富士山 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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今、そこにいる僕の感想・評価はどうでしたか?
富士山 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まだ初心者 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
観終わった後かなり憂鬱な気持ちになります。アニメ初心者はまだ観ない方がいいです。あらゆる名作アニメを観て、観るものがなくなったときに観るアニメです。
自分はこのアニメを10作目か20作目ぐらいに観てしまって、「失敗したーっ」と思いました。なぜかというと、これの後に観たアニメの内容が全然頭に入ってこなかったからです。これの後に観たアニメも決して面白くないアニメではありません。基本的に評価の高いアニメしか観ないので名作の部類に入るアニメだったと思います。それでさえも頭に入ってこないぐらい強烈な内容でした。
どんな名作アニメも前提としてフィクションということが頭にあり、実生活にまで影響を及ぼすことはないですが、このアニメは民族浄化や少年兵など現実社会とリンクしている重たい内容が多く、「マジかー。もうやめてくれよ」と思うようなシーンがたくさん出てきます。そういったリアルで重たい内容がトコトン暗い気持ちにさせるんだと思います。
絵と内容のギャップがハンパないです。絵はかわいいのに内容がドぎついです。あと音楽が良いです。演出もすばらしいです。
ただ、アニメを楽しみたい人にはお勧めできないアニメです。マジで閲覧注意アニメです。評価の高いアニメ100作以上観てますが自分の中ではこれが断トツです。これより精神的ダメージがあったアニメは今のところありません。
蓬(Yomogi) さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
clooga0505 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
ヴァッハ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
hottikiss3 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
私は結構絵柄気にするタイプでして
古すぎたり、萌えに走り過ぎな絵柄は
見れなかったんです。
この作品は、たまたま表紙にだまされて
そんなに古くないっておもって見始めてしまいました
すると絵的にやめようかと思ったけど
それが関係なくなるくらい物語に引き込まれました。
鬱アニメと言われますが、たしかにそうです。
でもただの鬱作品なのではなく
それ以上に、いろいろなことを考えさせられるアニメだと思います。
人間の残酷さ、愚かさ、でもそうするしかない状況で
どのように生きるのか。
はじめは感謝する。ありがとうを言える。
でも、慣れてくると、感謝しなくなる。
あって当たり前になる。
次第にないと怒るようになり、争いが始まる。
命をつなぐことの大切さ
大丈夫、と他人に気安く言っていいのか
もし資源不足になった時、誰が責任をとるのか。
独裁者はなぜ独裁者になったのか
子供による女子供の虐殺で子供には罪があるのか
その環境で育ってしまった人は悪なのか
話し合いによる解決はどうしても時間がかかること
戦争は復讐の連鎖しか生まない
その連鎖はどこかで断ち切らなければならないけど
それをもし自分がそんな立場に立った時に
断ち切ることができる人がいるのか
今自分がどんな時代にいるのか
などかなり考えさせられました。
ぜひ見るべきです。もっと広まってほしいです。
平和を生きる私たちはもっとこの系統の話題について
考えるべきだと思いました。
OPは歌なしです。なんかインドチックです。
この物語の悲惨さを表すような曲。
EDはかくれた名曲だと思います。癒し系。
ここまで救いのない作品ですが、EDのみ毎回救われたように思います。
映像について、かなり感心しました。
1999年の作品ということですが、
迫力の出し方、間の取り方、こまかい描写など
感心しっぱなしでした。
そのあたりのきめ細やかさは
最近の作品には見られないと思います。
映像がキレイなだけが、評価すべき項目ではなくて
いかにその映像を見ている人にその状況の伝えたいことを伝えれるか、引き込ますことができるかが、重要なんだ、と思い知らされた。
とにかく私の中ではかなりの名作です。
ぜひ見てください。
