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「超電磁マシーン ボルテスV(TVアニメ動画)」

総合得点
64.1
感想・評価
30
棚に入れた
133
ランキング
3994
★★★★☆ 3.5 (30)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.6

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超電磁マシーン ボルテスVの感想・評価はどうでしたか?

ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

傑作ではないかもしれないが間違いなく名作

侵略宇宙人ボアザン星人が地球に襲来!現在行方不明の剛博士はすでにこれを予期し、秘密兵器ボルテスVを造っていた…その息子や仲間たち5人がパイロットとなり、地球の危機に立ち向かう!

実写映画公開に先駆けてyoutubeで無料公開されていたのを何とナシに見てみたら、おいおいこりゃ名作だ!
設定とかはスーパーロボットものらしい大味加減なんだけど、重要人物が退場したり新たな秘密が明らかになったり、ストーリー展開は目が離せないドラマの連続!敵陣営にも様々な思惑が交錯していてとにかく人物描写は濃厚。そう、濃厚なドラマなんだけどスーパーロボットらしい大味さ…このバランスが見事!昔のアニメらしい展開の早さもあって、気軽に見れるのに満足度が高い作品になっている!

個人的に気に入ったのが、パイロットメンバーが「任務の達成のためなら己を殺せ」みたいな、自分勝手に走らずチームワークを優先するシーンが多いところ。もちろん毎回がそういうわけではないけれど、個ではなく組織として立ち向かう、というのが好きな自分にとってすごくツボな要素だった。キャラ単体で見れば「熱血」や「ニヒル」といった定番キャラではあるが、濃厚なストーリーの中でこれもまたいい大味加減となってバランスが素晴らしい!

こういうこともあってロボットバトルの迫力を楽しむというより各キャラのドラマを楽しむことが多かったアニメだった。もちろんバトル部分も楽しめるし割と絶対絶命のピンチになるので「え、やべーどうすんの!?」とついつい見入ることもしばしば。いやぁ面白いなぁ。

全40話とちょっと長いが最終話まで様々な人間ドラマが入り乱れ、楽しさ・面白さいっぱいのアニメであった。傑作と言うには尖りが足りないかもしれないが名作であると間違いなく言える。大人こども関係なく是非とも見てほしい作品だ。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 40
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シン SFスーパー英雄(?)列伝92

ドラマ性という観点で見れば、ガンダム以前の作品の中で恐らく最高の作品ではないでしょうか。
もちろん、個々の話では素晴らしいものも他の作品でありますが、連続ストーリー物としては、ボルテスVが一番(byハルク・ホーガン)だと自分は思います。

ただ、その分、明るさというか娯楽性という部分で、前作であるコンバトラーVの方が優っているんじゃないでしょうか。
ここら辺が難しいところで、この問題は、同じロボット物であるマジンガーZとグレートマジンガーの関係にも当てはまるかと思います。
明るい前作との違いを描く為に、ハードな部分を強調した結果、エンターテイメント性が薄れてしまうのは、この長浜作品の2作にも当てはまると思います。
昔はそこが、カッコいいというか(苦笑)高尚になったと勘違いして観てた部分もあったんですが(汗)このボルテスVは、ホントにドラマは見ごたえがありました。
でもね~、どうにもボルテスVがカラス天狗に見えて(おいおい)カッコ良くなかったです。
それとやっぱりコマよりヨーヨーの方が・・・(これこれ)

一方、敵側の方は、コンバトラーよりも、こっちの方が好きでした。
ラストでのプリンス・ハイネルと剛三兄弟との因縁は盛り上がりましたね。
主題歌を歌うのはミッチーこと堀江美都子で、恐らくロボットアニメの主題歌を、女性が一人で歌うのはこのボルテスVが初めてではないでしょうか。
前作ののようにスピード感溢れるノリのいい唄ではありませんが、落ち着いた感じで、この作品に良く似合ってると思います。
一方、エンディングの「父をもとめて」もいい歌でしたね。
この手で~♪乳(ん?)を~抱きしめる日のことを~♪

おい、ちょっと待て、1字違ってるぞ(ああっ、マトモに感想書こうと思ったのに・・・)

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 80
サンキュー:

6

ネタバレ

nas さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

実写化の前に見ときたいなと思って

5話
三笠の話があるとは思わなかった。でも三笠じゃなくても別にいい話だったな

6話
一平も健一もヒートアップするのが速い
あと東京はもうこれほぼ滅んでねぇかな…

7話
健一のぶっ壊してやる!からのもちろんだよもう立派な隊員の一人として役立ってるじゃないかでダメだった
戦士の気概みたいなところでキレるのはわかるけどタックンは別によかっただろ…
でも軍人的にはアウトなのかな、どうだろう
あとカリーゼンが美人だった気がする

10話、11話
長官熱いな

投稿 : 2023/01/07
閲覧 : 109
サンキュー:

1

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

民放局で復活!(実写)

むかしの作品なのでスパロボで見た機体との認識です
アニメは見てません
復活ということでWikiると”フィリピンでの評判”という項目あり!?
なんで?
読むと、当時の政権打倒してアキノ政権がなんだかんだと面白い話が載ってます

そうなんです、フィリピン民放局で復活なんです
https://www.youtube.com/watch?v=XJ4ChZPlikM
実写ねぇ~と思って動画みてみたら期待値やばいw
ちなみにフィリピンパブでアニメOPを歌うとモテるそうです
なんせ視聴率58%だったそうですから!

フランスの「グレンダイザー」やブラジルの「ジャスピオン」の熱と一緒なんでしょうが、
ボルテスVの作中で革命が起こり独裁者を倒す内容もあって大統領が禁止令を出した説
これがフランス・ブラジルより熱気があって面白いです

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 159
サンキュー:

0

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

亜鉛とダイキャスト製でも超合金

AT-X 纏め放送で視聴
コンバトラーから間を開けずに視聴出来たので
比較できたのは良かった

全40話 コンバトラーが52話なんで理由が少し気になる🤫

コンバで キャラチェンジしながらも 悪役やり通した
市川治 が又々 悪役で登場😑
今回は次回予告も担当し 毎回、御期待ください!!
と閉めてくれますww

今作ではボアザン星人が地球に攻めてきた
1話では地球防衛軍が戦闘機で迎撃に当たってますね
肝心のボルテス何ですが コックピット廻りはコンソールが増え
メカニカルな表現が多くなってます

合体に関しては 頭部から 肩と腕に当たるパーツがドッキングする時に
わざわざ反転する演出が有り その間に狙われるだろ・・😑
と思わされたが 
製作は気にならなかった様で 
演出が変更される事は無かった・・・~(´∀`~)

ロボの動きは以前より 重い感じに描かれ
巨大ロボ の重厚感は感じられた

パイロットは 健一 大次郎 日吉 の剛3兄弟と めぐみ 一平 
の5人組
同時期の 時代劇アニメや 柔道 空手 
作品での表現を流用したかったのか?

本筋には関係無さそうな 格闘シーンが良く挟まれてた
わざわざ動きの鈍いロボットで 剣による格闘戦を
やたらと描き 今回の敵ロボは余りカクカクしてない
サイボーグ的な造形だったので剣で切り裂く演出は
生々しく 私には微妙に感じられた🤔

前作の 水木一郎 の歌で終わりの演出は
流石に見なかったw 今作のOPは 堀江美都子 
秘密のアッコちゃん等で 声優もやってましたね

コンバ ボルテ マジンガ と言い 毎回装甲を切り刻まれてるが
余程で無い限り即日に改修されてて
メカニック含む裏方の優秀さに 驚愕(´゚д゚`)

今作では 裏方のスタッフもストーリーに絡み
色々と差別化を図ったのが見て取れる

全般の指揮を取っていた 浜口博士 の後任
左近寺博士 登場 武闘派で
替えの聞かないメインパイロットを鉄拳制裁((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ブラック企業の社長を地で行く感じの
ヤバめの御仁 最終回まで殆んど教養は感じられなかった( ´-ω-)

中盤辺りで ボルテスチームの裏方メンバーの
親族が敵対してるアザン星人に拉致される!!
この頃 剛博士がボアザン星人だったと
情報開示があり

男性スタッフの中村が 動揺して酒を飲んで暴れだす!!(゜ロ゜ノ)ノ
一応民間施設だろうけど
軍隊並みの設備でそんな事起きたら 拘束又は追放やむ無しと思いますが
同じく被害を受けた 看護婦が (時代に合わせた表現)
ちょっとお酒を飲んで愚痴を こぼしても良いじゃない
的な屁理屈をゴネだす

