイガーの名を語ってる図に見えるだけで“脱走殺人犯の捕縛”いつも通りのコンテンツと大差ありません。リスクのわりに合わないのではないかしら。“虎徹の絶望”と“何も知らずに踊るヒーローたち”を観察するのに悦楽を感じるという極めて私的な性癖の発露と理解に努めましたがリスキーすぎる。

5.アンドロイド!?
二重の意味でイミフ。ヒーローからアンドロイドにリプレイスって簡単に言いますけど、ヒーロー個人へついてる固定のファンはもちろんのこと衰えを見せない人気コンテンツを簡単に潰す? 商売人として失格だと思うのだが・・・
で相方の科学者は“NEXT差別主義者”ということになっててアルバート自身はその主義主張よりも技術革新に興味があったというのはわかるんだけど、相方はともかくアルバートにとってヒーローを強制退場させる強烈な動機づけってなかったように思える。ヒーローからアンドロイドへの移行期間があって困ることあったかなぁ。ないよなぁ。


悪役ないしラスボスは憎らしいほど強敵であってほしいです。特にこういう作品ならなおさら。
どうもアルバートが間抜けに見えてしまって興が削がれましたね。{/netabare}


これ以外はホント文句はないのよ。ただこれ単品でデカい不満になっちゃってんのよ。


※余談

■Albert macht frei

なんとなく思い出したドイツ語。原典は『ARBEIT MACHT FREI』訳すと「働けば自由になる」

アルバートみたいなどんでもないのが使役する側だとされる側も悲惨でしょうね。

{netabare}アウシュヴィッツ収容所入口に掲げられてる文字です。{/netabare}



視聴時期:2020年4月~9月 地上波再放送

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2020.09.04 初稿
2021.06.06 タイトル修正

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 944
サンキュー:

41

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「アメコミ」リスペクト

大ヒットした「タイガー&バニー」だが、監督のアメコミ愛が非常に強く打ち出されている。

バットマン好きで知られる「桂正和」を起用し、非常にリアルなデッサンをモチーフとしたキャラクターデザイン、スーツデザイン、設定に至るまで実にアメコミ的である。

だから、アメコミ好きからすると既視感が強いので面白いのかと聞かれると、それなりには面白いがオリジナリティが薄いと思ってしまう。

人気があるのは頷ける。しかしもっと日本独自のスタイルがあるはずで、NEXTの設定や都市の外観も個人的にはスーパーマンやX-menと同じである。

もう少しアイデアにひねりが欲しかった。

投稿 : 2021/05/08
閲覧 : 775
サンキュー:

14

ネタバレ

なんん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ひとりごと。

このアニメの大切なことのひとつとして、「信頼」があると思います。けれど主役のタイガーは、ことごとくその信頼をぶち壊しているような気がしました。例えば娘との別れの話。あんなに感動的に別れて、明日ヒーローやめるから、と約束をしたにもかかわらず、結局バニーにはしっかりと言えず、、、。「言える雰囲気じゃないから」と、電話口で自分のことを話されていたら、めちゃくちゃ傷つきます。バニーもそうだと思います。それでバニーがタイガーを責め立てたら、まさかの、彼に対する平手打ち。理由を話してくれないで、バニーは分からないのに、ひどくないですか。娘に対して誠実じゃないし、バニーに対しても誠実じゃない。さらに、最後の方で「娘に何かあったら」的な話をタイガーがしていましたが、娘は父親である彼が死ぬことを心底から怖いことを知っているはずなのに、あーあ。あの話は何だったんだろ。と思いました。バニーとタイガーはバディだけれど、合わせ技を習得するでもなく、、、。タイガーは特に変わらず成長なしで、なんだかな、と思っちゃいました。

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 324
サンキュー:

1

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

評価が高かったので一応全部見ました

製作者側の価値観というか正義が私には合わなかったです。
自分がその立場でそうするか、そう思うか、いや、無理かなーと。
綺麗事を並べられても偽善にしか感じられず。

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 445
サンキュー:

2

ネタバレ

がおー敦煌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かっこいい。

久々に好きな作品の評価を。

ヒーロー、ヴィランともにかっこいい。
スーツもカッコいいが中身もカッコいい。
日本でハリウッドヒーローアニメを作ってみたって言ってもいいほど面白い。

好きな作品だと書きたいことが多すぎて話が纏らない人なのでとりあえず面白い。この語彙力。

投稿 : 2020/08/20
閲覧 : 334
サンキュー:

