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「魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画)」

総合得点
90.9
感想・評価
10598
棚に入れた
37505
ランキング
45
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魔法少女まどか☆マギカの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ほむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少数話だが上手くまとめられていた

感想
・人を選ぶが独特な作画が癖になる
・緻密な設定がとても良い
・中盤は辛い展開が多いが終盤になると辛さとワクワクがせめぎ合って面白かった
・まどかが概念になった直後にほむらと話すシーンでとても感動した
・短い話数の中でほとんどの登場人物を上手く描けていてリアリティがあったが、まどかにだけはリアリティが欠けていて少し違和感があった。まどか以外の登場人物は現実の人間と同じく、性格の良いところと悪いところが描かれていた。だが、まどかからは性格の悪い所が見受けられず、惜しいと感じた。

投稿 : 2024/11/16
閲覧 : 49
サンキュー:

0

ネタバレ

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品が人気な訳はわかる。

魔法少女まどかマギカというタイトルなのに、
まどかが魔法少女になるのは最終話だけというのは
斬新な構成だと思った。展開も毎話衝撃の連続。
たった3話で巴マミが死ぬとは予想だもしなかった。
まどマギやシュタゲのような、世界線とか、宇宙の法則とか、そういう小難しくて、人間が行ってはいけない領域みたいな所に切り込んでいく作品はどれも好き。
でも最終回は、もっと別の解決方法があったんじゃ...?とか、本当にあれは希望なのか?
と、インパクトこそ強かったが、あまりカタルシスを感じられなかった。

投稿 : 2024/10/19
閲覧 : 60
サンキュー:

1

ネタバレ

tea さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

特に第10話のほむらの過去編から最終話までの流れが素晴らしい!
タイムループを繰り返すごとにほむらは成長していき、まどかとの関係も深くなっていく... 
しかし魔法少女という絶望の輪廻に次第に気付いていき、最後には今のほむらへ繋がっていく様子が大好きです。
ほむらとまどかの複雑なキャラの関係性はタイムループと魔法少女という二つの設定が生み出した奇跡のようなものに感じます。

投稿 : 2024/06/03
閲覧 : 79
サンキュー:

1

ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魔法と運命の融合

「魔法少女まどか☆マギカ」は、魔法少女というジャンルを新たな視点から描いたアニメ作品であり、その深いストーリー展開と衝撃的な展開で多くの視聴者を魅了してきました。本記事では、この作品の魅力や特徴について紹介します。

あらすじ
物語は、普通の少女である鹿目まどかが、巨大な怪物に破壊された市街地で戦う少女、暁美ほむらを目撃し、夢の中で魔法少女になるように誘われるところから始まります。まどかはほむらと同じクラスの転校生として現れ、彼女から魔法少女にならないよう警告を受けます。やがてまどかと友人の美樹さやかは魔女の結界に迷い込み、魔法少女の巴マミに出会います。マミに救われた2人は魔法少女になることに憧れますが、その後、彼女たちの運命が変わることで物語が展開していきます。

おすすめのポイント
今までの魔法少女にはなかった斬新な設定
「魔法少女まどか☆マギカ」は、従来の魔法少女作品とは異なる新しい視点から物語を展開しています。特に、魔法少女が願いを叶える代わりに、彼女たちの運命に繋がる代償が描かれ、その関係性が一変します。また、キャラクターたちの心理描写や葛藤も重要な要素として描かれています。物語を通じて、視聴者は新たな発見や感動を味わうことができます。

制作会社シャフトによる独特の映像表現
「魔法少女まどか☆マギカ」のアニメーションは、シャフトというスタジオの手によって制作されています。シャフトは独特の映像表現や演出で知られ、本作品でもその特徴が活かされています。例えば、キャラクターの表情や動きにはシャフト独特の繊細さや抽象性が見られ、背景や色彩も独自のセンスで描かれています。さらに、シーンの切り替えやカメラワーク、シンボル的な要素の使用など、シャフトならではの演出が見られます。これらの要素が、「魔法少女まどか☆マギカ」のアニメーションに独特の魅力と深みを与えています。

テーマの深さとメッセージ性(ネタバレ注意)
「魔法少女まどか☆マギカ」の作品のテーマに関する魅力は、虚淵が折衝というテーマを念頭に置いていることにあります。作品の結末は、単純な敵を打ちのめすものでも和解を描くものでもなく、諸悪の根源を打ちのめすものではないとされます。キュゥべえの契約についても、虚淵はそのような理不尽な契約はお断りであるとしつつも、魔法のような力にも様々な対価やリスクがあることを示唆しています。このように、作品は単純な善悪の対立ではなく、折り合いをつける方法や葛藤、そして希望を見出すための探求を描き出しており、その複雑さと深みが視聴者を引き込む魅力となっています。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 310
サンキュー:

9

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ようやく視聴

あにこれにアカウントを持つほどなので、この作品が世間で評判だったのは知っていましたが、いくら評判が高くとも絵柄が受付けず、今頃になってようやく視聴。

言うてもう、十年以上前の作品になるんですね…。
って、ピングドラムと同時期かっ!

そして最終回前にに現実世界で出来たあの出来事。
元々作品が持っている衝撃と共に、現実のアレを同時に受けたら・・・。
人によっては人生レベルで大切な作品かもしれません。
故に、あまりこの作品はどうたらこうたらと、書けません。
山ほど評論家だのなんだのが、色々書いてるし。

とりあえず、世の中の全ての厄災(魔女、ではなく)が未来永劫無くなるなら魔法受肉おっさん少女になってもいいかな。

以上。

投稿 : 2023/12/23
閲覧 : 97
サンキュー:

3

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

信ずる理想を、命を賭して守り抜く生きざま

ネタ扱いされる「キュゥべえ」でキュゥべえが悪者なのは何となく分かっていたが、それ以外は知らない状態で視聴。

濃厚なストーリーと怒涛の展開。一話一話が面白くて目が離せない、凄い物語だった。

キャラの絵柄は好みじゃないが、魔女空間の表現や絵柄は好き。


五人の魔法少女。各々が信じる理想を守るために、もがき苦しみながら戦う。

五人とも良いキャラだったが、一番印象に残っているのは美樹さやか。

叶わぬ望み。
正攻法では上手く行かないと、感覚的に分かっている。
周りの助言通り、ずる賢く立ち回って彼を自分に縛り付ければ良いが、そんな事をした自分を許せそうにない。
解決策は見当たらない。
微かな望みに賭けて、突き進むしかない。

苦悩の果てに選んだ奇跡。
危惧した最悪に直面しても、最後に笑顔を作れた彼女は素晴らしかった。


鹿目まどかの願いはキュゥべえへの復讐などのキュゥべえへの攻撃だと思っていたので、あの願いにはビックリ。
随分と優しい世界を選択したものだが、救いのない話しの中で、最後の優しさで全体のバランスが取れたのかも知れない。