ナブカはこの作品のなかで一番すきなキャラクターです。
お抹茶 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
無限のリヴァイアス・なるたる・ぼくらの・クロノクルセイド等の鬱作品が好きな人にはお勧めです。
ただ主人公には感情移入があまりできないかと思います。
諸悪の根源のハムドもすごく嫌なやつです。
暴力描写が多く、人がどんどん死にます。希望も何もありません。
missing31 さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイトルの通り。
最近のアニメでは無いので古さはあるけど
まとまった良い作品。
手塚治作品ぽいかな。
汚い人間、弱い人間、無垢な少女、
そこで生きていく子供たちの話。
ゲパルト さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
戦争の悲惨さがテーマのためとても見ていて辛い描写があって一気に見るのはきついですが今の日本人にはぜひ見てもらいたい作品です
瑞樹 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初は微妙、と思っていたけれど、だんだん人間同士の葛藤が濃くなっていって、物語は面白くなります。
けれど……良い作品、なのですが、「あれはなんだったのか」「これはなんなのか」そういったつっこみがかなり多く残ってしまう。それが非常に残念。
わかりやすい鬱アニメが好きな方にはおすすめできる一作。「うわぁマジかよ…」「やめてくれよ…」という感想を抱けるかと。
皆人 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白いは面白いのですが、内容がちょっと、いやかなり、人を選びます・・・
色々な意味で一筋縄ではいかないアニメなので、見る人によってはかなり嫌悪感を抱いてしまうかもしれません。
それでも、間違いなく見て後悔はしないと思います・・・しないはず・・・しないよね・・・・しないと良いなぁ・・・
髭華一 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
この作品はハッキリ言って嫌いです。
要は人間観察をするタイプの作品なんだろうけど、全てが作為的に感じられる。
非常にシビアな異世界トリップものではあるし、私の好きなジャンルなんですが。
戦争中だからだろうとは思うんだけど、
ハムドを始めとする狂人達のあまりに理不尽な行動はさすがにどうなのかなと。
別の角度から彼らを映し出さなかったのは、狙いでもあるんだろうからそれで良いんでしょう。
だからこそ腹立たしく感じてしまう部分もあります。
主人公について。無力なのに強靱。
非常にタフネスで自己主張が強い。いくらボコボコにされようとも結構頑丈。
何かよく分からないけどララルゥに執着し、異世界において頑なに持論を展開し、
叫んでいたと思えばいつの間にか平然としていたり、こんなにすげー主人公いないよ(笑)
活劇アニメなら違和感はないが、本作は世界観との摩擦が半端じゃない。
戦時の異世界に放り込まれた人間の芝居としては甚だ狂ってるものに見えるし
それゆえ本作における葛藤にも違和感を覚えてしまい、暴力描写以外見所はなかった、個人的に。
もちろん意図的に不自然なものとしているのは分かるけど、戦争自体が嘘っぽく見えちゃうのはどーなのかなと思ったり。
主人公に悲惨な末路を辿らせる事もなく、成長させるわけでもなく、後味最悪の作品です。
そこに意味を見いだせるか否かで印象が変わってくるんじゃないかなと。
バックボーンの異なる登場人物の主張の激突は見られましたが、主人公がメタ的役割に留まってしまったのは消化不良感が漂う。
少しだけ似たところがある作品として「ストレンジドーン」があるけど、あれは戦争なんてどうでも良かったからなぁ・・・どちらの作品も異世界に放り込まれた無力な人間を描いたという点で意味のある作品だと思います。比較すると面白いかもしれないですね。
なんだかこきおろしてしまったかもしれませんが、一見の価値はある作品だと思います。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
この作品を見るきっかけになったのが外国人のブログを翻訳してるサイトを見たからです
海外でも放送されたのかは知りませんが、かなりのご意見でした
戦争の悲惨さが詰まってると・・・
確かに見ていると暗くてやるせない、理不尽・・・
製作者の訴えたいことは判るのですが、何かが引っかかるんです
なんでおかっぱの独裁者に部下が従うのか、だってカリスマ性ゼロですよ?
