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「メトロポリス(アニメ映画)」

総合得点
67.9
感想・評価
155
棚に入れた
1057
ランキング
2284
★★★★☆ 3.8 (155)
物語
3.7
作画
4.2
声優
3.5
音楽
3.8
キャラ
3.7

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メトロポリスの感想・評価はどうでしたか?

あみ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなもの作れる人がいるんだ!

約65年前からディズニーアニメばかり見てきました。日本のアニメも時には
見ましたが殆ど印象にのこらない。(火垂るの墓は例外)メトロポリスは音楽も映像も単なるアニメ映画を超えている。将来、地球が滅んだとしても異星人に見て欲しい。これは未来都市の話だがなぜか自動車もほとんど走っていない懐かしい時代に私は戻れる。なまじ作画とかストーリーのあら捜しをして得意げになっている人間はいつに時代にもいるが自分の人生が報われないストレスが溜まっているのかな?

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 37
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0

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画の良さをどれだけ評価するか

作画はズバ抜けて凄いもののストーリーや演技等に若干の問題点を抱えている本作。
世界観描写も動きも素晴らしい点をどこまで評価するかで点数は変わると思う。

投稿 : 2024/07/19
閲覧 : 49
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0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメーション技術は驚異的。ただ、テーマがブレブレ?

 手塚治虫氏原作の1949年の作品というよりは、1927年のドイツ映画のメトロポリスに近い印象のストーリーでした。というのは、アンドロイドが女性で、革命を題材に置いているからです。
(追記 さっきまでメトロポリスってソ連映画かと思っていました。ドイツ映画が正解です。ご指摘くださったレビュアーさん、ありがとうございます)

 ドイツ版は当時の世相を反映してか、偶像による先導の悲劇を描いた反ファシズムあるいは暴力的革命より平和的革命をというようなニュアスだった気がします。
 手塚版は、大衆をカリカチュアしている点と科学に対する警鐘のような雰囲気の方が強かったと思います。当時はレッドパージ中でしたので共産主義思想は明確ではないと思いますが、ニュアンス的にはロボット=労働者という描き方はしているでしょう。ただ、政治についてよりも、アトムにもつながって行くアンドロイドの人権・人格・感情問題の方を丁寧に描いています。

 さて、本作のストーリ-についてです。本作は手塚・ドイツ版の両方を組み合わせたような感じです。が、テーマがはっきりしません。資本家・為政者と大衆・ロボットの分断社会が舞台です。労働をロボットに奪われた大衆を描いていました。
 ただ、大衆とロボット、そしてレッド党と大統領の配置がよくわかりません。
 大衆にとってロボットを狂わせたレッド党は味方でもあります。そのレッド党にしても漠然と世界征服を目論んでいるだけでが何をしたかったのかがよくわかりません。選民思想でもないし、反ロボットと言いながら、ティオを神のような扱いにしようとしています。

 ジグラッドやマルドゥクのようなバビロンモチーフで神の怒りのような感じですが、自分たちで作った神が狂った=科学の報復のようなイメージでしっくりはきません。
 また、ロボットの感情問題もどこか中途半端で、その想いで人々や主人公を救済したようなストーリーではありません。ロックという人物の思想も狂信的ファザコンですが、そこにテーマは見出せませんでした。

 明確なのは、分断と支配者、科学の使い方、ロボットの人権と愛情と悲哀という手塚的なモチーフがそこにある、という以上のものはなくストーリーと上手く絡んでいませんでした。
 大友克洋氏が脚本らしいのですが、レベル的にはかなり低いです。手塚オマージュ・リスペクトがメインで、思想や哲学が入っているように見えてデオドランドして、人間とアンドロイドの恋だけが残るような形にしたのかもしれません。

 ただ、エンタメとしては手塚本人のストーリーよりも面白いです。結末もなにかハッピーエンドにつながるような後味がいい終わり方でした。テーマも煙に巻かれた感じなので、見ているときはそこまでテーマ的な整合性を意識しないで、ストーリーを楽しむことができました。