5

tatu9 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャラクターはとても魅力的だったが・・・

キャラクターは個性的でとても良かったのですが肝心のシナリオが今ひとつ・・・。
キャラが好きな人。アクションが好きな人にはオススメ。
アニメに物語としての面白さを求める人にとっては微妙。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 547
サンキュー:

6

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的神クール2011春アニメ13作目

多分話題的にはかなり上位目の作品です。主人公の声を私の大好きな平田弘明さんがとても素晴らしく演じてくれています。 後は犯罪者を取り締まる特殊能力を持ったヒーロー物...ですかね ヒロアカにパクられた感じの設定ですが まぁヒロアカよりは全然面白いです。好感も持てるし見やすい作品だと思います。 ユニゾンも多分これのテーマ曲で売れたんじゃないかな?ランキング形式のヒーロ番組って設定は面白いと思います。

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 267
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4

りょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

THE王道ストーリー

全話視聴し終えました。
内容は、かなりアメコミ風の作品といった印象で
正義のヒーローたちがTHE悪者といった犯人の手から
守るようなストーリーで、後半に連れて黒幕となる存在が
明らかになっていくような王道ストーリーでした。

この作品を観るまでに何度も耳にしたことのある楽曲に
気分が盛り上がりつつ、作中の世界観にどんどん引き込まれます。

2期の制作も決まっているとのことですので
要チェックです!

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 265
サンキュー:

3

工場長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観るべし!

設定は、僕のヒーローアカデミア的な感じです。
アメコミ風の作画でカッコ良いですね~

投稿 : 2020/05/23
閲覧 : 247
サンキュー:

3

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新しいHEROもの

放送当時犬日々の次にやってたのでついでに見てた作品。
気づけばタイバニ見るついでに犬日々見てましたが・・・

HEROが企業とスポンサー契約を結び、HEROの活動する模様をTVで生中継しバラエティ番組兼スポーツ中継のようなノリで放送するというのは既存のHEROモノにはない中々に斬新な設定でした。

落ち目のロートルHEROであるワイルドタイガーと、新進気鋭の若手HEROのホープであるバーナビーの二人が、最初は衝突しあいながらも徐々に信頼関係を深めていく様子は普通に王道展開で面白かったです。
個人的にはジェイク登場あたりから一気に加速した印象、藤原啓治氏演じるジェイクの突き抜けた悪役振りはダークナイトのジョーカーを彷彿とさせるものがあるように思います。

{netabare}ちなみにHEROは全てNEXTと呼ばれる超能力を持った人物ですが、この世界におけるNEXTは世間から差別的な視線を送られているという設定があったり、ルナティックというHEROとは一線を画すアンチヒーローの存在、主人公である虎徹とルナティックとの対比等ダークなメッセージ性が多分に含まれているのもこの作品の魅力だと思います。{/netabare}

余談ですがOPを担当したUNISON SQUARE GARDENはここから一気に全国区の知名度を得たため、最も今作の恩恵を受けたと言っても過言ではないと思います。

投稿 : 2020/05/17
閲覧 : 427
サンキュー:

13

ユージン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ヒーローものというよりはバディものか

評価が高く、以前から気になっており、2期も制作されるということなので視聴。
ヒーローものとしては意外に女子人気が高いようだが、制作時は想定していなかった模様。

X-MENやバットマンといったアメコミヒーロー作品の要素が多くみられる「企業戦士」ものだが、結論を言うとヒーローものとしてはカタルシスが足りていない。

ネタバレになる(というか切りがない)ので詳細は省くが、脚本の問題なのか唐突な展開が多く、首を傾げたくなる展開もしばしば。
日常回など面白い回もあり、バディものとして観られないこともないが、全体を通して退屈で雑なストーリー展開だったという印象。

また、キャラデザ自体に文句はないが、作画が全体を通して平均か場面によってはそれよりちょっと下ぐらいでキャラの顔が安定しておらず、急な場面転換も散見されるので若干見づらい。
何よりヒーローものとして重要なアクションシーンにおいて2クールを通しても目を見張るようなシーンやカットがほとんど見当たらないというのは致命的で盛り上がりに欠ける。
大手のサンライズ制作だが、あまり予算をまわしてもらえなかったのだろうか。それなら仕方ない。