それに主人公の無責任な慰め「生きていればなんとかなる」これは・・・
最後に自分だけ・・・ねぇ・・・・
mikura さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
中学生の主人公シュウが不思議な少女ララルゥと出会い、巻き込まれる形で遠い未来(百億年後?)の地球の軍事要塞ヘリウッドに連れてこられる。
太陽は肥大化しており、大地は砂漠化し荒廃している。そんな滅びゆく世界の中にあっても、人々は戦争を繰り返し、殺し合い奪い合っているのでした。
ヘリウッドの兵隊として組み入れられたシュウは、平和主義で銃を持つことも拒むのですが、そんな彼の態度は受け入れられず、むなしく響く。
憎しみの連鎖は悲劇しか生まないとわかっていても、殺さなきゃ殺されるし、復讐心を抑えることはとても難しい。
人間は理性はあっても、結局のところ欲望や感情が原動力となっている生き物です。
そのあたりがこの作品のテーマであるように思いました。
以下ネタバレの感想。
{netabare}
ララルゥの正体は結局わからない。ペンダントを使い水を出して操ることができるが、使うたびに命が縮まるという。 普通の人間の数万倍生きていると、作中で本人が言っています。
「私が水を出すたびに、人々は最初は感謝するが、やがてそれで戦争を繰り返す」と言い、水を出すことを渋る。
地球環境を守るために人類が作ったシステム的な人工知能なのかなと思っていましたが、彼女は最後に地球に水を溢れんばかりに生み出したあと、透明になって消えてしまう。
神様のような何かとしか思えない。
作中世界がどのくらい未来の地球なのかはっきり語られることはないのですが、冒頭の英文の通り百億年後だとしたら、太陽はとっくに燃え尽きて地球もなくなっている頃だ。
要塞ヘリウッドは水を燃料にして飛行することができる。それゆえハムドはララルゥに水を出すように度々せまるわけですが、「水」を燃料?
蒸気機関や原子力発電のように、エネルギーの伝達媒体として水を使っているわけではないらしい。
レーザー核融合を行っているような描写がある。いやもちろん私も反応している核融合炉の中なんて見たことないんですけども。
水→重水→重水素、重水素どうしで核融合という反応が、あの熱球の中で起こっているのかな?
狂王ハムドに最後まで忠誠を尽くすアベリアが良かった。特にカリスマがあるわけでもなく、精神不安定で残虐な彼になぜそこまで尽くすの? と思わざるをえませんでしたが、不条理を飲み込んで芯を通す姿が印象に残りました。
{/netabare}
runguren さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
楽観的な熱血主人公に、周りの人たちが巻き込まれていく話。主人公の正義感あふれる行為が、周りをどんどん不幸にしていくが、主人公はそのことに気づかず突っ走っていく。
巨大な権力の前には何の役にも立たないということを思い知らされるアニメ。
主人公がアホすぎてイライラする
ぽぽたん さんの感想・評価
2.1
物語 : 4.0
作画 : 1.0
声優 : 2.0
音楽 : 1.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
papa0080 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
50億年後、水の星ではなくなり、荒廃した世界では水と星の覇権を争っていまでも戦争が続く
そんな世界に突然放りこまれてしまった主人公シュウはその世界の現実を見る事に
何気なく手に取って、何気なく見た作品でしたが
その内容は非常に面白く、見て良かった作品
主人公のほかにサラという外国人の女の子も同様にこの世界に飛ばされています
シュウの他にもサラが体験する事も大変ショッキングで、印象深い
荒廃した世界で戦争が日常時の男手と女手がどういった役割か
その現実を体験する二人は各人共に辛いものとなっていくのは予想出来る
その中にあっても絶望しないシュウ、監督は彼に何をさせたかったのか、なかなか難しい所
それはどんな状態でも希望を持つ事の強さを訴えているのか
作中シュウは常に前向きに生きますが、だからこそこの世界に生きる人間を傷つける
このような姿を見せられて、一体自分はどんな答えを出せばいいのか
この物語の解釈はそれぞれにゆだねられているのかもしれません
自分としては希望を持つ人間の力強さ、絶望からさえも立ち上がれる強さ
この様な事を見せたかったのかな?と思っています
気軽に勧められる作品でない事は確かなので、覚悟を決めて視聴する事をお願いします
一度見始めたら作品自体は先を見たくなる、視聴を断念するという事はおそらくないです
そういった意味ではアニメとして及第点はあげられるかもしれません
てぽ さんの感想・評価
3.4
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
万人受けはしない作品だと思います。
絵が絵なので逆にストーリが際立って感じられた点が非常によかったです。
観ようと思う人は気合を入れて楽しんでください。
