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「破裏拳[はりけん]ポリマー(TVアニメ動画)」

総合得点
66.0
感想・評価
23
棚に入れた
100
ランキング
3076
★★★★☆ 3.6 (23)
物語
3.6
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.9

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破裏拳[はりけん]ポリマーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真SFスーパー英雄(?)列伝16

悪党
「めんどくさいから適当にあにこれにアニメの感想でも書いておけ」
「ハッハッハハハハ(だ、誰だ)」
「この世にアニメがある限り、オタクの怒りが俺を呼ぶ、破裏拳ポリマーここに参上!!」

まあ、セリフはちょっと違いますが(汗)こんな感じで悪党どもをぶっ飛ばす正義のヒーロー「破裏拳ポリマー」の感想です。

(チャッチャッチャラチャー♪)破ぁぁ裏ぃーけ──ん、ポリマー♪
の出だしで佐々木功が歌う燃える主題歌に、圧倒的な力と技で敵を叩きのめすアクションと、魅力を挙げればきりがない作品です。
アメホン国ワシンキョウ市という無国籍な架空の都市を舞台に、はびこる悪党どもを叩きのめす正体不明の正義の味方ポリマーというのが毎回の大まかなストーリです。

ドジで間抜けな探偵、車錠の助手で国際警察庁の情報を盗聴するのが唯一の取りえである鎧武士、しかしてその実態は科学忍者隊(って違う)もとい破裏拳ポリマー。
彼は、鬼河原国際警察庁長官の息子であるが、親とケンカして行方不明中で、劇中でも長官に見つからないように行動してます。
それに紅一点の美少女南波テル、元は警察犬である老犬男爵(唯一ポリマーの正体を知っている)
基本的にはお気楽なアクション物で、毎回同じ流れでなんですが、特に印象的だったのが最終回ですね。

とうとう悪の一味に正体がばれ、処刑されようとする武士と仲間達の元に、取り返してきたポリメット(ポリマーに変身するヘルメット)を必死に渡す男爵。
そして皆の前でポリマーに変身して正体がばれる武士
全ての敵を叩きのめした後、正体を知った父の鬼河原長官とポリマーの姿で言葉を交わす武士のシーンがなんともいえなかったです。
ラスト、正体を知った車探偵長とテルの武士に対する態度とセリフも笑わせてくれましたし、万人受けという訳ではないですが、個人的にはお気に入りの作品です。

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 142
サンキュー:

5

ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

推理?そんなものより徒手空拳だ! 

普段は車探偵事務所の助手として働く“鎧 武士”
しかしてその実態は・・・破裏拳ポリマー!

街にはびこる怪人たちを正義の使者ポリマーが打ち倒す、
“コメディテイスト”のSFヒーローアクション(公式)
{netabare}
ええ!? コメディアニメだったの?ポリマー!?

確かに、ギャグだけで言うとチャージマン研!に近い
圧倒的にポリマーのほうが面白いですけど。
(チャー研が1974春で、こっちが1974秋なんですね。)

タツノコイズムのカッコイイピッチリスーツに身を包み、
柔道と空手から編み出した自己流の拳法!

「破裏拳流」で悪の組織をなぎ倒す!!

ひと殴りで敵を天井に突き刺すほどのパンチ力を持ち、
特に説明もなく変身!(変形?)あらゆる環境に適応し
陸海空を網羅する。謎に包まれた無敵のヒーローなのだ!!!

なにより“強い”とにかく“強い”

RXがリボルケインを抜いた時のように。初号機が暴走した時のように。
ポリマーが、常に持ち歩く「ポリメット」をかぶったら・・

視聴者はこう思う  「・・勝ったな・・。」

実は本編でいくつか弱点が出てくるんですけど
その弱点は他のヒーローに比べて緩すぎないか?
とツッコミを入れたい(^_^;)

他にも、なんでピッチリスーツで色んな形になれるんだ?
と思ってました。そうか。。科学の力か・・
{/netabare}
天野喜孝キャラに大河原邦男メカデザインの
タツノコ黄金期の名作、破裏拳ポリマー!