投稿 : 2023/07/23
閲覧 : 193
サンキュー:

11

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

因果を積み重ねた完璧に近い脚本

みんなは「魔法少女」という単語を聴くとどんなイメージを持つだろうか?普通の女の子がひょんなことから魔法を使えるようになり、お供の妖精を肩に乗せて身の回りの事件を解決する──程度の差はあれ、このテンプレートが王道の魔法少女モノと言えるだろう。
そんな固定観念を悉く破砕していくのがこの作品だ。
【ココがすごい!:邪道過ぎる魔法少女設定と凄惨な展開】
{netabare} 先ず本作の魔法少女は死ぬ。それも戦闘ヒロインの脱落のように勿体つけずアッサリと殺ってしまう。それが本作、魔法少女になった者に課される狩猟対象・魔女という怪物なのだ。作家ユニット『劇団イヌカレー』による幻想的かつグロテスクな表現でデザインされた怪物たちはそれはもう凄惨に魔法少女を食い殺してしまう。そのシーンを投入した第3話を皮切りに本作は“魔法少女”という化けの皮を脱ぎ捨てる。 同時に解禁されるED・Kalafinaの『Magia』の不気味さも相まってアニメ史上、最も衝撃的な1話と言っても過言ではないだろう。
とは言っても、魔法少女モノでキャラクターが死んでしまう描写自体は「魔法のプリンセス ミンキーモモ」や「美少女戦士セーラームーン」にもあるのでそこをオリジナリティあるものだと主張するのはアニヲタとして若い証拠だ。
だが元来、魔法少女の味方であるマスコット妖精が実は感情がなく、魔法少女になった女の子を魔女にする宇宙人だという設定は本作が初ではないだろうか。まあキュウべえが直接魔法少女を魔女に変えるわけではないが、契約のシステムとして組み込まれている以上、それが狙いであることに変わりはないし本人も自白している。
契約の際にはまるでそれを説明せず、後でバレても願いは叶えたという対価を正論として主張し魔法少女の気持ちに全く寄り添わない姿に愛くるしいマスコット妖精とは似て非なる存在感を嫌というほど思い知らされてしまう。{/netabare}

【そしてココが面白い:傍観者の立場を甘んじて受ける主人公・鹿目まどか】
{netabare} 本作の魔法少女がこんな設定なので、主人公・鹿目まどかは中々魔法少女契約を交わすことができない。先輩魔法少女の死を目の当たりにして臆病風に吹かれることもあれば、いざ契約しようとすると謎の魔法少女がそれを先読みで邪魔してしまう。
そんな紆余曲折なストーリーのおかげでまどかが平凡な中学生のまま、この物語のスポットライトを浴び続けることに妙な納得ができてしまう。そして「次回は魔法少女になっちゃうのかな」と不安と期待のない交ぜになった感情を抱いて次週を待ち遠しくしていたものだ。
主人公が非戦闘員のまま関わる展開にはやや不満を感じるだろうが、鬼畜でもなければまどかに対して「さっさと魔法少女になれや」なんて苛立ちを募らせる訳がない。魔法少女の残酷な真実が明かされる度、彼女が契約を結ぼうとする描写には取り返しのつかないことをしでかしかけるような緊張感が強まっていく。{/netabare}
【そしてココが面白い:影の主人公・暁美ほむら】
強まった緊張感を解すのが、全ての事情を手に取って理解してるかのような魔法少女・暁美ほむらの活躍だ。彼女はなぜ強く、全ての事情を理解し、これから起こる事態も予測して場を収めることができるのか。それもまた物語を追う楽しみであり、この物語の始まりとなる重大な伏線である。
10話を観た後はもう一度最初から見直すのもオツだ。初見では巴マミら正義の魔法少女たちの敵にも見えていたほむらが本当は何者なのかが明らかになった時、彼女こそ本作の影の主人公だと思える。

【他キャラ評】
巴マミ
{netabare} 彼女の脱落は視聴者に衝撃や哀しみを与えるだけでなく、まどかの契約を思いとどまらせるストッパーとして働く。そして彼女が4話以降も存命していれば、さやかが契約し杏子と争うことも無かったのではという可能性の喪失も表している。今では「物語に必要だから殺した」と言える。
マスケット銃とリボンを使った戦闘は序盤を飾るにこれ以上のものはない、と言った華やかさがあり、だからこそ3話の終わりまで往年の魔法少女モノだと信じて疑わなかった。{/netabare}

美樹さやか
{netabare}本作の魔法少女システム最大の犠牲者。惚れた男のために願いを使い、「後悔なんて、あるわけない」と言ってのけた彼女は魔法少女の真実で後悔して終わった。
強気な発言と冷静ではない正義感からネット上では「不人気だ、カスだ」と好き放題言われてもいるが、従来の魔法少女のように正しくありたいと考える美樹さやかこそ私は1番好きなキャラクターだ。{/netabare}

佐倉杏子
{netabare}美樹さやかのライバル。カラーリングから物事の考え方まで、ありとあらゆる面で彼女と対極だ。たった1つ、“他人のために願って契約した魔法少女”という共通点を除いては。
契約した切欠とそれが全て無に帰した悲しい過去があるからこそ、杏子は敵対から一転、同じ轍を踏まんとするさやかをフォローする立場に回る。この健気さまでが書かれて初めて、この物語に悪い魔法少女なんてのがいないことがわかるだろう。{/netabare}

【総評:因果を積み重ねた完璧に近い脚本】
奇抜な設定が魔法少女というジャンルの固定観念を破砕したのは間違いない。散々と“夢と希望の魔法少女”という偶像を嘲笑いながら壊していく鬱展開に、自分は他作品でも「魔法少女~」というタイトルを聴けば身構えてしまうようになってしまった笑
しかし最終話にはその往年の魔法少女モノが掲げる“夢”、“希望”、“奇跡”といったワードに花を持たせている。人によっては「まどかがキュウべえに願っただけ」とさもデウス・エクス・マキナを取り入れたように言うかも知れないが、全体のストーリーを観れば彼女がそう願うに至る原因と結果……“因果”が積み重なっているのがよくわかる筈だ。{netabare} 上記でも触れたがマミが死んだことでまどかはその時点での契約を諦めている。一般人のまどかが魔法少女になったさやかを止めるには隙を見つけてジェムを取り上げるしかない。それをやり遂げたら1つ、魔法少女のカラクリが顕になる──{/netabare} 原因と結果が数珠繋ぎとなって物語を形成しているからこそ、それを追いやすいし楽しいのだ。
ここまでの展開を描くにはやはり脚本の構成力が大事であり、その点がずば抜けて高い作品だと評する。その脚本を彩る美術背景や音楽も申し分なく、各キャラクターに命を吹き込む声優陣もベテランの女性声優ばかりで台詞を聴くのが心地いい。
強いて欠点を挙げるなら、キャラクターデザインが原案からかなり劣化していて一部のキャラが「顔面ホームベース」と言われてしまうくらいか……勘違いするなよ……あれは作監が悪いのであって蒼木うめ先生は人の顔をあんな極端な五角形では描かん!
とは言え、飽くまでも強いて挙げるレベルである。この作品に好き嫌い以外で否定できるような非の打ち所は全く存在しない。小説・漫画・アニメ・ゲーム……どの媒体でも1番重要視されるのは脚本であり、そこが完璧であればそれは素晴らしい作品なのだ。魔法少女まどか☆マギカは間違いなくその部類に属している。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 761
サンキュー:

24

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あなたはわたしの、最高の友達だったんだね

 全12話。

 初めて見たときは衝撃でした。1、2話は少し退屈でしたが、3話の急展開。それからどんどん魔法少女の謎が明かされていく。5人がそれぞれの信念を抱え、絶望してもなお、絶望に立ち向かう少女たちの姿に感動したもんです。
 そして10~12話の展開は史上最高。話の締め方も完璧だったと思います。ラストも最高に痺れました。

 声優さんの演技について。皆最高の演技だったと思います。特に悠木碧さんと斎藤千和さんかなぁ。まどかの自信がない、涙声の演技、そしてほむらの冷静、そして時折感情的になる。そしてそれが10話では立場が逆転してるんですよね。こういう使い分けができるの、声優さんすごいなって思う。

 音楽について。OP、EDは言わずもがな。そして作中の魔女のBGMとか神秘的なのがいいんですよね。

 他にも作中に登場する個々の魔女の裏設定、所々に散りばめられた小ネタなど見どころ満載です。YouTubeでその辺の解説、考察などがあるので興味ある方は是非とも。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/09/04
閲覧 : 916
サンキュー:

64

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魔法少女ってこんなに絶望するアニメだっけ?

魔法少女ってこのアニメが始まるまでは
王道バトル物のセーラームーンやリリカルなのはみたいな感じなのかと思ってました!
PVみてもゆるふわ感あってのほほんとやる感じなのかなーっとそしたら裏切られました(´;ω;`)めっちゃ絶望的なアニメやん
3話がきっかけでそっからハラハラドキドキ、、、、
一見まどかが主人公だけどじつはほむらとのダブル主人公だったのね、、

そしてまどか強すぎでしょwww
これリアルタイムでみんなみてたよね!
それくらいアニメ好きならみんな見てるって作品
実はタイムリープ物だったりいろいろつめこまれてた
あー、Connectに関しては誰もが認める神曲ですよね( *˙ω˙*)و グッ!

投稿 : 2022/07/14
閲覧 : 170
サンキュー:

9

ネタバレ

めう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

鬱アニメ?

普通に面白かった。鬱アニメとよく言われるが、そのようには感じられなかった。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 192
サンキュー:

4

ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

傑作

魔法少女まどか⭐︎マギカ

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞作品。この作品について賛否両論などあるがこれは主に肯定したような視点でレビューを執筆する。
 まず表現規制をしたお役人が選んだものなんてほとんどが固い作品になり、エンタメ性を付随しているかといえば答えはNOだ。あの人たちの選ぶ作品は有害なものを排除したものであり、エンタメ性を付随したジャンプ作品はこの賞では選ばれない。なので大衆とは隔離されたものが多い。
 
 しかしそんな中でもオタク向けアニメである魔法少女まどか⭐︎マギカは選ばれてしまった。この選定については色々と賛否両論あるが、富野由悠季。スタジオジブリ代表取締役鈴木敏夫、ミステリ作家の芦辺拓や小森健太朗、SF作家の山本弘、漫画家の吾妻ひでお、三浦建太郎、放送作家の鈴木おさむ、演出家のラサール石井、作家の太田光、樋口毅宏が絶賛した。ファイナルファンタジーシリーズの坂口博信も本作のファンであると述べた。漫画原作者の小池一夫からも賞賛の声が挙げられてる。
 
 このお固い文化庁芸術祭がどれだけ難しいかというと、売上上位のジャンプ作品がひとつも入ってないレベルでとてもお固い。それはアニメーション作品部門だからというレベルでお固い。

 作品全体の評価としては、時間ループものとして、とても素晴らしい作品である。タイムループものとしてあげられるように、最初子供向けアニメのつもりなのに、とても残酷でグロテクスなものとして恐怖感に慄いてついつい見てしまうということである。

 また中身としては、SFものであり、時間ループすることでまどかの運命を救い出して、世界を正しく戻していくというセカイ系。
 これは涼宮ハルヒの憂鬱から続く主人公の近くの人間が世界の趨勢を決めている要因となっており、この近くのことを変えれば世界は変わるというのがセカイ系の由来になっている。これは本流は涼宮ハルヒの憂鬱からなり、そこから発展して、このアニメの作品が成り立っている。
 こういったセカイ系は、自分が頑張って世界を変えるというバックストーリーがあり、時間軸を変えるというものは時間を渡るという神秘性を付随していて、渡ること自体にそこまでして渡ってきたという衝撃感がある。
 その努力の結果としてまどかが、高次元の存在になってしまい、世界を変えようとするのは壮大であるために、アッと驚いて感動してしまう。
 実はこれ、表現規制した後の飴と鞭という可能性もあり、オタク向けから大賞を選んでやろうという魂胆があるのではないかと筆者は疑ったがそうではないらしい。

 中身としてはマミさんの首がもげたり、さやかがヴァイオリンが弾けなくなった男の子を救うために助けるものの、その男の子を他の女の子に取られ、絶望して魔女になったり、ほむらが何度も世界がループをして世界をやり直したりということがあり、女児に見せるのはおすすめしない。表現がかなりきつい。大人向けのアニメである。

 その反面として東京都主催の賞に選ばれているのは意外であり、筆者はこれについて驚いたが、これがなければ自分の身近な人に紹介するときに変なアニメだと思われてしまうために助かったということもある。
 ということで私はこの賞受賞を割と肯定している。

 また、あの花やAngel Beatsなどこの頃のアニメはアニメオリジナル作品が多く、アニメオリジナルが売れるということの流れを作った作品である。
 この作品があったからこそ、アニメオリジナル作品ができるようになったのであり、これからこういった深夜アニメのオリジナル作品を増やして行く。深夜アニメを日本のマイナーリーグにしてそこから上がってきた作品を楽しむというようなことにしていけば面白いのかもしれない。