あいすまん.第一形態 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
活発な少年がある運命を背負った少女を独裁者から守るお話。
軸は明らかにラピュタや未来少年コナンと似ていますが、ひたすら戦争の生臭い部分だけを描き続ます、まさに反ジブリの冒険鬱劇という感じでしょうか。
このサイトで軽く傾向を探り、鬱展開は望む所だと思い挑みました。が、3話で早くもポッキリ心を折られ一時断念。
感情の捌け口を主人公シュウの活躍に託したけれど、それもひたすら裏切られました。
一向に決断も成長もせずに喚き続ける主人公も、
一貫して愚かに描かれる大人たちも、
悲惨な境遇に生きる子供たちも、全ては戦争の愚かさ、悲惨さについて考えさせるための演出なのでしょうが、あまりに救いが無さ過ぎます。
徹底して救いの無い世界から何を学ぶかは視聴者次第という所でしょう。
他に類を見ない作品、強烈な作品なのは間違いありません。
個人的には2つほど不満なことがあって、
{netabare}
まず終始子供の視点から描かれていて、大人は一貫して馬鹿な敵、悪者だということ。
それ自体は構わないのだけれど、少々行き過ぎいていて逆に安っぽい茶番劇のように見えます。
それとレイプの描写。 少女をレイプさせるだけで扱いは簡単だし、戦争の暗黒面を描くのには非常に強力な武器だと思う。だけどこの手段を使う以上、徹底的にご都合主義を排除して欲しかったです。飛び道具に頼っていて物語が追いついていない様に見えました。
{/netabare}
「徹底的に救いのない世界を描く」という目的だけが先行したある意味最悪の物語ですが、アニメ通を自称するうえで開けておいて損はないと思います。
ワタ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あまりにも衝撃的過ぎる作品。
ジブリ作品のような可愛らしいキャラデザでボーイミーツガールものが始まるかと思いきや、
主人公の少年シュウがタイムトリップした先は、悲惨な戦争の世界だった。
ファンタジー要素を含みつつも、戦争を真正面から、ドキュメントタッチで描いている。
画面から血の臭いが漂ってくるような、生々しい描写の数々。止まらない憎しみの連鎖。
どうしようもなく理不尽な世界に対して、人は何ができるのか?どう生きるべきなのか?
色々考えさせられる内容であり、人間の愚かさや醜さ、そして無力さを痛感させられる作品。
シュウの明るく前向きな性格は一貫しており、戦争が日常の世界において際立っている。
主人公補正で活躍する場面は多いが、結局のところシュウもこの世界では無力でしかないと
否が応でも思い知らされる。根拠のない無責任な言動で人を傷つけるシーンが何とも痛々しい。
他のキャラに関しては、やはりサラのインパクトが凄い。
アニメ史上最も不幸なヒロインと言っても過言でないくらい、あまりにも悲惨な境遇。
殺したくない、けど生きるためには・・・そんな少年兵ナブカの葛藤も見所。
狂王ハムドのイカれっぷりも凄まじい。ハムドによる次回予告は必聴。
ただ、ハムドが何故狂ったのか、側近のアベリアを始め何故こんなハムドに反旗を翻さないのか、
その辺りの描写が不足している点は不満。
・作画
キャラデザに古臭さはあるものの、背景絵はきっちり描き込まれている。夕日の美しさに感動。
・声優
モブの幼い子供キャラにリアルの子供を配役するなど、リアリティに拘っている。
あとは何と言っても狂王ハムドを演じる石井康嗣の怪演。
・音楽
ラテン調で物悲しいOP(インスト)が実に印象的。岩崎琢による劇伴も作風と絶妙にマッチ。
{netabare}
物語の都合上、ララルゥの不思議能力でヘリウッドは水没し、戦争は終局を迎えるわけだが
多くの人が犠牲となり、残された人々が今後生き延びられる保証もない。
結局のところ問題は何も解決せず、悲惨な現実を前に人はどうしようもなく無力なのだ。
だが、無力であっても希望を見出して生き続けることが、本作の伝えたい事であると感じた。
シュウがサラに対して投げかける「大丈夫だ、生きてりゃ良いことだってある!」という台詞は
根拠のない希望であると同時に、不条理な現実に対するせめてもの抵抗のように思える。
最終話で、水没するヘリウッド内で「大丈夫だから!」と子供達を励ますサラは
シュウの言動に少なからず理解を示したと言えるだろうし
女性として、人間としての尊厳を踏み躙られ続けたサラの成長・力強い生き様を感じ取れる。
{/netabare}
終始陰鬱な描写が続くので、欝に耐性のない方には勧めづらいのだけれど、
戦争を題材にした作品として一見の価値はあると思っています。
ぼんぞう さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
・パケの影はほぼ出番無し
・静止画多め
・戦争モノ
・曲の雰囲気作りは良好
・メッセージ性の塊
主人公が子どもの作品に目立つが、言い分が支離滅裂。
圧倒的に話数が足りない、設定・キャラ作りの甘さが目立つ。
完成とは呼べない、土台の良さからもっと上を目指せる作品。
teishi さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