『この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!
 破裏拳ポリマー、ここに参上!』

投稿 : 2017/11/03
閲覧 : 605
サンキュー:

7

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タツノコのカンフーヒーロー!娯楽性に特化で痛快アクション、傑作です。

「科学忍者隊ガッチャマン」「新造人間キャシャーン」に続く、タツノコプロの変身ヒーローアクション全26話。
重厚でシリアスなガッチャマンに比べ、コミカル寄りでお気楽に楽しめる感じ。
見所はブルース・リーをリスペクトしたカンフーバトル!
21世紀の大半の格闘バトルアニメよりスゴイのでは…

ガッチャマンが1期105話、2期52話なのに対してポリマーは26話と手頃。
娯楽アニメのお手本のような傑作、(ニコニコやGYAO!で久々に視聴)非常に面白かったです。

{netabare}『物語』
アメホン国ワシンキョウ市(日本とアメリカごっちゃになっている無国籍都市)のヘボ探偵・車錠(くるま・じょう)探偵長の助手として、主人公の鎧武士(よろい・たけし)が国際警察の鬼瓦長官(通称鬼トラ)の無線を傍受→ヘボ探偵長と一緒に解決に乗り出すがコミカル→悪の陰謀やらあって→実は武士の正体は変身ヒーロー・ポリマーだ!破裏拳(はりけん)流拳法で大暴れ!→テルちゃんポリマーに惚れるがその正体は(老犬の男爵以外は)誰も知らず、おマヌケでコミカルな事務所の日々に戻るのだった。

基本1話完結で、上記のパターン。
作風が明るくコミカルなのが特徴、探偵長を中心にしたやり取りがいちいち面白いです。
タツノココメディーの完成形。
ヘボ探偵長がヘマしまくってピンチになっても、コメディー作品なので大丈夫。
一応探偵物だけど、情報はザル警備な国際警察からくすねるテンポの良さ、紅一点のテルちゃんがポリマーに惚れるが正体分からず(実はダメな同僚武士なのを知らない)など、ワンパターンながら各話安定して面白い。
たまに推理回(24話のタコ仮面など)もあったり、22話の復讐劇など結構ドラマ性の高い回も(特に後半多く)見応えあり。
1話完結ながら、武士と鬼トラ長官の親子ドラマという軸も良かったです。
17話「ポリマー誕生の秘密」で重要回持ってくるなど、通して見ても納得感がある。

シリアス感薄い作風ながら、流石は「モブに厳しいタツノコ」
毎話、悪の組織の襲撃でモブ警官大勢惨たらしく殺されたり(敵怪人たちの殺し方が毎回凝っている)、5話なんて、750人犠牲になったとか、さらっと言ってる…
豪華客船が爆破されて大勢犠牲になったり(タツノコアニメの船は死亡フラグ)
モブには厳しいけれど、悪運最強な車探偵長だけは絶対に死なない安心感w
冷静に見るとモブに厳しすぎるんですが、終始コミカルな雰囲気崩れないのも凄い…。

最大の見せ場は何といっても破裏拳ポリマーのカンフーバトル!
無双系、毎度敵軍団を蹴散らしまくる!
ここが非常に凝っていて、展開はワンパターンなのに、全く目が離せない。
いつも敵が可哀想になるくらい圧倒、時々ピンチでハラハラさせる回も良いアクセントに。
戦闘シーンはガッチャマンよりも数段見ていて楽しいです。

総じて娯楽性が高く、終始作風がコミカル、王道パターン確立しつつ、痛快バトル!
全26話殆ど飽きさせない面白さでした。
ガッチャマン程の深みや重厚さは無い、そこも娯楽作品としてはむしろ長所。
タツノコ作品中では知名度一歩譲る感はありますが、アニメの面白さはヒケを取らないです。

余談。
6話で「アラアラの神」をコミカルに…モデルは明らかに…
この時代、まだあんまり自重してないんだなぁ…


『作画』
70年代タツノコの濃いキャラデザ、これはこれで味わいが。
コミカルなシーンの描写も楽しい。
魅力はアクション。格闘シーンが派手なだけでなく繊細な描写(関節技や反則技、敵の部位破壊など)ルール無用の実戦格闘!
ヌルヌル動く躍動感、近年含め大半のバトルアニメにありがちな、止め絵で適当に殴り合い敵が適当にダウンするのではなく、パンチや肘打ち一打一打を丁寧に見せてくれる。
格闘バトルアニメの最高峰なのでは。
タツノコ特有の機械変身や、敵の変態的メカも楽しい。
総じて70年代に、近年含めてこのレベルのアニメーションは中々無い。
時が未来に進むと誰が決めたんだ?…(ターンエーガンダムOPより)