 そして何より、画面です。これは本気で素晴らしい。キャラデザ、作画、美術、演出。最高でした。1927年のメトロポリス的なイメージからスチームパンク的な要素、アキラのような地下エレベータ、なによりも手塚の初期作にあった未来都市のデザインの再現度。最高でした。SFアニメの画面ということでは、最高峰でしょう。

 そして音楽のセンスもいい。古いアメリカのラブソングを入れるのもいいですが、交響曲的な挿入音楽のレベルも高かったです。

 ということで、ストーリーにテーマ的な荒さとか、物語のゴールイメージの曖昧さなどアラは多い話です。が、手塚ワールドの集大成としてSFアニメとして見た場合の満足度は非常に高いです。是非大画面で見てみたい水準でした。

 ストーリーは3、キャラは4。これ以上は上げられません。ただ、作画は5、音楽は4.5の水準は十分にあります。声優さんは調整で3.5かなあ。

 ただ、アニメーションの技術水準がとにかくたかいので、それを見られた満足度は評価以上のものがありました。

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 409
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8

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

凄い映像

レトロフューチャーな映像が一目見て凄いと思いました。手塚キャラがディズニーのような滑らかさで、しかも一度に沢山画面上にひしめいています。この映像は一見の価値あり。私にしては珍しく、観終わった後すぐに映像が観たくてもう一度鑑賞してしまいました。
ジャズを基調にしたBGMも趣があります。特にラストのスタッフロールの曲が感傷的で、普段ならNG集以外はほとんど飛ばすスタッフロールを最後まで観てしまいました。クライマックスのカタストロフに流れるレイチャールズのポップスも、まるでオペラのように臨場感がありました。
映像や音楽は秀逸ですが、ストーリーはイマイチかも。
・序盤、ロボットによる破壊工作が描かれるが、ロボットが自律的に行ったのか誰かが操っていたのか不明。そしてどちらにしろストーリーに絡まない。
・ロボット刑事Kのような相棒ロボが、活躍しそうで何の見せ場もなくあっけなくやられる。
・ヒロインの女の子は、悪役の娘の似姿らしいが、説明もなくドラマに絡まない。
・悪役のロックが、事情も分らずに引っ掻き回して独り相撲感がみっともない。
・悪役のやられ方が描写不足でカタルシスが薄い。
・悪役が何をしようとしていて、そして結果なぜこうなったのかよく分からない。
といわけで、ストーリーテリングはヘタクソとしか言いようがないです。まあ、りんたろう氏は昔からそうだったし、ストーリーなんてどうでもいい、外連味たっぷりのアニメ映像を見てくれ!というスタンスの人だから仕方がないですね。私はりんたろう氏の映画は好きですよ。
ヒロインの女の子は結構可愛いです。バービー人形並みかオリエント工業レベルか知りませんが、ノーパンで体育座りするの気になるから止めてください。

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 139
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0

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

印象度:80

原作漫画は未読です。

素晴らしい映像世界です。
3DCGと手描きの融合により描き出された近未来都市の
重厚緻密な背景をバックに、
手塚作品でおなじみの丸っこいキャラ達が、
ヌルヌルと動く取り合わせは一種独特で、
一見の価値があるものです。

しかし、ロボットや電脳に世界が支配されかけるというテーマが、
あまりに陳腐になってしまいました。
原作漫画は1949年ですから、当時としては新規性があったと思いますが。

ケンイチかわええ。

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 203
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1