中村は酒の勢いでボアザン野郎は 全員ころす
と言い放ち 看護婦も同調
ボルテスチームの一平は
剛兄弟や他の皆も家族を殺されたりした同じ被害者だと正論を
言い中村を殴り飛ばすが 頭の弱いスタッフ達と
軋轢が生じだす

暴君 左近寺博士は中村の追放を決定
何故か剛兄弟の立場が悪くなるww
無能な左近寺の統率力と人望の無さの現れかなと思いますが

さらわれた 中村の両親は 息子はお前たち異星人と戦う為に
ボルテスチームのスタッフをしている!!
脳改造される位なら殺せ!
と言い 夫婦共処刑され ビックファルコンに遺体を送りつけられる(´д`|||)

錯乱した中村は両親の気持ちも理解出来ず
銃を持ち周囲を先導して前線に
何故か丸腰の看護婦も着いて歩くww
いや邪魔でしょうよw

せめて両親の真意が中村に届く演出が有れば良かったが
普通に撃ち合いの中で撃たれて 一言謝りたかったと 
健一に謝罪して死んじゃった

コミュニティって1度 軋轢が生じたら ブロック毎処理しないと
後々遺恨が残るんで
左近司の危機管理能力の低さに辟易してきた(´д`|||)

後半は宇宙空間に舞台を移し ボアザン星に到着
ボアザン星人の穏健派と協力し
激戦に・・・

最終回 残り数分で プリンス・ハイネルが 剛健太郎の息子だったと判明
40話に渡って敵対してきたのにw
兄弟の絆が生まれ 全てを失ったハイネルは炎に消える
なんじゃそりゃ_φ(TдT )ボキッ・・・あっペンが折れた😭


残すは闘将ダイモスかぁ・・・ AT-X 強行軍も最後だね 
私も疲れてきました(´*ω*`)

前作では兄貴分の 水木一郎 お兄さん
今作は妹分の 堀江美都子 

歌唱イベントのCMで 水木一郎 (お兄さんが) 来るよ!
との紹介で 堀江美都子さん達は あたし達のが若いのに
何で1番年上の 水木一郎 がお兄さんで
私ら普通にオバサン扱いだってキレてw
水木さんが 静かになったのは今でも忘れられない ゼェット
後のCMでは お兄さんの部分が省略されてたよね 草生える

投稿 : 2021/01/17
閲覧 : 244
サンキュー:

4

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シンSFスーパー英雄(?)列伝84

ドラマ性という観点で見れば、ガンダム以前の作品の中で恐らく最高の作品ではないでしょうか。
もちろん、個々の話では素晴らしいものも他の作品でありますが、連続ストーリー物としては、ボルテスVが一番(byハルク・ホーガン)だと自分は思います。
ただ、その分、明るさというか娯楽性という部分で、前作であるコンバトラーVの方が優っているんじゃないでしょうか。
ここら辺が難しいところで、この問題は、同じロボット物であるマジンガーZとグレートマジンガーの関係にも当てはまるかと思います。
明るい前作との違いを描く為に、ハードな部分を強調した結果、エンターテイメント性が薄れてしまうのは、この長浜作品の2作にも当てはまると思います。
昔はそこが、カッコいいというか(苦笑)高尚になったと勘違いして観てた部分もあったんですが(汗)このボルテスVは、ホントにドラマは見ごたえがありました。
ただ、どうにもボルテスVがカラス天狗に見えて(おいおい)カッコ良くなかったです。
それとやっぱりコマよりヨーヨーの方が・・・(これこれ)
一方、敵側の方は、コンバトラーよりも、こっちの方が好きでした。
ラストでのプリンス・ハイネルと剛三兄弟との因縁は盛り上がりましたね。
主題歌を歌うのはミッチーこと堀江美都子で、恐らくロボットアニメの主題歌を、女性が一人で歌うのはこのボルテスVが初めてではないでしょうか。
前作ののようにスピード感溢れるノリのいい唄ではありませんが、落ち着いた感じで、この作品に良く似合ってると思います。
一方、エンディングの「父をもとめて」もいい歌でしたね。
この手で~♪乳(ん?)を~抱きしめる日のことを~♪