『声優』
今は亡き豪華声優陣による貫禄の演技が、コメディー・バトル両面で光る。
故・曽我部和恭さんの初主演です。普段の三枚目と、ポリマーのブルース・リーばりの掛け声が圧巻。
故・青野武さんによる車探偵長も非常に良い、あのコミカルな味は絶品でした。
初代ジャイアンで有名な故・たてかべ和也さんの老犬男爵も番組の締めとして良かった。
バカボンのパパで有名な故・雨森雅司さんの鬼トラも、探偵長(青野さん)との掛け合いでコミカル演出。

『音楽』
典型的なささきいさおソング「戦え!ポリマー」が超カッコイイ。
今時のスタイリッシュなアニソンもいいけれど、70年代の泥くさい熱血ソング大好きです。
「ハァー!リィー!ケェェン!ポリマァァー!」
「ダンダンダンダンディンダダーン!バンバンバンバンズンババーン!」
「敵を~あざむく~影!影!かげぇぇぇ~!俺は~ハリケーン~はりけんポリーマー♪」
これが山場のバトルの度に熱唱、白熱のカンフーバトルが嫌が応にも盛り上がる!
ん~、やはりアニソンは70年代80年代に限るなぁ(懐古)
…カラオケで歌う際は、影!影!「↓かげぇ~~」のところが好きw


『キャラ』
「才能を隠すにも卓越した才能がいる」って「ようこそ実力至上主義の教室へ」2話で言ってた(元ネタはフランスの文学者らしい)
主人公・鎧武士(よろいたけし)はそれを地で行くヒーロー!
普段はドジでおマヌケな三枚目、でも車探偵長がヘボやらかすのを陰でサポート超有能、そして当然、山場のバトルは彼こそがポリマーなのだ!
まさに陰の功労者なんですが、全く嫌味を感じない好青年でした。
普段のコミカルも、ヒーローも、わざとらしくないのが不思議。
父との確執や正義の情熱もあり、きちんとキャラクターとしての魅力があった。

ヘボ探偵、車探偵長も本作のコミカルに欠かせぬ主役であった。
「名探偵コナン」の毛利小五郎の大先輩かも。
無駄に自信家で事件に首突っ込んではヘマしてピンチ、でも絶対に死なないしぶとさ。
調子いい時はジョジョ1部のスピードワゴンみたいな帽子技が結構強い。
金に意地汚かったりする俗物っぷりも含めて愛すべき男でした。
本作は彼あっての面白さ。

鬼トラ長官は無能警官なんですが、時折有能だったり、正義感強いナイスガイ。
ヘボ探偵とのライバル関係でいつもコミカル。
息子であるタケシへの愛情や、昔捉えたネズミ怪人との経緯など彼のドラマも中々。

紅一点のテルちゃんかわいい。タツノコらしいの女の子。
お金持ちでちゃっかりしている、金欠な探偵長とのやりとりもコミカル。
彼女のサポートは結構有能であった。
そして結構強い!怪人数人は普通に倒しちゃう!
武士には冷ややかだけど、憧れのポリマーの正体は知らない…

老犬・男爵も車探偵事務所の大事なメンバー。
彼がいつも(本当は武士がポリマーなのに!)と地団太踏むお約束の締めが、武士(と視聴者)のストレス肩代わりしてくれてる感じ。
探偵長が調子に乗ってヘマするのを見てコミカルなコメント出すのも彼の役目、本作のコメディーに欠かせない。
武士の唯一の理解者、がんばって活躍も多い名犬であった。


怪人たちは毎度コスプレ集団で存在自体が面白いw
でもモブは大勢殺す悪魔ども、ポリマーに蹴散らされても同情の余地なし!
数少ない女性の悪党がいずれもクセ者で魅力あり。
鬼トラと因縁のあるねずみの親分や、ポリマーの変身スーツ作った科学者、兄の復讐に囚われた男など、個別回でも良いキャラあり。{/netabare}

投稿 : 2017/08/05
閲覧 : 565
サンキュー:

22

ネタバレ

-萩- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ニコニコの一挙放送で視聴。

昔のアニメとはいえ、なかなか面白かったです。
毎回似たパターンなのはこういう題材のアニメでは普通でしょう。
最後に仲間に主人公がポリマーだとバレてしまう王道的な流れですが、いい感じに落ちて終わった感じです。

あ、犬がめっちゃ喋ります。心の中でw

投稿 : 2017/06/02
閲覧 : 387
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:----

青いブーメランパンツが超セクシー!