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シンプルなストーリー、退廃的映像美

大時代的なジャズミュージック、非常に陳腐だが美しいボーイミーツガール、絢爛な映像に彩られて動く古典的な手塚デザインのキャラクターたち。

文化の爛熟と退廃を象徴するような美しい作品だと思う。

投稿 : 2021/09/20
閲覧 : 241
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1

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後の15分は100憶万点  、ただし  

久しぶりにここまで破壊的に退屈なアニメを見た
8回くらい寝た。スヤリス・カイミーン。    

キャラデザつまらない
話つまらない
画面がずっと暗く、埃が舞っていて画面がちゅまらない
キャラめちゃくちゃつまらない
ましなのはグラサンかけた息子の人くらいかな。彼もテンプレ的だけど
作画は良い
演出も悪くはないけど好きになれなかった
というか作って側も嫌々作っているんじゃないのか?これ
音楽は気取っていて、雰囲気があり、
こういうのがやりたいんだよってのは伝わったけど
最後まで良いとは思わなかった
なんかねえ、全体的に非常に抑圧的なんだよ
無理して作ってる感じがする
不自然だし圧迫感がある
赤木・・・お前とアニメみるの息苦しいよ
あ、テーマ的には合っているのか。難しいな
 
暴走シーンはよかった
最後の13分くらいのメトロポリス崩壊シーン、崩壊後は凄まじかった
崩壊時の様々なパターンの爆炎が蛇みたいに迫ってくる!
手描きで丁寧に描かれた空から落下してくるビルの破片!眼福
崩壊後の、横倒しになった白いビルと照り付ける日差し、
立ち尽くす人々。
突き抜ける青空が最高に気持ち良い
イメージが脳に突き刺さり
非常に爽快。蒼海!!
作ろうとしてもこんなの作れる人は
世界に何人もいないかもしれない
大友克洋ここに健在也
最後の15分は100憶万点、
残りの92分は-1000点
もしかして描きたかったのはここだけじゃないの?

追記
そうだ!思い出した
Ergo Proxyだ。Ergo Proxy(2006)(故マングローブ)を好きな人なら
この作品を楽しめるかも
あれも大麻か向精神薬でもキメながら作ったんじゃないかと思うくらい
ダウンテンポ、ダウナー作品だった
この作品と比べたら、溜めが長い牧歌的アニメ、
のんのんびよりですらロッテルダム・ガバ系のように高速に感じれるよ
初見202102

投稿 : 2021/04/05
閲覧 : 389
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0

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メトロポリスの世界観に酔いしれろ

これは世界観に泥酔するアニメ
とても昔作られたとは思えない作品だなぁと

結構前に見たから忘れたけど
SF洋画のようで面白かった記憶

投稿 : 2019/12/24
閲覧 : 519
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0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

手塚作品だけど・・・

手塚治虫作品の映画、多少原作からはいじっている。

正直手塚作品に関してはブラックジャックと鉄腕アトムしか知らないから、こういう作品もあるんだなぁぐらいの感想。

メインテーマはロボットと人間の関係性なんだろうけど、それにしては詳しい描写が少ない、アトラスとペロが口頭でロボットに仕事を奪われたことを言うだけだし、ロボットの破壊シーンは軽いし、操られはしたけどロボット側はこれといった反乱行動を起こすわけでもない、正直こういう争いを訴えるにはリアリティ(?)が足りない、まあ今の時代こういう啓蒙作品が多いからそう感じるだけかも・・・


キャラデザは手塚スタイル、どうしても背景との違和感を感じる(笑)
声は微妙、主役級の声はおそらく俳優だろうけど名前も知らない人だった・・・だけど脇は豪華、たぶん声優に詳しくない人でも聞いたことある声ばかりだと思う。ちなみに特別ゲストでやなせ先生と永井先生が声を当ててる。

いろいろ調べてみると製作費10億円で興行収入7.5億円・・・・映画は製作費三倍取りが「ヒット」の最低ラインらしいから、元も取れてないこの作品はクソ作品ってことになるけど・・・・・・・まあ宣伝力不足ってことにしておこう。