おい、ちょっと待て、1字違ってるぞ(ああっ、マトモに感想書こうと思ったのに・・・)

投稿 : 2018/01/25
閲覧 : 425
サンキュー:

13

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

天空剣Vの字斬り 超電磁ボールVの字斬り

長浜ロマン3部作と言われる3年にわたるロボット作品の2作目

1977年 全40話 製作日本サンライズ 
原作 八手三郎 監督 長浜忠夫 キャラデザ 聖悠記

前作コンバトラーⅤよりさらにストーリー性を重視したかった長浜氏は「父をたずねて三千里」という提案をしたという
対して東映側はお涙頂戴作品を回避するため、宝塚系超絶美形キャラ「プリンスハイネル」を提案し、単なる勧善懲悪ではない大河ドラマを要求した

ボルテスチームの設定資料によると、主人公の剛健一は15歳、岡めぐみは13歳とあるがあり得ない 両者とも20歳くらいの外見である
この作品は敵方であるボアザン帝国の描写が秀逸であり、革命の主導者ラ・ゴールが真の主役である

19話までの絵コンテに「とみの喜幸」という名が見られるが、もちろん富野由悠季氏であり、実質副監督副原案であったと言われる
ただし、ザンボット3の制作のため途中降板となる
第2話の衝撃的悲劇など前半は冨野節が見られることも特徴

14000光年の彼方、さそり座の球状星雲内にある恒星系の惑星がボアザン星
ボアザン帝国皇帝ズ・ザンバジルが絶対君主制を敷いている
地球よりはるかに文明の進んだボアザン帝国が侵略を開始した理由は、国内の不満のはけ口を外に向けるためで、ボアザン文化の伝播を名目に邪魔な貴族を異星侵略に派遣した

ボアザンの科学の地球への流入と最強兵器ボルテスⅤ、ソーラーバードの開発はリアルに描かれ見せ場ともなっている
ボアザン人と地球人は同じであるという設定も見えてくる

ボルテスチーム 郷3兄弟、峰一平、岡めぐみ
ボアザン侵略軍 プリンス・ハイネル、リー・カザリーン、ルイ・ジャンギャル、ド・ズール
対峙する戦力は全く公平に描かれ視聴者にストレスを与えない

時系列も複雑に入り組み、ボアザン人ラ・ゴールとその仲間たちと地球人の交流、そして愛と結婚も描かれる
 
当初予定されていたカザリーンの妹と剛健一の悲恋ストーリーはカットされたが、次作の設定に回されたと考えられる

東映プロデューサーである飯島敬はこの作品の物語についてこう語った
「身近にある様々な差別に対する怒りを強烈に引き出し、本作を通じて差別を憎みそれを是正することを視聴者に考えてほしかった」

本作の重要なキーとなったラ・ゴールの妻ロザリアは美しくもはかなく描かれ忘れられないキャラとなった人も多いと聞く

そして感動のラストへ
ハイネルとカザリーンの愛は!!!!
ハイネルに語りかけるボアザンの守護神ゴードルの声は長浜忠夫氏があてた

この作品がフィリピンで放送されたときは、マルコス独裁政権下で視聴率80%以上を記録し放送を中止したという
その直後にフィリピン革命がおこり、革命軍の象徴として担がれた

アニソンの女王堀江美都子が歌うボルテスⅤの歌 フィリピン人で知らない人はいないそうです
堀江女史がフィリピン政府の招待を受けた時にはすべての信号が青になるという最高の国賓待遇で大統領をはじめとする高官が出迎えたという
安倍晋三夫妻がフィリピン訪問時は少年合唱団がボルテスの曲を歌ったとも

★堀江美都子について若い人は知らないでしょう 
あしたのジョー、キューティハニー、宇宙戦艦ヤマトなど日本人なら誰でも主題歌を知っていました
しかし、それらは音楽とはみられていなかったのです
初めてアニメ主題歌がメガヒットして日本独自の音楽として認められたのは76年のキャンディキャンディ(堀江美都子)だったのです
レコード会社の社長曰く「日本に偉大な歌手が二人いる、美空ひばりと堀江美都子だ」(当時10代)ボルテスの歌はその半年後
この事実は隠蔽されました だから誰も知らないのです
こういった業界の意に沿わない存在はオタクとして卑下され、何か恐ろしい陰謀が起こったような気がします
日本独自の文化、それは外人が教えてくれたものだったんです★