何やら2017年は漫画・アニメ原作の実写映画がラッシュですね。本作も溝端淳平くんが主演で5月に公開されるとか。世界観はどうやら変えてるようです。監督は坂本浩一さんですが実写「009ノ1」を見てると全然期待できない仕上がりになりそうです。
PV見た限りではガッカリ感がしますが若い人はどう思うのかな?

本作は1974年放映。映画「燃えよドラゴン」のヒットで世間はカンフーブーム(掛け声の怪鳥音「アチャーッ!」がブレイク。でもブルース・リーは前年’73に没)。
ブームに乗ってアニメでも何か出来ないかとして作られたのがタツノコプロの「破裏拳ポリマー」。タツノコ4大等身ヒーロー(ガチャマン・キャシャーン・テッカマン)の一つとして今なお語りぐさになってます。

・ギャグ(おマヌケ演技)
・お色気(パンチラ・乳〇も見える胸チラ)
・メカ&バトルアクション(悪党メカVSポリマーのTPO形態・ムチャクチャな格闘技)
・時代劇ヒーローパターン(登場時の口上“この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ。破裏拳ポリマーここに参上ぉ!”)
と結構てんこ盛りです。
{netabare}
世界観は無国籍。架空都市アメホン国(アメリカ+ニホンの造語)ワシンキョウ市(ワシントン+トウキョウの造語)で日々起こるコスプレ犯罪者集団の悪行に鉄槌を下すポリマーの活躍がみものです。

国際警察の鬼河原虎五郎(おにがわらとらごろう)長官の息子・武士(たけし)は共に正義に熱い想いはあるものの捜査の意見が違い犬猿の仲。
鬼河原長官:捜査・検挙の為ならば犠牲も止むを得ない。
鬼河原武士:人命を優先しない捜査は許されない。
折しもオレガー・スッテル博士(俺が吸ってる?)の新発明・重化合物質「ポリマー」を鬼トカゲ団が悪用の為に奪うという情報を聞きつけ、武士は単身オレガー博士の研究所に向かうが時すでに遅く研究所は炎上。
何とか逃げ出したオレガー博士を見つけた武士だが、博士はもう虫の息。鬼トカゲ団の追手が迫る中、博士は持ち出した発明品「ポリメット」を武士に託し正義の為に使うことを願い息を引きとった。
この単独行動を鬼河原長官に咎められた武士は勘当させらることに。

武士は鎧武士(よろいたけし)と名を変え、国際警察庁本部の向かいにある車探偵事務所に探偵助手として入り普段は使えない三枚目を装い、山場になると正義の超人「ポリマー」に転身して悪党どもをなぎ倒す。しかし正体は誰にも明かさず秘密にしています。
車探偵事務所の面々は、
車錠(くるまじょう):探偵長でハードボイルド気取りのオッチョコチョイのヘボ探偵。肝っ玉も小さくハッタリの拳銃は水鉄砲かライター。いつも国際警察を出し抜いて事件を解決し、名声を取りたがっている。
男爵(だんしゃく):ヤル気のない元警察犬のセントバーナード。視聴者に対してボヤキを呟いてばかり。ポリマーの正体が武士であることを知る唯一のキャラ。でも「犬」なので周りに知らせることができない(ワンワン)
南波テル(なんばテル):車探偵事務所の入ってるビルのオーナー。探偵事務所の家賃滞納に頭を痛めるも冒険好きなので何かと一緒に行動する勝気なアクティブお姉さん。ポリマーの大ファンで「イヤーン」担当。

基本ストーリーパターンは、
国際警察の会議室に武士が盗聴器を仕掛ける→国際警察の会議室で対策会議→探偵事務所で盗み聞き→国際警察を出し抜いていち早く現場に急行する探偵事務所一行(車探偵長・武士・テル)→事件進行→悪党に捕まる車探偵長・テル。こっそり逸れる武士→悪党のアジトで探偵長・テルが処刑寸前に高笑いで現れるポリマー→チートに強いポリマーの勝利→一件落着
というような感じ。