myutan さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
coldikaros さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
今まで重いと言われる作品を数々見てきましたが、少なくともここまで直接触れてくる作品は他に無かった。
正直アニメをまだ下に見ていたようだなと思い知らされました。これは隠れた名作と言ってもいいんじゃないかと思います。
とは言っても、この作品はレイン並みに人を選びます。あまりに救いがなくあまりにリアルだからです。
悪役ですら人間の側面をよく捉えており、完全には否定できない。だから、非常に胸糞悪いです。
それにも関らず、ラストはこれ以上は無いと思えるほどの物になっています。完成度高いです。
ひょっとしたら耐性あるんじゃないか?と思う人は見て下さい。損はしません。
makkotty さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Ryuvay さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
主人公はとてもまっすぐな性格の元気な剣道に励む男子中学生だった。
ある日不思議な少女に出会う。
そして光とともに何時とも知れぬ未来の世界に飛ばされ、否応無く戦争に巻きこまれる主人公の過酷な体験を描く。
いかにもアニメらしいデフォルメされたかわいい顔のキャラクター達が殺し合うさまはどこかシュールな情景である。
いつもは「ほのぼの系」や「恋愛系」などが多い大地監督が見せた戦争の残酷さと残虐さ。そして追い込まれた人間の醜さ。
軽く鬱になりますね。それでも希望を失わず殆ど気合で頑張る主人公。過酷な状況での主人公の言葉は、時に重くあり、時に残酷でいて軽はずみ・・・。
感動とかそういうものではないです。
どちらかといえば、ドキュメントタッチ。
たまちゃん さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ちゃぶ台返し さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
監督が大地丙太郎ということで、「おじゃる丸」の様なギャグや温もりを持った作品ではないかと誤解される向きも多いかもしれないが、否、それらは一切排除された作品である。シンプルな描線で描かれたキャラクター(子供)が、これ以上ないほどの艱難辛苦に晒され、過酷な現実を思い知らされる残酷。監督自身、かなり思い悩みながら製作していたというのも頷ける一作。「無限のリヴァイアス」と並び、2000年前後に製作されたアニメで1,2位を争う程の素晴らしい欝作品。だが、見る価値は十分にある。この作品を世に出した監督の意気込みは賞賛されるべきではないだろうか。
今、そこにいる僕のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
今、そこにいる僕のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
50億年後の未来の戦争に巻き込まれてしまった平凡な少年のサバイバルを描く、少年冒険SF。「おじゃる丸」「こどものおもちゃ」の大地丙太郎が監督、助監督は宮崎なぎさ、則座誠。松谷修造(通称:シュウ)は、ある日、ララ・ルゥという水色の瞳を持つ少女と出会う。彼女は、地球の未来を左右する力を秘めたペンダントを持っており、それを狙うハムドという50億年後の未来の独裁者から逃れるため、現代にタイムトリップしてきていた。だが、すぐに追っ手に見つかり、ララ・ルゥと共にシュウも未来に連れ去られてしまう。そこは、海が干上がり、地表も9割が砂漠と化している、まさに死に瀕した地球だった。そのうえ、その少ない水と星の覇権をめぐって起こった戦争によって、殺戮と略奪が日常化していた。否応なく戦争に巻き込まれてしまったシュウは、同じくこの時代に連れてこられたサラとなんとか生き残る道を探るが…。(TVアニメ動画『今、そこにいる僕』のwikipedia・公式サイト等参照)
岡村明美、名塚佳織、仲尾あづさ、今井由香、小西寛子、陶山章央、石井康嗣、安原麗子
監督:大地丙太郎、助監督:宮崎なぎさ/則座誠、構成・脚本:倉田英之、コンセプトデザイン:山崎健志、キャラクターデザイン:大泉あつし、総作画監督:西野理恵、美術設定:佐藤正浩、美術監督:野村正信、色彩設計:秋山久美、撮影監督:斎藤秋男、編集:松村正宏、音響監督:田中一也、音響効果:山田稔、録音:名倉靖、音楽:岩崎琢
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1999年秋アニメ
かつてこの世の全てを手に入れた伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが遺した、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾人もの海賊が覇権を賭けて争う大海賊時代。そんな時代に生まれ、幼い頃の命の恩人である海賊赤髪のシャンクスに憧れる少年モンキー・D・ルフィは、「ゴムゴムの実」と呼ば...