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 202
サンキュー:

10

ネタバレ

出オチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

願いはどうなってんだ願いは

魔法少女まどか☆マギカ、良いですよね。ニコ動全盛期に有名語録が尽く抽出され音MADも大量に乱立されましたね。パチンコへの進出により視聴への敷居が下がった様に思います。インキュベーターと契約してもいないのに台の目前で魔女化する魔法中年は大勢見かけますが・・・。

<<評価>>
●迫り来る魔女共を千切っては投げ千切っては投げ、まさに少女無双といったありさまで近づく敵を見敵必殺、なんて題材ではない。魔法少女として契約した彼女達の祈りであり願いであり運命への挑戦、が題材と自分なりに解釈。
●ほむらの過去が始まるまでは至上命題が夢中にふわふわしており、話の推進力がサブキャラクターのスペシャルイベント発生とキュウべぇの露悪だけ。気球で浮遊しているような進行速度で離脱する人もそこそこいそうではある。
●5人の魔法少女以外のキャラクターは漏れなく舞台装置であり分水嶺であり少女たちの決断を促す潤滑油でしかない。例えばホスト。杏子を否定したさやか自身の否定でもありそれを紐づける為のプロセスでしかなく、ただそれは今までの行動や事後報告で完結する話であり描写自体は不要。例えば恭介。ただたださやかを魔女化させるためのキックオフでしかなく、「魔法少女と化した自分を愛して欲しいなんて言えない美樹さやか」「幼馴染であり一日の猶予を譲歩し約束通り告白した仁美」「奇蹟へかぶりつき才能の研磨を続ける恭介」の関係性を俯瞰的に見れば、誰も叩かれる要素は無いのである。退院日時を教えないのは非常識だが、クズ呼ばわりされるほどではない。岡崎朋也じゃないんだぞ。まどかの母親も必然性はそこまで・・・。
●音楽・作画面は個人差。バトルはどこか幻想的で白昼夢の様なバトルシーンが続くが、ワルプルギス戦までは万人受けする様なバトルアクションはほとんどなく残念ながらニンスレアニメの様なマッポ的アトモスフィアを感じる。杏子vsさやかは割と低カロリー作画。
●初見殺しが多い。何周もしてようやく理解出来る設定が多い。ただ、何周もすると魔法少女ごとに掘り下げの度合いに差異がある事に気づき始める。ちなみに散々ネタにされた円環の理は事前知識を取得するか叛逆を視聴しないと全く分かりません。当時の視聴者は虚淵に良くキレなかったな・・・。

総評
●なんだかんだほむらとまどかの関係性でトントンとなっているが、全体的には大分退屈に感じる。叛逆を視聴してようやく完成される作品。
●上条恭介と美樹さやかへの評価次第で俯瞰的に考察出来るかの資質を観測出来ます。ちなみに声優の上条恭介叩きにビビったのか、叛逆で関係性は微妙である旨、示唆されています。虚淵・・・。

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 192
サンキュー:

5

ネタバレ

AO さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

少女達の心の葛藤を描いた作品
シャフトのバトルシーンの演出で毎回ワクワクが止まらない
キャラの言動や行動にリアリティがあって良かった

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 143
サンキュー:

5

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2022.3.30

2回目2022.3.30

投稿 : 2022/03/30
閲覧 : 165
サンキュー:

0

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OPとEDとラストと

子どもが久方ぶりに観ようかなとアマプラをつけたので一緒に。東野圭吾も好きと聞いていたので好奇心から。本編の感想はお任せとして。タイトル部分が泣けます。色んな意味で涙腺緩くなります。2周目に行きたいけれど、ダークなので少し気分が上向いた時にトライしたい。けど辛い物語だから無理かも。

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 217
サンキュー:

3

ネタバレ

かもはら さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはすごい・・・

前評判で鬱アニメと聞いていたので、「ひぐらしがなく頃に」のような作品が好きな自分としては期待値がかなり高かったのですが、その予想を裏切らないどころか超えてくる作品でした。
話の内容としては、序盤の1~3話は不穏な空気や例の「マミる」はあったものの、まあ鬱アニメなのだし、このようなシーンがあって当然だと思いました。しかしながら、魔女との戦闘シーンはシャフトらしい圧巻な出来でした。
この作品の肝、いや幹と言えるのはやはり4~9話でしょう。美樹さやかが上条君を助けるために持っていた彼女の脆い覚悟はあっさりと崩れ去り、真実を知って狂っていく描写は正に"圧巻"です。
〆の10~12話はなんだこの作品もまた"タイムリープ"ものなのかとがっかりしましたが、総合的に見ると伏線の張り方、展開、キャラクターの心情の機敏などあらゆる箇所を緻密に表現しており、名作として語り継がれるだけの根拠はあるのだな、と思いました。
控えめに言って記憶を消してもう一度見たいアニメ第一位です。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 392
サンキュー:

9

ネタバレ

DNpZi11830 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

そんな面白いというわけではなかった

うーんと、まず3話について
ネタバレされてたのもあるかもしれないが、正直衝撃的シーンとは思えなかった。
序盤の不穏な雰囲気をもっと明るい雰囲気にすれば衝撃があったかな。
で、基本つまらない。意見の対立、衝撃の事実ていうありがちのやつしかない。
この作品特有の面白さは、可愛いキャラに絶望を与えるところぐらいかな。
好きな点は設定かな。
物語の設定は、よーく考えるととよくある設定を繋ぎこんだって感じだけど、自分の解釈しだいではこういうことなのかなって考えられて好き。

今まで見たアニメの中では、中の上か下くらいか

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 261
サンキュー:

4

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

交わした約束忘れないよ

視聴したのはリアルタイムですが、私の陳腐な言葉ではなかなかこの作品の魅力を語り切れないため感想の投稿は保留していました。
しかし、衝撃を受けた作品であり、是非とも紹介したいので投稿に至りました。
なかなかうまく語れなくて不甲斐ないのですが、アニメ好きなら必ず見るべき作品だと断言します。

一度視聴してその卓越した世界観に引き込まれ、二度視聴してその独創的な芸術性の高さに感服し、三度視聴してそのシナリオの緻密さに言葉を失う。
平成が終わり新しい時代となったため、このアニメこそが平成アニメの最高傑作だと私は思う。

大事なことは、まどか☆マギカは最高のアニメだということ。ただそれだけです。


以下、考察やら感想やらを好き勝手語っています。

長いので畳んでおきました。お時間が許すのでしたらどうぞ(個人的な見解です、間違っているかもしれません)
{netabare}
シナリオ、作画、キャラクター、声優、音楽どれをとっても完璧としか言いようがなく、まどか☆マギカに満点をつけないのなら何になら満点をつけられるのかと思うくらい完璧な作品です。