アニメには人の心を動かす力があります
時によっては一つの国の運命をも変えてしまうのです

この作品はわたしのNO1のアニメですが、お勧めできるのかどうかいまだにわかりません

酷い雑文で申し訳ありませんが熱意だけでも感じてもらえたらと思い書きました 読んでいただきありがとうございます

★の部分を追記しました


ボルテスⅤの歌が不評??
天使の歌声堀江美都子は漢の歌に専念するためにキャンディキャンディを封印したそうです
イベントでのリクエストを拒否すると多くの客が帰りだしましたが、歌い続けたと言います

投稿 : 2017/06/04
閲覧 : 721
サンキュー:

18

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

にいさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!(誰もが予見できなかった最終回の真実・・・だと思う)

思い出話です。
コンVの後番組として放送されたボルテスⅤ(ファイブ)。
リアルタイム時は色んな理由であまりよく見てなかったのです。
・ヤリたくもない部活の為、宵時放送の本作が見れなかった。それでも早く帰れた時は何とか見れましたが、話数飛び飛びです。
・コンVとなんかシチュエーションが被ってあまり乗り気になれなかった。

乗り気になれなかった理由として、
・「ファイブ?ブイじゃないの?」と首をかしげてたら合体時のフォーメーションで「V、together!」と叫んでるのでさらに腑に落ちない気分に。周りで馴染みのないローマ数字に抵抗があったせいかもしれません。
・ワンパターン化した(今で言うテンプレ)ロボットアニでチープの様な気がした。[地球を襲う侵略者(ボアザン星人)→防衛する巨大ロボット(ボルテスⅤ)](無論、これは最初の偏見です。後悔してます。)
・ミッチー(堀江美都子さん)の主題歌が明る過ぎてロボ好きには熱くなれなかった。(悪いと言うわけでは無く希望を捨てず逆境に立ち向かおうとする歌詞は良いですよ)

しかし、創刊間もない某アニメ雑誌の記事やハイネル様人気の噂、飛ばしで見てても単話完結が多かったロボットアニメの中でドラマの部分が今までに無い伏線と、みょ~に重みがある感じは気にはなってました。(初めて見た2話の「あの人」の特攻は自分にはショックでした。)

熱血漢だが生真面目すぎる剛兄弟長男・健一。
キザな皮肉屋峰一平。
定番の太っちょで、薩摩訛り、剛兄弟次男・大次郎。
メカいじりが得意な剛兄弟三男・日吉。
何故忍者でお嬢様?甲賀流十八代目・岡めぐみ。
作戦侵攻が思うようにいかなくてキレまくるハイネル様とそれを慕うカザリーン。

そんなこんなで見ていると、主人公5人のうち3人の兄弟がボルテス建造後、行方不明の父・剛健太郎を思い、いつか会えると信じて戦う物語がベースになってるようです。後で調べて思ったのですが、剛健太郎の生きざまはピックアップしてみると大河ドラマが出来そうな感じがします。
{netabare}{netabare}{netabare}{netabare}
剛健太郎。実はボアザン星人で本名はラ・ゴール。

ボアザン星はヒューマノイド型異星人の星。角がある「特権権力の貴族階級」と角の無い「奴隷階級(殆ど普通の人間)」という厳しいカーストの王政がある星。幾つか侵略植民している星もあるようです。

ボアザン帝国第123代皇帝の弟、レ・オーラル夫婦の嫡子として生まれたラ・ゴール。
しかし生まれながらに角が無く、これが知れれば一族郎党「労奴(労働奴隷)」に落とされること恐れたレ・オーラルは息子を殺そうとするも妻の決死の嘆願によりラ・ゴールは「ツケ角」を付けて貴族社会で生きてゆくことに。
順調に成長していくも自身はボアザンの貴族制度に疑問を持ち、いつか平和で平等な社会を作れないかと思っていた。(良き人格者です)
若くして科学大臣になり政治にも影響力を及ぼせる地位になったラ・ゴール(キャリア組だね)は、美しい娘ロザリア(角アリ)と出会い結婚。ラ・ゴールの秘密(角無し)を知りつつも、それを受け入れて愛した素晴らしきお嬢様。