投稿 : 2018/07/18
閲覧 : 523
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2

てっく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間の欲と情、争いと革命。そして、、、破滅。

手塚治虫氏の漫画をアニメーション化された作品。

物語は、人とロボットが共存する都市に主人公ケンイチと叔父の探偵ヒゲオヤジが生体を使用しロボット開発をしている国際指名手配中のロートン博士を探しにやって来た。
しかし、その都市の権力争いをしている大統領とレッド公との争いに巻き込まれることになる。
レッド公はロートン博士に今は亡き娘を模した人造人間の制作を依頼していたが、レッド公の息子(実子ではない)はその事実を知り破壊しようとする。
この争いに巻き込まれる形になったケンイチ達の物語。

一昔前の作品が原作という事もあり、キャラや風景などの描き方については、どこか懐かしさと寂しさのあるタッチ。
最近の煌びやかな描き方を白色LEDと表現するなら、この作品は温かみのある裸電球といったところでしょうか。

いつの日か近い将来、様々な制約や制限はあるものの、意思を持ったロボットと共存していく日が訪れた時、人類は上手に共存して行けるのだろうか?
はやり、争いは絶えないのだろうか?
そんな事をふと考えながら観させてもらいました。

投稿 : 2018/05/26
閲覧 : 499
サンキュー:

10

ネタバレ

レイン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良くも悪くも大友作品。

手塚治虫原作の劇場アニメ。
手塚治虫の描くキャラクターってアニメにすると
漫画と全然違うキャラ設定や変な動きになると思っていましたが
この作品では手塚治虫のタッチを残しながら
アニメのキャラクターとしてちゃんとデザインされていて素晴らしいです。
最後の終わり方とエンディング曲が素晴らしい。
CGの使い方も違和感がなく自然な作画がいいです。
ストーリーは後半になると脚本の大友克洋の特徴が強くなり
手塚作品ではなくAKIRAの様になってしまうのはちょっと残念。
見終わるとロボットと人間の関わり方を考えさせられる作品です。
フィフィがかわいくて格好いい♪
あまり世間の評価は高くないかもしれませんが名作と呼べる1本です。
観たことがない方は一度鑑賞することをお勧めします。


この作品は私の好きなアニメーターの一人の小松原一男さんの遺作になりますね。

投稿 : 2017/12/22
閲覧 : 446
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4

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

海外でアニメ映画の最高傑作と言われる程はあるな

投稿 : 2015/03/10
閲覧 : 757
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

音楽

個人的には音楽が本多俊之、主人公の声が小林桂、挿入歌に木村充揮ってのがツボ。

ストーリー展開やキャラクター設定はありがち?
原作未読、あらすじを読んだところ、原作の方が複雑で奥深そうな印象。

投稿 : 2014/07/12
閲覧 : 320
ネタバレ

うみチャン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

手塚治虫氏は人生の師匠だが…

アニメ界の巨匠… 憧れで反面教師だった手塚治虫の映画作品。
昭和40年代、手塚治虫のテレビアニメに惹きつけられていました。
「メトロポリス」は映画館でみました。始まる前に、
他のアニメ映画の宣伝を見たときに、感じたものと、
上映が始まり数分で何かがザワザワしてきました。
どこか時代遅れ的なものを感じてしまいました…。
目がチカチカしてしまうような色彩が気になって…。
劇中歌はジャズが流れていたという記憶も忘れてしまってました。
05年にワーナーマイカルで見ましたが映画の他にも失われた、
記憶があり「メトロポリス」を思い出すと切なくなってしまいます。

レビューらしからぬ駄文でしつれいいたしました。

投稿 : 2013/12/31
閲覧 : 343
サンキュー:

2

2010sw さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その子の頼るものが自分しかいないとき握った手を離せるだろうか?