【「ポリマー」ムチャクチャ強ェェぞ】
オレガー博士が発明した高分子重化合物「ポリマー」。ポリマー粒子で作られた「ポリメット」を武士が被り、初期声紋認証で登録された武士の掛け声「転身!ポリマー!」によりポリメットから出る粒子が武士の体全体を被覆しポリマースーツを装着した「破裏拳ポリマー」に変身。
ポリマースーツは防弾・防炎・耐圧は当たり前。人間の筋力を数倍はねあげ、普段から空手の心得のある武士は独自に「破裏拳流」をつくりあげました。
破裏拳流:相手の動きや技の[裏]から打ち[破]る[拳法]らしいですが見ている限りでは[力]のゴリ押しに見えます。あと竜巻現象の一つ「ハリケーン」と語呂を合わせていているところが面白いです。ポリマー1人に複数の悪人が飛び掛かってもボコボコにされて吹き飛ばされていく様を表しているのでしょうね(吞み込まれたら吹き飛ぶ)。
それでも数で力負けしそうな時に出す気合の掛け声「ハァァァァリィキェェェェェェン(胸や手の甲の[P]文字が光る)」は子供心にはこちらも気合が入りそうでした。
そして編み出した必殺技の数々「真空片手独楽(しんくうかたてごま)」「反動三段蹴り(はんどうさんだんげり)」「幻影破裏拳(げんえいはりけん。[質量のある残像だとっ?BY:カロッゾ])」など。
さらに「新造人間キャシャーン」の「フレンダー」の如く5つのマシン形態で突貫体当たり攻撃。これで玩具売上アピールも万全!(でも当時あまり売れなかったように思えますが・・・)
各マシン形態の名前を叫ぶと全身のポリマー粒子が形状変化。
・ポリマーホーク:音速で飛ぶ小型航空機形態。
・ポリマーグランパス:大海原をいく小型潜水艦形態。
・ポリマードリル:地中を潜るドリルタンク形態。
・ポリマーローラー:道路舗装で使うようなロードローラー形態で敵を伸し烏賊に。
・ポリマーマシン:フォーミュラカー形態。あまり出番はなかった。
そんな無敵とも思えるポリマーもいくつか弱点があるわけで、ポリマー粒子が全身を覆っているので皮膚呼吸が全くできず活動限界が46分ほど。電磁フィールドが動力源なので極低温(-50℃)や長時間電流を浴びると変身が解除されてしまうことに。

’93年頃から始まったタツノコ・リメイク祭りの一つとして梅津泰臣キャラ・新房昭之監督(物語シリーズ)で’96、7にOVA化されましたが諸般の事情でリメイクは尻切れトンボの状態で終わっちゃいました(割と面白かったのになぁ){/netabare}

OPは勢いがあっていいですね。ダンダンダンダン、ディンダダーンあたりは未だ歌いにくいですが(後期になるとシメでポリマーが叫んでたような記憶があります)
EDもたまに鼻歌しちゃったりします。

「破裏拳ポリマーここに参上!」

あ~かい正義の、影ぇ~ひーとつー

闇を破って、あらわーれる~

せ~かいに危機~が迫る時ー

うーなる鉄拳、はーりーけんーーまぁ~くぅ~~

のさばる敵をひとひねりー

てんし~ん、てんし~ん、ポリマーマシン~

悪を~~斬るっ!

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 1010
ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝1

(チャッチャッチャラチャー♪)破ぁぁ裏ぃーけ──ん、ポリマー♪の出だしで佐々木功が歌う燃える主題歌に、圧倒的な力と技で敵を叩きのめすアクションと、魅力を挙げればきりがない作品です。
アメホン国ワシンキョウ市という無国籍な架空の都市を舞台に、はびこる悪党どもを叩きのめす正体不明の正義の味方ポリマーというのが大まかなストーリです。
ドジで間抜けな探偵、車錠の助手で国際警察庁の情報を盗聴するのが唯一の取りえである鎧武士、しかしてその実態は科学忍者隊(って違う)もとい破裏拳ポリマー。
彼は、鬼河原国際警察庁長官の息子であるが、親とケンカして行方不明中で、劇中でも長官に見つからないように行動してます。
それに紅一点の美少女南波テル、元は警察犬である老犬男爵(唯一ポリマーの正体を知っている)
基本的にはお気楽なアクション物で、毎回同じ流れでなんですが、特に印象的だったのが最終回ですね。
とうとう悪の一味に正体がばれ、処刑されようとする武士と仲間達の元に、取り返してきたポリメット(ポリマーに変身するヘルメット)を必死に渡す男爵。
そして皆の前でポリマーに変身して正体がばれる武士
全ての敵を叩きのめした後、正体を知った父の鬼河原長官とポリマーの姿で言葉を交わす武士のシーンがなんともいえなかったです。
ラスト、正体を知った車探偵長とテルの武士に対する態度とセリフも笑わせてくれましたし、万人受けという訳ではないですが、個人的にはお気に入りの作品です。