そんな時にボアザン皇帝が崩御(お亡くなりになられた)。皇太子は病弱過ぎて即位出来ないという事態になり、時期皇帝に挙げられたのが、
・皇帝の弟の嫡子【ラ・ゴール】(この時レ・オーラルは亡くなっていたかは不明)
・皇帝の妾腹の子【ズ・ザンバジル】
の二名が候補に。
かねてより政権の座を狙ってたザンバジル。ラ・ゴールの秘密を握り、それを暴露。一気に労奴に堕とされたラ・ゴール。無理矢理離縁させられたロザリアは地方に送られることになる(この時すでにお腹には・・・)。

ラ・ゴールは過酷な労奴生活の中、風の噂でロザリアの死を知り、花一つ手向けられない今の状況に怒りをおぼえ反乱を起こすも失敗。ボアザン星を脱出して地球に落ち延びる。

地球に着いた時は、かなり衰弱していたラ・ゴール。それを見つけて介抱した女性科学者・剛光代。ラ・ゴールの生い立ちを知りやがて二人は結ばれ三人の息子、健一・大次郎・日吉を設け、ラ・ゴールは「剛健太郎」と名を改める。

来るべきボアザン侵略の脅威に備え、剛健太郎・光代夫妻そして光代の恩師・浜口博士の協力により「超電磁マシーン・ボルテスV」と防衛基地「ビッグファルコン」を建造。

しかしボアザン星・植民星の労奴を憂いレジスタンス活動の為、光代と息子たちを残し地球を出発してしまう。そして光代は息子たちにボルトマシン(ボルテスⅤのパーツ機)操縦者の特訓を課せることに。(この時、健一・大次郎・日吉は父がボアザン星人であることを知らない)


そうして第1話から物語が始まります・・・
{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}

そして何故か見ることが出来て印象が強く残った最終回。敵地ボアザン星まで乗りこんだボルテスチーム。今やいろんんな所から前情報を知ることが出来ますが、そんな事が出来ないリアルタイムで見ていたオジサン・オバサン達は「あの事実」を知って、か~な~り衝撃的でした。これがボルテスを名作たらしめる一つの要因になってるハズ。

昔はレンタルビデオショップにも並んでたんですが今や有料配信か円盤を買わないと見れないのが残念(再放送も無いし)。いつか見直してみたいものです。(という事で鑑賞状況は【観たい】です)

【余談】
海外輸出で欧州では爆発的人気となった「グレンダイザー」ですが、某氏のレビューにもあったように本作はフィリピンの国営放送で子供に大人気。
しかし最終回間近に突如中止。フィリピンに進出する日本企業や革命を思わせる内容に当時のマルコス(独裁)政権やボルテス玩具をねだる子供の親が快く思っていなかったせいもあって(恐らくサクラを使って)「暴力的だ!道徳的でない!」とデモを起こさせたり、ボルテスの「天空剣」は先の大戦で進駐した旧日本軍の軍刀の象徴だと「阿呆」な宣伝報道をして(イヤ、どう見ても全然違うでしょ)無理くりに反日感情をあおって国民の不満を現政権の不満から目を反らそうとしてたようです。(「あの国」なんて、しょっちゅう政治不信・国政不信になるとスグ反日感情煽ってばかり)
後年 みごと革命が起きてすぐさまボルテスの最終回まで放送されたとか。(「ボルテスⅤ」を見せろー!とは言ってなかったでしょうが)
偶然と奇跡が起こした「アニメによる国の変革」としてジョークの語り草になってるようです。

投稿 : 2017/06/03
閲覧 : 542

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

親から続く因縁。

コンバトラーVに続く、「長浜ロマンロボット3部作」の2作目ですね。
この作品の設定として敵勢力に当たる異性人には普通
頭に角が生えているというものでした。
また、敵のエースキャラと主人公5人のうちの3人が異母兄弟という設定です。
更にこの敵のエースキャラが美男子だというのも話題でした。
ちなみに3人兄弟で格好良いと言えるのはメインの長男のみで、
次男はおデブちゃん、三男はまだ子供でした。
話のバックグランドにある敵勢力のボアザン星と言う星は、
王政主体による貴族制が敷かれており、
貴族の証として角が生えているというものだが、
主人公(及び敵キャラ)の父(同一人物)には
王位継承権があるにもかかわらず、角が生えていなかった。
このように主人公サイドだけでなく、敵サイドにも
重たい過去を持たせ、その二つが悲しくぶつかり合うことが
長浜ロマンの醍醐味でした。