魔女や使い魔のデザインの芸術性が凄まじい。私は芸術には詳しくないのでそのすごさを表現するのに適切な言葉を持ち合わせていないが、数々のアニメやゲームを見てきて、ここまでデザインに衝撃を受けたキャラクターはいない。
ただデザインが独創的なだけじゃなくて、魔女になったキャラクターの心がそのデザインに表れていて、どうしてこういうデザインをしているのか、作者は何を表現しようとしているのか、この動作は何を表しているのか、自分なりに想像しながら見ていくのがとても面白かった。
各話で魔女が登場するたびに一時停止してそのデザインを細部まで観察したが、この表現力の高さは誰にもマネできないでしょうね。


それから背景に描かれたちょっとした模様や小物もよく見るとかなりこだわって描かれていることがわかる。
エンドカードに何か楽譜が描かれていたので、調べてみたら実は作中で流れている曲であることがわかるなど、細かい部分にこだわりを感じる。
また音と映像でキャラクターの心に触れさせてくる表現がさりげなく、物語への没入感を高めている。

これだけでもこの作品が他と違うことがわかる。

主人公のまどかの声は悠木碧さん、他の作品の感想でも私は度々絶賛しているが、キャラクターの背景をちゃんと把握した上で微妙な感情の変化を声だけで表現できる抜群の演技力は他の追随を許さない。実力の高い彼女が評価されるのは自明の理ではあるが、まどか☆マギカは彼女の名前を世に知らしめるとともに、人気と評価を不動のものにした作品とみていいだろう。

主題歌のコネクト。あまりに有名な曲ですが、ClariSは当時まだ中学生で、この曲で一気に知名度が高くなりました。
OPアニメは、やたら夢や希望に満ちたファンタジーなアニメーションで、よくある魔法少女アニメと思いきや、
3話で夢も希望もない残酷な展開になり、え? 嘘だろ??ってなり、OPアニメは一体なんなのかって思うんですが
その疑問も意識しなくなって頭の片隅に追いやられた頃、10話でOPがなくいきなり始まったかと思うと、
10話でほむらが何度ループを繰り返してもまどかを助けると強く決意した後にEDテーマ代わりにコネクトが流れ、
これが実はほむらの強い決意が歌われた曲であることがわかります。そして、タイトル「コネクト」の意味がここで判明するわけです。

さらに最終話まで見て最後に聞くと、ほむらだけではなく、実は二人の想いが込められた歌であることがわかる。
ほむらとまどかの強い絆、ほむらへの感謝、まどかへの感謝、強い想いが込められた歌だということに気づき、感動で心が震えるのを感じる。
だから「コネクト」なんですよ。一人の想いが込められた歌じゃなかったのです。二人のお互いを思う気持ちが正に繋がった瞬間だった。

この歌は一度目は単純に明るい魔法少女ソングとして、二度目はOP詐欺というネタとして(誤解だが)、三度目はほむらの決意が表れた名曲として、四度目は二人の絆の強さを丁寧に歌った神曲として。
アニメの視聴段階に合わせて3度評価が変わり、違った楽しみ方ができる名曲中の名曲である。
さすがに10話と最終話後に聴いたコネクトは鳥肌が立ちましたね。これで感動しない人なんているんでしょうか?
アニメやゲームのことを「作品」と呼ぶが、これほどその単語に相応しいものはないなと感じた。
ここまで緻密な作品に触れられたことを幸運と呼ばずして何とするのだろうか?

キャラクターソングである「また あした」
「それじゃまたねって言葉でまた会えるってウソをついて、いつも通りの笑顔で言うよ、またあした」
これ、最終話まで視聴してからフル聴くとやばいです。
さやかに対する気持ちなんでしょうか?それとも、ほむらに対する気持ちなんでしょうか?
「また、あした」とても気軽な言葉だけど、それは二人にとって大事な「約束」。当たり前のように約束が守られているうちはなにげない言葉なのに、守られなくなった途端に何よりも強く心にのしかかる言葉。
またあした。 その約束が守られることを信じて。
これはホントにだめなやつ。イントロだけで泣きそうになるから、人前では聴けない。

シナリオとキャラクター。
これについては魅力を十分に語りつくすのは難しいのですが、3話ごとに掘り下げるキャラクターが変わっており、しっかりとキャラクターの心情を描写して魅力を十分に伝えている。
また、伏線の張り方と回収の仕方が実にスマートで緻密。普通に見ていると気づかないくらいさりげなく伏線が張り巡らされており、気づいた時のカタルシスは筆舌に尽くしがたいものがある。

例えば、まどかがほむらのソウルジェムを回復する際に、一個だけとっておいたんだと言って取り出すシーン。
はじめて見た時になんでだろうと疑問に思ったため、よく柄を見てみると、たぶんこれはさやかのものだと思った。
要するに、さやかの形見なわけですよね。その親友であるさやかの形見を、自分ではなくほむらを助けるために使った。
この行動そのものも泣けるが、その時のループ世界でさやかが魔女にならなかったらほむらは助からなかったわけで、
ほむらはまどかを助けるために孤独な戦いを続けているけど、まどかによってちゃんと支えられていることがわかる。
また、一見するとさやかが魔女になった時点で、このループは終わったようにも見えたが、無駄なことなんかじゃなくて
このことも含めてすべてが次につながっているということなんですよね。

それから例えば2話で壁に描かれているドイツ語のような文字。かすれている上に陰になっていて一部しか読み取れないのですが、
なんか意味があるのかと思って気になって画面を止めて読んでみるとしたのように書いてあります。

「・・・・・sh? zer・・・!
・・・Halbgott hat sie zerschlagen!
・・・ tragen. Die Trümmern ins Nichts hinüber,
Und klagen.
Über die verlorne Schöne」
「Mach??gr
Der Erdensohne.
Prachtiger
Baue sie Wieder.
In deinem Busen baus sie aut
Neuen Lebens lauf
Beginne.
M?? hellem Sinne,
Und neue Lieder
T?nem daraus!」
読めない部分は?や・・・で表しています。
単語が想像はできるものもありますが勝手に入れると意味がかわるかもしれませんのであえて?にしています。

これはドイツ語ですが、日本語に直してもなんかよくわからない文章になるんですよ。
とりあえずなんかポエムのような印象を受けたので検索してみると
ゲーテの「ファウスト」という非常に有名な戯曲からの引用であることがわかりました。
※ちなみに、今ではこの一節で検索するとまどか☆マギカのwikiがたぶんトップに出てきます。