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放送時期:1999年秋アニメ
主人公のゴンは幼少期、森の中で凶暴なキツネグマに襲われそうになったところをカイトというハンターに助けてもらう。そして、カイトは父親・ジンの弟子であるハンターで、ゴンは父親の人間的な魅力・偉大さ、ハンターの素晴らしさを聞かされ、ハンターという職業について憧れを持つようになる。 ...
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放送時期:1999年秋アニメ
2137年、大規模な太陽フレアによって出現した高密度のプラズマ雲が黄道面を境に太陽系の南半分を覆いつくし、地球も南半球が壊滅、17億もの人命が失われる被害を受ける。このフレアは「ゲドゥルト・フェノメーン」、プラズマ雲は「ゲドゥルトの海」と名付けられた。2225年、地球の衛星軌道にあった...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1999年秋アニメ
西暦2018年、突如日本に出現した謎の物体「ヘテロダイン」。ヘテロダインに対しては軍による総攻撃も意味を成さず、最終的にOE兵器の使用という惨事をもたらして、事件は終結した。それを撃退する為に国連安全保障軍(安保軍)が建造したスーパーロボット「ダイ・ガード」は、事件後に制定された『...
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放送時期:1999年秋アニメ
時は今から100年後、ところはかつてマンハッタンと呼ばれていた「記憶を失った街」パラダイム・シティ。この街の住人は、40年前に起きた“何か”によって、パラダイムシティを残し他全ては死滅、そしてそれまでの記憶(メモリー)を―その“何か”に関する事も含めて―全て失っていた。しかしメモリーは、...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1999年秋アニメ
頭文字D Second Stageは、「頭文字D」シリーズの第2期作品。公道において自動車を高速で走行させることを目的とする走り屋の若者たちを描いた作品である。1995年の半ばから、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載。北関東の名立たる峠道を舞台に、本来ならば「若葉マーク」である筈の主人公、...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1999年秋アニメ
車や新幹線などがロボットに変形・合体するヒーローアニメの定番「超生命体トランスフォーマー」シリーズ。その中でも、もっと人気が高いと言われるビーストシリーズの第4弾。アメリカで制作された作品で、「ビーストウォーズ」シリーズ1作目の直接の続編に当たる。不時着した惑星が太古の地球だと...
ジャンル:OVA
放送時期:1999年11月12日
ミュウツーの逆襲本編(CG処理を施したリメイク版)に加え、 前日譚ラジオドラマ「ミュウツーの誕生」アニメ版 「ピカチュウのなつやすみ」を収録。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1999年秋アニメ
50億年後の未来の戦争に巻き込まれてしまった平凡な少年のサバイバルを描く、少年冒険SF。「おじゃる丸」「こどものおもちゃ」の大地丙太郎が監督、助監督は宮崎なぎさ、則座誠。松谷修造(通称:シュウ)は、ある日、ララ・ルゥという水色の瞳を持つ少女と出会う。彼女は、地球の未来を左右す...
ジャンル:OVA
放送時期:1999年12月18日
人気ゲーム『サクラ大戦』シリーズのOVA化第2弾。ゲーム版『サクラ大戦2』のエンディング後、『サクラ大戦3』の舞台となる巴里への留学準備をしている華組隊長の大神が、隊員たちとの思い出を回想するという形式で物語は展開。全6話構成で、シリアスなエピソードからコミカルテイストなものま...