投稿 : 2016/11/02
閲覧 : 747
サンキュー:

6

きききき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

70年台のロボットアニメでは最高傑作だと思ってます

投稿 : 2013/09/29
閲覧 : 475
サンキュー:

3

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

だのになぜ めぐり合えぬ 父の影

けっこう深いストーリーだったよね(゜-゜)
 
ちょいと調べてみたら「天空剣」あれは企画書がすべて出され、作画も開始された直後
唐突にスポンサーから「必殺技を剣にしなさい」と、一方的に通達されたらしいですね(゜Д゜)
それまでは主要武器は銃でお話が進められていたそうです(゜Д゜)
そのため、射撃の名手、主人公の健一は弟の大次郎に剣の特訓を受けるといったエピソードが
追加されたりしたそうです(゜-゜)

投稿 : 2013/02/16
閲覧 : 648
サンキュー:

10

ネタバレ

フィーフィン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

プリンスハイネルさま

ハイネル様をみて、自分も貴族になりたいと思った。
剛兄弟とハイネル様は兄弟だった!!
本放送で観たのだけど ほとんどおぼえてないいい

投稿 : 2012/10/16
閲覧 : 418
サンキュー:

1

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

◎「親にはぐれた雛鳥も 何時かは優しい懐に」
『超電磁マシーン ボルテスV』
ですが、
もう プリンス・ハイネルに尽きるでしょう。
それが そのまま角(ツノ)の有る支配階級と角の無い人達の話になるからです。

それ以外は あまり覚えていないという事もあるw

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 472
サンキュー:

1

CnAcF50951 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/17
閲覧 : 3

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2021/02/28
閲覧 : 37

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/02/10
閲覧 : 49

ひみこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/08/11
閲覧 : 80

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/08/04
閲覧 : 96

nn10 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 95

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/12
閲覧 : 90

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/11
閲覧 : 106

タクボン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/04/16
閲覧 : 104

rfuka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2014/05/09
閲覧 : 96

林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2014/04/08
閲覧 : 125

もょもと7 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2013/11/27
閲覧 : 125

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/08/24
閲覧 : 142

basser-n さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/02/18
閲覧 : 132

kenjin kum さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/01/16
閲覧 : 119

kagami1209 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2012/05/27
閲覧 : 167

watawata さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2011/11/03
閲覧 : 204

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超電磁マシーン ボルテスVのストーリー・あらすじ

角の有無が階級を運命付けるボアザン[9]星。ラ・ゴールは皇帝の甥(弟の長子)として皇位継承の資格を持ちながら、角が生まれつきなかった為失脚。妻・ロザリアとも引き裂かれて労奴に落とされるが、反乱を起こし、星から脱出。地球に落ち延びて科学者・剛光代に救われる。ラ・ゴールは光代と結婚して剛健太郎と名乗り、本編主人公となる三兄弟を儲け、浜口博士や防衛軍の岡長官と共にボルテスや基地ビッグファルコンの建設に着手。一方、ボアザンでラ・ゴールとロザリアとの間に生まれていた皇子ハイネルは、“裏切り者の子”と後ろ指を指され、皇帝ズ・ザンバジルへの忠誠を証明し実の父を倒すべく地球攻撃を決定した。かくてボルテスとボアザンの獣士との壮絶な死闘が繰り広げられる事となる。(TVアニメ動画『超電磁マシーン ボルテスV』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1977年春アニメ
主題歌
堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会『ボルテスVの歌』水木一郎、こおろぎ'73『父をもとめて』

声優・キャラクター

白石ゆきなが、曽我部和恭、玄田哲章、小原乃梨子、上田みゆき、市川治

スタッフ

原作:八手三郎、キャラクター原案:聖悠紀
総監督:長浜忠夫、アニメーションキャラクター:佐々門信芳/金山明博、メカニック設計:メカマン/スタジオぬえ、音楽:筒井広志

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