投稿 : 2015/06/29
閲覧 : 598
サンキュー:

11

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タツノコプロ色が強い!

『新造人間キャシャーン』、
『科学忍者隊ガッチャマン』の
系譜を受け継ぐ、タツノコプロ色の強い作品ですね。
ただ、、『キャシャーン』がシリアスだったのに対して
この作品はコメディ路線でした。
ただ、格闘技ものをイメージしていたので
主題歌等はすごい「気合」が入っています。
【これは2つの意味で、、、
1つはささきいさお氏の声が、
もうひとつは空手等の【チェストー!!】の
掛け声的な】
だから、正直本気なのか
ギャグなのか子供には分からない微妙な作品でした。

投稿 : 2015/06/26
閲覧 : 752
サンキュー:

1

ネタバレ

もあにめ♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすが、タツノコプロ。

17話の 「ポリマー誕生の秘密」 では、ポリマースーツはどのようにして生み出されたかという大きなテーマにふれるので、コテコテ、ジャリジャリ感たっぷりなメカを好みとするファンにとってはたまらないでしょう。1974年ではすごすぎますね。ポリマーマスクには、空から海までこなすためのアクションモードがあらかじめプログラミングされているマイコンカプセルや、そのためのスライドシステムがつまっているんです。1980年レベルのスパテクとくらべてみても、かなりすごいほうに思えます。

それとは変わりまして、バトルシーンでは、ひどく笑わせてくれるトルネードスピンw (大好きなエフェクトです!) や、声のバリエーション、またはアップダウンが見どころ。

投稿 : 2014/09/27
閲覧 : 363
サンキュー:

3

きききき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

この作品大好きです。
タツノコプロにしては明るい作風でしたね。

投稿 : 2014/04/17
閲覧 : 519
サンキュー:

1

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

◎「敵を欺く 影 影 影ぇ~」
『破裏拳ポリマー』は やっぱりキャラクターの作品ですよね。
それも主人公の武士のおちゃらけぶり もそうだけど、皆に愛されている車錠探偵長(愛銃は水鉄砲w)とか南波テル さんや犬の男爵まで。
本当に車探偵事務所は楽しい所ですね。
 薔薇十字探偵社クラスですw
 雰囲気が好いんだな。うん!

OVAは未完なんですね。

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 562
サンキュー:

4

たま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2023/03/12
閲覧 : 16

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/03/17
閲覧 : 39

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2019/03/06
閲覧 : 89

ひみこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 100

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/08/05
閲覧 : 108

ま いっか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2016/03/06
閲覧 : 104

rfuka さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 87

マウイんぐ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/06/23
閲覧 : 160

ややうまし さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/02/21
閲覧 : 127

全日本おしうり組合 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2013/07/23
閲覧 : 150

黒川白愛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2012/11/09
閲覧 : 156

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破裏拳[はりけん]ポリマーのストーリー・あらすじ

70年代前半、ブルース・リー映画ブームの熱気の中で制作された、タツノコプロのSF格闘アクション。ワシンキョウ市の一角に、私立探偵事務所を構える車錠。彼は国際警察のおこぼれに預かろうという、しがない探偵だ。だがその助手で見た目も凡庸な若者・鎧武士は、実は国際警察・鬼瓦長官の実子で、変身強化服を身にまとう正義の味方ポリマーだった。頑固な父に反発する武士=ポリマーは正体を隠し、今日も世の悪と戦い続ける。(TVアニメ動画『破裏拳[はりけん]ポリマー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1974年秋アニメ

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