これ、世界史の授業で習って名前だけは知っていたけど、どんな話かは知らなかったんですよね。
調べてみると、ファウスト博士が、メフィストフェレスという悪魔と契約し、
自分の欲望を叶える代わりに悪魔に魂を売り渡すという話だそうです。
なるほど、つまり2話の時点でキュゥベエと魔法少女の関係を暗示していたんですね
そしてこのファウストから着想を得ているということがわかりました。
シナリオを書いているのは、とても教養のあるかたですね。

あとはほむらの能力。ほむらが移動している際に、一瞬背景の水の流れが止まる演出があり、
彼女は素早く動いているのではなく、時間を止める能力があるんじゃないかと気づいて、視聴者に考察する余地を与えており
こういった緻密な部分が本当に素晴らしいと思った

キュゥベエ、外見は可愛らしいマスコットのようだが、要するに究極の目的のためには、
それ以外のすべてを犠牲にしてもかまわない、むしろ何がいけないのか理解できないという超現実主義なキャラクターで、
少女の願いを叶え、魔女と戦わせ、絶望させた時のエネルギーを回収するのが目的で、
願いを餌に魔法少女にさせて魔女と戦わせ、絶望して魔女化させることで発生するエネルギーを収集しているとんでもない詐欺師。
少女が絶望して壊れようが、魔女が星を滅ぼそうが、
自らの宇宙を救うという究極にして壮大な目的の前では塵も同然で無価値という強烈なキャラクターである。
だからこそ、悩むまどか達に対し「わけがわからないよ」という彼を象徴するセリフが出てくる。
彼にとってまどか達の命や悩みなど、エネルギーを生み出す原料としか思っていないのだ。
どうあがいても好きにはなれないキャラですが、この作品のテーマそのものと言っていいと思う。

まどか、ほむら、さやか、マミ、杏子といった主要キャラクターの人間関係が結構重要で、ほむらがまどかを救うために何度かやり直すことになるが、
この微妙な人間関係がほむらの行動を思い通りにいかなくしており、ほむらのジレンマ、焦りが感じられた。

また、魔女と戦うためには魔法少女としての力が必要。
だが、自らが魔女になってしまうジレンマに苦しむまどかやほむら。
そういったジレンマにどうこたえを出すのかと思っていたら、最終話の展開には驚かされた。
これは、願いと呼んでいいのだろうか?これほど究極の自己犠牲が他にあっただろうか?

まどかを救うために何度もループを繰り返すことで、最強の魔女を作り出してしまったことをキュゥべえに指摘されて
絶望するほむらにたいし、まどかはこたえをだした。
「すべての魔女を生まれる前に消し去りたい、すべての宇宙、過去と未来のすべての魔女をこの手で」
つまり、この願いを叶えるということは、過去と未来、すべての場所で魔法少女が願いを叶えるたびにまどかが現れ、
魔法少女が魔女になるのを防ぎ続けるということ。すべての少女の絶望を引き受けるという事。
それは、永遠に孤独な闘いを続けるということだった。
それを知り、絶望するほむらに、まどかは答えた。
ほむらが何度も何度も私を救うために時間を撒き戻して傷ついて、泣いてくれたことを気づかなくてごめんね
こういう存在になったからそのことに気づけた、私の最高の友達だって
そう言って、二人の絆の証としてリボンを渡す。

世界のすべての人々が、あのキュゥべえでさえもまどかのことは忘れてしまった。
でもほむらだけはまどかのことを忘れない。
いつだって二人は強い絆でつながっているのだから。

「交わした約束、忘れないよ」

最終話で永遠に続く究極の孤独と苦しみを味わうことも厭わず、
大事なものを救いたい、誰も悲しまない過去と未来を創るという壮大な慈悲深い願いのために自分を犠牲にするまどか
そしてそんなまどかを何が何でも救いたいというほむらの強くて純粋で綺麗な心。

こんなん見せられたら泣くしかないでしょ。

単なるハッピーエンドではなく、ラストを二人の強固な絆で結ばれた物語に多くの視聴者が心を動かされる。完璧な作品だった。

これはアニメ史に残る傑作である。

{/netabare}

投稿 : 2021/09/08
閲覧 : 364
サンキュー:

45

ネタバレ

アルパカ王子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最終話、感動して、涙した。

最終話、魔法少女達の背中が映し出される。涙が出て、写メ撮って、ずっとそれを見てた。
すげー、すごい、こんなのがあるのかって思って感動の渦に包まれた。
魔法少女のふんわりした勧善懲悪を破壊して、最後は、魔法少女をリスペクトするどんでん返し。 もう、息を呑み、ただただ、絶句するのみ。
作り手を尊敬する、こんなものは芸術に近い。
感動、余韻、リスペクト、攻殻機動隊の笑い男編以来だ、こんな感動したのは。もうただ、俺は、絶句するのみ、わからない、あーすごいこのアニメ!!!

投稿 : 2021/09/06
閲覧 : 197
サンキュー:

7

ネタバレ

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

話が繋がっている

物語がすごく練られていると思います。
ハッピーエンドではないけどバッドエンドでもないラストは好きです。
先生の授業中の話とかあまり注目されない何気ない会話とかも面白かったです。
あと戦闘中に出てくるヘンテコな絵とかも良かったです。
ただキャラクターが女子中学生なので心情を捉えるのが少し難しかったです。

投稿 : 2021/08/24
閲覧 : 250
サンキュー:

12

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ボクと契約して魔法少女になってよ

今年このテレビシリーズの続編が
劇場版で制作されると発表された

リアタイで見ていた時の第3話
巴マミの惨殺シーンは未だにぞくぞくするほどインパクトがある

本作はまどかのみならずさやかや杏子
そして一人エンドレスエイトしていたほむらと
魔法少女の性を背負った少女達の過酷な模写もあるけれど

全編通してのカギはタイトルに書いたきゅうべえのセリフ
まどかが魔法少女になるかどうか

きゅうべえが魔法少女として随一の能力と評しており
隙あればまどかに契約を求めていくけれど

前半はさやかが後半はほむらがまどかを守り
最終回まで契約しない展開

そしてワルプルギスの夜が町中を襲い
絶望的な状況に追い込まれたときに

まどかはきゅうべぇに決意する
「私を魔法少女にしてよ」

この場面だけきゅうべぇが「いいのかい」と
言うのが虚淵玄の個性だと思う

事態が収まりまどかが消えた世界で
弟が無意識にまどかの顔を砂の上に描くシーンは
きゅうべえが以前語った永遠に続く因縁を感じさせた

願いを叶えるために魔法少女の力を得るも
倒していた魔女はかつての魔法少女

ソウルジェムに魂が保管され
魔女を倒した際に発生するグリーフシードで浄化させないと
魔女になってしまうシステム

手塚治虫のファウストを叩き台にして
これほど甘美で陰惨な世界を作り上げた
新房監督とイヌカレー氏はまさしく驚愕の一言

だから多分このシリーズ以降の作品は今後も見ないかな
時間が経っての解釈は都合付けれてしまうから

投稿 : 2021/08/17
閲覧 : 249
サンキュー:

6

ネタバレ

蜜爺 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見てよかった…。

やっと今更初めて見たけどよかった…。
最初らへん綺麗事ばっか言って何もする気ないくせに簡単に人に酷いよとか言うまどかにめちゃくちゃ不快感と苛立ちがはんぱなくてほむらちゃんのおかげで最後まで見れたとこあるんだけど9話ぐらいでようやく話がわかってきてまどかのこと少しでも嫌いになってた私にものすごく怒りたい🥲!!!
ほむらちゃんは見れば見るほど好きになる。
でも戦闘シーンで一番かっこいいのは杏子ちゃんだったな。
9話か10話で杏子ちゃんがさやかちゃんと一緒に消えるシーン死ぬほど泣いた。
最終話はなんと言っても映像がすごくきれいだったなぁ。
最後のまどか本当に美しくてきれいだった。
でも周りが言うほどまた見たいアニメかと聞かれると絵柄も好きじゃないってのもあるんだけど話はいいけど見ないかな。でも本当に一度は見たほうがいいアニメだなって思いました!

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 242
サンキュー:

7

ネタバレ

uhwhz11961 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ史上、最高峰。オススメ。

全12話なので、話の展開が早いのも良かった。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 263
サンキュー:

5

ネタバレ

種馬 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

わからないです。

良さが…(6話現在)

コロナ禍で時間を持て余しているので重い腰を上げて見始めましたが、今の所見るべきものはないです。
主要キャラがあっさり死ぬのが衝撃!とかがいいのですかね??(3話)

ネガティブシリアスな割に心情の背景とかがあんま丁寧に描かれてないし、こんな陳腐な進行と演出では全然、感情移入できません(ここが肝になるのでは?)

明らかにヤバそうな空気を出してる小動物(キュウベエ?)なんかが後に本性を表す空気プンプンですが、そこでまた評価をあげるんでしょうか…?

そこ含め他も展開が読めるのは全然いいんですが、演出が陳腐だとキツイです。悪い予感しかしません。

小中学校向け?なのでしょうか。でもグロシーンとか考えるとそれもなんかなぁ…。。

※絵のタッチで嫌われてる方も散見しますね。私も別にどちらかと言えば好きではないですが、そんなことで低評価は下しません。
最近だとリアルタイムで観てた「ケムリクサ」なんかが絵だけで敬遠しなかった結果、良い作品に出会えた良い例です。かなり満足しました。
OPは最高ですね。ClariSですし。
梶浦BGM×前衛的な絵バトルシーンのミックスは見事ですね。
ただそれだけです。
いまのところ前衛美術PVとしてしか評価できるとこはありません。ここまでの高評価、自分には本当に理解しかねます…。

投稿 : 2021/06/04
閲覧 : 334
サンキュー:

6

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まどマギってこんな面白かったんだ

1年ぶりに視聴しましたが合う合わないは置いておいてとんでもない完成度でした。1年前といったら僕自身アニメを見始めたばかりでシャフトの癖の強い演出や壮大すぎるストーリーも相まって「?」という印象でした。ですが今回はまどマギの面白さにちゃんと触れることができました。12話全話当たり回といっても過言ではないのですが個人的に一番好きだったシーンは有名どころなのですが、杏子vsさやか(オクタヴィア)でしょうか。「ひとりぼっちは寂しいもんな」と杏子が他人のために最初で最後、動くシーンは思わず泣いてしまいました。最終話も決して上手くまとまったとは言えませんがこの壮大なストーリーを1クールで収めようと思うとあのラストは正解だったのかなと思えます。欠点といえばやはり演出がハマらない人にはハマらないのとある程度アニメを見ていないと凄さが伝わりきらないかなと思います。あとは好みは分かれそうですね。

95/100点

投稿 : 2021/04/24
閲覧 : 386
サンキュー:

14

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想書くのがとってもかなしいおはなし。。

えっ?このお話しまだ見たことがないの?
ふつうの魔法少女アニメだって思ってたらびっくりしちゃうよ!

ちょっとむずかしかったりするかも
でもいろんなこと考えちゃうし
にゃんはいっぱい泣いちゃった。o゚(p´⌒`q)゚o。 ビエェーン!!

とっても感動しちゃうから見てみてね~
見はじめたら止めないで3話まで見てね^^
それでもダメだったらしょうがないかも。。

あらすじが気になったらあにこれさんのを見てね


↓は感想でネタバレしてるから
見おわったあと読んでくれたらうれしいなぁ☆
_______________________________________

{netabare}あにこれの
みんなのレヴュー読んで見はじめたから
なんとなくくらいお話だって分かってた。。

1話目のはじめが夢のお話で
にゃんもこわい夢をいっぱい見てるから
思い出しちゃってちょっとドキドキ

夢にもでてきたフシギな世界は
絵本の「不思議の国のアリス」みたいで
きれいだけどちょっとくらくって気もちわるかったね

でも
それから明るくなったのでちょっと安心^^
パパとママはあったかそうでたっくんはかわいいし♪

ほむらちゃんは転校してきたとき
ちょっとこわい感じだったけど
でもほんとはとってもまどかのこと思ってたんだね。。

それから
マミちゃんの変身かわいかったなぁ♪
足ぶみして花が出るキラキラッ♦♫♦・*:..。
小さいころ見たアニメとか思い出した

さくらとかみゅうみゅうとか見てて
変身できたり魔法使えたらいいナ♡って
思ってたことあったなぁ(ふふ)。。

そんなこと思って見てたら3話でマミちゃんが。。

えっ!って
悲しいより何があったか分からなくって
まどかが泣いてはじめてにゃんも泣いちゃった。。

「生きてるとパパのご飯がこんなにおいしい。。」
っていうまどかにジーンとしてなみだが出てきちゃった

それからどんどんくら~いおはなしになってって
ソウルジェムのひみつとかが分かってきて
どんどん魔法少女がきらいになったの


パパのために魔法少女になったのに
きらわれたきょうこちゃんもかなしかったね。。
誰かのためにやったことできらわれるなんて(><)

にゃんもお仕事してるママのためにって
お皿を洗っててわったことがあって
よけいな仕事をふやしてっていわれて
すごいおこられちゃったことがあったの

そんな小さなことでもすっごく悲しかったのに
きょうこちゃんは(うぅ。。)


さやかちゃんも好きな男の子のためにって。。
でもそれって
ほんとは自分のためだったのかな?