キャラデザから判断を誤ってハードボイルドなストーリーを期待してしまったが、登場人物の思考が総じて幼い為、ハードボイルドからは程遠い。これから視聴される方は留意されたし。
さもなくば今の私のように方々に毒を吐き散らかすことになりかねない。留意されたし。
ストーリーの都合で登場人物の知能を下げるのは子ども向けコンテンツかコメディでもなければ視聴していてストレスでしかないので控えてもらいたい。(もっとも本作はコメディと言えなくもない・・・)
ヒーローものとして展開が「ご都合主義」「王道」なのは決して悪いことではないが、それが許されるのはストーリーにカタルシスや爽快感があってこそだと思う。
しかし残念ながら本作は演出面、映像面から言ってもそれに見合うほどのカタルシスが得られるとは言い難い。
キャラクターや世界観、設定など素材は悪くなかった反面掘り下げが足らず、活かしきれなかったのは惜しい。
特に折紙サイクロンとか。折紙サイクロンとか。いや、それよりロックバイソンか・・・


それと次回予告の「TIGER&BUNNYの○○の方です」は、キャラの掘り下げもされて面白かったのだが、公用語が英語と思われる世界観で、虎徹は作中英語で読み書きをしているような描写もみられるが、英語の読みがたどたどしいというのはおかしくないだろうか?

彼の理解力の低さは言語の壁が原因だろうか。それなら仕方ない。

投稿 : 2020/05/16
閲覧 : 279
サンキュー:

5

ネタバレ

みのる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好きだけど演出が微妙かも

キャラがいい!!!声優もいい!!!
だがストーリーはベタ!!でも大好き!!!
音楽は個人的には最高に好き。ああ好き。

ロボット系ヒーロー(タイガー、バニー、折り紙、牛角、スカイハイ)にはCGが使われていてクオリティの高さに驚いた
でも同じ時期の他のアニメに比べるとキャラクターがあんまり綺麗に動いてないかなあ...
あとテンポが悪い

ヒーローもの好きな人は大好きだと思う。
回収していない大事な伏線があるので、次期に期待大。
2011年のよりだいぶ膨らんだ内容になるんじゃないかと思ってます
2022年たのしみ!!

投稿 : 2020/04/16
閲覧 : 251
サンキュー:

4

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サンライズ製アメリカアニメ

いい感じに山あって谷あって山があって落ちがある。

投稿 : 2019/12/10
閲覧 : 278
サンキュー:

2

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TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー]のストーリー・あらすじ

都市シュテルンビルトは、様々な人種・民族・『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在する街。会社に所属するヒーロー達は、日夜会社の為にスポンサーを背負って、ポイントが入る事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々キング・オブ・ヒーローを目指し、年間ランキングを争っている。そんなサラリーマンヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、能力発動の5分間はハンドレッドパワーを使える能力者。人気のピークは過ぎているが、ベテランなりに土地勘、経験値を最大限に生かしたパフォーマンスを見せる。会社の命令には従わなければならないのだが、現場判断で目の前の市民の為には器物破損も厭わない、我が道を突き進んでしまうワイルドタイガーは『正義の壊し屋』という不本意な煽り文句が付けられている。そんな虎徹を雇っていた寛大な会社が、突如吸収合併されることに。ヒーロー業一筋の虎徹、このままだと失業に・・・?(TVアニメ動画『TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年春アニメ
制作会社
サンライズ
主題歌
≪OP≫UNISON SQUARE GARDEN『オリオンをなぞる』≪ED≫藍坊主『星のすみか』
挿入歌
ブルーローズ(寿美菜子)『GO NEXT!!』、カリーナ・ライル(寿美菜子)『My Song』

声優・キャラクター

平田広明、森田成一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦、甲斐田裕子、福田信昭、横島亘、宝亀克寿、日高里菜

スタッフ

企画・原作サンライズ、キャラクター原案:桂正和、 監督:さとうけいいち、シリーズ構成:西田征史、ヒーローデザイン:桂正和、キャラクターデザイナー:羽山賢二/山田正樹、デザインワークス:小曽根正美、メカデザイン:安藤賢司、色彩設計:永井留美子、美術設定:松本浩樹/児玉陽平、美術監督:大久保錦一、背景:スタジオ・イースター、CGクリエイティブディレクター:今義和、3DCG:サンジゲン、撮影:旭プロダクション、撮影監督:田中唯、編集:奥田浩史、ビデオ編集:キュー・テック、音楽:池頼広、音響監督:木村絵理子、音響制作担当:大野拓也/岡田拓郎、音響制作:東北新社、エグゼクティブプロデューサー:尾崎雅之/武井潤/竹田靑滋、プロデューサー:田村一彦/松井千夏/丸山博雄

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