地上に舞い降りたその子が史上最強のロボットであっても☆オールドジャスに乗せてレトロなキャラが演じるストーリー☆全フィルムに施されたレトロな空気感表現☆ラストに流れるのは、"I can't stop loving you..."ワタシハ アナタヲ アイスルコトヲ ヤメルコトハ デキナイノ...今でもメロディも詞もすぐに思い出せるんだ☆壮絶で哀しいけど暖かいものが残る作品☆よかったらティマの生き様を見てやってくださいな。

投稿 : 2013/11/20
閲覧 : 537
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1

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人とアンドロイドのお話

なかなか好きな作品です。
絵も綺麗ですし、それに合わせて流れるジャズのメロディが
体を包み込み作品へと引き込んでいきました
セリフやカメラワークに無駄がなく、とっても楽しめました。
あの映像はここにしかないものでした。


合理性を掲げた高度資本主義社会の中で必然として生み出されてきた機械(アンドロイド)。
しかし、時の流れと技術革新により本来担い手であった人間を疎外していってしまう。
そこで当然人々は「権利」なるものを取り返そうとする。
人の勝手で生み出され、それにより壊されようとされるアンドロイドたち。
そこに新たに人造人間「ティマ」が現れる。中立的な立場として。

ティマは上に書いた仮想社会の問題点を具現化したような存在。
彼女はこの作品の中で周囲の人々から
「アンドロイド」と「人間」の両方の立場で扱われるのです。
彼女は初めに人間に会い、その見た目、他人から認められること、
意思の疎通ができることから自然に自分のことも彼と同じだと解釈します。
しかし、ある人たちからは自分のことはアンドロイドだと言われます。
そして彼女は人にもそして自分にも「わたしは誰なの?」と問い続けます。
人と寸分変わらない見た目をしたアンドロイドが
「人間」と同じように扱われるか、
それとも今までの通り「アンドロイド」のままなのか。
人は目の前に引かれた境界を跨ぎ、歩み寄ることができるのかということが
この「ティマ」を受け入れることひとつに集約されているのです。

この映画では答えは出されませんでした。
そこは非常に残念でしたが他の部分は、その過程などは良く描けていたと思います。


計算ミスをする電卓は「人間」ではない。
それはどこまで行ってもそれは機械である。

では人間を「人間」たらしめるものはいったいどこにあるのか?


そんなことを少し考えた作品でした。

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 487
サンキュー:

8

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さて、どう答えるだろうか・・・

12年前の手塚治虫原作のアニメです。

ストーリー的にはごく普通の人間とアンドロイドのお話です。

手塚治虫と言えば、鉄腕アトムが有名ですがさらに掘り下げたような内容になってます。

ちょびっツやイヴの時間、こわれかけのオルゴール等この手のアニメは結構多いですが、アンドロイドのティマが劇中何度も「私は誰?」と問いかけます。

自分は人間だと信じている彼女に、どう答えてあげられるだろう・・・。

彼女が流した黒い涙は、身勝手な私たち人間に対しての警告とも取れた。
(2013.9.23再評価)

投稿 : 2013/09/23
閲覧 : 518
サンキュー:

8

コンス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なぜこれをアニメ化しようとしたのか

アニメ業界の神様クラスのスタッフが集結して作った愚作。

そもそも原作からして数ある手塚作品の中で特筆すべきようなものでもない。

飽くまで火の鳥のテーマでもある「生命」や「永遠」と似た価値観で書かれているがこちらは格落ちしている。

そのためなのか全体にテンポの悪さが目立ち結末も納得のいかない中途半端な終わり方になっている。

敢えて推す点を探すとすれば映像美は見る価値あり。

大画面テレビで早送りしてお気に入りのシーンを見るのはこの作品を視聴する上でのお約束か。

どうでもいいが映画館で見た私は見終わってすぐに「金返せ」とつぶやいた思い出あり。

投稿 : 2013/08/25
閲覧 : 276
サンキュー:

2

はやり物は廃り物 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

漫画と違ってて驚きましたが、いい話です

漫画とヒロイン(漫画のほうはヒロインでも無いけど)の設定が少し変わってて驚きましたが、まあ対応できるレベルです

これに関してはあまり言いたいことがないので、最後に一言だけ。
本当に最後泣ける作品ですから是非見てください!