さやかちゃんの思いがかわってくのが
見ていてかわいそうで自分のことみたいでくるしかった。。

ほむらちゃんのおはなしはじめ見たとき
よく分からなくって何回も見なおしたから
ほむらちゃんの気もちってとってもよく分かったよ

なんどもなんどももどってきて
はじめはまどかのために。。って
それでもうあきらめたいって思ったことが
たくさんあったんだよね(ぐすん)

でもとちゅうから
気づいちゃったんだよね
あきらめたら自分も
魔女になっちゃうって。。

そんな気もちってにゃんにはよく分からないケド
ただ悲しくって泣きながら見てるしかないし。。

さいごのまどかが決めたことってすごいなって。。
ママが止めるのをはっきりことわって出てく。。

いままでずっと迷って
魔法少女になれなかったのに
ほんとに決めたからもう気もちかわらない。。

すごいね。。すごいなぁ。。まどか

さいごはもう
かなし泣きとうれし泣きでおわっちゃった。。


あとから見なおしたら
6話目でまどママが
間ちがえちゃいな。。って言ってたのがあって
まどかが1人ですごいこと決められたのは
まどママがすごい人だったからなんだなぁって思った

みんなへの思いがつよすぎて
きゅうべいがかわいかったって
書くのわすれてたw

でも
だんだんかわいくなくなっちゃったけど。。
ほむらちゃんにうたれて
穴だらけになったときはショックだったなぁ


見なおすたびに泣いちゃうおはなしで
今かんそうを書きながら見てて
おんがくも良かったんだって気がついた。。

さいごはこれでよかったのかな?が
これしかなかったんだよねってなった。。

さいごこれしかなかったんだよね。。
{/netabare}

投稿 : 2021/03/16
閲覧 : 2393
サンキュー:

437

ネタバレ

モズカッちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魔法少女は夢と希望だと思っていた時期が私にもありました

引き込まれる、、、絶望に。
展開が読めなさ過ぎて、逆に恐怖でさえあった。

ほむらはあの結末に納得だったのか?
俺なら、え?何言ってんのまどか、、、ってなる。
何度も泣いて、傷ついた代償が{netabare}神になる{/netabare}って、、、
わけが分からないよ、もう絶望するしかない。

魔法少女の運命が残酷すぎる。
希望を叶えるために魔法少女になって。
それは儚い夢に過ぎなかったと思い知らされ
この世に絶望し、それが呪いになって
魔女になるかその前に消滅するか、、、
報われないにもほどがある、インキュベーターってほんとくそだねっ!

三話のインパクトが強くてそっからは一気に観た。
終始、内容の深さに圧倒され、観終わってからすぐにもう一回視聴。
観るたびに面白さが増す、そんな作品です。

投稿 : 2021/03/05
閲覧 : 333
サンキュー:

26

ネタバレ

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

年端もいかない少女たちは契約を理解できない。

ネタバレ少し別方向からあり。

本作、自分は名作だと思っており、
絶賛レビューも批判レビューもネットには
溢れるほどあると思うで、前から少し思っていた
視点でレビューしてみます。

今作、「詐欺師の巧妙な手口に騙される年端もいかない少女達」
感を強く感じているのですが、

甲=鬼畜マスコット(詐欺師)
乙=まだ子供で、「契約書」という概念が理解できない少女達

契約書=ソウルジェム
※ただし証として乙に引き渡されるのみで、中身を開くこと、
 契約の全容を読む事ができない。

契約書の内容、規約などは甲の口頭説明のみ。詐欺師なのでおいしい部分しか示さない。
今まで必要な場面では、彼女たちの代わりに印を押してきたのは親であり、
少女(子供)たちは「契約書」を理解できない為、情報の開示を求める思考に辿りつかない。

しかし契約した以上、状況によって規約が当然のように
発動する。しかも内容は乙にとって不利益しかない。

絶望する乙。
開き直る甲。

この構図で考えると少し面白味が増すのです。
実際はもっと練りに練られた展開と、奇抜な演出が冴えわたり、
映像技術、物語としても極上の一品となっております。
上記視点で再視聴、いつかしてみたいと思います。
お勧めです。

投稿 : 2021/01/23
閲覧 : 298
サンキュー:

20

ネタバレ

にゃんにゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

これがきっかけでアニメを観るようになった。

ファーストガンダムか
魔法少女まどかか

どちらか
一番好きか悩む作品。

投稿 : 2021/01/08
閲覧 : 246
サンキュー:

7

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魔法少女まどか☆マギカのストーリー・あらすじ

市立見滝原中学校に通う普通の中学2年生の鹿目まどかは、ある日不思議な夢を見る。そこは少女が魔法で戦う異世界。その少女の戦いを目撃する自分と、謎の白い生物に「僕と契約して魔法少女になってほしい」と告げられる夢であった。翌朝、見滝原中学へ転校してきたのはなんと夢で見た美少女の暁美ほむらだった。ほむらは、まどかに「魔法少女になってはならない」と警告する。
放課後、親友の美樹さやかとCDショップへ行ったまどかは謎の声に呼ばれ、ビルの一角へ迷い込む。そこで見たものは夢の中で見た生物キュゥべえの傷ついた姿と、それを殺そうとするほむらの姿だった。まどかとさやかは戸惑いつつも、当たり前の優しさからキュゥべえを助けるが、直後に今度は本当に異世界へ迷い込んでしまう。魔女の使い魔と称される化物達に囲まれた2人を救ったのは、同じ中学の3年生でキュゥべえと契約した魔法少女の巴マミだった。事後、改めてキュゥべえに「魔法少女になってほしい」と告げられたまどかとさやかは、思いがけない好機に興奮する。だが、それは2人が直面する様々な苦難の始まりであった。(TVアニメ動画『魔法少女まどか☆マギカ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年冬アニメ
制作会社
シャフト
公式サイト
www.madoka-magica.com/tv/
ニコニコチャンネル(配信サイト)
ch.nicovideo.jp/channel/ch260
主題歌
≪OP≫ClariS『コネクト』≪ED≫Kalafina『Magia』

声優・キャラクター

悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、加藤英美里、野中藍

スタッフ

原作:Magica Quartet、キャラクター原案:蒼樹うめ、 監督:新房昭之、シリーズ構成・脚本:虚淵玄、キャラクターデザイン:岸田隆宏、シリーズディレクター:宮本幸裕、総作画監督:谷口淳一郎/高橋美香、アクションディレクター:阿部望/神谷智大、異空間設計:劇団イヌカレー、レイアウト設計:牧孝雄、美術監督:稲葉邦彦、美術設定:大原盛仁、色彩設計:日比野仁/滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:江藤慎一郎、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音響制作:楽音舎、音楽:梶浦由記

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