投稿 : 2013/05/08
閲覧 : 280
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間の傲慢さ

ロボットが日常生活で普通に存在するメトロポリスという街が舞台.人間が望むままに作られたり,壊されたりするロボットたち.その行為に対する人間の傲慢さが印象に残った.

簡単なあらすじを.世界を支配するロボットを作ろうとしてティマを作り出そうとする.しかしロックのティマに対する嫉妬から,ティマは破壊の危機にさらされる.そこにケンイチが登場しティマを救出する.ティマを亡き者にしようとするロックからケンイチとティマは逃亡を続けていく.

投稿 : 2013/05/02
閲覧 : 275
ネタバレ

t-ani さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

神の怒りを買ったバベルの塔
人類の驕りに一石を投じる手塚節

投稿 : 2012/11/08
閲覧 : 254
サンキュー:

0

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ロック

悪役?のロックが際立っています。
ロックが居なければ面白みは半減。
「大友」「りんたろう」らいしアニメです。

投稿 : 2012/08/04
閲覧 : 279
サンキュー:

3

-?- さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

手塚治虫×大友克洋×りんたろう作品

アトムやブラックジャックの手塚治虫 原作
AKIRAや童夢の大友克洋 脚本
銀河鉄道999のりんたろう 監督
アニメ映画作品

ロボットと人間が暮らす世界での話
(色々と要素があり一部書くと、差別・欲望・葛藤などなど)
人によって感じるところが違うかもです

作品としてはいい点ついてると思います
(似た感じだと、やはりAKIRAが自分は好き)

音楽は基本的にJAZZ(これがいい味だした、使い方してるとこがたまらないb、特にクライマックスシーン)

ちょっと古いアニメ映画ですが今のアニメと比べても見劣りしない
細かいつくり(まぁ映画だからなってのも一理あり)

大友さんのあの感じが好きな人は、お勧めできる作品です
普通に家族と見るときにもいい作品だと思います

投稿 : 2012/06/07
閲覧 : 479
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

映像は凄い

人間とロボットが共生する社会を描いたSF
手塚作品が原作ですが、僕自身遠い昔に読んだことあるようなないような・・・あまり覚えていません
この映画のストーリー自体はとても簡単で分かりやすい。

主人公ケンイチとティマとの交流がメインで、
そこに人間とロボットとの軋轢やらなんやら絡んでくる話
ただちょっと見所に欠けるというか、盛り上がりに欠けるような気がします
万人受けをする話に見えるんですが、今ひとつ感情移入できない
内容が無難な分、「安心して見れる」ということもあるので単純にマイナス要素にはなりませんけどね

ただ映像は本当に素晴らしい!
ここまで綺麗に細かい動きをさせるとは大変でしょうね
手塚キャラも魅力的なので、そこは純粋に評価出来ると思います

投稿 : 2011/11/11
閲覧 : 528

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シンプルでうつくしい

シンプルなストーリーラインに、うつくしい映像。
宣伝広告がっちりやったら、けっこうガチでもうちょっと売れるんじゃないかと思うのだけれども、だめなのかしら。

投稿 : 2011/08/28
閲覧 : 536
サンキュー:

3

たけたろ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/17
閲覧 : 4

ゆにこん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/05
閲覧 : 8

オモイカネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/23
閲覧 : 8

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 18

桜餅 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

投稿 : 2023/05/15
閲覧 : 24
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メトロポリスのストーリー・あらすじ

 手塚治虫の原作を大友克洋脚本、りんたろう監督で映画化したSFファンタジー・アニメーション。ロボットと人間が共生する巨大都市国家・メトロポリス。一見理想的な社会かに見えるこの国だが、発達したロボットによって大きな恩恵を受けた者がいる一方、そのロボットたちによって働き口を奪われた者、ロボットにも人権をと主張する団体など様々な確執が噴出し始めていた……。(アニメ映画『メトロポリス』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2001年5月26日

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